JP4765409B2 - トラクタの変速制御装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、副変速シフト位置毎に主変速装置(3)の主変速シフト位置の累積使用時間をカウントしておいて、副変速装置(21)を操作したときに、変速レバー(20)の操作後の副変速シフト位置での一番使用時間の長い主変速シフト位置に即座に出力するコントローラ(10a)を設けるトラクタの変速制御装置において、該一番使用時間の長い主変速シフト位置を最高位置としてエンジン負荷変動に応じて主変速装置(3)を増減速制御する構成とし、
作業中は一番使用時間の長い主変速シフト位置の一段上の側を最高位置に設定する構成としたことを特徴とするトラクタの変速制御装置の構成とする。
手動操作によって、一番使用時間の長い主変速シフト位置より増速側に変速した際は、その変速位置を最高位置としてエンジン負荷変動に応じて主変速装置(3)を増減速するよう構成し、
作業中は一番使用時間の長い主変速シフト位置の一段上の側を最高位置に設定する構成としたことを特徴とするトラクタの変速制御装置の構成とする。
そして、オペレータが意図する増減速選択範囲に追従させることができる。
そして、オペレータの意図する作業速を得られ、負荷大のときは自動的に減速し、余裕がある場合は一段までの増速が可能となって作業中の手動変速を少なくし、作業効率も向上させる。
また、増減速の範囲が拡大されてオペレータの意図する増減速選択範囲に追従させ得るが、最初は前回使用時間の長い主変速シフト位置に入れられてからの微調整をオペレータが行うことであるから、大幅な変更制御を伴わず操作が容易迅速である。
最初にトラクタTの構成について説明する。
前記エンジンEの回転動力は、クラッチハウジング13内の主クラッチ40にて断続操作され、同クラッチ40がつながれた状態では、前記動力をミッションケース13内に設けた第一主変速装置3a、前後進切替装置41、そして本願のギヤ式変速装置となる第二主変速装置3b、副変速装置21と順に伝達する構成となっている。
前記トラクタTの制御手段10は、走行用コントローラ10aと作業機操作用コントローラ10bとから成り、夫々の内部に各種センサや設定器の情報を処理するCPU、前記情報を一時記憶するRAM、この発明の変速制御の制御プログラム等を記憶するROM、更にはタイマー等を有する構成となっている。
すなわち、スロットル位置センサとエンジン回転センサとからスロットル位置に応じたエンジン回転数が出力されているかどうかを判定し、これがYESの判定であれば、主変速位置を現在の位置から1段アップさせる。またNOの判定では、更にこの回転数が所定範囲内に収まっていれば、現在の主変速位置を保持し、所定値を下回っていれば、高負荷状態と判定し主変速位置を現在の位置から1段ダウンさせる(図6)
なお、図6における変速制御は、路上走行速(本実施例では副変速H(高)速)によって行うものとされるが、エンジン回転数と負荷状態に基づく変速制御は図7に基づき行われる。
また、前記ステップ108の判定がNOの場合、即ち現在は変速作動が行われていないと判定されたときには、現在の変速位置を記憶すると共に、前記前後進切替装置41の制御弁への通電を停止し、クラッチCf,Crの圧着を切りとする。そして、コントローラ内のタイマーを作動させて、各変速位置に応じて前記油圧シリンダを駆動する。
上記のような準備がなされ、作業中の負荷による変速制御が実行される。同時に、エンジンスロットル開度と実エンジン回転数によってエンジン負荷率が測定される(ステップ211)。この測定されたエンジン負荷率が所定値よりも大の状態が予め設定した規定時間以上継続すると(ステップ212)、主変速が自動的に1段減速制御され(負荷自動減速制御)、負荷が低下しても規定時間は増速禁止状態におかれる(規定時間増速禁止)。なお、このときのエンジン負荷率は記憶手段にて記憶されるものとなっている(ステップ213)。
圃場における作業中、自動変速制御機構を伴うトラクタにおいては、その負荷変動やスロットル開度に従って所定の変速位置となるよう自動変速制御されるものがある。このような変速制御には増速側の制御も含まれているため、オペレータの意図しない増速側への変速制御が不測に行われる場合もあって危険である。
また図14に示す例は、トラクタTの後部に牽引するプラウ作業中における牽引負荷検出手段を備えて変速制御を効率的に行わせようとする。
T トラクタ
1 アクセルペダル
3 第二主変速装置
5A 「3−4速」変速用油圧シリンダ
5B 「1−2速」変速用油圧シリンダ
10 制御手段
10a 走行用コントローラ
20 変速レバー
21 副変速装置
Claims (2)
- 副変速シフト位置毎に主変速装置(3)の主変速シフト位置の累積使用時間をカウントしておいて、副変速装置(21)を操作したときに、変速レバー(20)の操作後の副変速シフト位置での一番使用時間の長い主変速シフト位置に即座に出力するコントローラ(10a)を設けるトラクタの変速制御装置において、該一番使用時間の長い主変速シフト位置を最高位置としてエンジン負荷変動に応じて主変速装置(3)を増減速制御する構成とし、
作業中は一番使用時間の長い主変速シフト位置の一段上の側を最高位置に設定する構成としたことを特徴とするトラクタの変速制御装置。 - 副変速シフト位置毎に主変速装置(3)の主変速シフト位置の累積使用時間をカウントしておいて、副変速装置(21)を操作したときに、変速レバー(20)の操作後の副変速シフト位置での一番使用時間の長い主変速シフト位置に即座に出力するコントローラ(10a)を設けるトラクタの変速制御装置において、該一番使用時間の長い主変速シフト位置を最高位置としてエンジン負荷変動に応じて主変速装置(3)を増減速制御する構成とし、
手動操作によって、一番使用時間の長い主変速シフト位置より増速側に変速した際は、その変速位置を最高位置としてエンジン負荷変動に応じて主変速装置(3)を増減速するよう構成し、
作業中は一番使用時間の長い主変速シフト位置の一段上の側を最高位置に設定する構成としたことを特徴とするトラクタの変速制御装置。
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