JP2014130324A - 画像加熱装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加圧フレーム201、上流ローラ103、下流ローラ104、及び外部加熱ベルト105を本体側板へ一体に取り付ける際に、揺動フレーム208の自由な回動が規制されて、取り付け作業が容易になる画像加熱装置を提供する。
【解決手段】回転規制部材211は、外部加熱ユニット150が本体側板から取り外された状態で、加圧フレーム201に対する揺動フレーム208の回動角度を規制する。回転規制部材211は、所定の角度範囲で加圧フレーム201に対する揺動フレーム208の回動角度を限界付ける機構である。所定の角度範囲は、定着ローラの母線と外部加熱ベルト105の当接面における交差角度の設定範囲を内側に含む。
【選択図】図12

Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、及びこれらの機能を複数備えた複合機等の画像形成装置、及び、このような画像形成装置に用いられ得る画像加熱装置に関する。
従来、種々の画像形成装置が知られているが、電子写真方式の画像形成装置が普及している。このような画像形成装置には、厚紙などの様々なシート(記録材)での高い生産性(単位時間あたりのプリント枚数)が求められている。
ところで、電子写真方式の画像形成装置においては、特に坪量の大きな厚紙での生産性を向上させるため、定着装置(画像加熱装置)の定着スピードを高速化することが求められている。しかし、厚紙の場合、薄紙に比べて、通紙に伴い定着装置から多くの熱を奪うことになるため、定着に要する熱量が、薄紙の場合に比べて多くなる。そのため、厚紙の場合は、生産性を低下させる(定着スピードを遅くしたり、単位時間あたりのプリント枚数を減少させたりする)ことで対処する手法が知られている。
このような厚紙に対しての生産性を低下させずに対処する手法として、定着ローラ(加熱回転体)の外面に外部加熱部材を当接させて定着ローラの外面温度を目標温度に維持させる外部加熱方式が考案されている。このような外部加熱方式として、特許文献1には、外部加熱部材として、2本の支持ローラにより回転可能に張架された外部加熱ベルト(エンドレスベルト)を用いることが提案されている。外部加熱ベルトは、定着ローラとの接触面積を大幅に増加させて、定着ローラの温度維持性能を向上させることができる。
特開2007−212896号公報
しかしながら、2本の支持ローラ同士の平行度を高精度にして組み立てたり維持したりするのは現実的には困難である。その結果、2本の支持ローラ同士の平行度が確保されないと、外部加熱ベルトがその幅方向へ片寄ってしまい、外部加熱ベルトの走行安定性が低下する可能性がある。外部加熱ベルトのその幅方向への片寄りを修正する方法としては、一方の支持ローラを他方の支持ローラに対して傾けることにより外部加熱ベルトの寄りを動的に制御する手法が考えられる。しかし、定着ローラの外周面に接触して加熱する機能を担っている外部加熱ベルトの場合、一方の支持ローラを他方の支持ローラに対して傾ける手法を採用するのは困難である。
なぜなら、この手法の場合、一方の支持ローラの軸線方向一端側を他端側に対して変位させる構成となるが、この一方の支持ローラの変位により外部加熱ベルトの接触すべき領域の一部が定着ローラから離れてしまう恐れがあるからである。その結果、定着ローラを加熱する外部加熱ベルトの機能が損なわれてしまい、定着不良を招いてしまう。
本発明の目的は、エンドレスベルトの走行安定性を向上させることができる画像加熱装置を提供することである。本発明の他の目的は、エンドレスベルトの走行安定性を向上させることができる画像形成装置を提供することである。
本発明の画像加熱装置は、シート上のトナー画像を加熱する加熱回転体と、前記加熱回転体の外面に接触して前記加熱回転体を加熱するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する支持部と、を備えたベルトユニットと、前記ベルトユニットを回動可能に保持する保持部と、前記エンドレスベルトがその幅方向において所定のゾーンから外れたことを検出する検出部と、前記検出部の出力に応じて前記エンドレスベルトを前記所定のゾーン内へ戻す方向へ前記保持部に対し前記ベルトユニットを回動させる回動部と、前記回動部により前記ベルトユニットが回動し得る角度範囲よりも広い所定の角度範囲を超えて前記ベルトユニットが回動するのを規制する規制部と、を有するものである。
本発明の画像加熱装置では、規制部が、ベルトユニットが回動し得る角度範囲よりも広い所定の角度範囲を超えてベルトユニットが回動するのを規制するため、組み付け時/分解時に周囲の部材に支持部やエンドレスベルトを衝突させにくい。支持部やエンドレスベルトが大きく傾いた状態で画像加熱装置に組み付けられる可能性も少なくなる。したがって、エンドレスベルトの走行安定性を向上させることができる画像加熱装置及び画像形成装置を実現できる。
画像形成装置の構成の説明図である。 実施例1の定着装置の構成の説明図である。 外部加熱ベルトの接離機構の説明図である。 外部加熱ユニットの外観の斜視図である。 定着ローラと外部加熱ベルトの交差角度の説明図である。 外部加熱ベルトのステアリング機構の説明図である。 ステアリング機構の駆動部の説明図である。 ステアリング機構の駆動部の拡大図である。 ベルト位置センサの配置の説明図である。 ベルト寄り方向とセンサフラグの回転方向の関係の説明図である。 比較例の定着装置における揺動フレームの回転の説明図である。 外部加熱ユニットの構成の説明図である。 加圧フレームの構成の説明図である。 揺動フレームの構成の説明図である。 揺動フレームの回動規制の説明図である。 交差角度と回動限界角度の関係の説明図である。 実施例2の外部加熱ユニットの取り外し状態の正面図である。 実施例2の外部加熱ユニットの取り外し状態の平面図である。 実施例2の外部加熱ユニットの取り付け状態の正面図である。 実施例2の外部加熱ユニットの取り付け状態の平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
<実施例1>
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト130に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部Paでは、感光ドラム3aにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト130に一次転写される。画像形成部Pbでは、感光ドラム3bにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト130に一次転写される。画像形成部Pc、Pdでは、感光ドラム3c、3dにそれぞれシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて、中間転写ベルト130に順次一次転写される。
記録材Pは、記録材カセット10から1枚ずつ取り出されてレジストローラ12で待機する。レジストローラ12は、中間転写ベルト130上のトナー像にタイミングを合わせて記録材Pを二次転写部T2へ給送する。二次転写部T2を搬送されて中間転写ベルト130から四色のトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置9へ搬送され、定着装置9で加熱加圧を受けてトナー像を定着された後に、機体外部のトレイ7へ排出される。
画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、現像装置1a、1b、1c、1dで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、実質的に同一に構成される。以下では、画像形成部Paについて説明し、画像形成部Pb、Pc、Pdに関する重複した説明を省略する。
画像形成部Paは、感光ドラム3aの周囲に、帯電ローラ2a、露光装置5a、現像装置1a、一次転写ローラ6a、及びドラムクリーニング装置4aを配置している。感光ドラム3aは、アルミニウムの円筒材料の表面に感光層が形成されている。
帯電ローラ2aは、感光ドラム3aの表面を一様な電位に帯電させる。露光装置5aは、レーザービームを走査して感光ドラム3aに画像の静電像を書き込む。現像装置1aは、静電像を現像して感光ドラム3aにトナー像を形成する。一次転写ローラ6aは、電圧を印加されて感光ドラム3aのトナー像を中間転写ベルト130へ一次転写させる。
ドラムクリーニング装置4aは、感光ドラム3aにクリーニングブレードを摺擦させて、中間転写ベルト130への転写を逃れて感光ドラム3aに付着した転写残トナーを回収する。ベルトクリーニング装置15は、二次転写部T2で記録材(シート)Pへの転写を逃れて中間転写ベルト130に付着した転写残トナーを回収する。
(定着装置)
図2は画像加熱装置として機能する定着装置の構成の説明図である。図2に示すように、定着装置9では、加熱回転体として機能する定着ローラ101にニップ形成部材として機能する加圧ローラ102を圧接させてニップ部Nが形成されている。ニップ部Nは、未定着トナーKを担持した記録材(シート)Pを挟持搬送しながら、トナーを融解して記録材P上に定着させる。定着ローラ101は、芯金101aの外周面に弾性層101bを配置し、弾性層101bの表面を離型層101cで被覆している。定着ローラ101は、不図示のギア列を含む駆動機構141に回転駆動されて、矢印A方向に300mm/secのプロセススピードで回転する。
加圧ローラ102は、芯金102aの外周面に弾性層102bを配置し、弾性層102bの表面を離型層102cで被覆している。加圧ローラ102は、駆動機構141に回転駆動されて矢印B方向に回転する。加圧ローラ102は、偏心カムを用いた不図示の加圧機構に駆動されて、定着ローラ101に対して接離する。不図示の加圧機構は、加圧ローラ102を所定の加圧力で定着ローラ101に加圧して、定着ローラ101と加圧ローラ102の間にニップ部Nを形成する。
加熱機構としてのハロゲンヒータ111は、定着ローラ101の芯金101aの内部に非回転に配置される。サーミスタ121は、定着ローラ101に接触して配置されて定着ローラ101の表面温度を検出する。制御部140は、サーミスタ121の検出温度に応じてハロゲンヒータ111をON/OFF制御して、定着ローラ101の表面温度を記録材の種類に応じた所定の目標温度に維持する。
ハロゲンヒータ112は、加圧ローラ102の芯金102aの内部に非回転に配置される。サーミスタ122は、加圧ローラ102に接触して配置されて加圧ローラ102の表面温度を検出する。制御部140は、サーミスタ122の検出温度に応じてハロゲンヒータ112をON/OFF制御して、加圧ローラ102の表面温度を所定の目標温度に維持する。
(外部加熱ベルト)
昨今、画像形成装置(100)には、厚紙など坪量(単位面積当たり重量)の大きな記録材でも、高い生産性(単位時間当たりのプリント枚数)での画像出力が求められている。坪量の大きな記録材で生産性を向上させるためには、定着装置9における加熱処理を高速化するのが好ましい。しかし、坪量の大きな記録材ほど、熱を多く奪うため、定着に要する熱量が、坪量の低い記録材に比べて大きくなる。
そこで、本例の定着装置9では、外部加熱機構としてエンドレスベルトである外部加熱ベルト105を用いている。詳細には、外部加熱ベルト105により定着ローラ101の外面(外部)を加熱することにより、定着ローラ101の外面温度が維持されるように構成している。
なお、この外部加熱ベルト105は、後述するように、定着ローラ101に対して当接/離間が可能な構成となっている。また、外部加熱ベルト105は、支持部として機能する複数のローラ、つまり、上流ローラ103と下流ローラ104により回転可能にその内面が支持される構成となっている。その結果、外部加熱ベルト105が定着ローラ101に接触する面積(熱伝導を行うことができる部位の面積)が増えて、定着ローラ101の外面温度を補償する機能が高められている。
定着装置9は、外部加熱ベルト105を定着ローラ101から離間させた状態で、次の画像形成ジョブを待機する。画像形成装置(100)に画像形成ジョブ(プリント命令)が送信されると、画像形成装置(100)内の各装置で準備動作が開始され、定着装置9においても準備動作、即ち、加熱動作(ウォームアップ動作)が開始される。加熱動作において定着ローラ101、加圧ローラ102、上流ローラ103と下流ローラ104がそれぞれの目標温度に達すると、外部加熱ベルト105を定着ローラ101に当接させて画像形成ジョブが開始される。その後、画像形成ジョブが終了すると、定着ローラ101から外部加熱ベルト105を離間させて、次の画像形成の開始時までこの状態が保持される。
外部加熱ベルト105は、定着ローラ101の外周面に当接してニップ部(加熱部)Neを形成して、定着ローラ101を外部から加熱するものである。外部加熱ベルト105は、ステンレス、ニッケル等の金属製の基層又はポリイミド等の樹脂製の基層を有する。基層の表面は、トナーの付着を防止するために、フッ素系樹脂を用いた耐熱性の摺動層で被覆されている。外部加熱ベルト105は、定着ローラ101の回転に伴って矢印C方向へ従動回転する構成とされている。
上流ローラ103は、熱伝導率の高いアルミニウム、鉄、ステンレス等の金属で形成される。上流ローラ103の中心を貫通させてハロゲンヒータ113が非回転に配置される。サーミスタ123は、上流ローラ103に支持された外部加熱ベルト105に接触して温度を検出する。制御部140は、サーミスタ123の検出温度に応じてハロゲンヒータ113をON/OFF制御して、上流ローラ103の温度を所定の目標温度に維持する。
下流ローラ104は、熱伝導率の高いアルミニウム、鉄、ステンレス等の金属で形成される。下流ローラ104の中心を貫通させてハロゲンヒータ114が非回転に配置される。サーミスタ124は、下流ローラ104に支持された外部加熱ベルト105に接触して温度を検出する。制御部140は、サーミスタ124の検出温度に応じてハロゲンヒータ114をON/OFF制御して、下流ローラ104の温度を所定の目標温度に維持する。
上流ローラ103と下流ローラ104の温度調整の目標温度は、定着ローラ101の温度調整の目標温度よりも高く設定される。上流ローラ103と下流ローラ104の表面温度が定着ローラ101の表面温度よりも高温に保たれている方が、定着ローラ101の表面温度の降下に対して効率的に熱供給できるからである。厚紙の連続画像形成時、定着ローラ101の目標温度165℃に対して、上流ローラ103と下流ローラ104の目標温度は230℃に設定される。上流ローラ103と下流ローラ104の表面温度は、定着ローラ101の表面温度よりも75℃高く保たれる。
外部加熱ベルト105の表層は、記録材から転移(オフセット)したトナーや紙粉等の異物の付着によって汚れてしまう恐れがある。そこで、クリーニングローラ108を設け、その表面に設けられたシリコンゴム層に、ベルト105に付着していたトナーや紙粉等の異物を吸着させている。クリーニングローラ108は、所定の圧力で外部加熱ベルト105に押圧されて従動回転しながら外部加熱ベルト105の表面をクリーニングする。
(ローラ支持機構)
図3は外部加熱ベルトの接離機構の説明図である。図4は外部加熱ユニットの外観の斜視図である。図5は定着ローラと外部加熱ベルトの交差角度の説明図である。
図3に示すように、外部加熱ユニット150は、2本のローラ、即ち、上流ローラ103と下流ローラ104に掛け渡されることにより所定の張力が掛かった状態で張架されている。外部加熱ベルト105は、不図示の駆動機構によって回転駆動される定着ローラ101の回転に従動回転するように、上流ローラ103と下流ローラ104によって回転自在に支持される。
外部加熱ベルト105は、接離機構200によって、定着ローラ101に対して当接/離間が可能である。接離機構200は、外部加熱ベルト105を介して上流ローラ103と下流ローラ104を定着ローラ101に圧接させる圧接機構を兼ねている。加圧フレーム201は、支持軸(軸部)203を中心にして、定着装置9の筐体フレーム9fに対して回動自在である。
加圧フレーム201の回動端と定着装置9の筐体フレーム9fとの間に加圧ばね204が配置される。加圧ばね204は、加圧フレーム201の回動端を押し下げて、揺動フレーム208を定着ローラ101に向かって付勢する。揺動フレーム208は、手前側と奥側に配置された一対の中間コロ210によって加圧フレーム201に対して回動自在に支持される。外部加熱ベルト105を介して上流ローラ103と下流ローラ104が定着ローラ101に圧接した状態で、加圧ばね204は、上流ローラ103と下流ローラ104を総圧力392N(約40kgf)にて加圧する。
圧力解除カム205は、加圧フレーム201の回動端の下面に当接している。制御部(CPU)140は、モータ210を制御して、回動軸205aを中心にして圧力解除カム205を回動させて、加圧フレーム201の回動端を昇降させる。圧力解除カム205が加圧フレーム201から離間しているとき、加圧ばね204が加圧フレーム201の回動端を押し下げて、外部加熱ベルト105を定着ローラ101に圧接させる。圧力解除カム205が加圧ばね204を縮めて加圧フレーム201を押し上げるとき、外部加熱ベルト105が定着ローラ101から離間する。
図4の(a)に示すように、上流ローラ103と下流ローラ104の手前側の端部は、支持部として機能するローラ保持フレーム206aに支持され、上流ローラ103と下流ローラ104の奥側の端部は、ローラ保持フレーム206bに支持されている。
また、図4の(b)に示すように、手前側のローラ保持フレーム206aは、支持軸207a、207bによって支持部として機能する揺動フレーム208に回動自在に支持される。同様に、奥側のローラ保持フレーム206bは、支持軸207c、207dによって揺動フレーム208に回動自在に支持される。
ローラ保持フレーム206aは、不図示の断熱ブッシュとベアリングとを介して、上流ローラ103と下流ローラ104の手前側の端部を回転自由に軸受支持する。同様に、ローラ保持フレーム206bは、不図示の断熱ブッシュとベアリングとを介して、上流ローラ103と下流ローラ104の奥側の端部を回転自由に軸受支持する。
保持部として機能する加圧フレーム201の長手方向の両端部に加圧ばね204がそれぞれ配置されている。一対の加圧ばね204は、上流ローラ103と下流ローラ104を介して、外部加熱ベルト105を定着ローラ101の外周面に対して所定の圧力で接触させる。図3に示すように、支持軸207a、207b、207c、207dと定着ローラ101の中心を結ぶ直線は、外部加熱ベルト105が定着ローラ101に密着した状態で、上流ローラ103と下流ローラ104の中心を結ぶ直線の垂直二等分線になっている。
図5に示すように、外部加熱ベルト105がその幅方向における正規の走行ゾーン(所定のゾーン)から外れたことが後述するベルト位置センサにより検出されると、外部加熱ベルト105が正規の走行ゾーン内に戻るように制御している。つまり、外部加熱ベルト105を定着ローラ101に押し付けている状態にある上流ローラ103と下流ローラ104とを、回動中心209を中心にして回動させる。その結果、両ローラの回転軸線方向が定着ローラ101の母線に対し交差角度θを持つことになる。そして、このような状態になると、奥側の端部では、上流ローラ103と下流ローラ104の一方が先行して定着ローラ101に加圧開始する。同時に、手前側の端部では、上流ローラ103と下流ローラ104の他方が先行して定着ローラ101に加圧開始する。
このとき、上流ローラ103と下流ローラ104の加圧力差が、手前側のローラ保持フレーム206aと奥側のローラ保持フレーム206bとを自律的に回動させて上流ローラ103と下流ローラ104の端部の加圧力差を相殺する。手前側のローラ保持フレーム206aと奥側のローラ保持フレーム206bとが相対的に回動して、定着ローラ101の曲面に応じたねじれ位置へ上流ローラ103と下流ローラ104を位置決める。上流ローラ103と下流ローラ104の相対的なねじれ角が自在であるため、定着ローラ101の曲面に応じたねじれ位置へ上流ローラ103と下流ローラ104の姿勢が自律的に修正されて、外部加熱ベルト105が定着ローラ101に密着する。上流ローラ103と下流ローラ104の両方が定着ローラ101に均等に加圧されて、手前側でも奥側でも上流ローラ103と下流ローラ104から外部加熱ベルト105を介して定着ローラ101へ十分な加熱が行われる。
(ステアリング機構)
図6は外部加熱ベルトをその幅方向に揺動させる回動部として機能するステアリング機構の説明図である。図7はステアリング機構の駆動部の説明図である。図8はステアリング機構の駆動部の拡大図である。
図5に示すように、外部加熱ベルト105は、定着ローラ101に従動回転するのに伴い、上流ローラ103及び下流ローラ104の軸線方向(ベルト105の幅方向)へ寄り移動し得る。この寄り移動の原因は、上流ローラ103と下流ローラ104の平行度のずれなどが原因となっている。そこで、本例では、上述したように、交差角度θをつけているのである。
具体的には、外部加熱ベルト105と定着ローラ101の交差角度θをつけることにより、外部加熱ベルト105の寄り移動の方向を反転させて、外部加熱ベルト105の寄り移動範囲を所定の角度範囲に収めるステアリング制御を実行する。本例では、交差角度θは、定着ローラ101の母線方向と2つのローラ103及び104の軸線方向とが互いに実質平行となるときを基準(ゼロ°)に±1.25°の角度範囲内において制御している。
図6に示すように、定着ローラ101は、本体側板202に回転可能に支持されて、シート上のトナー画像を加熱する。エンドレスベルトである外部加熱ベルト105は、定着ローラ101に従動回転する。2つのローラ(支持部)である上流ローラ103及び下流ローラ104は、外部加熱ベルト105を張架する。
保持部として機能する加圧フレーム201は、本体側板202に対して取り外し可能に取り付けられる。加圧フレーム201は、当接面における定着ローラ101の母線に対し外部加熱ベルト105の母線(すなわちローラ103、104の回転軸線)が交差角度θをもつように、上流ローラ103及び下流ローラ104を一体的に揺動可能(移動可能)に支持する。
揺動部として機能する揺動フレーム208は、ヒータを内蔵した上流ローラ103及び下流ローラ104を揺動可能に支持するとともに、交差角度θを取り得るように加圧フレーム201に対して揺動可能に支持されている。加圧フレーム201、揺動フレーム208、上流ローラ103、下流ローラ104、及び外部加熱ベルト105は一体に組み立てられて外部加熱ユニット150を構成する。
ウォームホイール118は、加圧フレーム201に対して揺動フレーム208を回動させる、つまり、外部加熱ユニット150の下部150L(図12参照)を上部150Uに対して回動させる。制御部140は、ウォームホイール118の動作を制御して上流ローラ103及び下流ローラ104に沿った外部加熱ベルト105の寄り移動を制御する。
制御部140は、外部加熱ベルト105を張架する上流ローラ103と下流ローラ104を回動軸(揺動軸)209を中心にして一体的に傾けて、定着ローラ101との間に意図的に交差角度θを設定し、外部加熱ベルト105の寄り方向を制御する。回動軸(揺動軸)209は、外部加熱ベルト105に対して定着ローラ101とは反対側に設けられ、外部加熱ベルト105と定着ローラ101の交差角度θを変化させる回転中心(揺動中心)である。
回動軸209は、2つのローラ(103、104)間に位置する外部加熱ベルト105の面のうち、定着ローラ101から離れた側の平面(図3の上側の面)の法線方向に実質平行に延びた軸部となっている。加圧フレーム201の支持軸203は、本体側板202に両端が固定されている。揺動フレーム208及び外部加熱ベルト105は、回動軸209の周りで加圧フレーム201に対して一体に回動可能である。揺動フレーム208に固定された支持軸207aは、本体側板202とクリアランスをもって保持され、アーム部118aの移動に伴ってクリアランスの範囲で矢印H、J方向に移動可能である。
扇状のウォームホイール118は、ウォームギア120と噛み合って回転軸119の周りで回転可能である。モータ125が順方向に回転してウォームホイール118を矢印G方向に回転させると、アーム部118aが矢印H方向に移動して支持軸207aを矢印H方向に移動させる。モータ125が逆方向に回転してウォームホイール118を矢印I方向に回転させると、アーム部118aが矢印J方向に移動して支持軸207aを矢印J方向に移動させる(図7、図8参照)。
揺動フレーム208の手前側が矢印H方向又はJ方向に移動すると、上流ローラ103と下流ローラ104が回動軸209の周りで回動して、定着ローラ101と上流ローラ103と下流ローラ104の間に交差角度θが設定される。定着ローラ101と外部加熱ベルト105の交差角度θと外部加熱ベルト105の寄り速度には関係がある。アーム部118aの移動量に応じて外部加熱ベルト105の寄り力が変化して、外部加熱ベルト105が上流ローラ103と下流ローラ104に沿って寄る方向と寄り速度とが制御される。
支持軸207aが寄り力0の点からH方向に移動した場合、外部加熱ベルト105を定着ローラ101の奥側(矢印M方向)へ移動させる寄り力が大きくなる。支持軸207aが寄り力0の点からJ方向に移動した場合、外部加熱ベルト105を定着ローラ101の手前側(矢印L方向)へ移動させる寄り力が大きくなる。このようにして、支持軸207aを矢印H、J方向へ移動することで、外部加熱ベルト105の寄る方向を制御することができる。
(ベルト位置センサ)
図9は検出部としてのベルト位置センサの配置の説明図である。図10はベルト寄り方向とセンサフラグの回転方向の関係の説明図である。
図9に示すように、ベルト位置センサは、コロ128、アーム129、センサフラグ132、フォトインタラプタ133、134を主な構成要素とする。コロ128は、ベルト105の幅方向端縁に当接する。アーム129は、コロ128と接続関係にある。センサフラグ132は、アーム129と接続関係にある。フォトインタラプタ133、134は、センサフラグ132の回動位置を検出する。以下、具体的に説明する。
アーム129とコロ128は、回転軸136の周りで一体に回転する。センサフラグ132は、回転軸137の周りで回転する。アーム129とセンサフラグ132は、リンク部138で係合して回転を伝達する。コロ128は、外部加熱ベルト105のベルトエッジに当接している。付勢部としてのねじりばね131は、アーム129にトルクを付与してコロ128を矢印Q方向に付勢している。そのため、外部加熱ベルト105が矢印Q方向に寄ると、それに追従するように、リンク部138が矢印P方向に移動する。一方、外部加熱ベルト105が矢印R方向に寄ると、同様に、リンク部138が矢印O方向に移動する。
センサフラグ132に沿ってフォトインタラプタ133、134が配置される。フォトインタラプタ133、134は、センサフラグ132に形成された2つのスリットが有する4つのエッジを検出して出力を反転させる。センサフラグ132の4つのエッジに対応させて外部加熱ベルト105の寄り位置が規定されている。一例として、外部加熱ベルト105が5mmの振幅で寄り移動を繰り返すように、フォトインタラプタ133、134が配置されている。
図10の(a)に示すように、外部加熱ベルト105が矢印R方向に寄ってきた場合、アーム129が矢印S方向に回転して、センサフラグ132が矢印T方向に回転してフォトインタラプタ133をOFFしてフォトインタラプタ134をONする。図10の(b)に示すように、外部加熱ベルト105が矢印Q方向に寄ってきた場合、アーム129が矢印U方向に回転して、センサフラグ132が矢印V方向に回転してフォトインタラプタ133をONしてフォトインタラプタ134をOFFする。
(比較例)
図11は比較例の定着装置における揺動フレームの回転の説明図である。図11の(a)に示すように、比較例の定着装置9Hでは、揺動フレーム208は、本例と同様に、回動軸209を中心に、加圧フレーム201に対して回動自在である。このため、加圧フレーム201を定着装置9Hの筐体から取り外す際や取り付ける際に、揺動フレーム208が回動して周囲の部品に接触し得る。そのため、定着装置9Hの筐体に外部加熱ユニット150Hを組み立てる際に、揺動フレーム208の姿勢が定まらず、外部加熱ユニット150Hの取り付け作業に支障を来たす恐れがある。
外部加熱ユニットの交換作業では、取り外した外部加熱ユニット150Hを、加圧フレーム201の面を下に向けた状態でテーブル上に載置する。この状態で、片側のローラ保持フレーム206を取り外すと、外部加熱ベルト105を、上流ローラ103及び下流ローラ104に沿って抜き取り可能になる。
比較例では、外部加熱ベルト105を交換する場合、加圧フレーム201に対し揺動フレーム208が何の制限もなく回動し得るので、外部加熱ベルト105の取り外し/取り付けに時間がかかる。加圧フレーム201を中心にして外部加熱ユニット150Hが何の制限もなく回転し得る状態では、ローラ保持フレーム206の位置が安定しないため、外部加熱ベルト105の交換作業に支障が生じる。
そこで、本例では、外部加熱ユニット150に、揺動フレーム208が所定角度以上回動するのを規制(制限)するための規制機構を設けている。定着装置9の筐体に外部加熱ユニット150を組み立てる際、揺動フレーム208の回動がある一定範囲内に収まるようになり、これにより、定着装置9の筐体に対する外部加熱ユニット150の組み付けを容易にしている。
(規制機構)
図12は外部加熱ユニットの構成の説明図である。図13は加圧フレームの構成の説明図である。図14は揺動フレームの構成の説明図である。図15は揺動フレームの回動規制の説明図である。図16は交差角度と回動限界角度の関係の説明図である。
図12に示すように、回転規制部材211は、外部加熱ユニット150が本体側板(202)から取り外された状態において、加圧フレーム201に対する揺動フレーム208の回動角度を所定の角度範囲内(本例では、上述したように±4°以内)に規制する。回転規制部材211は、規制部として、所定の角度範囲で加圧フレーム201に対する揺動フレーム208の回動角度を限界付ける機構である。
すなわち、回転規制部材211は、ベルトユニットが回動し得る角度範囲(ベルトユニットの回動角度範囲)よりも広い所定の角度範囲を超えてベルトユニットが回動するのを規制する。回転規制部材211は、ベルトユニットが揺動し得る角度範囲よりも広い所定の角度範囲を超えてベルトユニットが揺動するのを規制する。
図16に示すように、回転規制部材211により許容される角度範囲β(本例では4°)は、ステアリング機構により交差し得る角度範囲(θ:図5)αmax(本例では1.25°)を内側に含む。ここで、図16の点線Oは、上述したように、外部加熱ベルト105が定着ローラ101に対し実質交差していない、つまり、2つのローラ103及び104の回転軸線が定着ローラ101の回転軸線(母線)と実質平行な状態のときを示している。
図12に示すように、外部加熱ユニット150は、加圧フレーム201を含む上部150Uと、外部加熱ベルト105及び揺動フレーム208を含む下部150Lとに大別される。図6に示すように、外部加熱ユニットは、定着装置9の本体側板202対して、支持軸203により回動可能に支持される。
外部加熱ユニット150の下部150Lは、回動軸209によって加圧フレーム201から吊り下げるように支持され、上部150Uに対して回動軸209の周りで回動可能である。下部150Lが上部150Uに対して回動しても、定着装置9と加圧フレーム201の平行関係は一定に保たれ、同時に、揺動フレーム208と上流ローラ103及び下流ローラ104の平行関係は一定に保たれる。
図13に示すように、加圧フレーム201の下面には、回転規制部材211が固定されている。
図14に示すように、揺動フレーム208の上面には、揺動フレーム208の回動中心領域の側面208a、208bは、板金材料が絞られて、台形形状に外側へ突き出している。
図15の(a)に示すように、揺動フレーム208は、回動軸209の周りで加圧フレーム201に対して矢印のように回動可能である。しかし、揺動フレーム208の側面208a、208bの内側に、加圧フレーム201の回転規制部材211が入り込んでいる。このため、加圧フレーム201に対する揺動フレーム208の回動範囲は、側面208a、208bの内壁面に回転規制部材211が突き当たる回動角度で限界付けられている。
図15の(b)に示すように、加圧フレーム201に対して、揺動フレーム208が上から見て左回りに回転した場合、揺動フレーム208の側面208aが回転規制部材211と接触してストッパーとなって、回転が規制される。
図15の(c)に示すように、加圧フレーム201に対して、揺動フレーム208が上から見て右回りに回転した場合、揺動フレーム208の側面208bが回転規制部材211と接触してストッパーとなって、回転が規制される。
図5に示すように、外部加熱ベルト105の寄り移動の方向を反転する際に使用される定着ローラ101と外部加熱ベルト105の交差角度は±θ(本例では±1.25°)である。また、交差角度θの反転では寄り移動が反転しなかった場合には、外部加熱ベルト105の寄り切りを回避すべく、交差角度±θの2倍に設定された交差角度±θmax(2.5°)が設定される。
図16に示すように、回転規制部材211によって回転が規制された状態における揺動フレーム208と加圧フレーム201の成す角度をβとする。実施例1では、揺動フレーム208と加圧フレーム201の回動角度を、交差角度θmaxの2倍であるαよりも大きな回動角度βで規制して、それ以上には回動できないようにした。
β≧αmax
本例では、部品公差によって角度βがばらつくため、設計値としては、β>αmaxを用いている。角度βがαmaxよりも小さい場合、外部加熱ベルト105の寄り制御において角度±θmaxまで回転できず、角度βで回転が止まってしまう。実施例1では、αmax=2°、β=4°である。
回転規制部材211を中央の回転軸209の近くで、接触することで外部加熱ユニット150全体としての回動を規制する。しかし、接触する面の位置の寸法のばらつきによる回転角度βへの影響が小さくなるためには、中央の回転軸209から離れた位置で外部加熱ベルトユニットの捩れを規制する部分を設けることが望ましい。
本例では、外部加熱ベルト105を用いて定着ローラ101に熱供給する構成で、外部加熱ユニット150に回動軸209を設けて交差角度θを変化させて外部加熱ベルト105の寄り移動を制御する。その際、外部加熱ベルト105の回動を規制する回転規制部材211を設けて、定着装置9への外部加熱ユニット150の組み付けを容易にしている。
本例では、回転規制部材211が揺動フレーム208の側面208a、208bに接触することで、加圧フレーム201と揺動フレーム208の回転が規制されて、外部加熱ユニット150の振れ角度が規制される。このように回動限界角度を設定することで、外部加熱ベルト105の寄り移動の制御に影響を及ぼすことがなくなる。
本例では、外部加熱ユニット150を単体で持ち上げた際に、揺動フレーム208が大きく回動しないため、定着装置9の本体側板202に外部加熱ユニット150を取り付ける作業が容易である。外部加熱ベルト105の姿勢が定まった状態で取り付けることで、図11に示す比較例のように、本体側板202と外部加熱ユニット150との位置関係が大きくずれない。このため、軸207aをアーム部118aに嵌め込む際の部品同士の接触の可能性が少なくなる。
本例では、外部加熱ユニット150において、定着ローラ101を保持する本体側板202に固定される部分と、その部分に対して回動可能に配置され、外部加熱ベルト105を保持する部分との間で最大回動角度を規制する。規制角度を、寄り制御時に使用する角度より大きくすることで、外部加熱ベルト105の寄り制御に対する影響を無くしている。
本例では、外部加熱ベルト105の寄り制御を行うために、外部加熱ベルト105自体が捩じれる構成であるにもかかわらず、外部加熱ユニット150を本体側板202に取り付ける際に外部加熱ベルト105の姿勢が定まる。このため、外部加熱ユニット150を取り付けることが容易である。外部加熱ベルト105の寄り制御で使用する捩れ角度の最大値よりも大きい角度で回転を規制するので、外部加熱ベルト105の寄り制御に影響を及ぼさない。
<実施例2>
図17は実施例2の外部加熱ユニットの取り外し状態の正面図である。図18は実施例2の外部加熱ユニットの取り外し状態の平面図である。図19は実施例2の外部加熱ユニットの取り付け状態の正面図である。図20は実施例2の外部加熱ユニットの取り付け状態の平面図である。
図11の(b)に示すように、実施例1では、外部加熱ユニット150の回転が規制されるが、規制範囲内では依然として回動可能であるため、アーム部118aに支持軸207aを位置決めする際に支障を来たす恐れがある。
そこで、実施例2では、図17に示すように、実施例1の構成に加えて、外部加熱ユニット150の取り付け/取り外しに伴って作動して、揺動フレーム208の回動を停止させるロック機構160を付設した。実施例2は、ロック機構160以外は実施例1と同一に構成されるため、図17〜図20中、実施例1と共通する構成には、図3、図6と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図19に示すように、回動規制機構の一例であるロック機構160は、所定の部品の一例である加圧フレーム201の取り外し動作に伴って加圧フレーム201に対する揺動フレーム208の回動を規制する機構である。加圧フレーム201は、加圧フレーム201、揺動フレーム208、上流ローラ103、下流ローラ104、及び外部加熱ベルト105を本体側板202から取り出すために取り外される部品の一つである。ロック機構160は、加圧フレーム201の取り付け動作に伴って加圧フレーム201に対する揺動フレーム208の回動の規制を解除する。
定着カバー214は、所定の部品又は所定の部品に位置関係が固定された部品の一例である。レバー部材の一例である回転停止部材213は、加圧フレーム201に軸支されて回動端を揺動フレーム208に当接可能である。付勢手段の一例である弾性部材212は、回動端を揺動フレーム208に当接させる方向に回転停止部材213を付勢する。加圧フレーム201が本体側板202に取り付けられている状態では、定着カバー214が回転停止部材213を弾性部材212の付勢に逆らって回動させて、回動端を揺動フレーム208から離間させている。
図17に示すように、外部加熱ユニット150の加圧フレーム201にロック機構160が配置される。ロック機構160は、回動軸213bを中心にして回転停止部材213を回転可能に支持している。回転停止部材213は、ねじりばねの弾性部材212によって、揺動フレーム208側に付勢されている。ロック機構160は、外部加熱ユニット150が単体の場合は、揺動フレーム208と加圧フレーム201の相対回転を固定して、外部加熱ベルト105の単体での交換性を向上させる。
図18に示すように、ローラ保持フレーム206は、外部加熱ベルト105が張架される上流ローラ103及び下流ローラ104を保持する。ローラ保持フレーム206は、揺動フレーム208を介して加圧フレーム201とねじれる関係になっている。回転停止部材213は、外部加熱ユニット150の長手方向において、回動軸209を挟んだ前後の2か所に配置されている。外部加熱ユニット150を定着装置9から取り外した状態では、弾性部材212に付勢された回転停止部材213が揺動フレーム208に当接して、加圧フレーム201に対する揺動フレーム208の回転を停止している。ロック機構160が、揺動フレーム208と加圧フレーム201の捩れを防止して、お互いの位置関係を固定している。
図19に示すように、ロック機構160は、定着装置9の本体枠体202に外部加熱ユニット150を搭載すると、揺動フレーム208と加圧フレーム201の相対回転の固定を解除して、外部加熱ベルト105の寄り移動制御を可能にする。外部加熱ユニット150を定着装置9に組み立てる過程で、定着装置9の定着カバー214に配置された突起部215が回転停止部材213を押して、回転停止部材213を回転させる。
図20に示すように、ロック機構160が解除されると、回転停止部材213が揺動フレーム208から退避して、揺動フレーム208が加圧フレーム201に対して回動可能になる。
実施例2では、外部加熱ユニット150が単体の場合は、揺動フレーム208と加圧フレーム201を固定しておき、定着装置9に外部加熱ユニット150を搭載した際に、揺動フレーム208が加圧フレーム201に対して回動可能になる。このため、手動操作のロック機構のように、手動ロック、手動ロック解除する必要が無い。
実施例2は、ロック機構160が追加されるため、実施例1と比較して、構成が複雑化し、コストが高くなってしまうデメリットがある。しかし、ロック機構160が外部加熱ユニット150単体になった際に揺動フレーム208と加圧フレーム201の捩れを防止するので、外部加熱ベルト105の交換性が実施例1よりも向上する。加圧フレーム201を下にして外部加熱ユニット150をテーブル上に載置した際に、上流ローラ103及び下流ローラ104が回動して逃げないので、外部加熱ベルト105を交換する際の作業性が実施例1よりも向上する。
実施例2のロック機構160は、実施例1の回転規制部材211と組み合わせないで単独で使用してもよい。ロック機構は、レバーを定着カバーの突起に押圧させてロック/解除を制御するものには限らない。外部加熱ユニットを本体側板202から取り外す操作に伴って揺動フレーム208をロックさせる機構で代替してもよい。
<その他の実施例>
以上、本発明の適用例として実施例1、2について説明したが、発明の思想の範囲内において、実施例1、2で説明した構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えることが可能である。
例えば、定着ローラや外部加熱ベルトの加熱機構(ヒータ)は、ハロゲンヒータには限らず、励磁コイルを設けて電磁誘導加熱する機構に置き換えても構わない。また、外部加熱ベルトにより加熱される加熱回転体としては、定着ローラに限らず、加圧ローラ、定着ベルト、加圧ベルトであってもよい。
画像加熱装置は、定着装置の他に、半定着又は定着済画像の光沢や表面性を調整する表面加熱装置を含む。定着済画像が形成された記録材のカール除去装置も含む。画像加熱装置は、画像形成装置に組み込む以外に、単独で設置、操作される1台の装置又はコンポーネントユニットとして実施できる。画像形成装置は、モノクロ/フルカラー、枚葉型/記録材搬送型/中間転写型、トナー像形成方式、転写方式の区別無く実施できる。本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途の画像形成装置で実施できる。
さらに、実施例1、2においては、本発明の適用例として画像加熱装置(定着装置)について説明したが、例えば、次のような構成にも本発明を同様に適用することが可能である。例えば、中間転写体である無端状の中間転写ベルトに適用する場合である。感光体に従動回転するように2本の支持ローラにより回転可能に構成するとともに、このような中間転写ベルトと2本の支持ローラを、上記実施例と同様に、感光体の母線方向(軸線方向)に対して、一体的に交差するように構成する。このように、中間転写ベルトの寄り制御機構としても本発明を同様に適用することが可能である。この他、画像形成装置に具備される、駆動回転体に従動回転するように2本の支持ローラによりその内面が回転可能に支持されるエンドレスベルトにも適用することが可能である。この場合、エンドレスベルトと2本の支持ローラを、上記実施例と同様に、駆動回転体の母線方向(軸線方向)に対して、一体的に交差するように構成される。
9 定着装置、101 定着ローラ、102 加圧ローラ
103 上流ローラ、104 下流ローラ、105 外部加熱ベルト
108 クリーニングローラ
111、112、113、114 ハロゲンヒータ、117 加圧アーム
118 ウォームホイール、125 モータ、126 ベアリング
128 コロ、129 寄り検知アーム、131 加圧部材
132 センサフラグ、133、134、135、138 フォトインタラプタ
137 シャフト、140 制御部
150 外部加熱ユニット、160 ロック機構
201 加圧フレーム、202 本体側板、203 支持軸
204 加圧ばね、205 圧力解除カム、206a、206b ローラ保持フレーム
207a、207b、207c、207d 支持軸、208 揺動フレーム
209 回転軸、211 回転規制部材、212 弾性部材、213 回転停止部材
214 定着カバー、P 記録材、K トナー

Claims (16)

  1. シート上のトナー画像を加熱する加熱回転体と、
    前記加熱回転体の外面に接触して前記加熱回転体を加熱するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する支持部と、を備えたベルトユニットと、
    前記ベルトユニットを回動可能に保持する保持部と、
    前記エンドレスベルトがその幅方向において所定のゾーンから外れたことを検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて前記エンドレスベルトを前記所定のゾーン内へ戻す方向へ前記保持部に対し前記ベルトユニットを回動させる回動部と、
    前記回動部により前記ベルトユニットが回動し得る角度範囲よりも広い所定の角度範囲を超えて前記ベルトユニットが回動するのを規制する規制部と、を有することを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記支持部は、ヒータが内蔵されたローラであることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. シート上のトナー画像を加熱する加熱回転体と、
    前記加熱回転体の外面に接触して前記加熱回転体を加熱するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持するローラと、を備えたベルトユニットと、
    前記ベルトユニットを回動可能に保持する保持部と、
    前記エンドレスベルトのその幅方向における位置を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて、前記エンドレスベルトを前記加熱回転体に押し付けている状態にある前記ローラの軸線が前記加熱回転体の母線に対し交差するように、前記ベルトユニットを回動させる回動部と、
    前記回動部による前記ベルトユニットの回動角度範囲よりも広い所定の回動角度範囲を超えて前記ベルトユニットが回動するのを規制する規制部と、を有することを特徴とする画像加熱装置。
  4. 前記ローラに内蔵されて前記エンドレスベルトを加熱するヒータを更に有することを特徴とする請求項3に記載の画像加熱装置。
  5. 前記規制部は、前記保持部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  6. 前記加熱回転体を回転駆動する駆動機構を更に有し、
    前記エンドレスベルトは、前記加熱回転体に従動回転する構成とされていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  7. 前記加熱回転体は、ローラであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  8. 前記加熱回転体との間でシートを挟持搬送するためのニップ部を形成するニップ形成部材を更に有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  9. シート上のトナー画像を加熱する加熱回転体と、
    前記加熱回転体の外面に接触して前記加熱回転体を加熱するエンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する2つのローラと、
    前記2つのローラを支持する支持部と、
    前記支持部を揺動可能に保持する保持部と、
    前記エンドレスベルトのその幅方向における位置を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて、前記エンドレスベルトを前記加熱回転体に押し付けている状態にある前記2つのローラが前記加熱回転体に対し一体的に交差するように、前記保持部に対し前記支持部を揺動させる揺動部と、
    前記揺動部により前記ベルトユニットが揺動し得る角度範囲よりも広い所定の角度範囲を超えて前記ベルトユニットが揺動するのを規制する規制部と、を有することを特徴とする画像加熱装置。
  10. 前記エンドレスベルトに対して前記加熱回転体とは反対側に設けられ、前記2つのローラの間に位置し且つ前記加熱回転体から離れた側の前記エンドレスベルトの平面の法線方向に実質平行な揺動軸を有し、
    前記揺動部は、前記検出部の出力に応じて前記揺動軸を中心に前記保持部を揺動させることを特徴とする請求項9に記載の画像加熱装置。
  11. シート上のトナー画像を加熱する加熱回転体と、
    前記加熱回転体の外面に接触して前記加熱回転体を加熱するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する支持部と、を備えたベルトユニットと、
    前記エンドレスベルトがその幅方向において所定のゾーンから外れたことを検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて前記エンドレスベルトを前記所定のゾーン内へ戻す方向へ前記ベルトユニットを回動させる回動部と、
    前記ベルトユニットの回動を規制する規制部と、を有することを特徴とする画像加熱装置。
  12. 前記回動部は、所定の回動中心を中心に所定の角度範囲内において前記ベルトユニットを回動させ、
    前記規制部は、前記所定の角度範囲よりも広い角度範囲を超えて前記ベルトユニットが回動するのを規制することを特徴とする請求項11に記載の画像加熱装置。
  13. エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する支持部と、を有するベルトユニットと、
    前記エンドレスベルトの外面に接触して前記エンドレスベルトを従動回転させる駆動回転体と、
    前記ベルトユニットを回動可能に保持する保持部と、
    前記エンドレスベルトがその幅方向において所定のゾーンから外れたことを検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて前記エンドレスベルトを前記所定のゾーン内へ戻す方向へ前記保持部に対し前記ベルトユニットを回動させる回動部と、
    前記回動部により前記ベルトユニットが回動し得る角度範囲よりも広い所定の角度範囲を超えて前記ベルトユニットが回動するのを規制する規制部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  14. エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持するローラと、を有するベルトユニットと、
    前記エンドレスベルトの外面に接触して前記エンドレスベルトを従動回転させる駆動回転体と、
    前記ベルトユニットを回動可能に保持する保持部と、
    前記エンドレスベルトのその幅方向における位置を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて、前記エンドレスベルトを前記加熱回転体に押し付けている状態にある前記支持ローラの軸線が前記加熱回転体の母線に対し交差するように、前記保持部に対し前記ベルトユニットを回動させる回動部と、
    前記回動部により前記ベルトユニットが回動し得る角度範囲よりも広い所定の角度範囲を超えて前記ベルトユニットが回動するのを規制する規制部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  15. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する2つのローラと、
    前記エンドレスベルトの外面に接触して前記エンドレスベルトを従動回転させる駆動回転体と、
    前記2つのローラを支持する支持部と、
    前記支持部を揺動可能に保持する保持部と、
    前記エンドレスベルトのその幅方向における位置を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて、前記エンドレスベルトを前記加熱回転体に押し付けている状態にある前記2つの支持ローラが前記加熱回転体に対し一体的に交差するように、前記保持部に対し前記支持部を揺動させる揺動部と、
    前記揺動部により前記ベルトユニットが揺動し得る角度範囲よりも広い所定の角度範囲を超えて前記ベルトユニットが揺動するのを規制する規制部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  16. 前記エンドレスベルトに対して前記駆動回転体とは反対側に設けられ、前記2つのローラの間に位置し且つ前記駆動回転体から離れた側の前記エンドレスベルトの平面の法線方向に実質平行な揺動軸を有し、前記揺動部は前記検出部の出力に応じて前記揺動軸を中心に前記支持部を揺動させることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
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