JP2014128149A - 給電装置、制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

給電装置、制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 電子機器への給電を適切に行うための方法を選択し、選択された方法に基づいて、電子機器に給電が行われるようにすることを目的とする。
【解決手段】 第1の給電方法に基づいて、無線給電を行うための第1の給電手段と、前記第1の給電方法と異なる第2の給電方法に基づいて、無線給電を行うための第2の給電手段と、前記電子機器と通信を行う通信手段と、前記電子機器との通信に基づいて、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された給電手段を用いて、前記電子機器に無線給電を行うための処理を行う制御手段とを有し、前記制御手段は、前記電子機器の状態に応じて、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを再び選択するように前記選択手段を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、無線により給電を行う給電装置等に関する。
近年、一次コイルを用いて無線給電を行う給電装置と、二次コイルを用いて給電装置から供給された電力を受け取る電子機器とを含む給電システムが知られている。このような給電システムにおいて、給電装置は、電磁誘導により電子機器に電力伝送を行うことが知られている(特許文献1)。
特開2008−295273号公報
従来、給電装置が複数の給電方法に対応している場合、給電装置がどうやって給電方法を選択するかについて考えられていなかった。そのため、給電装置は、電子機器に対して適切な給電方法を選択することができず、電子機器への給電を適切に制御することができなかった。
そこで、本発明は、電子機器への給電を適切に行うための方法を選択し、選択された方法に基づいて、電子機器への給電を行うようにすることを目的とする。
本発明に係る給電装置は、第1の給電方法に基づいて、無線給電を行うための第1の給電手段と、前記第1の給電方法と異なる第2の給電方法に基づいて、無線給電を行うための第2の給電手段と、前記電子機器と通信を行う通信手段と、前記電子機器との通信に基づいて、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された給電手段を用いて、前記電子機器に無線給電を行うための処理を行う制御手段とを有し、前記制御手段は、前記電子機器の状態に応じて、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを再び選択するように前記選択手段を制御することを特徴とする。
本発明に係る制御方法は、第1の給電方法に基づいて、無線給電を行うステップと、前記第1の給電方法と異なる第2の給電方法に基づいて、無線給電を行うステップと、電子機器と通信を行うステップと、前記電子機器との通信に基づいて、前記第1の給電方法及び前記第2の給電方法のいずれか一つを選択するステップと、選択された給電方法を用いて、前記電子機器に無線給電を行うための処理を行うステップと、前記電子機器の状態に応じて、前記第1の給電方法及び前記第2の給電方法のいずれか一つを再び選択するステップとを有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、第1の給電方法に基づいて、無線給電を行うステップと、前記第1の給電方法と異なる第2の給電方法に基づいて、無線給電を行うステップと、電子機器と通信を行うステップと、前記電子機器との通信に基づいて、前記第1の給電方法及び前記第2の給電方法のいずれか一つを選択するステップと、選択された給電方法を用いて、前記電子機器に無線給電を行うための処理を行うステップと、前記電子機器の状態に応じて、前記第1の給電方法及び前記第2の給電方法のいずれか一つを再び選択するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、電子機器への給電を適切に行うための方法を選択し、選択された方法に基づいて、電子機器への給電を行うようにすることができる。
実施例1における給電システムの一例を示した図である。 実施例1における給電装置の一例を示したブロック図である。 実施例1における電子機器の一例を示したブロック図である。 実施例1における給電装置によって行われる制御処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1における給電装置によって行われる選択処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
以下、本発明の実施例1について、図面を参照して詳細に説明する。実施例1に係る給電システムは、図1に示すように給電装置100と、電子機器200とを有する。実施例1における給電システムにおいて、電子機器200が所定の範囲内に存在する場合、給電装置100は、電子機器200に無線により給電を行う。また、電子機器200が所定の範囲内に存在する場合、電子機器200は、給電装置100から出力される電力を無線により受け取ることができる。また、電子機器200が所定の範囲内に存在しない場合、電子機器200は、給電装置100から電力を受け取ることができない。なお、所定の範囲とは、給電装置100が電子機器200と通信を行うことができる範囲であるものとする。なお、給電装置100は、複数の電子機器に対して、無線により給電を行うものであってもよいものとする。
電子機器200は、カメラやオーディオプレイヤーであってもよく、携帯電話やスマートフォンのような通信装置であってもよいものとする。また、電子機器200は、電池を含む電池デバイスであってもよい。また、電子機器200は、自動車やディスプレイであってもよく、パーソナルコンピュータであってもよい。また、電子機器200は、電池が装着されていない場合であっても、給電装置100から供給される電力を用いて動作する装置であってもよい。
図2は、実施例1に係る給電装置100のブロック図の一例を示す。給電装置100は、図2に示すように、制御部101、変換部102、第1の給電部103、第1の発振器104、第1の電力生成部105、第1の検出部106、第1の整合回路107、第1の通信部108及び第1の給電アンテナ109を有する。さらに、給電装置100は、第2の給電部110、第2の発振器111、第2の電力生成部112、第2の検出部113、第2の整合回路114、第2の通信部115及び第2の給電アンテナ116を有する。さらに、給電装置100は、メモリ117、表示部118、操作部119及び第3の通信部120を有する。
なお、第1の給電部103は、第1の発振器104、第1の電力生成部105、第1の検出部106、第1の整合回路107、第1の通信部108及び第1の給電アンテナ109を含む。第1の給電部103は、例えば、第1の給電方法に基づいて、給電を行うために用いられる。第1の給電方法は、例えば、磁界共鳴方式を用いた給電方法である。磁界共鳴方式とは、給電装置100と電子機器200との間で共振を行う状態において、給電装置100から電子機器200に電力を伝送するものである。給電装置100と電子機器200との間で共振を行う状態とは、電力を出力するために用いられる給電装置100の給電アンテナの共振周波数と、電力を受け取るために用いられる電子機器200の受電アンテナの共振周波数とが一致する状態である。
また、第2の給電部110は、第2の発振器111、第2の電力生成部112、第2の検出部113、第2の整合回路114、第2の通信部115及び第2の給電アンテナ116を含む。第2の給電部110は、第2の給電方法に基づいて、給電を行うために用いられる。第2の給電方法は、例えば、WPC(Wireless Power Consortium)によって規定された「Qi」規格を用いた給電方法である。なお、第2の給電部110は、電磁誘導方式を用いた給電を行う。また、第2の給電部110は、第1の給電部103に対応する給電方法と異なる給電方法に対応するものとする。
なお、実施例1において、第1の給電部103は、第2の給電部110よりも長い距離の給電に対応しており、第1の通信部108は、第2の通信部115よりも長い距離の通信を行えるものとする。なお、実施例1において、第2の給電部110が電子機器200に出力可能な最大給電電力は、第1の給電部103が電子機器200に出力可能な最大給電電力よりも大きいものとする。
実施例1における給電装置100は、電子機器200に給電を行うための給電モードとして、第1の給電モード及び第2の給電モードを有するものとする。給電装置100が第1の給電モードである場合、給電装置100は、第1の給電部103を用いて電子機器200に電力を供給する処理と、第1の通信部108を用いて給電のための通信を行う処理とを行う。給電装置100が第2の給電モードである場合、給電装置100は、第2の給電部110を用いて電子機器200に電力を供給する処理と、第2の通信部115を用いて給電のための通信を行う処理とを行う。
給電装置100が第1の給電モードである場合、制御部101は、第2の給電部110を用いた給電を行わないように制御する。なお、給電装置100が第2の給電モードである場合、制御部101は、第1の給電部103を用いた給電を行わないように制御する。しかし、給電装置100が第2の給電モードである場合であっても、制御部101は、第1の通信部108を用いた通信を許可するものとする。
制御部101は、メモリ117に記録されているコンピュータプログラムを実行することによって、給電装置100を制御する。制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)を含む。なお、制御部101は、ハードウェアにより構成されるものとする。
変換部102は、不図示のAC電源と給電装置100とが接続されている場合、不図示のAC電源から供給される交流電力を直流電力に変換し、変換した直流電力を給電装置100に供給する。なお、直流電力は、変換部102から第1の給電部103及び第2の給電部110の少なくとも一つに供給される。
第1の発振器104は、第1の電力生成部105を制御するために用いられる周波数を発振する。
第1の電力生成部105は、変換部102から供給される電力と、第1の発振器104によって発振される周波数とに基づいて、第1の給電アンテナ109を介して出力するための電力を生成する。第1の電力生成部105によって生成される電力には、第1の電力と、第2の電力とがある。なお、第1の電力生成部105によって生成される電力は、第1の検出部106及び第1の整合回路107を介して第1の給電アンテナ109に供給される。
第1の電力は、例えば、所定の通信方式に基づいて、給電装置100と電子機器200とが第1の給電アンテナ109を介して無線通信を行うために用いられる。なお、所定の通信方式とは、例えば、NFC(Near Field Communication)フォーラムによって規定されているNFC規格である。所定の通信方式は、例えば、ISO/IEC 18092規格であってもよく、ISO/IEC 14443規格であってもよく、ISO/IEC 21481規格であってもよい。第1の電力は、例えば、1W以下の電力であるものとする。また、第1の電力は、給電装置100が所定の通信方式に基づいて無線通信を行うために用いられる電力であれば、1W以下の電力に限られないものとする。なお、第1の電力は、NFC規格に規定されている電力であってもよいものとする。
第2の電力は、電子機器200に充電や特定の動作を行わせるために用いられる。なお、第2の電力が第1の給電アンテナ109を介して出力される場合、給電装置100は、NFC規格に基づいた無線通信を第1の給電アンテナ109を介して行わないものとする。第2の電力は、例えば、2W以上の電力であるものとする。また、第2の電力は、第1の電力よりも大きい電力であれば、2W以上の電力に限られないものとする。なお、第2の電力は、NFC規格に規定されている電力であってもよいものとする。
第1の検出部106は、電圧定在波比VSWR(Voltage Standing Wave Ratio)を用いて、給電装置100の近傍に電子機器200が存在するか否かを検出する。VSWRは、第1の給電アンテナ109から出力される電力の進行波と、第1の給電アンテナ109から出力される電力の反射波との関係を示す値である。第1の検出部106は、VSWRの変化やVSWRの値に応じて、給電装置100の近傍に電子機器200が存在するか否かを検出する。
第1の整合回路107は、第1の給電アンテナ109と、電子機器200の受電アンテナとの間で共振を行うための共振回路である。第1の整合回路107は、第1の給電アンテナ109の共振周波数を設定する。第1の整合回路107は、第1の電力生成部105と第1の給電アンテナ109との間のインピーダンスマッチングを行うための回路を含む。給電装置100が第1の給電アンテナ109を介して第1の電力及び第2の電力のいずれか一つを出力する場合、制御部101は、第1の給電アンテナ109の共振周波数を第1の周波数に設定するように第1の整合回路107を制御する。第1の周波数は、例えば、13.56MHzであってもよく、6.78MHzであってもよい。また、第1の周波数は、数十MHzであってもよい。また、第1の周波数は、NFC規格に規定されている周波数であってもよい。
第1の通信部108は、NFC規格に基づいて、無線通信を行う。第1の通信部108は、電子機器200への給電を制御するための給電制御データを第1の給電アンテナ109を介して電子機器200に送信する。第1の通信部108は、第1の電力が第1の給電アンテナ109を介して出力される場合に、第1の電力に給電制御データを重畳させて電子機器200に送信する。給電装置100から給電制御データを受信した場合、電子機器200は、負荷変調を行うことによって給電制御データに対応する応答データを給電装置100に送信する。電子機器200によって負荷変調が行われる場合、給電アンテナ109に流れる電流が変化するので、第1の通信部108は、給電アンテナ109の電流を検出することによって電子機器200から給電制御データに対応する応答データを受信する。なお、第1の通信部108が無線通信を行う場合、制御部101は、第1の給電アンテナ109の共振周波数が13.56MHzに一致するように第1の整合回路107を制御する。
給電装置100が第1の給電モードである場合、制御部101は、電子機器200と第1の通信部108との通信に応じて、電子機器200への給電を制御する。
第1の給電アンテナ109は、第1の電力及び第2の電力のいずれか一つを電子機器200に出力するためのアンテナである。また、第1の給電アンテナ109は、第1の通信部108がNFC規格を用いた無線通信を電子機器200と行うために用いられる。
第2の発振器111は、第2の電力生成部112を制御するために用いられる周波数を発振する。
第2の電力生成部112は、変換部102から供給される電力と、第2の発振器111によって発振される周波数とに基づいて、第2の給電アンテナ116を介して出力するための電力を生成する。第2の電力生成部112によって生成される電力には、第3の電力がある。なお、第2の電力生成部112によって生成された第3の電力は、第2の検出部113及び第2の整合回路114を介して第2の給電アンテナ116に供給される。第3の電力は、電子機器200に充電や特定の動作を行わせるために用いられる。なお、第3の電力は、例えば、約5Wの電力であるものとする。また、第3の電力は、第1の電力よりも大きい電力であれば、5Wの電力に限られず、5Wより小さい電力であってもよいものとする。また、第3の電力は、Qi規格に規定されている電力であってもよいものとする。
第2の検出部113は、給電装置100の近傍に電子機器200が存在するか否かを検出するために用いられる。第2の検出部113は、検出処理と、ピング処理とを行うことによって、給電装置100の近傍に電子機器200が存在するか否かを検出する。
検出処理は、第2の給電アンテナ116の共振周波数を検出し、第2の給電アンテナ116の共振周波数の変化に基づいて、給電装置100の近傍に電子機器200が存在するか否かを検出するための処理である。また、検出処理は、第2の給電アンテナ116が設置されているインターフェースの表面のキャパシタンスを検出し、検出されたキャパシタンスの変化に基づいて、給電装置100の近傍に電子機器200が存在するか否かを検出するための処理であってもよい。検出処理によって、電子機器200の存在が検出された場合、第2の検出部113は、ピング処理を行う。
ピング処理は、デジタルピング(Digital Ping)を用いて、電子機器200を検出し、電子機器200を識別するための処理である。第2の検出部113が電子機器200を識別するためにデジタルピングを第2の給電アンテナ116を介して出力する。デジタルピングとは、電力を受け取るための受電装置を検出し、受電装置を識別するための電力信号(power signal)である。
第2の整合回路114は、第2の給電アンテナ116と、電子機器200の受電アンテナとの間で共振を行うための共振回路である。第2の整合回路114は、第2の給電アンテナ116の共振周波数を設定する。第2の整合回路114は、第2の電力生成部112と第2の給電アンテナ116との間のインピーダンスマッチングを行うための回路を含む。給電装置100が第2の給電アンテナ116を介して第3の電力を出力する場合、制御部101は、第2の給電アンテナ116の共振周波数を第2の周波数に設定するように第2の整合回路114を制御する。第2の周波数は、例えば、100KHzから205KHzまでの間の周波数であってもよい。また、第2の周波数は、Qi規格に規定されている周波数であってもよい。また、第2の周波数は、第1の周波数よりも低いものとする。
第2の通信部115は、Qi規格に基づいて、電子機器200と無線通信を行う。第2の通信部115は、Qi規格に規定されているデータを第2の給電アンテナ116を介して受信し、Qi規格に規定されているデータを第2の給電アンテナ116を介して電子機器200に送信する。
給電装置100が第2の給電モードである場合、制御部101は、電子機器200と第2の通信部115との通信に応じて、電子機器200への給電を制御する。
第2の給電アンテナ116は、第3の電力を電子機器200に出力するためのアンテナである。第2の給電アンテナ116は、第2の通信部115がQi規格に規定されている無線通信を電子機器200と行うために用いられる。
メモリ117は、給電装置100を制御するコンピュータプログラム及び給電装置100に関するパラメータを記録する。また、メモリ117は、電子機器200から受信されたデータを記録する。
表示部118は、メモリ117から供給される映像データを表示する。
操作部119は、給電装置100を操作するためのユーザインターフェースを提供する。操作部119は、給電装置100を操作するためのボタン、スイッチやタッチパネル等を有する。制御部101は、操作部119を介して入力された入力信号に従って給電装置100を制御する。
第3の通信部120は、無線LAN(Wireless Local Area Network)規格に応じて、電子機器200と無線通信を行う。第3の通信部120は、無線LAN規格に応じて、電子機器200から映像データ、音声データ及びコマンドの少なくとも一つを含むデータを受信する。また、第3の通信部120は、無線LAN規格に応じて、電子機器200に映像データ、音声データ及びコマンドの少なくとも一つを含むデータを送信する。
次に、図3を参照して、実施例1における電子機器200の構成の一例について説明を行う。電子機器200は、制御部201、第1の受電部202、第1の受電アンテナ203、第1の整合回路204、第1の整流平滑回路205及び第1の通信部206を有する。さらに、電子機器200は、レギュレータ207、充電制御部208、電池209、メモリ210及び操作部211を有する。さらに、電子機器200は、第2の受電部212、第2の受電アンテナ213、第2の整合回路214、第2の整流平滑回路215、第2の通信部216及び第3の通信部217を有する。
制御部201は、メモリ210に記録されているコンピュータプログラムを実行することによって、電子機器200を制御する。制御部201は、例えば、CPUやMPUを含む。
第1の受電部202は、第1の受電アンテナ203、第1の整合回路204、第1の整流平滑回路205及び第1の通信部206を含む。第1の受電部202は、例えば、磁界共鳴方式に基づいて、電力を受け取るために用いられる。なお、第1の受電部202は、第1の給電部103に対応するものとする。なお、第1の受電部202は、第1の給電方法に対応するものとする。
第1の受電アンテナ203は、第1の電力及び第2の電力のいずれか一つを給電装置100から受電するためのアンテナである。第1の受電アンテナ203は、NFC規格に基づいて、給電装置100と無線通信を行うために用いられる。
第1の整合回路204は、第1の受電アンテナ203と、給電装置100の第1の給電アンテナ109との間で共振を行うための共振回路である。第1の整合回路204は、第1の受電アンテナ203の共振周波数を設定する。電子機器200が給電装置100から第1の受電アンテナ203を介して電力を受け取る場合、制御部201は、第1の受電アンテナ203の共振周波数を第1の周波数に設定するように第1の整合回路204を制御する。第1の受電アンテナ203を介して受電された電力は、第1の整合回路204を介して第1の整流平滑回路205に供給される。
第1の整流平滑回路205は、第1の整合回路204から供給される電力からデータを取り除き、直流電力を生成する。さらに、第1の整流平滑回路205は、生成した直流電力をレギュレータ207に供給する。第1の整流平滑回路205は、第1の受電アンテナ203によって受電された電力から取り除かれたデータを第1の通信部206に供給する。
第1の通信部206は、NFC規格に基づいて、給電装置100と無線通信を行う。給電装置100から第1の受電アンテナ203を介してデータを受信した場合、第1の通信部206は、給電装置100から受信したデータに対応する応答データを送信するために負荷変調を行う。なお、制御部201は、第1の通信部206が給電装置100から受信したデータに応じて、電子機器200の動作を制御する。
レギュレータ207は、第1の整流平滑回路205、第2の整流平滑回路215及び電池209のいずれか一つから供給される電力を電子機器200に供給するように制御する。レギュレータ207は、制御部201からの指示に応じて、第1の整流平滑回路205及び第2の整流平滑回路215のいずれか一つから供給される電力を電子機器200に供給する。レギュレータ207は、制御部201からの指示に応じて、充電制御部208を介して電池209から供給される放電電力を電子機器200に供給する。
充電制御部208は、レギュレータ207から供給される電力を用いて、電池209の充電を行う。また、充電制御部208は、電池209から電力が供給される場合、電池209から供給される放電電力をレギュレータ207に供給する。充電制御部208は、電池209の残容量を示す情報及び電池209の充電に関する情報を定期的に検出し、検出した情報を制御部201に通知する。
電池209は、電子機器200に着脱可能な電池である。また、電池209は、充電可能な二次電池であり、例えば、リチウムイオン電池等である。また、電池209は、リチウムイオン電池以外のものであっても良いものとする。
メモリ210は、電子機器200を制御するコンピュータプログラムを記憶する。また、メモリ210には、電子機器200に関する情報や給電装置100から受信されたデータ等を記録する。
操作部211は、電子機器200を操作するためのユーザインターフェースを提供する。操作部211は、電子機器200を操作するためのボタン、スイッチやタッチパネル等を有する。制御部201は、操作部211を介して入力された入力信号に従って電子機器200を制御する。
第2の受電部212は、第2の受電アンテナ213、第2の整合回路214、第2の整流平滑回路215及び第2の通信部216を含む。
第2の受電部212は、例えば、WPCによって規定された「Qi」規格に基づいて、電力を受け取るために用いられる。なお、第2の受電部212は、電磁誘導を用いて電力を受電する。なお、第2の受電部212は、第2の給電部110に対応するものとする。また、第2の受電部212は、第2の給電方法に対応するものとする。
第2の受電アンテナ213は、第3の電力を給電装置100から受電するためのアンテナである。第2の受電アンテナ213は、「Qi」規格に基づいて、無線通信を行うために用いられる。
第2の整合回路214は、第2の受電アンテナ213と、給電装置100の第2の給電アンテナ116との間で共振を行うための共振回路である。第2の整合回路204は、第2の受電アンテナ213の共振周波数を設定する。電子機器200が給電装置100から第2の受電アンテナ213を介して電力を受け取る場合、制御部201は、第2の受電アンテナ213の共振周波数を第2の周波数に設定するように第2の整合回路214を制御する。第2の受電アンテナ213を介して受電された電力は、第2の整合回路214を介して第2の整流平滑回路215に供給される。
第2の整流平滑回路215は、第2の整合回路214から供給される電力から直流電力を生成する。さらに、第2の整流平滑回路215は、生成した直流電力をレギュレータ207に供給する。
第2の通信部216は、Qi規格に基づいて、給電装置100と無線通信を行う。第2の通信部216は、Qi規格に規定されているデータを第2の受電アンテナ213を介して受信し、Qi規格に規定されているデータを第2の受電アンテナ213を介して給電装置100に送信する。なお、制御部201は、第2の通信部216が給電装置100から受信したデータに応じて、電子機器200の動作を制御する。
第3の通信部217は、無線LAN規格に応じて、電子機器200と無線通信を行う。第3の通信部217は、無線LAN規格に応じて、電子機器200から映像データ、音声データ及びコマンドの少なくとも一つを含むデータを受信する。また、第3の通信部217は、無線LAN規格に応じて、電子機器200に映像データ、音声データ及びコマンドの少なくとも一つを含むデータを送信する。
給電装置100は、無線により電力を電子機器200に供給するようにした。しかし、「無線」を「非接触」や「無接点」と言い換えてもよいものとする。
(制御処理)
次に、実施例1において、給電装置100によって行われる制御処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。制御処理は、制御部101がメモリ117に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより実現することができる。図4に示す制御処理は、給電装置100の給電モードを設定し、給電装置100の給電モードに応じて電子機器200への給電を制御するための処理である。
なお、図4の制御処理が給電装置100によって行われる場合、給電装置100は、電子機器200がどの給電方法に対応しているかを確認するために、第1の通信部108による通信を行うものとする。
そのため、給電装置100の電源がオンになった場合、制御部101は、図4の制御処理を行うために、第1の給電アンテナの共振周波数が13.56MHzになるように第1の整合回路107を制御する。さらに、この場合、制御部101は、第1の電力を第1の給電アンテナ109を介して出力するように第1の給電部103を制御する。さらに、この場合、制御部101は、第1の受電アンテナ203の共振周波数が13.56MHzになるように電子機器200を制御してもよい。なお、この場合、第2の給電アンテナ116を介して第3の電力が出力されていないものとする。
第1の給電アンテナの共振周波数が13.56MHzになるように制御され、第1の電力が第1の給電アンテナ109を介して出力された場合、制御部101は、S401の処理を行う。
S401において、制御部101は、所定の範囲内に電子機器200が存在するか否かを検出する。例えば、制御部101は、第1の検出部106によって検出されるVSWRを用いて、給電装置100の所定の範囲内に電子機器200が存在するか否かを検出する。
VSWRの変化量が所定の変化量以上である場合、制御部101は、所定の範囲内に電子機器200が存在することを検出する(S401でYes)。この場合(S401でYes)、本フローチャートは、S401からS402に進む。VSWRの変化量が所定の変化量以上でない場合、制御部101は、所定の範囲内に電子機器200が存在していないことを検出する(S401でNo)。この場合(S401でNo)、本フローチャートは、S401からS401に戻る。
S402において、制御部101は、電子機器200への無線給電を行うための認証処理を行う。例えば、認証処理は、制御部101が認証データを第1の給電アンテナ109を介して電子機器200に送信するように第1の通信部108を制御する処理と、認証データに対応する応答データを用いて、電子機器200への無線給電の設定を行う処理とを含む。
認証データとは、給電装置100が無線給電を行うために必要な情報を電子機器200から取得するために用いられる。例えば、認証データは、電子機器200がどの給電方法に対応しているかを示す情報や電子機器200が給電対象となる装置であるか否かを示す情報を電子機器200から取得するために用いられる。
電子機器200は、第1の受電アンテナ203を介して認証データを給電装置100から受信した場合、電子機器200が対応している給電方法を示す応答データを給電装置100に第1の受電アンテナ203を介して送信する。
制御部101は、認証データに対応する応答データを用いて、電子機器200が第1の給電方法及び第2の給電方法の少なくとも一つに対応しているか否かを判定する。なお、制御部101は、電子機器200から得られたデータや電子機器200への無線給電の設定を示す情報等をメモリ117に記録する。認証処理が行われた場合、本フローチャートは、S402からS403に進む。
S403において、制御部101は、電子機器200が第1の給電方法及び第2の給電方法に対応しているか否かを判定する。電子機器200が第1の給電方法及び第2の給電方法に対応していると判定された場合(S403でYes)、本フローチャートは、S403からS404に進む。電子機器200が第1の給電方法及び第2の給電方法に対応していないと判定された場合(S403でNo)、本フローチャートは、S403からS408に進む。
S404において、制御部101は、選択処理を行う。選択処理は、電子機器200が第1の給電方法及び第2の給電方法に対応している場合に、給電装置100の給電モードを選択するための処理である。なお、選択処理については後述する。選択処理が行われた場合、本フローチャートは、S404からS405に進む。
S405において、制御部101は、S401と同様に、所定の範囲内に電子機器200が存在するか否かを検出する。所定の範囲内に電子機器200が存在することが検出された場合(S405でYes)、本フローチャートは、S405からS407に進む。所定の範囲内に電子機器200が存在していないことが検出された場合(S405でNo)、本フローチャートは、S405からS406に進む。
S406において、制御部101は、メモリ117に記録された電子機器200から得られたデータや電子機器200への無線給電の設定を示す情報等をメモリ117から消去する。さらに、制御部101は、給電装置100の給電モードに関する設定を示す情報をメモリ117から消去する。さらに、第1の給電アンテナ109及び第2の給電アンテナ116の少なくとも一つから電力が出力されている場合、制御部101は、電力の出力を停止するように第1の給電部103及び第2の給電部110を制御する。この場合、本フローチャートは、終了する。
S407において、制御部101は、給電を終了するか否かを判定する。例えば、制御部101は、電子機器200の電池209が満充電になったことを検出した場合、給電を終了すると判定する。また、制御部101は、電子機器200の電池209が満充電になったことを検出していない場合、給電を終了しないと判定する。給電を終了すると判定された場合(S407でYes)、本フローチャートは、S407からS406に進む。給電を終了しないと判定された場合(S407でNo)、本フローチャートは、S407からS405に戻る。
S408において、制御部101は、電子機器200が第1の給電方法に対応しているか否かを判定する。電子機器200が第1の給電方法に対応していると判定された場合(S408でYes)、本フローチャートは、S408からS409に進む。電子機器200が第1の給電方法に対応していないと判定された場合(S408でNo)、本フローチャートは、S408からS410に進む。
S409において、制御部101は、第1の給電方法を選択し、給電装置100の給電モードとして第1の給電モードを選択する。この場合、制御部101は、給電装置100を第1の給電モードに設定し、第1の給電方法に応じて無線給電を行うように第1の給電部103を制御する。さらに、制御部101は、給電装置100を第1の給電モードに設定したことを示す情報等をメモリ117に記録する。さらに、制御部101は、第1の給電方法が選択されたことを電子機器200に通知するデータを電子機器200に送信するように第1の通信部108を制御してもよい。この場合、本フローチャートは、S409からS405に進む。
S410において、制御部101は、電子機器200が第2の給電方法に対応しているか否かを判定する。電子機器200が第2の給電方法に対応していると判定された場合(S410でYes)、本フローチャートは、S410からS411に進む。電子機器200が第2の給電方法に対応していないと判定された場合(S410でNo)、本フローチャートは、S410からS412に進む。
S411において、制御部101は、第2の給電方法を選択し、給電装置100の給電モードとして第2の給電モードを選択する。この場合、制御部101は、給電装置100を第2の給電モードに設定し、第2の給電方法に応じて無線給電を行うように第2の給電部110を制御する。さらに、制御部101は、給電装置100を第2の給電モードに設定したことを示す情報等をメモリ117に記録する。さらに、制御部101は、第2の給電方法が選択されたことを電子機器200に通知するデータを電子機器200に送信するように第1の通信部108を制御してもよい。また、電子機器200がNFC規格に対応していない場合、制御部101は、第2の給電方法が選択されたことを電子機器200に通知するデータを電子機器200に送信するように第2の通信部115を制御してもよい。この場合、本フローチャートは、S411からS405に進む。
S412において、制御部101は、所定の警告データを表示するように表示部118を制御する。所定の警告データは、例えば、電子機器200に対して無線給電を行うことができない旨を示すデータや電子機器200が給電装置100に対応していない装置であることを示すデータ等を含む。この場合、本フローチャートは、S412からS406に進む。
図4の制御処理が給電装置100によって行われる場合、制御部101は、第1の給電アンテナの共振周波数が13.56MHzになるように第1の整合回路107を制御したが、これに限られないものとする。例えば、図4の制御処理が給電装置100によって行われる場合、制御部101は、第1の給電アンテナの共振周波数がNFC規格に準拠した周波数になるように第1の整合回路107を制御すればよいものとする。
(選択処理)
次に、実施例1の図4のS404において、給電装置100によって行われる選択処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。選択処理は、制御部101がメモリ117に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより実現することができる。図5に示す選択処理は、電子機器200が第1の給電方法及び第2の給電方法に対応している場合に、電子機器200への給電方法を選択し、給電装置100の給電モードを選択するための処理である。
S501において、制御部101は、電子機器200から第1の給電方法を選択するように要求されたか否かを判定する。制御部101は、電子機器200から第1の給電方法を選択するように要求するための第1の要求データを第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つが受信したか否かを判定する。第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つが第1の要求データを受信したと判定された場合、制御部101は、電子機器200から第1の給電方法を選択するように要求されたと判定する(S501でYes)。この場合(S501でYes)、本フローチャートは、S501からS502に進む。第1の通信部108及び第2の通信部115が第1の要求データを受信していないと判定された場合、制御部101は、電子機器200から第1の給電方法を選択するように要求されていないと判定する(S501でNo)。この場合(S501でNo)、本フローチャートは、S501からS508に進む。
S502において、制御部101は、第1の給電方法を選択し、給電装置100の給電モードとして第1の給電モードを選択する。この場合、制御部101は、給電装置100を第1の給電モードに設定し、第1の給電方法に応じて無線給電を行うように第1の給電部103を制御する。さらに、制御部101は、給電装置100を第1の給電モードに設定したことを示す情報等をメモリ117に記録する。さらに、制御部101は、第1の給電方法が選択されたことを電子機器200に通知するデータを電子機器200に送信するように第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つを制御してもよい。この場合、本フローチャートは、S502からS503に進む。
S503において、制御部101は、電子機器200から給電方法を変更するように要求されたか否かを判定する。制御部101は、電子機器200から給電方法を変更するように要求するための第2の要求データを第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つが受信したか否かを判定する。第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つが第2の要求データを受信したと判定された場合、制御部101は、電子機器200から給電方法を変更するように要求されたと判定する(S503でYes)。この場合(S503でYes)、本フローチャートは、S503からS507に進む。第1の通信部108及び第2の通信部115が第2の要求データを受信していないと判定された場合、制御部101は、電子機器200から給電方法を変更するように要求されていないと判定する(S503でNo)。この場合(S503でNo)、本フローチャートは、S503からS504に進む。
給電装置100が第1の給電モードである場合に、ユーザが所定の処理を第1の通信部108に行わせるように操作部119を操作する可能性がある。なお、所定の処理とは、電子機器200への無線給電を行うための通信処理と異なる処理である。例えば、所定の処理は、第3の通信部120が無線通信を行うために用いられるデータを第1の通信部108によって取得するための処理を含む。また、例えば、所定の処理は、第3の通信部120が無線通信を行うために用いられるデータを送信するための処理を含む。また、例えば、所定の処理は、電子決済等の特定のサービスを提供するための処理を含むものであってもよい。また、例えば、所定の処理は、無線給電を制御するためのデータと異なるデータを読み取るための処理を含むものであってもよい。
所定の処理を第1の通信部108に行わせるための指示が制御部101に入力された場合、第1の通信部108は、第1の給電部103による無線給電を制御するための通信を行えなくなる。そのため、制御部101は、所定の処理を第1の通信部108に行わせるように指示された場合、第1の給電部103による無線給電を停止するように制御していた。
給電装置100が第1の給電モードである場合に、所定の処理が第1の通信部108によって行われている間、制御部101は、電子機器200に無線給電を行わないように第1の給電部103を制御していた。これにより、所定の処理が第1の通信部108によって行われている間、電子機器200は、給電装置100から供給される電力を用いて電池209の充電を行うことも、給電装置100から供給される電力を用いて充電以外の動作を行うこともできなかった。
このような事態を防ぐために、給電装置100が第1の給電モードである場合に、制御部101は、所定の処理を第1の通信部108に行わせるための指示が入力されたか否かに応じて、給電装置100を第2の給電モードに変更するための処理を行う。
そこで、S504において、制御部101は、所定の処理を第1の通信部108に行わせるための指示が入力されたか否かを判定する。なお、所定の処理を第1の通信部108に行わせるための指示は、操作部119を介して制御部101に入力されるものであってもよく、所定の処理を第1の通信部108に行わせるための指示は、外部装置を介して制御部101に入力されるものであってもよい。
所定の処理を第1の通信部108に行わせるための指示が制御部101に入力された場合(S504でYes)、本フローチャートは、S504からS507に進む。所定の処理を第1の通信部108に行わせるための指示が制御部101に入力されていない場合(S504でNo)、本フローチャートは、S504からS505に進む。
給電装置100が第1の給電モードである場合に、電子機器200が所定の範囲内に存在するとき、電子機器200の向きや位置によって電子機器200が給電装置100から受電する電力が低下する場合がある。また、給電装置100が第1の給電モードである場合に、電子機器200及び外部装置が所定の範囲内に存在するとき、外部装置の影響によって電子機器200が給電装置100から受電する電力が低下する場合がある。このような場合、第1の給電部103が電子機器200に出力する電力を最大給電電力にしたとしても、電子機器200は、充電や充電以外の動作に必要な電力を給電装置100から受電できない場合がある。
このような事態を防ぐために、給電装置100が第1の給電モードである場合、制御部101は、電子機器200が第1の給電部103から受電する電力に応じて、給電装置100を第1の給電モードから第2の給電モードに変更するための処理を行う。第1の給電部103から電子機器200が受電する電力を「第1の受電電力」と呼ぶものとする。
そこで、S505において、制御部101は、第1の受電電力が第1の所定値以上低下したか否かを判定する。制御部101は、S505の処理を行うために、第1の受電電力を示す情報を電子機器200から取得するように第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つを制御する。また、制御部101は、第1の給電アンテナ109と第1の受電アンテナ203との共振の特性を検出することによって、第1の受電電力を示す情報を検出し、S505の処理を行うようにしてもよい。また、制御部101は、VSWRを検出することによって、第1の受電電力を示す情報を検出し、S505の処理を行うようにしてもよい。なお、第1の所定値は、予めメモリ117に記録されている値である。また、第1の所定値は、ユーザによって設定可能な値であってもよい。また、第1の所定値は、第1の通信部206が第1の通信部108と無線通信を行うために必要な電力に応じて、設定されるものであってもよい。
第1の受電電力が第1の所定値以上低下したと判定された場合(S505でYes)、本フローチャートは、S505からS507に進む。第1の受電電力が第1の所定値以上低下していないと判定された場合(S505でNo)、本フローチャートは、S505からS506に進む。
給電装置100が第1の給電モードである場合に、ユーザが操作部211を操作することによって電子機器200の動作が変更される場合がある。この場合、電子機器200の消費電力が変動するので、電子機器200が給電装置100に要求する電力が変更される場合がある。電子機器200が給電装置100に要求する電力が増加した場合、第1の給電部103が電子機器200に出力する電力を最大給電電力にしても、給電装置100は、充電や充電以外の動作に必要な電力を電子機器200に供給することができない場合がある。
このような事態を防ぐために、給電装置100が第1の給電モードである場合、制御部101は、電子機器200が給電装置100に要求する電力に応じて、給電装置100を第1の給電モードから第2の給電モードに変更するための処理を行う。電子機器200が給電装置100に要求する電力を「要求電力」と呼ぶものとする。
そこで、S506において、制御部101は、要求電力が第2の所定値以上増加したか否かを判定する。制御部101は、S506の処理を行うために、要求電力を示す情報を電子機器200から取得するように第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つを制御する。なお、第2の所定値は、予めメモリ117に記録されている値である。また、第2の所定値は、ユーザによって設定可能な値であってもよい。また、第2の所定値は、第1の給電部103が電子機器200に出力可能な最大給電電力に応じて、設定されるものであってもよい。
要求電力が第2の所定値以上増加したと判定された場合(S506でYes)、本フローチャートは、S506からS507に進む。要求電力が第2の所定値以上増加していないと判定された場合(S506でNo)、本フローチャートは、終了し、図4の制御処理のS405に進む。
S507において、制御部101は、給電装置100の給電モードを第1の給電モードから第2の給電モードに変更できるか否かを判定する。給電装置100の給電モードを第1の給電モードから第2の給電モードに変更することができる場合(S507でYes)、本フローチャートは、S507からS509に進む。給電装置100の給電モードを第1の給電モードから第2の給電モードに変更することができない場合(S507でNo)、本フローチャートは、終了し、図4の制御処理のS412に進む。
S508において、制御部101は、電子機器200から第2の給電方法を選択するように要求されたか否かを判定する。
制御部101は、電子機器200から第2の給電方法を選択するように要求するための第3の要求データを第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つが受信したか否かを判定する。第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つが第3の要求データを受信したと判定された場合、制御部101は、電子機器200から第2の給電方法を選択するように要求されたと判定する(S508でYes)。この場合(S508でYes)、本フローチャートは、S508からS509に進む。第1の通信部108及び第2の通信部115が第3の要求データを受信していないと判定された場合、制御部101は、電子機器200から第2の給電方法を選択するように要求されていないと判定する(S508でNo)。この場合(S508でNo)、本フローチャートは、S508からS513に進む。
S509において、制御部101は、第2の給電方法を選択し、給電装置100の給電モードとして第2の給電モードを選択する。この場合、制御部101は、給電装置100を第2の給電モードに設定し、第2の給電方法に応じて無線給電を行うように第2の給電部110を制御する。さらに、制御部101は、給電装置100を第2の給電モードに設定したことを示す情報等をメモリ117に記録する。さらに、制御部101は、第2の給電方法が選択されたことを電子機器200に通知するデータを電子機器200に送信するように第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つを制御してもよい。この場合、本フローチャートは、S509からS510に進む。
S510において、制御部101は、S503と同様に、電子機器200から給電方法を変更するように要求されたか否かを判定する。第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つが第2の要求データを受信したと判定された場合、制御部101は、電子機器200から給電方法を変更するように要求されたと判定する(S510でYes)。この場合(S510でYes)、本フローチャートは、S510からS512に進む。第1の通信部108及び第2の通信部115が第2の要求データを受信していないと判定された場合、制御部101は、電子機器200から給電方法を変更するように要求されていないと判定する(S510でNo)。この場合(S510でNo)、本フローチャートは、S510からS511に進む。
給電装置100が第2の給電モードである場合に、電子機器200が所定の範囲内に存在するとき、電子機器200の向きや位置によって電子機器200が給電装置100から受電する電力が低下する場合がある。また、給電装置100が第2の給電モードである場合に、電子機器200及び外部装置が所定の範囲内に存在するとき、外部装置の影響により電子機器200が給電装置100から受電する電力が低下する場合がある。このような場合、第2の給電部110が電子機器200に出力する電力を最大給電電力にしたとしても、電子機器200は、充電や充電以外の動作に必要な電力を給電装置100から受電できない場合がある。
このような事態を防ぐために、給電装置100が第2の給電モードである場合、制御部101は、電子機器200が第2の給電部110から受電する電力に応じて、給電装置100を第2の給電モードから第1の給電モードに変更するための処理を行う。第2の給電部110から電子機器200が受電する電力を「第2の受電電力」と呼ぶものとする。
そこで、S511において、制御部101は、第2の受電電力が第3の所定値以上低下したか否かを判定する。制御部101は、S511の処理を行うために、第2の受電電力を示す情報を電子機器200から取得するように第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つを制御する。また、制御部101は、第2の給電アンテナ116と第2の受電アンテナ213との共振の特性を検出することによって、第2の受電電力を示す情報を検出し、S511の処理を行うようにしてもよい。 なお、第3の所定値は、予めメモリ117に記録されている値である。また、第3の所定値は、ユーザによって設定可能な値であってもよい。また、第3の所定値は、第2の通信部216が第2の通信部115と無線通信を行うために必要な電力に応じて、設定されるものであってもよい。また、第3の所定値は、第1の所定値と異なるものであってもよい。
また、第3の所定値は、第1の所定値よりも小さい値であってもよい。これは、第2の給電部110が第1の給電部103よりも長い距離の給電に対応していないので、給電装置100と電子機器200との距離が変化した場合、急激に第2の受電電力が低下する場合があるためである。このため、給電装置100は、第2の受電電力の変化が第1の受電電力の変化よりも小さい場合であっても、電子機器200の状態に応じて、給電装置100の給電モードを再び選択する必要がある。
第2の受電電力が第3の所定値以上低下したと判定された場合(S511でYes)、本フローチャートは、S511からS512に進む。第2の受電電力が第3の所定値以上低下していないと判定された場合(S511でNo)、本フローチャートは終了し、図4の制御処理のS405に進む。
S512において、制御部101は、給電装置100の給電モードを第2の給電モードから第1の給電モードに変更できるか否かを判定する。給電装置100の給電モードを第2の給電モードから第1の給電モードに変更することができる場合(S512でYes)、本フローチャートは、S512からS502に進む。給電装置100の給電モードを第2の給電モードから第1の給電モードに変更することができない場合(S512でNo)、本フローチャートは、終了し、図4の制御処理のS412に進む。
S513において、制御部101は、S504と同様に、制御部101は、所定の処理を第1の通信部108に行わせるための指示が入力されたか否かを判定する。
所定の処理を第1の通信部108に行わせるための指示が制御部101に入力された場合(S513でYes)、本フローチャートは、S513からS509に進む。所定の処理を第1の通信部108に行わせるための指示が制御部101に入力されていない場合(S513でNo)、本フローチャートは、S513からS514に進む。
S514において、制御部101は、要求電力が第4の所定値以上であるか否かを判定する。制御部101は、S514の処理を行うために、要求電力を示す情報を電子機器200から取得するように第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つを制御する。なお、第4の所定値は、予めメモリ117に記録されている値である。また、第4の所定値は、ユーザによって設定可能な値であってもよい。例えば、第4の所定値は、第1の給電部103が電子機器200に出力可能な最大給電電力に応じて、設定されるものであってもよい。
要求電力が第4の所定値以上であると判定された場合(S514でYes)、本フローチャートは、S514からS509に進む。要求電力が第4の所定値以上でないと判定された場合(S514でNo)、本フローチャートは、S514からS515に進む。
S515において、制御部101は、第2の給電能力が第1の給電能力以上であるか否かを判定する。この場合、制御部101は、第1の給電能力と第2の給電能力とを比較し、比較結果に基づいて、第1の給電方法と第2の給電方法のどちらが適切であるかを判定する。
例えば、第1の給電能力は、第1の受電電力であって、第2の給電能力は、第2の受電電力である。この場合、制御部101は、S515の処理を行うために、第1の受電電力を示す情報及び第2の受電電力を示す情報を電子機器200から取得するように第1の通信部108及び第2の通信部115のいずれか一つを制御する。さらに、制御部101は、第2の受電電力が第1の受電電力以上であるか否かを判定する。第2の受電電力が第1の受電電力以上である場合(S515でYes)、本フローチャートは、S515からS509に進む。第2の受電電力が第1の受電電力以上でない場合(S515でNo)、本フローチャートは、S515からS502に進む。
また、例えば、第1の給電能力は、第1の給電部103が出力可能な最大給電電力であって、第2の給電能力は、第2の給電部110が出力可能な最大給電電力である。なお、第1の給電部103が出力可能な最大給電電力を「第1の最大給電電力」と呼び、第2の給電部110が出力可能な最大給電電力を「第2の最大給電電力」と呼ぶ。なお、第1の最大給電電力を示す情報及び第2の最大給電電力を示す情報は、予めメモリ117に記録されているものとする。この場合、制御部101は、S515の処理を行うために、第1の最大給電電力を示す情報及び第2の最大給電電力を示す情報をメモリ117から読み出す。さらに、制御部101は、第2の最大給電電力が第1の最大給電電力以上であるか否かを判定する。第2の最大給電電力が第1の最大給電電力以上である場合(S515でYes)、本フローチャートは、S515からS509に進む。第2の最大給電電力が第1の最大給電電力以上でない場合(S515でNo)、本フローチャートは、S515からS502に進む。
第3の通信部120及び第3の通信部217は、無線LAN規格に基づいて、無線通信を行うものとした。しかし、これに限られないものとする。例えば、第3の通信部120及び第3の通信部217は、無線LAN規格の代わりにBlue Tooth(登録商標)規格に基づいて、無線通信を行っても良いものとする。この場合、所定の処理は、第3の通信部120がBlue Tooth(登録商標)規格に基づいた無線通信を行うために用いられるデータを取得するための処理を含む。
また、第3の通信部120及び第3の通信部217は、無線LAN規格の代わりにWHDI規格やWireless HD規格に基づいて、無線通信を行っても良いものとする。この場合、所定の処理は、第3の通信部120がWHDI規格やWireless HD規格に基づいた無線通信を行うために用いられるデータを取得するための処理を含む。
図5の選択処理において、第1の通信部108を用いて電子機器200と通信を行う場合、制御部101は、第1の給電アンテナ109の共振周波数を13.56MHzに設定するように第1の整合回路107を制御するものとする。さらに、第1の通信部108を用いて電子機器200と通信を行う場合、制御部101は、第1の電力を第1の給電アンテナ109を介して出力するように第1の給電部103を制御するものとする。
また、図5の選択処理において、第2の通信部115を用いて電子機器200と通信を行う場合、制御部101は、第2の給電アンテナ116の共振周波数を100KHzから205KHzのいずれか一つの周波数に設定するように第2の整合回路114を制御する。
このように実施例1に係る給電装置100において、給電装置100が第1の給電方法及び第2の給電方法に対応している場合、電子機器200との認証に応じて、電子機器200がどの給電方法に対応しているかを判定するようにした。
電子機器200が第1の給電方法に対応しているが、第2の給電方法に対応していない場合、給電装置100は、第1の給電方法を選択し、給電装置100を第1の給電モードに設定するようにした。この場合、給電装置100は、電子機器200に対応している給電方法に応じて、適切な無線給電を電子機器200に行うようにすることができる。
電子機器200が第2の給電方法に対応しているが、第1の給電方法に対応していない場合、給電装置100は、第2の給電方法を選択し、給電装置100を第2の給電モードに設定するようにした。この場合、給電装置100は、電子機器200に対応している給電方法に応じて、適切な無線給電を電子機器200に行うようにすることができる。
電子機器200が第1の給電方法及び第2の給電方法に対応している場合、給電装置100は、電子機器200の状態に応じて、給電方法を選択し、給電装置100の給電モードを選択するようにした。
この場合、給電装置100は、電子機器200からの給電方法の要求に応じて、給電方法を選択し、給電装置100の給電モードを選択することができる。そのため、給電装置100は、電子機器200から要求されている給電方法に応じて、適切な無線給電を電子機器200に行うようにすることができる。
また、この場合、給電装置100は、電子機器200から要求されている電力に応じて、給電方法を選択し、給電装置100の給電モードを選択することができる。そのため、給電装置100は、電子機器200から要求されている電力量に応じて、適切な無線給電を電子機器200に行うようにすることができる。
また、この場合、給電装置100は、第1の給電部103が電子機器200に出力可能な電力と、第2の給電部110が電子機器200に出力可能な電力とに応じて、給電方法を選択し、給電装置100の給電モードを選択することができる。そのため、給電装置100は、第1の給電部103の給電能力と、第2の給電部110の給電能力とに応じて、適切な無線給電を電子機器200に行うようにすることができる。
また、この場合、給電装置100は、電子機器200が第1の給電部103から受電する受電電力と、電子機器200が第2の給電部110から受電する受電電力とに応じて、給電方法を選択し、給電装置100の給電モードを選択することができる。そのため、給電装置100は、電子機器200の位置や姿勢によって電子機器200が給電装置100から受電することができる電力が低下しても、電子機器200に必要な電力を供給することができる。したがって、給電装置100は、適切な無線給電を電子機器200に行うようにすることができる。また、給電装置100は、外部装置の影響により電子機器200が給電装置100から受電することができる電力が低下したとしても、電子機器200に必要な電力を供給することができるので、適切な無線給電を電子機器200に行うようにすることができる。
なお、制御部101は、図4の制御処理のS402の処理を第2の通信部115を用いることなく第1の通信部108を用いて行うようにした。
これは、第2の通信部115が第1の通信部108よりも長い距離の通信に適しておらず、第2の給電部110が第1の給電部103よりも長い距離の給電に適していないからである。給電装置100と電子機器200との距離が離れている場合、給電装置100は、第2の通信部115を用いて認証処理を行ったとしても、給電装置100と電子機器200との認証を行うことができない場合がある。この場合、給電装置100は、電子機器200への給電を開始しないので、電子機器200は、給電装置100から電力を受け取ることができなくなってしまう。
また、給電装置100が第2の給電部110を用いて認証処理を行う場合、電子機器200が認証のためのデータを給電装置100に送信する必要がある。このため、電池209が、給電装置100と通信を行うための残容量を有していない場合、電子機器200は、給電装置100と電子機器200との認証を行うことができない場合がある。この場合、給電装置100は、電子機器200への給電を開始しないので、電子機器200は、給電装置100から電力を受け取ることができなくなってしまう。
そのため、給電装置100は、図4の制御処理のS402の処理を第1の通信部108を用いて行うことにより、給電装置100と電子機器200との距離に影響を受けることなく、給電装置100と電子機器200との認証を行うことができる。さらに、給電装置100は、図4の制御処理のS402の処理を第1の通信部108を用いて行うことにより、電池209の残容量に影響を受けることなく、給電装置100と電子機器200との認証を行うことができる。しかし、S402で、第1の通信部108が電子機器200から電子機器200が対応している給電方法を示す情報を取得できなかった場合、第2の通信部115を用いて、電子機器200から電子機器200が対応している給電方法を示す情報を取得してもよい。この場合、制御部101は、第2の通信部115を用いて、電子機器200から取得した電子機器200が対応している給電方法を示す情報を用いて、S403、S408及びS410を行ってもよい。
実施例1において、第2の給電部110が電子機器200に出力可能な最大給電電力は、第1の給電部103が電子機器200に出力可能な最大給電電力よりも大きいものとしたが、これに限られないものとする。例えば、実施例1において、第1の給電部103が電子機器200に出力可能な最大給電電力が第2の給電部110が電子機器200に出力可能な最大給電電力以上であってもよいものとする。
この場合、第1の給電部103が電子機器200に出力可能な最大給電電力が第2の給電部110が電子機器200に出力可能な最大給電電力以上である場合、S506の処理を行わないようにしてもよい。そのため、第1の受電電力が第1の所定値以上低下していないと判定された場合(S505でNo)、本フローチャートは、終了し、図4の制御処理のS405に進むものとする。なお、この場合、第2の受電電力が第3の所定値以上低下していないと判定された後(S511でNo)に、制御部101は、要求電力が第2の所定値以上増加したか否かを判定する処理を行うものとする。この場合、第2の所定値は、第2の給電部110が電子機器200に出力可能な最大給電電力に応じて、設定されるものであってもよい。要求電力が第2の所定値以上増加したと判定された場合、本フローチャートは、S512に進むものとする。要求電力が第2の所定値以上増加していないと判定された場合、本フローチャートは、終了し、図4の制御処理のS405に進むものとする。
第1の給電部103が電子機器200に出力可能な最大給電電力が第2の給電部110が電子機器200に出力可能な最大給電電力以上である場合に、第4の所定値は、第2の給電部110が電子機器200に出力可能な最大給電電力に応じて、設定されてもよい。S514の処理において、要求電力が第4の所定値以上であると判定された場合(S514でYes)、本フローチャートは、S514からS502に進むものとする。要求電力が第4の所定値以上でないと判定された場合(S514でNo)、本フローチャートは、S514からS515に進むものとする。
(他の実施形態)
本発明に係る給電装置は、実施例1で説明した給電装置100に限定されるものではない。例えば、本発明に係る給電装置は、複数の装置から構成されるシステムにより実現することも可能である。
また、実施例1で説明した様々な処理及び機能は、コンピュータプログラムより実現することも可能である。この場合、本発明に係る処理はコンピュータプログラムで実行可能であり、実施例1で説明した様々な機能を実現することになる。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)などを利用して、実施例1で説明した様々な処理及び機能を実現してもよいことは言うまでもない。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体から読み出され、コンピュータで実行されることになる。コンピュータ読取可能な記録媒体には、ハードディスク装置、光ディスク、CD−ROM、CD−R、メモリカード、ROM等を用いることができる。また、本発明に係るコンピュータプログラムは、通信インターフェースを介して外部装置からコンピュータに提供され、当該コンピュータで実行されるようにしてもよい。
100 給電装置
200 電子機器

Claims (21)

  1. 第1の給電方法に基づいて、無線給電を行うための第1の給電手段と、
    前記第1の給電方法と異なる第2の給電方法に基づいて、無線給電を行うための第2の給電手段と、
    前記電子機器と通信を行う通信手段と、
    前記電子機器との通信に基づいて、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された給電手段を用いて、前記電子機器に無線給電を行うための処理を行う制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記電子機器の状態に応じて、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを再び選択するように前記選択手段を制御することを特徴とする給電装置。
  2. 前記電子機器からの指示に応じて、前記選択手段は、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを選択することを特徴とする請求項1に記載の給電装置。
  3. 前記電子機器から前記第1の給電方法を要求するための指示が行われた場合、前記選択手段は、前記第1の給電手段を選択することを特徴とする請求項1または2に記載の給電装置。
  4. 前記電子機器から前記第2の給電方法を要求するための指示が行われた場合、前記選択手段は、前記第2の給電手段を選択することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の給電装置。
  5. 前記電子機器から要求される電力に応じて、前記選択手段は、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを選択することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の給電装置。
  6. 前記電子機器から要求される電力が所定値以上である場合、前記選択手段は、前記第2の給電手段を選択することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の給電装置。
  7. 前記選択手段は、前記第1の給電手段の第1の給電能力と、前記第2の給電手段の第2の給電能力とを比較することによって、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを選択することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の給電装置。
  8. 前記第2の給電能力が前記第1の給電能力以上である場合、前記選択手段は、前記第2の給電手段を選択することを特徴とする請求項7に記載の給電装置。
  9. 前記選択手段は、前記第1の給電手段から前記電子機器が受電する第1の受電電力と、前記第2の給電手段から前記電子機器が受電する第2の受電電力とを比較することによって、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを選択することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の給電装置。
  10. 前記第2の受電電力が前記第1の受電電力以上である場合、前記選択手段は、前記第2の給電手段を選択することを特徴とする請求項9に記載の給電装置。
  11. 前記選択手段は、所定の処理を行うための指示が前記給電装置に入力されたか否かに応じて、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを選択することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の給電装置。
  12. 前記所定の処理を行うための指示が前記給電装置に入力された場合、前記選択手段は、前記第2の給電手段を選択することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の給電装置。
  13. 前記所定の処理は、無線給電を制御するための通信を行う処理と異なる処理を含むことを特徴とする請求項11または12に記載の給電装置。
  14. 前記電子機器から要求される電力が増加した場合、前記制御手段は、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを再び選択するように前記選択手段を制御することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の給電装置。
  15. 前記電子機器が前記給電装置から受電する電力が低下した場合、前記制御手段は、前記第1の給電手段及び前記第2の給電手段のいずれか一つを再び選択するように前記選択手段を制御することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の給電装置。
  16. 前記通信手段は、NFC(Near Field Communication)規格に基づいて、前記通信手段と通信を行うことを特徴とする請求項1から15のいずれか1に記載の給電装置。
  17. 前記第1の給電方法は、第1の周波数を用いて無線給電を行う方法であり、前記第2の給電方法は、前記第1の周波数と異なる第2の周波数を用いて無線給電を行う方法であることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の給電装置。
  18. 前記第1の給電方法は、磁界共鳴により無線給電を行う方法であり、前記第2の給電方法は、電磁誘導により無線給電を行う方法であることを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の給電装置。
  19. 前記第1の給電方法は、NFC(Near Field Communication)規格に応じて、無線給電を行う方法であり、前記第2の給電方法は、Qi規格に応じて無線給電を行う方法であることを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の給電装置。
  20. 第1の給電方法に基づいて、無線給電を行うステップと、
    前記第1の給電方法と異なる第2の給電方法に基づいて、無線給電を行うステップと、
    電子機器と通信を行うステップと、
    前記電子機器との通信に基づいて、前記第1の給電方法及び前記第2の給電方法のいずれか一つを選択するステップと、
    選択された給電方法を用いて、前記電子機器に無線給電を行うための処理を行うステップと、
    前記電子機器の状態に応じて、前記第1の給電方法及び前記第2の給電方法のいずれか一つを再び選択するステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
  21. 第1の給電方法に基づいて、無線給電を行うステップと、
    前記第1の給電方法と異なる第2の給電方法に基づいて、無線給電を行うステップと、
    電子機器と通信を行うステップと、
    前記電子機器との通信に基づいて、前記第1の給電方法及び前記第2の給電方法のいずれか一つを選択するステップと、
    選択された給電方法を用いて、前記電子機器に無線給電を行うための処理を行うステップと、
    前記電子機器の状態に応じて、前記第1の給電方法及び前記第2の給電方法のいずれか一つを再び選択するステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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