JP2011147271A - 給電装置、受電装置、およびワイヤレス給電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の周波数で使用可能で、周波数の切り替えが必要な場合も柔軟な対応が可能な給電装置、受電装置、およびワイヤレス給電システムを提供する。
【解決手段】給電装置20は、少なくとも給電すべき電力を含む周波数が異なる複数の送信信号を生成する送電器22と、送電器で生成される電力を含む送信信号が給電される給電素子211と、給電素子211により電磁誘導により結合可能な領域に配置される共鳴周波数が異なる複数の共鳴素子212−1,212−2とを有する。
【選択図】図2
【解決手段】給電装置20は、少なくとも給電すべき電力を含む周波数が異なる複数の送信信号を生成する送電器22と、送電器で生成される電力を含む送信信号が給電される給電素子211と、給電素子211により電磁誘導により結合可能な領域に配置される共鳴周波数が異なる複数の共鳴素子212−1,212−2とを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、非接触(ワイヤレス)で電力の供給、受信を行う非接触給電方式の給電装置、受電装置、およびワイヤレス給電システムに関するものである。
ワイヤレス(無線)で電力の供給を行う方式として電磁誘導方式が知られている。
また、近年、電磁共鳴現象を利用した磁界共鳴方式と呼ばれる方式を用いたワイヤレス給電、および充電システムが注目されている。
また、近年、電磁共鳴現象を利用した磁界共鳴方式と呼ばれる方式を用いたワイヤレス給電、および充電システムが注目されている。
現在、既に広く用いられている電磁誘導方式の非接触給電方式は、給電元と給電先(受電側)とで磁束を共有する必要があり、効率良く電力を送るには給電元と給電先とを極近接して配置する必要があり、結合の軸合わせも重要である。
一方、電磁共鳴現象を用いた非接触給電方式は、電磁共鳴現象という原理から、電磁誘導方式よりも距離を離して電力伝送することができ、かつ、多少軸合わせが悪くても伝送効率があまり落ちないという利点がある。
なお、電磁共鳴現象には他に電界共鳴方式がある。
なお、電磁共鳴現象には他に電界共鳴方式がある。
たとえば特許文献1には、電磁誘導方式を採用したワイヤレス給電システムが開示されている。
この特許文献1に開示される技術では、非接触給電装置において、負荷の変化を回路センサ(circuit sensor)で検知し、可変インダクタ、可変キャパシタの値を変化させることにより、系の使用周波数の最適化を図っている。
換言すれば、特許文献1に開示された技術では、使用中の周波数が最適でない場合、回路側を調整する構成となっている。
換言すれば、特許文献1に開示された技術では、使用中の周波数が最適でない場合、回路側を調整する構成となっている。
上述した特許文献1に開示される構成例では、系の使用周波数が最適でない場合に、最適になるよう調整される。
具体的には、受電側装置の置かれ方などにより、最適周波数がずれてしまった場合に、回路側の周波数調整により最適化を施す使い方が考えられる。
具体的には、受電側装置の置かれ方などにより、最適周波数がずれてしまった場合に、回路側の周波数調整により最適化を施す使い方が考えられる。
しかし、この他に、現在の周波数でも電力を問題なく給電できるが、使用周波数を変える必要性が生じる場合がある。
たとえば、電力と情報を送りたいが、混信をさけるためや法規制の問題から、周波数を変える必要がある場合がある。
また、使用していた周波数帯で別の用途での使用が検出されたため、別の周波数での運用に切り替える必要がある場合がある。また、複数の周波数帯の同時並列的な使用を行いたい場合がある。
このような場合には、回路側だけでなく、コイル側の周波数調整も必要となるが、上記特許文献1に記載の技術ではコイル側の周波数調整をすることができない。
たとえば、電力と情報を送りたいが、混信をさけるためや法規制の問題から、周波数を変える必要がある場合がある。
また、使用していた周波数帯で別の用途での使用が検出されたため、別の周波数での運用に切り替える必要がある場合がある。また、複数の周波数帯の同時並列的な使用を行いたい場合がある。
このような場合には、回路側だけでなく、コイル側の周波数調整も必要となるが、上記特許文献1に記載の技術ではコイル側の周波数調整をすることができない。
本発明は、複数の周波数で使用可能で、周波数の切り替えが必要な場合も柔軟な対応が可能な給電装置、受電装置、およびワイヤレス給電システムを提供することにある。
本発明の第1の観点の給電装置は、少なくとも給電すべき電力を含む周波数が異なる複数の送信信号を生成する送電器と、上記送電器で生成される電力を含む送信信号が給電される給電素子と、上記給電素子により電磁誘導により結合可能な領域に配置される共鳴周波数が異なる複数の共鳴素子とを有する。
本発明の第2の観点の受電装置は、磁界共鳴関係をもって送電された電力を含む送信信号を受電する共鳴周波数が異なる複数の共鳴素子と、上記共鳴素子との電磁誘導により結合して受電した電力が給電される給電素子と、上記給電素子による電力を含む受信信号に対する処理を行う受電器とを有する。
本発明の第3の観点のワイヤレス給電システムは、給電装置と、上記給電装置から送電された電力を含む送信信号を、磁界共鳴関係をもって受電する受電装置と、を有し、上記給電装置は、少なくとも給電すべき電力を含む周波数が異なる複数の送信信号を生成する送電器と、上記送電器で生成される電力を含む送信信号が給電される給電素子と、上記給電素子により電磁誘導により結合可能な領域に配置される少なくとも一つの共鳴素子と、を含み、上記受電装置は、磁界共鳴関係をもって送電された電力を含む送信信号を受電する少なくとも一つの共鳴素子と、上記共鳴素子との電磁誘導により結合して受電した電力が給電される給電素子と、上記給電素子による電力を含む受信信号に対する処理を行う受電器と、を含み、上記給電装置の共鳴素子および上記受電装置の共鳴素子の少なくとも一方は、共鳴周波数が異なる複数の共鳴素子を含む。
本発明によれば、複数の周波数で使用可能で、周波数の切り替えが必要な場合も柔軟な対応ができる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.ワイヤレス給電システムの構成例
2.共鳴コイルの配置例
3.磁界共鳴方式の原理
4.複数の周波数を使用した電力や信号の送受動作
なお、説明は以下の順序で行う。
1.ワイヤレス給電システムの構成例
2.共鳴コイルの配置例
3.磁界共鳴方式の原理
4.複数の周波数を使用した電力や信号の送受動作
<1.ワイヤレス給電システムの構成例>
図1は、本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルの第1の構成例に示す図である。
図3は、本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの受電側コイルの第1の構成例に示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルの第1の構成例に示す図である。
図3は、本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの受電側コイルの第1の構成例に示す図である。
本ワイヤレス給電システム10は、給電装置20および受電装置30を有する。
給電装置20は、送電コイル部21、および送電器22を含んで構成されている。
送電コイル部21は、給電素子としての給電コイル211、および共鳴素子としての複数n(図2の例ではn=2)の共鳴コイル212−1,212−2を有する。共鳴コイルは共振コイルとも呼ぶが、本実施形態においては共鳴コイルと呼ぶこととする。
給電コイル211は、送電器22により交流電流が給電される空心コイルにより形成される。
給電コイル211は、たとえば送電器22に含まれる整合回路により給電点におけるインピーダンス整合が行われる。
給電コイル211は、たとえば送電器22に含まれる整合回路により給電点におけるインピーダンス整合が行われる。
共鳴コイル212−1,212−2は、給電コイル211と電磁誘導により結合する空心コイルにより形成され、受電装置30の共鳴コイル312と自己共振(共鳴)周波数が一致したときに磁界共鳴関係となり電力を効率良く伝送する。
共鳴コイル212−1,212−2は、給電コイル211との電磁誘導により結合可能な範囲に配置される。
ただし、共鳴コイル212−1,212−2は、給電コイル211と直交しないように配置される。
図2の例では、異なる共鳴(共振)周波数f1,f2を有する共鳴(共振)コイル212−1,212−2が、一つの給電コイル211を挟んでその両側に配置されている。給電コイル211は一つで共有できる。
なお、本実施形態において、共鳴周波数f1とf2は、f1<f2の関係をもって設定されるものとする。
共鳴コイル212−1,212−2は、給電コイル211との電磁誘導により結合可能な範囲に配置される。
ただし、共鳴コイル212−1,212−2は、給電コイル211と直交しないように配置される。
図2の例では、異なる共鳴(共振)周波数f1,f2を有する共鳴(共振)コイル212−1,212−2が、一つの給電コイル211を挟んでその両側に配置されている。給電コイル211は一つで共有できる。
なお、本実施形態において、共鳴周波数f1とf2は、f1<f2の関係をもって設定されるものとする。
送電器22は、複数の周波数f1,f2の送信すべき2つの正弦波、あるいは正弦波と高周波変調信号を生成し、生成した周波数f1,f2の送信信号を給電コイル211に給電する。
送電器22は、たとえば第1の周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する機能と、第2の周波数f2の高周波変調信号を生成する機能と、を含み、2つの周波数を使って電力および信号を送信するように構成可能である。
あるいは、送電器22は、たとえば第1の周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する機能と、第2の周波数f2の電力伝送用正弦波を生成する機能と、を含み、2つの周波数を時間的に切り替えて電力を送信するように構成可能である。
送電器22は、たとえば第1の周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する機能と、第2の周波数f2の高周波変調信号を生成する機能と、を含み、2つの周波数を使って電力および信号を送信するように構成可能である。
あるいは、送電器22は、たとえば第1の周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する機能と、第2の周波数f2の電力伝送用正弦波を生成する機能と、を含み、2つの周波数を時間的に切り替えて電力を送信するように構成可能である。
受電装置30は、受電コイル部31、および受信器32を含んで構成されている。
受電コイル部31は、給電素子としての給電コイル311、および共鳴素子としての複数n(図3ではn=2)の共鳴(共振)コイル312−1,312−2を有する。
給電コイル311は、共鳴コイル312−1,312−2から電磁誘導によって交流電流が給電される。
給電コイル311は、たとえば受信器32に含まれる整合回路により負荷接続点におけるインピーダンス整合が行われる。
給電コイル311は、たとえば受信器32に含まれる整合回路により負荷接続点におけるインピーダンス整合が行われる。
共鳴コイル312−1,312−2は、給電コイル311と電磁誘導により結合する空心コイルにより形成され、給電装置20の共鳴コイル212−1または212−2と自己共振周波数が一致したときに磁界共鳴関係となり電力を効率良く受信する。
共鳴コイル312−1,312−2は、給電コイル311との電磁誘導により結合可能な範囲に配置される。
ただし、共鳴コイル312−1,312−2は、給電コイル311と直交しないように配置される。
図3の例では、異なる共振周波数f1,f2を有する共鳴(共振)コイル312−1,312−2が、一つの給電コイル311を挟んでその両側に配置されている。給電コイル311は一つで共有できる。
共鳴コイル312−1,312−2は、給電コイル311との電磁誘導により結合可能な範囲に配置される。
ただし、共鳴コイル312−1,312−2は、給電コイル311と直交しないように配置される。
図3の例では、異なる共振周波数f1,f2を有する共鳴(共振)コイル312−1,312−2が、一つの給電コイル311を挟んでその両側に配置されている。給電コイル311は一つで共有できる。
受信器32は、給電コイル311を介して供給される受電した複数の周波数f1,f2受信すべき2つの正弦波、あるいは正弦波と高周波変調信号に対して、整流、電圧安定化、復調等の処理を行う。
受電器32は、たとえば受信した第1の周波数f1の電力伝送用正弦波である交流電力を整流し、整流した直流(DC)電力を供給先である電子機器の仕様に応じたDC電圧に変換して、その安定化したDC電圧を電子機器の処理系に供給する機能を含む。
これと並行して、受電器32は、受信した第2の周波数f2の高周波変調信号を復調する機能を含むように構成可能である。
あるいは、受電器32は、たとえば第1の周波数f1の電力伝送用正弦波、第2の周波数f2の電力伝送用正弦波を整流し、安定化してその安定化したDC電圧を電子機器の処理系に供給する機能を含むように構成可能である。
受電器32は、たとえば受信した第1の周波数f1の電力伝送用正弦波である交流電力を整流し、整流した直流(DC)電力を供給先である電子機器の仕様に応じたDC電圧に変換して、その安定化したDC電圧を電子機器の処理系に供給する機能を含む。
これと並行して、受電器32は、受信した第2の周波数f2の高周波変調信号を復調する機能を含むように構成可能である。
あるいは、受電器32は、たとえば第1の周波数f1の電力伝送用正弦波、第2の周波数f2の電力伝送用正弦波を整流し、安定化してその安定化したDC電圧を電子機器の処理系に供給する機能を含むように構成可能である。
以上では、給電装置20の送電コイル部21および受電装置30の受電コイル部31が共に、複数の共鳴コイルを有する構成、配置について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、以下の例のように構成、配置することも可能である。
ただし、以下に説明する構成、配置も一例にすぎない。
ただし、以下に説明する構成、配置も一例にすぎない。
<2.共鳴コイルの配置例>
ここで、共鳴コイルの配置例を図2および図3に加えて、図3〜図8に関連付けて説明する。
ここで、共鳴コイルの配置例を図2および図3に加えて、図3〜図8に関連付けて説明する。
図2の例では、異なる共振周波数f1,f2を有する共鳴(共振)コイル212−1,212−2が、一つの給電コイル211を挟んでその両側に配置されている。給電コイル211は一つで共有できる。
図3の例においても、異なる共振周波数f1,f2を有する共鳴(共振)コイル312−1,312−2が、一つの給電コイル311を挟んでその両側に配置されている。給電コイル311は一つで共有できる。
図3の例においても、異なる共振周波数f1,f2を有する共鳴(共振)コイル312−1,312−2が、一つの給電コイル311を挟んでその両側に配置されている。給電コイル311は一つで共有できる。
図4は、本実施形態に係る本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルまたは受電側コイルの第2の構成例に示す図である。
図4の例では、異なる共振周波数f1,f2,f3を有する共鳴コイル212−1,212−2,212−3または312−1,312−2,312−3が給電コイル211または311の周囲に配置されている。
このように、共鳴コイルの数に制限はないが、給電コイルと共鳴コイルが離れるなど、結合が低下すると電力の伝送効率が低下するおそれがある。
図4の例では、異なる共振周波数f1,f2,f3を有する共鳴コイル212−1,212−2,212−3または312−1,312−2,312−3が給電コイル211または311の周囲に配置されている。
このように、共鳴コイルの数に制限はないが、給電コイルと共鳴コイルが離れるなど、結合が低下すると電力の伝送効率が低下するおそれがある。
図5は、本実施形態に係る本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルまたは受電側コイルの第3の構成例に示す図である。
図6は、本実施形態に係る本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルまたは受電側コイルの第4の構成例に示す図である。
図5および図6に示すように、複数の共鳴コイル212−1,212−2または312−1,312−2を同心円状に重ねて構成することも可能である。
図5の例では、共鳴周波数f1の共鳴コイル212−1または312−1内に共鳴周波数f2の共鳴コイル212−2または312−2を埋め込むように形成されている。
図6の例では、共鳴周波数f2の共鳴コイル212−2または312−2内に共鳴周波数f1の共鳴コイル212−1または312−1を埋め込むように形成されている。
このように共鳴コイルを近接して配置する場合、互いの結合により、伝送特性が劣化する場合があるが、使用周波数の間隔(|f2-f1|)を広げる、共鳴コイルのQを高くして周波数選択性を高める、などの方法で回避可能である。
図6は、本実施形態に係る本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルまたは受電側コイルの第4の構成例に示す図である。
図5および図6に示すように、複数の共鳴コイル212−1,212−2または312−1,312−2を同心円状に重ねて構成することも可能である。
図5の例では、共鳴周波数f1の共鳴コイル212−1または312−1内に共鳴周波数f2の共鳴コイル212−2または312−2を埋め込むように形成されている。
図6の例では、共鳴周波数f2の共鳴コイル212−2または312−2内に共鳴周波数f1の共鳴コイル212−1または312−1を埋め込むように形成されている。
このように共鳴コイルを近接して配置する場合、互いの結合により、伝送特性が劣化する場合があるが、使用周波数の間隔(|f2-f1|)を広げる、共鳴コイルのQを高くして周波数選択性を高める、などの方法で回避可能である。
図7は、本実施形態に係る本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルおよび受電側コイルの第5の構成例に示す図である。
図2〜図6に示した構成は送電側あるいは受電側の片方のみを記載した図であるが、図7に示すように両側に配置してもよい。
この構成は、上記の構成で説明した送電側および受電側共に共鳴周波数f1,f2の共鳴コイル212−1,212−2および312−1,312−2を有する。
複数周波数での信号あるいは電力を分離する必要がある場合、スイッチで切替えれば時間分割ができる。
また、フィルタで分離できれば周波数で分離でき、同時に複数の周波数での運用が可能である。
図2〜図6に示した構成は送電側あるいは受電側の片方のみを記載した図であるが、図7に示すように両側に配置してもよい。
この構成は、上記の構成で説明した送電側および受電側共に共鳴周波数f1,f2の共鳴コイル212−1,212−2および312−1,312−2を有する。
複数周波数での信号あるいは電力を分離する必要がある場合、スイッチで切替えれば時間分割ができる。
また、フィルタで分離できれば周波数で分離でき、同時に複数の周波数での運用が可能である。
図8は、本実施形態に係る本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルおよび受電側コイルの第6の構成例に示す図である。
図9は、本実施形態に係る本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルおよび受電側コイルの第7の構成例に示す図である。
図8の例では、給電装置20側が2つの共鳴コイル212−1,212−2を有し、受電装置30−1,30−2は、それぞれ共鳴周波数f1,f2の共鳴コイル312−1,312−2を有する場合である。
図9の例では、受電装置30側が2つの共鳴コイル312−1,312−2を有し、給電装置20−1,20−2は、それぞれ共鳴周波数f1,f2の共鳴コイル212−1,212−2を有する場合である。
図9は、本実施形態に係る本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルおよび受電側コイルの第7の構成例に示す図である。
図8の例では、給電装置20側が2つの共鳴コイル212−1,212−2を有し、受電装置30−1,30−2は、それぞれ共鳴周波数f1,f2の共鳴コイル312−1,312−2を有する場合である。
図9の例では、受電装置30側が2つの共鳴コイル312−1,312−2を有し、給電装置20−1,20−2は、それぞれ共鳴周波数f1,f2の共鳴コイル212−1,212−2を有する場合である。
次に、上記構成による動作を、磁界共鳴方式の原理および複数の周波数を使用した電力や信号の送受動作を中心に説明する。
<3.磁界共鳴方式の原理>
まず、磁界共鳴方式の原理について、図10〜図13に関連付けて説明する。
まず、磁界共鳴方式の原理について、図10〜図13に関連付けて説明する。
図10は、磁界共鳴方式の原理ついて説明するための図である。
なお、ここでは、給電コイルを給電素子、共鳴コイルを共鳴素子として原理説明を行う。
なお、ここでは、給電コイルを給電素子、共鳴コイルを共鳴素子として原理説明を行う。
電磁共鳴現象には電界共鳴方式と磁界共鳴方式があるが、図10は、そのうちの磁界共鳴方式のワイヤレス(非接触)給電システムで給電側元と受電側が1対1の基本ブロックを示している。
図1の構成と対応付けると、給電側には送電器22に含まれる交流電源22、給電素子211、共鳴素子212を、受電側には共鳴素子312、給電素子311、受信器32に含まれる整流回路を有している。
図1の構成と対応付けると、給電側には送電器22に含まれる交流電源22、給電素子211、共鳴素子212を、受電側には共鳴素子312、給電素子311、受信器32に含まれる整流回路を有している。
給電素子211、311、共鳴素子212、312は空心コイルで形成されている。
給電側において、給電素子211と共鳴素子311とは電磁誘導により強く結合している。同様に、受電側において、給電素子311と共鳴素子312とは電磁誘導により強く結合している。
たとえば、共鳴素子212、312の共鳴周波数はf1またはf2である。
給電側、受電側双方の共鳴素子212,312である各々の空心コイルの自己共振(共鳴)周波数が一致したときに磁界共鳴関係になり、結合量が最大、損失が最小となる。
交流電源22からは給電素子211に交流電流が供給され、さらに電磁誘導によって共鳴素子212へ電流を誘起させる。
交流電源22で発生させる交流電流の周波数は、共鳴素子212、共鳴素子312の自己共鳴(共振)周波数と同一に設定される。
共鳴素子212と共鳴素子312は互いに磁界共鳴の関係に配置され、共鳴周波数において共鳴素子212から共鳴素子312へとワイヤレス(非接触)で交流電流が供給される。
受電側において、共鳴素子312から電磁誘導によって給電素子311に電流が供給され、整流回路34によって直流電流が作られ出力される。
給電側において、給電素子211と共鳴素子311とは電磁誘導により強く結合している。同様に、受電側において、給電素子311と共鳴素子312とは電磁誘導により強く結合している。
たとえば、共鳴素子212、312の共鳴周波数はf1またはf2である。
給電側、受電側双方の共鳴素子212,312である各々の空心コイルの自己共振(共鳴)周波数が一致したときに磁界共鳴関係になり、結合量が最大、損失が最小となる。
交流電源22からは給電素子211に交流電流が供給され、さらに電磁誘導によって共鳴素子212へ電流を誘起させる。
交流電源22で発生させる交流電流の周波数は、共鳴素子212、共鳴素子312の自己共鳴(共振)周波数と同一に設定される。
共鳴素子212と共鳴素子312は互いに磁界共鳴の関係に配置され、共鳴周波数において共鳴素子212から共鳴素子312へとワイヤレス(非接触)で交流電流が供給される。
受電側において、共鳴素子312から電磁誘導によって給電素子311に電流が供給され、整流回路34によって直流電流が作られ出力される。
図11は、磁界共鳴方式における結合量の周波数特性を示す図である。
図11において、横軸が交流電源の周波数fを、縦軸が結合量をそれぞれ示している。
図11において、横軸が交流電源の周波数fを、縦軸が結合量をそれぞれ示している。
図11は、交流電源の周波数と結合量の関係を示している。
図11から磁気共鳴により周波数選択性を示すことがわかる。
図11から磁気共鳴により周波数選択性を示すことがわかる。
図12は、磁界共鳴方式における共鳴素子間距離と結合量との関係を示す図である。
図12において、横軸が共鳴素子間距離Dを、縦軸が結合量をそれぞれ示している。
図12において、横軸が共鳴素子間距離Dを、縦軸が結合量をそれぞれ示している。
図12は、給電側の共鳴素子212と受電側の共鳴素子312間の距離Dと結合量の関係を示している。
図12から、ある共鳴周波数において、結合量が最大となる距離Dがあることがわかる。
図12から、ある共鳴周波数において、結合量が最大となる距離Dがあることがわかる。
図13は、磁界共鳴方式における共鳴周波数と最大結合量が得られる共鳴素子間距離の関係を示す図である。
図13において、横軸が共鳴周波数fを、縦軸が共鳴素子間距離Dをそれぞれ示している。
図13において、横軸が共鳴周波数fを、縦軸が共鳴素子間距離Dをそれぞれ示している。
図13は、共鳴周波数と最大結合量が得られる給電側の共鳴素子212と受電側の共鳴素子312間の距離Dの関係を示している。
図13から、共鳴周波数が低いと共鳴素子間隔を広く、共鳴周波数が高いと共鳴素子間隔を狭くすることによって最大結合量が得られることがわかる。
図13から、共鳴周波数が低いと共鳴素子間隔を広く、共鳴周波数が高いと共鳴素子間隔を狭くすることによって最大結合量が得られることがわかる。
<4.複数の周波数を使用した電力や信号の送受動作>
複数の周波数を使用した電力や信号の送受動作を図14〜図19に関連付けて説明する。
複数の周波数を使用した電力や信号の送受動作を図14〜図19に関連付けて説明する。
図14は、本実施形体に係る複数の周波数を使用した電力や信号の送受の構成および動作の第1例を説明するための図である。
図14の例では、給電装置20Aと受電装置30Aが図7に示すように共鳴コイルを2つずつ有している場合である。
給電装置20Aの送電器22Aは、周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221、周波数f2の高周波変調信号を生成する高周波変調信号発生回路222、およびダイプレクサー223を有する。
受電装置30Aの受信器32Aは、ダイプレクサー321、整流回路322、電圧安定化回路323、受信回路324、および復調回路325を有する。
給電装置20Aの送電器22Aは、周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221、周波数f2の高周波変調信号を生成する高周波変調信号発生回路222、およびダイプレクサー223を有する。
受電装置30Aの受信器32Aは、ダイプレクサー321、整流回路322、電圧安定化回路323、受信回路324、および復調回路325を有する。
給電装置20Aにおいて、正弦波発生回路221で周波数f1の電力伝送用正弦波が生成され、高周波変調信号発生回路222で周波数f2の高周波変調信号が生成され、両者はダイプレクサー223で合成され、2共鳴(共振)の送電コイル部21に入力される。
受電装置30の受電コイル部31で受け取った信号と電力はダイプレクサー321で周波数f1の正弦波電力と、周波数f2の高周波変調信号に分けられる。
その後、それぞれの受信回路でそれぞれの用途にあった処理がなされ、利用される。
正弦波電力は、整流回路322で整流され、電圧安定化回路323で安定化される。
高周波変調信号は、受信回路324で受信され、復調回路325で復調される。
この例の場合、2つの周波数を使って、電力および信号を送受する用途に適用できる。
受電装置30の受電コイル部31で受け取った信号と電力はダイプレクサー321で周波数f1の正弦波電力と、周波数f2の高周波変調信号に分けられる。
その後、それぞれの受信回路でそれぞれの用途にあった処理がなされ、利用される。
正弦波電力は、整流回路322で整流され、電圧安定化回路323で安定化される。
高周波変調信号は、受信回路324で受信され、復調回路325で復調される。
この例の場合、2つの周波数を使って、電力および信号を送受する用途に適用できる。
図15は、本実施形体に係る複数の周波数を使用した電力や信号の送受の構成および動作の第2例を説明するための図である。
図15の例では、給電装置20Bと受電装置30Bが図7に示すように共鳴コイルを2つずつ有している場合である。
給電装置20Aの送電器22Bは、周波数f1,f2の電力伝送用正弦波を生成する周波数可変型正弦波発生回路221Bを有する。
受電装置30Bの受信器32Bは、整流回路322B、電圧安定化回路323を有する。
給電装置20Aの送電器22Bは、周波数f1,f2の電力伝送用正弦波を生成する周波数可変型正弦波発生回路221Bを有する。
受電装置30Bの受信器32Bは、整流回路322B、電圧安定化回路323を有する。
図15の例では、送電器22B内部には周波数可変型正弦波発生回路221Bが配置されており、2つの周波数f1,f2を切り替えて正弦波を生成できる。
送受の共鳴コイルはこれら2つの周波数f1,f2で良好な送受が行われる。
受電側の整流回路322Bはこれら2つの周波数帯で使用可能であり、ひとつの回路でよい。電圧安定化回路323で電圧安定化を施し、後段のブロックへ電力を供給する。
この例の場合、他機への妨害を避けるために、2つの周波数を時間的に切り替えて使う用途に適用できる。
送受の共鳴コイルはこれら2つの周波数f1,f2で良好な送受が行われる。
受電側の整流回路322Bはこれら2つの周波数帯で使用可能であり、ひとつの回路でよい。電圧安定化回路323で電圧安定化を施し、後段のブロックへ電力を供給する。
この例の場合、他機への妨害を避けるために、2つの周波数を時間的に切り替えて使う用途に適用できる。
図16は、本実施形体に係る複数の周波数を使用した電力や信号の送受の構成および動作の第3例を説明するための図である。
図16の例では、給電装置20Cが図8に示すように2つの共鳴コイル212−1,212−2を有しており、受電装置30−1,30−2が共鳴コイル312−1,312−2を1つずつ有している場合である。
給電装置20Cの送電器22Cは、周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221、周波数f2の高周波変調信号を生成する高周波変調信号発生回路222、およびダイプレクサー223を有する。
受電装置30−1の受信器32C−1は、周波数f1対応の整流回路322、電圧安定化回路323を有する。
受電装置30−2の受信器32C−2は、周波数f2対応の受信回路324、および復調回路325を有する。
給電装置20Cの送電器22Cは、周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221、周波数f2の高周波変調信号を生成する高周波変調信号発生回路222、およびダイプレクサー223を有する。
受電装置30−1の受信器32C−1は、周波数f1対応の整流回路322、電圧安定化回路323を有する。
受電装置30−2の受信器32C−2は、周波数f2対応の受信回路324、および復調回路325を有する。
給電装置20Cにおいて、正弦波発生回路221で周波数f1の電力伝送用正弦波が生成され、高周波変調信号発生回路222で周波数f2の高周波変調信号が生成され、両者はダイプレクサー223で合成され、2共鳴(共振)の送電コイル部21に入力される。
受電装置30−1では受電コイル部31−1で受け取った周波数f1の正弦波電力が整流回路322で整流され、電圧安定化回路323で安定化される。
受電装置30−2では、受電コイル部31−2で受け取った周波数f2の高周波変調信号が、受信回路324で受信され、復調回路325で復調される。
この例の場合も、2つの周波数を使って、電力および信号を送受する用途に適用できる。
受電装置30−1では受電コイル部31−1で受け取った周波数f1の正弦波電力が整流回路322で整流され、電圧安定化回路323で安定化される。
受電装置30−2では、受電コイル部31−2で受け取った周波数f2の高周波変調信号が、受信回路324で受信され、復調回路325で復調される。
この例の場合も、2つの周波数を使って、電力および信号を送受する用途に適用できる。
図17は、本実施形体に係る複数の周波数を使用した電力や信号の送受の構成および動作の第4例を説明するための図である。
図17の例では、給電装置20Dが図8に示すように2つの共鳴コイル212−1,212−2を有しており、受電装置30−1,30−2が共鳴コイル312−1,312−2を1つずつ有している場合である。
給電装置20Dの送電器22Dは、周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221−1、周波数f2の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221−2、およびダイプレクサー223を有する。
受電装置30−1の受信器32D−1は、周波数f1対応の整流回路322−1、電圧安定化回路323−2を有する。
受電装置30−2の受電器32D−2は、周波数f2対応の整流回路322−2、および電圧安定化回路323−2を有する。
給電装置20Dの送電器22Dは、周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221−1、周波数f2の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221−2、およびダイプレクサー223を有する。
受電装置30−1の受信器32D−1は、周波数f1対応の整流回路322−1、電圧安定化回路323−2を有する。
受電装置30−2の受電器32D−2は、周波数f2対応の整流回路322−2、および電圧安定化回路323−2を有する。
給電装置20Dにおいて、正弦波発生回路221−1で周波数f1の電力伝送用正弦波が生成され、正弦波発生回路221−2で周波数f2の電力伝送用正弦波が生成される。両者はダイプレクサー223で合成され、2共鳴(共振)の送電コイル部21に入力される。
受電装置30−1では受電コイル部31−1で受け取った周波数f1の正弦波電力が整流回路322−1で整流され、電圧安定化回路323−1で安定化される。
受電装置30−2では受電コイル部31−2で受け取った周波数f2の正弦波電力が整流回路322−2で整流され、電圧安定化回路323−2で安定化される。
この例の場合、二つの周波数を使って、異なる相手に異なる電力を送受する用途に適用できる。
受電装置30−1では受電コイル部31−1で受け取った周波数f1の正弦波電力が整流回路322−1で整流され、電圧安定化回路323−1で安定化される。
受電装置30−2では受電コイル部31−2で受け取った周波数f2の正弦波電力が整流回路322−2で整流され、電圧安定化回路323−2で安定化される。
この例の場合、二つの周波数を使って、異なる相手に異なる電力を送受する用途に適用できる。
図18は、本実施形体に係る複数の周波数を使用した電力や信号の送受の構成および動作の第5例を説明するための図である。
図18の例では、図9に示すように、給電装置20−1,2−2が共鳴コイル212−1,212−2を1つずつ有し、受電装置30Eが2つの共鳴コイル312−1,312−2を有している場合である。
給電装置20−1の送電器22E−1は、周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221を有する。
給電装置20−2の送電器22E−2は、周波数f2の高周波変調信号を生成する高周波変調信号発生回路222を有する。
受電装置30Eの受信器32Eは、ダイプレクサー321、整流回路322、電圧安定化回路323、受信回路324、および復調回路325を有する。
給電装置20−1の送電器22E−1は、周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221を有する。
給電装置20−2の送電器22E−2は、周波数f2の高周波変調信号を生成する高周波変調信号発生回路222を有する。
受電装置30Eの受信器32Eは、ダイプレクサー321、整流回路322、電圧安定化回路323、受信回路324、および復調回路325を有する。
給電装置20−1において、正弦波発生回路221で周波数f1の電力伝送用正弦波が生成され、送電コイル部21−1に入力される。
給電装置20−2においては、高周波変調信号発生回路222で周波数f2の高周波変調信号が生成され、送電コイル部21−2に入力される。
受電装置30Eの受電コイル部31で受け取った信号と電力はダイプレクサー321で周波数f1の正弦波電力と、周波数f2の高周波変調信号に分けられる。
その後、それぞれの受信回路でそれぞれの用途にあった処理がなされ、利用される。
正弦波電力は、整流回路322で整流され、電圧安定化回路323で安定化される。
高周波変調信号は、受信回路324で受信され、復調回路325で復調される。
この例の場合、2つの周波数を使って、電力および信号を送受する用途に適用できる。
給電装置20−2においては、高周波変調信号発生回路222で周波数f2の高周波変調信号が生成され、送電コイル部21−2に入力される。
受電装置30Eの受電コイル部31で受け取った信号と電力はダイプレクサー321で周波数f1の正弦波電力と、周波数f2の高周波変調信号に分けられる。
その後、それぞれの受信回路でそれぞれの用途にあった処理がなされ、利用される。
正弦波電力は、整流回路322で整流され、電圧安定化回路323で安定化される。
高周波変調信号は、受信回路324で受信され、復調回路325で復調される。
この例の場合、2つの周波数を使って、電力および信号を送受する用途に適用できる。
図19は、本実施形体に係る複数の周波数を使用した電力や信号の送受の構成および動作の第6例を説明するための図である。
図19の例では、図9に示すように、給電装置20−1,2−2が共鳴コイル212−1,212−2を1つずつ有し、受電装置30Fが2つの共鳴コイル312−1,312−2を有している場合である。
給電装置20−1の送電器22F−1は、周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221−1を有する。
給電装置20−2の送電器22F−2は、周波数f2の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221−2を有する。
受電装置30Fの受信器32Fは、ダイプレクサー321、周波数f1対応の整流回路322−1、周波数f2対応の整流回路322−2、電圧安定化回路323−1,323−2、および合成回路326を有する。
給電装置20−1の送電器22F−1は、周波数f1の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221−1を有する。
給電装置20−2の送電器22F−2は、周波数f2の電力伝送用正弦波を生成する正弦波発生回路221−2を有する。
受電装置30Fの受信器32Fは、ダイプレクサー321、周波数f1対応の整流回路322−1、周波数f2対応の整流回路322−2、電圧安定化回路323−1,323−2、および合成回路326を有する。
給電装置20−1において、正弦波発生回路221−1で周波数f1の電力伝送用正弦波が生成され、送電コイル部21−1に入力される。
給電装置20−2において、正弦波発生回路221−2で周波数f2の電力伝送用正弦波が生成され、送電コイル部21−2に入力される。
別々に送電され、受電装置30Fの受電コイル部31で受け取った2電力はダイプレクサー321で周波数f1の正弦波電力と、周波数f2の正弦波電力に分けられる。
周波数f1の正弦波電力は、整流回路322−1で整流され、電圧安定化回路323−1で安定化される。
周波数f2の正弦波電力は、整流回路322−2で整流され、電圧安定化回路323−2で安定化される。
2つの電力は、それぞれの整流回路、安定化回路を経て、直流電力となった後に合成回路326で合成され、後段のブロックへ電力が供給される。
この例の場合、二つの周波数を使って、二箇所の異なる相手から(たとえば受電側で必要な電力の半分ずつを)同時に受けとる用途に適用できる。
給電装置20−2において、正弦波発生回路221−2で周波数f2の電力伝送用正弦波が生成され、送電コイル部21−2に入力される。
別々に送電され、受電装置30Fの受電コイル部31で受け取った2電力はダイプレクサー321で周波数f1の正弦波電力と、周波数f2の正弦波電力に分けられる。
周波数f1の正弦波電力は、整流回路322−1で整流され、電圧安定化回路323−1で安定化される。
周波数f2の正弦波電力は、整流回路322−2で整流され、電圧安定化回路323−2で安定化される。
2つの電力は、それぞれの整流回路、安定化回路を経て、直流電力となった後に合成回路326で合成され、後段のブロックへ電力が供給される。
この例の場合、二つの周波数を使って、二箇所の異なる相手から(たとえば受電側で必要な電力の半分ずつを)同時に受けとる用途に適用できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態によれば、電力の給電と同時に信号のやり取りも行いたい場合や、電力を異なる周波数で給電したい場合に複数の周波数で使用可能なコイルを実現できる。
給電コイルを共有するので、小型化が可能である。
共鳴コイル自体に回路などの追加がないので、高いQを維持でき、高効率な伝送が可能である。
すなわち、本実施形態によれば、電力の給電と同時に信号のやり取りも行いたい場合や、電力を異なる周波数で給電したい場合に複数の周波数で使用可能なコイルを実現できる。
給電コイルを共有するので、小型化が可能である。
共鳴コイル自体に回路などの追加がないので、高いQを維持でき、高効率な伝送が可能である。
図20は、本実施形態に係る2共鳴(共振)コイルを用いた装置のスミスチャートおよび周波数特性を示している。
図20からもわかるように、電力の給電と同時に信号のやり取りも行いたい場合や、電力を異なる周波数で給電したい場合に複数の周波数で使用可能なコイルを実現できる。
図20からもわかるように、電力の給電と同時に信号のやり取りも行いたい場合や、電力を異なる周波数で給電したい場合に複数の周波数で使用可能なコイルを実現できる。
10・・・ワイヤレス給電システム、20・・・給電装置、21・・・送電コイル部、211・・・給電コイル、212−1,212−2,212−3・・・共鳴コイル、22・・・送電器、30・・・受電装置、31・・・受電コイル部、311・・・給電コイル、312−1,312−2,312−3・・・共鳴コイル。
Claims (17)
- 少なくとも給電すべき電力を含む周波数が異なる複数の送信信号を生成する送電器と、
上記送電器で生成される電力を含む送信信号が給電される給電素子と、
上記給電素子により電磁誘導により結合可能な領域に配置される共鳴周波数が異なる複数の共鳴素子と
を有する給電装置。 - 異なる共鳴周波数を有する複数の共鳴素子が、一つの給電素子を挟んでその両側に配置されている
請求項1記載の給電装置。 - 異なる共鳴周波数を有する複数の共鳴素子が、一つの給電素子の周囲に配置されている
請求項1記載の給電装置。 - 異なる共鳴周波数を有する複数の共鳴素子が、同心円状に重ねて配置されている
請求項1記載の給電装置。 - 上記送電器は、
異なる周波数の電力伝送用電力信号と変調信号を生成する機能を有する
請求項1から4のいずれか一に記載の給電装置。 - 上記送電器は、
異なる周波数の複数の電力伝送用電力信号を生成する機能を有する
請求項1から4のいずれか一に記載の給電装置。 - 磁界共鳴関係をもって送電された電力を含む送信信号を受電する共鳴周波数が異なる複数の共鳴素子と、
上記共鳴素子との電磁誘導により結合して受電した電力が給電される給電素子と、
上記給電素子による電力を含む受信信号に対する処理を行う受電器と
を有する受電装置。 - 異なる共鳴周波数を有する複数の共鳴素子が、一つの給電素子を挟んでその両側に配置されている
請求項7記載の受電装置。 - 異なる共鳴周波数を有する複数の共鳴素子が、一つの給電素子の周囲に配置されている
請求項7記載の受電装置。 - 異なる共鳴周波数を有する複数の共鳴素子が、同心円状に重ねて配置されている
請求項7記載の受電装置。 - 上記受信器は、
異なる周波数の電力伝送用電力信号と変調信号を処理する機能を有する
請求項7から10のいずれか一に記載の受電装置。 - 上記受信器は、
異なる周波数の複数の電力伝送用電力信号を処理する機能を有する
請求項7から10のいずれか一に記載の受電装置。 - 給電装置と、
上記給電装置から送電された電力を含む送信信号を、磁界共鳴関係をもって受電する受電装置と、を有し、
上記給電装置は、
少なくとも給電すべき電力を含む周波数が異なる複数の送信信号を生成する送電器と、
上記送電器で生成される電力を含む送信信号が給電される給電素子と、
上記給電素子により電磁誘導により結合可能な領域に配置される少なくとも一つの共鳴素子と、を含み
上記受電装置は、
磁界共鳴関係をもって送電された電力を含む送信信号を受電する少なくとも一つの共鳴素子と、
上記共鳴素子との電磁誘導により結合して受電した電力が給電される給電素子と、
上記給電素子による電力を含む受信信号に対する処理を行う受電器と、を含み、
上記給電装置の共鳴素子および上記受電装置の共鳴素子の少なくとも一方は、共鳴周波数が異なる複数の共鳴素子を含む
ワイヤレス給電システム。 - 上記給電装置の送電器は、
異なる周波数の電力伝送用電力信号と変調信号を生成する機能を有する
請求項13載のワイヤレス給電システム。 - 上記給電装置の送電器は、
異なる周波数の複数の電力伝送用電力信号を生成する機能を有する
請求項13記載のワイヤレス給電システム。 - 上記受電装置の受信器は、
異なる周波数の電力伝送用電力信号と変調信号を処理する機能を有する
請求項13から15のいずれか一に記載のワイヤレス給電システム。 - 上記受電装置の受信器は、
異なる周波数の複数の電力伝送用電力信号を処理する機能を有する
請求項13から15のいずれか一に記載のワイヤレス給電システム。
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