JP2011142748A - ワイヤレス給電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】伝送効率の劣化を防止でき、しかもシステムの簡素化、小型化を図ることが可能なワイヤレス給電システムを提供する。
【解決手段】ワイヤレス給電システム10は、給電装置20と、給電装置20から送電された電力を受電する受電装置30と、を有し、給電装置20は、給電すべき電力を生成する電力生成部22と、電力生成部22で生成される電力が給電される給電素子211と、給電素子211により電磁誘導により結合する共振素子212と、を含み、受電装置30は、給電装置から送電された電力を受電する受電素子311と、電力の受電素子311の負荷との接続部におけるインピーダンス整合機能を含む整合部(マッチング回路)312と、を含む。
【選択図】図1
【解決手段】ワイヤレス給電システム10は、給電装置20と、給電装置20から送電された電力を受電する受電装置30と、を有し、給電装置20は、給電すべき電力を生成する電力生成部22と、電力生成部22で生成される電力が給電される給電素子211と、給電素子211により電磁誘導により結合する共振素子212と、を含み、受電装置30は、給電装置から送電された電力を受電する受電素子311と、電力の受電素子311の負荷との接続部におけるインピーダンス整合機能を含む整合部(マッチング回路)312と、を含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、非接触(ワイヤレス)で電力の供給、受信を行う非接触給電方式のワイヤレス給電システムに関するものである。
ワイヤレス(無線)で電力の供給を行う方式として電磁誘導方式が知られている。
また、近年、電磁共鳴現象を利用した磁界共鳴方式と呼ばれる方式を用いたワイヤレス給電、および充電システムが注目されている。
また、近年、電磁共鳴現象を利用した磁界共鳴方式と呼ばれる方式を用いたワイヤレス給電、および充電システムが注目されている。
現在、既に広く用いられている電磁誘導方式の非接触給電方式は、給電元と給電先(受電側)とで磁束を共有する必要があり、効率良く電力を送るには給電元と給電先とを極近接して配置する必要があり、結合の軸合わせも重要である。
一方、電磁共鳴現象を用いた非接触給電方式は、電磁共鳴現象という原理から、電磁誘導方式よりも距離を離して電力伝送することができ、かつ、多少軸合わせが悪くても伝送効率があまり落ちないという利点がある。
なお、電磁共鳴現象には磁界共鳴方式の他に電界共鳴方式がある。
なお、電磁共鳴現象には磁界共鳴方式の他に電界共鳴方式がある。
たとえば特許文献1には、磁界共鳴方式を採用したワイヤレス給電システムが開示されている。
この特許文献1に開示される技術では、給電回路と接続された給電コイルから、電磁誘導により共振コイル(共鳴コイルともいう)に電力が伝達される構成を有し、周波数の調整が共振コイルに接続されたキャパシタと抵抗によって行われる。
近年、磁界の共振現象を利用した磁界共鳴方式を採用して2m離れて60Wの電力伝送を実現した無線電力伝送技術が報告されている。
また、磁界共鳴方式を採用して、60Wの電力を伝送し、50cm離れた電子機器を駆動する高効率な「ワイヤレス給電システム」の開発が報告されている。
この無線電力伝送技術では、数mの距離で数10Wの無線電力伝送ができるので、オフィスや家庭内での、新しいコンセプトの商品への応用が期待されている。
また、磁界共鳴方式を採用して、60Wの電力を伝送し、50cm離れた電子機器を駆動する高効率な「ワイヤレス給電システム」の開発が報告されている。
この無線電力伝送技術では、数mの距離で数10Wの無線電力伝送ができるので、オフィスや家庭内での、新しいコンセプトの商品への応用が期待されている。
ところが、磁界共鳴型のワイヤレス給電システムでは、送受電距離を近づけると周波数特性が変化し、かえって伝送効率が劣化するという問題がある。
上記の問題を解決する方法として、次の方法がある。
すなわち、周波数特性が変わったときに、
1)電源周波数そのものを変えて調整する方法、
2)送電側コイルのインダクタンスやキャパシタンスを調整して変化を相殺する方法、
3)送電側の電源回路にインピーダンスを調整する回路を挿入する方法、
などがある。
すなわち、周波数特性が変わったときに、
1)電源周波数そのものを変えて調整する方法、
2)送電側コイルのインダクタンスやキャパシタンスを調整して変化を相殺する方法、
3)送電側の電源回路にインピーダンスを調整する回路を挿入する方法、
などがある。
ただし、いずれも周波数特性の変化を検知して調整する何らかの装置が必要になり、システムの簡素化、小型化の妨げになっている。
磁界共鳴型のワイヤレス給電システムでは、Q値の高い大きなサイズのコイルが送受電の両側に必要であり、特に受電側のワイヤレス機器の小型化の妨げになっている。
電磁誘導型のワイヤレス給電システムでは、磁束を高めるために巻数の多いコイルやフェライトコアなどが用いられ、重量が重くなるとともに小型化の妨げになっている。
本発明は、伝送効率の劣化を防止でき、しかもシステムの簡素化、小型化を図ることが可能なワイヤレス給電システムを提供することにある。
本発明の第1の観点のワイヤレス給電システムは、給電装置と、上記給電装置から送電された電力を受電する受電装置と、を有し、上記給電装置は、給電すべき電力を生成する電力生成部と、上記電力生成部で生成される電力が給電される共振素子と、を含み、上記受電装置は、上記給電装置から送電された電力を受電する受電素子と、上記電力の上記受電素子の負荷との接続部におけるインピーダンス整合機能を含む整合部と、を含む。
本発明によれば、伝送効率の劣化を防止でき、しかもシステムの簡素化、小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(ワイヤレス給電システムの第1構成例)
2.第2の実施形態(ワイヤレス給電システムの第2構成例)
3.第3の実施形態(ワイヤレス給電システムの第3構成例)
4.第4の実施形態(ワイヤレス給電システムの応用)
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(ワイヤレス給電システムの第1構成例)
2.第2の実施形態(ワイヤレス給電システムの第2構成例)
3.第3の実施形態(ワイヤレス給電システムの第3構成例)
4.第4の実施形態(ワイヤレス給電システムの応用)
<1.第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルおよび受電側コイルの関係を模式的に示す図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルおよび受電側コイルの関係を模式的に示す図である。
本ワイヤレス給電システム10は、電力伝送システムとして形成される。
本ワイヤレス給電システム10は、給電装置20および受電装置30を有する。
本ワイヤレス給電システム10は、給電装置20および受電装置30を有する。
給電装置20は、送電コイル部21、および高周波電力発生部22を含んで構成されている。
送電コイル部21は、給電素子としての給電コイル211、および共振素子としての共振コイル212を有する。
共振コイルは共鳴コイルとも呼ぶが、本実施形態においては共振コイルと呼ぶこととする。
共振コイルは共鳴コイルとも呼ぶが、本実施形態においては共振コイルと呼ぶこととする。
給電コイル211は、交流(AC)電流が給電されるループコイルにより形成される。
共振コイル212は、給電コイル211と電磁誘導により結合する空心コイルにより形成され、給電コイル211により給電されたAC電力をワイヤレスで効率良く伝送する。
なお、給電側において、給電コイル211と共振コイル212とは電磁誘導により強く結合している。
共振コイル212は、給電コイル211と電磁誘導により結合する空心コイルにより形成され、給電コイル211により給電されたAC電力をワイヤレスで効率良く伝送する。
なお、給電側において、給電コイル211と共振コイル212とは電磁誘導により強く結合している。
高周波電力発生部22は、ワイヤレス電力伝送のための高周波電力(AC電力)を発生する。
高周波電力発生部22で発生された高周波電力は、送電コイル部21の給電コイル211に給電(印加)される。
高周波電力発生部22で発生された高周波電力は、送電コイル部21の給電コイル211に給電(印加)される。
受電装置30は、受電コイル部31、検波回路32、および受電した電力の供給先であるLED等の負荷33を含んで構成されている。
受電コイル部31は、受電コイル311、および整合部としてのマッチング回路312を有する。
受電コイル311は、給電装置20側の共振コイル212との結合関係をもって、給電装置20から伝送されたAC電力を受電する。
マッチング回路312は、図示しないコントローラにより供給される制御信号に応じて受電コイル311の負荷端におけるインピーダンス整合機能を有する。
検波(整流)回路32は、受電した交流電力を整流して直流(DC)電力として、図示しない電圧安定化回路において、供給されるDC電力を、供給先である電子機器の仕様に応じたDC電圧に変換して、その安定化したDC電圧をLED等の負荷33に供給する。
ここで、送受電コイルの構成例について、図2に関連付けて説明する。
本ワイヤレス給電システム10においては、共振コイルは送電側の共振コイル212の1つのみである。
送電側の給電コイル211と共振コイル212が電磁誘導により結合している。
さらに、共振コイル212と受電側の受電コイル311が結合して電力を負荷33に供給する。
送電側の給電コイル211と共振コイル212を送電(給電)装置として一体化することで、受電側には受電コイル311とマッチング回路312のみの構成とすることが可能なため、受電装置30を小型化、簡略化することができる。
送電側の給電コイル211と共振コイル212が電磁誘導により結合している。
さらに、共振コイル212と受電側の受電コイル311が結合して電力を負荷33に供給する。
送電側の給電コイル211と共振コイル212を送電(給電)装置として一体化することで、受電側には受電コイル311とマッチング回路312のみの構成とすることが可能なため、受電装置30を小型化、簡略化することができる。
次に、本ワイスレス給電システム10の全体的な動作概要について説明する。
高周波電力発生部22において発生されたAC電力は、給電コイル211に給電され、給電コイル211を介し、電磁誘導による結合で送電用共振コイル212に伝送される。
送電用共振コイル212に供給された電力は、共振コイル212によって定まる周波数においてマッチング回路312に接続された受電コイル311を介し検波回路32に供給される。
検波回路32ではAC電力は、DC電力に変換された後、図示しない電圧安定化回路において、DC電力が、供給先である電子機器の仕様に応じたDC電圧に変換されて、その安定化したDC電圧がLED等の負荷33に供給される。
送電用共振コイル212に供給された電力は、共振コイル212によって定まる周波数においてマッチング回路312に接続された受電コイル311を介し検波回路32に供給される。
検波回路32ではAC電力は、DC電力に変換された後、図示しない電圧安定化回路において、DC電力が、供給先である電子機器の仕様に応じたDC電圧に変換されて、その安定化したDC電圧がLED等の負荷33に供給される。
なお、送電側の共振コイル212によって定まる周波数は使用するシステムによって変えることも考えられるが、本システム10の受電コイル311は共振していない。
このため、送電側の共振コイル212と受電コイル311との距離によって変わる結合の強さの調整と、マッチング回路312でのインピーダンス調整によって、異なる共振周波数の送電コイルとの組み合わせでも受電側は使用することができる。
このため、送電側の共振コイル212と受電コイル311との距離によって変わる結合の強さの調整と、マッチング回路312でのインピーダンス調整によって、異なる共振周波数の送電コイルとの組み合わせでも受電側は使用することができる。
すなわち、本実施形態のワイヤレス給電システム10において、周波数は送電用共振コイル212によって定まる。
そして、送電側の共振コイル212と受電コイル313との距離Dによって変わる結合の強さと、受電側のマッチング回路312でのインピーダンス調整によって伝送特性を調整できる。
そして、送電側の共振コイル212と受電コイル313との距離Dによって変わる結合の強さと、受電側のマッチング回路312でのインピーダンス調整によって伝送特性を調整できる。
ここで、受電コイルのインピーダンス特性について考察する。
図3は、本実施形態に係るマッチング回路が接続された受電コイルのインピーダンス特性を示すスミスチャートである。
図4は、マッチング回路を持たない受電コイルのインピーダンス特性を比較例として示すスミスチャートである。
図3は、本実施形態に係るマッチング回路が接続された受電コイルのインピーダンス特性を示すスミスチャートである。
図4は、マッチング回路を持たない受電コイルのインピーダンス特性を比較例として示すスミスチャートである。
受電コイル311は,巻数が少なく小さい構造とするため、インダクタンスおよびキャパシタンスの値が小さく低インピーダンスになる。
そのため、比較例のようにマッチング回路を持たない場合、受電側の負荷33とのインピーダンスが合わずに伝送ロスが大きくなり、図4に示すように、このままの構成では効率よく使用することができない。
これに対して、本実施形態のように、受電コイル311と負荷33との間にマッチング回路312を追加することで、図3に示すように、負荷とのインピーダンスのマッチングをとり伝送効率を上げることができる。
そのため、比較例のようにマッチング回路を持たない場合、受電側の負荷33とのインピーダンスが合わずに伝送ロスが大きくなり、図4に示すように、このままの構成では効率よく使用することができない。
これに対して、本実施形態のように、受電コイル311と負荷33との間にマッチング回路312を追加することで、図3に示すように、負荷とのインピーダンスのマッチングをとり伝送効率を上げることができる。
次に、本実施形態に係るワイヤレス給電システムの伝送ロス特性について考察する。
ここで、磁界共鳴型ワイヤレス給電システムおよび電磁誘導型ワイヤレス給電システムの伝送ロス特性を比較例として示す。
ここで、磁界共鳴型ワイヤレス給電システムおよび電磁誘導型ワイヤレス給電システムの伝送ロス特性を比較例として示す。
図5は、本実施形態に係るワイヤレス給電システムの伝送ロス特性を示す特性図である。
図6は、本実施形態に係るワイヤレス給電システムの伝送距離と伝送ロスと周波数との関係を対応付けて示す図である。
図7は、本実施形態に係るワイヤレス給電システムの送受電コイルを模式的に示す図である。
図6は、本実施形態に係るワイヤレス給電システムの伝送距離と伝送ロスと周波数との関係を対応付けて示す図である。
図7は、本実施形態に係るワイヤレス給電システムの送受電コイルを模式的に示す図である。
図7においては、共振コイル212と受電ループコイル311aとの対応関係を示している。
この例では、共振コイル212は、その巻数が14で、一辺が170mmの矩形状に形成される。
受電ループコイル311aは、その巻数が1で、一辺が90mmの矩形状に形成される。
コイルの線径はともに1mmである。
そして、共振コイル212と受電コイル311a間の距離が伝送距離Dとなる。
この例では、共振コイル212は、その巻数が14で、一辺が170mmの矩形状に形成される。
受電ループコイル311aは、その巻数が1で、一辺が90mmの矩形状に形成される。
コイルの線径はともに1mmである。
そして、共振コイル212と受電コイル311a間の距離が伝送距離Dとなる。
図5においては、横軸が周波数を、縦軸が伝送ロスをそれぞれ示している。
図5において、Kで示す曲線は伝送距離Dが10mmのときの伝送ロス特性を、Lで示す曲線は伝送距離Dが30mmのときの伝送ロス特性を示している。
図5において、Mで示す曲線は伝送距離Dが50mmのときに伝送特性を、Nで示す曲線は伝送距離Dが100mmのときの伝送特性を示している。
図5において、Kで示す曲線は伝送距離Dが10mmのときの伝送ロス特性を、Lで示す曲線は伝送距離Dが30mmのときの伝送ロス特性を示している。
図5において、Mで示す曲線は伝送距離Dが50mmのときに伝送特性を、Nで示す曲線は伝送距離Dが100mmのときの伝送特性を示している。
本実施形態に係るワイヤレス給電システム10においては、図5および図6に示すように、伝送距離Dが10mmのとき、伝送ロスが−0.22[dB]で、共振周波数は13.0[MHz]である。
伝送距離Dが30mmのとき、伝送ロスが−0.26[dB]で、周波数は12.9[MHz]である。
伝送距離Dが50mmのとき、伝送ロスが−0.64[dB]で、周波数は12.8[MHz]である。
伝送距離Dが100mmのとき、伝送ロスが−4.13[dB]で、周波数は12.8[MHz]である。
伝送距離Dが30mmのとき、伝送ロスが−0.26[dB]で、周波数は12.9[MHz]である。
伝送距離Dが50mmのとき、伝送ロスが−0.64[dB]で、周波数は12.8[MHz]である。
伝送距離Dが100mmのとき、伝送ロスが−4.13[dB]で、周波数は12.8[MHz]である。
このように、本実施形態に係るワイヤレス給電システム10においては、伝送距離Dを近づけても共振コイル212の周波数特性の変化がないため、伝送特性は劣化しない。
図8は、比較例として共鳴型ワイヤレス給電システムの伝送ロス特性を示す特性図である。
図9は、比較例として共鳴型ワイヤレス給電システムの伝送距離と伝送ロスと周波数との関係を対応付けて示す図である。
図10は、比較例として共鳴型ワイヤレス給電システムの送受電コイルを模式的に示す図である。
図9は、比較例として共鳴型ワイヤレス給電システムの伝送距離と伝送ロスと周波数との関係を対応付けて示す図である。
図10は、比較例として共鳴型ワイヤレス給電システムの送受電コイルを模式的に示す図である。
図10においては、送電側共振コイル212と受電側共振コイル313との対応関係を示している。
この例では、送電側共振コイル212および受電側共振コイル313は、その巻数が共に14で、一辺が170mmの矩形状に形成される。
コイルの線径はともに1mmである。
そして、送電側共振コイル212と受電側共振コイル313間の距離が伝送距離Dとなる。
この例では、送電側共振コイル212および受電側共振コイル313は、その巻数が共に14で、一辺が170mmの矩形状に形成される。
コイルの線径はともに1mmである。
そして、送電側共振コイル212と受電側共振コイル313間の距離が伝送距離Dとなる。
図8においては、横軸が周波数を、縦軸が伝送ロスをそれぞれ示している。
図8において、Mで示す曲線は伝送距離Dが50mmのときに伝送特性を、Nで示す曲線は伝送距離Dが100mmのときの伝送特性を示している。
図8において、Mで示す曲線は伝送距離Dが50mmのときに伝送特性を、Nで示す曲線は伝送距離Dが100mmのときの伝送特性を示している。
共鳴型ワイヤレス給電システムにおいては、図8および図9に示すように、伝送距離Dが100mmのとき、伝送ロスが−0.21[dB]で、周波数は13.4[MHz]である。
伝送距離Dが50mmのとき、伝送ロスが−6.45[dB]で、周波数は13.4[MHz]である。
伝送距離Dが50mmのとき、伝送ロスが−6.45[dB]で、周波数は13.4[MHz]である。
このように、共鳴型ワイヤレス給電システムにおいては、伝送距離Dを近づける周波数特性が変化し、かえって使用周波数帯で伝送特性が劣化してしまう。
図11は、比較例として電磁誘導型ワイヤレス給電システムの伝送ロス特性を示す特性図である。
図12は、比較例として電磁誘導型ワイヤレス給電システムの伝送距離と伝送ロスと周波数との関係を対応付けて示す図である。
図13は、比較例として電磁誘導ワイヤレス給電システムの送受電コイルを模式的に示す図である。
図12は、比較例として電磁誘導型ワイヤレス給電システムの伝送距離と伝送ロスと周波数との関係を対応付けて示す図である。
図13は、比較例として電磁誘導ワイヤレス給電システムの送受電コイルを模式的に示す図である。
図13においては、送電側給電コイル(送電コイル)211bと受電側給電コイル(受電コイル)311bとの対応関係を示している。
送電側給電コイル211bと受電側給電コイル311bの距離が伝送距離Dとなる。
送電側給電コイル211bと受電側給電コイル311bの距離が伝送距離Dとなる。
図11においては、横軸が周波数を、縦軸が伝送ロスをそれぞれ示している。
図11において、Jで示す曲線は伝送距離Dが5mmのときの伝送特性を、Kで示す曲線は伝送距離Dが10mmのときの伝送特性を、Lで示す曲線は伝送距離Dが50mmのときの伝送特性を示している。
図11において、Jで示す曲線は伝送距離Dが5mmのときの伝送特性を、Kで示す曲線は伝送距離Dが10mmのときの伝送特性を、Lで示す曲線は伝送距離Dが50mmのときの伝送特性を示している。
電磁誘導型ワイヤレス給電システムにおいては、図11および図12に示すように、伝送距離Dが5mmのとき、伝送ロスが−0.99[dB]で、周波数は0.7[MHz]である。
伝送距離Dが10mmのとき、伝送ロスが−4.22[dB]で、周波数は0.7[MHz]である。
伝送距離Dが50mmのとき、伝送ロスが−10.40[dB]で、周波数は0.3[MHz]である。
伝送距離Dが10mmのとき、伝送ロスが−4.22[dB]で、周波数は0.7[MHz]である。
伝送距離Dが50mmのとき、伝送ロスが−10.40[dB]で、周波数は0.3[MHz]である。
このように、電磁誘導型ワイヤレス給電システムにおいては、伝送距離Dを遠ざけると伝送特性が劣化してしまう。
すなわち、電磁誘導型ワイヤレス給電システムにおいては、伝送距離は数mm程度である。
これに対して、本実施形態に係るワイヤレス給電システム10においては、電磁誘導型よりも伝送距離を延ばせるため、設置の自由度があり、小型機器への給電、充電に適している。
また、上述したように、本実施形態に係るワイヤレス給電システム10においては、共鳴型のように、伝送距離を近づけると周波数特性が変化し、かえって伝送特性が劣化してしまうことがない。
すなわち、本実施形態に係るワイヤレス給電システム10においては、伝送距離を近づけても共振コイルの周波数特性の変化がないため、伝送特性は劣化しない。
すなわち、電磁誘導型ワイヤレス給電システムにおいては、伝送距離は数mm程度である。
これに対して、本実施形態に係るワイヤレス給電システム10においては、電磁誘導型よりも伝送距離を延ばせるため、設置の自由度があり、小型機器への給電、充電に適している。
また、上述したように、本実施形態に係るワイヤレス給電システム10においては、共鳴型のように、伝送距離を近づけると周波数特性が変化し、かえって伝送特性が劣化してしまうことがない。
すなわち、本実施形態に係るワイヤレス給電システム10においては、伝送距離を近づけても共振コイルの周波数特性の変化がないため、伝送特性は劣化しない。
<2.第2の実施形態>
図14は、本発明の第2の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
図14は、本発明の第2の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
本第2の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Aが第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10と異なる点は、給電装置20Aの送電コイル部21Aにおいて、給電コイル211にマッチング回路213が接続されていることにある。
本ワイヤレス給電システム10Aでは、高周波電力発生部22で発生されたAC電力はマッチング回路213に接続された給電コイル211を介し、電磁誘導による結合で送電用共振コイル212に伝送される。マッチング回路213では、送電側のインピーダンス調整が行われる。
送電用共振コイル212に供給された電力は、共振する周波数においてマッチング回路312に接続された受電コイル311を介し検波回路32に供給される。
送電用共振コイル212に供給された電力は、共振する周波数においてマッチング回路312に接続された受電コイル311を介し検波回路32に供給される。
このように、送電側コイル部21Aにおいても、給電コイル211にマッチング回路213を接続することにより、送電側のインピーダンス調整が可能になり、伝送効率を上げることができる。
<3.第3の実施形態>
図15は、本発明の第3の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
図15は、本発明の第3の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
本第3の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Bが第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10と異なる点は、給電装置20Aの送電コイル部21Bにおいて、給電コイル211の代わりに給電位置可変部214を配置したことにある。
給電位置可変部214は、たとえばAC電力の供給ラインと共振コイル212との接続点を可変するスイッチを含み、共振コイル212に対する給電位置を可変でき、共振コイルの共振周波数の調整、および共振コイルのインピーダンスの調整が可能である。
給電位置可変部214は、たとえばAC電力の供給ラインと共振コイル212との接続点を可変するスイッチを含み、共振コイル212に対する給電位置を可変でき、共振コイルの共振周波数の調整、および共振コイルのインピーダンスの調整が可能である。
本ワイヤレス給電システム10Bでは、高周波電力発生部22で発生されたAC電力は給電位置可変部214に接続された給電コイル211を介し、電磁誘導による結合で送電用共振コイル212に伝送される。
送電用共振コイル212に供給された電力は、共振する周波数においてマッチング回路312に接続された受電コイル311を介し検波回路32に供給される。
送電用共振コイル212に供給された電力は、共振する周波数においてマッチング回路312に接続された受電コイル311を介し検波回路32に供給される。
このように、送電側コイル部21Bにおいて、給電位置可変部214を配置して、給電位置を可変することにより、共振コイルの共振周波数の調整、および共振コイルのインピーダンスの調整が可能になり、伝送効率を上げることができる。
<4.第4の実施形態>
図16は、本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの応用例を示す図である。
図16は、本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの応用例を示す図である。
この応用例においては、給電装置(送電装置)20Cが卓上等に載置可能なたとえば直方体形状の装置として形成されている。
図16において、受電装置としては、携帯端末などの小型機器30Cの充電や電飾体30Dが例示されている。
小型機器30や電飾体30Dには、受電用ループコイル311が組み込まれている。
給電装置20Cの主面23上に置かれた、あるいは数十mm程度に近接された小型機器30Cの充電や電飾体30Dに対して、給電装置20Cに組み込まれた共振コイル212から電力が送電され、小型機器30Cの充電や電飾体30Dなどの給電に使用できる。
図16において、受電装置としては、携帯端末などの小型機器30Cの充電や電飾体30Dが例示されている。
小型機器30や電飾体30Dには、受電用ループコイル311が組み込まれている。
給電装置20Cの主面23上に置かれた、あるいは数十mm程度に近接された小型機器30Cの充電や電飾体30Dに対して、給電装置20Cに組み込まれた共振コイル212から電力が送電され、小型機器30Cの充電や電飾体30Dなどの給電に使用できる。
ワイヤレス給電システム10Cは、共鳴型と同様に位置合わせに自由度があり、同時並列的に複数の機器にも給電できる。
以上説明したように、本実施形態のワイヤレス給電システムによれば、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態によれば、共振コイルが1つですむため、受電側には簡単なループコイルとマッチング回路のみで構成できるため受電側の小型化ができる。
近い距離でも共振する周波数が変化しないため、周波数の調整回路などがなくても効率良く給電することが可能なので構成が簡単になる。
電磁誘導のように厳密な位置合わせが必要なく、ユーザーの使い勝手が良い。
異なる共振周波数の送電コイルとの組み合わせの使用でも、受電側の距離とマッチング回路の調整によって使用することができる。
すなわち、本実施形態によれば、共振コイルが1つですむため、受電側には簡単なループコイルとマッチング回路のみで構成できるため受電側の小型化ができる。
近い距離でも共振する周波数が変化しないため、周波数の調整回路などがなくても効率良く給電することが可能なので構成が簡単になる。
電磁誘導のように厳密な位置合わせが必要なく、ユーザーの使い勝手が良い。
異なる共振周波数の送電コイルとの組み合わせの使用でも、受電側の距離とマッチング回路の調整によって使用することができる。
10,10A〜10C・・・ワイヤレス給電システム、20,20C,20D・・・給電装置、21・・・送電コイル部、211・・・給電コイル、212・・・共振コイル、213・・・マッチング回路、214・・・給電位置可変部、22・・・高周波電力発生部、30・・・受電装置、31・・・受電コイル部、311・・・受電コイル、312・・・マッチング回路、32・・・検波回路、33・・・負荷。
Claims (5)
- 給電装置と、
上記給電装置から送電された電力を受電する受電装置と、を有し、
上記給電装置は、
給電すべき電力を生成する電力生成部と、
上記電力生成部で生成される電力が給電される共振素子と、を含み、
上記受電装置は、
上記給電装置から送電された電力を受電する受電素子と、
上記電力の上記受電素子の負荷との接続部におけるインピーダンス整合機能を含む整合部と、を含む
ワイヤレス給電システム。 - 上記給電装置は、
給電すべき電力を生成する電力生成部と、
上記電力生成部で生成される電力が給電され、電磁誘導によって上記共振素子と結合する給電素子と、を含み、
上記共振素子は、
上記給電素子により電磁誘導により結合する
請求項1記載のワイヤレス給電システム。 - 上記電力生成部による電力の上記給電素子の給電点におけるインピーダンス整合機能を含む整合部を含む
請求項2記載のワイヤレス給電システム。 - 上記電力生成部による電力の上記共振素子への給電位置を可変する給電位置可変部を含む
請求項1記載のワイヤレス給電システム。 - 周波数は上記共振素子により定まり、
伝送特性は、
送電側の上記共振素子と受電素子との距離によって変わる結合の強さと、受電側の上記整合部でのインピーダンス調整によって調整可能である
請求項1から4のいずれか一に記載のワイヤレス給電システム。
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