JP2014168359A - 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 - Google Patents
無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014168359A JP2014168359A JP2013039797A JP2013039797A JP2014168359A JP 2014168359 A JP2014168359 A JP 2014168359A JP 2013039797 A JP2013039797 A JP 2013039797A JP 2013039797 A JP2013039797 A JP 2013039797A JP 2014168359 A JP2014168359 A JP 2014168359A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- value
- resonator
- coil
- transmission device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J50/00—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
- H02J50/10—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
- H02J50/12—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling of the resonant type
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/14—Inductive couplings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/0029—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with safety or protection devices or circuits
- H02J7/00302—Overcharge protection
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/0029—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with safety or protection devices or circuits
- H02J7/00304—Overcurrent protection
Abstract
【解決手段】給電モジュール2から、受電モジュール3に対して磁界を変化させて電力を供給する無線電力伝送装置1の供給電力制御方法として、隣接するコイル間における結合係数の値をそれぞれ調整することにより、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値を所望の値に設定して供給する電力を調整する。
【選択図】図12
Description
また、給電モジュールの外周側に発生する磁界と受電モジュールの外周側に発生する磁界とが打ち消し合うことにより、給電モジュール及び受電モジュールの外周側に、磁界による影響が低減されて、給電モジュール及び受電モジュールの外周側以外の磁界強度よりも小さな磁界強度を有する磁界空間を形成することができる。これにより、形成した磁界空間に、磁界の影響を受けたくない回路等を格納することで、スペースの有効活用ができ、無線電力伝送装置自体の小型化を図ることが可能になる。
また、給電モジュールの内周側に発生する磁界と受電モジュールの内周側に発生する磁界とが打ち消し合うことにより、給電モジュール及び受電モジュールの内周側に、磁界による影響が低減されて、給電モジュール及び受電モジュールの内周側以外の磁界強度よりも小さな磁界強度を有する磁界空間を形成することができる。これにより、形成した磁界空間に、磁界の影響を受けたくない回路等を格納することで、スペースの有効活用ができ、無線電力伝送装置自体の小型化を図ることが可能になる。
まず、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法を説明する前に、供給電力制御方法又は製造方法によって設計・製造される無線電力伝送装置1について説明する。
無線電力伝送装置1は、図1に示すように、給電コイル21及び給電共振器22を備える給電モジュール2と、受電コイル31及び受電共振器32を備える受電モジュール3とを備えている。そして、給電モジュール2の給電コイル21に、給電モジュール2に供給する電力の駆動周波数を所定の値に設定した発振回路を備えた交流電源6を接続し、受電モジュール3の受電コイル31に、受電された交流電力を整流化する安定回路7及び過充電を防止する充電回路8を介して充電池9を接続している。
上記無線電力伝送装置1の構成を踏まえて、無線電力伝送装置1が供給する電力を調整する供給電力制御方法について説明する。
・・・(式3)
・・・(式4)
・・・(式5)
上記のような無線電力伝送装置では、給電モジュール2に供給する電力の駆動周波数を、給電モジュール2が備える給電コイル21・給電共振器22及び受電モジュール3が備える受電コイル31・受電共振器32が有する共振周波数と一致させることにより、無線電力伝送における電力伝送効率を最大にすることができることが一般的に知られており、電力伝送効率の最大化を求めて駆動周波数を共振周波数に設定にするのが一般的である。ここで、電力伝送効率とは、給電モジュール2に供給される電力に対する、受電モジュール3が受電する電力の比率のことをいう。
・・・(式6)
次に、結合係数k12、k23、k34を変化させた場合に、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinがどのような変化をするかを、条件を変えた測定実験1〜6により説明する。
測定実験1に使用する無線電力伝送装置1では、給電コイル21は、抵抗器R1、コイルL1を要素とするRL回路を構成しており(共振なし)、コイルL1部分は、銅線材(絶縁被膜付)を1回巻にして、コイル径を96mmφに設定している。同様に、受電コイル31は、抵抗器R4、コイルL4を要素とするRL回路を構成しており(共振なし)、コイルL4部分は、銅線材(絶縁被膜付)を1回巻にして、コイル径を96mmφに設定している。また、給電共振器22は、抵抗器R2、コイルL2、及び、コンデンサC2を要素とするRLC回路を構成しており、コイルL2部分は、銅線材(絶縁被膜付)を4回巻にした、コイル径96mmφのソレノイド型のコイルを使用している。また、受電共振器32は、抵抗器R3、コイルL3、及び、コンデンサC3を要素とするRLC回路を構成しており、コイルL3部分は、銅線材(絶縁被膜付)を4回巻にした、コイル径96mmφのソレノイド型のコイルを使用している。そして、測定実験1に使用する無線電力伝送装置1におけるR1、R2、R3、R4の値をそれぞれ、0.05Ω、0.5Ω、0.5Ω、0.05Ωに設定した。また、L1、L2、L3、L4の値をそれぞれ、0.3μH、4μH、4μH、0.3μHに設定した。また、給電共振器22及び受電共振器32における共振周波数は12.8MHzである。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、33.1Ω、→ 39.0Ω、→ 54.8Ω、→ 97.1Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、37.8Ω、→ 48.2Ω、→ 76.0Ω、→ 148.5Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、40.9Ω、→ 54.5Ω、→ 90.1Ω、→ 183.1Ωという具合に大きくなった。
上記のように、同相共振モードにおいて、可変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k12の値が、0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が大きくなる傾向にあることが分かる。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、28.7Ω、→ 29.4Ω、→ 32.6Ω、→ 50.3Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、30.7Ω、→ 33.5Ω、→ 43.0Ω、→ 80.6Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、31.8Ω、→ 35.8Ω、→ 49.1Ω、→ 96.7Ωという具合に大きくなった。
上記のように、逆相共振モードにおいても、変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k12の値が、0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が大きくなる傾向にあることが分かる。
測定実験2に使用する無線電力伝送装置1では、測定実験1と異なり、給電コイル21は、抵抗器R1、コイルL1、及び、コンデンサC1を要素とするRLC回路を構成しており(共振あり)、コイルL1部分は、銅線材(絶縁被膜付)を1回巻にして、コイル径を96mmφに設定している。同様に、受電コイル31も、抵抗器R4、コイルL4、及び、コンデンサC4を要素とするRLC回路を構成しており、コイルL4部分は、銅線材(絶縁被膜付)を1回巻にして、コイル径を96mmφに設定している。なお、その他の構成は、測定実験1と同様である。そして、測定実験2に使用する無線電力伝送装置1におけるR1、R2、R3、R4の値をそれぞれ、0.05Ω、0.5Ω、0.5Ω、0.05Ωに設定した。また、L1、L2、L3、L4の値をそれぞれ、0.3μH、4μH、4μH、0.3μHに設定した。また、給電コイル21、給電共振器22、受電共振器32、及び、受電コイル31における共振周波数は12.8MHzである。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、10.0Ω、→ 18.1Ω、→ 35.4Ω、→ 77.6Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、17.3Ω、→ 31.8Ω、→ 62.2Ω、→ 136.5Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、21.8Ω、→ 40.3Ω、→ 79.0Ω、→ 173.1Ωという具合に大きくなった。
上記のように、同相共振モードにおいて、可変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k12の値が、0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が大きくなる傾向にあることが分かる。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、6.9Ω、→ 9.5Ω、→ 19.3Ω、→ 49.8Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、9.3Ω、→ 14.9Ω、→ 31.2Ω、→ 79.0Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、10.7Ω、→ 18.0Ω、→ 38.1Ω、→ 95.9Ωという具合に大きくなった。
上記のように、逆相共振モードにおいても、変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k12の値が、0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が大きくなる傾向にあることが分かる。
測定実験3に使用する無線電力伝送装置1では、測定実験1、2と異なり、給電コイル21、給電共振器22、受電共振器32、受電コイル31のコイル部分に、平面上にコイルを巻き回して作成したパターンコイルを使用している。具体的には、給電コイル21は、抵抗器R1、コイルL1、及び、コンデンサC1を要素とするRLC回路を構成しており(共振あり)、コイルL1部分は、銅箔のエッチングにより形成した12回巻き、コイル径35mmφのパターンコイルを使用している。同様に、受電コイル31は、抵抗器R4、コイルL4、及び、コンデンサC4を要素とするRLC回路を構成しており、コイルL4部分は、銅箔のエッチングにより形成した12回巻き、コイル径35mmφのパターンコイルを使用している。また、給電共振器22は、抵抗器R2、コイルL2、及び、コンデンサC2を要素とするRLC回路を構成しており、コイルL2部分は、銅箔のエッチングにより形成した12回巻き、コイル径35mmφのパターンコイルを使用している。また、受電共振器32は、抵抗器R3、コイルL3、及び、コンデンサC3を要素とするRLC回路を構成しており、コイルL3部分は、銅箔のエッチングにより形成した12回巻き、コイル径35mmφのパターンコイルを使用している。そして、測定実験3に使用する無線電力伝送装置1におけるR1、R2、R3、R4の値をそれぞれ、1.8Ω、1.8Ω、1.8Ω、1.8Ωに設定した。また、L1、L2、L3、L4の値をそれぞれ、2.5μH、2.5μH、2.5μH、2.5μHに設定した。また、給電コイル21、給電共振器22、受電共振器32、及び、受電コイル31における共振周波数は8.0MHzである。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、10.5Ω、→ 20.7Ω、→ 34.1Ω、→ 42.3Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、12.3Ω、→ 24.0Ω、→ 39.8Ω、→ 49.9Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、12.8Ω、→ 25.4Ω、→ 41.9Ω、→ 51.9Ωという具合に大きくなった。
上記のように、同相共振モードにおいて、可変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k12の値が、0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が大きくなる傾向にあることが分かる。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、9.5Ω、→ 15.8Ω、→ 26.6Ω、→ 34.2Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、10.5Ω、→ 17.3Ω、→ 29.4Ω、→ 37.8Ωという具合に大きくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k12の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、10.8Ω、→ 18.0Ω、→ 30.5Ω、→ 38.7Ωという具合に大きくなった。
上記のように、逆相共振モードにおいても、変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k12の値が、0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が大きくなる傾向にあることが分かる。
測定実験4に使用する無線電力伝送装置1では、測定実験1と同様に、給電コイル21は、抵抗器R1、コイルL1を要素とするRL回路を構成しており(共振なし)、コイルL1部分は、銅線材(絶縁被膜付)を1回巻にして、コイル径を96mmφに設定している。同様に、受電コイル31は、抵抗器R4、コイルL4を要素とするRL回路を構成しており(共振なし)、コイルL4部分は、銅線材(絶縁被膜付)を1回巻にして、コイル径を96mmφに設定している。なお、その他の構成も、測定実験1と同様である。また、測定実験4に使用する無線電力伝送装置1におけるR1、R2、R3、R4の値をそれぞれ、0.05Ω、0.5Ω、0.5Ω、0.05Ωに設定した。また、L1、L2、L3、L4の値をそれぞれ、0.3μH、4μH、4μH、0.3μHに設定した(測定実験1と同じ)。また、給電共振器22及び受電共振器32における共振周波数は12.8MHzである。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、228.2Ω、→ 197.7Ω、→ 152.8Ω、→ 97.1Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、259.1Ω、→ 242.0Ω、→ 209.7Ω、→ 148.5Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、269.2Ω、→ 259.3Ω、→ 230.2Ω、→ 183.1Ωという具合に小さくなった。
上記のように、同相共振モードにおいて、可変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k34の値が、0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が小さくなる傾向にあることが分かる。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、127.4Ω、→ 112.8Ω、→ 86.8Ω、→ 50.3Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、138.0Ω、→ 131.1Ω、→ 115.0Ω、→ 80.6Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、141.3Ω、→ 137.6Ω、→ 126.5Ω、→ 96.7Ωという具合に小さくなった。
上記のように、逆相共振モードにおいても、変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k34の値が、0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が小さくなる傾向にあることが分かる。
測定実験5に使用する無線電力伝送装置1では、測定実験4と異なり、給電コイル21は、抵抗器R1、コイルL1、及び、コンデンサC1を要素とするRLC回路を構成しており(共振あり)、コイルL1部分は、銅線材(絶縁被膜付)を1回巻にして、コイル径を96mmφに設定している。同様に、受電コイル31も、抵抗器R4、コイルL4、及び、コンデンサC4を要素とするRLC回路を構成しており、コイルL4部分は、銅線材(絶縁被膜付)を1回巻にして、コイル径を96mmφに設定している。なお、その他の構成は、測定実験4と同様である。そして、測定実験5に使用する無線電力伝送装置1におけるR1、R2、R3、R4の値をそれぞれ、0.05Ω、0.5Ω、0.5Ω、0.05Ωに設定した。また、L1、L2、L3、L4の値をそれぞれ、0.3μH、4μH、4μH、0.3μHに設定した。また、給電コイル21、給電共振器22、受電共振器32、及び、受電コイル31における共振周波数は12.8MHzである。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、204.9Ω、→ 176.5Ω、→ 133.4Ω、→ 77.6Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、238.0Ω、→ 222.8Ω、→ 193.8Ω、→ 136.5Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、246.7Ω、→ 239.7Ω、→ 216.2Ω、→ 173.1Ωという具合に小さくなった。
上記のように、同相共振モードにおいて、可変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k34の値が、0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が小さくなる傾向にあることが分かる。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、119.3Ω、→ 105.2Ω、→ 83.3Ω、→ 49.8Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、130.6Ω、→ 123.4Ω、→ 110.9Ω、→ 79.0Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、133.9Ω、→ 129.3Ω、→ 122.1Ω、→ 95.9Ωという具合に小さくなった。
上記のように、逆相共振モードにおいても、変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k34の値が、0.11、→ 0.15、→ 0.22、→ 0.35の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が小さくなる傾向にあることが分かる。
測定実験6に使用する無線電力伝送装置1では、測定実験4、5と異なり、給電コイル21、給電共振器22、受電共振器32、受電コイル31のコイル部分に、平面上にコイルを巻き回して作成したパターンコイルを使用している。具体的には、給電コイル21は、抵抗器R1、コイルL1、及び、コンデンサC1を要素とするRLC回路を構成しており(共振あり)、コイルL1部分は、銅箔のエッチングにより形成した12回巻き、コイル径35mmφのパターンコイルを使用している。同様に、受電コイル31は、抵抗器R4、コイルL4、及び、コンデンサC4を要素とするRLC回路を構成しており、コイルL4部分は、銅箔のエッチングにより形成した12回巻き、コイル径35mmφのパターンコイルを使用している。また、給電共振器22は、抵抗器R2、コイルL2、及び、コンデンサC2を要素とするRLC回路を構成しており、コイルL2部分は、銅箔のエッチングにより形成した12回巻き、コイル径35mmφのパターンコイルを使用している。また、受電共振器32は、抵抗器R3、コイルL3、及び、コンデンサC3を要素とするRLC回路を構成しており、コイルL3部分は、銅箔のエッチングにより形成した12回巻き、コイル径35mmφのパターンコイルを使用している。そして、測定実験6に使用する無線電力伝送装置1におけるR1、R2、R3、R4の値をそれぞれ、1.8Ω、1.8Ω、1.8Ω、1.8Ωに設定した。また、L1、L2、L3、L4の値をそれぞれ、2.5μH、2.5μH、2.5μH、2.5μHに設定した。また、給電コイル21、給電共振器22、受電共振器32、及び、受電コイル31における共振周波数は8.0MHzである。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、59.7Ω、→ 56.1Ω、→ 51.4Ω、→ 42.3Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、62.6Ω、→ 60.6Ω、→ 58.6Ω、→ 49.9Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、63.5Ω、→ 62.0Ω、→ 61.0Ω、→ 51.9Ωという具合に小さくなった。
上記のように、同相共振モードにおいて、可変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k34の値が、0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が小さくなる傾向にあることが分かる。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を100Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、45.6Ω、→ 43.7Ω、→ 41.2Ω、→ 34.2Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を270Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、46.8Ω、→ 45.7Ω、→ 44.6Ω、→ 37.8Ωという具合に小さくなった。
また、可変抵抗器11(Rl)の値を500Ωに設定した場合、結合係数k34の値を0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくしていくと、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値は、47.1Ω、→ 46.2Ω、→ 45.1Ω、→ 38.7Ωという具合に小さくなった。
上記のように、逆相共振モードにおいても、変抵抗器11(Rl)の値を51Ω、100Ω、270Ω、500Ωのいずれの値に設定した場合でも、結合係数k34の値が、0.05、→ 0.06、→ 0.07、→ 0.08の順に大きくなるにつれて、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値が小さくなる傾向にあることが分かる。
次に、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinを制御するパラメータである結合係数k12、k23、k34の調整方法について説明する。
上記特性を利用した無線電力伝送装置1の供給電力制御方法によって、給電コイル21と給電共振器22との間の距離d12を物理的に変化させるという簡易な作業によって、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値を調整し、もって、無線電力伝送装置1から出力される電力を簡単に制御することができる。
上記特性を利用した無線電力伝送装置1の供給電力制御方法によって、受電共振器32と受電コイル31との間の距離d34を物理的に変化させるという簡易な作業によって、無線電力伝送装置1の入力インピーダンスZinの値を調整し、もって、無線電力伝送装置1から出力される電力を簡単に制御することができる。
次に、無線電力伝送装置1を製造する一工程である、設計方法(設計工程)について、図12及び図13を参照して説明する。本説明では、無線電力伝送装置1を搭載する携帯機器としてイヤホンスピーカ部201aを備えた無線式ヘッドセット200、及び、充電器201を例にして説明する(図12参照)。
まず、図13に示すように、充電池9の容量、及び、充電池9の充電に必要とされる充電電流から、受電モジュール3が受電する受電電力量が決まる(S1)。
上記製造方法の説明では、無線式ヘッドセット200を例示して説明したが、充電池を備えた機器であれば、タブレット型PC、デジタルカメラ、携帯電話、イヤホン型音楽プレイヤー、補聴器、集音器などにも使用することができる。
2 給電モジュール
3 受電モジュール
6 交流電源
7 安定回路
8 充電回路
9 充電池
21 給電コイル
22 給電共振器
31 受電コイル
32 受電共振器
200 無線式ヘッドセット
201 充電器
Claims (9)
- 給電コイル及び給電共振器の少なくとも1つを備えた給電モジュールから、受電共振器及び受電コイルの少なくとも1つを備えた受電モジュールに対して磁界を変化させて電力を供給する無線電力伝送装置の供給電力制御方法であって、
前記給電コイル、給電共振器、受電共振器、及び、受電コイルはそれぞれ少なくとも1つのコイルを有し、
隣接する前記コイル間における結合係数の値をそれぞれ調整することにより、当該無線電力伝送装置の入力インピーダンスの値を設定して前記供給する電力を調整することを特徴とする無線電力伝送装置の供給電力制御方法。 - 少なくとも給電コイル及び給電共振器を備えた給電モジュールから、少なくとも受電共振器及び受電コイルを備えた受電モジュールに対して共振現象によって電力を供給する無線電力伝送装置の供給電力制御方法であって、
前記給電コイルと前記給電共振器との間における結合係数k12、前記給電共振器と前記受電共振器との間における結合係数k23、及び、前記受電共振器と前記受電コイルとの間における結合係数k34の値の少なくとも1つを調整することにより、当該無線電力伝送装置の入力インピーダンスの値を設定して前記供給する電力を調整することを特徴とする請求項1に記載の無線電力伝送装置の供給電力制御方法。 - 前記各結合係数k12、k23、k34の値は、それぞれ前記給電コイルと前記給電共振器との間の距離、前記給電共振器と前記受電共振器との間の距離、及び、前記受電共振器と前記受電コイルとの間の距離の少なくとも1つを変化させることにより調整されることを特徴とする請求項2に記載の無線電力伝送装置の供給電力制御方法。
- 前記給電共振器と前記受電共振器との間の距離、及び、前記受電共振器と前記受電コイルとの間の距離を固定した場合、
前記共振現象によって供給される電力は、
前記給電コイルと前記給電共振器との間の距離を短くするにつれて、前記給電コイルと前記給電共振器との間における前記結合係数k12の値が大きくなり、前記結合係数k12の値が大きくなるにつれて、前記無線電力伝送装置の入力インピーダンスの値が大きくなる特性に基づいて調整されることを特徴とする請求項3に記載の無線電力伝送装置の供給電力制御方法。 - 前記給電コイルと前記給電共振器との間の距離、及び、前記給電共振器と前記受電共振器との間の距離を固定した場合、
前記共振現象によって供給される電力は、
前記受電共振器と前記受電コイルとの間の距離を短くするにつれて、前記受電共振器と前記受電コイルとの間における前記結合係数k34の値が大きくなり、前記結合係数k34の値が大きくなるにつれて、前記無線電力伝送装置の入力インピーダンスの値が小さくなる特性に基づいて調整されることを特徴とする請求項3に記載の無線電力伝送装置の供給電力制御方法。 - 前記給電モジュールに供給する電力の駆動周波数に対する伝送特性の値が、前記給電モジュール及び受電モジュールにおける共振周波数よりも低い駆動周波数帯域及び前記共振周波数よりも高い駆動周波数帯域にそれぞれピークを有するように設定し、
前記給電モジュールに供給する電力の前記駆動周波数は、前記共振周波数よりも低い駆動周波数帯域に現れる伝送特性のピーク値に対応する帯域であることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の無線電力伝送装置の供給電力制御方法。 - 前記給電モジュールに供給する電力の駆動周波数に対する伝送特性の値が、前記給電モジュール及び受電モジュールにおける共振周波数よりも低い駆動周波数帯域及び前記共振周波数よりも高い駆動周波数帯域にそれぞれピークを有するように設定し、
前記給電モジュールに供給する電力の前記駆動周波数は、前記共振周波数よりも高い駆動周波数帯域に現れる伝送特性のピーク値に対応する帯域であることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の無線電力伝送装置の供給電力制御方法。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の供給電力制御方法により調整されたことを特徴とする無線電力伝送装置。
- 給電コイル及び給電共振器の少なくとも1つを備えた給電モジュールから、受電共振器及び受電コイルの少なくとも1つを備えた受電モジュールに対して磁界を変化させて電力を供給する無線電力伝送装置の製造方法であって、
前記給電コイル、給電共振器、受電共振器、及び、受電コイルには、それぞれ少なくとも1つのコイルを設け、
隣接する前記コイル間における結合係数の値をそれぞれ調整することにより、当該無線電力伝送装置の入力インピーダンスの値を設定して供給する電力を調整する設計工程を含むことを特徴とする無線電力伝送装置の製造方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013039797A JP2014168359A (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 |
PCT/JP2013/077436 WO2014132479A1 (ja) | 2013-02-28 | 2013-10-09 | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 |
CN201380074093.6A CN105009409A (zh) | 2013-02-28 | 2013-10-09 | 无线电力传输装置、无线电力传输装置的供给电力控制方法以及无线电力传输装置的制造方法 |
SG11201506809UA SG11201506809UA (en) | 2013-02-28 | 2013-10-09 | Wireless power transmission apparatus, supply power control method for wireless power transmission apparatus, and manufacturing method for wireless power transmission apparatus |
KR1020157026544A KR20150122739A (ko) | 2013-02-28 | 2013-10-09 | 무선 전력 전송 장치, 무선 전력 전송 장치의 공급 전력 제어 방법, 및 무선 전력 전송 장치의 제조 방법 |
EP13876721.5A EP2985861A4 (en) | 2013-02-28 | 2013-10-09 | Wireless power transmission apparatus, supply power control method for wireless power transmission apparatus, and manufacturing method for wireless power transmission apparatus |
US14/771,426 US20160013659A1 (en) | 2013-02-28 | 2013-10-09 | Wireless power transmission apparatus, supply power control method for wireless power transmission apparatus, and manufacturing method for wireless power transmission apparatus |
TW102143088A TW201434227A (zh) | 2013-02-28 | 2013-11-26 | 無線電力傳送裝置、無線電力傳送裝置之供給電力控制方法、及無線電力傳送裝置之製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013039797A JP2014168359A (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014168359A true JP2014168359A (ja) | 2014-09-11 |
Family
ID=51427773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013039797A Pending JP2014168359A (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20160013659A1 (ja) |
EP (1) | EP2985861A4 (ja) |
JP (1) | JP2014168359A (ja) |
KR (1) | KR20150122739A (ja) |
CN (1) | CN105009409A (ja) |
SG (1) | SG11201506809UA (ja) |
TW (1) | TW201434227A (ja) |
WO (1) | WO2014132479A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016093550A1 (ko) * | 2014-12-09 | 2016-06-16 | 엘지이노텍 주식회사 | 무선 전력 송신 장치 및 무선 전력 충전 시스템 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102025899B1 (ko) * | 2014-09-11 | 2019-09-26 | 주식회사 위츠 | 비접촉 방식 충전 장치 및 비접촉 방식 배터리 장치 |
JP6348854B2 (ja) * | 2015-02-03 | 2018-06-27 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡用プロセッサ装置、内視鏡システム及び内視鏡システムの非接触給電方法 |
CN106158331B (zh) * | 2016-08-16 | 2018-04-13 | 路丝拓戈(上海)照明系统有限公司 | 无线供电方法及系统及其耦合电感线圈 |
RU2753765C1 (ru) * | 2020-11-27 | 2021-08-23 | Леонид Петрович Гаврилов | Генератор переменного тока на основе циклотронного преобразователя энергии СВЧ-колебаний |
KR20230118763A (ko) * | 2022-02-04 | 2023-08-14 | 주식회사 와이파워원 | 무선전력전송을 위한 다상 급전장치 및 그 제어방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011065732A2 (en) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Wireless power transceiver and wireless power system |
JP2012182980A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Tdk Corp | ワイヤレス受電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよび電力制御装置 |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000217279A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非接触電源装置 |
JP4624768B2 (ja) | 2004-11-29 | 2011-02-02 | オリンパス株式会社 | 被検体内導入装置および被検体内導入システム |
JP5308127B2 (ja) * | 2008-11-17 | 2013-10-09 | 株式会社豊田中央研究所 | 給電システム |
JP5262785B2 (ja) * | 2009-02-09 | 2013-08-14 | 株式会社豊田自動織機 | 非接触電力伝送装置 |
EP2396796A4 (en) * | 2009-02-13 | 2017-03-22 | Witricity Corporation | Wireless energy transfer in lossy environments |
JP5365306B2 (ja) | 2009-03-31 | 2013-12-11 | 富士通株式会社 | 無線電力供給システム |
JP2011050140A (ja) | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Sony Corp | 非接触給電装置、非接触受電装置、非接触給電方法、非接触受電方法および非接触給電システム |
JP2011142748A (ja) * | 2010-01-07 | 2011-07-21 | Sony Corp | ワイヤレス給電システム |
MX2012009085A (es) * | 2010-02-10 | 2012-12-17 | Fujitsu Ltd | Metodo de control de frecuencia resonante, dspositvos de transmision de potencia electrica, dispositivo de recuperacion de potencia electrica en sistema de transmision de potencia tipo resonante magnetico. |
JP5211088B2 (ja) * | 2010-02-12 | 2013-06-12 | トヨタ自動車株式会社 | 給電装置および車両給電システム |
JP2012039707A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Panasonic Corp | 非接触充電装置 |
KR101842180B1 (ko) * | 2010-12-24 | 2018-03-26 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 급전 장치 및 급전 장치를 구비한 비접촉 급전 시스템 |
JP2012143117A (ja) * | 2011-01-06 | 2012-07-26 | Toyota Industries Corp | 非接触電力伝送装置 |
JP2012165527A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Nitto Denko Corp | 無線電力供給システム |
JP5490046B2 (ja) * | 2011-03-22 | 2014-05-14 | 株式会社東芝 | 伝送装置 |
JP2014155375A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Nitto Denko Corp | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 |
JP2014209813A (ja) * | 2013-04-16 | 2014-11-06 | 日東電工株式会社 | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の発熱制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 |
JP5639693B1 (ja) * | 2013-07-09 | 2014-12-10 | 日東電工株式会社 | 無線電力伝送装置及び無線電力伝送装置の供給電力制御方法 |
JP6315382B2 (ja) * | 2013-12-19 | 2018-04-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 無線電力伝送のための送電装置および受電装置ならびに無線電力伝送システム |
JP2015133834A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | 日東電工株式会社 | 無線電力伝送装置及びその製造方法 |
-
2013
- 2013-02-28 JP JP2013039797A patent/JP2014168359A/ja active Pending
- 2013-10-09 SG SG11201506809UA patent/SG11201506809UA/en unknown
- 2013-10-09 KR KR1020157026544A patent/KR20150122739A/ko not_active Application Discontinuation
- 2013-10-09 CN CN201380074093.6A patent/CN105009409A/zh active Pending
- 2013-10-09 WO PCT/JP2013/077436 patent/WO2014132479A1/ja active Application Filing
- 2013-10-09 EP EP13876721.5A patent/EP2985861A4/en not_active Withdrawn
- 2013-10-09 US US14/771,426 patent/US20160013659A1/en not_active Abandoned
- 2013-11-26 TW TW102143088A patent/TW201434227A/zh unknown
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011065732A2 (en) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Wireless power transceiver and wireless power system |
JP2012182980A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Tdk Corp | ワイヤレス受電装置、ワイヤレス電力伝送システムおよび電力制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016093550A1 (ko) * | 2014-12-09 | 2016-06-16 | 엘지이노텍 주식회사 | 무선 전력 송신 장치 및 무선 전력 충전 시스템 |
US10340736B2 (en) | 2014-12-09 | 2019-07-02 | Lg Innotek Co., Ltd. | Wireless power transmission device and wireless power charging system including the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20150122739A (ko) | 2015-11-02 |
WO2014132479A1 (ja) | 2014-09-04 |
EP2985861A1 (en) | 2016-02-17 |
SG11201506809UA (en) | 2015-09-29 |
EP2985861A4 (en) | 2017-01-11 |
TW201434227A (zh) | 2014-09-01 |
US20160013659A1 (en) | 2016-01-14 |
CN105009409A (zh) | 2015-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6169380B2 (ja) | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の発熱制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 | |
WO2014171163A1 (ja) | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の発熱制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 | |
JP6199058B2 (ja) | 無線電力伝送によって電力供給される被給電機器の受電電圧制御方法、当該受電電圧制御方法によって調整された無線電力伝送装置、及び、その無線電力伝送装置の製造方法 | |
WO2014162766A1 (ja) | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 | |
JP5639693B1 (ja) | 無線電力伝送装置及び無線電力伝送装置の供給電力制御方法 | |
WO2014132479A1 (ja) | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 | |
JP6144176B2 (ja) | 磁界空間を形成可能な無線電力伝送装置及びその形成方法 | |
JP5622901B1 (ja) | 無線電力伝送装置及び無線電力伝送装置の供給電力制御方法 | |
WO2015108030A1 (ja) | 無線電力伝送装置及びその製造方法 | |
WO2014199830A1 (ja) | 無線電力伝送装置及び無線電力伝送装置の電力供給方法 | |
WO2014199827A1 (ja) | 無線電力伝送に用いる給電モジュール及び給電モジュールの電力供給方法 | |
WO2014125675A1 (ja) | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置の供給電力制御方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 | |
WO2014132480A1 (ja) | 無線電力伝送装置、無線電力伝送装置における入力インピーダンスの負荷変動応答性の調整方法、及び、無線電力伝送装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170314 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170314 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20170314 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170314 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170816 |