JP2014125302A - ワーク搬送装置及びワーク搬送システム - Google Patents

ワーク搬送装置及びワーク搬送システム Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりも電力消費を抑えることが可能なワーク搬送装置及びワーク搬送システムを提供する。
【解決手段】ワーク搬送装置10は、ワーク搬送部20と、ワーク搬送部20を移動する動力源としてのモータ27と、ワーク搬送部20が当接して停止位置決めされるストッパと、モータ27への通電時には、ワーク搬送部20の移動を許容するアンロック状態になる一方、モータ27への通電を停止した非通電時には、ワーク搬送部20の移動を禁止したロック状態になるブレーキと、モータ27の出力トルクの変化に基づいてワーク搬送部20がストッパに当接したことを検出する当接検出手段とを備え、モータ27に通電してワーク搬送部20を移動させ、ワーク搬送部20がストッパに当接したことを当接検出手段が検出したときにモータ27への通電を停止するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、始端位置と終端位置との間でワークを搬送するワーク搬送装置及びワーク搬送システムに関する。
従来のこの種のワーク搬送装置としては、モータを動力源として移動するワーク搬送部と、ワーク搬送部を終端位置に停止位置決めするストッパとを備え、ワーク搬送部をモータの出力トルクによってストッパに押し付けることで、終端位置に停止位置決めするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−224748号公報(段落[0017]、第4図)
ところが、上述した従来のワーク搬送装置では、ワーク搬送部を終端位置で停止位置決めする際にもモータへの電力供給が必要であるため、電力消費が大きいという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、従来よりも電力消費を抑えることが可能なワーク搬送装置及びワーク搬送システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るワーク搬送装置は、始端位置と終端位置との間で移動するワーク搬送部と、ワーク搬送部を移動させる動力源としてのモータと、ワーク搬送部が終端位置で当接して停止位置決めされるストッパと、モータへの通電時には、ワーク搬送部の移動を許容するアンロック状態になる一方、モータへの通電を停止した非通電時には、ワーク搬送部の移動を禁止したロック状態になるブレーキと、モータの出力トルクの変化に基づいてワーク搬送部がストッパに当接したことを検出する当接検出手段と、モータに通電してワーク搬送部を始端位置から終端位置に向けて移動させ、ワーク搬送部がストッパに当接したことを当接検出手段が検出したときにモータへの通電を停止するモータ・ブレーキ制御部とを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のワーク搬送装置において、モータ・ブレーキ制御部は、ワーク搬送部が始端位置から終端位置に向かう途中で、ワーク搬送部を第1の定速状態からそれより遅い第2の定速状態に切り替えてストッパに当接させるようにモータを制御するところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のワーク搬送装置において、ワーク搬送部は、第1位置と第2位置との間で往復駆動されて、第1位置で前工程からワークを受け取り、第1位置から第2位置へと移動してからワークを次工程に受け渡すように構成され、ストッパとして、ワーク搬送部が第1位置で当接して停止位置決めされる第1ストッパと、ワーク搬送部が第2位置で当接して停止位置決めされる第2ストッパとを備え、モータ・ブレーキ制御部は、始端位置としての第1位置でワーク搬送部がワークを受け取ったときに、モータに通電してワーク搬送部を終端位置としての第2位置に向けて移動させ、ワーク搬送部が第2ストッパに当接したことを当接検出手段が検出したときにモータへの通電を停止し、始端位置としての第2位置でワーク搬送部がワークを受け渡したときに、モータに通電してワーク搬送部を終端位置としての第1位置に向けて移動させ、ワーク搬送部が第1ストッパに当接したことを当接検出手段が検出したときにモータへの通電を停止するように構成されたところに特徴を有する。
請求項4の発明に係るワーク搬送システムは、ワークを洗浄又は処理する所定の液体と共に請求項3に記載のワーク搬送装置を液中ワーク搬送装置として収容した液体貯留槽が複数一列に並べて備えられると共に、それら液体貯留槽内の複数の液中ワーク搬送装置のワーク搬送方向が同一方向に揃えられ、液体貯留槽群の上方には、隣り合った液中ワーク搬送装置同士の間を跨ぐように請求項3に記載のワーク搬送装置が上方ワーク搬送装置として備えられ、上方ワーク搬送装置のワーク搬送部には、ワークを保持して昇降させることが可能なリフタが備えられ、上流側の液中ワーク搬送装置のワーク搬送部が第2位置に位置決めされかつ、上方ワーク搬送装置のワーク搬送部が第1位置に位置決めされた状態で、リフタが液中ワーク搬送装置のワーク搬送部からワークを受け取って上昇すると共に、上方ワーク搬送装置のワーク搬送部が第2位置に移動し、下流側の液中ワーク搬送装置のワーク搬送部が第1位置に位置決めされかつ、上方ワーク搬送装置のワーク搬送部が第2位置に位置決めされた状態で、リフタが降下して液中ワーク搬送装置のワーク搬送部にワークを受け渡すように構成されたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の発明によれば、始端位置から終端位置に向かって移動したワーク搬送部が終端位置のストッパに当接すると、モータの出力トルクが上昇する。このときの出力トルクの変化に基づいて、当接検出手段はワーク搬送部がストッパに当接したことを検出する。そして、ワーク搬送部がストッパに当接したことを検出したときにモータへの通電が停止されると共に、ブレーキがロック状態になってワーク搬送部の移動が禁止される。このように、本発明によれば、ワーク搬送部を終端位置で停止位置決めする際に、モータに電力供給を行う必要が無くなるから、消費電力を従来より抑えることが可能になる。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、ワーク搬送部が終端位置に備えたストッパと当接する前に、予め減速させることができるので、ワーク搬送部がストッパと激しく衝突したり、衝突の反動で始端位置側に後退することを防止することができる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、ワーク搬送部は始端位置としての第1位置でブレーキによって停止位置決めされ、その状態でワークを受け取る。ワークを受け取ると、モータに対して通電が開始されると共にブレーキが解除されて、ワーク搬送部が第1位置から終端位置である第2位置に向かって移動する。ワーク搬送部が第2位置でストッパと当接するとモータへの通電が停止すると共に、ブレーキによって第2位置に停止位置決めされ、その状態でワークの受け渡しが行われる。ワークの受け渡しが行われると、モータに対して通電が開始されると共にブレーキが解除されて、ワーク搬送部が始端位置としての第2位置から終端位置としての第1位置に向かって移動する。ワーク搬送部が第1位置でストッパと当接するとモータへの通電が停止すると共に、ブレーキによって第1位置に停止位置決めされ、その状態で次のワークを受け取る。つまり、ワーク搬送部を第1位置と第2位置との間で往復動させて、第1位置から第2位置へとワークを搬送することができる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、上流側の液中ワーク搬送装置に備えたワーク搬送部は、上流側の液体貯留槽の中でワークを第1位置から第2位置まで移動させる。ワーク搬送部が第2位置で停止位置決めされると、上方ワーク搬送装置のワーク搬送部が第1位置に停止位置決めされた状態で、そのワーク搬送部に備えたリフタが上昇して液中ワーク搬送装置からワークを受け取り、上流側の液体貯留槽からワークを取り出す。上方ワーク搬送装置のワーク搬送部が第1位置から第2位置に移動して第2位置で停止位置決めされると、リフタが降下して下流側の液体貯留槽内にワークが沈められると共に、その下流側の液体貯留槽の中で第1位置に停止位置決めされた液中ワーク搬送装置のワーク搬送部にワークが受け渡される。そして、下流側の液中ワーク搬送装置に備えたワーク搬送部が、下流側の液体貯留槽の中を第1位置から第2位置へと移動する。
本発明の一実施形態に係るワーク搬送システムの正面図 液中ワーク搬送装置及び槽外ワーク搬送装置の正面図 液中ワーク搬送装置及び槽外ワーク搬送装置の側面図 液中搬送ベースの平面図 液中搬送ベースの正面図 図4のA−A切断面における断面図 液中ワーク搬送装置及び槽外ワーク搬送装置の側面図 液中ワーク搬送装置及び槽外ワーク搬送装置の正面図 ワーク搬送システムのブロック図 (A)ワーク搬送部の速度グラフ、(B)モータの出力トルクのグラフ
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図10に基づいて説明する。図1には、本発明のワーク搬送システム100の全体が示されている。ワーク搬送システム100は複数のワーク搬送装置10,50とコントローラ90とから構成されている。複数のワーク搬送装置10,50は、ワーク搬送方向が同一方向に揃えられた状態で千鳥配置されており、複数の液中ワーク搬送装置10と、それら液中ワーク搬送装置10よりも上方に配置された複数の槽外ワーク搬送装置50とから構成されている。ワークWは、槽外ワーク搬送装置50と液中ワーク搬送装置10との間で交互に受け渡されて、ワーク搬送システム100の上流端から下流端(図1における左端から右端)へと搬送される。
ワーク搬送システム100には、所定の液体と共に液中ワーク搬送装置10を収容した複数の液体貯留槽40が備えられている。これら複数の液体貯留槽40は、ワーク搬送方向と平行な水平第1方向H1に一列に並べて備えられている。なお、これら複数の液体貯留槽40にはそれぞれ異なる液体が貯留されている。
図1に示すように、本実施形態のワーク搬送システム100は、2つの液体貯留槽40と、2つの液中ワーク搬送装置10と、3つの槽外ワーク搬送装置50とを備えている。液中ワーク搬送装置10は、それぞれ水平第1方向H1で隣接した2つの槽外ワーク搬送装置50の間を跨ぐように配置されている。換言すると、3つの槽外ワーク搬送装置50のうち中央に配置された槽外ワーク搬送装置50(本発明の「上方ワーク搬送装置」に相当する)が、水平第1方向H1で隣接した2つの液中ワーク搬送装置10(液体貯留槽40)同士の間を跨ぐように配置されている。また、ワーク搬送システム100の上流端に配置された槽外ワーク搬送装置50は、上流側の液中ワーク搬送装置10と、その前工程との間を跨ぐように配置されており、ワーク搬送システム100の下流端に配置された槽外ワーク搬送装置50は、下流側の液中ワーク搬送装置10と、その後工程との間を跨ぐように配置されている。
ここで、本実施形態におけるワークWは「バレル容器」と呼ばれるカゴであり、本実施形態のワーク搬送システム100は、その搬送過程でバレル容器Wを各液体貯留槽40内の液体に浸漬することで、バレル容器W内に収容された部品の洗浄又は処理を行う構成となっている。なお、バレル容器Wは、円筒形をなした容器本体Waの両端面の中心から1対の担ぎ棒Wbが突出した構造をなしている(図6参照)。
まずは、液中ワーク搬送装置10について詳説する。液中ワーク搬送装置10は、液体貯留槽40の底部に固定された液中搬送ベース11と、その液中搬送ベース11に対して水平第1方向H1で往復動可能な液中ワーク搬送部20とを備えている。図4に示すように、液中搬送ベース11は、水平第1方向H1に延びた1対の側部バー13と、水平第1方向H1と直交した水平第2方向H2に延びた1対の端部バー14とを矩形枠状に連結した液中固定フレーム12を備えている。
図5及び図6に示すように、液中固定フレーム12のうち1対の側部バー13の両端寄り位置からは下方に向かってシャフト支持壁15が突出している。シャフト支持壁15は水平第2方向H2(図5の紙面と直交する方向)で対向しており、それら対向した1対のシャフト支持壁15の間に、スプロケットシャフト16が差し渡されている。即ち、スプロケットシャフト16は、液中固定フレーム12における水平第1方向H1の両端寄り位置でそれぞれ水平第2方向H2に延びており、両端部がベアリングを介して1対のシャフト支持壁15に支持されている。
各スプロケットシャフト16にはそれぞれ1対のスプロケット17,17が固定されている。これら1対のスプロケット17は、スプロケットシャフト16の両端寄り位置に固定されており、図5に示すように、一方のスプロケットシャフト16に固定されたスプロケット17と、他方のスプロケットシャフト16に固定されたスプロケット17との間に搬送チェーン18が架け渡されている。図4に示すように、搬送チェーン18は、水平第1方向H1に延びかつ、水平第2方向H2で対をなして設けられている。
図4に示すように、液中固定フレーム12のうち、1対の端部バー14同士の間にはサポート板19が差し渡されている。サポート板19は、一定幅の長板状をなしており、搬送チェーン18と平行(第1水平方向)に延びている。また、サポート板19は、1対の搬送チェーン18の間に配置されかつ、水平第2方向H2で対をなして設けられている。
各搬送チェーン18のうち、スプロケット17同士の間で直線状に延びた上側直線部18Aには、液中ワーク搬送部20が連結されている。図4に示すように、液中ワーク搬送部20は、水平第2方向H2に延びた水平長板21と、その水平長板21の両端部から直角に起立した1対のワーク支持板22(図6参照)とを一体に備えており、水平長板21の両端部が1対の搬送チェーン18の上側直線部18Aに固定されている。また、図6に示すように、水平長板21の下面には、1対のサポート板19が摺接可能に宛がわれており、それらサポート板19によって液中ワーク搬送部20が下から支えられている。
ワーク支持板22は、液中固定フレーム12よりも上方に突出しており、水平第2方向H2で対向している。これら1対のワーク支持板22の間隔は、1対の担ぎ棒Wbを含むバレル容器W全体の軸方向の寸法より狭くかつ、バレル容器Wにおける容器本体Waの軸方向の寸法よりも広くなっており、それら1対のワーク支持板22により、バレル容器Wの軸方向の両端部(1対の担ぎ棒Wb)を支持することが可能となっている。また、1対のワーク支持板22にはそれぞれU字溝22A(図5参照)が形成されており、それらU字溝22Aにバレル容器Wの担ぎ棒Wbが凹凸係合することで、液中ワーク搬送部20からのバレル容器Wの脱落を防止することができる。
図4に示すように、液中搬送ベース11には、ワーク搬送方向の上流端である第1位置で液中ワーク搬送部20が当接して停止位置決めされる第1ストッパ24と、ワーク搬送方向の下流端である第2位置で液中ワーク搬送部20が当接して停止位置決めされる第2ストッパ25とが備えられている。これら第1ストッパ24及び第2ストッパ25は、1対の端部バー14のちょうど中間位置に取り付けられており、互いに接近する側に突出している。
図5に示すように、第1及び第2の両ストッパ24,25は、長方形板状の当接壁24A,25Aと、当接壁24A,25Aの上面から直角に起立した取付壁24B,25Bとを有しており、取付壁24B,25Bを貫通した取付螺子26によって液中固定フレーム12(端部バー14)に固定されている。また、取付螺子26の螺合操作によって当接壁24A,25Aの先端位置を水平第1方向H1で調節することが可能となっている。即ち、液中ワーク搬送部20の往復移動距離及び、液中ワーク搬送部20の第1位置及び第2位置を調節することが可能となっている。
液中搬送ベース11に備えられた1対の搬送チェーン18は、第1モータ27によって回転駆動される(図3参照)。ここで、本実施形態の第1モータ27は、例えば、出力回転軸をロックする無励磁作動式のブレーキを備えたIPMモータであり、図9に示すように、コントローラ90に備えたモータドライバ91(インバータ)によって駆動制御される。なお、後に詳説するが、第1モータ用のモータドライバ91は、第1モータ27の出力トルク(電流)を検出すると共に、その出力トルクが予め定めた上限を超えないように、トルク制限を行う。
図3に示すように、第1モータ27は、液体貯留槽40の外側に配置された固定構造物Fに固定されており、第1モータ27と搬送チェーン18との間が動力伝達機構によって連結されている。動力伝達機構は、図3に示すように、水平第2方向H2と平行な回転軸を有して上下方向に離して配置された1対のプーリー28,29と、それらプーリー28,29間に架け渡されたタイミングベルト30と、液体貯留槽40の上方で水平第2方向H2に延びかつ一端部に上側のプーリー29が一体回転可能に固定された第1シャフト31と、第1シャフト31の他端部にベベルギヤによって連結されかつ、第1シャフト31の他端部から鉛直下方に向かって延びた第2シャフト32と、第2シャフト32の下端部にベベルギヤによって連結されかつ水平第1方向に延びた第3シャフト33とを備えている。図4に示すように、液中搬送ベース11の側部バー13には軸受部23が固定されており、その軸受部23によって第3シャフト33が回転可能に支持されている。第3シャフト33のうち第2シャフト32との連結部とは反対側の端部がベベルギヤによって一方のスプロケットシャフト16に連結されている。また、図3に示すように、下側のプーリー28と第1モータ27は、減速機34(例えば、減速比=60)を介して連結されている。
第1モータ27の回転動力は、上述した動力伝達機構によって、液中搬送ベース11に備えた一方のスプロケットシャフト16に伝達される。第1モータ27が正回転した場合、一方のスプロケットシャフト16は、図5における時計回り方向に回転駆動される。すると、搬送チェーン18が同図における時計回り方向に回転して、搬送チェーン18の上側直線部18Aに固定された液中ワーク搬送部20が、水平第1方向H1における第1位置から第2位置へと水平移動する。そして、液中ワーク搬送部20は第2ストッパ25(図4参照)と当接することで第2位置に停止位置決めされる。
第1モータ27が逆回転した場合、動力伝達機構に連結された一方のスプロケットシャフト16は、図5における反時計回り方向に回転駆動される。すると、搬送チェーン18が同図における反時計回り方向に回転して、搬送チェーン18の上側直線部18Aに固定された液中ワーク搬送部20が、水平第1方向H1における第2位置から第1位置へと水平移動する。そして、液中ワーク搬送部20は、第1ストッパ24(図4参照)と当接することで第1位置に停止位置決めされる。
図2に示すように、タイミングベルト30のうち、1対のプーリー28,29間で上下方向に延びた一方の直線部分30Aにはドグ35(被検出体)が取り付けられている。ドグ35は、液中ワーク搬送部20の水平第1方向H1における往復移動に伴って、1対のプーリー28,29間を上下に往復移動する。
固定構造物Fには上下方向に延びたセンサ支柱Faが固定されており、そのセンサ支柱Faの上端寄り位置と下端寄り位置には、ドグ35を検出するためのセンサ36,37が取り付けられている。これらセンサ36,37のうち、下側に配置されたセンサ36は、第2位置に向かって水平移動した液中ワーク搬送部20が、第2位置(第2ストッパ25)寄りの第2ストッパ近接位置に到達したときにドグ35を検出するように配置されている。一方、上側に配置されたセンサ37は、第1位置に向かって水平移動した液中ワーク搬送部20が、第1位置(第1ストッパ24)寄りの第1ストッパ近接位置に到達したときにドグ35を検出するように配置されている。
コントローラ90は、上記センサ36,37によるドグ35の検出信号に基づいて、第1モータ27を駆動制御する。例えば、液中ワーク搬送部20を、第1位置から第2位置に向けて移動させる場合、コントローラ90は、第1モータ27に対する供給周波数を徐々に上げて液中ワーク搬送部20を第1の定速状態とする。液中ワーク搬送部20が第2ストッパ近接位置に到達してセンサ36がドグ35を検出すると、コントローラ90は第1モータ27に対する供給周波数を低下させて(回生制動を行って)、液中ワーク搬送部20を、それまでの第1の定速状態よりも遅い第2の定速状態にする(図10(A)参照)。具体的には、例えば、第1の定速状態における供給周波数が60[Hz]で、このときの回転数が30[rpm]である場合に、供給周波数を10[Hz]に低下させて回転数を5[rpm]まで低下させる。これにより、液中ワーク搬送部20は、第2位置(第2ストッパ25)の手前で十分に減速してから第2ストッパ25に当接する。液中ワーク搬送部20を第2位置から第1位置に向けて移動させる場合もこれと同様であり、液中ワーク搬送部20は第1位置(第1ストッパ24)の手前で十分に減速してから第1ストッパ24に当接する。
また、液中ワーク搬送部20がストッパ24,25に当接して停止位置決めされると、図10(B)に示すように、第1モータ27の出力トルクが次第に上昇する。これに対し、コントローラ90(モータドライバ91)は、液中ワーク搬送部20がストッパ24,25に当接した後の出力トルクが、予め定められた上限を超えないようにトルク制限を行う。具体的には、図10(B)に示すように、液中ワーク搬送部20が第1の定速状態から第2の定速状態に変化すると、出力トルクの上限がそれまでの搬送上限トルクT1(例えば、定格トルクの100%)から、その搬送上限トルクT1よりも低い当接上限トルクT2(例えば、定格トルクの50%)に切り替わる。液中ワーク搬送部20がストッパ24,25に当接して停止位置決めされると、第1モータ27の出力トルクは上昇してやがて当接上限トルクT2に達し、その状態が予め定められた所定時間S1(例えば、0.3秒)継続すると、コントローラ90(モータドライバ91)は液中ワーク搬送部20がストッパ24,25に当接したと判断して、第1モータ27への通電を停止する。すると、第1モータ27に備えた無励磁作動式のブレーキがアンロック状態からロック状態に切り替わり、液中ワーク搬送部20が、ストッパ24,25に当接した状態、即ち、第1位置又は第2位置で移動不能に停止位置決めされる。なお、本実施形態では、第1モータ27への通電が停止されると、出力トルクの上限が、当接上限トルクT2からそれよりも低い停止上限トルクT3(例えば、定格トルクの1%)に切り替わる。なお、コントローラ90は、本発明の「当接検出手段」及び「モータ・ブレーキ制御部」に相当する。以上が、液中ワーク搬送装置10の説明である。
次に、槽外ワーク搬送装置50について詳説する。図2に示すように、槽外ワーク搬送装置50は、固定構造物Fのうち、液体貯留槽40に上方から対向した水平構造壁Fbに固定されている。槽外ワーク搬送装置50は、水平構造壁Fbの上面に固定された槽外搬送ベース51と、その槽外搬送ベース51に対して水平第1方向H1に移動可能な槽外ワーク搬送部60とを備えている。槽外搬送ベース51の基本構造は上記した液中搬送ベース11と同じである。
即ち、槽外搬送ベース51は、水平第2方向H2に延びた1対のシャフト支持盤53(図3参照)と、水平第1方向H1に延びた1対のレール支持盤54(図2参照)とを備え、それらシャフト支持盤53とレール支持盤54とが矩形枠状に連結されている。
図2に示すように、槽外搬送ベース51における水平第1方向H1の両端部には、水平第2方向H2に延びた1対のスプロケットシャフト56が回転可能に支持されている。詳細には、図3に示すように、シャフト支持盤53における水平第2方向H2の両端部にはシャフト軸受壁55が設けられている。シャフト軸受壁55はシャフト支持盤53から上方に起立して水平第2方向H2で対向しており、それら対向した1対のシャフト軸受壁55に、スプロケットシャフト56の両端部が軸支されている。
図3に示すように、スプロケットシャフト56の両端寄り位置にはスプロケット57が固定されている。一方のスプロケットシャフト56に固定された1対のスプロケット57と、他方のスプロケットシャフト56に固定された1対のスプロケット57は、水平第1方向H1で並んで配置されており、それら水平第1方向H1で並んだスプロケット57同士の間に、搬送チェーン58が架け渡されている(図2参照)。即ち、搬送チェーン58は、水平第1方向H1に延びかつ、水平第2方向H2で対をなして設けられている。
水平構造壁Fbの下面には第2モータ71が固定されている(図7参照)。第2モータ71の出力回転軸にはプーリー68が固定されており、そのプーリー68と、一方のスプロケットシャフト56に固定されたプーリー69との間にタイミングベルト70が架け渡されている。
ここで、本実施形態の第2モータ71は、出力回転軸をロックする無励磁作動式のブレーキを備えたIPMモータであり、図9に示すように、コントローラ90に備えたモータドライバ92(インバータ)によって駆動制御される。なお、後に詳説するが、第2モータ用のモータドライバ92は、第2モータ71の出力トルク(電流)を検出すると共に、その出力トルクが予め定めた上限を超えないように、トルク制限を行う。
槽外搬送ベース51には、図2に示すように水平第1方向H1に延びかつ、図3に示すように水平第2方向H2で対をなしたスライドレール59が設けられている。これらスライドレール59は、槽外搬送ベース51におけるレール支持盤54から上方に向かって段付き状に突出しており、1対の搬送チェーン58を間に挟んだ両側位置で、それぞれ搬送チェーン58と平行に延びている。
各搬送チェーン58のうち、スプロケット57同士の間で直線状に延びた上側直線部58Aには、槽外ワーク搬送部60が連結されている。槽外ワーク搬送部60は、水平第2方向H2に延びた上端プレート61と、その上端プレート61の両端部から垂下した1対のガイドポスト62とを備えた門形構造をなしている。また、両ガイドポスト62の下端部にはそれぞれ断面凹形をなした水平スライダ63が備えられ、これら1対の水平スライダ63が、それぞれ1対のスライドレール59に凹凸係合している。
両水平スライダ63は、水平第2方向H2で互いに接近する側に張り出した連結板64を備えている。連結板64は平板状をなしており、それぞれ隣接した搬送チェーン58の上側直線部58Aに重ねて連結されている。
図示しないが、槽外搬送ベース51には、ワーク搬送方向の上流端である第1位置で槽外ワーク搬送部60が当接して停止位置決めされる第1ストッパと、ワーク搬送方向の下流端である第2位置で槽外ワーク搬送部60が当接して停止位置決めされる第2ストッパとを備えている。これら第1ストッパ及び第2ストッパは、1対のスライドレール59の両端部にそれぞれ設けられている。また、レール支持盤54のうち第1ストッパ寄りの第1ストッパ近接位置と、第2ストッパ寄りの第2ストッパ近接位置には、槽外ワーク搬送部60(詳細には、水平スライダ63)を検出する1対のセンサ66,67が設けられている。
第2モータ71の回転動力は、タイミングベルト70を介して槽外搬送ベース51に備えた一方のスプロケットシャフト56に伝達される。第2モータ71が正回転した場合、スプロケットシャフト56は、図2における時計回り方向に回転駆動される。すると、搬送チェーン58が同図における時計回り方向に回転して、搬送チェーン58に固定された槽外ワーク搬送部60が、水平第1方向H1における第1位置から第2位置へと水平移動する。そして、槽外ワーク搬送部60が図示しない第2ストッパと当接することで第2位置に停止位置決めされる。
第2モータ71が逆回転した場合、スプロケットシャフト56は、図2における反時計回り方向に回転駆動される。すると、搬送チェーン58が同図における反時計回り方向に回転して、搬送チェーン58に固定された槽外ワーク搬送部60が、水平第1方向H1における第2位置から第1位置へと水平移動する。そして、槽外ワーク搬送部60が図示しない第1ストッパと当接することで第1位置に停止位置決めされる。
コントローラ90は、上記センサ66,67による槽外ワーク搬送部60の検出信号に基づいて、第2モータ71を駆動制御する。例えば、槽外ワーク搬送部60を第1位置から第2位置に向けて移動させる場合、コントローラ90は、図10(A)に示すように、第2モータ71に対する供給周波数を徐々に上げて第1の定速状態とする。槽外ワーク搬送部60が第2ストッパ近接位置に到達してこれをセンサ67が検出すると、コントローラ90は第2モータ71に対する供給周波数を低下させて(回生制動を行って)、槽外ワーク搬送部60を、それまでの第1の定速状態よりも遅い第2の定速状態にする。具体的には、例えば、第1の定速状態における供給周波数が60[Hz]で、このときの回転数が30[rpm]である場合に、供給周波数を10[Hz]に低下させて回転数を5[rpm]まで低下させる。これにより、槽外ワーク搬送部60が第2位置(第2ストッパ)の手前で十分に減速してから第2ストッパに当接する。槽外ワーク搬送部60を第2位置から第1位置に向けて移動させる場合もこれと同様であり、槽外ワーク搬送部60が第1位置(第1ストッパ)の手前で十分に減速してから第1ストッパに当接する。
また、槽外ワーク搬送部60が第1又は第2のストッパに当接して停止位置決めされると、図10(B)に示すように、第2モータ71の出力トルクが次第に上昇する。これに対し、コントローラ90(モータドライバ92)は、槽外ワーク搬送部60がストッパに当接した後の出力トルクが、予め定められた上限を超えないようにトルク制限を行う。具体的には、槽外ワーク搬送部60が第1の定速状態から第2の定速状態に変化すると、出力トルクの上限がそれまでの搬送上限トルクT1(例えば、定格トルクの100%)から、その搬送上限トルクT1よりも低い当接上限トルクT2(例えば、定格トルクの50%)に切り替わる。槽外ワーク搬送部60がストッパによって停止位置決めされると、第2モータ71の出力トルクはやがて当接上限トルクT2となり、その状態が予め定められた所定時間S1(例えば、0.3秒)継続すると、コントローラ90(モータドライバ92)は槽外ワーク搬送部60がストッパに当接したと判断して、第2モータ71への通電を停止する。すると、第2モータ71に備えたブレーキがアンロック状態からロック状態に切り替わり、槽外ワーク搬送部60が、ストッパに当接した状態、即ち、第1位置又は第2位置で移動不能に停止位置決めされる。なお、本実施形態では、第2モータ71への通電が停止されると、出力トルクの上限が、当接上限トルクT2からそれよりも低い停止上限トルクT3(例えば、定格トルクの1%)に切り替わる。
図3に示すように、槽外ワーク搬送部60には、槽外搬送ベース51に対して上下に往復動するリフタ75が備えられている。リフタ75は、1対のガイドポスト62の間で水平第2方向H2に延びた上下動スライダ76を備えており、その上下動スライダ76の両端部に備えた筒形のスリーブ76Aが、ガイドポスト62に対してスライド可能に嵌合している。上下動スライダ76の両端寄り位置からは、1対のハンガーアーム77が垂下している。また、両ハンガーアーム77の中間部には補強梁79が差し渡されており、両ハンガーアーム77の下端部からは互いに接近する側にフック部78が突出している。そして、これらフック部78の上面に、バレル容器Wの軸方向の両端部(1対の担ぎ棒Wb)を係止させることが可能となっている。詳細には、両フック部78の上面にはU字溝78A(図2参照)が形成されており、それらU字溝78Aにバレル容器Wの担ぎ棒Wbが凹凸係合することで、リフタ75からのバレル容器Wの脱落を防止することができる。
ここで、1対のハンガーアーム77の間隔は、1対の担ぎ棒Wbを含むバレル容器W全体の軸方向の寸法よりも広くなっている。また、1対のフック部78の間隔は、バレル容器W全体の軸方向の寸法より狭くかつ、液中ワーク搬送部20の水平第2方向H2における寸法よりも広くなっている。つまり、リフタ75が上下に往復動したときに、1対のフック部78が液中ワーク搬送部20における1対のワーク支持板22の側方を通過するように構成されており、そのすれ違いざまに、液中ワーク搬送部20とリフタ75との間でバレル容器Wの受け渡しが行われるようになっている。
図3に示すように、槽外ワーク搬送部60の上端プレート61には、1対のシャフト軸受壁81が設けられている。シャフト軸受壁81は、上端プレート61の両端部から上方に起立して水平第2方向H2で対向しており、それら対向した1対のシャフト軸受壁81に、スプロケットシャフト80の両端部がそれぞれ回転可能に軸支されている。
上端プレート61の一端部には第3モータ82が固定されており、その第3モータ82の出力回転軸とスプロケットシャフト80の一端部とがベベルギヤによって連結されている。第3モータ82は、出力回転軸をロックする無励磁作動式のブレーキを備えたIPMモータであり、図9に示すように、コントローラ90に備えた第3モータ用のモータドライバ93(インバータ)によって駆動制御される。
スプロケットシャフト80の両端寄り位置には1対のスプロケット83が固定されている。また、それらスプロケット83の鉛直下方には水平スライダ63から張り出した連結板64が配置されており、その連結板64にはそれぞれスプロケット84が回転可能に支持されている。詳細には、スプロケット84は、連結板64の上面に固定された支持具85に軸支されて、その回転軸が水平第2方向H2と平行になっている。そして、連結板64に支持された1対のスプロケット84と、スプロケットシャフト80に固定された1対のスプロケット83との間に、それぞれ伝動チェーン86が架け渡されている。即ち、伝動チェーン86は、上下方向に延びかつ水平第2方向H2で対をなして設けられている。そして、これら伝動チェーン86のうち、スプロケット83,84の間で直線状に延びた一方の直線部分86Aに、リフタ75の上下動スライダ76が連結されている。
第3モータ82が正回転した場合、スプロケットシャフト80が図2における時計回り方向に回転駆動される。すると、伝動チェーン86が時計回り方向に回転して、リフタ75が上昇する。これに対し、第3モータ82が逆回転した場合、スプロケットシャフト80が図2における反時計回り方向に回転駆動される。すると、伝動チェーン86が同図における反時計回り方向に回転して、リフタ75が降下する。
ここで、伝動チェーン86のうち、リフタ75が連結されていない方の直線部分86Bにはドグ87(被検出体)が固定されている。ドグ87は、リフタ75の上下動に伴って、上下のスプロケット83,84同士の間を上下動する。また、ドグ87の移動領域の上端位置と下端位置には、ドグ87を検出するための1対のセンサ88,89が配置されている。例えば、図2に示すように、リフタ75が下端位置に位置するときに、上側に配置されたセンサ89がドグ87を検出し、図8に示すように、リフタ75が上端位置に位置するときに、下側に配置されたセンサ88がドグ87を検出するように配置されている。
コントローラ90は、上記センサ88,89によるドグ87の検出信号に基づいて、第3モータ82の駆動制御を行う。例えば、リフタ75が降下するとドグ87が上昇して、上側のセンサ89がドグ87を検出する。すると、コントローラ90が第3モータ82に対する通電を停止すると共に、第3モータ82に備えたブレーキがアンロック状態からロック状態に切り替わって、リフタ75が下端位置で移動不能に停止位置決めされる。
また、例えば、リフタ75が上昇するとドグ87が下降して、下側のセンサ88がドグ87を検出する。すると、コントローラ90は第3モータ82に対する通電を停止すると共に、第3モータ82に備えたブレーキがアンロック状態からロック状態に切り替わって、リフタ75が上端位置で移動不能に停止位置決めされる。以上が、槽外ワーク搬送装置50の説明である。
次に、本実施形態のワーク搬送システム100の動作を説明する。なお、以下の説明では、3つの槽外ワーク搬送装置50に対して、ワーク搬送方向の上流側から順に「前段」、「中段」、「後段」という接頭語を付してこれらを区別する。同様に、2つの液中ワーク搬送装置10及び液体貯留槽40に対して、「前段」及び「後段」という接頭語を付してこれらを区別する。
前段の槽外ワーク搬送装置50が、ワーク搬送システム100の前工程でバレル容器Wを受け取ると、そのバレル容器Wは、前段の槽外ワーク搬送装置50から、前段の液中ワーク搬送装置10、中段の槽外ワーク搬送装置50、後段の液中ワーク搬送装置10、後段の槽外ワーク搬送装置50の順に受け渡される。また、各ワーク搬送装置10,50では、それぞれワーク搬送方向の上流端である第1位置から下流端である第2位置へとバレル容器Wを水平移動させる。そして、後段の槽外ワーク搬送装置50によってワーク搬送システム100の後工程にバレル容器Wが受け渡される。
図1に示すように、前段の槽外ワーク搬送装置50は、槽外ワーク搬送部60が第2モータ71のブレーキによって第1位置で停止位置決めされかつリフタ75が第3モータ82のブレーキによって下端位置で停止位置決めされた状態でバレル容器Wを受け取る。バレル容器Wを受け取ると、第3モータ82に対する通電が開始されると共に、その第3モータ82のブレーキが解除(アンロック)され、リフタ75が上昇する。リフタ75が上端位置(図7及び図8参照)に到達すると、第3モータ82への通電が停止すると共に、その第3モータ82のブレーキがロック状態になり、リフタ75が上端位置で停止位置決めされる。リフタ75が上端位置で停止すると、第2モータ71に対する通電が開始されると共に、その第2モータ71のブレーキが解除(アンロック)され、槽外ワーク搬送部60が第1位置から第2位置に向かって水平移動する。槽外ワーク搬送部60が第2ストッパ(図示せず)に当接すると、第2モータ71に対する通電が停止すると共に、その第2モータ71のブレーキがロック状態になり、槽外ワーク搬送部60が第2位置に停止位置決めされる。槽外ワーク搬送部60が第2位置で停止すると、第3モータ82に対する通電が開始されると共に、その第3モータ82のブレーキが解除され、リフタ75が上端位置から降下する。リフタ75の降下によってバレル容器Wが前段の液体貯留槽40に貯留された液体に浸漬されると共に、その前段の液体貯留槽40の中で、前段の槽外ワーク搬送装置50から前段の液中ワーク搬送装置10へのバレル容器Wの受け渡しが行われる。
即ち、前段の槽外ワーク搬送装置50のリフタ75が、前段の液体貯留槽40に向かって降下するとき、前段の液中ワーク搬送装置10に備えた液中ワーク搬送部20は、あらかじめ第1位置で停止位置決めされている。液中ワーク搬送部20の第1位置と、槽外ワーク搬送部60の第2位置は上下方向で一致しているから、リフタ75が前段の液体貯留槽40の中を降下する過程でリフタ75が液中ワーク搬送部20とすれ違い、そのすれ違いざまに、リフタ75から液中ワーク搬送部20へとバレル容器Wが受け渡される。
前段の液中ワーク搬送装置10がバレル容器Wを受け取ると、その液中ワーク搬送装置10に備えた第1モータ27に対する通電が開始されると共に、その第1モータ27のブレーキが解除され、バレル容器Wを保持した液中ワーク搬送部20が前段の液体貯留槽40の中を第1位置から第2位置に向かって水平移動する。
また、液中ワーク搬送部20が第2位置に向かって水平移動を開始した後で、前段の槽外ワーク搬送装置50に備えたリフタ75が、下端位置から上昇して上端位置で停止位置決めされ、その状態で、槽外ワーク搬送部60が第2位置から第1位置へと移動する。槽外ワーク搬送部60が第1ストッパに当接すると、第2モータ71への通電が停止して、その第2モータ71のブレーキがロック状態になり、槽外ワーク搬送部60が第1位置で停止位置決めされる。そして、槽外ワーク搬送部60が第1位置で停止すると、リフタ75が降下して下端位置で停止して、次のバレル容器Wを受け取る態勢となる。
一方、前段の液体貯留槽40の中で第2位置に向かって水平移動した液中ワーク搬送部20が、第2ストッパ25に当接すると、第1モータ27への通電が停止して、その第1モータ27のブレーキがロック状態になり、液中ワーク搬送部20が第2位置に停止位置決めされる。そして、前段の液体貯留槽40の中で、前段の液中ワーク搬送装置10から中段の槽外ワーク搬送装置50へのバレル容器Wの受け渡しが行われる。
即ち、前段の液中ワーク搬送装置10の液中ワーク搬送部20が第2位置に到達する前に、中段の槽外ワーク搬送装置50に備えた槽外ワーク搬送部60が第1位置に停止位置決めされかつ、リフタ75が下端位置で停止位置決めされている。液中ワーク搬送部20の第2位置と槽外ワーク搬送部60の第1位置とが上下方向で一致しているから、第1位置に停止位置決めされた槽外ワーク搬送部60のリフタ75が、前段の液体貯留槽40の中を下端位置から上昇する過程で、第2位置に停止位置決めされた液中ワーク搬送部20とすれ違い、そのすれ違いざまに、液中ワーク搬送部20からリフタ75へとバレル容器Wが受け渡される。
中段の槽外ワーク搬送装置50(リフタ75)にバレル容器Wを受け渡した後で、前段の液中ワーク搬送装置10の第1モータ27に対する通電が開始され、その液中ワーク搬送部20が第2位置から第1位置へと水平移動する。液中ワーク搬送部20が第1ストッパ24に当接すると、第1モータ27への通電が停止してブレーキがロック状態になり、液中ワーク搬送部20が第1位置で停止位置決めされる。つまり、前段の槽外ワーク搬送装置50から次のバレル容器Wを受け取る態勢となる。
中段の槽外ワーク搬送装置50に備えたリフタ75が第1位置で上昇すると、そのリフタ75に保持されたバレル容器Wが前段の液体貯留槽40の中から取り出される。リフタ75が上端位置で停止すると、第2モータ71に対する通電が開始されると共に、その第2モータ71のブレーキが解除され、槽外ワーク搬送部60が第1位置から第2位置に向かって水平移動する。この水平移動によって、バレル容器Wが前段の液体貯留槽40の上方から後段の液体貯留槽40の上方へと水平移動する。
中段の槽外ワーク搬送装置50に備えた槽外ワーク搬送部60が、第2ストッパに当接すると、第2モータ71への通電が停止してブレーキがロック状態になり、槽外ワーク搬送部60が第2位置に停止位置決めされる。槽外ワーク搬送部60が第2位置で停止すると、第3モータ82への通電が開始されると共に、その第3モータ82のブレーキが解除され、リフタ75が上端位置から降下する。リフタ75の降下によって、バレル容器Wが後段の液体貯留槽40に貯留された液体に浸漬されると共に、その後段の液体貯留槽40の中で中段の槽外ワーク搬送装置50から後段の液中ワーク搬送装置10へのバレル容器Wの受け渡しが行われる。
即ち、中段の槽外ワーク搬送装置50のリフタ75が、後段の液体貯留槽40に向かって降下するとき、後段の液中ワーク搬送装置10に備えた液中ワーク搬送部20は、あらかじめ第1位置で停止位置決めされている。液中ワーク搬送部20の第1位置と、槽外ワーク搬送部60の第2位置は上下方向で一致しているから、リフタ75が後段の液体貯留槽40の中を降下する過程でリフタ75が液中ワーク搬送部20とすれ違い、そのすれ違いざまに、リフタ75から液中ワーク搬送部20へとバレル容器Wが受け渡される。
後段の液中ワーク搬送装置10がバレル容器Wを受け取ると、後段の液中ワーク搬送装置10に備えた第1モータ27に対する通電が開始されると共に、その第1モータ27のブレーキが解除され、バレル容器Wを保持した液中ワーク搬送部20が、後段の液体貯留槽40の中を第1位置から第2位置へと水平移動する。
また、液中ワーク搬送部20が第2位置に向かって水平移動を開始した後で、中段の槽外ワーク搬送装置50に備えたリフタ75が、下端位置から上昇して上端位置で停止位置決めされ、その後、槽外ワーク搬送部60が第2位置から第1位置へと移動する。槽外ワーク搬送部60が第1ストッパに当接すると、第2モータ71への通電が停止して、その第2モータ71のブレーキがロック状態になり、槽外ワーク搬送部60が第1位置で停止位置決めされる。そして、槽外ワーク搬送部60が第1位置で停止すると、リフタ75が前段の液体貯留槽40に向かって降下して下端位置で停止し、前段の液中ワーク搬送装置10から次のバレル容器Wを受け取る態勢となる。
一方、後段の液体貯留槽40の中で第2位置に向かって水平移動した液中ワーク搬送部20が、第2ストッパ25に当接すると、第1モータ27への通電が停止して、その第1モータ27のブレーキがロック状態になり、液中ワーク搬送部20が第2位置に停止位置決めされる。そして、後段の液体貯留槽40の中で、後段の液中ワーク搬送装置10から後段の槽外ワーク搬送装置50へのバレル容器Wの受け渡しが行われる。
即ち、後段の液中ワーク搬送装置10の液中ワーク搬送部20が第2位置に到達する前に、後段の槽外ワーク搬送装置50に備えた槽外ワーク搬送部60が第1位置に停止位置決めされかつ、リフタ75が下端位置で停止位置決めされている。液中ワーク搬送部20の第2位置と槽外ワーク搬送部60の第1位置とが上下方向で一致しているから、第1位置に位置決めされた槽外ワーク搬送部60のリフタ75が後段の液体貯留槽40の中を下端位置から上昇する過程で、第2位置に位置決めされた液中ワーク搬送部20とすれ違い、そのすれ違いざまに、液中ワーク搬送部20からリフタ75へとバレル容器Wが受け渡される。
後段の槽外ワーク搬送装置50(リフタ75)にバレル容器Wが受け渡した後で、後段の液中ワーク搬送装置10の第1モータ27に対して通電が開始され、その液中ワーク搬送部20が第2位置から第1位置へと水平移動する。液中ワーク搬送部20が第1ストッパ24に当接すると、第1モータ27への通電が停止してブレーキがロック状態になり、液中ワーク搬送部20が第1位置で停止位置決めされる。つまり、中段の槽外ワーク搬送装置50から次のバレル容器Wを受け取る態勢となる。
後段の槽外ワーク搬送装置50に備えたリフタ75が上昇すると、そのリフタ75に保持されたバレル容器Wが後段の液体貯留槽40の中から取り出される。リフタ75が上端位置で停止すると、第2モータ71に対する通電が開始されると共に、その第2モータ71のブレーキが解除され、槽外ワーク搬送部60が第1位置から第2位置に向かって水平移動する。この水平移動によって、バレル容器Wが後段の液体貯留槽40の上方から後工程へと移動する。
後段の槽外ワーク搬送装置50に備えた槽外ワーク搬送部60が、第2ストッパに当接すると、第2モータ71への通電が停止してブレーキがロック状態になり、槽外ワーク搬送部60が第2位置に停止位置決めされる。槽外ワーク搬送部60が第2位置で停止すると、第3モータ82への通電が開始されると共に、その第3モータ82のブレーキが解除され、リフタ75が上端位置から降下する。これにより、後段の槽外ワーク搬送装置50から後工程へのバレル容器Wの受け渡しが行われる。
後工程にバレル容器Wを受け渡した後で、後段の槽外ワーク搬送装置50に備えたリフタ75が、下端位置から上昇して上端位置で停止位置決めされ、その後、槽外ワーク搬送部60が第2位置から第1位置へと水平移動する。槽外ワーク搬送部60が第1ストッパに当接すると、第2モータ71への通電が停止して、その第2モータ71のブレーキがロック状態になり、槽外ワーク搬送部60が第1位置で停止位置決めされる。そして、槽外ワーク搬送部60が第1位置で停止すると、リフタ75が後段の液体貯留槽40に向かって降下して下端位置で停止し、後段の液中ワーク搬送装置10から次のバレル容器Wを受け取る態勢となる。
このように、本実施形態の液中ワーク搬送装置10及び槽外ワーク搬送装置50は、ワーク搬送部20,60が第1位置と第2位置の何れか一方を始端位置とし、他方を終端位置として水平移動すると、終端位置に設けられたストッパと当接して停止位置決めされる。そして、モータ27,71の出力トルクの変化から、ワーク搬送部20,60がストッパと当接したことを検出すると、モータ27,71への通電が停止されると共に、そのモータ27,71のブレーキがロックされ、ワーク搬送部20,60がストッパと当接した第1位置及び第2位置で移動不能に停止位置決めされる。つまり、ワーク搬送部20,60を第1位置及び第2位置で停止位置決めする際に、モータ27,71に電力供給を行う必要が無いから、消費電力を抑えることができる。
また、ワーク搬送部20,60が第1位置と第2位置の何れか一方を始端位置とし、他方を終端位置として水平移動するときに、途中でワーク搬送部20,60を第1の定速状態からそれよりも遅い第2の定速状態に切り替えて終端位置のストッパに当接させるようになっているから、ワーク搬送部20,60がストッパに激しく衝突したり、衝突の反動で終端位置から後退することを防止することができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、第1位置と第2位置の両位置でモータの通電を停止しかつブレーキをロック状態にしてワーク搬送部を停止位置決めするようにしていたが、第1位置と第2位置の何れか一方だけでモータの通電を停止しかつブレーキをロック状態にして停止位置決めを行うようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、モータ27,71の出力トルクが予め定められた上限トルクに到達したことでもって、ワーク搬送部20,60とストッパとの当接を検出していたが、出力トルクが予め定められた変化率を超えて上昇したことでもって、ワーク搬送部20,60とストッパとの当接を検出するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、モータ27,71の出力回転軸をロックするブレーキであったが、例えば、ワーク搬送部20,60や搬送チェーン18,58をロックするブレーキでもよい。
(4)上記実施形態では、液中ワーク搬送装置10と槽外ワーク搬送装置50の両方に、本発明を適用していたが、それら2種類のワーク搬送装置の何れか一方だけに本発明を適用してもよい。
10 液中ワーク搬送装置
20 液中ワーク搬送部
24 第1ストッパ
25 第2ストッパ
27 第1モータ
40 液体貯留槽
50 槽外ワーク搬送装置
60 槽外ワーク搬送部
71 第2モータ
75 リフタ
90 コントローラ(当接検出手段、モータ・ブレーキ制御部)
91 モータドライバ
92 モータドライバ
100 ワーク搬送システム
H1 水平第1方向
H2 水平第2方向
W バレル容器(ワーク)

Claims (4)

  1. 始端位置と終端位置との間で移動するワーク搬送部と、
    前記ワーク搬送部を移動させる動力源としてのモータと、
    前記ワーク搬送部が前記終端位置で当接して停止位置決めされるストッパと、
    前記モータへの通電時には、前記ワーク搬送部の移動を許容するアンロック状態になる一方、前記モータへの通電を停止した非通電時には、前記ワーク搬送部の移動を禁止したロック状態になるブレーキと、
    前記モータの出力トルクの変化に基づいて前記ワーク搬送部が前記ストッパに当接したことを検出する当接検出手段と、
    前記モータに通電して前記ワーク搬送部を前記始端位置から前記終端位置に向けて移動させ、前記ワーク搬送部が前記ストッパに当接したことを前記当接検出手段が検出したときに前記モータへの通電を停止するモータ・ブレーキ制御部とを備えたことを特徴とするワーク搬送装置。
  2. 前記モータ・ブレーキ制御部は、前記ワーク搬送部が前記始端位置から前記終端位置に向かう途中で、前記ワーク搬送部を第1の定速状態からそれより遅い第2の定速状態に切り替えて前記ストッパに当接させるように前記モータを制御することを特徴とする請求項1に記載のワーク搬送装置。
  3. 前記ワーク搬送部は、第1位置と第2位置との間で往復駆動されて、前記第1位置で前工程からワークを受け取り、前記第1位置から前記第2位置へと移動してから前記ワークを次工程に受け渡すように構成され、
    前記ストッパとして、前記ワーク搬送部が前記第1位置で当接して停止位置決めされる第1ストッパと、前記ワーク搬送部が前記第2位置で当接して停止位置決めされる第2ストッパとを備え、
    前記モータ・ブレーキ制御部は、前記始端位置としての前記第1位置で前記ワーク搬送部が前記ワークを受け取ったときに、前記モータに通電して前記ワーク搬送部を前記終端位置としての前記第2位置に向けて移動させ、前記ワーク搬送部が前記第2ストッパに当接したことを前記当接検出手段が検出したときに前記モータへの通電を停止し、
    前記始端位置としての前記第2位置で前記ワーク搬送部が前記ワークを受け渡したときに、前記モータに通電して前記ワーク搬送部を前記終端位置としての前記第1位置に向けて移動させ、前記ワーク搬送部が前記第1ストッパに当接したことを前記当接検出手段が検出したときに前記モータへの通電を停止するように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のワーク搬送装置。
  4. 前記ワークを洗浄又は処理する所定の液体と共に請求項3に記載のワーク搬送装置を液中ワーク搬送装置として収容した液体貯留槽が複数一列に並べて備えられると共に、それら液体貯留槽内の複数の前記液中ワーク搬送装置のワーク搬送方向が同一方向に揃えられ、
    前記液体貯留槽群の上方には、隣り合った前記液中ワーク搬送装置同士の間を跨ぐように請求項3に記載のワーク搬送装置が上方ワーク搬送装置として備えられ、
    前記上方ワーク搬送装置の前記ワーク搬送部には、前記ワークを保持して昇降させることが可能なリフタが備えられ、
    上流側の前記液中ワーク搬送装置の前記ワーク搬送部が前記第2位置に位置決めされかつ、前記上方ワーク搬送装置の前記ワーク搬送部が前記第1位置に位置決めされた状態で、前記リフタが前記液中ワーク搬送装置の前記ワーク搬送部から前記ワークを受け取って上昇すると共に、前記上方ワーク搬送装置の前記ワーク搬送部が前記第2位置に移動し、下流側の前記液中ワーク搬送装置の前記ワーク搬送部が前記第1位置に位置決めされかつ、前記上方ワーク搬送装置の前記ワーク搬送部が前記第2位置に位置決めされた状態で、前記リフタが降下して前記液中ワーク搬送装置の前記ワーク搬送部に前記ワークを受け渡すように構成されたことを特徴とするワーク搬送システム。
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