JP2021079336A - ワーク処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のワーク処理システムに対して、稼働率を向上させる。【解決手段】本実施形態のワーク処理システム10では、ワーク90を収容した複数の容器11が複数のグループに分けられて搬送装置20Aの一部である容器待機部20Tで待機する。そして、搬送装置20A,20B,20Cによって容器待機部20Tから容器11が処理装置50A,50B,50Cに順次、搬送されて処理されていく。一のグループの最後尾の容器11が各処理装置50A,50B,50Cを通過していく順に、それら各処理装置50A,50B,50Cの処理条件を次のグループ用に切り替え、一のグループの最後尾の容器11が全ての処理装置50A,50B,50Cを通過する前に、次のグループの容器11を処理装置50A,50B,50Cに搬送する。【選択図】図11

Description

本開示は、複数の処理装置でワークを順次処理するワーク処理システムに関する。
従来、この種のワーク処理システムとして、複数の容器が、収容するワークの種類毎に複数のグループに分けられ、グループ毎に容器がワーク処理システムに送給されるものが知られている。このワーク処理システムでは、一のグループの容器が、ワーク処理システムの複数の処理装置に順次搬送されて全ての処理を終えてから、次のグループ用に複数の処理装置による処理条件(例えば、処理時間や攪拌速度等)を変更される。そして、次のグループの容器が複数の処理装置に順次搬送されて処理が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−125302号公報(図1,段落[0015],[0016])
しかしながら、上述した従来のワーク処理システムに対して、稼働率の向上が求められている。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、ワークを収容した複数の容器が複数のグループに分けられて待機する容器待機部と、前記容器に収容された状態の前記ワークに対して複数の処理を行うための複数の処理装置と、前記容器を前記容器待機部から複数の処理装置に順次搬送する搬送装置と、前記グループ毎に各前記処理装置に予め定められた処理条件を記憶する記憶部と、一の前記グループの最後尾の前記容器が各前記処理装置を通過していく順に、それら各処理装置の前記処理条件を次のグループ用に切り替え、一の前記グループの最後尾の容器が全ての前記処理装置を通過する前に、次の前記グループの容器が前記処理装置に搬送されるように前記搬送装置を制御する制御部と、を有するワーク処理システムである。
請求項2の発明は、前記複数の容器の少なくとも一部の容器に備えられ、各前記容器が前記グループの最後尾の前記容器であるか否かを判別するための判別部材と、前記容器待機部又は何れかの前記処理装置に設けられ、前記判別部材に基づいて各前記容器が前記最後尾の容器か否かを判別する判別装置と、を備える請求項1に記載のワーク処理システムである。
請求項3の発明は、前記判別部材は、金属製で前記容器の側面に取り付けられると共に、前記最後尾用とそれ以外用とで形状が相違し、前記判別装置は、前記容器に一側方から対向して、前記最後尾用の前記判別部材とそれ以外用の前記判別部材との一方に対してのみ作動する近接スイッチを備える請求項2に記載のワーク処理システムである。
請求項1のワーク処理システムでは、ワークを収容した複数の容器が複数のグループに分けられて容器待機部で待機する。そして、搬送装置によって容器待機部から容器が複数の処理装置に順次、搬送されて処理されていく。そして、一のグループの最後尾の容器が各処理装置を通過していく順に、それら各処理装置の処理条件を次のグループ用に切り替え、一のグループの最後尾の容器が全ての処理装置を通過する前に、次のグループの容器が処理装置に搬送される。これにより、ワーク処理システムに含まれる各処理装置の稼働率が向上し、生産性が向上する。
ここで、何れの容器がグループの最後尾の容器であるかを判別するための構成としては、例えば、各グループの容器の数を記憶しておき、搬送した容器の数をカウントして最後尾の容器を検出する構成であってもよいし、請求項2の構成のように、複数の容器の少なくとも一部の容器に、最後尾の容器であるか否かを判別するための判別部材を設けておき、容器待機部又は処理装置に備えた判別装置が、判別部材に基づいて各容器が最後尾の容器か否かを判別する構成としてもよい。
判別部材及び判別装置の例としては、例えば、判別装置としてスイッチを使用し、判別部材として、最後尾又は最後尾を基準とする所定位置の容器(例えば、最後尾より1つ前の容器、又は、最後尾より1つ後ろの先頭の容器)のみにスイッチと干渉する干渉突部を設けてもよい。また、請求項3の構成のように判別装置として近接スイッチを使用し、判別部材として、容器に取り付けられる側部金属部品が最後尾の容器かそれ以外の容器かによって異なる構造をなして近接スイッチのオンオフ結果が異なるようにしてもよい。
本開示の実施形態のワーク処理システムで使用する容器の斜視図 ワーク処理システムの全体の概念図 ワーク処理システムの側面図 容器載置型の搬送装置の斜視図 容器載置型の搬送装置の一部拡大斜視図 容器保持型の搬送装置の平面図 図6のA−A断面図 容器保持型の搬送装置の側面図 容器リフト型の搬送装置の正面図 容器リフト型の搬送装置の側面図 ワーク処理システムのブロック図 処理制御データの概念図 (A)従来のワーク処理システムの処理時間を示す概念図,(B)本実施形態のワーク処理システムの処理時間を示す概念図
以下、図1〜図13を参照して本開示のワーク処理システム10の一実施形態について説明する。図1には、本実施形態のワーク処理システム10で使用される容器11が示されている。この容器11は、断面多角形(例えば、六角形)の角筒構造をなし、その一端部は底壁11Aで閉塞され、他端部は、蓋体11Bで開閉可能になっている。また、容器11のうち前記多角形の各辺に位置する各側壁は枠形状をなして、それらの内側に金属製のメッシュ11Mが張られている。なお、図1には、容器11に収容されるワーク90の一例が示されている。
容器11の中心部には、シャフト12が貫通している。シャフト12の両端部は、底壁11A及び蓋体11Bに形成された貫通孔11Cを通して容器11の両端面から突出している。また、シャフト12の両端寄り位置からは放射状に複数のスポーク13が張り出し、それらの先端が容器11の内面に固定されている。なお、蓋体11Bは、容器11の一端部を受容するように嵌合し、シャフト12にナット12Nが通され、ナット12Nがシャフト12に備えた雄ねじ部12Aに螺合されて蓋体11Bが固定される。
図5に示すように、容器11の底壁11Aの外面には、円板状の台座部11Dが固定され、その台座部11Dに歯車14が固定されている。歯車14は、特許請求の範囲の「判別部材」に相当し、一般用と最後尾用との2種類が設けられている。一般用の歯車14は、全体が略均一厚の円板状をなし、その中心部にはシャフト12が貫通する貫通孔14Aが形成されている。また、貫通孔14Aの周りには、複数の座ぐり孔14Bが形成されている。そして、複数の座ぐり孔14Bに通したボルトが、台座部11Dの形成されている図示しない螺子孔に締め付けられて一般用の歯車14が前述の如く台座部11Dに固定されている。
一方、最後尾用の歯車14Eは、一般用の歯車14のうち外周縁部より内側を、台座部11Dと反対側から切除して肉抜き部14Nを備えた構造をなしている。そして、肉抜き部14Nの奥に残された円板部に、複数の座ぐり孔14Bが形成され、それら座ぐり孔14Bに通したボルトが台座部11Dの螺子孔に締め付けられて最後尾用の歯車14Eも一般用の歯車14と同様に容器11に固定されている。
容器11の構造に関する説明は以上である。この容器11は、中心軸を水平にした状態で使用される。また、シャフト12のうち歯車14及びナット12Nから側方に突出した部分は、後述する搬送装置20B,20Cに下方から支持される被支持部12Gになる。
図3に示すように、ワーク処理システム10は、複数の搬送装置20A,20B,20Cを連ねてなる搬送ライン10Lを有し、その搬送ライン10Lに沿って複数の処理装置50A,50B,50Cを備える。また、複数の搬送装置20A,20B,20Cは、容器載置型の搬送装置20Aと、容器リフト型の搬送装置20Bと、容器保持型の搬送装置20Cとに分類することができる。また、各搬送装置20A,20B,20Cは、それぞれ別々の駆動源を有して、任意の速度及びタイミングで動作させることができる。
図2に示すように、複数の処理装置50A,50B,50Cのうち最も上流側の処理装置50Aとその次の処理装置50Bは、ワーク90を洗浄するためのものであって上面開放の直方体状の貯留槽31の内部に上述した容器保持型の搬送装置20Cを備えた構造をなしている。最も下流側の処理装置50Cは、洗浄されたワーク90を乾燥するためのものであって、直方体状の乾燥炉32の内部に容器保持型の搬送装置20Cを備えた構造なしている。乾燥炉32の上面には、入口32Aと出口32Bとが備えられ、それらは例えば扉用モータ32M,32N(図11参照)にて駆動されるスライド扉32D,32Eによってそれぞれ開閉されるようになっている。
以下、処理装置50A,50B,50Cを区別する場合には、処理装置50Aを、「第1洗浄処理装置50A」といい、処理装置50Bを「第2洗浄処理装置50B」といい、処理装置50Cを、「乾燥処理装置50C」という。また、以下、容器11が搬送される水平方向を「第1水平方向H1」といい、その第1水平方向H1と直交する水平方向を「第2水平方向H2」ということとして、各搬送装置20A,20B,20Cについて説明する。
図3に示すように、容器保持型の搬送装置20Cは、貯留槽31内又は乾燥炉32内の底面と平行に配置される支持フレーム23を有する。図6に示すように、支持フレーム23には、第2水平方向H2に延びる1対の回転シャフト24が回転可能に支持され、それらの間に1対のチェーン26が差し渡されて、各回転シャフト24に固定されたスプロケット25と噛合している。また、一方の回転シャフト24には、複数の中継シャフト28を介して貯留槽31外又は乾燥炉32外のモータ29(図11参照)がギヤ連結されている。
図6に示すように、支持フレーム23には、第1水平方向H1に延びる1対の支持梁30が差し渡され、それらの上に搬送ホルダー40が配置されている。搬送ホルダー40は、第2水平方向H2に延びる支持プレート41の両端部から1対の支持対向壁42が起立した構造をなしている。そして、支持プレート41の下面の両端部が、1対のチェーン26に固定されている。これらにより、搬送ホルダー40はモータ29の動力により第1水平方向H1に移動する。なお、支持フレーム23には搬送ホルダー40を第1水平方向H1における上流端と下流端とに位置決めするためのストッパ34が備えられている。
1対の支持対向壁42には、U溝状の支持溝42A(図8参照)が備えられている。そして、図7に示すように、一方の支持対向壁42の支持溝42A1に容器11の蓋体11Bのカラー11Eが丁度受容されると共に、他方の支持対向壁42の支持溝42Aに容器11の台座部11Dが丁度受容され、これらにより、容器11が搬送ホルダー40に支持される。
図3に示すように、ワーク処理システム10には、直線状の鋼材を接合してなる骨組構造の支持フレーム44が備えられている。その支持フレーム44には、第1水平方向H1に延びる骨組構造の直方体状の台座フレーム44Aが含まれている。また、前述した1対の貯留槽31及び乾燥炉32は、台座フレーム44A内側で第1水平方向H1に直線状に並び、それら貯留槽31等の内部の上述した容器保持型の搬送装置20Cも第1水平方向H1に直線状に並んでいる。そして、支持フレーム44の上部に、複数の容器リフト型の搬送装置20Bが取り付けられている。それら複数の搬送装置20Bは、先頭の貯留槽31に容器11を搬入するための1台と、貯留槽31同士の間、及び、貯留槽31と乾燥炉32との間で、それぞれ容器11を搬出入するための2台と、乾燥炉32から容器11を搬出するための1台との計4台からなる。
各搬送装置20Bは、前述した容器保持型の搬送装置20Cと同様に、図9に示すように、モータ49にて駆動される1対のチェーン48に可動ベース60が固定されて第1水平方向H1に移動される機構を有する。可動ベース60は、門形構造をなして、上下方向に直線上に延びる1対の脚部60Aと、それらの上端部間に差し渡された架橋部60Bとを主要部として備える。
また、可動ベース60は、支持フレーム44に設けられた図示しないスライドガイドや、1対の脚部60Aの下端に備えたコロ61等により第1水平方向H1にスライド可能に支持されて、起立状態を維持して第1水平方向H1に移動する。そして、1対の脚部60Aの下端寄り位置から張り出す結合部材60Cが1対のチェーン48に固定されて、可動ベース60がモータ49の動力を受けて第1水平方向H1に移動する。
可動ベース60の1対の脚部60Aには、搬送リフト69が上下に移動可能に支持されている。搬送リフト69は、第2水平方向H2に延びるアーム支持部63から1対のアーム部68が垂下した構造をなしている。そして、アーム支持部63の両端部が可動ベース60の1対の脚部60Aにスライド可能に係合している。また、可動ベース60の架橋部60Bに回転シャフト65が回転可能に支持されてモータ65Mにて駆動されるようになっている。さらには、回転シャフト65に1対のスプロケット66が固定されると共に、前述の1対の結合部材60Cに1対のスプロケット66が回転可能に支持されて、それらの間に1対のチェーン67が差し渡れている。そして、1対のチェーン67にアーム支持部63が固定されている。これにより、アーム支持部63がモータ65Mの動力を受けて上下に移動する。
1対のアーム部68の間隔は、容器11のシャフト12の軸長より僅かに広くなっている。また、1対のアーム部68の対向面の下端部には支持突部68Tが設けられ、それら支持突部68Tに図10に示したU溝状の支持溝68Mが形成されている。そして、それら1対の支持突部68Tの支持溝68Mに容器11がシャフト12の両端部である被支持部12G(図1参照)が受容されて容器11が搬送リフト69に保持される。また、容器11を保持した搬送リフト69が、貯留槽31内又は乾燥炉32内の搬送ホルダー40に真上から降下することで容器11を搬送ホルダー40に受け渡すことができ、それとは逆の動作を行って搬送ホルダー40から容器11を受け取ることができる。
図9に示すように、搬送リフト69には、容器11を支持溝68Mに保持した状態で容器11を回動させる機構を有する。具体的には、1対の支持突部68Tのうち容器11の歯車14側のシャフトを受容する支持突部68Tは、他方の支持突部68Tに比べて下方に長く延びていて、その下端部に歯車68Gが回転可能に支持されている。歯車68Gは、一方のアーム部68の側方に回転可能に支持された回転シャフト64に連絡し、回転シャフト64を介してモータ64Mにて駆動されるようになっている。これにより、1対の支持突部68Tの支持溝68Mに受容された容器11の歯車14に歯車68Gが下方から噛合して、容器11が支持溝68Mに保持された状態で回動する。
図2に示すように、第1洗浄処理装置50Aより第1水平方向H1の上流側には、容器載置型の搬送装置20Aによって容器11が搬送される。容器載置型の搬送装置20Aは、待機用搬送装置20A1と中継用搬送装置20A2とからなる。中継用搬送装置20A2は、第2水平方向H2に延びて下流側の端部が第1洗浄処理装置50Aに対して第1水平方向H1の延長線上に位置する。待機用搬送装置20A1は、第1水平方向H1に延びて下流側の端部が中継用搬送装置20A2の上流側の端部に側方から突き合わされている。そして、搬送ライン10L全体が、U字形に屈曲した形状をなしている。また、待機用搬送装置20A1及び中継用搬送装置20A2は、別々に駆動源を有し、別々に駆動される。
具体的には、図4及び図5に示すように、待機用搬送装置20A1は、第1水平方向H1に延びる1対のチェーンの全周に亘って複数の搬送トレイ70を固定したコンベア構造をなしている。また、各搬送トレイ70は、容器11をその中心軸方向が第2水平方向H2と平行な状態にして、前述の角筒構造の任意の一側面を下にして載置することができる。また、搬送トレイ70には、載置面内で容器11を二次元的に位置決めするための位置決め突部70Tが備えられている。なお、本実施形態では、待機用搬送装置20A1のうち容器11を載置可能な状態の複数の搬送トレイ70によって容器待機部20Tが構成されている。
中継用搬送装置20A2は、ボールネジ機構によって第2水平方向H2にスライドする搬送トレイ71を有する。そして、待機用搬送装置20A1の搬送トレイ70から中継用搬送装置20A2に接近して傾くことで、その搬送トレイ70から中継用搬送装置20A2の搬送トレイ71へと容器11が受け渡される。すると、搬送トレイ71が、第2水平方向H2に移動して第1洗浄処理装置50Aの隣となる位置まで移動する。
その後、搬送トレイ71上の容器11は、搬送装置20Bによって搬送されて第1洗浄処理装置50Aの搬送装置20Cの上流端に位置する搬送ホルダー40に受け渡される。そして、図3に示すように、第1洗浄処理装置50Aによって容器11内のワーク90が洗浄され、その後、第1洗浄処理装置50Aの搬送装置20Cの下流端に位置する搬送ホルダー40から、搬送装置20Bが容器11を引き上げ、第2洗浄処理装置50Bの搬送装置20Cの上流端に位置する搬送ホルダー40に受け渡される。以下、同様にして、容器11は、第2洗浄処理装置50Bから乾燥処理装置50C、乾燥処理装置50Cからその隣の排出台72上へと搬送される。
また、ワーク処理システム10の稼働率を高めるために、第1洗浄処理装置50Aの稼働中は、次に第1洗浄処理装置50Aに投入される容器11を搭載した中継用搬送装置20A2の搬送トレイ71が第1洗浄処理装置50Aの隣で待機する。このとき、待機用搬送装置20A1においては、中継用搬送装置20A2の搬送トレイ71が空になるのを待って、複数の容器11が容器待機部20Tで待機する。
図5に示すように、待機用搬送装置20A1の下流端部の側部には、容器11の歯車14を有する部分に側方から対向する位置に近接スイッチ73が備えられると共に、容器11を挟むよう対向する位置に1対の光学センサ74が備えられている。そして、後に詳説するように、これら近接スイッチ73と光学センサ74とを使用して、容器待機部20Tの下流側端部における容器11の有無と、容器待機部20Tで待機する複数の容器11のうちの先頭の容器11が一般用の歯車14を備えた容器11か、最後尾用の歯車14Eを備えた容器11かとを判別する。
図11には、ワーク処理システム10のコントローラ75が示されている。コントローラ75には、各搬送装置20A1,20A2,20B,20Cやスライド扉32D,32E等の駆動源であるモータを駆動するための複数の駆動回路76と、それら駆動回路76の出力を制御するためのMCU77と、MCU77及び駆動回路76等に電力を供給する電源回路78とを有する。また、MCU77のメモリ77Bには、複数の処理制御データと制御プログラムPG1が記憶されている。そして、MCU77のCPU77Aが制御プログラムPG1を所定周期で繰り返して実効することで、図11に示した判別部85、統括制御部86等として機能し、使用する処理制御データを切り替えて異なる洗浄条件でワーク90を洗浄することができる。判別部85,統括制御部86等については、後に詳説する。なお、本実施形態では、MCU77のメモリ77Bが、特許請求の範囲の「記憶部」に相当する。
そのために、容器11には、洗浄条件が同じワーク90がまとめて収容される。また、ワーク90の数が多い場合には、同じ洗浄条件のワーク90を収容した容器11が複数になる。そして、ワーク90を収容した複数の容器11が、洗浄条件毎の複数のグループに分けられて容器待機部20Tに一列に並べられる。その際、各グループの最後の容器11のみに最後尾用の歯車14Eを備えた容器11が使用され、それ以外の容器11には、一般用の歯車14を備えた容器11が使用される。なお、1つの容器11のみで構成されるグループでは、その容器11が最後の容器11に相当するので、最後尾用の歯車14Eを有する容器11が使用される。
図12には、複数の処理制御データの一例として、A〜Dグループに分けられた容器11用の4つの処理制御データ80A〜80Dが概念的に示されている。同図におけるKは、A〜Dグループを構成する容器11の数であり、T1,T2,T3は、各処理装置50A,50B,50Cにおける処理時間[min](洗浄時間又は乾燥時間)であり、RS1,RS2,RS3は、各処理装置50A,50B,50Cにおける浸漬時又は進入時の回転速度[rpm]であり、RE1,RE2は、各処置装置50A,50Bから容器11を取り出した際の液切り時の回転速度[rpm]を意味する。
前述の如く、MCU77のCPU77Aは、制御プログラムPG1を所定周期で繰り返して実効することで、図11に示すように、判別部85と、統括制御部86と、搬送制御部81と、第1〜第3の処理制御部82〜84として機能する。統括制御部86は、判別部85からの信号に基づき、搬送制御部81及び第1〜第3の処理制御部82〜84に指令を付与する。なお、本実施形態では、統括制御部86と前述の近接スイッチ73から特許請求の範囲の「判別装置」が構成されている。
また、搬送制御部81は、統括制御部86からの指令に基づいて、搬送装置20A1,20A2及び搬送装置20Bの各モータの駆動回路の出力を制御し、第1処理制御部82は、統括制御部86からの指令に基づいて、第1洗浄処理装置50Aの搬送装置20Cのモータの駆動回路の出力を制御し、第2処理制御部83は、統括制御部86からの指令に基づいて、第2洗浄処理装置50Bの搬送装置20Cのモータの駆動回路の出力を制御し、さらに、第3処理制御部84は、統括制御部86からの指令に基づいて、乾燥処理装置50Cの搬送装置20Cのモータと各扉用モータ32M,32Nの各駆動回路の出力を制御する。
以下、図12に示したA〜Dグループに分けられた複数の容器11が容器待機部20Tに並べられた状態でワーク処理システム10が起動された場合の動作の説明と併せて、判別部85と、統括制御部86と、搬送制御部81と第1〜第3の処理制御部82〜84について詳説する。
ワーク処理システム10の電源をオンすると準備処理が行われて、搬送装置20Aに含まれる待機用搬送装置20A1を除く全ての搬送装置が、他の搬送装置から容器11を受け取り可能な受取待機状態になって待機する。
具体的には、搬送装置20Aに含まれる中継用搬送装置20A2では、搬送トレイ71が可動範囲の上流端に位置した状態が受取待機状態に相当する。搬送装置20Bでは、最も上流側の搬送装置20Bのみが可動ベース60が可動範囲の上流端に位置しかつ搬送リフト69が可動範囲の上端に位置した状態が受取待機状態に相当し、それ以外の搬送装置20Bは可動ベース60が可動範囲の上流端に位置しかつ搬送リフト69が可動範囲の下端に位置した状態が受取待機状態に相当する。また、搬送装置20Cでは、それぞれ属する処理装置50A,50B,50Cに設定された処理時間T1,T2,T3の計測中ではなくかつ、搬送ホルダー40が可動範囲の上流端に位置した状態が受取待機状態に相当する。なお、ワーク処理システム10の電源のオン直後は、当然、処理時間T1,T2,T3の計測中ではない。
また、待機用搬送装置20A1の複数の搬送トレイ70には、他の搬送装置から容器11を受け取ることがないので、受取待機状態は存在せず、上記準備処理では、待機用搬送装置20A1は、搬送トレイ70が単に停止した状態になって待機する。これにより、ワーク処理システム10の電源をオンする前に、待機用搬送装置20A1の複数の搬送トレイ70にA〜Dグループに分けられた複数の容器11を載置しておくことができる。なお、準備処理が実行されると、スライド扉32D,32Eは、閉じられ、乾燥炉32内の加熱が開始される。
準備処理が終了し、ワーク処理システム10が起動されると、判別部85が、近接スイッチ73と光学センサ74の検出結果に基づいて、待機用搬送装置20A1の先頭の容器11の有無と、待機用搬送装置20A1の先頭の容器11が一般用の歯車14を有しているものであるか否かを判別する。
具体的には、対向する投光側の光学センサ74と受光側の光学センサ74との間で光軸が遮られた場合に、容器待機部20Tの先頭に容器11が存在すると検出され、この条件を満たさない場合、つまり、先頭に容器11が存在しないと検出される場合には、容器11が検出されるまで搬送トレイ70を移動する。
先頭の容器11が検出されると、その先頭の容器11の側面には近接スイッチ73が対向する。そして、容器11の歯車14が、前述の如く肉抜き部14Nを有しない一般用の歯車14である場合には近接スイッチ73がオンし、肉抜き部14Nを有する最後尾用の歯車14Eである場合には、近接スイッチ73がオンしない。これらに基づいて、判別部85は、容器待機部20Tの先頭の容器11がA〜Dのグループの最後の11か否かの情報を統括制御部86に付与する。
統括制御部86は、搬送装置20A,20B,20Cの各搬送装置が、上述した受取待機状態であるか否かを監視すると共に、容器11を他の搬送装置に引き渡し可能な引渡待機状態であるか否かも監視する。その引渡待機状態は、待機用搬送装置20A1では、先頭の容器11が検出された状態が引渡待機状態に相当し、中継用搬送装置20A2では、搬送トレイ71が可動範囲の下流端に位置した状態が引渡待機状態に相当する。搬送装置20Bでは、最も下流側の搬送装置20Bのみが可動ベース60が可動範囲の下流端に位置しかつ搬送リフト69が可動範囲の上端に位置した状態が引渡待機状態に相当し、それ以外の搬送装置20Bは可動ベース60が可動範囲の下流端に位置しかつ搬送リフト69が可動範囲の下端に位置した状態が引渡待機状態に相当する。また、搬送装置20Cでは、それぞれ属する第1洗浄処理装置50A,第2洗浄処理装置50B,乾燥処理装置50Cに設定された処理時間T1,T2,T3を計測中ではなく、搬送ホルダー40の可動範囲の下流端に位置した状態が引渡待機状態に相当する。
そして、統括制御部86は、搬送ライン10Lの搬送方向において隣合う搬送装置同士の関係が、上流側の搬送装置が引渡待機状態で、下流側の搬送装置が受取待機状態である場合に、それらの間で容器11の引き渡し、受け取りが行われるように、搬送制御部81及び第1〜第3の処理制御部82〜84に指令を付与する。
また、統括制御部86は、処理制御データ80A〜80Dを順番に使用し、それら使用する処理制御データの切り替えを、判別部85による判別結果に基づいて行う。具体的には、統括制御部86は、最初は、処理制御データ80Aに基づいて搬送制御部81のうち、最も上流側の搬送装置20Bのモータの駆動回路の出力を制御する第1搬送制御部に浸漬時に回転速度RS1で回転するように指令し、上流側から数えて2番目の搬送装置20Bのモータの駆動回路の出力を制御する第2搬送制御部に液切り時に回転速度RE1で回転すると共に浸漬時に回転速度RS2で回転するように指令し、上流側から数えて3番目の搬送装置20Bのモータの駆動回路の出力を制御する第3搬送制御部に液切り時に回転速度RE2で回転すると共に、乾燥処理装置50C内に配置された時に回転速度RS3で回転するように指令する。また、統括制御部86は、処理制御データ80Aに基づいて第1処理制御部82には、処理時間T1で処理を行うように指令し、第2処理制御部83には、処理時間T2で処理を行うように指令し、第3処理制御部84には、処理時間T3で処理を行うように指令する。すると、第1搬送制御部は、引渡待機状態で容器11を所定時間、回転速度RS1で回転させ、所定時間経過後に第1洗浄処理装置50A内の搬送ホルダー40に容器11を引き渡し、統括制御部86にその旨の情報を付与する。また、第1処理制御部82は、容器11の回転を開始してからの時間を計測し、計測時間が処理時間T1に達したところで、搬送ホルダー40を引渡待機状態にして、統括制御部86にその旨の情報を付与する。そして、第2搬送制御部は、搬送装置20Bを受取待機状態から上昇させると所定時間、回転速度RE1で回転させ、所定時間経過後に引渡待機位置へと移動させた後、所定時間、回転速度RS2で回転させて、所定時間経過後に第2洗浄処理装置50B内の搬送ホルダー40に容器11を引き渡し、統括制御部86にその旨の情報を付与する。以降の第3の搬送制御部、第2処理制御部83、第3処理制御部84に対しても同様である。また、第3処理制御部84は、容器11の引き渡し、受け取りが行われるときにのみスライド扉32D,32Eが開かれるように制御する。
また、統括制御部86は、判別部85から最後尾用の歯車14Eを備えた容器11の情報を得るとその容器11の現在位置を監視する。そして、統括制御部86は、最後尾用の歯車14Eを備えた容器11を引渡待機状態にした旨の情報を統括制御部86に付与した第1〜第3の搬送制御部、第1〜第3の処理制御部82〜84から順番に、次の処理制御データ80Bに基づく、処理時間T1〜T3と回転速度RS1〜RS3,RE1〜RE2の指令を付与していく。以下、同様にして、統括制御部86は、判別部85が、最後尾用の歯車14Eを備えた容器11を検出する度にその容器11の位置を監視して、その容器11を引渡待機状態にした情報を統括制御部86に付与した第1〜第3の搬送制御部、第1〜第3の処理制御部82〜84から順番に、次の処理制御データ80C、80Dに基づく洗浄条件に切り替えていく。
以上の制御により、本実施形態のワーク処理システム10では、図12に示されたA〜Dグループの容器11のワーク90を図13(B)に示すようにトータル処理時間165分で処理することができ、図13(A)に示した従来のワーク処理システムで同じ処理を行った場合に必要なトータル処理時間240分に比べて大幅が処理時間の短縮が図られる。
このように本実施形態のワーク処理システム10では、ワーク90を収容した複数の容器11が複数のグループに分けられて搬送装置20Aの一部である容器待機部20Tで待機する。そして、搬送装置20A,20B,20Cによって容器待機部20Tから容器11が処理装置50A,50B,50Cに順次、搬送されて処理されていく。一のグループの最後尾の容器11が各処理装置50A,50B,50Cを通過していく順に、それら各処理装置50A,50B,50Cの処理条件を次のグループ用に切り替え、一のグループの最後尾の容器11が全ての処理装置50A,50B,50Cを通過する前に、次のグループの容器11が処理装置50A,50B,50Cに搬送される。これにより、ワーク処理システム10に含まれる各処理装置50A,50B,50Cの稼働率が向上し、生産性が向上する。
[他の実施形態]
(1)前記実施形態では、容器11がグループの最後尾の容器11である否かを判別するための判別部材(具体的には、歯車14,14E)を備えていたが、判別部材を備えずに、例えば、各グループの容器の数を記憶しておき、搬送した容器の数をカウントして最後尾の容器を検出する構成であってもよい。
(2)また、容器11に判別部材を設ける場合には、グループの最後尾のものでなくともよく、例えば、グループの先頭の容器11であってもよい。
(3)また、判別部材に基づいて判別を行うための判別装置としては、例えば、スイッチを設け、判別部材として、最後尾又は最後尾を基準とする所定位置の容器(例えば、最後尾より1つ前の容器、又は、最後尾より1つ後ろの先頭の容器)のみにスイッチと干渉する干渉突部を設けてもよい。また、判別部材としてRFタグを使用する一方、判別装置としてタグリーダーを使用してもよい。
(4)前記実施形態の容器11は、断面六角形の筒形になっていたが、例えば、円筒形であってもよい。
(5)前記実施形態では、容器11は洗浄処理及び乾燥処理中に回転する構成になっていたが、回転しない構成であってもよい。
(6)前記実施形態のワーク処理システム10は、処理としてワーク90を洗浄するものであったが、例えば、ワーク90を塗装するものであってよい。
(7)前記実施形態のワーク処理システム10は、判別装置を搬送装置20A(詳細には、待機用搬送装置20A1)の容器待機部20Tに備えていたが、判別装置を搬送装置20B,20Cに備えた構成であってもよいし、処理装置50A,50B,50Cに備えた構成であってもよい。
10 ワーク処理システム
11 容器
14 歯車
20A,20B,20C 搬送装置
20T 容器待機部
50A,50B,50C 処理装置
73 近接スイッチ
85 判別部
86 統括制御部

Claims (3)

  1. ワークを収容した複数の容器が複数のグループに分けられて待機する容器待機部と、
    前記容器に収容された状態の前記ワークに対して複数の処理を行うための複数の処理装置と、
    前記容器を前記容器待機部から複数の処理装置に順次搬送する搬送装置と、
    前記グループ毎に各前記処理装置に予め定められた処理条件を記憶する記憶部と、
    一の前記グループの最後尾の前記容器が各前記処理装置を通過していく順に、それら各処理装置の前記処理条件を次のグループ用に切り替え、一の前記グループの最後尾の容器が全ての前記処理装置を通過する前に、次の前記グループの容器が前記処理装置に搬送されるように前記搬送装置を制御する制御部と、を有するワーク処理システム。
  2. 前記複数の容器の少なくとも一部の容器に備えられ、各前記容器が前記グループの最後尾の前記容器であるか否かを判別するための判別部材と、
    前記容器待機部又は何れかの前記処理装置に設けられ、前記判別部材に基づいて各前記容器が前記最後尾の容器か否かを判別する判別装置と、を備える請求項1に記載のワーク処理システム。
  3. 前記判別部材は、金属製で前記容器の側面に取り付けられると共に、前記最後尾用とそれ以外用とで形状が相違し、
    前記判別装置は、前記容器に一側方から対向して、前記最後尾用の前記判別部材とそれ以外用の前記判別部材との一方に対してのみ作動する近接スイッチを備える請求項2に記載のワーク処理システム。
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