JP2014124875A - 液体噴射装置、液体受け装置、液体掻き取り方法 - Google Patents

液体噴射装置、液体受け装置、液体掻き取り方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液受け部に付着した液体を液受け部上での固化を抑制しつつ液受け部から掻き取ることができる液体噴射装置、液体受け装置、及び液体掻き取り方法を提供する。
【解決手段】インクを噴射する液体噴射ヘッド24と、液体噴射ヘッド24から噴射されたインクを受ける液受け面44を有するベルト43と、ベルト43の液受け面44に保湿液を供給する保湿液供給部47と、液体噴射ヘッド24から噴射されて液受け面44に付着したインクをベルト43と相対移動して掻き取る液体掻き取り部48とを備え、液体噴射ヘッド24は、保湿液供給部47から保湿液が供給されたベルト43における液受け面44の保湿領域にインクを噴射する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの液体噴射装置、液体噴射装置に取り付けられる液体受け装置、及び液体受け装置が受けた液体を液体受け装置から掻き取る液体掻き取り方法に関する。
従来から、ノズルから噴射されたインク(液体)を無端状のベルト部材(液受け部)で受容する技術が知られている。なお、ベルト部材に付着したインクは、ベルト部材上で固化した後にスクレイパー(液体掻き取り部)により掻き取られ、廃棄容器に回収される(例えば特許文献1)。
特開2011−156781号公報
ところで、ベルト部材に付着したインクを掻き取る場合において、そのインクが固化している場合には、固化したインクの破片が舞い上がってしまい、そのように舞い上がったインクの破片がノズルなどに付着することで、ノズルからのインクの噴射を阻害したり、周囲を汚染したりしてしまう虞がある。
なお、こうした課題は、インクを噴射するプリンターに限らず、液体を噴射する液体噴射装置、液体噴射装置に取り付けられる液体受け装置、液体受け装置が受けた液体を掻き取る液体掻き取り方法においては、概ね共通したものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、液受け部に付着した液体を液受け部上での固化を抑制しつつ液受け部から掻き取ることができる液体噴射装置、液体受け装置、及び液体掻き取り方法を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する液体噴射装置は、液体を噴射する液体噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドから噴射された液体を受ける液受け面を有する液受け部と、該液受け部の前記液受け面に保湿液を供給する保湿液供給部と、前記液体噴射ヘッドから噴射されて前記液受け面に付着した液体を前記液受け部と相対移動して掻き取る液体掻き取り部とを備え、前記液体噴射ヘッドは、前記保湿液供給部から保湿液が供給された前記液受け部における前記液受け面の保湿領域に液体を噴射する。
この構成によれば、液体噴射ヘッドは、液受け部における保湿液が供給された液受け面の保湿領域に液体を噴射するため、液受け部の液受け面に付着した液体は、保湿液により乾燥して固化することが抑制された状態で液体掻き取り部により掻き取られる。したがって、液受け部に付着した液体を液受け部上での固化を抑制しつつ液受け部から掻き取ることができる。
上記液体噴射装置において、前記保湿液供給部は、着脱可能であるのが好ましい。
この構成によれば、液体噴射装置に対して保湿液供給部が着脱可能であるため、保湿液の補充や保湿液供給部の交換を容易に行うことができる。そのため、保湿液供給部が保持しておかなければならない保湿液の量を減らすことができるので、装置の大型化を抑制することができる。
上記液体噴射装置において、前記液受け部と、前記保湿液供給部と、前記液体掻き取り部は、一体で着脱可能であるのが好ましい。
この構成によれば、複数の部材を一体で着脱可能とすることにより、各部材を個別に組み付ける場合に比べ、組み付け性を向上させることができる。さらに、各部材を一体で取り外した状態で保湿液供給部に保湿液を補充することができるため、例えば保湿液供給部が他の部材により隠されてしまうような配置も採用することができ、各部材の配置構成の自由度を高めることができる。
上記液体噴射装置において、前記液体はグリセリンを実質的に含まず、前記保湿液はグリセリンを含むのが好ましい。
この構成によれば、グリセリンを実質的に含まない乾燥しやすい液体であっても、液受け部の液受け面に付着した液体は、グリセリンを含む保湿液により乾燥して固化することが抑制された状態で液体掻き取り部により掻き取られる。したがって、液受け部に付着した液体を液受け部上での固化を抑制しつつ液受け部から掻き取ることができる。
また、上記課題を解決する液体受け装置は、液体噴射ヘッドから噴射された液体を受ける液受け面を有する液受け部と、該液受け部の前記液受け面に保湿液を供給する保湿液供給部と、該保湿液供給部が保湿液を供給した前記液受け部における前記液受け面の保湿領域に前記液体噴射ヘッドから噴射されて付着した液体を前記液受け部と相対移動して掻き取る液体掻き取り部とを備える。
この構成によれば、上記液体噴射装置と同様の作用効果を奏し得る。
また、上記課題を解決する液体掻き取り方法は、保湿液供給部が液体噴射ヘッドから噴射された液体を受ける液受け部の液受け面に保湿液を供給する保湿液供給ステップと、該保湿液供給ステップにおいて保湿液が供給された前記液受け部における前記液受け面の保湿領域に向けて前記液体噴射ヘッドから噴射された液体を前記液受け部が受ける液受けステップと、該液受けステップにおいて受けた液体を前記液受け部と相対移動する液体掻き取り部が掻き取る液体掻き取りステップとを備える。
この構成によれば、上記液体噴射装置と同様の作用効果を奏し得る。
実施形態のプリンターの概略構成図。 支持台とメンテナンス部の平面図。 フラッシング部の模式断面図。 保湿領域を示すベルトの平面図。 フラッシングボックスとホルダーの分解図。 フラッシングボックスをホルダーに装着した状態を示す側面図。 フラッシングボックスをホルダーから取り外す際の側面図。 フラッシングボックスをホルダーから取り外す際の側面図。 フラッシングボックスをホルダーから取り外す際の側面図。
以下、液体噴射装置の一例として、用紙に液体の一例としてのインクを噴射して文字や図形などを含む画像を印刷するインクジェット式のプリンターの一実施形態について、図を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態のプリンター11は、支持台12に支持された用紙STを支持台12の表面に沿って搬送させる搬送部13と、搬送される用紙STに対してインクを噴射する液体噴射部20と、噴射されて用紙STに付着したインクを乾燥させるための発熱部17および送風部18と、を備えている。なお、支持台12は、プリンター11において、用紙STの幅方向(図1では紙面表裏方向)に延在して備えられている。
搬送部13は、不図示の駆動源によって一方が駆動される搬送ローラー対14a,14bを有し、用紙STを挟持しながら回転することによって、支持台12の表面、および支持台12の搬送方向Yの上流側と下流側にそれぞれ備えられた案内板15aと案内板15bの各表面に沿って用紙STを搬送させる。なお、本実施形態では、用紙STは、供給リール16aにロール状態で巻かれたロール紙RSから巻き出されることによって連続紙状態で搬送される。そして、搬送される用紙STに対して液体噴射部20によってインクが付着されて画像が印刷されたのち、用紙STは、再び巻取リール16bによってロール状に巻き取られる。
液体噴射部20は、搬送される用紙STの搬送方向Yと交差する用紙STの幅方向となる走査方向Xに沿って延設されたガイド軸21,22に摺接しながら、不図示の駆動源によって往復移動可能なキャリッジ23を備えている。そして、このキャリッジ23に対して、インクを噴射する液体噴射ヘッド24と、この液体噴射ヘッド24へ供給するインクを貯留する貯留部30と、この貯留部30へ流路アダプター28を介してインクを供給する接続チューブ27とが取り付けられている。また、キャリッジ23には貯留部30を保持する貯留部保持体25が取り付けられ、貯留部30は、この貯留部保持体25に保持された状態でキャリッジ23に取り付けられている。
液体噴射ヘッド24は、キャリッジ23に対して、インクを噴射するノズルが形成されたノズル形成面24aが支持台12と対向するように、その鉛直方向Zの重力方向側となる下側に取り付けられる。一方、貯留部30は、キャリッジ23に対して、液体噴射ヘッド24とは反対側の鉛直方向Zの反重力方向側となる上側に取り付けられる。また、接続チューブ27は、キャリッジ23に対して、上側に取り付けられた貯留部30のさらに上側の位置に取り付けられる。
この接続チューブ27に対して、往復移動するキャリッジ23に追従変形可能であるインク供給チューブ26がキャリッジ23の一部に取り付けられた接続部26aを介して連通状態で接続される。したがって、例えばインクを収容した不図示のインクタンクなどから、このインク供給チューブ26を介して接続チューブ27にインクが供給され、接続チューブ27内をインクが流れる構成とされている。
このような構成を有する液体噴射部20において、キャリッジ23が走査方向Xへ移動(往復移動)する際に、支持台12上の用紙STに対して液体噴射ヘッド(ノズル)からインクを噴射する。そして、噴射されて用紙STに付着したインクを加熱して乾燥させるための発熱部17は、支持台12からノズル形成面24aと直交する反重力方向(上方)に所定長の間隔を空けてプリンター11に配設され、液体噴射部20が、発熱部17と支持台12との間を走査方向Xに沿って往復移動可能とされている。なお、発熱部17は、本実施形態では、支持台12の延在方向すなわち走査方向Xに沿って延設された赤外線ヒーターなどの発熱部材17aおよび反射板17bを備え、図1において一点鎖線矢印で示すように、用紙STに付着したインクを加熱する。
また、送風することによって用紙STに付着したインクを乾燥させるための送風部18が、同じく支持台12の上方であって、支持台12に支持されて搬送される用紙STとの間に、液体噴射部20が往復移動可能な間隔を空けてプリンター11に配設されている。
本実施形態のプリンター11では、液体噴射部20において、貯留部30と発熱部17との間に、発熱部17からの伝熱を遮る遮熱部材29が設けられている。この遮熱部材29は、例えばステンレススチールやアルミニウムなど熱伝導性のよい材料で形成され、少なくとも貯留部30に対してその発熱部17に面する側を覆うようにキャリッジ23に取り付けられる。
図2に示すように、プリンター11は、搬送される用紙STと液体噴射ヘッド24とが対峙しないホームポジションHPに液体噴射ヘッド24のメンテナンスを行うメンテナンス部33を備えている。
メンテナンス部33は、ノズル形成面24aからインクを払拭するワイパー34と、液体噴射ヘッド24から噴射(フラッシング)されたインクを受容するフラッシング部35と、ノズル形成面24aに当接してノズルを覆うキャップ36とを備えている。
また、ワイパー34には、該ワイパー34をノズル形成面24aに当接可能な当接位置と当接位置とは異なる非当接位置との間で移動させるワイピングモーター37が接続されている。さらに、フラッシング部35には、駆動源となるフラッシングモーター38が接続されていると共に、キャップ36には、該キャップ36をノズル形成面24aに当接する当接位置と非当接位置との間で移動させるキャッピングモーター39が接続されている。なお、フラッシングとは、各ノズルの目詰まりなどを解消する目的で各ノズルから印刷とは無関係に強制的にインクを噴射(排出)するものである。
図3に示すように、フラッシング部35は、フラッシングモーター38の駆動に伴って回転する駆動ローラー41を備えている。この駆動ローラー41は、走査方向Xに沿って延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。また、フラッシング部35は、走査方向Xに沿って延びる軸線を中心に回転自在な従動ローラー42と、駆動ローラー41及び従動ローラー42に周回移動可能に巻き回された液受け部の一例としてのベルト43とを備えている。ベルト43は、走査方向Xに幅を有した帯状をなすと共に、無端状に形成されてノズル形成面24aと対向可能な外周面が液体噴射ヘッド24から噴射されたインクを受ける液受け面44となる。一方、ベルト43は、液受け面44とは反対側の内周面45が駆動ローラー41及び従動ローラー42に支持されている。
さらに、フラッシング部35は、ベルト43の液受け面44に当接した状態で固定配置される保湿液供給部47及び液体掻き取り部48を備えている。なお、保湿液供給部47は、ベルト43の液受け面44に保湿液を供給する機能を有する。例えば、保湿液供給部47は、保湿液を保持可能な多孔質材料で形成されて液受け面44と接するように配置された吸収部材49と、吸収部材49が含有する保湿液を保持した状態で吸収部材49を支持する支持部材50とを備える。一方、液体掻き取り部48は、走査方向Xにおけるベルト43の幅に亘って設けられ、液体噴射ヘッド24から噴射されて液受け面44に付着したインクをベルト43と相対移動して掻き取る。
保湿液供給部47と液体掻き取り部48は、周回方向Wに沿って移動するベルト43における保湿液供給部47と接する部分が、液体噴射ヘッド24から噴射されたインクを受ける液受け領域A、液体掻き取り部48の順に通過するように設けられている。そのため、液体噴射ヘッド24は、保湿液供給部47から保湿液が供給されたベルト43における液受け面44の保湿領域B(図4参照)にインクを噴射する。また、保湿液供給部47と液体掻き取り部48は、周回運動するベルト43と摺接する。したがって、ベルト43を駆動するフラッシングモーター38は、保湿液供給部47及び液体掻き取り部48とベルト43とを相対移動させる移動機構の一例として機能している。
また、ベルト43の鉛直方向Zの下側位置には、液体掻き取り部48によってベルト43から掻き取られたインクを廃液タンク(図示略)へ導く導出部52が走査方向Xにおいてベルト43の幅に亘って設けられている。なお、導出部52は、基礎部53と、基礎部53に対して着脱可能な着脱部54とにより構成されている。また、導出部52は、斜面状の第1経路部56と、第1経路部56よりも傾きが鉛直に近い第2経路部57とを有し、着脱部54は、第1経路部56から第2経路部57の途中まで延びるように形成されている。すなわち、着脱部54は、基礎部53における第1経路部56及び第1経路部56と第2経路部57の接続部分を覆う。
図4では、液受け領域Aと保湿液供給部47から保湿液が供給された保湿領域Bとの説明を容易にするために、環状のベルト43を保湿液供給部47と液体掻き取り部48との間で切り開くようにして平面的に表した状態を図示している。図4に示すように、保湿領域Bとは、周回方向Wにおける保湿液供給部47から液体掻き取り部48までの領域であって、且つ走査方向Xにおいては液受け面44のうち保湿液供給部47と摺接して保湿液が供給される領域である。さらに、液受け領域Aとは、保湿領域B内の領域であって、且つ走査方向Xに移動する液体噴射ヘッド24と対向可能で液体噴射ヘッド24から噴射されたインクを受ける領域である。
図5に示すように、フラッシング部35には、プリンター11が備えるホルダー59に対して液体受け装置の一例としてのフラッシングボックス60が着脱可能に設けられている。なお、フラッシングボックス60は、ホルダー59に対して着脱されるフレーム61を備え、そのフレーム61に、ベルト43が掛架された駆動ローラー41及び従動ローラー42、保湿液供給部47、液体掻き取り部48、着脱部54が支持されている。すなわち、フレーム61がホルダー59に着脱されることにより、保湿液供給部47は、プリンター11に対して、ベルト43及び液体掻き取り部48と共に一体で着脱可能である。
また、フラッシングボックス60においてホルダー59に装着されたときに用紙STの搬送方向Yで上流側となる位置には、鉛直方向Zの下側に向けて突出する第1アーム部62が設けられ、その第1アーム部62の先端には第1爪部63が設けられている。また、フラッシングボックス60においてホルダー59に装着されたときに用紙STの搬送方向Yで下流側となる位置には、鉛直方向Zの下側に向けて突出する第2アーム部64が設けられ、その第2アーム部64の先端には第2爪部65が設けられている。一方、ホルダー59には、第1爪部63と係合する第1係合部66と第2爪部65と係合する第2係合部67とが設けられている。
さらに、ホルダー59及びフラッシングボックス60には、動力伝達機構69が設けられている。この動力伝達機構69は、フラッシングモーター38からの動力を駆動ローラー41に伝達する。すなわち、まずホルダー59側には、フラッシングモーター38の回転軸70に第1歯車71が嵌着されると共に、少なくとも1つ(本実施形態では5つ)の第1歯車71〜第5歯車75が順に歯合した状態で設けられている。さらに、フラッシングボックス60には、第5歯車75と歯合可能な第6歯車76、及び第6歯車76と歯合する第7歯車77が設けられている。なお、第7歯車77は、駆動ローラー41の軸78に嵌着されている。
そのため、図6に示すように、フラッシングボックス60がホルダー59に装着されると、第5歯車75と第6歯車76とが歯合し、フラッシングモーター38の駆動力が動力伝達機構69を介して駆動ローラー41に伝達される。なお、図6に示す側面視では、第1歯車71、第3歯車73、第5歯車75、第7歯車77、及びベルト43は反時計回り方向に回転し、第2歯車72、第4歯車74、第6歯車76は時計回り方向に回転する。
次に、液体噴射ヘッド24が噴射するインク、及び保湿液供給部47がベルト43に供給する保湿液について説明する。
まず、液体噴射ヘッド24が噴射するインクは、用紙STに付着させることで用紙STを着色させる着色インクであって、1気圧下での沸点が290℃のグリセリンを実質的に含まない。インクがグリセリンを実質的に含むと、インクの乾燥性が大幅に低下してしまう。その結果、種々の被記録媒体(例えば用紙ST)、特にインク非吸収性又は低吸収性の被記録媒体において、画像の濃淡ムラが目立つだけではなく、インクの定着性も得られない。さらに、1気圧下相当での沸点が280℃以上のアルキルポリオール類(上記のグリセリンを除く。)を実質的に含まないことが好ましい。
ここで、本明細書における「実質的に含まない」とは、添加する意義を十分に発揮する量以上含有させないことを意味する。これを定量的に言えば、グリセリンをインクの総質量(100質量%)に対して、1.0質量%以上含まないことが好ましいと共に、0.5質量%以上含まないことがより好ましく、0.1質量%以上含まないことがもっと好ましい。さらに、グリセリンは、インクの総質量(100質量%)に対して、0.05質量%以上含まないことがより好ましく、0.01質量%以上含まないことが特に好ましく、0.001質量%以上含まないことが最も好ましい。
また、保湿液供給部47が保持する保湿液は、その主原料がグリセリンやアルキルポリオール類により構成されている。すなわち、保湿液は、グリセリンやアルキルポリオール類を保湿液の総質量(100質量%)に対して1.0質量%以上含む。なお、このような保湿液は、ベルト43に付着して固化したインクをベルト43から剥がしやすくするためにベルト43に塗布される洗浄液(例えばシリコーンオイルなどの界面活性剤)とは異なり、ベルト43に付着したインクの乾燥を抑制するものである。すなわち、保湿液が付着した液受け面44にインクが噴射されると、乾燥性に優れたインクであっても保湿液により乾燥が抑制される。
次に、プリンター11が用紙STに印刷する場合の作用について、特に液体噴射ヘッド24からインクを噴射してフラッシングを行う場合の作用に着目して説明する。
さて、ユーザーにより印刷が開始されると、キャリッジ23は走査方向Xに沿って移動すると共に、搬送方向Yに間欠搬送される用紙STに液体噴射ヘッド24がインクを噴射して印刷を行う。さらにキャリッジ23は、前回のフラッシングから一定時間が経過すると、ホームポジションHPまで移動すると共に、液体噴射ヘッド24はフラッシング部35に対してインクを噴射してフラッシングを行う。
一方、フラッシング部35は、フラッシングモーター38の駆動に伴ってベルト43が周回運動する。すると、保湿液供給部47がベルト43と相対移動し、液受け面44の保湿領域Bに保湿液を塗布するように供給する(保湿液供給ステップ)。そのため、液体噴射ヘッド24がベルト43に向けてインクを噴射すると、インクは、保湿液が供給された液受け面44の保湿領域Bにより受けられる(液受けステップ)。なお、ベルト43に付着したインクは、保湿液によって乾燥が抑制された状態で周回運動するベルトと共に移動する。そのため、液体掻き取り部48は、ベルト43と相対移動することにより、固化する前の変形可能な、もしくは流動性を有するインクを保湿液と共にベルト43から掻き取る(液体掻き取りステップ)。そして、液体掻き取り部48により掻き取られたインク及び保湿液は、導出部52を伝って図示しない廃液タンクへ排出される。
なお、ベルト43に付着したインクを掻き取るとは、ベルト43に付着した全てのインクを取り除く状態に加え、ベルト43に付着したインクのうち一部のインクを取り除く状態を含む。すなわち、ベルト43に付着したインクを完全に取り除く必要はなく、ベルト43に一部のインクが付着したままであってもよい。また、複数回の液体掻き取り動作によってインクを取り除いてもよい。
次に、フラッシングボックス60をホルダー59に着脱する場合の作用について説明する。なお、初期状態として、図6に示すようにフラッシングボックス60は、ホルダー59に装着された状態にあるものとする。
さて、図7に示すように、まずユーザーは、第1爪部63が第1係合部66から外れる方向(本実施形態では搬送方向Yの下流側)にフラッシングボックス60を移動させる。このとき、第2爪部65は第2係合部67と係合状態を維持し、第2アーム部64が撓む。
続いて、図8に示すように、ユーザーは、フラッシングボックス60において第1係合部66との係合が外れた第1爪部63が形成された側を鉛直方向Zの上側へ持ち上げる。さらに、図9に示すように、ユーザーは、フラッシングボックス60を第1爪部63が形成された側(本実施形態では搬送方向Yの上流側)に若干移動させることにより、第2爪部65と第2係合部67との係合を外す。すると、フラッシングボックス60は、ホルダー59との係合が外れて取り外される。
一方、フラッシングボックス60を装着する場合の手順は、フラッシングボックス60を取り外す場合の手順の逆である。
すなわち、図9に示すように、ユーザーは、フラッシングボックス60を第2爪部65が形成された側が下側となるように傾けた状態でホルダー59に近づける。さらに、図8に示すように、ユーザーは、第2爪部65を第2係合部67に係合させると共に、第1爪部63側を鉛直方向Zの下側へ押し下げる。すると、図7に示すように、フラッシングボックス60は、第1アーム部62及び第2アーム部64が撓みつつ第1爪部63が第1係合部66に係合し、ホルダー59に装着される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)液体噴射ヘッド24は、ベルト43における保湿液が供給された液受け面44の保湿領域Bにインクを噴射するため、ベルト43の液受け面44に付着したインクは、保湿液により乾燥して固化することが抑制された状態で液体掻き取り部48により掻き取られる。したがって、ベルト43に付着したインクをベルト43上での固化を抑制しつつベルト43から掻き取ることができる。
(2)プリンター11に対して保湿液供給部47が着脱可能であるため、保湿液の補充や保湿液供給部47の交換を容易に行うことができる。そのため、保湿液供給部47が保持しておかなければならない保湿液の量を減らすことができるので、装置の大型化を抑制することができる。
(3)フラッシングボックス60は、複数の部材を一体で着脱可能とすることにより、各部材を個別に組み付ける場合に比べ、組み付け性を向上させることができる。さらに、各部材を一体で取り外した状態で保湿液供給部47に保湿液を補充することができるため、例えば保湿液供給部47が他の部材により隠されてしまうような配置も採用することができ、各部材の配置構成の自由度を高めることができる。
(4)グリセリンを実質的に含まない乾燥しやすいインクであっても、ベルト43の液受け面44に付着したインクは、グリセリンを含む保湿液により乾燥して固化することが抑制された状態で液体掻き取り部48により掻き取られる。したがって、ベルト43に付着したインクをベルト43上での固化を抑制しつつベルト43から掻き取ることができる。
(5)液体掻き取り部48は、保湿領域Bに付着したインクを保湿液と共に掻き取るため、導出部52におけるインクの固化を抑制することができる。
(6)導出部52を伝うように流れるインクは、経路の向きが変化した部分に堆積しやすい。その点、第1経路部56及び第2経路部57の接続部分を着脱部54により構成したため、インクが体積しやすい部分を容易に交換することができる。
(7)例えば洗浄液がノズル形成面24aに付着すると、溶剤などを用いて拭き取らなければならず手間がかかる。その点、ベルト43に供給される保湿剤は、ノズル形成面24aに付着してもワイパー34で手軽に拭き取ることができる。
(8)第5歯車75は反時計回り方向に回転するのに対し、第6歯車76は時計回り方向に回転するため、フラッシングボックス60は、ホルダー59に装着される向きに力を受ける。したがって、フラッシングボックス60がホルダー59から外れる虞を低減することができると共に、第1爪部63にかかる力を低減することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、フラッシングボックス60は、プリンター11に着脱不能に設けてもよい。また、保湿液供給部47を、プリンター11に着脱不能に設けてもよい。
・上記実施形態において、ベルト43の周回方向Wは反対向きであってもよい。すなわち、ベルト43の上側の面が搬送方向Yと反対向きとなるようにベルト43を回転させてもよい。なお、この場合には、保湿液供給部47と液体掻き取り部48の配置も逆にするのが好ましい。
・上記実施形態において、保湿液供給部47は、液受け領域Aに到達する前に液受け面44に保湿液を供給することができれば任意の位置に配置することができる。例えば、ベルト43に対して下側から当接する位置に限らず、上側から当接する位置に配置してもよい。そして、保湿液供給部47を他の部材と干渉しない位置に配置する場合には、プリンター11に対して保湿液供給部47のみ着脱可能に設けてもよい。また、同様に液体掻き取り部48も液受け面44と摺接可能な位置であれば任意の位置に配置することができる。
・上記実施形態において、保湿液供給部47は、ベルト43の液受け面44に保湿液を供給することができれば任意の形態を取ることができる。例えば、保湿液供給部を保湿液を貯留する貯留槽とし、3つのローラーに支持されたベルトの一部が貯留槽を通過するように配置してもよい。また、保湿液供給部は、刷毛やへらを用いてベルト43に保湿液を塗布してもよく、保湿液を滴下、噴射、噴霧させてもよい。なお、保湿液供給部は、液受け面44に保湿液を供給することができればベルト43と相対移動しなくてもよい。
・上記実施形態において、ベルト43を固定配置として保湿液供給部47及び液体掻き取り部48を移動させてもよい。また、この場合には、液受け部を板材や台などの可撓性を有しない部材で構成してもよい。さらに、可撓性を有しない部材で構成された液受け部を移動させることにより、保湿液供給部47及び液体掻き取り部48と相対移動させてもよい。また、液受け部と保湿液供給部47と液体掻き取り部48とを全て移動可能としてもよい。
・上記実施形態において、液体噴射装置は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置であってもよい。なお、液体噴射装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体は、液体噴射装置から噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体を含むものとする。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置がある。また、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置であってもよい。また、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置であってもよい。
11…プリンター(液体噴射装置の一例)、24…液体噴射ヘッド、44…液受け面、43…ベルト(液受け部の一例)、47…保湿液供給部、48…液体掻き取り部、60…フラッシングボックス(液受け装置の一例)、B…保湿領域。

Claims (6)

  1. 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    該液体噴射ヘッドから噴射された液体を受ける液受け面を有する液受け部と、
    該液受け部の前記液受け面に保湿液を供給する保湿液供給部と、
    前記液体噴射ヘッドから噴射されて前記液受け面に付着した液体を前記液受け部と相対移動して掻き取る液体掻き取り部と
    を備え、
    前記液体噴射ヘッドは、前記保湿液供給部から保湿液が供給された前記液受け部における前記液受け面の保湿領域に液体を噴射することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記保湿液供給部は、着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記液受け部と、前記保湿液供給部と、前記液体掻き取り部は、一体で着脱可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記液体はグリセリンを実質的に含まず、前記保湿液はグリセリンを含むことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の液体噴射装置。
  5. 液体噴射ヘッドから噴射された液体を受ける液受け面を有する液受け部と、
    該液受け部の前記液受け面に保湿液を供給する保湿液供給部と、
    該保湿液供給部が保湿液を供給した前記液受け部における前記液受け面の保湿領域に前記液体噴射ヘッドから噴射されて付着した液体を前記液受け部と相対移動して掻き取る液体掻き取り部と
    を備えることを特徴とする液体受け装置。
  6. 保湿液供給部が液体噴射ヘッドから噴射された液体を受ける液受け部の液受け面に保湿液を供給する保湿液供給ステップと、
    該保湿液供給ステップにおいて保湿液が供給された前記液受け部における前記液受け面の保湿領域に向けて前記液体噴射ヘッドから噴射された液体を前記液受け部が受ける液受けステップと、
    該液受けステップにおいて受けた液体を前記液受け部と相対移動する液体掻き取り部が掻き取る液体掻き取りステップと
    を備えることを特徴とする液体掻き取り方法。
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