JP2014112612A - 巻線構造体、コイル巻線、コイル部品およびコイル巻線の製造方法 - Google Patents

巻線構造体、コイル巻線、コイル部品およびコイル巻線の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの巻線部とそれらを繋ぐ継線部が形成されても、継線部の存在によっては余分なスペースの発生を防ぐことが可能な巻線構造体、コイル巻線、コイル部品およびコイル巻線の製造方法を提供すること。
【解決手段】巻線構造体200は、第1巻線部21と、第1巻線部21と同じ巻線方向に巻回されている第2巻線部23と、第1巻線部21と第2巻線部23を接続する継線予定部22Aと、を備え、継線予定部22Aは、第1巻線部21と第2巻線部23の間の間隔を規定する間隔規定部222と、一端側が間隔規定部222に対しエッジワイズ曲げをなして連なると共に、他端側が第1巻線部21の軸線方向の一方側で第1巻線部21に連なる第1連結部221と、一端側が間隔規定部222に対しエッジワイズ曲げをなして連なると共に、他端側が第2巻線部23の軸線方向の他方側で第2巻線部23に連なる第2連結部223と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、巻線構造体、コイル巻線、コイル部品およびコイル巻線の製造方法に関する。
自然エネルギを利用した発電装置、電源装置、およびモータにて自動車の車輪を駆動させる駆動装置では、力率改善やノイズ除去のために、電気回路にコイル部品(リアクトル)が用いられている。このようなコイル部品では、大電流化に対応させると共に占積率の向上を目的として、平角線を用いるものが一般的である。かかる平角線を用いたコイル部品としては、特許文献1に示すものがある。
特許第3398855号公報(図4〜図6参照)
特許文献1の構成では、第1巻線部(第一コイル部)と第2巻線部(第二コイル部)との間の部分(継線部)に、捻じり部が存在し、その捻じり部により、平角線を流れる電流が、第1巻線部と第2巻線部とで互いに逆となるように設けられている。
ここで、特許文献1のような捩じり部の存在するコイル巻線20Pの平面図を、図18に示す。また、捩じり部が存在するコイル部品10Pの部分的な側面図を図19に示す。図18に示すような捩じり部25Pが存在する場合、図19に示すように、平角線Hの幅と同程度のスペースがリング状のコア31Pの内側(リング孔30P)に余分に必要となる。このような余分なスペースが必要になる分だけ、コイル部品10Pの寸法が大きくなり、それによりコイル部品10Pの小型化が図れないものとなっている。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、平角線を加工して2つの巻線部とそれらを繋ぐ継線部が形成された際に、継線部の存在によっては余分なスペースの発生を防ぐことが可能な巻線構造体、コイル巻線、コイル部品およびコイル巻線の製造方法を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明の巻線構造体の一側面は、平角線が巻回されることにより形成される第1巻線部と、第1巻線部に連なる平角線が巻回されることにより形成されると共に、第1巻線部と同じ巻線方向に巻回されている第2巻線部と、第1巻線部と第2巻線部の間に位置し、これらを接続する継線予定部と、を備え、継線予定部は、第1巻線部と第2巻線部の間の間隔を規定する間隔規定部と、一端側が間隔規定部に対しエッジワイズ曲げをなして連なると共に、他端側が第1巻線部の軸線方向の一方側で第1巻線部に連なる第1連結部と、一端側が間隔規定部に対しエッジワイズ曲げをなして連なると共に、他端側が第2巻線部の軸線方向の他方側で第2巻線部に連なる第2連結部と、を有することを特徴としている。
また、本発明の巻線構造体の他の側面は、上述の発明に加えて更に、第1連結部には、間隔規定部に対しエッジワイズ曲げをなして連なる平面延伸部と、第1巻線部と平面延伸部との間に位置し、捩じることによって捩じり部となる捩じり用途部と、が設けられている、ことが好ましい。
さらに、本発明の巻線構造体の他の側面は、上述の発明に加えて更に、第1巻線部のうち継線予定部とは反対側の第1端末と、第2巻線部のうち継線予定部とは反対側の第2端末とは、それぞれの先端側に向かって互いに逆向きに延伸していると共に、第1端末と第2端末のうちの一方側は、第1巻線部と第2巻線部とが向かい合う対向部位側に位置し、第1端末と第2端末のうちの他方側は、第1巻線部と第2巻線部とが向かい合わない外周側に位置している、ことが好ましい。
また、本発明の別の発明であるコイル巻線は、上述した巻線構造体を用いると共に、第1連結部が第1巻線部から離間する方向に延伸するように第1連結部と第1巻線部との間の境界部分が折り曲げられていると共に、第2連結部が第2巻線部から離間する方向に延伸するように第2連結部と第2巻線部との間の境界部分を折り曲げられていて、これらの折り曲げによって継線予定部から継線部が形成されている、ことが好ましい。
さらに、本発明のコイル巻線の他の側面は、上述の発明に加えて更に、第1連結部の延伸方向が、第1巻線部の軸線方向に対して略平行に設けられるように第1連結部と第1巻線部との間の境界部分が折り曲げられていると共に、第2連結部の延伸方向が、第2巻線部の軸線方向に対して略平行に設けられるように第2連結部と第2巻線部との間の境界部分が折り曲げられている、ことが好ましい。
また、本発明のコイル巻線の他の側面は、上述の発明に加えて更に、第1連結部の延伸方向が、第1巻線部の軸線方向に対して斜めに設けられるように第1連結部と第1巻線部との間の境界部分が折り曲げられていると共に、第2連結部の延伸方向が、第2巻線部の軸線方向に対して斜めに設けられるように第2連結部と第2巻線部との間の境界部分が折り曲げられている、ことが好ましい。
さらに、本発明の別の発明であるコイル巻線は、上述した巻線構造体を用いると共に、捩じり用途部に位置する平角線を捩じることで、当該平角線の幅方向が第1巻線部から離間する方向に延伸する捩じり部が形成されていると共に、第2連結部が第2巻線部から離間する方向に延伸するように第2連結部と第2巻線部との間の境界部分を折り曲げられている、ことが好ましい。
また、本発明のコイル巻線の他の側面は、上述の発明に加えて更に、第1巻線部のうち継線部とは反対側の第1端末と、第2巻線部のうち継線部とは反対側の第2端末とは、それぞれの先端側に向かって互いに同じ向きに延伸していると共に、第1端末と第2端末のうちの一方側は、第1巻線部と第2巻線部とが向かい合う対向部位側に位置し、第1端末と第2端末のうちの他方側は、第1巻線部と第2巻線部とが向かい合わない外周側に位置している、ことが好ましい。
さらに、本発明の別の発明であるコイル部品は、上述したコイル巻線と、磁性材料から形成され、リング形状に設けられると共に、第1巻線部の中心孔および第2巻線部の中心孔に挿通されるコア体と、を具備することが好ましい。
また、本発明の別の発明であるコイル巻線の製造方法は、平角線からコイル巻線を形成するためのコイル巻線の製造方法であって、平角線を巻回することにより第1巻線部を形成する第1巻線工程と、第1巻線部に連なる継線予定部を形成する継線予定部形成工程と、中継部に連なると共に、平角線を第1巻線部と同じ巻線方向に巻回することにより第2巻線部を形成する第2巻線工程と、継線予定部から継線部を形成する継線部形成工程と、を具備し、継線予定部形成工程では、第1巻線工程の後で第2巻線工程の前に、平角線を曲げ加工部位よりも押し出して、第1巻線部に連なる第1押し出し部を設ける第1押し出し工程と、第1押し出し工程の後に、曲げ加工部位にて第1巻線部の巻線方向と同じ方向に、平角線にエッジワイズ曲げを施して、第1巻線部に連なる第1連結部を形成する第1曲げ工程と、第1曲げ工程の後に、平角線を押し出して第2押し出し部を設ける第2押し出し工程と、第2押し出し工程の後に、曲げ加工部位にて第1巻線部の巻線方向と同じ方向に、平角線にエッジワイズ曲げを施して、第1連結部に連なると共に第1巻線部と第2巻線部の間の間隔を規定する間隔規定部を形成する第2曲げ工程と、第2曲げ工程の後に、平角線を曲げ加工部位よりも押し出して、間隔規定部および第2巻線部に連なる第3押し出し部を設ける第3押し出し工程と、を備えることが好ましい。
本発明によると、平角線を加工して2つの巻線部とそれらを繋ぐ継線部が形成された際に、継線部の存在によっては余分なスペースの発生を防ぐことが可能な巻線構造体、コイル巻線、コイル部品およびコイル巻線の製造方法を提供することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る巻線構造体の形状を示す斜視図である。 図1の巻線構造体の形状を示す平面図である。 巻線構造体の製造方法を示し、(A)は曲げられる前の平角線が、長さL1だけ送り出された状態を示す図であり、(B)は長さL1だけ送り出された平角線が曲げられた状態を示す図である。 巻線構造体の製造方法を示し、(A)は継線予定部の第1連結部に対応する長さL2だけ平角線が送り出された状態を示す図であり、(B)は継線予定部の間隔規定部に対応する長さL3だけ平角線が送り出された状態を示す図である。 巻線構造体の製造方法を示し、(A)は第2連結部に対応する長さと第2巻線部の直線部とを合計した長さL4が送り出された状態を示す図であり、(B)は送り出された平角線が曲げられた状態を示す図である。 図1の巻線構造体から形成されたコイル巻線の形状を示す斜視図である。 図6に示すコイル巻線を製作する際の途中段階を示す斜視図である。 図1の巻線構造体から形成されたコイル巻線の形状を示す斜視図であり、図6とは別のタイプを示す図である。 図8に示すコイル巻線を製作する際の途中段階を示す斜視図である。 図1の巻線構造体から形成されたコイル巻線の形状を示す斜視図であり、図6および図8とは別のタイプを示す斜視図である。 図10に示すコイル巻線を製作する際の途中段階を示す斜視図である。 図10に示すコイル巻線における平角線の折り曲げ状態を示す側面図であり、(A)は第1連結部の折り曲げ角度を示す図であり、(B)は第2連結部の折り曲げ角度を示す図である。 図10のコイル巻線の形状を示す平面図である。 コイル部品を構成するコアの形状を示す斜視図である。 図6に示すコイル巻線を用いて作製したコイル部品を示す斜視図である。 図8に示すコイル巻線を用いて作製したコイル部品を示す斜視図である。 図10に示すコイル巻線を用いて作製したコイル部品を示す斜視図である。 従来のコイル部品の構成を示す平面図であり、継線部に捩じり部が存在する状態を示す平面図である。 従来のコイル部品の構成を示す部分的な側面図であり、捩じり部付近の構成を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る、コイル部品10(コイル部品10A〜10C;図15〜図17参照)について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、コイル部品10のコイル巻線20(コイル巻線20A〜20C;図6、図8および図10参照)を説明する場合、製造過程も含めて説明する。
なお、以下の説明においては、コイル巻線20および巻線構造体200の軸線方向をZ方向とし、そのZ方向において端末部211(後述)から端末部233(後述)に向かう側をZ1側、それとは反対側をZ2側とする。また、端末部233および端末部211が延伸する方向をX方向とし、第1巻線部21(後述)に対して端末部211が突出している側(図2等参照)をX1側、それとは逆側(図1等参照;端末部233が突出する側)をX2側とする。また、X方向およびZ方向に直交する方向をY方向とし、第1巻線部21に対して第2巻線部23が位置する側をY1側とし、それとは逆側をY2側とする。
また、以下の説明では、コイル部品10A〜10Cのそれぞれを区別する必要がない場合には、コイル部品10と称呼する。また、コイル巻線20A〜20Cについても、それぞれを区別する必要がない場合には、コイル巻線20と称呼する。
<巻線構造体200の形成について>
最初に、コイル巻線20の製造途中で形成される、巻線構造体200の形成について説明する。
図1は、巻線構造体200を示す斜視図である。図2は、巻線構造体200を示す平面図である。この巻線構造体200は、第1巻線部21、継線予定部22A、第2巻線部23を備えている。
図1、図2に示すような巻線構造体200を形成する場合、まず、ボビンやリール等のような平角線Hが巻回されている供給源から、平角線Hを引き出して、曲げ加工装置(図示省略)に平角線Hをセットする。その後に、図3(A)に示すように、曲げ加工装置の送りユニット(図示省略)を作動させて、平角線Hを所定の長さL1だけ送り出す。
このとき、平角線Hは、後述する図1の第1巻線部21における端末部211と、直線部とを合計した長さL1が送り出され、その送り出しにより、図1における曲げ部212aに対応する部分が、図3(A)に示す曲げ加工装置の曲げ加工部位Mに位置する。曲げ加工部位Mには、曲げ加工装置の加工ユニットPを構成する内側治具P1と外側治具P2が配置されている。内側治具P1は、平角線Hの曲げを行う際の内周側に配置されていて、外側治具P2は、平角線Hの曲げを行う際の外周側に配置されている。
そして、曲げ加工装置の加工ユニットPを作動させると、図3(B)に示すように、内側治具P1の外周面に平角線Hが倣うようにして、平角線Hの曲げ加工がなされる。この曲げ加工では、平角線Hの長手(延伸)方向および幅方向が略90度曲げられるが、平角線Hの厚み方向は、ほとんど変わらない(曲げられない)状態となる。この曲げ加工により、図1および図2に示す第1巻線部21における端末部211(第1端末に対応)と、直線部213aとが、一体的な状態で形成される。なお、以下の説明では、「略90度」には、90度そのものや、90度と同等の角度も含まれるものとする。
以下、同様の要領にて、曲げ加工装置の送りユニットの作動による平角線Hの送り出しと、曲げ加工装置の加工ユニットPの作動による曲げ加工を順次施す。それにより、4つの曲げ部212a〜212dと4つの直線部213a〜213dとを備える、矩形状に巻回された(いわゆるエッジワイズ巻きの)第1巻線部21が形成される。
第1巻線部21を形成した後に、曲げ加工装置の送りユニットを作動させて、図4(A)に示すように、継線予定部22Aの第1連結部221に対応する長さL2だけ平角線Hを送り出す。図4(A)に示す構成では、曲げ部212dに連続するようにして、第1連結部221に対応する長さL2だけ平角線Hを送り出し(第1送り出し工程に対応;なお、この送り出し部分は、第1送り出し部に対応)、その送り出し部位の終端が、曲げ加工部位Mに位置するようにする。その後に、曲げ加工装置の加工ユニットPを作動させ、その後に、第1巻線部21の巻線方向と同じ方向に、平角線Hの曲げ加工を行う(第1曲げ工程に対応)。それにより、第1巻線部21に連続する第1連結部221が形成される。
また、第1連結部221を形成した後に、曲げ加工装置の送りユニットを作動させて、図4(B)に示すように、間隔規定部222に対応する長さL3だけ平角線Hを送り出す(第2送り出し工程に対応;なお、この送り出し部分は、第2送り出し部に対応)。そして、送り出し部位の終端が、曲げ加工部位Mに位置するようにする。その後に、曲げ加工装置の加工ユニットPを作動させて、第1巻線部21の巻線方向と同じ方向に、平角線Hの曲げ加工がなされる(第2曲げ工程に対応)。それにより、第1連結部221に連続する間隔規定部222が形成される。
次に、間隔規定部222を形成した後に、曲げ加工装置の送りユニットを作動させて、図5(A)に示すように、第2連結部223に対応する長さ(第2連結部223の長さは、第1連結部221と同等)と、第2巻線部23の直線部232aとを合計した長さL4が送り出され(第3送り出し工程に対応;なお、この送り出し部分は、第3送り出し部に対応)、第2巻線部23の曲げ部231aに対応する部分が、曲げ加工装置の曲げ加工部位Mに位置するようにする。そして、曲げ加工装置の加工ユニットを作動させて、第1巻線部21の巻線方向と同じ方向に、平角線Hの曲げ加工を行う。それにより、図5(B)に示すように、第2連結部223と、直線部232aとが、一体的な状態で形成される。
なお、第1連結部221と、間隔規定部222と、第2連結部223とは、第1巻線部21と第2巻線部23とを接続する継線予定部22Aを構成する。継線予定部22Aは、後述するような折り曲げ、または折り曲げと捩じりを施すことにより、継線部22となる部分である。
以後は、第1巻線部21を形成したのと同様の要領にて、曲げ加工装置の送りユニットの作動による平角線Hの送り出しと、曲げ加工装置の加工ユニットの作動による曲げ加工を順次施す。それにより、4つの曲げ部231a〜231dと4つの直線部232a〜232dとを備える、矩形状に巻回された(いわゆるエッジワイズ巻きの)第2巻線部23が形成される。
なお、第2巻線部23の最後の曲げ加工を施すと、第2巻線部23における端末部233(第2端末に対応)と、直線部232cとが、一体的な状態で形成される。それにより、図1および図2に示すような、巻線構造体200が形成される。
<コイル巻線20の形成について>
次に、コイル巻線20(コイル巻線20A〜20C)の形成について説明する。巻線構造体200からコイル巻線20を形成する場合、図6に示すようなコイル巻線20Aと、図8に示すようなコイル巻線20Bと、図10に示すようなコイル巻線20Cとが形成される。
(図6に示すタイプのコイル巻線20Aの形成について)
まず、図6に示すようなタイプのコイル巻線20Aを形成する場合について説明する。以下の説明では、図1に示す巻線構造体200においては、第1巻線部21の巻き終わり側には、捩じり用途部224Aが設けられている、とする。この捩じり用途部224Aは、第1連結部221の構成要素であり、図1においては、第1連結部221には、捩じり用途部224Aと平面延伸部225とが設けられている。図6に示すようなコイル巻線20Aを形成する場合、図7に示すように、捩じり用途部224Aを略90度捩じる。図7に示す構成においては、第1巻線部21から平面延伸部225に向かうにつれて、平角線Hが重ねられない側の面(表面)が、第1巻線部21の外周側を向くように、捩じり用途部224Aが捩じられている。
かかる捩じり用途部224Aを捩じることにより、捩じり部224が形成される。そして、この捩じり部224の形成により、継線予定部22Aから形成される継線部22は、第1巻線部21に対して立ち上がった状態に設けられている。
また、図6に示すように、捩じり部224の形成に前後して、第2連結部223と第2巻線部23の境界部分を略90度折り曲げる。この折り曲げの向きは、第2連結部223が延伸する向きが第2巻線部23に接離する向きとなっている。
なお、第2連結部223と第2巻線部23の境界部分を折り曲げる場合、第2巻線部23を構成する平角線Hに対して略90度折り曲げるものとしても良い。しかしながら、第2巻線部23を構成する平角線Hの表面および裏面は、XY平面に平行ではなく、平角線Hの厚み分に対応する角度をXY平面になしている。そのため、上述した境界部分の略90度の折り曲げは、XY平面に対して略90度をなすように折り曲げるものとしても良い。この点は、後述するように図8〜図11において、第1連結部221と第1巻線部21の境界部分を折り曲げる場合、および第2連結部223と第2巻線部23の境界部分を折り曲げる場合についても同様である。
以上のような折り曲げにより、図6に示すようなコイル巻線20が形成される。
(図8に示すコイル巻線20Bの形成について)
次に、図8に示すようなコイル巻線20Bを形成する場合について説明する。以下の説明では、図1に示す巻線構造体200においては、第1巻線部21の巻き終わり側には、上述したような捩じり用途部224Aは設けられていない、とする。
図8に示すようなコイル巻線20Bを形成する場合、図1に示す巻線構造体200の第1連結部221と第1巻線部21の境界部分を、略90度折り曲げる。この状態が図9である。この折り曲げの向きは、第1連結部221が第1巻線部21に接離する向きとなっている。また、第1連結部221と第1巻線部21の境界部分を折り曲げるのに前後して、第2連結部223と第2巻線部23の境界部分を、略90度折り曲げる。この折り曲げの向きも、第2連結部223が第2巻線部23に接離する向きとなっている。
以上のような折り曲げを行うことにより、図8に示すようなコイル巻線20Bが形成される。
(図10に示すコイル巻線20Cの形成について)
続いて、図10に示すようなコイル巻線20Cを形成する場合について説明する。なお、図10に示すコイル巻線20Cにおいても、第1巻線部21の巻き終わり側には、上述したような捩じり用途部224Aは設けられていない、とする。
図10に示すようなコイル巻線20Cを形成する場合、図11に示すように、第1連結部221と第1巻線部21の境界部分を、90度よりも大きく折り曲げる。この折り曲げにより、第1連結部221が第1巻線部21に連続する側では、軸線方向(Z方向)に垂直なXY平面と第1連結部221とがなす角度は、図12(A)に示すように鋭角αとなっている。
また、第1連結部221と第1巻線部21の境界部分の折り曲げに前後して、第2連結部223と第2巻線部23の境界部分を折り曲げる。このとき折り曲げる角度は、90度を超えない鋭角となっている。この折り曲げにより、第2連結部223が第2巻線部23に連続する側では、軸線方向(Z方向)に垂直なXY平面と第2連結部223とがなす角度は、図12(B)に示すように鈍角βとなっている。なお、通常は、鈍角βは、180度から鋭角αを減算した値となっている。
以上のように、境界部分を折り曲げることにより、継線予定部22Aから継線部22が形成される。この場合、図10に示すように、継線部22は、図8に示す場合と比較して、軸線方向(Z方向)に対して傾斜した状態で設けられる。それにより、図13に示すように、コイル巻線20Cを平面視した場合に、継線部22が第1巻線部21および第2巻線部23よりもX1側に大きく飛び出すのを防止可能となる。
<コイル巻線20を用いたコイル部品10の形成について>
以上のようなコイル巻線20(コイル巻線20A〜20C)を用いて、コイル部品10を形成する場合、コイル巻線20の形成とは別途で、図14に示すようなコア31を形成する。コア31は、側面視した場合の形状がU字形状となるもの(いわゆるカットコア)であり、かかるU字形状のコア31を2つ突き合わせることにより、リング形状のコア体30(図15〜図17参照)が形成される。なお、以下では、リング状のコア体30の中心側に位置する孔を、リング孔30Aとする。
コア31は、磁性材料から形成されているが、そのような磁性材料としては、ケイ素鋼鈑を重ね合せたものや、鉄系材料、パーマロイ、センダスト、アモルファス等の金属磁性体または酸化物磁性体があるが、これらの各種磁性体の混合物であっても良く、あるいはこれらの各種磁性体の複合材料であっても良い。
図14に示すように、本実施の形態では、コア31は、次のような断面形状に設けられている。すなわち、矩形状の四隅を、小さな矩形で切り欠いた、切欠部31aが存在する形状に設けられている。このような切欠部31aの存在により、第1巻線部21の曲げ部212a〜212dおよび第2巻線部23の曲げ部231a〜231dが、コア31と干渉するのを防止可能となっている。
以上のようなコア31を2つ突き合わせる前に、一方のコア31に、コイル巻線20を保持させる。このとき、コア31の脚部31bが、コイル巻線20の第1巻線部21および第2巻線部23のそれぞれの中心孔24を挿通する状態とする。
その後に、2つのコア31のうちの他方のコア31を、一方のコア31に突き合わせるようにする。このとき、他方のコア31の脚部31bは、第1巻線部21および第2巻線部23のそれぞれの中心孔24を挿通する状態とする。
そして、一方のコア31と、他方のコア31の突き合わせ状態を維持するようにする。このような突き合わせ状態の維持のために、たとえばコア31の突き合わせ面同士を接合する接着剤を用いても良く、その他の締結手段によってコア31同士の突き合わせ状態を維持するようにしても良い。
以上のようにして、図15〜図17に示すようなコイル部品10が製作される。なお、図15に示すコイル部品10Aは、図6に示すコイル巻線20Aを用いたものであり、図16に示すコイル部品10Bは、図8に示すコイル巻線20Bを用いたものであり、図17に示すコイル部品10Cは、図10に示すコイル巻線20Cを用いたものである。
<効果>
以上のような構成の巻線構造体200、コイル巻線20、コイル部品10およびコイル巻線20の製造方法によると、継線部22が存在しても、その継線部22の存在によって、コア体30のリング孔30Aが大きくなるのを防止可能となる。すなわち、図18に示す従来のコイル巻線20Pのように、第1巻線部21Pと第2巻線部23Pとをつなぐ継線部22Pに捩じり部25Pが存在している場合、図19に示すように、リング孔30Pの寸法は、捩じり部25Pが収まるように、大きくなる。この場合、捩じり部25PのZ方向における最大の長さは、平角線Hの幅と同程度となっている。このため、リング孔30Pには余分なスペースが必要となり、その分だけコイル部品10Pの全体では、そのスペース分だけ、大きくなる。
しかしながら、上述した図15〜図17に示すコイル部品10では、リング孔30Aには捩じり部25Pが位置しない構成となっている。それにより、捩じり部25Pの存在による余分なスペースが不要となり、リング孔30Aの寸法を小さくすることが可能となる。そのため、コイル部品10の寸法を小さくすることが可能となる。
また、継線部22を形成するに当たっては、図1に示すような、継線予定部22Aを有する巻線構造体200が用いられている。しかも継線予定部22Aには、第1連結部221と第2連結部223とが設けられていて、これら第1連結部221と第2連結部223の存在により、間隔規定部222を、第1巻線部21および第2巻線部23から十分に離すことが可能となる。そのため、間隔規定部222をリング孔30Aに位置させずに、リング孔30Aから離れた位置に位置させることができ、リング孔30Aの寸法を小さくすることが可能となる。それにより、コア体30の寸法を小さくすることが可能となり、コイル部品10の寸法を小さくすることも可能となる。
なお、継線部22には、間隔規定部222の他に、第1連結部221および第2連結部223が存在していて、かかる第1連結部221および第2連結部223によって、間隔規定部222をリング孔30Aから離れた位置に位置させることができ、間隔規定部222をコア体30と干渉させない配置を実現可能となる。
また、本実施の形態のコイル部品10では、コイル巻線20の第1巻線部21と第2巻線部23とを平面視した範囲内に、継線部22を収める配置とすることも可能である。それにより、コイル部品10の省スペース化を実現することが可能となる。
また、上述の実施の形態では、巻線構造体200は、第1巻線部21、継線予定部22Aおよび第2巻線部23の全てのエッジワイズ曲げの向きは、同じ向きとなっている。このため、巻線構造体200の形成が容易となる。ここで、エッジワイズ曲げの向きが逆となる場合には、平角線Hをセットする向きを、表裏逆にする等の手間が発生したり、曲げ加工装置の構成が複雑になる等する。しかしながら、上述のように、巻線構造体200において、エッジワイズ曲げの向きが全て同じ向きとなっているので、加工の際の手間を省略可能となる。また、複雑な構成の曲げ加工装置を用いずに済む。
また、本実施の形態では、図1および図2に示すように、巻線構造体200においては、第1巻線部21の端末部211と、第2巻線部23の端末部233とは、それぞれの先端側に向かう向きが互いに逆向き(端末部211がX1側、端末部233がX2側)となるように設けられている。しかも、端末部211は、第1巻線部21と第2巻線部23とが向かい合わない外周側(第1巻線部21のY2側)に位置し、端末部233は、第1巻線部21と第2巻線部23とが向かい合う側(第2巻線部23のY2側)に位置している。
このような巻線構造体200を用いることで、コイル巻線20が形成されると、端末部211,233の向きを同じ向きとすることが可能となる。加えて、端末部211と端末部233とをY方向において離すことが可能となる。このため、コイル部品10の実装が容易となると共に、実装に際して、これらの端末部211,233の間でショートが発生するのを防止可能となる。
また、本実施の形態では、図1に示す巻線構造体200から、図6に示すタイプのコイル巻線20Aを形成することが可能である。すなわち、第1連結部221には、間隔規定部222に対しエッジワイズ曲げをなして連なる平面延伸部225と、後に捩じることによって捩じり部224となる捩じり用途部224Aとが設けられている。そして、捩じり用途部224Aを、図6に示すように捩じることで、捩じり部224を形成することができる。また、捩じり部224を設けることで、間隔規定部222をその捩じり部224のZ1側に位置させることができ、コア31と干渉しない配置とすることも可能となる。
ここで、捩じり用途部224Aは、平角線Hが第1巻線部21から間隔規定部222へと向かうにつれて、平角線Hが重ねられない側の面(表面)が、第1巻線部21の外周側を向くように捩じられる。このような捩じりを実現することにより、第1巻線部21と第2巻線部23とを形成する場合に、その巻線の向きを同じとすることが可能となり、巻線構造体200の形成を容易にすることが可能となる。
なお、上記とは逆の捩じり方向とする場合には、第1巻線部21に対して、第2巻線部23の巻線の向きは逆向きとなり、曲げ加工装置に対する平角線Hをセットする位置を逆向きにする等の手間が発生する場合がある。しかしながら、逆の捩じり方向として、さらに第1巻線部21に対する第2巻線部23の巻線の向きを逆にする場合には、本実施の形態に置けるものと同様の効果を発生させることは可能である。
また、本実施の形態では、図8に示すタイプのコイル巻線20Bを形成することも可能である。すなわち、コイル巻線20Bは、巻線構造体200を用いて、第1連結部221と第1巻線部21との境界部分を、第1連結部221がZ方向(軸線方向に平行な方向)に向かうように折り曲げ、さらに第2連結部223と第2巻線部23との境界部分を、第2連結部223がZ方向に向かうように折り曲げることで、コイル巻線20Bを形成することが可能となる。また、巻線構造体200を折り曲げるだけで、コイル巻線20Bが形成されるので、コイル巻線20Bを容易に形成することが可能となる。
さらに、本実施の形態では、図10に示すタイプのコイル巻線20Cを形成することも可能である。すなわち、第1連結部221の延伸方向が、前記第1巻線部21の軸線方向(Z方向)に対して斜めに設けられるように第1連結部221と第1巻線部21との間の境界部分が折り曲げられている。加えて、第2連結部223の延伸方向が、第2巻線部23の軸線方向(Z方向)に対して斜めに設けられるように第2連結部223と第2巻線部23との間の境界部分が折り曲げられている。
このため、間隔規定部222を、折り曲げている部位よりも第1巻線部21および第2巻線部23の外周側(X1側)に位置させることが可能となるので、コア体30と間隔規定部222とが干渉しない配置とすることが可能となる。
<変形例>
以上、本発明の一実施の形態に係る巻線構造体200、コイル巻線20、コイル部品10およびコイル巻線20の製造方法について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態では、第1巻線部21および第2巻線部23は、矩形状に巻回されている。しかしながら、第1巻線部21および第2巻線部23は、矩形状に巻回される構成には限られず、円形状、楕円形状、三角形状他の多角形状のように、その他の形状に巻回されても良い。
また、上述の実施の形態においては、第1連結部221と第1巻線部21との境界部分を折り曲げる向きと、第2連結部223と第2巻線部23との境界部分を折り曲げる向きとが、逆になるように設けられている。しかしながら、これら2つの境界部分を折り曲げる向きを同じ向きとしても良い。この場合には、第1巻線部21を形成する場合におけるエッジワイズ曲げと、第2巻線部23を形成する場合におけるエッジワイズ曲げとで、いずれか一方が右曲げとなり、いずれか他方が左曲げとなる。
また、上述の実施の形態では、図2に示すように、直線部213bよりも間隔規定部222がX1側に位置する構成となっている。それにより、第1連結部221が直線部213aよりも短くなっている。しかしながら、間隔規定部222をX方向において直線部213bと同等の位置に設けるようにして、第1連結部221が直線部213aと同程度の長さとなるように形成しても良い。この場合には、第2連結部223の長さも、第1連結部221と同等の長さとなる。また、間隔規定部222をX方向において直線部213bよりもX2側に設けるようにして、第1連結部221が直線部213aよりも長くなるように形成しても良い。
本発明の巻線構造体、コイル巻線、コイル部品およびコイル巻線の製造方法は、電気機器の分野において利用することができる。
10、10A〜10C、10P…コイル部品
20、20A〜20C、20P…コイル巻線
21、21P…第1巻線部
22、22A、22P…継線部
23、23P…第2巻線部
24…中心孔
25P…捩じり部
30…コア体
30A、30P…リング孔
31…コア
31a…切欠部
31b…脚部
200…巻線構造体
211…端末部(第1端末に対応)
212a〜212d…曲げ部
213a〜213d…直線部
221…第1連結部
222…間隔規定部、223…第2連結部
224…捩じり部
224A…捩じり用途部
225…平面延伸部
231a〜231d…曲げ部
233…端末部(第2端末に対応)
H…平角線
M…加工部位
P…加工ユニット
P1…内側治具
P2…外側治具

Claims (10)

  1. 平角線が巻回されることにより形成される第1巻線部と、
    前記第1巻線部に連なる前記平角線が巻回されることにより形成されると共に、前記第1巻線部と同じ巻線方向に巻回されている第2巻線部と、
    前記第1巻線部と前記第2巻線部の間に位置し、これらを接続する継線予定部と、
    を備え、
    前記継線予定部は、
    前記第1巻線部と前記第2巻線部の間の間隔を規定する間隔規定部と、
    一端側が前記間隔規定部に対しエッジワイズ曲げをなして連なると共に、他端側が前記第1巻線部の軸線方向の一方側で前記第1巻線部に連なる第1連結部と、
    一端側が前記間隔規定部に対しエッジワイズ曲げをなして連なると共に、他端側が前記第2巻線部の軸線方向の他方側で前記第2巻線部に連なる第2連結部と、
    を有する、
    ことを特徴とする巻線構造体。
  2. 請求項1記載の巻線構造体であって、
    前記第1連結部には、
    前記間隔規定部に対しエッジワイズ曲げをなして連なる平面延伸部と、
    前記第1巻線部と前記平面延伸部との間に位置し、捩じることによって捩じり部となる捩じり用途部と、
    が設けられていることを特徴とする巻線構造体。
  3. 請求項1または2記載の巻線構造体であって、
    前記第1巻線部のうち前記継線予定部とは反対側の第1端末と、前記第2巻線部のうち前記継線予定部とは反対側の第2端末とは、それぞれの先端側に向かって互いに逆向きに延伸していると共に、
    前記第1端末と前記第2端末のうちの一方側は、前記第1巻線部と前記第2巻線部とが向かい合う対向部位側に位置し、前記第1端末と前記第2端末のうちの他方側は、前記第1巻線部と前記第2巻線部とが向かい合わない外周側に位置している、
    ことを特徴とする巻線構造体。
  4. 請求項1記載の巻線構造体を用いると共に、
    前記第1連結部が前記第1巻線部から離間する方向に延伸するように前記第1連結部と前記第1巻線部との間の境界部分が折り曲げられていると共に、
    前記第2連結部が前記第2巻線部から離間する方向に延伸するように前記第2連結部と前記第2巻線部との間の境界部分を折り曲げられていて、
    これらの折り曲げによって前記継線予定部から継線部が形成されている、
    ことを特徴とするコイル巻線。
  5. 請求項4記載のコイル巻線であって、
    前記第1連結部の延伸方向が、前記第1巻線部の軸線方向に対して略平行に設けられるように前記第1連結部と前記第1巻線部との間の境界部分が折り曲げられていると共に、
    前記第2連結部の延伸方向が、前記第2巻線部の軸線方向に対して略平行に設けられるように前記第2連結部と前記第2巻線部との間の境界部分が折り曲げられている、
    ことを特徴とするコイル巻線。
  6. 請求項4記載のコイル巻線であって、
    前記第1連結部の延伸方向が、前記第1巻線部の軸線方向に対して斜めに設けられるように前記第1連結部と前記第1巻線部との間の境界部分が折り曲げられていると共に、
    前記第2連結部の延伸方向が、前記第2巻線部の軸線方向に対して斜めに設けられるように前記第2連結部と前記第2巻線部との間の境界部分が折り曲げられている、
    ことを特徴とするコイル巻線。
  7. 請求項2記載の巻線構造体を用いると共に、
    前記捩じり用途部に位置する前記平角線を捩じることで、当該平角線の幅方向が前記第1巻線部から離間する方向に延伸する捩じり部が形成されていると共に、
    前記第2連結部が前記第2巻線部から離間する方向に延伸するように前記第2連結部と前記第2巻線部との間の境界部分を折り曲げられている、
    ことを特徴とするコイル巻線。
  8. 請求項4から7のいずれか1項に記載のコイル巻線であって、
    前記第1巻線部のうち前記継線部とは反対側の第1端末と、前記第2巻線部のうち前記継線部とは反対側の第2端末とは、それぞれの先端側に向かって互いに同じ向きに延伸していると共に、
    前記第1端末と前記第2端末のうちの一方側は、前記第1巻線部と前記第2巻線部とが向かい合う対向部位側に位置し、前記第1端末と前記第2端末のうちの他方側は、前記第1巻線部と前記第2巻線部とが向かい合わない外周側に位置している、
    ことを特徴とするコイル巻線。
  9. 請求項4から8のいずれか1項に記載のコイル巻線と、
    磁性材料から形成され、リング形状に設けられると共に、前記第1巻線部の中心孔および前記第2巻線部の中心孔に挿通されるコア体と、
    を具備することを特徴とするコイル部品。
  10. 平角線からコイル巻線を形成するためのコイル巻線の製造方法であって、
    前記平角線を巻回することにより第1巻線部を形成する第1巻線工程と、
    前記第1巻線部に連なる継線予定部を形成する継線予定部形成工程と、
    前記中継部に連なると共に、前記平角線を前記第1巻線部と同じ巻線方向に巻回することにより第2巻線部を形成する第2巻線工程と、
    前記継線予定部から継線部を形成する継線部形成工程と、
    を具備し、
    前記継線予定部形成工程では、
    前記第1巻線工程の後で前記第2巻線工程の前に、
    前記平角線を曲げ加工部位よりも送り出して、前記第1巻線部に連なる第1送り出し部を設ける第1送り出し工程と、
    前記第1送り出し工程の後に、前記曲げ加工部位にて前記第1巻線部の巻線方向と同じ方向に、前記平角線にエッジワイズ曲げを施して、前記第1巻線部に連なる第1連結部を形成する第1曲げ工程と、
    前記第1曲げ工程の後に、前記平角線を送り出して第2送り部を設ける第2送り工程と、
    前記第2送り出し工程の後に、前記曲げ加工部位にて前記第1巻線部の巻線方向と同じ方向に、前記平角線にエッジワイズ曲げを施して、前記第1連結部に連なると共に前記第1巻線部と前記第2巻線部の間の間隔を規定する間隔規定部を形成する第2曲げ工程と、
    前記第2曲げ工程の後に、前記平角線を前記曲げ加工部位よりも送り出して、前記間隔規定部および前記第2巻線部に連なる第3送り出し部を設ける第3送り出し工程と、
    を備えることを特徴とするコイル巻線の製造方法。
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