JP2014111351A - 感熱転写記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り曲げに起因するシワの発生を防止するとともに、顔写真等の画像とバーコード等の画像、それぞれ優れた再現を可能とする感熱転写記録媒体を提供する。
【解決手段】基材10の一方の面に少なくとも一色の昇華性染料を含み昇華転写方式により転写させる染料層20と、熱溶融転写方式により転写させる保護層30とが、面順次に形成された熱転写リボンと、基材の一方の面に、熱転写リボンの染料及び顔料を固着させる受像層が形成され、他方の面に、粘着層と、離型シートとが、順次積層された熱転写受像シートとの組み合わせからなる感熱転写記録媒体において、保護層は、離型層33と、剥離層34と、第一接着層35とを順次積層させた第一保護層31、及び、離型層33と、剥離層34と、少なくとも顔料を含む第二接着層36とを順次積層させた第二保護層32が、面順次に構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、シールメディア用途の感熱転写記録媒体に関するもので、基材に染料層及び保護層を面順次に形成した熱転写リボンと、基材上の一方の面に染料及び顔料を固着させる受像層を積層し、他方の面に粘着層及び離型シートを順次積層した熱転写受像シートとの組み合わせで構成される、感熱転写記録媒体に関するものである。さらに詳しくは、染料層及び保護層をそれぞれ転写させた熱転写受像シートを折り曲げた際に生じるシワを防止するとともに、顔写真等の画像やバーコード等の画像を同時に含むことができるシールメディア用途の感熱転写記録媒体に関するものである。
一般に、感熱転写記録媒体は、サーマルリボンや熱転写リボンと呼ばれ、感熱転写方式のプリンタに使用されるインクリボンのことであり、基材の一方の面に感熱転写層を、他方の面に耐熱滑性層(バックコート層)を、それぞれ設けたものである。ここで、感熱転写層は、インクの層であって、プリンタのサーマルヘッドに発生する熱によって、そのインクを昇華(昇華転写方式)あるいは熱溶融(熱溶融転写方式)させ、被転写体側に転写するものである。
このような感熱転写方式は、プリンタの高機能化と併せて各種画像を簡便に形成できるため、デジタルカメラのセルフプリント、身分証明書等のカード類、アミューズメント用出力物等、広く利用されている。その中でも特に、アミューズメント用出力物として、基材に粘着層と離型シートとを設けた剥離可能な構成の被転写体(シールメディア)用途の感熱転写記録媒体の開発が進められている。
このシールメディア用途の感熱転写記録媒体における熱転写受像シートへの転写方式として昇華転写方式を用いた場合、容易な階調性画像の形成が可能となるため、優れた顔写真等の画像を得ることができるが、反面、シャープさが不足するため、文字やバーコード等の単調画像の形成が困難となるという問題がある。一方、熱転写受像シートへの転写方式として熱溶融転写方式を用いた場合、文字やバーコード等の単調画像の容易な形成が可能となるが、顔写真等の階調性画像の形成が困難になるという問題がある。そのため、昇華転写方式と熱溶融転写方式とを組み合わせた熱転写リボンからなる感熱転写記録媒体の開発が進められている。
また、シールメディア用途の感熱転写記録媒体では、転写後の画像における色褪せという問題や、水分や指紋などの汚れが画像に付着するという問題もある。
このような問題点を解決する方法として、例えば、特許文献1には熱転写により染料を転写した後、単層からなる保護層をラミネート転写方式にて転写する方法が提案されている。
特開2000−062317号公報
しかしながら、特許文献1に提案されている感熱転写記録媒体は、ラミネート転写を目的とした保護層を使用しているため、保護層を薄くすることができず、転写後の熱転写受像シートが厚くなることが確認されている。このような熱転写受像シートを、基材と離型シートとを粘着層から剥離させる目的で折り曲げた結果、熱転写受像シートにシワが生じるという問題が確認されている。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑み、シールメディア用途の感熱転写記録媒体で、昇華転写方式により染料を転写させる染料層と、熱溶融転写方式により転写させる保護層とを、1つの熱転写リボンに面順次に形成することにより、保護層転写後の熱転写受像シートの厚みを薄くすることができるとともに、折り曲げに起因するシワの発生を防止することが可能な感熱転写記録媒体を提供することを目的とする。
本発明に係わる感熱転写記録媒体は、基材の一方の面に、少なくとも一色の染料を含み昇華転写方式により転写される染料層と、熱溶融転写方式により転写される保護層とが、面順次に形成された熱転写リボンと、基材の一方の面に、熱転写リボンの染料及び顔料を固着させる受像層が形成され、他方の面に、粘着層と、離型シートとが、順次積層された熱転写受像シートとの、組み合わせからなり、保護層が、離型層と剥離層と第一接着層とを順次積層させた第一保護層、及び離型層と剥離層と顔料を含む第二接着層とを順次積層させた第二保護層から形成され、第一保護層と第二保護層とは、それぞれ面順次に熱転写リボン上に構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係わる感熱転写記録媒体において、剥離層は、塗工乾燥後の塗布量が2.0g/m以下となるように形成され、かつ、第一接着層及び第二接着層は、塗工乾燥後の塗布量がそれぞれ0.5〜5.0g/mとなるように形成されることを特徴とする。
本発明のシールメディア用途の感熱転写記録媒体では、少なくとも一色の染料が昇華転写方式により転写させる染料層と、熱溶融転写方式により転写させる保護層とを、1つの熱転写リボンに面順次に形成することにより、熱溶融転写方式を目的とした保護層による転写後の熱転写受像シートの厚みを薄くすることができるとともに、折り曲げに起因するシワの発生を防止することが可能となる。更に、保護層を、離型層と剥離層と第一接着層とを順次積層させた第一保護層、及び離型層と剥離層と顔料を含む第二接着層とを順次積層させた第二保護層からなる構成とすることにより、顔料を含む第二保護層が熱溶融転写方式にて転写されるため、顔写真等の階調性画像、及びバーコード等の単調画像、それぞれの画像の優れた再現が可能となる。
本発明に基づく実施形態に係る感熱転写記録媒体を構成する熱転写リボンの一例を示す側断面図 本発明に基づく実施形態に係る感熱転写記録媒体を構成する熱転写受像シートの一例を示す側断面図
図1は、本発明の一実施形態に係る感熱転写記録媒体を構成する熱転写リボンの一例を示す側断面図である。図1に示すように、本実施形態の熱転写リボンは、基材10の一方の面に染料層20、保護層30を順次形成し、基材10の他方の面にサーマルヘッドとの滑り性を付与する耐熱滑性層40を設けた構成である。
図2は、本発明の一実施形態に係る感熱転写記録媒体を構成する熱転写受像シートの一例を示す側断面図である。図2に示すように、本実施形態の熱転写受像シートは、熱転写受像シート基材60の一方の面に昇華転写及び熱溶融転写により移行された染料及び顔料を受容して固着させる受像層70を設け、熱転写受像シート基材60の他方の面に粘着層80を形成し、粘着層80を介して離型シート90が貼り合わされた構成である。
以下、本発明の感熱転写記録媒体の各部について説明する。
1.熱転写リボン
熱転写リボンの基材10としては、熱転写における圧力により変形しない耐熱性と強度とが要求され、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、セロファン、アセテート、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリスチレン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、芳香族ポリアミド、アラミド等からなる合成樹脂フィルムや、コンデンサーペーパー、パラフィン紙等の紙類を、単独で又は組み合わされた複合体として使用可能である。特に、加工性やコスト面等を考慮すると、ポリエチレンテレフタレートからなるフィルムが基材10として好ましい。また、そのフィルムの厚さは、操作性や加工性を考慮し、2μm以上かつ50μm以下の範囲のものが使用可能であるが、転写適正等をも考慮すると、2μm以上かつ9μm以下の範囲のものがより好ましい。
また、基材10においては、耐熱滑性層40又は/及び染料層20、保護層30を形成する面に、接着処理を施すことも可能である。接着処理としては、コロナ処理、火炎処理、オゾン処理、紫外線処理、放射線処理、粗面化処理、プラズマ処理、プライマー処理等の公知の技術を適用することができ、それらの処理を二種以上併用することもできる。
次に、染料層20は、従来公知のもので対応でき、例えば、熱により昇華移行する昇華性染料とバインダーと溶剤とを配合して染料層形成用の塗布液を調製し、この塗布液を塗布及び乾燥することで形成される。なお、染料層20は、一色の単一層で構成したり、色相の異なる染料を含む複数の染料層を、同一基材の同一面に面順次に、繰り返し形成したりすることもできる。図1に例示する熱転写リボンでは、染料層20として、イエロー染料層21、マゼンタ染料層22、及びシアン染料層23が面順次に形成されている。
染料層20に含まれる染料は特に限定されるものではないが、例えば、イエロー成分としては、ソルベントイエロー56,16,30,93,33や、ディスパースイエロー201,231,33等を挙げることができる。マゼンタ成分としては、C.I.ディスパースレッド60、C.I.ディスパースバイオレット26、C.I.ディスパースバイオレット38、C.I.ソルベントレッド27、あるいはC.I.ソルベントレッド19等を挙げることができる。シアン成分としては、C.I.ディスパースブルー354、C.I.ソルベントブルー63、C.I.ソルベントブルー36、C.I.ソルベントブルー266、C.I.ディスパースブルー257、あるいはC.I.ディスパースブルー24等を挙げることができる。
染料層20に含まれるバインダーは、従来公知の樹脂バインダーがいずれも使用でき、特に限定されるものではないが、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース等のセルロース系樹脂や、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等のビニル系樹脂や、ポリエステル樹脂、スチレン−アクリロニトリル共重合樹脂、フェノキシ樹脂等を挙げることができる。
ここで、染料層20の染料とバインダーとの質量基準での配合比率は、染料/バインダー=10/100〜300/100が好ましい。これは、染料/バインダーの配合比率が10/100を下回ると、染料が少な過ぎて発色感度が不十分となり良好な熱転写画像が得られず、また、この配合比率が300/100を越えると、バインダーに対する染料の溶解性が極端に低下するために、得られる感熱転写記録媒体は、保存安定性が低下し、染料が析出し易くなるおそれがあるためである。
また、染料層20には、性能を損なわない範囲でイソシアネート化合物、シランカップリング剤、分散剤、粘度調整剤、あるいは安定化剤等の公知の添加剤が含まれていても良い。
次に、保護層30は、染料を転写した後の画像の色褪せ、画像に水分や指紋といった汚れが付着することを防ぐ目的で形成される。そのため、このような保護層30は、防汚性とともに、被転写体に対して十分な接着性を有することが必要である。更に、本発明のようなシールメディア用途の感熱転写記録媒体の場合、保護層転写後の熱転写受像シートの厚みを薄くすることにより、熱転写受像シートを折り曲げた際に生じるシワを防止する構成であることが望まれる。このような要求を達成する目的で、保護層30は、熱溶融転写方式を目的としたものを用いることが好ましい。
本発明における保護層30は、最表面に第一接着層35、その下層に基材10からの熱転写時に容易に剥離するための剥離層34、更にその下層に熱転写時に基材10に残留し、剥離層34を容易に剥離させるための離型層33を、それぞれ熱転写リボンの基材10上に順次積層させた第一保護層31と、最表面に顔料を含む第二接着層36、その下層に剥離層34、更にその下層に離型層33を、それぞれ熱転写リボンの基材10上に順次積層させた第二保護層32とからなる構成で形成されている。この第一保護層31と第二保護層32とは、それぞれ面順次に形成されている。
離型層33は、基材10と熱転写性の保護層30との剥離の重さを適当な範囲内に調整し、基材10からの安定的な剥離性を確保するために設けられているものであり、上記の条件を満たしていれば必ずしも必要ではない。
離型層33の材質としては、従来公知のもので対応でき、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム等の水溶性高分子、塩化ゴム、環化ゴム等の天然ゴム誘導体、天然ワックス、合成ワックス等のワックス類、ニトロセルロース、セルロース、セルロースアセテートプロピオネート等の繊維素誘導体、アクリル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリイミド系、ポリアセタール系、塩素化ポリオレフィン系、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系等の熱可塑性樹脂、メラミン系、エポキシ系、ポリウレタン系、シリコーン系等の熱硬化性樹脂等を挙げることができる。
剥離層34の材質としては、従来公知のもので対応でき、例えば、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、石油樹脂、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の合成樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、エステルガム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリ塩素化オレフィン等の天然樹脂や合成ゴムの誘導体、カルナバワックス、パラフィンワックス等のワックス類が挙げられる。その中でも、アクリル系樹脂、セルロース誘導体が、剥離層34の材質として好適である。
剥離層34には、離型性や滑り性を付与する添加剤として、シリコーンオイル、リン酸エステル系に代表される離型剤、ワックス、樹脂フィラー等の滑り剤、また必要に応じて紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、蛍光増白剤、帯電防止剤等を添加しても良い。
剥離層34は、剥離層塗布液を調製し、塗布及び乾燥して形成することができる。この剥離層34の塗工乾燥後の塗布量は、特に限定しないが、2.0g/m以下が適当である。
第一接着層35の材質としては、従来公知のもので対応でき、例えば、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、石油樹脂、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の合成樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、エステルガム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリ塩素化オレフィン等の天然樹脂や合成ゴムの誘導体、カルナバワックス、パラフィンワックス等のワックス類が挙げられる。
また、第一接着層35には、必要に応じてリン酸エステル系に代表される離型剤、ワックス、樹脂フィラーに代表される滑り剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、蛍光増白剤、帯電防止剤等を添加することができる。
第一接着層35は、第一接着層塗布液を調製し、塗布及び乾燥して形成することができる。この第一接着層35の塗工乾燥後の塗布量は、特に限定しないが、0.5〜5.0g/mが適当である。
第二接着層36は、顔料とバインダーと溶剤とを配合して第二接着用の塗布液を調製し、塗布、乾燥することで形成される。なお、第二接着層36に含まれる顔料は、一種類でも数種類の顔料を混合したものでも良く、更に、離型層33と剥離層34との積層構成であれば、単一層でも色相の異なる複数の接着層を面順次に繰り返し形成した構成のものでも良い。
第二接着層36に添加する顔料としては、従来公知のもので対応でき、例えば、カーボンブラック、アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン系、チオインジゴ系、アントラキン系、イソインドリノン系等の有機顔料、及び無機顔料が挙げられる。
第二接着層36のバインダーの材質としては、従来公知のもので対応でき、例えば、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、石油樹脂、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の合成樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、エステルガム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリ塩素化オレフィン等の天然樹脂や合成ゴムの誘導体、カルナバワックス、パラフィンワックス等のワックス類が挙げられる。
第二接着層36は、第二接着層塗布液を調製し、塗布及び乾燥して形成することができる。この第二接着層36の塗工乾燥後の塗布量は、特に限定しないが、0.5〜5.0g/mが適当である。
次に、耐熱滑性層40は、従来公知のもので対応でき、例えば、バインダーとなる樹脂、離型性や滑り性を付与する機能性添加剤、充填剤、硬化剤、溶剤等を配合して耐熱滑性層形成用の塗布液を調製し、塗布、乾燥して形成することができる。この耐熱滑性層40の乾燥後の塗布量は、0.1g/m以上2.0g/m以下程度が適当である。ここで、耐熱滑性層40の乾燥後の塗布量とは、耐熱滑性層形成用の塗布液を塗布、乾燥した後に残った固形分量のことをいい、染料層20、保護層30それぞれの乾燥後の塗布量も、同様に、塗布液を塗布、乾燥した後に残った固形分量のことを指す。
耐熱滑性層40の一例を挙げると、バインダー樹脂としては、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、アクリルポリオール、ポリウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、エポキシアクリレート、ニトロセルロース樹脂、酢酸セルロース樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリル樹脂及びそれらの変性体等を挙げることができる。
なお、染料層20、保護層30、耐熱滑性層40は、いずれも従来公知の塗布方法にて塗布し、乾燥することで形成可能である。塗布方法の一例を挙げると、グラビアコーティング法、スクリーン印刷法、スプレーコーティング法、リバースロールコート法等を挙げることができる。
2.熱転写受像シート
熱転写受像シート基材60としては、熱転写における圧力により変形しない耐熱性と強度が要求され、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、セロファン、アセテート、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリスチレン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、芳香族ポリアミド、アラミド等からなる合成樹脂フィルムやコート紙、アート紙、上質紙(酸性紙、中性紙)、中質紙、グラシン紙等のセルロースパルプを主成分とする紙類が挙げられる。ただし、後述する粘着層80や離型シート90を設けたシール用熱転写受像シートの場合、加工性や折り曲げ等の動作性が容易であることが望まれるため、ポリエチレンテレフタレートからなるフィルムが好ましい。
熱転写受像シート基材60上に形成される受像層70に使用される染着性樹脂としては、染料に対する親和性が高く、染料染着性の良好な熱可塑性樹脂を使用することができる。例えば、塩化ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリアミド樹脂、ビニル雅号物モノマーとベンゾトリアゾール骨格及び/又はベンゾフェノン骨格を有するモノマーとの共重合樹脂等の熱可塑性樹脂が挙げられ、これらの熱可塑性樹脂を単独、もしくは二種以上を併用しても構わない。
熱転写方式の印画においては、熱転写受像シート基材60上の受像層70と熱転写リボンの染料層とを重ね合わせてサーマルヘッドで加熱した後、熱転写リボンを剥離する工程があるため、受像層70には、熱転写リボンとの離型性も要求される。このため、受像層70には、熱転写リボンとの融着を防止し、印画走行性を向上する目的で離型剤を添加することが好ましい。添加する離型剤としては、シリコーンオイル、ポリシロキサングラフトアクリル樹脂、ワックス類、フッ素化合物等が挙げられる。また、熱転写方式の場合、受像層70には高い耐熱性が望まれるため架橋剤を添加して耐熱性を向上させることが好ましい。架橋剤としては、カルボジイミド化合物、イソシアネート化合物、オキサゾリン化合物、有機チタンキレート化合物等が好ましい。これら架橋剤の中でも、耐熱性向上の効果が高く、印画時のリボン融着等の走行性の問題が発生しにくい点や、水性塗料中での安定性の点で、カルボジイミド系架橋剤が好ましい。更に、このような受像層70の形成に際しては、意匠性をもたせる目的で、染料の染着性を損なわない程度に紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、蛍光増白剤、帯電防止剤等、着色染料等の添加剤を加えることも可能である。
粘着層80の材質としては、従来公知のもので対応でき、溶剤系及び水系の粘着剤を用いて形成することができる。このような粘着剤としては、例えば、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル−アクリル共重合体、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンアクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、ポリウレタン樹脂、天然ゴム、ニトリルゴム等が挙げられる。このような粘着層80は、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロールコート等の従来公知の塗工法を用い、塗布した後乾燥することにより形成できる。このような粘着層80の厚みは、特に規定されないが、熱転写受像シート基材60と、後述する離型シート90との粘着性かつ容易な剥離性が求められるため、乾燥後の塗布量が約8〜30g/mとなるように塗工することが好ましい。
離型シート90の材質としては、粘着層80を介して、熱転写受像シート基材60との粘着性かつ容易な剥離性が達成できるものであれば従来公知のもので対応でき、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、セロファン、アセテート、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリスチレン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、芳香族ポリアミド、アラミド等からなる合成樹脂フィルム等のフィルムや、表面に離型処理を施したポリラミ紙等が挙げられる。このような離型シート90と、熱転写受像シート基材60とを、粘着層80を介して貼り合わせる方法としては、従来公知のもので対応でき、例えば、ドライラミネート、ノンソルベルト(ホットメルト)ラミネート、ECラミネート等が挙げられる。
以下に、本発明の各実施例及び各比較例に用いた材料を示す。なお、文中で「部」とあるのは、特に断りのない限り質量基準であり、また、本発明は実施例に限定されるものではない。
<熱転写受像シートの作製>
熱転写受像シート基材60として、厚さ100μmの白色発泡ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、その一方の面に下記組成の受像層塗布液を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が5.0g/mになるよう形成し、更に、他方の面に下記組成の粘着層塗布液を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が10.0g/mになるように形成し、その後、離型シート90として、厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを、粘着層80を介してドライラミネート法を用いて貼り合わせることにより、熱転写受像シートを得た。
<受像層塗布液>
・塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体 19.5部
・アミノ変性シリコーンオイル 0.5部
・トルエン 40.0部
・メチルエチルケトン(MEK) 40.0部
<粘着層塗布液>
・アクリル共重合体 49.0部
・エポキシ樹脂 0.5部
・酢酸エチル 50.5部
<耐熱滑性層付き基材の作製>
基材として、厚さ4.5μmの片面易接着処理付きポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、その非易接着処理面に、下記組成の耐熱滑性層塗布液を、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.5g/mになるように形成し、耐熱滑性層付き基材を得た。
<耐熱滑性層塗布液>
・シリコンアクリレート 50.0部
・メチルエチルケトン(MEK) 50.0部
(実施例1)
耐熱滑性層付き基材の易接着処理面に、下記組成のイエロー染料層塗布液、マゼンタ染料層塗布液、シアン染料層塗布液を用いて、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量がそれぞれ0.7g/mになるように面順次に形成した。次に、離型層塗布液を用いて、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.5g/mになるように離型層33を形成し、剥離層塗布液を用いて、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が2.0g/mになるように離型層33上に剥離層34を形成した。その後、第一接着層塗布液を用いて、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が5.0g/mになるように剥離層34上に第一接着層35を形成し、更に、第二接着層塗布液を用いて、グラビアコーティング法により剥離層34上の第一接着層35と面順次となる位置に、乾燥後の塗布量が5.0g/mになるように第二接着層36を形成し、本発明の感熱転写記録媒体を得た。
<イエロー染料層塗布液>
・C.I.ソルベントイエロー93 3.0部
・ポリビニルアセトアセタール樹脂 5.5部
・トルエン 30.5部
・メチルエチルケトン(MEK) 61.0部
<マゼンタ染料層塗布液>
・C.I.ディスパースレッド60 5.0部
・ポリビニルアセトアセタール樹脂 5.0部
・トルエン 30.0部
・メチルエチルケトン(MEK) 60.0部
<シアン染料層塗布液>
・C.I.ソルベントブルー63 6.0部
・ポリビニルアセトアセタール樹脂 4.0部
・トルエン 45.0部
・メチルエチルケトン(MEK) 45.0部
<離型層塗布液>
・酢酸セルロース樹脂 20.0部
・メチルエチルケトン(MEK) 80.0部
<剥離層塗布液>
・アクリル樹脂 20.0部
・トルエン 40.0部
・メチルエチルケトン(MEK) 40.0部
<第一接着層用塗布液>
・アクリル樹脂 19.0部
・シリコーンパウダー 1.0部
・トルエン 40.0部
・メチルエチルケトン(MEK) 40.0部
<第二接着層用塗布液>
・アクリル樹脂 15.5部
・カーボンブラック 2.5部
・トルエン 41.0部
・メチルエチルケトン(MEK) 41.0部
(実施例2)
実施例1で作製した感熱転写記録媒体において、第一接着層35をグラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が1.0g/mになるように剥離層34上に形成し、更に、第二接着層36をグラビアコーティング法により剥離層34上の第一接着層35と面順次となる位置に、乾燥後の塗布量が1.0g/mになるように形成した以外は実施例1と同様にして、実施例2の感熱転写記録媒体を得た。
(比較例1)
実施例1で作製した感熱転写記録媒体において、離型層塗布液を用いて、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.5g/mになるように離型層33を形成し、その後、第一接着層塗布液を用いて、グラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が5.0g/mになるように離型層33上に第一接着層35を形成し、更に、第二接着層塗布液を用いて、グラビアコーティング法により離型層33上の第一接着層35と面順次となる位置に、乾燥後の塗布量が5.0g/mになるように第二接着層36を形成し、比較例1の感熱転写記録媒体を得た。
(比較例2)
実施例1で作製した感熱転写記録媒体において、剥離層34をグラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が3.0g/mになるように離型層33上に形成した以外は実施例1と同様にして、比較例2の感熱転写記録媒体を得た。
(比較例3)
実施例1で作製した感熱転写記録媒体において、第一接着層35をグラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が6.0g/mになるように剥離層34上に形成し、更に、第二接着層塗布液を用いて、グラビアコーティング法により剥離層34上の第一接着層35と面順次となる位置に、乾燥後の塗布量が6.0g/mになるように第二接着層36を形成した以外は実施例1と同様にして、比較例3の感熱転写記録媒体を得た。
(比較例4)
実施例1で作製した感熱転写記録媒体において、第一接着層35をグラビアコーティング法により、乾燥後の塗布量が0.5g/mになるように剥離層34上に形成し、更に、第二接着層塗布液を用いて、グラビアコーティング法により剥離層34上の第一接着層35と面順次となる位置に、乾燥後の塗布量が0.5g/mになるように第二接着層36を形成した以外は実施例1と同様にして、比較例4の感熱転写記録媒体を得た。
<印画>
以下に、印画評価の手順を記載する。実施例1〜2、比較例1〜4それぞれの感熱転写記録媒体を使用し、評価用サーマルプリンタを用いて、染料層を受像層に転写させることにより顔写真画像を形成し、その後、転写画像を覆うように第一保護層31を転写させた。次に、熱転写受像シート上で第一保護層31が転写されていない位置に、転写後の画像がバーコード画像となるように第二保護層32を転写させ、実施例1〜2、比較例1〜4それぞれの印画物を得た。そして、転写後の熱転写受像シート表面を目視確認して、第一保護層31及び第二保護層32に転写時の不良が認められるか否かを、以下の基準で評価した。その結果を表1に示す。
○:転写時の不良が認められない
×:転写時の不良が認められる
<熱転写受像シート剥離後のシワ評価>
実施例1〜2、比較例1〜4の印画物について、転写後の熱転写受像シートにおいて、熱転写受像シート基材60と離型シート90とを粘着層80から剥離させた。その後、熱転写受像シート基材60を目視確認して、折り曲げたことに起因するシワの発生が認められるか否かを、以下の基準で評価した。その結果を表1に示す。
○:画像が転写された基材に、折り曲げたことに起因するシワは認められない
×:画像が転写された基材に、折り曲げたことに起因するシワが認められる
なお、○であれば実用上問題ないレベルである。
<第二保護層読み取り評価>
第二保護層32を転写させた後のバーコード画像が、読み取り装置「4820iSR(イメージャー社製)」にて読み取り可能か否かを、以下の基準で評価した。
○:装置にて読み取り可
×:装置にて読み取り不可
表1に示す結果から、実施例1〜2の感熱転写記録媒体は、保護層転写時の不良がなく、また、転写後の熱転写受像シートにおいて、熱転写受像シート基材60と離型シート90とを粘着層80から剥離させた際の折り曲げ起因のシワの発生も認められず、更に、精細なバーコード画像を転写できることがわかった。
これに対して、剥離層を設けなかった比較例1の感熱転写記録媒体は、保護層転写時に熱転写リボンと熱転写受像シートとが貼り付いてしまい、転写不可となることがわかった。また、比較例2の感熱転写記録媒体は、剥離層内での凝集破壊が生じ、印画物表面に痕跡が生じることがわかった。また、比較例3の感熱転写記録媒体は、第一接着層及び第二接着層が厚いため、転写後の保護層が厚くなることが判明し、その結果、転写後の熱転写受像シートにおいて、熱転写受像シート基材60と離型シート90とを粘着層80から剥離させた際の折り曲げ起因のシワが生じることがわかった。また、比較例4の感熱転写記録媒体は、第二接着層36が薄いため、バーコード画像の精細な転写ができず、装置にて読み取ることができなくなることがわかった。
本発明の感熱転写記録媒体は、シールメディアへの利用が可能であり、特に、折り曲げたことに起因するシワを防止し、かつ、1つの受像シートに顔写真等の画像とバーコード等の画像とを印刷する場合でも、それぞれ優れた再現性を得たい場合に適している。
10 基材
20 染料層
21 イエロー染料層
22 マゼンタ染料層
23 シアン染料層
30 保護層
31 第一保護層
32 第二保護層
33 離型層
34 剥離層
35 第一接着層
36 第二接着層
40 耐熱滑性層
60 熱転写受像シート基材
70 受像層
80 粘着層
90 離型シート

Claims (2)

  1. 基材の一方の面に、少なくとも一色の昇華性染料を含み昇華転写方式により転写させる染料層と、熱溶融転写方式により転写させる保護層とが、面順次に形成された熱転写リボンと、
    基材の一方の面に、前記熱転写リボンの染料及び顔料を固着させる受像層が形成され、他方の面に、粘着層と、離型シートとが、順次積層された熱転写受像シートとの、
    組み合わせからなり、
    前記保護層が、離型層と剥離層と第一接着層とを順次積層させた第一保護層、及び離型層と剥離層と顔料を含む第二接着層とを順次積層させた第二保護層から形成され、前記第一保護層と前記第二保護層とは、それぞれ面順次に前記熱転写リボン上に構成されていることを特徴とする、感熱転写記録媒体。
  2. 前記剥離層は、塗工乾燥後の塗布量が2.0g/m以下となるように形成され、かつ、前記第一接着層及び前記第二接着層は、塗工乾燥後の塗布量がそれぞれ0.5〜5.0g/mとなるように形成されることを特徴とする、請求項1に記載の感熱転写記録媒体。
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