JP2014108635A - 鉄道車両 - Google Patents

鉄道車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2014108635A
JP2014108635A JP2012262235A JP2012262235A JP2014108635A JP 2014108635 A JP2014108635 A JP 2014108635A JP 2012262235 A JP2012262235 A JP 2012262235A JP 2012262235 A JP2012262235 A JP 2012262235A JP 2014108635 A JP2014108635 A JP 2014108635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
collision
vehicle
frame
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012262235A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5950804B2 (ja
Inventor
Makoto Taguchi
真 田口
Yoshinori Hayashi
至紀 林
Yuki Katayama
勇輝 片山
Toshiyuki Yamada
敏之 山田
Heisho Ko
平昌 顧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP2012262235A priority Critical patent/JP5950804B2/ja
Publication of JP2014108635A publication Critical patent/JP2014108635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5950804B2 publication Critical patent/JP5950804B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

【課題】
衝突の際、柱部材が台枠から引き剥がされにくい、台枠と柱部材の結合強度を向上させた鉄道車両を提供する。
【解決手段】
本発明に係る鉄道車両100は、台枠10と、台枠10から上方に延びる筒状の柱部材20と、を備えている。柱部材20の車外側の側面部21は、他の側面部22、23、24の下端よりも下方に伸びる延在部25を有している。少なくとも延在部25の両側面は、台枠10の車外側の面13に溶接接合されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、柱部材を備えた鉄道車両に関し、特に柱部材と台枠との結合強度を向上させた鉄道車両に関する。
一般に、鉄道車両においては、衝突時に車体の変形を抑えるために、車両先頭部の強度を高めたり、先頭部に高剛性の衝突柱を設けた構成が知られている。さらに、衝突時の安全性をより向上させるために、衝突柱や隅柱を補強部材で補強した鉄道車両も提案されている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
特開2002−46600号公報 特開2005−53306号公報 特開2011−235730号公報
しかしながら、衝突柱や隅柱などの柱部材(以下、衝突柱を例に説明するが、隅柱等の他の柱部材も同様である)を台枠に強固に固定できれば、特許文献1乃至3に記載されたような補強部材を設ける必要はなく、あるいは補強部材を使用するとしても補強部材の負担を軽減することができる。衝突柱を台枠に固定する方法としては、台枠に形成された貫通孔又は溝に柱部材を挿入し、その状態で衝突柱を台枠に溶接接合する方法が考えられる。しかし、この方法は、比較的高い強度を確保できるものの、衝突柱の下端部分が例えば連結器等の台枠下面側の機器に干渉するおそれがある。
また、衝突柱を台枠に固定する他の方法として、台枠の上面に衝突柱を載せ、台枠の上面内において衝突柱を溶接接合する方法も考えられる。一般に衝突柱は筒状に形成されることが多く、このような構造の衝突柱の場合、その内周部分から溶接することができないので、外周部分のみを隅肉溶接することにより、衝突柱を台枠に固定することになる。したがって、片面溶接となるため、衝突柱の内周部分において衝突柱の下端と台枠とが接合していない部分(溶接ビードのルート部)が存在し、応力集中が生じやすくなる。そのため、ダンプトラックをはじめとする大型自動車等の重量物と衝突し、台枠より上方に衝突荷重が加わると、衝突柱と台枠との間には曲げモーメントが発生し、衝突柱の衝突面側に引張力が生じ、その結果、衝突柱が上方に引き上げられ、溶接ビードのルート部が破断し、衝突柱が台枠から引き剥がされるおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、衝突の際、柱部材が台枠から引き剥がされにくい、台枠と柱部材の結合強度を向上させた鉄道車両を提供することを目的とする。
本発明のある形態に係る鉄道車両は、台枠と、該台枠から上方に延びる筒状の柱部材と、を備えている。柱部材の車外側の側面部は、他の側面部の下端よりも下方に伸びる延在部を有している。少なくとも延在部の両側面は、台枠の車外側の面に溶接接合されている。
このように、従来のように柱部材の下端の全てを台枠上面に接合するのではなく、柱部材の一側面を台枠前面に延在させた延在部を設けることにより、衝突により柱部材に引張力が生じても、溶接ビードのルート部に応力が集中することを抑制し、それにより、柱部材を台枠から引き剥がされるのを防ぐことができる。
上記のように、本発明によれば、衝突の際、柱部材が台枠から引き剥がされにくい、台枠と柱部材の結合強度を向上させた鉄道車両を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る鉄道車両の正面図である。 図2は、図1に示す端ばりと衝突柱を分離して示した斜視図である。 図3は、図2に示す端ばりに衝突柱を固定した状態の斜視図である。 図4は、図2にシムプレートを加えた図である。 図5は、図3にシムプレートを加えた図である。 図6は、衝突柱の第1変形例を示した図である。 図7は、衝突柱の第2変形例を示した図である。 図8は、衝突柱の第3変形例を示した図である。 図9は、衝突柱の第4変形例を示した図である。 図10は、衝突柱の第5変形例を示した図である。 図11は、端ばりの変形例を示した図である。 図12は、図11に示す端ばりに衝突柱を固定した状態の図である。 図13は、第2実施形態に係る鉄道車両の正面図である。 図14は、図13に示す台枠、入口柱、及び隅柱の斜視図である。 図15は、図14にカバーを加えた状態の図である。
以下、実施形態について図を参照しながら説明する。以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
まず、図1乃至図12を参照して、第1実施形態に係る鉄道車両100について説明する。図1は鉄道車両100の正面図である。図1に示すように、鉄道車両100は、骨組の部分として、台枠10と、衝突柱20とを備えている。台枠10は、車両長手方向の端部において車幅方向に延びる端ばり10と、図示しない側ばり、中ばり、横ばり、枕ばり等から構成される。一方、衝突柱20は、衝突による衝突エネルギを吸収する部材であって、台枠10から上方に延びている。衝突柱20の下端部分は、台枠10の端ばり11に固定されている。
図2は、端ばり11と衝突柱20を分離して示した斜視図である。図2において、紙面左上右下方向が鉄道車両100の車幅方向であり、紙面左下右上方向が鉄道車両100の車両長手方向であり、紙面左下側が鉄道車両100の正面側(妻面側、進行方向側)である。図2では、衝突柱20のうち下方部分のみを示し、それ以外の部分は省略している。また、図2における衝突柱20の上面形状は、衝突柱20の断面形状を示している。なお、上記の図2に関する説明は、図3乃至図12にもあてはまる。
図2に示すように、端ばり11は車幅方向に延びており、断面が矩形枠状に形成されている。ただし、端ばり11の断面形状はこれに限定されない。一方、衝突柱20は筒状の部材であって、本実施形態では衝突柱20の断面は矩形枠状に形成されている。衝突柱20は、車外側の前側面部21、車内側の後側面部22、進行方向を向いて右側の右側面部23、及び進行方向を向いて左側の左側面部24によって形成されている。このうち、前側面部21は、他の側面部22、23、24の下端よりも下方に伸びる延在部25を有している。
図3は、衝突柱20を端ばり11に固定した状態の斜視図である。図3に示すように、衝突柱20の後側面部22、右側面部23、及び左側面部24は、下端において端ばり11の上面12と接触しており、その接触する部分が隅肉溶接によって接合されている(溶接部分w1)。一方、衝突柱20の前側面部21は、延在部25が端ばり11の前面13に接触している。そして、延在部25の車幅方向の両側部分と端ばり11の前面13とが上下方向に隅肉溶接によって接合されている(溶接部分w2)。また、延在部25の下端部分と端ばり11の前面13とは水平方向に隅肉溶接によって接合されている(溶接部分w3)。
鉄道車両100の走行時に、大型自動車等の重量物と衝突し、台枠11よりも上方にある衝突柱20に衝突荷重が加わると、台枠10と衝突柱20との間には曲げモーメントが生じ、前側面部21の下方部分を上方へ引っ張る引張力が発生する(逆に、後側面部22の下方部分には圧縮荷重が加わる)。仮に、衝突柱20が延在部25を有しておらず、前側面部21の下端部分が端ばり11の上面12に溶接されているような場合は、衝突柱20の内側において前側面部21と端ばり11が接合していない部分(溶接ビードのルート部)が存在し、その部分に応力が集中し、破断が生じやすい。これに対し、本実施形態では、前側面部21の延在部25が台枠10に接合されるため、衝突柱20と端ばり11の境界部分に応力が集中することを抑制し、衝突柱20が端ばり11から引き剥がれにくい。特に、衝突柱20の前側面部21に生じる引張力は、当該引張力と平行な溶接継手により受け止められるので、溶接ビードのルート部に応力が集中することを抑制できる。
ここで、延在部25の寸法について説明する。衝突柱20が延在部25を有する場合、延在部25を有さない場合よりも継手強度を高くするには、溶接部分の距離をある程度確保する必要がある。本実施形態では、延在部25の上下方向寸法が端ばり11の前面13の上下方向寸法よりも小さく形成されている。すなわち、延在部25の下端が端ばり11の前面13の下端よりも上方に位置するよう構成されている。これにより、延在部25の下端部分において水平方向の溶接が可能であり(溶接部分w3)、溶接部分の距離を稼ぐことができる。そして、本実施形態では、この水平方向の溶接に加え、延在部25の車幅方向の両側部分も溶接することができる(溶接部分w2)。このように、延在部25の下端を端ばり11の前面13の下端よりも上方に位置することにより、溶接部分の距離を十分に確保し、衝突柱20の前側面部21に生じる引張力を受け止めることができ、台枠10と衝突柱20とを強固に結合することができる。
また、延在部25の下端部分が溶接できない場合は、延在部25を次のように構成するのが望ましい。一般的に、ミーゼスの降伏条件を考慮すれば、上下方向の溶接で水平方向の溶接と同じ継手強度を得るには、上下方向の溶接部分の長さを水平方向の溶接部分の長さの約1.73倍にする必要がある。仮に、衝突柱20が延在部25を有さなければ、前側面部21はその車幅方向の寸法の分だけ水平方向に溶接される。そのため、延在部25における上下方向の溶接によって、延在部25を有さない場合と同程度の継手強度を確保するには、前側面部21の車幅方向寸法の1.73倍の溶接距離を確保する必要がある。そうすると、本実施形態において、上下方向の溶接は延在部25の車幅方向の左右両側部分で行えるから(溶接部分w2)、延在部25の上下方向寸法は前側面部21の車幅方向の寸法の0.78倍(1.73倍の半分)以上であることが望ましく、実質的には延在部25の上下方向寸法は前側面部21の車幅方向の寸法以上であることが望ましい。
また、以上では、延在部25が端ばり11の前面13に直接固定されている場合について説明したが、必ずしもこのように構成しなくともよい。例えば、図4に示すように、台枠10の本体にシムプレート14を溶接接合し、図5に示すように、延在部25をシムプレート14を介して端ばり11に溶接接合してもよい。つまり、シムプレート14が台枠10(端ばり11)の外表面を形成するように構成してもよい。かかる構成によれば、任意の板厚のシムプレート14を適宜選択することにより、衝突柱20の車両長手方向の位置を調整することができる。そのため、鉄道車両100の組立作業において非常に有効である。
ただし、使用するシムプレート14の最小板厚は、延在部25の板厚以上とするのが望ましい。仮に、シムプレート14の板厚が延在部25の板厚よりも小さければ、シムプレート14を台枠10の本体にしっかりと溶接接合することができず、衝突の際に、衝突柱20がシムプレート14から引き剥がされる前に、端ばり11からシムプレート14が引き剥がされてしまう可能性があるからである。また、同様の理由から、シムプレート14の車幅方向の寸法は、延在部25の車幅方向の寸法以上とするのが望ましい。
ここで、図2等に示すように、延在部25は前側面部21の他の部分よりも車幅方向の寸法が小さく形成されている。これは、本実施形態の衝突柱20は、右側面部23が平板部材27によって形成されている一方、前側面部21、左側面部24、及び後側面部22が断面U字状板材26によって形成されているからである。つまり、断面U字状板材26を用いることで前側面部21と左側面部24の境界部分は断面が弧状となることから、延在部25を端ばり11の前面13に密着できるよう平板状にするには、弧状の部分を取り除く必要があるからである。
図6は、衝突柱20の第1変形例を示した図である。鉄道車両100は、図2に示す衝突柱20に代えて、図6に示す衝突柱20を使用してもよい。図6に示す衝突柱20は、断面L字状板材28、29を2つ組合せて形成されている。図6に示す衝突柱20の場合も、図2に示す衝突柱20の場合と同様の理由から、延在部25は前側面部21の他の部分よりも車幅方向の寸法が小さく形成されることになる。このように、延在部25が前側面部21の他の部分よりも車幅方向の寸法が小さい場合には、延在部25のうち前側面部21と左側面部24の境界に近接する部分を切込み状にする必要があり、当該部分において溶接がとぎれるおそれがある。
図7は、衝突柱20の第2変形例を示した図である。鉄道車両100は、図2に示す衝突柱20に代えて、図7に示す衝突柱20を使用してもよい。図7に示す衝突柱20は、前側面部21を形成する平板部材30と、左側面部24及び後側面部22を形成する断面L字状板材31と、右側面部23を形成する平板部材32とを組み合わせて構成されている。かかる構成によれば、延在部25のうち前側面部21と左側面部24の境界に近接する部分が切込み状に形成する必要もなく、当該部分において溶接を途切れずに容易に行うことができる。そのため、衝突の際においても、前側面部21の周辺に応力が集中することはなく、柱部材20が端ばり11から引き剥がされにくくなる。
図8は、衝突柱20の第3変形例を示した図である。鉄道車両100は、図2に示す衝突柱20に代えて、図8に示す衝突柱20を使用してもよい。図8に示す衝突柱20は、図7と同じように、前側面部21が平板部材30によって形成されている。ただし、前側面部21の車幅方向の寸法は、前側面部21を除く柱部材20の車幅方向の寸法よりも大きくなるよう構成されている。つまり、前側面部21が車幅方向外側に突出するように構成されている。かかる構成によれば、延在部25の下端部分における溶接部分w3の距離を稼ぐことができる。また、延在部25の両側の溶接部分w2では上下位置によって応力が異なるところ、延在部25の車幅方向寸法が大きくなれば、その応力の差は小さくなる。その結果、延在部25の両側の溶接部分w2に加わる最大応力を抑えることができる。よって、図8に示す衝突柱20を用いることにより、衝突柱20を端ばり11からより一層引き剥がされにくくすることができる。
図9は、衝突柱20の第4変形例を示した図である。鉄道車両100は、図2に示す衝突柱20に代えて、図9に示す衝突柱20を使用してもよい。図9に示す衝突柱20は、図7及び図8と同じように、前側面部21が平板部材30によって形成されている。ただし、前側面部21のうち延在部25のみが車両幅方向外側に突出するよう構成されている。この場合、図8に示す場合と同様に、柱部材20が端ばり11から引き剥がされにくくなるという効果を奏する上に、衝突柱20の重量増加を抑えることができる。
図10は、衝突柱20の第5変形例を示した図である。以上では、衝突柱20の断面が矩形枠状に形成されている場合について説明したが、図10に示すように、衝突柱20は断面がL字枠状に形成されていてもよい。この場合でも、前側面部21が他の側面部の下端よりも下方に延びる延在部25を有しており、この延在部25が端ばり11に溶接接合されるような構成であれば、他の例と同様に、柱部材20を端ばり11から引き剥がされにくくすることができる。言うまでもなく、図10は、衝突柱20の断面が矩形枠状でない場合の一例を示したものであり、衝突柱20の断面形状は矩形枠状やL字枠状以外であってもよい。
図11及び図12は、端ばり11の変形例を示した図あって、図2及び図3に対応する図である。図11に示す端ばり11は、前面13に延在部25の形状に対応する形状の溝部分(切り欠き部分)16が形成されている。そして、本変形例では、図12に示すように、延在部25は溝部分16に挿入され、その状態で突合せ溶接によって延在部25を端ばり11に接合される(溶接部分w4、w5)。かかる構成によれば、延在部25と台枠10外側面を面一にできるので見栄えが良い。また、隅肉溶接の場合は溶接ビードののど厚しか得られないのに対し、突合せ溶接の場合には板厚分ののど厚を確保できるため、本変形例によれば継手強度の向上を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、図13乃至図15を参照して、本発明の第2実施形態に係る鉄道車両200について説明する。第2実施形態は、鉄道車両200が衝突柱を備えていない場合の実施形態である。図13は鉄道車両200の正面図である。図13に示すように、本実施形態に係る鉄道車両200は、第1実施形態に係る鉄道車両100と異なり、正面側(妻面側)に出入口が設けられている。鉄道車両200は、出入口に取り付けられた開き戸40と、出入口の周辺を補強する2本の貫通路柱41とを有している。本実施形態の貫通路柱41は、衝突による衝突エネルギを吸収する。また、鉄道車両200は、妻面側の車両幅方向の両端に隅柱42を有している。この隅柱42も衝突による衝突エネルギを吸収する。貫通路柱41及び隅柱42の各柱部材は、それぞれ台枠10に固定されている。
図14は、台枠10、貫通路柱41、及び隅柱42の斜視図であって、鉄道車両200に外板や開き戸40などが取り付けられていない状態の図である。図14の紙面左上右下方向が鉄道車両200の車幅方向であり、紙面左下右上方向が鉄道車両200の車両長手方向であり、紙面左下側が鉄道車両200の正面側である。図14では、台枠10のうち前方部分のみを示し、その他の部分は省略している。
図14には、台枠10のうち、端ばり11と側ばり15を図示している。端ばり11は、車両長手方向の両端部に位置し車幅方向に延びる部材である。端ばり11の形状は特に限定されないが、本実施形態の端ばり11は、車幅方向において2つの部分に分かれている。また、端ばり11の車幅方向中央部分(各部分の境界付近)には車内側に窪んだ凹部17が形成されている。一方、側ばり15は、車両幅方向の両端に位置し、車両長手方向に延びる部材である。
貫通路柱41は、台枠10の端ばり11から上方に延びており、その下端部分は端ばり11に固定されている。貫通路柱41の固定方法は、第1実施形態の衝突柱20と基本的に同じである。貫通路柱41の前側面部45は他の側面部の下端よりも下方に延びる延在部46を有している。そして、この延在部46は、端ばり11の前面13に接触しており、延在部46の車幅方向の両側部分と端ばり11の前面13とが上下方向に延びる隅肉溶接によって接合されている。ただし、延在部46は、端ばり11のうちの凹部17に接合されている。
隅柱42は、台枠10の側ばり15から上方に延びており、その下端部分は側ばり15に固定されている。前述の衝突柱20(図2等参照)や貫通路柱41は、台枠10のうち端ばり11に固定されていたのに対し、隅柱42は側ばり15に固定されている点で衝突柱20や貫通路柱41とは異なる。ただし、隅柱42の固定方法は、衝突柱20や貫通路柱41と基本的に同じである。隅柱42の前側面部47は他の側面部の下端部よりも下方に延びる延在部48を有している。この延在部48は、側ばり15に対して前方を向くように設けられた接合面板18に接触しており、延在部48の車幅方向の両側部分と側ばり15の接合面板18とが上下方向に延びる隅肉溶接によって接合されている。
図15は、図14に示す台枠10に入口柱カバー43及び隅柱カバー44を取り付けた状態の図である。鉄道車両200を製造する際には、図14に示すように貫通路柱41及び隅柱42を台枠10に固定した後、図15に示すように台枠10に入口柱カバー43及び隅柱カバー44が取り付けられる。台枠10に入口柱カバー43及び隅柱カバー44を取り付けることで、各柱部材41、42と台枠10との溶接部分が隠れ、見栄えを良くすることができる。
このように、第2実施形態の貫通路柱41及び隅柱42は、第1実施形態の衝突柱20と基本的に同じ方法で台枠10に固定されている。そのため、本実施形態によれば、衝突の際、貫通路柱41及び隅柱42に大きな荷重が加わったとしても、貫通路柱41及び隅柱42と台枠10との接合部に亀裂が発生しにくく、貫通路柱41や隅柱42が台枠10から引き剥がされるのを防止することができる。
以上のように、上述した鉄道車両は、台枠と、台枠から上方に延びる筒状の柱部材と、を備え、柱部材の車外側の側面部は、他の側面部の下端よりも下方に伸びる延在部を有し、少なくとも延在部の両側面は台枠の車外側の面に溶接接合されている。そのため、従来のように柱部材の下端の全てを台枠上面に接合するのではなく、柱部材の一側面を台枠前面に延在させた延在部を設けることにより、衝突により柱部材に引張力が生じても、溶接ビードのルート部に応力が集中することを抑制し、それにより、柱部材を台枠から引き剥がされるのを防ぐことができる。
また、上述した鉄道車両では、延在部の上下方向の寸法が、車外側の側面部の幅方向の寸法よりも大きく形成されている。この構成によれば、延在部の上下方向の溶接の距離が長くなり、一定以上の継手強度を確保することができる。
また、上述した鉄道車両では、延在部の下端が、台枠の車外側の面の下端よりも上方に位置している。そのため、延在部の下端部分を溶接することができ、より強固に柱部材を台枠に固定することができる。
また、図7等に示す変形例においては、柱部材の車外側の側面部は平面板材によって形成されている。この構成によれば、延在部の周辺に切込みが形成されることもなく、溶接がとぎれることもない。そのため、衝突の際に亀裂は発生しにくく、柱部材は台枠から引き剥がされにくい。
同様に、図7等に示す変形例においては、柱部材は断面が略矩形状の形状を有しており、柱部材のうち車外側の側面部以外の3つの側面部は、平面板材と断面略L字状板材とによって形成されている。
また、図8及び図9に示す変形例においては、前記柱部材の車外側の側面部は、少なくとも前記延在部において幅方向外側に突出するように構成されている。この構成によれば、延在部の下端部分における溶接部分の距離が長くなるとともに、延在部の側縁部分における応力の差は小さくなる。そのため、柱部材を台枠により一層強固に固定することができる。
また、図2等に示す実施形態においては、延在部の幅方向両側部分と台枠の車外側の面とが隅肉溶接により接合されている。
また、図4及び図5に示す実施形態においては、台枠はその本体に溶接接合されたシムプレートを有し、延在部が接合される台枠の車外側の面はシムプレートによって形成されている。かかる構成によれば、任意の板厚のシムプレートを用いることで、衝突柱の車両長手方向の位置を調整することができる。
ただし、シムプレートの板厚は、延在部の板厚以上であることが望ましい。衝突の際、衝突柱がシムプレートから引き剥がされる前に、端ばりからシムプレートが引き剥がされるのを防止するためである。
また、同様の理由から、シムプレートの幅方向の寸法は、延在部の幅方向の寸法以上であることが望ましい。
なお、第1実施形態に係る鉄道車両では、台枠は、車両長手方向端部において車幅方向に延びる端ばりを有し、柱部材は、衝突時に衝突エネルギを吸収する衝突柱であり、柱部材の延在部が端ばりの妻面に溶接接合されている。
以上、本発明の実施形態について図を参照して説明したが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
本発明によれば、衝突の際、柱部材が台枠から引き剥がされにくい、台枠と柱部材の結合強度を向上させた鉄道車両を提供することができる。よって、本発明は、鉄道車両の技術分野において有益である。
10 台枠
11 端ばり
13 前面(車外側の面)
14 シムプレート
15 側ばり
18 接合面板(車外側の面)
20 衝突柱(柱部材)
21、45、47 前側面部(車外側の側面部)
25、46、48 延在部
41 貫通路柱(柱部材)
42 隅柱(柱部材)
100、200 鉄道車両

Claims (11)

  1. 台枠と、
    該台枠から上方に延びる筒状の柱部材と、を備え、
    前記柱部材の車外側の側面部は、他の側面部の下端よりも下方に伸びる延在部を有し、
    少なくとも前記延在部の両側面は、前記台枠の車外側の面に溶接接合されている、鉄道車両。
  2. 前記延在部の上下方向の寸法が、前記車外側の側面部の幅方向の寸法よりも大きく形成されている、請求項1に記載の鉄道車両。
  3. 前記延在部の下端が、前記台枠の車外側の面の下端よりも上方に位置している、請求項1又は2に記載の鉄道車両。
  4. 前記柱部材の車外側の側面部は平面板材によって形成されている、請求項1乃至3のうちいずれか一の項に記載の鉄道車両。
  5. 前記柱部材は断面が略矩形状の形状を有しており、
    前記柱部材のうち車外側の側面部以外の3つの側面部は、前記平面板材と断面略L字状板材とによって形成されている、請求項4に記載の鉄道車両。
  6. 前記柱部材の車外側の側面部は、少なくとも前記延在部において幅方向外側に突出するように構成されている、請求項4または5に記載の鉄道車両。
  7. 前記延在部の幅方向両側部分と前記台枠の車外側の面とが隅肉溶接により接合されている、請求項1乃至6のうちいずれか一の項に記載の鉄道車両。
  8. 前記台枠はその本体に溶接接合されたシムプレートを有し、前記延在部が接合される台枠の車外側の面は前記シムプレートによって形成されている、請求項1乃至7のうちいずれか一の項に記載の鉄道車両。
  9. 前記シムプレートの板厚は、前記延在部の板厚以上である、請求項8に記載の鉄道車両。
  10. 前記シムプレートの幅方向の寸法は、前記延在部の幅方向の寸法以上である、請求項8又は9に記載の鉄道車両。
  11. 前記台枠は、車両長手方向端部において車幅方向に延びる端ばりを有し、
    前記柱部材は、衝突時に衝突エネルギを吸収する衝突柱であり、該柱部材の延在部が前記端ばりの妻面に溶接接合されている、請求項1乃至10のうちいずれか一の項に記載の鉄道車両。
JP2012262235A 2012-11-30 2012-11-30 鉄道車両 Active JP5950804B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012262235A JP5950804B2 (ja) 2012-11-30 2012-11-30 鉄道車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012262235A JP5950804B2 (ja) 2012-11-30 2012-11-30 鉄道車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014108635A true JP2014108635A (ja) 2014-06-12
JP5950804B2 JP5950804B2 (ja) 2016-07-13

Family

ID=51029538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012262235A Active JP5950804B2 (ja) 2012-11-30 2012-11-30 鉄道車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5950804B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017109731A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 株式会社日立製作所 衝突エネルギ吸収構造を備えた鉄道車両
JP2017109730A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 株式会社日立製作所 衝突エネルギ吸収構造を備えた鉄道車両
JP2020506846A (ja) * 2017-02-09 2020-03-05 中▲車▼青▲島▼四方▲機車車▼輌股▲分▼有限公司Crrc Qingdao Sifang Co., Ltd. 負荷配分素子を有し、ピボットピンを収容するための横梁
JP2020066376A (ja) * 2018-10-26 2020-04-30 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP2020083247A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP2020093752A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP2020163955A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
CN113859293A (zh) * 2021-11-22 2021-12-31 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 一种轨道车辆及枕梁
JP7464414B2 (ja) 2020-03-11 2024-04-09 株式会社総合車両製作所 鉄道車両構体及び鉄道車両構体の製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112829778B (zh) * 2019-11-22 2022-07-26 中车唐山机车车辆有限公司 一种轨道列车的端角柱及端墙,轨道列车

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516801A (ja) * 1990-09-07 1993-01-26 Hitachi Ltd 鉄道車両およびその製作方法
JP2001048015A (ja) * 1999-08-10 2001-02-20 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の前頭連結構造
JP2001048013A (ja) * 1999-08-10 2001-02-20 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の前頭連結構造
JP2005053306A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両の先頭部構体
US20070261591A1 (en) * 2006-05-09 2007-11-15 Raul V. Bravo & Associates, Inc. Passenger rail car
JP2008285094A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の車体構造
US20100186622A1 (en) * 2007-05-11 2010-07-29 Martino Cellghini Kit for a body- shell structure
US20110203481A1 (en) * 2004-05-18 2011-08-25 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Laser Welding Method, Laser-Welded Joint, Outside Sheathing Panel, and Body Structure for Rolling Stock
JP2011235730A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516801A (ja) * 1990-09-07 1993-01-26 Hitachi Ltd 鉄道車両およびその製作方法
JP2001048015A (ja) * 1999-08-10 2001-02-20 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の前頭連結構造
JP2001048013A (ja) * 1999-08-10 2001-02-20 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の前頭連結構造
JP2005053306A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両の先頭部構体
US20110203481A1 (en) * 2004-05-18 2011-08-25 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Laser Welding Method, Laser-Welded Joint, Outside Sheathing Panel, and Body Structure for Rolling Stock
US20070261591A1 (en) * 2006-05-09 2007-11-15 Raul V. Bravo & Associates, Inc. Passenger rail car
US20100186622A1 (en) * 2007-05-11 2010-07-29 Martino Cellghini Kit for a body- shell structure
JP2008285094A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の車体構造
JP2011235730A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017109730A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 株式会社日立製作所 衝突エネルギ吸収構造を備えた鉄道車両
JP2017109731A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 株式会社日立製作所 衝突エネルギ吸収構造を備えた鉄道車両
JP2020506846A (ja) * 2017-02-09 2020-03-05 中▲車▼青▲島▼四方▲機車車▼輌股▲分▼有限公司Crrc Qingdao Sifang Co., Ltd. 負荷配分素子を有し、ピボットピンを収容するための横梁
US11505219B2 (en) 2017-02-09 2022-11-22 Crrc Qingdao Sifang Co., Ltd. Combined device having device for connecting cross beam for receiving pivot pins and two lower longitudinal beams of coach body for rail vehicle
JP7123742B2 (ja) 2018-10-26 2022-08-23 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP2020066376A (ja) * 2018-10-26 2020-04-30 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP2020083247A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP7193321B2 (ja) 2018-11-30 2022-12-20 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP7157646B2 (ja) 2018-12-14 2022-10-20 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP2020093752A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP2020163955A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP7218060B2 (ja) 2019-03-29 2023-02-06 日本車輌製造株式会社 鉄道車両
JP7464414B2 (ja) 2020-03-11 2024-04-09 株式会社総合車両製作所 鉄道車両構体及び鉄道車両構体の製造方法
CN113859293A (zh) * 2021-11-22 2021-12-31 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 一种轨道车辆及枕梁
CN113859293B (zh) * 2021-11-22 2022-12-13 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 一种轨道车辆及枕梁

Also Published As

Publication number Publication date
JP5950804B2 (ja) 2016-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5950804B2 (ja) 鉄道車両
JP5963060B2 (ja) 車体後部のフロア構造
JP2006199132A (ja) 車体下側部構造
JP5952211B2 (ja) 車体後部構造
JP2010100162A (ja) 後部ドア構造
JP2010228542A (ja) 車体上部構造
US20130187406A1 (en) Vehicle body structure
US20160114834A1 (en) Structure for upper part of vehicle body
JP6574947B2 (ja) 車体下部構造
TWI526348B (zh) Railway vehicle construction and railway vehicles with its
JP2019089488A (ja) 車両のボディ骨格構造
JP4442518B2 (ja) 鉄道車両用台車枠
JP2013139239A (ja) 車両補強構造
WO2013150628A1 (ja) 鉄道車両
WO2016208409A1 (ja) 車体前部構造
JP6110834B2 (ja) 車体側部構造
JP6147789B2 (ja) 車体の後部構造
JP6136208B2 (ja) 車両のルーフ部と側部の結合構造
WO2016060091A1 (ja) 車両フロア構造
JP5418459B2 (ja) 車体構造
JP6066317B2 (ja) 車両におけるピラー部とルーフ部下部との接合構造
JP2010013023A (ja) 車両のフロントピラー
JP2008308071A (ja) 車両後部の上側コーナ部のフレーム構造
JP5871361B2 (ja) 鉄道車両用構体の製造方法
JP4421398B2 (ja) 後部車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5950804

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250