JP2014107339A - ウェーハの加工方法 - Google Patents

ウェーハの加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014107339A
JP2014107339A JP2012257543A JP2012257543A JP2014107339A JP 2014107339 A JP2014107339 A JP 2014107339A JP 2012257543 A JP2012257543 A JP 2012257543A JP 2012257543 A JP2012257543 A JP 2012257543A JP 2014107339 A JP2014107339 A JP 2014107339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
resin
support member
cooling
peeling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012257543A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6067348B2 (ja
Inventor
Makoto Shimotani
誠 下谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2012257543A priority Critical patent/JP6067348B2/ja
Publication of JP2014107339A publication Critical patent/JP2014107339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6067348B2 publication Critical patent/JP6067348B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】薄く研削されたウェーハの破損を防止し、分割予定ラインに沿ってウェーハを適切に分割可能なウェーハの加工方法を提供すること。
【解決手段】樹脂(R)を介してウェーハ(W)を支持部材(S)に貼着固定するウェーハ貼着工程と、ウェーハの裏面(W2)側を研削して薄化する薄化工程と、レーザー光線(L)を照射して分割起点領域(W3)を形成するレーザー光線照射工程と、エキスパンドテープ(T)を貼着するエキスパンドテープ貼着工程と、樹脂の粘着力を低下させるようにウェーハを冷却する第一の冷却工程と、樹脂の粘着力を低下させた状態で支持部材を剥離する支持部材剥離工程と、ウェーハを個々のデバイスに分割する分割工程と、樹脂の粘着力を低下させるようにウェーハを冷却する第二の冷却工程と、樹脂の粘着力を低下させた状態で樹脂を剥離する樹脂除去工程と、を備える構成とした。
【選択図】図7

Description

本発明は、光デバイスウェーハなどを加工するウェーハの加工方法に関し、特に、支持部材に貼着されたウェーハを研削して所定の厚みへと薄化した後、分割予定ラインに沿って各チップに分割するウェーハの加工方法に関する。
近年、小型軽量な光デバイスを実現するために、光デバイスウェーハを薄化することが求められている。光デバイスウェーハは、表面の分割予定ラインで区画される各領域に光デバイスが形成された後、裏面を研削されることで薄化される。この薄化の際には、光デバイスを保護するために、光デバイスウェーハの表面に保護テープを貼着するのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
ところで、光デバイスウェーハの剛性は、薄化されるにつれて低下する。このため、光デバイスウェーハは、研削処理の進行に伴い大きく反らされてしまい、割れやクラックなどの発生する可能性が高くなる。また、光デバイスウェーハの外周部がナイフエッジ化されて薄くなると、外周部においてクラックや割れ、欠けなどを生じる恐れもある。
研削に伴う上述の問題を解消するため、剛体でなる支持部材に被加工物である光デバイスウェーハを貼着して研削する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この方法では、支持部材により光デバイスウェーハは補強されるので、研削時の反りなどを抑制して破損を防止できる。
特開平5−198542号公報 特開2004−207606号公報
上述の方法において、被加工物である光デバイスウェーハは、例えば、固定材となる樹脂を介して支持部材の表面に固定され、所定の厚みまで研削される。研削後の光デバイスウェーハは、樹脂を軟化させた上で引き剥がすように支持部材から分離される。ところが、薄化後の光デバイスウェーハの剛性は著しく低下しているので、支持部材の剥離の際に光デバイスウェーハを破損させる恐れがある。また、このようにして薄化された光デバイスウェーハを各チップに分割するのは容易でない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、薄く研削されたウェーハの破損を防止し、分割予定ラインに沿ってウェーハを適切に分割可能なウェーハの加工方法を提供することを目的とする。
本発明のウェーハの加工方法は、表面に分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウェーハを該分割予定ラインに沿って分割するウェーハの加工方法であって、支持部材に外部刺激により硬化する樹脂を塗布し、ウェーハの表面を対面させウェーハを該樹脂に埋没させてウェーハの外周全周に渡って該樹脂がウェーハの裏面まで隆起するまでウェーハを押圧して載置し、該樹脂に外部刺激を与えて硬化させウェーハを該支持部材上に貼着固定するウェーハ貼着工程と、該ウェーハ貼着工程を実施した後、該支持部材側を保持テーブルで保持してウェーハの裏面を研削し該所定厚みへと薄化する薄化工程と、該薄化工程を実施した後に、ウェーハの裏面から該分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射し分割する起点となる分割起点領域を形成するレーザー光線照射工程と、該レーザー光線照射工程を実施した後に、該裏面にエキスパンドテープを貼着するエキスパンドテープ貼着工程と、該エキスパンドテープ貼着工程を実施した後に、該樹脂の粘着性を低下させる温度において樹脂を介して該支持部材に貼着されたウェーハを冷却する第一の冷却工程と、該支持部材は外部からの力により湾曲可能な厚さに形成されており、該第一の冷却工程を実施した後に、該支持部材と該樹脂の界面の一部に剥離のきっかけを形成し、該樹脂の粘着性が低下した状態で該きっかけから該支持部材を湾曲させて該樹脂から剥離する支持部材剥離工程と、該支持部材剥離工程を実施した後に、押圧手段により該樹脂側から押圧することにより該分割予定ラインに沿って外力を付与しウェーハを該分割予定ラインに沿って個々のデバイスに分割する分割工程と、該分割工程の後に、該樹脂の粘着性を低下させる温度において樹脂が貼着されたウェーハを冷却する第二の冷却工程と、該第二の冷却工程を実施した後に、該樹脂の粘着性が低下した状態でウェーハから該樹脂を剥離する樹脂除去工程と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、支持部材でウェーハを支持させるので、研削時のウェーハの撓みは抑制されてウェーハを十分に薄く加工できる。また、第一の冷却工程で樹脂の粘着力を低下させた上で支持部材を湾曲させることにより、樹脂との界面に形成されたきっかけとなる領域を起点として樹脂から支持部材を容易に剥離できる。さらに、ウェーハは、樹脂を被覆された状態で分割されるので、分割された各デバイスの相対位置がずれ難くなり、分割予定ラインに沿ってウェーハを適切に分割できる。また、第二の冷却工程で樹脂の粘着力を低下させるので、分割後のウェーハから樹脂を容易に剥離できる。このように、上述の構成により、薄く研削されたウェーハの破損を防止し、分割予定ラインに沿ってウェーハを適切に分割できる。
本発明のウェーハの加工方法において、該支持部材は、外部からの力により湾曲可能な厚さに形成された金属基板又は、外部からの力により湾曲可能な化学強化ガラス板から構成されても良い。
本発明によれば、薄く研削されたウェーハの破損を防止し、分割予定ラインに沿ってウェーハを適切に分割可能なウェーハの加工方法を提供できる。
本実施の形態のウェーハ貼着工程において支持部材に樹脂が塗布される様子を示す図である。 本実施の形態のウェーハ貼着工程においてウェーハが押圧される様子を示す図である。 本実施の形態のウェーハ貼着工程において樹脂を硬化させる様子を示す図である。 本実施の形態の薄化工程においてウェーハが研削される様子を示す図である。 本実施の形態のレーザー光線照射工程においてウェーハに改質層が形成される様子を示す図である。 本実施の形態のエキスパンドテープ貼着工程においてウェーハにエキスパンドテープが貼着される様子を示す図である。 本実施の形態の第一の冷却工程においてウェーハが冷却される様子を示す図である。 本実施の形態の支持部材剥離工程において樹脂から支持部材が剥離される様子を示す図である。 本実施の形態の分割工程においてウェーハが分割される様子を示す図である。 本実施の形態の第二の冷却工程においてウェーハが冷却される様子を示す図である。 本実施の形態の樹脂除去工程においてウェーハから樹脂が除去される様子を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下においては、光デバイスウェーハを加工対象とするウェーハの加工方法について説明するが、本発明の加工対象となるウェーハは、光デバイスウェーハに限定されるものではない。
本実施の形態のウェーハの加工方法は、ウェーハ貼着工程、薄化工程、レーザー光線照射工程、エキスパンドテープ貼着工程、第一の冷却工程、支持部材剥離工程、分割工程、第二の冷却工程、及び樹脂除去工程を含む。ウェーハ貼着工程では、液状の樹脂Rを塗布した支持部材Sに表面W1を対面させるようにウェーハWを押し付け、樹脂Rを硬化させてウェーハWを支持部材Sに貼着固定する(図1〜図3参照)。薄化工程では、ウェーハWの裏面W2側を研削して所定の仕上げ厚みに薄化する(図4参照)。レーザー光線照射工程では、分割予定ラインに沿ってウェーハWにレーザー光線Lを照射し、分割の起点となる改質層(分割起点領域)W3を形成する(図5参照)。エキスパンドテープ貼着工程では、ウェーハWの裏面W2にエキスパンドテープTを貼着する(図6参照)。
第一の冷却工程では、樹脂Rの粘着力を低下させるようにウェーハWを冷却する(図7参照)。支持部材剥離工程では、樹脂Rの粘着力を低下させた状態で支持部材Sを湾曲させ、樹脂Rとの界面に形成したきっかけとなる領域を起点に樹脂Rから支持部材Sを剥離する(図8参照)。分割工程では、分割予定ラインに沿ってウェーハWを押圧し、個々のデバイスに対応する複数のチップCに分割する(図9参照)。第二の冷却工程では、樹脂Rの粘着力を低下させるようにウェーハWを冷却する(図10参照)。樹脂除去工程では、樹脂Rの粘着力を低下させた状態でウェーハWから樹脂Rを剥離する(図11参照)。
本実施の形態に用いられる支持部材Sは、外部からの力で湾曲可能に形成されており、高い支持性及び剥離性を併せ備えている。また、本実施の形態では、第一の冷却工程でウェーハWを冷却して樹脂Rの粘着力を低下させるので、樹脂Rから支持部材Sを容易に剥離できる。さらに、ウェーハWは、樹脂Rを被覆された状態で分割されるので、分割された各チップCの相対位置がずれ難くなり、分割予定ラインに沿ってウェーハWを適切に分割できる。また、第二の冷却工程でウェーハWを冷却して樹脂Rの粘着力を低下させるので、ウェーハWから樹脂Rを容易に剥離できる。このように、本実施の形態に係るウェーハの加工方法により、ウェーハWを薄く加工できると共に、薄く加工されたウェーハWの破損を防止できる。以下、本実施の形態に係るウェーハの加工方法の詳細について説明する。
図1から図3を参照してウェーハ貼着工程について説明する。図1は、ウェーハ貼着工程において支持部材Sに樹脂Rが塗布される様子を示す図であり、図2は、ウェーハ貼着工程においてウェーハWが押圧される様子を示す図であり、図3は、ウェーハ貼着工程において樹脂Rを硬化させる様子を示す図である。
図1Aに示すように、ウェーハ貼着工程では、まず、樹脂塗布装置1において支持部材Sの表面S1に液状の樹脂Rが塗布される。樹脂塗布装置1は、下方に向けて液状物を吐出可能なノズル11を備えており、このノズル11から、ウェーハWを支持部材Sに固定するための固定材となる樹脂Rが吐出される。樹脂Rを塗布した後には、図1Bに示すように、支持部材Sの表面S1とウェーハWの表面W1(図1において不図示、例えば、図2参照)とが向き合うように、支持部材Sの上方にウェーハWを位置付ける。そして、ウェーハWと支持部材Sとで樹脂Rが挟まれるように、樹脂Rの塗布された領域上にウェーハWが重ねられる。
ウェーハWは、略円板形状を有するサファイア基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体層が積層された光デバイスウェーハである。ウェーハWの表面W1には、格子状の分割予定ライン(不図示)が設けられており、この分割予定ラインで区画された各領域には光デバイス(不図示)が形成されている。
支持部材Sは、外力により湾曲可能な厚さに形成された略円板形状を有する金属基板、又は化学強化ガラス板である。金属基板としては、アルミニウム板、ステンレス板、銅板などを用いることができる。アルミニウム板を用いる場合、例えば、厚みを50μm〜1mmとすることで、高い支持性及び剥離性を実現できる。化学強化ガラス板は、イオン交換によって表面に圧縮層を形成されたガラス板である。化学強化ガラス板としては、例えば、旭硝子株式会社製「Dragontrail」(登録商標)などを用いることができる。化学強化ガラス板を用いる場合、厚みは250μm〜2mmとすることが好ましい。
なお、支持基板Sの表面S1の表面粗さは、光デバイスウェーハWの表面W1の表面粗さより粗くても良い。この場合、支持基板Sと樹脂Rとの接触面積は大きくなるので、樹脂Rを支持基板S側に強固に密着させることができる。支持基板Sの表面粗さは、例えば、サンドブラストや粗い研削処理などで調整できる。また、支持部材Sは円板形状であることに限定されず、任意の形状とすることができる。
樹脂Rは、紫外光を照射されることで硬化する無溶剤の光硬化樹脂(光硬化性樹脂)である。樹脂Rとしては、例えば、電気化学工業株式会社製「TEMPLOC」(登録商標)などを用いることができる。この樹脂Rは、図1Aに示すように、樹脂塗布装置1のノズル11から支持部材Sの表面S1の中央付近に滴下されるように塗布される。なお、本実施の形態では、紫外光で硬化する光硬化樹脂を固定材として用いる例を示しているが、外部刺激により硬化する固定材であれば光硬化樹脂でなくとも良い。例えば、固定材として、熱硬化樹脂(熱硬化性樹脂)などを用いることもできる。
支持部材S上にウェーハWを重ねた後には、図2に示すように、プレス装置2でウェーハWを支持部材Sに押し付ける。プレス装置2は、ポーラスセラミック材による吸着面を有する保持テーブル21を備えている。保持テーブル21に支持部材Sの裏面S2を吸着させることで、ウェーハWは、支持部材Sを介して保持テーブル21上に保持される。保持テーブル21の上方には、ウェーハWの裏面W2を押圧する押圧部22が上下動可能に設けられている。
押圧部22とウェーハWの裏面W2とを接触させた状態でウェーハWに下向きの力を加えると、ウェーハWと支持部材Sとの間隔は狭まり、樹脂Rは塗布された位置から放射状に広がる。押圧部22の押圧力をさらに強めると、図2に示すように、ウェーハWは樹脂Rに埋没される。ウェーハWを樹脂Rに埋没させると、ウェーハWの外周全周において樹脂Rは隆起された状態になり、樹脂RはウェーハWの裏面W2側にまで回り込む。隆起されて裏面W2側に回り込んだ状態の樹脂Rを硬化させることで、ウェーハWを支持部材Sに強固に固定できる。
ウェーハWを押圧した後には、図3に示すように、紫外光照射装置3で樹脂Rに紫外光UVを照射する。紫外光照射装置3は、支持部材Sの配置される保持テーブル31と、保持テーブル31の上方の紫外光源32とを備えている。紫外光照射装置3の保持テーブル31には支持部材Sが配置され、紫外光源32からウェーハWの裏面W2側に紫外光UVが照射される。
ウェーハWは、所定波長の紫外光UVを透過させるサファイア基板で構成されているので、照射された紫外光UVは、ウェーハWを透過して樹脂Rに到達する。ウェーハWを介して紫外光UVを照射された樹脂Rは、化学反応により硬化し、ウェーハWは支持部材Sに固定される。なお、硬化した樹脂Rは、後の薄化工程でウェーハWと共に研削可能である。
ウェーハ貼着工程の後には、薄化工程が実施される。図4は、薄化工程においてウェーハWが研削される様子を示す図である。薄化工程では、図4に示すように、研削装置4でウェーハWの裏面W2側が研削される。研削装置4は、ポーラスセラミック材による吸着面を有する保持テーブル41を備えている。保持テーブル41の下方には回転機構(不図示)が設けられており、保持テーブル41は回転軸C1の周りに回転される。ウェーハWは、支持部材Sを介して保持テーブル41に保持される。
保持テーブル41の上方には、研削ホイール42が上下動可能に設けられている。研削ホイール42は回転機構(不図示)と連結されており、回転軸C2の周りに回転される。研削ホイール42の下部には研削砥石43が配置されている。研削砥石43をウェーハWの裏面W2に接触させた状態で保持テーブル41と研削ホイール42とを相対回転させることで、ウェーハWの裏面W2側は研削される。この際、外周部において隆起された樹脂Rも同時に研削される。なお、研削ホイール42は、保持テーブル41より高速に回転される。
保持テーブル41の近傍にはハイトゲージ(不図示)が設けられており、ウェーハWの厚みを測定できるようになっている。このハイトゲージによりウェーハWの厚みを測定しながら研削することで、ウェーハWは所定の仕上げ厚みへと薄化される。ここでは支持部材SによりウェーハWを支持させているので、研削時のウェーハWの撓みは抑制されてウェーハWを十分に薄く加工できる。また、ウェーハWの外周部は、樹脂Rで補強されているので、ナイフエッジ化によるクラックや割れ、欠けなどの発生も防止できる。
薄化工程の後には、レーザー光線照射工程が実施される。図5は、レーザー光線照射工程においてウェーハWに改質層W3が形成される様子を示す図である。レーザー光線照射工程では、図5に示すように、分割の起点となる改質層W3がレーザー加工装置5により形成される。レーザー加工装置5は、ポーラスセラミック材による吸着面を有する保持テーブル51と、保持テーブル51の上方の加工ヘッド52とを備えている。
ウェーハWは、支持部材Sを介して保持テーブル51に保持される。また、加工ヘッド52の射出口はウェーハWの分割予定ラインに位置付けられ、ウェーハWの裏面W2側にレーザー光線Lが照射される。レーザー光線Lは、ウェーハWに対して透過性を有し、ウェーハWの内部に集光される。レーザー光線Lの集光点の高さ位置を調整し、分割予定ラインに沿うように加工ヘッド52を相対移動させることで、ウェーハWの内部に分割予定ラインに沿う改質層W3を形成できる。
具体的には、まず、ウェーハWの表面W1(下面)近傍に集光点の高さを調整し、全ての分割予定ラインに沿う改質層W3が形成されるようにレーザー光線Lを照射する。次に、集光点を裏面W2側(上方)に移動させ、再び分割予定ラインに沿ってレーザー光線Lを照射する。このように、レーザー光線Lの照射と集光点の移動とを繰り返すことで、ウェーハWの内部に所定の厚みの改質層W3が形成される。この改質層W3は、例えば、レーザー光線Lの照射によってウェーハWの内部の密度、屈折率、機械的強度やその他の物理的特性が周囲と異なる状態に改質された領域である。ただし、分割起点領域として、アブレーションによる分割起点溝などを形成しても良い。
レーザー光線照射工程の後には、エキスパンドテープ貼着工程が実施される。図6は、エキスパンドテープ貼着工程においてウェーハWにエキスパンドテープTが貼着される様子を示す図である。エキスパンドテープ貼着工程では、図6に示すように、ウェーハWの裏面W2に、リング状のフレームFに張られたエキスパンドテープTが貼着される。エキスパンドテープ貼着工程は、例えば、テープ貼着装置(不図示)によって行われるが、オペレータの手作業で行われても良い。
エキスパンドテープ貼着工程の後には、第一の冷却工程が実施される。図7は、本実施の形態の第一の冷却工程においてウェーハWが冷却される様子を示す図である。図7に示すように、ウェーハWは、冷却装置6の低温室61に搬入され、−10℃まで冷却される。ウェーハWの冷却と共に、樹脂Rは冷却される。その結果、樹脂Rの流動性が低下し、支持部材Sとの間の粘着力は弱められる。このように、樹脂Rの粘着力が弱められた状態で後述の支持部材剥離工程を実施すれば、樹脂Rから支持部材Sを容易に剥離してウェーハWの破損を防止できる。
なお、本実施の形態では、ウェーハWを−10℃まで冷却しているが、冷却の温度はこれに限られない。樹脂Rの粘着力を弱め、樹脂Rから支持部材Sを容易に剥離できるのであれば、冷却の温度は任意である。例えば、冷却の温度は、室温(20℃)より低い温度で、樹脂Rに応じて設定できる。また、第一の冷却工程では、ウェーハW、樹脂Rと共に、支持基板Sも冷却されるので、低温室61から搬出された後も、樹脂Rは低温の状態に保たれる。特に、支持基板Sとしてアルミニウム板を用いる場合には、樹脂Rの粘着力が弱められた状態を比較的長い時間に亘って保つことができるので好ましい。
第一の冷却工程の後には、支持部材剥離工程が実施される。図8は、支持部材剥離工程において樹脂Rから支持部材Sが剥離される様子を示す図である。支持部材剥離工程では、まず、ウェーハWの外周部に相当する樹脂Rと支持部材Sとの界面の一部をスクレーパなどで削るようにして、剥離のきっかけとなる領域を形成する。次に、きっかけとなる領域に近接する支持部材Sの一端を把持し、図8で示すように支持部材Sを上方に引く。支持部材Sは、湾曲可能な厚さに形成されているので、上方に引く力で湾曲される。また、第一の冷却工程で樹脂Rの粘着力は弱められているので、支持部材Sは、きっかけとなる領域を起点に剥離される。
さらに力を加え続けると、支持部材Sと樹脂Rとの剥離は進行し、支持部材Sは樹脂Rから完全に分離される。このように、外部からの力により湾曲可能な厚さに形成された支持部材Sを用い、第一の冷却工程で樹脂Rの粘着力を弱めておくことにより、支持部材Sの剥離性を高めることができる。なお、支持部材剥離工程は、樹脂Rの粘着力が弱められた状態で行うことができるように、第一の冷却工程の後、できるだけ速やかに実施されるのが望ましい。支持部材剥離工程は、例えば、剥離装置(不図示)によって行われるが、オペレータの手作業で行われても良い。
支持部材剥離工程の後には、分割工程が実施される。図9は、分割工程においてウェーハWが分割される様子を示す図である。図9に示すように、ウェーハWは、ブレーキング装置7で分割される。ブレーキング装置7は、ウェーハWの載置される一対の支持刃71(71a,71b)と、支持刃71の上方に設けられた押圧刃72と、支持刃71の下方においてウェーハWを撮像する撮像カメラ73とを備える。押圧刃72は、支持刃71aと支持刃71bとの間に位置付けられており、押圧機構(不図示)で上下動される。
分割工程では、まず、エキスパンドテープTを介してウェーハWを支持刃71上に載置し、撮像カメラ73でウェーハWの裏面W2側を撮像する。改質層W3は、レーザー光線Lの照射によって改質された領域であり、ウェーハWの他の領域とは異なる透過率及び反射率を有している。このため、撮像カメラ73の撮像画像に基づいて改質層W3の位置を認識できる。次に、撮像画像に基づきウェーハWを支持刃71に対して相対移動させ、改質層W3を支持刃71aと支持刃71bとの間に位置付ける。具体的には、図9Aに示すように、改質層W3を押圧刃72の直下に位置付ける。
その後、図9Bに示すように押圧刃72を下降させ、樹脂R側からウェーハWに下向きの力を加える。ウェーハWは、支持刃71によって改質層W3の両側を下方から支持されており、樹脂Rは、押圧刃72の押圧で撓む程度の弾性を有しているので、改質層W3には下向きの曲げ応力が加わる。このように、分割予定ラインに沿って形成された改質層W3に押圧刃72で外力を付与することにより、ウェーハWは分割予定ラインに沿って分割される。
位置合わせと押圧刃72による押圧とを全ての分割予定ラインに沿って繰り返し行うことで、ウェーハWは個々のデバイスに対応する複数のチップCに分割される。この分割工程において、ウェーハWは、樹脂Rに外周を覆われた状態で分割されるので、分割後のチップCの水平方向の動きは樹脂Rで抑制される。また、ウェーハWは、樹脂RとエキスパンドテープTとで上下を挟み込まれるように保持されているので、分割後のチップCの鉛直方向の動きも抑制される。
分割工程の後には、第二の冷却工程が実施される。図10は、本実施の形態の第二の冷却工程においてウェーハWが冷却される様子を示す図である。図10に示すように、分割後のウェーハWは、冷却装置6の低温室61に再度搬入され、−10℃まで冷却される。ウェーハWの冷却と共に、樹脂Rは冷却される。その結果、樹脂Rの流動性が低下し、ウェーハWとの間の粘着力は弱められる。このように、樹脂Rの粘着力が弱められた状態で後述の樹脂除去工程を実施すれば、分割後のウェーハWから樹脂Rを容易に剥離して破損を防止できる。なお、樹脂Rの粘着力を弱め、分割後のウェーハWから樹脂Rを容易に剥離できるのであれば、冷却の温度は任意である。例えば、冷却の温度は、室温(20℃)より低い温度で、樹脂Rに応じて設定できる。
第二の冷却工程の後には、樹脂除去工程が実施される。図11は、樹脂除去工程においてウェーハWから樹脂Rが除去される様子を示す図である。樹脂除去工程では、図11に示すように、樹脂Rの一端を把持し、中心を挟んで対称な他端側に向けて樹脂Rを引く。第二の冷却工程で樹脂Rの粘着力は弱められているので、樹脂RはウェーハWから剥離除去される。
このように、第二の冷却工程で樹脂Rの粘着力を弱めておくことにより、樹脂Rの剥離性を高めることができる。樹脂除去工程は、樹脂Rの粘着力が弱められた状態で行うことができるように、第二の冷却工程の後、できるだけ速やかに実施されることが望ましい。樹脂除去工程は、例えば、剥離装置(不図示)によって行われるが、オペレータの手作業で行われても良い。
以上のように、本実施の形態に係るウェーハの加工方法によれば、支持部材SでウェーハWを支持させるので、研削時のウェーハWの撓みは抑制されてウェーハSを十分に薄く加工できる。また、第一の冷却工程で樹脂Rの粘着力を低下させた上で支持部材Sを湾曲させることにより、樹脂Rとの界面に形成されたきっかけとなる領域を起点として樹脂Rから支持部材Sを容易に剥離できる。
また、ウェーハWは、樹脂Rを被覆された状態で分割されるので、分割された個々のデバイスに対応する複数のチップCの相対位置がずれ難くなり、分割予定ラインに沿ってウェーハWを適切に分割できる。さらに、第二の冷却工程で樹脂Rの粘着力を低下させるので、分割後のウェーハから樹脂Rを容易に剥離できる。よって、薄く研削されたウェーハWの破損を防止し、分割予定ラインに沿ってウェーハWを適切に分割できる。また、ウェーハWは樹脂Rで被覆されているので、ハンドリング時におけるウェーハWの欠けなども防止できる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施の形態では、支持部材側に樹脂を塗布する方法を示しているが、ウェーハ側に樹脂を塗布しても良い。この場合、支持部材の表面には、ウェーハの表面に塗布された光硬化樹脂が間接的に塗布されることになる。
また、上記実施の形態では、サファイア基板からなる光デバイスウェーハを用いる場合を示しているが、加工対象はこれに限られない。例えば、シリコンウェーハ、ガリウム砒素(GaAs)基板、シリコンカーバイド(SiC)基板、窒化ガリウム(GaN)基板などの各種半導体基板、セラミック基板やガラス基板などの各種無機材料基板などを用いても良い。加工対象が光の透過性を有さない場合には、化学強化ガラス板を支持部材として用いることで、支持部材側から光を照射して樹脂を硬化させることも可能である。
また、上記実施の形態では、各工程に対応する装置をそれぞれ用いるウェーハの加工方法について説明しているが、使用される装置の構成はこれに限られない。例えば、各工程で使用される装置が一体化された加工装置を用いても良い。また、上記実施の形態では、剥離のきっかけとなる領域を支持部材剥離工程において形成しているが、支持部材剥離工程より前のタイミングで形成しても良い。例えば、剥離のきっかけとなる領域を、第一の冷却工程より前に形成することもできる。
その他、上記実施の形態に係る構成、方法などは、本発明の目的とする範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
本発明は、光デバイスウェーハなどを研削して所定の厚みへと加工した後、分割予定ラインに沿って各チップに分割する際に有用である。
1 樹脂塗布装置
2 プレス装置
3 紫外光照射装置
4 研削装置
5 レーザー加工装置
6 冷却装置
7 ブレーキング装置
11 ノズル
21 保持テーブル
22 押圧部
31 保持テーブル
32 紫外光源
41 保持テーブル
42 研削ホイール
43 研削砥石
51 保持テーブル
52 加工ヘッド
61 低温室
71,71a,71b 支持刃
72 押圧刃
73 撮像カメラ
F フレーム
C チップ
C1,C2 回転軸
L レーザー光線
R 樹脂
S 支持部材
S1,W1 表面
S2,W2 裏面
T エキスパンドテープ
UV 紫外光
W ウェーハ
W3 改質層(分割起点領域)

Claims (2)

  1. 表面に分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウェーハを該分割予定ラインに沿って分割するウェーハの加工方法であって、
    支持部材に外部刺激により硬化する樹脂を塗布し、ウェーハの表面を対面させウェーハを該樹脂に埋没させてウェーハの外周全周に渡って該樹脂がウェーハの裏面まで隆起するまでウェーハを押圧して載置し、該樹脂に外部刺激を与えて硬化させウェーハを該支持部材上に貼着固定するウェーハ貼着工程と、
    該ウェーハ貼着工程を実施した後、該支持部材側を保持テーブルで保持してウェーハの裏面を研削し該所定厚みへと薄化する薄化工程と、
    該薄化工程を実施した後に、ウェーハの裏面から該分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射し分割する起点となる分割起点領域を形成するレーザー光線照射工程と、
    該レーザー光線照射工程を実施した後に、該裏面にエキスパンドテープを貼着するエキスパンドテープ貼着工程と、
    該エキスパンドテープ貼着工程を実施した後に、該樹脂の粘着性を低下させる温度において樹脂を介して該支持部材に貼着されたウェーハを冷却する第一の冷却工程と、
    該支持部材は外部からの力により湾曲可能な厚さに形成されており、該第一の冷却工程を実施した後に、該支持部材と該樹脂の界面の一部に剥離のきっかけを形成し、該樹脂の粘着性が低下した状態で該きっかけから該支持部材を湾曲させて該樹脂から剥離する支持部材剥離工程と、
    該支持部材剥離工程を実施した後に、押圧手段により該樹脂側から押圧することにより該分割予定ラインに沿って外力を付与しウェーハを該分割予定ラインに沿って個々のデバイスに分割する分割工程と、
    該分割工程の後に、該樹脂の粘着性を低下させる温度において樹脂が貼着されたウェーハを冷却する第二の冷却工程と、
    該第二の冷却工程を実施した後に、該樹脂の粘着性が低下した状態でウェーハから該樹脂を剥離する樹脂除去工程と、
    を備えるウェーハの加工方法。
  2. 該支持部材は、外部からの力により湾曲可能な厚さに形成された金属基板又は、外部からの力により湾曲可能な化学強化ガラス板から構成される、請求項1記載のウェーハの加工方法。
JP2012257543A 2012-11-26 2012-11-26 ウェーハの加工方法 Active JP6067348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012257543A JP6067348B2 (ja) 2012-11-26 2012-11-26 ウェーハの加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012257543A JP6067348B2 (ja) 2012-11-26 2012-11-26 ウェーハの加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014107339A true JP2014107339A (ja) 2014-06-09
JP6067348B2 JP6067348B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=51028592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012257543A Active JP6067348B2 (ja) 2012-11-26 2012-11-26 ウェーハの加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6067348B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016207674A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 株式会社ディスコ 被加工物の切削加工方法
KR101758620B1 (ko) * 2017-05-08 2017-07-18 박종성 냉난방공조 제어 시스템을 이용한 반도체 설비의 관리방법
KR101758619B1 (ko) * 2017-05-08 2017-07-18 박종성 클라우드 환경의 냉난방공조 제어 시스템을 이용한 반도체 설비의 관리방법
KR101756082B1 (ko) 2017-05-08 2017-07-26 박종성 반도체 설비의 관리방법
KR20170136995A (ko) * 2016-06-02 2017-12-12 가부시기가이샤 디스코 웨이퍼 생성 방법
US11804471B2 (en) 2020-09-14 2023-10-31 Kioxia Corporation Method for manufacturing semiconductor device and semiconductor manufacturing apparatus

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09148279A (ja) * 1995-11-21 1997-06-06 Mitsui Toatsu Chem Inc 半導体ウエハ裏面研削用粘着フィルム及びその使用方法
JP2008042110A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの分割方法
JP2008306049A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Lintec Corp 脆質部材の処理方法
JP2010251661A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Disco Abrasive Syst Ltd 光デバイスウエーハの加工方法
JP2011029450A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09148279A (ja) * 1995-11-21 1997-06-06 Mitsui Toatsu Chem Inc 半導体ウエハ裏面研削用粘着フィルム及びその使用方法
JP2008042110A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの分割方法
JP2008306049A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Lintec Corp 脆質部材の処理方法
JP2010251661A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Disco Abrasive Syst Ltd 光デバイスウエーハの加工方法
JP2011029450A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016207674A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 株式会社ディスコ 被加工物の切削加工方法
KR20170136995A (ko) * 2016-06-02 2017-12-12 가부시기가이샤 디스코 웨이퍼 생성 방법
KR102228493B1 (ko) 2016-06-02 2021-03-15 가부시기가이샤 디스코 웨이퍼 생성 방법
KR101758620B1 (ko) * 2017-05-08 2017-07-18 박종성 냉난방공조 제어 시스템을 이용한 반도체 설비의 관리방법
KR101758619B1 (ko) * 2017-05-08 2017-07-18 박종성 클라우드 환경의 냉난방공조 제어 시스템을 이용한 반도체 설비의 관리방법
KR101756082B1 (ko) 2017-05-08 2017-07-26 박종성 반도체 설비의 관리방법
US11804471B2 (en) 2020-09-14 2023-10-31 Kioxia Corporation Method for manufacturing semiconductor device and semiconductor manufacturing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP6067348B2 (ja) 2017-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6121116B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP6067348B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP5111938B2 (ja) 半導体ウエハの保持方法
JP5756334B2 (ja) 積層体、およびその積層体の分離方法
JP2019140387A (ja) ウェハの処理方法
TW201933513A (zh) 處理晶圓的方法
JP6308632B2 (ja) ウェハを分割する方法
JP6021362B2 (ja) 板状物の研削方法
JP7016445B2 (ja) 半導体素子の製造方法
JP5912805B2 (ja) 板状物の転写方法
TW200532786A (en) Wafer transcription method
JP5522773B2 (ja) 半導体ウエハの保持方法、チップ体の製造方法、およびスペーサ
JP2006245348A (ja) 半導体装置の製造方法
JP6057616B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP6013850B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP6125170B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP6132502B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP2014049537A (ja) ウェーハの加工方法
JP2005191218A (ja) 固体撮像装置の製造方法
JP6043675B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP2017011134A (ja) デバイスチップの製造方法
JP2016051779A (ja) ウエーハの貼り合わせ方法及び貼り合わせワークの剥離方法
JP2009289809A (ja) 半導体装置の製造方法
JP5992256B2 (ja) ウェーハの分割方法
US20220371224A1 (en) Method of separating wafer

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6067348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250