JP2014097888A - 弾性体ローラー - Google Patents

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Abstract

【課題】非粘着性あるいは剥離性、さらには摩擦力(グリップ力)に優れ、台紙なしラベルおよび一般的な台紙付きラベルなどの帯状部材を安定して移送案内することができる弾性体ローラーを提供すること。
【解決手段】C硬度(SRIS 0101規格に規定するスプリング式アスカーC型による硬度)を低く規定したシリコーン樹脂(被覆層24)により内層側弾性材23の外層を被覆することに着目したもので、弾性体ローラーの弾性材22は、ローラーシャフト21の外周に設けた内層側弾性材23と、内層側弾性材23の外周に設けて帯状部材に接触する被覆層24と、を有するとともに、被覆層24は、C硬度が20度以下のシリコーン樹脂から構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は弾性体ローラーにかかるもので、とくに台紙なしラベルあるいは台紙付きの一般的なラベルその他の帯状部材を移送するプラテンローラーやニップローラーその他のローラーであって、とくに台紙なしラベルなどを移送する際にその粘着剤層ないし粘着剤が貼り付きにくく、台紙なしラベルが巻き込まれることを防止可能な弾性体ローラーに関するものである。
従来から、ラベルの粘着剤層の裏面側に仮着する剥離紙(いわゆる台紙)を用いない台紙なしラベルが開発され、使用後には破棄されることになる台紙がないことから省資源材料として期待されている。
図5は、従来からの台紙なしラベル1をロール状に巻いた状態の斜視図であって、台紙なしラベル1は、図5中で、その一部を拡大断面で示すように、ラベル基材2と、裏面側の粘着剤層3と、表面側の感熱発色剤層4およびその上層側の透明な剥離剤層5と、を有する。
なお、ラベル基材2の裏面側に位置検出用マーク6をあらかじめ印刷してある。
また、ラベル基材2の表面側に必要に応じて、ラベル使用者のマークや名称その他のデザインなどの固定情報(図示せず)をあらかじめ印刷しておくこともできる。
この台紙なしラベル1は、切断予定線7において所定ピッチで切断することにより単葉のラベル片1Aとすることができる。
図6は、この台紙なしラベル1を装填し、商品についての価格やバーコードその他の商品情報や、物品あるいはサービスに関する管理情報などの可変情報を必要に応じて印字するためのサーマルプリンター8の概略側面図であって、サーマルプリンター8は、台紙なしラベル1の供給部9と、案内部10と、検出部11と、印字部12と、切断部13と、を有する。
供給部9は、ロール状の台紙なしラベル1を保持し、案内部10、検出部11、印字部12および切断部13方向に台紙なしラベル1を帯状に繰り出し可能とする。
案内部10は、ガイドローラー14を有し、繰り出された台紙なしラベル1を検出部11および印字部12方向に案内可能とする。
検出部11は、位置検出センサー15を有し、台紙なしラベル1の裏面側の位置検出用マーク6を検出して、印字部12に対する台紙なしラベル1(ラベル片1A)の相対的位置を検出可能とする。
印字部12は、サーマルヘッド16およびプラテンローラー17(弾性体ローラー)を有し、この間に所定印字圧力で台紙なしラベル1を挟持し、一定速度でプラテンローラー17を回転駆動するとともに、サーマルヘッド16への印字データの供給により感熱発色剤層4を発色させ、台紙なしラベル1(ラベル片1A)に所定の可変情報を印字可能である。
切断部13は、固定刃18および可動刃19を有し、この間に移送されてきた印字済みの台紙なしラベル1を所定ピッチによる切断予定線7の部分で切断して、ラベル片1Aを発行排出する。
このような構成のサーマルプリンター8において、台紙なしラベル1を移送印字するためのプラテンローラー17には、ゴム材などの弾性体によるローラーが使用されているが、粘着剤層3の粘着剤が付着しにくくするために、粘着剤が付着しにくいシリコーンゴム材によりプラテンローラー17を構成したり、あるいはシリコーンオイルなどをプラテンローラー17の外周表面に塗布することが行われている。
しかしながら、長期間の使用にあたっては、粘着剤の付着を完全に防止することが困難であり、プラテンローラー17を通過した台紙なしラベル1がそのままプラテンローラー17に貼り付いて巻き込まれてしまうため(図6中、仮想線を参照)、ラベル詰まりを起こし、台紙なしラベル1の正常な移送、印字およびラベル片1Aの発行に支障をきたすという問題がある。
さらに、台紙なしラベル1をサーマルヘッド16およびプラテンローラー17の間に挟持したままの状態で、印字発行を停止しているような場合には、台紙なしラベル1がプラテンローラー17の表面からはがれにくくなって、上述と同様に、台紙なしラベル1の巻込みが発生しやすくなるという問題がある。
したがって、一般的には、プラテンローラー17の外周表面を清掃する作業、あるいはプラテンローラー17の交換作業などのメンテナンスを繰り返す必要が生じ、長期間にわたって安定した移送および印字を可能とするプラテンローラー17(弾性体ローラー)が要請されている。
また、プラテンローラー17以外にも、プリンターの構成に応じて台紙なしラベル1の移送用として回転駆動する一対のローラーからなるニップローラー(図示せず)や、ガイドローラー14のように台紙なしラベル1を単純に案内するためのローラーとしても、非粘着性、あるいは剥離性(離型性)に優れたラベル用弾性体ローラーが要請されている。
また、台紙なしラベル1あるいは一般的な台紙付きラベルについても、これらのいずれを装填しても、安定して移送することができるラベル用弾性体ローラーが要請されている。
なお、台紙なしラベル1(粘着剤層3)との接触面積を減少させ、粘着剤層3による貼付き現象を回避するために、プラテンローラー17の外表面に溝などを形成することも試みられているが、台紙付きの一般的なラベルを移送印字する場合には、ラベルにおける台紙の裏面との接触面積が不十分なため台紙との間で必要な摩擦力(グリップ力)を発揮することができず、ラベルスリップが発生するなど移送機能に支障をきたしやすく、安定した移送および印字作用を期待することができないという問題がある。
また、プラテンローラー17に溝などを形成すると、これが摩耗しやすいという問題もある。
上述の台紙なしラベル1と同様に、裏面側に粘着剤層あるいは接着剤層を有する紙やフィルムベースの帯状部材を移送あるいは案内する際にも、上述のような諸問題が発生することが懸念され、非粘着性、あるいは剥離性(離型性)に優れた弾性体ローラーが要請されている。
特開2011−31426号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、非粘着性、あるいは剥離性(離型性)に優れたプラテンローラーその他の弾性体ローラーを提供することを課題とする。
また本発明は、台紙なしラベルその他の帯状部材の粘着剤層がその表面に貼り付くことがないようにした弾性体ローラーを提供することを課題とする。
また本発明は、台紙なしラベル以外の一般的な台紙付きラベルや帯状部材についても、これを安定して移送案内することができる弾性体ローラーを提供することを課題とする。
また本発明は、台紙なしラベルおよび一般的な台紙付きラベルなどの帯状部材について、剥離性および摩擦力(グリップ力)を発揮して、これらのいずれをも安定して移送案内することができる弾性体ローラーを提供することを課題とする。
本発明は、プラテンローラーなどの弾性体ローラーについて、硬度を規定したシリコーン樹脂により内層側弾性材の外周を被覆すること、すなわち、硬度(SRIS 0101規格に規定するスプリング式アスカーC型による硬度、以下「C硬度」)を低くしたシリコーン樹脂による被覆層を設けることに着目したもので、ローラーシャフトと、このローラーシャフトの周囲に取り付けた弾性材と、を有するとともに、この弾性材に帯状部材を接触させて移送するための弾性体ローラーであって、上記弾性材は、上記ローラーシャフトの外周に設けた内層側弾性材と、この内層側弾性材の外周に設けて上記帯状部材に接触する被覆層と、を有するとともに、この被覆層は、SRIS 0101規格に規定するスプリング式アスカーC型による硬度が20度以下のシリコーン樹脂からこれを構成していることを特徴とする弾性体ローラーである。
上記シリコーン樹脂は、熱硬化性であることが望ましい。
上記被覆層は、その厚さが10〜100μmであることが望ましい。
上記内層側弾性材は、これを熱可塑性弾性材料あるいは熱硬化性弾性材料から構成することができる。
上記内層側弾性材は、JIS K6253規格に規定するデュロメータータイプAによるゴム硬度が30〜80度であることが望ましい。
上記内層側弾性材には、その円周方向に沿って複数本の内層溝を形成することができる。
上記被覆層には、その円周方向に沿って複数本の被覆層溝を形成することができる。
上記内層側弾性材は、上記内層溝それぞれの間を平坦な内層台状頂部として形成することができる。
上記被覆層は、上記被覆層溝それぞれの間を平坦な被覆層台状頂部として形成することができる。
上記内層溝は、そのピッチが500〜1500μmであることが望ましい。
上記内層溝は、その幅が25〜1300μmであることが望ましい。
上記内層溝は、その深さが25〜500μmであることが望ましい。
上記内層溝は、断面V字形状であってその溝角度が50〜120度であることが望ましい。
本発明による弾性体ローラーにおいては、弾性材として、ローラーシャフトの外周に設けた内層側弾性材と、この内層側弾性材の外周に設けて帯状部材に接触する被覆層と、を有するとともに、C硬度が20度以下のシリコーン樹脂からこの被覆層を構成したので、シリコーン樹脂が粘着剤層に対して有する非粘着性ないし剥離性と、低い硬度(C硬度が20度以下)のゲル化した樹脂による帯状部材に対する必要な摩擦力(グリップ力)および耐摩耗性と、を併せ持つことが可能となり、台紙なしラベルや台紙付きの一般的なラベルその他の帯状部材を安定して移送案内することができる。
本発明の第1の実施例による弾性体ローラー(プラテンローラー20)の斜視図である。 同、プラテンローラー20の軸方向要部拡大断面図である。 本発明の第2の実施例による弾性体ローラー(プラテンローラー30)の斜視図である。 同、プラテンローラー30の軸方向要部拡大断面図である。 従来からの台紙なしラベル1をロール状に巻いた状態の斜視図である。 同、台紙なしラベル1を装填し、商品についての価格やバーコードその他の商品情報や、物品あるいはサービスに関する管理情報などの可変情報を必要に応じて印字するためのサーマルプリンター8の概略側面図である。
本発明は、内層側弾性材の外周に設けて帯状部材に接触する被覆層をC硬度が20度以下のシリコーン樹脂から構成し、粘着剤層に対する非粘着性ないし剥離性と、帯状部材に対する必要な摩擦力(グリップ力)および耐摩耗性と、を併せ持って、台紙なしラベルや台紙付きの一般的なラベルその他の帯状部材を安定して移送案内することができる弾性体ローラーを実現した。
つぎに本発明の第1の実施例による弾性体ローラーを、前記プラテンローラー17(図6)と同様に、サーマルプリンター8におけるプラテンローラー20(ラベル用弾性体ローラー)として構成した場合を例に取って図1および図2にもとづき説明する。ただし、図5および図6と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、プラテンローラー20の斜視図、図2は、プラテンローラー20の軸方向要部拡大断面図であって、プラテンローラー20は、ローラーシャフト21と、このローラーシャフト21の周囲に取り付けるとともに一体的に回転可能な弾性材22と、を有するとともに、この弾性材22にラベル(たとえば前述の台紙なしラベル1、図5)を接触させて移送するものである。
弾性材22は、ローラーシャフト21の外周に設けた円柱状の内層側弾性材23と、この内層側弾性材23の外周に一体的に設けて台紙なしラベル1に接触する被覆層24(外層側弾性材)と、を有する。
内層側弾性材23は、これを熱可塑性弾性部材や熱硬化性弾性材料から構成することができる。
内層側弾性材23を構成する合成樹脂としては、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリブデン、結晶性ポリブタジエン、ポリブタジエン、スチレンブタジエン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビリニデン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、アイオノマー、ポリメチルメタクリレート、ポリテトラフルオロエチレン、エチレンポリテトラフルオロエチレン共重合体、ポリアセタール(ポリオキシメチレン)、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアリレート、ポリスチレン、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリオキシベンゾイル、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエステル、1,2−ポリブタジエン、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、ケイ素樹脂を使用することができる。
また、たとえば、熱硬化性のシリコーンゴム、一液型RTV(Room Temperature Vulcanizing)ゴム、二液型RTVゴム、LTV(Low Temperature Vulcanizable)シリコーンゴム、耐油性熱硬化性ゴムなどの熱硬化性弾性材料を用いることができる。
内層側弾性材23は、その硬度(JIS K6253規格に規定するデュロメータータイプAによるゴム硬度、以下「A硬度」)を30〜80度としている。
A硬度が30度未満では、台紙なしラベル1などの帯状部材を移送案内するプラテンローラー20としては柔らかすぎ、すなわち、接触摩擦力が過剰となって、プラテンローラー20としての移送機能に支障が生ずる。また、サーマルプリンター8(図6)における印字品質が低下する。
A硬度が80をこえると、プラテンローラー20として硬くなりすぎ、移送力および移送精度が低下する。
被覆層24は、C硬度(SRIS 0101規格に規定するスプリング式アスカーC型による硬度)が20度以下の熱硬化性シリコーン樹脂その他のシリコーン樹脂からこれを構成している。
シリコーン樹脂としては、たとえば、シリコーンゲルと呼ばれるシリコーン樹脂や、RTV(Room Temperature Vulcanizing)液状シリコーンゴム、LTV(Low Temperature Vulcanizable)液状シリコーンゴム、紫外線硬化型の液状シリコーンゴム、熱硬化性の液状シリコーンゴムなどを用いることができる。
シリコーン樹脂は、本来的に非粘着性ないし剥離性を有しており、台紙なしラベル1などを押圧して移送しても台紙なしラベル1における粘着剤層3が貼り付いてしまうことを回避可能である。
熱硬化性のシリコーン樹脂は、熱硬化条件の調整および加工処理が比較的容易で、C硬度の設定も容易である。
C硬度が20度以下であれば、シリコーン樹脂はゲル状で適度に柔らかく、台紙なしラベル1はもちろん、台紙付きラベルその他の帯状部材に対して必要な摩擦力(グリップ力)を有するとともに、耐摩耗性も優れている。
したがって、プラテンローラー20は、台紙なしラベル1や台紙付きラベルその他の帯状部材のいずれに対しても必要な剥離性およびグリップ力を有し、安定した移送案内機能を発揮可能である。
C硬度が20度をこえると、被覆層24の弾性がゴム材のそれに近づくため、その表面の粘着性が急激に上がってしまい、摩耗しやすくなる。
被覆層24は、その厚さT(図2)を10〜100μmとしている。
厚さTが10μm未満では、被覆層24に厚さのムラが生じて、安定した剥離性およびグリップ力を得ることが困難になる。
厚さTが100μmをこえると、プラテンローラー20における内層側弾性材23の被膜として脆くなり、裂けやすくなる。
つぎに、本発明による弾性体ローラーの非粘着性(剥離性)を評価する試験として、転がり角度試験(転がり角度の測定方法)について説明する。
平坦で水平な台板上に台紙なしラベル1を、その粘着剤層3を上方に向けて固定する。試験の基準となる粘着剤にはエマルジョン系強粘着の粘着剤(厚さ20ミクロン)を用いる。
粘着剤層3に試験体としてプラテンローラー20を載置し、さらにその上から、重量2Kgの重りを載せた状態で15秒間加重を加え、プラテンローラー20を台紙なしラベル1に接着する。
15秒経過後に重りを外し、プラテンローラー20の軸線に平行な台板の一端部を固定した状態で、他端部を徐々に上げて台板を傾斜させてゆく。
プラテンローラー20が下方に向かって転動し始めた時点で台板の傾斜を停止し、この時点での台板の傾斜角度を読み取る。この傾斜角度が転がり角度となる。
傾斜角度(転がり角度)が小さく、転がりやすいプラテンローラー20の方が非粘着性が高く、台紙なしラベル1の移送に適していることになる。
本発明者による実験では、弾性体ローラーにより台紙なしラベル1を距離20Km移送した状態で、この転がり角度が30度以内、好ましくは15度以内であれば、この弾性体ローラーは、たとえばサーマルプリンター8(図6)におけるプラテンローラー17やニップローラーとして実際の運用に問題がないことが判明している。
こうした構成のプラテンローラー20を用いて、台紙なしラベル1および台紙付きラベルを移送する実験を行った。
内層側弾性材23としてA硬度が50度の熱硬化性シリコーンゴムを用い、その外周に厚さTが50μmで、C硬度が15度の熱硬化性シリコーン樹脂(シリコーンゲル)による被覆層24を形成した本発明によるプラテンローラー20と、被覆層24を形成していない通常の円柱状プラテンローラー(比較品)と、を準備し、台紙なしラベル1および台紙付きラベルを移送した。
本発明によるプラテンローラー20について、台紙なしラベル1を20Km移送した後、先に説明した方法で転がり角度を測定したところ15度未満であった。同様に、台紙付きラベルを20Km移送した後に転がり角度を測定したところ9度未満であった。いずれも弾性体ローラーとして台紙なしラベルを移送する際の剥離性、および台紙付きラベルを移送する際のグリップ力が十分であることがわかった。
また、サーマルプリンター8などのプリンターでは、弾性体ローラーにより台紙なしラベル1あるいは台紙付きラベルを距離20Km移送した状態で、磨耗により弾性体ローラーの磨耗率(直径の減少)が1%以内であることが求められている。
上述の実験では、台紙なしラベル1を20Km移送した後、プラテンローラー20の摩耗率は0.05%以下であった。また、台紙付きラベルを50Km移行させたときのプラテンローラー20の摩耗率は0.5%以下であった。十分な耐磨耗性を有していることが明らかである。
一方、比較品(被覆層24を形成していないプラテンローラー)では、台紙なしラベル1を0.5Km移送した時点で台紙なしラベル1が巻き付いた。この時点で転がり角度を測定したところ70度をこえて使用に耐えられないことがわかった。
かくして、内層側弾性材23に被覆層24を被覆したプラテンローラー20は、剥離性およびグリップ力をともに備えた構成であると云える。
つぎに本発明の第2の実施例による弾性体ローラー(プラテンローラー30)について図3および図4にもとづき説明する。
図3は、プラテンローラー30の斜視図、図4は、プラテンローラー30の軸方向要部拡大断面図であって、プラテンローラー30は、前述のプラテンローラー20(第1の実施例、図1)における内層側弾性材23(A硬度50度の熱硬化性シリコーンゴム)に、その円周方向に沿って複数本の断面(より正確には、プラテンローラー20の中心線を含む平面で切断した断面)V字形状の内層溝31を形成し、その外周にC硬度が15度の熱硬化性シリコーン樹脂からなる被覆層24を形成したものである。
内層側弾性材23は、内層溝31それぞれの間を平坦な内層台状頂部32として形成している。
内層側弾性材23の外周に形成された被覆層24には、内層溝31の位置に合わせ、その円周方向に沿う複数本の被覆層溝33が形成されている。被覆層溝33の断面は、ほぼV字形状になっている(図4参照)。
被覆層24は、被覆層溝33それぞれの間を平坦な被覆層台状頂部34として形成している。
被覆層24は、既述の第1の実施例によるプラテンローラー20の場合と同様に、その厚さTを10〜100μmとしている。
なお、内層溝31および被覆層溝33の断面形状としては、V字形状以外にも、U字形状ないしすり鉢形状、矩形状その他の多角形状とすることができる。
内層溝31は、そのピッチPを500〜1500μmとしている。
内層溝31のピッチPが500μm未満では、互いに隣り合う内層溝31の間に形成する内層台状頂部32を加工することができる範囲がほとんどなくなる。
内層溝31のピッチPが1500μmをこえると、プラテンローラー30全体における内層溝31あるいは被覆層溝33の割合が低下し、台紙なしラベル1その他の帯状部材との接触面積が増加する傾向になり、プラテンローラー30としては、その剥離性が低下することを否めない。
内層溝31は、その幅Wを25〜1300μm、好ましくは50〜500μmとしている。
内層溝31の幅Wが25μm未満では、台紙なしラベル1その他の帯状部材との接触面積が増加する結果、プラテンローラー30としては、その剥離性が低下する傾向にある。
内層溝31の幅Wが1300μmをこえると、プラテンローラー30が台紙なしラベル1などを粘着剤層3側から適正に押さえ支える部分の押圧力が低下し、サーマルプリンター8の印字部12におけるラベル片1Aへの印字抜けが発生するなど印字精度が低下する傾向にある。
内層溝31は、その深さHを25〜500μm、好ましくは50〜400μmとしている。
内層溝31の深さHが25μm未満では、台紙なしラベル1その他の帯状部材との接触面積が増加する結果、プラテンローラー30としては、その剥離性が低下する傾向にある。
内層溝31の深さHが500μmをこえると、プラテンローラー30が台紙なしラベル1などを粘着剤層3側から押さえ支える部分の押圧力が低下し、サーマルプリンター8の印字部12におけるラベル片1Aへの印字抜けが発生するなど印字精度が低下する傾向にある。
内層溝31は、その溝角度Gを50〜120度、好ましくは60〜100度としている。
内層溝31の溝角度Gが50度未満では、台紙なしラベル1その他の帯状部材との接触面積が増加する結果、プラテンローラー30としては、その剥離性が低下する傾向にある。
内層溝31の溝角度Gが120度をこえると、プラテンローラー30が台紙なしラベル1などを粘着剤層3側から押さえ支える部分の押圧力が低下し、サーマルプリンター8の印字部12におけるラベル片1Aへの印字抜けが発生するなど印字精度が低下する傾向にある。
こうした構成のプラテンローラー30を用いて、台紙なしラベル1および台紙付きラベルを移送する実験を行った。
内層側弾性材23の外周に厚さTが50μmで、C硬度が15度の熱硬化性シリコーン樹脂(シリコーンゲル)による被覆層24を形成するとともに、内層溝31のピッチPを750μm、幅Wを410μm、深さHを350μm、溝角度Gを60度として形成した。
また、上記と同様の寸法による内層溝31を形成したのみで、被覆層24を形成していないプラテンローラー(比較品)を準備し、台紙なしラベル1および台紙付きラベルを移送する実験を行った。
本発明によるプラテンローラー30では、台紙なしラベル1を20Km移送した後に前述した方法で転がり角度を測定したところ13度未満であった。同様に、台紙付きラベルを20Km移送した後に転がり角度を測定したところ9度未満であった。いずれも弾性体ローラーとして台紙なしラベルを移送する際の剥離性、および台紙付きラベルを移送する際のグリップ力が十分であることが分かった。
また、台紙なしラベル1を距離20Km移送した後のプラテンローラー30の摩耗率は0.05%以下、台紙付きラベルを距離50Km走行させた後のプラテンローラー30の摩耗率は0.5%以下であり、十分な耐磨耗性を有していることが判明した。
一方、被覆層24を設けず、内層溝31のみを形成したプラテンローラー(比較品)は、台紙なしラベル1を1Km移送した後に転がり角度試験を行ったが、試験機の台板を70度傾斜させても粘着剤層にプラテンローラーが貼り付いたままであった。使用に耐える剥離性を有していないことがわかった。また、台紙付きラベルを移送した場合は、スリップが発生し、規定長さを移送することができず、プラテンローラーとして十分なグリップ力が無いことが判明した。
さらに、上述の実験を行ったプラテンローラー30の内層溝31の幅Wと深さHを変更したプラテンローラー30を用い、台紙なしラベル1および台紙付きラベルを移送する実験を行った。
内層側弾性材23の外周に厚さTが50μmで、C硬度が15度の熱硬化性シリコーン樹脂(シリコーンゲル)による被覆層24を形成するとともに、内層溝31のピッチPを750μm、幅Wを87μm、深さHを75μm、溝角度Gを60度として形成した。
また、上記と同様の寸法による内層溝31を形成したのみで、被覆層24を形成していないプラテンローラー(比較品)を準備し、台紙なしラベル1および台紙付きラベルを移送する実験を行った。
内層溝31の幅Wを狭く、深さHを浅くしたプラテンローラー30について、台紙なしラベル1を20Km移送した後に前述した方法で転がり角度を測定したところ18度未満であった。同様に、台紙付きラベルを20Km移送した後に転がり角度を測定したところ9度未満であった。いずれも弾性体ローラーとして台紙なしラベルを移送する際の剥離性、および台紙付きラベルを移送する際のグリップ力が十分であることが分かった。
また、台紙なしラベル1を距離20Km移送した後のプラテンローラー30の摩耗率は0.05%以下、台紙付きラベルを距離50Km走行させた後のプラテンローラー30の摩耗率は0.5%以下であり、十分な耐磨耗性を有していることが判明した。
一方、被覆層24を設けず、ピッチPを750μm、幅Wを87μm、深さHを75μm、溝角度Gを60度とした内層溝31のみを形成したプラテンローラー(比較品)について、同様に台紙なしラベル1を1Km移送した後に転がり角度試験を行ったが、試験機の台板を70度傾斜させても粘着剤層にプラテンローラーが貼り付いたままであった。使用に耐える剥離性を有していないことがわかった。また、台紙付きラベルを移送した場合は、スリップが発生し、規定長さを移送することができず、プラテンローラーとして十分なグリップ力が無いことが判明した。
かくして、内層側弾性材23に内層溝31を形成するとともに、被覆層24に被覆層溝33を形成することで、台紙なしラベルや台紙付きラベルを移送するために必要な剥離性およびグリップ力を兼ね備えた弾性体ローラー(プラテンローラー)が得られた。
なお、前述した実施例では弾性体ローラーをプリンターのプラテンローラーとして用いる例を説明したが、剥離性(非粘着性)とグリップ性とを生かし、プラテンローラーの他にも例えばガイドローラー、ニップローラーとしても使用可能である。これらの他、ラベルの自動貼付け機の貼付け(押し付け)ローラー、印刷機や各種コーター、帯状物品の加工装置のガイドローラー、駆動ローラーとしても利用可能である。
1 台紙なしラベル(図5)
1A 台紙なしラベル1のラベル片
2 ラベル基材
3 粘着剤層
4 感熱発色剤層
5 剥離剤層
6 位置検出用マーク
7 切断予定線
8 サーマルプリンター(図6)
9 供給部
10 案内部
11 検出部
12 印字部
13 切断部
14 ガイドローラー
15 位置検出センサー
16 サーマルヘッド
17 プラテンローラー
18 固定刃
19 可動刃
20 プラテンローラー(弾性体ローラー、第1の実施例、図1)
21 ローラーシャフト
22 弾性材
23 内層側弾性材
24 被覆層
30 プラテンローラー(弾性体ローラー、第2の実施例、図3)
31 内層溝
32 内層台状頂部
33 被覆層溝
34 被覆層台状頂部
T 被覆層24の厚さ(図3、図4)
P 内層溝31のピッチ(図4)
W 内層溝31の幅
H 内層溝31の深さ
G 内層溝31の溝角度

Claims (13)

  1. ローラーシャフトと、
    このローラーシャフトの周囲に取り付けた弾性材と、を有するとともに、この弾性材に帯状部材を接触させて移送するための弾性体ローラーであって、
    前記弾性材は、
    前記ローラーシャフトの外周に設けた内層側弾性材と、
    この内層側弾性材の外周に設けて前記帯状部材に接触する被覆層と、を有するとともに、
    この被覆層は、SRIS 0101規格に規定するスプリング式アスカーC型による硬度が20度以下のシリコーン樹脂からこれを構成していることを特徴とする弾性体ローラー。
  2. 前記シリコーン樹脂は、熱硬化性であることを特徴とする請求項1記載の弾性体ローラー。
  3. 前記被覆層は、その厚さを10〜100μmとしていることを特徴とする請求項1または2記載の弾性体ローラー。
  4. 前記内層側弾性材は、これを熱可塑性弾性材料あるいは熱硬化性弾性材料から構成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の弾性体ローラー。
  5. 前記内層側弾性材は、JIS K6253規格に規定するデュロメータータイプAによるゴム硬度を30〜80度としていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の弾性体ローラー。
  6. 前記内層側弾性材には、その円周方向に沿って複数本の内層溝を形成していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の弾性体ローラー。
  7. 前記被覆層には、その円周方向に沿って複数本の被覆層溝を形成していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の弾性体ローラー。
  8. 前記内層側弾性材は、前記内層溝それぞれの間を平坦な内層台状頂部として形成していることを特徴とする請求項6または7記載の弾性体ローラー。
  9. 前記被覆層は、前記被覆層溝それぞれの間を平坦な被覆層台状頂部として形成していることを特徴とする請求項7または8記載の弾性体ローラー。
  10. 前記内層溝は、そのピッチを500〜1500μmとしていることを特徴とする請求項6ないし9のいずれかに記載の弾性体ローラー。
  11. 前記内層溝は、その幅を25〜1300μmとしていることを特徴とする請求項6ないし10のいずれかに記載の弾性体ローラー。
  12. 前記内層溝は、その深さを25〜500μmとしていることを特徴とする請求項6ないし11のいずれかに記載の弾性体ローラー。
  13. 前記内層溝は、断面V字形状であってその溝角度を50〜120度としていることを特徴とする請求項6ないし12のいずれかに記載の弾性体ローラー。
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