JP2016050073A - 弾性体ローラー - Google Patents
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Description
図5は、従来からの台紙なしラベル1をロール状に巻いた状態の斜視図であって、台紙なしラベル1は、図5中で、その一部を拡大断面で示すように、ラベル基材2と、裏面側の粘着剤層3と、表面側の感熱発色剤層4およびその上層側の透明な剥離剤層5と、を有する。
なお、ラベル基材2の裏面側に位置検出用マーク6をあらかじめ印刷してある。
また、ラベル基材2の表面側に必要に応じて、ラベル使用者のマークや名称その他のデザインなどの固定情報(図示せず)をあらかじめ印刷しておくこともできる。
この台紙なしラベル1は、切断予定線7において所定ピッチで切断することにより単葉のラベル片1Aとすることができる。
しかしながら、長期間の使用にあたっては、粘着剤の付着を完全に防止することが困難であり、プラテンローラー17を通過した台紙なしラベル1がそのままプラテンローラー17に貼り付いて巻き込まれてしまうことがある(図6中、仮想線を参照)。この場合、ラベル詰まりを起こし、台紙なしラベル1の正常な移送、印字およびラベル片1Aの発行に支障をきたす。
さらに、台紙なしラベル1をサーマルヘッド16およびプラテンローラー17の間に挟持したままの状態で、印字発行を停止しているような場合には、台紙なしラベル1がプラテンローラー17の表面からはがれにくくなって、上述と同様に、台紙なしラベル1の巻込みが発生しやすくなる。
また、プラテンローラー17以外にも、プリンターの構成に応じては、台紙なしラベル1の移送用として回転駆動する一対のローラーからなるニップローラーユニット(図示せず)や、ガイドローラー14のように台紙なしラベル1を単純に案内するためのローラーとしても、非粘着性、あるいは剥離性(離型性)に優れたラベル用弾性体ローラーが要請されている。
プラテンローラー17の外表面に溝などを形成し、台紙なしラベル1(粘着剤層3)との接触面積を減少させ、粘着剤層3による貼付き現象を回避することも試みられているが、この溝付きプラテンローラーで台紙付きの一般的なラベルを移送印字する場合には、ラベルの台紙裏面との接触面積が不十分なために台紙との間で必要な摩擦力(グリップ力)を得ることができず、ラベルスリップが発生するなど移送機能に支障をきたしやすく、安定した移送および印字作用を期待することができないという問題がある。
また、プラテンローラー17に溝などを形成すると、これが摩耗しやすいという問題もある。
サーマルプリンター8には、設計上最も幅が広い帯状部材に合わせて弾性体ローラー(プラテンローラー17)を組み付けてあるが、たとえば幅6インチ用のサーマルプリンター8に幅1インチの幅狭な台紙なしラベル1を装填した場合、幅6インチから台紙なしラベル1の幅である1インチを差し引いた約5インチにおいて、プラテンローラー17とサーマルヘッド16とが直に接触することになる。プラテンローラー17は、帯状部材の移送を目的として十分なグリップ力を有しているため、プラテンローラー17とサーマルヘッド16との接触幅が広くなると、摩擦による負荷が大きくなり、帯状部材の正確な移送が困難になるという問題がある。また、台紙なしラベル1を挟んでいる部分とそれ以外の部分とで摩耗が不均一となって印字不良の原因になる場合がある。
この摩耗を軽減するために、プラテンローラー17のゴム硬度を上げることにより、耐摩耗性を向上させることも可能ではあるが、ゴム硬度が高いプラテンローラー17は、摩擦係数が低下する結果、ラベルの移送機能が安定しないという問題がある。
図1は、プラテンローラー20の斜視図、図2は、プラテンローラー20の軸方向断面図であって、プラテンローラー20は、ローラーシャフト21と、このローラーシャフト21の周囲に取り付けるとともに一体的に回転可能なその外形が円柱形状の弾性材22と、を有するとともに、この弾性材22にラベル(たとえば前述の台紙なしラベル1、図5)を接触させて移送するものである。
図示の例では、ローラーシャフト21の軸方向において、左端部23Lおよび右端部23Rとは等距離の部位(左側漸減終了部23Q、右側漸減終了部23P)から左端部23Lおよび右端部23Rに向かってその内層側弾性材直径Dを同じ割合で漸減させている。
換言すれば、擂り鉢形状の端部層24は、内層側弾性材23の左端部23Lから左側漸減終了部23Qに向かって、および右端部23Rから右側漸減終了部23Pに向かってそれぞれ、その厚さが漸減する左右均等の断面(より正確にはプラテンローラー20の中心線を含む平面で切断した断面)がテーパー状の領域がローラーシャフト21を線対称中心としてその両側に位置していることになる。
とくに図2に示すように、擂り鉢形状の端部層24は、内側の内層側弾性材23と外側の被覆層25との間に、ローラーシャフト21の軸方向において、当該弾性体ローラー20の両端部からその他の端部方向(中央部方向)に向かって延びている。
さらに、擂り鉢形状の端部層24は、内層側弾性材23よりゴム硬度が低いが、引裂強度はより強い材料からこれを構成している(後述)。
内層側弾性材23および擂り鉢形状の端部層24は、これを熱可塑性弾性部材や熱硬化性弾性材料から構成することができる。
内層側弾性材23および擂り鉢形状の端部層24を構成する合成樹脂としては、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリブデン、結晶性ポリブタジエン、ポリブタジエン、スチレンブタジエン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビリニデン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、アイオノマー、ポリメチルメタクリレート、ポリテトラフルオロエチレン、エチレンポリテトラフルオロエチレン共重合体、ポリアセタール(ポリオキシメチレン)、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアリレート、ポリスチレン、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリオキシベンゾイル、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエステル、1,2−ポリブタジエン、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、ケイ素樹脂を使用することができる。
また、たとえば、熱硬化性のシリコーンゴム、一液型RTV(Room Temperature Vulcanizing)ゴム、二液型RTVゴム、LTV(Low Temperature Vulcanizable)シリコーンゴム、耐油性熱硬化性ゴムなどの熱硬化性弾性材料を用いることができる。なかでもミラブル型シリコーンゴムが好適である。
A硬度が40度未満では、台紙なしラベル1などの帯状部材を移送案内するプラテンローラー20としては柔らかすぎ、すなわち、接触摩擦力が過剰となって、プラテンローラー20としての移送機能に支障が生ずる。また、サーマルプリンター8(図6)における印字品質が低下する。
A硬度が80度をこえると、プラテンローラー20として硬くなりすぎ、グリップ力が小さくなって移送力および移送精度が低下する。
なお、JIS K 6253規格に規定するデュロメータータイプAによるゴム硬度は、ISO−7619−1、ASTM D 2240に対応する規格である。
ここに本明細書の一部を構成するものとして、JIS K 6253規格、ISO−7619−1規格、ASTM D 2240規格のすべての記載内容を援用する(incorporation by reference)。
擂り鉢形状の端部層24のゴム硬度が25度未満の場合は、台紙なしラベル1その他の帯状部材を押さえきれず、印字精度や、印字品位が低下する恐れがある。
ゴム硬度が40度をこえる場合は被覆層25と硬さが乖離して被覆層25の摩耗低減に寄与しなくなる恐れがある。
引裂強度が25N/mm未満の場合は十分な耐久性が得られない恐れがある。また、引裂強度は高い方が望ましいが、単に引裂強度を高くすると、硬度や伸びなどの他の物理特性が損なわれることがあり、その上限は50N/mm程度に留めておく。特性のバランスを考慮すると、27〜45N/mmであることが望ましい。
内層側弾性材23は、汎用のシリコーンゴムを使用可能であって、その引裂強度は、25N/mm未満でもかまわない。
ここに本明細書の一部を構成するものとして、JIS K 6252規格、ISO 34−1規格、ISO 34−2規格のすべての記載内容を援用する(incorporation by reference)。
シリコーン樹脂としては、たとえば、シリコーンゲルと呼ばれるシリコーン樹脂や、RTV(Room Temperature Vulcanizing)液状シリコーンゴム、LTV(Low Temperature Vulcanizable)液状シリコーンゴム、紫外線硬化型の液状シリコーンゴム、熱硬化性の液状シリコーンゴムなどを用いることができる。
熱硬化性のシリコーン樹脂は、熱硬化条件の調整および加工処理が比較的容易で、C硬度の設定も容易である。
したがって、プラテンローラー20は、台紙なしラベル1や台紙付きラベルその他の帯状部材のいずれに対しても必要な剥離性およびグリップ力を有し、安定した移送案内機能を発揮可能である。
C硬度が20度をこえると、被覆層25の弾性がゴム材のそれに近づくため、その表面の粘着性が急激に上がってしまい、摩耗しやすくなる。
なお、SRIS 0101規格に規定するスプリング式アスカーC型による硬度(C硬度)は、低硬度測定のデファクトスタンダードとしてグローバルに用いられており、JIS K 7312と同等の規格である。
ここに本明細書の一部を構成するものとして、SRIS 0101規格、JIS K 7312規格のすべての記載内容を援用する(incorporation by reference)。
内層側弾性材23および擂り鉢形状の端部層24には、その円周方向に沿って複数本の断面(より正確には、プラテンローラー20の中心線を含む平面で切断した断面)V字形状の内層溝26を形成している。なお、擂り鉢形状の端部層24の形成位置および形状に応じて、内層溝26は、内層側弾性材23のみに形成されることもあれば、擂り鉢形状の端部層24にわたっても形成されることになる。
内層側弾性材23および擂り鉢形状の端部層24は、内層溝26それぞれの間を平坦な内層台状頂部27として形成している。
被覆層24は、被覆層溝28それぞれの間を平坦な被覆層台状頂部29として形成している。
なお、内層溝26および被覆層溝24の断面形状としては、V字形状以外にも、U字形状ないし擂り鉢形状、矩形状その他の多角形状とすることができる。
内層溝26のピッチPが500μm未満では、互いに隣り合う内層溝26の間に形成する内層台状頂部27を加工することができる範囲がほとんどなくなる。
内層溝26のピッチPが1500μmをこえると、プラテンローラー20全体における内層溝26あるいは被覆層溝28の割合が低下し、台紙なしラベル1その他の帯状部材との接触面積が増加する傾向になり、プラテンローラー20としては、その剥離性が低下することを否めない。
内層溝26の幅Wが25μm未満では、台紙なしラベル1その他の帯状部材との接触面積が増加する結果、プラテンローラー20としては、その剥離性が低下する傾向にある。
内層溝26の幅Wが1300μmをこえると、プラテンローラー20が台紙なしラベル1などを粘着剤層3側から適正に押さえ支える部分の押圧力が低下し、サーマルプリンター8の印字部12におけるラベル片1Aへの印字抜けが発生するなど印字精度が低下する傾向にある。
内層溝26の深さHが25μm未満では、台紙なしラベル1その他の帯状部材との接触面積が増加する結果、プラテンローラー20としては、その剥離性が低下する傾向にある。
内層溝26の深さHが500μmをこえると、プラテンローラー20が台紙なしラベル1などを粘着剤層3側から押さえ支える部分の押圧力が低下し、サーマルプリンター8の印字部12におけるラベル片1Aへの印字抜けが発生するなど印字精度が低下する傾向にある。
内層溝26の溝角度Gが40度未満では、台紙なしラベル1その他の帯状部材との接触面積が増加する結果、プラテンローラー20としては、その剥離性が低下する傾向にある。
内層溝26の溝角度Gが160度をこえると、プラテンローラー20が台紙なしラベル1などを粘着剤層3側から押さえ支える部分の押圧力が低下し、サーマルプリンター8の印字部12におけるラベル片1Aへの印字抜けが発生するなど印字精度が低下する傾向にある。
厚さTが10μm未満では、被覆層25に厚さのムラが生じて、安定した剥離性およびグリップ力を得ることが困難になる。
厚さTが100μmをこえると、プラテンローラー20における内層側弾性材23の被膜として脆くなり、裂けやすくなる。
したがって、たとえプラテンローラー20の両側周面が台紙なしラベル1を接触せずにサーマルヘッド16と直接接触回転しても、その耐摩耗性を維持することができる。
このプラテンローラー30は、ローラーシャフト21の軸方向に直交する面内の内層側弾性材23の内層側弾性材直径Dが、ローラーシャフト21の軸方向の一端部(左端部23L)と他端部(右端部23R)とで異なる(右端部23Rの方が左端部23Lの方より内層側弾性材直径Dが大きく、右端部23Rから左端部23Lに向かって内層側弾性材直径Dを漸減させている)。
換言すれば、擂り鉢形状の端部層32は、被覆層25に接するその外周径がローラーシャフト21の軸方向に沿って事実上一定であるとともに、内層弾性材23の左側漸減終了部23Sから左端部23Lに向かってその内周径を漸減させている。
したがって、たとえ、プラテンローラー30の左側周面が台紙なしラベル1と接触することなくサーマルヘッド16と接触回転しても、その耐摩耗性を維持することができる。
さらに、端部層が擂り鉢形状である場合にも、この端部層が当該弾性体ローラーの少なくともいずれか一方の端部からその他の端部方向(ないしは中央部方向)に向かって延びていればよく、その形態は、図2あるいは図4に示した例に限定されず、擂り鉢形状の角度や長さ、あるいは連続的な擂り鉢形状か段階的な擂り鉢形状かなどの形態については任意に選択可能である。
1A 台紙なしラベル1のラベル片
2 ラベル基材
3 粘着剤層
4 感熱発色剤層
5 剥離剤層
6 位置検出用マーク
7 切断予定線
8 サーマルプリンター(図6)
9 供給部
10 案内部
11 検出部
12 印字部
13 切断部
14 ガイドローラー
15 位置検出センサー
16 サーマルヘッド
17 プラテンローラー
18 固定刃
19 可動刃
20 プラテンローラー(弾性体ローラー、第1の実施例、図1)
21 ローラーシャフト
22 弾性材
23 内層側弾性材
23L 内層側弾性材23の左端部(図2、図4)
23R 内層側弾性材23の右端部
23Q 内層側弾性材23の左側漸減終了部
23P 内層側弾性材23の右側漸減終了部
23S 内層側弾性材23の左側漸減終了部(図4)
24 擂り鉢形状の端部層
25 被覆層
26 内層溝
27 内層台状頂部
28 被覆層溝
29 被覆層台状頂部
30 プラテンローラー(弾性体ローラー、第2の実施例、図4)
31 弾性材
32 擂り鉢形状の端部層
D 内層側弾性材23の内層側弾性材直径(図2、図4)
P 内層溝26のピッチ(図3)
W 内層溝26の幅(図3)
H 内層溝26の深さ(図3)
G 内層溝26の溝角度(図3)
Claims (14)
- ローラーシャフトと、
このローラーシャフトの周囲に取り付けた弾性材と、を有するとともに、この弾性材に帯状部材を接触させて移送するための弾性体ローラーであって、
前記弾性材は、
前記ローラーシャフトの外周に設けた内層側弾性材と、
この内層側弾性材の外周に設けて前記帯状部材に接触する被覆層と、を有し、
前記内層側弾性材は、JIS K6253規格に規定するデュロメータータイプAによるゴム硬度を40〜80度とし、
前記被覆層は、SRIS 0101規格に規定するスプリング式アスカーC型による硬度が20度以下のシリコーン樹脂からこれを構成しており、
当該弾性体ローラーの少なくともいずれか一方の端部における前記内層側弾性材と前記被覆層との間に、前記内層側弾性材より前記ゴム硬度が低い端部層を設けていることを特徴とする弾性体ローラー。 - 前記端部層は、前記ローラーシャフトの軸方向において、当該弾性体ローラーの少なくともいずれか一方の端部からその他方の端部の方向に向かう擂り鉢形状であることを特徴とする請求項1記載の弾性体ローラー。
- 前記端部層は、前記被覆層に接するその外周径が前記ローラーシャフトの軸方向に沿って一定であるとともに、前記内層側弾性材に接するその内周径が前記ローラーシャフトの軸方向に沿って当該弾性体ローラーの少なくともいずれか一方の端部からその他方の端部の方向に向かって漸減していることを特徴とする請求項1または2記載の弾性体ローラー。
- 前記弾性材は、その外形が円柱形状であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の弾性体ローラー。
- 前記端部層は、JIS K 6252規格に規定する切り込み無しアングル形試験片を用いる引裂強度が25N/mm以上であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の弾性体ローラー。
- 前記内層側弾性材の、JIS K 6253規格に規定するデュロメータータイプAによるゴム硬度が50〜80度であり、
前記端部層の、JIS K 6253規格に規定するデュロメータータイプAによるゴム硬度が25〜40度であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の弾性体ローラー。 - 前記端部層の、JIS K 6252規格に規定する切り込み無しアングル形試験片を用いる引裂強度が27〜45N/mmであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の弾性体ローラー。
- 前記端部層は、その最大厚さを50〜1000μmとしていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の弾性体ローラー。
- 前記被覆層は、その厚さを10〜100μmとし、
前記内層側弾性材および前記端部層には、その円周方向に沿って複数本の内層溝を形成するとともに、
この内層溝は、その幅を25〜1300μmとし、その深さを25〜500μmとし、さらに、断面V字形状であってその溝角度を40〜160度としていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の弾性体ローラー。 - 前記被覆層には、その円周方向に沿って複数本の被覆層溝を形成していることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の弾性体ローラー。
- 前記内層側弾性材および前記端部層は、前記内層溝それぞれの間を平坦な内層台状頂部として形成していることを特徴とする請求項9または10記載の弾性体ローラー。
- 前記被覆層は、前記被覆層溝それぞれの間を平坦な被覆層台状頂部として形成していることを特徴とする請求項10または11記載の弾性体ローラー。
- 前記ローラーシャフトの軸方向に直交する面内の内層側弾性材直径を、前記ローラーシャフトの軸方向に沿うその中央部領域からその両端部に向けて漸減させていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の弾性体ローラー。
- 前記ローラーシャフトの軸方向に直交する面内の内層側弾性材直径が、前記ローラーシャフトの軸方向の一端部と他端部とで異なることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の弾性体ローラー。
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