JP2005231218A - プラテンローラ及びプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 サーマルヘッドからの熱を受けて記録媒体から放出される放出物が記録媒体とプラテンローラとの接触部に滞留してしまうことを抑制したプラテンローラ及びプリンタを提供すること。
【解決手段】 プラテンローラ1は、その周面が記録媒体6と接触された状態で記録媒体6の走行を許容する方向に回転可能であり、そのプラテンローラ1において記録媒体6と接触される周面に、記録媒体6からの放出物(水、水蒸気など)の排出路が設けられている。排出路は有底の溝8、あるいは周面からプラテンローラ内部にあけられた孔として形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、周面が記録媒体に接触された状態で記録媒体の走行に伴って回転されるプラテンローラ及びこれを備えたプリンタに関し、特に、吸湿性の高い記録媒体への記録(印刷)に適したプラテンローラ及びプリンタに関する。
従来より、発熱素子を備えたサーマルヘッドから記録媒体に対して熱を与えて記録媒体上に記録を行う熱転写型プリンタが知られている。例えば、特許文献1参照。
特開平5−301360号公報
サーマルヘッドは、インクシート及び記録媒体をプラテンローラとの間に挟み込むようにしてプラテンローラに対して押圧され、サーマルヘッドからの熱によりインクシート上のインクが昇華して記録媒体上に転写される。これに対して、サーマルヘッドからの熱を受けて発色する感熱性フィルムなどの記録媒体に対する記録ではインクシートは不要である。
また、最近は環境への配慮などから医療用銀塩フィルムにおいても、従来のウェット現像処理から上述したような感熱性フィルムを用いたドライ処理へ転換する動きも顕著となってきた。
しかし、自己発色性を有する感熱性フィルムを用いた場合には濃度ムラが生じ易いという問題があり、その一因は、観測の結果、以下の理由によることが判明した。
すなわち、感熱性フィルムは吸湿性が高く、それに含まれる水分が記録時にサーマルヘッドからの熱を受け水蒸気として放出され、それが水滴となってプラテンローラと感熱性フィルムとの接触部に滞留することが観測された。そして、その滞留物によって、感熱性フィルムとプラテンローラとの接触部(換言すれば感熱性フィルム上におけるサーマルヘッドによる記録を受ける部分)の温度や押圧力が不安定となるため、感熱フィルム上の記録結果において濃度ムラが生じていた。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、その目的とするところは、記録媒体とプラテンローラとの接触部に記録媒体からの放出物が滞留してしまうことを抑制したプラテンローラ及びプリンタを提供することにある。
本発明のプラテンローラは、記録媒体と接触される周面に、記録媒体からの放出物の排出路が設けられていることを特徴としている。
プラテンローラは、その周面が記録媒体と接触された状態で記録媒体の走行を許容する方向に回転可能である。そして、記録媒体と接触される周面に、記録媒体からの放出物を、記録媒体とプラテンローラ周面との接触部から排出するための排出路が設けられている。
記録時に記録ヘッドからの熱を受けることに起因して記録媒体から放出された水蒸気、水、その他気体、液体などの放出物は、排出路に押しのけられるようにして排出される。これにより、記録媒体とプラテンローラとの接触部に放出物が滞留することを防げ、その接触部に滞留する放出物に起因してその接触部の温度にムラが生じたり、その接触部に作用する押圧力にムラが生じることを抑制することができる。
したがって、記録媒体とプラテンローラとの接触部(換言すれば記録媒体上における記録ヘッドによる記録を受ける部分)に作用する温度や押圧力を所望に制御することができるので、濃度ムラなく所望の階調でもって記録を行える。
上記排出路の形態としては種々の形態が挙げられる。例えば、周面に有底の溝として排出路を形成する形態や、周面に孔をあけて排出路とする形態が挙げられる。溝を周面に形成する場合には加工が容易に行えるという利点がある。周面に孔をあけた場合には、周面に溝を形成した場合に比べ周面上における起伏を緩和でき、記録媒体に対する押圧力の変動が生じにくい。
また、プラテンローラ周面を撥水加工すれば、プラテンローラ周面に付着する液体を滴状にして記録媒体との接触部からはじくようにして除去させることができ、特に、プラテンローラ周面に水などの液体が多く付着する傾向が認められる場合に有効である。
また、本発明のプリンタは、記録媒体の走行路を挟んで配設された記録ヘッドとプラテンローラとを備え、記録媒体と接触されるプラテンローラの周面に、記録媒体からの放出物の排出路が設けられていることを特徴としている。
上記プリンタにおいて、プラテンローラが回転している状態で、排出路から放出物を除去する除去手段を設ければ、記録動作中に記録媒体から放出される放出物をその記録動作中に排出路から除去でき、記録媒体とプラテンローラとの接触部で記録媒体から排出路内に排出された放出物が、プラテンローラが1回転することで再び記録媒体との接触部に至ってしまうことを防げる。
上記除去手段として、プラテンローラの周面に接触される吸着面を有し、その吸着面をプラテンローラに接触させた状態で、プラテンローラの回転に伴ってプラテンローラの回転方向の反対方向に回転される吸着ローラを採用すれば、簡単な構成で、かつ排出路のパターンに左右されずに確実に排出路からの放出物の除去を行える。
本発明のプラテンローラによれば、記録媒体と接触される周面に、記録媒体からの放出物の排出路が設けられているので、記録媒体から放出された放出物をその排出路に押しのけるようにして排出することができ、記録媒体とプラテンローラとの接触部に放出物が滞留することを防げる。この結果、その滞留物に起因する、記録媒体とプラテンローラとの接触部における温度や押圧力の不安定さを解消でき、記録媒体上における濃度ムラを抑制して記録品質の低下を防げる。また、プラテンローラの使用寿命の短縮も防げる。
本発明のプリンタによれば、記録媒体と接触される周面に、記録媒体からの放出物の排出路が設けられたプラテンローラを備えているので、記録媒体から放出された放出物をその排出路に押しのけるようにして排出することができ、記録媒体とプラテンローラとの接触部に放出物が滞留することを防げる。この結果、その滞留物に起因する、記録媒体とプラテンローラとの接触部における温度や押圧力の不安定さを解消でき、記録媒体上における濃度ムラを抑制して記録品質の低下を防げる。また、プラテンローラ及びプリンタの使用寿命の短縮も防げ、またプリンタ全体のメンテナンスに際して余計な手間やコストがかからない。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係るプリンタにおけるプラテンローラの配設部分を模式的に示した図である。本実施形態に係るプラテンローラ1は記録媒体6の走行路の下方に配設される。
プラテンローラ1は後述するように円柱形状を呈した回転体であり、その回転軸aが記録媒体6の走行方向に直交するように配設されている。記録媒体6が走行路に供給されると、プラテンローラ1の周面は記録媒体6の一表面(図1において下面)に接触され、記録媒体6の走行に伴って回転軸aのまわりに従動的に回転される。
記録媒体6の走行路の上方には記録ヘッド2が配設されている。記録ヘッド2は、例えば膜抵抗からなる発熱素子2aを備えたサーマルヘッドである。記録ヘッド2は、記録媒体6の走行方向に直交する方向(図1において紙面を貫く方向)に沿って延在したラインヘッドである。発熱素子2aは記録ヘッド2の延在方向に沿って複数個が並設されている。記録ヘッド2は、非記録時にはプラテンローラ1、記録媒体6及びインクシート4から離間しており、記録時には、図示しない駆動機構によりプラテンローラ1に対して接近して、プラテンローラ1の周面との間で記録媒体6及びインクシート4を挟み込む。
記録媒体6は、図示しないキャプスタンローラとピンチローラとの間に挟まれ、キャプスタンローラが回転駆動されることで走行路を送られる。また、インクシート4は、図示しない供給リールから巻取リールへと送られる。
次に、図2を参照してプラテンローラ1の詳細について説明する。図2はプラテンローラ1の平面図を示す。図2には、プラテンローラ1の周面に接触される記録媒体6を1点鎖線で示している。
プラテンローラ1は、直径が一定の円柱形状を呈し、例えばゴムや熱可塑性エラストマーなどの弾性材料からなる。あるいは、金属からなる円柱体に弾性材料からなるシートを周面に貼り合わせた構成であってもよい。また、プラテンローラ1内部は中実でも中空でもよい。
プラテンローラ1は、記録媒体6の幅方向(走行方向に直交する方向)に延在しており、その長さは記録媒体6の幅よりも大きい。また、プラテンローラ1との間に記録媒体6を挟み込む記録ヘッド2の長さ(プラテンローラ1の回転軸a方向に沿った長さ)も記録媒体6の幅より大きい。
プラテンローラ1の周面には網目状に溝8が形成されている。この溝8は、記録ヘッド2の発熱素子2aからの熱によって記録媒体6から放出される水、水蒸気、その他物質の気化物、液化物などの放出物を、プラテンローラ1と記録媒体6との接触部から排出する排出路として機能する。
溝8は、プラテンローラ1の周面全体に均等に広がって形成されている。溝8は、断面が凹形状の有底溝であり、その深さは記録媒体6の厚さより小さく例えば数十μm〜数百μmほどである。溝8の深さ及び幅は周面上の場所によって異なることなく均一となっている。溝8の底部は段差がなく連続した平面となっている。図示では、網目(溝8によって囲まれる部分)9がひし形となる網目パターンであるが、網目が長方形や正方形、あるいは三角形となるような網目パターンであってもよい。平行な位置関係にあり隣り合う溝8間の間隔はほぼ等しく、よって各網目9の大きさもほぼ等しくされている。
溝8は、円柱体の状態で例えば転造加工にて形成される。あるいは、予めシート状のものにプレス加工などで溝8を形成してから、そのシートを円柱体に貼り合わせてもよい。
次に、上記プラテンローラ1の作用について、プリンタの記録動作と合わせて説明する。
走行路に供給された記録媒体6はキャプスタンローラとピンチローラ間に挟持される。その状態でキャプスタンローラが回転駆動され、記録媒体6が例えば図1において左方へ送られる。記録媒体6は、例えば、紙、プラスチックフィルム、プラスチックカードなどである。これと同時に巻取リールが回転し、供給リールより供給されたインクシート4も記録媒体6と同方向に送られる。さらに、記録ヘッド2が、プラテンローラ1との間にインクシート4と記録媒体6とを挟み込んでプラテンローラ1の周面に対して押圧される。図1において記録媒体6が左方に送られると、これに伴ってプラテンローラ1は反時計方向に回転される。逆に、記録媒体6が右方に送られると、これに伴ってプラテンローラ1は時計方向に回転される。
そして、記録ヘッド2の発熱素子2aに所定の電圧が印加され発熱素子2aが発熱され、この熱を受けてインクシート4上のインクが昇華し記録媒体6上にそのインクの色が記録(印刷)される。
ある1色分の記録が完了すると、記録媒体6は記録ヘッド2からの押圧力から解除された状態で、図1において右方に戻され、上記と同様にして再び次の色のインクシートによる記録が行われる。以上の記録媒体6の往復が、例えばY(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、ラミネートの4往復分繰り返される。
上記動作中、記録ヘッド2の発熱素子2aからの熱により、記録媒体6の種類によっては記録媒体6に含まれる水分などが気化しプラテンローラ1との接触部に放出されることがある。しかし、本実施形態では、プラテンローラ1において記録媒体6と接触される周面に上述したような溝8が形成されているので、記録媒体6から放出された気体や液体(放出された気体がプラテンローラ1周面にて冷やされて液体となったものも含む)を溝8に押しのけるようにして排出することができる。
これにより、記録媒体6とプラテンローラ1との接触部に、水蒸気や水などの放出物が滞留することを防げ、その接触部に滞留する放出物に起因してその接触部の温度にムラが生じたり、その接触部に作用する押圧力にムラが生じることを抑制することができる。すなわち、記録媒体6とプラテンローラ1との接触部(換言すれば記録ヘッド2による記録を受ける部分)に作用する温度や押圧力を所望に制御することができるので、結果として記録媒体6上における濃度ムラを抑制して記録品質の低下を防げる。
また、特に記録媒体6がプラスチックフィルムやプラスチックシートの場合、上記接触部における放出物の滞留が生じ、記録媒体6に水分などの放出物が付着したままプリンタの排出トレイに送られて重ねられていくと、記録媒体6どうしがくっついてしまい取り扱い性や品質を損ねる。しかし、本実施形態では上述したように、記録媒体6からの放出物を溝8へと排出することができるので、記録媒体6に水分等が付いたまま排出トレイへと送られてしまうことを防げ、結果として記録媒体どうしを重ねても互いにくっついてしまうことを防げる。
また、溝8は均一な大きさの網目を持つ網目状に周面上を広がっているので、プラテンローラ1から記録媒体6へ作用する接触圧が記録媒体6上の特定部分に偏ることなく均等に散らすことができる。このことも、記録媒体6とプラテンローラ1との接触部に作用する押圧力のムラを防いで、記録媒体6上の濃度ムラを防ぐことに寄与する。
また、プラテンローラ1の周面に水などの液体が多く付着する傾向が認められる場合には、プラテンローラ1の周面に撥水加工を施せば、その液体を滴状にして接触部からはじくようにして除去させることができ、接触部における液体状放出物の滞留防止に有効である。
撥水加工の具体例としては、例えばプラテンローラ1周面にフッ素樹脂やシリコン樹脂などの撥水性に優れる材料をコーティングする。あるいは、プラテンローラ1自体をフッ素樹脂やシリコン樹脂などから構成してもよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図3は、本実施形態に係るプラテンローラ11を示す。なお、プラテンローラ以外の構成は上記第1の実施形態と同じである。
プラテンローラ11は直径が一定の円柱形状を呈した回転体であり、その回転軸aが記録媒体6の走行方向に直交するように配設される。プラテンローラ11の周面は記録媒体6の一表面(図1において下面)に接触され、記録媒体6の走行に伴って回転軸aのまわりに従動的に回転される。プラテンローラ11は、記録媒体6の幅方向(走行方向に直交する方向)に延在しており、その長さは記録媒体6の幅よりも大きい。
プラテンローラ11は、例えばゴムや熱可塑性エラストマーなどの弾性材料からなる。あるいは、金属からなる円柱体に弾性材料からなるシートを周面に貼り合わせた構成であってもよい。また、プラテンローラ11内部は中実でも中空でもよい。
プラテンローラ11の周面には、回転軸aのまわりに螺旋を描くようにして溝12が形成されている。溝12は1本の連続した溝でも、非連続な複数本の溝でもよい。この溝12は、記録ヘッド2の発熱素子2aからの熱によって記録媒体6から放出される水、水蒸気、その他物質の気化物、液化物などの放出物を、プラテンローラ11と記録媒体6との接触部から排出する排出路として機能する。
溝12は、プラテンローラ11の周面全体に均等に広がって形成されている。溝12は、断面が凹形状の有底溝であり、その深さは記録媒体6の厚さより小さく例えば数十μm〜数百μmほどである。溝12の深さ及び幅は周面上の場所によって異なることなく均一となっている。溝12の底部は段差がなく連続した平面となっている。隣り合う溝12間の間隔はほぼ等しい。
溝12は、円柱体の状態で例えば転造加工にて形成される。あるいは、予めシート状のものにプレス加工などで溝12を形成してから、そのシートを円柱体に貼り合わせてもよい。
本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様、プラテンローラ11において記録媒体6と接触される周面に上述したような溝12が形成されているので、記録媒体6から放出された気体や液体(放出された気体がプラテンローラ1周面にて冷やされて液体となったものも含む)を溝12に押しのけるようにして排出することができる。
これにより、記録媒体6とプラテンローラ11との接触部に、水蒸気や水などの放出物が滞留することを防げ、その接触部に滞留する放出物に起因してその接触部の温度にムラが生じたり、その接触部に作用する押圧力にムラが生じることを抑制することができる。すなわち、記録媒体6とプラテンローラ11との接触部(換言すれば記録ヘッド2による記録を受ける部分)に作用する温度や押圧力を所望に制御することができるので、結果として記録媒体6上における濃度ムラを抑制して記録品質の低下を防げる。
また、溝12が螺旋状であるため、プラテンローラ11の回転に伴って、溝12は回転軸aに平行な方向に位置をずらしながら回転方向に移動するので、プラテンローラ1から記録媒体6へ作用する接触圧は、記録媒体6における走行方向に沿ったライン上の特定部分に偏ることがない。このことも、記録媒体6とプラテンローラ11との接触部に作用する押圧力のムラを防いで、記録媒体6上の濃度ムラを防ぐことに寄与する。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図4は、本実施形態に係るプラテンローラ21を示す。プラテンローラ以外の構成は上記第1の実施形態と同じである。
プラテンローラ21は直径が一定の円柱形状を呈した回転体であり、その回転軸aが記録媒体6の走行方向に直交するように配設される。プラテンローラ21の周面は記録媒体6の一表面(図1において下面)に接触され、記録媒体6の走行に伴って回転軸aのまわりに従動的に回転される。プラテンローラ21は、記録媒体6の幅方向(走行方向に直交する方向)に延在しており、その長さは記録媒体6の幅よりも大きい。
プラテンローラ21は、例えばゴムや熱可塑性エラストマーなどの弾性材料からなる。あるいは、金属からなる円柱体に弾性材料からなるシートを周面に貼り合わせた構成であってもよい。また、プラテンローラ21内部は中実でも中空でもよい。
プラテンローラ21の周面には、回転軸aに平行な複数本の溝が形成されている。図示では、同一直線上に位置する溝22は非連続であるが、連続としてもよい。この溝22は、記録ヘッド2の発熱素子2aからの熱によって記録媒体6から放出される水、水蒸気、その他物質の気化物、液化物などの放出物を、プラテンローラ21と記録媒体6との接触部から排出する排出路として機能する。
溝22は、プラテンローラ21の周面全体に均等に広がって形成されている。溝22は、断面が凹形状の有底溝であり、その深さは記録媒体6の厚さより小さく例えば数十μm〜数百μmほどである。溝22の深さ及び幅は周面上の場所によって異なることなく均一となっている。溝22の底部は段差がなく連続した平面となっている。溝22間の間隔は、バラツキなく均等になっている。
溝22は、円柱体の状態で例えば転造加工にて形成される。あるいは、予めシート状のものにプレス加工などで溝22を形成してから、そのシートを円柱体に貼り合わせてもよい。
本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様、プラテンローラ21において記録媒体6と接触される周面に上述したような溝22が形成されているので、記録媒体6から放出された気体や液体(放出された気体がプラテンローラ1周面にて冷やされて液体となったものも含む)を溝22に押しのけるようにして排出することができる。
これにより、記録媒体6とプラテンローラ21との接触部に、水蒸気や水などの放出物が滞留することを防げ、その接触部に滞留する放出物に起因してその接触部の温度にムラが生じたり、その接触部に作用する押圧力にムラが生じることを抑制することができる。すなわち、記録媒体6とプラテンローラ21との接触部(換言すれば記録ヘッド2による記録を受ける部分)に作用する温度や押圧力を所望に制御することができるので、結果として記録媒体6上における濃度ムラを抑制して記録品質の低下を防げる。
[第4の実施形態]
図7は、上記第1〜第3の実施形態に示したプラテンローラ1、11、21に吸着ローラ24を接触させて設けた実施形態を示す。すなわち、本実施形態では、上述した溝8、12、22に排出された放出物の除去手段として吸着ローラ24を設けている。
吸着ローラ24は、プラテンローラと同じ長さ、あるいはプラテンローラよりも長い円柱形状を呈し、その周面をプラテンローラの周面に接触させた状態で回転軸bのまわりに回転可能となっている。回転軸bは、プラテンローラの回転軸aと平行である。
吸着ローラ24の周面は、プラテンローラの周面及び溝から放出物を吸着する吸着面として機能する。例えば、吸着ローラ24の周面には吸水性に優れた材料(例えばスポンジ、布、紙など)が貼り付けられている。あるいは、吸着ローラ24自体を吸水性に優れた材料から構成してもよい。
プラテンローラの回転に伴って、吸着ローラ24はプラテンローラの回転方向の反対方向に回転される。吸着ローラ24の吸着面はプラテンローラの周面に接触しながら回転され、プラテンローラの周面及び溝から水分を吸着(吸収)する。これにより、記録動作中に記録媒体6から放出される水分などをその記録動作中にプラテンローラ周面及びその溝から除去でき、プラテンローラ周面に付着した水分や溝内に排出された水分が、プラテンローラが1回転することで再び記録媒体6との接触部に至ってしまうことを防げる。
吸着ローラ24の配設位置は、プラテンローラの真下に限らず側方であっても構わない。また、1つのプラテンローラに対して複数個の吸着ローラを設けてもよい。
[第5の実施形態]
図5は、第5の本実施形態に係るプリンタにおけるプラテンローラ31の配設部分を模式的に示した図である。図6はそのプラテンローラ31を前方(後方)から見た図を示す。
プラテンローラ31は直径が一定の円柱形状を呈した回転体であり、その回転軸aが記録媒体6の走行方向に直交するように配設される。プラテンローラ31の周面は記録媒体6の一表面(図5において下面)に接触され、記録媒体6の走行に伴って回転軸aのまわりに従動的に回転される。プラテンローラ31は、記録媒体6の幅方向(走行方向に直交する方向)に延在しており、その長さは記録媒体6の幅よりも大きい。
プラテンローラ31は、例えばゴムや熱可塑性エラストマーなどの弾性材料からなる。あるいは、金属からなる円柱体に弾性材料からなるシートを周面に貼り合わせた構成であってもよい。また、プラテンローラ31内部は中実でも中空でもよい。
プラテンローラ31の周面には、回転方向に沿って1周する複数の溝32が形成されている。この溝32は、記録ヘッド2の発熱素子2aからの熱によって記録媒体6から放出される水、水蒸気、その他物質の気化物、液化物などの放出物を、プラテンローラ11と記録媒体6との接触部から排出する排出路として機能する。
溝32は、プラテンローラ31の回転軸a方向に沿って等間隔で形成されている。各溝32の幅は、隣り合う溝32と溝32との間の部分34の幅より小さい。溝32は、断面が凹形状の有底溝であり、その深さは記録媒体6の厚さより小さく例えば数十μm〜数百μmほどである。溝32の深さ及び幅は周面上の場所によって異なることなく均一となっている。各溝32の底部は段差がなく連続した平面となっている。
溝32は、円柱体の状態で例えば転造加工にて形成される。あるいは、予めシート状のものにプレス加工などで溝32を形成してから、そのシートを円柱体に貼り合わせてもよい。
本実施形態においても、上述した実施形態と同様、プラテンローラ31において記録媒体6と接触される周面に上述したような溝32が形成されているので、記録媒体6から放出された気体や液体(放出された気体がプラテンローラ1周面にて冷やされて液体となったものも含む)を溝32に押しのけるようにして排出することができる。
これにより、記録媒体6とプラテンローラ31との接触部に、水蒸気や水などの放出物が滞留することを防げ、その接触部に滞留する放出物に起因してその接触部の温度にムラが生じたり、その接触部に作用する押圧力にムラが生じることを抑制することができる。すなわち、記録媒体6とプラテンローラ31との接触部(換言すれば記録ヘッド2による記録を受ける部分)に作用する温度や押圧力を所望に制御することができるので、結果として記録媒体6上における濃度ムラを抑制して記録品質の低下を防げる。
さらに、本実施形態では、プラテンローラ31の下方に、記録媒体6から溝32に排出された放出物を除去する除去手段が設けられている。この除去手段は、除去ブレード15と受け皿17からなる。
受け皿17は、プラテンローラ31の回転軸aに上端部側が吊り下げられるようにして支持された支持部材18の下端部側に取り付けられて、プラテンローラ31の下方に位置している。
除去ブレード15は、受け皿17の底面部に立設されている。除去ブレード15はゴム等の弾性材料からなり、図6に示すように、プラテンローラ31の各溝32に入り込む突部15aを備えている。突部15aと溝32とは、非接触あるいはプラテンローラ31の回転を妨げない程度の接触圧で接触している。
プラテンローラ31の回転に伴って、溝32は、プラテンローラ31の回転軌跡と同軌跡を描いて回転されるが、その溝32内に入り込んでいる除去ブレード15の突部15aによって、溝32内の放出物が掻き取られるようにして溝32内から除去され、受け皿17に落下する。
これにより、記録動作中に記録媒体6から放出される水分などをその記録動作中に溝32から除去でき、記録媒体6から溝32内に排出された水分などが、プラテンローラ31が1回転することで再び記録媒体6との接触部に至ってしまうことを防げる。
なお、除去ブレード15(あるいは突部15aだけでも)を、吸水性材料(例えばスポンジなど)から構成して溝32内の水分を吸収するようにしてもよい。また、受け皿17の底面部にもたまった水がこぼれないように吸水性部材を配置して吸水させるようにしてもよい。
[第6の実施形態]
図9は、第6の実施形態に係るプラテンローラ51の断面図を示す。本実施形態に係るプラテンローラ51は上記各実施形態に示したような有底の溝ではなく、周面に複数の孔をあけ、それを記録媒体6からの放出物の排出路とした。各排出路52は、プラテンローラ51の回転軸方向に沿って多数並設されている。また、図示では円周方向に沿って模式的に8本の排出路52しか示していないが、実際は、排出効率を高める観点から多数形成することが好ましい。
各排出路52は、周面上から中心孔53へと連通している。中心孔53は、プラテンローラ51の回転軸位置に、その回転軸に平行に延在して設けられている。記録媒体6からの放出物は、各排出路52に沿ってプラテンローラ51の内部へと落ちていき中心孔53に集まることになる。そして、プラテンローラ51をプリンタから取り外すことで中心孔53内にたまった放出物を除去できる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
プラテンローラ周面に形成した溝のパターンは上記各実施形態で示したものに限らない。例えば、図8に示すように、回転方向に沿った溝42aとこれに傾斜した溝42bとを組み合わせたパターンなどでもよい。もちろん、その他、種々のパターンの溝が採用できる。また、溝の断面形状も、凹形状に限らず、V字形状、U字形状などであってもよい。
さらに、二輪車や四輪車のタイヤに採用されている溝パターンも採用できる。一般にタイヤの溝パターンは、回転軸方向の中心線の左右で非対称とするなどして、パターンノイズ(溝の中の空気が走行中に圧縮され排出されて発生する音やタイヤのトレッドブロックが路面を叩く打撃音)を低減する考慮がなされており、その溝パターンをプラテンローラに採用すれば、記録媒体走行時における騒音の低下をも併せて図れる。
また、上記実施形態では、インクシートを用いた例を示したが、図10に示すようにインクシートを使わずに記録できる自己発色性を有する記録媒体16にも本発明は適用できる。この記録媒体16は、サーマルヘッドの発熱素子2aに接触される保護層16cと、発熱素子2aからの熱を受けて発色する発色層16aと、保護層16c及び発色層16aを支持し、プラテンローラの周面に接触される、例えばPET(polyethylene terephthalate)樹脂からなるベース材16bから構成される。
また、本発明は熱転写方式のプリンタ、それに備えられたプラテンローラに限らず、サーマルインクジェット方式のプリンタ、それに備えられたプラテンローラに対しても有効である。このサーマルインクジェット方式では、記録媒体の上方位置に記録媒体に対して非接触で記録ヘッドとしてのノズルが配置され、そのノズル内に設けられた発熱素子からの熱によりインクを沸騰させて気泡を発生させ、その気泡により排斥されたインク相当分がインク滴として記録媒体に吐出される。
この場合にも、発熱素子が記録媒体に対して非接触ではあるが記録媒体近傍に配設されるので、やはりその発熱素子からの熱により記録媒体から水分などの放出が起こり得る。したがって、サーマルインクジェット方式のプリンタにおいても、プラテンローラ周面に排出路を設ければ、記録媒体からの放出物をその排出路に排出させて、記録媒体とプラテンローラとの接触部に放出物が滞留してしまうことを防げる。
本発明の実施形態に係るプリンタにおけるプラテンローラ配設部の模式側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るプラテンローラの平面図である。 本発明の第2の実施形態に係るプラテンローラの平面図である。 本発明の第3の実施形態に係るプラテンローラの平面図である。 本発明の第4の実施形態に係るプリンタにおけるプラテンローラ配設部の模式側面図である。 図5におけるプラテンローラを前方(後方)から見た図である。 本発明の第5の実施形態に係るプリンタにおけるプラテンローラ配設部の模式側面図である。 変形例に係るプラテンローラの平面図である。 本発明の第6の実施形態に係るプラテンローラの断面図である。 自己発色性記録媒体への記録を示す模式図である。
符号の説明
1…プラテンローラ、2…記録ヘッド(サーマルヘッド)、2a…発熱素子、4…インクシート、6…記録媒体、8…排出路(溝)、11…プラテンローラ、12…排出路(溝)、15…除去ブレード、16…記録媒体、21…プラテンローラ、22…排出路(溝)、24…吸着ローラ、31…プラテンローラ、32…排出路(溝)、41…プラテンローラ、42a,42b…排出路(溝)、51…プラテンローラ、52…排出路。

Claims (10)

  1. 記録媒体と接触される周面を有し、前記周面が前記記録媒体と接触された状態で前記記録媒体の走行を許容する方向に回転可能なプラテンローラであって、
    前記周面に、前記記録媒体からの放出物の排出路が設けられている
    ことを特徴とするプラテンローラ。
  2. 前記排出路は前記周面に形成された有底の溝である
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラテンローラ。
  3. 前記排出路は前記周面にあけられた孔である
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラテンローラ。
  4. 前記周面は撥水加工されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラテンローラ。
  5. 記録媒体の走行路を挟んで配設された記録ヘッドとプラテンローラとを備えたプリンタであって、
    前記プラテンローラは、記録媒体と接触される周面を有し、前記周面が前記記録媒体と接触された状態で前記記録媒体の走行を許容する方向に回転可能であり、前記周面に、前記記録媒体からの放出物の排出路が設けられている
    ことを特徴とするプリンタ。
  6. 前記排出路は前記周面に形成された有底の溝である
    ことを特徴とする請求項5に記載のプリンタ。
  7. 前記排出路は前記周面にあけられた孔である
    ことを特徴とする請求項5に記載のプリンタ。
  8. 前記周面は撥水加工されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のプリンタ。
  9. 前記プラテンローラが回転している状態で前記排出路から前記放出物を除去する除去手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載のプリンタ。
  10. 前記除去手段は、前記プラテンローラの周面に接触される吸着面を有し、前記吸着面を前記プラテンローラに接触させた状態で前記プラテンローラの回転に伴って前記プラテンローラの回転方向の反対方向に回転される吸着ローラである
    ことを特徴とする請求項9に記載のプリンタ。
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