JP2009178965A - プリンタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンドレスベルトとプラテンとの間に生じる摩擦力の低減を図ると共に、駆動モータの駆動負荷の増加やプラテンの磨耗を抑え、エンドレスベルトにスリップが発生するのを防ぐ。
【解決手段】プラテン7が内周部に配置され、互いに圧接されるサーマルヘッド1とプラテン7との間を通ってインクリボン2と共に記録用紙Pを搬送するためのエンドレスベルト3と、エンドレスベルト3を駆動する駆動ローラ4と、エンドレスベルト3の内周側を支持しエンドレスベルト3の経路を構成する従動ローラ5とを備える。エンドレスベルト3は、内周面がプラテン7及び従動ローラ5にそれぞれ当接されると共に、外周面に駆動ローラ4が当接されて設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像情報に基づいて例えば記録用紙等の被記録材にインクシートのインクを熱転写して記録するプリンタ装置に関する。
従来、コンピュータの出力装置やデジタル映像の出力装置としてのプリンタ装置は、記録方式に応じて、熱転写式プリンタ装置、インクジェットプリンタ装置、レーザープリンタ装置、ワイヤードットプリンタ装置などに分類できる。そのうち、熱転写式プリンタ装置は、インクシート及び記録用紙を用いて、主走査方向に配列された複数個の発熱体を選択的に駆動して、インクシートと記録用紙とを副走査方向に搬送することによって、記録用紙にドットライン状に記録を行うものである。近年、入力側であるデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、スキャナ等の画像を扱う入力機器の進歩に伴い、熱転写式プリンタ装置に対する注目度が高くなっている。
熱転写式プリンタでは、ローラで記録用紙を搬送しながら記録を行う構成が一般的であるが、エンドレスベルトで記録用紙を搬送する構成も提案されており、特許文献1、特許文献2はその例である。
このようにローラの代わりにベルトで記録用紙を搬送しながら記録を行う構成の大きな利点は、特許文献1、2に記載されているように、記録用紙の搬送方向の先端から後端まで余白無く記録することが可能になる点である。特許文献1におけるローラによる記録用紙の搬送では、ローラが搬送方向の下流にしか存在しないため、記録用紙の先端(特許文献1における図8中にクロス線で示す範囲)に記録できない領域が存在し、余白が無い全面記録ができなかった。しかしながら、特許文献1、2に記載されているように、ベルトによって記録用紙を搬送する構成では、搬送方向の上流側にも下流側にも搬送手段であるベルトが存在するので、記録用紙の先端から後端まで記録することが可能になる。
また、特許文献1では、エンドレスベルトによる記録用紙を搬送だけでなく、エンドレスベルトを使用して従来円筒形状で用紙の搬送に伴って従動回転するローラであったプラテンを非円筒形状で回転不可に固定されたプラテンに置き換える構成も提案されている。
また、特許文献2では、エンドレスベルトで記録用紙を搬送する際にエンドレスベルトと記録用紙を面接触させる構成が提案されている。
図6(a),(b)は、特許文献2に開示されているエンドレスベルトの面接触による記録用紙の搬送と、特許文献1に開示されている非円筒形状で固定構造(非回転構造)のプラテンとを組み合わせたプリンタ装置を模式的に示した図である。
図6(a),(b)に示すように、プリンタ装置は、サーマルヘッド11と、インクリボン12と、エンドレスベルト13(以下、エンドレスベルトは単に「ベルト」と称する)と、を備えている。また、プリンタ装置は、ベルト13の内部に設けられ駆動源(不図示)によって回転駆動されてベルト13の搬送速度に影響を及ぼす駆動ローラ14と、エンドレスベルト13の内周部に設けられベルト13に従動されて回転駆動する従動ローラ15とを備えている。また、プリンタ装置は、ベルト13の外部に設けられ駆動ローラ14と従動ローラ5に対向して設けられた補助ローラ16と、弾性部材17aと補強部材17bとで形成されたプラテン17とを備えている。図6に示すように、プラテンは、特許文献2の構成のような回転可能なローラではなく、特許文献1に開示されている非円筒形状で固定構造である。
記録用紙Pは、補助ローラ16によってベルト13に密着され、サーマルヘッド11の搬送方向上流側の密着部Aから、サーマルヘッド11とプラテン17が圧接されたプリント部Bを経て、サーマルヘッド11の搬送方向下流側の密着部Cへ搬送される。その他の発色原理や色重ねによるフルカラー画像の形成方法は、特許文献1、特許文献2に記載されている通りである。
このような非円筒形状で固定構造のプラテンを採用した場合、ローラのような円筒形状の回転構造のプラテンに比べて、プリンタ装置を大型化することなく容易に良好な画像を得ることができるという利点がある。その理由は下記のとおりである。
熱転写プリンタ装置の場合、プリント部において、サーマルヘッドとプラテンで、インクリボンと記録用紙を適正な圧力で均一に圧接することが重要である。圧力が高すぎたり低すぎたりした場合には、適正な濃度での発色ができず、圧力が不均一である場合には、プリント画像に濃度のむらが生じ、画質を損ねてしまう。図7(a)に示すように、回転構造のプラテン23の場合には、圧接部で円周面が潰されて、「ニップ」と呼ばれる平坦部を形成している。なお、図7(a)、図8(a)では、記録用紙Pの搬送方向に平行なニップの長さL1とプラテンの半径の相対寸法を誇張して模式的に示している。この平坦部における圧力分布は、図7(b)に示すように、搬送方向の中央で圧力が特に高く、中央から搬送方向に離れるに従って圧力が急激に低下する傾向を示している。この傾向があるため、図7(b)中の許容圧力範囲内になるように、サーマルヘッドとプラテンとを非常に高精度に位置決めしなければ、適正で均一な圧力条件で記録することができない。したがって、良好な画質を得るために、サーマルヘッドとプラテンは、通常は製造時に、相対位置の調整が行われている。
これは、圧接状態で潰されているプラテンを構成する弾性体の自然状態が円筒形状であるからである。図8(a),(b)に示すように、プラテン33は、円周面を構成する半径が大きい場合には、ニップの長さL2が大きくなるのに伴って、平坦部の圧力分布における変化が比較的緩やかになる。これに伴ってサーマルヘッドとプラテンとの相対位置に要求される位置精度も緩和される。つまり、図8(b)に示すように、搬送方向に対して許容圧力範囲が広くなる。したがって、プラテンの曲率半径が大きいほど容易に良好な画像を得ることができる傾向にある。しかしながら、図8(a)に示すように、プラテンの円筒部の直径が大きくなるのに伴って装置全体の大型化を避けられない。
そこで、図6(a),(b)に示したプリンタ装置では、比較的大きな曲率半径を保ったままでプラテンを小型化しつつ、小型化によって剛性が低下した分の機械的強度が補強部材で補強されたプラテンの構成が採られている。このプリンタ装置では、記録用紙に直接搬送抵抗が発生しないように、記録用紙とプラテンとの間にベルトを配置し、このベルトを駆動することで、記録用紙を搬送する。この構成によれば小型化を維持したままで、搬送方向に平行なニップの長さが拡大して圧力分布の変化が緩やかなり、適正な画質を得るために必要なサーマルヘッドとプラテンとの相対位置に要求される位置精度が緩和され、容易に良好な画像を得ることができる。この点が、図6(a),(b)に示した非円筒形状で固定構造のプラテンの利点である。
特開2005−271286号公報 特開2005−343020号公報
しかしながら、上述したように従来技術を組み合わせた図6(a),(b)に示す非円筒形状で固定構造のプラテンの構成には、以下のような3つ問題がある。
第1の問題は、サーマルヘッドとプラテンとの圧接力によって、ベルトの内周面とプラテンの当接面との間ですべり摩擦力が発生するので、ベルトを駆動する駆動ローラの駆動負荷が非常に大きいことである。これは、記録用紙に直接摩擦力が発生していないので、搬送精度の低下にはつながらないものの、駆動源となるモータの大型化や消費電力の増大を招くという問題がある。
第2の問題は、サーマルヘッドとプラテンとの圧接力によって、ベルトの内周面とプラテンの当接面との間で発生するすべり摩擦力のために、プラテンの当接面の磨耗劣化が懸念されることである。これは、プリンタ装置の信頼性に関わる深刻な問題である。
第3の問題は、上述の第1及び第2の問題を軽減するために、ベルトの内周面やプラテンの当接面に潤滑剤を塗布することで、ベルトの内周面とプラテンの当接面との間の摩擦力を低下させた場合に発生する。このような場合には、ベルトの内周面と駆動ローラの外周面との間の摩擦力も同時に低下してしまい、ベルトの搬送精度が低下する問題がある。ベルトの搬送精度は、駆動ローラの回転精度に依存しているので、駆動ローラの外周面とベルトの内周面との間で僅かでもスリップが生じた場合に、記録用紙の搬送精度が低下し、その結果、色ずれをもたらす。このような問題は、例えばグリスのような潤滑剤を塗布した場合に特に顕著に起きるが、プラテンの当接面に例えば低摩擦コーティングを施した場合にも同様な問題が発生するおそれがある。このようなコーティングは、磨耗に伴って微量ずつではあるがプラテンから剥がれてベルトの内周面に付着し、最終的にベルトの内周面と駆動ローラの外周面との間の摩擦力を低下させる原因になるからである。
そこで、本発明は、プリンタ装置の小型化を図り、容易に良好な画像が得られる非円筒形状で固定構造のプラテンとベルトとを組み合わせた構成のプリンタ装置の問題を解決するものである。すなわち、本発明は、非円筒形状で固定構造のプラテンとベルトとを組み合わせた構成の利点を維持したままで、駆動負荷の増加やプラテンの磨耗を抑え、ベルトがスリップすることを防ぐことができるプリンタ装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係るプリンタ装置は、複数の発熱体が直線状に配列されてインクを加熱する発熱部が形成されたサーマルヘッドと、
サーマルヘッドの発熱部に対向する位置に設けられたプラテンと、
インクが塗布されたインクシートを、互いに圧接されるサーマルヘッドとプラテンとの間に供給するシート供給手段と、
プラテンが内周部に配置され、互いに圧接されるサーマルヘッドとプラテンとの間を通ってインクシートと共に被記録材を搬送するためのエンドレスベルトと、
エンドレスベルトを駆動する駆動ローラと、
エンドレスベルトの内周側を支持し、エンドレスベルトの経路を構成する従動ローラと、を備える。エンドレスベルトは、内周面がプラテン及び従動ローラにそれぞれ当接されると共に、外周面に駆動ローラが当接されて設けられている。
本発明によれば、余白が無い全面記録を実現するエンドレスベルトを利用した搬送と、装置を大型化することなく容易に良好な画像が得られる非円筒形状で固定構造のプラテンとを組み合わせた構成における問題を大幅に軽減できる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の熱転写プリンタ装置を模式的に示す側面図である。図1に示すように、本実施形態のプリンタ装置は、複数の発熱体が直線状に配列されてインクを加熱する発熱部が形成されたサーマルヘッド1と、サーマルヘッド1の発熱部に対向する位置に設けられたプラテン7とを備えている。また、プリンタ装置は、インクが塗布されたインクシートとしてのインクリボン2を互いに圧接されるサーマルヘッド1とプラテン7との間に供給するシート供給部を備えている。
また、プリンタ装置は、互いに圧接されるサーマルヘッド1とプラテン7との間を通ってインクリボン2と共に被記録材である記録用紙Pを搬送するためのループ状ベルトであるエンドレスベルト3(以下、単にベルト3と称する)を備えている。ベルト3は、内周側に形成された耐熱性を有する樹脂層と、外周側に形成された弾性層とを有する積層構造に構成されている。このベルト3の内周部には、プラテン7が固定されて配置されている。また、ベルト3は、記録用紙Pの搬送方向に直交する幅寸法が、サーマルヘッド1の発熱体の配列方向の長さよりも大きくされている。
また、プリンタ装置は、ベルト3を駆動する駆動ローラ4と、ベルト3の内周側を支持しベルト3の経路を構成する複数の従動ローラ5と、を備えている。そして、ベルト3は、内周面がプラテン7及び従動ローラ5にそれぞれ当接されると共に、外周面に駆動ローラ4が当接されて設けられている。駆動ローラ4は、ベルト3の外周部に設けられ、駆動源(不図示)によって回転駆動されてベルト3の搬送速度に影響を及ぼす。従動ローラ5は、ベルト3の内周部に設けられ、駆動ローラ4によって駆動されるベルト3に従動されて回転される。また、ベルト3の外周部には、従動ローラ5に対向する位置に、補助ローラ6がそれぞれ設けられている。
プリンタ装置が備えるプラテン7は、ベルト3の内周面に当接される弾性体からなる弾性部材7aと、この弾性部材7aを支持する剛体からなる補強部材7bとを有して一体に構成されている。図1に示すように、本実施形態におけるプラテン7は、特許文献2のような回転可能なローラではなく、特許文献1に開示されている非円筒形状の固定構造のプラテンである。
記録用紙Pは、補助ローラ6によってベルト3に密着され、サーマルヘッド1の搬送方向の上流側の密着部Aから、サーマルヘッド1とプラテン7とで圧接されたプリント部Bを経て、サーマルヘッド1の搬送方向の下流側の密着部Cへ向かって搬送される。プリント部Bでは、インクリボン2、記録用紙P及びベルト3を間に挟んでサーマルヘッド1とプラテン7が圧接されている。そして、このプリント部Bにおいて、インクリボン2とベルト3との間に搬送された記録用紙Pに、サーマルヘッド1の発熱部によってインクリボン2のインクを加熱して転写して記録を行う。その他、サーマルヘッド1による発色原理や色重ねによるフルカラー画像の形成方法は、特許文献1、2に記載されている通りである。
また、本実施形態では、ベルト3の内周面及びプラテン7の当接面に対して、摩擦力を小さくするための層として、潤滑剤の塗布や低摩擦コーティング等が施されることで、低摩擦化が図られている。これによって、ベルト3の内周面とプラテン7の当接面とのすべり摩擦が、従来例の無潤滑状態に比べて大きく軽減されている。
さらに、本実施形態では、ベルト3を支持する従動ローラ5によって、ベルト3が構成するループの一部が、ベルト3の外周側から凹状に撓まされた凹部が形成されている。そして、その凹部内、かつ、ベルト3が構成するループの外周側に駆動ローラ4が配置されており、ベルト3の外周面に駆動ローラ4が当接されている点が本実施形態の特徴である。
この構成は、図1に示すように、駆動ローラ4の外周面に対するベルト3の巻き付け角θを十分に大きく確保するために採られた構成である。ベルト3の巻き付け角θを十分に大きくすることで、オイラーの原理により駆動ローラ4の搬送力を増大させる重要な効果が得られる。
この結果、駆動ローラ4は、ベルト3の内周面に設けられた低摩擦化の影響を受けることなくスリップが生じずに、ベルト3を精度良く搬送することが可能になる。したがって、本実施形態における駆動ローラ4は、従来例のようにベルトの内周部に配置された駆動ローラのようにベルトの低摩擦化の影響を受け易い状態に比べて、搬送精度が大幅に向上されている。
また、本実施形態において、特に図示しないが精度良くベルト搬送を行うために、ベルトに適正な張力をかける必要があり、複数の従動ローラの少なくとも1つには、ばね等を有する付勢手段によってベルトに張力がかかる方向に付勢されている。また、本実施形態において特に図示しないが、サーマルヘッドとプラテンとの間にインクリボンと記録用紙を挟持した状態に、サーマルヘッドとプラテンとを圧接させるためのばね等を有する圧接手段を備えている構成は、従来例と同様である。
本実施形態によれば、ベルト3の外周面に駆動ローラ4を当接させてベルト3を駆動することによって、低摩擦が要求されるベルト3の内周面ではなく、高摩擦が要求されるベルト3の外周面に当接させて駆動できる。したがって、本実施形態によれば、余白が無い全面記録を実現するベルトを利用した搬送と、プリンタ装置を大型化することなく容易に良好な画像が得られる非円筒形状で固定構造のプラテンとを組み合わせた構成における問題を大幅に軽減できる。
なお、本実施形態において採られている、ベルト3の内周面とプラテン7の当接面との摩擦力を小さくする、すなわち低摩擦化を図るための構成は特に限定されないが、例えばグリスや粉末の潤滑剤の塗布や低摩擦材料をコーティングする等の構成が挙げられる。
また、本実施形態において、ベルトの組成は特に限定されないが、ベルト3の内周面には低摩擦材料がコーティングされていてもよく、プラテン7の当接面には高摩擦材料がコーティングされていてもよく、単層構造でも、多層構造でもよい。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態の熱転写プリンタ装置を模式的に示す側面図である。図1に示した構成との相違点は、プラテン7を構成する弾性部材7aの当接面がほぼ平坦に形成されていることである。
本実施形態によれば、ベルト3を搬送する駆動ローラ4をベルト3の外周側に配置することによって、ベルト3の内周面とプラテン7の当接面の摩擦を潤滑剤の使用等で十分に低下させることが可能になる。このため、ベルト3の内周面とプラテン7の当接面とが比較的広い領域で面接触した場合であっても、ベルト3を低負荷で搬送することが可能である。このようにプラテン7を曲率半径が極めて大きいほぼ平面にすることによって、サーマルヘッド1とプラテン7との相対位置を位置決めするために要求される位置精度を最大限に緩和した場合であっても、良好な画像を得ることが可能になる。
(第3の実施形態)
図3は、第3の実施形態の熱転写プリンタ装置を模式的に示す図である。図3において、(a)が平面図、(b)が側面図を示している。なお、図3(a)では、サーマルヘッド、インクリボン、補助ローラの図示を省略している。
図3に示すように、本実施形態のプリンタ装置は、複数の発熱体が直線状に配列されてインクを加熱する発熱部が形成されたサーマルヘッド1と、サーマルヘッド1の発熱部に対向する位置に設けられたプラテン7とを備えている。また、プリンタ装置は、インクが塗布されたインクシートとしてのインクリボン2を互いに圧接されるサーマルヘッド1とプラテン7との間に供給するシート供給部を備えている。サーマルヘッド1には、発熱体が、記録用紙Pの搬送方向に直交する方向に沿って配列されており、発熱体の配列方向の長さが、実施形態のプリンタ装置で用いられて搬送される最大サイズの記録用紙Pの幅寸法よりも大きくされている。
また、プリンタ装置は、互いに圧接されるサーマルヘッド1とプラテン7との間を通ってインクリボン2と共に記録用紙Pを搬送するためのループ状ベルトである第1のエンドレスベルト3(以下、単に第1のベルト3と称する)を備えている。第1のベルト3は、内周側に形成された耐熱性を有する樹脂層と、外周側に形成された弾性層とを有する積層構造に構成されている。この第1のベルト3の内周部には、プラテン7が固定されて配置されている。また、第1のベルト3は、記録用紙Pの搬送方向に直交する幅寸法が、サーマルヘッド1の発熱体の配列方向の長さよりも大きくされている。
また、プリンタ装置は、第1のベルト3の内周面に当接され第1のベルト3を駆動する駆動ローラ4と、第1のベルト3の内周側を支持し第1のベルト3の経路を構成する複数の従動ローラ5と、を備えている。
駆動ローラ4は、第1のベルト3の内周部に設けられ、駆動源(不図示)によって回転駆動されてベルト3の搬送速度に影響を及ぼす。従動ローラ5は、ベルト3の内周部に設けられ、駆動ローラ4によって駆動される第1のベルト3に従動されて回転される。また、第1のベルト3の外周部には、従動ローラ5に対向する位置に、補助ローラ6がそれぞれ設けられている。
そして、プリンタ装置は、第1のベルト3の内周部にプラテン7の外周部を覆って配置された第2のエンドレスベルト8(以下、単に第2のベルト8と称する)を備えている。この第2のベルト8は、外周面が第1のベルト3の内周面に当接されると共に内周面がプラテン7に当接されて設けられている。
プリンタ装置が備えるプラテン7は、第2のベルト8の内周面に当接される弾性部材7aと、この弾性部材7aを支持する剛体からなる補強部材7bとを有して一体に構成されている。また、弾性部材7aは、記録用紙Pの搬送方向に直交する幅寸法が、本実施形態のプリンタ装置で用いられて搬送される最大サイズの記録用紙の幅寸法よりも大きくされている。図3に示すように、本実施形態におけるプラテンは、特許文献2に開示されているような回転可能なローラではなく、特許文献1に開示されている非円筒形状で固定構造(非回転構造)のプラテンである。
記録用紙Pは、補助ローラ6によって第1のベルト3の外周面上に密着され、サーマルヘッド1の搬送方向の上流側の密着部Aから、サーマルヘッド1とプラテン7で圧接されたプリント部Bに搬送される。続いて、プリント部Bに搬送された記録用紙Pは、プリント部Bからサーマルヘッド1の搬送方向の下流側の密着部Cへ向かって搬送される。プリント部Bでは、インクリボン2、記録用紙P、第1及び第2のベルト3、8を間に挟んでサーマルヘッド1とプラテン7が圧接されている。そして、このプリント部Bにおいて、インクリボン2と第1のベルト3との間に搬送された記録用紙Pに、サーマルヘッド1の発熱部によってインクリボン2のインクを加熱して転写して記録を行う。その他、サーマルヘッド1による発色原理や色重ねによるフルカラー画像の形成方法は、特許文献1、2に記載されている通りである。
本実施形態では、図3(b)中に斜線で示す領域、つまり第2のベルト8の内周面またはプラテン7の当接面に対して潤滑剤の塗布や低摩擦コーティング等の低摩擦化を図る対策が採られている。この結果、第2のベルト8の内周面とプラテン7の当接面との間のすべり摩擦は、従来例の無潤滑状態に比べて大きく軽減されている。
また、本実施形態では、第2のベルト8の外周部側に、従動ローラ5によって第1のベルト3に張力が付与された状態で駆動ローラ4が配置されている。このため、第2のベルト8の内周面に潤滑剤の塗布や低摩擦コーティング等の低摩擦化を図った場合であっても、駆動ローラ4の搬送精度が低下することが抑えられている。同時に第1のベルト3の内周面は、潤滑剤の塗布や低摩擦コーティング等による低摩擦化が図られていないので、スリップを生じさせずに精度良くベルト搬送を行うことが可能である。したがって、本実施形態によれば、従来例のようにベルトの内周部に設けられた潤滑剤等による低摩擦化の影響を受け易い搬送状態に比べて、搬送精度が大幅に向上されている。
以上のように、第1のベルト3の内周面は、比較的高い摩擦力が維持されて、駆動ローラ4の搬送精度が向上される。また、第2のベルト8の内周面は、低摩擦化が図られることで、第2のベルト8と固定構造のプラテン7との摺擦抵抗を低減させて、第2のベルト8の搬送負荷が軽減される。このため、本実施形態では、これら駆動ローラ4の搬送精度と、第2のベルト8の搬送負荷の軽減とを両立することが可能になる。つまり、本実施形態のように、2つのベルトを二重に架け回す構成によって、記録用紙の搬送精度の向上と駆動負荷の軽減とを同時に実現することができる。
また、本実施形態において、図3(a)に示すように、第1のベルト3よりも第2のベルト8の方が、記録用紙の搬送方向に直交する幅寸法が大きく形成されている。これは、第2のベルト8の内周部に設けられたグリス等の低摩擦剤が、第1のベルト3の内周部へ回り込むことを防止するための工夫である。また、第2のベルト8は、記録用紙Pの搬送方向に直交する幅寸法が、プラテン7の弾性部材7aの幅寸法よりも大きくされている。
本実施形態において、特に図示しないが精度良くベルト搬送を行うためには、ベルトに適正な張力をかける必要がある。このため、複数の従動ローラの少なくとも1つは、ばね等を有する付勢手段によってベルトに張力がかかる方向に付勢されている。また、本実施形態において特に図示しないが、サーマルヘッドとプラテンとを圧接するためのばね等を有する圧接手段を備えている構成は、従来例と同様である。
すなわち、本実施形態によれば、余白が無い全面記録を実現するベルトを利用した搬送と、プリンタ装置を大型化することなく容易に良好な画像が得られる非円筒形状で固定構造のプラテンとを組み合わせた構成における問題を大幅に軽減することができる。
なお、本実施形態において採られる第2のベルト8の内周面とプラテン7の当接面に対して低摩擦化を図るための構成は特に限定されないが、例えばグリスや粉末の潤滑剤の塗布や低摩擦材料をコーティングする等の構成が挙げられる。
また、本実施形態において、ベルトの組成は特に限定されないが、第2のベルト8の内周面には低摩擦材料がコーティングされてもよく、第2のベルト8の外周面には高摩擦材料がコーティングされてもよく、また単層構造でも、多層構造であってもよい。
また、図4に示すように、本実施形態では、第2のベルト8の内周部に、第2のベルト8の移動を案内する一対のガイド部材9がそれぞれ当接されて配置される構成を採ることで、第2のベルト8を更に安定して搬送することができる。
(第4の実施形態)
図5は、第4の実施形態の熱転写プリンタ装置を模式的に示す図である。図5において、(a)が平面図、(b)が側面図を示している。本実施形態と、図3に示した第3の実施形態との相違点は、プラテンの形状にある。図5(a),(b)に示すように、プラテン27は、弾性部材27aの当接面がほぼ平坦に形成されている。
二重構造の第1及び第2のベルト3,8を備えることで、第2のベルト8の内周面とプラテン27の当接面との間の摩擦力を、潤滑剤等によって十分に低下させた場合でも、駆動ローラ4の外周面と第1のベルト3の内周面との間の摩擦力を比較的高く維持できる。このため、本実施形態によれば、高精度にベルト搬送を行うことが可能である。このため、第2のベルト8とプラテン27とが比較的広い領域で面接触している場合であっても、第2のベルト8を比較的低い負荷で搬送することが可能である。このようにプラテン27の当接面を曲率半径が極めて大きいほぼ平面状に形成することによって、サーマルヘッドとプラテンとの相対位置を位置決めする際に要求される位置精度を最大限に緩和しても、良好な画像を得ることが可能になる。
本実施形態例においても、第1の実施形態と同様に、第1のベルト3よりも第2のベルト8の方が、記録用紙の搬送方向に直交する幅寸法が大きくされている。これは、第2のベルト8の内周部に設けられたグリス等の低摩擦剤が、第1のベルト3の内周部へ回り込んで付着することを防止するための工夫である。また、第2のベルト8は、記録用紙Pの搬送方向に直交する幅寸法が、プラテン7の弾性部材7aの幅寸法よりも大きくされている。
また、本実施形態においても、特に図示しないが精度良くベルト搬送を行うためには、ベルトに適正な張力をかける必要がある。このため、複数の従動ローラの少なくとも1つは、ばね等を有する付勢手段によってベルトに張力がかかる方向に付勢されている。また、本実施形態においても特に図示しないが、サーマルヘッドとプラテンを圧接させるためのばね等を有する圧接手段を備えている構成は、従来例と同様である。
また、本実施形態においても、第2のベルト8の内周面とプラテン27の当接面との間の摩擦力に対して低摩擦化を図る方法は特に限定されないが、グリスや粉末の潤滑剤の塗布や低摩擦材料をコーティングする等の対策が考えられる。また、本実施形態においても、ベルトの組成は特に限定されないが、第2のベルトの内周面には低摩擦材料がコーティングされていてもよく、第2のベルトの外周面には高摩擦材料がコーティングされていてもよく、また単層構造でも、多層構造であってもよい。
また、本実施形態においても同様に、図4に示した構成のように、第2のベルト8の内周部に一対のガイド部材9がそれぞれ摺接されて配置される構成を採ることで、第2のベルト8を更に安定して搬送することができる。
第1の実施形態のプリンタ装置を示す図である。 第2の実施形態のプリンタ装置を示す図である。 第3の実施形態を示す図である。 第3の実施形態の他の構成例を示す部分拡大図である。 第4の実施形態を示す図である。 従来のプリンタ装置を示す図である。 従来のプリンタ装置を示す図である。 従来のプリンタ装置を示す図である。
符号の説明
1 サーマルヘッド
2 インクリボン
3 エンドレスベルト
4 駆動ローラ
5 従動ローラ
7 プラテン
7a 弾性部材
7b 補強部材
P 記録用紙

Claims (27)

  1. 複数の発熱体が直線状に配列されてインクを加熱する発熱部が形成されたサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドの前記発熱部に対向する位置に設けられたプラテンと、
    インクが塗布されたインクシートを、互いに圧接される前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間に供給するシート供給手段と、
    前記プラテンが内周部に配置され、互いに圧接される前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間を通って前記インクシートと共に被記録材を搬送するためのエンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトを駆動する駆動ローラと、
    前記エンドレスベルトの内周側を支持し、前記エンドレスベルトの経路を構成する従動ローラと、を備え、
    前記エンドレスベルトは、内周面が前記プラテン及び前記従動ローラにそれぞれ当接されると共に、外周面に前記駆動ローラが当接されて設けられているプリンタ装置。
  2. 前記プラテンは、前記エンドレスベルトの内周面に当接される弾性部材と、該弾性部材を支持する剛体からなる補強部材とを有する固定構造にされている、請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 前記プラテンは、前記サーマルヘッドに圧接される面がほぼ平坦に形成されている、請求項1または2に記載のプリンタ装置。
  4. 前記プラテンと前記エンドレスベルトの内周面には潤滑剤が塗布されている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  5. 前記プラテンにおける前記エンドレスベルトとの当接面には、摩擦力を小さくするための層が設けられている、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  6. 前記エンドレスベルトの内周面には、摩擦力を小さくするための層が設けられている、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  7. 複数の前記従動ローラの少なくとも1つを、前記エンドレスベルトに張力を付与する方向へ付勢する付勢手段を備える、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  8. 前記プラテンと前記サーマルヘッドとの間に前記インクシートと被記録材を挟持した状態に圧接するための圧接手段を備える、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  9. 前記エンドレスベルトは、内周側に形成された耐熱性を有する樹脂層と、外周側に形成された弾性層とを有する積層構造である、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  10. 前記エンドレスベルトは、被記録材の搬送方向に直交する幅寸法が、前記発熱体の配列方向の長さよりも大きい、請求項1ないし9のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  11. 前記プラテンの前記弾性部材は、被記録材の搬送方向に直交する幅寸法が、搬送される最大サイズの被記録材の幅寸法よりも大きい、請求項2ないし10のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  12. 前記サーマルヘッドには、前記発熱体が、被記録材の搬送方向に直交する方向に沿って配列され、前記発熱体の配列方向の長さが、搬送される最大サイズの被記録材の幅寸法よりも大きい、請求項1ないし11のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  13. 複数の発熱体が直線状に配列されてインクを加熱する発熱部が形成されたサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドの前記発熱部に対向する位置に設けられたプラテンと、
    インクが塗布されたインクシートを、互いに圧接される前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間に供給するシート供給手段と、
    前記プラテンが内周部に配置され、互いに圧接される前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間を通って前記インクシートと共に被記録材を搬送するための第1のエンドレスベルトと、
    前記第1のエンドレスベルトの内周面に当接され、前記第1のエンドレスベルトを駆動する駆動ローラと、
    前記第1のエンドレスベルトの内周側を支持し、前記エンドレスベルトの経路を構成する従動ローラと、
    前記第1のエンドレスベルトの内周部に前記プラテンの外周部を覆って配置され、外周面が前記第1のエンドレスベルトの内周面に当接されると共に内周面が前記プラテンに当接されて設けられた第2のエンドレスベルトと、を備えるプリンタ装置。
  14. 前記プラテンは、前記第2のエンドレスベルトの内周面に当接される弾性体からなる弾性部材と、該弾性部材を支持する剛体からなる補強部材とを有する固定構造にされている、請求項13に記載のプリンタ装置。
  15. 前記プラテンは、前記サーマルヘッドに圧接される面がほぼ平坦に形成されている、請求項13または14に記載のプリンタ装置。
  16. 前記プラテンと前記第2のエンドレスベルトの内周面には潤滑剤が塗布されている、請求項13ないし15のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  17. 前記プラテンにおける前記第2のエンドレスベルトとの当接面には、摩擦力を小さくするための層が設けられている、請求項13ないし16のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  18. 前記第2のエンドレスベルトの内周面には、摩擦力を小さくするための層が設けられている、請求項13ないし17のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  19. 前記第2のエンドレスベルトの外周面には、摩擦力を大きくするための層が設けられている、請求項13ないし18のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  20. 複数の前記従動ローラの少なくとも1つを、前記第1のエンドレスベルトに張力を付与する方向へ付勢する付勢手段を備える、請求項13ないし19のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  21. 前記プラテンと前記サーマルヘッドとの間に前記インクシートと被記録材を挟持した状態に圧接するための圧接手段を備える、請求項13ないし20のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  22. 前記第1のエンドレスベルトは、耐熱性を有する樹脂層が内周側に形成され、弾性層が外周側に形成されてなる積層構造である、請求項13ないし21のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  23. 前記第2のエンドレスベルトは、被記録材の搬送方向に直交する幅寸法が、前記第1のエンドレスベルトの幅寸法よりも大きい、請求項13ないし22のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  24. 前記第2のエンドレスベルトは、被記録材の搬送方向に直交する幅寸法が、前記プラテンの前記弾性部材の幅寸法よりも大きい、請求項14ないし23のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  25. 前記プラテンの前記弾性部材は、被記録材の搬送方向に直交する幅寸法が、搬送される最大サイズの被記録材の幅寸法よりも大きい、請求項14ないし24のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  26. 前記サーマルヘッドには、前記発熱体が、被記録材の搬送方向に直交する方向に沿って配列され、前記発熱体の配列方向の長さが、搬送される最大サイズの被記録材の幅寸法よりも大きい、請求項13ないし25のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  27. 前記第2のエンドレスベルトの移動を案内するガイド部材が、前記第2のエンドレスベルトの内周面に当接されて配置されている、請求項13ないし26のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
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