JP2014090724A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】おむつを着用する際に、伸縮性ウエストパネルの外周縁部が肌対向面側に向き易く、使用感が向上する使い捨ておむつを提供すること。
【解決手段】本発明のおむつ1Aは、吸収性本体2の背側部Bの側部2Sから延出する伸縮性サイドパネル3の外方側部3Sにファスニングテープ4が取り付けられている。ファスニングテープ4は縮性サイドパネル3の非肌対向面にのみ取り付けられている。ファスニングテープ4は、伸縮性サイドパネル3の外方側縁3S1から間隔Sを空けて伸縮性サイドパネル3と接合領域6を介して接合されている。接合領域6と伸縮性サイドパネル3の外方側縁3S1との間には、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3とが接合されていない非接合領域7が本体長手方向(Y方向)に連続して形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、展開型の使い捨ておむつに関する。
従来より、吸収性本体の両側縁それぞれから延出する伸縮性ウエストパネルを有する使い捨ておむつが知られている。伸縮性ウエストパネルを有する使い捨ておむつとして、本出願人は、先に、伸縮性ウエストパネルの本体長手方向に沿う外方側部に非伸縮部を設け、該非伸縮部においては伸縮性ウエストパネルを構成する弾性部材と伸縮性ウエストパネルを構成するパネル材とが接合されていない使い捨ておむつを提案した(特許文献1参照)。特許文献1に記載のおむつによれば、前記非伸縮部においては前記弾性部材と前記パネル材とが接合されていないので、伸縮性ウエストパネルの外方側部の柔軟性が向上し、前記弾性部材の固定安定性も向上する。
また、伸縮性ウエストパネルを有する使い捨ておむつとして、本出願人は、先に、ファスニングテープを構成するフックテープとファスニングテープを構成するシート基材とが固定された第1固定部と、ファスニングテープと伸縮性ウエストパネルとが固定された第2固定部とが、本体幅方向に離間して形成されており、第2固定部の本体長手方向の下端縁は、第1固定部の本体長手方向の下端縁よりも上方に位置し、ファスニングテープを構成するシート基材の本体長手方向の下端縁から離間している使い捨ておむつを提案した(特許文献2参照)。特許文献2に記載のおむつによれば、前記第1固定部と前記第2固定部との配置関係によって、ファスニングテープを構成するフックテープがファスニングテープを構成するシート基材から剥がれ難く、使用感が向上する。
特開2012−135446号公報 特表2012−120663号公報
しかし、特許文献1に記載のおむつにおいては、ファスニングテープを構成するテープ基材が、伸縮性ウエストパネルを構成するパネル材の外方側縁から所定の幅で固定されている。このように、テープ基材がパネル材の外方側縁に一致して固定されていると、おむつを着用する際に、ファスニングテープを手で引っ張り、伸縮性ウエストパネルを伸長させると、伸縮性ウエストパネルの外周縁部が、非肌対向面側に向いて折れる場合があった。非肌対向面側に折れた状態で、着用者の背側に位置するファスニングテープの止着部を、着用者の腹側に位置するランディングシートに押し付けて止着すると、例えばおむつの上に服を着させる場合に引っかかり易くなり、使用感向上の観点から改良の余地があった。特許文献2に記載のおむつにおいても、ファスニングテープと伸縮性ウエストパネルとを固定した第2固定部が、伸縮性ウエストパネルの外方側縁に一致して形成されているので、特許文献1に記載のおむつと同様に、伸縮性ウエストパネルの外周縁部が非肌対向面側に向いて折れる場合があり、使用感向上の観点から改良の余地があった。
したがって本発明の課題は、おむつを着用する際に、伸縮性ウエストパネルの外周縁部が肌対向面側に向き易く、使用感が向上する使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、液保持性の吸収体、該吸収体の肌対向面側に配された表面シート及び該吸収体の非肌対向面側に配された外層複合シートを有し、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部、背側に位置する背側部及び該腹側部と該背側部との間に配される股下部に区分された縦長の吸収性本体を備え、前記吸収性本体の背側部の両側部には、それぞれ幅方向外方に延出する伸縮性サイドパネルが取り付けられ、該伸縮性サイドパネルの幅方向外方側にファスニングテープが取り付けられた使い捨ておむつであって、前記ファスニングテープは、前記伸縮性サイドパネルの非肌対向面に取り付けられており、前記ファスニングテープは、前記伸縮性サイドパネルの本体長手方向に沿う外方側縁から前記吸収性本体側に間隔を空けて、前記伸縮性サイドパネルと接合領域を介して接合されており、前記接合領域と前記伸縮性サイドパネルの外方側縁との間には、前記ファスニングテープと前記伸縮性サイドパネルとが接合されていない非接合領域が本体長手方向に連続して形成されていることを特徴とする使い捨ておむつを提供するものである。
本発明によれば、おむつを着用する際に、伸縮性ウエストパネルの外周縁部が肌対向面側に向き易く、使用感が向上した使い捨ておむつが提供される。
図1は、本発明の第1実施形態である展開型の使い捨ておむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た平面図である。 図2は、図1の展開型の使い捨ておむつの有する伸縮性ウエストパネルの拡大平面図である。 図3は、図2のI−I線断面図である。 図4は、図1の展開型の使い捨ておむつを着用した際の伸縮性ウエストパネルの状態を示す拡大平面図である。 図5は、本発明の第2実施形態である展開型の使い捨ておむつの有する伸縮性ウエストパネルの拡大平面図である(図2相当図)。 図6は、本発明の第3実施形態である展開型の使い捨ておむつの有する伸縮性ウエストパネルの拡大平面図である(図2相当図)。 図7は、本発明の第4実施形態である展開型の使い捨ておむつの有する伸縮性ウエストパネルの拡大平面図である(図2相当図)。 図8は、本発明の第5実施形態である展開型の使い捨ておむつの有する伸縮性ウエストパネルの拡大平面図である(図2相当図)。 図9は、本発明の第6実施形態である展開型の使い捨ておむつの有する伸縮性ウエストパネルの拡大平面図である(図2相当図)。
以下、本発明の使い捨ておむつを、その好ましい第1実施形態に基づき図1〜図4を参照しながら説明する。
本実施形態の使い捨ておむつ1A(以下、「おむつ1A」ともいう。)は、図1に示すように、液保持性の吸収体23を含む長方形状の吸収性本体2の背側部Bの両側部2Sそれぞれから延出する伸縮性サイドパネル3の本体長手方向(Y方向)に沿う外方側部3Sに、ファスニングテープ4が取り付けられている。
おむつ1Aは、図1に示すように、中心線CLに対して左右対称に形成されている。従って以下の説明では、左右対称な部分については、主に、右側について説明する。
また、本明細書において、「肌対向面」とは、おむつ1Aを構成する各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側に配される面であり、図3における「P」側の面と同じ面である。また、「非肌対向面」とは、おむつ1Aを構成する各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面であり、図3における「Q」側の面と同じ面である。
また、各図中に示す「Y」方向は、おむつ1Aの吸収性本体2の長手方向(本体長手方向)であり、中心線CLに平行な方向であり、各図中に示す「X」方向は、おむつ1Aの吸収性本体2の幅方向(本体幅方向)であり、中心線CLに垂直な方向である。以下、具体的に、おむつ1Aについて説明する。
吸収性本体2は、図1に示すように、Y方向に長い長方形状を有しており、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部A、着用者の背側に位置する背側部B、及び股間部に位置する股下部Cを有している。伸縮性サイドパネル3,3は、背側部Bにおける吸収性本体2のY方向に沿う両側部2S,2Sに、それぞれ吸収性本体2の両側縁2S1,2S1からX方向外方に延出するように取り付けられている。
吸収性本体2は、図1に示すように、液保持性の吸収体23、吸収体23の肌対向面側に配された表面シート21及び吸収体23の非肌対向面側に配された外層複合シートを有し、腹側部A、背側に位置する背側部及び該腹側部と該背側部との間に配される股下部に区分されたY方向に長い縦長のものである。即ち、吸収性本体2は、図1に示すように、液透過性の表面シート21と、液不透過性又は液難透過性(撥水性を含む)の外層複合シート22と、これら両シート21,22間に介在された液保持性の吸収体23とを有している。表面シート21及び外層複合シート22それぞれは、図1に示すように、吸収体23の肌対向面の全面及び非肌対向面の全面を覆っており、吸収体23の周縁から延出しており、延出した部分において、ホットメルト等の接着剤やヒートシール等の融着により固定されている。表面シート21は、Y方向においては、外層複合シート22の長さと同じであるが、X方向においては、外層複合シート22よりも短く形成されている。外層複合シート22は、吸収性本体2と平面視形状が等しく形成されている。
また、吸収性本体2のY方向に沿う側部2Sには、表面シート21を介してサイドシート24が配されている。サイドシート24は、表面シート21の肌対向面側であって、Y方向に沿う側部2S全域に亘って配設固定されている。サイドシート24のX方向の内方(中心線CL寄り)端部は、自由端となっており、股下部Cにおける自由端近傍には立体ギャザー形成用の弾性部材25がY方向に伸長状態で配設固定されており、着用時には、その弾性部材25の収縮力により、自由端から所定幅の部分が表面シート21から離間して立体ギャザーが形成される。
また、吸収性本体2のY方向に沿う側部2Sには、X方向の外方に延出したサイドシート24と外層複合シート22とが接合され、フラップ部が形成されている。おむつ1Aには、図1に示すように、股下部Cにおけるフラップ部にレッグギャザー形成用の弾性部材26がY方向に伸長状態で配設固定されており、着用時には、その弾性部材26の収縮力により、レッグギャザーが形成される。
図1に示すように、吸収性本体2の背側部Bにおける両側部2S,2Sには、それぞれ幅方向(X方向)外方に延出する伸縮性サイドパネル3,3が取り付けられ、伸縮性サイドパネル3,3の幅方向(X方向)外方側にファスニングテープ4が取り付けられている。伸縮性サイドパネル3とファスニングテープ4との配置関係について、おむつ1Aを参照しながら説明すると、図2に示すように、吸収性本体2と伸縮性サイドパネル3とのY方向上方交点PU1と、伸縮性サイドパネル3とファスニングテープ4とのY方向上方交点PU2とを結ぶ仮想線IL2を引いた際に、該仮想線IL2をY方向上方に越える領域T1を有するように、伸縮性サイドパネル3にファスニングテープ4が取り付けられている。或いは、図2に示すように、吸収性本体2と伸縮性サイドパネル3とのY方向下方交点PD1と、伸縮性サイドパネル3とファスニングテープ4とのY方向下方交点PD2とを結ぶ仮想線IL3を引いた際に、該仮想線IL3をY方向下方に越える領域T2を有するように、伸縮性サイドパネル3にファスニングテープ4が取り付けられている。
尚、おむつ1Aにおいては、図2に示すように、Y方向上方に越える領域T1及びY方向下方に越える領域T2の2つの領域を有するように、伸縮性サイドパネル3とファスニングテープ4とが固定されているが、Y方向上方に越える領域T1及びY方向下方に越える領域T2の何れか一方を有するように、伸縮性サイドパネル3とファスニングテープ4とが固定されていればよい。
おむつ1Aにおいては、図3に示すように、側部2Sに配された外層複合シート22の非肌対向面に、各種公知の方法により、伸縮性サイドパネル3が吸収性本体2の両側縁2S1,2S1からX方向外方に延出するように固定されている。尚、おむつ1Aにおいては、伸縮性サイドパネル3が外層複合シート22の非肌対向面に固定されているが、側部2Sに配されたサイドシート24と外層複合シート22との間に配され固定されていてもよい。
伸縮性サイドパネル3は、おむつ1Aにおいては、肌対向面側に位置する肌側シート31と非肌対向面側に位置する非肌側シート32との間にX方向に伸長状態の複数本の弾性部材33を固定して形成されている。また、伸縮性サイドパネル3の本体長手方向(Y方向)に沿う外方側部3sの長さが、後述するファスニングテープ4の接合領域6における本体長手方向(Y方向)の長さより長く形成されている。詳述すると、図2に示すように、おむつ1Aにおける伸縮性サイドパネル3は、平面状に拡げた状態において、矩形状、または伸縮性サイドパネル3の本体長手方向(Y方向)に沿う外方側縁の長さが、ファスニングテープ4の接合領域6における本体長手方向(Y方向)の長さより長く形成されていれば、台形や曲線を含む形状でもよく、伸縮性サイドパネル3を構成する肌側シート31及び非肌側シート32も、平面状に拡げた状態において、伸縮性サイドパネル3と平面視形状が等しく形成されている。複数本の弾性部材33は、それぞれ、おむつ1AのX方向に沿って配されており、X方向に延在している。また、伸縮性サイドパネル3における複数本の弾性部材33は、おむつ1Aにおいては、Y方向に略等しい間隔を設けて配されている。
上述したように、おむつ1Aの伸縮性サイドパネル3は、2枚の不織布(肌側シート31及び非肌側シート32)の間に複数本の糸状の弾性部材33を配設固定して形成されているが、伸縮性サイドパネル3は、2枚の不織布(肌側シート31及び非肌側シート32)の間に、糸状の弾性部材33の代わりに、エラストマーフィルム、又はエラストマーからなるネットを配設固定した複合体を用いることができる。尚、糸状の弾性部材33を用いる場合には、断面が略円形、正方形状のものの他、矩形状等の細幅帯状のものも含まれる。
また、おむつ1Aの伸縮性サイドパネル3においては、図2及び図3に示すように、伸縮性サイドパネル3を構成する肌側シート31及び非肌側シート32が、同一の形状で同じ大きさに形成されているが、肌側シート31と非肌側シート32とは、吸収性本体2の側縁2S1からの延出長さが異なるような大きさであってもよい。このように、側縁2S1からの延出長さが異なる肌側シート31及び非肌側シート32を用いて、伸縮性サイドパネル3を形成すると、伸縮性サイドパネル3の外方側部3SのX方向外方側が肌側シート31又は非肌側シート32の一枚で形成されるようになる。その為、伸縮性サイドパネル3の外方側部3Sの柔らかさが向上する。
伸縮性サイドパネル3に配する糸状の弾性部材33は、伸縮性サイドパネル3の柔軟性向上や伸縮性の確保の観点から、その幅(Y方向の寸法)や直径が、0.1mm以上2mm以下であることが好ましく、より好ましくは0.1mm以上1mm以下である。また、伸縮性サイドパネル3に配する糸状の弾性部材33の本数は、1本以上25本以下程度とすることが好ましく、より好ましくは3本以上20本以下である。また、伸長率は従来公知の中から適宜選択でき、伸長率100%に伸長した時の応力が0.1N以上1N以下の糸状の1本の弾性部材33が、伸長率50%以上300%以下の範囲で伸長させた状態で配設固定されていることが好ましく、100%以上250%以下の範囲で伸長させた状態で配設固定されていることが更に好ましい。尚、伸長率は、自然長に対する、伸長されて増加した分の長さの割合であり、例えば、長さ10cmのものを20cmに伸長するとその伸長率は100%とされる。
尚、糸状の弾性部材33の代わりに、エラストマーフィルム、又はエラストマーからなるネットを配設固定して伸縮性サイドパネル3を形成する場合、伸長率100%に伸長した時の25mm幅あたりの応力が3N/25mm以上 25N/25mmのネットを、伸長率50%以上300%以下の範囲で伸長させた状態で配設固定して形成することが好ましく、100%以上250%以下の範囲で伸長させた状態で配設固定して形成することが更に好ましい。
伸長状態の複数本の糸状の弾性部材33は、各弾性部材33と交差してY方向に延びる複数本の接着剤(不図示)を介して肌側シート31及び非肌側シート32の間に固定されていると共に、弾性部材33が介在していない部位においては肌側シート31及び非肌側シート32どうしが各前記接着剤(不図示)を介して直接接合されている。複数本の接着剤(不図示)は、何れも、X方向に延びる総ての糸状の弾性部材33と交差してY方向に延びていることが好ましく、伸縮性サイドパネル3のY方向の全長に亘っていることが更に好ましい。接着剤(不図示)は、X方向に略等しい間隔を設けて複数本配されている。伸縮性サイドパネル3は、肌側シート31及び非肌側シート32の何れか一方又は双方に各種公知の方法によって複数本の接着剤(不図示)を塗工し、塗工後に、それらのシート31,32を重ね合わせて加圧することにより複数本の伸長状態の糸状の弾性部材33を固定して形成される。このように形成された伸縮性サイドパネル3における弾性部材33は、図2及び図3に示すように、X方向の内方(中心線CL寄り)固定端部33I及び外方固定端部33Oを有しており、内方(中心線CL寄り)固定端部33I及び外方固定端部33Oにおいては、もはや収縮力を有さず、伸縮非可能状態になっている。外方固定端部33OのX方向の長さは、図2に示す伸縮性サイドパネル3の自然状態において、糸状の弾性部材33のX方向の全長の10%以上40%以下の範囲であることが好ましく、15%以上35%以下の範囲であることが更に好ましい。内方固定端部33IのX方向の長さも、外方固定端部33OのX方向の長さと同様である。尚、伸縮性サイドパネル3は、接着剤(不図示)による固定以外に、ヒートシール等による融着固定を組み合わせて施してもよい。
おむつ1Aにおいては、伸縮性サイドパネル3の肌側シート31は、図2及び図3に示すように、複数本の糸状の弾性部材33のX方向の外方固定端部33OよりもX方向外方に延在する延出部31Sを有しており、非肌側シート32も同様に、複数本の弾性部材33のX方向の外方固定端部33OよりもX方向外方に延在する延出部32Sを有している。延出部31S,32Sどうしは、各種公知の方法により接着剤をベタ状に塗工した後、加圧することにより固定されている。延出部31S,32Sどうしの固定は、使用時に伸縮性サイドパネル3の外方側部3Sが捲れ難い観点から、接着剤による固定以外に、シールによる融着固定を施してもよく、これらを組み合わせてもよい。
伸縮性サイドパネル3の外方側部3Sに設けられたファスニングテープ4について詳述すると、ファスニングテープ4は、テープ基材シート41と、テープ基材シート41のX方向の外方側に複数個の係合突起を有するフック材42とを有している。ファスニングテープ4は、使用前においては折り返されており、使用時に図3に示すように展開して用いられる。おむつ1Aのファスニングテープ4は、図2に示すように、展開状態において、X方向に長い矩形状である。ファスニングテープ4は、ファスニングテープ4の平面視形状と等しく形成されたテープ基材シート41のX方向の外方側に、フック材42を固定して形成されている。なお、おむつ1Aの腹側部Aの外面には、ファスニングテープ4のフック材42を止着させるランディングシート5が設けられている。
ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3との固定について詳述すると、ファスニングテープ4は、図3に示すように、伸縮性サイドパネル3の非肌対向面(Q側の面)に取り付けられている。具体的には、おむつ1Aにおいては、図3に示すように、ファスニングテープ4のX方向の内方(中心線CL寄り)側が、伸縮性サイドパネル3を構成する非肌側シート32における、糸状の弾性部材33の外方固定端部33OよりもX方向外方の延出部32Sにのみ取り付けられ、且つ延出部32Sの非肌対向面(Q側の面)にのみ取り付けられている。
また、ファスニングテープ4は、図2及び図3に示すように、伸縮性サイドパネル3のY方向に沿う外方側縁3S1から吸収性本体2側に間隔Sを空けて伸縮性サイドパネル3と接合領域6を介して接合されている。従って、図2及び図3に示すように、接合領域6と伸縮性サイドパネル3の外方側縁3S1との間には、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3とが接合されていない非接合領域7がY方向に連続して形成されている。接合領域6について、具体的に説明すると、接合領域6は、おむつ1Aにおいては、図3に示すように、ヒートシール又は超音波シールにより形成されていると共に、接着剤により形成されている。このように、ヒートシール又は超音波シールにより形成すると、接合領域6の調整が容易であり、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3との接着強度が向上し易い。また、接着剤により形成すると、接合領域6の柔軟性に優れる。おむつ1Aにおいては、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3とが、融着及び接着剤により固定されているので、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3との接着強度が更に向上する。
更に具体的には、接合領域6は、図2及び図3に示すように、ヒートシール又は超音波シールを用いて、ファスニングテープ4及び伸縮性サイドパネル3が融着した融着部61と、ファスニングテープ4及び伸縮性サイドパネル3が融着していない非融着部62とを有している。接合領域6は、図2に示すように、Y方向に複数の小形状の融着部61が規則的に並んだ融着部群61Gを有し、融着部群61Gが本体幅方向(X方向)に複数配列しており、別の融着部群61Gを形成する隣り合う融着部61,61同士が本体幅方向(X方向)に並ばないようにずれて配されている。詳述すると、おむつ1Aの融着部61は、図2に示すように、Y方向に対して角度を持たせた縦長の第1融着部611と、第1融着部611と向きを対向させた縦長の第2融着部612とを有している。ここで、向きを対向させるとは、第1融着部611を中心線CLと平行に延びる仮想線IL1(図2参照)に対して対称に配した仮想の第1融着部611のY方向に対する角度と、第2融着部612のY方向に対する角度とを、同じ角度に一致させることを意味する。おむつ1Aの融着部群61Gは、図2に示すように、第1融着部611が規則的にY方向に間隔を空けて並んだ第1融着部群611Gと、第2融着部612が規則的にY方向に間隔を空けて並んだ第2融着部群612Gとからなる。そして、おむつ1Aの接合領域6は、図2に示すように、第1融着部群611Gと第2融着部群612Gとが、X方向に交互に2列ずつ配列している。従って、別の融着部群61G(第1融着部群611G又は第2融着部612)を形成する隣り合う第1融着部611と第2融着部612がX方向に平行な位置に配されておらず、Y方向にずれて配されている。尚、図2に示すように、隣り合う融着部61(第1融着部611及び第2融着部612)どうしの間が、非融着部62となっている。このように、非融着部62が有ることで、接合領域6の柔軟性に優れるようになる。そして、非融着部62が有ることで、融着部61に折り目が生じ難くなり易くなり、接合領域6の柔軟性に優れるようになる。
そして、接合領域6は、おむつ1Aにおいては、図3に示すように、接着剤を用いて、ファスニングテープ4及び伸縮性サイドパネル3が接合した接着剤接合部63を有している。接着剤接合部63は、X方向においては、4列の融着部群61G(2列の第1融着部群611Gと2列の第2融着部群612G)の幅と一致して、中心線CLに平行にY方向に連続して、ファスニングテープ4のY方向の全長に亘って形成されている。従って、一定の幅(間隔Sと同じ長さ)を有する非接合領域7が、中心線CLに平行にY方向に連続して形成されている。尚、おむつ1Aの接着剤接合部63は、X方向においては、4列の融着部群61Gの幅と一致しているが、非接合領域7が確保できれば、4列の融着部群61Gの幅と必ずしも一致しなくてもよい。
伸縮性サイドパネル3とファスニングテープ4とが重なる領域(接合領域6と非接合領域7とを合わせた領域)における伸縮性サイドパネル3のY方向の長さは、該重なる領域におけるファスニングテープ4のY方向の長さよりも長くなっている。ここで、前記Y方向の長さとは、伸縮性サイドパネル3とファスニングテープ4とが重なる領域を含む伸縮性サイドパネル3の部分或いはファスニングテープ4の部分における最も広い位置での長さを意味する。前記重なる領域における伸縮性サイドパネル3のY方向の長さは、着用感を損なわずに操作性を向上させ、且つ肌対向面側に内向させる力を作用させる観点から、該重なる領域におけるファスニングテープ4のY方向の長さの1.2倍以上3.5倍以下であることが好ましく、1.4倍以上3.0倍以下であることが更に好ましい。
前記重なる領域は、接着強度の観点から、自然状態における伸縮性サイドパネル3を平面視した際の伸縮性サイドパネル3の全面積に対して、10%以上50%以下の範囲であることが好ましく、10%以上40%以下の範囲であることが更に好ましい。
接合領域6は、非接合領域7の確保と接着強度の観点から、前記重なる領域の面積に対して、40%以上90%以下の範囲であることが好ましく、50%以上85%以下の範囲であることが更に好ましい。
非接合領域7は、着用時における伸縮性サイドパネル3の側縁部の自由度保持の観点から、前記重なる領域の面積に対して、10%以上50%以下の範囲であることが好ましく、15%以上40%以下の範囲であることが更に好ましい。
融着部61(第1融着部611及び第2融着部612)の形状は、特に制限されず、おむつ1Aのような縦長の楕円形以外に、例えば、円形、菱形、三角形、多角形等の任意の形状であってもよい。1個の融着部61(1個の第1融着部611又は1個の第2融着部612)のシールパターン面積は、着用感を損なわないようにすると共に接着強度向上の観点から、2mm2以上30mm2以下であることが好ましく、2mm2以上20mm2以下であることが更に好ましい。Y方向に隣り合う第1融着部611又はY方向に隣り合う第2融着部612どうしの間隔は、同様の観点から、1mm以上8mm以下であることが好ましく、6mm以下であることが更に好ましい。最も近接する隣り合う融着部61どうしの間隔(第1融着部611と第2融着部612との間隔)は、同様の観点から、1mm以上8mm以下であることが好ましく、6mm以下であることが更に好ましい。また、融着部61(第1融着部611及び第2融着部612)は、同様の観点から、配置する個数が、1個/cm2以上16個/cm2以下であることが好ましく、2個/cm2以上10個/cm2以下であることが更に好ましい。更に、接合領域6の面積に対する複数の融着部61(第1融着部611及び第2融着部612)の総シールパターン面積の割合は、同様の観点から、10%以上70%以下であることが好ましく、10%以上50%以下が更に好ましい。
おむつ1Aの構成材料について説明する。
吸収性本体2を構成する表面シート21、外層複合シート22、吸収体23としては、それぞれ、従来、使い捨ておむつ、生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられるもの等を、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート21としては、親水性且つ液透過性の不織布や立体開孔フィルム等を用いることができる。外層複合シート22としては、液不透過性又は液難透過性(撥水性を含む)の樹脂フィルムに、各種製法による不織布(例えば、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、ニードルパンチ不織布等)を積層したシート等を用いることができる。また、吸収体23としては、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアを、透水性の薄紙や不織布からなるコアラップシートで被覆したもの等を用いることができる。立体ガードを構成するサイドシート24としては、フィルム、不織布、織物又はこれらの積層シート等を用いることができる。
伸縮性サイドパネル3を構成する肌側シート31及び非肌側シート32、並びにファスニングテープ4のテープ基材42としては、従来、使い捨ておむつ、生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられている各種のシート材を、特に制限なく用いることができる。
例えば、肌側シート31、非肌側シート32、テープ基材42としては、不織布、織物、フィルム又はこれらの積層シート等を用いることができる。
伸縮性サイドパネル3を構成する糸状の弾性部材33、立体ガードを構成する弾性部材25、レッグ部弾性部材26としては、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる糸状ないし紐状の弾性部材を用いることができる。伸縮性サイドパネル3に配する複数本の弾性部材33は、同一種類のものが同一の伸長率で配されていることが、製造コストや製造工程の簡易化等の観点から好ましい。
ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3とを固定する接着剤接合部63を形成する接着剤をはじめ、各部材間を接合するための接着剤の好ましい材料としては、非晶性ポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸エステル共重合体(EEA)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン−エチレン/プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)などの熱可塑性ポリマー及びそれらの混合物等が挙げられる。接着剤はホットメルト型が好ましい。
ファスニングテープ4を形成するフック材42及びテープ基材シート41は、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、フック材42としては、「マジックテープ(登録商標)」(クラレ社製)、「クイックロン(登録商標)」(YKK社製)、「マジクロス(登録商標)」(カネボウベルタッチ社製)等におけるオス部材等を用いることができる。テープ基材シート41としては、ポリエチレンや、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等などの合成樹脂、及びこれら合成樹脂2種以上の複合材料からなるシートや不織布等を用いることができる。
上述した本発明の第1実施形態である使い捨ておむつ1A(以下、「おむつ1A」ともいう。)を使用した際の作用効果について説明する。
おむつ1Aは、図2及び図3に示すように、ファスニングテープ4が伸縮性サイドパネル3の非肌対向面(Q側の面)にのみ取り付けられており、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3とを接合する接合領域6と伸縮性サイドパネル3の外方側縁3S1との間には、非接合領域7がY方向に連続して形成されている。このような非接合領域7が形成されているので、おむつ1Aを着用する際に、ファスニングテープ4を手で引っ張り、伸縮性ウエストパネル3を伸長させると、伸縮性ウエストパネル3の外周縁部が、図4に示すように、肌対向面(P側の面)側に向き易くなる。このように肌対向面(P側の面)側に向いた状態で、背側部B側のファスニングテープ4のフック材42を、腹側部A側のランディングシート5に押し付けて止着すると、おむつ1Aの上に服を着させる場合に、伸縮性ウエストパネル3の外周縁部が引っかかり難くなり、使用感が向上する。
次に、本発明の第2〜第6実施形態の使い捨ておむつについて説明する。第2〜第6実施形態の使い捨ておむつ1B〜1Fは、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3との固定の態様が第1実施形態のおむつ1Aと異なる。第2〜第6実施形態のおむつ1B〜1Fについては、第1実施形態のおむつ1Aと異なる点について主として説明し、同様の点については同一の符号を付して説明を省略する。特に言及しない点については、第1実施形態のおむつ1Aに関する説明が適宜適用される。
おむつ1Bのファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3との固定について詳述する。
おむつ1Bにおいては、おむつ1Aと同様に、図5に示すように、ファスニングテープ4のX方向の内方(中心線CL寄り)側が、伸縮性サイドパネル3を構成する非肌側シート32における、糸状の弾性部材33の外方固定端部33OよりもX方向外方の延出部32Sにのみ接合領域6を介して取り付けられ、且つ延出部32Sの非肌対向面(Q側の面)にのみ接合領域6を介して取り付けられている。このように、ファスニングテープ4は、伸縮性サイドパネル3の非肌対向面(Q側の面)にのみ取り付けられている。
また、おむつ1Bにおいては、おむつ1Aと同様に、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3とが、融着及び接着剤により固定されている。
おむつ1Bの接合領域6は、おむつ1Aと同様に、図5に示すように、融着部61と非融着部62とを有している。
おむつ1Bの融着部61は、図5に示すように、Y方向に対して角度を持たせた縦長の第1融着部611のみを有している。おむつ1Bにおいては、接合領域6に、第1融着部611をY方向に間欠的に配して形成されたY方向に延びる第1融着部群611Gが、X方向に2列形成されている。X方向に隣り合う別の第1融着部群611Gを形成する隣り合う第1融着部611と第1融着部611は、ずれて配されておらず、X方向に平行な位置に配されている。尚、図5に示すように、隣り合う融着部61どうしの間が、非融着部62となっている。
そして、接合領域6は、おむつ1Bにおいては、おむつ1Aと同様に、接着剤を用いて、ファスニングテープ4及び伸縮性サイドパネル3が接合した接着剤接合部63を有している。接着剤接合部63は、X方向においては、2列の融着部群611Gの幅と略一致しており、中心線CLに平行にY方向に連続して、ファスニングテープ4のY方向の全長に亘って形成されている。従って、一定の幅(間隔Sと同じ長さ)を有する非接合領域7が、中心線CLに平行にY方向に連続して形成されている。
上述したおむつ1Bを使用した際の作用効果について説明すると、おむつ1Bの効果については、おむつ1Aの効果と同様である。
次に、おむつ1Cのファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3との固定について詳述する。
おむつ1Cにおいては、接合領域6は、図6に示すように、伸縮性サイドパネル3における糸状の弾性部材33の外方固定端部33Oの一部と重なっている。おむつ1Cにおいては、ファスニングテープ4のX方向の内方(中心線CL寄り)側が、弾性部材33の外方固定端部33Oの位置に対応する伸縮性サイドパネル3を構成する非肌側シート32の位置の一部、及び非肌側シート32における、弾性部材33の外方固定端部33OよりもX方向外方の延出部32Sに亘って接合領域6を介して取り付けられている。そして、ファスニングテープ4のX方向の内方(中心線CL寄り)側が、外方固定端部33Oの位置に対応する非肌側シート32の位置の一部及び延出部32Sそれぞれの非肌対向面(Q側の面)にのみ接合領域6を介して取り付けられている。このように、ファスニングテープ4は、伸縮性サイドパネル3の非肌対向面(Q側の面)にのみ取り付けられている。
また、おむつ1Cにおいては、おむつ1Aと同様に、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3とが、融着及び接着剤により固定されている。
おむつ1Cの接合領域6は、おむつ1Aと同様に、図6に示すように、融着部61と非融着部62とを有している。
おむつ1Cの融着部61は、図6に示すように、Y方向に対して角度を持たせた縦長の第1融着部611のみを有している。おむつ1Cにおいては、接合領域6に、第1融着部611をY方向に間欠的に配して形成されたY方向に延びる第1融着部群611Gが、X方向に2列形成されている。X方向に隣り合う別の第1融着部群611Gを形成する隣り合う第1融着部611と第1融着部611は、ずれて配されておらず、X方向に平行な位置に配されている。尚、図6に示すように、隣り合う融着部61どうしの間が、非融着部62となっている。
そして、接合領域6は、おむつ1Cにおいては、おむつ1Aと同様に、接着剤を用いて、ファスニングテープ4及び伸縮性サイドパネル3が接合した接着剤接合部63を有している。接着剤接合部63は、X方向においては、2列の融着部群611Gの幅と略一致しており、中心線CLに平行にY方向に連続して、ファスニングテープ4のY方向の全長に亘って形成されている。従って、一定の幅(間隔Sと同じ長さ)を有する非接合領域7が、中心線CLに平行にY方向に連続して形成されている。
上述したおむつ1Cを使用した際の作用効果について説明する。
おむつ1Cの効果については、おむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、おむつ1Aの効果と同様であり、おむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
おむつ1Cは、接合領域6が、図6に示すように、伸縮性サイドパネル3における糸状の弾性部材33の外方固定端部33Oの一部と重なっている。その為、弾性部材33の外方固定端部33Oの接合強度を高めることができる。
次に、おむつ1Dのファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3との固定について詳述する。
おむつ1Dにおいては、おむつ1Aと同様に、図7に示すように、ファスニングテープ4のX方向の内方(中心線CL寄り)側が、伸縮性サイドパネル3を構成する非肌側シート32における、糸状の弾性部材33の外方固定端部33OよりもX方向外方の延出部32Sにのみ接合領域6を介して取り付けられ、且つ延出部32Sの非肌対向面(Q側の面)にのみ接合領域6を介して取り付けられている。このように、ファスニングテープ4は、伸縮性サイドパネル3の非肌対向面(Q側の面)にのみ取り付けられている。
また、おむつ1Dにおいては、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3とが、融着によってのみ固定されている。
おむつ1Dの接合領域6は、おむつ1Aと同様に、図7に示すように、融着部61と非融着部62とを有している。
おむつ1Dの融着部61は、図7に示すように、X方向に平行に延びる縦長の第3融着部613のみを有している。おむつ1Dにおいては、接合領域6に、第3融着部613をY方向に間欠的に配して、X方向外方に凸となるように形成された第3融着部群613Gが、X方向に2列形成されている。尚、図7に示すように、隣り合う融着部61どうしの間が、非融着部62となっている。おむつ1Dの接合領域6は、図7に示すように、2列の融着部群613Gによって、ファスニングテープ4の長手方向に延びる中心線CL3の位置で頂点となる、X方向外方に凸の形状となっている。従って、おむつ1Dの非接合領域7は、X方向外方に凹形状となっている。具体的には、おむつ1Dの非接合領域7は、ファスニングテープ4の中心線CL3に位置する底から中心線CL3の上下方向に向かって漸次X方向の間隔が広がるように形成されている。このように形成されたおむつ1Dの非接合領域7は、Y方向に連続して形成されており、非接合領域7の間隔が、非接合領域7におけるY方向の両端部7E,7Eで広くなっている。
おむつ1Dの接合領域6は、非接合領域7の確保と接着強度の観点から、前記重なる領域の面積に対して、40%以上90%以下の範囲であることが好ましく、50%以上85%以下の範囲であることが更に好ましい。
おむつ1Dの非接合領域7は、着用時における伸縮性サイドパネル3の側縁部の自由度保持の観点から、前記重なる領域の面積に対して、10%以上50%以下の範囲であることが好ましく、15%以上40%以下の範囲であることが更に好ましい。
融着部61(第3融着部613)の形状は、特に制限されず、おむつ1Dのような縦長の楕円形以外に、例えば、円形、菱形、三角形、多角形等の任意の形状であってもよい。第3融着部613融着部61は、その1個のシールパターン面積、Y方向に隣り合う間隔、配置する個数、総シールパターン面積の割合が、おむつ1Aの融着部61(第1融着部611及び第2融着部612)と同様である。
上述したおむつ1Dを使用した際の作用効果について説明する。
おむつ1Dの効果については、おむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、おむつ1Aの効果と同様であり、おむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
おむつ1Dは、非接合領域7の間隔が、図7に示すように、非接合領域7におけるY方向の両端部7E,7Eで広くなっている。その為、おむつ1Dを着用する際に、ファスニングテープ4を手で引っ張り、伸縮性ウエストパネル3を伸長させると、伸縮性ウエストパネル3の外周縁部が、更に、肌対向面(P側の面)側に向き易くなるので、使用感が更に向上する。
また、おむつ1Dの接合領域6は、図7に示すように、X方向外方に凸形状となっている。その為、おむつ1Dを着用する際に、ファスニングテープ4を手で引っ張った際に、接合領域6にかかる引っ張り力を分散し易く、破れを防止することができる。
次に、おむつ1Eのファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3との固定について詳述する。
おむつ1Eにおいては、おむつ1Aと同様に、図8に示すように、ファスニングテープ4のX方向の内方(中心線CL寄り)側が、伸縮性サイドパネル3を構成する非肌側シート32における、糸状の弾性部材33の外方固定端部33OよりもX方向外方の延出部32Sにのみ接合領域6を介して取り付けられ、且つ延出部32Sの非肌対向面(Q側の面)にのみ接合領域6を介して取り付けられている。このように、ファスニングテープ4は、伸縮性サイドパネル3の非肌対向面(Q側の面)にのみ取り付けられている。
また、おむつ1Eにおいては、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3とが、接着剤によってのみ固定されている。
おむつ1Eの接合領域6は、接着剤を用いて、ファスニングテープ4及び伸縮性サイドパネル3が接合した接着剤接合部63を有している。接着剤接合部63は、Y方向に連続して、ファスニングテープ4のY方向の全長に亘って形成されている。更に具体的には、おむつ1Eの接合領域6は、図8に示すように、接着剤接合部63によって、ファスニングテープ4の長手方向に延びる中心線CL3の位置で頂点となる、X方向外方に凸の形状となっている。従って、おむつ1Eの非接合領域7は、X方向外方に凹形状となっている。具体的には、おむつ1Eの非接合領域7は、ファスニングテープ4の中心線CL3に位置する底から中心線CL3の上下方向に向かって漸次X方向の間隔が広がるように形成されている。このように形成されたおむつ1Eの非接合領域7は、Y方向に連続して形成されており、非接合領域7の間隔が、非接合領域7におけるY方向の両端部7E,7Eで広くなっている。
おむつ1Eの接合領域6は、接着強度の観点から、前記重なる領域の面積に対して、50%以上90%以下の範囲であることが好ましく、60%以上90%以下の範囲であることが更に好ましい。
おむつ1Eの非接合領域7は、着用時における伸縮性サイドパネル3の側縁部の自由度保持の観点から、前記重なる領域の面積に対して、10%以上50%以下の範囲であることが好ましく、10%以上40%以下の範囲であることが更に好ましい。
上述したおむつ1Eを使用した際の作用効果について説明する。
おむつ1Eの効果については、おむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、おむつ1Aの効果と同様であり、おむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
おむつ1Eは、非接合領域7の間隔が、図8に示すように、非接合領域7におけるY方向の両端部7E,7Eで広くなっている。その為、おむつ1Eを着用する際に、ファスニングテープ4を手で引っ張り、伸縮性ウエストパネル3を伸長させると、伸縮性ウエストパネル3の外周縁部が、更に、肌対向面(P側の面)側に向き易くなるので、使用感が更に向上する。
また、おむつ1Eの接合領域6は、接着剤によってのみ形成されているので、柔らかさが向上しており、そして、図8に示すように、X方向外方に凸形状となっているので、おむつ1Eを着用する際に、ファスニングテープ4を手で引っ張った際に、接合領域6にかかる引っ張り力を分散し易く、破れを防止することができる。
次に、おむつ1Fのファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3との固定について詳述する。
おむつ1Fにおいては、おむつ1Aと同様に、図9に示すように、ファスニングテープ4のX方向の内方(中心線CL寄り)側が、伸縮性サイドパネル3を構成する非肌側シート32における、糸状の弾性部材33の外方固定端部33OよりもX方向外方の延出部32Sにのみ接合領域6を介して取り付けられ、且つ延出部32Sの非肌対向面(Q側の面)にのみ接合領域6を介して取り付けられている。このように、ファスニングテープ4は、伸縮性サイドパネル3の非肌対向面(Q側の面)にのみ取り付けられている。
また、おむつ1Fにおいては、ファスニングテープ4と伸縮性サイドパネル3とが、接着剤によってのみ固定されている。
おむつ1Fの接合領域6は、接着剤を用いて、ファスニングテープ4及び伸縮性サイドパネル3が接合した接着剤接合部63を有している。接着剤接合部63は、Y方向に連続して、ファスニングテープ4のY方向の全長に亘って形成されている。更に具体的には、おむつ1Eの接合領域6は、図9に示すように、接着剤接合部63によって、ファスニングテープ4の長手方向に延びる中心線CL3よりも上方の位置で頂点となる、X方向外方に凸の形状となっている。従って、おむつ1Fの非接合領域7は、X方向外方に凹形状となっている。具体的には、おむつ1Fの非接合領域7は、ファスニングテープ4の中心線CL3よりも上方の位置に底を有し、該底から中心線CL3の上下方向に向かって漸次X方向の間隔が広がるように形成されている。このように形成されたおむつ1Fの非接合領域7は、Y方向に連続して形成されており、非接合領域7の間隔が、ファスニングテープ4の中心線CL3よりも上方で最も狭くなっている。
おむつ1Fの接合領域6は、接着強度の観点から、前記重なる領域の面積に対して、50%以上90%以下の範囲であることが好ましく、60%以上90%以下の範囲であることが更に好ましい。
おむつ1Fの非接合領域7は、着用時における伸縮性サイドパネル3の側縁部の自由度保持の観点から、前記重なる領域の面積に対して、10%以上50%以下の範囲であることが好ましく、10%以上40%以下の範囲であることが更に好ましい。このように、おむつ1Fの接合領域6の範囲としては、おむつ1Eの接合領域6の範囲と同様である。
上述したおむつ1Fを使用した際の作用効果について説明する。
おむつ1Fの効果については、おむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、おむつ1Aの効果と同様であり、おむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
おむつ1Fは、非接合領域7の間隔が、図9に示すように、ファスニングテープ4の中心線CL3よりも上方で最も狭くなっている。その為、おむつ1Eを着用する際に、ファスニングテープ4を手で引っ張り、伸縮性ウエストパネル3を伸長させると、伸縮性ウエストパネル3の外周縁部の特に下方が、更に、肌対向面(P側の面)側に向き易くなるので、使用感が更に向上する。
また、おむつ1Fの接合領域6は、接着剤によってのみ形成されているので、柔らかさが向上しており、そして、図9に示すように、X方向外方に凸形状となっているので、おむつ1Fを着用する際に、ファスニングテープ4を手で引っ張った際に、接合領域6にかかる引っ張り力を分散し易く、破れを防止することができる。
本発明の使い捨ておむつは、上述の本実施形態のおむつ1Aに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。
本発明の使い捨ておむつは、上述の第1〜第6実施形態のおむつ1A〜1Fに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1〜第6実施形態のおむつ1A〜1Fにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
例えば、上述の第1〜第6実施形態のおむつ1A〜1Fにおいては、図2、図5、図6、図7、図8又は図9に示すように、伸縮性サイドパネル3としては、肌側シート31と非肌側シート32との間にX方向に伸長状態の複数本の糸状の弾性部材33を固定して形成されたものを用いているが、その代わりに、例えば、伸縮性のフィルム、伸縮性の不織布、伸縮性の織物又はそれらの積層シート等を用いてもよい。
また、上述の第1〜第6実施形態のおむつ1A〜1Fにおいては、図3に示すように、ファスニングテープ4が、伸縮性サイドパネル3の非肌対向面(Q側の面)にのみ取り付けられているが、少なくとも伸縮性サイドパネル3の非肌対向面(Q側の面)に取り付けられていればよい。
上述した実施形態に関し、さらに以下の使い捨ておむつを開示する。
<1>
液保持性の吸収体、該吸収体の肌対向面側に配された表面シート及び該吸収体の非肌対向面側に配された外層複合シートを有し、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部、背側に位置する背側部及び該腹側部と該背側部との間に配される股下部に区分された縦長の吸収性本体を備え、
前記吸収性本体の背側部の両側部には、それぞれ幅方向外方に延出する伸縮性サイドパネルが取り付けられ、該伸縮性サイドパネルの幅方向外方側にファスニングテープが取り付けられた使い捨ておむつであって、
前記ファスニングテープは、前記伸縮性サイドパネルの非肌対向面に取り付けられており、
前記ファスニングテープは、前記伸縮性サイドパネルの本体長手方向に沿う外方側縁から前記吸収性本体側に間隔を空けて、前記伸縮性サイドパネルと接合領域を介して接合されており、
前記接合領域と前記伸縮性サイドパネルの外方側縁との間には、前記ファスニングテープと前記伸縮性サイドパネルとが接合されていない非接合領域が本体長手方向に連続して形成されていることを特徴とする使い捨ておむつ。
<2>
前記伸縮性サイドパネルの本体長手方向に沿う外方側縁部の長さは、前記ファスニングテープの接合領域における本体長手方向の長さより長く形成されている前記<1>に記載の使い捨ておむつ。
<3>
前記接合領域は、ヒートシール又は超音波シールにより形成されている前記<1>または<2>に記載の使い捨ておむつ。
<4>
前記接合領域は、前記ファスニングテープ及び前記伸縮性サイドパネルが融着した融着部と、前記ファスニングテープ及び前記伸縮性サイドパネルが融着していない非融着部とを有する前記<1>〜<3>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<5>
前記接合領域は、本体長手方向に複数の小形状の融着部が規則的に並んだ融着部列をもち、該融着部列が本体幅方向に複数配列しており、隣り合う融着部同士が本体幅方向に並ばないようにずれて配されている前記<1>〜<4>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<6>
前記接合領域は、接着剤により形成されている前記<1>〜<5>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<7>
前記伸縮性サイドパネルは、肌対向面側に位置する肌側シートと非肌対向面側に位置する非肌側シートとの間に本体幅方向に伸長状態の複数本の弾性部材を固定して形成されており、
前記接合領域は、前記伸縮性サイドパネルにおける前記弾性部材の外方固定端部の一部と重なっている前記<1>〜<6>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<8>
前記伸縮性サイドパネルは、2枚の不織布の間に、弾性部材としてエラストマーフィルムとエラストマーからなるネットを重ねて伸張状態で配設固定した複合体から形成されており、
前記接合領域は、前記伸縮性サイドパネルにおける前記弾性部材の外方固定端部の一部と重なっている前記<1>〜<6>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<9>
前記伸縮性サイドパネルは、肌対向面側に位置する肌側シートと非肌対向面側に位置する非肌側シートとの間に本体幅方向に伸長状態の複数本の弾性部材を固定して形成されているか、或いは該弾性部材としてエラストマーフィルムとエラストマーからなるネットを重ねて伸張状態で配設固定した複合体から形成されて、
前記肌側シートと前記非肌側シートとは、前記吸収性本体の側部からの延出長さが異なる前記<1>〜<8>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<10>
前記非接合領域は、その間隔が、本体長手方向の両端部で広くなっている前記<1>〜<9>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<11>
前記非接合領域は、その間隔が、前記ファスニングテープの長手方向に延びる中心線よりも上方で最も狭くなっている前記<1>〜<10>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<12>
前記表面シート及び前記外層複合シートそれぞれは、前記吸収体の肌対向面の全面及び非肌対向面の全面を覆っており、該吸収体の周縁から延出しており、延出した部分において、ホットメルト等の接着剤やヒートシール等の融着により固定されている前記<1>〜<11>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<13>
前記吸収性本体の、本体長手方向(Y方向)に沿う側部には、前記表面シートを介してサイドシートが配されている前記<1>〜<12>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<14>
前記サイドシートは、前記表面シートの肌対向面側であって、本体長手方向(Y方向)に沿う側部全域に亘って配設固定されており、
前記サイドシートの本体幅方向(X方向)の内方端部は、自由端となっており、股下部における該自由端近傍には立体ギャザー形成用の弾性部材が、本体長手方向(Y方向)に伸長状態で配設固定されており、装着時には、該弾性部材の収縮力により、該自由端から所定幅の部分が前記表面シートから離間して立体ギャザーが形成される前記<13>に記載の使い捨ておむつ。
<15>
前記吸収性本体の、本体長手方向(Y方向)に沿う側部には、本体幅方向(X方向)の外方に延出した前記サイドシートと前記外層複合シートとが接合され、フラップ部が形成されている前記<13>または<14>に記載の使い捨ておむつ。
<16>
前記使い捨ておむつには、股下部における前記フラップ部にレッグギャザー形成用の弾性部材が、本体長手方向(Y方向)に伸長状態で配設固定されており、装着時には、該弾性部材の収縮力により、レッグギャザーが形成される前記<15>に記載の使い捨ておむつ。
<17>
前記伸縮性サイドパネルは、平面状に拡げた状態において、矩形状、台形や曲線を含む形状である前記<1>〜<16>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<18>
前記伸縮性サイドパネルには糸状の弾性部材が配されており、
前記伸縮性サイドパネルに配する糸状の前記弾性部材は、その幅や直径が、0.1mm以上2mm以下である前記<1>〜<17>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<19>
前記伸縮性サイドパネルには糸状の弾性部材が配されており、
前記伸縮性サイドパネルに配する、前記弾性部材の本数は、1本以上25本以下である前記<18>に記載の使い捨ておむつ。
<20>
前記伸縮性サイドパネルは、肌対向面側に位置する肌側シートと非肌対向面側に位置する非肌側シートとの間に本体幅方向に伸長状態の複数本の糸状の弾性部材を固定して形成されており、
前記弾性部材は、該弾性部材と交差して、本体長手方向(Y方向)に延びる複数本の接着剤を介して前記肌側シート及び前記非肌側シートの間に固定されていると共に、該弾性部材が介在していない部位においては該肌側シート及び該非肌側シートどうしが前記接着剤を介して直接接合されている前記<1>〜<19>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<21>
複数本の前記接着剤は、何れも、本体幅方向(X方向)に延びる総ての弾性部材と交差して、本体長手方向(Y方向)に延びて、前記伸縮性サイドパネルのY方向の全長に亘っている前記<20>に記載の使い捨ておむつ。
<22>
前記伸縮性サイドパネルは、前記接着剤による固定以外に、ヒートシールによる融着固定を組み合わせて施されている前記<20>または<21>に記載の使い捨ておむつ。
<23>
前記伸縮性サイドパネルの前記肌側シートは、複数本の糸状の前記弾性部材の本体幅方向(X方向)の外方固定端部よりも本体幅方向(X方向)外方に延在する延出部を有しており、前記非肌側シートも同様に、複数本の糸状の前記弾性部材の本体幅方向(X方向)の外方固定端部よりも本体幅方向(X方向)外方に延在する延出部を有している前記<1>〜<22>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<24>
前記ファスニングテープは、テープ基材シートと、テープ基材シートの本体幅方向(X方向)の外方側に複数個の係合突起を有するフック材とを有しており、
前記ファスニングテープは、使用前においては折り返されており、使用時に展開して用いられる前記<1>〜<23>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<25>
前記ファスニングテープは、展開状態において、本体幅方向(X方向)に長い矩形状であり、
前記ファスニングテープの平面視形状と等しく形成された前記テープ基材シートの本体幅方向(X方向)の外方側に、前記フック材を固定して形成されており、
前記使い捨ておむつの腹側部の外面には、前記ファスニングテープのフ前記フック材を止着させるランディングシートが設けられている前記<24>に記載の使い捨ておむつ。
<26>
前記ファスニングテープは、前記伸縮性サイドパネルの非肌対向面にのみ取り付けられている前記<1>〜<25>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<27>
前記ファスニングテープの本体幅方向(X方向)の内方側が、前記伸縮性サイドパネルを構成する非肌側シートにおける、弾性部材の外方固定端部よりも本体幅方向(X方向)外方の延出部にのみ取り付けられ、且つ該延出部の非肌対向面にのみ取り付けられている前記<1>〜<26>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<28>
前記融着部は、本体長手方向(Y方向)に対して角度を持たせた縦長の第1融着部と、第1融着部と向きを対向させた縦長の第2融着部とを有している前記<4>に記載の使い捨ておむつ。
<29>
前記融着部の形状は、縦長の楕円形、円形、菱形、三角形、多角形である前記<4>または<28>に記載の使い捨ておむつ。
<30>
前記融着部のシールパターン面積は、2mm2以上30mm2以下である前記<4>、<28>または<29>に記載の使い捨ておむつ。
<31>
前記伸縮性サイドパネルと前記ファスニングテープとが重なる領域における該伸縮性サイドパネルの本体長手方向(Y方向)の長さは、該重なる領域における該ファスニングテープの本体長手方向(Y方向)の長さの1.2倍以上3.5倍以下である前記<1>〜<30>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<32>
前記重なる領域は、自然状態における前記伸縮性サイドパネルを平面視した際の該伸縮性サイドパネルの全面積に対して、10%以上50%以下の範囲である前記<31>に記載の使い捨ておむつ。
<33>
前記接合領域は、前記重なる領域の面積に対して、40%以上90%以下の範囲である前記<31>又は<32>に記載の使い捨ておむつ。
<34>
前記非接合領域は、前記重なる領域の面積に対して、10%以上50%以下の範囲である前記<31>〜<33>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<35>
前記融着部は、本体長手方向(Y方向)に対して角度を持たせた縦長の第1融着部のみを有しており、
前記接合領域に、該第1融着部を本体長手方向(Y方向)に間欠的に配して形成された本体長手方向(Y方向)に延びる融着部群が、本体幅方向(X方向)に2列形成されており、
隣り合う前記融着部どうしの間が、非融着部となっている前記<4>に記載の使い捨ておむつ。
<36>
前記融着部は、本体幅方向(X方向)に平行に延びる縦長の第3融着部のみを有しており、
前記接合領域に、前記第3融着部を本体長手方向(Y方向)に間欠的に配して、本体幅方向(X方向)外方に凸となるように形成された融着部群が、本体幅方向(X方向)に2列形成されており、
前記接合領域は、2列の前記融着部群によって、前記ファスニングテープの長手方向に延びる中心線の位置で頂点となる、本体幅方向(X方向)外方に凸の形状となっており、
前記非接合領域は、本体幅方向(X方向)外方に凹形状となっており、
前記非接合領域は、前記ファスニングテープの中心線に位置する底から中心線の上下方向に向かって漸次本体幅方向(X方向)の間隔が広がるように形成されており、
前記非接合領域は、本体長手方向(Y方向)に連続して形成されており、該非接合領域の間隔が、該非接合領域における本体長手方向(Y方向)の両端部で広くなっている前記<4>に記載の使い捨ておむつ。
<37>
前記ファスニングテープと前記伸縮性サイドパネルとが、接着剤によってのみ固定されており、
前記接合領域は、接着剤を用いて、前記ファスニングテープ及び前記伸縮性サイドパネルが接合した接着剤接合部を有しており、
前記接着剤接合部は、本体長手方向(Y方向)に連続して、前記ファスニングテープの本体長手方向(Y方向)の全長に亘って形成されており、
前記接合領域は、前記接着剤接合部によって、前記ファスニングテープの長手方向に延びる中心線の位置で頂点となる、本体幅方向(X方向)外方に凸の形状となっており、
前記非接合領域は、本体幅方向(X方向)外方に凹形状となっており、
前記非接合領域は、前記ファスニングテープの中心線に位置する底から中心線の上下方向に向かって漸次本体幅方向(X方向)の間隔が広がるように形成されており、
前記非接合領域は、本体長手方向(Y方向)に連続して形成されており、該非接合領域の間隔が、該非接合領域における本体長手方向(Y方向)の両端部で広くなっている前記<1>または<2>に記載の使い捨ておむつ。
<38>
前記ファスニングテープと前記伸縮性サイドパネルとが、接着剤によってのみ固定されており、
前記接合領域は、接着剤を用いて、前記ファスニングテープ及び前記伸縮性サイドパネルが接合した接着剤接合部を有しており、
前記接着剤接合部は、本体長手方向(Y方向)に連続して、前記ファスニングテープの本体長手方向(Y方向)の全長に亘って形成されており、
前記接合領域は、前記接着剤接合部によって、前記ファスニングテープの長手方向に延びる中心線よりも上方の位置で頂点となる、本体幅方向(X方向)外方に凸の形状となっており、
前記非接合領域は、本体幅方向(X方向)外方に凹形状となっており、
前記非接合領域は、前記ファスニングテープの中心線よりも上方の位置に底を有し、該底から中心線の上下方向に向かって漸次本体幅方向(X方向)の間隔が広がるように形成されており、
前記非接合領域は、本体長手方向(Y方向)に連続して形成されており、前記非接合領域の間隔が、ファスニングテープの中心線よりも上方で最も狭くなっている前記<1>または<2>に記載の使い捨ておむつ。
1A,1B,1C,1D,1E,1F 使い捨ておむつ
2 吸収性本体
2S 吸収性本体の側部
2S1 吸収性本体の側部における側縁
21 表面シート
22 外層複合シート
23 吸収体
24 サイドシート
25 立体ギャザー形成用の弾性部材
26 レッグギャザー形成用の弾性部材
3 伸縮性サイドパネル
3S 伸縮性サイドパネルの外方側部
3S1 伸縮性サイドパネルの外方側部における外方側縁
31 肌側シート
31S 延出部
32 非肌側シート
32S 延出部
33 弾性部材
33I 内方固定端部
33O 外方固定端部
4 ファスニングテープ
41 テープ基材シート
42 フック材
5 ランディングシート
6 接合領域
61 融着部
61G 融着部群
611 第1融着部
611G 第1融着部群
612 第2融着部
612G 第2融着部群
613 第3融着部
613G 第3融着部群
62 非融着部
63 接着剤接合部
7 非接合領域
7E 非接合領域7におけるY方向の端部

Claims (11)

  1. 液保持性の吸収体、該吸収体の肌対向面側に配された表面シート及び該吸収体の非肌対向面側に配された外層複合シートを有し、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部、背側に位置する背側部及び該腹側部と該背側部との間に配される股下部に区分された縦長の吸収性本体を備え、
    前記吸収性本体の背側部の両側部には、それぞれ幅方向外方に延出する伸縮性サイドパネルが取り付けられ、該伸縮性サイドパネルの幅方向外方側にファスニングテープが取り付けられた使い捨ておむつであって、
    前記ファスニングテープは、前記伸縮性サイドパネルの非肌対向面に取り付けられており、
    前記ファスニングテープは、前記伸縮性サイドパネルの本体長手方向に沿う外方側縁から前記吸収性本体側に間隔を空けて、前記伸縮性サイドパネルと接合領域を介して接合されており、
    前記接合領域と前記伸縮性サイドパネルの外方側縁との間には、前記ファスニングテープと前記伸縮性サイドパネルとが接合されていない非接合領域が本体長手方向に連続して形成されていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 前記伸縮性サイドパネルの本体長手方向に沿う外方側部の長さは、前記ファスニングテープの接合領域における本体長手方向の長さより長く形成されている請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記接合領域は、ヒートシール又は超音波シールにより形成されている請求項1または2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記接合領域は、前記ファスニングテープ及び前記伸縮性サイドパネルが融着した融着部と、前記ファスニングテープ及び前記伸縮性サイドパネルが融着していない非融着部とを有する請求項1〜3の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記接合領域は、本体長手方向に複数の小形状の融着部が規則的に並んだ融着部群を有し、該融着部群が本体幅方向に複数配列しており、別の前記融着部群を形成する隣り合う融着部同士が本体幅方向に並ばないようにずれて配されている請求項1〜4の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記接合領域は、接着剤により形成されている請求項1〜5の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記伸縮性サイドパネルは、肌対向面側に位置する肌側シートと非肌対向面側に位置する非肌側シートとの間に本体幅方向に伸長状態の複数本の糸状の弾性部材を固定して形成されており、
    前記接合領域は、前記伸縮性サイドパネルにおける前記弾性部材の外方固定端部の一部と重なっている請求項1〜6の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  8. 前記伸縮性サイドパネルは、2枚の不織布の間に、弾性部材としてエラストマーフィルムとエラストマーからなるネットを重ねて伸張状態で配設固定した複合体から形成されており、
    前記接合領域は、前記伸縮性サイドパネルにおける前記弾性部材の外方固定端部の一部と重なっている請求項1〜6の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  9. 前記伸縮性サイドパネルは、肌対向面側に位置する肌側シートと非肌対向面側に位置する非肌側シートとの間に本体幅方向に伸長状態の複数本の糸状の弾性部材を固定して形成されているか、或いは該糸状の弾性部材の代わりに、エラストマーフィルムとエラストマーからなるネットを重ねて伸張状態で配設固定した複合体から形成されており、
    前記肌側シートと前記非肌側シートとは、前記吸収性本体の側部からの延出長さが異なる請求項1〜8の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  10. 前記非接合領域は、その間隔が、本体長手方向の両端部で広くなっている請求項1〜9の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  11. 前記非接合領域は、その間隔が、前記ファスニングテープの長手方向に延びる中心線よりも上方で最も狭くなっている請求項1〜10の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
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