JP5377200B2 - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

パンツ型使い捨ておむつ Download PDF

Info

Publication number
JP5377200B2
JP5377200B2 JP2009224625A JP2009224625A JP5377200B2 JP 5377200 B2 JP5377200 B2 JP 5377200B2 JP 2009224625 A JP2009224625 A JP 2009224625A JP 2009224625 A JP2009224625 A JP 2009224625A JP 5377200 B2 JP5377200 B2 JP 5377200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stretchable
region
diaper
pants
type disposable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009224625A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011072380A (ja
Inventor
優子 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2009224625A priority Critical patent/JP5377200B2/ja
Publication of JP2011072380A publication Critical patent/JP2011072380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5377200B2 publication Critical patent/JP5377200B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Description

本発明は、使い捨ておむつ等のパンツ型使い捨ておむつに関する。
従来より、おむつの装着時の弛みを生じ難くし、漏れの発生を抑えた良好な使い捨ておむつが種々提案されている。
例えば、特許文献1には、吸収コアを有し、おむつ長手方向の一端部の両側にウエストバンド部が設けられており、左右のウエストバンド部を連結することにより装着することができる使い捨ておむつが開示されている。特許文献1に記載の使い捨ておむつには、両側のウエストバンド部に、高弾性領域と、弾性を示すが該高弾性領域より低弾性の低弾性領域とが形成されている。
しかしながら、特許文献1に記載の使い捨ておむつは、所謂、展開型のおむつであり、パンツ型のおむつではない。また、特許文献1に記載の低弾性領域は、ウエストバンド部の下端側の全域に一様に形成されているため、特に背側部において弛みが生じると、その弛みを低弾性領域で吸収することが出来ず、漏れを起こす場合があった。ここで、背側部における弛みを生じさせないように、ウエスト回り全域の締め付けを強めてしまうと、装着者のお腹が苦しくなってしまう。
特開2006−102278号公報
したがって、本発明の課題は、特に背側部において、ウエスト回りの一部分の締め付け力を向上させ、背側部の弛みを生じ難くし、漏れを起こし難い使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、腹側部及び背側部それぞれに伸縮領域を有し、前記腹側部及び前記背側部それぞれの両側縁部が接合されて形成された一対のサイドシール部を有するパンツ型使い捨ておむつであって、前記背側部の前記伸縮領域には、その伸縮性を非伸縮化した背側非伸縮部が配されており、該背側非伸縮部は、おむつの装着時における装着者の第3腰椎から第5腰椎に亘る部位に対応する幅方向の領域内に形成されているパンツ型使い捨ておむつを提供するものである。
本発明のパンツ型使い捨ておむつによれば、背側部において、ウエスト回りの一部分の締め付け力が向上するので、背側部の弛みが生じ難く、漏れが起き難い。
図1は、本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを装着した状態を背面から見た斜視図である。 図2は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつを展開した状態を外層体側から見た展開平面図である。 図3は、腰椎を示す説明図である。 図4(a)は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつの有する背側非伸縮部の作成方法を説明する図であり、図4(b)は、背側非伸縮部の装着時の作用を説明する図である。 図5(a)は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつの有する背側非伸縮部の作成方法を説明する図であり、図5(b)は、背側非伸縮部の装着時の作用を説明する図である。 図6は、本発明の第2実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを装着した状態を背面から見た斜視図である。 図7は、図6に示すパンツ型使い捨ておむつを展開した状態を外層体側から見た展開平面図である。 図8(a)は、図6に示すパンツ型使い捨ておむつの有する背側非伸縮部の作成方法を説明する図であり、図8(b)は、背側非伸縮部の装着時の作用を説明する図である。
以下、本発明のパンツ型使い捨ておむつの好ましい第1実施形態について、図1〜図5に基づいて説明する。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、図1に示すように、腹側部A及び背側部Bそれぞれに伸縮領域Eを有し、腹側部Aの両側縁部3a,3a及び背側部Bの両側縁部3b,3bそれぞれが接合されて形成された一対のサイドシール部4,4を有している。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、図2に示すように、中心線CLに対して左右対称に形成されている。従って以下の説明では、左右対称な部分については、主に、右側について説明する。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aについて、詳述すると、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1A(以下、「おむつ1A」ともいう。)は、図2に示すように、液透過性の表面シート21と、液不透過性(撥水性も含む)の裏面シート22と、両シート21,22間に介在する吸収体23とを有する実質的に縦長の吸収性本体2、及び吸収性本体2の裏面シート22側に配され接着固定された外層体3を備えている。おむつ1Aは、図2に示すように、その長手方向(以下「Y方向」という。Y方向:中心線CLに平行な方向をいう。)に、腹側部A、股下部C及び背側部Bを有している。おむつ1Aの腹側部Aは、装着時に、装着者の腹側に配される部位であり、背側部Bは、装着者の背側に配される部位であり、股下部Cは、装着者の股間部に配される部位である。
おむつ1Aにおいて、吸収体23は、長手方向(Y方向)中央部分が内方に括れた砂時計状(非図示)であり、表面シート21及び裏面シート22は、それぞれ長方形状であり、吸収体23の長手方向(Y方向)の両端縁から延出した部分において互いに接合され、幅方向(以下「X方向」という。X方向:おむつ1Aの長手方向に延びる中心線CLに垂直な方向をいう。)の両端縁から延出した部分においても互いに接合されている。このように接合することにより、図2に示すように、実質的に縦長の長方形状の吸収性本体2が形成されている。
外層体3は、図2に示すように、吸収性本体2の外方全域に亘って延出しており、長手方向(Y方向)中央部において内方に括れている。おむつ1Aにおける外層体3の腹側部Aの両側縁部3a,3aの内面と背側部Bの両側縁部3b,3bの内面同士を互いに重ね合わせ、合掌状に融着又は接着して、一対のサイドシール部4,4を形成することにより、図1に示す、ウエスト開口部WO及び一対のレッグ開口部LO,LOを有するパンツ型の使い捨ておむつ1Aが形成される。
第1実施形態のおむつ1Aの外層体3は、伸縮性不織布で形成されている。吸収性本体2が配された部位を除く外層体3には、図1に示すように、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、ウエスト弾性領域、胴回り弾性領域及び環状の一対のレッグ弾性領域からなる伸縮領域Eが形成されている。
外層体3の伸縮性不織布としては、弾性繊維層の少なくとも一面に、実質的に非弾性の非弾性繊維層が配され、両繊維層は、弾性繊維層の構成繊維が繊維形態を保った状態で、熱融着によって接合された伸縮性不織布(以下、伸縮性複合不織布という。)が好ましい。
前記弾性繊維層の構成繊維としては、スチレン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー又はポリウレタン系エラストマー等の熱可塑性エラストマー、ゴム等の弾性樹脂を原料とする繊維が用いられる。また、前記非弾性繊維層の構成繊維としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(PETやPBT)、ポリアミド等からなる繊維が用いられる。
伸縮性複合不織布としては、各種公知のものを用いることができ、例えば、特開2008−179128号公報に記載の伸縮シート、特開2007−22066号公報に記載の伸縮性シート、特開2007−22066号公報に記載の伸縮性不織布の製造方法により製造される伸縮性不織布、特許3054930号公報等を用いることもできる。
本発明においては、上述した背側部Bの伸縮領域E及び腹側部Aの伸縮領域Eの中で、少なくとも背側部Bの伸縮領域Eには、その伸縮性を非伸縮化した背側非伸縮部6bが配されている。背側部Bの背側非伸縮部6bは、パンツ型使い捨ておむつ1Aの装着時における装着者の第3腰椎から第5腰椎に亘る部位(図3参照)に対応する幅方向の領域Tb(図2参照)内に配されている。領域Tbは、図2に示すように、装着者の第3腰椎から第5腰椎に亘る部位(図3参照)に対応する領域をおむつ1Aの幅方向(X方向)に延ばした略短冊状の領域である。ここで、第3腰椎及び第5腰椎は、解剖学の用語である。第3腰椎は、図3において7aで示される部位であり、第5腰椎は、図3において7bで示される部位である。尚、後述する第4腰椎も、解剖学の用語であり、第4腰椎は、第3腰椎と第5腰椎との間に位置する部位である。以下、背側非伸縮部6bについて詳述する。
背側非伸縮部6bは、図2に示す領域Tb内に、1個〜4個、幅方向(X方向)に間隔を空けて配されていることが好ましく、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、2個配されている。おむつ1Aの2個の背側非伸縮部6bは、中心線CLに対して左右対称に配されており、それぞれ、中心線CLとサイドシール部4との間に配されている。尚、背側非伸縮部6bが3個の場合には、1個の背側非伸縮部6bが中心線CLの通る位置に配され、残りの2個の背側非伸縮部6bは、中心線CLに対して左右対称に配され、それぞれ、中心線CLとサイドシール部4との間に配される。
各背側非伸縮部6bは、その外形形状が、長手方向(Y方向)に長い、長方形状、楕円形状、菱形形状、円形状、三角形状等であることが好ましく、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図2に示すように、長手方向(Y方向)に長辺を配したL字状又は逆L字状に形成されている。図2に示すように、おむつ1Aの2個の背側非伸縮部6bは、中心線CLに対して左右対称に配されており、図2の左側の背側非伸縮部6bがL字状であり、図2の右側の背側非伸縮部6bが逆L字状である。おむつ1AのL字状又は逆L字状の各背側非伸縮部6bは、その短辺が、おむつ1Aの装着時における装着者の第4腰椎(図3参照)に対応する幅方向の領域内に配されている。
おむつ1AのL字状の背側非伸縮部6bは、その短辺のX方向の長さ(W1)の合計が、20mm〜40mmであることが好ましく、その長辺のY方向の長さ(L1)が、15mm〜30mmであることが好ましい。装着対象者が幼児である場合には、パンツ型使い捨ておむつ1Aの幅(W0)に対する背側非伸縮部6bの短辺の長さ(W1)の合計の比(W1/W0)は、0.1〜0.3であることが好ましく、パンツ型使い捨ておむつ1Aの長さ(L0)に対する背側非伸縮部6bの長辺の長さ(L1)の比(L1/L0)は、0.03〜0.08であることが好ましい。
おむつ1Aを装着した状態で、背側非伸縮部6bを領域Tb(図2参照)内に配するためには、パンツ型使い捨ておむつ1Aの寸法と装着者の体格との関係が重要である。
例えば、装着対象者が幼児である場合には、図2に示すように、背側非伸縮部6bの短辺の先端とおむつ1Aの中心線CLとの間の距離W2は、20〜80mmであることが好ましく、背側非伸縮部6bの長辺の先端とおむつ1Aのウエスト開口部WOの端縁との間の距離L2は、8〜30mmであることが好ましい。
背側非伸縮部6bの形成方法としては、上述したように、外層体3が伸縮性不織布で構成されているため、図4(a)に示すように、吸収性本体2が配された部位を含む外層体3(伸縮領域E)の表面及び/又は裏面に、自然状態において、背側非伸縮部6bに対応する非伸縮性部材6b’を貼り付け、非伸縮性部材6b’を貼り付けた範囲の伸縮性不織布を一体的に固定することにより背側非伸縮部6bを形成することができる。このような方法で形成された背側非伸縮部6bは、既に、伸縮機能を喪失しているので、図4(b)に示すように、伸縮領域Eを幅方向(X方向)に伸張させても伸張することがない。その為、背側非伸縮部6bを形成した部分を幅方向(X方向)に延ばした領域においては、有効伸縮長が短く、この領域以外の伸縮領域Eよりも伸縮力が強くなっている。貼り付ける非伸縮性部材6b’としては、スパンボンド不織布、スパンボンド−メルトブローン複合不織布(SM,SMS,SMMS等の略号で示される場合もある)等を用いることができる。また、粘着剤としては、ホットメルト等を用いることができる。
また、別の背側非伸縮部6bの形成方法としては、上述した外層体3を構成する伸縮性不織布を、図5(a)に示すように、自然状態において、その表面側及び/又は裏面側から、ヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等を用いて背側非伸縮部6bに対応する部位6b’をエンボス処理し、伸縮性不織布を一体的に固定することにより背側非伸縮部6bを形成することができる。このような方法で形成された背側非伸縮部6bは、既に、伸縮機能を喪失しているので、図5(b)に示すように、伸縮領域Eを幅方向(X方向)に伸張させても伸張することがない。その為、背側非伸縮部6bを形成した部分を幅方向(X方向)に延ばした領域においては、有効伸縮長が短く、この領域以外の伸縮領域Eよりも伸縮力が強くなっている。
上述したエンボス処理により背側非伸縮部6bを形成する場合において、背側非伸縮性部6bの幅を変えたときの伸縮力(引張応力)の変化を代表的な材料を用いて測定した。その結果を、表1に示す。
<伸縮力(引張応力)の変化の測定>
パンツ型使い捨ておむつ1Aに使用する伸縮性不織布をX方向の長さ70mm、Y方向の長さ20mmにカットし、以下の、測定サンプルA、B及びCを作成した。測定サンプルAは、エンボス処理を施していないサンプルであり、測定サンプルBは、X方向中央にエンボス処理を施し、幅(7.5mm)の非伸縮部を形成したサンプルであり、測定サンプルCは、X方向中央にエンボス処理を施し、測定サンプルBの倍の幅(15mm)の非伸縮部を形成したサンプルである。これらの測定サンプルA,B及びCそれぞれを測定機械「テンシロンRTC−1150」(オリエンテック社製)にて、自然状態でチャック間の距離K0が50mmとなるよう各サンプルのX方向両端部を把持し、引張速度300mm/min、戻り速度300mm/minで、伸長率100%の距離まで引張り、引張応力を測定した。表1では、各伸長率に相当する距離K1まで引張った時における各サンプルの引張応力を、測定サンプルAの引張応力を基準値100とした比率(INDEX)で示している。このときの伸長率とは次式で定義されるものとする。
伸長率(%)=〔(K1−K0)/K0〕×100
Figure 0005377200
表1のとおり、エンボス処理を施していない伸縮性不織布からなるサンプルAに比べ、エンボス処理を施し伸縮性不織布の一部に非伸縮部を形成したサンプルB,Cは、引張応力が高まることが分かる。また、幅(7.5mm)の非伸縮部を形成したサンプルBでは約1割弱、測定サンプルBの倍の幅(15mm)の非伸縮部を形成したサンプルCでは約2〜3割程度、引張応力が高まっており、エンボス処理を施す幅に応じて引張応力の比率が高められることが分かる。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの形成材料について説明する。
表面シート21、裏面シート22及び吸収体23としては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート21としては、親水性且つ液透過性の不織布等を用いることができ、裏面シート22としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体23としては、吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成され、ティッシュペーパ(図示せず)によって被覆されているものを用いることができる。
腹側部Aの両側縁部3a,6a及び背側部Bの両側縁部3b,6bの接合には、ヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等による融着手段や、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられる接着剤等による接着手段が用いられる。
上述した本発明の第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aを使用した際の作用効果について説明する。
第1実施形態のおむつ1Aは、図1〜図3に示すように、背側部Bの伸縮領域Eには、非伸縮化された背側非伸縮部6bが形成されている。背側非伸縮部6bは、その形成位置が、パンツ型使い捨ておむつ1Aの装着時における装着者の第3腰椎から第5腰椎にかけての部位(図3参照)に対応する幅方向の領域Tb(図2参照)内に配されている。その為、背側非伸縮部6bを形成した部分を幅方向(X方向)に延ばした領域は、有効伸縮長が短く、この領域以外の伸縮力は伸縮領域Eの伸縮力よりも強くなっている。一般的に、パンツ型使い捨ておむつを装着すると、装着者の背側の第3腰椎から第5腰椎にかけての部位が、図3に示すように、腹側に隆起しているので、背中のその部分に窪みが生じ、パンツ型使い捨ておむつを密着させることが難しい。しかし、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、上述したように、背側非伸縮部6bを形成した部分を幅方向(X方向)に延ばした領域は、その伸縮力が強く、背中の前記窪みにおいて弛みを生じ難いので、パンツ型使い捨ておむつ1Aを密着させることができる。このように、パンツ型使い捨ておむつ1Aは、ウエスト回りの一部分の締め付け力を向上させることにより、ウエスト回り全域の締め付けを強めることによる装着者のお腹を苦しめるという不具合が生じ難いにも拘わらず、背側部Bの弛みを生じ難く、漏れを起こし難い。
また、第1実施形態のおむつ1Aは、図2に示すように、おむつ1AのL字状又は逆L字状の各背側非伸縮部6bの短辺が、おむつ1Aの装着時における装着者の第4腰椎(図3参照)に対応する幅方向の領域内に配されている。従って、X方向の長さが最も長い背側非伸縮部6bの短辺のある部位を幅方向(X方向)に延ばした領域は、有効伸縮長が最も短く、伸縮力が最も強くなっている。従って、背側非伸縮部6bの短辺のある部位を、装着者の背側の第3腰椎から第5腰椎にかけての部位の中で、図3に示すように、最も腹側に隆起している第4腰椎に対応する位置に配しているので、背中の前記窪みにおいて弛みを更に生じ難く、更に漏れを起こし難い。また、おむつ1Aの各背側非伸縮部6bは、その外形形状がL字状又は逆L字状であるため、各短辺よりも長手方向(Y方向)中央寄りに非伸縮部を有していない。おむつ1AのL字状又は逆L字状の各背側非伸縮部6bより長手方向(Y方向)中央寄りは、おむつ1Aを装着したときに装着者の臀部の膨らみが膨らみ始める位置であるため、その位置において弛みを更に生じ難く、更に漏れを起こし難い。
次に、本発明の第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつについて、図6〜図8に基づいて説明する。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1B(以下、「おむつ1B」ともいう)については、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつ1Bは、図6,図7に示すように、外層体3が、弾性部材5を用いて形成されている点が大きく異なる。また、第2実施形態のおむつ1Bは、図7に示すように、第1実施形態のおむつ1Aに比べ、背側非伸縮部6bの外形形状が異なっており、また、腹側非伸縮部6aが形成されている点が異なる。
第2実施形態のおむつ1Bの外層体3は、図7に示すように、パンツ型使い捨ておむつ1Bの外面をなす外層シート31及び外層シート31の内面側に配された内層シート32から形成されている。外層体3を構成する外層シート31及び内層シート32の間には、図6,図7に示すように、腹側部Aの両側縁3a1,3a1間及び背側部Bの両側縁3b1,3b1間に亘って複数本の弾性部材5が配されている。詳述すると、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいては、外層体3を構成する外層シート31及び内層シート32の間には、図6,図7に示すように、弾性部材5であるウエスト弾性部材51、胴廻り弾性部材52及びレッグ弾性部材53が配されており、外層体3には、ウエスト弾性領域(ウエストギャザー)、胴回り弾性領域(胴回りギャザー)及び環状の一対のレッグ弾性領域(レッグギャザー)からなる伸縮領域Eが形成されている。
複数本の弾性部材5(ウエスト弾性部材51、胴廻り弾性部材52及びレッグ弾性部材53)は、それぞれ1本あたり、伸長率100%に伸張した時の応力が5cN〜100cNの範囲の応力であることが好ましく、伸長率50%〜1000%に伸張させた状態で外層シート31及び内層シート32の間に配されていることが好ましい。尚、伸長率は、自然長に対する、伸張されて増加した分の長さの割合であり、例えば、長さ10cmのものを20cmに伸張するとその伸長率は100%とされる。
更に詳述すると、第2実施形態のおむつ1Bにおいては、伸縮領域Eであるウエスト弾性領域(ウエストギャザー)は、複数本のウエスト弾性部材51を、図6,図7に示すように、吸収性本体2より長手方向(Y方向)外方に間欠的に配し、且つ外層体3の腹側部Aにおける両側縁3a1,3a1及び背側部Bにおける両側縁3b1,3b1間に亘ってそれぞれ伸張状態で固着することにより形成されている。
また、第2実施形態のおむつ1Bにおいては、伸縮領域Eである胴回り弾性領域(胴回りギャザー)は、複数本の胴廻り弾性部材52を、図6,図7に示すように、ウエスト弾性部材51と外層体3の括れとの間に長手方向(Y方向)に間欠的に配し、且つ外層体3の腹側部Aにおける両側縁3a1,3a1及び背側部Bにおける両側縁3b1,3b1間に亘って伸張状態で固着することにより形成されている。尚、後述する第2実施形態のおむつ1Bの腹側非伸縮部6a及び背側非伸縮部6bが、胴回り弾性領域(胴回りギャザー)の吸収性本体2が配された部位において形成されない場合には、胴回り弾性領域(胴回りギャザー)の吸収性本体2が配された部位においては、粘着剤、エンボス処理によるカット、エンボス処理による熱付与等により、胴廻り弾性部材52の弾性機能が喪失されていてもよい。即ち、腹側非伸縮部6a及び背側非伸縮部6bが、胴回り弾性領域(胴回りギャザー)の吸収性本体2が配された部位において形成されない場合には、伸縮領域Eである胴回り弾性領域(胴回りギャザー)は、腹側部Aにおいては、一方の側縁部3aと吸収性本体2との間の領域と、他方の側縁部3aと吸収性本体2との間の領域とに分かれて形成されていてもよく、背側部Bにおいても同様に、一方の側縁部3bと吸収性本体2との間の領域と、他方の側縁部3bと吸収性本体2との間の領域とに分かれて形成されていてもよい。
また、第2実施形態のおむつ1Bにおいては、伸縮領域Eであるレッグ弾性領域(レッグギャザー)は、腹側部Aにおいては、複数本のレッグ弾性部材53を、図6,図7に示すように、腹側部Aの一方(図7の左側)の側縁3a1から腹側部Aの一方(図7の左側)の括れに沿って固着し、股下部Cを通って、腹側部Aの他方(図7の右側)の括れに沿って腹側部Aの他方(図7の右側)の側縁3a1に至るまで伸張状態で固着し、股下部Cの中央部(中心線CLを含む部位)でカットすることにより形成されている。従って、吸収性本体2が配された部位においては、レッグ弾性部材53の弾性機能が喪失されている。背側部Bにおいても同様に、複数本のレッグ弾性部材53を、図6,図7に示すように、背側部Bの一方(図7の左側)の側縁3b1から背側部Bの一方(図7の左側)の括れに沿って固着し、股下部Cを通って、背側部Bの他方(図7の右側)の括れに沿って背側部Bの他方(図7の右側)の側縁3b1に至るまで伸張状態で固着し、股下部Cの中央部でカットすることにより形成されている。
第2実施形態のおむつ1Bにおいては、各背側非伸縮部6bは、その外形形状が、図7に示すように、長手方向(Y方向)に長い楕円形状である。おむつ1Bの楕円形状の各背側非伸縮部6bは、その中央部が、おむつ1Bの装着時における装着者の第4腰椎(図3参照)に対応する幅方向の領域内に配されている。楕円形状の各背側非伸縮部6bは、図7に示すように、その中央部からY方向の前後端に向かって、その幅が漸次減少するように形成されている。
おむつ1Bの楕円形状の各背側非伸縮部6bは、図7に示すように、そのX方向の幅(W3)の合計が、20mm〜40mmであることが好ましく、そのY方向の長さ(L3)が、15mm〜30mmであることが好ましい。装着対象者が幼児である場合には、パンツ型使い捨ておむつ1Bの幅(W0)に対する各背側非伸縮部6bの幅(W3)の合計の比(W3/W0)は、0.1〜0.3であることが好ましく、パンツ型使い捨ておむつ1Bの長さ(L0)に対する各背側非伸縮部6bの長さ(L3)の比(L3/L0)は、0.03〜0.08であることが好ましい。
おむつ1Bを装着した状態で、背側非伸縮部6bを領域Tb(図7参照)内に配するためには、パンツ型使い捨ておむつ1Bの寸法と装着者の体格との関係が重要である。
例えば、装着対象者が幼児である場合には、図7に示すように、背側非伸縮部6bの中心とおむつ1Aの中心線CLとの間の距離W4は、20〜80mmであることが好ましく、背側非伸縮部6bの中心とおむつ1Aのウエスト開口部WOの端縁との間の距離L4は、8〜30mmであることが好ましい。
第2実施形態のおむつ1Bにおいては、腹側部Aの伸縮領域Eにも、その伸縮性を非伸縮化した腹側非伸縮部6aが配されている。腹側非伸縮部6aは、パンツ型使い捨ておむつ1Bの装着時における装着者の第3腰椎より下方の部位に対応する幅方向に延ばした領域Ta(図7参照)内に形成されている。領域Taは、図7に示すように、装着者の第3腰椎より下方の部位(図3参照)に対応する領域をおむつ1Bの幅方向(X方向)に延ばした略短冊状の領域である。以下、腹側非伸縮部6aについて詳述する。
腹側非伸縮部6aは、図7に示す領域Ta内に、1個〜4個、幅方向(X方向)に間隔を空けて配されていることが好ましく、第2実施形態のおむつ1Bにおいては、1個配されている。1個の腹側非伸縮部6aは、図7に示すように、中心線CLの通る位置に配されている。尚、腹側非伸縮部6aが2個の場合には、中心線CLに対して左右対称に配され、それぞれ、中心線CLとサイドシール部4との間に配される。また、背側非伸縮部6bが3個の場合には、1個の背側非伸縮部6bが中心線CLの通る位置に配され、残りの2個の背側非伸縮部6bは、中心線CLに対して左右対称に配され、それぞれ、中心線CLとサイドシール部4との間に配される。
腹側非伸縮部6aは、その外形形状が、長方形状、楕円形状、菱形形状、円形状、三角形状等であることが好ましく、第2実施形態のおむつ1Bにおいては、図7に示すように、X方向に長い長方形状である。おむつ1Bの長方形状の腹側非伸縮部6aは、装着者のお腹の出っ張りの頂部よりも下方の位置に配されており、パンツ型使い捨ておむつ1Bを装着したときに装着者の第4腰椎(図3参照)より下方の部位に対応する部位を幅方向に延ばした領域Ta(図7参照)内に配されている。
おむつ1Bの長方形状の腹側非伸縮部6aは、図7に示すように、そのX方向の長さ(W5)の合計が、10mm〜30mmであることが好ましく、そのY方向の長さ(L5)が、10mm〜30mmであることが好ましい。装着対象者が幼児である場合には、パンツ型使い捨ておむつ1Bの幅(W0)に対する腹側非伸縮部6aのX方向の長さ(W5)の合計の比(W5/W0)は、0.05〜0.2であることが好ましく、パンツ型使い捨ておむつ1Bの長さ(L0)に対する腹側非伸縮部6aの長さ(L5)の比(L5/L0)は、0.03〜0.1であることが好ましい。
おむつ1Bを装着した状態で、腹側非伸縮部6aを領域Ta(図7参照)内に配するためには、パンツ型使い捨ておむつ1Bの寸法と装着者の体格との関係が重要である。
例えば、装着対象者が幼児である場合には、図7に示すように、腹側非伸縮部6aの中心とおむつ1Bのウエスト開口部WOの端縁との間の距離L6は、20mm〜50mmであることが好ましい。
おむつ1Bの背側非伸縮部6bの形成方法としては、上述したように、外層体3を構成する外層シート31及び内層シート32の間に、弾性部材5であるウエスト弾性部材51、胴廻り弾性部材52及びレッグ弾性部材53を伸張状態で配して伸縮領域Eを形成した後、その伸縮領域Eを、図8(a)に示すように、自然状態に戻す。次に、自然状態に戻した伸縮領域Eの外層シート31及び/又は内層シート32の外表面に、背側非伸縮部6bに対応する非伸縮性部材6b’を貼り付け、非伸縮性部材6b’を貼り付けた範囲の外層シート31、内層シート32及び弾性部材5を一体的に固定することにより背側非伸縮部6bを形成することができる。また、別の方法としては、伸縮領域Eを形成した後、その伸縮領域Eを、図8(a)に示すように、自然状態に戻し、自然状態に戻した伸縮領域Eの外層シート31及び/又は内層シート32の外表面から、ヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等を用いて背側非伸縮部6bに対応する部位をエンボス処理し、外層シート31、内層シート32及び弾性部材5を一体的に固定することにより背側非伸縮部6bを形成することができる。このような方法で形成された背側非伸縮部6bは、既に、伸縮機能を喪失しているので、図8(b)に示すように、伸縮領域Eを幅方向(X方向)に伸張させても伸張することがない。その為、背側非伸縮部6bを形成した部分を幅方向(X方向)に延ばした領域においては、有効伸縮長が短く、この領域以外の伸縮領域Eよりも伸縮力が強くなっている。尚、腹側非伸縮部6aの形成方法についても同様である。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Bの形成材料について説明する。第2実施形態のおむつ1Bについては、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの形成材料と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のおむつ1Aと同様であり、第1実施形態のおむつ1Aの形成材料の説明が適宜適用される。
外層体3を構成する外層シート31と背側部Bの内層シート32としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、外層シート51及び内層シート52としては、撥水性の不織布等を用いることができる。
ウエスト弾性部材51、胴廻り弾性部材52、レッグ弾性部材53としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、天然ゴム、ポリウレタン、発泡ウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる伸縮性の材料等を用いることができる。
上述した本発明の第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Bを使用した際の作用効果について説明する。
第2実施形態のおむつ1Bの効果については、第1実施形態のおむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のおむつ1Aの効果と同様であり、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつ1Bにおいては、図7に示すように、背側非伸縮部6bの外形形状が楕円形状であり、その中央部が、おむつ1Bの装着時における装着者の第4腰椎(図3参照)に対応する幅方向の領域内に配されている。従って、X方向の幅が最も長い背側非伸縮部6bの中央部を幅方向(X方向)に延ばした領域は、有効伸縮長が最も短く、伸縮力が最も強くなっている。従って、背側非伸縮部6bの中央部を、装着者の背側の第3腰椎から第5腰椎にかけての部位の中で、図3に示すように、最も腹側に隆起している第4腰椎に対応する位置に配しているので、背中の前記窪みにおいて弛みを更に生じ難く、漏れを更に起こし難い。また、楕円形状の背側非伸縮部6bは、図7に示すように、その中央部からその前後端に向かって、その幅が漸次減少するように形成されている。その為、その中央部からY方向の前後端に向かって、その領域での有効伸縮長が徐々に長くなり、その伸縮力が徐々に、他の伸縮領域Eの伸縮力に戻っていく。従って、背側非伸縮部6bを形成した部分を幅方向(X方向)に延ばした領域の伸縮力と、それ以外の他の伸縮領域Eとの伸縮力との間に急激な差が発生しないので、装着感の違和感が生じ難い。
また、第2実施形態のおむつ1Bにおいては、背側非伸縮部6b以外に、腹側非伸縮部6aが、パンツ型使い捨ておむつ1Bの装着時における装着者の装着者の第3腰椎(図3参照)より下方の部位に対応する幅方向の領域Ta(図7参照)内に配されている。従って、装着時の位置ズレを生じ難く、装着感が向上する。
本発明のパンツ型使い捨ておむつは、上述の第1,第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1,第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
例えば、上述の第1,第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1A,1Bにおいては、図2,図7に示すように、吸収性本体2と外層体3とが別個に形成されているが、一体的に形成されていてもよい。
また、上述の第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aにおいては、図7に示すように、複数本の胴廻り弾性部材52及び複数本のレッグ弾性部材53は、全て、吸収性本体2が配された部位において、弾性機能が喪失されているが、弾性機能が喪失されていなくてもよく、少数本の胴廻り弾性部材52及びレッグ弾性部材53のみ、弾性機能が喪失されていてもよい。
また、非伸縮部6aは、伸縮領域Eが側縁部3aと吸収性本体2との間とに分かれている領域に配されてもいて良く、腹側非伸縮部6aが2個の場合には、中心線CLに対して左右対称に配され、それぞれ、吸収性本体2とサイドシール部4との間に配される。また、背側非伸縮部6bの場合も同様で、背側非伸縮部6bが2個の場合には、中心線CLに対して左右対称に配され、それぞれ、吸収性本体2とサイドシール部4との間に配される。
1A,1B パンツ型使い捨ておむつ
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
3 外層体
3a,3b 側縁部
3a1,3b1 側縁
31 外層シート
32 内層シート
4 サイドシール部
5 弾性部材
51 ウエスト弾性部材
52 胴廻り弾性部材
53 レッグ弾性部材
6a 腹側非伸縮部
6b 背側非伸縮部
6b’ 非伸縮性部材
7a 第3腰椎
7b 第5腰椎

Claims (3)

  1. 腹側部及び背側部それぞれに伸縮領域を有し、前記腹側部及び前記背側部それぞれの両側縁部が接合されて形成された一対のサイドシール部を有するパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記背側部の前記伸縮領域には、その伸縮性を非伸縮化した背側非伸縮部が配されており、該背側非伸縮部は、おむつの装着時における装着者の第3腰椎から第5腰椎に亘る部位に対応する幅方向の領域内に形成されており、
    表面シート、裏面シート、両シート間に介在する吸収体を有する実質的に縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の前記裏面シート側に配された外層体とを備えており、
    前記外層体は、前記吸収性本体の外方全域に亘って延出しており、伸縮性不織布で形成されており、
    前記伸縮領域は、前記吸収性本体が配された部位を除く前記外層体に形成されているパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 前記背側非伸縮部は、その外形形状が楕円形状であり、その中央部が、おむつの装着時における装着者の第4腰椎に対応する幅方向の領域内に配されている請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 前記腹側部の前記伸縮領域には、その伸縮性を非伸縮化した腹側非伸縮部が配されており、該腹側非伸縮部は、おむつの装着時における装着者の第4腰椎より下方の部位に対応する幅方向の領域内に形成されている請求項1又は2に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
JP2009224625A 2009-09-29 2009-09-29 パンツ型使い捨ておむつ Active JP5377200B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009224625A JP5377200B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 パンツ型使い捨ておむつ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009224625A JP5377200B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 パンツ型使い捨ておむつ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011072380A JP2011072380A (ja) 2011-04-14
JP5377200B2 true JP5377200B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=44017049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009224625A Active JP5377200B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 パンツ型使い捨ておむつ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5377200B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6057287B2 (ja) * 2012-11-30 2017-01-11 大王製紙株式会社 パンツ型使い捨ておむつ
US20180333310A1 (en) * 2017-05-18 2018-11-22 The Procter & Gamble Company Incontinence pant with low-profile unelasticized zones
JP7169759B2 (ja) * 2018-03-29 2022-11-11 大王製紙株式会社 パンツタイプ使い捨て着用物品

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2345749C2 (ru) * 2004-06-28 2009-02-10 Ска Хайджин Продактс Аб Поглощающее изделие с улучшенной защитой от утечек и прилегаемостью
JP5144228B2 (ja) * 2007-11-19 2013-02-13 花王株式会社 パンツ型使い捨ておむつ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011072380A (ja) 2011-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5457829B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP5695320B2 (ja) パンツ型の使い捨て着用物品
JP6442224B2 (ja) パンツ型吸収性物品
US8956338B2 (en) Wearing article with waist belt member
KR101600656B1 (ko) 팬츠형 일회용 착용 물품
JP2011130842A (ja) 使い捨て着用物品
JP2010115424A (ja) パンツ型吸収性物品
ES2938348T3 (es) Un artículo absorbente desechable, tipo braguita, con puño de pernera
JP6175227B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP2012143305A (ja) 使い捨てオムツ
JP4920892B2 (ja) 使い捨てのパンツ型着用物品
JP7475142B2 (ja) 男性使用者に適合された使い捨てパンツタイプ吸収性物品
JP5270143B2 (ja) 使い捨てのパンツ型着用物品およびその製造方法
JP5377200B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
WO2013089198A1 (ja) 使い捨て着用物品
JP5448513B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP2000070300A (ja) パンツ型使いすておむつ
JP2015058226A (ja) 使い捨て着用物品
RU2737447C1 (ru) Впитывающее изделие
JP4535980B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP6478443B2 (ja) パンツ型の使い捨て着用物品
JP2010119577A (ja) パンツ型吸収性物品
JP2014108295A (ja) 吸収性物品
JP5479777B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP5319232B2 (ja) 吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130716

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130924

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5377200

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250