JP7264634B2 - 展開型着用物品 - Google Patents
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Description
厚肉部55の厚みT2と中肉部56の厚みT3との比率は、厚みT2>厚みT3を前提として、厚みT2/厚みT3として、好ましくは1.1以上、より好ましくは1.2以上、そして、好ましくは2.2以下、より好ましくは2以下である。
厚肉部55の厚みT2は、好ましくは0.3mm以上、より好ましくは0.35mm以上、そして、好ましくは1.8mm以下、より好ましくは1.6mm以下である。
中肉部56の厚みT3は、好ましくは0.15mm以上、より好ましくは0.18mm以上、そして、好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.9mm以下である。
長さLaは、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.2mm以上、そして、好ましくは4.0mm以下、より好ましくは3.5mm以下である。
長さLbは、好ましくは3.0mm以上、より好ましくは3.5mm以上、そして、好ましくは7.0mm以下、より好ましくは6.0mm以下である。
薄肉部54の横方向Yの長さすなわち幅W(図5参照)は、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上、そして、好ましくは12mm以下、より好ましくは11mm以下である。
例えば図9に示す形態では、ファスニングテープ5の本体重複部52が、サイドフラップ部41の非肌対向面に露出するように配置されているが、これに代えて、サイドフラップ部41の肌対向面(図示の形態ではサイドシート34の外面すなわち肌対向面)に露出するように配置されてもよく、あるいはサイドフラップ部41を構成する複数枚のシート間(図示の形態ではシート32,34間)に介在配置され、本体重複部52が露出しない構成であってもよい。
また、物品本体2においてファスニングテープ5が取り付けられる部分は特に制限されず、例えば、背側部Cにおいて吸収性本体3又はサイドフラップ部41の縦方向Xに沿う両側縁から一対のサイドパネルが延出し、その一対のサイドパネルそれぞれにファスニングテープ5が取り付けられてもよい。前記サイドパネルは、典型的には、横方向に伸縮性を有する。前述した一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
2 物品本体
3 吸収性本体
31 表面シート
32 裏面シート
33 吸収体
34 サイドシート
4 フラップ部
5 ファスニングテープ
50 止着部
51 ベース基材
52 本体重複部
53 延出部
54 薄肉部
54T 薄肉部配置領域
540 大薄肉部
541 小薄肉部
55 厚肉部
56 中肉部
57 凹部
58 凹凸構造
6 止着領域
A 腹側部
B 股下部
C 背側部
X 縦方向
Y 横方向
Claims (10)
- 着用者の前後方向に対応する縦方向とこれに直交する横方向とを有し、物品本体と、該物品本体の縦方向に沿う両側縁部に設けられたファスニングテープとを具備する展開型着用物品であって、
前記ファスニングテープは、ベース基材と、該ベース基材を他の部材に止着する止着部とを具備し、
前記ベース基材は、平面視で前記物品本体と重なる本体重複部と、該物品本体から延出する延出部とを有し、該延出部に前記止着部が設けられており、
前記本体重複部に、周辺部よりも窪んだ薄肉部が縦方向に複数間欠配置されており、
複数の前記薄肉部それぞれの少なくとも縦方向一方側に、該薄肉部に隣接して、該薄肉部よりも厚みが大きい厚肉部が存在するとともに、該厚肉部の該薄肉部側とは反対側に、該厚肉部に隣接して、該薄肉部よりも厚みが大きく且つ該厚肉部よりも厚みが小さい、中肉部が存在し、
縦方向に最も近接する2個の前記薄肉部それぞれの横方向中心を通って縦方向に延びる仮想直線を引いた場合に、該仮想直線における該2個の薄肉部間に位置する部分の長さが、該仮想直線における該薄肉部の1個と重複する部分の長さよりも長い展開型着用物品。 - 前記薄肉部が、前記ベース基材の押圧により形成された部分であり、前記厚肉部が、その押圧によって該ベース基材の形成材料が延伸されて隆起した部分である請求項1に記載の展開型着用物品。
- 前記厚肉部は、前記薄肉部の横方向の両側には存在しない請求項1又は2に記載の展開型着用物品。
- 前記薄肉部は、前記本体重複部の縦方向両端それぞれから所定距離離間した位置に配置されている請求項1~3の何れか1項に記載の展開型着用物品。
- 前記薄肉部は、平面視で横方向に延びる形状を有する請求項1~4の何れか1項に記載の展開型着用物品。
- 前記本体重複部に存在する全ての前記薄肉部を包含する平面視四角形形状の領域のうち、面積が最小のものを薄肉部配置領域とした場合、該薄肉部配置領域の面積に占める、該薄肉部配置領域内の全ての薄肉部の面積の合計値の割合が、30%以上55%未満である請求項1~5の何れか1項に記載の展開型着用物品。
- 前記厚肉部の厚みが、前記薄肉部の厚みの3倍以上である請求項1~6の何れか1項に記載の展開型着用物品。
- 前記本体重複部に、前記薄肉部として、相対的に面積の大きい大薄肉部と、相対的に面積の小さい小薄肉部とが存在し、
前記大薄肉部が、前記本体重複部の横方向中央部に複数間欠配置され、前記小薄肉部が、該本体重複部の横方向両側部それぞれに複数間欠配置され、
前記大薄肉部の存在する縦方向における位置範囲に前記小薄肉部が存在しない請求項1~7の何れか1項に記載の展開型着用物品。 - 前記本体重複部は、前記薄肉部にて接着剤を介さずに前記物品本体に接合されている請求項1~8の何れか1項に記載の展開型着用物品。
- 請求項1~9の何れか1項に記載の展開型着用物品の製造方法であって、
前記物品本体における前記本体重複部の形成予定位置にベース基材を配置して被加工体を得、該被加工体の該形成予定位置に押圧延伸を施す押圧延伸工程を有し、
前記押圧延伸工程では、周面に凸部を有する凸ロールと周面が平坦な平坦ロールとからなる一対のロールを用い、両ロールの周速に差を設けた状態で、両ロール間に前記被加工体を導入し、両ロール間を搬送中の該被加工体を該凸部で押圧する、展開型着用物品の製造方法。
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JP2009542486A (ja) | 2006-07-13 | 2009-12-03 | エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 少なくとも二つのウェブ材料を互いに結合するための接合部 |
JP2014090724A (ja) | 2012-10-31 | 2014-05-19 | Kao Corp | 使い捨ておむつ |
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- 2018-12-17 JP JP2018235882A patent/JP7264634B2/ja active Active
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