JP6083893B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Description
また、所謂立体ギャザー及びレッグギャザーを設けた使い捨ておむつとして、例えば、特許文献2には、ファブリック層を折り返し、折り返した層間に伸長状態の弾性部材を配して立ち上がる封じ込めフラップ部分(立体ギャザー相当)及び脚ガセット部分(レッグギャザー相当)を形成した使い捨ておむつが記載されている。
本発明の第1実施形態の使い捨ておむつ1A(以下、おむつ1Aともいう)は、図2に示すように、液透過性の表面シート21、液難透過性の裏面シート22及びそれらシート21,22の間に介在された液保持性の縦長の吸収体23を有する吸収性本体2を備えている。おむつ1Aは、図2に示すように、吸収性本体2、並びに吸収性本体2の長手方向の両端部2a,2bを架け渡して固定する着用者の腹側に配される腹側シート部材3A及び背側に配される背側シート部材3Bを具備し、腹側シート部材3Aのおむつ縦方向に沿う両側部3a,3aと該背側シート部材3Bの両側部3b,3bとが接合されて、図1に示すように、一対のサイドシール部4、ウエスト開口部WO及び一対のレッグ開口部LO,LOが形成される所謂パンツ型使い捨ておむつである。
また、おむつ1Aは、図3に示すように、吸収性本体2の長手方向に沿う両側部2s,2sそれぞれに、弾性部材の収縮力によって、立体ギャザーTG及びレッグギャザーLGが形成されるおむつである。以下、具体的に説明する。
表面シート21、防漏シート22a及び外層不織布22bは、それぞれのX方向の幅が、吸収体23のX方向の幅より広い。表面シート21及び防漏シート22aは、Y方向の長さが、吸収体23のY方向の長さより長い。
吸収性本体2を構成する表面シート21、裏面シート22、吸収体23としては、それぞれ、従来、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるもの等を、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート21としては、親水性且つ液透過性の不織布や立体開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート22としては、防漏シート22aが、液不透過性又は液難透過性(撥水性を含む)の樹脂フィルム、外層不織布22bが、各種製法による不織布(例えば、エアースルー不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、ニードルパンチ不織布等)からなるものを用いることができる。外層不織布22bは多層構造のものであっても良い。また、吸収体23としては、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアを、透水性の薄紙や不織布からなるコアラップシートで被覆したもの等を用いることができる。立体ギャザー及びレッグギャザーとなるサイドシート24を形成する疎水性のシート部材としては、フィルム、不織布、織物又はこれらの積層シート等を用いることができる。
弾性部材25,26を固定する接着剤としては、従来、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるもの等を、特に制限なく用いることができ、例えばホットメルト型の接着剤を用いることができる。
また、最も下方に位置する本体弾性部材33dを除く複数本の本体弾性部材33は、その伸長応力が、着用位置のずれを抑制しつつ足回りの可動性を損なわない観点から、レッグギャザー形成用の弾性部材26の伸長応力よりも大きく、立体ギャザー形成用の弾性部材25の伸長応力よりも大きいことが好ましい。
おむつ1Aは、図3に示すように、着用時には、弾性部材25,26の収縮力によって、立体ギャザーTG及びレッグギャザーLGが形成される。そして、立体ギャザーTGとなるサイドシート24のX方向内方側においては、固定部27寄りの部分、即ち立体ギャザーTGの根元部分に、立体ギャザー側非接合領域28Tが形成されている。立体ギャザー側非接合領域28Tには、折り返された疎水性のシート部材どうしの間に、空気層が形成され易くなっており、立体ギャザーTGの通気性及び柔軟性が向上すると共に、2枚相当のシート部材の疎水性を十分に発揮することができるので、防漏性が向上する。また、レッグギャザーLGとなるサイドシート24のX方向外方側においては、折り返しの頂部24T2からの間隔Sに、レッグギャザー側非接合領域28Lが形成されている。そして該レッグギャザー側非接合領域28Lが、図3に示すように、吸収性本体2の幅方向(X方向)で最も外側に位置しており、最も着用者の肌に当接し易くなっている。レッグギャザー側非接合領域28Lには、折り返された疎水性のシート部材どうしの間に、空気層が形成され易くなっているので、着用者に違和感を与え難く、レッグギャザーLGの通気性はもちろん、肌に優しく柔軟性が向上する。
第2実施形態のおむつ1Bについては、第1実施形態のおむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、おむつ1Aと同様であり、おむつ1Aの説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつ1Bの効果については、第1実施形態のおむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、おむつ1Aの効果と同様であり、おむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
液透過性の表面シート、液難透過性の裏面シート及び両シートの間に介在された液保持性の縦長の吸収体を有する吸収性本体の長手方向に沿う両側部それぞれに、弾性部材の収縮力によって、立体ギャザー及びレッグギャザーが形成される使い捨ておむつであって、
前記立体ギャザー及び前記レッグギャザーは、前記吸収性本体の前記表面シートの長手方向に沿う両側部それぞれに長手方向に延在する固定部を介して配設固定された、疎水性のサイドシートから形成され、
前記サイドシートは、一枚のシート部材からなり、該シート部材の幅方向内方側においては、その内方端部が、前記固定部の位置まで該シート部材の外面側に折り返され、折り返されたシート部材間の折り返しの頂部近傍に、長手方向に伸長状態の複数本の立体ギャザー形成用の弾性部材が配設固定されており、該シート部材の幅方向外方側においては、その外方端部が、前記固定部の位置まで該シート部材の外面側に折り返され、折り返されたシート部材間に折り返しの頂部から間隔を空けて、該固定部寄りに、長手方向に伸長状態の複数本のレッグギャザー形成用の弾性部材が配設固定されて形成されており、
前記サイドシートにおける前記固定部よりも幅方向内方側には、該固定部寄りに、弾性部材が配されておらずシート部材間が固定されていない立体ギャザー側非接合領域が形成されており、前記サイドシートにおける前記固定部よりも幅方向外方側には、前記折り返しの頂部から空けた間隔に弾性部材が配されておらずシート部材間が固定されていないレッグギャザー側非接合領域が形成されており、
前記サイドシートの前記レッグギャザー側非接合領域は、前記吸収性本体の幅方向で最も外側に位置している使い捨ておむつ。
前記立体ギャザー側非接合領域は、前記サイドシートにおける前記固定部と前記立体ギャザー形成用の弾性部材が配設固定された領域との間に亘って延在している前記<1>記載の使い捨ておむつ。
<3>
前記サイドシートにおける前記固定部よりも幅方向内方側には、前記立体ギャザー側非接合領域と前記立体ギャザー形成用の弾性部材が配設固定された領域との間に、折り返されたシート部材間が固定された固定領域が形成されている前記<1>記載の使い捨ておむつ。
<4>
前記固定領域は、折り返された前記シート部材間を間欠的に散点状に配した複数の融着部によって接合して形成されている前記<3>記載の使い捨ておむつ。
<5>
隣り合う前記融着部同士の間の前記シート部材間は、接合されていない前記<4>記載の使い捨ておむつ。
<6>
折り返して形成された前記サイドシートの幅方向(X方向)の長さW1に対する前記立体ギャザー側非接合領域の幅W3の割合(W3/W1)は、1%以上が好ましく、5%以上が更に好ましく、また16%以下が好ましく、11%以下が更に好ましく、具体的には1%以上16%以下であることが好ましく、5%以上11%以下であることが更に好ましい前記<3>〜<5>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<7>
折り返して形成された前記サイドシートの幅方向(X方向)の長さW1に対する前記固定領域の幅W7の割合(W7/W1)は、5%以上が好ましく、10%以上が更に好ましく、また50%以下が好ましく、40%以下が更に好ましく、具体的には5%以上50%以下であることが好ましく、10%以上40%以下であることが更に好ましい前記<3>〜<6>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<8>
前記融着部の形状は、円形、楕円形、菱形、三角形、多角形等の形状である前記<4>〜<7>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<9>
1個の前記融着部のシールパターン面積は、0.1mm2以上であることが好ましく、0.2mm2以上であることが更に好ましく、また、2mm2以下であることが好ましく、1mm2以下であることが更に好ましく、より具体的には0.1mm2以上2mm2以下であることが好ましく、0.2mm2以上1mm2以下であることが更に好ましい前記<4>〜<8>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<10>
前記融着部は、ヒートシール、超音波シール、高周波シール、又はこれらの2種以上の組み合わせ等を用いて形成する前記<4>〜<9>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
前記裏面シートは、液難透過性の防漏シートと、該防漏シートの外面側に固定された該防漏シートよりも幅狭の外層不織布とを有しており、
前記外層不織布は、その長手方向に沿う両側部が、前記複数本のレッグギャザー形成用の弾性部材の内の最も前記固定部寄りの弾性部材の位置まで延在しており、
前記サイドシートは、前記一枚のシート部材の前記外方端部が、前記固定部の位置を越えて延在し、前記防漏シートと前記外層不織布との間に配され形成されている前記<1>〜<10>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<12>
前記使い捨ておむつは、前記吸収性本体、並びに前記吸収性本体の長手方向の両端部を架け渡して固定する着用者の腹側に配される腹側シート部材及び背側に配される背側シート部材を具備し、該腹側シート部材のおむつ縦方向に沿う両側部と該背側シート部材の両側部とが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されるパンツ型使い捨ておむつであって、
前記腹側シート部材及び前記背側シート部材は、おむつの外面をなす外層シートと、該外層シートの内面側に配された内層シートとの間に、おむつ幅方向に伸長状態の本体弾性部材をおむつ縦方向に間隔を開けて複数本配して形成されており、
前記腹側シート部材及び前記背側シート部材の一方には、前記複数本の本体弾性部材の内の最も下方に位置する本体弾性部材よりも下方に延出する延出部が形成されている前記<1>〜<11>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<13>
前記腹側シート部材及び前記背側シート部材それぞれには、前記延出部が形成されており、前記腹側シート部材側の延出部の延出長さと、前記背側シート部材側の延出部の延出長さとが同じである前記<12>記載の使い捨ておむつ。
<14>
前記延出部は、その延出先端部分が、前記外層シート及び前記内層シートの内の一方の1枚のシート部材から形成されている前記<12>又は<13>記載の使い捨ておむつ。
<15>
前記腹側シート部材又は前記背側シート部材に配された前記複数本の本体弾性部材の内の最も下方に位置する本体弾性部材は、その伸長応力が、前記複数本のレッグギャザー形成用の弾性部材それぞれの伸長応力よりも大きい前記<12>〜<14>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<16>
前記本体弾性部材は、その伸長応力が、複数本の前記立体ギャザー形成用の弾性部材それぞれの伸長応力よりも大きい前記<12>〜<15>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<17>
前記本体弾性部材の伸長率は、前記レッグギャザー形成用の弾性部材の伸長率より高い前記<12>〜<16>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<18>
前記本体弾性部材の伸長応力は、前記レッグギャザー形成用の弾性部材の伸長応力に対する比(前者/後者)が、1.1倍以上4倍以下であることが好ましく、1.2倍以上3倍以下であることが更に好ましい前記<12>〜<17>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<19>
前記本体弾性部材の伸長率は、前記立体ギャザー形成用の弾性部材の伸長率よりも高い前記<12>〜<18>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<20>
前記本体弾性部材の伸長応力は、前記立体ギャザー形成用の弾性部材の伸長応力に対する比(前者/後者)が、1.1倍以上4倍以下であることが好ましく、1.2倍以上3倍以下であることが更に好ましい前記<12>〜<19>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<21>
最も下方に位置する前記本体弾性部材を除く前記複数本の本体弾性部材は、その伸長応力が、前記レッグギャザー形成用の弾性部材の伸長応力よりも大きく、前記立体ギャザー形成用の弾性部材の伸長応力よりも大きい前記<12>〜<20>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
前記サイドシートは、前記吸収体の長手方向に沿う両側縁部から幅方向外方に延在する前記表面シートの内面上に、前記固定部を介して、前記吸収性本体の全長に亘って配されている前記<1>〜<21>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<23>
前記固定部は、前記サイドシートと前記吸収性本体の全長に亘って配されている前記<1>〜<22>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<24>
折り返して形成された前記サイドシートの幅方向の長さW1に対する間隔S(前記レッグギャザー側非接合領域)の幅W2の割合(W2/W1)は、5%以上が好ましく、8%以上が更に好ましく、また40%以下が好ましく、30%以下が更に好ましく、具体的には5%以上40%以下であることが好ましく、8%以上30%以下であることが更に好ましい前記<1>〜<23>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<25>
間隔S(前記レッグギャザー側非接合領域)の幅W2は、3mm以上が好ましく、5mm以上が更に好ましく、25mm以下が好ましく、20mm以下が更に好ましく、具体的には3mm以上25mm以下が好ましく、5mm以上20mm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<24>の何れか1記載の使い捨ておむつ。
<26>
間隔S(前記レッグギャザー側非接合領域)の幅W2は、前記複数本のレッグギャザー形成用の弾性部材が配設固定された領域の幅W4よりも広い前記<1>〜<25>の何れか1記載の使い捨ておむつ。
<27>
間隔S(前記レッグギャザー側非接合領域)の幅W2に対する、前記幅W4の割合(W4/W2)は、10%以上が好ましく、20%以上が更に好ましく、また90%以下が好ましく、75%以下が更に好ましく、具体的には10%以上90%以下であることが好ましく、20%以上75%以下であることが更に好ましい前記<26>記載の使い捨ておむつ。
<28>
間隔S(前記レッグギャザー側非接合領域)の幅W2は、前記固定部の幅方向の外方端と前記複数本のレッグギャザー形成用の弾性部材が配設固定された領域の幅方向の外方端との間の間隔W5よりも広いことが好ましい前記<1>〜<27>の何れか1記載の使い捨ておむつ。
<29>
間隔S(前記レッグギャザー側非接合領域)の幅W2に対する、前記間隔W5の割合(W5/W2)は、100%以上が好ましく、200%以上が更に好ましく、また500%以下が好ましく、400%以下が更に好ましく、具体的には100%以上500%以下であることが好ましく、200%以上400%以下であることが更に好ましい前記<28>記載の使い捨ておむつ。
間隔S(前記レッグギャザー側非接合領域)の幅W2は、前記固定部の幅方向の外方端と前記複数本のレッグギャザー形成用の弾性部材が配設固定された領域の幅方向の内方端との間の間隔W6よりも広いことが好ましい前記<1>〜<29>の何れか1記載の使い捨ておむつ。
<31>
間隔S(前記レッグギャザー側非接合領域)の幅W2に対する前記間隔W6の割合(W6/W2)は、25%以上が好ましく、50%以上が更に好ましく、また99%以下が好ましく、90%以下が更に好ましく、具体的には25%以上99%以下であることが好ましく、50%以上90%以下であることが更に好ましい前記<30>記載の使い捨ておむつ。
<32>
折り返して形成された前記サイドシートの幅方向の長さW1に対する前記立体ギャザー側非接合領域の幅W3の割合(W3/W1)は、15%以上が好ましく、25%以上が更に好ましく、また50%以下が好ましく、45%以下が更に好ましく、具体的には15%以上50%以下であることが好ましく、25%以上45%以下であることが更に好ましい。具体的には、立体ギャザー側非接合領域28Tの幅W3は、10mm以上が好ましく、15mm以上が更に好ましく、35mm以下が好ましく、30mm以下が更に好ましく、具体的には10mm以上35mm以下が好ましく、15mm以上30mm以下である前記<1>又は<2>記載の使い捨ておむつ。
<33>
前背側シート部材の縦方向の長さL1に対する前記延出部の縦方向の長さL2の割合(L2/L1)は、1%以上が好ましく、5%以上が更に好ましく、また25%以下が好ましく、20%以下が更に好ましく、具体的には1%以上25%以下であることが好ましく、5%以上20%以下であることが更に好ましい前記<12>〜<32>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<34>
前記裏面シートの防漏シートの側部が、幅方向外方に前記固定部を越えて延在している前記<1>〜<33>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<35>
前記使い捨ておむつは、外層体が分割されていないパンツ型使い捨ておむつである前記<1>〜<34>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<36>
前記使い捨ておむつは、展開型のファスニングテープを有する使い捨ておむつである前記<1>〜<34>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
2 吸収性本体
2a、2b 吸収性本体の長手方向の端部
2s 吸収性本体の側部
21 表面シート
21s 表面シートの側部
22 裏面シート
22a 防漏シート
22as 防漏シートの側部
22b 外層不織布
23 吸収体
24 サイドシート
24O 外方端部
24I 内方端部
24T1,24T2 折り返しの頂部
25 立体ギャザー形成用の弾性部材
25T 複数本の立体ギャザー形成用の弾性部材25が配された領域
26 レッグギャザー形成用の弾性部材
26T 複数本のレッグギャザー形成用の弾性部材26が配された領域
26s 最も固定部寄りのレッグギャザー形成用の弾性部材
27 固定部
28T 立体ギャザー側非接合領域
28L レッグギャザー側非接合領域
29T 固定領域
3A 腹側シート部材
3a 腹側シート部材の側部
3B 背側シート部材
3b 背側シート部材の側部
31 外層シート
32 内層シート
33 本体弾性部材
33d 本体弾性部材の内の最も下方に位置する本体弾性部材
35(35A,35B) 延出部
35T 延出部の延出先端部分
36A,36B 被覆シート
4 サイドシール部
51 外層接着剤層
52 内層接着剤層
Claims (7)
- 液透過性の表面シート、液難透過性の裏面シート及び両シートの間に介在された液保持性の縦長の吸収体を有する吸収性本体の長手方向に沿う両側部それぞれに、弾性部材の収縮力によって、立体ギャザー及びレッグギャザーが形成される使い捨ておむつであって、
前記立体ギャザー及び前記レッグギャザーは、前記吸収性本体の前記表面シートの長手方向に沿う両側部それぞれに長手方向に延在する固定部を介して配設固定された、疎水性のサイドシートから形成され、
前記サイドシートは、一枚のシート部材からなり、該シート部材の幅方向内方側においては、その内方端部が、前記固定部の位置まで該シート部材の外面側に折り返され、折り返されたシート部材間の折り返しの頂部近傍に、長手方向に伸長状態の複数本の立体ギャザー形成用の弾性部材が配設固定されており、該シート部材の幅方向外方側においては、その外方端部が、前記固定部の位置まで該シート部材の外面側に折り返され、折り返されたシート部材間に折り返しの頂部から間隔を空けて、幅方向外方側の該折り返しの頂部よりも該固定部寄りに、長手方向に伸長状態の複数本のレッグギャザー形成用の弾性部材が配設固定されて形成されており、
前記サイドシートにおける前記固定部よりも幅方向内方側には、幅方向内方側の前記折り返しの頂部よりも該固定部寄りに、弾性部材が配されておらずシート部材間が固定されていない立体ギャザー側非接合領域が形成されており、前記サイドシートにおける前記固定部よりも幅方向外方側には、前記折り返しの頂部から空けた間隔に弾性部材が配されておらずシート部材間が固定されていないレッグギャザー側非接合領域が形成されており、
前記サイドシートの前記レッグギャザー側非接合領域は、前記吸収性本体の幅方向で最も外側に位置しており、
前記裏面シートは、液難透過性の防漏シートと、該防漏シートの外面側に固定された該防漏シートよりも幅狭の外層不織布とを有しており、
前記外層不織布は、その長手方向に沿う両側部が、前記複数本のレッグギャザー形成用の弾性部材の内の最も前記固定部寄りの弾性部材の位置まで延在しており、
前記サイドシートは、前記一枚のシート部材の前記外方端部が、前記固定部の位置を越えて延在し、前記防漏シートと前記外層不織布との間に配され形成されている使い捨ておむつ。 - 前記立体ギャザー側非接合領域は、前記サイドシートにおける前記固定部と前記立体ギャザー形成用の弾性部材が配設固定された領域との間に亘って延在している請求項1に記載の使い捨ておむつ。
- 前記サイドシートにおける前記固定部よりも幅方向内方側には、前記立体ギャザー側非接合領域と前記立体ギャザー形成用の弾性部材が配設固定された領域との間に、折り返されたシート部材間が固定された固定領域が形成されている請求項1に記載の使い捨ておむつ。
- 前記使い捨ておむつは、前記吸収性本体、並びに前記吸収性本体の長手方向の両端部を架け渡して固定する着用者の腹側に配される腹側シート部材及び背側に配される背側シート部材を具備し、該腹側シート部材のおむつ縦方向に沿う両側部と該背側シート部材の両側部とが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されるパンツ型使い捨ておむつであって、
前記腹側シート部材及び前記背側シート部材は、おむつの外面をなす外層シートと、該外層シートの内面側に配された内層シートとの間に、おむつ幅方向に伸長状態の本体弾性部材をおむつ縦方向に間隔を開けて複数本配して形成されており、
前記腹側シート部材及び前記背側シート部材の一方には、前記複数本の本体弾性部材の内の最も下方に位置する本体弾性部材よりも下方に延出する延出部が形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。 - 前記腹側シート部材及び前記背側シート部材それぞれには、前記延出部が形成されており、前記腹側シート部材側の延出部の延出長さと、前記背側シート部材側の延出部の延出長さとが同じである請求項4に記載の使い捨ておむつ。
- 前記延出部は、その延出先端部分が、前記外層シート及び前記内層シートの内の一方の1枚のシート部材から形成されている請求項4又は5に記載の使い捨ておむつ。
- 前記腹側シート部材又は前記背側シート部材に配された前記複数本の本体弾性部材の内の最も下方に位置する本体弾性部材は、その伸長応力が、前記複数本のレッグギャザー形成用の弾性部材それぞれの伸長応力よりも大きい請求項4〜6の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
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