JP6220661B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、パンツ型吸収性物品に関する。
従来、外装体と、該外装体に固定されている吸収性本体とを具備するパンツ型使い捨ておむつであって、着用者に対するおむつのフィット性を向上させること等を目的に、腹側部及び背側部におけるウエスト開口部の周縁部やそれより下方に、弾性部材をおむつの横方向に配してギャザーが形成されるようにしたものが知られている。
また、そのようなギャザー形成用の弾性部材を、その全体又は一部が、弾性部材を挟む2枚のシートの一方又は双方に固着されないように配した使い捨ておむつも提案されている。
例えば、本出願人は、先に、外装体を構成する2枚のシートどうし間を、おむつの縦方向及び横方向に散点状に形成した接合部において接合する一方、その2枚のシート間に、ギャザー形成用の弾性部材を、接合部を通らないように配した使い捨ておむつ等の吸収性物品を提案している(特許文献1,2参照)。
特開2008−131968号公報 特開2013−116196号公報
ギャザー形成用の弾性部材を、全体又は一部が、その弾性部材を挟む2枚のシートに固着されないように配することによって、外装体の柔軟性や感触を高めたりすることができる。また、特許文献1,2の技術によれば、弾性部材の収縮によって弾性部材を挟む2枚のシートが柔軟性に優れる襞を形成するため、外装体の柔軟性や感触を向上させることができ、またムレ防止性等を向上させることができる。
しかし、使い捨ておむつ等の商品に要求される性能は年々高まっており、柔軟性や履き心地を一層向上させたパンツ型吸収性物品の提供が望まれる。
従って、本発明は、柔軟性や履き心地が一層向上したパンツ型吸収性物品に関する。
本発明は、外装体と、該外装体に固定されている吸収性本体とを具備し、前記外装体は、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部とを有するパンツ型吸収性物品であって、前記パンツ型吸収性物品は縦方向と横方向を有しており、腹側部及び背側部の少なくとも一方における外装体は、着用者の肌から遠い側に配される外層シートと、該外層シートよりも着用者の肌に近い側に配される内層シートと、その間に配された複数本の弾性部材とを有する伸縮部を備え、前記伸縮部においては、前記外層シートと前記内層シートとの間が、物品縦方向に沿う接合部列が複数列形成されるように配置された接合部において接合され、複数本の前記弾性部材が、それぞれ、物品縦方向に隣り合う接合部どうしの間を通って物品横方向に配設されており、前記接合部それぞれが、相互間に隙間を開けて物品縦方向に並んだ複数の融着部からなる、パンツ型吸収性物品を提供するものである。
本発明のパンツ型吸収性物品は、外装体が柔軟で、物品縦方向に沿う形状の変形性及び厚み方向の変形性に優れ、着用者が動き易く肌触りにも優れており、履き心地が良い。
図1は、本発明の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの使用状態(着用状態)を示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつを展開して引き伸ばした状態を肌当接面側から展開平面図である。 図3は、図1に示すおむつの接合部列及びその接合部列を構成する接合部を拡大して示す拡大平面図である。 図4は、接合部の物品縦方向及び物品横方向の長さの説明図である。 図5は、図1に示すおむつにおけるウエスト伸縮部の物品横方向に沿う断面を示す拡大断面図である。 図6は、図1に示すおむつにおける胴回り下部伸縮部の物品横方向に沿う断面を示す拡大断面図である。
以下に、本発明のパンツ型吸収性物品をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ1について、図1〜図3を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1は、外装体2と、該外装体2に固定されている吸収性本体3とを具備する。また、外装体2は、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部Aと、着用者の背側に配される背側部Bとを有しており、腹側部Aにおける物品横方向Yの両端部と背側部Bにおける物品横方向Yの両端部とが接合されて一対のサイドシール部4,4が形成されている。また、この接合によって、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6が形成されている。おむつ1は、腹側部Aと背側部との間に、着用者の股間に配される股下部Cを有している。
本実施形態のおむつ1における外装体2は、図2に示すように、腹側部Aを形成する腹側シート部材2Aと、背側部Bを形成する背側シート部材2Bとに分割されており、一対のサイドシール部4,4においては、腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bとが接合されている。吸収性本体3は、腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bとの間に架け渡すように固定されている。吸収性本体3は、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bのそれぞれと重なる部分が、接着剤等の公知の接合手段により、全面的又は部分的に、両シート部材2A,2Bと接合されている。
外装体2の腹側部Aと背側部Bとは、腹側又は背側シート部材における物品横方向Yの両端に、腹側部Aと背側部Bとの間が接合されていない細幅の領域、例えば10mm以下の領域を有していても良く、その場合も、腹側部Aと背側部Bとが物品横方向Yの両端部において接合されている場合に含まれる。
本実施形態のおむつ1は、図2に示すように、物品縦方向Xに延びる物品縦方向中心線CLに対して左右対称に形成されている。したがって以下の説明では、左右対称な部分については、主として図2中の右側について説明するが、左側も、右側と左右対称である点を除いて同様の構成を有している。
なお、物品縦方向Xは、着用者の腹側に配される部分から股間に配される部分を経て背側に配される部分に至る方向であり、通常、吸収性本体3の長手方向と一致している。他方、物品横方向Yは、図2に示すように、おむつを展開して引き伸ばした状態において、物品縦方向Xと直交する方向であり、また、図1に示すように、腹側部Aと背側部Bとが連結されて形成された筒状の胴回り部Dにおいては、その周方向と一致する。また、物品縦方向Xは、腹側部A及び背側部Bにおいて着用時の上下方向であるため、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、ウエスト開口部5側を上側又は上方、股下部C側を下側又は下方ともいう。
本実施形態のおむつ1において、外装体2を構成する腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bは、それぞれ、図2に示すように、おむつの外面をなす外層シート22と、外層シート22の内面側に配された内層シート23と、両シート22,23間に伸長状態で配された複数本の糸状の弾性部材24とを備えており、それぞれ、ウエスト伸縮部G1及び胴回り下部伸縮部G2を有している。本実施形態のおむつ1においては、おむつの外面をなす外層シート22が、着用者の肌から遠い側に配される外層シートであり、内層シート23が、外装体2において、外層シートよりも着用者の肌に近い側に配される内層シートである。
ウエスト伸縮部G1は、おむつ1の縦方向Xにおいて、吸収性本体3の長手方向の両端3a,3bそれぞれの外方に形成されている。胴回り下部伸縮部G2は、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bのそれぞれにおいて、ウエスト伸縮部G1より下方であってサイドシール部4の下端より上方に形成されている。ウエスト伸縮部G1及び胴回り下部伸縮部G2においては、外層シート22と内層シート23との間が、散点状に形成された多数の接合部26において接合されている。
より詳細には、図2に示すように、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bのそれぞれにおけるウエスト伸縮部G1には、外層シート22と内層シート23とが融着した接合部26が、物品縦方向Xに沿って一列をなすように間欠的に形成されており、その複数の接合部26からなる接合部列26Sが、物品横方向Yに間隔を開けて複数列形成されている。
また、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bのそれぞれにおける胴回り下部伸縮部G2にも、外層シート22と内層シート23とが融着した接合部26が、物品縦方向Xに沿って一列をなすように間欠的に形成されており、複数の接合部26からなる接合部列26Pが、物品横方向Yに間隔を開けて複数列形成されている。
腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bそれぞれにおける、物品側方域S,Sにおいては、ウエスト伸縮部G1の接合部列26Sと、胴回り下部伸縮部G2の接合部列26Pとが、物品縦方向Xに連続する一列を形成している。物品側方域S,Sは、吸収性本体3の両側縁3c,3cの位置より物品横方向Yの外方に位置する領域である。
本実施形態のおむつ1のウエスト伸縮部G1においては、すべての接合部列26Sについて、物品縦方向Xにおける接合部26の位置が略一致している。そして、複数本の弾性部材24が、それぞれ、複数の接合部列26Sそれぞれの接合部どうし間の隙間を通って、物品横方向Yに延びるように配されている。それらの複数の弾性部材24は、何れも、外層シート22と内層シート23との間に配されている。
同様に、胴回り下部伸縮部G2,G2においても、すべての接合部列26Pについて、物品縦方向Xにおける接合部26の位置が略一致している。そして、複数本の弾性部材24が、それぞれ、複数の接合部列26Pそれぞれの接合部どうし間の隙間を通って、物品横方向Yに延びている。それらの複数の弾性部材24も、何れも、外層シート22と内層シート23との間に配されている。
本実施形態のおむつ1においては、図2に示すように、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bは、何れも、物品縦方向中心線CLの両側それぞれに、外層シート22と内層シート23との間が接着剤を介して接合された一対の外側固定領域27を有しており、また、吸収性本体3の側縁3cの位置の近傍に、外層シート22と内層シート23との間が接着剤を介して接合された本体側固定領域28を有している。
ウエスト伸縮部G1には、複数本の弾性部材24が、一対の外側固定領域27間に亘って配されており、それらの弾性部材24は、一対の外側固定領域27それぞれにおいてシート22,23間に固定されている一方、外側固定領域27間においては、シート22,23の何れにも固定されていない。
他方、胴回り下部伸縮部G2には、複数本の弾性部材24が、外側固定領域27と本体側固定領域28との間に亘って配されており、それらの弾性部材24は、外側固定領域27と本体側固定領域28のそれぞれにおいてシート22,23間に固定されている一方、外側固定領域27と本体側固定領域28との間においては、シート22,23の何れにも固定されていない。
本体側固定領域28は、図2に示すように、その全体が吸収性本体3と重なるように形成されていても良いが、吸収性本体3の側縁3cの内外に亘るように形成されていても良い。また、本体側固定領域28は、吸収性本体3の側縁3cよりおむつ横方向の外方に形成されていても良い。なお、本体側固定領域28の全体が吸収性本体3と重なっている態様には、本体側固定領域28のおむつ横方向外側の端部の位置と吸収性本体3の側縁3cの位置とが一致する態様と、本体側固定領域28が、吸収性本体3の側縁3cとの間に所定の間隔を設けて形成されている態様との両者が含まれる。
また、ウエスト伸縮部G1には、接合部列26Sが、物品横方向Xに略等間隔に複数列形成されている。より具体的には、一方の外側固定領域27の近傍から他方の外側固定領域27の近傍に亘って略等間隔に多数配されている。胴回り下部伸縮部G2にも、接合部列26Pが、一方の外側固定領域27の近傍から他方の外側固定領域27の近傍に亘って略等間隔に複数列形成されているが、一対の本体側固定領域28間には、弾性部材24が配されていないか、弾性部材24が、切断等の弾性伸縮性を発現しないようにする処理を施された状態で配されている。
ウエスト伸縮部G1の接合部列26S及び胴回り下部伸縮部G2の接合部列26Pについて説明する。
接合部列26S,26Pを構成する接合部26は、何れも、図3に示すように、相互間に隙間mを開けて物品縦方向Xに並んだ一対の融着部u,dからなる。接合部26は、平面視形状(隙間mを含めた全体形状)が物品縦方向Xに長い形状を有している。接合部26は、弾性部材24と交差して物品縦方向に延びる襞の形成性や、外装体の縦方向の柔軟性向上の観点から、物品縦方向Xの長さL1が、物品幅方向Yの長さL2の、好ましくは2倍以上、より好ましくは7倍以上であり、また好ましくは10倍以下、より好ましくは9倍以下である。前記長さL1は、図4に示すように、接合部26における最も上側の部位と最も下側の部位との間の、物品縦方向Xに沿う長さであり、前記長さL2は、接合部26における物品幅方向Yの一方の端から他方の端との間の、物品幅方向Yに沿う長さである。
また、接合部26を構成する個々の融着部u,dも、それぞれ、物品縦方向Xに長い形状を有することが好ましい。個々の融着部u,dは、弾性部材24と交差して物品縦方向に連続して延びる襞の形成性等から、物品縦方向Xの長さL3が、物品幅方向Yの長さL4の、好ましくは1倍以上、より好ましくは2倍以上であり、また好ましくは4倍以下、より好ましくは5倍以下である。
また、物品縦方向Xにおいて、接合部26の前記隙間mの長さL5(図5参照,融着部間の距離)は、物品縦方向Xに隣り合う接合部26,26どうし間の距離L6未満であることが好ましい。前記隙間mの長さL5を、前記距離L6未満とすることで、接合部26,26間に弾性部材24が強固に固定されないことによる襞の柔軟性と、接合部列間に、弾性部材24と交差して物品縦方向に連続して延びる襞の形成との両立が容易となる。同様の観点から、長さL5の前記距離L6に対する比率は、好ましくは40%以下、より好ましくは35%以下であり、また好ましくは25%以上、より好ましくは30%以上である。外装体2の柔軟性の向上の点から、接合部26の隙間mの長さL5は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上であり、好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.0mm以下である。
また、弾性部材24と交差して物品縦方向に連続して延びる襞の形成性と外装体の縦方向の柔軟性向上の点から、隣り合う弾性部材間の複数の融着部u,dの物品縦方向Xの合計長さ(L3+L3)は、隣り合う弾性部材間の複数の融着部u,dの物品縦方向Xの端部間距離L1の、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは50%以上、より好ましくは60%以上であり、また好ましくは50%以上90%以下、より好ましくは60%以上80%以下である。
また、接合部26の一対の融着部u,dのそれぞれにおいては、外層シート22及び/又は内層シート23を構成するシート材の構成樹脂(構成繊維の熱融着性成分等)が溶融固化して両シート22,23間が結合している。他方、融着部u,dの隙間mにおいては、両シート22,23間は融着されていないか、融着部u,dよりも弱く融着されており、それによって、外装体2は、隙間mにおいて、融着部u,dよりも、物品横方向Yに沿って延びる折り曲げ線に沿って外装体2を折り曲げる際の曲げ剛性が小さくなっている。それにより、外装体2は、物品縦方向Xにおける、接合部26どうし間及び融着部u,dの隙間mにおいて屈曲し易くなっている。
接合部26は、外層シート22と内層シート23とを重ねて、その部分に、熱エンボス加工を施すことにより形成されている。熱エンボス装置としては、エンボスロールとアンビルロールとを備え、そのエンボスロールの外周面に、接合部26の融着部u,dに対応する形状の凸部を有するものを用いることができる。
また、前述したサイドシール部4は、接合部26の形成後に、腹側部A側の本体側固定領域28と背側部B側の本体側固定領域28とを重ねて、その部分に熱エンボス加工を施すことにより形成されている。接合部26を形成する加工として、熱エンボス加工に代えて、超音波シール、レーザー等を採用することもでき、また、サイドシール部4を形成する加工として、熱エンボス加工に代えて、超音波シール、レーザー、接着剤等を採用することもできる。
吸収性本体3は、液透過性の表面シート31、液難透過性の裏面シート32及びそれらの間に配置された吸収体33を有している。液難透過性は、液不透過性と液難透過性と包括する。また、吸収性本体3の両側部には、一対の立体ガード形成用シート34,34が配されている。立体ガード形成用シート34は、物品縦方向中心線CL寄りの端縁近傍に、立体ガード形成用の弾性部材35を有し、おむつの着用時には、その弾性部材35の収縮力により、該端縁から所定幅の部分が表面シート31から離間するように起立して立体ガード34を形成する。
本実施形態のおむつ1のウエスト伸縮部G1においては、図5に示すように、外層シート22と内層シート23との間に伸長状態で配された弾性部材24が収縮することにより、隣接する接合部列26S間のシート22及びシート23が外方に膨らむように変形して、隣接する接合部列26S間にシート22又はシート23,22Rからなる襞29が生じると共に、両シート22,23間には、襞29と襞29とに周囲を囲まれた中空部30が形成される。
なお、本実施形態のおむつ1においては、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおける外層シート22を構成するシート材が、ウエスト開口部5の周縁部51に沿って内層シート23の肌当接面側に折り返されており、その折り返し部分22Rが、ウエスト伸縮部G1における内層シート23の肌当接面側を覆っている(図5参照)。また、その折り返し部分22Rは、全面的又は部分的に塗工された接着剤により内層シート23及び/又は吸収性本体3の肌当接面に接合されている一方、接合部26には融着されていない。
胴回り下部伸縮部G2においては、図6に示すように、外層シート22と内層シート23との間に伸長状態で配された弾性部材24が収縮することにより、隣接する接合部列26P間のシート22及びシート23が外方に膨らむように変形して、隣接する接合部列26S間にシート22又はシート23からなる襞29が生じると共に、両シート22,23間には、襞29と襞29とに周囲を囲まれた中空部30が形成される。
また、本おむつ1におけるウエスト伸縮部G1及び/又は胴回り下部伸縮部G2には、弾性部材24が、物品縦方向に隣り合う接合部26どうし間に配され、接合部26においてシート22,23に固着されていないため、シート22又はシート23により形成される襞29は、外装体2が、厚み方向に加わる荷重に対して柔軟に変形する。
しかも、外装体2は、物品縦方向Xにおいて、接合部26どうし間のみならず、個々の接合部26における融着部u,d間の隙間mにおいても柔軟に屈曲する。そのため、外装体2の物品縦方向Xの形状が、着用者の腹部の形状に沿うように柔軟に変化するとともに、着用者の動き等により腹部の形状が変化したときにも、その変化に追従して柔軟に変化する。
本実施形態のおむつ1は、このような構成を有しており、外装体2が柔軟で、物品縦方向に沿う形状の変形性及び厚み方向の変形性に優れており、着用者が動き易く肌触りが良好であり、履き心地に優れている。
また、おむつ1の外面又は内面側に形成される襞29,29間の凹部が通気路として働き、おむつ1内の湿気を外部に逃がしやすく、ムレにくい。このような襞29は、ウエスト伸縮部G1及び/又は胴回り下部伸縮部G2に、少なくとも自然状態において形成されることが好ましく、物品の着用状態においても、襞29,襞29間に形成される空間が維持されることが好ましい。
個々の接合部26は、本実施形態のおむつ1のように、一対の融着部u,からなることが、弾性部材24と交差して物品縦方向に延びる襞の形成性や、外装体の縦方向の柔軟性向上の点から好ましい。
おむつ1の各部の形成材料について説明すると、表面シート31、裏面シート32、吸収体33及び立体ガード形成用シート34等としては、それぞれ、この種の吸収性物品に従来用いられているものと同様のものを特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート31としては、液透過性の不織布や、開孔フィルム、これらの積層体等を用いることができ、裏面シート32としては、樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体33としては、パルプ等の繊維材料の繊維集合体からなる吸収性コア又はこれに高吸収性ポリマーを担持させた吸収性コアを、ティッシュペーパーや透水性の不織布等からなるコアラップシートで包んでなるもの等を用いることができる。立体ガード形成用シート34としては、伸縮性のフィルム、撥水性の不織布、織物又はそれらの積層シート等を用いることができる。
外層シート22及び内層シート23を構成するシート材としては、この種の物品に従来使用されている各種のシート材を特に制限なく用いることができるが、不織布であることが好ましく、特に柔軟性等の観点から、エアースルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布等からなる単層の不織布又は2層以上の積層不織布であることが好ましい。また、これらの不織布とフィルムとを一体化したシートでもよい。なお、股下部Cにおける裏面シート32の非肌当接面側にも、不織布やフィルム等からなる外装シートを配することもできる。
弾性部材24,35の形成材料としては、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられる各種公知の弾性材料を特に制限なく用いることができる。弾性材料の形成素材のとしては、例えば、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができる。弾性部材の形態としては、断面が矩形、正方形、円形、多角形状等の糸状(糸ゴム等)若しくは紐状(平ゴム等)のもの、又はマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を好ましく用いることができる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されず適宜変更可能である。
例えば、外装体は、腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bとに分割されていないものであっても良い。例えば、外装体は、外層シート22及び内層シート23それぞれが、腹側部A、股下部C及び背側部Bに亘って連続する一枚のシートからなるものであっても良いし、外層シート22が、腹側部A、股下部C及び背側部Bに亘って連続する一枚のシートからなる一方、内層シート23が、腹側部A及び背側部Bの何れか一方のみに配されているものであっても良い。
また、胴回り下部伸縮部G2は、一方の側部域Sから他方の側部域Sに亘って連続して伸縮性を発現するものであっても良い。また、本発明のパンツ型吸収性物品は、ウエスト伸縮部G1と胴回り下部伸縮部G2の何れか一方のみを有するものであっても良い。また、本発明のパンツ型吸収性物品は、腹側部A及び背側部Bの両方に、ウエスト伸縮部G1及び胴回り下部伸縮部G2を有するものに代えて、腹側部A及び背側部Bの何れか一方のみに、ウエスト伸縮部G1及び胴回り下部伸縮部G2の一方又は双方を有するものであっても良い。
また、腹側部A又は背側部Bにおける外装体2は、上述したおむつ1のように、外層シートを構成するシート材のみがウエスト開口部の周縁部で折り返されているものであっても良いが、外層シートを構成するシート材と内層シートを構成するシート材とが一体的に折り返されていても良いし、外層シート及び内層シートの何れもが折り返し部分を有していなくても良い。また、外層シート又は内層シートの折り返し部分は、上述したおむつ1とは異なる態様で相対向面に接合されていても良く、例えば、全域に亘って相対向面に接合されているもの等とすることもできる。
また、個々の接合部を構成する融着部の数、換言すれば、隣り合う弾性部材間に物品縦方向に並べて配置された融着部の個数は、2個に代えて3個以上とすることもできる。
また、パンツ型吸収性物品は、幼児又は成人用のパンツ型使い捨ておむつの他、パンツ型の生理用ナプキン等であっても良い。
上述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
前述した本発明の実施形態(態様)に関し、更に以下の付記(パンツ型着用物品)を開示する。
<1>
外装体と、該外装体に固定されている吸収性本体とを具備し、
前記外装体は、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部とを有するパンツ型吸収性物品であって、
前記パンツ型吸収性物品は縦方向と横方向を有しており、
腹側部及び背側部の少なくとも一方における外装体は、着用者の肌から遠い側に配される外層シートと、該外層シートよりも着用者の肌に近い側に配される内層シートと、その間に配された複数本の弾性部材とを有する伸縮部を備え、
前記伸縮部においては、前記外層シートと前記内層シートとの間が、物品縦方向に沿う接合部列が複数列形成されるように配置された接合部において接合され、複数本の前記弾性部材が、それぞれ、物品縦方向に隣り合う接合部どうしの間を通って物品横方向に配設されており、
前記接合部それぞれが、相互間に隙間を開けて物品縦方向に並んだ複数の融着部からなる、パンツ型吸収性物品。
<2>
前記接合部のそれぞれが、相互間に隙間を開けて物品縦方向に並んだ一対の融着部からなる、前記<1>に記載のパンツ型吸収性物品。
<3>
物品縦方向において、前記接合部の前記隙間の長さL5は、物品縦方向に隣り合う接合部どうし間の距離L6未満である、前記<1>又は<2>に記載のパンツ型吸収性物品。
<4>
前記長さL5の前記距離L6に対する比率は、好ましくは40%以下、より好ましくは35%以下であり、また好ましくは25%以上、より好ましくは30%以上である、前記<3>に記載のパンツ型吸収性物品。
<5>
前記接合部の前記隙間の長さL5は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上であり、好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.0mm以下である、前記<1>〜<4>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<5>
隣り合う弾性部材間の複数の前記融着部の物品縦方向の合計長さが、隣り合う弾性部材間の複数の前記融着部の物品縦方向の端部間距離の、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは50%以上、より好ましくは60%以上であり、また好ましくは50%以上90%以下、より好ましくは60%以上80%以下である、前記<1>〜<4>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<6>
前記外装体は、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部とを有しており、腹側部における物品横方向の両端部と背側部における物品横方向の両端部とが接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部が形成されている、前記<1>〜<5>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<7>
前記接合部は、物品縦方向Xの長さL1が、物品幅方向Yの長さL2の、好ましくは2倍以上、より好ましくは7倍以上であり、また好ましくは10倍以下、より好ましくは9倍以下である、前記<1>〜<6>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<8>
前記接合部を構成する個々の融着部も、それぞれ、物品縦方向Xに長い形状を有する、前記<1>〜<7>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<9>
前記融着部は、物品縦方向Xの長さL3が、物品幅方向Yの長さL4の、好ましくは1倍以上、より好ましくは2倍以上であり、また好ましくは4倍以下、より好ましくは5倍以下である、前記<1>〜<8>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<10>
前記接合部を構成する融着部u,dのそれぞれにおいては、外層シート22及び/又は内層シート23を構成するシート材の構成樹脂(構成繊維の熱融着性成分等)が溶融固化して両シート22,23間が結合している、前記<1>〜<9>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<11>
前記接合部が、物品縦方向に並んだ一対の融着部u,dからなる、前記<1>〜<10>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<12>
前記外層シート22及び前記内層シート23を構成するシート材が、不織布である前記<1>〜<11>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<13>
前記弾性部材が糸状の弾性部材である、前記<1>〜<12>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<14>
前記外装体は、腹側シート部材と背側シート部材とに分割されている、前記<1>〜<13>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<15>
前記外装体は、前記外層シート及び前記内層シートのそれぞれが、腹側部A、股下部C及び背側部Bに亘って連続する一枚のシートからなる、前記<1>〜<13>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<16>
前記外層シートが、腹側部A、股下部C及び背側部Bに亘って連続する一枚のシートからなる一方、前記内層シートが、腹側部A及び背側部Bの何れか一方のみに配されている、前記<1>〜<15>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<17>
腹側部A又は背側部Bにおける外装体は、外層シートを構成するシート材のみがウエスト開口部の周縁部で折り返されている、前記<1>〜<16>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<18>
腹側部A又は背側部Bにおける外装体は、外層シートを構成するシート材と内層シートを構成するシート材とが一体的に折り返されている、前記<1>〜<16>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<19>
腹側部A又は背側部Bにおける外装体は、外層シート及び内層シートの何れもが折り返し部分を有していない、前記<1>〜<16>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<20>
パンツ型吸収性物品は、幼児又は成人用のパンツ型使い捨ておむつである、前記<1>〜<19>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<21>
パンツ型吸収性物品は、パンツ型の生理用ナプキンである、前記<1>〜<19>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
1 パンツ型使い捨ておむつ(パンツ型吸収性物品)
2 外装体
2A 腹側シート部材
2B 背側シート部材
22 外層シート
23 内層シート
22R 折り返し部分
24 弾性部材
26 接合部
26S 接合部列
26P 接合部列
27 外側固定領域
28 本体側固定領域
29 襞
30 中空部
3 吸収性本体
31 表面シート
32 裏面シート
33 吸収体
34 立体ガード
35 弾性部材
4 サイドシール部
5 ウエスト開口部
51 周縁部
6 レッグ開口部
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
D 胴回り部
G1 ウエスト伸縮部
G2 胴回り下部伸縮部

Claims (4)

  1. 外装体と、該外装体に固定されている吸収性本体とを具備し、
    前記外装体は、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部とを有するパンツ型吸収性物品であって、
    前記パンツ型吸収性物品は縦方向と横方向を有しており、
    腹側部及び背側部の少なくとも一方における外装体は、着用者の肌から遠い側に配される外層シートと、該外層シートよりも着用者の肌に近い側に配される内層シートと、その間に配された複数本の弾性部材とを有する伸縮部を備え、
    前記伸縮部においては、前記外層シートと前記内層シートとの間が、物品縦方向に沿う接合部列が複数列形成されるように配置された接合部において接合され、複数本の前記弾性部材が、それぞれ、物品縦方向に隣り合う接合部どうしの間を通って物品横方向に配設されており、
    前記接合部は、物品縦方向に隣り合う前記弾性部材間に、相互間に隙間を開けて物品縦方向に並べて配置された複数の融着部からなる、パンツ型吸収性物品。
  2. 前記接合部のそれぞれが、相互間に隙間を開けて物品縦方向に並んだ一対の融着部からなる、請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 物品縦方向において、前記接合部の前記隙間の長さは、物品縦方向に隣り合う接合部どうし間の距離未満である、請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 隣り合う弾性部材間の複数の前記融着部の物品縦方向の合計長さが、隣り合う弾性部材間の複数の前記融着部の物品縦方向の端部間距離の90%以下である、請求項1〜3の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
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