JP5940838B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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本発明はパンツ型吸収性物品に関する。
従来、パンツ型の使い捨ておむつにおいて、胴回り部に配する胴回り部弾性部材をおむつの外表面を形成する最外層シート以外の部材に固定し、その胴回り弾性部材と最外層シートとの間に非接合領域を設けることによって最外層シートの内方にギャザーを形成する一方、胴回り部の外表面にはギャザーが形成されないようにする技術が知られている(特許文献1参照)。この種のパンツ型の使い捨ておむつには胴回り部の外表面にギャザーが形成されていないので、すっきりとした外観を呈するという利点がある。
一方、最外層シートとして伸縮性を有するシートを用いたパンツ型の使い捨ておむつとしては、例えば特許文献2に記載のものが知られている。同文献に記載のおむつは、その外装体が伸縮シートと該伸縮シートに接合された非伸縮シートとを備えた伸縮性複合部を有している。伸縮シートとしては例えば、互いに交差せずに一方向に延びるように配列した多数の弾性フィラメントが、実質的に非伸長状態で、それらの全長にわたり伸長可能な不織布に接合されているものが用いられている。この構成のおむつは着用者の肌に接する面側に形成される凸条部によってクッション性を与えるとともに、高さの抑制された凸条部が外側面に配されるので、見た目のモコモコ感が減じられ、下着様の外観及び感触を実現することが可能となるという利点も有する。
特開平11−4853号公報 特開2010−284228号公報
しかし、特許文献1に記載のおむつは最外層シートとして非伸縮性のシートを用いているので、実際は十分な伸縮性を有しているのにもかかわらず、おむつが伸縮性を有しているとの印象を使用者に与えづらいことがある。また、最外層シートが伸縮しないことに起因しておむつ全体のサイズが大きいとの印象を使用者に与えることがある。
また特許文献2に記載のおむつでは、前記伸縮性複合部による収縮力だけでおむつのフィット性を確保しようとした場合、胴回り部の収縮力が十分でなく、おむつの装着状態において、使用者の動作等に起因しておむつの位置ずれが起こる可能性がある。
本発明の課題は、前述した従来技術よりも外観やフィット性が向上したパンツ型吸収性物品を提供することにある。
本発明は、外装体と、該外装体の内面側に固定された吸収性本体とを備え、腹側部と背側部の間を股部を介して延びる縦方向とこれに交差する横方向を有し、ウエスト開口部とレッグ開口部とを備えたパンツ型吸収性物品であって、前記外装体は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、前記腹側部は、前記ウエスト開口部と前記レッグ開口部との間に前記横方向に延びる胴回り領域を有しており、該胴回り領域は、前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっている上腹部領域を有し、前記上腹部領域においては、前記内層シートに弾性部材が前記横方向に延びて固定され、かつ前記外層シートが伸縮性を有している、パンツ型吸収性物品を提供するものである。
本発明によれば、下着様の外観を有し、かつ胴回り部におけるフィット性に優れたパンツ型吸収性物品が提供される。
図1は、本発明のパンツ型吸収性物品の第1実施形態としてパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た展開平面図である。 図3は、図1に示すおむつに用いられる外装体を伸長させて拡げた状態を外面側から見た展開平面図である。 図4は、図2におけるIV−IV線断面図である。 図5は、上前腸骨棘及び腸骨稜の位置を示す人体図である。 図6は、本発明のパンツ型吸収性物品の第2実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た展開平面図である。 図7は、図6におけるVII−VII線断面図である。 図8は、図6におけるVIII−VIII線断面図である。 図9は、本発明のパンツ型吸収性物品の第3実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図10は、図9に示すおむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た展開平面図である。 図11は、図10におけるXI−XI線断面図である。 図12(a)及び図12(b)は、本発明のパンツ型吸収性物品の別の実施形態を示す展開平面図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1ないし図4には、本発明の第1実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」ともいう)が示されている。おむつ1は、外装体11と、該外装体11の内面側に固定された吸収体4を含む吸収性本体10とを備えている。またおむつ1は、着用時に着用者の腹側に配される腹側部A、着用時に着用者の背側に配される背側部B、及び腹側部Aと背側部Bとの間に位置して、着用時に着用者の股間部に配される股部Cを有している。
おむつ1は、腹側部Aと背側部Bとの間を、股部Cを介して延びる縦方向と縦方向に交差する横方向とを有している。各図中に示すY方向が縦方向であり、各図中に示すX方向が横方向である。図2に示すように、展開かつ伸長状態のおむつ1において、おむつ1における横方向Xは、縦方向Yと直交している。
腹側部A及び背側部Bのそれぞれにおいて、パンツ型吸収性物品の縦方向は着用時の上下方向であるため、本明細書においては腹側部A及び背側部Bの縦方向に関し、ウエスト開口縁W側を上、股部C側を下とも表現する。また、本明細書において「肌対向面」とは、吸収性本体10などの各部材の表裏両面のうち着用時に着用者の肌側に配される面であり、「非肌対向面」とは、吸収性本体10などの各部材の表裏両面のうち着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面である。
吸収性本体10は、図2及び図4に示す通りおむつ1の縦方向Yと同方向に長い略矩形状をしている。吸収性本体10は、液透過性の表面シート2、液不透過性又は液難透過性(撥水性等)の裏面シート3及び両シート2,3間に介在配置された液保持性の吸収体4を有している。表面シート2及び裏面シート3は吸収体4の各面を被覆し、かつ吸収体4の外縁から外方に延出している。
また吸収性本体10には、図2に示す通り縦方向Yに沿う左右両側に、液抵抗性ないし撥水性でかつ通気性の素材から構成された側方カフス8,8が形成されている。各側方カフス8の自由端部の近傍には複数の側方カフス弾性部材81が伸長状態で配されている。側方カフス8はおむつ着用時に起立して液の側方への流出を阻止する。
吸収性本体10の裏面シート3側に配置された外装体11は、おむつ1の外表面を形成する外層シート12を有している。外層シート12は、図3に示す通り第1外層シート12aと第2外層シート12bとから構成されている。第1外層シート12aはおむつ1の腹側部Aに対応する位置に配置されている。また第1外層シート12aはおむつ1の背側部Bに対応する位置にも配置されている。一方、第2外層シート12bはおむつ1の股部Cに対応する位置に配置されている。第1外層シート12aと第2外層シート12bとは、図4に示す通り腹側部Aと股部Cとの境界において重なり部を有しており、該重なり部においてホットメルト粘着剤(図示せず)等の接合手段によって接合されている。図4に示す重なり部においては、第1外層シート12aが第2外層シート12bの上に重なるように配置されている。尤も両者の重なり合いの関係はこれに限られず、図4とは反対に、第2外層シート12bが第1外層シート12aの上に重なるように配置されていてもよい。図示していないが、背側部Bと股部Cとの境界の構成も腹側部Aと股部Cとの境界の構成と同様となっている。
第1外層シート12aは、(i)一枚のシート材料から構成されているか、(ii)複数枚のシート材料の積層体から構成されているか、又は(iii)一枚若しくは複数枚のシートと、一本若しくは複数本の糸状若しくは帯状の弾性部材との複合体から構成されている。いずれの場合も、第1外層シート12aは上腹部において伸縮性を有しており、下腹部においては伸縮性を有していても、有していなくても良い。なお、本実施形態では上腹部と下腹部双方において第1外層シート12aは伸縮性を有している。伸縮性はおむつ1の少なくとも横方向Xに発現することが好ましい。更に好ましくは横方向X及び縦方向Yの二方向に発現し、一層好ましくは横方向X及び縦方向Yを含むXY平面内のあらゆる方向に発現する。伸長性を有する第1外層シート12aは、その自然状態(弛緩状態)でおむつ1に組み込まれてもよく、あるいは伸長状態でおむつ1に組み込まれてもよい。
第1外層シート12aが(i)の場合には、一枚のシート材料が弾性樹脂等の弾性材料を含み伸縮性を有している。そのような第1外層シート12aとしては、例えば弾性繊維を含む不織布若しくは織布、又は弾性樹脂を含むフィルム等が挙げられる。
(ii)の場合には、複数枚のシート材料のうちの少なくとも一枚が弾性樹脂等の弾性材料を含んで伸縮性を有し、他のシート材料が少なくとも伸長性を有している。そのような第1外層シート12aとしては、例えば、弾性繊維層の少なくとも一面に実質的に非弾性の非弾性繊維層が配され、両繊維層は、弾性繊維層の構成繊維が繊維形態を保った状態で繊維交点の熱融着によって全面接合されており、非弾性繊維層の構成繊維の一部が弾性繊維層に入り込んだ状態、及び/又は、弾性繊維層の構成繊維の一部が非弾性繊維層に入り込んだ状態になっている伸縮性不織布が挙げられる。そのような伸縮性不織布としては、例えば本出願人の先の出願に係る特開2007−138374号公報に記載のもの等が挙げられる。
(iii)の場合には、一枚のシート材料の一方の面に、又は二枚のシート材料の間に一本若しくは複数の弾性部材が接合されて、第1外層シート12aが構成されている。(iii)の場合、伸縮性及び伸長性を有さないシート材料に前記弾性部材が伸長状態で接合されている形態と、少なくとも伸長性を有するシート材料に前記弾性部材が自然状態(弛緩状態)で接合されている形態とがあり、本発明ではいずれの形態も用いることができるが、後者の形態の方が、おむつ1がより下着様の外観となり、すっきりとして見えるので好ましい。後者の形態を有する第1外層シート12aとしては、互いに交差せずに一方向に延びるように配列した多数の弾性フィラメントが、実質的に非伸長状態で、それらの全長にわたり伸長可能な不織布に接合されてなる伸縮シートが挙げられる。そのような伸縮シートとしては、例えば本出願人の先の出願に係る特開2008−179128号公報に記載のもの等が挙げられる。
第1外層シート12aが少なくとも上腹部において伸縮性を有しているのに対して、第2外層シート12bは伸縮性を有していてもよく、あるいは非伸縮性のものであってもよい。第2外層シート12bが伸縮性を有する場合、該シート12bとしては第1外層シート12aと同様のものを用いることができる。一方、第2外層シート12bが非伸縮性のものである場合には、該シート12bとして、例えば非伸縮性の不織布若しくは織布又は非伸縮性のフィルムを用いることができる。これら非伸縮性のシート材料は単層構造であってもよく、あるいは二層以上の多層構造であってもよい。
上述した外層シート12に加え、おむつ1の外装体11は内層シート13も有している。内層シート13は外層シート12と吸収性本体10との間に位置している。内層シート13は吸収体4の縦方向Yの端縁4Wから縦方向Y外方に延出している。内層シート13は外装体11の厚み方向Zにおいて、外層シート12よりも内側(着用時に着用者の肌に近い側)に配されており、吸収体4の外縁を超えて吸収体4の縦方向Y外方及び横方向X外方にわたって延在している。
おむつ1の外装体11について詳述すると、外装体11の外層シート12はおむつ1の外表面を形成している。外装体11の内層シート13は、外層シート12に隣接させて該外層シート12の肌対向面側に配されている。外層シート12及び内層シート13はいずれも腹側部A、股部C及び背側部Bにわたって存在している。横方向Xに関しては、外層シート12と内層シート13とは同形をしている。一方縦方向Yに関しては、外層シート12と内層シート13とは同形ではなく、外層シート12は、図4に示す通り内層シート13の縦方向Yの端縁から縦方向Y外方に延出した延出部121を有している。この延出部は、図4に示す通りウエスト開口縁Wにおいて内面側(肌対向面側)に折り返されている。折り返された延出部121は、内層シート13よりも肌対向側に配置されている補助シート15の肌対向面を被覆している。補助シート15の詳細については後述する。外装体11は、図1に示す通り腹側部Aにおける両側縁部と背側部Bにおける両側縁部とが互いに接合されており、その接合によって、図1に示す通りおむつ1に一対のサイドシール部S,S、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6,6が形成されている。ウエスト開口縁Wはウエスト開口部5の周縁である。外装体11は、展開かつ伸長状態のおむつ1においては、図2に示す通り縦方向Y中央域が横方向Xの内方に向けて括れた砂時計状の形状をしている。
おむつ1は、図2及び図4に示す通り吸収体4の縦方向Yの端縁4Wを覆う略矩形状の補助シート15を備えている。補助シート15は腹側部Aと背側部B各々に一枚ずつ配されている。図4に示す通り、補助シート15における縦方向Yの一方の端縁は内層シート13の縦方向Yの端縁を超えてウエスト開口縁Wの位置まで達している。これに対して補助シート15における縦方向Yの他方の端縁は、吸収体4の縦方向Yの端縁4Wを超えて該吸収性本体1の表面シート2上に延在している。したがっておむつ1の肌対向面は、外層シート12の延出部121と、補助シート15と、表面シート2とから構成されている。
おむつ1Aの腹側部Aは図2及び図4に示す通り、ウエスト開口縁Wを含むウエスト領域A1と、該ウエスト領域A1に隣接しかつ該ウエスト領域A1よりも股部C側に位置する胴回り部A2とを有している。つまりおむつ1における腹側部Aは、ウエスト開口縁W側から股部C側に向かって順に、ウエスト領域A1及び胴回り領域A2を有している。なお図示していないが、おむつ1における背側部Bもウエスト開口縁W側から股部C側に向かって順に、ウエスト領域B1及び胴回り領域B2を有している。ウエスト領域A1,B1はおむつ1の縦方向Yにおいて、ウエスト開口縁Wから内層シート13の縦方向Yの端縁までの間にわたっている。一方胴回り領域A2,B2はおむつ1の縦方向Yにおいて、内層シート13の端縁から第1外層シート12aの下端縁までの間にわたっている。なお以下の説明においては、主としておむつ1の腹側部Aにおけるウエスト領域A1及び胴回り領域A2の構成について図1ないし4を参照しつつ説明するが、背側部Bにおけるウエスト領域B1及び胴回り領域B2も同様の構成を有している。
ウエスト領域A1はウエスト開口縁Wに沿っておむつ1の横方向Xに帯状に延びている。ウエスト領域A1には糸状又は帯状の複数本(図示例は6本)のウエスト弾性部材51がおむつ1の横方向Xに延びて横方向Xに伸長させた状態で外層シート12の肌対向面に固定されている。ウエスト弾性部材51の本数は、ウエスト領域A1に3〜20本配されていることが好ましく、より好ましくは5〜15本である。図4に示す通り、ウエスト弾性部材51は外装体11の外層シート12と補助シート15との間に配されている。ウエスト弾性部材51は、ウエスト領域A1における外層シート12及び/又は補助シート15の略全面に塗布された接着剤(図示せず)を介してこれらのシート12,15に固定されている。ウエスト弾性部材51はサイドシール部S,S間の全域にわたって配されている。おむつ1の着用状態においては、ウエスト弾性部材51の収縮によって外層シート12及び補助シート15に多数の襞ないし凹凸が生じて、ウエストギャザーG1が形成される(図1参照)。
ウエスト領域A1に隣接して位置している胴回り領域A2も、おむつ1の横方向Xに帯状に延びている。図4に示す通り、胴回り領域A2のうちおむつ1の縦方向Yにおいて、内層シート13と外層シート12とは、ウエスト開口部寄りの部分と吸収体4の端部4W側それぞれにおいて接合されており、その間においては両シートは非接合となされている。この領域を「上腹部領域A21」,(背側部Bでは「上背部領域B21」)ともいう。より具体的には第1外層シート12aと内層シート13とが非接合状態となっている。これとともに上腹部領域A21(以下、上背部領域B21と併せて上胴部領域A21,B21ともいう。)では上胴部弾性部材71が、おむつ1の横方向Xに延びて横方向Xに伸長させた状態で横方向Xに延びて内層シート13に固定されている。図4に示す通り、上胴部弾性部材71は内層シート13と補助シート15との間に配置され、両シート固定されている。これに対して外層シート12にはギャザー形成用の弾性部材は固定されていない。上胴部弾性部材71の固定には、例えば接着剤(図示せず)が用いられる。上胴部弾性部材71は糸状又は帯状のものが2〜10本配されていることが好ましく、より好ましくは2〜5本である。おむつ1の着用状態においては、上胴部弾性部材71の収縮によって内層シート13及び補助シート15に多数の襞ないし凹凸が生じて、内側ギャザー(図示せず)が形成される。内側ギャザーは内層シート13と非接合状態になっている外層シート12よりも内側に位置するので、該内側ギャザーはおむつ1の外表面から視認し難くなっている。その結果、該外層シート12は下着様の外観を呈するようになる。また、上腹部領域A21において内層シート13と非接合状態になっている外層シート12は、図1に示す通り内側ギャザーの収縮によっておむつ1の外方へ向けて膨らんだ膨出部Rを有する形状になり、柔らかな印象を使用者に与え、下着様の外観との相乗効果で外観が一層良好なものになる。また、外観が大きすぎるという印象を与え難くなる。
外層シート12と内層シート13とが非接合状態となっている上腹部領域A21はサイドシール部S,S間の略全域にわたっている。本発明において「非接合状態」とは、上腹部領域A2における左右のサイドシールS,S間の全面で、外層シート12と内層シート13とが非接合となっているものに限定されず、両シートが一部で接合されていても、実質的に内側シートのギャザーの影響を抑えられたものは排除せず、「非接合状態」に含まれる。上腹部領域A2において、外層シート12と内層シート13とが非接合の領域は、サイドシール部S,S間の全面積(伸長状態)に対して85%以上、特に90%以上であることが好ましい。該領域の縦方向Yの長さL1は、おむつ1Aの縦方向Yの全長L(図2参照)の1〜12%、特に2〜9.5%であることが、おむつ外表面の広い範囲を柔軟で肌触りの良い領域とし、おむつを柔らかな印象を与えるものとする観点から好ましい。また、上腹部領域A21は、ウエスト開口部端からレッグ開口部端の間の長さ(すなわち、ウエスト領域A1と胴回り部A2のY方向長さの合計長さ)に対して5〜70%、特に10〜50%のY方向長さを有することが、下着様で柔らかい外観を与える観点やズレ落ち抑制の観点や、胴回りをやさしくかつしっかりと抑える目的から好ましい。また、空気層を含み膨らんで見える領域が適度となるので、だぶついた印象を着用者らに与え難いとともに、伸縮性を備えていることを着用者に視覚的に与える効果も高くなる。
上腹部領域A21はおむつ1の着用状態において、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位(以下、腸骨領域ともいう)に当接する部位に形成されていることが好適である。腸骨稜及び上前腸骨棘は解剖学の用語である。腸骨稜とは図5において16で示される部位であり、上前腸骨棘とは同図において17で示される部位である。着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位には一定の幅(おむつ縦方向Yにおける一定の長さに対応)がある。そのため、上腹部領域A21、特に上胴部弾性部材71の配設領域もおむつ縦方向に所定の長さを有している。また、それにより上腹部領域A21を腸骨領域に当接させて、おむつ1のずれ落ちを効果的に防止することができる。
胴回り領域A2,B2のうち、おむつ1の縦方向Yにおける上胴部領域A21の端部からレッグ開口部上端まで間の領域(以下、この領域を「下腹部領域A22」という。また背側部Bでは,「下背部領域B22」ともいい、併せて下胴部領域A22,B22ともいう。)では、第1外層シート12aと内層シート13とは接着剤Hによって接合されている。また、下腹部領域A22においては内層シート13と吸収性本体の裏面シート3とも接着剤(図示せず)によって接合されている。これらの各部材どうしの接合に用いられる接着剤は例えば全面ベタ塗りで塗工されるか、又はスパイラル状若しくはオーム字状のパターンで塗工される。
先に述べた通り、外装体11には上胴部弾性部材71が配されているところ、これに加えて外装体11には、図1及び図2に示す通りレッグ部弾性部材61が配されている。レッグ部弾性部材61は横方向Xの両端部それぞれが腹側部A及び背側部Bに位置し、レッグ開口部6の開口縁に沿って湾曲させて配されている。レッグ部弾性部材61は外層シート12と内層シート13との間に伸長状態で配されている。レッグ部弾性部材61はおむつ1の着用状態において、レッグ開口部6,6の開口縁に脚回りに沿って収縮するレッグギャザーを形成する。
以上の構成を有する本実施形態のおむつ1によれば、胴回り領域A2のうち、上腹部領域A21においては外層シート12(より具体的には第1外層シート12a)と内層シート13との間が非接合状態になっており、かつ上胴部弾性部材71の収縮によって形成される内側ギャザー(図示せず)は外層シート12よりも内側に位置するので、該内側ギャザーをおむつ1の外表面から視認し難く、その結果おむつ1はすっきりとした外観を呈するものとなる。また、内側ギャザーの収縮力に起因して、おむつ1はその装着状態においてずれ落ち等が効果的に防止される。その上、胴回り領域A2を構成する第1外層シート12aは伸縮性を有しているので、内側ギャザーの伸縮が該第1外層シート12aによって阻害されにくい。また、内側ギャザーの伸長時に第1外層シート12aが柔らかく内層シート13を押さえるので、着用者の身体へのおむつ1のフィット性が向上する。一方、下腹部領域A22においては伸縮性を有する第1外層シート12aの収縮作用が働くので、着用者の身体へのおむつ1のフィット性が一層向上する。外観的にも、おむつ1による締め付け作用が働いているとの印象を使用者に与えやすい。しかも下腹部領域A22にはレッグ弾性部材以外の弾性部材が配置されていないので、おむつ1の外観の印象が一層すっきりしたものとなる。その上、上腹部領域A21は適度に膨らみをもって、ウエスト弾性部材51による若干の影響を受けて横方向に収縮しているので、大きすぎるという印象を着用者等に与え難く、また上腹部領域A21が伸縮性を有するという印象を使用者に与えることができる。
上述したおむつ1において、表面シート2、裏面シート3、吸収体4及び側方カフス8形成用シート等としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のもの等を特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、単層又は多層構造の不織布や開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート3としては、樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体4としては、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)からなる吸収性コア又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアを、ティッシュペーパ等からなるコアラップシートで被覆したものを用いることができる。
また、内層シート13及び補助シート15としても、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のシート材を特に制限なく用いることができるが、不織布を用いることが好ましい。不織布としては、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、メルトブローン不織布、ヒートロール不織布等の各種の不織布を単層で用いるか、又はこれらが2層以上に積層された積層不織布として用いることが好ましい。また、内層シート13及び補助シート15として、不織布とフィルムとを一体化したシート等を用いることもできる。更に、内層シート13に関しては、伸長性を有する不織布を用いることが、第1外層シート12aの伸縮性を有効に発現させる点から好ましい。
弾性部材51,61,71,81の形成素材としては、例えば、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができる。弾性部材の形態としては、断面が矩形、正方形、円形、楕円形又は多角形状等の糸状(糸ゴム等)、若しくは帯状(平ゴム等)のもの、又はマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を好ましく用いることができる。弾性部材51,61,71,81の太さは、470〜1240dtex、特に620〜940dtexとすることが好ましい。ウエスト弾性部材51の配置間隔は、1〜15mm、特に2〜10mmとすることが好ましい。上腹部弾性部材71の配置間隔は、2〜40mm、特に3〜30mmとすることが好ましい。
次に、本発明の第2及び3実施形態について、図6ないし図11を参照しながら説明する。これらの実施形態については、第1実施形態と異なる点について説明し、特に説明しない点については第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また図6ないし図11において、図1ないし図4と同じ部材には同じ符号を付してある。
図6ないし図8に示す第2実施形態のおむつ1は上胴部弾性部材71の配置状態が第1実施形態と相違している。詳細には、第1実施形態においては先に述べた図2に示す通り、上胴部弾性部材71は一対のサイドシール部S,S間の全域にわたって横方向Xに延びていたのに対し、本実施形態においては図6及び図7に示す通り、上胴部弾性部材71は吸収体4の左右の両側縁の仮想延長線LIよりも横方向Xの外方に配置されており、吸収体4の左右の両側縁の延長線LIを横切るようには配置されていない。換言すれば、図8に示す通り、吸収体4の左右の両側縁の延長線LI,LI間には上胴部弾性部材71は実質的には配置されていない。「実質的」とは、おむつ1の製造条件の意図しない変動等の理由によって、一本又は複数本の上胴部弾性部材71の端部が延長線LIを不可避的に跨いでしまう場合を許容する趣旨である。
上胴部弾性部材71は、上述した配置状態になっている結果上腹部領域A21では着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接する部位にのみ配置される。一方、上背部領域B21では、サイドシールS,Sを挟んでこれと対称となるように上胴部弾性部材71が配置されていることになる。上胴部領域A21,B21を腸骨領域に効果的に当接させる観点から、上胴部領域A21,B21に配した上胴部弾性部材71の配設領域の長さL2(図7参照)は、成人用おむつにおいては10〜80mm、特に20〜70mmであることが好ましく、幼児用おむつにおいては10〜60mm、特に10〜50mmであることが好ましい。
本実施形態によれば、第1実施形態のおむつによって奏される効果に加え、第1実施形態で用いた上胴部弾性部材71よりも少ない量の上胴部弾性部材71であっても、上胴部領域A21,B21を、腸骨領域に当接させることができ、おむつのずれ落ちを効果的に防止することができるという利点がある。
図9ないし図11に示す第3実施形態のおむつ1はこれまでの実施形態のおむつと異なり、外装体は腹側部A及び背側部Bに配置され、かつ股部Cには外装体が配置されていない。詳細には、外装体は腹側部Aの外面を形成する腹側外装体11Aと背側部Bの外面を形成する背側外装体11Bとを有している。腹側外装体11A及び背側外装体11Bは、図11に示す通り略矩形状である。そして、腹側外装体11Aの両側部と背側外装体11Bの両側部とが接合されて、図10に示す通り、一対のサイドシール部S,S、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6が形成されている。
図11に示す通り、腹側外装体11Aは外層シート12及び内層シート13から構成されている。図示していないが、背側外装体11Bも外層シート12及び内層シート13から構成されている。外層シート12と内層シート13とは略同形をしている。外層シート12は伸縮性を有するが、内層シート13は伸縮性のシート材料、非伸縮性のシート材料いずれから構成されていてもよい。内層シート13における肌対向面側には、表面シート2、裏面シート3及び吸収体4を具備する吸収性本体10の縦方向Yの端部が配置されている。
腹側外装体11A及び背側外装体11Bは、ウエスト領域A1,B1と、これに隣接する胴回り領域A2,B2とを有している。ウエスト領域A1,B1には、ウエスト弾性部材51がそれぞれおむつ1の横方向Xに延びて横方向Xに伸長させた状態で二つ折りされたウエスト部形成シート52の内側に固定されている。二つ折りされたウエスト部形成シート52の2つの端部52a,52bのうち、一方の端部52aはその内面が腹側外装体11A及び背側外装体11Bにおける外層シート12の上端部の外面と接着剤によって接合されている。他方の端部52bはその内面が、補助シート15の上端部の外面と接着剤によって接合されている。この補助シート15は略矩形状のものであり、吸収性本体10の縦方向Yの端縁10wを跨ぐように配置されている。補助シート15の縦方向Yの端縁のうち一方の端縁は、腹側外装体11A及び背側外装体11Bの縦方向Yの端縁と略同位置に位置している。補助シート15の他方の端縁は、吸収性本体10の端縁10wを超えて表面シート2上に延在している。
腹側部Aのウエスト領域A1に隣接して位置している胴回り領域A2は、図11に示す通り、上腹部領域A21とこれに隣接する下腹部領域A22とを有する。図示していないが、背側部Bの胴回り領域B2も上腹部領域B21とこれに隣接する下腹部領域B22とを有する。上腹部領域A21,B21では外層シート12と内層シート13とが非接合状態となっている。これとともに上腹部領域A21,B21では、糸状又は帯状の上腹部弾性部材71がおむつ1の横方向Xに延びて横方向Xに伸長させた状態で横方向Xに延びて内層シート13に固定されている。上腹部弾性部材71は内層シート13と補助シート15との間に配置されており、内層シート13だけでなく、補助シート15にも固定されている。
上腹部領域A21,B21に隣接する下腹部領域A22,B22では、外層シート12と内層シート13とが接着剤Hによって接合されている。また、下腹部領域A22,B22においては、内層シート13と吸収性本体の裏面シート3とも接着剤(図示せず)によって接合されている。
本実施形態においてもこれまでの実施形態と同様の効果が奏される。これに加えて股部Cには外装体が配置されておらず、しかも伸縮シートからなる外層シート12は伸縮性が必要な最小限の部位にのみ配置されているので、使用する部材の量を低減できるという有利な効果が奏される。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば第1及び第2実施形態における外層シート12として、図12(a)に示すものを用いることができる。同図に示す外層シート12は、第1外層シート12a、第2外層シート12b及び第3外層シート12cを有している。第1外層シート12aは、腹側部A及び背側部Bにおける胴回り領域A2,B2に対応する部位に配置されている。第2外層シート12bは、股部Cに対応する部位に配置されている。第3外層シート12cは、腹側部A及び背側部Bにおけるウエスト領域A1,B1に対応する部位に配置されている。これら各シート12a,12b,12cのうち、第1外層シート12aが伸縮性を有している。第2外層シート12b及び第3外層シート12cは、非伸縮性シートからなる。本実施形態によれば、第1及び第2の実施形態よりも、伸縮性を有する第1外層シート12aの使用量を一層低減させることができる。
また、第3実施形態においては、図12(b)に示す通り、腹側外装体11A及び背側外装体11Bとして、その外面の全域が伸縮性を有する外層シート12から構成されていてもよい。なお、図12(b)はおむつ1を伸長させて拡げた状態を裏面シート側から見た展開平面図である。
更に、上述した各実施形態においては、腹側部A及び背側部Bの双方が上腹部領域A21,B21において外層シート12と内層シート13とが非接合であり、かつ内層シート13に上腹部弾性部材71が固定されていたが、この構成は少なくとも腹側部Aにおいて満足していればよく、背側部Bに関しては腹側部Aと異なる構成を採用してもよい。また、伸縮性を有する第1外層シート12aは少なくとも腹側部Aに配置されていればよい。なお背側部Bの外層シート12表面に廃棄用のファスニングテープを配置する場合、両部材の固定を確実なものとするために当該部分において外層シート12と内層シート14を接合することが出来る。この場合には、背側部Bにおいて、接合部分の総面積が上背部領域B2の面積に対して20%以下、特に15%以下とすることが好ましい。
また前記実施形態は、本発明をパンツ型使い捨ておむつに適用した例であるが、本発明はこれ以外の吸収性物品、例えばショーツ型生理用ナプキン等にも同様に適用できる。
1 パンツ型の使い捨ておむつ(パンツ型吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 ウエスト開口部
6 レッグ開口部
10 吸収性本体
11 外装体
12 外層シート
12a 第1外層シート
12b 第2外層シート
12c 第3外層シート
121 外層シートの延出部
13 内層シート
15 補助シート
71 上腹部弾性部材(上胴部弾性部材)
A 腹側部
B 背側部
C 股部
A1,B1 ウエスト領域
A2,B2 胴回り領域
A21,B21 上腹部領域(上胴部領域)
A22,B22 下腹部領域(下胴部領域)

Claims (5)

  1. 外装体と、該外装体の内面側に固定された吸収性本体とを備え、腹側部と背側部の間を股部を介して延びる縦方向とこれに交差する横方向を有し、ウエスト開口部とレッグ開口部とを備えたパンツ型吸収性物品であって、
    前記外装体は、外表面を形成する外層シート及び該外層シートよりも内側に位置する内層シートを有しており、
    前記腹側部は、ウエスト開口縁を含むウエスト領域と、該ウエスト領域に隣接し且つ該ウエスト領域よりも股部側に位置する胴回り領域を有しており、該胴回り領域は、前記外層シートと前記内層シートとの間が非接合状態となっている上腹部領域を有し、
    前記上腹部領域においては、前記内層シートに弾性部材が前記横方向に延びて固定され、かつ前記外層シートが伸縮性を有しており、
    前記ウエスト領域には、前記外層シートとは別にウエスト部形成シートが配されており、
    前記ウエスト領域においては、二つ折りにされた前記ウエスト部形成シートの内側に、ウエスト弾性部材が前記横方向に伸長させた状態で固定されており
    前記ウエスト部形成シートの2つの端部のうちの一方の端部が前記外層シートの上端部と固定されている、パンツ型吸収性物品。
  2. 前記上腹部領域が、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接する部位に形成されている請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記弾性部材が、前記上腹部領域のうち、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接する部位にのみ配置されている請求項2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記外層シートが、少なくとも前記腹側部に配置された伸縮性を有する第1外層シートと、前記股部に配置された第2外層シートとを有している請求項1ないし3のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記外装体は、前記腹側部及び前記背側部に配置され、かつ前記股部には配置されていない請求項1ないし3のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
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