JP2016077880A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】着用状態において、排泄物を受け入れ、且つその漏れを防止するための広い空間を安定的に維持し得るパンツ型使い捨ておむつを提供すること。【解決手段】パンツ型使い捨ておむつ10の吸収性コア23は、中央吸収体23cとサイド吸収体23dを具備し、それらの間に長手方向Xに延びる開口からなる屈曲誘導部を有する。吸収性コア23は表面シート21で被覆されている。表面シート21が非肌対向面側に延出した延出部位21Eは、該延出部位21Eよりも外装体30側に位置し、且つ該延出部位21Eと隣接する部材42と接合されている。延出部位21Eと前記部材42との接合部43が、屈曲誘導部よりも幅方向Yの外方にある。吸収性コア23の両側縁に弾性部材25’を配し、弾性部材25’と接合部43との間でサイド吸収体23dが屈曲するようにした。【選択図】図5

Description

本発明はパンツ型使い捨ておむつに関する。
使い捨ておむつにおける吸収体の左右の側部を着用者の身体側に向けて起立させ、おむつのフィット性を高めたり、液の横漏れを防止したりする技術が知られている。例えば特許文献1には、立体ギャザーの基端部を、吸収体の両側部における非肌対向面に固定し、該立体ギャザーに取り付けられている糸条弾性伸縮部材の収縮力を利用して、吸収体の側部を屈曲・起立させることが記載されている。このおむつにおいては、表面シートのうち、吸収体の側縁から外方に延出した部位を、該吸収体の裏面側まで延在させて固定するとともに、延出した表面シートと前記立体ギャザーとを、該吸収体の裏面側で固定している。
特許文献1に記載の技術とは別に、使い捨ておむつの吸収体に屈曲誘導部を設けて吸収体を変形される技術も知られている。例えば特許文献2には、吸収体を長手方向において二等分する中心線から後身頃側における後縁までの所定位置に、屈曲誘導部を形成することが記載されている。屈曲誘導部は、吸収体における長手方向の中央部の位置に、縦中心線に沿ってその両側に設けられる。
特開2001−340380号公報 特開2008−012197号公報
特許文献1及び特許文献2に記載のような、吸収体を屈曲させて起立させるタイプの使い捨ておむつにおいては、低月齢児のような、脚を開閉する動作を頻繁に行うことが多い着用者の動作に起因して、起立した吸収体が内側に向けて倒伏しやすくなることがある。その結果、排泄物を受け入れる空間が狭くなり、そのことに起因して、排泄物を受け入れられなかったり、あるいは排泄物が倒伏した吸収体を乗り越えて漏れ出してしまったりすることがある。
したがって本発明の課題は使い捨ておむつの改良にあり、更に詳細には、排泄物を受け入れるための広い空間を安定的に維持し得るパンツ型使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、吸収性コアと、その外側に配置された外装体とを備えるパンツ型使い捨ておむつであって、
前記吸収性コアは、中央吸収体と、該中央吸収体の両側部に配置された、長手方向に延びる一対のサイド吸収体とを具備し、該中央吸収体と一対の該サイド吸収体との間それぞれに、長手方向に延びる開口からなる屈曲誘導部を有しており、
前記吸収性コアは、その肌対向面が表面シートで被覆されており、該表面シートは、該吸収性コアの両側縁から幅方向外方に延出した延出部位を有し、該延出部位が該吸収性コアの非肌対向面側に折り返されて、該非肌対向面を被覆しており、
前記表面シートの前記延出部位は、該延出部位よりも前記外装体側に位置し且つ該延出部位に隣接する部材と接合されており、
前記延出部位と前記延出部位に隣接する部材との接合位置が、前記屈曲誘導部よりも幅方向の外方にあり、
前記吸収性コアの両側縁に、該側縁に沿って弾性部材を配し、該弾性部材と前記接合位置との間で、前記サイド吸収体が屈曲するようにした、パンツ型使い捨ておむつを提供するものである。
本発明のパンツ型使い捨ておむつによれば、その着用状態において着用者が脚を激しく開閉しても、排泄物を受け入れ、且つその漏れを防止するための広い空間を安定的に維持することができる。
図1は本発明のパンツ型使い捨ておむつの一実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつを、そのサイドシール部で開き、平面に展開した状態を表面シート側からみた平面図である。 図3(a)は、図1に示すおむつにおける吸収性コアの平面図であり、図3(b)は、図3(a)におけるb−b線断面図であり、図3(c)は、図3(a)におけるc−c線断面図である。 図4(a)は、図2におけるIV−IV線断面図であり、図4(b)は、図4(a)における要部拡大図である。 図5は、おむつの着用状態での図2におけるIV−IV線断面図である。 図6は、弾性部材の配置状態を示す平面図(図2相当図)である。 図7は、本発明のおむつの別の実施形態を示す断面図(図5相当図)である。 図8は、本発明のおむつの更に別の実施形態を示す断面図(図5相当図)である。 図9は、本発明のおむつの更に別の実施形態を示す断面図(図5相当図)である。 図10は、本発明のおむつの更に別の実施形態を示す斜視図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明のパンツ型使い捨ておむつの一実施形態の斜視図が示されている。図2は、図1に示すおむつを、そのサイドシール部Sで開き、平面に展開した状態を表面シート側からみた平面図である。図1及び図2に示すおむつ10は、いわゆるパンツ型のおむつである。おむつ10は、吸収性本体20と、該吸収性本体20の非肌当接面側に位置する外装体30とを具備する。このおむつ10は、着用時に着用者の腹側に配される腹側部Aと、着用者の背側に配される背側部Bと、その間に位置する股下部Cとに区分されるおむつ10において、腹側部Aから背側部Bにわたる方向を長手方向Xといい、これと直交する方向を幅方向Yという。股下部Cは、後述する外装体30の側縁が、幅方向Yの内方に向けて括れた領域であり、おむつ10の着用状態において着用者の股間部に配される。背側部Aは、おむつ10の着用状態において股下部Cよりも、着用者の腹側に位置する領域である。背側部Bは、おむつ10の着用状態において股下部Cよりも、着用者の背側に位置する領域である。
本発明において、「肌対向面側」とは、おむつ10の各部材の表裏両側(面)のうち、おむつ10の着用状態において着用者の肌側に配される側(面)のことである。「非肌当接面側」とは、おむつ10の各部材の表裏両側(面)のうち、おむつ10の着用状態において着用者の肌側と反対側に配される側(面)である。また、以下の説明において、「長手方向」とは、各部材の長辺と平行な方向である。また、以下の説明において「幅方向」という語句を使用することがあるが、これは、該長手方向と直交する方向のことである。
吸収性本体20は縦長矩形形状をなし、その長手方向を、おむつ10の長手方向に一致させて、腹側部Aから背側部Bにわたるように、ホットメルト型接着剤等の公知の接合手段により外装体30の幅方向中央部に接合されている。外装体30は、腹側部Aに位置する部分の両側縁部と背側部Bに位置する部分の両側縁部とが、ヒートシール、超音波シール等の公知の接合手段により互いに接合されている。これによりおむつ10には一対のサイドシール部Sが形成されている。また、その接合によって、おむつ10に、ウエスト開口部11及び一対のレッグ開口部12,12が形成されて、外装体30はパンツ型の立体形状となる。
図2に示すように、外装体30は、内層シート31及び外層シート32と、これら2枚のシート間に固定された各部の糸状弾性部材とからなる。各部の弾性部材については後述する。内層シート31及び外層シート32は、幅方向Yにおいては同形である。長手方向Xにおいては、内層シート31の前後の端部から外層シート32が延出しており、延出部位32Eが、吸収性本体20の長手方向前後端域を被覆している。外装体30の外縁は、展開状態のおむつ10の輪郭をなしている。内層シート31及び外層シート32は、好適には同一の又は異なる通気性シート、例えば各種の方法で製造された不織布から構成されている。
外装体30におけるウエスト開口縁には、該開口縁に沿っておむつ10の幅方向に延びる複数のウエスト弾性部材33が伸長状態で配されている。また、外装体30におけるレッグ開口縁には、該開口縁に沿って複数のレッグ弾性部材34が伸長状態で配されている。図1に示すように、レッグ弾性部材34は、おむつ10の股下部Cにおいて、外装体30をその幅方向に向けて横切るようには配されていない。したがって外装体30は、おむつ10の股下部Cにおいて、外装体30の幅方向中央域に非伸縮性領域を有している。
レッグ弾性部材34は、図2に示すとおり、外装体30の腹側部A及び背側部Bのそれぞれにおいて別個に配置されている。すなわちレッグ弾性部材34は、腹側部Aに配された腹側部レッグ弾性部材34Aと、背側部Bに配された背側部レッグ弾性部材34Bからなり、腹側部レッグ弾性部材34Aとレッグ弾性部材34Bとは、互いに別個の連続体からなる。換言すれば、腹側部Aから背側部Bにわたる弾性部材の連続体は外装体30に存在していない。
図2に示すとおり、おむつ10の股下部Cは、幅方向Yの内方に向けて括れており、最も括れた位置(図2中、一点鎖線Lで示す位置)は、おむつ10を長手方向Xに前後に二等分する位置よりも腹側部A側寄りに偏倚している。また、腹側部レッグ弾性部材34Aが吸収性コア23の側縁と交差する位置T1と、背側部レッグ弾性部材34Bが吸収性コア23の側縁と交差する位置T2とは一致しておらず、交差位置T1,T2は、長手方向Xに沿って別個の位置になっている。更に、腹側部レッグ弾性部材34Aと背側部レッグ弾性部材34Bとは、吸収性本体20の側縁よりも幅方向Yの内方位置において交差しており、両弾性部材34A,34Bの交差位置T3は、おむつ10を長手方向Xに前後に二等分する位置よりも腹側部A側寄りに偏倚している。位置T3は、股下部Cのうち、最も括れている位置(図2中、一点鎖線Lで示す位置)と略一致している。
ウエスト弾性部材33とレッグ弾性部材34との間には、おむつ10の幅方向Yに延びる複数の胴周り弾性部材35が伸長状態で配されている。胴周り弾性部材35は、外装体30の腹側部A及び背側部Bにおいて、吸収性本体20の両側縁よりも幅方向Yの外方の位置に、伸長状態で配されている。また胴周り弾性部材35は、吸収性本体20を横断しないように配置されている。
吸収性本体20は、図2に示すとおり吸収性コア23を有している。吸収性コア23は、図3に示すとおり、下部吸収体23aとその上に配置された上部吸収体23bとの二層構造になっている。上部吸収体23bは平面視して略T字形をしている。下部吸収体23aは上部吸収体23bよりも大きな寸法を有し、全体として縦長の矩形をしている。下部吸収体23aは、その長手方向Xに沿って一対の縦長の開口231aを有している。開口231aは下部吸収体23aの長手方向Xに延びている。開口231aは、下部吸収体23aの長手方向Xの各端縁までは延びておらず、下部吸収体23aの長手方向Xの略中央域にのみ形成されている。
各開口231aは、下部吸収体23aの縦中心線に関して左右対称な位置に形成されている。開口231aは、直線部231b及び該直線部231bの各端部に連なる円弧部231cによって画定される略弓形の細長い形状をしている。各開口231aにおいては、その直線部231bが、下部吸収体23aの幅方向Yの外方寄りに位置し、円弧部231cが下部吸収体23aの幅方向Yの内方寄りに位置している。
一方、略T字形をなす上部吸収体23bはその脚部232aが、下部吸収体23aにおける一対の開口231a間の領域に位置している。脚部232aの長さは開口231aの長さとほぼ同じになっている。上部吸収体23bの頭部232bは、下部吸収体23aの腹側部側の領域に位置している。頭部232bの幅は下部吸収体23aの幅よりも若干狭くなっている。
下部吸収体23a及び上部吸収体23bを備えた吸収性コア23は、その平面視において、中央吸収体23cと、該中央吸収体23cの両側部に配置された、長手方向Xに延びる一対のサイド吸収体23dとを備えている。中央吸収体23cとサイド吸収体23dとは、開口231aによって離間されている。中央吸収体23cとサイド吸収体23dと隔離する開口231aは、吸収性コア23においてサイド吸収体23dを屈曲させて起立させる屈曲誘導部として作用する。
吸収性コア23を含む吸収性本体20は、図4(a)に示すように、吸収性コア23の肌対向面を被覆する表面シート21と、吸収性コア23の非肌対向面を被覆する裏面シート22とを備えている。表面シート21は液透過性のシートからなり、おむつ10の着用状態において着用者の肌に対向する。表面シート21は、吸収性コア23の両側縁から幅方向外方に延出した延出部位21Eを有し、該延出部位21Eが吸収性コア23の非肌対向面側に折り返されて、該吸収性コア23の非肌対向面も被覆している。延出部位21Eの側縁21E’は、吸収性コア23の開口231aを越えて、概ね中央吸収体23cにまで達している。「概ね」とは、延出部位21Eの側縁21E’が中央吸収体23cにまで達している場合、及び該側縁21E’と中央吸収体23cの側縁との距離が10mm以下である場合の双方を包含する。裏面シート22は、吸収性コア23の長手方向Xの全域を被覆し、且つ幅方向Yの全域も被覆している。裏面シート22は液不透過性ないし撥水性のシートからなり、外装体30と対向している。裏面シート22における非肌対向面には接着剤22aが塗布されており、この接着剤22aによって、吸収性本体20と外装体30とが固定されている。接着剤22aは、吸収性コア23と対向する位置に施されている。
図4(a)に示すとおり、吸収性コア23は、肌対向面及び非肌対向面の双方が被覆シート24で被覆されており、吸収性コア23と被覆シート24とで吸収体25をなしている。吸収体25の具体的な形態によっては、吸収性コア23の肌対向面及び非肌対向面の双方が被覆シート24で被覆されていない場合もある。吸収体25の左右両側縁には、該側縁に沿って長手方向Xに延びる弾性部材25’が伸長状態で配されている。この弾性部材25’は吸収性コア23の概ね全長にわたって配されている。弾性部材25’は、表面シート25と、吸収体25を構成する被覆シート24との間に位置しており、両シートに接合されている。弾性部材25’は、上述したサイド吸収体23dの屈曲及び起立の補助の目的で用いられる。「概ね全長」とは、吸収性コア23の全長にわたって弾性部材25’が配されている場合だけでなく、吸収性コア23の全長に対して60%以上100%以下の長さで弾性部材25’が配されている場合も包含する。
表面シート21及び裏面シート22としては、当該技術分野において従来用いられてきたものと同様のものを特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート21としては、液透過性を有する不織布や、穿孔フィルムを用いることができる。裏面シート22としては、合成樹脂製の液不透過性フィルムや、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド積層不織布等の耐水圧が高い撥水性の不織布を用いることができる。裏面シート22が液不透過性である場合、該シート22は水蒸気透過性を有していてもよい。防漏性及び通気性の観点から、裏面シート22は、水蒸気透過性を有する合成樹脂製の液不透過性フィルムが好ましい。吸収性コア23は例えば、パルプ等のセルロース系繊維からなる吸液性繊維と、高吸収性ポリマー等のヒドロゲル材料からなる粒子との混合体から構成されているか、又は該混合体がティッシュペーパーや不織布等からなる液透過性シートで包被されて構成されている。吸収性コア23を構成する下部吸収体23aと上部吸収体23bとは、同組成の材料で構成されていてもよく、あるいは異なる組成の材料で構成されていてもよい。
図4(a)に示すように、吸収性本体20はおむつの長手方向Xに沿う両側部に一対の防漏カフ40,40を有している。防漏カフ40は、矩形をした撥水性のシート材料42を二つ折りし、二つ折りされた状態の該シート材料42における側部域を、裏面シート22と、表面シート21の延出部位21Eとの間に介在配置させるとともに、二つ折りされた状態の該シート材料42における折り線を幅方向Yの外方に位置させることで形成されている。防漏カフ40を構成するシート材料42は、吸収体25におけるサイド吸収体23dの非肌対面側において、表面シート21の延出部位21Eと、接着剤40aによって接合されている。換言すれば、表面シート21の延出部位21Eは、該延出部位21Eよりも外装体30側に位置し且つ該延出部位21Eと隣接する部材であるシート材料42と接合されている。この接合によって、長手方向Xに延びる接合部43が形成されている。接合部43は、上述した開口231aからなる屈曲誘導部よりも幅方向Yの外方に位置しており、該屈曲誘導部よりも幅方向Yの内方に接合部43は形成されていない。また、防漏カフ40を構成するシート材料42は、裏面シート22における肌対向面と、接着剤(図示せず)によっても接合されている。
図4(a)の要部拡大図である図4(b)に示すとおり、サイド吸収体23dの非肌対面側における前記の接着剤40aによる接合部43は、サイド吸収体23dの幅方向Yの全域に形成されておらず、開口231a側に偏倚した領域に形成されている(以下、この領域を「接合領域43a」という。)。接合領域43aよりも幅方向Yの外方の領域には接着剤40aは施されておらず、表面シート21の延出部位21Eと、防漏カフ40を構成するシート材料42とは非接合状態になっている(以下、この領域を「非接合領域43b」という。)。このように、サイド吸収体23dの非肌対面側には、幅方向Yに沿って、内方から外方に向けて接合領域43aと非接合領域43bとが並設されている。
防漏カフ40における自由端40’、すなわち二つ折りされた状態のシート材料42における折り線の位置には、弾性部材41aが伸長状態で該シート材42に固定されている。また防漏カフ40における固定端、すなわち、シート材料42と裏面シート22との接合位置には、弾性部材41bが伸長状態で該シート材42に固定されている。これらの弾性部材41a,41bが収縮することで、おむつ10の着用状態において、防漏カフ40が着用者の身体に向けて起立するようになる。
図5には、図1ないし図4に示すおむつ10の着用状態での幅方向断面図が示されている。同図に示すとおり、おむつ10の吸収性コア23においては、該吸収性コア23のうち、サイド吸収体23dが、弾性部材25’の収縮によって、開口231aからなる屈曲誘導部を起点として、外装体30から離間するように屈曲する。この場合、開口231aからなる屈曲誘導部において、肌対向面側の被覆シート24と、非肌対向面側の被覆シート24とが接着剤等の接合手段によって接合されていると、該屈曲誘導部を起点とするサイド吸収体23dの屈曲が円滑に起こる。その結果、吸収性コア23における意図しない位置での屈曲が効果的に防止される。
屈曲誘導部を起点としてサイド吸収体23dが着用者の身体に向けて屈曲する場合、該サイド吸収体23dはその全体が一様に屈曲せず、幅方向Yの部位に応じて屈曲の程度が相違する。具体的には、サイド吸収体23dのうち、上述した図4(b)に示す接合領域43aに対応する部位と、非接合領域43bに対応する部位とでは、中央吸収体23cを基準とする屈曲の程度が相違する。この理由は次のとおりである。上述したとおり、サイド吸収体23dはその非肌当接面側において、表面シート21の延出部位21Eと、防漏カフ40を構成するシート材料42とが接合部43の位置で接合されている。この接合状態下に屈曲誘導部を起点としてサイド吸収体23dが屈曲すると、前記の接合に起因して、サイド吸収体23dのうち、接合領域43aに対応する部位での屈曲が規制され、サイド吸収体23dは、その幅方向Yにおける弾性部材25’と接合部43との間、すなわち非接合領域43bに対応する部位が優先的に屈曲するようになる。
以上の理由によって、サイド吸収体23dは、図5に示すとおり、中央吸収体23cに対して屈曲変形するとともに、該サイド吸収体23d自体が幅方向外側に突出する方向に略L字をなすように屈曲する。吸収性コア23がこのように2段階に屈曲することで、本実施形態のおむつ10においては、その着用状態において着用者の動作、特に低月齢児にしばしば観察される脚をばたばたと激しく開閉する動作に起因して吸収性コア23に過度の外力が加わっても、おむつ10の肌対向面側に、中央吸収体23cとサイド吸収体23dとで画成される空間、すなわち幅及び高さが安定的に維持される。その結果、排泄物の受け入れ性が向上するとともに、受け入れた排泄物の横漏れが効果的に防止される。
特に、本実施形態においては、吸収体25よりも非肌対向面側に防漏カフ40の固定端が設けられているので、防漏カフ40の起立によってサイド吸収体23dの2段階屈曲が促進されるという利点がある。とりわけ、図4及び図5に示すとおり、防漏カフ40の固定端が、表面シート21の延出部位21Eと、防漏カフ40を構成するシート材料42との接合部43よりも、幅方向Yの外方に位置していると、サイド吸収体23cの略L字状の屈曲変形が一層促進されるので有利である。更に、防漏カフ40の固定端又はその近傍の位置に弾性部材41bが配置されていると、防漏カフ40の起立によるサイド吸収体23dの略L字状の屈曲変形が一層促進されるので特に好ましい。
先に述べたとおり、おむつ10の外装体30にはレッグ弾性部材34(図2参照)が配されている。このレッグ弾性部材34と、上述した接合部43との位置関係に関し、外装体30の股下部Cにおいてレッグ弾性部材34が、図4及び図5に示すとおり、接合部43よりも幅方向Yの外方に位置していると、該レッグ弾性部材34の収縮によって外装体30に生じる変形力が吸収性本体20に伝播し、そのことに起因して、サイド吸収体23cの略L字状の屈曲変形が一層促進されるので好ましい。この場合、レッグ弾性部材34が、図2に示すとおり外装体30の股下部Cにおける周縁に沿って配置されていると、レッグ弾性部材34の収縮によって外装体30に生じる変形力が吸収性本体20に一層伝播しやすくなるので有利である。
また、レッグ弾性部材34に関しては、上述したとおり、該レッグ弾性部材34は、外装体30の腹側部A及び背側部Bのそれぞれにおいて別個に配置されている(図2及び図6参照)。そして、図6に示すとおり、腹側部レッグ弾性部材34Aが吸収性コア23の側縁と交差する位置T1と、背側部レッグ弾性部材34Bが吸収性コア23の側縁と交差する位置T2が異なっている。そのことに起因して、これらの弾性部材34A,34Bが収縮すると、収縮によって外装体30に生じる変形力が、これらの弾性部材34A,34Bの延びる方向に向け、互いに反対方向D1,D2に生じる。このように、サイド吸収体23dにおいては、異なる交差位置T1,T2から互いに異なる方向へ向けて変形力が作用するので、サイド吸収体23dが意図せず中央吸収体側に向けて倒伏することが効果的に防止される。
特に図2及び図6に示すとおり、腹側部レッグ弾性部材34A及び背側部レッグ弾性部材34Bが吸収性コア23とそれぞれ交差する位置T1,T2が異なり、且つ両弾性部材34A,34Bの交差位置T3が、おむつ10を長手方向Xに前後に二等分する位置よりも腹側部A側寄りに偏倚していると、屈曲後のサイド吸収体23dと中央吸収体23cとで画成される空間を十分に確保することができ、排泄物の受け入れ性が一層向上するとともに、受け入れた排泄物の横漏れが一層効果的に防止される。
また、レッグ弾性部材34に関しては、上述したとおり、腹側部レッグ弾性部材34Aと背側部レッグ弾性部材34Bとは、吸収性本体20の側縁よりも幅方向Yの内方位置において交差している。また、おむつ10の股下部Cにおいて、外装体30はその幅方向中央域に非伸縮性領域36を有している。つまり、レッグ弾性部材34は非伸縮領域36の幅方向外方で外装体30に接合されている。そして、レッグ弾性部材34と外装体30との接合部における幅方向内側端部34Eよりも幅方向外側の領域が伸縮領域となっている。このように、本実施形態においては、レッグ弾性部材34の伸縮領域における幅方向内側端部34Eが、前述の表面シート21の延出部位21Eとそれに隣接する部材であるシート材料42との接合部43の幅方向外側端部よりも内側に配されている。これに加えて、レッグ弾性部材34の伸縮領域の一部が接合部43の幅方向外側端部と交差している。これらのことに起因して、腹側部レッグ弾性部材34A及び背側部レッグ弾性部材34Bが収縮すると、収縮によって外装体30に生じる変形力が、これらの弾性部材34A,34Bの延びる方向に向け、互いに反対方向D1,D2に生じ、その変形力が外装体30の幅方向中央域の近傍にまで一層作用するようになる。その結果、サイド吸収体23dが意図せず中央吸収体23c側に向けて倒伏することが効果的に防止される。
レッグ弾性部材34に加えて、おむつ10の外装体30には胴周り弾性部材35が配されている。外装体30の平面視において、胴周り弾性部材35は、図6に示すとおり、胴周り弾性部材35の一部とレッグ弾性部材34の一部とが重なっている。詳細には、外装体30のうち、サイドシール部Sが形成される部位及びその近傍の部位において胴周り弾性部材35とレッグ弾性部材34とが重なって配置されている。両弾性部材34,35がこのような関係で配置されていることによっても、これらの弾性部材34,35の収縮に起因する変形力がサイド吸収体23dに効果的に伝播し、サイド吸収体23cの略L字状の屈曲変形が一層促進されるので好ましい。
おむつ10において、吸収性本体20を構成する表面シート21のうち、一方のサイド吸収体23dの一部から、他方のサイド吸収体23dの一部にわたる幅方向Yの領域は、肌対向面が凹凸構造を有していることが好ましい。この凹凸構造の存在によって、サイド吸収体23dが意図せず中央吸収体側に向けて倒伏しにくくなるからである。表面シート21における凹凸構造の部位は、中央吸収体23c及び開口231aの幅方向Yの全域を被覆し、且つサイド吸収体23dにおける開口231a寄りの位置を被覆することが好ましい。サイド吸収体23dの倒伏を一層効果的に防止する観点からは、表面シート21の凹凸構造は厚みのある嵩高な構造であることが有利である。そのような凹凸構造の表面シートは、例えば特開2004−174234号公報等に記載されている。同公報に記載されている表面シートは、着用者の肌側に向けられ且つシート状物からなる上層と、吸収体側に配され且つシート状物からなる下層とを有しており、該上層と該下層とが部分的に接合されて多数の接合部が形成されており、該上層が、該接合部以外の部分において着用者の肌側に向けて突出して、内部が空洞となっている多数の凸部を形成しているものである。
屈曲後のサイド吸収体23dと中央吸収体23cとで画成される空間を十分に確保する観点からは、サイド吸収体23dは、中央吸収体23cよりも坪量が低くなっていることが好適である。この場合、サイド吸収体23dの坪量(g/m)は、中央吸収体23cの坪量(g/m)に対して、20%以上、特に35%以上であることが好ましく、80%以下、特に65%以下であることが好ましい。例えばサイド吸収体23dの坪量(g/m)は、中央吸収体23cの坪量(g/m)に対して、20%以上80%以下、特に35%以上65%以下であることが好ましい。本実施形態では、中央吸収体23cは、下層吸収体23aと上層吸収体23bの積層構造から構成されているところ、中央吸収体23cの坪量とは、該中央吸収体23cに対応する下層吸収体23aと上層吸収体23bとの合計の坪量のことである。
前記と同様の観点から、サイド吸収体23dは、中央吸収体23cよりも厚みが小さくなっていることが好適である。この場合、サイド吸収体23dの厚み(mm)は、中央吸収体23cの厚み(mm)に対して、10%以上、特に20%以上であることが好ましく、70%以下、特に60%以下であることが好ましい。例えばサイド吸収体23dの厚み(mm)は、中央吸収体23cの厚み(mm)に対して、10%以上70%以下、特に20%以上60%以下であることが好ましい。本実施形態では、中央吸収体23cは、下層吸収体23aと上層吸収体23bの積層構造から構成されているところ、中央吸収体23cの厚みとは、該中央吸収体23cに対応する下層吸収体23aと上層吸収体23bとの合計の厚みのことである。厚みは、無荷重下で、CCDレーザー変位計(KEYENCE, LK-080)を用いて測定される。
図7ないし図9には、本発明のおむつの別の実施形態が示されている。これらの実施形態に関し特に説明しない点については、図1ないし図6に示す実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図7ないし図9において、図1ないし図6と同じ部材に同じ符号を付してある。図7ないし図9に示す実施形態のおむつ10においては、表面シート21の延出部位21Eとの接合対象部材が、図1ないし図6に示す実施形態と相違している。以下、それぞれの実施形態について詳述する。
図7に示す実施形態のおむつ10においては、表面シート21の延出部位21Eは、該延出部位21Eよりも外装体30側に位置し且つ該延出部位21Eと隣接する部材であるバックシート22と接合されている。両者は、接着剤40aによって接合されており、それによって接合部43が形成されている。本実施形態においては、防漏カフ40の固定部は、バックシート22の両側部に位置している。
図8に示す実施形態のおむつ10においては、バックシート22が、外装体30における内層シート31と外層シート32との間に配置されている。これらのシートのうち、吸収体25に対向するシートは内層シート31である。したがって、表面シート21の延出部位21Eは、該延出部位21Eよりも外装体30側に位置し且つ該延出部位21Eと隣接する部材である内層シート31と接合されている。
両者は、接着剤40aによって接合されており、それによって接合部43が形成されている。本実施形態においては、防漏カフ40の固定部は、内層シート31の両側部に位置している。
図9に示す実施形態のおむつ10は、外装体30が単層構造になっている。外装体30はバックシートを兼ねている。したがって、表面シート21の延出部位21Eは、単層の外装体30と接合されている。両者は、接着剤40aによって接合されており、それによって接合部43が形成されている。本実施形態においては、防漏カフ40の固定部は、外装体30の両側部に位置している。
以上の図7ないし図9に示す実施形態においても、図1ないし図6に示す実施形態と同様の有利な効果が奏される。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記の各実施形態に係るおむつは、腹側部Aから背側部Bまでの長手方向全長にわたって連続したシート31,32からなる外装体30が配置されていたが、これに代えて、図10に示すとおり、外装体30が腹側シート部材30Aと背側シート部材30Bに分断された分割タイプのパンツ型使い捨ておむつであってもよい。
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下のパンツ型使い捨ておむつを開示する。
<1>
吸収性コアと、その外側に配置された外装体とを備えるパンツ型使い捨ておむつであって、
前記吸収性コアは、中央吸収体と、該中央吸収体の両側部に配置された、長手方向に延びる一対のサイド吸収体とを具備し、該中央吸収体と一対の該サイド吸収体との間それぞれに、長手方向に延びる開口からなる屈曲誘導部を有しており、
前記吸収性コアは、その肌対向面が表面シートで被覆されており、該表面シートは、該吸収性コアの両側縁から幅方向外方に延出した延出部位を有し、該延出部位が該吸収性コアの非肌対向面側に折り返されて、該非肌対向面を被覆しており、
前記表面シートの前記延出部位は、該延出部位よりも前記外装体側に位置し且つ該延出部位に隣接する部材と接合されており、
前記延出部位と前記延出部位に隣接する部材との接合位置が、前記屈曲誘導部よりも幅方向の外方にあり、
前記吸収性コアの両側縁に、該側縁に沿って弾性部材を配し、該弾性部材と前記接合位置との間で、前記サイド吸収体が屈曲するようにした、パンツ型使い捨ておむつ。
<2>
前記延出部位とそれに隣接する前記部材との接合領域、及び該延出部位と該部材との非接合領域が、幅方向に沿って、前記サイド吸収体の非肌対面側に並設されている前記<1>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<3>
前記外装体は、前記おむつの着用時に着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部と、その間に位置する股下部とを有し、
前記外装体は、前記股下部において、前記延出部位と該延出部位に隣接する前記部材との接合位置よりも幅方向外方の位置に、レッグ弾性部材を有している前記<1>又は<2>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<4>
前記レッグ弾性部材が、前記外装体の前記股下部におけるレッグ開口縁に沿って配置されている前記<3>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<5>
前記レッグ弾性部材が、前記外装体の前記腹側部及び前記背側部のそれぞれにおいて別個に配されており、
前記腹側部に配された前記レッグ弾性部材が前記吸収性コアの側縁と交差する位置と、前記背側部に配された前記レッグ弾性部材が前記吸収性コアの側縁と交差する位置が異なっている前記<3>又は<4>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<6>
前記レッグ弾性部材の伸縮領域における幅方向内側端部が、前記表面シートの延出部位と前記延出部位に隣接する部材との接合部の幅方向外側端部よりも内側に配されており、前記レッグ弾性部材の伸縮領域の一部が前記接合部の幅方向外側端部と交差する、前記<3>ないし<5>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<7>
前記腹側部に配された前記レッグ弾性部材が前記吸収性コアの側縁と交差する位置と、前記背側部に配された前記レッグ弾性部材が前記吸収性コアの側縁と交差する位置が前記腹側部側に偏倚している前記<3>ないし<6>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<8>
前記腹側部に配された前記レッグ弾性部材と、前記背側部に配された前記レッグ弾性部材とが交差する位置が、おむつを長手方向に前後に二等分する位置よりも前記腹側部側寄りに偏倚している前記<7>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<9>
前記外装体は、前記腹側部又は前記背側部において、前記吸収性本体の両側縁よりも幅方向外方の位置に、幅方向に延びる胴周り弾性部材を有しており、
前記おむつの展開状態での平面視において、前記胴周り弾性部材の一部と前記レッグ弾性部材の一部とが重なっている前記<3>ないし<8>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<10>
前記吸収性コアの肌対向面及び非肌対向面が被覆シートで被覆されており、
前記吸収性コアの前記屈曲誘導部において、肌対向面側の前記被覆シートと、非肌対向面側の前記被覆シートとが接合されている前記<1>ないし<9>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<11>
前記表面シートのうち、一方の前記サイド吸収体の一部から、他方の前記サイド吸収体の一部にわたる幅方向の領域は、肌対向面が凹凸構造を有している前記<1>ないし<10>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<12>
前記吸収性コアの前記サイド吸収体は、前記中央吸収体よりも坪量が低くなっている前記<1>ないし<11>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<13>
前記外装体は、前記おむつの股下部において、該外装体の幅方向中央域に非伸縮性領域を有している前記<1>ないし<12>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<14>
前記屈曲誘導部は前記吸収性コアの長手方向に延びているとともに、該吸収性コアの長手方向の各端縁までは延びておらず、該吸収性コアの長手方向Xの略中央域にのみ形成されている前記<1>ないし<13>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<15>
前記屈曲誘導部は、前記吸収性コアの縦中心線に関して左右対称な位置に形成されており、
前記屈曲誘導部は、直線部及び該直線部の各端部に連なる円弧部によって画定される略弓形の細長い形状をしており、
前記屈曲誘導部においては、前記直線部が、前記吸収体の幅方向の外方寄りに位置し、前記円弧部が該吸収体の幅方向の内方寄りに位置している前記<1>ないし<14>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<16>
前記延出部位の側縁は、前記屈曲誘導部を越えて、概ね前記中央吸収体にまで達している前記<1>ないし<15>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<17>
長手方向に沿う両側部に一対の防漏カフを有し、
前記防漏カフを構成するシート材料は、前記サイド吸収体の非肌対面側において、前記延出部位と、接着剤によって接合されている前記<1>ないし<16>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<18>
前記サイド吸収体の非肌対面側における前記接着剤による前記延出部位と前記シート材料との接合部は、該サイド吸収体の幅方向の全域に形成されておらず、前記屈曲誘導部側に偏倚した領域に形成されている前記<17>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<19>
前記延出部位と該延出部位に隣接する前記部材との接合領域よりも幅方向の外方の領域には接着剤は施されておらず、該延出部位と該延出部位に隣接する該部材とは非接合状態になっている前記<1>ないし<18>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<20>
前記サイド吸収体は、前記中央吸収体に対して屈曲変形するとともに、該サイド吸収体自体が略L字をなすように屈曲する前記<1>ないし<19>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<21>
長手方向に沿う両側部に一対の防漏カフを有し、
前記防漏カフを構成するシート材料は、前記サイド吸収体の非肌対面側において、前記延出部位と接合されており、
前記防漏カフの固定端が、前記延出部位と、該シート材料との接合部よりも、幅方向の外方に位置している前記<1>ないし<20>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<22>
長手方向に沿う両側部に一対の防漏カフを有し、
前記防漏カフの固定端又はその近傍の位置に弾性部材が配置されている前記<1>ないし<21>のいずれか1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
10 パンツ型使い捨ておむつ
20 吸収性本体
21 表面シート
21E 表面シートの延出部位
22 裏面シート
22a 接着剤
23 吸収性コア
23c 中央吸収体
23d サイド吸収体
231a 開口
24 被覆シート
25 吸収体
25’ 弾性部材
30 外装体
34 レッグ弾性部材
35 胴周り弾性部材
40 防漏カフ
40’ 自由端
40a 接着剤
42 シート材料
43 接合部
A 腹側部
B 背側部
C 股下部

Claims (9)

  1. 吸収性コアと、その外側に配置された外装体とを備えるパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記吸収性コアは、中央吸収体と、該中央吸収体の両側部に配置された、長手方向に延びる一対のサイド吸収体とを具備し、該中央吸収体と一対の該サイド吸収体との間それぞれに、長手方向に延びる開口からなる屈曲誘導部を有しており、
    前記吸収性コアは、その肌対向面が表面シートで被覆されており、該表面シートは、該吸収性コアの両側縁から幅方向外方に延出した延出部位を有し、該延出部位が該吸収性コアの非肌対向面側に折り返されて、該非肌対向面を被覆しており、
    前記表面シートの前記延出部位は、該延出部位よりも前記外装体側に位置し且つ該延出部位に隣接する部材と接合されており、
    前記延出部位と前記延出部位に隣接する部材との接合位置が、前記屈曲誘導部よりも幅方向の外方にあり、
    前記吸収性コアの両側縁に、該側縁に沿って弾性部材を配し、該弾性部材と前記接合位置との間で、前記サイド吸収体が屈曲するようにした、パンツ型使い捨ておむつ。
  2. 前記外装体は、前記おむつの着用時に着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部と、その間に位置する股下部とを有し、
    前記外装体は、前記股下部において、前記延出部位と該延出部位に隣接する前記部材との接合位置よりも幅方向外方の位置に、レッグ弾性部材を有している請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 前記レッグ弾性部材が、前記外装体の前記股下部におけるレッグ開口縁に沿って配置されている請求項2に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 前記レッグ弾性部材が、前記外装体の前記腹側部及び前記背側部のそれぞれにおいて別個に配されており、
    前記腹側部に配された前記レッグ弾性部材が前記吸収性コアの側縁と交差する位置と、前記背側部に配された前記レッグ弾性部材が前記吸収性コアの側縁と交差する位置が異なっている請求項2又は3に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 前記レッグ弾性部材の伸縮領域における幅方向内側端部が、前記表面シートの延出部位と前記延出部位に隣接する部材との接合部の幅方向外側端部よりも内側に配されており、
    前記レッグ弾性部材の伸縮領域の一部が前記接合部と交差する、請求項2ないし4に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  6. 前記外装体は、前記腹側部又は前記背側部において、前記吸収性本体の両側縁よりも幅方向外方の位置に、幅方向に延びる胴周り弾性部材を有しており、
    前記おむつの展開状態での平面視において、前記胴周り弾性部材の一部と前記レッグ弾性部材の一部とが重なっている請求項2ないし5のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  7. 前記吸収性コアの肌対向面及び非肌対向面が被覆シートで被覆されており、
    前記吸収性コアの前記屈曲誘導部において、肌対向面側の前記被覆シートと、非肌対向面側の前記被覆シートとが接合されている請求項1ないし6のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  8. 前記表面シートのうち、一方の前記サイド吸収体の一部から、他方の前記サイド吸収体の一部にわたる幅方向の領域は、肌対向面が凹凸構造を有している請求項1ないし7のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  9. 前記吸収性コアの前記サイド吸収体は、前記中央吸収体よりも坪量が低くなっている請求項1ないし8のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
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