JP2013172861A - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】すっきりとした外観を呈すると共に、漏れが生じ難く着用感が向上し、通気性が向上するパンツ型吸収性物品を提供すること。
【解決手段】本発明のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、外層シート12を有する外装体11と吸収体4を含む吸収性本体10とを備えている。おむつ1Aは、外層シート12と吸収体4との間に位置し、吸収体4からY方向外方に延出する中間シート13を有している。腹側部Aの上腹部領域A2においては、上腹部弾性部材71が中間シート13に固定され、外層シート12と中間シート13との間に上腹部非接合領域がある。腹側部Aの下腹部領域A3においては、下腹部弾性部材91が、その配置位置に配された下腹部接着剤18を介して外層シート12と中間シート13との間に固定されており、隣り合う下腹部弾性部材91どうしの間に、外層シート12と中間シート13とが接合されていない非接合領域Nがある。
【選択図】図1

Description

本発明は、パンツ型吸収性物品に関する。
従来、パンツ型の使い捨ておむつにおいて、胴回り部に配する胴回り部弾性部材を、おむつの外表面を形成する最外層シート以外の部材に固定し、その胴回り弾性部材と最外層シートとの間に非接合領域を設けることによって、最外層シートの内方にギャザーを形成する一方、胴回り部の外表面にはギャザーが形成されないようにする技術が知られている(特許文献1,2参照)。
特開2006−305374号公報 特開平11−4853号公報
特許文献1,2に記載のおむつは、胴回り部の外表面にギャザーが形成されないため、すっきりとした外観を呈する。しかし、これらのおむつは、吸収性本体の備える吸収体と最外層シートとが接合されていないため、着用時の最外層シートの動きに吸収体が追従し難く、吸収体がズレたり、ヨレを生じたりしてしまう場合があった。仮に吸収体がズレたりヨレたりすると、漏れが生じたり着用感が悪化してしまう虞があるので、改善の余地があった。また、両文献記載のおむつは、胴回り部弾性部材がシートの所定領域にベタ状に塗布された接着剤により固定されているため、通気性の観点からも改良の余地があった。
従って、本発明は、すっきりとした外観を呈すると共に、漏れが生じ難く着用感が向上し、通気性が向上するパンツ型吸収性物品を提供することにある。
本発明は、外装体と、該外装体の内面側に固定された吸収体を含む吸収性本体とを備え、腹側部と背側部との間を股部を介して延びる縦方向と該縦方向に交差する横方向とを有するパンツ型吸収性物品であって、前記外装体は、外表面を形成する外層シートを有しており、前記パンツ型吸収性物品は、前記外層シートと前記吸収体との間に位置し、該吸収体から縦方向外方に延出する中間シートを有しており、前記腹側部は、ウエスト領域と、前記吸収体の位置する下腹部領域と、該ウエスト領域と該下腹部領域との間に位置する上腹部領域とを有しており、前記上腹部領域においては、上腹部弾性部材が前記中間シートに横方向に延びて固定され、前記外層シートと前記中間シートとの間に非接合状態となっている上腹部非接合領域が存在し、前記下腹部領域においては、下腹部弾性部材が、該下腹部弾性部材の配置位置に配された下腹部接着剤を介して前記外層シートと前記中間シートとの間に横方向に延びて固定されており、縦方向に隣り合う該下腹部弾性部材どうしの間に、該外層シートと該中間シートとが接合されていない非接合領域が形成されているパンツ型吸収性物品を提供するものである。
本発明のパンツ型吸収性物品は、すっきりとした外観を呈すると共に、漏れが生じ難く、着用感に優れ、さらに、通気性にも優れる。
図1は、本発明のパンツ型吸収性物品の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た展開平面図である 図3は、図2のI−I線断面図である。 図4は、本発明の第2実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの厚み方向の断面図である(図3相当図)。 図5は、本発明の第3実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの厚み方向の断面図である(図3相当図)。 図6は、本発明の第4実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの厚み方向の断面図である(図3相当図)。
以下に、本発明のパンツ型吸収性物品を、その好ましい第1実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ1A(以下、「おむつ1A」ともいう)は、図2に示すように、外装体11と、該外装体11の内面側に固定された吸収体4を含む吸収性本体10とを備えている。
おむつ1Aは、着用時に着用者の腹側に配される腹側部A、着用時に着用者の背側に配される背側部B、及び腹側部Aと背側部Bとの間に位置して、着用時に着用者の股間部に配される股部Cを有している。
おむつ1Aは、腹側部Aと背側部Bとの間を股部Cを介して延びる縦方向と縦方向に交差する横方向とを有している。各図中に示すY方向が縦方向であり、各図中に示すX方向が横方向である。図2に示すように、展開且つ伸長状態のおむつ1Aにおいて、おむつ1Aにおける横方向Xは、縦方向Yと直交している。また、腹側部A及び背側部Bのそれぞれにおいて、パンツ型吸収性物品の縦方向は、着用時の上下方向であるため、本明細書においては、腹側部A及び背側部Bの縦方向に関し、ウエスト開口縁W側を上、股部C側を下とも表現する。また、本明細書において、「肌対向面」とは、吸収性本体10などの各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側に配される面であり、「非肌対向面」とは、吸収性本体10などの各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面である。
外装体11は、図2〜図3に示すように、外表面を形成する外層シート12を有しており、おむつ1Aは、外層シート12と吸収体4との間に位置し、吸収体4から縦方向Y外方に延出する中間シート13を有している。中間シート13は、外装体11の厚み方向Zにおいて、外層シート12よりも内側(着用時に着用者の肌に近い側)に配されており、吸収体4から吸収体4の縦方向Y外方に亘って延在している。中間シート13は、本実施形態のおむつ1Aにおいては、外装体11の有する内層シート14である。
おむつ1Aの外装体11について詳述すると、図3に示すように、外装体11の外層シート12は、おむつ1Aの外表面を形成しており、外装体11の内層シート14は、外層シート12に隣接させて該外層シート12の肌対向面側に配されている。外層シート12及び内層シート14は、それぞれ、腹側部A、股部C及び背側部Bに亘って連続している。外層シート12は、内層シート14の縦方向Y外方に延出し、更に後述する補助シート15の縦方向Y外方にも延出し、ウエスト開口縁Wにおいて内面側(肌対向面側)に折り返されており、折り返された部分が補助シート15の肌対向面に配設固定されている。外装体11は、図1に示すように、腹側部Aにおける両側縁部と、背側部Bにおける両側縁部とが互いに接合されており、その接合によって、おむつ1Aに、一対のサイドシール部S,S、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6,6が形成されている。ウエスト開口縁Wは、ウエスト開口部5の周縁である。外装体11は、展開且つ伸長状態のおむつ1Aにおいては、図2に示すように、縦方向Y中央部が括れた砂時計状の形状をしている。
おむつ1Aは、図2〜図3に示すように、吸収性本体10の肌対向面側における縦方向Yの両端部10wそれぞれを覆う補助シート15を備えている。以下詳述すると、補助シート15は背側部B及び腹側部Aにそれぞれ一枚配されている。補助シート15は、図3に示すように、内層シート14の縦方向Yの端部14wの上下に亘って延在している。また、補助シート15は、おむつ1Aの横方向X中央部においては、図3に示すように、吸収性本体10の縦方向Yの端部10wの上下に亘っても延在している。このように、補助シート15は、外層シート12の肌対向面と対向する部分と内層シート14の肌対向面と対向する部分と吸収性本体10の肌対向面と対向する部分とを有している。
おむつ1Aの吸収性本体10は、図2〜図3に示すように、おむつの縦方向Yと同方向に長い長方形状であり、液透過性の表面シート2、液不透過性又は液難透過性(撥水性等)の裏面シート3及び両シート2,3間に介在配置された液保持性の吸収体4を有している。表面シート2は、おむつ1Aにおいては、図3に示すように、裏面シート3及び吸収体4それぞれの縦方向Y外方に延出し、吸収体4の縦方向Y端部4wにおいて外面側(非対向面側)に折り返されており、折り返された部分が裏面シート3の肌対向面と吸収体4の非肌対向面との間に配設固定されている。また、おむつ1Aにおいては、図2に示すように、吸収性本体10の長手方向に沿う左右両側に、液抵抗性ないし撥水性で且つ通気性の素材から構成された側方カフス8,8が形成されている。各側方カフス8の自由端部の近傍には、複数の側方カフス弾性部材81が伸張状態で配されている。側方カフス8は、おむつ着用時に起立して液の側方への流出を阻止する。
おむつ1Aの腹側部Aは、図2〜図3に示すように、ウエスト弾性部材51の配されたウエスト領域A1、外装体11の外層シート12と中間シート13とを固定する下腹部接着剤18が直接塗布された下腹部弾性部材91の配された下腹部領域A3、ウエスト領域A1と下腹部領域A3との間に位置する上腹部領域A2を有している。このように、おむつ1Aにおける腹側部Aは、ウエスト開口縁W側から股部C側に向かって順に、ウエスト領域A1、上腹部領域A2及び下腹部領域A3を有している。おむつ1Aにおける背側部Bも、腹側部Aと同様に、ウエスト開口縁W側から股部C側に向かって順に、ウエスト領域B1、上背部領域B2及び下背部領域B3を有している。以下、上腹部領域A2と上背部領域B2を合わせて上胴部領域、下腹部領域A3,下背部領域B3を合わせて下胴部領域とも言う。下胴部領域(下腹部領域A3及び下背部領域B3)は、図2〜図3に示すように、腹側部A又は背側部Bにおいて、吸収性本体10の吸収体4と外装体11とが重なっている領域である。尚、腹側部Aは、図1〜図2に示すように、おむつ1Aの縦方向Yの一端側のウエスト開口縁Wからレッグ開口部6の上端Stまでの部位であり、背側部Bは、おむつ1Aの縦方向の他端側のウエスト開口縁Wからレッグ開口部6の上端Stまでの部位である。
以下、主としておむつ1Aの腹側部Aにおけるウエスト領域A1、上腹部領域A2及び下腹部領域A3の構成について、図3を参照しつつ説明するが、背側部Bにおけるウエスト領域B1、上背部領域B2及び下背部領域B3も同様の構成を有している。本明細書で説明する他の実施形態についても同様である。
ウエスト領域A1は、腹側部Aにおいて、ウエスト開口縁Wに沿っておむつ1Aの横方向Xに延びる帯状の領域である。ウエスト領域A1には複数本(図示例は5本)のウエスト弾性部材51が、それぞれおむつ1Aの横方向Xに延びて横方向Xに伸長させた状態で外層シート12の肌対向面に固定されている。ウエスト弾性部材51の本数は、ウエスト領域A1それぞれに3〜20本配されていることが好ましく、より好ましくは5〜15本である。ウエスト弾性部材51は外装体11の外層シート12と補助シート15との間に配されており、ウエスト領域A1における外層シート12及び/又は補助シート15の略全面に塗布された接着剤16を介して固定されている。おむつ1Aにおけるウエスト弾性部材51は、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいてサイドシール部S,S間の全域に亘って配されている。おむつ1Aの着用状態においては、ウエスト弾性部材51の収縮により外層シート12及び補助シート15に多数の襞ないし凹凸が生じて、ウエストギャザーG1が形成される(図1参照)。
上腹部領域A2は、最も股部C寄りのウエスト弾性部材51と、下腹部接着剤18の直接塗布された最もウエスト開口縁W寄りの下腹部弾性部材91との間に位置し、おむつ1Aの横方向Xの延びる帯状の領域である。上腹部領域A2においては、図3に示すように、上腹部弾性部材71が内層シート14(中間シート13)の肌対向面側の面に横方向Xに延びて固定され、外層シート12と内層シート14(中間シート13)との間に非接合状態となっている上腹部非接合領域R1が存在している。これによって、上腹部弾性部材71は外層シート12とは接しないようになされている。また、上腹部領域A2において外層シート12には、ギャザー形成用の弾性部材が接合されていない。上腹部領域A2には複数本(図示例は3本)の上腹部弾性部材71が、それぞれおむつ1Aの横方向Xに延びて内層シート14(中間シート13)と補助シート15の間に伸長状態で固定されている。上腹部弾性部材71の本数は上腹部領域A2に2〜10本配されていることが好ましく、より好ましくは2〜5本である。
具体的には、図3に示すように、最も下方(股部C側)に位置するウエスト弾性部材51の下方に、外層シート12と内層シート14との間が非接合状態となされている上腹部非接合領域R1が形成されている。本実施形態のおむつ1Aでは、上腹部領域A2における、左右サイドシールの間の領域全てで非接合となされているが、当該領域の一部において外層シート12と内層シート14とが接合されている場合も含めて「非接合状態」という。ただし、その場合は上腹部領域A2において、領域面積に対して接合部分の総面積は15%以下、好ましくは10%以下である。一部接合によって上腹部領域での外層シート12の浮きすぎの状態を制限することが可能になるとともに、柔らかい外観や通気性といった非接合による効果も十分発揮することが可能となる。
上腹部領域A2における上腹部非接合領域R1の縦方向Yの長さL1は、おむつ1Aの縦方向Yの全長L(図2参照)の1〜12%、特に、2〜9.5%であることが、おむつ外表面の広い範囲を柔軟で肌触りの良い領域とし、おむつを柔らかな印象を与えるものとする観点から好ましい。
上腹部非接合領域R1の厚み方向Z内側(着用時に着用者の肌に近い側)の上腹部弾性部材71の固定について具体的に説明すると、おむつ1Aの上腹部領域A2においては、図3に示すように上腹部弾性部材71が上腹部弾性部材の配置位置に配された上腹部接着剤17を介して、内層シート14(中間シート13)と補助シート15との間に横方向Xに延びて固定されている。そして、縦方向Yに隣り合う上腹部弾性部材71,71どうしの間に、内層シート14(中間シート13)と補助シート15とが接合されていない非接合領域Mが形成されている。おむつ1Aにおいては、上腹部接着剤17は上腹部弾性部材71に直接塗布されており、内層シート14と外層シート12には接着剤は塗布されていない。このように、内層シート14(中間シート13)と補助シート15とは、上腹部弾性部材71の配置位置でのみ上腹部接着剤17を介して固定されており、縦方向Yに隣り合う上腹部弾性部材71,71どうしの間では固定されていない。
おむつ1Aの着用状態においては、上腹部弾性部材71の収縮により、内層シート14(中間シート13)と補助シート15とに多数の襞ないし凹凸が生じて、内側ギャザー(不図示)が形成される。内側ギャザーは、上腹部非接合領域R1より内側に位置するため、おむつ1Aの外表面からは視認し難いものである。
下腹部領域A3はおむつ1Aの吸収体4の位置する領域に形成され、横方向Xに延びる帯状の領域であり、腹側部Aにおいて最も股部C寄りに形成されている。下腹部領域A3においては、図3に示すように複数本(図示例は6本)の下腹部弾性部材91が、下腹部弾性部材91の配置位置にのみ配された下腹部接着剤18を介して外層シート12と内層シート14(中間シート13)との間に横方向Xに延びて固定されている。そして、縦方向Yに隣り合う下腹部弾性部材91,91どうしの間に、外層シート12と内層シート14(中間シート13)とが接合されていない非接合領域Nが形成されている。おむつ1Aにおいては、下腹部接着剤18は下腹部弾性部材91に直接塗布されている。このように、内層シート14(中間シート13)と外層シート12とは、下腹部弾性部材91の配置位置でのみ下腹部接着剤18を介して固定されており、縦方向Yに隣り合う下腹部弾性部材91,91どうしの間では固定されていない。尚、下腹部弾性部材91の本数は3〜20本が好ましく、より好ましくは5〜15本である。
下腹部弾性部材91は図1に示すように、おむつ1Aにおいては吸収体4と重なる領域において横方向へ複数個に分断されている。具体的には、おむつ1Aの6本の下腹部弾性部材91それぞれが、例えば、特開2002−253605号公報に記載の複合伸縮部材の製造方法に用いる弾性部材分断部を用いて個々複数個に分断されている。下腹部弾性部材91における複数個に分断された分断弾性部材91aそれぞれは、吸収性本体10の吸収体4にヨレを生じ難い観点から収縮力が発生しない状態となっていてもよいが、おむつ1Aの着用状態において、吸収体4を幅方向Xに湾曲させ着用者にフィットさせる観点や、例えばおむつ1Aが成人用の使い捨ておむつであり、吸収パッドを併用する際に、吸収体4を幅方向Xに湾曲させ吸収パッドの保持性を向上させて着用者にフィットさせる観点から、横方向Xに収縮力を有していることが好ましい。この場合、分断弾性部材91a全てが収縮力を有することが好ましいが、一部の分断弾性部材が収縮力を発現しない状態となっていても構わない。全分断弾性部材91aのうち70%以上の本数が収縮力を有していることが好ましい。
分断弾性部材91aが収縮力を有しているか否かは、以下のようにして判断する。自然状態において、おむつ1Aに配されている分断弾性部材91aの両端部の位置を外装シートに印を付け、間隔Aを測定する。次に、弾性部材91aの配されている部分を、内層シート14及び外層シート12が損傷しない範囲で荷重を加えて伸長させ、間隔Bを測定する。そして、荷重を開放して間隔Cを測定する。この際、間隔Bが間隔Aよりも大きく、間隔Cが間隔Bより小さければ(理想的には、間隔Cと間隔Aは同じ)、分断弾性部材91aは収縮力を備えている、と判断する。
分断弾性部材91aに収縮力を発生させない場合は、吸収体4と重なる領域の下腹部弾性部材91は、成人用おむつにおいては15個以上、特に19個以上に分断されていることが好ましく、幼児用おむつにおいては12個以上、特に13個以上に分断されていることが好ましい。収縮力を発生させない観点からは、おむつ1Aに配された各分断弾性部材91aの自然状態における横方向Xの長さは、成人用おむつにおいては1〜10mm、特に1〜8mmであることが好ましく、幼児用おむつにおいては1〜9mm、特に1〜8mmであることが好ましい。
分断弾性部材91aに収縮力を発生させる場合は、吸収体4と重なる領域の下腹部弾性部材91は、成人用おむつにおいては5〜19個、特に8〜15個に分断されていることが好ましく、幼児用おむつにおいては4〜13個、特に6〜12個に分断されていることが好ましい。収縮力を発生させる観点からは、おむつ1Aに配された各分断弾性部材91aの自然状態における横方向Xの長さは、成人用おむつにおいては8〜30mm、特に10〜20mmであることが好ましく、幼児用おむつにおいては8〜25mm、特に9〜16mmであることが好ましい。
上述したように、おむつ1Aの下腹部弾性部材91は、吸収体4と重なる領域において複数個に分断されているが、吸収性本体10の両側縁の横方向X外方においては分断されずに伸縮力を発現する状態で配されている。従って、おむつ1Aの着用状態においては、図1に示すように、下腹部領域A3における吸収体4の両側縁外方において下腹部弾性部材91の伸縮により外層シート12及び中間シート13に多数の襞ないし凹凸が生じて、下腹部ギャザーG3,G3が形成される。
外装体11には、更にレッグ部弾性部材61が配されている。レッグ部弾性部材61は横方向Xの両端部それぞれが腹側部A及び背側部Bに位置し、レッグ開口部6の開口縁に沿って湾曲させて配されている。レッグ部弾性部材61は外層シート12と内層シート14との間に伸長状態で配されており、おむつ1Aの着用状態においては、おむつ1Aのレッグ開口部6,6に脚回りに沿って収縮するレッグギャザーを形成する。
上述したおむつ1Aの各部の形成材料について説明する。
表面シート2、裏面シート3、吸収体4、及び側方カフス8形成用シート等としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のもの等を特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、単層又は多層構造の不織布や、開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート3としては、樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができ、通気性の観点から透湿性のものが好ましい。吸収体4は、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)からなる吸収性コア又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアを、ティッシュペーパ等からなるコアラップシートで被覆したものを用いることができる。
また、外層シート12,内層シート14,補助シート15としても、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のシート材を特に制限なく用いることができるが、不織布を用いることが好ましく、不織布としては、エアースルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布の単層の不織布又はこれらが2層以上に積層された積層不織布等が好ましい。また、外層シート12,内層シート14,補助シート15として、不織布とフィルムとを一体化したシート等を用いることもできる。
弾性部材51,61,71,81,91の形成素材としては、例えば、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができる。弾性部材の形態としては、断面が矩形、正方形、円形、楕円形又は多角形状等の糸状(糸ゴム等)、若しくは紐状(平ゴム等)のもの、又はマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を好ましく用いることができる。
弾性部材51,61,71,81,91の太さは、470〜1240dtex、特に620〜940dtexとすることが好ましい。特に、上胴部領域の弾性部材71に関しては、装着感とずれ落ち抑制の両立、また、着用者肌当接側に配置されることからから痕付き抑制を考慮して620〜1670dtexとし、下胴部領域の弾性部材91としては、装着感とずれ落ちの両立に加え、すっきりした外観を与える観点、また、吸収体を十分に抑える観点から470〜680dtexを使用することが好ましい。また、これらの効果を確実に達成する観点からは、上胴部弾性部材71よりも下胴部弾性部材91の方が細く、かつ本数が多いように配置されることが好ましい。
ウエスト弾性部材51の配置間隔は、1〜15mm、特に2〜10mmとすることが好ましい。上腹部弾性部材71の配置間隔(非接合領域Mの縦方向Yの長さ)は、2〜40mm、特に3〜30mmとすることが好ましい。下腹部弾性部材91の配置間隔(非接合領域Nの縦方向Yの長さ)は、5〜25mm、特に8〜15mmとすることが好ましい。
接着剤16,17,18としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のホットメルト接着剤等を特に制限なく用いることができる。
上腹部接着剤17を上腹部弾性部材71に直接塗工したり、下腹部接着剤18を下腹部弾性部材91に直接塗工したりする方法としては、弾性部材71,91に直接塗工するコームガンによる塗工方法が挙げられる。
上述したおむつ1Aを使用した際の作用効果について説明する。
おむつ1Aの上腹部領域A2,上背部領域B2には、図1に示すように、外層シート12と内層シート14(中間シート13)との間が非接合状態の非接合領域R1が形成されている。上腹部弾性部材71の収縮により形成される内側ギャザー(不図示)は非接合領域R1より内側に位置するため、おむつ1Aの外表面からは視認し難く、すっきりとした外観を呈している。また、おむつ1Aは吸収体4の位置する下腹部領域A3,下背部領域B3において、外層シート12と内層シート14(中間シート13)との間が、図3に示すように下腹部弾性部材91に塗布された下腹部接着剤18を介して固定されている。従って、おむつ1Aの着用時に、外層シート12の動きに吸収体4が追従し易く、吸収体4がズレ難く、ヨレを生じ難いので、漏れが生じ難く、しかも着用感が向上する。更に、おむつ1Aは図3に示すように、縦方向Yに隣り合う下腹部弾性部材91どうしの間に外層シート12と内層シート14(中間シート13)とが接合されていない非接合領域Nが形成されているので、着用時の通気性にも優れている。
また、おむつ1Aは図3に示すように、下腹部領域A3,下背部領域B3だけでなく上腹部領域A2,上背部領域B2においても、縦方向Yに隣り合う上腹部弾性部材71どうしの間に内層シート14(中間シート13)と補助シート15とが接合されていない非接合領域Mが形成されているので、着用時の通気性にも優れている。
次に、本発明の第2〜4実施形態のおむつについて、図4〜図6に基づいて説明する。
第2〜4実施形態のおむつ1B〜1D(以下、「おむつ1B〜1D」ともいう)については、第1実施形態のおむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、おむつ1Aと同様であり、おむつ1Aの説明が適宜適用される。また、作用効果についても同様である。
第2実施形態のおむつ1Bの上腹部領域A2においては、図4に示すように、非接合領域R1の厚み方向Z内側(着用時に着用者の肌に近い側)の上腹部弾性部材71の固定が、おむつ1Aと異なっている。具体的には、上腹部弾性部材71は、外装体11の内層シート14(中間シート13)及び/又は補助シート15の略全面に塗布された接着剤19を介して固定されている。接着剤19としては、接着剤16,17,18と同種のものを用いることができる。尚、上腹部弾性部材71に上腹部接着剤17を塗工し、上腹部接着剤17及び接着剤19により、上腹部弾性部材71が、内層シート14(中間シート13)と補助シート15との間に固定されていてもよい。
第3実施形態のおむつ1Cは、図5に示すように、おむつ1Aの有する補助シート15を有しておらず、補助シート15の代わりに、吸収性本体10の表面シート2が、裏面シート3及び吸収体4それぞれよりも縦方向Y外方に延出している。具体的には、おむつ1Cの表面シート2は、吸収体4の縦方向Y端部4wを越え、外装体11の内層シート14(中間シート13)の縦方向Y端部14wを越えて延在し、外装体11の外層シート12の折り返された部分の非肌対向面に配設固定されている。
おむつ1Cのウエスト領域A1においては、図5に示すようにウエスト弾性部材51が外装体11の外層シート12と吸収性本体10の表面シート2の延出部分との間に配されており、ウエスト領域A1,B1における外層シート12及び/又は表面シート2の延出部分の略全面に塗布された接着剤16を介して固定されている。
おむつ1Cの上腹部領域A2においては、図5に示すように、上腹部弾性部材71が、上腹部弾性部材71の配置位置にのみ配された上腹部接着剤17を介して、外装体11の内層シート14(中間シート13)と、吸収性本体10の有する表面シート2の縦方向Yの延出部分との間に横方向Xに延びて固定されている。そして、縦方向Yに隣り合う上腹部弾性部材71,71どうしの間に、内層シート14(中間シート13)と、吸収性本体10の有する表面シート2の縦方向Yの延出部分とが接合されていない非接合領域Mが形成されている。おむつ1Cにおいては、上腹部接着剤17は、スパイラルパターン等の間欠パターンで、上腹部弾性部材71を配する位置に対応するように、内層シート14(中間シート13)及び/又は表面シート2の延出部分に塗布されている。このように、内層シート14(中間シート13)と表面シート2の延出部分とは、上腹部弾性部材71の配置位置でのみ、上腹部接着剤17を介して固定されており、縦方向Yに隣り合う上腹部弾性部材71,71どうしの間では固定されていない。
第4実施形態のおむつ1Dは、図6に示すように、第3実施形態1Cにおける外装体11の有する内層シート14を有しておらず、内層シート14の代わりに、吸収性本体10の裏面シート3が吸収体4よりも縦方向Y外方に延出している。具体的には、おむつ1Dの裏面シート3は吸収体4の縦方向Y端部4wを越えて延在している。このようにおむつ1Dにおいては、中間シート13は吸収性本体10の有する裏面シート3である。
本発明のパンツ型吸収性物品は、上述の第1実施形態のおむつ1A、第2実施形態のおむつ1B、第3実施形態のおむつ1C及び第4実施形態のおむつ1Dに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1〜第4実施形態のおむつ1A〜1Dにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
例えば、上述の第1〜第4実施形態のおむつ1A〜1Dの下腹部領域A3,下背部領域B3においては、図1に示すように、下腹部弾性部材91が、吸収体4と重なる領域において、複数個に分断されているが、分断されていなくてもよい。
また、上述の第1〜第4実施形態のおむつ1A〜1Dにおいては、ウエスト領域A1,B1、上胴部領域(上腹部領域A2及び上背部領域B2)並びに下胴部領域(下腹部領域A3及び下背部領域B3)に同様の構成が形成されていたが、腹側部Aと背側部Bの構成が異なっていてもよく、具体的には、腹側部Aのみに前述のウエスト領域A1,上腹部領域A2、下腹部領域A3の構成を備える形態であってもよい。また、腹側部Aと背側部Bで、各種弾性部材の本数、太さ、間隔等が異なっていてもよい。なお背側部Bの外層シート12表面に廃棄用のファスニングテープを配置する場合、両部材の固定を確実なものとするために当該部分において外層シート12と内層シート14を接合することが出来る。この場合には、背側部Bにおいて、接合部分の総面積が上背部領域B2の面積に対して20%以下、特に15%以下とすることが好ましい。
また、上述の第1〜第4実施形態のおむつ1A〜1Dにおいては、外装体11を構成する少なくとも外層シート12が、腹側部A、股部C及び背側部Bに亘って連続しているものであるが、腹側部A及び背側部Bに、別体の外装体11が配されているものであっても良い。
また、パンツ型吸収性物品は、成人用又は幼児用のパンツ型使い捨ておむつの他、パンツ型の生理用ナプキン等であっても良い。
1A,1B,1C,1D パンツ型の使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 ウエスト開口部
6 レッグ開口部
10 吸収性本体
11 外装体
12 外層シート
13 中間シート
14 内層シート
15 補助シート
16,19 接着剤
17 上腹部接着剤
18 下腹部接着剤
51 ウエスト弾性部材
61 レッグ部弾性部材
71 上腹部弾性部材
81 側方カフス弾性部材
91 下腹部弾性部材
91a 分断弾性部材
A 腹側部
A1 ウエスト領域
A2 上腹部領域
A3 下腹部領域
B 背側部
B1 ウエスト領域
B2 上背部領域
B3 下背部領域
C 股部
R1 上腹部非接合領域
M 非接合領域
N 非接合領域
S サイドシール部

Claims (5)

  1. 外装体と、該外装体の内面側に固定された吸収体を含む吸収性本体とを備え、腹側部と背側部との間を股部を介して延びる縦方向と該縦方向に交差する横方向とを有するパンツ型吸収性物品であって、
    前記外装体は、外表面を形成する外層シートを有しており、
    前記パンツ型吸収性物品は、前記外層シートと前記吸収体との間に位置し、該吸収体から縦方向外方に延出する中間シートを有しており、
    前記腹側部は、ウエスト領域と、前記吸収体の位置する下腹部領域と、該ウエスト領域と該下腹部領域との間に位置する上腹部領域とを有しており、
    前記上腹部領域においては、上腹部弾性部材が前記中間シートに、横方向に延びて固定され、前記外層シートと前記中間シートとの間に非接合状態となっている上腹部非接合領域が存在し、
    前記下腹部領域においては、下腹部弾性部材が、該下腹部弾性部材の配置位置に配された下腹部接着剤を介して前記外層シートと前記中間シートとの間に横方向に延びて固定されており、縦方向に隣り合う該下腹部弾性部材どうしの間に、該外層シートと該中間シートとが接合されていない非接合領域が形成されているパンツ型吸収性物品。
  2. 前記下腹部弾性部材各々は、前記吸収体と重なる領域において、横方向に、複数個に分断されている請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記下腹部弾性部材における複数個に分断された分断弾性部材それぞれは、横方向に収縮力を有している請求項2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記吸収性本体の肌対向面側における縦方向の両端部それぞれを覆う補助シートを備え、
    前記中間シートは、前記外装体の有する内層シート又は前記吸収性本体の有する裏面シートであり、
    前記上腹部領域においては、前記上腹部弾性部材が、該上腹部弾性部材の配置位置に配された上腹部接着剤を介して、前記裏面シートの縦方向の延出部分又は前記内層シートと、前記吸収性本体の有する表面シートの縦方向の延出部分又は前記補助シートとの間に横方向に延びて固定されており、縦方向に隣り合う該上腹部弾性部材どうしの間に、前記裏面シートの縦方向の延出部分又は前記内層シートと、前記吸収性本体の有する表面シートの縦方向の延出部分又は前記補助シートとが接合されていない非接合領域が形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記下腹部接着剤は前記下腹部弾性部材に直接塗布されており、前記上腹部接着剤は前記上腹部弾性部材に直接塗布されている請求項4に記載のパンツ型吸収性物品。
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