JP2020192178A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】ウィング部を有する尿パッドを補助的に併用するのに適した使い捨ておむつを提供する。【解決手段】外装部材2と、外装部材2の肌面側に設けられ、吸収体8と防漏シート12を有する吸収性本体7とを有する使い捨ておむつ1であって、吸収体8は吸収性コア9が被覆シートで覆われて形成され、防漏シート12は、幅方向xの中央部が吸収体8の非肌面側に設けられ、幅方向xの両側部が吸収体8の幅方向xの側縁に沿って起立可能に形成され、吸収体8は、前側端部と後側端部が防漏シート12に接合され、前側端部と後側端部の間の中間部は、幅方向xの両側部が防漏シート12に接合されておらず、吸収性コア9の前側縁を覆い、吸収性本体7と外装部材2に接合された前側押さえシート15と、吸収性コア9の後側縁を覆い、吸収性本体7と外装部材2に接合された後側押さえシート16とが設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、使い捨ておむつに関するものであり、特に、尿パッドを併用して好適に用いることができる使い捨ておむつに関するものである。
従来、使い捨ておむつの肌面側に補助的な尿パッドを配して使用する方法が知られている。このような使用方法によれば、着用者から排泄された尿等を尿パッドがまず受けることとなるため、尿パッドのみを適宜交換して、その外側に装着される使い捨ておむつを使用し続けることにより、吸収性物品にかかるトータルの使用コストを低減することが可能となる。また、尿パッドのみを交換することで、尿パッドの外側に装着される使い捨ておむつを交換する場合と比べて、介護者等が交換作業を簡単に行えるようになる。
補助的な尿パッドを併用するのに適した吸収性物品として、例えば特許文献1には、吸収体の肌側面に前後方向に延びるように設けられた第1フラップと、第1フラップの幅方向の外方に前後方向に延びるように設けられた第2フラップを有する吸収性物品が開示され、特許文献2には、シート状の防漏体と吸収体を有する吸収性物品本体と、吸収性物品本体と前端部および後端部において結合する連結構造体とを有する吸収性物品であって、連結構造体が、左右一対の帯状支持体と、左右の縁部がそれぞれ左右一対の帯状支持体を結合する連結シートを有する吸収性物品が開示されている。
特開2014−124509号公報 国際公開第2014/057571号
上記に説明したように、従来、補助的な尿パッドを併用するのに適した吸収性物品が様々知られているが、尿パッドの中には幅方向の両側にウィング部を有するものも知られている。しかし、特許文献1、2に開示される吸収性物品は、そのようなウィング部を有する尿パッドを併用するのに適したものとはいえない。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ウィング部を有する尿パッドを補助的に併用するのに適した使い捨ておむつを提供することにある。
前記課題を解決することができた本発明の使い捨ておむつとは、前側胴部と後側胴部とこれらの間に位置する股部を有する外装部材と、外装部材の肌面側に設けられ、吸収体と防漏シートを有する吸収性本体とを有する使い捨ておむつであって;吸収体は、吸収性コアと、吸収性コアの肌面側と非肌面側を覆うように設けられた被覆シートを有し;防漏シートは、幅方向の中央部が吸収体の非肌面側に設けられ、幅方向の両側部が吸収体の幅方向の側縁に沿って起立可能に形成され;吸収体は、前側端部と後側端部が防漏シートに接合され、前側端部と後側端部の間の中間部は、防漏シートに接合されていないか、幅方向の中央部が防漏シートに接合され、幅方向の両側部が防漏シートに接合されておらず;吸収性コアの前側縁を覆い、吸収性本体と外装部材に接合された前側押さえシートと、吸収性コアの後側縁を覆い、吸収性本体と外装部材に接合された後側押さえシートとが設けられているところに特徴を有する。
本発明の使い捨ておむつは、上記のように構成されることにより、ウィング部を有する尿パッドを吸収体に取り付けて好適に用いることができる。すなわち、吸収体の非肌面側は、前後方向の中間部の幅方向の両側部が防漏シートに対して非接合とされているため、ウィング部を有する尿パッドを吸収体の肌面側に載置した際、尿パッドのウィング部を吸収体の中間部の両側部と防漏シートの間に挟み込んで、尿パッドを安定して吸収体に取り付けることができる。また、吸収性本体の前後端部を覆うように前側押さえシートと後側押さえシートが設けられることにより、吸収性コアの前後端部が肌面側から押さえられ、ウィング部を有する尿パッドを吸収体に取り付けた際に、吸収体が防漏シートや外装部材から浮き上がるのを抑えることができる。そのため、ウィング部を有する尿パッドを併用した際に、尿パッドを着用者の股間部に安定してセットすることができる。
被覆シートは、吸収性コアを肌面側から非肌面側にかけて覆うように設けられ、吸収性コアの両側縁に沿って吸収性コアの非肌面側に折り返されていることが好ましい。このように吸収体が形成されていれば、吸収体の幅方向の側縁が吸収性コアの幅方向の側縁と略一致し、尿パッドを吸収体に取り付ける際、尿パッドのウィング部を吸収性コアの幅方向の側縁に沿って折り曲げやすくなる。
防漏シートの両側部が起立する起点となる起立基部は、吸収体の幅方向の側縁から幅方向の外方に5mm以上離間して位置することが好ましい。このように防漏シートの両側部が形成されていれば、ウィング部を有する尿パッドを吸収体に取り付ける際、尿パッドのウィング部を吸収体と防漏シートの両側部の間を通して、吸収体の非肌面側に取り付けることが容易になる。
防漏シートの両側部は幅方向の内方に傾いて起立可能に形成され、防漏シートの両側部は、倒伏状態で吸収体と重ならないように設けられていることが好ましい。このように防漏シートの両側部が形成されていれば、ウィング部を有する尿パッドを吸収体に取り付ける際に防漏シートの両側部が邪魔にならず、ウィング部を吸収体の非肌面側に取り付けることが容易になる。
吸収性コアの非肌面側にはコア裏面接着部が設けられ、コア裏面接着部で吸収性コアと被覆シートとが接合され、コア裏面接着部は、前側端部から後側端部にかけて設けられていることが好ましい。このようにコア裏面接着部が設けられることにより、吸収体の前側端部から後側端部にかけて剛性が付与され、ウィング部を有する尿パッドを吸収体に取り付ける際に、吸収体がへたりにくくなり、ウィング部の吸収体の非肌面側への取り付け作業が容易になる。
コア裏面接着部は、少なくとも中間部において、吸収性コアの幅方向の一方側と他方側に設けられていることも好ましい。このようにコア裏面接着部が設けられることにより、吸収体の非肌面側のウィング部が当たる部分の剛性が高まり、ウィング部の吸収体の非肌面側への取り付け作業が容易になる。
吸収性コアは、幅方向の両側縁が直線状に形成されていることが好ましい。このように吸収性コアが形成されていれば、ウィング部を有する尿パッドを吸収体に取り付ける際、ウィング部を吸収性コアの両側縁に沿って真っ直ぐに折り曲げやすくなる。そのため、尿パッドを安定して吸収体に取り付けることができ、また、吸収体に取り付けた尿パッドに縒れや歪みが生じにくくなる。
前側押さえシートと後側押さえシートは接着剤により吸収性本体と外装部材に接合され、前側押さえシートは、吸収性本体の前側縁より後側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量が、吸収性本体の前側縁より前側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量よりも多く、後側押さえシートは、吸収性本体の後側縁より前側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量が、吸収性本体の後側縁より後側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量よりも多いことが好ましい。これにより、吸収性本体の前側端部と後側端部が前側押さえシートと後側押さえシートによって強固に接合され、吸収性本体を安定して外装部材に取り付けることができる。また、外装部材の吸収性本体の前側縁より前側部分と後側縁より後側部分の柔軟性や通気性を高めることができる。
前側押さえシートは、吸収性本体の前側縁より前側部分の前後方向の長さが、吸収性本体の前側縁より後側部分の前後方向の長さよりも長く、後側押さえシートは、吸収性本体の後側縁より後側部分の前後方向の長さが、吸収性本体の後側縁より前側部分の前後方向の長さより長いことが好ましい。このように前側押さえシートと後側押さえシートを設けることにより、吸収体の肌面側に露出した部分の面積を確保しつつ、前側押さえシートと後側押さえシートによって吸収性本体を安定して外装部材に取り付けることができる。
本発明の使い捨ておむつは、いわゆるパンツ型の使い捨ておむつに好適に適用することができる。この場合、外装部材はウェスト開口部と一対の脚開口部を有するパンツ形状に形成され、外装部材には、脚開口部の前側の縁に沿って延び、吸収性本体を幅方向に横切って延びる前側脚部弾性部材と、脚開口部の後側の縁に沿って延び、吸収性本体を幅方向に横切って延びる後側脚部弾性部材とが設けられ、前側脚部弾性部材と後側脚部弾性部材は、吸収体と重なる部分で断続的に設けられていることが好ましい。このように外装部材が構成されていれば、吸収体が脚部弾性部材の収縮力によって歪みにくくなり、吸収体の着用者の股間でのフィット性が高まる。また、ウィング部を有する尿パッドを吸収体に安定して取り付けやすくなる。
本発明の使い捨ておむつは、ウィング部を有する尿パッドを併用する際、尿パッドを吸収体の肌面側に載置してウィング部を吸収体の中間部の両側部と防漏シートの間に挟み込むことにより、尿パッドを安定して吸収体に取り付けることができる。また、吸収性本体の前後端部を覆うように前側押さえシートと後側押さえシートが設けられることにより、吸収性コアの前後端部が肌面側から押さえられ、ウィング部を有する尿パッドを吸収体に取り付けた際に、吸収体が防漏シートや外装部材から浮き上がるのを抑えることができる。そのため、ウィング部を有する尿パッドを併用した際に、尿パッドを着用者の股間部に安定してセットすることができる。
本発明の使い捨ておむつの一例を表し、使い捨てパンツ型おむつの斜視図を表す。 図1に示した使い捨ておむつの前側胴部と後側胴部との接合を解いて展開した状態を肌面側から見た平面図を表す。 図2に示した使い捨ておむつのIII−III断面図の例を表す。 図2に示した使い捨ておむつのIV−IV断面図を表す。 図2に示した使い捨ておむつに備えられた吸収性本体を肌面側から見た平面図を表す。 吸収性本体を肌面側から見た平面図の他の例を表す。 本発明の使い捨ておむつに併用されるウィング部を有する尿パッドの構成例を表し、尿パッドを肌面側から見た平面図を表す。
本発明の使い捨ておむつは、尿パッドを補助的に併用して好適に用いることができるものであり、詳細には、幅方向の両側にウィング部を有する尿パッドを使い捨ておむつの肌面側に載置して好適に用いることができるものである。ウィング部を有する尿パッドは、吸収体が配された本体部と、本体部から幅方向の外方に延出したウィング部を有するように構成され、ウィング部の非肌面側には通常、粘着部や面ファスナー等の止着手段が設けられる。本発明の使い捨ておむつは、このようなウィング部を有する尿パッドを肌面側に載置した際に、ウィング部を使い捨ておむつの吸収体に巻き付けて取り付けることができるように構成されている。そのため、本発明の使い捨ておむつによれば、補助的に用いる尿パッドを肌面側に安定して載置することができ、尿パッドが使い捨ておむつに対して位置ズレしにくくなる。以下、本発明の使い捨ておむつについて、図面を参照して説明する。なお本発明は、図面に示された実施態様に限定されるものではない。
図1〜図4には、本発明の使い捨ておむつの一例として、パンツ型の使い捨ておむつを示した。図1は使い捨ておむつの斜視図を表し、図2は、図1に示した使い捨ておむつの前側胴部と後側胴部との接合を解いて平面に展開した状態を肌面側から見た図を表し、図3は、図2に示した使い捨ておむつのIII−III断面図の例を表し、図4は、図2に示した使い捨ておむつのIV−IV断面図を表す。なお図面では、矢印xが幅方向、矢印yが前後方向を表し、矢印x,yにより形成される面に対して垂直方向が厚み方向zを表す。
使い捨ておむつ1は、前側胴部Pと後側胴部Qとこれらの間に位置する股部Rとから構成された外装部材2を有する。図1に示した使い捨ておむつ1では、外装部材2はウェスト開口部3と一対の脚開口部4を有し、パンツ形状に形成されている。ウェスト開口部3は着用者の胴を通すための開口であり、脚開口部4は着用者の脚を通すための開口である。
外装部材2において、前側胴部Pは、おむつを着用の際に着用者の腹側に当てる部分に相当し、後側胴部Qは、おむつを着用の際に着用者の背側に当てる部分に相当する。股部Rは、前側胴部Pと後側胴部Qとの間に位置し、着用者の股間に当てる部分に相当する。股部Rは、外装部材2を前後方向に3分割した中間に位置する部分であり、パンツ形状に形成された場合に幅方向xの両側で互いに接合されない。使い捨ておむつがパンツ型おむつの場合、外装部材2は、例えば、前側胴部Pと後側胴部Qとを幅方向xの両端部のサイド接合部14で接合することによりパンツ形状に形成される。
使い捨ておむつ1において、前後方向yとは、前側胴部Pから後側胴部Qにかけての方向を意味し、おむつを着用した際の着用者の股間の前後方向に相当する。幅方向xとは、おむつを着用した際の着用者の左右方向に相当する。使い捨ておむつの肌面側とは、おむつを着用した際、着用者の肌に向く側の面を意味する。使い捨ておむつの非肌面側とは、おむつを着用した際、着用者とは反対側を向く面を意味する。
外装部材2は、1層のみから構成されていてもよく、複数層から構成されていてもよい。好ましくは、外装部材2は、肌面側に配された内側シート5と、非肌面側に配された外側シート6とを有する。内側シート5と外側シート6は液透過性であっても液不透過性であってもよい。内側シート5と外側シート6は透湿性であることが好ましく、これにより外装部材2の着用感を向上させることができる。
外装部材2の肌面側には、吸収性本体7が設けられる。吸収性本体7は、外装部材2の少なくとも股部Rに設けられ、さらに前側胴部Pおよび/または後側胴部Qに延在していてもよい。吸収性本体7は、接着剤、熱溶着、超音波溶着等の公知の接合手段により外装部材2の肌面側に接合されればよい。
吸収性本体7は吸収体8と防漏シート12を有する。防漏シート12は、吸収体8の非肌面側に設けられるとともに、吸収体8の幅方向xの側縁から幅方向xの外方に延在し、吸収体8の幅方向xの側縁に沿って起立可能に設けられる。すなわち、図5や図6に示すように防漏シート12を幅方向xの両側部12Lとその間の中央部12Cとに区分したとき、中央部12Cが吸収体8の非肌面側に設けられ、両側部12Lが吸収体8の幅方向xの側縁に沿って起立可能に形成される。吸収体8は、着用者から排泄された尿等を吸収し、防漏シート12は、吸収体8によって吸収された尿等が外部へ漏れるのを防ぐ。詳細には、防漏シート12は、中央部12Cによって尿等が吸収体8から外装部材2に移行することを防ぐことができ、両側部12Lによって尿等の横漏れを防ぐことができる。
防漏シート12の両側部12Lが起立可能に形成されるためには、防漏シート12の両側部12Lに前後方向yに延びる弾性部材を取り付けたり、防漏シート12の両側部12Lに起立用シートを取り付け、当該起立用シートに前後方向yに延びる弾性部材を取り付ければよい。図面では、防漏シート12の両側部12Lに起立用弾性部材13が取り付けられている。
防漏シート12の両側部12Lは、幅方向xの内方に傾いて起立可能となっていることが好ましく、そのために、防漏シート12の両側部12Lは、幅方向xの内方に折り返されて、前後方向yの両端部が吸収体8の肌面側に接合されたり、防漏シート12自身に接合されることが好ましい。なお、防漏シート12の両側部12Lの前後方向yの両端部の間の中間部は、吸収体8の肌面側や防漏シート12自身には接合されないことが好ましい。
防漏シート12としては、ポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン)、ポリエステル(例えば、PET)、ポリアミド(例えば、ナイロン)等の疎水性繊維から形成された不織布や、織布、編布、プラスチックフィルム等を用いることができる。防漏シート12は2以上のシートの積層体から構成されていてもよく、例えば、不織布とプラスチックフィルムとの積層体を用いてもよい。
吸収体8は、吸収性コア9と被覆シート10を有する。吸収性コア9は、吸収性材料から構成され、着用者から排泄された尿等を収容する。吸収性材料としては、親水性繊維や吸水性樹脂を用いることができる。親水性繊維としては、パルプ繊維等の天然繊維;レーヨン繊維等の再生繊維;アセテート繊維等の半合成繊維;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン繊維、PET等のポリエステル繊維、ナイロン等のポリアミド繊維等の合成繊維であって、界面活性剤等により親水化処理がされた繊維等が挙げられる。吸水性樹脂としては、ポリアクリル酸系、ポリアスパラギン酸系、セルロース系、デンプン・アクリロニトリル系等の各吸水性樹脂が挙げられる。
吸収性コア9は、保形性を高める点から、少なくとも親水性繊維を含有することが好ましく、パルプ繊維を含有することがより好ましい。吸収性コア9としては、親水性繊維の集合体を用いることが好ましい。吸収性コア9はまた、吸収容量を高める点から、親水性繊維と吸水性樹脂を含有することが好ましい。この場合、吸収性コア9としては、例えば、親水性繊維の集合体に吸水性樹脂を混合または散布したものを用いることが好ましい。
吸収性コア9の形状(平面形状)は特に限定されない。吸収性コア9の形状としては、例えば、略長方形、砂時計形、ひょうたん形、羽子板形等が挙げられる。吸収性コア9は複数の層が積層して形成されてもよい。吸収性コア9は、外装部材2の少なくとも股部Rに設けられ、さらに前側胴部Pおよび/または後側胴部Qに延在して設けられてもよい。
被覆シート10は、吸収性コア9の肌面側と非肌面側を覆うように設けられる。被覆シート10によって、吸収性コア9を所定形状に維持したり、吸収性コア9を構成する吸収性材料の脱落を防いだり、着用者の肌に吸収性材料が直接触れるのを防ぐことができる。被覆シート10は、吸収性コア9の肌面側と非肌面側の全体を覆うように設けられることが好ましい。
被覆シート10は、1枚のシート部材から構成されてもよく、2枚以上のシート部材から構成されてもよい。図3には、図2に示した使い捨ておむつのIII−III断面図として、被覆シート10の構成が異なる2つの例を示した。図3(a)では、被覆シート10は1枚のシート部材から構成され、被覆シート10が吸収性コア9を肌面側から非肌面側にかけて覆うように設けられている。詳細には、被覆シート10は、吸収性コア9の肌面側で吸収性コア9の幅方向xの全体に延在するとともに、吸収性コア9の幅方向xの両側縁に沿って吸収性コア9の非肌面側に折り返され、被覆シート10の幅方向xの両端部が吸収性コア9の非肌面側に位置するように設けられている。この場合、被覆シート10の幅方向xの両端部は、吸収性コア9の非肌面側で互いに重ねられていることが好ましい。また、図面には示されていないが、被覆シート10は、吸収性コア9を非肌面側から肌面側にかけて覆うように設けられてもよい。この場合、被覆シート10は、吸収性コア9の非肌面側で吸収性コア9の幅方向xの全体に延在するとともに、吸収性コア9の幅方向xの両側縁に沿って吸収性コア9の肌面側に折り返され、被覆シート10の幅方向xの両端部が吸収性コア9の肌面側に位置するように設けられるものとなる。この場合は、被覆シート10の幅方向xの両端部は、吸収性コア9の肌面側で互いに重ねられていることが好ましい。
被覆シート10が2枚以上のシート部材から構成される場合は、被覆シート10は、図3(b)に示すように、吸収性コア9の肌面側に配される上側被覆シート10Aと、吸収性コア9の非肌面側に配される下側被覆シート10Bとから構成されるものであってもよい。この場合、上側被覆シート10Aが吸収性コア9の幅方向xの両側縁に沿って吸収性コア9の非肌面側に折り返され、上側被覆シート10Aの幅方向xの両端部が吸収性コア9の非肌面側に位置するように設けられることが好ましい。あるいは、下側被覆シート10Bが吸収性コア9の幅方向xの両側縁に沿って吸収性コア9の肌面側に折り返され、下側被覆シート10Bの幅方向xの両端部が吸収性コア9の肌面側に位置するように設けられてもよい。
被覆シート10は、吸収性コア9の肌面側に位置する被覆シート10の少なくとも一部が液透過性であることが好ましく、全部が液透過性であることがより好ましい。これにより、着用者から排泄された尿等が被覆シート10を透過し、吸収性コア9によって尿等を好適に吸収することができる。吸収性コア9の非肌面側に位置する被覆シート10は、液透過性であっても液不透過性であってもよいが、少なくとも一部が液透過性であることが好ましく、全部が液透過性であることがより好ましい。後述するように、吸収体8は、非肌面側の一部が防漏シート12と非接合となっているため、吸収体8の非肌面側を構成する被覆シート10の少なくとも一部が液透過性となっていれば、吸収体8の非肌面側からも尿等を吸収することができる。
被覆シート10としては、ティッシュペーパー、薄葉紙等の紙シート;セルロース、レーヨン、コットン等の親水性繊維から形成された不織布;ポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン)、ポリエステル(例えば、PET)、ポリアミド(例えば、ナイロン)等の疎水性繊維から形成された不織布であって、疎水性繊維の表面が界面活性剤により親水化されたもの等を用いることができる。また、被覆シート10として、織布、編布、有孔プラスチックフィルム等を用いてもよい。被覆シート10の一部は、防漏シート12に使用可能なシート部材から構成されたり、撥水処理が施されていてもよい。
吸収体8の非肌面側は、防漏シート12に部分的に接合される。図3では、吸収体8と防漏シート12との接合箇所および防漏シート12と外装部材2との接合箇所が×印で示されている。また、図5および図6には、吸収性本体7を肌面側から見た平面図が示されているが、吸収体8と防漏シート12との接合領域がクロスハッチングで示されている。
図5に示されるように、吸収体8を前後方向yに前側端部8Fと後側端部8Bとそれらの間の中間部8Mとに区分したとき、前側端部8Fと後側端部8Bが防漏シート12に接合され、中間部8Mは、幅方向xの中央部が防漏シート12に接合され、幅方向xの両側部が防漏シート12に接合されないように構成される。あるいは、図6に示すように、中間部8Mは、防漏シート12に接合されなくてもよい。つまり、吸収体8の非肌面側の中間部8Mは幅方向xの両側部が防漏シート12に対して非接合とされる。このように吸収体8が防漏シート12に接合されることにより、ウィング部を有する尿パッドを併用する際、尿パッドのウィング部を吸収体8の中間部8Mの両側部と防漏シート12の間に挟み込んで、尿パッドを安定して吸収体8に取り付けることが可能となる。
図7には、ウィング部を有する尿パッドの構成例を示した。尿パッド51は、吸収体56が配された本体部52と、本体部52から幅方向xの外方に延出したウィング部53を有する。本体部52では、トップシート54とバックシート55の間に吸収体56が配されており、さらに吸収体56とバックシート53の間に台紙57が配されていてもよい。台紙57により本体部52の保形性が高められる。ウィング部53は、例えば、トップシート54とバックシート55が本体部52から幅方向xの外方に延出することにより形成することができる。ウィング部53の非肌面側には、粘着部や面ファスナー等の止着手段58が設けられることが好ましい。
吸収体8において、前側端部8Fと後側端部8Bと中間部8Mの前後方向yの長さは特に限定されないが、ウィング部を有する尿パッドの取り付けが容易になる点から、中間部8Mの前後方向yの長さは吸収体8の前後方向yの長さの30%以上であることが好ましく、40%以上がより好ましく、50%以上がさらに好ましい。一方、吸収体8の前側端部8Fと後側端部8Bの防漏シート12への接合領域を確保する点から、中間部8Mの前後方向yの長さは吸収体8の前後方向yの長さの90%以下が好ましく、80%以下がより好ましい。なお、防漏シート12に接合される吸収体8の前側端部8Fと後側端部8Bには、吸収性コア9が存在することが好ましく、これにより吸収性コア9の前後端部が防漏シート12に固定され、吸収体8が安定して防漏シート12に取り付けられる。
吸収体8の中間部8Mのうち、防漏シート12に接合しうる幅方向xの中央部の幅方向xの長さは、吸収体8の幅方向xの長さの50%以下が好ましく、33%以下がより好ましく、25%以下がさらに好ましい。換言すれば、吸収体8の中間部8Mは、防漏シート12に接合されない幅方向xの両側部の幅方向xの長さ(幅方向xの一方の側部と他方の側部を合わせた幅方向xの長さ)が、吸収体8の幅方向xの長さの50%以上であることが好ましく、67%以上がより好ましく、75%以上がさらに好ましい。これにより、吸収体8の中間部8Mのうち、防漏シート12に接合されない幅方向xの両側部を十分な広さで形成することができる。なお、吸収体8の幅方向xの中央部とは、吸収体8の幅方向xの中心線を含む部分として規定される。吸収体8の幅方向xの中央部の幅方向xの長さの下限は特に限定されず、吸収体8の幅方向xの長さの1%以上、3%以上、または5%以上であってもよい。吸収体8の中間部8Mの幅方向xの中央部が防漏シート12に接合される場合、当該中央部は前後方向yに連続的に防漏シート12に接合されてもよく、断続的に防漏シート12に接合されてもよい。
吸収体8の中間部8Mは、図6に示すように、防漏シート12に接合されないことが好ましい。すなわち、吸収体8は前側端部8Fと後側端部8Bのみで防漏シート12と接合されることが好ましい。これにより、併用する尿パッドのウィング部の幅方向xの長さが長く形成されていても、ウィング部の先端を折り曲げることなく吸収体8に巻き付けやすくなる。なお、併用する尿パッドのウィング部は、吸収体8の非肌面側の幅方向xの全体にわたって巻き付けられるものであってもよく、幅方向xの一部のみに巻き付けられるものであってもよい。
吸収体8の前側端部8Fと後側端部8Bは、幅方向xの広い範囲で防漏シート12に接合されることが好ましく、これにより吸収体8を安定して防漏シート12に設置することができる。具体的には、吸収体8の前側端部8Fと後側端部8Bの防漏シート12への接合幅、すなわち前側端部8Fまたは後側端部8Bの防漏シート12への接合部の幅方向xの一方端から他方端までの長さは、吸収体8の幅方向xの長さの50%以上が好ましく、67%以上がより好ましく、75%以上がさらに好ましい。
吸収体8は、接着剤、熱溶着、超音波溶着等の公知の接合手段により、防漏シート12に接合されればよい。なお、吸収体8は接着剤により防漏シート12に接合されていることが好ましく、これにより吸収体8と防漏シート12との接合が容易になる。接着剤は所定の領域に全面塗布されてもよく、網状や線状や散点状に塗布されてもよい。接着剤の塗布方法としては、例えば、コーター法、ビード法、カーテンスプレー法、オメガコーティング法、スパイラルコーティング法、パターンコート法等を用いることができる。
ウィング部を有する尿パッドの取り付けが容易になる点から、被覆シート10は、図3に示すように、吸収性コア9を肌面側から非肌面側にかけて覆うように設けられ、吸収性コア9の両側縁に沿って吸収性コア9の非肌面側に折り返されていることが好ましい。例えば被覆シート10が1枚から構成される場合は、図3(a)に示すように、被覆シート10は、吸収性コア9を肌面側から非肌面側にかけて覆うように設けられ、吸収性コア9の両側縁に沿って吸収性コア9の非肌面側に折り返され、被覆シート10の幅方向xの両端部が吸収性コア9の非肌面側で互いに重ねられることが好ましい。図3(b)に示すように被覆シート10が上側被覆シート10Aと下側被覆シート10Bから構成される場合は、上側被覆シート10Aが吸収性コア9を肌面側から非肌面側にかけて覆うように設けられ、吸収性コア9の両側縁に沿って吸収性コア9の非肌面側に折り返され、吸収性コア9の非肌面側に折り返された上側被覆シート10Aの幅方向xの両端部は下側被覆シート10Bと接合されていることが好ましい。このように吸収体8が形成されていれば、吸収体8の幅方向xの側縁が吸収性コア9の幅方向xの側縁と略一致し、尿パッドを吸収体8に取り付ける際、尿パッドのウィング部を吸収性コア9の幅方向xの側縁に沿って折り曲げやすくなる。また、吸収体8の肌面側の肌触りも良好なものとなる。
被覆シート10は上側被覆シート10Aと下側被覆シート10Bから構成され、下側被覆シート10Bの目付が上側被覆シート10Aの目付よりも大きいことも好ましい。ウィング部を有する尿パッドでは、ウィング部の非肌面側に通常、粘着部や面ファスナー等の止着手段が設けられるが、そのようなウィング部を有する尿パッドを吸収体8に取り付ける際、ウィング部の止着手段は下側被覆シート10Bに対して止着しやすくなる。そのため、下側被覆シート10Bの目付を上側被覆シート10Aの目付よりも大きくすることで、ウィング部の止着手段が止着・脱着することによる被覆シート10の損傷を抑えやすくなる。
吸収性コア9は、幅方向xの両側縁が直線状に形成されていることが好ましい。例えば、吸収性コア9は、長方形、角が丸まった長方形、長円形等の形状に形成されていることが好ましい。このように吸収性コア9が形成されていれば、ウィング部を有する尿パッドを吸収体8に取り付ける際、ウィング部を吸収性コア9の両側縁に沿って真っ直ぐに折り曲げやすくなる。そのため、尿パッドを安定して吸収体8に取り付けることができ、また、吸収体8に取り付けた尿パッドに縒れや歪みが生じにくくなる。
図2および図4に示すように、吸収性本体7の前側端部には前側押さえシート15が設けられ、吸収性本体7の後側端部には後側押さえシート16が設けられることが好ましい。具体的には、前側押さえシート15は、吸収性コア9の前側縁を覆い、吸収性本体7と外装部材2に接合して設けられ、後側押さえシート16は、吸収性コア9の後側縁を覆い、吸収性本体7と外装部材2に接合して設けられることが好ましい。これにより、吸収性コア9の前後端部が前側押さえシート15と後側押さえシート16によって肌面側から押さえられ、ウィング部を有する尿パッドを吸収体8に取り付けた際に、吸収体8が防漏シート12や外装部材2から浮き上がるのを抑えることができる。また、吸収体8の前後端部が着用者の肌と接触したりして、吸収体8の前後端部にせん断力がかかっても、前側押さえシート15と後側押さえシート16によって吸収体8の前後端部が防漏シート12から剥離するのを抑えることができる。そのため、ウィング部を有する尿パッドを併用した際に、尿パッドを着用者の股間部に安定してセットすることができる。
前側押さえシート15は、吸収性コア9の前側縁を覆うとともに防漏シート12の前側縁を覆うように設けられることが好ましい。同様に、後側押さえシート16は、吸収性コア9の後側縁を覆うとともに防漏シート12の後側縁を覆うように設けられることが好ましい。これにより、防漏シート12の前後端部が前側押さえシート15と後側押さえシート16によって肌面側から押さえられ、防漏シート12の前後端部からの尿等の漏れを防止することができる。
前側押さえシート15は、吸収性コア9の前側縁を覆うとともに、吸収性コア9の前側縁より前側に延在し、吸収性本体7と外装部材2とに跨って設けられることが好ましい。後側押さえシート16は、吸収性コア9の後側縁を覆うとともに、吸収性コア9の後側縁より後側に延在し、吸収性本体7と外装部材2とに跨って設けられることが好ましい。これにより、前側押さえシート15と後側押さえシート16によって吸収性本体7を安定して外装部材2に取り付けることができる。また、吸収性本体7の前後端部がめくれ返ったりせず、使い捨ておむつの着用感を向上させることができる。
前側押さえシート15と後側押さえシート16は、吸収体8を幅方向xに横切って設けられることが好ましく、吸収性本体7を幅方向xに横切って設けられることがより好ましい。特に、前側押さえシート15は外装部材2の前側胴部Pの幅方向xの全体にわたって設けられ、後側押さえシート16は外装部材2の後側胴部Qの幅方向xの全体にわたって設けられることが好ましく、これにより、前側押さえシート15と後側押さえシート16によって、吸収性本体7を安定して外装部材2に取り付けることができる。
前側押さえシート15は、前側胴部Pおよび/または股部Rに設けられることが好ましく、前側胴部Pのみに設けられることがより好ましい。この場合、吸収性コア9は外装部材2の股部Rから前側胴部Pにかけて延在する。後側押さえシート16は、後側胴部Qおよび/または股部Rに設けられることが好ましく、後側胴部Qのみに設けられることが好ましい。この場合、吸収性コア9は外装部材2の股部Rから後側胴部Qにかけて延在する。これにより、吸収体8の肌面側に露出した部分の面積を広くとることができ、使い捨ておむつ1の吸収性能を高めることができる。なお、前側押さえシート15と後側押さえシート16の外装部材2への接合面積を確保する点から、吸収性本体7の前側縁は外装部材2の前側胴部Pの前後方向yの中間線より後側に位置することが好ましく、吸収性本体7の後側縁は外装部材2の後側胴部Qの前後方向yの中間線より前側に位置することが好ましい。
前側押さえシート15は、吸収性本体7の前側縁より前側部分の前後方向yの長さが、吸収性本体7の前側縁より後側部分の前後方向yの長さよりも長いことが好ましく、後側押さえシート16は、吸収性本体7の後側縁より後側部分の前後方向yの長さが、吸収性本体7の後側縁より前側部分の前後方向yの長さより長いことが好ましい。このように前側押さえシート15と後側押さえシート16を設けることにより、吸収体8の肌面側に露出した部分の面積を確保しつつ、前側押さえシート15と後側押さえシート16によって吸収性本体7を安定して外装部材2に取り付けることができる。
前側押さえシート15と後側押さえシート16は、被覆シート10や防漏シート12に使用可能なシート材料から構成することができ、特に不織布から構成されることが好ましい。これにより、前側押さえシート15や後側押さえシート16が設けられた箇所で、使い捨ておむつ1の肌触りを良好なものとすることができる。
前側押さえシート15と後側押さえシート16は、接着剤により吸収性本体7と外装部材2に接合されることが好ましい。接着剤としてはホットメルト接着剤を用いることが好ましい。前側押さえシート15と後側押さえシート16は、線状の接着パターンにより、吸収性本体7と外装部材2に接合されることが好ましい。これにより、外装部材2の前側押さえシート15と後側押さえシート16が設けられた部分の柔軟性や通気性が高まり、使い捨ておむつ1の着用感を向上させることができる。線状の接着パターンは、接着剤が直線状に塗布されてもよく、曲線状に塗布されてもよく、これらの組み合わせで塗布されてもよい。接着剤が曲線状に塗布される場合は、例えば、蛇行状やらせん状(スパイラル状)に塗布されればよい。蛇行状には、例えば、正弦波状やΩ状の繰り返しパターン等が含まれる。線状の接着パターンは、接着剤をコーター法、ビード法、オメガコーティング法、スパイラルコーティング法、パターンコート法等により塗布することにより形成することができる。
前側押さえシート15は、吸収性本体7の前側縁より後側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量が、吸収性本体7の前側縁より前側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量よりも多いことが好ましく、後側押さえシート16は、吸収性本体7の後側縁より前側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量が、吸収性本体7の後側縁より後側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量よりも多いことが好ましい。これにより、吸収性本体7の前側端部と後側端部が前側押さえシート15と後側押さえシート16によって強固に接合され、吸収性本体7を安定して外装部材2に取り付けることができる。また、外装部材2の吸収性本体7の前側縁より前側部分と後側縁より後側部分の柔軟性や通気性を高めることができる。
外装部材2は前側端部と後側端部が肌面側に折り返されていることが好ましい。特に、外装部材2が内側シート5と外側シート6から構成され、図2や図4に示すように、外側シート6が外装部材2の前側縁または後側縁に沿って肌面側に折り返されていることが好ましい。パンツ型使い捨ておむつの場合は、外装部材2の外側シート6がウェスト開口部3の縁に沿って肌面側に折り返されていることが好ましい。これにより、外装部材2の前側端部と後側端部の強度を高めることができ、また、外装部材2の前側縁と後側縁の端面をすっきりと形成することができる。
上記のように外装部材2が構成される場合、前側押さえシート15の前側縁は、肌面側に折り返された外装部材2の前側端部によって覆われていることが好ましく、特に外装部材2の前側縁に沿って肌面側に折り返された外側シート6によって覆われていることが好ましい。後側押さえシート16の後側縁は、肌面側に折り返された外装部材2の後側端部によって覆われていることが好ましく、特に外装部材2の後側縁に沿って肌面側に折り返された外側シート6によって覆われていることが好ましい。これにより、使い捨ておむつ1を着用の際、前側押さえシート15の前側縁と後側押さえシート16の後側縁がめくれ上がるのが防止され、前側押さえシート15と後側押さえシート16を安定して外装部材2に取り付けることができる。
吸収体8の非肌面側に設けられる防漏シート12は、前後方向yに対してより広い範囲が外装部材2に接合されることが好ましい。防漏シート12の非肌面側は、例えば、防漏シート12の前後方向yの長さの70%以上の範囲が外装部材2に接合されることが好ましく、80%以上がより好ましく、90%以上がさらに好ましい。
防漏シート12は、吸収体8の中間部8Mの幅方向x両側部と重なる部分で、外装部材2に接合されることが好ましい(図3を参照)。これにより、ウィング部を有する尿パッドを吸収体8に取り付ける際、尿パッドのウィング部を吸収体8の中間部8Mの幅方向xの両側部と防漏シート12の間に挟み込むことが容易になり、尿パッドの吸収体8への取り付け作業が容易になる。
防漏シート12は、吸収体8の幅方向xの側縁よりも幅方向xの外方部分で、外装部材2に接合されることが好ましい。詳細には、防漏シート12は、吸収体8の前側端部8Fと後側端部8Bと中間部8Mのそれぞれにおいて、吸収体8の幅方向xの側縁よりも幅方向xの外方部分で、外装部材2に接合されることが好ましい。このように防漏シート12を外装部材2に接合することにより、防漏シート12の両側部12Lが起立する起点となる起立基部が、吸収体8の幅方向xの側縁から幅方向xの外方に離間して位置することとなる。そのため、ウィング部を有する尿パッドを吸収体8に取り付ける際、尿パッドのウィング部を吸収体8と防漏シート12の両側部12Lの間を通して、吸収体8の非肌面側に取り付けることが容易になる。防漏シート12の両側部12Lの起立基部と吸収体8の幅方向xの側縁との離間距離は5mm以上が好ましく、10mm以上がより好ましく、15mm以上がさらに好ましく、これにより尿パッドのウィング部を吸収体8の下側に取り付けることが容易になる。一方、防漏シート12の両側部12Lの起立基部と吸収体8の幅方向xの側縁との離間距離は60mm以下が好ましく、50mm以下がより好ましく、30mm以下がさらに好ましく、これにより吸収体8の幅方向xの長さが狭くなりすぎず、吸収体8の吸収容量を確保しやすくなる。
防漏シート12の両側部12Lは、幅方向xの内方に傾いて起立可能に形成され、防漏シート12の両側部12Lは、倒伏状態で吸収体8と重ならないように設けられていることが好ましい。このように防漏シート12の両側部12Lが形成されていれば、ウィング部を有する尿パッドを吸収体8に取り付ける際に防漏シート12の両側部12Lが邪魔にならず、ウィング部を吸収体8の非肌面側に取り付けることが容易になる。また、防漏シート12の両側部12Lが幅方向xの内方に傾いて起立することによって、尿等の横漏れ防止効果が高まる。この場合、防漏シート12の両側部12Lの前後方向yの両端部は、防漏シート12自身に接合されることが好ましい。
吸収性コア9の非肌面側にはコア裏面接着部11が設けられ、コア裏面接着部11で吸収性コア9と被覆シート10とが接合されていることが好ましい(図3を参照)。コア裏面接着部11は吸収性コア9の非肌面側に接着剤層を設けることにより形成することができ、これにより、コア裏面接着部11での吸収性コア9の剛性を高めることができる。
コア裏面接着部11は、吸収体8の前側端部8Fから後側端部8Bにかけて設けられることが好ましい。このようにコア裏面接着部11を設けることにより、吸収体8の前側端部8Fから後側端部8Bにかけて剛性が付与され、ウィング部を有する尿パッドを吸収体8に取り付ける際に、吸収体8がへたりにくくなり、ウィング部の吸収体8の非肌面側への取り付け作業が容易になる。
コア裏面接着部11は、少なくとも吸収体8の中間部8Mにおいて、吸収性コア9の幅方向xの一方側と他方側に設けられることが好ましい。このようにコア裏面接着部11を設けることにより、吸収体8の非肌面側のウィング部が当たる部分の剛性が高まり、ウィング部の吸収体8の非肌面側への取り付け作業が容易になる。なお、吸収性コア9の幅方向xの一方側のコア裏面接着部11と他方側のコア裏面接着部11は、互いに離間していてもよく、連続して設けられていてもよい。コア裏面接着部11の幅方向xの長さ(合計長さ)は、吸収性コア9の幅方向xの長さの30%以上であることが好ましく、35%以上がより好ましく、40%以上がさらに好ましい。また、コア裏面接着部11は、吸収性コア9を幅方向xに3等分したときの幅方向xの両側部の少なくとも一部に設けられることが好ましく、幅方向xの中央部に設けられてもよい。
コア裏面接着部11において、接着剤は全面塗布されてもよく、網状や線状や散点状に塗布されてもよい。なお、コア裏面接着部11において吸収性コア9の剛性を適度に高めることが容易な点から、接着剤は網状や曲線状(例えば、蛇行状やらせん状)に塗布されることが好ましい。そのような接着剤の塗布方法として、コア裏面接着部11は、カーテンスプレー法、オメガコーティング法、スパイラルコーティング法、パターンコート法等により形成されることが好ましい。
外装部材2には、脚開口部4の縁に沿って、脚部弾性部材17が設けられることが好ましい(図1および図2を参照)。特にパンツ型の使い捨ておむつである場合は、外装部材2にこのように脚部弾性部材17が設けられることが好ましい。図面では、脚部弾性部材17は、脚開口部4の前側の縁に沿って設けられる前側脚部弾性部材17Fと、脚開口部4の後側の縁に沿って設けられる後側脚部弾性部材17Bとから構成されている。前側脚部弾性部材17Fと後側脚部弾性部材17Bとにより、脚開口部4の縁のほぼ全周にわたり弾性部材が設けられる。脚部弾性部材17により、着用者の脚周りに沿ったレッグギャザーが形成され、股部Rからの尿等の漏れが防止される。図面では、前側脚部弾性部材17Fと後側脚部弾性部材17Bが互いに離間して設けられているが、前側脚部弾性部材17Fと後側脚部弾性部材17Bは互いに接していたり交差していてもよい。
前側脚部弾性部材17Fと後側脚部弾性部材17Bは、吸収体8と重なる部分で断続的に設けられることが好ましい。なお、それ以外の部分では、前側脚部弾性部材17Fと後側脚部弾性部材17Bは連続的に設けられることが好ましい。このように前側脚部弾性部材17Fと後側脚部弾性部材17Bが設けられれば、吸収体8が歪みにくくなり、吸収体8の着用者の股間でのフィット性が高まる。また、ウィング部を有する尿パッドを吸収体8に安定して取り付けやすくなる。脚部弾性部材17を断続的に設ける場合は、脚部弾性部材17を外装部材2に接着固定した後、脚部弾性部材17をカッター等で切断すればよい。このようにすることで、脚部弾性部材17を製造上簡単に断続的に設けることができ、また脚部弾性部材17が断続的に設けられた部分で、弾性部材の収縮力を実質的に失わせることができる。
外装部材2の前側胴部Pと後側胴部Qには、幅方向xに延びる複数の胴部弾性部材18が設けられることが好ましい。胴部弾性部材18は、ウェスト開口部3と脚開口部4の間に設けられる。胴部弾性部材18により、着用者の胴周りのフィット性が高められる。なお、胴部弾性部材18のうち、ウェスト開口部3の縁に沿って設けられる弾性部材を腰部弾性部材19として設けてもよく、これにより着用者の腰周りに沿ったウェストギャザーが形成され、背中側や腹部側からの尿等の排泄物の漏れが防止される。図1および図2では、腰部弾性部材19は胴部弾性部材18よりも前後方向yに狭い間隔で設けられている。
外装部材2に設けられる脚部弾性部材17、胴部弾性部材18、腰部弾性部材19は、図面に示すように外装部材2が内側シート5と外側シート6とから構成されている場合は、内側シート5と外側シート6の間に配されることが好ましい。腰部弾性部材19は、ウェスト開口部3の縁で内側シート5側に折り返された外側シート6間に挟まれて、外側シート6に接着されていてもよい。
使い捨ておむつ1に設けられる各弾性部材としては、ポリウレタン糸、ポリウレタンフィルム、天然ゴム等の通常の使い捨ておむつに用いられる弾性伸縮材料を用いることができる。各弾性部材は、伸張状態でおむつに固定されることが好ましく、また、ホットメルト接着剤等の接着剤で固定されることが好ましい。例えば、繊度40〜1,240dtexのポリウレタン糸を、倍率1.1〜5.0倍に伸張して配設し、固定する。接着剤としては、ゴム系のホットメルト接着剤を用いることが好ましい。なお、前記倍率は、非伸張状態を1.0倍とする。
また、上記説明した防漏シート12、被覆シート10、内側シート5、外側シート6等のシート材料として不織布を用いる場合、不織布としては、スパンボンド不織布、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等を用いることが好ましく、これにより薄くて丈夫なシートを容易に得ることができる。
以上、本発明の使い捨ておむつをパンツ型おむつに適用する場合について説明したが、本発明の使い捨ておむつは、後側胴部の幅方向の両側にそれぞれ止着テープが設けられ、当該止着テープにより着用時にパンツ形状に形成するオープンタイプ(テープタイプ)の使い捨ておむつであってもよい。また、本発明の使い捨ておむつは、ウィング部を有さない尿パッドを併用することも可能であり、また尿パッドを併用せずに単独で使用することも可能である。
1:使い捨ておむつ
2:外装部材
3:ウェスト開口部
4:脚開口部
5:内側シート
6:外側シート
7:吸収性本体
8:吸収体、8F:前側端部、8B:後側端部、8M:中間部
9:吸収性コア
10:被覆シート、10A:上側被覆シート、10B:下側被覆シート
11:コア裏面接着部
12:防漏シート、12C:中央部、12L:両側部
13:起立用弾性部材
14:サイド接合部
15:前側押さえシート
16:後側押さえシート
17:脚部弾性部材、17F:前側脚部弾性部材、17B:後側脚部弾性部材
18:胴部弾性部材
19:腰部弾性部材
P:前側胴部
Q:後側胴部
R:股部

Claims (10)

  1. 前側胴部と後側胴部とこれらの間に位置する股部を有する外装部材と、
    前記外装部材の肌面側に設けられ、吸収体と防漏シートを有する吸収性本体とを有する使い捨ておむつであって、
    前記吸収体は、吸収性コアと、前記吸収性コアの肌面側と非肌面側を覆うように設けられた被覆シートを有し、
    前記防漏シートは、幅方向の中央部が前記吸収体の非肌面側に設けられ、幅方向の両側部が前記吸収体の幅方向の側縁に沿って起立可能に形成され、
    前記吸収体は、前側端部と後側端部が前記防漏シートに接合され、前記前側端部と前記後側端部の間の中間部は、前記防漏シートに接合されていないか、幅方向の中央部が前記防漏シートに接合され、幅方向の両側部が前記防漏シートに接合されておらず、
    前記吸収性コアの前側縁を覆い、吸収性本体と外装部材に接合された前側押さえシートと、前記吸収性コアの後側縁を覆い、吸収性本体と外装部材に接合された後側押さえシートとが設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 前記被覆シートは、前記吸収性コアを肌面側から非肌面側にかけて覆うように設けられ、前記吸収性コアの両側縁に沿って前記吸収性コアの非肌面側に折り返されている請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記防漏シートの両側部が起立する起点となる起立基部は、前記吸収体の幅方向の側縁から幅方向の外方に5mm以上離間して位置する請求項1または2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記防漏シートの両側部は、幅方向の内方に傾いて起立可能に形成され、
    前記防漏シートの両側部は、倒伏状態で前記吸収体と重ならないように設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記吸収性コアの非肌面側にはコア裏面接着部が設けられ、前記コア裏面接着部で前記吸収性コアと前記被覆シートとが接合され、
    前記コア裏面接着部は、前記前側端部から前記後側端部にかけて設けられている請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記吸収性コアの非肌面側にはコア裏面接着部が設けられ、前記コア裏面接着部で前記吸収性コアと前記被覆シートとが接合され、
    前記コア裏面接着部は、少なくとも前記中間部において、前記吸収性コアの幅方向の一方側と他方側に設けられている請求項1〜5のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記吸収性コアは、幅方向の両側縁が直線状に形成されている請求項1〜6のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  8. 前記前側押さえシートと前記後側押さえシートは、接着剤により前記吸収性本体と前記外装部材に接合され、
    前記前側押さえシートは、前記吸収性本体の前側縁より後側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量が、前記吸収性本体の前側縁より前側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量よりも多く、
    前記後側押さえシートは、前記吸収性本体の後側縁より前側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量が、前記吸収性本体の後側縁より後側部分の単位面積当たりの接着剤塗布量よりも多い請求項1〜7のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  9. 前記前側押さえシートは、前記吸収性本体の前側縁より前側部分の前後方向の長さが、前記吸収性本体の前側縁より後側部分の前後方向の長さよりも長く、
    前記後側押さえシートは、前記吸収性本体の後側縁より後側部分の前後方向の長さが、前記吸収性本体の後側縁より前側部分の前後方向の長さより長い請求項1〜8のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  10. 前記外装部材は、ウェスト開口部と一対の脚開口部を有するパンツ形状に形成されており、
    前記外装部材には、前記脚開口部の前側の縁に沿って延び、前記吸収性本体を幅方向に横切って延びる前側脚部弾性部材と、前記脚開口部の後側の縁に沿って延び、前記吸収性本体を幅方向に横切って延びる後側脚部弾性部材とが設けられ、
    前記前側脚部弾性部材と前記後側脚部弾性部材は、前記吸収体と重なる部分で断続的に設けられている請求項1〜9のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
JP2019100603A 2019-05-29 2019-05-29 使い捨ておむつ Active JP7352380B2 (ja)

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