JP5627978B2 - 使い捨て着用物品 - Google Patents

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Description

本発明は、使い捨て着用物品に関し、より詳しくは、使い捨てのトイレット・トレニングパンツ、使い捨て失禁パンツ、使い捨ての生理用パンツ、特に、開放型の使い捨ておむつ等の使い捨て着用物品に関する。
従来、前ウエスト域と後ウエスト域との両側縁どうしを止着部材を介して連結する、いわゆる開放型の使い捨て着用物品は公知である。例えば、特許文献1には、透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、表裏面シート間に介在された吸収性コアと、ウエスト回り方向へ延びる一対の着用バンドと、クロッチ域の両側域から前後ウエスト域に延びる複数条の弾性要素とを含む使い捨ておむつが開示されている。
特許3343199号公報
特許文献1に開示された使い捨ておむつは、おむつ本体の前端部における所定部位において、吸収性コアの一部がそれ以外の部位よりも薄くまたは吸収性コア自体が存在していないことによって形成された、おむつの横方向へ延びる折曲案内部を有する。
折曲案内部及び着用バンドの上縁部に沿っておむつ本体の前端部を外側に折り返すことによって、着用者が新生児の場合には、へそを露出することができ、その腹式呼吸を妨げることはない。また、前記前端部の外面に位置する止着手段によって、該折り返し部位をおむつ本体に固定することができるので、新生児のへそを確実に露出することができる。
しかし、かかる発明におけるおむつでは、吸収性コアが略矩形状を有しているので、着用中に、クロッチ域に位置する吸収性コアの両側縁部が着用者の鼠径部に当接して皺が寄り、吸収性コアに吸収された体液が皺の形成された部位から外部に漏れ出るおそれがある。かかる事態を避けるために、従来、吸収性コアをクロッチ域において凹曲させた、いわゆる砂時計形状に形成することは知られているが、かかるおむつのように、前ウエスト域の一部を折り曲げて着用する場合には、折曲される前後で着用者の鼠径部の当接する位置が異なる。したがって、折曲の前後において、クロッチ域における吸収性コアの凹曲部を着用者の鼠径部と対向する位置に配置させて、その身体に密着させることは困難である。
本発明の課題は、従来の発明の改良であって、前ウエスト域の一部を内側又は外側に折り返すことによって比較的容易にサイズ調整ができるとともに、折曲の前後において吸収性コアの凹曲部の形状を変えることによって吸収性コアを着用者の脚回りにフィットさせることのできる使い捨て着用物品の提供にある。
前記課題を解決するために、本発明が対象とするのは、縦軸及び横軸を有し、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間において延びるクロッチ域と、前記クロッチ域から前記前後ウエスト域へ延びる吸収性コアとを有する物品本体と、前記前後ウエスト域の両側縁部どうしを互いに連結するファスニングシステムとを含む使い捨て着用物品である。
本発明の特徴とするところは、前記吸収性コアは、前記縦軸の方向へ直状に延びる直状部と前記クロッチ域の中央部において前記縦軸へ向かって凹曲する凹曲部とを有する両側縁と、前記前ウエスト域又は前記前ウエスト域側のクロッチ域において前記横軸の方向へ延びる第1折曲案内部と、前ウエスト域側の前記クロッチ域かつ前記両側縁の内側において前記縦軸に関して対称に位置する一対の第2折曲案内部と、前記後ウエスト域側の前記クロッチ域かつ前記両側縁の内側において前記縦軸に関して対称に位置する一対の第3折曲案内部とを有し、前記第1折曲案内部に沿ってそれよりも前記縦軸の外方へ延びる部分を前記物品本体の内外方へ折曲可能であって、前記吸収性コアの両側縁と前記第2折曲案内部との間および前記吸収性コアの両側縁と前記第3折曲案内部との間には、それぞれ、前記物品本体の内外方に折り曲げ可能な第1折曲域と第2折曲域とが画成されている。
本発明の実施態様の一つとして、前記第1及び第2折曲域の前記縦軸の方向における長さ寸法が、前記第1折曲案内部の中央部から前記前ウエスト域の前端縁までの前記縦軸の方向における長さ寸法の半分よりも大きい。
本発明の実施態様の一つとして、前記第1及び第2折曲域の内側縁は前記縦軸に対して凸曲する形状を有し、かつ、前記第1及び第2折曲域の外側縁は前記縦軸に対して凹となる形状を有する。
本発明の実施態様の一つとして、前記第1及び第2折曲域の外側縁のうちの、前記直状部の一部からなる部位の前記縦軸の方向における長さ寸法は、前記第1折曲案内部から前記前ウエスト域の前記前端縁までの前記縦軸の方向における長さ寸法とほぼ等しい又はそれよりも大きい。
本発明の実施態様の一つとして、前記吸収性コアの前記第1折曲域と前記第2折曲域との間において前記縦軸の方向へ延びる弾性要素が配置されている。
本発明の実施態様の一つとして、前記物品本体の肌対向面において、前記前ウエスト域の前記前端縁に沿って延びる第1装飾ラインと、前記第1凹曲ラインに沿って延びる第2装飾ラインと、前記第1折曲案内部の略中央部において前記横軸の方向へ延びる第3装飾ラインと、前記第2凹曲ラインに沿って延びる第4装飾ラインとが形成されており、前記第1及び第2装飾ラインには同一の装飾が施されており、前記第3及び第4装飾ラインには、前記第1及び第2装飾ラインとは異なる装飾が施されている。
本発明によれば、吸収性コアの第1折曲案内部に沿ってそれよりも縦軸の外方へ延びる部分を物品本体の内外に折り曲げることができ、また、第2折曲案内部と第3折曲案内部とに沿って第1折曲域と第2折曲域とを内外に折り曲げることができるので、吸収性コアの両側縁の凹曲部の形状を着用物品の着用形態に合せて変えることができる。
本発明の第1実施形態における使い捨て着用物品の一例としての使い捨ておむつの斜視図。 おむつを前後方向に伸展した状態のその内面から見た一部破断展開平面図。 バリアシートを取り除き、吸収性コアのみを実線で示した展開平面図。 図1のIII−III線断面図。 おむつの他の着用状態における斜視図。 (a)〜(c)第1着用形態におけるおむつの着用状態を示す図。 (a)〜(c)第2着用形態におけるおむつの着用状態を示す図。 本発明の第2実施形態におけるおむつの展開平面図。 本発明の第3実施形態におけるおむつの展開平面図。 本発明の第4実施形態におけるおむつの斜視図。 第4実施形態におけるおむつの着用形態を示す図。 第4実施形態におけるおむつの展開平面図。
<第1実施形態>
図1及び2に示すとおり、使い捨ておむつ10は、縦軸P及び横軸Qを有し、肌当接面側及びそれに対向する非肌当接面側と、前ウエスト域11と、後ウエスト域12と、前後ウエスト域11,12間に位置するクロッチ域13を備えるおむつ本体14と、おむつ本体14の後ウエスト域12の両側縁12a,12bから横軸Qの方向の外方へ延びる一対のテープファスナタブ15,16とを含む。テープファスナタブ15,16の肌対向面には、メカニカルファスナのフック群から形成された第1ファスニング要素17が配置されている。また、前ウエスト域11の外面には、テープファスナタブ15,16の第1ファスニング要素17を脱離可能に止着するための、横軸Qの方向へ延びるメカ二カルファスナのループ群から形成された第2ファスニング要素18がホットメルト接着剤(図示せず)を介して取り付けられている。
図1〜4に示すとおり、おむつ本体14は、繊維不織布、多孔プラスチックフィルム、それらのラミネートシート等から形成され、肌当接面側に位置する透液性のトップシート20と、おむつ10の外形をなし、透湿性プラスチックフィルム、繊維不織布、それらのラミネートシート等から形成され、非肌当接面側に位置する不透液性のバックシート21と、フラップパルプと超吸収性ポリマー粒子との混合等から形成され、トップシート20とバックシート21との間に介在された吸収性コア22とを含む。トップシート20とバックシート21とは、吸収性コア22の周縁部から延出しており、該延出部位における両シート20,21のうちの少なくともいずれか一方の内面に塗布されたホットメルト接着剤(図示せず)を介して互いに接合されている。また、吸収性コア22は、図示していないが、ティッシュペーパ等の拡散シートによって被包されていてもよい。
トップシート20は、質量が15〜50g/m、好ましくは、20〜30g/m、繊維密度が0.01〜0.04g/cm、好ましくは、0.025〜0.035g/cmの範囲である、エアスルー繊維不織布やスパンボンド繊維不織布から形成されている。また、バックシート21は、質量が10〜40g/m、好ましくは、15〜30g/m、繊維密度が0.06〜0.1g/cm、好ましくは、0.07〜0.09g/cmの範囲である、スパンボンド不織布、ポイントボンド不織布、SMS不織布などから形成されている。
図3では、説明の便宜上、後記のバリアシート41を取り除き、吸収性コア22のみが実線で示されており、その他の構成部材は破線で示されている。また、説明の便宜上、図1及び図5において、第1凹曲ライン34と第2凹曲ライン35とを実線で示している。
図2及び3に示すとおり、吸収性コア22は、前後端縁22a,22bと、前後端縁22a,22b間において縦軸Pの方向へ延びる両側縁22c,22dとを有する。両側縁22c,22dは、説明の便宜上、前ウエスト域11側と後ウエスト域12側において直状に延びる直状部23とクロッチ域13の略中央部において内方へ凹曲する凹曲部24とに区分されている。また、両側縁12cは、直状部23と凹曲部24とが交差する部位に位置する第1及び第2屈曲部位25,26を有する。
また、吸収性コア22には、前ウエスト域11において横軸Qの方向へ延びる第1折曲案内部27が形成されている。第1折曲案内部27は、吸収性コア22を他の部位に比して薄くすることによって形成された凹状溝である。吸収性コア22に第1折曲案内部27が形成されていることから、後記するように、第1折曲案内部27を介して前ウエスト域11を外側に折り曲げることができる。
第1折曲案内部27は、縦軸Pの方向において所要寸法の幅を有する凹状溝であって、縦軸Pの方向における長さ寸法L1は、後記の本発明の効果を有するために、好ましくは、1.0〜15.0mm、さらに好ましくは、5.0〜10.0mmである。第1折曲案内部27は、おむつ本体14の外面に位置する第2ファスニング要素18の下側縁18aと重なる位置に形成されており、おむつ本体14の外面における第1折曲案内部27に対応する部位、すなわち、第2ファスニング要素18の下側縁18a上及びその近傍には、おむつ10の外面視において第1折曲案内部27の位置を確認することのできる折曲案内表示部28が形成されている(図1参照)。折曲案内表示部28は、着用者及び着用補助者が第1折曲案内部27の位置を容易に視認できるように、第2ファスニング要素18とは異なる色彩を施すことによって形成してもよいし、テープ片を貼付することによって形成してもよい。
なお、図4に示すとおり、第1折曲案内部27は、吸収性コア22の肌当接面を凹状にすることによって形成した凹状溝であるが、吸収性コア22の非肌当接面を凹状にして形成してもよい。また、吸収性コア22の一部を取り除くことによって形成してもよいし、該部位において吸収性コア22を圧縮変形させることによって形成してもよい。さらに、第1折曲案内部27において、吸収性コア22の厚さを他の部位と同じ厚さにして、その密度を他の部位に比して低くすることによって形成してもよい。
また、吸収性コア22には、エンボス加工又はスリットにより形成された、クロッチ域13の前ウエスト域11側であって、かつ、両側縁22c,22dの内側において緩やかなカーブ状に縦軸Pの方向へ延び、互いに縦軸Pに対して対称に位置する一対の第2折曲案内部30が形成されている。また、吸収性コア22には、クロッチ域13の後ウエスト域12側であって、かつ、両側縁22c,22dの内側において横軸Q近傍から後方へ緩やかなカーブ状に延び、互いに縦軸Pに対して対称に位置する一対の第3折曲案内部31が形成されている。第2折曲案内部30と両側縁22c,22dとの間には、第1折曲域32が形成されており、第3折曲案内部31と両側縁22c,22dとの間には、第2折曲域33が形成されている。第1及び第2折曲域32,33は、第2及び第3折曲案内部30,31に沿っておむつ10の内外方に折曲することができる。
吸収性コア22の各寸法等は、この種のおむつ10に通常用いられるものとほぼ同等であるが、好ましい実施態様として、横軸Qの方向における幅寸法W1は約100〜110mm,前ウエスト域11の縦軸Pの方向における長さ寸法L2は、約70〜90mmである。また、両側縁22c,22dにおける第2折曲案内部30の前端30aから第1屈曲部位25までの縦軸Pの方向における長さ寸法L3は約30.0mm、第2屈曲部位26から第3折曲案内部31の後端31bまでの縦軸Pの方向における長さ寸法L4は、約30.0mmである。また、第1折曲案内部27の横軸Qの方向へ延びる中央ライン27aから前ウエスト域11の前端縁11aまでの縦軸Pの方向における長さ寸法L5は約60mm、第1折曲域32の縦軸Pの長さ寸法L6は約65mm、第2折曲域33の縦軸Pの方向における長さ寸法L7は約75mmである。
かかる形状と各寸法を有する吸収性コア22において、後記するように、図1に示すとおり、前ウエスト域11が折曲される前のおむつ10の着用形態(第1着用形態)における着用者の鼠径部に当接する両側縁22c,22dの形状は、第2折曲案内部30から凹曲部24の後半分に一連に延びる第1凹曲ライン34である。また、図5に示すように、前ウエスト域11が外側に折り曲げられた後のおむつ10の着用状態(第2着用形態)における着用者の鼠径部に当接する両側縁22c,22dの形状は、凹曲部24の前半部から第3折曲案内部31に一連に延びる第2凹曲ライン35である。また、第1凹曲ライン34における吸収性コア22の横軸Qの方向の長さ寸法が最も狭い最狭部位36は、おむつ10の横軸Qよりも前ウエスト域11側に位置しており、第2凹曲ライン34における吸収性コア22の横軸Qの方向における長さ寸法が最も狭い最狭部位37は、横軸Qと重なって位置している。また、第1凹曲ライン34の最狭部位36と最狭部位37との縦軸Pの方向における離間寸法L8は、約30mmである。
トップシート20とバックシート21との間には、不透液性かつ透湿性のプラスチックフィルムから形成された防漏シート40が配置されており、両シート20,21のうちのいずれか一方の内面に塗布されたホットメルト接着剤(図示せず)を介して固定されている。また、おむつ10の肌対向面における吸収性コア22の横軸Qの方向の外方には、縦軸Pに関して対称の一対のバリアシート41が取り付けられている。
おむつ本体14は、縦軸Qの方向に対向して横軸Qの方向へ延びる前後端部42,43と、横軸Qの方向に対向して、クロッチ域13において縦軸Pの方向へ延びる両側部44,45とをさらに含む。おむつ10の着用時において、一対のテープファスナタブ15,16の第1ファスニング要素17と前ウエスト域11の外面に位置する第2ファスニング要素18とを係合することによって、ウエスト開口46及び一対のレッグ開口47とが画成されている(図1参照)。
前後端部42,43は、吸収性コア22の前後端縁22a,22bから縦軸Pの方向の外方へ延出する、トップシート20と、防漏シート40と、バックシート21及びバリアシート41とが互いに重ね合わされることによって形成されている。また、両側部44,45は、吸収性コア22の両側縁12cから横軸Qの方向の外方へ延出する、トップシート20と、防漏シート40と、バックシート21及びバリアシート41とが互いに重ね合わされることによって形成されている。また、バックシート21とバリアシート41とは、前後ウエスト域11,12において、両側部44,45を形成するトップシート20と防漏シート40との両側縁からさらに横軸Qの方向の外方へ延出して互いに重なり合い、前後方側部フラップ48,49が形成されている。後方側部フラップ49を形成するバックシート21とバリアシート41との両側縁部間には、一対のテープファスナタブ15,16の固定部15a,16aが介在されており、両シート21,41の内面に塗布されたホットメルト接着剤(図示せず)を介して固定されている。また、後方側部フラップ49の側縁(後ウエスト域の側縁12a,12b)から横軸Qの方向の外方へ延びるテープファスナタブ15,16の自由部15b,16bには、第1ファスニング要素17が設けられている。
バリアシート41は、両側部44,45の一部を形成する近位縁部50と、前後ウエスト域11,12においてトップシート20及びバックシート21の肌対向面に固定された前後固定端部51,52と、前後固定端部51,52間において縦軸Pの方向へ延びる、バリアシート41の内側縁を内方へ折り返すことによって形成された遠位縁部53とを有する。防漏シート40の両側縁の横方向Xの外方には、縦軸Pの方向へ延びる複数条のストランド状又はストリング状のレッグ弾性要素54がバリアシート41の近位縁部50とバックシート21の両側部との間にホットメルト接着剤(図示せず)を介して収縮可能に取り付けられている。また、遠位縁部53には、縦軸Pの方向へ延びる2条のストランド状又はストリング状のカフ弾性要素55が収縮可能に配設されている。遠位縁部53は、おむつ10の着用状態において、カフ弾性要素55の収縮作用によってトップシート20の肌対向面から離間し、排泄物の横漏れを防止するための一対の防漏カフ56が形成される。
前端部42のトップシート20の肌対向面には、第1ファスニング要素17が係止可能であって、かつ、トップシート20にエンボス加工を施すことによって形成された第3ファスニング要素57が設けられている。第3ファスニング要素57は、縦軸P及び横軸Qに関して斜めに延びる複数本の第1及び第2凹状ライン58,59が格子状に交差してなるものであって、第1及び第2凹状ライン58,59の形状、大きさ及び互いの交差角度等は、適宜自由に選択することができる。なお、第1ファスニング要素17との所要の係止強度を有する限りにおいて、第3ファスニング要素57は、エンボス加工のされていない、この種の物品に通常使用されているエアスルー不織布、スパンボンド不織布等からなるトップシートの一部によって形成されていてもよい。
かかる構成を有するおむつは、第1ファスニング要素17と第2ファスニング要素18とからなる第1ファスニングシステムと、図5に示すように、第1折曲案内部27に沿って前ウエスト域11を外側に向かって折り曲げて、前端部42の肌対向面に形成された第3ファスニング要素57に第1ファスニング要素17を係止する第2ファスニングシステムとを有する。第2ファスニングシステムによりおむつ10を着用する場合(第2着用形態)には、着用者の腹部が露出するので、着用者が未熟児を含む新生児の場合に、前ウエスト域11による締め付けによってその腹式呼吸が妨げられることはない。特に、新生児の場合にはへそ及びその周辺が十分に成熟しておらず、前ウエスト域11によるわずかな締め付けによっても刺激を与えるおそれがあるが、かかる事態を避けることができる。
なお、第1ファスニングシステムにおいて、それが所要の剥離強度を有するものであれば、第1ファスニング要素17をフック群に替えて接着剤を塗布して形成してもよい。この場合には、第1ファスニング要素17を保護するために、第1ファスニング要素17の表面をシリコンを塗布したセパレータで被覆してもよい。
テープファスナタブ15,16は、例えば、プラスチックフィルム、繊維不織布、それらのラミネートやクラフト紙等の比較的に剛性及び引張強度の高いシート材料から形成することが好ましい。また、本発明の所要の効果を奏する限りにおいて、テープファスナタブ15,16を用いることなく、後方側部フラップ49に設けられた第1ファスニング要素17を直接第2ファスニング要素18に脱離可能に係合してもよい。
図6(a)〜(c)は、第1ファスニングシステムにおけるおむつ10の着用状態(第1着用形態)を示した図、図7(a)〜(c)は、第2ファスニングシステムにおけるおむつ10の着用状態(第2着用形態)を示した図である。なお、図7(a)〜(c)においては、前ウエスト域11を第1折曲案内部27に沿って外側に折り曲げた後に、クロッチ域13の第1折曲案内部27と後ウエスト域12との後端縁12cとが前後方向において対向するように、すなわち、それらの高さを合わせた状態で着用者の身体に着用させている。したがって、第1着用形態のおむつは、第2着用形態のおむつに比べて、その外形が小さくなっている。また、説明の便宜上、第1及び第2凹曲ライン34,35は実線で示している。
図6(a)に示すように、第1着用形態の場合には、吸収性コア22の両側縁22c,22dの凹曲部24は、第1凹曲ライン34によって形成されており、第1折曲域32は、第2折曲案内部30を谷折りすることによって、外側に向かって折り曲げられている。すなわち、クロッチ域13の前側では、吸収性コア22が第1凹曲ライン34による外形状を有し、両側縁22c,22dが着用者の鼠径部に沿った湾曲状を呈しているので、吸収性コア22によって着用者の鼠径部の動きが阻害されることはない。また、第1凹曲ライン34の最も横軸Qの方向の長さ寸法の大きな幅広部位60が着用者の脚部の上部(腸骨の下側近傍)に位置していることから、吸収性コア22が着用者の腹部に安定的にフィットするので、着用中の位置ずれを抑制することができる。
また、外側に折り曲げられた第1折曲域32は、着用者の脚部の動きを阻害するものではないが、第1折曲域32が第1凹曲ライン34の両側に位置することによって、おむつ本体14の両側部44,45が身体に密着するとともに、予め第1凹曲ライン34の外形状からなる吸収性コア22を用いる場合に比べて、第1折曲域32の存在によってその体液吸収面積が大きくなるので、より多くの体液を吸収することができる。
図6(b)に示すとおり、着用者の股下の中央部に第1凹曲ライン34の最狭部位36が位置しているので、吸収性コア22によって着用者の足繰りの動きが阻害されることはなく、また、吸収性コア22の両側部に体液の漏れを誘発するような皺が形成されることはない。
図6(c)に示すとおり、クロッチ域13の後側では、第3折曲案内部31に沿って第2折曲域33は外側に折り曲げられていないので、吸収性コア22は着用者の臀部の形状に沿うように、かつ、それを被覆するように配置されており、臀部に密着して体液を確実に吸収保持することができる。
一方、図7(a)に示すとおり、第2着用形態では、吸収性コア22の両側縁22c,22dの凹曲部24は、第2凹曲ライン35によって形成されており、第2折曲案内部30に沿って第1折曲域32は外側に折り曲げられていない。第2着用形態では、前ウエスト域11が外側に折り曲げられているので、第1折曲案内部27が着用者の腹部と対向する前側において後ウエスト域12の後端縁12cとほぼ並行して位置しており、第1着用形態に比べて吸収性コア22が全体的に前方に、すなわち、着用者の腹部側に位置している。したがって、第2着用形態において第1凹曲ライン34を採用した場合には、両側縁22c,22dの凹曲部24が着用者の鼠径部よりも前方に位置し、吸収性コア22が着用者の身体に沿った形状とはならず、吸収性コア22が着用者の鼠径部の動きを阻害したり、吸収性コア22に体液の漏れを誘発するような皺が形成されるおそれがある。
第2着用形態では、第2凹曲ライン35を採用することによって、その幅広部位61が着用者の脚部の上部(腸骨の下側近傍)に位置していることから、吸収性コア22が着用者の腹部に安定的にフィットするので、着用中の位置ずれを抑制することができる。
図7(b)及び(c)に示すとおり、第3折曲案内部31が谷折りされることによって、第2折曲域33は外側に向かって折り曲げられている。これにより、着用者の股下の中央部に第2凹曲ライン35の最狭部位37が位置するので、吸収性コア22によって着用者の足繰りの動きが阻害されることはなく、また、吸収性コア22の両側部に体液の漏れを誘発するような皺が形成されることはない。さらに、クロッチ域13の後ウエスト域側では、吸収性コア22が着用者の臀部の形状に沿うように、かつ、それを被覆するように配置されているので、臀部に密着して体液を確実に吸収保持することができる。
図3に示すとおり、第2着用形態においては、第1折曲案内部27に沿って外側に折り曲げる前ウエスト域11の部位の縦軸Pの方向における長さ寸法L5が、約60mmであることによって、そのおむつの着用状態では、吸収性コア22が前後方に約30mmずつずれて位置するところ、第2折曲ライン35の前端35a(第1屈曲部位25)は、第1折曲ライン34の前端(第2折曲案内部30の前端30a)よりも約30mm後方に位置し、かつ、その最狭部位37は第1凹曲ライン34の最狭部位36よりも約30mm後方に位置することによって、折曲後の凹曲部24の位置が着用者の鼠径部の位置に合うように調整されている。また、第1及び第2折曲域32,33の縦軸Pの方向における長さ寸法L6,L7が、外側に折曲する部位の長さ寸法L5よりも大きいことから、該部位が折り曲げられて吸収性コア22の位置がずれても、その位置ずれに合せて両側縁22c,22dの形状を変形できる。
また、第1及び第2折曲域32,33の内側縁、すなわち、第2折曲案内部30と第3折曲案内部31とが、縦軸Pに対して凹曲状を有しているので、第1及び第2折曲域32,33が内外に折り曲げられたときに、その折曲縁部が着用者の肌に曲状に当接し、肌を刺激することはない。また、第1及び第2折曲域32,33の外側縁、すなわち、吸収性コア22の両側縁22c,22dのうちの第2及び第3折曲部30,31と対向する部位は、横軸Qの方向の外方へ向かって凸状に屈曲した形状を有することから、それが直状に延びている場合に比して、第1及び第2折曲域32,33の面積を広くすることができる。なお、第1及び第2折曲域32,33の外側縁は、屈曲した形状ではなく、湾曲状を有していてもよい。
前記のように、本発明では、おむつ10の第1及び第2着用形態において、それぞれの形態に応じて、吸収性コア22の外形状を適宜変形させることができるので、第1及び第2着用形態のいずれにおいても吸収性コア22を着用者の身体に密着させることができ、着用者の身体の動きが吸収性コア22によって阻害されることはない。
本発明では、第2及び第3折曲案内部30,31は、エンボス加工又はスリットによって形成されているが、第1及び第2折曲域32,33の剛性と吸収性コア22の他の部位とにおいて剛性の高低差を設けることによって形成してもよい。例えば、第1及び第2折曲域32,33が、他の部位に比して高い剛性を有する場合には、第2及び第3折曲案内部30,31に沿ってそれらを外側に折り曲げ易く、かつ、それらを折曲せずに使用する場合には、着用中に妄りに折れ曲がるおそれはない。なお、第1及び第2折曲域32,33は、第2及び第3折曲案内部30,31を介して外側のみならず内側にも折曲可能であって、内外側のどちらに折り曲げても本明細書に記載の効果を奏するものである。
<第2実施形態>
図8は、本発明の第2実施形態におけるおむつ10の展開平面図である。本実施形態のおむつ10の基本的構成は、第1実施形態のそれとほぼ同様であるので、相違する点についてのみ以下に説明する。
本実施形態では、クロッチ域13において、吸収性コア22の第1折曲域32と第2折曲域33とに重なるように、縦軸Pの方向に延びるストランド状の弾性要素63が配置されている。このように、弾性要素63が第1折曲域32と第2折曲域33とに重なるように配置されている場合には、該領域が第2及び第3折曲案内部30,31に沿って外側に折り曲げられるときに、弾性要素63の伸長力によって折り曲げが容易となり、また、折り曲げられた後は、その伸長応力によって折曲状態を維持することができる。なお、弾性要素63は、単数ではなく複数配置されていてもよい。また、弾性要素63は、第1及び第2折曲域32,33と交差していなくても、それらの間においてその近傍に延びていれば、同様の効果を奏することができる。具体的には、弾性要素63が第1及び第2折曲域32,33に交差せず、それらの間において縦軸Pの方向へ延びている場合において、前後端部と第1及び第2折曲域32,33との離間寸法が約5.0〜10.0mmであれば、弾性要素63が第1及び第2折曲域32,33と交差していなくても、その伸長応力が第1及び第2折曲域32,33に作用し、前記効果と同様の効果を奏することができる。
<第3実施形態>
図9は、本発明の第3実施形態におけるおむつ10の展開平面図である。本実施形態のおむつ10の基本的構成は、第1実施形態のそれとほぼ同様であるので、相違する点についてのみ以下に説明する。
本実施形態では、おむつ本体14の肌対向面において、前ウエスト域11の前端縁11aに沿って横軸Qの方向へ延びる第1装飾ライン70と、第1凹曲ライン34に沿う第2装飾ライン71が形成されている。また、第1折曲案内部27の中央部27aと重なって横軸Qの方向に延びる第3装飾ライン72と、第2凹曲ライン35に沿う第4装飾ライン73が形成されている。第1及び第2ライン70,71には同じ装飾が施されており、第3及び第4装飾ライン72,73は、第1及び第2ライン70,71とは異なる装飾が施されている。ここで、装飾とは、色彩や図柄、記号、マークなどの視覚的に目印となるものをいう。このように、第1着用形態において着用者の腹部側の上端に位置する前ウエスト域11の前端縁11aと第1凹曲ライン34とに同一の装飾を施し、第2着用形態において着用者の腹部側の上端に位置する第1折曲案内部27の中央ライン27aに重なる部位と第2凹曲ライン35とに同一の装飾を施すことによって、着用者および着用補助者に、それぞれの着用形態に使用する各凹曲ライン34,35を視覚的に認識させることができる。なお、第2装飾ライン71と第4装飾ライン73とは、それぞれ、第2折曲案内部30と第3折曲案内部31とに施された装飾のみから形成されていてもよい。
<第4実施形態>
図10は、本発明の第4実施形態におけるおむつ10の斜視図、図11は、第4実施形態におけるおむつ10の着用形態を示す図、図12は、第4実施形態におけるおむつ10の展開平面図である。本実施形態のおむつ10の基本的構成は、第1実施形態のそれとほぼ同様であるので、相違する点についてのみ以下に説明する。
図10に示すとおり、本実施形態におけるおむつ10では、第3ファスニング要素57は、おむつ10の前ウエスト域11の外面に設けられている。具体的には、第3ファスニング要素57は、折曲案内表示部28を挟んで第2ファスニング要素18の下方に位置しており、第2ファスニング要素18と同様の構成を有している。
図11及び図12に示すように、本実施形態のおむつ10の前ウエスト域11は、第1折曲案内部27から上方に位置する上側域11Aとその下方に位置する下側域11Bとに区分されており、第1折曲案内部27に沿って前ウエスト域11の上側域11Aを下側域11Bの肌対向面に向かって内方へ折曲して、テープファスナタブ15,16の第1ファスニング要素17を第3ファスニング要素57に止着することによって、前ウエスト域11の一部を内側の折り曲げた状態のままおむつ10を着用することができる。よって、本実施形態においても、図10に示す第1着用形態と、図11に示す第2着用形態とを選択的に使用することができる。
このように、前ウエスト域11の一部を内側に折り返して着用する場合であっても、第1及び第2着用形態のそれぞれに応じて、第1凹曲ライン34と第2凹曲ライン35とを適宜選択的に使用することによって、吸収性コア22を着用者の鼠径部に密着させることができるので、第1実施形態と同じ効果を奏することができる。
なお、本発明のおむつ10は、新生児用に限らず、通常の幼児用おむつに関し、S,M,Lサイズ等の複数のサイズ間において容易にサイズを調整することができるものである。また、おむつ10を各構成部材には、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている、各種の公知の材料を制限なく用いることができる。また、本発明の明細書及び特許請求の範囲において、用語「第1」及び「第2」は、同様の要素、位置などを単に区別するために用いられているものである。
10 使い捨て着用物品(使い捨ておむつ
11 前ウエスト域
11a 前ウエスト域の前端縁
12 後ウエスト域
13 クロッチ域
14 おむつ本体
15,16 テープファスナタブ
17 第1ファスニング要素
18 第2ファスニング要素
22 吸収性コア
22c,22d 両側縁
23 直状部
24 凹曲部
27 第1折曲案内部
27a 第1折曲案内部の中央部
30 第2折曲案内部
31 第3折曲案内部
32 第1折曲域
33 第2折曲域
34 第1凹曲ライン
35 第2凹曲ライン
63 弾性要素
70 第1装飾ライン
71 第2装飾ライン
72 第3装飾ライン
73 第4装飾ライン
L3 第1折曲域の外側縁の一部における長さ寸法
L4 第2折曲域の該側縁の一部における長さ寸法
L5 第1案内部の中央部から前ウエスト域の前端縁までの長さ寸法
L6 第1折曲域の縦軸の方向における長さ寸法
L7 第2折曲域の縦軸の方向にける長さ寸法
P 縦軸
Q 横軸

Claims (6)

  1. 縦軸及び横軸を有し、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間において延びるクロッチ域と、前記クロッチ域から前記前後ウエスト域へ延びる吸収性コアとを有する物品本体と、前記前後ウエスト域の両側縁部どうしを互いに連結するファスニングシステムとを含む使い捨て着用物品において、
    前記吸収性コアは、前記縦軸の方向へ直状に延びる直状部と前記クロッチ域の中央部において前記縦軸へ向かって凹曲する凹曲部とを有する両側縁と、前記前ウエスト域又は前記前ウエスト域側のクロッチ域において前記横軸の方向へ延びる第1折曲案内部と、前ウエスト域側の前記クロッチ域かつ前記両側縁の内側において前記縦軸に関して対称に位置する一対の第2折曲案内部と、前記後ウエスト域側の前記クロッチ域かつ前記両側縁の内側において前記縦軸に関して対称に位置する一対の第3折曲案内部とを有し、
    前記第1折曲案内部に沿ってそれよりも前記縦軸の外方へ延びる部分を前記物品本体の内外方へ折曲可能であって、
    前記吸収性コアの両側縁と前記第2折曲案内部との間および前記吸収性コアの両側縁と前記第3折曲案内部との間には、それぞれ、前記物品本体の内外方に折り曲げ可能な第1折曲域と第2折曲域とが画成されていることを特徴する前記使い捨て着用物品。
  2. 前記第1及び第2折曲域の前記縦軸の方向における長さ寸法が、前記第1折曲案内部の中央部から前記前ウエスト域の前端縁までの前記縦軸の方向における長さ寸法の半分よりも大きい請求項1記載の使い捨て着用物品。
  3. 前記第1及び第2折曲域の内側縁は前記縦軸に対して凸曲する形状を有し、かつ、前記第1及び第2折曲域の外側縁は前記縦軸に対して凹となる形状を有する請求項1又は2記載の使い捨て着用物品。
  4. 前記第1及び第2折曲域の外側縁のうちの、前記直状部の一部からなる部位の前記縦軸の方向における長さ寸法は、前記第1折曲案内部から前記前ウエスト域の前記前端縁までの前記縦軸の方向における長さ寸法とほぼ等しい又はそれよりも大きい請求項1〜3のいずれかに記載の使い捨て着用物品。
  5. 前記吸収性コアの前記第1折曲域と前記第2折曲域との間において前記縦軸の方向へ延びる弾性要素が配置されている請求項1〜4のいずれかに記載の使い捨て着用物品。
  6. 前記物品本体の肌対向面において、前記前ウエスト域の前記前端縁に沿って延びる第1装飾ラインと、前記第2折曲案内部に沿って延びる第2装飾ラインと、前記第1折曲案内部の略中央部において前記横軸の方向へ延びる第3装飾ラインと、前記第3折曲案内部に沿って延びる第4装飾ラインとが形成されており、前記第1及び第2装飾ラインには同一の装飾が施されており、前記第3及び第4装飾ラインには、前記第1及び第2装飾ラインとは異なる装飾が施されている請求項1〜5のいずれかに記載の使い捨て着用物品。
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