JP2014081044A - 車両用制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】走行中の車両を早期に停止させる。
【解決手段】車載通信機によって盗難信号が受信されると(S1)、車両が走行中であるか否かが判定される(S2)。車両走行中である場合には、強制的に停車させる旨が警告され(S3)、停車させる際の安全条件が判定される(S4)。そして、安全条件が成立している場合には、車両走行中に入力クラッチが解放状態に保持される(S6)。これにより、車両が走行中であったとしても、車両を素早く停止させることが可能となる。
【選択図】図7
【解決手段】車載通信機によって盗難信号が受信されると(S1)、車両が走行中であるか否かが判定される(S2)。車両走行中である場合には、強制的に停車させる旨が警告され(S3)、停車させる際の安全条件が判定される(S4)。そして、安全条件が成立している場合には、車両走行中に入力クラッチが解放状態に保持される(S6)。これにより、車両が走行中であったとしても、車両を素早く停止させることが可能となる。
【選択図】図7
Description
本発明は、外部からの信号を受信する受信機を備える車両用制御装置に関する。
車両起動時にキー側の識別コードと車両側の識別コードとを照合させ、識別コードが一致しない場合には車両を起動させないようにした盗難防止装置が開発されている。また、盗難車両の走行を不能にするため、盗難車両に向けて送信される制御信号に基づいて、盗難車両を遠隔操作するようにした盗難防止装置が開発されている(特許文献1参照)。この特許文献1の盗難防止装置においては、走行中には車速やエンジン回転数を制限して停車を促すとともに、停車後には走行不能とするために自動変速機をパーキング状態等に制御している。
しかしながら、特許文献1の盗難防止装置においては、走行する車両の車速やエンジン回転数が制限されるものの、意図的に走行状態を継続する運転操作が為された場合には、車両を早期に停止させることが困難となっていた。
本発明の目的は、走行中の車両を早期に停止させることにある。
本発明の車両用制御装置は、外部からの信号を受信する受信機を備える車両用制御装置であって、動力源と駆動輪との間の動力伝達経路に設けられ、締結状態と解放状態とに切り換えられるクラッチ機構と、前記クラッチ機構の切り換えを許容する許容状態と、前記クラッチ機構を解放状態に保持する保持状態とに作動するクラッチ保持機構と、前記受信機が前記信号を受信した場合には、車両走行中に前記クラッチ保持機構を保持状態に作動させる保持制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、受信機が信号を受信した場合には、車両走行中にクラッチ機構を解放状態に保持するようにしたので、車両を早期に停止させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は車両停止システム10の一例を示す構成図である。図1に示すように、車両停止システム10は、インターネットや専用回線等の通信網11を介して接続される管理サーバ12と基地局13とを備えている。管理サーバ12は、ユーザからの盗難通知に基づき盗難信号を生成する機能を有しており、基地局13は、盗難された車両14に向けて盗難信号を送信する機能を有している。車両14を盗難されたユーザは、パーソナルコンピュータ等のユーザ端末15から、車両14が盗難された旨の盗難通知を管理サーバ12に向けて送信する。盗難通知を受信した管理サーバ12は、所定の認証手続を経て適切な盗難通知であると判定した後に盗難信号を生成し、車両14を強制的に停止させるべく基地局13を介して車両14に盗難信号を送信する。そして、基地局13からの盗難信号を受信した車両14は、停車に向けて駆動輪に対する動力伝達経路34を自ら切断するように制御される。なお、前述の車両停止システム10は一例であり、ユーザ端末15から管理サーバ12に盗難通知を送信することなく、システム管理会社のコールセンタに対して車両14が盗難された旨をユーザが電話等で通知しても良い。また、管理サーバ12を用いることなく、外部のユーザ端末15から車両14に対して直に盗難信号を送信しても良い。このような車両停止システム10に車両14を対応させるため、対象となる車両14には後述する車両用制御装置20が搭載されている。
図2は本発明の一実施の形態である車両用制御装置20を示す構成図である。図2に示すように、車両用制御装置20は、エンジン(動力源)21と手動変速機22とによって構成されるパワートレイン23を備えている。手動変速機22は、エンジン21に入力クラッチ(クラッチ機構)24を介して接続される変速入力軸25と、これに手動変速機構26を介して連結される変速出力軸27とを備えている。変速出力軸27には、センターデファレンシャル機構28を介して前輪出力軸29と後輪出力軸30とが連結されている。前輪出力軸29にはフロントデファレンシャル機構31を介して前輪(駆動輪)32が連結されており、後輪出力軸30には図示しないプロペラシャフトやリヤデファレンシャル機構を介して後輪(駆動輪)33が連結されている。このように、エンジン21と駆動輪32,33との間には動力伝達経路34が設けられており、この動力伝達経路34は、入力クラッチ24、手動変速機構26、前輪出力軸29および後輪出力軸30等によって構成されている。すなわち、動力伝達経路34には入力クラッチ24が設けられている。
続いて、入力クラッチ24の構造について説明する。図3は解放状態の入力クラッチ24を示す説明図であり、図4は締結状態の入力クラッチ24を示す説明図である。図2および図3に示すように、入力クラッチ24は、エンジン21に連結されるクラッチカバー40と、変速入力軸25に連結されるクラッチディスク41とを有している。クラッチカバー40は、エンジン21に固定されるフライホイール42と、これに組み付けられるカバー本体43とを備えている。このカバー本体43の内側には、ダイヤフラム型のクラッチスプリング44と、環状のプレッシャプレート45とが組み込まれている。また、クラッチスプリング44の中央部にはレリーズベアリング46が配置されており、ミッションケース47には揺動自在にレリーズフォーク48が設けられている。このレリーズフォーク48を操作するため、車両14には乗員に操作されるクラッチペダル49が設けられている。クラッチペダル49にはマスターシリンダ(第1シリンダ)50が連結されており、このマスターシリンダ50には油圧配管51を介してレリーズシリンダ(第2シリンダ)52が接続されている。
図3に示すように、乗員がクラッチペダル49を踏み込むことにより、マスターシリンダ50からレリーズシリンダ52にクラッチフルードが押し込まれる。これにより、レリーズシリンダ52からプッシュロッド53が押し出され、レリーズフォーク48がピン部材54を支点に傾動するとともに、レリーズベアリング46がクラッチスプリング44に向けて押し込まれる。このように、レリーズフォーク48およびレリーズベアリング46を図3に示す解放位置に作動させることにより、ワイヤリング55を支点にクラッチスプリング44を変形させることが可能となり、プレッシャプレート45によるクラッチディスク41の挟み込みを解除することが可能となる。これにより、入力クラッチ24を解放状態に切り換えることが可能となる。
一方、図4に示すように、乗員がクラッチペダル49の踏み込みを解除することにより、マスターシリンダ50からレリーズシリンダ52に対するクラッチフルードの押し込みが解除される。これにより、クラッチスプリング44のバネ力によってレリーズベアリング46が押し戻されるとともに、傾動するレリーズフォーク48を介してレリーズシリンダ52内にプッシュロッド53が押し戻される。このように、レリーズフォーク48およびレリーズベアリング46を図4に示す締結位置に作動させることにより、ワイヤリング55を支点にしたクラッチスプリング44の変形を解除することが可能となる。これにより、クラッチスプリング44によってプレッシャプレート45をクラッチディスク41に押し付けることが可能となり、入力クラッチ24を締結状態に切り換えることが可能となる。
また、入力クラッチ24を解放状態に保持するため、レリーズシリンダ52にはクラッチ保持機構60が設けられている。ここで、図5(a)〜(d)はクラッチ保持機構60を備えるレリーズシリンダ52の構造を示す断面図である。図5(a)にはクラッチ保持機構60を許容状態に作動させたときの状態が示され、図5(b)には図5(a)のA−A線に沿う断面構造が示されている。また、図5(c)にはクラッチ保持機構60を保持状態に作動させたときの状態が示され、図5(d)には図5(c)のA−A線に沿う断面構造が示されている。
図5(a)に示すように、レリーズシリンダ52は、シリンダ本体61とこれに収容されるピストン62とを有している。ピストン62の一端側には、油圧配管51からクラッチフルードが供給される圧力室63が区画されており、ピストン62の他端側には、プッシュロッド53が収容されるロッド室64が区画されている。また、シリンダ本体61には、油圧配管51と圧力室63とを接続する連通油路(油圧経路)65が形成されるとともに、この連通油路65に開口するロック室66が形成されている。ロック室66には、プレート部材67によって位置決め固定されるロックピストン68が収容されるとともに、ロックピストン68を付勢するバネ部材69が収容されている。また、図5(b)に示すように、ロックピストン68の溝部68aに係合するプレート部材67には、後述する制御ユニット71からの制御信号によって駆動されるアクチュエータ70が連結されている。このように、レリーズシリンダ52には、ロックピストン68、バネ部材69、プレート部材67およびアクチュエータ70によって構成されるクラッチ保持機構60が設けられている。
このクラッチ保持機構60は、入力クラッチ24の締結状態や解放状態に対する切り換えを許容する許容状態と、入力クラッチ24を解放状態に保持する保持状態とに作動させることが可能となっている。図5(a)および(b)に示すように、クラッチ保持機構60を許容状態に作動させる際には、アクチュエータ70を作動させることなく、ロックピストン68はロック室66内に位置決め固定され、レリーズシリンダ52の連通油路65は連通された状態となる。これにより、クラッチペダル49が踏み込まれた場合には、油圧配管51から連通油路65を介して圧力室63にクラッチフルードが供給されるため、一点鎖線で示すように、プッシュロッド53を解放位置に作動させることが可能となる。一方、クラッチペダル49の踏み込みが解除された場合には、圧力室63から連通油路65を介して油圧配管51にクラッチフルードが戻されるため、実線で示すように、プッシュロッド53を締結位置に作動させることが可能となる。このように、クラッチ保持機構60を許容状態に作動させることにより、乗員のクラッチペダル操作に応じてレリーズシリンダ52を制御することができ、入力クラッチ24を締結状態と解放状態とに切り換えることが可能となる。
一方、図5(c)および(d)に示すように、クラッチ保持機構60を保持状態に作動させる際には、アクチュエータ70によってプレート部材67がロックピストン68の溝部68aから引き抜かれる。これにより、バネ部材69によって付勢されるロックピストン68はロック室66から突出し、ロックピストン68によって連通油路65が遮断されるため、プッシュロッド53の作動位置を保持することが可能となる。すなわち、入力クラッチ24が解放状態に切り換えられたタイミング、つまりクラッチペダル49が踏み込まれたタイミングで、クラッチ保持機構60を保持状態に作動させることにより、入力クラッチ24を解放状態に保持することが可能となる。なお、ロックピストン68には貫通孔68bが形成されており、この貫通孔68bを介して連通油路65からロック室66にクラッチフルードが案内されるため、連通油路65内のクラッチフルードによって突出動作が阻まれることは無い。
図6は車両用制御装置20の制御系を示す構成図である。図6に示すように、車両用制御装置20は、後述する各種機器に対して制御信号を送信する制御ユニット71を有している。制御ユニット71には、各種機器として、クラッチ保持機構60を構成するアクチュエータ70、車両14のドアを閉状態に固定するドアロック機構72、ステアリングホイールの回転を規制するステアリングロック機構73、駐車する際に駆動輪32,33の回転を規制する駐車ブレーキ機構74が接続されている。また、制御ユニット71には、各種機器として、坂道発進等において駆動輪32,33の回転を一時的に規制する発進補助機構75、乗員に向けて各種情報を表示するディスプレイ等の表示器76、基地局(外部)13からの盗難信号(信号)を受信する車載通信機(受信機)77等が接続されている。なお、ドアロック機構72は、車室内から解除されることのないドアロック機構72となっている。また、制御ユニット71には、クラッチペダル49の踏み込みを検出するクラッチペダルセンサ78、車速を検出する車速センサ79、車両加速度を検出する加速度センサ80、車体の傾斜角つまり路面勾配を検出するジャイロセンサ81、ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサ82等が接続されている。なお、制御ユニット71は、CPU、ROMおよびRAM等によって構成されている。
以下、車両用制御装置20による車両14の停止手順について説明する。図7は制御ユニット71によって実行される停止手順の一例を示すフローチャートである。図7に示すように、まず、ステップS1において、車載通信機77によって盗難信号が受信されたか否かが判定される。ステップS1において、盗難信号が受信されたと判定された場合には、ステップS2に進み、車両14が走行中であるか否かが判定される。ステップS2において、車両走行中であると判定された場合には、ステップS3に進み、車両14を強制的に停車させる旨の警告が表示器76に表示される。続いて、ステップS4では、停車させる際の安全条件が成立しているか否かが判定される。なお、ステップS4において判定される安全条件の詳細については後述する。
ステップS4において、安全条件が成立していると判定された場合には、ステップS5に進み、保持制御部として機能する制御ユニット71によって、クラッチペダル49が踏み込まれたか否かが判定される。ステップS5において、クラッチペダル49が踏み込まれていると判定された場合には、ステップS6に進み、クラッチ保持機構60によって入力クラッチ24が解放状態に保持される。続くステップS7では、ドアロック機構72によって車両14のドアが内側から開かないようにロックされる。このように、車載通信機77によって盗難信号が受信されるとともに、所定の安全条件が成立していると判定された場合には、車両走行中にクラッチ保持機構60が保持状態に切り換えられ、入力クラッチ24が解放状態に保持されるため、車両14を停車に向けて緩やかに減速させることが可能となる。続いて、ステップS8においては、減速する車両14が停車したか否かが判定される。ステップS8において、車両14が走行中であると判定された場合には、再びステップS4に戻り、安全条件下での入力クラッチ24の解放制御が継続される。一方、ステップS8において、車両14が停止していると判定された場合には、ステップS9に進み、駐車ブレーキ機構74によって駆動輪32,33が固定され、ステアリングロック機構73によってステアリングホイールが固定され、エンジン21が停止される。
なお、ステップS4において、安全条件が成立していないと判定された場合には、ステップS10に進み、入力クラッチ24が解放状態に保持されているか否か、つまりクラッチ保持機構60が保持状態であるか否かが判定される。ステップS10において、入力クラッチ24が解放状態に保持されていると判定された場合には、ステップS11に進み、クラッチ保持機構60が許容状態に切り換えられて入力クラッチ24の解放保持が解除される。また、ステップS2において、車両14が既に停車していると判定された場合には、ステップS12に進み、直ちに、ドアロック機構72によってドアがロックされ、駐車ブレーキ機構74によって駆動輪32,33が固定され、ステアリングロック機構73によってステアリングホイールが固定され、エンジン21が停止されることになる。
これまで説明したように、車載通信機77が盗難信号を受信した場合には、車両14が走行中であったとしても、クラッチ保持機構60を用いて入力クラッチ24を解放状態に保持することにより、動力伝達経路34を切断して車両14を素早く停止させることが可能となる。このように、車両14の停止を待たずに入力クラッチ24を解放することにより、犯人の逃走を制限することができるため、車両14を早期に取り戻すことが可能となる。また、レリーズシリンダ52に対してクラッチ保持機構60を設けることにより、車両盗難の抑止効果を高めることが可能となる。すなわち、クラッチ保持機構60が設けられるレリーズシリンダ52は、エンジンルームの奥に設置されることから煩雑な交換作業等が要求される部品であるとともに、交換作業時にクラッチフルードの処理が要求される部品である。ロックピストン68が作動したレリーズシリンダ52を元に戻すためには、レリーズシリンダ52の交換作業が必要となるが、このレリーズシリンダ52の交換作業は繁雑な作業であることから、車両盗難の抑止効果を高めることが可能となるのである。また、車両走行中に車両14のドアをロックすることにより、犯人を車両14に閉じ込めることができるため、犯人を容易に確保することが可能となる。さらに、入力クラッチ24を解放状態に保持する前に、犯人に対して警告を行うようにしたので、安全に車両14を停止させることが可能となる。なお、入力クラッチ24を解放状態に保持することで車両14が傾斜地で停止した場合には、重力による車両14の不要な移動を防止するため、発進補助機構75によって駆動輪32,33を固定しながら、駐車ブレーキ機構74を作動させることが望ましい。
続いて、ステップS4において判定される安全条件について説明する。前述したように、車載通信機77が盗難信号を受信した場合には、車両走行中であっても入力クラッチ24が解放状態に保持されるため、他の車両に影響を与えることなく安全に車両14を停止させることが求められる。そこで、ステップS4においては、安全条件として5つの条件が判定されている。
1つ目の条件としては、車両14の車両加速度が所定の加速度閾値を下回ることが、入力クラッチ24を解放状態に保持するための条件となっている。すなわち、車両14が過度な加速走行を行っている状態のもとで、入力クラッチ24を解放状態に保持した場合には、車両14が急速に減速することから、万一、車間距離を十分に確保していない後続車両が存在した場合には、急減速する車両14に後続車両が追突してしまうおそれがある。このような状況を回避するため、車両14の車両加速度が所定の加速度閾値を上回る場合には、クラッチ保持機構60によって入力クラッチ24を解放状態に保持することを禁止している。なお、判定基準となる加速度閾値については、固定値に限られることはなく、例えば、車速に応じて変化する値であっても良い。また、後続車両との車間距離を判定できる装置から出力される結果を判定条件に加えても良い。
2つ目の条件としては、車両14が走行する路面の上り勾配が所定の勾配閾値を下回ることが、入力クラッチ24を解放状態に保持するための条件となっている。すなわち、車両14が急な上り坂を走行している状態のもとで、入力クラッチ24を解放状態に保持した場合には、車両14が急速に減速することから、万一、車間距離を十分に確保していない後続車両が存在した場合には、急減速する車両14に後続車両が追突してしまうおそれがある。このような状況を回避するため、路面の上り勾配が所定の勾配閾値を上回る場合には、クラッチ保持機構60によって入力クラッチ24を解放状態に保持することを禁止している。なお、判定基準となる勾配閾値については、固定値に限られることはなく、例えば、車速に応じて変化する値であっても良い。また、後続車両との車間距離を判定できる装置から出力される結果を判定条件に加えても良い。
3つ目の条件としては、ステアリングホイールの操舵角が所定の操舵角閾値を下回ることが、入力クラッチ24を解放状態に保持するための条件となっている。すなわち、ステアリングホイールの操舵角が大きくなる走行状況とは、交差点等において右折走行や左折走行を行っている状況である。このような状況下において入力クラッチ24を解放状態に保持した場合には、交差点等において停車する車両14によって渋滞が引き起こされるおそれがある。このような状況を回避するため、ステアリングホイールの操舵角が所定の操舵角閾値を上回る場合には、クラッチ保持機構60によって入力クラッチ24を解放状態に保持することを禁止している。なお、判定基準となる操舵角閾値については、固定値に限られることはなく、例えば、車速に応じて変化する値であっても良い。
また、ステアリングホイールの操舵角が所定の操舵角閾値を上回ることで、入力クラッチ24の解放が禁止された場合には、操舵角が操舵角閾値を下回った後においても、所定時間に渡って入力クラッチ24の解放禁止を継続しても良い。すなわち、交差点等を通過した直後に車両14を停止させてしまうと、交通の妨げとなる可能性が高いことから、交差点から離れた位置に車両14を停止させることにより、車両14による交通の妨げを確実に回避させるようにしても良い。さらに、前述の説明では、ステアリングホイールの操舵角に基づいて、車両14が交差点等を走行していることを判断しているが、これに限られることはなく、GPS等からの位置情報に基づいて、車両14が交差点等を走行していることを判断し、入力クラッチ24の解放を禁止しても良い。
4つ目の条件としては、車両14が渋滞走行を行っていないことが、入力クラッチ24を解放状態に保持するための条件となっている。すなわち、渋滞走行時に入力クラッチ24を解放状態に保持した場合には、停止する車両14によって更なる渋滞が引き起こされるおそれがある。このような状況を回避するため、渋滞走行時にはクラッチ保持機構60によって入力クラッチ24を解放状態に保持することを禁止している。なお、渋滞走行であるか否かについては、例えば、車速推移に基づいて判定することが可能である。すなわち、所定の低速走行が所定時間に渡って継続されている場合には、渋滞走行を行っていると判定することが可能である。また、渋滞情報とGPS等からの位置情報とに基づいて、車両14が渋滞走行を行っていることを判定しても良い。
5つ目の条件としては、乗員による駐車操作が行われていないことが、入力クラッチ24を解放状態に保持するための条件となっている。すなわち、駐車場等において入力クラッチ24を解放状態に保持した場合には、駐車場に停車する車両14によって渋滞が引き起こされるおそれがある。このような状況を回避するため、車両14の駐車操作が為されている場合には、クラッチ保持機構60によって入力クラッチ24を解放状態に保持することを禁止している。なお、駐車操作が行われているか否かについては、例えば、乗員のステアリング操作やシフトレバー操作に基づいて判定することが可能である。すなわち、所定時間内にステアリングホイールが左右に切り返された場合や、所定時間内に前進走行と後退走行とが繰り返された場合には、駐車操作が為されていると判定することが可能である。また、GPS等からの位置情報に基づいて駐車場内での走行であるか否かを判定し、駐車場内を走行している場合に駐車操作時であると判定しても良い。
前述の説明では、クラッチ保持機構として、プレート部材67の引き抜きによってロックピストン68を突出させる機構60を挙げているが、これに限られることはない。ここで、図8(a)および(b)は他のクラッチ保持機構90を備えるレリーズシリンダ52の構造を示す断面図である。図8(a)にはクラッチ保持機構90を許容状態に作動させたときの状態が示され、図8(b)にはクラッチ保持機構90を保持状態に作動させたときの状態が示されている。なお、図8において、図5に示す部材と同様の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8(a)に示すように、レリーズシリンダ52のシリンダ本体61には、連通油路65を分断するロック室91が形成されている。このロック室91には、一対の貫通孔92を備えたロックスリーブ93が収容されている。また、ロックスリーブ93には連結ピン94が設けられており、この連結ピン94にはアクチュエータ70の伸縮ロッド95が連結されている。このように、レリーズシリンダ52には、ロックスリーブ93およびアクチュエータ70によって構成されるクラッチ保持機構90が設けられている。
図8(a)に示すように、クラッチ保持機構90を許容状態に作動させる際には、アクチュエータ70によってロックスリーブ93を連通位置に移動させ、連通油路65はロックスリーブ93の貫通孔92を介して連通される。このように、クラッチ保持機構90を許容状態に作動させることにより、乗員のクラッチペダル操作に応じてレリーズシリンダ52を制御することができ、入力クラッチ24を締結状態と解放状態とに切り換えることが可能となる。一方、図8(b)に示すように、クラッチ保持機構90を保持状態に作動させる際には、アクチュエータ70によってロックスリーブ93を遮断位置に移動させ、連通油路65がロックスリーブ93を介して遮断される。このように、クラッチ保持機構90を保持状態に作動させることにより、連通油路65を遮断してレリーズシリンダ52の作動状態を保持することが可能となる。すなわち、入力クラッチ24が解放状態に切り換えられたタイミング、つまりクラッチペダル49が踏み込まれたタイミングで、クラッチ保持機構90を保持状態に作動させることにより、入力クラッチ24を解放状態に保持することが可能となる。
前述したように、ロックスリーブ93およびアクチュエータ70によって構成されるクラッチ保持機構90を用いた場合であっても、クラッチペダル操作のタイミングに合わせて連通油路65を遮断することにより、車両走行中に入力クラッチ24を解放状態に保持することが可能となる。これにより、停車を待たずに入力クラッチ24を解放状態に保持することができ、動力伝達経路34を切断して車両14を素早く停止させることが可能となる。
なお、図5および図8に示す場合には、クラッチ保持機構60,90をレリーズシリンダ52に設けているが、これに限られることはなく、クラッチ保持機構60,90を油圧配管51やマスターシリンダ50に設けても良い。すなわち、図2に示すように、入力クラッチ24の油圧制御部96を構成するマスターシリンダ50、油圧配管51、レリーズシリンダ52のいずれかにクラッチ保持機構60,90を設けることが可能となっている。このように、マスターシリンダ50や油圧配管51にクラッチ保持機構60,90を設ける場合であっても、クラッチフルードが封入される油圧経路のいずれかを遮断することにより、入力クラッチ24を解放状態に保持することが可能となる。
前述の説明では、クラッチ保持機構として、レリーズシリンダ52の連通油路65を遮断することにより、入力クラッチ24を解放状態に保持するようにした機構60,90を挙げているが、これに限られることはない。ここで、図9(a)および(b)は他のクラッチ保持機構としてのロックアクチュエータ100を備えるレリーズシリンダ52の構造を示す断面図である。図9(a)にはロックアクチュエータ100を許容状態に作動させたときの状態が示され、図9(b)にはロックアクチュエータ100を保持状態に作動させたときの状態が示されている。なお、図9において、図5に示す部材と同様の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図9(a)に示すように、レリーズシリンダ52のシリンダ本体61にはロックアクチュエータ100が設けられている。このロックアクチュエータ100はロックピン101を有しており、ロックピン101の先端部はシリンダ本体61の貫通孔102から圧力室63内に案内されている。また、ロックアクチュエータ100は、制御ユニット71からの制御信号に応じて、ロックピン101をピストン62から離れる退避位置とピストン62に近づく突出位置とに移動させることが可能となっている。
図9(a)に示すように、ロックアクチュエータ100を許容状態に作動させる際には、退避位置に向けてロックピン101が引き込まれる。これにより、レリーズシリンダ52のピストン62を自在に移動させることができ、プッシュロッド53を締結位置と解放位置とに移動させることが可能となる。このように、ロックアクチュエータ100を許容状態に作動させることにより、乗員のクラッチペダル操作に応じてレリーズシリンダ52を制御することができ、入力クラッチ24を締結状態と解放状態とに切り換えることが可能となる。一方、図9(b)に示すように、ロックアクチュエータ100を保持状態に作動させる際には、突出位置に向けてロックピン101が押し出される。これにより、レリーズシリンダ52に設けられるピストン62の移動を規制することができるため、プッシュロッド53を解放位置に保持することができ、入力クラッチ24を解放状態に保持することが可能となる。このように、ロックアクチュエータ100は、レリーズシリンダ52のプッシュロッド(クラッチ切換部材)53を解放位置に保持することにより、入力クラッチ24を解放状態に保持することが可能となっている。
このように、クラッチ保持機構としてロックアクチュエータ100を用いた場合であっても、乗員によるクラッチペダル操作のタイミングに合わせてロックピン101を押し出すことにより、車両走行中に入力クラッチ24を解放状態に保持することが可能となる。これにより、停車を待たずに入力クラッチ24を解放状態に保持することができ、動力伝達経路34を切断して車両14を素早く停止させることが可能となる。また、前述の説明では、入力クラッチ24が解放されたタイミングでロックピン101を押し出しているが、これに限られることはなく、入力クラッチ24の作動状態に関係なくロックピン101を押し出しても良い。すなわち、ロックアクチュエータ100を許容状態から保持状態に作動させることにより、ロックピン101によってレリーズシリンダ52のプッシュロッド53を解放位置に押し出し、入力クラッチ24を締結状態から解放状態に切り換えて保持しても良い。
前述の説明では、クラッチ保持機構として、プッシュロッド53を解放位置に保持することにより、入力クラッチ24を解放状態に保持するようにしたロックアクチュエータ100を挙げているが、これに限られることはない。ここで、図10(a)および(b)は他のクラッチ保持機構としてのロックアクチュエータ105を備える入力クラッチ24を示す断面図である。図10(a)にはロックアクチュエータ105を許容状態に作動させたときの状態が示され、図10(b)にはロックアクチュエータ105を保持状態に作動させたときの状態が示されている。なお、図10において、図3に示す部材と同様の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図10(a)に示すように、ミッションケース47にはロックアクチュエータ105が設けられている。このロックアクチュエータ105はロックピン106を有しており、ロックピン106の先端部はレリーズベアリング46に対向している。また、ロックアクチュエータ105は、制御ユニット71からの制御信号に応じて、ロックピン106をレリーズベアリング46から離れる退避位置とレリーズベアリング46に近づく突出位置とに移動させることが可能となっている。
図10(a)に示すように、ロックアクチュエータ105を許容状態に作動させる際には、退避位置に向けてロックピン106が引き込まれる。このように、ロックアクチュエータ105を許容状態に作動させることにより、レリーズベアリング46を自在に移動させることができるため、乗員のクラッチペダル操作に応じて入力クラッチ24を締結状態と解放状態とに切り換えることが可能となる。一方、図10(b)に示すように、ロックアクチュエータ105を保持状態に作動させる際には、突出位置に向けてロックピン106が押し出される。このように、ロックアクチュエータ105を保持状態に作動させることにより、ロックピン106によってレリーズベアリング46を解放位置に保持することができるため、入力クラッチ24を解放状態に保持することが可能となる。このように、ロックアクチュエータ105は、レリーズベアリング(クラッチ切換部材)46を解放位置に保持することにより、入力クラッチ24を解放状態に保持することが可能となっている。
このように、クラッチ保持機構としてロックアクチュエータ105を用いた場合であっても、乗員によるクラッチペダル操作のタイミングに合わせてロックピン106を押し出すことにより、車両走行中に入力クラッチ24を解放状態に保持することが可能となる。これにより、停車を待たずに入力クラッチ24を解放状態に保持することができ、動力伝達経路34を切断して車両14を素早く停止させることが可能となる。また、前述の説明では、入力クラッチ24が解放されたタイミングでロックピン106を押し出しているが、これに限られることはなく、入力クラッチ24の作動状態に関係なくロックピン106を押し出しても良い。すなわち、ロックアクチュエータ105を許容状態から保持状態に作動させることにより、ロックピン106によってレリーズベアリング46を解放位置に押し込み、入力クラッチ24を締結状態から解放状態に切り換えて保持しても良い。
なお、前述の説明では、ロックアクチュエータ105によって、レリーズベアリング46を解放位置に保持することにより、入力クラッチ24を解放状態に保持しているが、これに限られることはない。例えば、レリーズフォーク(クラッチ切換部材)48を解放位置に保持するクラッチ保持機構を用いることにより、入力クラッチ24を解放状態に保持しても良い。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。前述の説明では、エンジン21と手動変速機構26との間の動力伝達経路34に、クラッチ機構としての入力クラッチ24を設けているが、これに限られることはなく、動力伝達経路34の他の箇所にクラッチ機構を設けても良い。また、クラッチ機構として、レリーズフォーク48を操作することで作動状態を切り換えるようにした入力クラッチ24を用いているが、これに限られることはない。例えば、レリーズベアリング46の後方に油圧シリンダを設置することにより、油圧シリンダによってレリーズベアリング46を直に押し込むようにした所謂コンセットリックススレイブシリンダ式(CSC式)のクラッチ機構を採用しても良い。
また、クラッチ機構として、マスターシリンダ50やレリーズシリンダ52を備える油圧操作式の入力クラッチ24を用いているが、これに限られることはない。例えば、クラッチ機構として、クラッチペダル49とレリーズフォーク48とをワイヤ等を介して連結する機械操作式のクラッチ機構を採用しても良い。さらに、クラッチ機構として、電動アクチュエータを用いてレリーズフォーク48やレリーズベアリング46を操作するようにしたクラッチ機構を採用しても良い。このように、電動アクチュエータを用いた場合には、クラッチペダル49と電動アクチュエータとが機械的に分離されるため、クラッチペダルセンサ78からの検出信号に基づいて電動アクチュエータが制御されることになる。
なお、前述の説明では、アクチュエータ70やロックアクチュエータ100,105によってクラッチ保持機構を構成しているが、これらのアクチュエータとしては、油圧によって作動するアクチュエータであっても良く、電磁力によって作動するアクチュエータであっても良い。
20 車両用制御装置
21 エンジン(動力源)
24 入力クラッチ(クラッチ機構)
32 前輪(駆動輪)
33 後輪(駆動輪)
34 動力伝達経路
46 レリーズベアリング(クラッチ切換部材)
48 レリーズフォーク(クラッチ切換部材)
50 マスターシリンダ(第1シリンダ)
51 油圧配管
52 レリーズシリンダ(第2シリンダ)
53 プッシュロッド(クラッチ切換部材)
60 クラッチ保持機構
65 連通油路(油圧経路)
71 制御ユニット(保持制御部)
77 車載通信機(受信機)
90 クラッチ保持機構
96 油圧制御部
100 ロックアクチュエータ(クラッチ保持機構)
105 ロックアクチュエータ(クラッチ保持機構)
21 エンジン(動力源)
24 入力クラッチ(クラッチ機構)
32 前輪(駆動輪)
33 後輪(駆動輪)
34 動力伝達経路
46 レリーズベアリング(クラッチ切換部材)
48 レリーズフォーク(クラッチ切換部材)
50 マスターシリンダ(第1シリンダ)
51 油圧配管
52 レリーズシリンダ(第2シリンダ)
53 プッシュロッド(クラッチ切換部材)
60 クラッチ保持機構
65 連通油路(油圧経路)
71 制御ユニット(保持制御部)
77 車載通信機(受信機)
90 クラッチ保持機構
96 油圧制御部
100 ロックアクチュエータ(クラッチ保持機構)
105 ロックアクチュエータ(クラッチ保持機構)
Claims (5)
- 外部からの信号を受信する受信機を備える車両用制御装置であって、
動力源と駆動輪との間の動力伝達経路に設けられ、締結状態と解放状態とに切り換えられるクラッチ機構と、
前記クラッチ機構の切り換えを許容する許容状態と、前記クラッチ機構を解放状態に保持する保持状態とに作動するクラッチ保持機構と、
前記受信機が前記信号を受信した場合には、車両走行中に前記クラッチ保持機構を保持状態に作動させる保持制御部と、を有することを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項1記載の車両用制御装置において、
前記クラッチ保持機構は、前記クラッチ機構が締結状態から解放状態に切り換えられる際に、保持状態に作動して前記クラッチ機構を解放状態に保持することを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項1記載の車両用制御装置において、
前記クラッチ保持機構を許容状態から保持状態に作動させることにより、前記クラッチ機構は締結状態から解放状態に切り換えられて保持されることを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項1または2項に記載の車両用制御装置において、
前記クラッチ機構は、乗員に操作される第1シリンダとこれに油圧配管を介して接続される第2シリンダとを備える油圧制御部を有し、
前記クラッチ保持機構は、前記油圧制御部の油圧経路を遮断することで前記クラッチ機構を解放状態に保持することを特徴とする車両用制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用制御装置において、
乗員の操作に基づき締結位置に作動して前記クラッチ機構を締結状態に切り換える一方、乗員の操作に基づき解放位置に作動して前記クラッチ機構を解放状態に切り換えるクラッチ切換部材を有し、
前記クラッチ保持機構は、前記クラッチ切換部材を解放位置に保持することで前記クラッチ機構を解放状態に保持することを特徴とする車両用制御装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2012-10-17 JP JP2012229951A patent/JP2014081044A/ja active Pending
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