JP2014074591A - キャリブレーション方法、及びキャリブレーション装置 - Google Patents

キャリブレーション方法、及びキャリブレーション装置 Download PDF

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Abstract

【課題】測定に必要なスペースの省スペース化を実現しながら、容易に測定を行うことができる技術を提供する。
【解決手段】路面から所定距離にあり水平方向にずれた複数のマーカであって、マーカ間の位置関係が既知であるマーカを用いて、車両に搭載されたカメラの姿勢を校正する方法であり、第一工程〜第三工程を有する。第一工程は、カメラで前記複数のマーカを撮影して2次元画像を得る。第二工程は、第一工程によって得られた2次元画像における複数のマーカを、各マーカの高さを反映させて路面又は路面と平行な面に鳥瞰変換する。第三工程は、第二工程によって得られた、前記面における複数のマーカ間の距離と、既知の位置関係から求まる複数のマーカ間の距離とのずれに基づいて、カメラのパラメータ値を算出する。
【選択図】図7

Description

本発明は、車載カメラの設置に関する測定を行う技術に関する。
従来、車載カメラの設置に関する測定(いわゆるキャリブレーション)を行う技術として、次の技術が知られている。
例えば、下記の特許文献1に記載された方法は、予め所定の位置関係を規定して路面上に複数の設置パターン(ターゲット)を設けておき、その設置パターンの近傍に車両を停車させて測定を行う方法である。
また、下記の特許文献2に記載された方法は、ジョイントやスコープ等の位置合わせ手段によって車両とターゲット装置との位置関係を固定して測定を行う方法である。
特開2008−142665号公報 特開2009−288152号公報
ところが、上記特許文献1に記載された方法の場合、測定の精度を高めるためにはカメラからターゲットまでの距離や角度を適正にする必要があるため、路面上の広範囲にターゲットを設置する必要がある。このため、車両の占める面積の数倍以上の測定スペース(測定に必要なターゲットを置く平面スペース)が必要になる。
また、特許文献2に記載された技術の場合、路面から高さのあるターゲットを用いているため、測定に必要なスペースの省スペース化を図れるが、測定には車両とターゲットとの間の位置関係情報が必要である。このため、車両とターゲットとをジョイントによって所定の位置関係に物理的に固定するか、車両とターゲットとが所定の位置関係になるようにスコープ手段を用いてターゲットの位置を調整する必要があり、測定に手間を要するという問題があった。
本発明はこのような問題にかんがみなされたものであり、測定に必要なスペースの省スペース化を実現しながら、容易に測定を行うことができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載のキャリブレーション方法は、同一鉛直方向に並んだ複数のマーカであって、いずれのマーカも路面からの高さが既知であるマーカを用いて、車両に搭載されたカメラの姿勢を校正するキャリブレーション方法であって、第一工程〜第三工程を有する。第一工程は、カメラで複数のマーカを撮影して2次元画像を得る工程である。第二工程は、第一工程によって得られた2次元画像における複数のマーカを、各マーカの高さを反映させて路面又は路面と平行な面に鳥瞰変換する工程である。第三工程は、第二工程によって得られた、前記面における複数のマーカ同士の位置ずれに基づいて、カメラのパラメータ値を算出する工程である。
このような工程を有するキャリブレーション方法によれば、マーカ(ターゲット)は路面から高さのある場所に設けられているため、路面上にマーカがある場合と比較して測定に必要なスペースの省スペース化を実現できる。そして、車両とマーカとをジョイントによって所定の位置関係に物理的に固定したり、車両とマーカとが所定の位置関係になるようにスコープ手段を用いてマーカの位置を調整する必要も無いため、従来技術と比較して測定に手間を要しない。
ところで、第三工程において算出するパラメータ値は、カメラの取付位置の鉛直成分、ピッチ角、又は、ロール角の少なくともいずれか一つであるとよい(請求項2)。このようなパラメータは、第三工程によって精度よく算出することができる。
また、カメラは1台だけ車両に搭載されていてもよいし、複数台搭載されていてもよい。複数台搭載されている場合、各工程は次のようにするとよい(請求項3)。第一工程では、複数のカメラで同一の複数のマーカを撮影し、カメラ毎に2次元画像を得るようにするとよい。第二工程では、第一工程で得られた2次元画像のそれぞれについて、前記鳥瞰変換を行うとよい。第三工程では、カメラ毎の前記パラメータ値の算出に加え、カメラ間で同一のマーカの鳥瞰変換後の位置が一致する、各カメラのヨー角、又は、各カメラの取付位置の水平成分の少なくともいずれか一つを、カメラ毎にパラメータ値としてさらに算出するとよい。
このような工程を有するキャリブレーション方法であれば、測定に必要なスペースの省スペース化と測定の容易化とを実現しながら、複数台の車載カメラについて、各カメラの取付位置に関するヨー角、又は、各カメラの取付位置の水平成分の少なくともいずれか一つを同一の座標系で算出することができる。
上記課題を解決するためになされた請求項4に記載のキャリブレーション方法は、路面から所定距離にあり水平方向にずれた複数のマーカであって、マーカ間の位置関係が既知であるマーカを用いて、車両に搭載されたカメラの姿勢を校正するキャリブレーション方法であって、第一工程〜第三工程を有する。第一工程は、カメラで複数のマーカを撮影して2次元画像を得る工程である。第二工程は、第一工程によって得られた2次元画像における複数のマーカを、各マーカの高さを反映させて路面又は路面と平行な面に鳥瞰変換する工程である。第三工程は、第二工程によって得られた、前記面における複数のマーカ間の距離と、既知の位置関係から求まる複数のマーカ間の距離(実際の距離)とのずれに基づいて、カメラのパラメータ値を算出する工程である。
このような工程を有するキャリブレーション方法によれば、マーカ(ターゲット)は路面から高さのある場所に設けられているため、路面上にマーカがある場合と比較して測定に必要なスペースの省スペース化を実現できる。そして、車両とマーカとをジョイントによって所定の位置関係に物理的に固定したり、車両とマーカとが所定の位置関係になるようにスコープ手段を用いてマーカの位置を調整する必要も無いため、従来技術と比較して測定に手間を要しない。
ところで、第三工程において算出するパラメータ値は、カメラの取付位置の鉛直成分、ピッチ角、又は、ロール角の少なくともいずれか一つであるとよい(請求項5)。このようなパラメータは、第三工程によって精度よく算出することができる。
ところで、第三工程で算出するパラメータ値は、カメラの取付位置の鉛直成分、ピッチ角、又は、ロール角の少なくともいずれか一つだけであってもよいが、これらのパラメータ値の算出に加え、第三工程では次のようにして他のパラメータ値を算出してもよい。すなわち、第二工程によって得られた、前記面における複数のマーカ同士を結ぶ線分と、既知の位置関係から求まる複数のマーカ同士を結ぶ線分との位置ずれに基づいて、カメラのヨー角、又は、カメラの取付位置の水平成分の少なくともいずれか一つを、カメラのパラメータ値としてさらに算出するとよい(請求項6)。
このような工程を有するキャリブレーション方法であれば、測定に必要なスペースの省スペース化と測定の容易化とを実現しながら、複数台の車載カメラについて、各カメラの取付位置に関するヨー角、又は、各カメラの取付位置の水平成分の少なくともいずれか一つを同一の座標系で算出することができる。
また、カメラは1台だけ車両に搭載されていてもよいし、複数台搭載されていてもよい。複数台搭載されている場合、第一工程ないし第三工程を、カメラ毎に行うとよい(請求項7)。
このようなキャリブレーション方法であれば、測定に必要なスペースの省スペース化と測定の容易化とを実現しながら、複数台の車載カメラについて、各カメラのパラメータ値を算出することができる。
実施形態の画像処理システムの概略構成を示すブロック図である。 (A)第一実施形態のカメラの取付位置、並びに、車両及びマーカの位置関係を示す説明図である。(B)第二実施形態のカメラの取付位置、並びに、車両及びマーカの位置関係を示す説明図である。 姿勢パラメータ決定処理1を説明するためのフローチャートである。 (A)撮影画像の一例である。(B)鳥瞰変換後にマーカ間の距離を算出することの説明図である。(C)マーカ間の実際の距離を説明するための図である。(D)測定によって得られたマーカに基づいて定義される線分が、実際の配置に基づいて定義される線分に合わさるように平行移動及び回転させる様子を示す図である。(E)平行移動及び回転させた後を示す図である。 (A)測定によって得られた各カメラの取付位置を概念的に表す図である(マーカ座標系)。(B)理想カメラ配置に基づく車両を基準とした座標系を概念的に示す図である。(C)測定によって得られたカメラ位置に基づいて定義される線分が、理想の配置に基づいて定義される線分に合わさるように平行移動及び回転させる様子を示す図である。(D)カメラの取付位置の水平成分とカメラの撮影方向のヨー角とが、マーカ座標系から車両座標系に変換されたことを概念的に示す図である。 姿勢パラメータ決定処理2を説明するためのフローチャートである。 (A)撮影画像の一例である。(B)鳥瞰変換後に同一ポール上のマーカの位置差を算出することの説明図である。(C)各鳥瞰画像をいずれかの鳥瞰画像のカメラ座標系で同一マーカが重なるように合成し、各カメラの取付位置の水平成分及び撮影方向のヨー角を特定することの説明図である。 (A)測定によって得られた各カメラの取付位置を概念的に表す図である(カメラ座標系)。(B)理想カメラ配置に基づく車両を基準とした座標系を概念的に示す図である。(C)測定によって得られたカメラ位置に基づいて定義される線分が、理想の配置に基づいて定義される線分に合わさるように平行移動及び回転させる様子を示す図である。(D)カメラの取付位置の水平成分とカメラの撮影方向のヨー角とが、カメラ座標系から車両座標系に変換されたことを概念的に示す図である。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、下記の実施形態によって何ら限定して解釈されない。また、下記の実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態である。また、下記の複数の実施形態を適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。また、下記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、各請求項に係る発明の理解を容易にする目的で使用しており、各請求項に係る発明の技術的範囲を限定する意図ではない。
[構成の説明]
図1に示すように、実施形態の画像処理システム5は、カメラ11a〜11dと画像処理装置21と表示装置31とを備える。
カメラ11a〜11dは、CCDやCMOS等の撮像素子を有する広角のカメラであり、車両周辺を撮影してその撮影画像を所定頻度(例えば、1秒間に60フレーム。)で画像処理装置21へ出力するカメラである。本実施形態では、図2(A)に示すように、カメラ11aは車両の前方周辺を撮影できるように車両の前端中央に設置され、カメラ11bは車両の右方周辺を撮影できるように車両の右側面(具体的にはドアミラー)に設置され、カメラ11cは車両の後方周辺を撮影できるように車両の後端中央に設置され、カメラ11dは車両の左方周辺を撮影できるように車両の左側面(具体的にはドアミラー)に設置されている。なお、以下では、各カメラを区別せずに説明する際には、単にカメラ11として説明する。
説明を図1に戻し、画像処理装置21は、画像記憶部22a〜22d、操作部23、姿勢パラメータ等記憶部24、及び、制御部25を備える。
画像記憶部22a〜22dは、DRAM等の記憶デバイスからなり、カメラ11より逐次出力される撮影画像を所定時間分(例えば、過去10秒分)記憶する。なお、画像記憶部22aはカメラ11aから出力される画像を記憶し、画像記憶部22bはカメラ11bから出力される画像を記憶し、画像記憶部22cはカメラ11cから出力される画像を記憶し、画像記憶部22dはカメラ11dから出力される画像を記憶する。以下では、各画像記憶部を区別せずに説明する際には、単に画像記憶部22として説明する。
操作部23は、表示装置31の表示面に設けられたタッチパネルや、表示装置31の周囲等に設置されたメカニカルなキースイッチからなり、運転者等から各種操作指示を入力することができるデバイスである。
姿勢パラメータ等記憶部24は、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶デバイスからなり、カメラ11の姿勢パラメータ値(カメラ11の取付位置についての水平成分及び鉛直成分、並びに、撮影方向のピッチ角、ロール角及びヨー角)、制御部25が実行するプログラム等を記憶するためのデバイスである。なお、姿勢パラメータ等記憶部24に記憶された姿勢パラメータが用いられて、カメラ11が撮影した映像の処理(例えば、鳥瞰画像への変換)が行われる。また、この姿勢パラメータは、車両の振動等の理由によってカメラ11の取付位置や取付角度が異常になっていることを警告する際の判断にも用いられる。
制御部25は、CPU、RAM、ROM及びI/O等からなるマイコンから構成され、姿勢パラメータ等記憶部24が記憶するプログラムを読み込んで各種処理を実行する。
表示装置31は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイからなり、カメラ11で撮影された撮影画像に基づいて画像処理装置21で処理された画像を表示することができる。
[第1実施形態の動作の説明]
次に第1実施形態の画像処理装置21の動作について説明するが、以下では本発明に関する処理を中心に説明し、従来より知られたこの手の車載カメラが撮影した撮影画像を表示装置に表示させるための処理(例えば、車庫入れを補助するために撮影画像を鳥瞰画像に変換し車輪の予測軌跡などを合成して表示装置に表示させる処理等)については、説明を省略する。
第1実施形態では、図2(A)に示すように、4本のマーカポール41a〜41dによって囲まれた場所に車両を移動させてカメラキャリブレーションを行う。この4本のマーカポール41a〜41dは、円柱形状を有したものであり、その軸方向が路面と垂直になるように固定されている。そして、マーカポール41a〜41dの中央付近であって路上から同一距離の位置には、車両の方向に向けられたマーカ42a〜42dがそれぞれ設けられている。すなわち、マーカ42a〜42dは、路面と平行な同一平面内に設けられている。なお、マーカ42a〜42dは、その平面上での位置も把握されている。したがって、マーカ42a〜42dの実際の位置は、所定の位置を基準とした座標系(マーカ座標系)上の座標によって特定されている。マーカ42a〜42dは、車両に搭載されたカメラ11が撮影し、画像処理装置21が認識できるものであればどのようなものであってもよい。例えば、マーカポール41a〜41とは異なる色によって描かれた目印や、LED等の発光素子などが適当である。
なお、以下では、各マーカポールを区別せずに説明する際には、単にマーカポール41として説明し、各マーカを区別せずに説明する際には、単にマーカ42として説明する。
次に図3のフローチャートを用いて画像処理装置21が実行するカメラキャリブレーションである姿勢パラメータ決定処理1について説明する。姿勢パラメータ決定処理1は、車両が図2(A)に示すように配置され、各カメラ11によってそれぞれ2本のマーカポール41(2つのマーカ42)が撮影できるようになった後に測定者が操作部23を操作して姿勢パラメータの更新を意味する指示を入力した際に、姿勢パラメータ等記憶部24からプログラムが制御部25に読み込まれて実行が開始される。なお、制御部25は、下記で説明するS105〜S140まではカメラ11a〜11dのそれぞれに対応させて実行し、S145及びS150はカメラ毎のS105〜S140が全て終了した後に一度実行する。
制御部25は、姿勢パラメータ決定処理1の実行を開始すると、ある選択した一つの画像記憶部22から最新の撮影画像を取得する(S105)。すなわち、画像記憶部22a〜22dのいずれか一つから、画像データを読み出して制御部25の図示しないRAMに展開する。
続いて、制御部25は、取得した撮影画像からマーカ42の座標を検出する(S110)。すなわち、図4(A)に示すように、撮影画像中におけるマーカ42a及びマーカ42bのそれぞれの中心位置を、画像座標系で特定することである。特定方法は、撮影画像における色差や輝度差等が大きい場所をマーカ42の位置と特定する方法や、マーカ42が発光素子からなるものであれば、発光素子を点滅させるようにし、発光前の撮影画像と発行後の撮影画像との差分を取ることによって特定する方法が考えられる。
説明を図3に戻し、続いて、制御部25は、マーカ42の高さを考慮して撮影画像を鳥瞰変換する(S115)。鳥瞰変換の方法は、周知であるため説明を省略するが、例えば、特開平10−211849号に詳しい。なお、姿勢パラメータ決定処理1の実行を開始して最初にS115を実行する際(鳥瞰変換する際)に用いるカメラ11の姿勢パラメータの値は、車両出荷時等の初期値を用いてもよいし、姿勢パラメータ等記憶部24が記憶する姿勢パラメータの値(前回の姿勢パラメータ決定処理1によって記憶された値)を用いてもよい。また、鳥瞰変換は、撮影画像全体に対して行ってもよいし、部分的(例えばマーカ42の箇所のみ)行ってもよい。また、マーカ42については、マーカ42の高さの水平面に鳥瞰変換し、マーカ42以外については路面に鳥瞰変換し、これらを合成する方法が考えられる。
続いて、制御部25は、鳥瞰変換した画像中のマーカ間の距離Dを算出する(S120)。すなわち、図4(B)に示すように、対象のカメラ11を基準とする座標系(カメラ座標系)におけるマーカ間の距離Dを、マーカ42aの座標とマーカ42bの座標から算出する。
説明を図3に戻し、続いて、制御部25は、S120で算出したマーカ間の距離Dは、規定値に十分に近いと評価できるか否かを判定する(S125)。ここでいう「規定値」は、マーカ間の実際の距離であり、予め特定されているマーカ42のマーカ座標系での座標に基づいて算出された2つのマーカ間の距離である(図4(C)参照)。また、「十分に近いと評価」というのは、例えば、S120で算出したマーカ間の距離Dと規定値との差の割合が所定割合以下であった場合にそのように評価することが考えられる。
制御部25は、S125において、S120で算出したマーカ間の距離Dは規定値に十分に近いと評価できると判定した場合、S135へ移行し、一方、十分に近いと評価できないと判定した場合、S130へ移行する。
S120で算出したマーカ間の距離Dは規定値に十分に近いと評価できないと判定した場合に進むS130では、制御部25は、S115の鳥瞰変換の際に用いた姿勢パラメータのうち、カメラ11の取付位置の鉛直成分(z)、並びに、撮影方向のピッチ角及びロール角の次候補を選定する。次候補というのは、これらの要素のうちの少なくともいずれか一つの値を少しだけ(例えば0.1%分に相当する値だけ)変えたものである。
S130において次候補を選択すると、制御部25は、上述したS115へ移行し、選定した値を用いて再び鳥瞰変換を行う。
一方、S120で算出したマーカ間の距離Dは規定値に十分に近いと評価できると判定した場合に進むS135では、制御部25は、最新のS115の鳥瞰変換で用いた、カメラ11の取付位置の鉛直成分(z)、並びに、撮影方向のピッチ角及びロール角を姿勢パラメータ等記憶部24に記憶させる。
続いて、制御部25は、最新のS115の鳥瞰変換により得た鳥瞰画像(カメラ座標系における画像)のマーカ42間を結んで得られる線分が、現実配置(実際のマーカの配置であってマーカ座標系での配置)におけるマーカ42間を結んで得られる線分に合わさるように移動及び回転させる。そして、これと同時にS115で得た鳥瞰画像におけるカメラ座標系の原点及び各座標軸も移動及び回転させ、回転後の原点及び各座標軸に基づいて、カメラ11の取付位置の水平成分(x,y)と撮影方向のヨー角とをマーカ座標系で算出する(S140)。なお、線分の移動については、各線分の中点が合わさるように移動させることが考えられるが、これに限らない。
このS140について、図4(B)〜図4(E)を用いて具体的に説明する。
図4(B)は、撮影画像を鳥瞰変換した画像に基づいてマーカ42a,42b及びポール41a,41bが選択的に描かれた画像であり、マーカ42aとマーカ42bとを結ぶ線分44が定義されている。なお、この画像を撮影したカメラ11の取付位置はカメラ座標系の原点Ocに対応し、カメラの撮影方向はYcZc平面上に存在する。
図4(C)は、マーカ42aとマーカ42bとの現実配置(実際のマーカの配置)を示す図であるが、マーカ42aとマーカ42bとを結ぶ線分45が定義されている。なお、マーカ42に関する座標系(マーカ座標系)として、図に示す場所にその原点Omが置かれているが、この場所に限らない。
図4(B)における線分44が図4(C)における線分45に合わさるように線分44を平行移動及び回転させる様子を示す図が、図4(D)である。このように線分44を平行移動及び回転させる際に、カメラ座標系の原点Ocと各座標軸も移動させる(移動の様子は図示せず)。
図4(E)は、図4(B)における線分44が図4(C)における線分45に合わさるように線分44を平行移動及び回転させた後の図である。マーカ座標系における、カメラ座標系の原点Ocの位置及び各軸が確認できる。この図における原点Ocの座標位置の水平成分(x成分とy成分)が、マーカ座標系におけるカメラ11の取付位置の水平成分であり、カメラ座標系のYc・Zc面とYm・Zm面とがなす角が、マーカ座標系におけるカメラ11の撮影方向のヨー角である。
説明を図3に戻し、続いて制御部25は、S140で算出したマーカ座標系での各カメラ11の取付位置の水平成分と撮影方向のヨー角とを、車両座標系でのカメラ11の取付位置の水平成分とカメラ11の撮影方向のヨー角とに変換する(S145)。この変換について、図5(A)〜図5(D)を用いて説明する。
図5(A)は、S105〜S140をカメラ11a〜11d毎に行ったことによって得られた、マーカー座標系での各カメラの取付位置を概念的に表す図である。この例では、車両前端中央に設置されたカメラ11aと車両後端中央に設置されたカメラ11cとが選ばれ、各カメラの取付位置を結ぶ線分51が定義されている。なお、選択するカメラはこの例に限らず、別の組み合わせでもよい。
図5(B)は、理想カメラ配置に基づく車両の前端中央部を基準とした座標系(車両座標系)を概念的に示す図である。車両前端中央に設置されたカメラ11aの設置位置を原点とし、車両前方の水平方向をY軸とし、車両右方の水平方向をX軸とし、車両上方(鉛直方向)をZ軸としている。なお、この例でも、車両前端中央に設置されたカメラ11aと車両後端中央に設置されたカメラ11cとが選ばれ、各カメラの取付位置を結ぶ線分52が定義されている。
これらを前提に、図5(A)の線分51が、図5(B)の線分52に重なるように回転及び平行移動させ、この回転及び平行移動にしたがってカメラ11の取付位置の水平成分と撮影方向のヨー角とについても回転及び平行移動させる。これにより、カメラ11の取付位置の水平成分と撮影方向のヨー角とが、マーカ座標系から車両座標系に変換される。
図5(A)の線分51が、図5(B)の線分52に重なるように回転及び平行移動させる様子を示す図が、図5(C)である。なお、線分51の移動については、線分51の中点と線分52の中点とが合わさるように移動させることが考えられるが、これに限らない。
図5(D)は、各カメラ11の取付位置の水平成分と撮影方向のヨー角とが、マーカ座標系から車両座標系に変換されたことを概念的に示す図である。図5(B)と比較して各カメラが異なる方向を向いていることが確認でき、図5(A)における各カメラ11の取付位置が車両座標系で特定可能になっていることが確認できる。
説明を図3に戻し、続いて制御部25は、S145で変換した車両座標系での各カメラ11の取付位置の水平成分と撮影方向のヨー角とを、姿勢パラメータ等記憶部24に記憶させる(S150)。そして、制御部25は、本処理(姿勢パラメータ決定処理1)を終了する。
[第1実施形態の効果]
以上、第1実施形態の画像処理装置21の動作について説明したが、これによれば、マーカ42は路面から高さのある場所に設けられているため、路面上にマーカがある場合と比較して測定に必要なスペースの省スペース化を実現できる。そして、車両とマーカとをジョイントによって所定の位置関係に物理的に固定したり、車両とマーカとが所定の位置関係になるようにスコープ手段を用いてマーカの位置を調整する必要も無いため、従来技術と比較して測定に手間を要しない。
また、第1実施形態の画像処理装置21によれば、車載されたカメラ11の全てについて、各カメラの全てのパラメータ値(カメラ11の取付位置、ピッチ角、ロール角及びヨー角)を算出することができる。
[第2実施形態の動作の説明]
次に第2実施形態の画像処理装置21の動作について説明するが、以下では第1実施形態の画像処理装置21との相違点を中心に説明し、同一の動作については、説明を省略する。
第2実施形態でも、図2(B)に示すように、4本のマーカポール41a〜41dによって囲まれた場所に車両を移動させてカメラキャリブレーションを行う。この4本のマーカポール41a〜41dには、その中央付近であって路上から同一距離の位置に、車両の方向に向けられたマーカ42a〜42d(以下、これらを「下側マーカ」とも称する。)がそれぞれ設けられている。また、マーカポール41a〜41dの上端付近であって路上から同一距離の位置には、車両の方向に向けられたマーカ43a〜43d(以下、これらを「上側マーカ」とも称する。)がそれぞれ設けられている。なお、これらのマーカ42a〜42d,43a〜43dは、同一ポールに設けられたマーカ同士が鉛直線上に位置するように設けられている。また、第一実施形態の場合と異なり、マーカ42a〜42d,43a〜43dの位置が何らかの座標系によって特定されている必要は無い。ただし、各マーカの路面からの高さだけは特定されている。
なお、以下では、マーカ42a〜42dの各マーカを区別せずに説明する際には、単にマーカ42(又は下側マーカ42)として説明し、マーカ43a〜43dの各マーカを区別せずに説明する際には、単にマーカ43(又は上側マーカ43)として説明する。
次に図6のフローチャートを用いて画像処理装置21が実行するカメラキャリブレーションである姿勢パラメータ決定処理2について説明する。姿勢パラメータ決定処理2は、車両が図2(B)に示すように配置され、各カメラ11によってそれぞれ2本のマーカポール41の各マーカが撮影できるようになった後に測定者が操作部23を操作して姿勢パラメータの更新を意味する指示を入力した際に、姿勢パラメータ等記憶部24からプログラムが制御部25に読み込まれて実行が開始される。なお、制御部25は、下記で説明するS205〜S235まではカメラ11a〜11dのそれぞれに対応させて実行し、S240〜S250はカメラ毎のS205〜S235が全て終了した後に一度実行する。
制御部25は、姿勢パラメータ決定処理2の実行を開始すると、ある選択した一つの画像記憶部22から最新の撮影画像を取得する(S205)。
続いて、制御部25は、取得した撮影画像から下側マーカ42及び上側マーカ43の座標を検出する(S210)。すなわち、図7(A)に示すように、撮影画像中におけるマーカ42a,42b,43a,43bのそれぞれの中心位置を、画像座標系で特定する。
説明を図6に戻し、続いて、制御部25は、撮影画像を鳥瞰変換する(S215)。その際、下側マーカ42及び上側マーカ43の高さを考慮して鳥瞰変換する。
続いて、制御部25は、鳥瞰変換した画像において、同一ポールの下側マーカ42と上側マーカ43との位置ずれの距離を算出する(S220)。例えば、図7(B)に示すように、下側マーカ42aと上側マーカ43aとの位置ずれの距離d1と、下側マーカ42bと上側マーカ43bとの位置ずれの距離d2とを、撮影したカメラ11aを基準とする座標系(カメラ座標系)で算出する。
説明を図6に戻し、続いて、制御部25は、S220で算出した同一ポールの下側マーカ42と上側マーカ43との位置ずれの距離は、共に最小と評価できるか否かを判定する(S225)。なお、「最小」としては、理想的には0が好ましいが、誤差などを考慮して限りなく0に近い値であればよい。
制御部25は、S225において、S220で算出した同一ポールの下側マーカ42と上側マーカ43との位置ずれの距離は最小と評価できると判定した場合、S235へ移行し、一方、S220で算出した同一ポールの下側マーカ42と上側マーカ43との位置ずれの距離は最小と評価できないと判定した場合、S230へ移行する。
S220で算出した同一ポールの下側マーカ42と上側マーカ43との位置ずれの距離は最小と評価できないと判定した場合に進むS230では、制御部25は、S215の鳥瞰変換の際に用いた姿勢パラメータのうち、カメラ11の取付位置の鉛直成分(z)、並びに、カメラ11の撮影方向のピッチ角及びロール角の次候補を選定する。次候補というのは、これらの要素のうちの少なくともいずれか一つの値を少しだけ(例えば0.1%分に相当する値だけ)変えたものである。
S230において次候補を選択すると、制御部25は、上述したS215へ移行し、選定した値を用いて再び鳥瞰変換を行う。
一方、S220で算出した同一ポールの下側マーカ42と上側マーカ43との位置ずれの距離は最小と評価できると判定した場合に進むS235では、制御部25は、最新のS215の鳥瞰変換で用いた、カメラ11の取付位置の鉛直成分(z)、並びに、カメラ11の撮影方向のピッチ角及びロール角を姿勢パラメータ等記憶部24に記憶させる。
制御部25は、ここまでの処理(S205〜S235)をカメラ11a〜11dのそれぞれに対応させて実行し、全てのカメラ11について鳥瞰画像(最新のS215の鳥瞰変換による画像)を得ると、S240の処理の開始する。
制御部25は、カメラ11毎の鳥瞰画像(カメラ座標系における画像)を合成する(S240)。すなわち、異なる画像間での同一のマーカが一つに重なるように、画像同士を平行移動及び回転させて位置合わせを行って合成する。その際、いずれか一つの画像におけるカメラ座標系を基準として、他のカメラ11のカメラ座標系の原点及び座標軸の平行移動及び回転も行う。
ここで、図7(C)を用いて合成について説明する。前方鳥瞰画像61aは車両の前端中央部に設置されたカメラ11aの撮影画像に基づく鳥瞰画像であり、右方鳥瞰画像61bは車両の右側面に設置されたカメラ11bの撮影画像に基づく鳥瞰画像であり、後方鳥瞰画像61cは車両の後端中央部に設置されたカメラ11cの撮影画像に基づく鳥瞰画像であり、左方鳥瞰画像61dは車両の左側面に設置されたカメラ11dの撮影画像に基づく鳥瞰画像である。図7(C)の例では、前方鳥瞰画像61aのカメラ座標系を基準として、異なる画像間での同一のマーカが一つに重なるように、画像同士を平行移動及び回転させて位置合わせを行って合成している。この際、各画像に対応する各カメラ11の取付位置の水平成分と撮影方向のヨー角とについても、平行移動及び回転させる。このため、各画像に対応する各カメラ11について、その撮影位置の水平成分と撮影方向のヨー角とを、前方鳥瞰画像61aのカメラ座標系を基準として、算出することができる。
説明を図6に戻し、続いて制御部25は、S240で算出したカメラ座標系での各カメラ11の取付位置の水平成分と撮影方向のヨー角とを、車両座標系でのカメラ11の取付位置の水平成分と撮影方向のヨー角とに変換する(S245)。この変換について、図8(A)〜図8(D)を用いて説明する。
図8(A)は、カメラ座標系での各カメラ11の取付位置の水平成分と撮影方向のヨー角とを概念的に表す図である。この例では、車両前端中央に設置されたカメラ11aと車両後端中央に設置されたカメラ11cとが選ばれ、各カメラの取付位置を結ぶ線分71が定義されている。なお、選択するカメラはこの例に限らず、別の組み合わせでもよい。
図8(B)は、理想カメラ配置に基づく車両の前端中央を基準とした座標系(車両座標系)を概念的に示す図である。車両前端中央に設置されたカメラ11aの設置位置を原点とし、車両前方の水平方向をY軸とし、車両右方の水平方向をX軸とし、車両上方(鉛直方向)をZ軸としている。なお、この例でも、車両前端中央に設置されたカメラ11aと車両後端中央に設置されたカメラ11cとが選ばれ、各カメラの取付位置を結ぶ線分72が定義されている。
これらを前提に、図8(A)の線分71が、図8(B)の線分72に重なるように回転及び平行移動させ、この回転及び平行移動にしたがってカメラ11の取付位置の水平成分とカメラ11の撮影方向のヨー角とについても回転及び平行移動させる。これにより、カメラ11の取付位置の水平成分とカメラ11の撮影方向のヨー角とが、車両座標系のものに変換される。
図8(A)の線分71が、図8(B)の線分72に重なるように回転及び平行移動させる様子を示す図が、図8(C)である。なお、線分71の移動については、線分71の中点と線分72の中点とが合わさるように移動させることが考えられるが、これに限らない。
図8(D)は、各カメラ11の取付位置の水平成分と撮影方向のヨー角とが、カメラ座標系から車両座標系に変換されたことを概念的に示す図である。図8(B)と比較して各カメラが異なる方向を向いていることが確認でき、図8(A)における各カメラ11の取付位置が車両座標系で特定可能になっていることが確認できる。
説明を図6に戻し、続いて制御部25は、S245で変換した車両座標系での各カメラ11の取付位置の水平成分と撮影方向のヨー角とを、姿勢パラメータ等記憶部24に記憶させる(S250)。そして、制御部25は、本処理(姿勢パラメータ決定処理2)を終了する。
[第2実施形態の効果]
以上、第2実施形態の画像処理装置21の動作について説明したが、これによれば、マーカ42,43は路面から高さのある場所に設けられているため、路面上にマーカがある場合と比較して測定に必要なスペースの省スペース化を実現できる。そして、車両とマーカとをジョイントによって所定の位置関係に物理的に固定したり、車両とマーカとが所定の位置関係になるようにスコープ手段を用いてマーカの位置を調整する必要も無いため、従来技術と比較して測定に手間を要しない。
また、第2実施形態の画像処理装置21によれば、車載されたカメラ11の全てについて、各カメラの全てのパラメータ値(カメラ11の取付位置、ピッチ角、ロール角及びヨー角)を算出することができる。
また、第1実施形態との比較で言えば、第2実施形態の場合は、マーカポール41の設置位置が既知である必要がない(予め定められた位置に厳密に設置されている必要がない)。このため、測定をするときのみマーカポール41を設置して測定するということが、第1実施形態と比較して容易に行うことができる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態は、カメラ11の姿勢パラメータのうち、全ての姿勢パラメータ値を算出したが、一部の姿勢パラメータ値だけを算出してもよい。例えば、カメラ11の撮影方向のピッチ角及びヨー角のみを算出する等してもよい。
(2)姿勢パラメータ等記憶部24に記憶させる姿勢パラメータ値は、上記実施形態で説明した座標系によるものに限らず、別の座標系に変換して姿勢パラメータ等記憶部24に記憶させてもよい。
(3)上記実施形態では、車両に搭載された画像処理装置21の制御部25が、姿勢パラメータ決定処理の全てを実行したが、画像処理装置21ではない別装置が、姿勢パラメータ決定処理の一部を実行してもよい。その場合、その別装置は画像処理装置21とは別の場所(車外)に設置され、画像処理装置21は通信線を介して別装置と通信しながら姿勢パラメータ決定処理を実行するようにするとよい。
5…画像処理システム、11,11a,11b,11c,11d…カメラ、21…画像処理装置、22,22a,22b,22c,22d…画像記憶部、23…操作部、24…姿勢パラメータ等記憶部、25…制御部、31…表示装置、41,41a,41b,41c,41d…マーカポール、42,42a,42b,42c,42d,43,43a,43b,43c,43d…マーカ。

Claims (14)

  1. 同一鉛直方向に並んだ複数のマーカであって、いずれのマーカも路面からの高さが既知であるマーカを用いて、車両に搭載されたカメラの姿勢を校正するキャリブレーション方法であって、
    前記カメラで前記複数のマーカを撮影して2次元画像を得る第一工程と、
    前記第一工程によって得られた2次元画像における前記複数のマーカを、各マーカの高さを反映させて路面又は路面と平行な面に鳥瞰変換する第二工程と、
    前記第二工程によって得られた、前記面における前記複数のマーカ同士の位置ずれに基づいて、前記カメラのパラメータ値を算出する第三工程と、
    を有することを特徴とするキャリブレーション方法。
  2. 請求項1に記載のキャリブレーション方法において、
    前記第三工程において算出する前記パラメータ値は、前記カメラの取付位置の鉛直成分、ピッチ角、又は、ロール角の少なくともいずれか一つであること、
    を特徴とするキャリブレーション方法。
  3. 請求項2に記載のキャリブレーション方法において、
    前記車両には複数のカメラが搭載されており、
    前記第一工程では、前記複数のカメラで同一の前記複数のマーカを撮影し、カメラ毎に2次元画像を得、
    前記第二工程では、前記第一工程で得られた前記2次元画像のそれぞれについて、前記鳥瞰変換を行い、
    前記第三工程では、前記カメラ毎の前記パラメータ値の算出に加え、前記カメラ間で同一のマーカの鳥瞰変換後の位置が一致する、前記各カメラのヨー角、又は、前記各カメラの取付位置の水平成分の少なくともいずれか一つを、前記カメラ毎にパラメータ値としてさらに算出すること、
    を特徴とするキャリブレーション方法。
  4. 路面から所定距離にあり水平方向にずれた複数のマーカであって、前記マーカ間の位置関係が既知であるマーカを用いて、車両に搭載されたカメラの姿勢を校正するキャリブレーション方法であって、
    前記カメラで前記複数のマーカを撮影して2次元画像を得る第一工程と、
    前記第一工程によって得られた2次元画像における前記複数のマーカを、各マーカの高さを反映させて路面又は路面と平行な面に鳥瞰変換する第二工程と、
    前記第二工程によって得られた、前記面における前記複数のマーカ間の距離と、前記既知の位置関係から求まる前記複数のマーカ間の距離とのずれに基づいて、前記カメラのパラメータ値を算出する第三工程と、
    を有することを特徴とするキャリブレーション方法。
  5. 請求項4に記載のキャリブレーション方法において、
    前記第三工程において算出する前記パラメータ値は、前記カメラの取付位置の鉛直成分、ピッチ角、又は、ロール角の少なくともいずれか一つであること、
    を特徴とするキャリブレーション方法。
  6. 請求項5に記載のキャリブレーション方法において、
    前記第三工程では、前記カメラの前記パラメータ値の算出に加え、前記第二工程によって得られた、前記面における前記複数のマーカ同士を結ぶ線分と、前記既知の位置関係から求まる前記複数のマーカ同士を結ぶ線分との位置ずれに基づいて、前記カメラのヨー角、又は、前記カメラの取付位置の水平成分の少なくともいずれか一つを、前記カメラのパラメータ値としてさらに算出すること、
    を特徴とするキャリブレーション方法。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載のキャリブレーション方法において、
    前記車両には複数のカメラが搭載されており、
    前記第一工程ないし前記第三工程を、前記カメラ毎に行うこと
    を特徴とするキャリブレーション装置。
  8. 同一鉛直方向に並んだ複数のマーカであって、いずれのマーカも路面からの高さが既知であるマーカを用いて、車両に搭載されたカメラの姿勢を校正するためのキャリブレーション装置であって、
    前記カメラで前記複数のマーカが撮影された2次元画像を得る画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取得された2次元画像における前記複数のマーカを、各マーカの高さを反映させて路面又は路面と平行な面に鳥瞰変換する変換手段と、
    前記変換手段によって得られた、前記面における前記複数のマーカ同士の位置ずれに基づいて、前記カメラのパラメータ値を算出する算出手段と、
    を有することを特徴とするキャリブレーション方法。
  9. 請求項8に記載のキャリブレーション装置において、
    前記算出手段が算出する前記パラメータ値は、前記カメラの取付位置の鉛直成分、ピッチ角、又は、ロール角の少なくともいずれか一つであること、
    を特徴とするキャリブレーション方法。
  10. 請求項9に記載のキャリブレーション装置において、
    前記車両には複数のカメラが搭載されており、
    前記画像取得手段は、前記複数のカメラで同一の前記複数のマーカが撮影された2次元画像であって、カメラ毎にその2次元画像を取得し、
    前記変換手段は、前記画像取得手段が取得した前記2次元画像のそれぞれについて、前記鳥瞰変換を行い、
    前記算出手段は、前記カメラ毎の前記パラメータ値の算出に加え、前記カメラ間で同一のマーカの鳥瞰変換後の位置が一致する、前記各カメラのヨー角、又は、前記各カメラの水平成分の少なくともいずれか一つを、前記カメラ毎にパラメータ値としてさらに算出すること、
    を特徴とするキャリブレーション装置。
  11. 路面から所定距離にあり水平方向にずれた複数のマーカであって、前記マーカ間の位置関係が既知であるマーカを用いて、車両に搭載されたカメラの姿勢を校正するキャリブレーション装置であって、
    前記カメラで前記複数のマーカを撮影して2次元画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段が取得した2次元画像における前記複数のマーカを、各マーカの高さを反映させて路面上又は路面と平行な面に鳥瞰変換する変換手段と、
    前記変換手段によって得られた、前記面における前記複数のマーカ間の距離と、前記既知の位置関係から求まる前記複数のマーカ間の距離とのずれに基づいて、前記カメラのパラメータ値を算出する算出手段と、
    を有することを特徴とするキャリブレーション装置。
  12. 請求項11に記載のキャリブレーション装置において、
    前記算出手段が算出する前記パラメータ値は、前記カメラの取り付け位置の鉛直成分、ピッチ角、又は、ロール角の少なくともいずれか一つであること、
    を特徴とするキャリブレーション装置。
  13. 請求項12に記載のキャリブレーション装置において、
    前記算出手段は、前記カメラの前記パラメータ値の算出に加え、前記変換手段によって得られた、前記面における前記複数のマーカ同士を結ぶ線分と、前記既知の位置関係から求まる前記複数のマーカ同士を結ぶ線分とのずれに基づいて、前記カメラのヨー角、又は、前記カメラの取付位置の水平成分の少なくともいずれか一つを、前記カメラのパラメータ値としてさらに算出すること、
    を特徴とするキャリブレーション装置。
  14. 請求項11〜13のいずれかに記載のキャリブレーション装置において、
    前記車両には複数のカメラが搭載されており、
    前記各手段は、前記カメラ毎に前記の処理を行うこと
    を特徴とするキャリブレーション装置。
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