JP2014065207A - 積層体の製造方法及び積層体 - Google Patents
積層体の製造方法及び積層体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014065207A JP2014065207A JP2012211965A JP2012211965A JP2014065207A JP 2014065207 A JP2014065207 A JP 2014065207A JP 2012211965 A JP2012211965 A JP 2012211965A JP 2012211965 A JP2012211965 A JP 2012211965A JP 2014065207 A JP2014065207 A JP 2014065207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photocurable resin
- meth
- acrylate
- resin composition
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/14—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers
- B32B37/24—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers with at least one layer not being coherent before laminating, e.g. made up from granular material sprinkled onto a substrate
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/30—Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising vinyl (co)polymers; comprising acrylic (co)polymers
- B32B27/308—Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising vinyl (co)polymers; comprising acrylic (co)polymers comprising acrylic (co)polymers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B38/00—Ancillary operations in connection with laminating processes
- B32B38/0036—Heat treatment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B38/00—Ancillary operations in connection with laminating processes
- B32B38/16—Drying; Softening; Cleaning
- B32B38/164—Drying
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B38/00—Ancillary operations in connection with laminating processes
- B32B2038/0052—Other operations not otherwise provided for
- B32B2038/0076—Curing, vulcanising, cross-linking
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2457/00—Electrical equipment
- B32B2457/20—Displays, e.g. liquid crystal displays, plasma displays
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
【解決手段】(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーの100重量部に対して、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーが5〜10重量部と、(C)光重合開始剤が0.5〜1重量部と、(D)2官能性の架橋剤を、主剤ポリマーの架橋点に対して0.1当量以下となる0.2〜0.8重量部とを含有させて、24℃、1Hzでの貯蔵弾性率(G’)が1×104Pa以上かつ9×104Pa未満である光硬化性樹脂組成物を調製する工程を含む。
【選択図】なし
Description
また、ディスプレイ表示装置の出荷前には、ディスプレイの性能試験の1つとして、オーブンを使用しての、高温・高湿度での環境条件下における耐久試験が行われる。
粘着剤層を介して貼合した保護板などを、加熱しながら加圧することにより、発生した気泡は、分散されて目視できなくなるが、オーブンによる加熱試験を、供試体に実施した場合に、粘着剤層が動くことで気泡が再び凝集し、目視できる大きさの気泡となり、粘着剤層が被着体から剥がれる原因となる。
また、供試体をオーブンから取り出した後、粘着剤層が白濁してしまうことがある。粘着剤層の片側にフィルムを貼合している場合は、その白濁は数時間でなくなり透明になる。
しかし、ガラス同士やガラス/アクリル板などの硬いもの同士を、粘着剤層にて貼合すると、白濁した現象が数日間に渡り残る場合があり、ディスプレイの商品価値を損なうという問題があった。
しかしながら、特許文献1に記載のポリオルガノシロキサン組成物、及び特許文献2に記載のポリオキシアルキレン系重合体硬化物は、高価であることから、比較的に安価なアクリル系粘着剤による課題の解決が望まれる。
(1)(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーを準備する工程、
(2)前記主剤ポリマーの100重量部に対して、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーの少なくとも1種類が5〜10重量部と、(C)光重合開始剤が0.5〜1重量部と、(D)2官能性の架橋剤を、ポリマーの架橋点に対して0.1当量以下となる0.2〜0.8重量部と、を含有させて、24℃、1Hzでの貯蔵弾性率(G’)が1×104Pa以上かつ9×104Pa未満である光硬化性樹脂組成物を調製する工程、
(3)基材またはセパレーターの片面に、前記光硬化性樹脂組成物を塗布した後、加熱乾燥して、光硬化性樹脂層の固化層が形成された積層フィルムを作製する工程、
(4)前記の表面に段差を有する被着体に、前記光硬化性樹脂層の固化層を介して前記積層フィルムを貼合する工程、
(5)前記基材またはセパレーターの上から、光照射による重合反応及び養生による架橋反応をさせて前記光硬化性樹脂層の固化層を硬化させる工程、
を、(1)〜(5)の順番に経て製造することを特徴とする積層体の製造方法を提供する。
また、本発明に係わる積層体は、酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーに、ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーの少なくとも1種類と、光重合開始剤と、2官能性の架橋剤とを加えて光重合させた光硬化性樹脂層を形成している。このため、金属に対する腐食性が弱く、本発明に係わる積層体の光硬化性樹脂層を、透明導電性フィルムのITO面に貼り合せても、透明導電膜(ITO)の抵抗値の変化を低く抑えることができる。
本発明の光硬化性樹脂組成物は、少なくとも1種類のヒドロキシル基含有モノマーを、そのモノマーを重合させるための光重合開始剤、主剤ポリマーおよび主剤ポリマーを架橋するための架橋剤に混合したものである。この光硬化性樹脂組成物は、エネルギー線により重合する光重合性化合物として、少なくとも1種類のヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートを含有する。(メタ)アクリレートのモノマーは、光重合開始剤とラジカル重合可能なビニル基である(メタ)アクリル基を有する重合性化合物であって、例えば、300nm〜400nmの範囲内の紫外線に対して硬化性を有する、紫外線硬化性樹脂材料である。
なお、本明細書において、(メタ)アクリレートとは、アクリレート及びメタクリレートの総称である。
ヒドロキシル基含有モノマーが分散し易いためには、主剤ポリマーは、アクリル系ポリマーであることが好ましく、さらには親水性モノマーを共重合していることが好ましい。これは、ヒドロキシル基含有モノマーがアクリル系であることと、ヒドロキシル基を含有しているためである。
また、本発明の積層体に用いる光硬化性樹脂組成物は、光学用途に使用されることから透明性を有することが必要であり、かつ粘着力の強弱を制御することが簡便であることからも、主剤ポリマーは、アクリル系ポリマーが好ましい。
(1)(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーを準備する工程、
(2)前記主剤ポリマーの100重量部に対して、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーの少なくとも1種類が5〜10重量部と、(C)光重合開始剤が0.5〜1重量部と、(D)2官能性の架橋剤を、前記主剤ポリマーの架橋点に対して0.1当量以下となる0.2〜0.8重量部と、を含有させて、24℃、1Hzでの貯蔵弾性率(G’)が1×104Pa以上かつ9×104Pa未満である光硬化性樹脂組成物を調製する工程、
を、(1)〜(2)の順番に経て製造される。
また、本発明の光硬化性樹脂組成物は、架橋剤の含有量はポリマーの架橋点に対して1当量未満(好ましくは、例えば0.5当量以下)とすることが好ましい。これにより、架橋剤がイソシアネート化合物のように、ヒドロキシル基含有のモノマーのヒドロキシル基と架橋反応し得るものであっても、ヒドロキシル基含有のモノマーのヒドロキシル基の少なくとも一部が架橋されず、その未架橋のヒドロキシル基が分散して存在することによって、水分の吸着性能に優れた光硬化性樹脂組成物が得られる。さらには、上述したように、主剤ポリマーの100重量部に対して、(D)2官能性の架橋剤を、前記主剤ポリマーの架橋点に対して0.1当量以下となる0.2〜0.8重量部とすることが好ましい。
また、特に図示しないが、基材の両面に光硬化性樹脂層が形成され、それぞれの光硬化性樹脂層の表面が、セパレーターで保護された構造を有する積層フィルムとしても良い。
水分子の透過性の良い樹脂フィルムを貼合する場合は、光硬化性樹脂層に分散している水分子が、樹脂フィルムの場合は簡単に透過して通り抜けることができるため、水分子の凝集する確率が減る。また、仮に水分子が凝集しても、すぐに樹脂フィルムを通して抜けていくために、白濁している時間が短くなる。しかし、水分子の透過性の悪い材料を貼合する場合は、水分子が凝集して白濁すると、光硬化性樹脂層の周辺端に水分子が拡散した後に抜けるため、長時間に渡り白濁が続くことになる。
また、本発明では、主剤ポリマーの原料となるモノマーとして、エステル基(−COO−)を有するアクリル系モノマーの少なくとも1種類を含有し、カルボキシル基(−COOH)を有するアクリル系モノマーを含有しないアクリル系ポリマーも用いることができ、その他、種々の化合物を用いることができる。
アルキル(メタ)アクリレートは、光硬化性樹脂層の付着力の観点から、アルキル基R2の炭素数が1〜14とされる。アルキル基の炭素数が15以上であると、付着力が低下する可能性があるので好ましくない。このアルキル基R2は、炭素数が1〜12であることが好ましく、炭素数が4〜12であることが好ましく、炭素数が4〜8であることがより好ましい。
また、アルキル基R2の炭素数が1〜14のアルキル(メタ)アクリレートのうち、アルキル基R2の炭素数が1〜3または13〜14のアルキル(メタ)アクリレートをモノマーの一部分として用いても良いが、アルキル基R2の炭素数が4〜12のアルキル(メタ)アクリレートを必須として(例えば50〜100モル%)用いることが好ましい。
なお、これらのアルキル基R2は、直鎖であっても、分岐鎖であってもよい。
また、カルボキシル基を含有するアクリル系モノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、2−アクリロイルエチル琥珀酸などが挙げられる。
主剤ポリマーを構成するモノマーのうち、アルキル(メタ)アクリレートと親水基を有するモノマーとの配合比は、光硬化性樹脂組成物に求められる特性やモノマーの種類、1分子中に親水基が占める重量比などによっても異なるが、例えば5〜50重量%が親水基を有するモノマーであり、50〜95重量%がアルキル(メタ)アクリレートであることが好ましい。
また、アルコキシシリル基を含有する非アクリル系モノマーとしては、例えば、ビニルメトキシシラン、ビニルトリメトキシシランなどが挙げられる。
また、アミノ基を含有するアクリル系モノマーとしては、例えば、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、モノメチルアミノエチル(メタ)アクリレート等のアミノ基を含有する(メタ)アクリレートのほか、(メタ)アクリル酸アミド、イタコン酸アミド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミド、N−エトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。
主剤ポリマーを構成するアクリル系モノマー及び任意に配合される非アクリル系モノマーを重合させるには、溶液重合、塊状重合、懸濁重合、乳化重合等の公知の方法により行うことができるが、除熱の容易な溶液重合が好適に用いられる。溶液重合反応において使用される有機溶媒としては、具体的には、例えば、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等の脂肪族エステル類、シクロヘキサン等の脂環族炭化水素類、ヘキサン、ペンタン等の脂肪族炭化水素類等が挙げられるが、上記重合反応を阻害しなければ、特に限定されない。これらの溶媒は、1種類のみを用いてもよく、2種類以上を混合して用いてもよい。溶媒の使用量は、適宜に決定すればよい。必要に応じて、適宜の触媒を用いることが好ましい。
一般的に、溶液重合反応においては、重合温度が高くなるに従い、生成されるポリマーの分子量は低下する。重合反応を溶媒の還流温度で行わせるに当たり、重合反応に適した沸点温度を有する溶媒を使用することにより、重合反応熱を除去しながらポリマーを得ることができる。
分子量が大きすぎると粘度が高すぎて加工適性が悪くなる。塗料の温度を上げるなど塗工方法を工夫することでこの上限はさらに広げられると考えられるが、室温で塗工をする場合、例えば、Mw500万未満の材料が好ましいと考えられる。
主剤ポリマーとしては、カルボキシル基(−COOH)を有するアクリル系モノマーや他の酸性官能基を有するモノマーの含有量が少ないアクリル系ポリマーを用いることもできる。主剤ポリマーの酸価は0〜33であることが好ましい。ここで、「酸価」とは、酸の含有量を表す指標の一つであり、ポリマー1gを中和するのに要する、水酸化カリウムのmg数で表される。主剤ポリマーの酸価が0の場合、酸性官能基を有するモノマーをまったく含有しないことを意味する。被着体が酸による腐食や劣化の懸念されるものである場合、主剤ポリマーの酸価が小さいことが好ましく、主剤ポリマー以外の添加物からも酸を避けることが望ましい。
本発明の光硬化性樹脂組成物の一つの好ましい実施態様においては、ヒドロキシル基を含有しないアルキル(メタ)アクリレート及びアクリル酸のモノマーを重合させて得られたアクリル系ポリマーと、ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーとが、共重合しないで別々に分散した混合状態で存在する。また、別の好ましい実施態様においては、親水性モノマーを含むモノマーを重合させて得られた主剤ポリマーと、ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーとが、光硬化性樹脂組成物中に含まれる。
なお、公知のヒドロキシル基を含有するアクリル系ポリマーからなる光硬化性樹脂組成物において、未反応モノマーとしてヒドロキシル基を含有する(メタ)アクリレートのモノマーを若干含有することがあるが、その含有率は、本発明の光硬化性樹脂組成物におけるヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートの含有率に比べると、著しく低いものに過ぎない。
また、アクリルシロップに光重合開始剤を添加した後は、室内光や太陽光に含まれる紫外光がアクリルシロップに作用すると重合反応が進行するおそれがあり、管理が難しくなるため、光重合開始剤は、後工程である塗布工程のなるべく直前に添加することが好ましい。これは、アクリルシロップが有機溶媒に溶解している樹脂溶液でも同様の扱いで、注意すべきは光開始剤が何らかの外的要因で塗布・製膜前に反応を開始してしまうことを防ぐことである。
ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートとしては、二価アルコール(ジオール化合物)の有する2つのヒドロキシル基のうち一つのヒドロキシル基を、アクリル酸またはメタクリル酸でエステル化して得られ、1分子にヒドロキシル基及びビニル基を1つずつ有する、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートが好適に用いられる。
アセトフェノン系光重合開始剤としては、アセトフェノン、p−(tert−ブチル)1’,1’,1’−トリクロロアセトフェノン、クロロアセトフェノン、2’,2’−ジエトキシアセトフェノン、ヒドロキシルアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2’−フェニルアセトフェノン、2−アミノアセトフェノン、ジアルキルアミノアセトフェノン等が挙げられる。
ベンゾイン系光重合開始剤としては、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、1−ヒドロキシルシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシル2−メチル−1−フェニル−2−メチルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシル2−メチルプロパン−1−オン、ベンジルジメチルケタール等が挙げられる。
ベンゾフェノン系光重合開始剤としては、ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、メチル−o−ベンゾイルベンゾエート、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシルベンゾフェノン、ヒドロキシルプロピルベンゾフェノン、アクリルベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン等が挙げられる。
チオキサントン系光重合開始剤としては、チオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、ジエチルチオキサントン、ジメチルチオキサントン等が挙げられる。
その他の光重合開始剤としては、α−アシルオキシムエステル、ベンジル−(o−エトキシカルボニル)−α−モノオキシム、アシルホスフィンオキサイド、グリオキシエステル、3−ケトクマリン、2−エチルアンスラキノン、カンファーキノン、テトラメチルチウラムスルフィド、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルペルオキシド、ジアルキルペルオキシド、tert−ブチルペルオキシピバレート等が挙げられる。
また、上述したように、主剤ポリマー100重量部に対して、ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマー(2種類以上用いる場合は合計量)は4〜20重量部であることが好ましく、85℃85%RH環境下での試験を行うなど高耐久性を必要とする場合、4〜15重量部であることがより好ましく、さらには、主剤ポリマーの100重量部に対して、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーの少なくとも1種類が5〜10重量部であることが好ましいので、主剤ポリマー100重量部を基準とした光重合開始剤の含有量は、0.1〜5重量部が好ましく、0.1〜0.5重量部がより好ましい。さらには、主剤ポリマーの100重量部に対して、(C)光重合開始剤が0.5〜1重量部であることが好ましい。
(D)2官能性の架橋剤としては、架橋反応する官能基を1分子中に2つ有する化合物であれば、特に限定されない。このような2官能性の架橋剤としては、例えば、2官能性エポキシ化合物、2官能性イソシアネート等が挙げられる。
2官能性エポキシ化合物としては、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ジエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ジプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル等の脂肪族の2官能性エポキシ化合物や、水添ビスフェノールAジグリシジルエーテル、o−フタル酸ジグリシジルエステル、テレフタル酸ジグリシジルエステル、レゾルシンジグリシジルエーテル等の芳香族の2官能性エポキシ化合物が挙げられる。2官能性エポキシ化合物のエポキシ基は、ポリマーのカルボキシル基と架橋反応することができる。
2官能性イソシアネートとしては、ヘキサメチレンジイソシアネートやイソホロンジイソシアネート(IPDI)等の脂肪族の2官能性イソシアネートや、トリレンジイソシアネートやジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族の2官能性イソシアネートが挙げられる。2官能性イソシアネートのNCO基は、ポリマーのカルボキシル基やヒドロキシル基と架橋反応することができる。
2官能性の架橋剤の含有量は、ポリマーの架橋点に対して0.1当量以下となる範囲で、例えば、主剤ポリマー100重量部に対して0.5〜3.0重量部が好ましく、1.0〜3.0重量部がより好ましく、0.2〜0.8重量部がさらに好ましい。
特に前記基材のうち、耐熱性、紫外線透過性、及び価格の面から、ポリエチレンテレフタレートを用いることが好ましい。
なお、基材の厚みは16μm〜200μmを有することが好ましく、50μm〜188μmを有することが更に好ましい。基材の厚みが薄過ぎるとハンドリング性が悪く、また、基材の厚みが厚過ぎると、コスト面、ハンドリング性で不利である。
塗布装置により、基材の片面に光硬化性樹脂組成物の薄膜層(塗布膜)が形成される。塗布装置で塗布した直後の光硬化性樹脂組成物は、未硬化でかつ液状であり、塗布に適した流動性を有する。
光硬化性樹脂組成物がシロップタイプの場合、塗布層の厚みは、光重合によって得られる光硬化性樹脂層の厚さにほぼ等しい。
光硬化性樹脂組成物が溶液タイプの場合は、乾燥前の塗布層の厚みはシロップタイプより厚くなり、上記の塗布層の厚みを濃度で割った数字となる。乾燥後の塗布層の厚みはシロップタイプと同様である。
塗布層が薄すぎると、光硬化性樹脂層の厚さも薄くなるので、衝撃吸収性能が悪くなる。また、塗布層が厚過ぎるとコストが上昇する点で不利である。
セパレーター供給手段24は、セパレーター13が巻き取られたロール体と、そのロール体を保持する軸等から構成される。
ニップロール25は、塗布層12が形成された基材11と、セパレーター13とを挟み込む1対のロールからなり、両者を貼合する装置である。貼合のための加圧手段を備えることが好ましく、また、フィルムに対して均一な圧力をかけ易いよう、少なくとも一方のロールがゴム製であることが好ましい。
また、本発明の積層フィルムとして、支持体の両面に光硬化性樹脂層の塗布層を有する、両面とも付着する積層フィルムを製造する場合は、それぞれの面で同時に、または逐次に、塗布液の塗布・乾燥と塗布層の光重合を行なうことができる。
詳しくは、後述の実施例1〜3に示されるように、段差を有する被着体に貼合するときの積層フィルムにおける光硬化性樹脂層の弾性率(単位Pa)は、1×104Pa以上かつ9×104Pa未満であることが好ましい。段差を有する被着体に貼合するときの積層フィルムは、UV未照射であることが望ましく、あるいは取り扱い中に多少のUVを受けたとしても、UV照射の程度が低いことが好ましい。
被着体の表面に存在する段差としては、インク等の印刷層によるもののほか、配線層、金属または導電体のメッシュパターン、粘着テープ等によるものが挙げられる。
段差の高さは、被着体の用途によって種々であり、遮光性を必要としない場合は10μm未満でも十分であるが、遮光性が必要な場合には10μm以上の厚みが必要とされている。また、印刷層の厚みは、一色当たり7〜10μmの厚みであり、必要応じて色数は増えていくため、たとえば4色であれば厚みは40μmとなり、それら様々な段差を埋められる積層フィルムが必要である。本発明の光硬化性樹脂層を有する積層フィルムにおいては、許容できる段差の高さは、段差の高低に応じて光硬化性樹脂層の厚みを増減できるので、特に限定されるものではない。本発明の光硬化性樹脂組成物は、表面に50μm以上の印刷段差を有する被着体に貼合する際に、気泡の発生を防止でき、かつ、紫外線照射後はオーブンを使用して85℃、85%RHなどの高温・高湿度での環境条件下における耐久試験を行った時およびオーブンから取り出した後でも白濁がないものであるので、50μm以上の段差を有する被着体に用いることが好ましい。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2094(綜研化学株式会社製、酸価:33)を用いた。この主剤ポリマーと、(D)2官能性の架橋剤としてE−AX(綜研化学株式会社製硬化剤)を、それぞれ100g:0.27gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を得た。得られた主剤・架橋剤混合溶液に、さらに、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーとして、4−ヒドロキシルブチルアクリレート(大阪有機材料工業株式会社製;4HBA)を10.0gと、(C)アルキルフェノン系の光重合開始剤(チバ・ジャパン株式会社製;製品名:Irgacure184)を1.0gと、を加えて光硬化性樹脂組成物を調製した。
その光硬化性樹脂組成物を、セパレーター(藤森工業株式会社製;製品名:125E−0010DG2.5AS、厚み125μm)からなる剥離フィルムの片面上に、アプリケーターを用いて、乾燥後における光硬化性樹脂の塗布層の厚みが175μmとなるように塗布した後、乾燥させて光硬化性樹脂の塗布層が積層された積層フィルムを作製した。
次に、得られた積層フィルムの光硬化性樹脂の塗布層の上面に、セパレーター(藤森工業株式会社製;製品名;38E−0010BDAS、厚み38μm)を貼合し、光硬化性樹脂の塗布層の積層された実施例1の積層フィルムを作成した。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2147(綜研化学株式会社製、酸価:0)を用いた。この主剤ポリマーと、(D)2官能性の架橋剤としてTD−75(綜研化学株式会社製)を、それぞれ100g:0.06gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を得た。得られた主剤・架橋剤混合溶液に、さらに、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーとして、4−ヒドロキシルブチルアクリレート(大阪有機材料工業株式会社製;4HBA)を5.0gと、(C)アルキルフェノン系の光重合開始剤(チバ・ジャパン株式会社製;製品名:Irgacure184)を0.50gと、を加えて光硬化性樹脂組成物を調製した以外は、実施例1と同様にして、実施例2の積層フィルムを得た。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2147(綜研化学株式会社製、酸価:0)を用いた。この主剤ポリマーと、(D)2官能性の架橋剤としてTD−75(綜研化学株式会社製)を、それぞれ100g:0.06gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を得た。得られた主剤・架橋剤混合溶液に、さらに、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーとして、4−ヒドロキシルブチルアクリレート(大阪有機材料工業株式会社製;4HBA)を10.0gと、(C)アルキルフェノン系の光重合開始剤(チバ・ジャパン株式会社製;製品名:Irgacure184)を1.0gと、を加えて光硬化性樹脂組成物を調製した以外は、実施例1と同様にして、実施例3の積層フィルムを得た。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2094(綜研化学株式会社製、酸価:33)を用いた。この主剤ポリマーと、(D)2官能性の架橋剤としてE−AX(綜研化学株式会社製硬化剤)とを、それぞれ100g:0.27gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を得た。得られた主剤・架橋剤混合溶液を、セパレーター(藤森工業株式会社製;製品名:125E−0010DG2.5AS、厚み125μm)からなる剥離フィルムの上面に、アプリケーターを用いて、乾燥後における光硬化性樹脂の塗布層の厚みが175μmとなるように塗布した後、乾燥させて光硬化性樹脂の塗布層が積層された積層フィルムを作製した。
次に、得られた積層フィルムの光硬化性樹脂の塗布層の上面に、セパレーター(藤森工業株式会社製;製品名;38E−0010BDAS、厚み38μm)を貼合し、光硬化性樹脂の塗布層の積層された比較例1の積層フィルムを作成した。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2147(綜研化学株式会社製、酸価:0)を用いた。この主剤ポリマーと、(D)2官能性の架橋剤としてTD−75(綜研化学株式会社製)を、それぞれ100g:0.06gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を得た以外は、比較例1と同様にして、比較例2の積層フィルムを得た。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2094(綜研化学株式会社製、酸価:33)を用いた。この主剤ポリマーと、(D)2官能性の架橋剤としてE−AX(綜研化学株式会社製硬化剤)とを、それぞれ100g:0.27gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を得た。
その主剤・架橋剤混合溶液を、セパレーター(藤森工業株式会社製;製品名:125E−0010DG2.5AS、厚み125μm)からなる剥離フィルムの上面に、アプリケーターを用いて、乾燥後における光硬化性樹脂の塗布層の厚みが175μmとなるように塗布した後、乾燥させて光硬化性樹脂の塗布層が積層された積層体を作製した。
次に、得られた積層体の光硬化性樹脂の塗布層の上面に、セパレーター(藤森工業株式会社製;製品名;38E−0010BDAS、厚み38μm)を貼合し、光硬化性樹脂の塗布層の積層された積層フィルムを作製した。
その後、得られた積層フィルムを搬送しながら、高圧水銀ランプを用いた連続UV照射装置により、照射量約800mJ/cm2となるように、基材である光硬化性樹脂の塗布層の積層フィルムの搬送スピード、UV照射の光量などを調整しながらUV照射を行い、光重合開始剤を用いて重合反応を行わせて、最終的に光硬化性樹脂層が積層された、比較例3の積層フィルムを得た。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2147(綜研化学株式会社製、酸価:0)を用いた。この主剤ポリマーと、(D)2官能性の架橋剤としてTD−75(綜研化学株式会社製)を、それぞれ100g:0.06gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を調製した以外は、比較例3と同様にして、比較例4の積層フィルムを得た。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2094(綜研化学株式会社製、酸価:33)を用いた。この主剤ポリマーと、(D)2官能性の架橋剤としてE−AX(綜研化学株式会社製硬化剤)とを、それぞれ100g:0.27gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を得た。
得られた主剤・架橋剤混合溶液に、さらに、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーとして、4−ヒドロキシルブチルアクリレート(大阪有機材料工業株式会社製;4HBA)を5.0gと、(C)アルキルフェノン系の光重合開始剤(チバ・ジャパン株式会社製;製品名:Irgacure184)を0.50gと、を加えて光硬化性樹脂組成物を調製した。
その光硬化性樹脂組成物を、セパレーター(藤森工業株式会社製;製品名:125E−0010DG2.5AS、厚み125μm)からなる剥離フィルムの上面に、アプリケーターを用いて、乾燥後における光硬化性樹脂の塗布層の厚みが175μmとなるように塗布した後、乾燥させて光硬化性樹脂の塗布層が積層された積層フィルムを作製した。
次に、得られた積層フィルムの光硬化性樹脂の塗布層の上面に、セパレーター(藤森工業株式会社製;製品名;38E−0010BDAS、厚み38μm)を貼合し、光硬化性樹脂の塗布層の積層された比較例5の積層フィルムを作成した。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2094(綜研化学株式会社製、酸価:33)を用いた。この主剤ポリマーと、(D)2官能性の架橋剤としてE−AX(綜研化学株式会社製硬化剤)とを、それぞれ100g:0.27gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を得た。
得られた主剤・架橋剤混合溶液に、さらに、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーとして、4−ヒドロキシルブチルアクリレート(大阪有機材料工業株式会社製;4HBA)を5.0gと、(C)アルキルフェノン系の光重合開始剤(チバ・ジャパン株式会社製;製品名:Irgacure184)を0.50gと、を加えて光硬化性樹脂組成物を調製した。
その光硬化性樹脂組成物を、セパレーター(藤森工業株式会社製;製品名:125E−0010DG2.5AS、厚み125μm)からなる剥離フィルムの上面に、アプリケーターを用いて、乾燥後における光硬化性樹脂の塗布層の厚みが175μmとなるように塗布した後、乾燥させて光硬化性樹脂の塗布層が積層された積層フィルムを作製した。
次に、得られた積層フィルムの光硬化性樹脂の塗布層の上面に、セパレーター(藤森工業株式会社製;製品名;38E−0010BDAS、厚み38μm)を貼合し、光硬化性樹脂の塗布層の積層された積層フィルムを作製した。
その後、得られた積層フィルムを搬送しながら、高圧水銀ランプを用いた連続UV照射装置により、照射量約800mJ/cm2となるように、基材である光硬化性樹脂組成物の積層フィルムの搬送スピード、UV照射の光量などを調整しながらUV照射を行い、光重合開始剤を用いて重合反応を行わせて、最終的に光硬化性樹脂層が積層された、比較例6の積層フィルムを得た。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2094(綜研化学株式会社製、酸価:33)を用いた。この主剤ポリマーと、架橋剤としてE−AX(綜研化学株式会社製硬化剤)、をそれぞれ100g:0.27gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を得た。得られた主剤・架橋剤混合溶液に、さらに、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーとして、4−ヒドロキシルブチルアクリレート(大阪有機材料工業株式会社製;4HBA)を10.0gと、(C)アルキルフェノン系の光重合開始剤(チバ・ジャパン株式会社製;製品名:Irgacure184)を1.0gと、を加えて光硬化性樹脂組成物を調製した以外は、比較例6と同様にして、比較例7の積層フィルムを得た。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2147(綜研化学株式会社製、酸価:0)を用いた。この主剤ポリマーと、架橋剤としてTD−75(綜研化学株式会社製)、をそれぞれ100g:0.06gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を得た。得られた主剤・架橋剤混合溶液に、さらに、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーとして、4−ヒドロキシルブチルアクリレート(大阪有機材料工業株式会社製;4HBA)を5.0gと、(C)アルキルフェノン系の光重合開始剤(チバ・ジャパン株式会社製;製品名:Irgacure184)を0.50gと、を加えて光硬化性樹脂組成物を調製した以外は、比較例6と同様にして、比較例8の積層フィルムを得た。
光硬化性樹脂組成物の、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーとして、SKダイン2147(綜研化学株式会社製、酸価:0)を用いた。この主剤ポリマーと、架橋剤としてTD−75(綜研化学株式会社製)、をそれぞれ100g:0.06gで配合し主剤・架橋剤混合溶液を得た。得られた主剤・架橋剤混合溶液に、さらに、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーとして、4−ヒドロキシルブチルアクリレート(大阪有機材料工業株式会社製;4HBA)を10.0gと、(C)アルキルフェノン系の光重合開始剤(チバ・ジャパン株式会社製;製品名:Irgacure184)を1.0gと、を加えて光硬化性樹脂組成物を調製した以外は、比較例6と同様にして、比較例9の積層フィルムを得た。
実施例1〜3、及び比較例1〜9の積層フィルムについてまとめると、表1のとおりである。
SKダイン(登録商標)2094、及びSKダイン(登録商標)2147は、具体的な組成は不明であるが、本発明における、(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーに該当する。
作製した積層フィルムの試験サンプル片を、遮光条件下で、温度85℃×湿度85%RHの高温・高湿度での環境下へ投入し、12時間後に取り出した。その後、温度23℃×湿度50%RHの環境下に放置して、試験サンプル片の外観変化を目視にて確認した。白濁したものを(×)、白濁が確認できないものを(○)と評価した。またUV未照射のサンプルをUV照射した後、同様の試験、評価を行った。
スクリーン印刷により、厚さ50μmの印刷段差を形成したアクリル板と、平らなガラス板とを、作製した積層フィルムの両面のセパレーターを剥離して得た光硬化性樹脂層を介して大気圧環境下で貼合した。貼合にはクライムプロダクツ(株)製の貼合装置(製品名 SE320)を使用した。貼合後に加圧加熱処理を実施し、常温で24時間放置後、アクリル板の側から貼合後の外観を目視にて確認し、印刷段差の部分に気泡が確認できるものを(×)、確認できないものを(○)と評価した。
作製した積層フィルムのサンプルを1cm角に裁断し、両面のセパレーターを剥離して得た光硬化性樹脂層を治具と貼合した。この場合、片面のセパレーターを剥離して光硬化性樹脂層を治具と貼合した後、もう片面のセパレーターを剥離してもよい。このサンプルを動的粘弾性装置(UBM製 Rheogel−E4000)にて線形領域内、周波数1Hzの条件で動的粘弾性試験を行なった。光硬化性樹脂層の貯蔵弾性率の測定は、−40℃〜+80℃の温度の範囲で、昇温速度2℃/minの条件により、室温24℃における値を読み取った。
上記試験の結果を表2に示した。G’、G”、tanδは、「m×10+n」を「mE+n」とする方式(ただし、mは任意の実数値、nは正の整数)により表記した。
作製した積層フィルムを被着体に貼合する前に、UV照射した比較例6〜9においては、白濁が発生していることは確認できなかった。実施例1〜3、比較例1〜5においては、白濁が発生していることが確認された。
実施例1〜3、比較例5は、光硬化性樹脂組成物に(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーと(C)光重合開始剤が含有されているが、UV照射が行われていないため、ヒドロキシル基含有のモノマーが重合していない。比較例1〜4は、光硬化性樹脂組成物にヒドロキシル基含有のモノマー、光重合開始剤が含有されていないため、UV照射の有無によらずヒドロキシル基含有のモノマーが重合していない。
また、UV未照射の積層フィルムをUV照射した後、同じ実験を行った結果、実施例1〜3、比較例5は、白濁の発生していることは確認されなかった。
これらのことから、ヒドロキシル基含有のモノマーを重合させることが、白濁の発生を防止することの改善に効果があることが確認できた。
本評価は、セパレーター同士もしくはポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂フィルム同士で実施した場合に起こる変化であるが、ガス透過性の悪いガラス同士やアクリル板とガラスなどのサンプルでは、白濁するタイミングは同じであるが、白濁が消滅するのに、数日間を必要とすることもある。
なお、耐熱耐湿環境試験において発生した、いずれの白濁も室温において数時間放置することにより、白濁は消滅して透明となった。
大気圧下における、被着体への積層フィルムの貼合では、印刷段差の高さが50μmの場合、実施例1〜3において、印刷段差の部分に気泡が入ることなく貼合することができた。
しかし、比較例1〜9では、印刷段差の部分に気泡が入ってしまった。これは、比較例1〜9では、貯蔵弾性率が高いため、樹脂が硬くなり、被着体に存在する印刷段差への追従性が悪いためであると考えられる。
このことから、印刷段差の高さが50μmを超える場合には、実施例1〜3において段差を有する被着体に貼合するときの光硬化性樹脂層である、UV未照射の光硬化性樹脂の塗布層(光照射による重合反応及び養生による架橋反応をさせて得られる光硬化性樹脂層ではない。)の貯蔵弾性率G’を、9×104Pa以下とすることが好ましい。
表2に示すように、印刷段差の高さが50μmの場合、実施例1〜3と、比較例1〜9との対比から分かるように、実施例1〜3に該当するとおり、段差に貼合するときの光硬化性樹脂層である、UV未照射の積層フィルムにおける光硬化性樹脂層の弾性率(単位Pa)は、1×104Pa以上かつ9×104Pa未満であることが好ましい。また、このような積層フィルムを得るため、1Hzでの貯蔵弾性率(G’)が1×104Pa以上かつ9×104Pa未満である光硬化性樹脂組成物を調製して塗布することが好ましい。
本願発明の光硬化性樹脂組成物、及びそれを用いた積層フィルムを使用することにより、被着体に印刷段差があっても、印刷段差の部分に気泡が入ることなく貼合することができる。
Claims (3)
- 表面に段差を有する被着体に、前記段差を埋めるために用いる光硬化性樹脂層が積層された積層フィルムを貼合してなる積層体の製造方法であって、少なくとも、次の工程(1)〜(5)
(1)(A)酸価が0〜33であるアクリル系樹脂からなる主剤ポリマーを準備する工程、
(2)前記主剤ポリマーの100重量部に対して、(B)ヒドロキシル基含有の(メタ)アクリレートのモノマーの少なくとも1種類が5〜10重量部と、(C)光重合開始剤が0.5〜1重量部と、(D)2官能性の架橋剤を、ポリマーの架橋点に対して0.1当量以下となる0.2〜0.8重量部と、を含有させて、24℃、1Hzでの貯蔵弾性率(G’)が1×104Pa以上かつ9×104Pa未満である光硬化性樹脂組成物を調製する工程、
(3)基材またはセパレーターの片面に、前記光硬化性樹脂組成物を塗布した後、加熱乾燥して、光硬化性樹脂層の固化層が形成された積層フィルムを作製する工程、
(4)前記の表面に段差を有する被着体に、前記光硬化性樹脂層の固化層を介して前記積層フィルムを貼合する工程、
(5)前記基材またはセパレーターの上から、光照射による重合反応及び養生による架橋反応をさせて前記光硬化性樹脂層の固化層を硬化させる工程、
を、(1)〜(5)の順番に経て製造することを特徴とする積層体の製造方法。 - 請求項1に記載の製造方法により得られた、表面に段差を有する被着体に、前記段差を埋めるために用いる光硬化性樹脂層が積層された積層フィルムを貼合してなる積層体。
- 前記被着体が、ディスプレイに用いる光学部材である、請求項2に記載の積層体。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012211965A JP5859942B2 (ja) | 2012-09-26 | 2012-09-26 | 積層体の製造方法 |
KR20130093568A KR101488274B1 (ko) | 2012-09-26 | 2013-08-07 | 적층체의 제조 방법 및 적층체 |
TW102128207A TWI522243B (zh) | 2012-09-26 | 2013-08-07 | 層疊體製造方法及層疊體 |
CN201310342667.5A CN103660513B (zh) | 2012-09-26 | 2013-08-08 | 层叠体的制造方法和层叠体 |
CN201510321325.4A CN104893595B (zh) | 2012-09-26 | 2013-08-08 | 层叠体的制造方法和层叠体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012211965A JP5859942B2 (ja) | 2012-09-26 | 2012-09-26 | 積層体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014065207A true JP2014065207A (ja) | 2014-04-17 |
JP5859942B2 JP5859942B2 (ja) | 2016-02-16 |
Family
ID=50299866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012211965A Active JP5859942B2 (ja) | 2012-09-26 | 2012-09-26 | 積層体の製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5859942B2 (ja) |
KR (1) | KR101488274B1 (ja) |
CN (2) | CN104893595B (ja) |
TW (1) | TWI522243B (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6599699B2 (ja) | 2014-12-26 | 2019-10-30 | 日東電工株式会社 | 触媒作用を介して結合した空隙構造フィルムおよびその製造方法 |
JP6612563B2 (ja) | 2014-12-26 | 2019-11-27 | 日東電工株式会社 | シリコーン多孔体およびその製造方法 |
JP6563750B2 (ja) | 2014-12-26 | 2019-08-21 | 日東電工株式会社 | 塗料およびその製造方法 |
JP6604781B2 (ja) | 2014-12-26 | 2019-11-13 | 日東電工株式会社 | 積層フィルムロールおよびその製造方法 |
JP6583991B2 (ja) * | 2015-05-18 | 2019-10-02 | 藤森工業株式会社 | 接着性樹脂層及び接着性樹脂フィルム |
JP6713872B2 (ja) | 2015-07-31 | 2020-06-24 | 日東電工株式会社 | 積層フィルム、積層フィルムの製造方法、光学部材、画像表示装置、光学部材の製造方法および画像表示装置の製造方法 |
JP6713871B2 (ja) | 2015-07-31 | 2020-06-24 | 日東電工株式会社 | 光学積層体、光学積層体の製造方法、光学部材、画像表示装置、光学部材の製造方法および画像表示装置の製造方法 |
JP6892744B2 (ja) | 2015-08-24 | 2021-06-23 | 日東電工株式会社 | 積層光学フィルム、積層光学フィルムの製造方法、光学部材、および画像表示装置 |
JP7152130B2 (ja) | 2015-09-07 | 2022-10-12 | 日東電工株式会社 | 低屈折率層、積層フィルム、低屈折率層の製造方法、積層フィルムの製造方法、光学部材および画像表示装置 |
JP6615597B2 (ja) * | 2015-12-15 | 2019-12-04 | 住友化学株式会社 | 粘着剤組成物 |
US20210129577A1 (en) * | 2016-12-29 | 2021-05-06 | 3M Innovative Properties Company | Decorative sheet |
US11945984B2 (en) | 2017-09-28 | 2024-04-02 | Nitto Denko Corporation | Reinforcing film |
JP7450635B2 (ja) * | 2019-03-22 | 2024-03-15 | エルジー・ケム・リミテッド | ポリオレフィン分離膜及びその製造方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020176038A1 (en) * | 2001-04-16 | 2002-11-28 | Noriko Watanabe | Curable pressure-sensitive adhesive sheet, multi-layer sheet and liquid crystal display device |
US20060057368A1 (en) * | 2004-09-16 | 2006-03-16 | Natsuki Kobayashi | Pressure-sensitive adhesive compositions, pressure-sensitive adhesive sheets and surface protecting films |
JP2008297557A (ja) * | 2008-07-28 | 2008-12-11 | Nitto Denko Corp | 放射線硬化型粘着シート、及び、放射線硬化型粘着シートの使用方法 |
JP2009242786A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-22 | Nitto Denko Corp | 光学部材用粘着剤組成物、光学部材用粘着剤層、粘着型光学部材、透明導電性積層体、タッチパネルおよび画像表示装置 |
JP2010106281A (ja) * | 2004-09-16 | 2010-05-13 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物、粘着シート類、および表面保護フィルム |
JP2010275373A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Toagosei Co Ltd | 光学フィルム又はシート用活性エネルギー線硬化型組成物及び活性エネルギー線硬化型粘接着フィルム又はシート |
JP2011079931A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 粘着剤組成物の製造方法、粘着フィルムの製造方法、粘着剤用原料組成物及び粘着フィルム |
WO2011058904A1 (ja) * | 2009-11-13 | 2011-05-19 | 日本ゼオン株式会社 | 光学部材、製造方法、偏光板複合体及び液晶表示装置 |
JP2011162659A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 粘着剤組成物、粘着フィルム、粘着剤組成物の製造方法及び粘着フィルムの製造方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8916335B2 (en) * | 2003-10-07 | 2014-12-23 | Bridgestone Corporation | Photo-curable transfer sheet, process for the preparation of optical information recording medium using the sheet, and optical information recording medium |
JP2007094191A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Dainippon Printing Co Ltd | フラットディスプレイ用耐衝撃吸収材、プラズマディスプレイ用光学フィルタ、プラズマディスプレイパネル、及びフラットディスプレイ用耐衝撃吸収材の製造方法 |
KR20080100720A (ko) * | 2007-05-14 | 2008-11-19 | 동우 화인켐 주식회사 | 착색 감광성 수지 조성물, 컬러필터 및 이를 구비한액정표시장치 |
KR20110002857A (ko) * | 2008-04-11 | 2011-01-10 | 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 | 투명 접착 시트 및 이를 포함하는 이미지 디스플레이 소자 |
JP4800363B2 (ja) * | 2008-09-26 | 2011-10-26 | 日東電工株式会社 | 光学部材貼り合わせ用粘着シート |
CN102792218B (zh) * | 2010-03-09 | 2016-02-03 | 3M创新有限公司 | 用于粘合显示面板的热活化光学透明粘合剂 |
JP5406161B2 (ja) * | 2010-10-20 | 2014-02-05 | アルプス電気株式会社 | 入力装置及び入力装置の製造方法 |
-
2012
- 2012-09-26 JP JP2012211965A patent/JP5859942B2/ja active Active
-
2013
- 2013-08-07 KR KR20130093568A patent/KR101488274B1/ko active IP Right Grant
- 2013-08-07 TW TW102128207A patent/TWI522243B/zh active
- 2013-08-08 CN CN201510321325.4A patent/CN104893595B/zh active Active
- 2013-08-08 CN CN201310342667.5A patent/CN103660513B/zh active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020176038A1 (en) * | 2001-04-16 | 2002-11-28 | Noriko Watanabe | Curable pressure-sensitive adhesive sheet, multi-layer sheet and liquid crystal display device |
US20060057368A1 (en) * | 2004-09-16 | 2006-03-16 | Natsuki Kobayashi | Pressure-sensitive adhesive compositions, pressure-sensitive adhesive sheets and surface protecting films |
JP2010106281A (ja) * | 2004-09-16 | 2010-05-13 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物、粘着シート類、および表面保護フィルム |
JP2009242786A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-22 | Nitto Denko Corp | 光学部材用粘着剤組成物、光学部材用粘着剤層、粘着型光学部材、透明導電性積層体、タッチパネルおよび画像表示装置 |
JP2008297557A (ja) * | 2008-07-28 | 2008-12-11 | Nitto Denko Corp | 放射線硬化型粘着シート、及び、放射線硬化型粘着シートの使用方法 |
JP2010275373A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Toagosei Co Ltd | 光学フィルム又はシート用活性エネルギー線硬化型組成物及び活性エネルギー線硬化型粘接着フィルム又はシート |
JP2011079931A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 粘着剤組成物の製造方法、粘着フィルムの製造方法、粘着剤用原料組成物及び粘着フィルム |
WO2011058904A1 (ja) * | 2009-11-13 | 2011-05-19 | 日本ゼオン株式会社 | 光学部材、製造方法、偏光板複合体及び液晶表示装置 |
JP2011162659A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 粘着剤組成物、粘着フィルム、粘着剤組成物の製造方法及び粘着フィルムの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR101488274B1 (ko) | 2015-01-30 |
TW201412545A (zh) | 2014-04-01 |
KR20140040625A (ko) | 2014-04-03 |
CN104893595A (zh) | 2015-09-09 |
JP5859942B2 (ja) | 2016-02-16 |
TWI522243B (zh) | 2016-02-21 |
CN103660513B (zh) | 2016-08-24 |
CN104893595B (zh) | 2017-05-03 |
CN103660513A (zh) | 2014-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5859942B2 (ja) | 積層体の製造方法 | |
JP5322968B2 (ja) | 粘着剤組成物、粘着フィルム、粘着剤組成物の製造方法及び粘着フィルムの製造方法 | |
JP6848933B2 (ja) | 紫外線硬化型画像表示装置構成部材用粘着剤組成物、及び、紫外線硬化型画像表示装置構成部材用透明両面粘着シート | |
JP4937327B2 (ja) | 粘着剤組成物の製造方法、粘着フィルムの製造方法、粘着剤用原料組成物及び粘着フィルム | |
TWI625244B (zh) | 附雙面黏著劑之光學薄膜、及使用其之圖像顯示裝置之製造方法 | |
JP6065002B2 (ja) | 画像表示装置用粘着シート、画像表示装置の製造方法及び画像表示装置 | |
JP6104706B2 (ja) | 粘着シートおよび積層体 | |
JP6340765B2 (ja) | 両面粘着シートおよび画像表示装置 | |
JP6479856B2 (ja) | 粘着シート及びその製造方法、並びにそれを使用した光学部材の製造方法 | |
KR101386936B1 (ko) | 점착제 조성물의 제조 방법, 점착제 조성물, 이를 이용한 점착 테이프 | |
JP6525726B2 (ja) | 粘着シートおよび表示体 | |
TWI612119B (zh) | 透明黏著薄片用光硬化性組成物,使用該組成物之黏著薄片及其用途 | |
JP2011038021A (ja) | 粘着剤組成物の製造方法、粘着フィルムの製造方法、粘着剤用原料組成物及び粘着フィルム | |
JP5945000B2 (ja) | 再剥離性を備えた両面粘着シート及びその再剥離方法 | |
WO2014156641A1 (ja) | 粘着剤およびそれを用いた画像表示装置 | |
JP5473509B2 (ja) | 耐湿熱性の粘着フィルム | |
JP2015218324A (ja) | 光学機能材料用アクリル系粘着剤組成物、粘着剤、粘着剤シート、表示装置及び表示装置の製造方法 | |
JP2017179230A (ja) | 光学用透明粘着シート | |
JP5886886B2 (ja) | 粘着フィルム | |
JP2015160865A (ja) | 画像表示装置用粘着シート、画像表示装置の製造方法及び画像表示装置 | |
JP5886905B2 (ja) | 粘着剤組成物の製造方法、粘着フィルムの製造方法、粘着剤用原料組成物及び粘着フィルム | |
KR20120137780A (ko) | 광학용 점착제 조성물 및 이를 포함하는 점착 시트 | |
TWI751244B (zh) | 無溶劑型黏著性組合物、黏著板片以及顯示體 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150218 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20150224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150522 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20150525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150602 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150915 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5859942 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |