JP2014064919A - 洗濯物処理装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯物処理装置の制御方法を提供する。
【解決手段】この洗濯物処理装置の制御方法において、ドラムが第1回転速度に加速してから第2回転速度に減速するように制御される。前記第1回転速度に加速してから前記第2回転速度に減速するのにかかった時間である減速時間が測定され、前記減速時間に基づいて脱水率及び含水率の少なくとも一方が測定される。前記脱水率及び前記含水率の少なくとも一方に基づいて、前記洗濯物が含水泡を含んでいるか否かが判断される。前記洗濯物が含水泡を含んでいるか否かの判断に基づいて前記洗濯物の脱水が制御される。
【選択図】図3

Description

本発明は、洗濯物処理装置の制御方法に関する。
通常、洗濯物処理装置は、洗濯物を処理する機能によって洗濯機と乾燥機とに区別されている。洗濯機は、洗濯水を用いて洗濯物の汚れを除去する洗濯行程を行い、乾燥機は、洗濯物に含まれた水分を除去する乾燥行程を行う。最近では、洗濯機及び乾燥機を統合した乾燥機兼用洗濯機も開発されている。
さらに、洗濯物処理装置は、洗濯物を投入する投入口がキャビネットの上部に設けられているトップローディング方式と、洗濯物を投入する投入口がキャビネットの前面(または側面)に設けられているフロントローディング方式とに区別してもよい。
トップローディング方式の洗濯機は、外観を形成するキャビネット、該キャビネットの内部に設けられたドラム及びタブを備えている。ここで、トップローディング方式の洗濯機は、ドラム及びタブが地面に垂直に設けられており、ドラムは、地面に垂直な方向の回転軸を中心にして回転する。なお、キャビネットの上部には、洗濯物を投入するための洗濯物投入口、及び該洗濯物投入口を開閉するドアが設けられている。
一側面において、洗濯物処理装置の制御方法は、ドラムを第1回転速度に加速させる制御、前記第1回転速度から第2回転速度に減速させ制御を含む。前記制御方法は、また、ドラムが第1回転速度に加速してから第2回転速度に減速するのにかかる減速時間を測定し、ドラムが第1回転速度に加速してから第2回転速度に減速するのにかかる前記減速時間に基づいて、ドラム中に収容された洗濯物の脱水率及び含水率の少なくとも一方を測定することを含む。前記制御方法は、前記脱水率及び前記含水率の少なくとも一方に基づいて、前記洗濯物が含水泡を含んでいるか否かを判断し、前記洗濯物が含水泡を含んでいるか否かの判断に基づいて洗濯物の脱水行程を制御することをさらに含む。
実施例は、次の特徴の一つ以上を含んでもよい。例えば、前記制御方法は、ドラムが第1回転速度に加速してから第2回転速度に減速するのにかかる前記減速時間に基づいて前記脱水率を判断し、前記脱水率を基準脱水率と比較し、比較結果に基づいて前記脱水率が基準脱水率に達したことを判断してもよい。この例では、前記制御方法は、前記脱水率が基準脱水率に達したことを判断した結果に基づいて、前記洗濯物が含水泡を含んでいないことを判断し、前記洗濯物が含水泡を含んでいないことを判断した結果に基づいて脱水行程を行うことを含むとよい。
いくつかの例において、本発明制御方法は、ドラム中に水がない状態でドラム中収容された衣類の量を測定し、ドラムを基準RPMに加速させた状態で慣性値を測定し、前記衣類の量と前記慣性値に基づいて脱水率を計算してもよい。かかる例では、前記制御方法は、衣類の汚染物質を除去するための洗い行程前に衣類の量を測定することを含むとよい。また、かかる例で、前記制御方法は、前記ドラムを前記第1回転速度から前記第2回転速度に減速させるのにかかる時間である初期布量減速時間を測定し、前記初期布量減速時間に基づいてドラム中の布量を設定することを含んでもよい。
いくつかの実施において、前記制御方法は、衣類の洗剤を除去するすすぎ行程の排水段階が終わった後、ドラム中の第1脱水布量を測定することを含んでもよい。かかる例では、前記制御方法は、前記ドラムを前記第1回転速度から前記第2回転速度に減速させるのにかかる時間である第1脱水布量減速時間を測定し、前記第1脱水布量減速時間に基づいてドラム中の第1脱水布量を設定することを含んでもよい。
前記制御方法は、すすぎ行程の完了した洗濯物が収容されているドラムを第1RPM以上に加速させ、前記第1RPMから第2RPMへと前記ドラムを減速させるのにかかる時間である基準減速時間を測定することを含んでもよい。前記制御方法はまた、前記基準減速時間に基づいて前記洗濯物の慣性値を設定することを含んでもよい。
いくつかの例において、前記制御方法は、前記ドラムが前記第1回転速度に加速してから前記第2回転速度に減速するのにかかる前記減速時間に基づいて、前記ドラム中に収容された洗濯物の含水率を測定し、前記含水率を基準含水率と比較し、比較結果に基づいて、前記含水率が基準含水率に達していないことを判断することを含んでもよい。前記制御方法は、前記含水率が基準含水率に達していないことを判断した結果に基づいて、前記ドラム中に収容された前記洗濯物が含水泡を含んでいないことを判断し、前記ドラム中に収容された前記洗濯物が含水泡を含んでいないことを判断した結果に基づいて脱水行程を行うことを含んでもよい。
いくつかの実施において、前記制御方法は、ドラム中の衣類の汚染物質を除去する洗い行程前にドラム内の初期布量を判断し、衣類から洗剤を除去するすすぎ行程の排水段階が終了した後に第1脱水布量を測定し、前記初期布量及び前記第1脱水布量を用いて前記含水率を計算してもよい。かかる例で、前記制御方法は、前記ドラムが前記第1回転速度から前記第2回転速度に減速するのにかかる時間である初期布量減速時間を測定し、前記初期布量減速時間に基づいて前記初期布量を設定することを含んでもよい。また、かかる実施例では、前記制御方法は、前記ドラムが前記第1回転速度から前記第2回転速度に減速するのにかかる時間である第1脱水布量減速時間を測定し、前記第1脱水布量減速時間に基づいて第1脱水布量を設定することを含んでもよい。
いくつかの例において、前記制御方法は、衣類の洗剤を除去するすすぎ行程の排水段階が終了した後、ドラム中の第1脱水布量を測定し、前記ドラムを基準RPMに加速させた後に第2脱水布量を測定し、前記第1脱水布量及び前記第2脱水布量に基づいて含水率を計算することを含んでもよい。かかる実施例では、前記制御方法は、前記ドラムが前記第1回転速度から前記第2回転速度に減速するのにかかる減速時間に基づいて第1脱水布量及び第2脱水布量を設定することを含んでもよい。
さらに、前記脱水率を複数個の脱水率区間に分け、前記脱水率区間によってドラムの回転速度を異ならせるとよく、前記制御方法は、複数個の脱水率区間のうち、ドラム中に収容された衣類の脱水率によって脱水率区間を判断し、判断された脱水率区間に該当するドラムの回転速度に脱水行程を行うことを含んでもよい。かかる例では、ドラムの回転速度は脱水率に比例して決定される。
いくつかの実施において、前記制御方法は、洗濯物処理装置の前記ドラム中に収容された衣類の脱水率を判断し、前記脱水率を基準脱水率と比較し、比較結果に基づいて、前記脱水率が基準脱水率を満たさないことを判断することを含んでもよい。かかる例で、本発明の制御方法は、前記脱水率が基準脱水率に達していないことを判断した結果に基づいて、ドラム中に収容された衣類が含水泡を含んでいることを判断し、含水泡を直接除去する過程を行うことを含んでもよい。
いくつかの例において、前記制御方法は、前記脱水率が基準脱水率に達していないと判断される判断回数をカウントし、前記判断回数を基準回数と比較し、比較した結果に基づいて、前記判断回数が基準回数に達したか否かを判断してもよい。かかる実施例で、前記判断回数が基準回数に達したことを判断される結果に基づいて脱水行程を終了し、基準回数に達していない場合に、含水泡をドラムから除去する過程を反復し、脱水率を判断することを反復してもよい。また、かかる実施例で、前記ドラムから前記含水泡を除去する行程は、前記ドラム中の洗濯物を解すために前記ドラムを正回転及び逆回転のいずれか一方を少なくとも1回行うことを含んでもよい。かかる例では、前記ドラムから前記含水泡を除去する行程はまた、衣類を解すためにドラムの正回転及び逆回転の少なくとも一方を少なくとも1回行う前にタブに洗濯水を供給してもよい。
本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の斜視図である。 本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の側面図である。 本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の制御方法において含水泡判断段階を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の制御方法において脱水率判断段階を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の制御方法においてドラムの回転速度の変化を示すグラフである。
以下に説明される洗濯物処理装置は、脱水機能を有するいかなる洗濯装置にも適用可能である。本発明の洗濯物処理装置は、洗濯物を投入する投入口がキャビネットの上部に設けられているトップローディング方式、洗濯物を投入する投入口がキャビネットの前面(または側面)に設けられているフロントローディング方式のいずれにも適用可能である。
以下では本発明の洗濯物処理装置がトップローディング方式の洗濯機を基準にして説明されるが、フロントローディング方式の洗濯機はもとより、脱水機能のみを有する脱水機または脱水機能を有する乾燥機などを含め、脱水機能を有する洗濯物処理装置のいずれにも同様の適用が可能である。
図1及び図2を参照すると、本発明の一実施例に係る洗濯機100は、筐体を形成するキャビネット110を備えている。また、該キャビネット110の内部には、洗濯水を貯留するタブ120が設けられている。なお、該タブ120の内部には、多数の通孔を有するドラム130が回転可能に設けられている。また、タブ120の底面にはドラム130を回転させる駆動モーター140が設けられている。このタブ120は懸架装置150によりキャビネット110に支持されている。
なお、キャビネット110は、上部が開口した下部キャビネット112と、該下部キャビネット112の開口した上部に結合されたトップカバー111を備えている。
下部キャビネット112は、側面パネル116、前面パネル117、ベース113及び後面パネル119を備えている。ここで、側面パネル116、前面パネル117、ベース113及び後面パネル119は一体に形成されているとよい。
トップカバー111は、下部キャビネット112の開口した上部に結合されて、タブ120及びドラム130を有する閉鎖空間を形成する。トップカバー111には、洗濯物を投入するための洗濯物投入口が設けられている。また、トップカバー111には洗濯物投入口を開閉するドア115が取り付けられている。また、トップカバー111の一側には、洗濯行程などを入力するためのコントロールパネル180が設けられている。使用者はコントロールパネル180を用いて洗濯機を制御すればよい。すなわち、使用者は、コントロールパネル180に設けられた入力部を介して洗濯行程を選択したり、洗濯行程の開始及び終了、洗濯機の駆動を制御したりできる。一方、キャビネット110のベース113にはキャビネット110を支持するレッグ170が設けられている。レッグ170はベース113の下面に設けられるとよい。
図3を参照すると、洗濯機の制御方法は、洗剤などを使って汚れた洗濯物を洗う洗い行程(S20)を含んでいる。また、洗い行程(S20)が完了した洗濯物から洗剤などを除去するすすぎ行程(S30)を含んでいる。また、すすぎ行程(S30)が完了した洗濯物から水分を除去する脱水行程(S40)を含んでいる。さらに、洗い行程(S20)を行う前にドラム中の洗濯物量(以下、布量(amount of laundry))を感知する基礎布量感知段階(S10)を含んでいる。
洗い行程(S20)は、洗濯水を使って汚れた洗濯物から汚染物質を除去する行程である。具体的に、洗い行程(S20)は、給水段階(S21)、洗い段階(S22)及び排水段階(S23)を含んでいる。給水段階(S21)は、給水源から洗濯水を取り込んでタブに洗濯水を供給する段階である。洗い段階(S22)は、ドラムを回転させて洗濯物から汚染物質を除去する段階である。洗い段階(S22)でドラムは正回転または逆回転をしつつ洗濯物から汚れを落とすことができる。なお、洗い段階(S22)で洗剤などがドラム中に供給されるとよく、該洗剤などは洗濯物から汚染物質を分離させる機能を担う。洗い段階(S22)が終了すると、洗濯水を洗濯機の外部に排出する排水段階(S23)が行われる。排水段階(S23)では排水ポンプを用いてタブ中の洗濯水を外部に排出するとよい。洗い行程(S20)において、給水段階(S21)、洗い段階(S22)及び排水段階(S23)は1回以上行われればよい。布量または洗濯物の汚染の度合に基づいて給水段階(S21)、洗い段階(S22)及び排水段階(S23)の繰返し回数が可変してもよい。
すすぎ行程(S30)は、洗い行程(S20)済みの洗濯物から洗剤と汚染物質を除去する行程である。具体的に、すすぎ行程(S30)は、給水段階(S31)、すすぎ段階(S32)及び排水段階(S33)を含んでいる。給水段階(S31)では、給水源から洗濯水を取り込んでタブに洗濯水を供給する段階である。すすぎ段階(S32)は、ドラムを回転させて洗濯物から洗剤と汚染物質を除去する段階である。すすぎ段階(S32)においてドラムは正回転または逆回転をしつつ洗濯物から洗剤と汚染物質を分離することができる。なお、すすぎ段階(S32)で柔軟剤などがドラム中に供給されてもよく、この柔軟剤などは、洗濯物への静電気発生を防止し且つ洗濯物をソフトにする機能を担う。すすぎ段階(S32)が終了すると、洗濯水を洗濯機の外部に排出する排水段階(S33)が行われる。排水段階(S33)では排水ポンプを用いてタブ中の洗濯水を外部に排出するとよい。このすすぎ行程(S30)において給水段階(S31)、すすぎ段階(S32)及び排水段階(S33)は1回以上行われればよい。布量または洗濯物の汚染の度合に基づいて給水段階(S31)、すすぎ段階(S32)及び排水段階(S33)の繰返し回数が可変してもよい。
脱水行程(S40)は、洗濯物から水分を除去する行程である。脱水行程(S40)ではドラムを高速で回転させ、遠心力を用いて洗濯物から水分を除去する。脱水行程(S40)の詳細は後述する。
さらに、使用者がコントロールパネル180を用いて洗濯コースなどを選択し、洗い行程(S10)が行われる前にドラム130中の布量を感知する布量感知段階(S10)が行われるとよい。または、布量感知段階(S10)は、すすぎ行程(S30)の排水段階(S33)の終了後に行われてもよい。
布量感知段階(S10)は、ドラム130中の布量を感知する段階である。ここで、布量を感知する方法には様々なものがある。
布量を感知する方法としては、大きく、慣性の大きさを用いて布量を感知する方法、及び電極センサーを用いて布量を感知する方法がある。
慣性の大きさを利用する方法は、ドラム130中の布量が多いほど慣性が大きくなり、慣性が大きいほど、ドラム130を加速させたり減速させるのにかかる電力または電流が大きくなり、ドラム130を加速させたり減速させるのにかかる時間が増加するということに着目している。
慣性の大きさを利用する方法の一例として、ドラム130を一定速度に加速させるのにかかる所要の時間を測定する。ドラム130中の布量が多い場合は、ドラム130が一定速度に到達するまでに長い時間がかかり、布量が少ない場合は、ドラム130が一定速度に到達するまでに短い時間がかかるだろう。この所要の時間と布量との相関関係は、洗濯機の制御部またはメモリーにテーブルとして格納しておくとよい。
他の例として、ドラム130を一定の加速度に加速させるのにかかる電流量を測定してもよい。このとき、電流量は一定時間測定されるとよい。ドラム130中の布量が多い場合は、ドラム130を一定の加速度に加速させるのに多い電力量が消費され、布量が少ない場合は、小さい電力量が消費される。この消費される電力量と布量との相関関係は、洗濯機の制御部またはメモリーにテーブルとして格納しておくとよい。
上述した例の他にも、ドラム130を一定速度に一定時間維持させるのに消費される電流量や、ドラム130を一定速度に加速させた後、一定速度以下に減速させるのにかかる時間または停止させるのにかかる時間を用いて布量を測定してもよい。
電極センサーを利用する方法は、大韓民国特許出願第10−2006−0034062号、第10−2006−0034064号、第10−2006−0022301号公報の他、多数の公知技術によって布量を測定すればよい。
一方、防水機能を有する織物製の洗濯物を洗濯するとき、洗濯物の内部に洗濯水が溜まる場合がある。洗濯過程で洗濯物中にしみ込んだ洗濯水は脱水行程(S40)で排出されるべきであるが、洗濯物の防水機能により、脱水行程(S40)で洗濯水が洗濯物中にそのまま滞留することがある。すなわち、風船内に水を入れた場合のように、防水機能の洗濯物が風船の機能をしてしまい、洗濯物内の洗濯水が外部に抜けない場合がある(以下では、洗濯水が洗濯物の内部に溜まっている状態を「水風船」または「含水泡(water−filled laundry)」という)。特に、脱水行程(S40)において、含水泡を有する洗濯物が収容されたドラム130を高速で回転させると、一瞬にして含水泡が消えながらドラム130中の洗濯物に偏心が発生する。初期脱水過程で偏心を感知する時、含水泡を含んでいる状態でドラム130の偏心を測定し、偏心を除去する過程が行われる。このような偏心除去過程においても含水泡が解消されないで脱水が進行されることがある。すなわち、洗濯機の制御部は、含水泡が含まれている場合を偏心のない状態と認識した上で脱水を進行することがある。この状態で脱水が進行され、脱水の進行中に含水泡が除去されると、除去された含水泡により洗濯物に偏心が発生する。含水泡の除去により発生した偏心は、ドラム130の回転過程に振動及び騒音を発生させる。このような振動によりドラム130がタブ120と衝突することがある。特に、ドラム130が高速で回転する脱水過程中に発生した偏心については、その偏心量が小さくても、高速で回転するドラム130によりドラム130とタブ120との衝撃量が増加することがあり、この衝撃量により、トップカバーに設けられたドアが分離されたり、トップカバーがキャビネットから分離されたりする危険がある。
本発明では、脱水行程(S40)において、上述した含水泡の量を感知し、含水泡の解消により発生する偏心及び振動を防止する洗濯機の制御方法を提供する。
図4を参照すると、本発明の一実施例に係る洗濯機の制御方法において、脱水行程(S40)は、洗濯物が含水泡を含んでいるか否かを判断する含水泡判断段階(S45)を有している。また、含水泡判断段階(S45)で、含水泡が存在しないと判断されると、ドラムを回転させて脱水を進行する脱水段階(S47)を有している。上記含水泡判断段階(S45)で、洗濯物が含水泡を含んでいると判断されると、エラーメッセージ表示(S46)後に脱水行程(S40)を終了したり、又は、含水泡除去段階(S44)を行っている。
上記含水泡判断段階(S45)は、脱水行程(S40)の初期に行われ、洗濯物の内部に含水泡が存在するか否か判断する。
図5を参照すると、上記含水泡判断段階(S45)は、脱水率判断段階(S460)を含んでいる。この脱水率判断段階(S460)は、洗濯物の脱水率Rsを判断し、脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも高いと、洗濯物が含水泡を含んでいないと判断し、脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも低いと、含水泡を含んでいると判断する。この時、脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも低いと、含水泡除去段階(S44)を行ったり、エラーメッセージを表示(S46)したのち脱水行程(S40)を終了する。また、脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも高いと、脱水段階(S47)を行う。
脱水率判断段階(S460)では、洗濯物の脱水率Rsに基づいて含水泡の存在有無を判断する。脱水率Rsは、特定状況における洗濯物の基礎布量I0と、基準RPM(Rf、reference RPM)にドラムを加速させて洗濯物の水分を除去した状態で測定した洗濯物の基準慣性値Ifとの比(ratio)と定義される。
すなわち、脱水率Rs=D0/Ifである。
脱水率Rsを定性的に説明すれば、洗濯物の含水量を特定基準に固定した状態における布量である基礎布量I0と、ドラムを基準RPM(Rf)に加速させて洗濯物の水分を除去した状態における洗濯物の慣性値である基準慣性値Ifとの比率になる。ドラムを基準RPM(Rf)に加速させると、ドラム中の洗濯物の水分はこの基準RPMの速度に比例して除去される。このとき、基準RPMが高いほど、除去される水分の量は多くなり、基準RPMが低いほど、除去される水分の量は少なくなる。好ましくは、ドラムを基準RPMに加速させて洗濯物の水分を一定量除去するとよい。この脱水率Rsが高いほど、含水泡を含んでいない確率が高く、脱水率Rsが低いほど、含水泡を含んでいる確率が高い。すなわち、脱水率Rsが高いということは、Rfに加速しながら洗濯物中の水分が多く除去された意味と解釈し、脱水率Rsが低いということは、Rfに加速しながら洗濯物の水分が少なく除去された意味と解釈すればよい。含水泡を含む場合に、Rfにドラムが加速した後にも含水泡が除去されなかったとすれば、含水泡の重さまたは慣性により、基準慣性値Ifは、含水泡を含まない場合に比べて高く測定される。そのため、脱水率Rsは低く測定される。
逆に、含水泡を含まない場合は、Rfにドラムが加速しながら水分が一定量除去されたため、基準慣性値Ifは低く測定される。そのため、脱水率は高く測定される。
基礎布量I0は、Rfにドラムを加速させる前に測定される布量で、特定環境で測定される布量を意味し、基礎布量感知段階(S10)で感知すればよい。
基礎布量I0は、洗い行程(S20)前に測定される初期布量D0であってよい。この場合、基礎布量感知段階(S10)は洗い行程(S20)前に行われる。基礎布量I0として初期布量D0を用いる場合において、特定環境とは、洗濯物が洗濯水に濡れていない環境を意味する。通常、使用者は衣類のような洗濯物を着用した後すぐに洗濯を行うから、洗濯物は水に濡れていない状態、すなわち、乾燥した状態でドラム中に投入される。そのため、基礎布量感知段階(S10)で測定される初期布量D0は乾燥布量となる。したがって、基礎布量I0として、洗濯水に濡れていない洗濯物の乾燥布量である初期布量D0を用いることができる。
または、基礎布量I0は、すすぎ行程(S30)において排水段階(S33)が終了した後に測定した第1脱水布量W1であってもよい。この場合、基礎布量感知段階(S10)は、すすぎ行程(S30)における排水段階(S33)の終了後に行われる第1脱水布量感知段階でよい。基礎布量I0として第1脱水布量W1を用いる場合において、特定環境とは、洗濯物が洗濯水に充分に濡れた環境を意味する。すすぎ行程(S30)において給水段階(S31)とすすぎ段階(S32)を経ると、洗濯物は洗濯水に充分に濡れた状態となる。この状態で排水段階(S33)を行ってタブ120中の洗濯水を排出すると、洗濯水に充分に濡れている洗濯物が残る。この状態で洗濯物はそれ以上洗濯水を吸収できない過飽和状態となる。そのため、すすぎ行程(S30)の排水段階(S33)が終了した後に測定される第1脱水布量W1は、過飽和布量となる。したがって、基礎布量I0として、洗濯水を過飽和状態に含有している洗濯物の布量である第1脱水布量W1を用いることができる。
一方、本発明の一実施例に係る洗濯機制御方法の脱水行程(S40)において、含水泡判断段階(S45)は含水率判断段階(S450)を含んでもよい。
含水率Rwの高い高含水布は、洗濯物が水分を含有できる度合が相対的に高い洗濯物を意味する。高含水布としては、手拭いなどのような、綿織物で作られた洗濯物が挙げられる。逆に、低含水布は、洗濯物が水分を含有できる度合が相対的に低い洗濯物を意味する。
含水率判断段階(S450)は、洗濯物が含水率Rwの低い低含水布であるか否かを判断する段階である。含水率判断段階(S450)で、洗濯物が基準含水率RWfよりも低い低含水布と判断された場合には、脱水段階(S47)を行う。また、含水率判断段階(S450)で、洗濯物が基準含水率RWfよりも高い高含水布と判断された場合には、脱水率判断段階(S460)を行う。しかし、これに限定されず、含水率判断段階(S450)は脱水率判断段階(S460)の後に行われてもよい。
洗濯物が含水泡を含んでいると、洗濯物の内部に形成された含水泡により、含水率Rwが高く測定され、含水泡を含んでいないと、含水率Rwが低く測定されるだろう。これにより、含水率Rwを用いて、洗濯物が含水泡を含んでいるか否かを判断することができる。
含水率判断段階(S450)で判断基準として用いられる含水率Rwは、洗濯物が水分を保持している度合を意味する。含水率Rwが高いほど、洗濯物は水分を吸収、保持している能力が高く、含水率Rwが低いほど、水分を吸収、保持している能力が低い。
含水率Rwは、初期布量D0と第1脱水布量W1との比率と定義できる。
すなわち、含水率Rw=W1/D0と定義できる。上述した通り、初期布量D0は、水分を含んでいない状態の乾燥布量を意味し、第1脱水布量W1は、すすぎ行程(S30)の排水段階(S33)が終了した後に洗濯物が洗濯水に充分に濡れている過飽和状態の布量を意味する。したがって、乾燥布量(すなわち、初期布量D0)に比べて第1脱水布量W1が高い場合に含水率Rwが高く、乾燥布量に比べて第1脱水布量W1が低い場合に含水率Rwが低い。手拭いのような洗濯物の含水率Rwが高い。または、綿製の下着も含水率Rwが高い。
上述した説明では含水率Rwを初期布量D0と第1脱水布量W1との比率と定義したが、洗濯物が水分を含有できる度合を測定できる数値であればいずれも利用可能である。後述するが、基準RPM(Rf)に加速させた後に第2脱水布量W2を測定してもよい。含水率Rwが高い場合に、基準RPMにドラムを加速させる過程で水分が多く除去されるので、第1脱水布量W1に比べて第2脱水布量W2が小さく測定される。含水率Rwが低い場合には、含水率Rwの高い洗濯物に比べて、第2脱水布量が相対的に大きく測定される。そのため、含水率Rwを、第1脱水布量W1と第2脱水布量W2との比率、または第1脱水布量W1と第2脱水布量W2との差値と第1脱水布量W1との比率と定義してもよい。すなわち、含水率Rw=第1脱水布量W1−第2脱水布量W2/第1脱水布量W1と定義してもよい。
すなわち、Rw=W1/W2、またはW1−W2/W1と定義できる。
このように、含水率Rwを定義できる数値は様々であり、洗濯物が水分を保持している能力を測定できるいかなる数値であってもよい。
上述したように、含水泡判断段階(S45)は脱水率判断段階(S460)または含水率判断段階(S450)を含んでいてもよく、好ましくは、脱水率判断段階(S460)、含水率判断段階(S450)両方を含んでいるとよい。
脱水率判断段階(S460)で脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも低い場合は、洗濯物が含水泡を含んでいる場合と判断でき、脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも高い場合は、洗濯物が含水泡を含んでいない場合と判断できる。
また、含水率判断段階(S450)で含水率Rwが基準含水率RWfよりも低い場合は、洗濯物が含水泡を含んでいない場合と判断でき、含水率Rwが基準含水率RWfよりも高い場合は、含水泡を含んでいる場合と判断できる。
含水泡判断段階(S45)が脱水率判断段階(S460)及び含水率判断段階(S450)の両方を含む場合には、脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも低く、且つ含水率Rwが基準含水率RWfよりも高い場合は、洗濯物が含水泡を含んでいる場合と判断できる。この場合、含水泡除去段階(S44)を行ったり、またはエラーメッセージ表示(S46)後に脱水行程(S40)を終了すればよい。
洗濯物の脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも高く、且つ含水率Rwが基準含水率RWfよりも高い場合は、洗濯物を手拭いのような高含水布と判断できる。この場合、脱水段階(S47)を行う。
また、洗濯物の脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも高く、且つ含水率Rwが基準含水率RWfよりも低い場合は、一般洗濯物と判断できる。この場合も、脱水段階(S47)を行う。
また、洗濯物の脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも低く、且つ含水率Rwが基準含水率RWfよりも低い場合は、防水機能を有するアウトドア衣類のような低含水布と判断できる。この場合も、脱水段階(S47)を行う。
含水泡判断段階(S45)は、含水率判断段階(S450)、脱水率判断段階(S460)の両方を含むことが好ましいか、必ずしもこれに限定されない。
一例として、手拭いを洗濯するタオルコースを別に備えており、使用者が手拭いのみをドラムに投入し、タオルコースを選択して洗濯する場合には、含水泡判断段階(S45)が含水率判断段階(S450)のみで構成されてもよい。また、アウトドア衣類のような低含水布を洗濯する防水布コースを別に備えている場合には、含水泡判断段階(S45)が脱水率判断段階(S460)のみで構成されてもよい。
図6に示すように、本発明の一実施例によれば、脱水率判断段階(S460)で脱水率Rsの範囲に従ってドラムの脱水回転速度を別々にして脱水を行うこともできる。
本発明の一実施例によれば、脱水率判断段階(S460)で脱水率Rsを少なくとも2区間に分け、各区間におけるドラムの回転速度を別々にして脱水を行う。
本発明の一実施例では、脱水率Rsを3個の区間に分けている。すなわち、脱水率Rsが第1脱水率Rsf1を超過する第1区間と、第2脱水率Rsf2超過第1脱水率Rsf1以下である第2区間と、第2脱水率Rsf2未満である第3区間とに区別している。
脱水率Rsが第1区間に該当すれば、洗濯物に含水泡が含まれていないと判断し、正常RPMであるR1でドラムを回転させて脱水段階(S471)を行う。例えば、ドラムの回転速度R1は800RPM以上でよく、最大1010RPMでよい。
脱水率Rsが第2区間に該当すれば、洗濯物に含水泡が含まれている可能性が多少存在したり或いは含水泡の大きさまたは量が少ないと判断し、上記正常RPMであるR1よりも低いRPMであるR2でドラムを回転させて脱水段階(S472)を行う。例えば、ドラムの回転速度R2は430RPM以上でよく、最大500RPMでよい。
脱水率Rsが第3区間に該当すれば、洗濯物に含水泡が含まれている可能性が高く、含水泡の大きさまたは量も多いと判断する。
脱水率Rsが第3区間に該当すれば、脱水率Rsが第3区間と判断された判断回数Nをカウントし(S463)、この判断回数Nが基準回数N0以上であれば、エラーメッセージを表示(S46)し、脱水行程(S40)を終了する。判断回数Nが基準回数N0未満であれば、含水泡除去段階(S44)を行い、再び脱水率判断段階(S460)に移行する。この判断回数Nが基準回数NO以上である場合は、少なくとも1回は含水泡除去段階(S44)を実行したが、含水泡除去段階(S44)の実行にもかかわらず脱水率Rsが再度第3区間に該当する場合であるから、エラーメッセージを表示(S46)し、脱水行程(S40)を終了する。ここで、基準回数N0は2回でよい。
含水泡除去段階(S44)は布解し段階を含むとよい。布解し段階は、ドラム130の正回転及び逆回転の少なくとも一つを1回以上反復することで、ドラム130中における絡んだ布を解す段階である。この布解し段階では、一定時間ドラム130の正回転を反復するか、或いは逆回転を反復してもよく、またはドラムの正回転と逆回転を反復してもよい。この布解し段階でドラム130が正逆回転を反復しながら含水泡も除去されるはずである。この布解し段階の実行前にタブ120に洗濯水を供給する給水段階を含んでもよい。さらに、布解し段階の実行前に給水段階を含む場合には、布解し段階の実行後に排水段階を行ってタブ120中の洗濯水を排水することが好ましい。
以下、図7及び図8を参照して、本発明の一実施例に係る含水泡判断段階(S45)を説明する。
まず、本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の含水泡判断段階(S450),460)において脱水率Rsと含水率Rwを測定する方法について説明し、続いて、本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の制御方法について説明する。
本実施例では、含水率Rw及び脱水率Rsを、第1回転速度に加速したドラムが第2回転速度に減速するのにかかる減速時間に基づいて算定する。
脱水率Rsを定義する値である基礎布量I0と基準慣性値Ifはいずれも洗濯物の重さに比例し、洗濯物の重さは洗濯物の慣性値に比例する。そのため、洗濯物の重さまたは慣性値が高いほど、洗濯物の収容されているドラムが第1回転速度から第2回転速度に減速するのにかかる減速時間も増加する。したがって、基礎布量I0または基準慣性値Ifは上記減速時間に比例し、よって、この減速時間を測定して基礎布量I0と基準慣性値Ifを測定し、脱水率Rsを算定してもよい。ここで、第2回転速度が第1回転速度未満であることは勿論である。
含水率Rwを算定するのに必要な第1脱水布量W1も洗濯物の重さに比例し、洗濯物の重さは、洗濯物の慣性値に比例するので、上記減速時間に比例する。その他、反復する説明は省略する。
上記第2回転速度は、ドラムが停止した状態、すなわち、0でよい。すなわち、上記減速時間は、第1回転速度に加速したドラムが停止するのにかかる減速時間であってよい。この場合、駆動モーター140に印加される電力を除去した状態で減速時間を測定してもよく、または、駆動モーター140に逆回転方向の一定電圧を印加して減速時間を測定してもよい。
まず、本実施例に係る脱水率Rsを算定する方法について説明する。
上述した通り、脱水率Rsは、特定状況における洗濯物の基礎布量I0と、基準RPM(Rf、reference RPM)にドラムを加速させて洗濯物の水分を除去した状態で測定した洗濯物の基準慣性値Ifとの比(ratio)と定義できる。そして、基礎布量I0及び基準慣性値Ifは、ドラムを第1回転速度から第2回転速度に減速させるのにかかる減速時間に依存する。
上述した通り、基礎布量I0は、特定環境における洗濯物の布量を意味し、ここで、特定環境としては、洗濯物が洗濯水に濡れていない環境、または洗濯物が選択水を過飽和状態に含有している環境が挙げられる。したがって、基礎布量I0は、洗い行程(S20)の前に行われる基礎布量感知段階(S10)で測定した初期布量D0であってもよく、すすぎ行程(S30)で排水段階(S33)が終了した後に測定した第1脱水布量W1であってもよい。
本実施例では、基礎布量I0が初期布量D0である場合に、基礎布量I0は初期布量減速時間T0であってもよい。また、基礎布量I0が第1脱水布量W1である場合に、基礎布量I0は第1脱水布量減速時間T1であってもよい。また、基準慣性値Ifは、後述される基準減速時間Tfであってもよい。これについては後述する。
まず、初期布量減速時間T0及び基準減速時間Tfを測定する方法について詳述する。
基礎布量I0が初期布量D0である場合に、脱水率Rsは、初期布量減速時間T0及び基準減速時間Tfで定義できる。すなわち、脱水率Rs=初期布量減速時間T0/基準減速時間Tfである。以下、初期布量減速時間T0及び基準減速時間Tfの測定方法について詳述する。
本実施例で、脱水率Rsを定義する基礎布量I0は、洗い行程(S20)前に行われる基礎布量感知段階(S10)で測定した初期布量D0であってよい。本実施例によれば、基礎布量感知段階(S10)で初期布量D0はドラムを第1回転速度から第2回転速度に減速させるのにかかる減速時間を測定し、この減速時間が初期布量減速時間T0となる。この初期布量減速時間T0は、ドラムに投入された初期布量D0と比例する関係にあり、初期布量減速時間T0と実際ドラムに投入される初期布量D0との相関関係を反復的な実験から導出したテーブルにより、初期布量D0を定義するとよい。または、初期布量減速時間T0を初期布量D0と定義してもよい。
この初期布量D0を測定する段階において、第1回転速度は100rpmでよく、前記第2回転速度は30rpmでよい。すなわち、ドラムの回転速度が100rpmで停止するのにかかる時間が初期布量減速時間T0となる。この基礎布量感知段階(S10)において、第1回転速度に維持されている状態でドラムの駆動モーター140に印加される電力を遮断して初期布量減速時間T0を測定してもよく、または、駆動モーター140に逆電圧を印加して初期布量減速時間T0を測定してもよい。
脱水率Rsを定義する変数のうち、基準慣性値Ifを測定する基準慣性値測定段階(S42)について詳述する。
本実施例に係る基準慣性値測定段階(S42)は、すすぎ行程(S30)済みの洗濯物が収容されているドラムを、第1RPM以上に加速させる加速段階(S431)を含む。また、第1RPMからドラムが第2RPMへと減速するのにかかる基準減速時間Tfを測定する基準減速時間測定段階(S432)を含む。本実施例では、基準慣性値Ifを基準減速時間Tfに基づいて定義してもよい。したがって、基準減速時間Tfをノーマライズした数値または基準減速時間Tfに従属する数値を基準慣性値Ifと定めてもよい。本実施例では、基準減速時間Tfを基準慣性値Ifと定義する。
図7及び図8を参照すると、すすぎ行程(S30)が完了した後、ドラムを第1RPM以上に加速させる加速段階(S431)を行う。ここで、第1RPMは約400rpmでよい。加速段階(S431)の後に直ちに基準減速時間測定段階(S432)に移行してもよいが、所定時間Tmの間にドラムの回転速度を第1RPM以上に維持した後、基準減速時間測定段階(S432)を行うことが好ましい。ここで、所定時間Tmは5secまたは10secでよい。一方、加速段階(S431)でドラムを第1RPM以上に加速させる際、本実施例では、加速段階(S431)の初期には第1RPMを超過するピーク(peak)RPMに加速させ、第1RPMとピークRPMとの間に存在する維持RPMにドラムの回転速度を所定時間維持させるのが好ましい。ここで、ピークRPMは約440rpmでよく、維持RPMは420rpmでよい。また、第2RPMは100rpmでよい。
上記所定時間が経つと、駆動モーター140の電源を遮断したり駆動モーター140に逆方向の電圧を印加して基準減速時間測定段階(S432)を行えばよい。基準減速時間測定段階(S432)は、第1RPMから第2RPMへと減速するのにかかる時間を測定する。図8を参照すると、Tf0時点で、維持RPMである420rpmで駆動モーター140の電源が遮断されてドラムの回転速度が減少すると、第1RPMである400rpmに到達する時点Tf1からドラムが100rpmへと減速する時点Tf2までの所要の時間を測定して基準減速時間Tfを測定するとよい。
本実施例では、基礎布量I0が第1脱水布量W1である場合に、基礎布量I0は第1脱水布量減速時間であってもよい。
基礎布量I0が第1脱水布量W1である場合に、脱水率Rsは、第1脱水布量減速時間T1及び基準減速時間Tfで定義してもよい。すなわち、脱水率Rs=第1脱水布量減速時間T1/基準減速時間Tfである。基準減速時間Tfは、上記の実施例で説明した通りであるから説明を省略する。以下、第1脱水布量減速時間T1の測定方法について説明する。
本実施例で、脱水率Rsを定義する基礎布量I0は、上記第1脱水布量感知段階(S41)で測定した第1脱水布量W1であってもよい。第1脱水布量感知段階(S41)は、すすぎ行程(S30)の排水段階(S33)が終了した後に行われる。そのため、第1脱水布量感知段階(S41)が行われる前の洗濯物は過飽和状態である。
本実施例によれば、第1脱水布量感知段階(S41)で、ドラムを第1回転速度から第2回転速度に減速させるのにかかる減速時間を測定し、この減速時間が第1脱水布量減速時間T1となる。この第1脱水布量減速時間T1は、ドラムに収容された第1脱水布量W1と比例する関係にあり、第1脱水布量減速時間T1と実際ドラムに収容された第1脱水布量W1との相関関係を反復的な実験から導出したテーブルにより、第1脱水布量W1を定義するとよい。または、第1脱水布量減速時間T1を第1脱水布量W1と定義してもよい。
第1脱水布量感知段階において第1回転速度は100rpmでよく、第2回転速度は30rpmでよい。すなわち、ドラムの回転速度が100rpmから30rpmへと減速するのにかかる時間が第1脱水布量減速時間T1となる。この第1脱水布量感知段階において、第1回転速度に維持されている状態でドラムの駆動モーター140に印加される電力を遮断して第1脱水布量減速時間T1を測定してもよく、または、駆動モーター140に逆電圧を印加して第1脱水布量減速時間T1を測定してもよい。
以下、本実施例に係る含水率Rwを算定する方法について説明する。
上述した通り、含水率Rwは、洗濯物が水分を保持している度合を意味する。
含水率Rwは、初期布量D0と第1脱水布量W1との比率と定義できる。すなわち、含水率Rw=第1脱水布量W1/初期布量D0である。
本実施例では、含水率Rwの算定に、ドラムが第1回転速度から第2回転速度へと減速するのにかかる減速時間を利用する。
従って、本実施例において含水率Rwは、洗い行程(S20)前に行われる基礎布量感知段階(S10)で測定した初期布量減速時間T0と、第1脱水布量感知段階で測定した第1脱水布量減速時間T1との比率と定義できる。
すなわち、含水率Rw=第1脱水布量減速時間T1/初期布量減速時間T0と定義できる。第1脱水布量減速時間T1と初期布量減速時間T0を測定する方法は、脱水率Rsを算定する方法におけるそれと同一であるから、反復する説明を省略する。
一方、本実施例では、基準減速時間測定段階(S432)が終了した後に測定される第2脱水布量W2を用いて含水率Rwを定義してもよい。
第2脱水布量W2は、第2脱水布量感知段階で測定すればいい。この第2脱水布量感知段階は、基準慣性値測定段階(S42)が終了した後に行われる。すなわち、基準慣性値測定段階(S42)の基準減速時間測定段階(S432)が終了した後に行われる。
本実施例によれば、第2脱水布量感知段階において、ドラムを第1回転速度から第2回転速度へと減速させるのにかかる減速時間を測定し、この減速時間が第2脱水布量減速時間T2となる。第2脱水布量減速時間T2は、ドラムに投入された第2脱水布量W2と比例する関係にあり、第2脱水布量減速時間T2と実際ドラムに投入される第2脱水布量W2との相関関係を反復的な実験から導出したテーブルにより、第2脱水布量W2を定義するとよい。または、第2脱水布量減速時間T2を第2脱水布量W2と定義してもよい。
この第2脱水布量感知段階において、第1回転速度は100rpmでよく、第2回転速度は30rpmでよい。すなわち、ドラムの回転速度が100rpmから30rpmへと減速するのにかかる時間が第2脱水布量減速時間T2となる。この第2脱水布量感知段階において、第1回転速度に維持されている状態でドラムの駆動モーター140に印加される電力を遮断して第2脱水布量減速時間T2を測定してもよく、または、駆動モーター140に逆電圧を印加して第2脱水布量減速時間T2を測定してもよい。
第2脱水布量W2を含水率Rwの算定に利用する場合、含水率Rw=第1脱水布量減速時間T1/第2脱水布量減速時間T2と定義すればよい。または、含水率Rwを、第1脱水布量減速時間T1と第2脱水布量減速時間T2との差と定義してもよい。
しかし、これに限定されず、第1脱水布量減速時間T1と第2脱水布量減速時間T2との差が大きいほど含水率Rwが高いという原理を用いて、第1脱水布量減速時間T1と第2脱水布量減速時間T2に基づいて様々に含水率Rwを定義してもよい。第1脱水布量減速時間T1に比べて第2脱水布量減速時間T2が急激に減少した場合は、含水率Rwが高いと判断できる。すなわち、基準減速時間測定段階(S432)において第1RPMに加速させる加速段階(S431)で水分が多く除去された場合は、含水率Rwが高いと判断できる。
図7及び図8を参照して、本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の制御方法について説明する。
本発明の一実施例に係る洗濯物処理装置の制御方法は、初期布量減速時間測定段階(S102)を含んでいる。また、第1脱水布量減速時間測定段階(S411)を含んでもよい。また、基準慣性値を測定する基準慣性値測定段階(S42)を含んでもよい。また、第2脱水布量減速時間測定段階(S413)を含んでもよい。また、含水率Rw及び脱水率Rsの少なくとも一方を用いて、洗濯物が含水泡を含んでいるか否かを判断する含水泡判断段階(S45)を含んでもよい。また、含水泡判断段階(S45)に基づいて脱水を進行する脱水段階(S471,S472)を含んでもよい。本実施例において、含水泡判断段階(S45)で脱水率Rsのみを用いて含水泡を含んでいるか否かを判断する場合には、第1脱水布量減速時間測定段階(S411)及び第2脱水布量減速時間測定段階(S413)は省略してもよい。
初期布量減速時間測定段階(S102)では、洗い行程(S20)が行われる前にドラム中の布量を感知する。初期布量減速時間測定段階(S102)は、ドラムを第1回転速度から第2回転速度に減速させるのにかかる減速時間を測定し、この減速時間が初期布量減速時間T0となる。初期布量減速時間測定段階(S102)において、第1回転速度は100rpmでよく、第2回転速度は30rpmでよい。すなわち、ドラムの回転速度が100rpmから30rpmへと減速するのにかかる時間が初期布量減速時間T0となる。このとき、第1回転速度に維持されている状態でドラムの駆動モーターに印加される電力を遮断して初期布量減速時間T0を測定してもよく、または、駆動モーターに逆電圧を印加して初期布量減速時間T0を測定してもよい。初期布量減速時間測定段階(S102)が完了すると、洗い行程(S20)及びすすぎ行程(S30)が行われる。
第1脱水布量減速時間測定段階(S411)は、すすぎ行程(S30)の排水段階(S33が終了した後にドラム中の布量を測定する段階である。第1脱水布量減速時間測定段階(S411)が行われる前の洗濯物は過飽和状態である。
第1脱水布量減速時間測定段階(S411)は、ドラムを第1回転速度から第2回転速度に減速させるのにかかる減速時間を測定し、この減速時間が第1脱水布量減速時間T1となる。第1脱水布量減速時間測定段階(S411)において、第1回転速度は100rpmでよく、前記第2回転速度は30rpmでよい。すなわち、ドラムの回転速度が100rpmから30rpmへと減速するのにかかる時間が、第1脱水布量減速時間T1となる。このとき、第1回転速度に維持されている状態でドラムの駆動モーターに印加される電力を遮断して第1脱水布量減速時間T1を測定してもよく、または、駆動モーターに逆電圧を印加して第1脱水布量減速時間T1を測定してもよい。
基準慣性値測定段階(S42)は、脱水率Rsの算定に必要な基準慣性値Ifを測定する段階である。
この基準慣性値測定段階(S42)は、すすぎ行程(S30)済みの洗濯物が収容されているドラムを第1RPM以上に加速させる加速段階(S431)を含む。また、第1RPMからドラムが第2RPMへと減速するのにかかる基準減速時間Tfを測定する基準減速時間測定段階(S432)を含む。
本実施例では、基準慣性値Ifを基準減速時間Tfに基づいて定義してもよい。したがって、基準減速時間Tfをノーマライズした数値または基準減速時間Tfに従属する数値を基準慣性値Ifと定めてもよい。本実施例では、基準減速時間Tfを基準慣性値Ifと定義する。
図7及び図8を参照すると、すすぎ行程(S30)が完了した後、ドラムを第1RPM以上に加速させる加速段階(S431)を行う。ここで、第1RPMは約400rpmでよい。加速段階(S431)の後に直ちに基準減速時間測定段階(S432)に移行してもよいが、所定時間Tmの間にドラムの回転速度を第1RPM以上に維持した後、基準減速時間測定段階(S432)を行うことが好ましい。ここで、所定時間Tmは5secまたは10secでよい。一方、加速段階(S431)でドラムを第1RPM以上に加速させる際、本実施例では、加速段階(S431)の初期には第1RPMを超過するピーク(peak)RPMに加速させ、第1RPMとピークRPMとの間に存在する維持RPMにドラムの回転速度を所定時間維持させることが好ましい。ここで、ピークRPMは約440rpmでよく、維持RPMは420rpmでよい。また、第2RPMは100rpmでよい。
上記所定時間が経つと、駆動モーター140の電源を遮断したり駆動モーター140に逆方向の電圧を印加して基準減速時間測定段階(S432)を行えばよい。基準減速時間測定段階(S432)は、第1RPMから第2RPMへと減速するのにかかる時間を測定する。図8を参照すると、Tf0時点で、維持RPMである420rpmで駆動モーター140の電源が遮断されてドラムの回転速度が減少すると、第1RPMである400rpmに到達する時点Tf1からドラムが100rpmへと減速する時点Tf2までの所要の時間を測定して基準減速時間Tfを測定するとよい。
第2脱水布量減速時間測定段階(S413)は、基準慣性値測定段階(S42)が終了した後にドラム中の布量を測定する段階である。すなわち、基準慣性値測定段階(S42)の基準減速時間測定段階(S432)が終了した後に行われる。
第2脱水布量減速時間測定段階(S413)は、ドラムを第1回転速度から第2回転速度に減速させるのにかかる減速時間を測定し、この減速時間が第1脱水布量減速時間T1となる。この第2脱水布量減速時間測定段階(S413)において、第1回転速度は100rpmでよく、第2回転速度は30rpmでよい。すなわち、ドラムの回転速度が100rpmから30rpmへと減速するのにかかる時間が第2脱水布量減速時間T2となる。このとき、第1回転速度に維持されている状態でドラムの駆動モーターに印加される電力を遮断して第2脱水布量減速時間T2を測定してもよく、または、駆動モーターに逆電圧を印加して第2脱水布量減速時間T2を測定してもよい。
含水泡判断段階(S45)は、脱水率判断段階(S460)または含水率判断段階(S450)を含み、好ましくは、脱水率判断段階(S460)及び含水率判断段階(S450)の両方を含むとよい。含水率判断段階(S450)と脱水率判断段階(S460)の実行順序は限定されないが、好ましくは、含水率判断段階(S450)が脱水率判断段階(S460)の前に行われるとよい。
本発明の一実施例では、脱水率Rsは、初期布量減速時間T0/基準減速時間Tfでよく、含水率Rwは、第1脱水布量減速時間T1/第2脱水布量減速時間T2でよい。
含水率判断段階(S450)で、含水率Rwが基準含水率Rwfよりも低い場合は、洗濯物が含水泡を含んでいない場合と判断でき、含水率Rwが基準含水率Rwfよりも高い場合は、含水泡を含んでいる場合と判断できる。含水率判断段階(S450)で、含水率Rwが基準含水率Rwfよりも低いと、脱水行程を行い、含水率Rwが基準含水率Rwfよりも高いと、脱水率判断段階(S460)を行う。
脱水率判断段階(S460)で、脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも低い場合は、洗濯物が含水泡を含んでいる場合と判断でき、脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも高い場合は、洗濯物が含水泡を含んでいない場合と判断できる。脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも低いと、脱水行程S40を終了したり、含水泡除去段階(S44)を行えばよく、脱水率Rsが基準脱水率Rsfよりも高いと、脱水段階(S471)行い、脱水行程S40を終了する。
一方、本発明の一実施例によれば、脱水率判断段階(S460)で脱水率Rsを少なくとも2つの区間に分け、各区間におけるドラムの回転速度を別々にして脱水を進行する。
本発明の一実施例によれば、脱水率Rsは3個の区間に分けられてもよい。すなわち、脱水率Rsが第1脱水率Rsf1を超過する第1区間と、第2脱水率Rsf2超過第1脱水率Rsf1以下である第2区間と、第2脱水率Rsf2未満である第3区間とに区別してもよい。
脱水率Rsが第1区間に該当する場合は、洗濯物に含水泡が含まれていない場合と判断し、正常RPMであるR1でドラムを回転させて脱水段階(S471)を行う。例えば、ドラムの回転速度R1は、800RPM以上でよく、最大1010RPMでよい。
脱水率Rsが第2区間に該当する場合は、洗濯物に含水泡が含まれている可能性がやや存在するか、或いは含水泡の大きさまたは量が少ない場合と判断し、正常RPMであるR1よりも低いRPMであるR2でドラムを回転させて脱水段階(S472)を行う。例えば、ドラムの回転速度R2は430RPM以上でよく、最大500RPMでよい。
脱水率Rsが第3区間に該当する場合は、洗濯物に含水泡が含まれている可能性が高く、含水泡の大きさまたは量も多い場合と判断する。
脱水率Rsが第3区間に該当すれば、脱水率Rsが第3区間と判断された判断回数Nをカウントし(S463)、この判断回数Nが基準回数N0以上であれば、エラーメッセージを表示(S46)し、脱水行程(S40)を終了する(図6参照)。判断回数Nが基準回数N0未満であれば、含水泡除去段階(S44)を行い、再び脱水率判断段階(S460)に移行する。判断回数Nが基準回数NO以上である場合は、少なくとも1回は含水泡除去段階(S44)を実行したが、含水泡除去段階(S44)の実行にもかかわらず脱水率Rsが再度第3区間に該当する場合であるから、エラーメッセージを表示(S46)し、脱水行程(S40)を終了する。ここで、基準回数N0は2回でよい(図6参照)。
上記含水泡除去段階(S44)は布解し段階を含んでもよい。布解し段階は、ドラム130の正回転及び逆回転の少なくとも一つを1回以上反復することで、ドラム130中における絡んだ布を解す段階である。この布解し段階により、ドラム130が正逆回転を反復しながら含水泡が除去されるだろう。この布解し段階の実行前にタブ120で洗濯水を供給する給水段階を含んでもよい。さらに、布解し段階の実行前に給水段階を含む場合には、布解し段階の実行後に排水段階を行ってタブ120中の洗濯水を排水することが好ましい。
一方、上記の実施例で、含水率Rwを第1脱水布量減速時間T1/第2脱水布量減速時間T2と定義したが、第1脱水布量減速時間T1−第2脱水布量減速時間T2と定義してもよい。
以上様々な実施例及び図面を参照して本発明を説明してきたが、本発明は、これらの実施例及び図面に限定されるものではなく、当該技術の分野における通常の知識を有する者にとって、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲内で様々な置換、変形及び変更が可能である。
100 洗濯機
110 キャビネット
111 トップカバー
112 下部キャビネット
113 ベース
115 ドア
116 側面パネル
117 前面パネル
119 後面パネル
120 タブ
130 ドラム
140 駆動モーター
150 懸架装置
170 レッグ
180 コントロールパネル

Claims (20)

  1. 洗濯物処理装置のドラムが第1回転速度に加速するように制御し、
    前記ドラムが前記第1回転速度から第2回転速度に減速するように制御し、
    前記ドラムが前記第1回転速度に加速してから前記第2回転速度に減速するのにかかる減速時間を測定し、
    前記ドラムが前記第1回転速度に加速してから前記第2回転速度に減速するのにかかる前記減速時間に基づいて、前記ドラム中に収容された洗濯物の脱水率及び含水率の少なくとも一方を測定し、
    前記脱水率及び前記含水率の少なくとも一方に基づいて、前記洗濯物が含水泡を含んでいるか否かを判断し、
    前記洗濯物が含水泡を含んでいるか否かの判断に基づいて、前記洗濯物の脱水行程を制御すること、
    を含むことを特徴とする洗濯物処理装置の制御方法。
  2. 前記脱水率及び前記含水率の少なくとも一方を測定することは、前記ドラムが前記第1回転速度に加速してから前記第2回転速度に減速するのにかかる前記減速時間に基づいて、前記ドラムに収容された洗濯物の脱水率を判断することを含み、
    前記脱水率及び前記含水率の少なくとも一方に基づいて、ドラムに収容された洗濯物が含水泡を含んでいるか否かを判断することは、
    前記脱水率を基準脱水率と比較し、
    該比較結果に基づいて、前記脱水率が基準脱水率に達したことを判断し、
    前記脱水率が基準脱水率に達したことを判断した結果に基づいて、前記洗濯物が含水泡を含んでいないことを判断すること、を含み、
    前記洗濯物が含水泡を含んでいるか否かの判断に基づいて前記洗濯物の脱水行程を制御することは、前記洗濯物が含水泡を含んでいないことを判断した結果に基づいて脱水行程を行うことを特徴とする、請求項1に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  3. ドラム中に収容された前記洗濯物の前記脱水率を判断することは、
    ドラム中に水がない環境で布量を測定し、
    基準RPMにドラムを加速させ、
    基準RPMにドラムが加速した状態で洗濯物の慣性値を測定し、
    前記布量及び測定された慣性値を用いて前記脱水率を算定することを特徴とする、請求項2に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  4. ドラム中に水がない環境で布量を測定することは、洗濯物の汚染物質を除去する洗い行程前に行われることを特徴とする、請求項3に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  5. 前記布量を測定することは、
    前記ドラムを前記第1回転速度から前記第2回転速度に減速させるのにかかる時間である初期布量減速時間を測定し、
    前記初期布量減速時間に基づいて布量を設定することを特徴とする、請求項4に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  6. ドラム中に水がない環境で布量を測定することは、洗濯物に含まれた洗剤を除去するすすぎ行程の排水段階が終了した後に第1脱水布量を測定することを特徴とする、請求項3に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  7. 前記第1脱水布量を測定することは、前記ドラムを第1回転速度から第2回転速度に減速させるのにかかる時間である第1脱水布量減速時間を測定し、
    前記第1脱水布量減速時間に基づいて第1脱水布量を設定することを特徴とする、請求項6に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  8. 基準RPMにドラムが加速した状態で洗濯物の慣性値を測定することは、
    すすぎ行程の完了した洗濯物が収容されているドラムを第1RPM以上に加速させ、
    前記第1RPMからドラムが第2RPMへと減速するのにかかる基準減速時間を測定し、
    前記基準減速時間に基づいて慣性値を設定することを特徴とする、請求項3に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  9. 前記脱水率及び前記含水率の少なくとも一方を判断することは、前記ドラムが前記第1回転速度に加速してから前記第2回転速度に減速するのにかかる前記減速時間に基づいて、前記ドラムに収容された洗濯物の含水率を判断することを含み、
    前記脱水率及び前記含水率の少なくとも一方に基づいて、前記ドラムに収容された洗濯物が含水泡を含んでいるか否かを判断することは、
    前記含水率を基準含水率と比較し、
    該比較結果に基づいて、前記含水率が基準含水率に達していないことを判断し、
    前記含水率が基準含水率に達していないことを判断した結果に基づいて、前記洗濯物が含水泡を含んでいないことを判断すること、を含み、
    前記洗濯物が含水泡を含んでいるか否かの判断に基づいて前記洗濯物の脱水行程を制御することは、前記洗濯物が含水泡を含んでいないことを判断した結果に基づいて脱水行程を行うことを特徴とする、請求項1に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  10. 前記ドラム中に収容された洗濯物の含水率を判断することは、
    ドラム中の洗濯物の汚染物質を除去する洗い行程前に行われ、前記洗濯物の初期布量を測定し、
    洗濯物に含まれた洗剤を除去するすすぎ行程の排水段階が終了した後に第1脱水布量を測定し、
    前記初期布量及び第1脱水布量を用いて前記含水率を計算することを特徴とする、請求項9に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  11. 前記初期布量を測定することは、
    前記ドラムを前記第1回転速度から前記第2回転速度に減速させるのにかかる時間である初期布量減速時間を測定し、
    前記初期布量減速時間に基づいて前記初期布量を設定することを特徴とする、請求項10に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  12. 前記第1脱水布量を測定することは、
    前記ドラムを前記第1回転速度から前記第2回転速度に減速させるのにかかる時間である第1脱水布量減速時間を測定し、
    前記第1脱水布量減速時間に基づいて前記第1脱水布量を設定することを特徴とする、請求項10に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  13. 洗濯物に含まれた洗剤を除去するすすぎ行程の排水段階が終了した後に第1脱水布量を測定し、
    前記ドラムを基準RPMに加速させて前記洗濯物の慣性値を測定した後に第2脱水布量を測定し、
    前記含水率を測定することは、前記第1脱水布量及び第2脱水布量を用いて算定することを特徴とする、請求項9に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  14. 前記ドラムを前記第1回転速度から前記第2回転速度に減速させるのにかかる減速時間に基づいて前記第1脱水布量及び前記第2脱水布量を設定することを特徴とする、請求項13に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  15. 前記脱水率を複数個の脱水率区間に区別し、前記脱水率区間によってドラムの回転速度を異ならせ、
    前記脱水行程は、
    複数個の脱水率区間のうち、前記脱水率に基づいて前記脱水率区間を測定し、
    前記判断された脱水率区間に対応するドラムの回転速度を用いて脱水段階を進行することを特徴とする、請求項2に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  16. 前記脱水率に比例してドラムの回転速度を決定することを特徴とする、請求項15に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  17. 前記脱水率及び前記含水率の少なくとも一方を判断することは、ドラムに収容された洗濯物の脱水率を判断することを含み、
    前記脱水率及び前記含水率の少なくとも一方に基づいて、ドラムに収容された洗濯物が含水泡を含んでいるか否かを判断することは、
    前記脱水率を基準脱水率と比較し、
    該比較結果に基づいて、前記脱水率が基準脱水率に達していないことを判断し、
    前記脱水率が基準脱水率に達していないことを判断した結果に基づいて、前記洗濯物が含水泡を含んでいることを判断すること、を含み、
    前記洗濯物が含水泡を含んでいるか否かの判断に基づいて脱水行程を制御することは、含水泡をドラムから除去する行程を行うことを特徴とする、請求項1に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  18. 前記脱水率が基準脱水率よりも低く判断される判断回数をカウントし、
    前記判断回数と基準回数とを比較し、
    比較した結果に基づいて、前記判断回数が基準回数に達したか否かを判断し、
    前記判断回数が前記基準回数に達しているものと測定される結果に基づいて脱水行程を終了し、
    前記判断回数が前記基準回数に達していないものと測定される結果に基づいて、
    含水泡をドラムから除去する行程を反復し、脱水率を反復することを特徴とする、請求項17に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  19. 前記含水泡をドラムから除去する行程は、ドラム中の洗濯物を解すためにドラムの正回転及び逆回転の少なくとも一方を少なくとも1回行うことを特徴とする、請求項18に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
  20. 前記含水泡をドラムから除去する行程は、ドラム中の洗濯物を解すためにドラムの正回転及び逆回転の少なくとも一方を少なくとも1回行う前に、タブに洗濯水を供給することをさらに含むことを特徴とする、請求項19に記載の洗濯物処理装置の制御方法。
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