JP6792348B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

この発明は、洗濯機に関する。
特許文献1には、洗濯機の洗濯コースを選択する操作パネルを備えた洗濯機が記載されている。この洗濯機では、操作パネルに制御回路部が含まれており、この制御回路部が、選択された洗濯コースに従って、モータおよび給水系を制御するようになっている。
特許第4909387号公報
ところで、洗濯機の洗濯コースとしては、一般に、標準コースと、この標準コースよりも洗濯物を痛めないように洗濯が行われるドライコースとが含まれており、洗濯する衣類の種類に応じて選択されるようになっている。
しかし、近年、衣類の多様化により、標準コースおよびドライコースだけでは、衣類に適した洗濯が行えない場合が増えている。
そこで、本発明の課題は、多様な衣類に適した洗濯が行える洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の洗濯機は、
外槽と、
上記外槽の内部に回転可能に配置され、洗濯物が収容される内槽と、
上記内槽を回転させる駆動装置と、
上記外槽の内部に給水する給水装置と、
洗濯コースを選択する選択部と、
上記選択部で選択された洗濯コースに応じて、上記駆動装置および上記給水装置を制御する制御装置と、
を備え、
上記選択部で選択可能な洗濯コースとして、標準コースと、この標準コースよりも上記洗濯物を痛めないように上記駆動装置および上記給水装置が制御されるおしゃれ着洗いコースとを有し、このおしゃれ着洗いコースには、第1ドライコースと、この第1ドライコースよりも洗浄性能が高い第2ドライコースとが含まれていることを特徴としている。
本発明によれば、洗濯コースとして、標準コースと、この標準コースよりも洗濯物を痛めないように駆動装置および給水装置が制御されるおしゃれ着洗いコースとを有し、このおしゃれ着洗いコースに、第1ドライコースと、この第1ドライコースよりも洗浄性能が高い第2ドライコースとが含まれている。これにより、多様な衣類に適した洗濯を行うことができる。
本発明の第1実施形態の洗濯機の一例のドラム式洗濯機の外観斜視図である。 図1のドラム式洗濯乾燥機のA−A矢視断面模式図である。 図1のドラム式洗濯乾燥機の制御ブロック図である。 図1のドラム式洗濯乾燥機の標準コースの洗濯工程のシーケンス図である。 図1のドラム式洗濯乾燥機の第1ドライコースの洗濯工程のシーケンス図である。 図1のドラム式洗濯乾燥機の第2ドライコースの洗濯工程のシーケンス図である。 本発明の第2実施形態の洗濯機のドラム式洗濯乾燥機の操作表示部5の外観図である。 本発明の第3実施形態の洗濯機のドラム式洗濯乾燥機の制御ブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機1は、図1に示すように、前面に開口部2を有する外箱1aを備えている。この外箱1aには、ヒンジで回動自在に取り付けられたドア3と、選択部の一例の操作表示部5とが設けられている。また、外箱1aの内部には、図2に示すように、外槽4と、この外槽4の内部に配置された内槽であるドラム6と、給水装置7とが設けられている。
ドア3は、外箱1aの前面の略中央に、開口部2を開閉できるように配置されている。ドア3の一部は、ドラム6の内部を視認できるように、ガラス等の透明部材で構成されている。
操作表示部5は、外箱1aの前面の上側隅部に配置され、電源入/切キー、運転内容を選択して決定するための複数の選択キー(例えば、洗濯コース選択キー、スタートキー等)、および、選択キーによって選択された運転内容を表示する表示部等を有している。
外槽4は、有底の筒形状を有し、その後側の底部に設けられたサスペンション16によって、外箱1aに弾性支持されている。外槽4の前面には、弾性体からなるパッキン20が固着されている開口部15が設けられている。この開口部15は、外箱1aの開口部2に対向するように配置されている。外槽4の後面には、ドラム6を回転させる駆動装置の一例のメインモータ17が設けられている。外槽4の底部には、外槽4の内部の洗濯水等を外部に排水するための排水口26が設けられている。また、外槽4の側壁には、溢水口60が設けられている。この溢水口60は、外槽4の開口部15の縁部よりやや下方に配置され、図示しない溢水管を介して、後述する排水ホース29に接続されている。
ドラム6は、その内部に洗濯物が収容可能な有底の筒形状を有し、外槽4に回動可能に支持されている。ドラム6の前面には、開口部18が設けられており、この開口部18が、外箱1aの開口部2および外槽4の開口部15に対向している。また、ドラム6の周壁には、全域に亘って、複数の貫通孔19(図2においては6個のみを代表的に図示)が設けられている。この貫通孔19によって、外槽4およびドラム6の間の空間とドラム6の内部空間との間で、洗濯処理剤(洗剤、柔軟剤、漂白剤等)、水、および、空気が流通するようになっている。
なお、ドラム6の回転軸は、外槽4の重心を通る前後方向の軸と平行になっており、水平方向に対して5°から30°の角度を有するように傾斜するか又は水平になっている。
給水装置7は、収容ケース8と、給水部12と、給水ノズル25とを備えている。収容ケース8は、外槽4の前面の上側に配置されている。給水部12は、外槽4の後面の上側に配置されている。また、給水ノズル25は、ドラム6の開口部18の縁部に配置されている。
給水部12は、収容ケース給水経路9を介して収容ケース8に接続され、ノズル給水経路11を介して給水ノズル25に接続されている。この給水部12には、水道の蛇口(図示せず)からの水道水が供給される。収容ケース給水経路9には、この収容ケース給水経路9を開閉する第1給水弁13(本給水)が設けられている。ノズル給水経路11には、このノズル給水経路11を開閉する第2給水弁(ノズル給水)14が設けられている。また、収容ケース8は、外槽給水経路10を介して外槽4に接続されている。
収容ケース8は、本体部21と蓋部22とで構成されている。本体部21は、外箱1aの天面に対向する開口部を有し、その内部に洗濯処理剤が収容可能になっている。本体部21には、図示していないが、洗剤収容室と柔軟剤収容室とが設けられている。蓋部22は、本体部21の開口部を開閉可能に覆い、外箱1aの一部を構成している。
収容ケース給水経路9は、第1経路23と第2経路24とで構成されている。この第1,第2経路23,24は、第1給水弁13によって、何れか一方のみ、あるいは、両方を同時に開閉できるようになっている。第1経路23は、給水部12と収容ケース8の本体部21の洗剤収容室とに接続されている。また、第2経路24は、第1給水弁13と収容ケース8の本体部21の柔軟剤収容室とに接続されている。
給水ノズル25は、その先端部がドラム6の開口部18に対向するように取り付けられており、液滴シャワー流Sを噴射可能になっている。給水ノズル25から噴射された液的シャワー流Sは、例えば、洗濯工程時、あるいは、すすぎ工程時に、ドラム6の内部の洗濯物70に向けて噴射される。なお、給水ノズル25の先端には、図示しない絞り部が設けられている。
また、外箱1aの内部の外槽4の下側には、排水口26に接続された排水ダクト27と、排水ダクト27に接続されたフィルタケース28と、フィルタケース28に接続された排水ホース29とが設けられている。外槽4の内部の洗濯水は、排水口26、排水ダクト27、フィルタケース28、および、排水ホース29を通って外箱1aの外部に排出されるようになっている。
フィルタケース28は、その内部に、樹脂製または金属製のリントフィルタ32を有している。このリントフィルタ32によって、フィルタケース28を通過する洗濯水から糸屑等の異物が除去される。また、フィルタケース28には、エアトラップ33が一体に設けられている。このエアトラップ33には、導圧パイプ34を介して、外槽4の内部の水位を検出する水位センサ42(図3に示す)が接続されている。排水ホース29は、その一端が外箱1aの外部に位置しており、フィルタケース28に近い側の端部に、排水用モータ31(図3に示す)により開閉される排水弁30を有している。
水位センサ42は、コイルと、エアトラップ33の内部の空気圧の変化に応じてコイルの内部を移動する磁性体とを有し、外槽4の排水口26よりも高い位置に配置されている。この水位センサ42は、磁性体の位置によって生ずるコイルのインダクタンスを発振周波数として検出し、検出された発振周波数に基づいて、外槽4の内部の水位を検出する。
外箱1aの内部の外槽4の下側には、外槽4の内部の洗濯水を循環させるための循環経路(図示せず)が設けられている。この循環経路には、循環ポンプ35(図3に示す)が設けられている。
循環ポンプ35は、排水口26から排水された洗濯水を再び外槽4の内部に戻すようになっている。また、汚れセンサ48は、洗濯物70の汚れ度合いを検出する。例えば、汚れセンサ48は、洗濯液の光の透過率、あるいは、導電率を検出し、この検出結果に基づいて使用している洗剤の種類を判別する。使用している洗剤が粉末洗剤であると判別された場合、洗濯物70の汚れ度合いが高く、使用している洗剤が液体洗剤であると判別された場合、洗濯物70の汚れの度合いが低いと判断される。
なお、外箱1aの内部には、回転速度センサ43、電圧センサ44、振動センサ45、循環ポンプ35、インバータ47、ヒートポンプユニット100、および、送風ファン110等が設けられている。回転速度センサ43は、ドラム6の回転速度を検出する。電圧センサ44は、メインモータ17の電圧を検出する。また、振動センサ45は、ドラム6の振動を検出する。
また、上記ドラム式洗濯乾燥機1は、図3に示すように、演算等を行うCPU、洗濯機1の制御に必要なプログラムあるいはデータ等を記憶しておくROMおよびRAM、および、入出力回路等からなる制御装置40を備えている。
制御装置40は、操作表示部5、水位センサ42、回転速度センサ43、電圧センサ44、および、振動センサ45から入力された信号に基づいて、操作表示部5および負荷駆動回路46を制御する。負荷駆動回路46は、制御装置40からの命令に基づいて、第1給水弁13、第2給水弁14、排水用モータ31、循環ポンプ35、メインモータ17、ヒートポンプユニット100、および、送風ファン110を駆動させる。すなわち、制御装置40は、例えば、操作表示部5で選択された洗濯コースに応じて、メインモータ17および第1,第2給水弁13,14を制御する。なお、メインモータ17は、インバータ47を介して駆動される。
上記ドラム式洗濯乾燥機1では、洗濯コースとして、標準コースとおしゃれ着洗いコースとが設けられている。標準コースは、汚れの気になる普段の衣類の洗濯に適したコースであり、おしゃれ着洗いコースは、所謂おしゃれ着(例えば、ウールあるいはアクリルセーター、ブラウス、フレアスカート)の洗濯に適したコースである。また、おしゃれ着洗いコースには、第1ドライコースと、この第1ドライコースよりも洗浄性能が高い第2ドライコースとが設けられている。なお、標準コース、および、第1,第2ドライコースは、洗濯工程、すすぎ工程、および、脱水工程をそれぞれ含んでいる。
また、制御装置40は、ドライコース選択部40aを有している。このドライコース選択部40aは、操作表示部5で洗濯コースとしておしゃれ着洗いコースが選択されたときに、汚れセンサ48により検出された洗濯物70の汚れ度合いに応じて、第1,第2ドライコースのいずれかを選択する。具体的には、汚れセンサ48により検出された洗濯物70の汚れ度合いが低い場合、ドライコース選択部40aは、第1ドライコースを選択する。また、汚れセンサ48により検出された洗濯物70の汚れ度合いが高い場合、ドライコース選択部40aは、第2ドライコースを選択する。
なお、ドライコース選択部40aは、CPUが所定のプログラムを実行することにより実現される機能である。
次に、図4〜6を参照して、上記ドラム式洗濯乾燥機1の洗濯コースの洗濯工程について説明する。なお、図4〜6において、メインモータ17の「L ON」はドラム6の正回転を表し、「R ON」はドラム6の逆回転を表している。
標準コースの洗濯工程は、図4に示すように、[給水]、[なじませ]、[洗い1]、[補給水]、[洗い2]、および、[排水]の各工程で構成されている。
標準コースの洗濯工程では、最初の[給水]を除く全工程でメインモータ17が制御され、タンブリング動作が行われる。この標準コースのタンブリング動作では、49rpmで20秒間、ドラム6を正回転させた後、5秒間停止させ、その後、49rpmで20秒間、ドラム6を逆回転させる一連の動作が、順次繰り返される。
また、[なじませ]、[洗い1]、および、[洗い2]の各工程において、第2給水弁14が制御され、給水ノズル25から液滴シャワー流Sが噴射される。噴射される液滴シャワー流Sは、給水ノズル25の先端の絞り部を通過することで、流速が大きくなり、大きな運動エネルギーを有している。この大きな運動エネルギーを持った液滴シャワー流Sを洗濯物70に対して噴射することで、洗濯物70に付着した汚れを効果的に洗い落とすことができる。
第1ドライコースの洗濯工程は、図5に示すように、[給水]、[なじませ]、[補給水]、[洗い1]、および、[排水]の各工程で構成されている。
第1ドライコースの洗濯工程では、[なじませ]工程および[洗い1]工程でメインモータ17が制御され、タンブリング動作が行われる。この第1ドライコースのタンブリング動作では、10rpmで6秒間、ドラム6を正回転させた後、20秒間停止させ、その後、10rpmで6秒間、ドラムを逆回転させる一連の動作が、順次繰り返される。
なお、第1ドライコースでは、第2給水弁14が制御されず、洗濯物70に対する液滴シャワー流Sの噴射は行われない。
第2ドライコースの洗濯工程は、図6に示すように、[給水]、[なじませ]、[補給水]、[洗い1]、[補給水]、[洗い2]、[補給水]、[洗い3]、[排水]で構成されている。
第2ドライコースの洗濯工程では、[なじませ]、[洗い1]、[洗い2]、および、[洗い3]の各工程でメインモータ17が制御され、タンブリング動作が行われる。この第1ドライコースでは、2種類のタンブリング動作が行われる。[なじませ]、[洗い1]、および[洗い3]の各工程のタンブリング動作では、10rpmで6秒間、ドラム6を正回転させた後、20秒間停止させ、その後、10rpmで6秒間、ドラムを逆回転させる一連の動作が、順次繰り返される。また、[洗い2]工程のタンブリング動作では、49rpmで8秒間、ドラム6を正回転させた後、8秒間停止させ、その後、49rpmで8秒間、ドラムを逆回転させる一連の動作が、順次繰り返される。
すなわち、第2ドライコースの洗濯工程では、第1ドライコースでは行われない[洗い2]および[洗い3]工程が設けられ、[洗い2]工程では、標準コースの洗濯工程と同じ回転数でタンブリング動作が行われる。また、[なじませ]工程および[洗い2]工程において、第2給水弁14が制御され、給水ノズル25から液滴シャワー流Sが噴射される。
これにより、第2ドライコースの洗浄性能を高めている。
このように、上記ドラム式洗濯乾燥機1では、洗濯コースとして、標準コースと、この標準コースよりも洗濯物70を痛めないようにメインモータ17および給水装置7が制御されるおしゃれ着洗いコースとを有し、このおしゃれ着洗いコースに、第1ドライコースと、この第1ドライコースよりも洗浄性能が高い第2ドライコースとが含まれている。これにより、例えば、標準コースで洗濯すると生地を傷めてしまうが、ドライコースで洗濯すると汚れを十分に落とすことができないようなおしゃれ着に適した洗濯を行うことができる。すなわち、多様な衣類に適した洗濯を行うことができる。
また、洗濯コースとしておしゃれ着洗いコースが選択されたときに、汚れセンサ48により検出された洗濯物70の汚れ度合いに応じて、第1,第2ドライコースのいずれかが選択される。これにより、洗濯物70の汚れ度合いに適した洗濯を行うことができる。
なお、おしゃれ着洗いコース、すなわち、第1,第2ドライコースにおける外槽4の内部の水位は、標準コースにおける外槽4の内部の水位よりも高くなるように設定されている。第1,第2ドライコースでは、衣類への機械力が大きな洗い方(たたき洗い的な洗い方)で洗濯が行われ、標準コースでは、衣類への機械力が小さい洗い方(押し洗い的な洗い方)で洗濯が行われる。
第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機1では、水位センサ42における水位の検出方法として、エアトラップ33および導圧パイプ34を用いた方法を用いたが、これに限らない。外槽4の内部の水位が検出できる方法であれば、任意の方法を採用できる。
給水ノズル25は、大きな運動エネルギーを持った液滴シャワー流Sが、洗濯物70に対して噴射されることで、洗濯物70に付着した汚れを効果的に洗い落とすような圧力の水流Sを噴射するものであればよい。
給水ノズル25から噴射される水流Sは、粒状の旋回流であってもよいし、直線状に噴射される直線状水流であってもよい。水流Sが直線状に噴射される場合、その数は、単数であってもよいし、複数であってもよい。
給水ノズル25から噴射される水流Sは、小さな液滴が断続して流れる液滴水流であってもよいし、水が連続して流れる連続水流であってもよい。
給水ノズル25から噴射される水は、給水部12から供給される水道水に限らず、例えば、循環ポンプ35により外槽4の内部に戻される洗濯水であってもよい。この場合、循環経路が給水ノズルに接続されるようにすればよい。
汚れセンサ48は、粉末洗剤と液体洗剤との判別により洗濯物70の汚れ度合いを判別する場合に限らない。例えば、液体洗剤の液性により洗濯物の汚れ度合いを判別してもよい。例えば、使用している液体洗剤が中性の場合、汚れ度合いが低く、使用している液体洗剤が弱アルカリ性の場合、汚れ度合いが高いと判別してもよい。
汚れセンサ48は、使用する洗剤の種類を判別することにより、洗濯物70の汚れ度合いを検出しているが、これに限らない。例えば、[給水]工程において、洗濯処理剤を流入させる前に外槽4の内部に給水を行い、給水された水の透過率から、洗濯物の汚れ度合いを検出してもよい。この場合、検出された透過率が所定の閾値よりも大きい場合、汚れ度が低いと判別し、検出された透過率が所定の閾値よりも小さい場合、汚れ度が高いと判別すればよい。
ドライコース選択部40aおよび汚れセンサ48は、省略することができる。
おしゃれ着洗いコースは、第1,第2ドライコースに限らず、洗浄性能の異なる3以上のドライコースを有することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態のドラム式洗濯乾燥機1は、図7に示すように、操作表示部5におしゃれ着コース表示部51を設けた点で、第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機1と異なっている。
なお、この第2実施形態では、第1実施形態と同一部分に同一参照番号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点について説明する。
おしゃれ着コース表示部51は、操作表示部5の選択キーの1つであり、押すことで、おしゃれ着コースが選択されると共に点灯して、おしゃれ着コース表示部51が選択されたことが表示される。また、おしゃれ着コース表示部51は、ドライコース選択部40aによって第1ドライコースが選択された場合、点灯から点滅に表示が変更され、ドライコース選択部40aによって第2ドライコースが選択された場合、点灯のまま表示が変更されない。すなわち、第1ドライコースが選択されている場合は、おしゃれ着コース表示部51が点滅表示され、第2ドライコースが選択されている場合は、おしゃれ着コース表示部51が点灯表示される。
このように、第2実施形態のドラム式洗濯乾燥機1では、おしゃれ着コース表示部51に、第1,第2ドライコースのうちの選択されているドライコースが表示されるので、選択されている洗濯コースを確認することができる。これにより、使用者の利便性を高めることができる。
なお、おしゃれ着コース表示部51は、選択されているドライコースを表示するものであればよい。例えば、液晶ディスプレイに選択されているドライコースが表示されるものであってもよいし、点灯または点滅する色(例えば、第1ドライコースは青色点灯、第2ドライコースは赤色点滅)によりドライコースが表示されるものであってもよい。
また、おしゃれ着コース表示部51は、ドライコース選択部40aによるドライコースの自動選択のオン/オフを行えるものであってもよい。例えば、おしゃれ着コース表示部51を長押しすることによって、ドライコースの自動選択のオン/オフが行えるようにしてもよい。また、液晶ディスプレイが設けられている場合は、この液晶ディスプレイを介してドライコースの自動選択のオン/オフが行えるようにしてもよい。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態のドラム式洗濯乾燥機1は、図8に示すように、操作表示部5にドライコース設定部5aを設けた点で、第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機1と異なっている。
なお、この第3実施形態では、第1実施形態と同一部分に同一参照番号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点について説明する。
操作表示部5のドライコース設定部5aは、第1,第2ドライコース毎に、メインモータ17および給水装置7の制御設定を行う。例えば、洗濯工程時におけるタンブリング動作の強弱、および、給水ノズル25の使用の有無、あるいは、脱水工程時における脱水回転数を第1,第2ドライコース毎に個別に設定できる。これにより、例えば、第1ドライコースの洗濯工程の[洗い1]工程において、第2給水弁14が制御され、給水ノズル25から液滴シャワー流Sが噴射されるように設定することができる。また、第2ドライコースの洗濯工程の[洗い2]工程において、[なじませ]、[洗い1]、および、[洗い3]の各工程と同じタンブリング動作が行われるように設定することができる。
このように、第3実施形態のドラム式洗濯乾燥機1では、洗濯工程時におけるタンブリング動作の強弱、および、給水ノズル25の使用の有無、あるいは、脱水工程時における脱水回転数等を第1,第2ドライコース毎に個別に設定できる。このため、洗濯したい衣類が第1,第2ドライコースに適していない場合であっても、この衣類に適した洗濯を行うことができる。
(第4実施形態)
上記第1〜第3実施形態では、ドラム式洗濯乾燥機について説明したが、縦型洗濯乾燥機にこの発明を適用してもよい。
本発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
本発明の洗濯機1は、
外槽4と、
上記外槽4の内部に回転可能に配置され、洗濯物70が収容される内槽6と、
上記内槽6を回転させる駆動装置17と、
上記外槽4の内部に給水する給水装置7と、
洗濯コースを選択する選択部5と、
上記選択部5で選択された洗濯コースに応じて、上記駆動装置17および上記給水装置7を制御する制御装置40と、
を備え、
上記選択部5で選択可能な洗濯コースとして、標準コースと、この標準コースよりも上記洗濯物を痛めないように上記駆動装置17および上記給水装置7が制御されるおしゃれ着洗いコースとを有し、このおしゃれ着洗いコースには、第1ドライコースと、この第1ドライコースよりも洗浄性能が高い第2ドライコースとが含まれていることを特徴としている。
上記構成によれば、洗濯コースとして、標準コースと、この標準コースよりも洗濯物70を痛めないように駆動装置17および給水装置7が制御されるおしゃれ着洗いコースとを有し、このおしゃれ着洗いコースに、第1ドライコースと、この第1ドライコースよりも洗浄性能が高い第2ドライコースとが含まれている。これにより、多様な衣類に適した洗濯を行うことができる。
また、一実施形態の洗濯機1では、
上記洗濯物70の汚れ度合いを検出する汚れ検出部48を備え、
上記制御装置40が、
上記選択部5で上記おしゃれ着洗いコースが選択されたときに、上記汚れ検出部48により検出された上記洗濯物70の汚れ度合いに応じて、上記第1,第2ドライコースのいずれかを選択するドライコース選択部40aを有している。
上記実施形態によれば、洗濯コースとしておしゃれ着洗いコースが選択されたときに、汚れ検出部48により検出された洗濯物70の汚れ度合いに応じて、第1,第2ドライコースのいずれかが選択される。これにより、洗濯物70の汚れ度合いに適した洗濯を行うことができる。
また、一実施形態の洗濯機1では、
上記給水装置7が、上記内槽6に収容された上記洗濯物70に向けて水流を噴射するための給水ノズル25を含み、
上記第2ドライコースの洗濯工程において、上記給水ノズル25から水流Sが上記洗濯物70に向けて噴射される。
上記実施形態によれば、給水ノズル25から噴射される水流Sにより、洗濯物70に付着した汚れを効果的に洗い落とすことができるので、第2ドライコースの洗浄性能を高めることができる。
また、一実施形態の洗濯機1では、
上記第1,第2ドライコースのうちの選択されているドライコースを表示するための表示部51を備えた。
上記実施形態によれば、表示部51により選択されている洗濯コースを確認することができる。これにより、使用者の利便性を高めることができる。
また、一実施形態の洗濯機1では、
上記選択部5が、上記第1,第2ドライコース毎に上記駆動装置17および上記給水装置7の制御設定を行うためのドライコース設定部5aを有する。
上記実施形態によれば、洗濯したい衣類が第1,第2ドライコースに適していない場合であっても、この衣類に適した洗濯を行うことができる。
また、一実施形態の洗濯機1では、
上記外槽4内の水位を検出する水位センサ42を備え、
上記おしゃれ着洗いコースが選択されたときの上記外槽4の内部の水位が、上記標準コースが選択されたときの上記外槽4の内部の水位よりも高くなるように、上記給水装置7が制御される。
上記実施形態によれば、おしゃれ着洗いコースでは、衣類への機械力が大きな洗い方(たたき洗い的な洗い方)で洗濯を行うことができ、標準コースでは、衣類への機械力が小さい洗い方(押し洗い的な洗い方)で洗濯を行うことができる。
上記第1〜第4実施形態で述べた構成要素は、適宜、組み合わせてもよく、また、適宜、選択、置換、あるいは、削除してもよいことは、勿論である。
1 ドラム式洗濯乾燥機
1a 外箱
2 開口部
3 ドア
4 外槽
5 操作表示部(選択部)
5a ドライコース設定部
6 ドラム(内槽)
7 給水装置
70 洗濯物
8 収容ケース
9 収容ケース給水経路
10 外槽給水経路
11 ノズル給水経路
12 給水部
13 第1給水弁
14 第2給水弁
15 開口部
16 サスペンション
17 メインモータ(駆動装置)
18 開口部
19 貫通孔
20 パッキン
21 本体部
22 蓋部
23 第1経路
24 第2経路
25 給水ノズル
26 排水口
27 排水ダクト
28 フィルタケース
29 排水ホース
30 排水弁
31 排水用モータ
32 リントフィルタ
33 エアトラップ
34 導圧パイプ
35 循環ポンプ
40 制御装置
40a ドライコース選択部
41 フィルタ装置
42 水位センサ
43 回転速度センサ
44 電圧センサ
45 振動センサ
46 負荷駆動回路
47 インバータ
48 汚れセンサ
51 おしゃれ着コース表示部
60 溢水口
70 洗濯物
100 ヒートポンプユニット
110 送風ファン
S 液滴シャワー流

Claims (4)

  1. 外槽と、
    上記外槽の内部に回転可能に配置され、洗濯物が収容される内槽と、
    上記内槽を回転させる駆動装置と、
    上記外槽の内部に給水する給水装置と、
    上記外槽の内部に給水された水から、上記洗濯物の汚れ度合いを検出する汚れ検出部と、
    洗濯コースを選択する選択部と、
    上記選択部で選択された洗濯コースに応じて、上記駆動装置および上記給水装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    上記選択部で使用者の入力により選択可能な洗濯コースとして、標準コースと、この標準コースよりも上記洗濯物を痛めないように上記駆動装置および上記給水装置が制御されるおしゃれ着洗いコースとを有し、このおしゃれ着洗いコースには、第1ドライコースと、この第1ドライコースよりも洗浄性能が高い第2ドライコースとが含まれており、
    上記選択部で上記おしゃれ着洗いコースが選択されたときに、上記汚れ検出部により検出された結果に応じて、上記第1,第2ドライコースのいずれかを選択するドライコース選択部を有し、
    上記第1,第2ドライコースのうちの選択されているドライコースを表示するための表示部を備えていることを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    上記給水装置が、上記内槽に収容された上記洗濯物に向けて水流を噴射するための給水ノズルを含み、
    上記第2ドライコースの洗濯工程において、上記給水ノズルから水流が上記洗濯物に向けて噴射されることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または2に記載の洗濯機において、
    上記選択部が、上記第1,第2ドライコース毎に上記駆動装置および上記給水装置の制御設定を行うためのドライコース設定部を有することを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の洗濯機において、
    上記外槽内の水位を検出する水位センサを備え、
    上記おしゃれ着洗いコースが選択されたときの上記外槽の内部の水位が、上記標準コースが選択されたときの上記外槽の内部の水位よりも高くなるように、上記給水装置が制御されることを特徴とする洗濯機。
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