JPH1090171A - 衣類乾燥機用乾燥検知センサ - Google Patents

衣類乾燥機用乾燥検知センサ

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JPH1090171A
JPH1090171A JP24439696A JP24439696A JPH1090171A JP H1090171 A JPH1090171 A JP H1090171A JP 24439696 A JP24439696 A JP 24439696A JP 24439696 A JP24439696 A JP 24439696A JP H1090171 A JPH1090171 A JP H1090171A
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light receiving
clothes
amount
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JP24439696A
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English (en)
Inventor
Tadashi Miki
匡 三木
Shinji Kondo
信二 近藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成のものは対象物が静止しているこ
とを前提としているものであり、衣類乾燥機のような対
象物がかなり早いスピードで動き回るようなものに適用
した場合には、受光素子の出力が衣類までの距離によっ
て大きく変動するため、精度が低下するという課題を有
している。 【解決手段】 第1の基準用受光手段21と第2の基準
用受光手段23との間に直線を構成するように配置した
検出用受光手段22とによって、1次元方向の光路差の
補正が可能で、精度の高い乾燥検知が出来る衣類乾燥機
用乾燥検知センサとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類中に含まれる
水分量によって反射光が変化することを利用して、衣類
の乾燥度を判定できる衣類乾燥機用乾燥センサに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】物質に対して光を投射した場合に、この
物質によって反射された光は、物質に含まれている吸収
物質によって特定される波長成分が減衰するものであ
る。これは、この吸収物質が前記波長成分の光を吸収す
るためと考えられる。この吸収物質の量あるいは種類を
特定する方法としては、例えば赤外分光法がある。(参
考文献:『近赤外分光法入門』岩元睦夫他)。
【0003】すなわち、波長λにおいて吸収物質を含ま
ない標準試料での基準反射光量をI S(λ)、測定試料
中の吸収物質の量に応じて減衰する検知反射光量をI
(λ)、見かけの吸光度をAとすると、 A=Log{I(λ)/IS(λ)} 式1 この関係を応用して水分量を検知する、つまり物質の乾
燥度を検知する技術として、測定物質によって特異的に
吸収される吸収波長域と、ほとんど吸収されない非吸収
波長域とが存在することを利用する方法がある。つま
り、水分に吸収されない場合の基準反射光量IS(λ)
を、乾燥した標準資料で測定する変わりに、水分に吸収
されない非吸収波長λ1での反射光量IS(λ1)を測定
資料を使って測定し、次に、検知反射光量I(λ)とし
て吸収波長λ2での反射光量I(λ2)を同一の測定資料
を使って測定すると、測定試料中の吸収物質の量Aは式
2で与えられるものである。
【0004】 A=Log{I(λ2)/IS(λ1)} 式2 この場合、吸光度Aは光が通過した水分層の厚みと相関
があることが知られている。またこの方法は、水分を検
知する水分計などで既に実用化されている。この水分計
に採用されている構成の概略は図5に示した通りであ
る。すなわち、光源77から水分量を検出したい対象物
78に光を照射し、対象物78による反射光を受光部7
1で受光しているものである。受光部71は、吸収波長
域λ2の光のみを通過させるバンドパスフィルタ73
と、非吸収波長域λ1の光のみを通過させるバンドパス
フィルタ72を埋め込んだチョッパを回転させる構成と
している。こうすることによって、受光素子76は非吸
収波長域での受光量IS(λ1)と、吸収波長域での受光
量I(λ2)とを時分割で交互に得ているものである。
これから求められる吸光度は、測定資料78中に拡散し
た水分層の厚み、つまり水分量との間には、一定の比例
関係が成立しているものである。このため制御部74が
水分量判定部75を使用して、両出力の比を演算すれ
ば、測定資料78中の水分量、すなわち乾燥度を検知で
きるものである(参考文献「赤外線水分計」日本たばこ
産業、非接触センシングダイジェスト‘91、センサ技
術91年12月臨時増刊号)。
【0005】図6は、測定試料が或る量の水分を含んで
いる場合に、反射光の波長と吸収率の関係を示したもの
である。λ2・λ3・λ4のようにグラフの谷に位置する
ものは吸収波長であり、λ1・λ5・λ6のようにグラフ
の山に位置するものは非吸収波長である。吸収物質が水
である場合には、λ2は1940nmや1440nm等の波長域、λ1
は1800nmや1300nm、800nm等の波長域が適切である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来の構成
のものは、対象物が静止していることを前提としている
ものであり、例えば衣類乾燥機のような対象物がかなり
早いスピードで動き回るようなものに適用した場合に
は、受光素子の出力が衣類までの距離によって大きく変
動するため、精度が低下するという課題を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の受光手
段を使用して、各受光手段の出力を補正するようにし
て、精度の高い水分量の検出ができる衣類乾燥機などに
適用できる乾燥検知センサとしている。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、第1
の基準用受光手段と第2の基準用受光手段との間に直線
を構成するように配置した検出用受光手段とによって、
1次元方向の光路差の補正が可能で、精度の高い乾燥検
知が出来る衣類乾燥機用乾燥検知センサとしている。
【0009】請求項2に記載した発明は、三角形に配置
した3個の基準用受光手段の重心位置に検出用受光手段
を配置して、2次元方向の光路差の補正が可能で、精度
の高い乾燥検知が出来る衣類乾燥機用乾燥検知センサと
している。
【0010】請求項3に記載した発明は、多角形に配置
したn個の基準用受光手段の重心位置に検出用受光手段
を配置して、多次元方向の光路差の補正が可能で、精度
の高い乾燥検知が出来る衣類乾燥機用乾燥検知センサと
している。
【0011】請求項4に記載した発明は、第1の検出用
受光手段と第2の検出用受光手段との間に直線を構成す
るように配置した基準用受光手段とによって、1次元方
向の光路差の補正が可能で、局部的なムラによる影響を
低減した精度の高い乾燥検知が出来る衣類乾燥機用乾燥
検知センサとしている。
【0012】請求項5に記載した発明は、三角形に配置
した3つの検出用受光手段の重心位置に基準用受光手段
を配置して、2次元方向の光路差の補正が可能で、局部
的なムラによる影響を低減した精度の高い乾燥検知が出
来る衣類乾燥機用乾燥検知センサとしている。
【0013】請求項6に記載した発明は、多角形に配置
したn個の検出用受光手段の重心位置に基準用受光手段
を配置して、多次元方向の光路差の補正が可能で、局部
的なムラによる影響を低減した精度の高い乾燥検知が出
来る衣類乾燥機用乾燥検知センサとしている。
【0014】請求項7に記載した発明は、多角形に配置
した検出用受光手段の重心位置を多角形に配置した基準
用受光手段の重心位置に一致させて配置し、多次元方向
の光路差の補正が可能で、より検出範囲の広い、局部的
なムラによる影響を低減した衣類乾燥機用乾燥検知セン
サとしている。
【0015】請求項8に記載した発明は、制御部は、複
数の受光手段の受光量が異なる場合には、同一光量で同
一受光量となるように補正するようにして、精度の高い
乾燥検知が出来る衣類乾燥機用乾燥検知センサとしてい
る。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の一実施例について図面に基
づいて説明する。
【0017】図1は、本実施例の衣類乾燥機用乾燥検知
センサを衣類乾燥機に組み込んだ構成を示す説明図であ
る。この衣類乾燥機はドラム型の温風送風方式のものを
使用している。11は、ドラム内の衣類に対して可視光
や赤外線(以下単に光と称する)を投光するLEDや豆
電球などの光源によって構成した発光手段である。発光
手段11が投光した光はドラム17内の衣類14・15
に当たって反射され、3つの受光手段21・22・23
によって受光される。3つの受光手段21・22・23
は直線を構成するように配置してあり、第1の基準用受
光手段21と第2の基準用受光手段23との間に検知用
受光手段22を配置している。第1の基準用受光手段2
1と第2の基準用受光手段23とは、水分による吸収の
小さい波長域に感度を有するものを使用している。また
検知用受光手段22は、水分による吸収の大きい波長域
に感度を有している。3つの受光手段21・22・23
の検知信号は、制御部12を取り付けているコントロー
ル基盤に伝達されている。
【0018】20は衣類を投入するための前面扉、18
は温風をドラム17内に吹き込むためのバッフルであ
り、通常複数箇所に設けている。19はドラム17の回
転を支える回転軸、13は熱交換用の冷却ファンであ
る。
【0019】なお3つの受光手段21・22・23の取
付位置については、特に限定する必要はないものであ
る。
【0020】以下本実施例の動作について説明する。物
質は、その物質の分子振動の波長に応じた波長の光を吸
収する。水分による吸収特性は、従来例で説明した図6
に示しているように、特にλ2(1940nm付近)に大きな
吸収のピークを有しており、またこの吸収の度合いは光
が通過する水分の厚みに対数的に比例して大きくなるも
のである。従って、衣類などの対象物に投光した光の反
射光の内、水に吸収されにくい1800nm付近の波長のもの
を基準光λ1として、水によく吸収される1940nm付近の
波長を検出光λ2として検出し、この両者の比を検出す
るようにすれば、対象物が有している水分量を検出でき
るものである。すなわち乾燥度を検出できるものであ
る。
【0021】以上の原理を実用するために本実施例で
は、図1に示している3つの受光手段21・22・23
によって、基準光λ1と検出光λ2とを検出するようにし
ているものである。すなわち、受光手段21と受光手段
23とを基準光λ1を検出するための第1の基準用受光
手段・第2の基準用受光手段として使用し、受光手段2
2を検出光λ2を受光する検出用受光手段として使用し
ているものである。また第1の基準用受光手段21・第
2の基準用受光手段23としては、水分による吸収の小
さい波長1800nm付近に感度を有するものを、検出用受光
手段22としては水分による吸収の大きい波長1940nm付
近に感度を有するものを使用している。また図2に示し
ているように、第1の基準用受光手段21・第2の基準
用受光手段23・検出用受光手段22を直線に配置し、
検出用受光手段22を第1の基準用受光手段21・第2
の基準用受光手段23の間に位置するように配置してい
るものである。図2(a)は、第1の基準用受光手段2
1・第2の基準用受光手段23・検出用受光手段22を
等間隔に置いて、衣類14によって反射した光がそれぞ
れの受光手段に届く光路長の差を等間隔Δdとした場合
を示している。すなわち、発光手段11による投光の内
衣類14に当たって反射した光が、第1の基準用受光手
段21を配置した地点Aに届くまでの光路長をd+△
d、検出用受光手段22を配置した地点Bまでの光路長
をdとすると、第2の基準用受光手段23を配置した地
点Cまでの光路長はd−△dとなる。
【0022】受光手段が受光する反射光量は光路長の2
乗に反比例して減衰すると近似できるから、光路長rの
地点での反射光の受光量は距離が1である場合の基準反
射量をKとすればK/r2で表される。従って、A地点
が受光する受光量I(A)はK/(d+Δd)2、C地点
が受光量I(C)はK/(d-Δd)2、検出用受光手段2
2を配置した地点Bでの受光量I(B)は、K/d2と表
される。
【0023】これを近似演算すると、I(A)+I
(B)=K(d2+△d2)/{d2×(d2−4×d2×
Δd2)}となる。ここでdは数cm程度以上であり、
△dは受光手段を構成する受光素子の大きさの程度から
3mm程度であるとすると、d2とΔd2とは4桁以上異
なるものとなる。このため、Δd2を0と近似すること
ができる。この結果、 I(A)/2+I(C)/2=I
(B)が導かれる。
【0024】このことから、B地点に基準用受光手段を
仮想的に配置した場合に、この仮想的な基準用受光手段
が受光する検出光量Is(B)は、第1の基準用受光手
段21が受光する基準光量IS(A)と、第2の基準用受
光手段23が受光する基準光量IS(C)との平均値とし
て算出でき、IS(B)=IS(A)/2+IS(C)/2と
なる。
【0025】従って吸光度はA(B)は、 A(B)=Log{B地点での検出光量/B地点での基準光量} =Log{2I(B)/(IS(A)+IS(C))} で算出できることになる。
【0026】また図2(b)に示しているように、第1
の基準用受光手段21・検出用受光手段22・第2の基
準用受光手段23の間隔をx・yとする異間隔に配置す
ることもできる。この場合も図(a)に示した場合と同
様、検出用受光手段22までの光路長をLとすると、L
2に比べてx2やy2は極めて小さく0と近似できるもの
である。従って、検出用受光手段22を配置した地点B
での受光量I(B)は、 I(B)={1/I(C)×1/(1ーy/x)+1/
I(A)×y/x}−1 と近似できることになる。これはすなわちAとBの距離
に応じて比率計算した光量に等しくなる。
【0027】以上のように本実施例では、複数の受光手
段21・22・23を用いて基準光量ISと検出光量I
の両者を同時に計測することによって、測定対象である
衣類が移動することによる測定場所の変動を防止してい
る。また、受光手段までの光路差を補正する方法とし
て、基準波長域とした第1の基準用受光手段21と第2
の基準用受光手段23の2個を使用し、この2個の基準
用受光手段21・23の間に直線となるように検出用受
光手段22を配置し、この位置関係に応じて仮想的な受
光量を演算によって算出し、これを検出波長域の受光手
段位置での受光量に相当する基準波長域の光量として代
用しているものである。
【0028】またこのとき、図3に示しているように3
個の基準用受光手段と1個の検出用受光手段を使用する
構成とすることもできる。図3(a)に示しているもの
は、第1の基準用受光手段51・第2の基準用受光手段
52・第3の基準用受光手段53を正三角形に配置し、
この重心位置に検知用受光手段54を配置した場合をを
示している。この場合は、正三角形の各頂点での基準受
光量をそれぞれIS(A)・IS(B)・IS(C)とす
ると、重心位置での仮想的な基準受光量はIS(G)
は、IS(G)={IS(A)+IS(B)+IS(C)}
/3}となる。また図3(b)に示しているような正三
角形以外の場合であっても、それぞれの辺の長さに応じ
て重心位置での基準光量を算出することができる。
【0029】この場合には、2次元方向の光路差の補正
が可能で、より精度の高い乾燥検知が出来る衣類乾燥機
用乾燥検知センサを実現できるものである。
【0030】更に図4(a)・図4(b)には、正方形
に配置した基準用受光手段55〜58とこの重心位置に
配置した検出用受光手段59、一般の四辺形に配置した
基準用受光手段55〜58とこの重心位置に配置した検
知用受光手段59を示している。この場合も、各辺の基
準用受光手段の基準光量をIS(A)・IS(B)・I S
(C)・IS(D)とすると、重心位置Gでの仮想的な
基準光量IS(G)は、 IS(G)={IS(A)+IS(B)+IS(C)+IS
(D)}/4 と近似することができる。
【0031】以上の説明では、基準用受光手段を検出用
受光素子の周囲に配置する場合の例を述べたが、これを
逆にして、検出用受光手段を基準用受光手段の周囲に配
置する構成も可能である。この場合は、検出用受光手段
を複数使用する効果として、一個の場合に比べて測定試
料の、より広い面積部分の平均検出光量を得ることがで
き、検知箇所だけがたまたま局部的に水分が多いといっ
た試料の水分量のムラを低減した検知が可能となる。
【0032】つまり、2つの検出用受光手段の間に基準
用受光手段を直線となるように配置した構成とするも
の、三角形に配置した検出用受光手段の重心位置に基準
用受光手段を配置する構成のものや、多角形に配置した
検出用受光手段の重心位置に基準用受光手段を配置する
構成のもの、多角形に配置した検出用受光手段の重心位
置に、重心位置が一致するように配置した多角形に配置
した基準用受光手段とから成る構成としたもの等が考え
られる。
【0033】また本実施例では制御部12は、複数の受
光手段の受光量が異なる場合には、同一光量で同一受光
量となるように補正するようにしているものである。こ
のため、各受光手段のバラツキによる補正が出来、精度
の高い乾燥検知が出来る衣類乾燥機用乾燥検知センサを
実現できるものである。
【0034】なお、本実施例ではドラム型の回転式の乾
燥機に適用するものとして説明しているが、浴槽に設置
するタイプの乾燥機や、ハンガー型の吊り下げ型の乾燥
機でも適用可能なものである。特に本実施例では、衣類
に光を放射して反射光または透過光を検出する直接検知
法としているため、従来の乾燥機の庫内の容量に対する
温度変化を検知する間接法と異なって、本体の大きさ
や、送風用バッフルの設置位置や数、大きさなどの設計
変更の影響を受け難く、特にモデルチェンジなど設計変
更の頻繁な家電製品については特にこの効果が大きい。
【0035】また検出に用いる波長は、水分による吸収
率の大きい1940nmや1440nmを使用し、基準光はこれに隣
接した1800nmや1300nm付近を使用しているが、しかし前
記波長に限定する必要はなく、発光手段や受光手段の特
性に応じて適正に選択しても支障はないものである。
(参考文献:久野治義「赤外線工学」、社団法人電子情
報通信学会)。例えば、色や材質による反射率のばらつ
きなどに対して精度的な余裕がある場合には、比較的離
れた波長を基準波長として用いることができる。特に、
900nm付近の波長は水分による吸収をほとんど受けない
ため、基準用受光手段として利用できる上、900nm付近
に受光感度を有する受光素子は、テレビやビデオなどを
初めとする各種家電製品のリモコンに大量に実用化され
ており、その量産効果によって非常に低コストで利用で
きる。従って、900nm付近の受光素子を基準光として用
いれば、その商業上の効果は大きくなる。
【0036】また本実施例では取り付け位置はドラム外
側の下側位置としているが、設置位置は本位置に限定さ
れるものではなく、ドラムの下部などの送風の吹き出し
口は送風による温度低下の外乱の影響が考えられるた
め、この場所を避けて、ドラムの回転中心軸方向に対面
させて取り付ける方法も有効である。特に、ドラムの軸
に対して垂直な位置に光の光路を設定すれば、衣類の重
量でドラムの下部に衣類が落下するため、高い頻度で衣
類に光を照射することが可能となる。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、ドラム内の
衣類に対して投光する発光手段と、衣類によって反射さ
れた光を受光する複数の受光手段と、前記複数の受光手
段の受光量から衣類中の水分の量を判別する制御手段と
を備え、前記複数の受光手段は、水分による吸収の小さ
い波長域に感度を有する第1および第2の基準用受光手
段と、第1の基準用受光手段と第2の基準用受光手段と
の間に設けた水分による吸収の大きい波長域に感度を有
する検知用受光手段とから成り、前記2つの基準用受光
手段と検知用受光手段とは直線となるように配置し、制
御部は第1及び第2の基準用受光手段の受光量の平均値
と検出用受光手段の受光量とを比較演算することによっ
て衣類の乾燥度を判定する構成として、1次元方向の光
路差の補正が可能で、精度の高い乾燥検知が出来る衣類
乾燥機用乾燥検知センサを実現するものである。
【0038】請求項2に記載した発明は、ドラム内の衣
類に対して投光する発光手段と、衣類によって反射され
た光を受光する複数の受光手段と、複数の受光手段の受
光量から衣類中の水分の量を判別する制御手段とを備
え、前記複数の受光手段は、三角形に配置した水分によ
る吸収の小さい波長域に感度を有する第1・第2および
第3の基準用受光手段と、三角形の重心位置に配置した
水分による吸収の大きい波長域に感度を有する検知用受
光手段とから成り、前記制御部は第1・第2および第3
の基準用受光手段の受光量の平均値と、検出用受光手段
の受光量とを比較演算することによって衣類の乾燥度を
判定する構成として、2次元方向の光路差の補正が可能
で、精度の高い乾燥検知が出来る衣類乾燥機用乾燥検知
センサを実現するものである。
【0039】請求項3に記載した発明は、ドラム内の衣
類に対して投光する発光手段と、衣類によって反射され
た光を受光する複数の受光手段と、前記複数の受光手段
の受光量から衣類中の水分の量を判別する制御手段とを
備え、前記複数の受光手段は、多角形に配置した水分に
よる吸収の小さい波長域に感度を有する第1から第nの
基準用受光手段と、多角形の重心位置に配置した水分に
よる吸収の大きい波長域に感度を有する検知用受光手段
とから成り、制御部は第1から第nの基準用受光手段の
受光量の重心比率値と検出用受光手段の受光量とを比較
演算することによって衣類の乾燥度を判定する構成とし
て、多次元方向の光路差の補正が可能で、精度の高い乾
燥検知が出来る衣類乾燥機用乾燥検知センサを実現する
ものである。
【0040】請求項4に記載した発明は、ドラム内の衣
類に対して投光する発光手段と、衣類によって反射され
た光を受光する複数の受光手段と、前記複数の受光手段
の受光量から衣類中の水分の量を判別する制御手段とを
備え、前記複数の受光手段は、水分による吸収の大きい
波長域に感度を有する第1および第2の検出用受光手段
と、第1の検出用受光手段と第2の検出用受光手段との
間に設けた水分による吸収の小さい波長域に感度を有す
る基準用受光手段とから成り、前記2つの検出用受光手
段と基準用受光手段とは直線となるように配置し、制御
部は第1および第2の検出用受光手段の受光量の平均値
と基準用受光手段の受光量とを比較演算することによっ
て衣類の乾燥度を判定する構成として、1次元方向の光
路差の補正が可能で、局部的なムラによる影響を低減し
た精度の高い乾燥検知が出来る衣類乾燥機用乾燥検知セ
ンサを実現するものである。
【0041】請求項5に記載した発明は、ドラム内の衣
類に対して投光する発光手段と、衣類によって反射され
た光を受光する複数の受光手段と、前記複数の受光手段
の受光量から衣類中の水分の量を判別する制御手段とを
備え、前記複数の受光手段は、三角形に配置した水分に
よる吸収の大きい波長域に感度を有する第1・第2およ
び第3の検出用受光手段と、三角形の重心位置に配置し
た水分による吸収の小さい波長域に感度を有する基準用
受光手段とから成り、制御部は第1・第2および第3の
検出用受光手段の受光量の重心比率値と基準用受光手段
の受光量とを比較演算することによって衣類の乾燥度を
判定する構成として、2次元方向の光路差の補正が可能
で、局部的なムラによる影響を低減した精度の高い乾燥
検知が出来る衣類乾燥機用乾燥検知センサを実現するも
のである。
【0042】請求項6に記載した発明は、ドラム内の衣
類に対して投光する発光手段と、衣類によって反射され
た光を受光する複数の受光手段と、前記複数の受光手段
の受光量から衣類中の水分の量を判別する制御手段とを
備え、前記複数の受光手段は、多角形に配置した水分に
よる吸収の大きい波長域に感度を有する第1から第nの
検出用受光手段と、多角形の重心位置に配置した水分に
よる吸収の小さい波長域に感度を有する基準用受光手段
とから成り、制御部は第1から第nの検出用受光手段の
受光量の重心比率値と基準用受光手段の受光量とを比較
演算することによって衣類の乾燥度を判定する構成とし
て、多次元方向の光路差の補正が可能で、局部的なムラ
による影響を低減した精度の高い乾燥検知が出来る衣類
乾燥機用乾燥検知センサを実現するものである。
【0043】請求項7に記載した発明は、ドラム内の衣
類に対して投光する発光手段と、衣類によって反射され
た光を受光する複数の受光手段と、前記複数の受光手段
の受光量から衣類中の水分の量を判別する制御手段とを
備え、前記複数の受光手段は、多角形に配置した水分に
よる吸収の大きい波長域に感度を有する第1から第nの
検出用受光手段と、多角形に配置した水分による吸収の
小さい波長域に感度を有する第1から第mの基準用受光
手段とから成り、前記2つの多角形の重心位置が一致す
るように配置して、制御部は第1から第nの検出用受光
手段の受光量の重心比率値と、第1から第mの基準用受
光手段の受光量の重心比率値とを比較演算することによ
って衣類の乾燥度を判定する構成として、多次元方向の
光路差の補正が可能で、より検出範囲の広い、局部的な
ムラによる影響を低減した衣類乾燥機用乾燥検知センサ
を実現するものである。
【0044】請求項8に記載した発明は、制御部は、複
数の受光手段の受光量が異なる場合には、同一光量で同
一受光量となるように補正する構成として、精度の高い
乾燥検知が出来る衣類乾燥機用乾燥検知センサを実現す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である乾燥検知センサを組み
込んだ衣類乾燥機の構成を説明する説明図
【図2】(a)同、受光手段を直線に配置した場合の受
光手段の動作を説明する説明図 (b)同、受光手段の間隔を変えた場合の受光手段の動
作を説明する説明図
【図3】(a)同、受光手段を正三角形に配置した場合
の受光手段の動作を説明する説明図 (b)同、受光手段を一般の三角形に配置した場合の受
光手段の動作を説明する説明図
【図4】(a)同、受光手段を正方形に配置した場合の
受光手段の動作を説明する説明図 (b)同、受光手段を一般の四辺形に配置した場合の受
光手段の動作を説明する説明図
【図5】従来である水分計の構成を説明する説明図
【図6】同、物質による光の吸収特性を示す特性図
【符号の説明】
11 発光手段 12 制御部 21 第1の基準用受光手段 22 検出用受光手段 23 第2の基準用受光手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム内の衣類に対して投光する発光手
    段と、衣類によって反射された光を受光する複数の受光
    手段と、前記複数の受光手段の受光量から衣類中の水分
    の量を判別する制御手段とを備え、前記複数の受光手段
    は、水分による吸収の小さい波長域に感度を有する第1
    および第2の基準用受光手段と、第1の基準用受光手段
    と第2の基準用受光手段との間に設けた水分による吸収
    の大きい波長域に感度を有する検知用受光手段とから成
    り、前記2つの基準用受光手段と検知用受光手段とは直
    線となるように配置し、制御部は第1及び第2の基準用
    受光手段の受光量の平均値と検出用受光手段の受光量と
    を比較演算することによって衣類の乾燥度を判定する衣
    類乾燥機用乾燥検知センサ。
  2. 【請求項2】 ドラム内の衣類に対して投光する発光手
    段と、衣類によって反射された光を受光する複数の受光
    手段と、複数の受光手段の受光量から衣類中の水分の量
    を判別する制御手段とを備え、前記複数の受光手段は、
    三角形に配置した水分による吸収の小さい波長域に感度
    を有する第1・第2および第3の基準用受光手段と、三
    角形の重心位置に配置した水分による吸収の大きい波長
    域に感度を有する検知用受光手段とから成り、前記制御
    部は第1・第2および第3の基準用受光手段の受光量の
    重心比率値と、検出用受光手段の受光量とを比較演算す
    ることによって衣類の乾燥度を判定する衣類乾燥機用乾
    燥検知センサ。
  3. 【請求項3】 ドラム内の衣類に対して投光する発光手
    段と、衣類によって反射された光を受光する複数の受光
    手段と、前記複数の受光手段の受光量から衣類中の水分
    の量を判別する制御手段とを備え、前記複数の受光手段
    は、多角形に配置した水分による吸収の小さい波長域に
    感度を有する第1から第nの基準用受光手段と、多角形
    の重心位置に配置した水分による吸収の大きい波長域に
    感度を有する検知用受光手段とから成り、制御部は第1
    から第nの基準用受光手段の受光量の重心比率値と検出
    用受光手段の受光量とを比較演算することによって衣類
    の乾燥度を判定する衣類乾燥機用乾燥検知センサ。
  4. 【請求項4】 ドラム内の衣類に対して投光する発光手
    段と、衣類によって反射された光を受光する複数の受光
    手段と、前記複数の受光手段の受光量から衣類中の水分
    の量を判別する制御手段とを備え、前記複数の受光手段
    は、水分による吸収の大きい波長域に感度を有する第1
    および第2の検出用受光手段と、第1の検出用受光手段
    と第2の検出用受光手段との間に設けた水分による吸収
    の小さい波長域に感度を有する基準用受光手段とから成
    り、前記2つの検出用受光手段と基準用受光手段とは直
    線となるように配置し、制御部は第1および第2の検出
    用受光手段の受光量の平均値と基準用受光手段の受光量
    とを比較演算することによって衣類の乾燥度を判定する
    衣類乾燥機用乾燥検知センサ。
  5. 【請求項5】 ドラム内の衣類に対して投光する発光手
    段と、衣類によって反射された光を受光する複数の受光
    手段と、前記複数の受光手段の受光量から衣類中の水分
    の量を判別する制御手段とを備え、前記複数の受光手段
    は、三角形に配置した水分による吸収の大きい波長域に
    感度を有する第1・第2および第3の検出用受光手段
    と、三角形の重心位置に配置した水分による吸収の小さ
    い波長域に感度を有する基準用受光手段とから成り、制
    御部は第1・第2および第3の検出用受光手段の受光量
    の重心比率値と基準用受光手段の受光量とを比較演算す
    ることによって衣類の乾燥度を判定する衣類乾燥機用乾
    燥検知センサ。
  6. 【請求項6】 ドラム内の衣類に対して投光する発光手
    段と、衣類によって反射された光を受光する複数の受光
    手段と、前記複数の受光手段の受光量から衣類中の水分
    の量を判別する制御手段とを備え、前記複数の受光手段
    は、多角形に配置した水分による吸収の大きい波長域に
    感度を有する第1から第nの検出用受光手段と、多角形
    の重心位置に配置した水分による吸収の小さい波長域に
    感度を有する基準用受光手段とから成り、制御部は第1
    から第nの検出用受光手段の受光量の重心比率値と基準
    用受光手段の受光量とを比較演算することによって衣類
    の乾燥度を判定する衣類乾燥機用乾燥検知センサ。
  7. 【請求項7】 ドラム内の衣類に対して投光する発光手
    段と、衣類によって反射された光を受光する複数の受光
    手段と、前記複数の受光手段の受光量から衣類中の水分
    の量を判別する制御手段とを備え、前記複数の受光手段
    は、多角形に配置した水分による吸収の大きい波長域に
    感度を有する第1から第nの検出用受光手段と、多角形
    に配置した水分による吸収の小さい波長域に感度を有す
    る第1から第mの基準用受光手段とから成り、前記2つ
    の多角形の重心位置が一致するように配置して、制御部
    は第1から第nの検出用受光手段の受光量の重心比率値
    と、第1から第mの基準用受光手段の受光量の重心比率
    値とを比較演算することによって衣類の乾燥度を判定す
    る衣類乾燥機用乾燥検知センサ。
  8. 【請求項8】 制御部は、複数の受光手段の受光感度が
    異なる場合には、同一光量で同一受光量となるように補
    正する請求項1から7のいずれか1項に記載した衣類乾
    燥機用乾燥検知センサ。
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