JP2014063727A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単且つ経済的な構成で、樹脂枠部材の下部側に水が滞留することを可及的に抑制することができ、固体高分子電解質膜の膜劣化を有効に阻止することを可能にする。
【解決手段】燃料電池10は、樹脂枠付き電解質膜・電極構造体12を第1セパレータ14及び第2セパレータ16で挟持する。樹脂枠付き電解質膜・電極構造体12は、樹脂枠部材24を備え、前記樹脂枠部材24は、2つの辺24a、24bが内壁面24INから上方に延在するとともに、前記辺24aには、第1ガス拡散層20bと外部とを繋ぐ第1開口部26aが形成され、前記辺24bには、第2ガス拡散層22bと外部とを繋ぐ第2開口部26bが形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体高分子電解質膜の両側に、それぞれ電極触媒層及びガス拡散層を有する電極が設けられるとともに、前記固体高分子電解質膜の外周を周回して樹脂枠部材が設けられる電解質膜・電極構造体を備え、前記電解質膜・電極構造体とセパレータとが、水平方向に沿って積層される燃料電池に関する。
一般的に、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側に、それぞれ触媒層(電極触媒層)とガス拡散層(多孔質カーボン)とからなるアノード電極及びカソード電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。電解質膜・電極構造体は、セパレータによって挟持され、燃料電池を構成している。燃料電池は、所定の数だけ積層することにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして燃料電池電気自動車に使用されている。
燃料電池では、比較的高価な固体高分子電解質膜の使用量を削減させるとともに、薄膜状で強度が低い前記固体高分子電解質膜を保護するために、外周に樹脂枠部材を組み込んだ樹脂枠付きMEAが採用されている。
例えば、特許文献1に開示されている膜電極組立体が知られている。この膜電極組立体は、図10に示すように、高分子電解質膜1を備えている。高分子電解質膜1の一方の面側に、第1の電極層2及び第1のガス拡散層3が設けられ、該高分子電解質膜1の他方の面側に、第2の電極層4及び第2のガス拡散層5が設けられ、膜電極接合体6が構成されている。高分子電解質膜1の外周縁の全部並びに第1のガス拡散層3及び第2のガス拡散層5の外周縁の少なくとも一部であって前記高分子電解質膜1の側を包囲するように、樹脂枠7が設けられている。
第1のガス拡散層3及び第1の電極層2は、前記第1のガス拡散層3の外周縁全体が高分子電解質膜1の外周縁の範囲内に収まっている。第1のガス拡散層3及び第1の電極層2は、前記第1の電極層2の外周縁全周に亘って該第1の電極層2の外周縁と高分子電解質膜1の外周縁との間に前記高分子電解質膜1の表面領域が残るように、該高分子電解質膜1の表面上に配置されている。第2のガス拡散層5は、高分子電解質膜1の外周縁全周に亘って該表面領域とは反対側の少なくとも一部にまで延在している。さらに、樹脂枠7は、表面領域の少なくとも一部に固着している。
特開2008−41337号公報
ところで、燃料電池では、良好なイオン伝導性を確保するために、高分子電解質膜1を保湿する必要がある。このため、反応ガスである酸化剤ガス(例えば、空気)や燃料ガス(例えば、水素ガス)を加湿して燃料電池に供給する方式が採用されている。
その際、加湿用の水分が、高分子電解質膜1に吸収されずに液状化され、反応ガス流路に滞留する場合がある。一方、燃料電池では、発電反応によりカソード電極に生成水が発生するとともに、アノード電極には、前記生成水が高分子電解質膜1を介して逆拡散している。
このため、樹脂枠7の下部側には、高分子電解質膜1の重力方向下端に対応して重力の作用により水分が凝縮し、滞留水領域8が形成され易くなる。滞留水領域8には、金属の溶出やラジカルの生成が惹起され易く、高分子電解質膜1の膜劣化が発生するという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、簡単且つ経済的な構成で、樹脂枠部材の下部側に水が滞留することを可及的に抑制することができ、固体高分子電解質膜の膜劣化を有効に阻止することが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側に、それぞれ電極触媒層及びガス拡散層を有する電極が設けられるとともに、前記固体高分子電解質膜の外周を周回して樹脂枠部材が設けられる電解質膜・電極構造体を備えている。電解質膜・電極構造体とセパレータとは、水平方向に沿って積層されている。そして、樹脂枠部材の重力方向下端部には、電解質膜・電極構造体の内部と外部とを繋ぐ開口部が形成されている。
また、この燃料電池では、開口部は、電解質膜・電極構造体の内部であるガス拡散層と外部とを繋いで形成されることが好ましい。
さらに、この燃料電池では、開口部は、重力方向下端部に所定の間隔ずつ離間して複数個設けられることが好ましい。
さらにまた、この燃料電池では、樹脂枠部材の重力方向下端部は、2辺が上方に延在する断面U字状又は1辺が上方に延在する断面L字状を有することが好ましい。
本発明によれば、樹脂枠部材の重力方向下端部には、電解質膜・電極構造体の内部と外部とを繋ぐ開口部が形成されている。このため、電解質膜・電極構造体の内部に生成された水は、重力方向下方に移動すると、前記水は、開口部を通って前記電解質膜・電極構造体の外部に排出されている。
従って、簡単且つ経済的な構成で、樹脂枠部材の下部側に水が滞留することを可及的に抑制することができ、固体高分子電解質膜の膜劣化を有効に阻止することが可能になる。これにより、燃料電池は、最適な発電環境を良好に維持することができる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池の、図1中、II−II線断面説明図である。 前記燃料電池を構成する樹脂枠付き電解質膜・電極構造体のカソード電極側の正面説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池の要部断面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池の要部断面説明図である。 前記燃料電池を構成する樹脂枠付き電解質膜・電極構造体のカソード電極側の正面説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池の要部断面説明図である。 本発明の第5の実施形態に係る燃料電池の要部断面説明図である。 本発明の第6の実施形態に係る燃料電池の要部断面説明図である。 特許文献1に開示された膜電極組立体の説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る固体高分子型燃料電池10は、立位姿勢で水平方向(矢印A方向)に複数積層されることにより、例えば、車載用燃料電池スタックを構成する。
燃料電池10は、樹脂枠付き電解質膜・電極構造体12を第1セパレータ14及び第2セパレータ16で挟持する。第1セパレータ14及び第2セパレータ16は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板や、カーボン部材等で構成されている。
図2に示すように、樹脂枠付き電解質膜・電極構造体12は、電解質膜・電極構造体12aを備える。電解質膜・電極構造体12aは、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜18と、前記固体高分子電解質膜18を挟持するカソード電極20及びアノード電極22とを有する。固体高分子電解質膜18は、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質が使用される。
カソード電極20は、固体高分子電解質膜18の一方の面18aに配置されるとともに、アノード電極22は、前記固体高分子電解質膜18の他方の面18bに配置される。
カソード電極20は、固体高分子電解質膜18の一方の面18aに接合される第1電極触媒層20aと、前記第1電極触媒層20aに積層される第1ガス拡散層20bとを有する。第1電極触媒層20aは、第1ガス拡散層20bよりも小さな平面寸法に設定されるとともに、前記第1ガス拡散層20bは、固体高分子電解質膜18と同一の平面寸法に設定される。なお、第1電極触媒層20aは、第1ガス拡散層20bと同一の平面寸法に設定されてもよい。第1ガス拡散層20bは、固体高分子電解質膜18より小さな平面寸法に設定されてもよい。
アノード電極22は、固体高分子電解質膜18の他方の面18bに接合される第2電極触媒層22aと、前記第2電極触媒層22aに積層される第2ガス拡散層22bとを有する。第2電極触媒層22aは、第2ガス拡散層22bよりも小さな平面寸法に設定されるとともに、前記第2ガス拡散層22bは、固体高分子電解質膜18と同一の平面寸法に設定される。なお、第2電極触媒層22aは、第2ガス拡散層22bと同一の平面寸法に設定されてもよい。第2ガス拡散層22bは、固体高分子電解質膜18より小さな平面寸法に設定されてもよい。
第1電極触媒層20aは、第2電極触媒層22aよりも小さな平面寸法を有する。具体的には、第1電極触媒層20aの端面20aeは、第2電極触媒層22aの端面22aeよりも内方に距離Sだけ離間している。なお、第1電極触媒層20aは、第2電極触媒層22aと、同一の平面寸法に設定されてもよい。
第1電極触媒層20a及び第2電極触媒層22aは、カーボンブラックに白金粒子を担持した触媒粒子と、イオン導伝性バインダーとして高分子電解質を使用している。高分子電解質の溶液中に、触媒粒子を均一に混合して作製された触媒ペーストが、固体高分子電解質膜18の両方の面18a、18bに印刷、塗布又は転写されることによって構成される。なお、第1電極触媒層20a及び第2電極触媒層22aは、予め固体高分子電解質膜18に設けているが、これに代えて第1ガス拡散層20b及び第2ガス拡散層22bに設けてもよい。
第1ガス拡散層20b及び第2ガス拡散層22bは、カーボンブラック及びPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)粒子を含む下地層をカーボンペーパの膜側に塗布して形成される。下地層は、カーボンペーパと同じ表面寸法に設定されている。なお、下地層は、必要に応じて設ければよい。また、カソード電極20及びアノード電極22は、上記の各層以外の層を有していてもよい。
図1及び図2に示すように、樹脂枠付き電解質膜・電極構造体12は、固体高分子電解質膜18の外周を周回するとともに、アノード電極22及びカソード電極20に接合される樹脂枠部材24を備える。
樹脂枠部材24は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPA(ポリフタルアミド)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、LCP(リキッドクリスタルポリマー)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、シリコーンゴム、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、フッ素ゴム又はEPDM(エチレンプロピレンゴム)等で構成される。
図1〜図3に示すように、樹脂枠部材24は、枠形状を有するとともに、厚さ方向に離間する2つの辺24a、24bが内壁面24INから内方に延在する断面U字状に構成される。辺24a、24bは、電解質膜・電極構造体12aの外周部と重なり部を有する。図2に示すように、辺24aの内周端部は、第1電極触媒層20aの端面20aeと略同一の位置に、又は、前記端面20aeより内側に設定される。辺24bの内周端部は、第2電極触媒層22aの端面22aeと略同一の位置に、又は、前記端面22aeより内側に設定される。
辺24a、24bは、それぞれ薄板状を有しており、例えば、第1ガス拡散層20b及び第2ガス拡散層22bに溶着されてもよい。樹脂枠部材24の重力方向下端部に位置して内壁面24INから上方に延在する辺24aには、電解質膜・電極構造体12aの内部、例えば、第1ガス拡散層20bと外部とを繋ぐ1つ以上の第1開口部26aが形成される(図2参照)。第1開口部26aの底面は、カソード電極20の外周と同一位置又は下方位置に設けられる。
図3に示すように、第1開口部26aは、長方形状を有し、矢印B方向に所定の間隔ずつ離間して複数個又は1個設けられる。第1開口部26aは、後述する酸化剤ガス流路36に開口することにより、排水が一層確実に遂行される。なお、第1開口部26aの形状は、長方形状に限定されるものではなく、丸形状や正方形状等、種々の形状に設定することができる。また、第2開口部26bも同様であり、さらに以下に説明する第2以降の実施形態でも、同様である。第2開口部26bの底面は、アノード電極22の外周と同一位置又は下方位置に設けられる。
図1及び図2に示すように、樹脂枠部材24の重力方向下端部に位置して内壁面24INから上方に延在する辺24bには、電解質膜・電極構造体12aの内部、例えば、第2ガス拡散層22bと外部とを繋ぐ1つ以上の第2開口部26bが形成される。第2開口部26bは、矢印B方向に所定の間隔ずつ離間して複数個又は1個設けられる。第2開口部26bは、第1開口部26aと積層方向に沿って同一位置に設定される(図2参照)。
なお、第1開口部26aと第2開口部26bとは、積層方向に互いにオフセットして配置されてもよい。第2開口部26bは、後述する燃料ガス流路38に開口することにより、排水が一層確実に遂行される。また、第1開口部26a又は第2開口部26bのいずれか一方のみを設けてもよい。
図1に示すように、燃料電池10の矢印B方向(図1中、水平方向)の一端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して酸化剤ガス入口連通孔30a、冷却媒体入口連通孔32a及び燃料ガス出口連通孔34bが設けられる。酸化剤ガス入口連通孔30aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する。冷却媒体入口連通孔32aは、冷却媒体を供給するとともに、燃料ガス出口連通孔34bは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出する。酸化剤ガス入口連通孔30a、冷却媒体入口連通孔32a及び燃料ガス出口連通孔34bは、矢印C方向(鉛直方向)に配列して設けられる。
燃料電池10の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給する燃料ガス入口連通孔34a、冷却媒体を排出する冷却媒体出口連通孔32b、及び酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口連通孔30bが設けられる。燃料ガス入口連通孔34a、冷却媒体出口連通孔32b及び酸化剤ガス出口連通孔30bは、矢印C方向に配列して設けられる。
第2セパレータ16の樹脂枠付き電解質膜・電極構造体12に向かう面16aには、酸化剤ガス入口連通孔30aと酸化剤ガス出口連通孔30bとに連通する酸化剤ガス流路36が設けられる。
第1セパレータ14の樹脂枠付き電解質膜・電極構造体12に向かう面14aには、燃料ガス入口連通孔34aと燃料ガス出口連通孔34bとに連通する燃料ガス流路38が形成される。互いに隣接する第1セパレータ14の面14bと第2セパレータ16の面16bとの間には、冷却媒体入口連通孔32aと冷却媒体出口連通孔32bとに連通する冷却媒体流路40が形成される。
図1及び図2に示すように、第1セパレータ14の面14a、14bには、この第1セパレータ14の外周端部を周回して、第1シール部材42が一体化される。第2セパレータ16の面16a、16bには、この第2セパレータ16の外周端部を周回して、第2シール部材44が一体化される。
第1シール部材42及び第2シール部材44としては、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール部材が用いられる。
図1に示すように、第1セパレータ14には、燃料ガス入口連通孔34aを燃料ガス流路38に連通する供給孔部46と、前記燃料ガス流路38を燃料ガス出口連通孔34bに連通する排出孔部48とが形成される。
このように構成される燃料電池10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔30aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔34aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔32aに純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔30aから第2セパレータ16の酸化剤ガス流路36に導入され、矢印B方向に移動して電解質膜・電極構造体12aのカソード電極20に供給される。一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔34aから供給孔部46を通って第1セパレータ14の燃料ガス流路38に導入される。燃料ガスは、燃料ガス流路38に沿って矢印B方向に移動し、電解質膜・電極構造体12aのアノード電極22に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体12aでは、カソード電極20に供給される酸化剤ガスと、アノード電極22に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、カソード電極20に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔30bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、アノード電極22に供給されて消費された燃料ガスは、排出孔部48を通り燃料ガス出口連通孔34bに沿って矢印A方向に排出される。
また、冷却媒体入口連通孔32aに供給された冷却媒体は、第1セパレータ14と第2セパレータ16との間の冷却媒体流路40に導入された後、矢印B方向に流通する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体12aを冷却した後、冷却媒体出口連通孔32bから排出される。
この場合、第1の実施形態では、樹脂枠部材24の重力方向下端部には、一方の辺24aに第1ガス拡散層20bと外部とを繋ぐ第1開口部26aが形成されている。このため、電解質膜・電極構造体12aの内部に生成された水は、例えば、カソード電極20側に反応により酸化剤ガス流路36に生成された水(生成水)は、重力方向下方に移動する。そして、水は、図2に示すように、第1ガス拡散層20bから第1開口部26aを通って電解質膜・電極構造体12aの外部に排出されている。
一方、カソード電極20から固体高分子電解質膜18を透過してアノード電極22側の燃料ガス流路38に逆拡散した水は、重力方向下方に移動する。この水は、第2ガス拡散層22bから第2開口部26bを通って電解質膜・電極構造体12aの外部に排出されている(図2参照)。
従って、簡単且つ経済的な構成で、樹脂枠部材24の下部側に水が滞留することを可及的に抑制することができ、固体高分子電解質膜18の膜劣化を有効に阻止することが可能になるという効果が得られる。これにより、燃料電池10は、最適な発電環境を良好に維持することができる。
図4には、本発明の第2の実施形態に係る固体高分子型燃料電池60の要部断面説明図が示される。なお、第1の実施形態に係る燃料電池10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3以降の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池60は、樹脂枠付き電解質膜・電極構造体62を備えるとともに、前記樹脂枠付き電解質膜・電極構造体62は、電解質膜・電極構造体62aを有する。電解質膜・電極構造体62aは、固体高分子電解質膜18をカソード電極20及びアノード電極22で挟持する。
カソード電極20を構成する第1電極触媒層20aは、アノード電極22を構成する第2電極触媒層22aよりも大きな平面寸法を有する。具体的には、第2電極触媒層22aの端面22aeは、第1電極触媒層20aの端面20aeよりも内方に距離S1だけ離間している。すなわち、第1の実施形態とは、第1電極触媒層20aと第2電極触媒層22aの大きさの関係が逆に設定される。
樹脂枠付き電解質膜・電極構造体62は、固体高分子電解質膜18の外周を周回するとともに、アノード電極22及びカソード電極20に接合される樹脂枠部材64を備える。
樹脂枠部材64は、枠形状を有するとともに、厚さ方向に離間する2つの辺64a、64bが内壁面64INから内方に延在する断面U字状に構成される。辺64aの内周端部は、第1電極触媒層20aの端面20aeと略同一の位置に、又は、前記端面20aeより内側に設定される。辺64bの内周端部は、第2電極触媒層22aの端面22aeと略同一の位置に、又は、前記端面22aeより内側に設定される。内壁面64INから上方に延在する辺64aには、第1開口部26aが形成されるとともに、前記内壁面64INから上方に延在する辺64bには、第2開口部26bが形成される。
このように構成される第2の実施形態では、電解質膜・電極構造体62aの内部に生成された水は、重力方向下方に移動した後、第1開口部26a及び第2開口部26bを通って外部に排出されている。このため、簡単且つ経済的な構成で、樹脂枠部材64の下部側に水が滞留することを可及的に抑制することができ、固体高分子電解質膜18の膜劣化を有効に阻止することが可能になる等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図5には、本発明の第3の実施形態に係る固体高分子型燃料電池70の要部断面説明図が示される。
燃料電池70は、樹脂枠付き電解質膜・電極構造体72を備えるとともに、前記樹脂枠付き電解質膜・電極構造体72は、電解質膜・電極構造体62a(第2の実施形態参照)を有する。
樹脂枠付き電解質膜・電極構造体72は、固体高分子電解質膜18の外周を周回するとともに、アノード電極22及びカソード電極20に接合される樹脂枠部材74を備える。
樹脂枠部材74は、枠形状を有するとともに、厚さ方向に離間する2つの辺74a、74bが内壁面74INから内方に延在する断面U字状に構成される。辺74aの内周端部は、第1電極触媒層20aの端面20aeと略同一の位置に、又は、前記端面20aeより内側に設定される。辺74bの内周端部は、第2電極触媒層22aの端面22aeと略同一の位置に、又は、前記端面22aeより内側に設定される。なお、図5に示すように、アノード電極22の第2電極触媒層22aは、カソード電極20の第1電極触媒層20aよりも小さな平面寸法に設定されているが、前記第2電極触媒層22aは、前記第1電極触媒層20aよりも大きな平面寸法に設定されてもよい。
図5及び図6に示すように、内壁面74INから上方に延在する辺74aには、第1開口部76aが形成されるとともに、前記内壁面74INから上方に延在する辺74bには、第2開口部76bが形成される。第1開口部76aは、辺74aの上面から内壁面74INまで切り欠いた溝形状を有する一方、第2開口部76bは、辺74bの上面から前記内壁面74INまで切り欠いた溝形状を有する。第1開口部76aの底面は、カソード電極20の外周と同一位置又は下方位置に設けられる。第2開口部76bの底面は、アノード電極22の外周と同一位置又は下方位置に設けられる。
このように構成される第3の実施形態では、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
図7には、本発明の第4の実施形態に係る固体高分子型燃料電池80の要部断面説明図が示される。
燃料電池80は、樹脂枠付き電解質膜・電極構造体82を備えるとともに、前記樹脂枠付き電解質膜・電極構造体82は、電解質膜・電極構造体12a(第1の実施形態参照)を有する。
樹脂枠付き電解質膜・電極構造体82は、固体高分子電解質膜18の外周を周回するとともに、アノード電極22及びカソード電極20に接合される樹脂枠部材84を備える。
樹脂枠部材84は、枠形状を有するとともに、1つの辺84aが内壁面84INから内方に延在する断面L字状に構成される。辺84aの内周端部は、第1電極触媒層20aの端面20aeと略同一の位置に、又は、前記端面20aeより内側に設定される。内壁面84INから上方に延在する辺84aには、1つ以上の開口部86が形成されるとともに、前記開口部86は、第1開口部26a(第1の実施形態参照)と同様に構成される。開口部86の底面は、カソード電極20の外周と同一位置又は下方位置に設けられる。
このように構成される第4の実施形態では、酸化剤ガス流路36に生成された水は、重力方向下方に移動した後、開口部86を通って外部に排出される。一方、燃料ガス流路38に逆拡散した生成水は、重力方向下方に移動した後、樹脂枠部材84の角部から外部に排出される。従って、第4の実施形態では、上記の第1〜第3の実施形態と同様の効果が得られる。なお、図7に示すように、アノード電極22の第2電極触媒層22aは、カソード電極20の第1電極触媒層20aよりも大きな平面寸法に設定されているが、前記第2電極触媒層22aは、前記第1電極触媒層20aよりも小さな平面寸法に設定されてもよい。
図8には、本発明の第5の実施形態に係る固体高分子型燃料電池90の要部断面説明図が示される。
燃料電池90は、樹脂枠付き電解質膜・電極構造体92を備えるとともに、前記樹脂枠付き電解質膜・電極構造体92は、電解質膜・電極構造体92aを有する。
電解質膜・電極構造体92aは、固体高分子電解質膜18をカソード電極94及びアノード電極96で挟持する。カソード電極94は、固体高分子電解質膜18の面18aに接合される第1電極触媒層94aと、前記第1電極触媒層94aに積層される第1ガス拡散層94bとを有する。第1電極触媒層94aは、第1ガス拡散層94bと同一の平面寸法に設定されるとともに、前記第1電極触媒層94a及び前記第1ガス拡散層94bは、固体高分子電解質膜18よりも小さな平面寸法に設定される。
アノード電極96は、固体高分子電解質膜18の面18bに接合される第2電極触媒層96aと、前記第2電極触媒層96aに積層される第2ガス拡散層96bとを有する。第2電極触媒層96aは、第2ガス拡散層96bと同一の平面寸法に設定されるとともに、前記第2電極触媒層96a及び前記第2ガス拡散層96bは、固体高分子電解質膜18よりも小さな平面寸法に設定される。カソード電極94は、アノード電極96よりも小さな平面寸法に設定され、所謂、段差MEAを構成する。なお、カソード電極94は、アノード電極96よりも大きな平面寸法に設定されてもよい。
樹脂枠付き電解質膜・電極構造体92は、固体高分子電解質膜18の外周を周回するとともに、アノード電極96及びカソード電極94に接合される樹脂枠部材98を備える。
樹脂枠部材98は、枠形状を有するとともに、厚さ方向に離間する2つの辺98a、98bが内壁面98INから内方に、それぞれ異なる長さだけ延在する断面U字状に構成される。辺98a、98bは、比較的肉厚に形成され、前記辺98a、98b間には、固体高分子電解質膜18を配置するための溝部100が形成される。
長尺な辺98aの内周端部は、カソード電極94の外周端面位置又は内側位置に設定される。辺98aと第1ガス拡散層94bとは、溶着されてもよい。短尺な辺98bの内周端部は、アノード電極96の外周端面位置又は内側位置に設定される。辺98bと第2ガス拡散層96bとは、溶着されてもよい。辺98aと固体高分子電解質膜18の面18aとは、接着剤101aにより固着されてもよい。界面は、気密性が確保されている。同様に、辺98bと固体高分子電解質膜18の面18bとは、接着剤101bにより固着されてもよい。界面は、気密性が確保されている。固体高分子電解質膜18の外周端18eは、内壁面98INに密着しており、アノード電極96とカソード電極94との間で気密性が確保されている。
固体高分子電解質膜18の重力方向下端部に位置して内壁面98INから上方に延在する辺98aには、前記固体高分子電解質膜18と外部とを繋ぐ第1開口部102aが形成される。固体高分子電解質膜18の重力方向下端部に位置して内壁面98INから上方に延在する辺98bには、前記固体高分子電解質膜18と外部とを繋ぐ第2開口部102bが形成される。また、樹脂枠部材98では、辺98a、98bの長尺及び短尺は、逆形状又は同一でもよい。第1開口部102aの底面及び第2開口部102bの底面は、固体高分子電解質膜18の外周と同一位置又は下方位置に設けられる。
このように構成される第5の実施形態では、電解質膜・電極構造体92aの内部に生成された水は、例えば、カソード電極94の生成水は、重力方向下方に移動した後、樹脂枠部材98の辺98aの上面から外部に排出される。また、アノード電極96に逆拡散した生成水は、重力方向下方に移動した後、樹脂枠部材98の辺98bの上面から外部に排出される。
さらに、固体高分子電解質膜18に沿って重力方向下方に移動した水は、この固体高分子電解質膜18の下端部から第1開口部102a及び第2開口部102bを通って外部に排出される。
従って、第5の実施形態では、特に固体高分子電解質膜18の下端部に滞留水が発生することを可及的に抑制することができ、前記固体高分子電解質膜18の膜劣化を確実に阻止することが可能になるという効果が得られる。
図9には、本発明の第6の実施形態に係る固体高分子型燃料電池110の要部断面説明図が示される。
燃料電池110は、樹脂枠付き電解質膜・電極構造体112を備えるとともに、前記樹脂枠付き電解質膜・電極構造体112は、電解質膜・電極構造体112aを有する。
電解質膜・電極構造体112aは、固体高分子電解質膜18をカソード電極114及びアノード電極116で挟持する。カソード電極114は、固体高分子電解質膜18の面18aに接合される第1電極触媒層114aと、前記第1電極触媒層114aに積層される第1ガス拡散層114bとを有する。第1電極触媒層114aは、第1ガス拡散層114bよりも大きな平面寸法に設定されるとともに、前記第1電極触媒層114a及び前記第1ガス拡散層114bは、固体高分子電解質膜18よりも小さな平面寸法に設定される。
アノード電極116は、固体高分子電解質膜18の面18bに接合される第2電極触媒層116aと、前記第2電極触媒層116aに積層される第2ガス拡散層116bとを有する。第2電極触媒層116aは、第2ガス拡散層116bよりも大きな平面寸法に設定されるとともに、前記第2電極触媒層116a及び前記第2ガス拡散層116bは、固体高分子電解質膜18よりも小さな平面寸法に設定される。
第1電極触媒層114aは、第2電極触媒層116aよりも大きな平面寸法に設定される一方、第1ガス拡散層114bは、第2ガス拡散層116bと同一の平面寸法に設定される。なお、第2電極触媒層116aは、第1電極触媒層114aよりも大きな平面寸法に設定されてもよい。
樹脂枠付き電解質膜・電極構造体112は、固体高分子電解質膜18の外周を周回するとともに、アノード電極116及びカソード電極114に接合される樹脂枠部材118を備える。樹脂枠部材118は、電解質膜・電極構造体112aより大きな幅寸法に設定される。なお、同一の幅寸法に設定してもよい。
樹脂枠部材118は、枠形状を有するとともに、厚さ方向に離間する2つの辺118a、118bが内壁面118INから内方に、互いに同一の長さだけ延在する断面U字状に構成される。辺118a、118bは、比較的肉厚に形成され、前記辺118a、118b間には、固体高分子電解質膜18を配置するための溝部120が形成される。
固体高分子電解質膜18の外周端18eは、樹脂枠部材118の内部に埋設される。アノード電極116とカソード電極114との間において、気密性を一層確実に確保することができるからである。なお、上記の第1〜第5の実施形態においても、図示しないが、固体高分子電解質膜18の外周端18eを樹脂枠部材内に埋設して構成することが好ましい。
辺118aの内周端部は、カソード電極114を構成する第1ガス拡散層114bの外周端面位置に設定され、第1電極触媒層114aの外周部を周回して接着される。辺118bの内周端部は、アノード電極116を構成する第2ガス拡散層116bの外周端面位置に設定され、第2電極触媒層116aの外周部を周回して接着される。辺118a及び辺118bと固体高分子電解質膜18の面18a及び面18bとは、界面の気密性が確保されている。
固体高分子電解質膜18の重力方向下端部に位置して内壁面118INから上方に延在する辺118aには、前記固体高分子電解質膜18と外部とを繋ぐ第1開口部122aが形成される。固体高分子電解質膜18の重力方向下端部に位置して内壁面118INから上方に延在する辺118bには、前記固体高分子電解質膜18と外部とを繋ぐ第2開口部122bが形成される。第1開口部122a及び第2開口部122bは、矩形又は円形の断面形状を有する。
このように構成される第6の実施形態では、特に固体高分子電解質膜18の下端部に滞留水が発生することを可及的に抑制することができ、前記固体高分子電解質膜18の膜劣化を確実に阻止することが可能になる等、上記の第5の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、電極触媒層、ガス拡散層及び固体高分子電解質膜の表面形状の大小関係に依存することがなく、適用可能である。
10、60、70、80、90、110…燃料電池
12、62、72、82、92、112…樹脂枠付き電解質膜・電極構造体
12a、62a、92a、112a…電解質膜・電極構造体
14、16…セパレータ 18…固体高分子電解質膜
20、94、114…カソード電極
20a、22a、94a、96a、114a、116a…電極触媒層
20b、22b、94b、96b、114b、116b…ガス拡散層
22、96、116…アノード電極
24、64、74、84、98、118…樹脂枠部材
24a、24b、64a、64b、74a、74b、84a、98a、98b、118a、118b…辺
24IN、64IN、74IN、84IN、98IN、118IN…内壁面
26a、26b、76a、76b、86、102a、102b、122a、122b…開口部
30a…酸化剤ガス入口連通孔 30b…酸化剤ガス出口連通孔
32a…冷却媒体入口連通孔 32b…冷却媒体出口連通孔
34a…燃料ガス入口連通孔 34b…燃料ガス出口連通孔
36…酸化剤ガス流路 38…燃料ガス流路
40…冷却媒体流路 42、44…シール部材
100、120…溝部

Claims (4)

  1. 固体高分子電解質膜の両側に、それぞれ電極触媒層及びガス拡散層を有する電極が設けられるとともに、前記固体高分子電解質膜の外周を周回して樹脂枠部材が設けられる電解質膜・電極構造体を備え、前記電解質膜・電極構造体とセパレータとが、水平方向に沿って積層される燃料電池であって、
    前記樹脂枠部材の重力方向下端部には、前記電解質膜・電極構造体の内部と外部とを繋ぐ開口部が形成されることを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記開口部は、前記電解質膜・電極構造体の内部である前記ガス拡散層と外部とを繋いで形成されることを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池において、前記開口部は、前記重力方向下端部に所定の間隔ずつ離間して複数個設けられることを特徴とする燃料電池。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記樹脂枠部材の前記重力方向下端部は、2辺が上方に延在する断面U字状又は1辺が上方に延在する断面L字状を有することを特徴とする燃料電池。
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