JP2014229500A - 固体高分子電解質膜 - Google Patents

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亮一 下井
佐藤 和之
Kazuyuki Sato
和之 佐藤
牧野 眞一
Shinichi Makino
眞一 牧野
義隆 小野
Yoshitaka Ono
義隆 小野
武彦 奥井
Takehiko Okui
武彦 奥井
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Abstract

【課題】従来の固定高分子電解質膜は、金属イオンの混入自体を抑制するものではなく、冷却用流体に不純物が面内方向に拡散して性能低下が生じる虞があった。【解決手段】電極層13,14を配置する発電領域Gと、反応用ガス用及び冷却用流体用の各マニホールド穴H1〜H6を有する非発電領域Nとを備え、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H4との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段5を配置した固体高分子電解質膜12とし、冷却用流体に含まれる金属イオンや金属コンタミ等の不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを抑制して、性能低下の防止を実現した。【選択図】図4

Description

本発明は、固体高分子型の燃料電池に用いられる固体高分子電解質膜に関する。
従来の固体高分子電解質膜としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載の固体高分子電解質膜は、プロトン伝導性を有し且つキレート剤とプロトン伝導性を有する酸溶液とを含むキレート層を含む構成である。キレート層は、キレート剤及び酸溶液が介在する多孔質部と、その側壁を覆うシール部を備えている。
そして、上記の固体高分子電解質膜は、燃料電池に組み込んだ場合に、触媒層等から金属イオンが混入することがあるので、その金属イオンをキレート層のキレート剤により捕捉し、金属イオンによる当該電解質膜の劣化を抑制して性能低下を抑制するものとなっている。
特開2009−26486号公報
しかしながら、上記したような従来の固体高分子電解質膜にあっては、電解質膜中に混入した金属イオンをキレート層のキレート剤で捕捉するものであるから、当該電解質膜に対する金属イオンの混入自体を抑制するものではない。
また、上記特許文献1には開示されていないが、電解質膜を含む単セルを積層した燃料電池では、その積層方向に反応用ガスや冷却用流体を流通させる都合上、冷却用流体と電解質膜とが局所的に接触する構造にせざるを得ない場合がある。この場合、冷却用流体に含まれる金属イオンや金属コンタミ等の不純物が電解質膜の面内方向に拡散し、これによりプロトン伝導性が損なわれて性能低下が生じる虞があるという問題点があり、この問題点を解決することが課題であった。
本発明は、上記従来の課題に着目して成されたものであって、電極層を配置する発電領域と、反応用ガス用及び冷却用流体用の各マニホールド穴を有する非発電領域とを備えた固体高分子電解質膜において、冷却用流体中の不純物が発電領域の面内方向に拡散するのを抑制して性能低下を防ぐことができる固定高分子電解質膜を提供することを目的としている。
本発明に係わる固体高分子電解質膜は、電極層を配置する発電領域と、反応用ガス用及び冷却用流体用の各マニホールド穴を有する非発電領域とを備えている。そして、固体高分子電解質膜は、発電領域と少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段を配置した構成とし、上記構成をもって従来の課題を解決するための手段としている。
本発明に係わる固体高分子電解質膜は、移動抑制手段により、冷却用流体に含まれる金属イオンや金属コンタミ等の不純物が発電領域の面内方向に拡散するのを抑制し、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、当該電解質膜の性能低下を防ぐことができる。
燃料電池を説明する斜視図(A)、及び分解斜視図(B)である。 単セルを分解状態で示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第1実施形態において、単セルを模式的に示す断面図である。 図3に示す固体高分子電解質膜の平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第2実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第3実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第4実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第5実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第6実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第7実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第8実施形態において、アノード側のシール材とスリットの配置を示す平面図(A)、及びアノード側のシール材とスリットの配置を示す平面図(B)である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第9実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第10実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第11実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第12実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第13実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第14実施形態を示す平面図である。 本発明に係わる固体高分子電解質膜の第15実施形態を示す平面図である。
以下、図面に基づいて、本発明に係わる固体高分子電解質膜の実施形態を説明する。本発明の固体高分子電解質膜(以下、『電解質膜』と略記する)は、図1に示す燃料電池において、図2及び図3に示す単セルに用いられる。なお、図3は、単セルの構成を模式的に示したものであり、図2に示すマニホールド穴等を省略している。
〈第1実施形態〉
図1に示す燃料電池FCは、とくに図1(B)に示すように、複数の単セルCを互いに積層して一体化した少なくとも二つ以上のセルモジュールMと、セルモジュールM同士の間に介装するシールプレートPとを備えている。図示例の単セルC及びシールプレートPは、ほぼ同等の縦横寸法を有する矩形板状を成している。なお、図1(B)には、2つのセルモジュールMと、1つのシールプレートPを示しているが、実際には、それ以上の数のセルモジュールM及びシールプレートPを積層する。
また、燃料電池FCは、セルモジュールMの積層方向の両端部に、エンドプレート56A,56Bを夫々配置し、単セルCの長辺側の積層端面(図1中で上下面)に、締結板57A,57Bが設けてあると共に、短辺側の積層端面に、補強板58A,58Bが設けてある。各締結板57A,57B及び補強板58A,58Bは、セルモジュールM及びシールプレートPから成る積層体Aの積層方向全長にわたる大きさを有し、図示しないボルトにより両エンドプレート56A,56Bに連結する。
このようにして、燃料電池FCは、図1(A)に示すようなケース一体型構造となり、各セルモジュールM及びシールプレートPを積層方向に拘束・加圧して個々の単セルCに所定の接触面圧を加え、ガスシール性や導電性等を良好に維持する。
単セルCは、図2に示すように、周囲にフレーム1を有する膜電極接合体2と、フレーム1及び膜電極接合体2を挟持するアノード側及びカソード側のセパレータ3,4を備えている。電気自動車の車載電源に用いる燃料電池FCは、多数枚の単セルCを必要とするので、単セルCの薄型化が非常に重要である。そこで、本発明の単セルCでは、薄型化を図るための一構成として、図3に示すように、二枚のプラスチックフィルム1A,1Aによってフレーム1を形成している。
フレーム1を形成するプラスチックフィルム1Aの材料としては、例えば、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、及びポリフッ化ビニリデン(PVDF)などを挙げることができる。
膜電極接合体2は、一般に、MEA(Membrane Electrode Assembly)と呼ばれるものであって、図3に示すように、固体高分子から成る電解質膜12と、アノード側電極層(燃料極層)13と、カソード側電極層(空気極層)14とを積層した構造を有している。電解質膜12の具体的構成については後に詳しく述べる。各電極層13,14は、詳細な図示を省略したが、例えば、触媒層や多孔質材から成るガス拡散層を積層した構成にすることができる。上記の膜電極接合体2は、アノード側電極層13にアノードガス(水素)が、カソード側電極層14にカソードガス(水素)が供給されて、電気化学反応により発電をする。
各セパレータ3,4は、表裏反転形状を有する金属製の板部材であって、例えばステンレス製であり、プレス加工により適宜の形状に成形することができる。各セパレータ3,4は、中央部分が、短辺方向の断面において波形状に形成してある。この波形状は図示の如く長辺方向に連続している。これにより、各セパレータ3,4は、波形の各凸部分が膜電極接合体2に接触すると共に、波形の各凹部分がガス流路となる。
シールプレートPは、導電性の一枚の金属板を成形したものであり、平面視において上記した単セルCとほぼ同じ矩形板状で且つ同じ大きさに形成されている。このシールプレートPは、その周縁部分に、外周シール部材51及び内周シール部材52が、全周にわたって平行に設けてあり、外周シール部材51により外部からの雨水等の浸入を防止すると共に、内周シール部材52によりセルモジュールM間の流路を流通する冷却用流体の漏出を防止する。
ここで、膜電極接合体2を構成する電解質膜12は、図4に示すように、中央に、電極層13(14)を配置する発電領域Gを備え、両短辺側に、反応用ガス用及び冷却用流体用の各マニホールド穴H1〜H6を有する非発電領域N,Nを備えている。また、図示例の電解質膜12は、非発電領域Nの発電領域G側に、ガスの整流などを行うためのディフューザ領域D,Dを備えている。
図4に示す電解質膜12において、左側に示す各マニホールド穴H1〜H3は、アノードガス供給用(H1)、冷却用流体排出用(H2)及びカソードガス排出用(H3)である。また、右側に示す各マニホールド穴H4〜H6は、カソードガス供給用(H4)、冷却用流体供給用(H5)及びアノードガス排出用(H6)である。なお、反応用ガス用及び冷却用流体用の配置や、供給用と排出用は、一部または全部が異なる位置関係でも良い。
電解質膜12は、発電領域Gに、アノード側及びカソード側の電極層13,14を設けると共に、各電極層13,14を露出させた状態でアノード側及びカソード側のプラスチックフィルム1A,1Aを積層して、膜電極接合体2を形成する。そして、膜電極接合体2をアノード側及びカソード側のセパレータ3,4で挟持して単セルCを形成する。
上記のフレーム(各プラスチックフィルム1A)1、各セパレータ3,4及びシールプレートPには、図1及び図2に示すように、電解質膜12の各マニホールド穴H1〜H6と同じ位置に、同じ形状で同じ大きさのマニホールド穴H1〜H6が形成されている。そして、これらのマニホールド穴H1〜H6は、各部材を積層した際に互いに積層方向に連通し、反応用ガス及び冷却用流体のマニホールドとなる。
また、フレーム1及び各セパレータ3,4の周縁部や、マニホールド穴H1〜H6の周囲には、図2及び図3に示すように、シール材Sが配置してある。これらのシール材は、接着剤としても機能するもので、フレーム1とセパレータ3,4とを気密的に接合する。また、マニホールド穴H1〜H6の周囲に配置したシール材Sは、各マニホールドの気密性を維持する一方で、各層間に応じた流体を供給するために該当箇所に開口を有している。
さらに、前記単セルCは、所定枚数を積層して、燃料電池スタックの一形態であるセルモジュールMを形成する。このとき、隣接する単セルC同士の間には、冷却用流体(例えば水)の流路を形成し、隣接するセルモジュールM同士の間にも冷却用流体の流路を形成する。したがって、シールプレートPは、セルモジュールM同士の間、すなわち冷却用流体の流路内に配置されている。なお、セルモジュールM及びシールプレートPから成る積層体Aも燃料電池スタックに相当する。
上記の燃料電池FCを構成する電解質膜12は、先述したように、発電領域Gと非発電領域Nを備え、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態における移動抑制手段は、少なくとも一つのスリット5であって、発電領域Gの短辺両側に沿って夫々形成してある。したがって、スリット5は二カ所に形成してある。
上記構成を備えた電解質膜12は、単セルCを構成した状態では、アノード側及びカソード側のセパレータ3,4との間において、冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5の周囲にシール材Sが介装されている。しかし、電解質膜12は、それ自体に形成した冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5において、開口端面が冷却用流体に接している。このため、単セルCにおいて、電解質膜12のアノード側及びカソード側に冷却用流体が流入することは無いが、電解質膜12の開口端面から、冷却用流体に含まれる金属イオンや金属コンタミ等の不純物が電解質膜12に面内方向に流入する。
これに対して、上記の電解質膜12は、スリット5,5により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを阻止し、マニホールド穴H2,H5から発電領域Gに至る拡散距離を長くする。これにより、電解質膜12は、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。
また、電解質膜12は、上記効果に加えて、各電極層13,14に含まれる白金(Pt)触媒や電解質膜12の化学的劣化を抑制するための添加物質が発電領域Gから非発電領域Nに流出するのを抑制することができる。つまり、上記物質は不純物では無いが、電解質膜12は、領域を超えて拡散するのが好ましくない不純物やその他の物質の移動を抑制することができる。
〈第2実施形態〉
図5は本発明の電解質膜の第2実施形態を説明する図である。なお、以下の各実施形態において、第1実施形態と同一の構成部位は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図5に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、各冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5の発電領域G側となる辺に沿って形成したスリット15,15である。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、スリット15,15により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを阻止し、マニホールド穴H2,H5から発電領域Gに至る拡散距離を長くする。これにより、電解質膜12は、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。
〈第3実施形態〉
図6に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、各冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5の発電領域G側となる辺、隣接するマニホールド穴H1,H3,H4,H6側となる両辺の三辺に沿って連続的に形成したスリット25,25である。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、スリット25,25により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを阻止し、マニホールド穴H2,H5から発電領域Gに至る拡散距離をより一層長くする。これにより、電解質膜12は、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。
〈第4実施形態〉
図7に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、発電領域Gの短辺両側に沿って夫々形成したスリット5と、各冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5の発電領域G側となる辺に沿って形成したスリット15,15とを備えている。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、各スリット5,15により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを阻止し、マニホールド穴H2,H5から発電領域Gに至る拡散距離をより一層長くする。これにより、電解質膜12は、不純物によ
るプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。また、電解質膜12は、当該電解質膜の化学的劣化を抑制する物質が発電領域Gから非発電領域Nに流出するのを防止することもできる。
〈第5実施形態〉
図8に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、発電領域Gの短辺両側に沿って夫々形成したスリット5と、ディフューザ領域Dの両側(電解質膜12の長辺側)に形成したスリット35,35とを備えている。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、各スリット5,35により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを阻止し、マニホールド穴H2,H5から発電領域Gに至る拡散距離をより一層長くする。これにより、電解質膜12は、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。また、電解質膜12は、当該電解質膜の化学的劣化を抑制する物質が発電領域Gから非発電領域Nに流出するのを防止することもできる。
〈第6実施形態〉
図9に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、発電領域Gの短辺両側に沿って夫々形成したスリット5,5と、各冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5の発電領域G側となる辺に沿って形成したスリット15,15と、ディフューザ領域Dの両側(電解質膜12の長辺側)に形成したスリット35,35とを備えている。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、各スリット5,15,35により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを阻止し、マニホールド穴H2,H5から発電領域Gに至る拡散距離をより一層長くする。これにより、電解質膜12は、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。また、電解質膜12は、当該電解質膜の化学的劣化を抑制する物質が発電領域Gから非発電領域Nに流出するのを防止することもできる。
〈第7実施形態〉
図10に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、不純物の移動を抑制する移動抑制部材45を備えている。この移動抑制部材45は、不純物に対するシール機能を有するもので、例えば、発電領域Gの短辺両側に沿って形成したスリット5,5を埋めるように配置されている。この際、移動抑制部材45は、電解質膜12の厚さを超えないものである。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、移動抑制部材45により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを阻止し、マニホールド穴H2,H5から発電領域Gに至る拡散距離を長くする。これにより、電解質膜12は、不純物によるプロトン
伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。また、電解質膜12は、当該電解質膜の化学的劣化を抑制する物質が発電領域Gから非発電領域Nに流出するのを防止することもできる。
〈第8実施形態〉
図11に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、発電領域Gの短辺両側に沿って夫々形成したスリット5であって、反応用ガス若しくは冷却用流体の流通空間を密封するためのシール材Sに対して膜厚方向に重ならない状態に配置してある。
すなわち、電解質膜12は、図11中で上側に積層されるアノード側セパレータとの間には、図11(A)中に点線で示すように、アノードガス供給用のマニホールド穴H1、発電領域G、及びアノードガス排出用のマニホールド穴H6を囲繞するようにシール材Sが配置される。そして、スリット5は、シール材Sに対して膜厚方向に重ならない状態に配置してある。
また、電解質膜12は、図11中で下側に積層されるカソード側セパレータとの間には、図11(B)中に点線で示すように、カソードガス供給用のマニホールド穴H4、発電領域G、及びカソードガス排出用のマニホールド穴H3を囲繞するようにシール材Sが配置される。そして、スリット5は、シール材Sに対して膜厚方向に重ならない状態に配置してある。
なお、図示を省略したが、冷却用流体の流通空間には、冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5及び発電領域Gに対応する領域を囲繞するようにシール材が配置される。スリット等の移動抑制手段は、この冷却用流体の流通空間に設けたシール材に対しても膜圧方向に重ならない状態に配置される。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、スリット5,5により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを阻止し、マニホールド穴H2,H5から発電領域Gに至る拡散距離を長くする。これにより、電解質膜12は、不純物によるプロトン伝
導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。また、電解質膜12は、当該電解質膜の化学的劣化を抑制する物質が発電領域Gから非発電領域Nに流出するのを防止することもできる。
さらに、電解質膜12は、移動抑制手段5がスリット5である場合には、不純物の面内方向拡散を確実に阻止するのであるが、スリット5の部分でフレーム1のプラスチックフィルム1Aが撓み易くなる。このため、この実施形態では、スリット5とシール材Sとが膜厚方向に重ならない配置にすることで、万一スリット5の部分でプラスチックフィルム1Aが撓んだ場合でも、その撓みがシール材Sに及ばないようにし、シール材Sによる良好なシール性能を維持することができる。
次に説明する第9〜第15の実施形態における電解質膜12は、先の第1〜第8の実施形態の電解質膜12に対して、ディフューザ領域(D)が無い構成である。
〈第9実施形態〉
図12に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、第7実施形態と同様に、不純物の移動を抑制する移動抑制部材45を備えている。この実施形態の移動抑制部材45は、冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5を囲繞するように、その全周わたって連続的に配置してある。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、移動抑制部材45により、冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5から不純物が面内方向に進入するのを阻止し、さらには、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのをより確実に阻止する。これにより、電解質膜12は、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。
〈第10実施形態〉
図13に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、第7実施形態と同様に、不純物の移動を抑制する移動抑制部材45を備えている。この実施形態の移動抑制部材45は、各冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5の発電領域G側となる辺、隣接するマニホールド穴H1,H3,H4,H6側となる両辺の三辺に沿って連続的に配置してあり、電解質膜12の短辺に達している。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、移動抑制部材45により、冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5から不純物が面内方向に進入するのを阻止し、さらには、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのをより確実に阻止する。これにより、電解質膜12は、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。
〈第11実施形態〉
図14に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の電解質膜12は、先の各実施形態の電解質膜とはマニホールド穴H1〜H6の配置が異なっていて、アノード用のマニホールド穴H1,H2と、冷却用流体用のマニホールド穴H2,H4とを配置替えしたものとなっている。
そして、この実施形態の移動抑制部材45は、電解質膜12の隅となった各冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5の二辺に沿って連続的に配置してあり、電解質膜12の短辺及び長辺に夫々達している。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、移動抑制部材45により、冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5から不純物が面内方向に進入するのを阻止し、さらには、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのをより確実に阻止する。これにより、電解質膜12は、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。
〈第12実施形態〉
図15に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、第7実施形態と同様に、不純物の移動を抑制する移動抑制部材45を備えている。この実施形態の移動抑制部材45は、発電領域Gの短辺両側に沿って配置してあり、電解質膜12の長辺には達していない。この場合には、例えば、発電領域Gの短辺両側に沿ってスリットを形成し、このスリットを埋めるように移動抑制部材45を配置することができる。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、移動抑制部材45により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを阻止し、マニホールド穴H2,H5から発電領域Gに至る拡散距離を長くする。これにより、電解質膜12は、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。また、電解質膜12は、当該電解質膜の化学的劣化を抑制する物質が発電領域Gから非発電領域Nに流出するのを防止することもできる。
〈第13実施形態〉
図16に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、第7実施形態と同様に、不純物の移動を抑制する移動抑制部材45を備えている。この実施形態の移動抑制部材45は、発電領域Gの短辺両側に沿って配置してあり、電解質膜12の長辺に達している。すなわち、移動抑制部材45により、発電領域Gと非発電領域Nとが完全に仕切られている。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、移動抑制部材45により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを完全に阻止し、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。また、電解質膜12は、当該電解質膜の化学的劣化を抑制する物質が発電領域Gから非発電領域Nに流出することも完全に阻止することができる。
〈第13実施形態〉
図16に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、第7実施形態と同様に、不純物の移動を抑制する移動抑制部材45を備えている。この実施形態の移動抑制部材45は、発電領域Gの短辺両側に沿って配置してあり、電解質膜12の長辺に達している。すなわち、移動抑制部材45により、発電領域Gと非発電領域Nとが完全に仕切られている。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、移動抑制部材45により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを完全に阻止し、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。また、電解質膜12は、当該電解質膜の化学的劣化を抑制する物質が発電領域Gから非発電領域Nに流出することも完全に阻止することができる。
〈第14実施形態〉
図17に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、第7実施形態と同様に、不純物の移動を抑制する移動抑制部材45を備えている。この実施形態の移動抑制部材45は、発電領域Gを囲繞するように、全周にわたって連続的に配置してある。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、移動抑制部材45により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを完全に阻止し、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。また、電解質膜12は、当該電解質膜の化学的劣化を抑制する物質が発電領域Gから非発電領域Nに流出することも完全に阻止することができる。
〈第15実施形態〉
図18に示す電解質膜12は、発電領域Gと少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴H2,H5との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段が配置してある。この実施形態の移動抑制手段は、不純物の移動を抑制する第2の電解質55を備えている。この実施形態の第2の電解質55は、発電領域Gを囲繞するように、全周にわたって連続的に配置してある。
上記の電解質膜12にあっても、先の実施形態と同様に、第2の電解質55により、不純物が発電領域Gの面内方向に拡散するのを完全に阻止し、不純物によるプロトン伝導性の低下を防止して、性能低下を防ぐことができる。また、電解質膜12は、当該電解質膜の化学的劣化を抑制する物質が発電領域Gから非発電領域Nに流出することも完全に阻止することができる。さらに、移動抑制手段として第2の電解質55を採用した場合には、この第2の電解質55の部分も発電領域Gの一部にすることが可能であり、不純物の拡散を阻止したうえで発電容量の拡大を図ることができる。
上記の第1〜第15の実施形態で説明した電解質膜12は、膜電極接合体2を構成し、また、単セルCを構成し、さらに、セルモジュールMのような燃料電池スタックを構成することとなる。そして、上記の電解質膜12を一構成とする膜電極接合体2,単セルC及び燃料電池スタックは、いずれも発電性能の向上を実現することができる。
本発明に係わる固体高分子電解質膜は、その構成が上記各実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各実施形態の構成を組み合わせたり、各部材の材料、形状、大きさ及び数などを変更したりすることが可能である。
1A プラスチックフィルム
2 膜電極接合体
3 アノード側のセパレータ
4 カソード側のセパレータ
5,15 スリット(移動抑制手段)
12 固体高分子電解質膜
13 アノード側電極層
14 カソード側電極層
25,35 スリット(移動抑制手段)
45 移動抑制部材(移動抑制手段)
55 第2の電解質(移動抑制手段)
A 積層体(燃料電池スタック)
C 単セル
FC 燃料電池
G 発電領域
H1,H6 アノードガス用のマニホールド穴
H2,H5 冷却用流体用のマニホールド穴
H3,H4 カソードガス用のマニホールド穴
M セルモジュール(燃料電池スタック)
N 非発電領域
S シール材

Claims (8)

  1. 電極層を配置する発電領域と、
    反応用ガス用及び冷却用流体用の各マニホールド穴を有する非発電領域とを備え、
    発電領域と少なくとも冷却用流体用のマニホールド穴との間に、不純物の移動を抑制する移動抑制手段を配置したことを特徴とする固体高分子電解質膜。
  2. 移動抑制手段が、少なくとも一つのスリットであることを特徴とする請求項1に記載の固体高分子電解質膜。
  3. 移動抑制手段が、不純物の移動を抑制する移動抑制部材を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体高分子電解質膜。
  4. 移動抑制手段が、不純物の移動を抑制する第2の電解質を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体高分子電解質膜。
  5. 移動抑制手段が、反応用ガス若しくは冷却用流体の流通空間を密封するためのシール材に対して膜厚方向に重ならない状態に配置してあることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体高分子電解質膜。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電解質膜と、
    電解質膜の発電領域に配置したアノード側及びカソード側の電極層と、
    各電極層を露出させた状態で電解質膜の表面を被うアノード側及びカソード側のプラスチックフィルムとを備えたことを特徴とする膜電極接合体。
  7. 請求項6に記載の膜電極接合体と、
    膜電極接合体を挟持するアノード側及びカソード側のセパレータとを備えたことを特徴とする燃料電池の単セル。
  8. 請求項7に記載の単セルを複数枚積層して成ることを特徴とする燃料電池スタック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016162649A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 トヨタ自動車株式会社 燃料電池単セル及び燃料電池単セルの製造方法

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