JP2014059534A - 楽音発生装置、楽音発生方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の鍵のいずれかに加えられた第1の押鍵操作を検出するとともに、この第1の押鍵操作が検出された後に加えられた第2押鍵操作を検出する。そして、検出された第1の押鍵操作に基づいて定められた第1のタイミングで打弦音生成する一方、第2押鍵操作に対応する形態の棚板衝突音を、第1の押鍵操作に基づいて定められた第2のタイミングで生成する。
【選択図】図2
Description
複数の鍵のいずれかに加えられた第1の押鍵操作を検出する第1の押鍵操作検出手段と、
前記第1の押鍵操作に続いて加えられた第2の押鍵操作を検出する第2の押鍵操作検出手段と、
前記第1の押鍵操作検出手段により検出された第1の押鍵操作に基づいて定められた第1のタイミングで打弦音を生成する打弦音生成手段と、
前記第2の押鍵操作検出手段により検出された第2押鍵操作に対応する形態の棚板衝突音を、前記第1の押鍵操作に基づいて定められた第2のタイミングで生成する棚板衝突音生成手段と、
を備えることを特徴とする。
[発明の原理]
図1は、本発明の原理を説明するための図であり、アコースティックピアノのアクション機構の概略を示す構造図である。周知のように、アクション機構は、図1に図示する通り、押鍵操作に応じて揺動する鍵100と、鍵100の揺動により上昇するキャプスタンスクリュー101と、キャプスタンスクリュー101の上昇により回動するウィッペン102と、セットオフボタン104に当接するまでウィッペン102と共に回動上昇するジャック103と、ハンマーローラ106を介してジャック103により押上げられ、シャンクフレンジ105に対して回動するハンマーシャンク107及びハンマーフェルト108とを備え、ハンマーシャンク107の回動によりハンマーフェルト108がピアノ弦109を打つ(打弦する)ようになっている。
A.構成
図3は、本発明の第1実施形態による楽音発生装置の全体構成を示すブロック図である。この図において、鍵盤10は、押離鍵操作(演奏操作)に応じたキーオン/キーオフイベント、鍵番号およびベロシティ(押鍵強度)からなる演奏情報を発生する。スイッチ部11は、楽器パネルに配設される各種操作スイッチから構成され、操作されるスイッチ種に対応したスイッチイベントを発生する。表示部12は、LCDパネル等から構成され、CPU13から供給される表示制御信号に応じて楽器各部の設定状態や動作モード等を表示する。
また、音源16は、発音に際して、発音指示後の操作(以下、「押鍵後の操作」という)の具合(例えば、鍵の押し込み量が多くなり押鍵後の操作が長い場合等)に対応して、複数の音量等が異なる衝突音波形データの中から対応する衝突波形データを選択して、棚板衝突音を生成する。音源16は、例えば、押し込み量が多く押鍵し続けている時間が長ければ、当該長さに準じたボリュームの衝突波形データを選択する。
次に、図6〜図11を参照して上記構成による第1実施形態の動作について説明する。以下では、最初にCPU13が実行するメインルーチンの動作を説明した後、音源16が実行する音源処理の動作について説明する。
電源スイッチ操作によりパワーオンされると、CPU13は図6に図示するメインルーチンを実行してステップSA1に処理を進め、RAM15に格納される各種レジスタやフラグをリセットしたり初期値をセットするイニシャライズを行う。また、このステップSA1では、音源16に対して各種レジスタやフラグ類を初期化するよう指示する。そして、イニシャライズが完了すると、CPU13はステップSA2に処理を進め、鍵盤10の押下状態に基づき接点Aの変化を判別する。
次に、図8〜図11を参照して音源16が実行する音源処理の動作を説明する。音源16は、電源投入に応じて図8に図示する音源処理を実行してステップSB1に処理を進め、コマンド受信の有無を判断する。以下、CPU13からコマンドを受信した場合と、コマンドを受信していない場合とに分けて動作を説明する。
CPU13からコマンドを受信すると、上記ステップSB1の判断結果が「YES」になり、ステップSB2に進む。ステップSB2では、受信したコマンドがノートオンコマンドであるか否かを判断する。
この場合、ステップSB2の判断結果が「YES」になり、ステップSB3に進む。ステップSB3では、CPU13から受信したノートオンコマンド中のベロシティVELに対応した楽音波形データを選択する。続いて、ステップSB4では、CPU13から受信したノートオンコマンド中のベロシティVELに応じて、ROM14のデータエリアに格納される遅延時間テーブルTBLから楽音遅延時間T1および衝突遅延時間T2を読み出す。なお、前述したように、楽音遅延時間T1は押鍵し始めてから実際にハンマー打弦音が発生するまでの時間を指し、一方、衝突遅延時間T2は押鍵し始めてから実際に棚板衝突音が発生するまでの時間を指す。
この場合、ステップSB8の判断結果が「YES」になり、ステップSB9に進む。ステップSB9では、生成中の楽音に乗算するエンベロープをリリース波形に変更する。この後、ステップSB10に進み、フラグRFに「1」をセットしてリリース状態であることを表した後、上述したステップSB1に処理に戻す。
この場合、ステップSB8の判断結果が「NO」になり、図9に図示するステップSB11に進める。
ステップSB11では、接点Bがオン状態になってから接点Cがオン状態になるまでの時間の受信を判別する。
接点Bがオン状態になってから接点Cがオン状態になるまでの時間を受信しない場合には、ステップSB11の判断結果が「NO」になり、図8に図示する上述したステップSB1に処理を戻し、CPU13からコマンドの受信を判別する状態に復帰する。
これに対して、接点Bがオン状態になってから接点Cがオン状態になるまでの時間を受信した場合には、ステップSB11の判断結果が「YES」になり、ステップSB12に処理を進める。
ステップSB12では、フラグSTF2が「0」、すなわち衝突波形データ読み出し停止状態であるか否かを判断する。
衝突波形データ読み出し停止状態でないならば、判断結果は「NO」になり、図8に図示する上述したステップSB1に処理を戻し、CPU13からコマンドの受信を判別する状態に復帰する。
これに対して、衝突波形データ読み出し停止状態ならば、判断結果は「YES」になり、ステップSB13に進む。ステップSB13では、受信した接点Bがオン状態になってから接点Cがオン状態になるまでの時間に対応する衝突音波形を選択して、図8に図示する上述したステップSB1に処理を戻し、CPU13からコマンドの受信を判別する状態に復帰する。
一方、CPU13からコマンドを受信していなければ、上述したステップSB1の判断結果が「NO」となり、図10に図示するステップSB14に処理を進める。ステップSB14では、最小単位時間が経過したか否かを判断する。最小単位時間とは、タイマクロック1周期分の時間を指す。最小単位時間が経過していなければ、ここでの判断結果は「NO」となり、図8に図示するステップSB1に処理を戻す。
また、接点Bがオン状態となってから接点Cがオン状態となるまでの時間から押鍵後の操作としての鍵の押し込み量を検出することができ、当該押鍵後の操作を考慮して、対応する棚板衝突波形データを選択する。このため、アコースティックピアノの音色変化をより再現し得るようになる。
即ち、本実施形態の楽音発生装置1では、接点Aと接点Bのオン状態の時間差によって、打弦音の打弦音波形データの選択がされ、接点Bと接点Cのオン状態の時間差によって、棚板衝突波形データの選択が行われる。
CPU13は、複数の鍵のいずれかに加えられた第1の押鍵操作を検出する。
また、CPU13は、第1の押鍵操作に続いて加えられた第2の押鍵操作を検出する。
音源16は、CPU13により検出された第1の押鍵操作に基づいて定められた第1のタイミングで打弦音を生成する。
また、音源16は、CPU13により検出された第2押鍵操作に対応する形態の棚板衝突音を、第1の押鍵操作に基づいて定められた第2のタイミングで生成する。
このように楽音発生装置1では、CPU13により検出された第1の押鍵操作に基づいて定められた第1のタイミングで打弦音を生成し、CPU13により検出された第2押鍵操作に対応する形態の棚板衝突音を、第1の押鍵操作に基づいて定められた第2のタイミングで生成する。
このため、楽音発生装置1においては、押鍵操作によって生じる打弦音と棚板衝突音の発音特性と、押鍵操作後の操作によって生じる棚板衝突音の発音特性を加味した楽音を発生させることができるため、アコースティックピアノの音色変化の再現性をより高めることができる。
CPU13は、少なくとも接点Aがオンされた時点から接点Bがオンされるまでの時間を第1の押鍵操作として検出する。
また、CPU13は、少なくとも接点Bがオンされた時点から接点Cがオンされるまでの時間を第2の押鍵操作として検出する。
これにより、楽音発生装置1においては、棚板衝突音が実際の押鍵操作の後の操作の発音特性に根ざしたものとなるために、アコースティックピアノの音色変化の再現性をより高めることができる。
次に、図11を参照して第2実施形態について説明する。第2実施形態が上述の第1実施形態と相違する点は、第3の接点である接点Cを備えずに、第2の接点である接点Bのみで押し込み量を検出するもので、接点Bの押下時間から押し込み量を検出したことにある。
接点Bの押下時間から押し込み量を検出する処理は、図7に図示するステップSA14〜ステップSA17まの処理に替えて、接点Bの押下時間を計測し、当該接点Bの押下時間を音源16に送付する処理となる。その後、音源16は、計測された接点Bの押下時間に対応する棚板衝突波形データを選択することになる。
この図に示すように、図6に図示する上述したステップSA9において作成したノートオンコマンドが音源16に送付されると、CPU13は、図12に図示するステップSC1に進み、接点Bのオン時間の計測を開始する。そして、接点Bのオン時間の計測を開始すると、ステップSC2に処理を進め、CPU13は、接点Bへの押下の状態を判別する。
CPU13は、少なくとも接点Aがオンされた時点から接点Bがオンされるまでの時間を第1の押鍵操作として検出する。
また、CPU13は、接点Bがオンされている時間を第2の押鍵操作として検出する。
このように、第2実施形態では、第2の接点である接点Bの押下時間から押し込み量を検出可能にするので、第3の接点を用いずに、本発明に係る楽音発生装置1を構成することができる。
次に、図12を参照して第2実施形態について説明する。第3実施形態が上述の第1実施形態と相違する点は、第3の接点である接点Cに替えて押し込み量検出のための圧力センサで構成したことにある。
接点Bの押下時間から押し込み量を検出する処理は、図7に図示するステップSA14〜ステップSA17まの処理に替えて、圧力センサの圧力変化から押し込み時間を計測し、当該圧力センサの圧力変化の時間を音源16に送付する処理となる。その後、音源16は、計測された接点Bの押下時間に対応する棚板衝突波形データを選択することになる。
この図に示すように、図6に図示する上述したステップSA9において作成したノートオンコマンドが音源16に送付されると、CPU13は、図13に図示するステップSD1に進み、アフター強度カウンタをクリアする。そして、アフター強度カウンタをクリアにすると、ステップSD2に処理を進め、CPU13は、圧力センサのセンサ圧力の変化の検出状態を判別する。
圧力センサのセンサ圧力の変化がしきい値をオーバーしている場合には、ステップSD5の判断結果が「YES」となり、ステップSD6に進む。
なお、棚板衝突波形データは、圧力の変化量が大きいほど鍵を最後まで押し込んでいるとみなして、その変化量に応じた音量の棚板衝突波形データを選択する。また、圧力の変化時間が長い程鍵盤を押し込んでいる時間が長いとみなして、当該変化時間に応じた音量の棚板衝突波形データを選択する。
また、本実施形態において、所定の時間内に圧力が所定の値から圧力を減らす方向に働いていた場合には、鍵を押し込まないように押鍵後の操作がされたものとみなし、圧力を増やした量との相殺量に応じた棚板衝突波形データの選択を行うことができる。
CPU13は、少なくとも接点Aがオンされた時点から接点Bがオンされるまでの時間を第1の押鍵操作として検出する。
また、CPU13は、少なくとも圧力センサが所定値以上の圧力を連続して検知した時間を第2の押鍵操作として検出する。
このように、第3実施形態では、第3の接点である接点Cに替えて圧力センサで押し込み量を検出可能にするように構成したため、接点を構成する必要なく、本発明に係る楽音発生装置1を構成することができる。
例えば、本発明は、押鍵後の操作に対応して所望の棚板音波形データを選択可能又は生成することができる機能を有する電子機器一般に適用することができる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が楽音発生装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
複数の鍵のいずれかに加えられた第1の押鍵操作を検出する第1の押鍵操作検出手段と、
前記第1の押鍵操作に続いて加えられた第2の押鍵操作を検出する第2の押鍵操作検出手段と、
前記第1の押鍵操作検出手段により検出された第1の押鍵操作に基づいて定められた第1のタイミングで打弦音を生成する打弦音生成手段と、
前記第2の押鍵操作検出手段により検出された第2押鍵操作に対応する形態の棚板衝突音を、前記第1の押鍵操作に基づいて定められた第2のタイミングで生成する棚板衝突音生成手段と、
を備えることを特徴とする楽音発生装置。
[付記2]
前記各鍵には、押鍵操作に伴って順次オンする第1の接点、第2の接点及び第3の接点が設けられ、
前記第1の押鍵操作検出手段は、少なくとも前記第1の接点がオンされた時点から前記第2の接点がオンされるまでの時間を第1の押鍵操作として検出し、
前記第2の押鍵操作検出手段は、少なくとも前記第2の接点がオンされた時点から前記第3の接点がオンされるまでの時間を第2の押鍵操作として検出する、
ことを特徴とする付記1に記載の楽音発生装置。
[付記3]
前記棚板衝突音生成手段は、前記第2押鍵操作に対応した波形データに基づいて棚板衝突音を生成することを特徴とする付記1又は2に記載の楽音発生装置。
[付記4]
前記各鍵には、押鍵操作に伴って順次オンする第1の接点及び第2の接点が設けられ、
前記第1の押鍵操作検出手段は、少なくとも前記第1の接点がオンされた時点から前記第2の接点がオンされるまでの時間を第1の押鍵操作として検出し、
前記第2の押鍵操作検出手段は、前記第2の接点がオンされている時間を第2の押鍵操作として検出する、
ことを特徴とする付記1に記載の楽音発生装置。
[付記5]
前記各鍵には、押鍵操作に伴って順次オンする第1の接点及び第2の接点と、当該第2の接点がオンされた後に前記押鍵操作により生じる圧力を検知する圧力センサとが設けられ、
前記第1の押鍵操作検出手段は、少なくとも前記第1の接点がオンされた時点から前記第2の接点がオンされるまでの時間を第1の押鍵操作として検出し、
前記第2の押鍵操作検出手段は、少なくとも前記圧力センサが所定値以上の圧力を連続して検知した時間を第2の押鍵操作として検出する、
ことを特徴とする付記1に記載の楽音発生装置。
[付記6]
複数の鍵のいずれかに加えられた第1の押鍵操作を検出する第1の押鍵操作検出ステップと、
前記第1の押鍵操作後に続いて加えられた第2の押鍵操作を検出する第2の押鍵操作検出ステップと、
前記第1の押鍵操作検出ステップにより検出された第1の押鍵操作に基づいて定められた第1のタイミングで打弦音を生成する打弦音生成ステップと、
前記第2の押鍵操作検出ステップにより検出された第2押鍵操作に対応する形態の棚板衝突音を、前記第1の押鍵操作に基づいて定められた第2のタイミングで生成する棚板衝突音生成ステップと、
を備えることを特徴とする楽音生成方法。
[付記7]
コンピュータに、
複数の鍵のいずれかに加えられた第1の押鍵操作を検出する第1の押鍵操作検出ステップと、
前記第1の押鍵操作に続いて加えられた第2の押鍵操作を検出する第2の押鍵操作検出ステップと、
前記第1の押鍵操作検出ステップにより検出された第1の押鍵操作に基づいて定められた第1のタイミングで打弦音を生成する打弦音生成ステップと、
前記第2の押鍵操作検出ステップにより検出された第2押鍵操作に対応する形態の棚板衝突音を、前記第1の押鍵操作に基づいて定められた第2のタイミングで生成する棚板衝突音生成ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
Claims (7)
- 複数の鍵のいずれかに加えられた第1の押鍵操作を検出する第1の押鍵操作検出手段と、
前記第1の押鍵操作に続いて加えられた第2の押鍵操作を検出する第2の押鍵操作検出手段と、
前記第1の押鍵操作検出手段により検出された第1の押鍵操作に基づいて定められた第1のタイミングで打弦音を生成する打弦音生成手段と、
前記第2の押鍵操作検出手段により検出された第2押鍵操作に対応する形態の棚板衝突音を、前記第1の押鍵操作に基づいて定められた第2のタイミングで生成する棚板衝突音生成手段と、
を備えることを特徴とする楽音発生装置。 - 前記各鍵には、押鍵操作に伴って順次オンする第1の接点、第2の接点及び第3の接点が設けられ、
前記第1の押鍵操作検出手段は、少なくとも前記第1の接点がオンされた時点から前記第2の接点がオンされるまでの時間を第1の押鍵操作として検出し、
前記第2の押鍵操作検出手段は、少なくとも前記第2の接点がオンされた時点から前記第3の接点がオンされるまでの時間を第2の押鍵操作として検出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の楽音発生装置。 - 前記棚板衝突音生成手段は、前記第2押鍵操作に対応した波形データに基づいて棚板衝突音を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の楽音発生装置。
- 前記各鍵には、押鍵操作に伴って順次オンする第1の接点及び第2の接点が設けられ、
前記第1の押鍵操作検出手段は、少なくとも前記第1の接点がオンされた時点から前記第2の接点がオンされるまでの時間を第1の押鍵操作として検出し、
前記第2の押鍵操作検出手段は、前記第2の接点がオンされている時間を第2の押鍵操作として検出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の楽音発生装置。 - 前記各鍵には、押鍵操作に伴って順次オンする第1の接点及び第2の接点と、当該第2の接点がオンされた後に前記押鍵操作により生じる圧力を検知する圧力センサとが設けられ、
前記第1の押鍵操作検出手段は、少なくとも前記第1の接点がオンされた時点から前記第2の接点がオンされるまでの時間を第1の押鍵操作として検出し、
前記第2の押鍵操作検出手段は、少なくとも前記圧力センサが所定値以上の圧力を連続して検知した時間を第2の押鍵操作として検出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の楽音発生装置。 - 複数の鍵のいずれかに加えられた第1の押鍵操作を検出する第1の押鍵操作検出ステップと、
前記第1の押鍵操作に続いて加えられた第2の押鍵操作を検出する第2の押鍵操作検出ステップと、
前記第1の押鍵操作検出ステップにより検出された第1の押鍵操作に基づいて定められた第1のタイミングで打弦音を生成する打弦音生成ステップと、
前記第2の押鍵操作検出ステップにより検出された第2押鍵操作に対応する形態の棚板衝突音を、前記第1の押鍵操作に基づいて定められた第2のタイミングで生成する棚板衝突音生成ステップと、
を備えることを特徴とする楽音生成方法。 - コンピュータに、
複数の鍵のいずれかに加えられた第1の押鍵操作を検出する第1の押鍵操作検出ステップと、
前記第1の押鍵操作に続いて加えられた第2の押鍵操作を検出する第2の押鍵操作検出ステップと、
前記第1の押鍵操作検出ステップにより検出された第1の押鍵操作に基づいて定められた第1のタイミングで打弦音を生成する打弦音生成ステップと、
前記第2の押鍵操作検出ステップにより検出された第2押鍵操作に対応する形態の棚板衝突音を、前記第1の押鍵操作に基づいて定められた第2のタイミングで生成する棚板衝突音生成ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
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