JP2745831B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2745831B2
JP2745831B2 JP3012741A JP1274191A JP2745831B2 JP 2745831 B2 JP2745831 B2 JP 2745831B2 JP 3012741 A JP3012741 A JP 3012741A JP 1274191 A JP1274191 A JP 1274191A JP 2745831 B2 JP2745831 B2 JP 2745831B2
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幹生 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の操作スイッチ
を有し、これらの操作スイッチに応じて各種処理を行
子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器は、複数の機能を有し
ており、これに加えて、これらの機能のうち、どの機能
を実行するかを選択したり、データを入力するための複
数の操作スイッチを有している。操作スイッチには、少
なくとも1つか、あるいは複数の機能が割当てられてい
る。ここで、電子楽器を例にとって説明する。電子楽器
は、演奏のための鍵盤の他に、音色選択、伴奏のスタイ
ル(ワルツ、ボサノバ等のリズムパターン)選択、演奏
を記憶するメモリ領域を選択するためのソング選択等を
行なうための操作スイッチを操作パネル上に備えてい
る。
【0003】また、1つの操作スイッチに複数の機能を
割当てるための、機能選択用の操作スイッチ(モードス
イッチ)等も設けられている。また、上記電子楽器にお
いて、その自動伴奏機能を用いたカラオケ採点機能を有
するものもある。このような電子楽器では、自動伴奏
と、マイク等から入力される歌声または楽器の演奏とを
比較し、自動伴奏とのズレの程度に応じて採点してい
る。なお、この種の技術は、特開昭59−97172号
に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した電
楽器によるカラオケ採点機能では、演奏の全時間、す
なわち1つの音が持続して発音されている場合でも、そ
の間、互いのデータを比較していたため、処理時間が長
くなるという問題を生じた。
【0005】請求項1に記載の発明は、上述した事情に
鑑みてなされたもので、カラオケ採点機能を有する電子
楽器において、採点に要する処理時間を短縮できる電子
楽器を提供することを目的としている。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、カラオケ
採点機能を有する電子楽器において、演奏中において適
切な時点で採点の結論を出し、無駄な自動演奏を避ける
ことができる電子楽器を提供することを目的としてい
る。さらに、請求項3に記載の発明は、カラオケ採点機
能を有する電子楽器において、人間の歌唱力を採点する
ことができる電子楽器を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、自動演奏データを
記憶する記憶手段と、所定のタイミングに従って前記自
動演奏データを読み出す読み出し手段と、前記読み出さ
れた自動演奏データの発音および消音タイミングに従っ
て外部から入力される外部信号の発音および消音タイミ
ングの双方またはいずれか一方を生成するタイミング発
生手段と、前記自動演奏データの発音および消音タイミ
ングの双方またはいずれか一方の前後に所定期間のウィ
ンドウを設定するウィンドウ発生手段と、前記自動演奏
データの発音および消音タイミングの双方またはいずれ
か一方のタイミング毎に、前記ウィンドウ内においての
み、前記自動演奏データの発音および消音タイミングの
双方またはいずれか一方と、前記外部信号の発音および
消音タイミングの双方またはいずれか一方とのずれの程
度を検出する検出手段と、該検出手段によって検出され
たタイミングのずれの程度に応じて採点する採点手段と
を具備することを特徴とする。また、請求項2に記載の
発明では、自動演奏データを記憶する記憶手段と、 所定
のタイミングに従って前記自動演奏データを読み出す読
み出し手段と、 前記読み出された自動演奏データに基づ
いて自動演奏を行う自動演奏手段と、 前記読み出された
自動演奏データの発音および消音タイミングに従って外
部から入力される外部信号の発音および消音タイミング
の双方またはいずれか一方を生成するタイミング発生手
段と、 前記自動演奏データの発音および消音タイミング
の双方またはいずれか一方のタイミング毎に、前記自動
演奏データの発音および消音タイミングの双方またはい
ずれか一方と、前記外部信号の発音および消音タイミン
グの双方またはいずれか一方とに基づいて採点を行う採
点手段と、 前記採点手段によって採点が行われる毎にこ
の採点結果を累算する累算手段と、 前記自動演奏中に、
該累算手段による累算値と、予め定められている値との
大小関係が、所定の条件を満たしているか否かの判定を
行う判定手段と、 前記判定手段により前記所定の条件を
満たしたと判定された時には、前記自動演奏手段による
演奏中の自動演奏を強制終了させる自動演奏終了手段と
を具備することを特徴とする。 さらに、請求項3に記載
の発明では、自動演奏データを記憶する記憶手段と、
定のタイミングに従って前記自動演奏データを読み出す
読み出し手段と、 入力された音声に応じた信号を出力す
る音声信号発生手段と、該音声信号発生手段から出力さ
れた音声信号に基づいて、前記音声信号発生手段に入力
される音声の有無に対応した信号を検出する音声入力検
出手段と、 前記読み出された自動演奏データの発音およ
び消音タイミングに従って前記音声入力検出手段が検出
した検出信号の発音および消音タイミングの双方または
いずれか一方を生成するタイミング発生手段と、 前記自
動演奏データの発音および消音タイミングの双方または
いずれか一方のタイミング毎に、前記自動演奏データの
発音および消音タイミングの双方またはいずれか一方
と、前記検出信号の発音および消音タイミングの双方ま
たはいずれか一方とに基づいて採点を行う採点手段とを
具備することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、読み出し手段が
所定のタイミングに従って記憶手段から自動演奏データ
を読み出す。また、該自動演奏データの発音および消音
タイミングに従って外部から外部信号が入力される。次
に、タイミング発生手段が外部信号の発音および消音タ
イミングの双方またはいずれか一方を生成する。そし
て、検出手段が、前記自動演奏データの発音および消音
タイミングの双方またはいずれか一方のタイミング毎
に、ウィンドウ発生手段が設定した所定期間のウィンド
ウ内においてのみ、自動演奏データの発音および消音タ
イミングの双方またはいずれか一方と、外部信号の発音
および消音タイミングの双方またはいずれか一方とのず
れの程度を検出する。さらに、採点手段が検出手段によ
って検出されたタイミングのずれの程度に応じて採点す
る。また、請求項2記載の発明によれば、読み出し手段
が所定のタイミングに従って記憶手段から自動演奏デー
タを読み出す。また、該自動演奏データの発音および消
音タイミングに従って外部から外部信号が入力される。
次に、タイミング発生手段が外部信号の発音および消音
タイミングの双方またはいずれか一方を生成する。そし
て、採点手段が、前記自動演奏データの発音および消音
タイミングの双方またはいずれか一方のタイミング毎
に、自動演奏データの発音および消音タイミングの双方
またはいずれか一方と、外部信号の発音および消音タイ
ミングの双方またはいずれか一方とに基づいて採点を行
う。さらに、この採点が行われる毎に採点結果が累算さ
れて、この累算値と、予め定められている値との大小関
係が、自動演奏の途中で判定され、所定の条件を満たし
たと判定されると、演奏中の自動演奏が強制終了する。
さらに、請求項3記載の発明によれば、音声信号発生手
段に音声が入力されると、その音声の発音および消音タ
イミングの双方またはいずれか一方が生成され。そし
て、読み出し手段が所定のタイミングに従って記憶手段
から読み出した、自動演奏データの発音および消音タイ
ミングの双方またはいずれか一方のタイミング毎に、自
動演奏データの発音および消音タイミングの双方または
いずれか一方と、入力された音声の発音および消音タイ
ミングの双方またはいずれか一方と に基づいて採点が行
われる。
【0010】
【0011】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。この実施例では、自動演奏を行なった
り、該自動演奏に合せて唄われる歌を採点する電子楽器
を例にとって説明する。図において、鍵盤1は、複数の
白鍵および黒鍵からなるキーボードであり、各鍵(以
下、キーという)毎に押鍵、離鍵を検出するためのスイ
ッチおよびその速度を検出する検出器等が設けられてい
る。これらのキーの状態は、押鍵検出回路2によって検
出される。押鍵検出回路2は、押鍵されたキーのキーオ
ン信号、キーコードおよびキーベロシティなどの演奏情
報をデータバスDBを介してCPU3へ供給する。
【0012】次に、パネルSW4は、電源スイッチ、音
量スイッチなどの複数の操作スイッチからなる。SW検
出回路5は、上記操作スイッチが押されたか否かを検出
する回路であり、押された操作スイッチの情報をデータ
バスDBを介してCPU3へ供給する。カードセンサ6
は、操作スイッチの機能を設定するためのカード(詳細
は後述する)が、電子楽器本体の操作パネル面に設けら
れたカードスロット部に挿入されたことを検出するセン
サである。カードが挿入されると、所定の挿入信号を検
出回路7へ出力する。検出回路7は、挿入信号を検出す
ると、カードの種類を表すデータを判別し、データバス
DBを介してCPU3へ供給する。
【0013】タイマ8は、所定の基準クロックCLを発
生し、これをCPU3へ供給する。上述したCPU3
は、電子楽器全体を制御するとともに、ROM9に記憶
されたプログラムに従い、カードデータに基づいて操作
スイッチの機能を設定するとともに、上述した演奏情
報、操作スイッチの情報およびカードデータ等に基づい
て楽音データを生成し、音源回路10へ供給する。ま
た、上記処理において生じる演算結果などは、RAM1
1に記憶される。音源回路10は、上記楽音データのレ
ベル調整などを行ない、該楽音データをD/A変換器1
2へ供給する。楽音データは、D/A変換器12によっ
てアナログ信号に変換された後、スピーカSPによって
発音される。
【0014】また、演奏データROM13には、自動演
奏のための複数の曲目に対する演奏データが記憶されて
おり、所定のプログラムが実行されると、CPU3によ
って該当する演奏曲目の演奏データが読み出され、音源
回路10、D/A変換器12およびスピーカSPによっ
て発音される。また、上記自動演奏に合せて唄われる歌
を採点する機能、いわゆるカラオケ採点機能が所定のプ
ログラムに従って実行される際には、歌声は、マイクM
C、アンプ14および波形整形回路15を介してCPU
3に供給される。アンプ14は、歌声を所定のレベルに
増幅し、これを波形整形回路15およびスピーカSPへ
供給する。波形整形回路15は、音声を所定の周期およ
び幅を有する連続パルス信号に変換する。
【0015】次に、上述した各部の配置について、図2
に示す電子楽器の全体外見図を参照して説明する。な
お、図1に対応する部分には、同一の符号を付け説明を
省略する。図において、操作パネル15のほぼ中央部に
は、前述したカードスロット部20が設けられている。
カードスロット部20は、カードのエッジ部分のみを保
持するようになっており、同カードの表面を見ることが
できるように、窓が設けられている。機能選択スイッチ
SW1,SW2,SW3,SW4は、カードスロット部
20の側部に配列されている。また、他の電源スイッチ
PW、デモスイッチSW5およびボリュームスイッチS
W6,7も所定の位置に配置されている。電源スイッチ
PWは、電源投入用のスイッチであり、デモスイッチS
W5は、自動演奏用のスイッチである。また、ボリュー
ムスイッチSW6は、音量を下げるためのものであり、
一方、スイッチSW7は、音量を上げるためのものであ
る。
【0016】次に、上述したカードスロット部20およ
びその周辺に設けられた機能選択スイッチSW1〜SW
4、ならびにカードについて、図3ないし図5を参照し
て説明する。まず、図3および図4は、操作パネル15
のカードスロット部20およびその周辺に設けられた機
能選択スイッチSW1〜SW4の配置を示す正面図であ
る。
【0017】この図において、カードスロット部20に
は、カード21が挿入されている。このカード21の表
面には、該カード21の一端Aを上方にして挿入した場
合(図3参照)に上記機能選択スイッチSW1〜SW4
に割当てられる機能を示す文字と、他端Bを上方にして
挿入した場合(図4参照)に上記機能選択スイッチSW
1〜SW4に割当てられる機能を示す文字とが、それぞ
れの挿入方向に応じて正立するように印刷されている。
この例の場合、一端Aを上方にして挿入した場合には、
自動演奏される曲目が印刷されており、一方、他端Bを
上方にして挿入した場合には、自動演奏に合せて唄われ
る歌を採点する機能、いわゆるカラオケ採点機能におけ
る曲目が印刷されている。これら機能を示す印刷文字
は、機能選択スイッチSW1〜SW4に幾何的に対応す
るように所定の位置に印刷されている。
【0018】また、カード21の裏面には、図5に示す
ように、カード機能を表すバーコードB1およびB2が
所定の位置に印刷されており、ストップビット、パリテ
ィビットおよびカード機能データから構成されている。
このカード機能データは、7ビットから構成されてお
り、「0」を除いた「1」〜「127」の値をとり、こ
れにより127種のカード機能が識別できる。したがっ
て、この例のように、1枚のカード21に2種類の機能
が設定されている場合には、少なくとも64枚のカード
を用意できる。また、カードスロット部20の所定の位
置には、バーコード読取り装置が設けられている。
【0019】次に、上述した実施例の動作について、図
6ないし図12に示すフローチャートを参照して説明す
る。電源が投入されると、図6に示すフローチャートが
CPU3によって実行される。このルーチンは、メイン
ルーチンである。まず、ステップSA1において、各種
変数、レジスタ等のイニシャライズを行なう。次に、ス
テップSA2へ進み、図7に示す押鍵処理を行なう。図
7の押鍵処理では、まず、ステップSB1において、鍵
盤1のキーをスキャンする。次に、ステップSB2にお
いて、キーオンイベントが有ったか否かを判断する。そ
して、キーイベントが有った場合には、このステップS
B2における判断結果は「YES」となり、ステップS
B3へ進む。ステップSB3では、キーイベントが生じ
たキーに対して発音処理を行なう。
【0020】一方、ステップSB2における判断結果が
「NO」の場合か、あるいは上述したステップSB3の
処理が終了した場合には、ステップSB4に進む。ステ
ップSB4では、キーオフイベントが有ったか否かを判
断する。そして、キーオフイベントが有った場合には、
ステップSB4における判断結果は「YES」となり、
ステップSB5へ進む。ステップSB5では、キーイベ
ントが生じたキーに対して消音処理を行なう。
【0021】一方、ステップSB4における判断結果が
「NO」の場合か、あるいは上述したステップSB5の
処理が終了した場合には、当該押鍵処理を終了して、図
6に示すメインルーチンへ戻る。メインルーチンでは、
ステップSA3へ進む。ステップSA3では、図8に示
すカードスキャン処理を行なう。
【0022】図8のカードスキャン処理では、まず、ス
テップSC1において、カード21がカードスロット部
20に挿入されたか否かを判断する。そして、このステ
ップSC1における判断結果が「YES」の場合には、
ステップSC2へ進む。ステップSC2では、カード2
1の裏面に印刷されたバーコードを読取る。そして、ス
テップSC3へ進み、バーコードデータの読取りが正し
く行なわれたか否かを判断する。ステップSC3におけ
る判断結果が「NO」の場合、すなわち、読取りが正し
く行なわれなかった場合には、ステップSC8へ進む。
ステップSC8では、バーコードの読取りが正しく行な
われなかったことを知らせるために、ビープ音などを発
生し、カード21の抜取りを促す。
【0023】次に、ステップSC9において、カード2
1が抜取られたか否かを判断する。ここで、カード21
がまだ抜取られていないと、ステップSC9における判
断結果は「NO」となり、抜取られるまで、当該ステッ
プSC9を繰返し実行する。そして、カード21が抜取
られると、ステップSC9における判断結果は「YE
S」となり、ステップSC1へ戻る。このように、バー
コードの読取りが正しく行なわれるまで、上述したルー
チンを繰返す。
【0024】一方、ステップSC3における判断結果が
「YES」の場合、すなわち、バーコードの読取りが正
しく行なわれた場合には、ステップSC4へ進む。ステ
ップSC4では、読取ったデータ、すなわち、カード機
能ナンバをレジスタFUNCに一時保管する。例えば、図3
に示すように、カード21の一端Aが上方になるように
挿入された場合には、レジスタFUNCには、「1」がセッ
トされ、他端Bが上方になるように挿入された場合に
は、「2」がセットされる。次に、ステップSC5にお
いて、レジスタFUNCのデータ(カード機能)を参照し、
カード機能に応じて、その機能で使用されるレジスタ等
の初期値を設定する。なお、カード21が挿入されてい
ない場合でも、機能選択スイッチSW1〜SW4が機能
するように、その時の使用するレジスタには、デフォル
ト値が設定される。
【0025】次に、ステップSC6へ進み、レジスタCA
RDに「1」をセットする。このレジスタCARDは、カード
21の挿入状態を表すフラグである。次に、ステップS
C7へ進み、機能選択スイッチSW1〜SW4がその機
能を実行することが可能になったことを知らせるため
に、所定の音を発音し、当該カードスキャン処理を終了
してメインルーチンへ戻る。一方、カード21が挿入さ
れない場合には、ステップSC1における判断結果が
「NO」となり、ステップSC10へ進む。ステップS
C10では、カード21の抜取りがあったか否かを判断
する。そして、このステップSC10における判断結果
が「NO」の場合には、そのまま当該ルーチンを終了し
てメインルーチンへ戻る。
【0026】一方、ステップSC10における判断結果
が「YES」の場合、すなわちカード21の抜取りがあ
った場合には、ステップSC11へ進み、機能選択スイ
ッチSW1〜SW4がカード無しの機能を実行できるよ
うにデフォルト値を設定するためのカード終了設定処理
を行なう。次に、ステップSC12へ進み、レジスタFU
NCを「0」にして、カード21が挿入されていないこと
を示す状態にする。そして、当該処理を終了し、メイン
ルーチンへ戻る。上述したようにカードスキャン処理が
終了すると、メインルーチンでは、ステップSA4へ進
み、図9に示すカード機能処理を行なう。
【0027】このカード機能処理では、まず、ステップ
SD1において、レジスタCARDが「1」であるか否かを
判断する。ここで、カード21が挿入されていないと、
レジスタCARDが「0」であるため、ステップSD1にお
ける判断結果は「NO」となり、そのまま当該ルーチン
を終了してメインルーチンへ戻る。一方、カード21が
挿入されている場合には、ステップSD1における判断
結果は「YES」となり、ステップSD2へ進む。ステ
ップSD2では、レジスタFUNCを参照して、どの機能を
有するカードが挿入されているかを判断する。ここで、
例えば、図3に示すように、カード21の一端Aが上方
になるように挿入されているとすると、レジスタFUNCに
は「1」がセットされているため、ステップSD3へ進
む。ステップSD3では、図10に示す自動演奏処理を
行なう。
【0028】自動演奏処理では、まず、ステップSE1
において、機能選択スイッチSW1〜SW4をスキャン
する。次に、ステップSE2において、機能選択スイッ
チSW1〜SW4のいずれかが押下されたか否かを判断
する。ここで、機能選択スイッチSW1〜SW4のいず
れも押下されていない場合には、ステップSE2の判断
結果は「NO」となり、ステップSE7へ進む。ステッ
プSE7では、プレイフラグPLAY1,2,3または
4のうち、いずれかが「1」であるか否かを判断する。
このプレイフラグPLAY1〜PLAY4は、各々、
「1」と「0」の状態をとり、「1」は、該当する機能
選択スイッチSW1〜SW4に割当てられた曲目を演奏
中であることを示し、「0」は演奏していないことを示
す。
【0029】そして、プレイフラグPLAY1〜PLA
Y4のいずれかが「1」であると、ステップSE7にお
ける判断結果は「YES」となり、ステップSE8へ進
む。ステップSE8では、テンポクロックTCに基づい
て、「1」がセットされているプレイフラグPLAYの
演奏データを演奏データROM13から読み出して音源
回路10へ出力する。なお、上記テンポクロックTC
は、所定の期間で生じる割込みで実行される図11に示
すタイマインタラプトルーチンにおいてインクリメント
される。タイマインタラプトルーチンでは、まず、ステ
ップSF1において、ウィンドウカウンタWCをインク
リメントする。このウィンドウカウンタWCは、カラオ
ケ採点処理において用いられるカウンタであり、詳細は
後述する。次に、ステップSF2において、上記テンポ
クロックTCをインクリメントし、終了すると、所定の
ルーチンへ戻る。
【0030】また、自動演奏処理のステップSE8で
は、演奏データの最終(END)が検出されると、該当
するプレイフラグPLAYを「0」にリセットする。一
方、ステップSE8の処理が終了した場合か、あるい
は、いずれのプレイフラグPLAY1〜PLAY4も
「0」で、上述したステップSE7における判断結果が
「NO」の場合には、カード機能処理へ戻り、さらに、
引続いてメインルーチンへ戻る。一方、ステップSE2
における判断結果が「YES」の場合、すなわち、機能
選択スイッチSW1〜SW4のいずれかが押下された場
合には、ステップSE3へ進む。ステップSE3では、
機能選択スイッチSW1〜SW4のうち、押下されたス
イッチのプレイフラグPLAY1〜PLAY4を反転す
る。これによって、機能選択スイッチSW1,2,3ま
たは4を押下する度に、各々がオン状態とオフ状態とを
交互に繰返す。
【0031】次に、ステップSE4へ進み、機能選択ス
イッチSW1〜SW4のうち、押下されたスイッチに対
応するプレイフラグPALY1〜PLAY4が「1」で
あるか否かを判断する。そして、ステップSE4におけ
る判断結果が「YES」の場合、すなわち、新たに押下
された場合には、ステップSE5へ進む。ステップSE
5では、曲の初めから演奏するために、テンポクロック
TCを「0」にリセットする。次に、ステップSE6に
おいて、選択された曲目だけを演奏するように、押下さ
れたスイッチ以外のプレイフラグPLAYを「0」にリ
セットする。そして、ステップSE7へ進む。この場
合、プレイフラグPLAY1〜PLAY4のいずれかが
「1」にセットされているので、ステップSE7におけ
る判断結果は「YES」となり、ステップSE8へ進
む。そして、ステップSE8において、曲の初めから演
奏が行なわれる。
【0032】一方、ステップSE4における判断結果が
「NO」の場合、すなわち、機能選択スイッチSW1〜
SW4のうち、押下されたスイッチのプレイフラグPL
AYが「0」の場合には、そのプレイフラグPLAYに
対応する曲目に対して、演奏停止が選択されたわけであ
るので、カウンタ類をリセットせずに、直接、ステップ
SE7へ進む。ステップSE7では、他にプレイフラグ
PLAYに「1」がセットされているか否かを判断し、
この場合は、「0」であるので、判断結果は「NO」と
なり、カード機能処理へ戻り、さらに、引続いてメイン
ルーチンへ戻る。メインルーチンでは、ステップSA5
へ進み、楽音生成のためのその他の処理を行ない、その
後、ステップSA1へ戻り、上述した処理を繰返し実行
する。
【0033】[カラオケ採点処理]次に、前述したカー
ド21を、他端Bを上方にして挿入した場合について、
その動作を図12に示すフローチャートを参照して説明
する。なお、前述した処理に共通の部分については、説
明を省略する。この場合、各機能選択スイッチSW1〜
SW4には、自動演奏時と同様に、演奏曲目が設定され
るようになっており、この電子楽器は、所定期間のウィ
ンドウを生成し、該ウィンドウの期間内においてのみ、
自動演奏される伴奏の楽音の発音タイミングと歌い手の
発声タイミングとのズレおよび楽音の消音タイミングと
歌い手の消声タイミングとのズレを検出し、それらのズ
レの程度によって採点する。
【0034】図14は、(a)マイクMCの入力波形、
(b)波形整形回路15の出力波形および(c)自動伴
奏における音符データを示す波形図である。この図にお
いて、マイクMCから入力されたアナログ信号の音声信
号は、波形整形回路15によってパルス信号に変換され
る。CPU3は、このパルス信号の長さを判断して、音
声かノイズかを決定する。そして、ノイズと判定した場
合には、入力なしとみなす。上述した方向でカード21
を挿入すると、前述した図8に示すカードスキャン処理
では、ステップSC4において、レジスタFUNCには
「2」が代入される。そして、ステップSC5では、レ
ジスタFUNCに基づいて機能選択スイッチSW1〜SW4
にカード機能に応じた値が設定される。
【0035】次に、図9に示すカード機能処理では、ス
テップSD2において、レジスタFUNCが「2」であるた
め、ステップSD4へ進み、図12に示すカラオケ採点
処理を実行する。図12に示すカラオケ採点処理では、
まず、ステップSG1において、機能選択スイッチSW
1〜SW4をスキャンする。次に、ステップSG2にお
いて、スキャンの結果、機能選択スイッチSW1〜SW
4が押下されたか否かを判断する。ここで、機能選択ス
イッチSW1〜SW4のうち、いずれかが押下されたと
すると、ステップSG2における判断結果は「YES」
となり、ステップSG3へ進む。ステップSG3では、
機能選択スイッチSW1〜SW4のうち、押下されたス
イッチのプレイフラグNPLAY1〜NPLAY4を反
転する。これによって、機能選択スイッチSW1,2,
3または4を押下する度に、オン状態とオフ状態とを交
互に繰返す。すなわち、オン状態であったスイッチはオ
フ状態になり、逆に、オフ状態にあったスイッチはオン
状態になる。
【0036】次に、ステップSG4へ進み、機能選択ス
イッチSW1〜SW4のうち、押下されたスイッチに対
応するプレイフラグNPALY1〜NPLAY4が
「1」であるか否かを判断する。そして、ステップSG
4における判断結果が「YES」の場合、すなわち、新
たに押下された場合には、ステップSG5へ進む。ステ
ップSG5では、曲の初めから演奏するために、テンポ
クロックTCを「0」にリセットする。次に、ステップ
SG6において、選択された曲目だけを演奏するため
に、押下されたスイッチ以外のプレイフラグNPLAY
を「0」にリセットする。
【0037】上述したステップSG6における処理が終
了した場合、あるいは機能選択スイッチSW1〜SW4
が押下されずに、ステップSG2における判断結果が
「NO」となった場合、また、機能選択スイッチSW1
〜SW4のいずれかがオフ状態にするために押下され
て、ステップSG4における判断結果が「NO」となっ
た場合には、ステップSG7へ進む。ステップSG7で
は、プレイフラグNPLAY1〜NPLAY4のいずれ
かが「1」であるか否かを判断する。そして、このステ
ップSG7における判断結果が「NO」の場合には、そ
のまま当該処理を終了し、カード機能処理へ戻り、さら
に、引続いてメインルーチンへ戻る。メインルーチンで
は、ステップSA5へ進み、楽音生成のためのその他の
処理を行ない、その後、ステップSA1へ戻り、上述し
た処理を繰返し実行する。
【0038】一方、ステップSG7における判断結果が
「YES」の場合、すなわち、以前から機能選択スイッ
チSW1〜SW4のうちのいずれかが押下されていた場
合か、あるいは、新たに押下された場合には、ステップ
SG8へ進む。ステップSG8では、テンポクロックT
Cに基づいて、「1」がセットされていたプレイフラグ
PLAYの演奏データを演奏データROM13から読み
出して音源回路10へ出力する。この際の演奏データ
(音符データ)は、図14に示す(c)のようになる。
音符データの発音タイミングを符号KON、消音タイミ
ングを符号KOFFで示している。この時、メロディデ
ータと伴奏データの双方が読み出されるが、メロディデ
ータのみ音量を下げるデータが出力される。次に、ステ
ップSG9へ進み、演奏データとしてエンドデータ(演
奏の最終を示す)が読み出されたか否かを判断する。こ
こで、エンドデータが読み出されると、ステップSG9
における判断結果は「YES」となり、ステップSG1
0へ進む。ステップSG10では、演奏が終了したこと
を示すファンファーレデータを音源回路10へ出力す
る。この結果、スピーカSPからはファンファーレが発
音される。この実施例の場合、自動演奏される伴奏の楽
音の発音タイミングと歌い手の発声タイミングとのズレ
が多く、採点結果が所定の範囲内に入っていないと、伴
奏は最終まで演奏されない。
【0039】一方、まだ、エンドデータが読み出され
ず、演奏データが継続しているとすると、ステップSG
9における判断結果は「NO」となり、ステップSG1
1へ進む。ステップSG11では、タイミングクロック
TCに「6」を加算する。次に、ステップSG12へ進
み、タイミングクロックTCに基づいて演奏データRO
M13から演奏データを読み出す。そして、ステップS
G13において、演奏データが有るか否かを判断する。
このステップSG13における判断結果が「YES」の
場合には、ステップSG14へ進む。ステップSG14
では、ウィンドウカウンタWCを「0」にクリアする。
【0040】ステップSG14の処理が終了した場合、
または、ステップSG13における判断結果が「NO」
の場合には、ステップSG15へ進む。ステップSG1
5では、ウィンドウカウンタWCが「12」より小さい
か否かを判断する。ここで、図15に示す波形図を参照
してウィンドウカウンタWCについて説明する。この図
において、(a)は波形整形回路15が出力するパルス
波形で、図14の(b)に示す波形と同一のものであ
る。また、(b)は音符データであり、図14の(c)
に示す波形と同一のものである。このウィンドウカウン
タWCは、図15に示すように、音符の発音タイミング
と消音タイミングにおけるウィンドウのためのカウンタ
であり、ウィンドウは、各タイミングの前後に16分音
符分設けられている。4分音符が24クロックの時、上
記ウィンドウは12クロック分の時間となる。そして、
ステップSG15における判断結果が「YES」の場合
には、ステップSG16へ進む。
【0041】ステップSG16では、マイク入力または
キーデータに変化があったか否かを判断する。そして、
ステップSG16における判断結果が「YES」の場合
には、ステップSG17へ進む。ステップSG17で
は、ウィンドウカウンタWCに基づいて所定のテーブル
から得点Pを読み出し、レジスタPOINTの内容に得
点Pを加算した後、再びレジスタPOINTへ格納す
る。すなわち、ウィンドウカウンタWCが「12」以下
の時は、そのカウンタの値に応じた得点を加算する。例
えば、図15に示すように、のようにタイミングが大
きくずれた場合には、得点なしとし、のようにタイミ
ングが少しずれた場合には、低い得点とし、さらに、
のようにタイミングがほぼ一致している場合には、高い
得点とする。そして、ステップSG18へ進む。
【0042】一方、ウィンドクロックWCが「12」よ
り大きく、ステップSG15における判断結果が「N
O」となった場合、または、ウィンドクロックWCが
「12」より小さいが、マイク入力またはキーデータに
変化がなく、ステップSG16における判断結果が「N
O」となった場合には、得点を加算することなく、ステ
ップSG18へ進む。ステップSG18では、タイミン
グクロックTCから「6」を減算する。そして、ステッ
プSG19では、タイミングクロックTCに基づいてテ
ーブルから総得点を読み出す。この総得点とは、所定の
間隔のタイミングクロックTCに設けられた、その時点
における合格点である。次に、ステップSG20におい
て、レジスタPOINTに格納されているそれまでの
(曲の途中までの)得点と上記総得点とを比較し、それ
までの得点が総得点より小さいか否かを判断する。そし
て、ステップSG20における判断結果が「YES」の
場合には、ステップSG21へ進む。ステップSG21
では、それまでの得点が合格点に達していないために、
プレイフラグNPLAYを「0」にクリアし、演奏を終
了する。そして、当該カラオケ採点処理を終了し、カー
ド機能処理へ戻り、さらに、引続いてメインルーチンへ
戻る。メインルーチンでは、ステップSA5へ進み、そ
の他の処理を行ない、その後、ステップSA1へ戻り、
上述した処理を繰返し実行する。
【0043】一方、それまでの得点が総得点より大きい
場合には、ステップSG20における判断結果は「N
O」となり、演奏を終了させることなく、当該カラオケ
採点処理を一旦、終了し、カード機能処理へ戻り、さら
に、引続いてメインルーチンへ戻る。したがって、この
場合には、演奏が終了するまで、カラオケ採点処理が引
続き行なわれる。そして、演奏が途中で終ることなく最
後までいくと、前述したように、ステップSG9におけ
る判断結果が「YES」となり、ステップSG10へ進
み、ファンファーレデータを音源回路10へ出力する。
そして、ファンファーレは、スピーカSPによって発音
される。以下、ステップSG11〜SG21が前述同様
に実行される。
【0044】以上の結果、従来のカラオケ採点を行なう
電子楽器のように、演奏の全時間内について比較してい
たようなことはせずに、所定期間のウィンドウを生成
し、該ウィンドウの期間内においてのみ、自動演奏され
る伴奏の楽音の発音タイミングと歌い手の発声タイミン
グとのズレおよび楽音の消音タイミングと歌い手の消声
タイミングとのズレを検出し、それらのズレの程度によ
って採点するようにしたため、比較に要する処理時間を
短縮できるという利点が得られる。なお、上述した実施
例では、カラオケ採点処理において、歌声を採点の対象
としたが、鍵盤1による演奏を採点対象としてもよい。
【0045】また、実施例では、発音タイミングおよび
消音タイミングのみで採点したが、これに限らず、ピッ
チ抽出を行なったり、キーコードを参照することによ
り、入力された音との周波数(ピッチ)を採点の対象と
してもよい。また、マイク入力の信号は、波形整形回路
15において、図16に示すように、(a)に示すパル
ス信号を積分回路等で(b)に示す波形に整形した後、
さらに、ロジックICによって(c)に示すような演奏
データと同じフォーマットに変換して比較してもよい。
このようにすれば、音符データとの比較が容易になる。
また、カード21は、その挿入方向を、実施例の上下以
外に、表と裏、または縦と横などにすることで機能を変
えるようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、検出手段がウィンドウ発生手段が設定し
た所定期間のウィンドウ内においてのみ、自動演奏デー
タの発音および消音タイミングの双方またはいずれか一
方と、外部信号の発音および消音タイミングの双方また
はいずれか一方とのずれの程度を検出し、採点手段が
出手段によって検出されたタイミングのずれの程度に応
じて採点するようにしたため、採点に要する処理時間が
短縮されるという利点が得られる。また、請求項2記載
の発明によれば、自動演奏データの各発音および消音タ
イミングの双方またはいずれか一方毎に行われる採点の
累算と、所定値との大小関係が所定の条件を満たしてい
るか否かが自動演奏の途中で判定され、所定の条件を満
たしたと判定された場合、その時点で自動演奏が強制終
了されるので、演奏者の演奏技術に応じてより適切な時
点で結論を出すことができ、無駄な自動演奏を行う必要
がなくなる。また、例えば、マニュアル演奏の採点を行
う場合、修得しようとしている曲をどこまで演奏するこ
とができたかによって、その曲をどの程度修得できたか
の指標とすることができる。 さらに、請求項3記載の発
明によれば、入力された音声の発音および消音タイミン
グの双方またはいずれか一方と、自動演奏データの発音
および消音タイミングの双方またはいずれか一方とに基
づいて採点がなされるので、歌い手の歌唱力を採点する
ことができる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 本実施例の電子楽器の全体外見図である。
【図3】 本実施例のカード21とその周辺に設けられ
た機能選択スイッチの正面図である。
【図4】 本実施例のカード21を上下逆さに装着した
場合の該カード21とその周辺に設けられた機能選択ス
イッチの正面図である。
【図5】 本実施例のカード21の裏面に描かれたバー
コードを示す背面図である。
【図6】 本実施例のメインルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図7】 本実施例の押鍵処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】 本実施例のカードスキャン処理を示すフロー
チャートである。
【図9】 本実施例のカード機能処理を示すフローチャ
ートである。
【図10】 本実施例の自動演奏処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】 本実施例のタイマインタラプトルーチンを
示すフローチャートである。
【図12】 本実施例のカラオケ採点処理を示すフロー
チャートである。
【図13】 本実施例のカラオケ採点処理を示すフロー
チャートである。
【図14】 各々、(a)マイクMCの入力波形図、
(b)波形整形回路の出力波形図および(c)音符デー
タの波形図である。
【図15】 本実施例によるウィンドウおよびそれを用
いた比較処理を説明するための波形図である。
【図16】 各々、(a)マイクMCの入力波形をデジ
タルに変換したパルス信号を示す波形図、(b)該パル
ス信号を積分して整形した波形図、(c)該積分した波
形をロジックICによって演奏データと同じフォーマッ
トに整形した波形図である。
【符号の説明】
1……鍵盤、3……CPU(制御手段、読み出し手段、
タイミング発生手段、ウィンドウ発生手段、比較手段、
採点手段)、4……パネルSW、6……カードセンサ
(読取り手段)、13……演奏データROM(記憶手
段)、20……カードスロット部(装着手段)、21…
…カード(機能指示手段)、SW1〜SW4……機能選
択スイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動演奏データを記憶する記憶手段と、 所定のタイミングに従って前記自動演奏データを読み出
    す読み出し手段と、 前記読み出された自動演奏データの発音および消音タイ
    ミングに従って外部から入力される外部信号の発音およ
    び消音タイミングの双方またはいずれか一方を生成する
    タイミング発生手段と、 前記自動演奏データの発音および消音タイミングの双方
    またはいずれか一方の前後に所定期間のウィンドウを設
    定するウィンドウ発生手段と、前記自動演奏データの発音および消音タイミングの双方
    またはいずれか一方のタイミング毎に、 前記ウィンドウ
    内においてのみ、前記自動演奏データの発音および消音
    タイミングの双方またはいずれか一方と、前記外部信号
    の発音および消音タイミングの双方またはいずれか一方
    とのずれの程度を検出する検出手段と、 該検出手段によって検出されたタイミングのずれの程度
    に応じて採点する採点手段とを具備することを特徴とす
    る電子楽器。
  2. 【請求項2】 自動演奏データを記憶する記憶手段と、 所定のタイミングに従って前記自動演奏データを読み出
    す読み出し手段と、 前記読み出された自動演奏データに基づいて自動演奏を
    行う自動演奏手段と、 前記読み出された自動演奏データの発音および消音タイ
    ミングに従って外部から入力される外部信号の発音およ
    び消音タイミングの双方またはいずれか一方を生成する
    タイミング発生手段と、 前記自動演奏データの発音および消音タイミングの双方
    またはいずれか一方のタイミング毎に、前記自動演奏デ
    ータの発音および消音タイミングの双方またはいずれか
    一方と、前記外部信号の発音および消音タイミングの双
    方またはいずれか一方とに基づいて採点を行う採点手段
    と、 前記採点手段によって採点が行われる毎にこの採点結果
    を累算する累算手段と、 前記自動演奏中に、該累算手段による累算値と、予め定
    められている値との大小関係が、所定の条件を満たして
    いるか否かの判定を行う判定手段と、 前記判定手段により前記所定の条件を満たしたと判定さ
    れた時には、前記自動演奏手段による演奏中の自動演奏
    を強制終了させる自動演奏終了手段とを具備することを
    特徴とする電子楽器。
  3. 【請求項3】 自動演奏データを記憶する記憶手段と、 所定のタイミングに従って前記自動演奏データを読み出
    す読み出し手段と、 入力された音声に応じた信号を出力する音声信号発生手
    段と、 該音声信号発生手段から出力された音声信号に基づい
    て、前記音声信号発生手段に入力される音声の有無に対
    応した信号を検出する音声入力検出手段と、 前記読み出された自動演奏データの発音および消音タイ
    ミングに従って前記音声入力検出手段が検出した検出信
    号の発音および消音タイミングの双方またはいずれか一
    方を生成するタイミング発生手段と、 前記自動演奏データの発音および消音タイミングの双方
    またはいずれか一方のタイミング毎に、前記自動演奏デ
    ータの発音および消音タイミングの双方またはいずれか
    一方と、前記検出信号の発音および消音タイミングの双
    方またはいずれか一方とに基づいて採点を行う採点手段
    とを具備することを特徴とする電子楽器。
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JPS59102290A (ja) * 1982-12-06 1984-06-13 日本ビクター株式会社 電子鍵盤楽器
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JPH043353Y2 (ja) * 1985-10-09 1992-02-03
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