JP2014058910A - 車載用電動圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタ回路の収容スペースの確保が容易で、且つフィルタ回路の組付性も良好な車載電動圧縮機を提供する。
【解決手段】インバータ回路24を内蔵するインバータユニット23を収容する第1の収容室22と、フィルタ回路を内蔵するフィルタユニット30を収容する第2の収容室25とを、車載用電動圧縮機のハウジング(10〜12)の異なる部位に個別に形成するとともに、フィルタ回路からその入/出力端子(31〜34)のすべてを同一方向に引き出すようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータ回路とフィルタ回路とを内蔵する車載用電動圧縮機に関する。
車両の空調に用いられる冷媒を圧縮する圧縮機として、電力により動作する電動圧縮機がある。こうした車載用電動圧縮機のハウジングには、冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮機を駆動する電動モータ、電動モータの駆動電力を制御するインバータ回路、及びインバータ回路の入力電力のノイズを除去するフィルタ回路が収められている。そして、通常、インバータ回路とフィルタ回路とは、ハウジング内に形成された同一の収容室に収容されている。
こうした車載用電動圧縮機のフィルタ回路は、比較的体格の大きなコンデンサやコイルで構成されており、ハウジングにおける収容室の形状やサイズの決定に、ひいては車載用電動圧縮機の外形状の決定に大きな影響を与える。一方、車載用電動圧縮機の外形状の変更は、車両への搭載性に多大な影響を与えるため、必要な形状、大きさの収容室を確保することが困難となっている。
そこで従来、特許文献1には、インバータ回路及びフィルタ回路にそれぞれ専用の収容室が設けられた車載電動圧縮機のハウジングが記載させている。また、特許文献2には、フィルタ回路のコンデンサを収容する専用の収容室が設けられた車載電動圧縮機のハウジングが記載させている。
特開2011−032893号公報 特開2002−188574号公報
これらのようにフィルタ回路の全体或いはその構成部品の一部を収容する専用の収容室をインバータ回路の収容室とは別に設けるようにすれば、車載電動圧縮機の外形状の変化を比較的小さいものに留めつつ、フィルタ回路の収容スペースを確保することが可能となる。
しかしながら、収容室を分けてしまえば、インバータ回路やフィルタ回路の組付け性は悪化する。特に、車載電動圧縮機の給電用ケーブルとフィルタ回路の入力端子との接続、フィルタ回路の出力端子とインバータ回路との接続を別々の方向から行わなければならなくなることが、フィルタ回路の組付性を悪化させる大きな要因となる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、フィルタ回路の収容スペースの確保が容易で、且つフィルタ回路の組付性も良好な車載電動圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、インバータ回路とフィルタ回路とを内蔵する車載用電動圧縮機において、インバータ回路を収容する第1の収容室を、当該車載用電動圧縮機のハウジングに形成し、フィルタ回路を収容する第2の収容室を、上記ハウジングにおける第1の収容室とは別の部位に形成するとともに、フィルタ回路からその入力端子及び出力端子を同一方向に引き出すようにしている。
これによれば、インバータ回路とフィルタ回路に、それぞれ専用の収容室を設けているため、車載用電動圧縮機の外形状の変化を比較的小さいものに留めながら、フィルタ回路の収容スペースを確保することが可能となる。しかも、フィルタ回路からその入力端子及び出力端子が同一方向に引き出されているため、それら端子とインバータ回路等との接続を同一方向から行うことが可能となる。
なお、こうした車載用電動圧縮機において、第2の収容室を、上記入力端子及び出力端子の引き出し方向において、第1の収容室に連通するようにしてもよい。こうした場合、フィルタ回路とインバータ回路との接続が容易となる。
さらに、車載用電動圧縮機の給電用の端子を、第1の収容室より引き出すようにしても良い。こうすれば、給電用ケーブルの接続位置を、フィルタ回路及びインバータ回路を同一の収容室に収容する構成の車載用電動圧縮機と同じとすることが可能となる。そのため、本発明の採用に伴う車載用電動圧縮機の周辺構造の設計変更を比較的小さいものに留めることができる。
ちなみに、こうした車載用圧縮機は、略筒形状に形成されたハウジングの端部に第1の収容室を形成し、同ハウジングの側周部に、同ハウジングの軸方向に伸びる形状となるように第2の収容室を形成するよう構成しても良い。
一方、フィルタ回路のプラス側の入力ラインとマイナス側の入力ラインとを絶縁物を挟んで平行に配置し、フィルタ回路のプラス側の出力ラインとマイナス側の出力ラインとを絶縁物を挟んで平行に配置するようにしても良い。こうすれば、フィルタ回路の入力ラインと出力ラインとの間のノイズの伝播を好適に低減することができる。
さらに、第2の収容室と、車載用電動圧縮機のハウジングにおける圧縮部及び電動モータの収容部分とを区画する隔壁の収容部分側に、冷媒の通る通路を形成するようにしても良い。こうし場合、その通路を通る冷媒による冷却で、フィルタ回路の過熱を抑えることが可能となる。
本発明の車載用電動圧縮機によれば、フィルタ回路の収容スペースの確保を容易とし、且つフィルタ回路の組付性も良好とすることができる。
第1実施形態の車載用電動圧縮機の側部断面図。 図1のA−A線に沿ったモータハウジングの断面図。 図1のB−B線に沿ったモータハウジングの断面図。 同実施形態の車載用電動圧縮機に採用されるフィルタ回路の回路図。 同フィルタ回路の部品配置を示す略図。 同実施形態に採用されるフィルタユニットの平面図。 (a)は、図6の左方から見た同フィルタユニットのバスバーの配置を示す透過図であり、(b)は、図6の右方から見た同フィルタユニットのバスバーの配置を示す透過図である。 (a)〜(d)同フィルタユニットの製造手順を示す図。 同実施形態の車載用電動圧縮機の分解斜視図。 第2実施形態の車載用電動圧縮機に採用されるフィルタユニットの平面図。 (a)は、図10の左方から見た同フィルタユニットのバスバーの配置を示す透過図であり、(b)は、図10の右方から見た同フィルタユニットのバスバーの配置を示す透過図である。 第3実施形態の車載用電動圧縮機に採用されるフィルタユニットの平面図。 (a)は、図12の左方から見た同フィルタユニットのバスバーの配置を示す透過図であり、(b)は、図12の右方から見た同フィルタユニットのバスバーの配置を示す透過図である。 同フィルタユニットにおいてグランドラインを構成するバスバーの斜視図。 第4実施形態の車載用電動圧縮機に採用されるフィルタユニットの平面図。 同フィルタユニットの基板の上表面側の配線パターンを示す図。 同フィルタユニットの基板の裏面側の配線パターンを示す図。
(第1実施形態)
以下、本発明の車載用電動圧縮機を具体化した第1実施形態を、図1〜図9を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の車載用電動圧縮機のハウジングは、略円筒形状に形成されたモータハウジング10、その図中左側の端部及び図中右側の端部をそれぞれ覆う吐出ハウジング11及びインバータカバー12の3つの金属製の部品により構成されている。
モータハウジング10と吐出ハウジング11との間には、吐出室13が区画されている。吐出室13は、吐出ハウジング11に形成された吐出ポート14を通じて、外部の冷媒回路に接続されている。
モータハウジング10の内部は、その軸方向において、隔壁15により2つの空間に区画されている。そして、モータハウジング10の内部における隔壁15の図中左側の部分は、冷媒を圧縮する圧縮部16と、その圧縮部16を駆動する電動モータ17とを収容する収容部27となっている。なお、同図に示した断面には表われていないが、モータハウジング10の周壁には、吸入ポートが形成されており、その吸入ポートを介して収容部27が外部の冷媒回路に接続されている。
電動モータ17のU相、V相、W相の各コイルからは、リード線18がそれぞれ1本ずつ(同図にはそのうちの1本のみが示されている)引き出されている。電動モータ17の図中右側には、箱状のクラスタブロック19が配置されている。そして、上記3本のリード線18は、そのクラスタブロック19に固定された3本(同図にはそのうちの1本のみが示されている)の金属端子21にそれぞれ接続されている。これら金属端子21の先端は、隔壁15を貫通してその図中右側に突き出されている。
モータハウジング10の隔壁15とインバータカバー12との間には、第1の収容室22が区画されている。この第1の収容室22には、インバータ回路24を内蔵するインバータユニット23が収容されている。インバータユニット23内のインバータ回路24と電動モータ17とは、上記3本の金属端子21を介して接続されている。
インバータカバー12の側周には、車載用電動圧縮機に給電用のケーブルを接続するためのコネクタ29が設けられている。このコネクタ29には、第1の収容室22内のインバータユニット23から引き出された給電用の端子29aが設けられている。
さらに、この車載用電動圧縮機のモータハウジング10の側周部には、第2の収容室25が形成されている。図1のA−A線及びB−B線に沿ったモータハウジング10の断面構造を、図2及び図3にそれぞれ示すように、モータハウジング10の図中上方の側周は、径方向に凸状に盛り上げられており、その凸状に盛り上がった部分に第2の収容室25が形成されている。この第2の収容室25は、隔壁26により、収容部27から区画されている。また、図1に示すように、第2の収容室25は、モータハウジング10の側周部において、同モータハウジング10の軸方向に伸びる形状となるように形成されている。そして、第2の収容室25は、そのインバータカバー12側の端において、第1の収容室22に連通されている。
こうした第2の収容室25には、フィルタ回路を内蔵するフィルタユニット30が収容されている。フィルタユニット30の第1の収容室22側の端からは、フィルタ回路の入出力端子(31〜34)が引き出されている。そして、フィルタ回路は、それら入出力端子(31〜34)を介してインバータユニット23と接続されている。ちなみに、フィルタ回路の入力端子(31、32)は、インバータユニット23を介して給電用の端子29aに、フィルタ回路の出力端子(33、34)は、インバータユニット23内のインバータ回路24に、それぞれ接続されている。
なお、隔壁26の収容部27側には、溝28が形成されている。そして、この溝28によって、冷媒の通る通路が形成されている。
続いて、図4〜図8を参照して、フィルタユニット30及びフィルタ回路の詳細を説明する。
図4に示すように、フィルタ回路のプラス側の入力端子31には、プラス側の入力ライン35が接続されている。プラス側の入力ライン35には、ノーマルコイル36が設けられ、その出力側は、コモンコイル37を介して、プラス側の出力ライン38に接続されている。そして、プラス側の出力ライン38は、フィルタ回路のプラス側の出力端子33に接続されている。
一方、フィルタ回路のマイナス側の入力端子32には、マイナス側の入力ライン39が接続されている。マイナス側の入力ライン39には、ノーマルコイル40が設けられ、その出力側は、コモンコイル37を介して、マイナス側の出力ライン41に接続されている。そして、マイナス側の出力ライン41の出力側は、マイナス側の出力端子34に接続されている。
プラス側の出力ライン38とマイナス側の出力ライン41とは、直列に接続された2つのYコンデンサ42、43を介して接続されている。それら2つのYコンデンサ42、43の間の部分には、グランドライン44が接続されている。そして、グランドライン44の出力側は、フィルタ回路のアース端子45に接続されている。さらに、プラス側の出力ライン38とマイナス側の出力ライン41とは、平滑コンデンサ46を介しても接続されている。
ちなみに、フィルタの構成部品は、ノイズの状況によって減らすことが可能である。例えば、ノーマルノイズが少ない場合は、ノーマルコイル36,40のどちらか1つを、もしくはそれらの両方を省くようにしても良い。また、コモンノイズが少ない場合は、コモンコイル37、もしくはYコンデンサ42,43、アース端子45を省くようにしても良い。
なお、フィルタユニット30におけるフィルタ回路の各構成部品の配置は、図5に示す通りとなっている。以下、フィルタユニット30の構成の詳細を説明する。
図6に示すように、フィルタユニット30は、絶縁体である樹脂により形成された直方体形状のケース50を備えている。ケース50には、凹部51がその上面より形成されている。そして、その凹部51には、フィルタ回路の各素子、すなわちノーマルコイル36、コモンコイル37、ノーマルコイル40、Yコンデンサ42、43、及び平滑コンデンサ46に配設されている。
図6の左方におけるケース50の側部には、プラス側の入力ライン35を構成する2つのバスバー52、53と、マイナス側の入力ライン39を構成する2つのバスバー54、55が取付けられている。プラス側の入力ライン35を構成する2つのバスバー52、53と、マイナス側の入力ライン39を構成する2つのバスバー54、55とは、一定の間隔をおいて平行に配置されている。
また、図6の右方におけるケース50の側部には、プラス側の出力ライン38を構成するバスバー56、マイナス側の出力ライン41を構成するバスバー57、及びグランドライン44を構成するバスバー58がそれぞれ取付けられている。これらのバスバー56〜58は、それぞれ一定の間隔をおいて平行に配置されている。
なお、バスバー52、バスバー54、バスバー56、バスバー57、バスバー58の図6の下方における端部は、ケース50の端面から突き出されている。そして、それらの突き出された端部がそれぞれ、フィルタ回路のプラス側の入力端子31、マイナス側の入力端子32、プラス側の出力端子33、マイナス側の出力端子34、及びアース端子45となっている。
なお、図7(a)は、図6の左側から見たときの、フィルタユニット30における各バスバーの配置を、ケース50を透過して表わしたものとなっている。また、図7(b)は、図6の右側から見たときの、フィルタユニット30における各バスバーの配置を、ケース50を透過して表わしたものとなっている。
図8(a)〜(d)に、こうしたフィルタユニット30の製造手順を示す。同図に示されるように、フィルタユニット30は、以下の態様で製造されている。
すなわち、まずは図8(a)に示すように、ケース50の凹部51内に、フィルタ回路の各素子Eを設置する。次に、図8(b)に示すように、凹部51にポッティングやエポキシ等を流し込んで固めることで、フィルタ回路の各素子Eをケース50に固定する。続いて、図8(c)に示すように、ケース50の凹部51の両側の部分に形成された複数の溝59に、バスバーGを嵌め込んで固定する。そして、図8(d)に示すように、溶接やろう付けによって、フィルタ回路の各素子EをバスバーGに接続する。
以上のように製造されたフィルタユニット30では、プラス側の入力ライン35を構成するバスバー52、53と、マイナス側の入力ライン39を構成するバスバー54、55とは、ケース50を構成する樹脂を挟んで平行に配置されるようになる。また、プラス側の出力端子33を構成するバスバー56と、マイナス側の出力ライン41を構成するバスバー57とも、ケース50を構成する樹脂を挟んで平行に配置されるようになる。
次に、図9を参照して、本実施形態の車載用電動圧縮機の作用を説明する。
本実施形態の構成された車載用電動圧縮機におけるインバータユニット23及びフィルタユニット30の組付けは、以下の態様で行われる。それらユニットの組付けに際してはまず、インバータカバー12が取付けられる側からフィルタユニット30を、各端子(31〜34、45)が突き出された側を後方として、モータハウジング10に形成された第2の収容室25に挿入する。また、インバータカバー12のモータハウジング10側の端部に、インバータユニット23を取付ける。次に、モータハウジング10のインバータカバー12側の端部にインバータカバー12及びインバータユニット23を取付ける。この取り付けに際しては、フィルタユニット30に設けられたフィルタ回路の各端子(31〜34、45)、及びモータハウジング10に固定された金属端子21がインバータユニット23にそれぞれ接続される。そして、モータハウジング10にインバータカバー12を固定することで、インバータユニット23及びフィルタユニット30の車載用電動圧縮機への組付けが行われる。
以上説明した本実施形態の車載用電動圧縮機によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本実施形態の車載用電動圧縮機では、インバータ回路24を内蔵したインバータユニット23を収容する第1の収容室22と、フィルタ回路を内蔵したフィルタユニット30を収容する第2の収容室25とを、モータハウジング10の異なる部位に形成している。加えて、フィルタユニット30からフィルタ回路の入力端子(31、32)及び出力端子(33、34)を同一方向に引き出すようにしている。そのため、車載用電動圧縮機の外形状の変化を比較的小さいものに留めながら、フィルタ回路の収容スペースを確保することが可能となる。しかも、フィルタ回路の入力端子及び出力端子とインバータ回路等との接続を同一方向から行うことが可能となる。したがって、本実施形態の車載用電動圧縮機によれば、フィルタ回路の収容スペースの確保を容易とし、且つフィルタ回路の組付性も良好とすることができる。
(2)本実施形態の車載用電動圧縮機では、フィルタ回路の入力端子(31、32)及び出力端子(33、34)の引き出し方向において、第2の収容室25が第1の収容室22に連通されている。そのため、フィルタ回路とインバータ回路との接続を容易とすることができる。
(3)本実施形態の車載用電動圧縮機では、車載用電動圧縮機の給電用の端子29aを、第1の収容室22より引き出すようにしている。こうした本実施形態では、給電用ケーブルの接続位置を、フィルタ回路及びインバータ回路を同一の収容室に収容する構成の車載用電動圧縮機と同じとすることが可能となる。そのため、本発明の採用に伴う車載用電動圧縮機の周辺構造の設計変更を比較的小さいものに留めることができる。
(4)本実施形態の車載用電動圧縮機では、プラス側の入力ライン35を構成するバスバー52、53と、マイナス側の入力ライン39を構成するバスバー54、55とが、絶縁物を挟んで平行に配置している。また、プラス側の出力端子33を構成するバスバー56、マイナス側の出力ライン41を構成するバスバー57、及びグランドライン44を構成するバスバー58も、絶縁物を挟んで平行に配置されている。そのため、出力ラインに流れる電流のノイズが入力ラインに伝播することを抑えることができる。また、入力ラインに流れる電流のノイズが出力ラインに伝播することを抑えることもできる。したがって、本実施形態の車載用電動圧縮機によれば、ノイズをより効果的に低減することができる。
(6)本実施形態の車載用電動圧縮機では、第2の収容室25と収容部27とを区画する隔壁26の収容部27側に、冷媒の通る通路(溝28)を形成している。そのため、その通路を通る冷媒による冷却で、フィルタ回路の過熱を抑えることできる。
(第2実施形態)
次に、本発明の車載電動圧縮機を具体化した第2実施形態を、図10及び図11を併せ参照して詳細に説明する。なお本実施形態及び下記の各実施形態にあって、上述の実施形態と共通する構成については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。ちなみに、本実施形態の車載電動圧縮機は、フィルタユニットにおける各ラインの設置態様以外は、第1実施形態と同じ構成となっている。
図10に示すように、本実施形態の車載電動圧縮機のフィルタユニット300では、図中左方におけるケース50の側部に、プラス側の入力ライン35を構成する2つのバスバー60、61と、マイナス側の入力ライン39を構成する2つのバスバー62、63とが、絶縁紙64を間に挟んで重ね合わされた状態で取付けられている。また、図中右方におけるケース50の側部に、プラス側の出力ライン38を構成するバスバー65、マイナス側の出力ライン41を構成するバスバー66、及びグランドライン44を構成するバスバー67が、絶縁紙68、69をそれぞれ間に挟んで重ね合わされた状態で取付けられている。
こうした本実施形態においても、フィルタ回路のプラス側の入力ライン35とマイナス側の入力ライン39とは、絶縁物を間に挟んで平行に配置されている。また、フィルタ回路のプラス側の出力ライン38、マイナス側の出力ライン41及びグランドライン44も、各々の間に絶縁物を挟んで平行に配置されている。そのため、出力ラインに流れる電流のノイズの入力ラインへの伝播、及び入力ラインに流れる電流のノイズの出力ラインへの伝播を、好適に抑えることができる。
また、本実施形態では、各バスバー60〜63、65〜67の幅を大きくすることで、ケース50の両側のほぼ全体を、各バスバー60〜63、65〜67で覆われるようにしている。そのため、それらバスバー60〜63、65〜67が遮断板として機能して、フィルタ回路の各素子からの電磁ノイズの漏出、及び外部からの電磁ノイズを侵入が抑えられるようになっている。
なお、図11(a)は、図10の左側から見たときの、フィルタユニット300における各バスバーの配置を、ケース50を透過して表わしたものとなっている。また、図11(b)は、図10の右側から見たときの、フィルタユニット300における各バスバーの配置を、ケース50を透過して表わしたものとなっている。
(第3実施形態)
次に、本発明の車載電動圧縮機を具体化した第3実施形態を、図12〜図14を併せ参照して詳細に説明する。なお、本実施形態の車載電動圧縮機は、フィルタユニットにおけるフィルタ回路の接地態様以外は、第2実施形態と同じ構成となっている。
図12に示すように、本実施形態の車載用電動圧縮機では、そのフィルタユニット310において、フィルタ回路のグランドライン44を構成するバスバー91は、ケース50の側部ではなく、その幅方向中央の部分に取付けられている。
図13(a)、(b)に示すように、バスバー91は、ケース50の下方向に延伸され、その端部はケース50を貫通してその底面から突き出されている。図14に示すように、ケース50の底面から突き出されたバスバー91の端部は、アーチ状に折り曲げられたばね板構造とされている。そして、このばね板構造とされたバスバー91の端部がフィルタ回路のアース端子となっている。
こうした本実施形態の車載用電動圧縮機では、モータハウジング10の第2の収容室25にフィルタユニット310を収容すると、ばね板構造とされたバスバー91の端部が隔壁26と当接される。そのため、この車載用電動圧縮機では、フィルタ回路の接地は、モータハウジング10を介して行われるようになる。
(第4実施形態)
次に、本発明の車載電動圧縮機を具体化した第4実施形態を、図15〜図17を併せ参照して詳細に説明する。なお、本実施形態の車載電動圧縮機は、フィルタ回路を基板上に形成してフィルタユニットを構成した以外は、第1実施形態と同じ構成となっている。
図15に示すように、フィルタユニット320は、絶縁物により形成された基板90を有している。この基板90には、フィルタ回路を構成する各素子、すなわちノーマルコイル36、コモンコイル37、ノーマルコイル40、Yコンデンサ42、43、及び平滑コンデンサ46のすべてが、同じ面に設けられている。なお、以下では、各素子が設けられた側の面を基板90の上表面と言い、その反対側の面を基板90の裏面と言う。
図16に示すように、基板90の上表面には、フィルタ回路のプラス側の入力ライン35を構成するプリント配線70、71、そのプラス側の出力ライン38を構成するプリント配線72、及びそのグランドライン44を構成するプリント配線73がそれぞれ設けられている。なお、プラス側の入力ライン35を構成するプリント配線70、71は、基板90の図中上側の部分に形成され、プラス側の出力ライン38を構成するプリント配線72は、基板90の図中下側の部分に形成されている。
また、プラス側の入力ライン35を構成するプリント配線70の図中左側の端部にはプラス側の入力端子80が、プラス側の出力ライン38を構成するプリント配線72の図中左側の端部にはプラス側の出力端子81が、グランドライン44を構成するプリント配線73の図中左側の端部にはアース端子82がそれぞれ接続されている。プラス側の入力端子80、プラス側の出力端子81及びアース端子82は、その先端部分が基板90の図中左側の端から突き出すように設けられている。
図17に示すように、基板90の裏面には、フィルタ回路のマイナス側の入力ライン39を構成するプリント配線74、75と、そのマイナス側の出力ライン41を構成するプリント配線76がそれぞれ設けられている。なお、マイナス側の入力ライン39を構成するプリント配線74、75は、プラス側の入力ライン35を構成するプリント配線70、71の直下の部分に、マイナス側の出力ライン41を構成するプリント配線76は、プラス側の出力ライン38を構成するプリント配線72の直下の部分にそれぞれ形成されている。
また、マイナス側の入力ライン39を構成するプリント配線74の図中左側の端部にはマイナス側の入力端子83が、マイナス側の出力ライン41を構成するプリント配線76の図中左側の端部にはマイナス側の出力端子84がそれぞれ接続されている。マイナス側の入力端子83及びマイナス側の出力端子84は、基板90の図中左側の端からその先端部分が突き出すように設けられている。
以上のように構成された本実施形態においても、フィルタユニット320において、フィルタ回路の入/出力端子(80〜84)のすべてが同一方向に引き出されている。そのため、インバータ回路等へのフィルタ回路の各端子の接続を同一方向から行うことが可能となり、フィルタ回路の組付性を良好とすることができる。
また、フィルタ回路のプラス側の入力ライン35を構成するプリント配線70、71、と、そのマイナス側の入力ライン39を構成するプリント配線74、75とが、絶縁物である基板90を挟んで平行に配置されている。さらに、フィルタ回路のプラス側の出力ライン38を構成するプリント配線72と、そのマイナス側の出力ライン41を構成するプリント配線76とも、絶縁物である基板90を挟んで平行に配置されている。そのため、こうしたフィルタユニット320においても、ノイズの伝播をより効果的に低減することができる。
なお、上記実施の形態は、以下のように変更して実施することもできる。
○ 上記実施形態では、隔壁26の収容部27側に溝28を形成することで、冷媒の通る通路をフィルタ回路の直下の部分に形成するようにしていたが、電動モータ17の側周に溝を形成するなど、別の態様でそうした通路を形成するようにしても良い。また、そうした通路がなくても、フィルタ回路の冷却性を十分に確保できるのであれば、そうした通路を設けないようにしても良い。
○ 上記実施形態では、フィルタ回路のプラス側の入力ラインとマイナス側の入力ラインとを絶縁物を挟んで平行に配置するとともに、フィルタ回路のプラス側の出力ラインとマイナス側の出力ラインとを絶縁物を挟んで平行に配置することで、入、出力ライン間のノイズの伝播を低減するようにしていた。もとより、入、出力ライン間のノイズの伝播が十分に少ないのであれば、そうした入/出力ラインの配置は採用しなくても良い。
○ 上記実施形態では、車載電動圧縮機のハウジングの端部に第1の収容室22を、同ハウジングの側周部に、その軸方向に伸びる形状とされた第2の収容室25をそれぞれ形成していたが、それら収容室の部位や形状を変更しても良い。例えば、車載電動圧縮機のハウジングの端部に第2の収容室を、同ハウジングの側周部に、その軸方向に延びる形状とされた第1の収容室をそれぞれ形成しても良い。そうした場合であれ、インバータ回路とフィルタ回路にそれぞれ専用の収容室を設ければ、フィルタ回路の収容スペースの確保が容易となる。そして、フィルタ回路の入/出力端子を同一方向に引き出すようにすれば、それら端子への配線等の接続を容易として、フィルタ回路の組付性を良好とすることができる。
○ 上記実施形態では、車載用電動圧縮機の給電用の端子29aを、インバータ回路24を収容する第1の収容室22から引き出すようにしていた。そしてこれにより、給電用ケーブルの接続位置が、インバータ回路とフィルタ回路を同一の収容室に収容する構成の車載用電動圧縮機と共通となるようにしていた。そうしたケーブル接続位置の共通化が必要でなければ、第2の収容室25などの第1の収容室22以外の部位から給電用の端子29aを引き出すようにしても良い。
○ 上記実施形態では、フィルタ回路の入/出力端子の引き出し方向において、第2の収容室25を第1の収容室22に連通させることで、インバータ回路へのフィルタ回路の入/出力端子の接続を容易としていた。もっとも、フィルタ回路の入/出力端子をインバータ回路に直接接続する必要がない場合などには、フィルタ回路の入/出力端子の引き出し方向以外の方向において第2の収容室25を第1の収容室22に連通させるようにしたり、それらを連通させないようにしたりしても良い。
○ 上記実施形態で例示した構成以外のフィルタ回路を採用するようにしても良い。
○ 上記実施形態では、インバータユニット23及びフィルタユニット30の組付けに際して、最初にフィルタユニット30を第2の収容室25に挿入するようにしていた。こうした組付けの手順は、これに限らず、適宜に変更しても良い。例えば、それらの組付けは、次の手順で行うことも可能である。すなわに、最初にフィルタユニット30をインバータユニット23に接続した上で、それらのフィルタユニット30及びインバータユニット23をインバータカバー12に取付ける。次に、フィルタユニット30及びインバータユニット23が一体化されたインバータカバー12を、フィルタユニット30を第2の収容室25に挿入しながら、モータハウジング10に固定する。
10…モータハウジング(ハウジング)、11…吐出ハウジング(ハウジング)、12…インバータカバー(ハウジング)、13…吐出室、14…吐出ポート、15…隔壁、16…圧縮部、17…電動モータ、18…リード線、19…クラスタブロック、21…金属端子、22…第1の収容室、23…インバータユニット、24…インバータ回路、25…第2の収容室、26…隔壁、27…収容部、28…溝(冷媒の通る通路)、29…コネクタ、29a…給電用の端子、30、300、310、320…フィルタユニット、31、80…プラス側の入力端子、32、83…マイナス側の入力端子、33、81…プラス側の出力端子、34、84…マイナス側の出力端子、35…プラス側の入力ライン、36…ノーマルコイル、37…コモンコイル、38…プラス側の出力ライン、39…マイナス側の入力ライン、40…ノーマルコイル、41…マイナス側の出力ライン、42、43…Yコンデンサ、44…グランドライン、45、82…アース端子、46…平滑コンデンサ、50…ケース、51…凹部、52、53、60、61…バスバー(プラス側の入力ライン)、54、55、62、63…バスバー(マイナス側の入力ライン)、56、65…バスバー(プラス側の出力ライン)、57、66…バスバー(マイナス側の出力ライン)、58、67、91…バスバー(グランドライン)、64、68、69…絶縁紙(絶縁物)、70、71…プリント配線(プラス側の入力ライン)、72…プリント配線(プラス側の出力ライン)、74、75…プリント配線(マイナス側の入力ライン)、76…プリント配線(マイナス側の出力ライン)、90…基板。

Claims (6)

  1. インバータ回路とフィルタ回路とを内蔵する車載用電動圧縮機において、
    前記インバータ回路を収容する第1の収容室が、当該車載用電動圧縮機のハウジングに形成され、前記フィルタ回路を収容する第2の収容室が、前記ハウジングにおける前記第1の収容室とは別の部位に形成されるとともに、前記フィルタ回路からその入力端子及び出力端子が同一方向に引き出されてなることを特徴とする車載用電動圧縮機。
  2. 前記第2の収容室が、前記入力端子及び出力端子の引き出し方向において、前記第1の収容室に連通されてなる請求項1に記載の車載用電動圧縮機。
  3. 当該車載用電動圧縮機の給電用の端子が、前記第1の収容室より引き出されてなる請求項2に記載の車載用電動圧縮機。
  4. 前記第1の収容室が、略筒形状に形成された前記ハウジングの端部に形成され、前記第2の収容室が、同ハウジングの側周部に、同ハウジングの軸方向に伸びる形状となるように形成されてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の車載用電動圧縮機。
  5. 前記フィルタ回路のプラス側の入力ラインとマイナス側の入力ラインとが、絶縁物を挟んで平行に配置され、前記フィルタ回路のプラス側の出力ラインとマイナス側の出力ラインとが、絶縁物を挟んで平行に配置されてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の車載用電動圧縮機。
  6. 前記第2の収容室と前記ハウジングにおける圧縮部及び電動モータの収容部とを区画する隔壁の前記収容部側に、冷媒の通る通路が形成されてなる請求項1〜5のいずれか1項に記載の車載用電動圧縮機。
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