JP2014048901A - 保守支援システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロセス制御システムの実態と仕様との差異点を提示することにより、プロセス制御システムの保守を支援することが可能な保守支援システム及び方法を提供する。
【解決手段】保守支援システム1は、プロセス制御システム60の仕様を示す仕様情報を格納する仕様情報データベース20と、プロセス制御システム60の実態を示す実態情報を抽出する実態情報抽出装置10と、仕様情報データベース20の仕様情報と実態情報抽出装置10で抽出された実態情報とを比較し、比較結果を示す情報を出力する比較情報抽出部31を有するアプリケーションサーバ30とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラントや工場等に構築されるプロセス制御システムの保守を支援する保守支援システム及び方法に関する。
従来から、プラントや工場等(以下、これらを総称する場合には、単に「プラント」という)においては、工業プロセスにおける各種の状態量(例えば、圧力、温度、流量等)を制御するプロセス制御システムが構築されており、高度な自動操業が実現されている。このプロセス制御システムは、概してフィールド機器と呼ばれる現場機器(測定器、操作器)と、これらを制御するコントローラとが通信手段を介して接続された構成であり、フィールド機器で得られたプロセス値(例えば、圧力、温度、流量等の測定値)をコントローラが収集し、収集したプロセス値に応じてコントローラがフィールド機器を操作(制御)することによって各種の状態量の制御を行うシステムである。
従来のプロセス制御システムは、アナログ通信機能を有するフィールド機器とコントローラとがアナログ伝送線(例えば、「4〜20mA」信号の伝送に使用される伝送線)を介して一対一で接続されたものが殆どであった。これに対し、近年のプロセス制御システムは、高機能化を実現すべく、ディジタル化されたフィールド機器とコントローラとが有線又は無線のネットワーク(例えば、フィールドネットワーク)を介して接続されたものが多くなっている。
このようなプロセス制御システムの設計、構築、保守は、多くのエンジニアによって行われるのが一般的である。例えば、プロセス制御システムの運転方案の設計はプラントエンジニアによって行われ、設計された運転方案を実現するプロセス制御システムの仕様書の作成はシステムエンジニアによって行われる。また、プロセス制御システムの構築及び保守は、プロセス制御システムをなす構成要素(フィールド機器、コントローラ、ネットワーク、及びプロセス制御システムで用いられる各種プログラム等)の各々を担当する現場エンジニアとシステムエンジニアとの協働によって行われる。
以下の特許文献1〜3には、プラントやプロセス制御システムの保守管理を支援する技術が開示されている。具体的に、以下の特許文献1には、プラント設備の改造工事に関する情報を計算機装置に記憶させてプラント設備に係る改造工事の実施状況を管理する技術が開示されている。以下の特許文献2には、プロセス制御システムのポイント接続及び制御言語スクリプトから自動的にプラントの要素間の相互接続を表す管理図面を作成する技術が開示されている。以下の特許文献3には、プラント内に構築されている複数のシステムを有機的に結合し、一元化された情報管理のもとに合理的な保全管理を支援する技術が開示されている。
特許第3445470号公報 特許第4074344号公報 特許第2859407号公報
ところで、設備の有効活用の観点から、プラントには、生産品や生産量の変化に柔軟に対応できること、及び、長期間(例えば、30年以上)に亘って安全に稼働できることが求められる。プラントに構築されるプロセス制御システムも同様に、生産品や生産量の変化に柔軟に対応できること、及び、プラントの稼働期間と同程度以上の長期に亘る運用が可能なことが求められる。
長期に亘る柔軟な運用が行われるプロセス制御システムでは、プラントに設けられた設備の劣化、プロセスや材料の変更、効率改善等のために、プロセス制御システムをなす構成要素の変更が頻繁に行われる。前述した通り、プロセス制御システムの保守は、現場エンジニアとシステムエンジニアとの協働によって行われるため、プロセス制御システムをなす構成要素を変更する場合には、まず仕様書の内容を変更する作業がシステムエンジニアによって行われ、次いで変更された仕様書の内容に応じた作業(例えば、フィールド機器等の交換や調整等)が現場エンジニアによって行われる。
このように、プロセス制御システムは、仕様書の内容に基づいて構成要素が変更されるため、基本的には仕様書の内容通りの構成になっている筈である。しかしながら、プロセス制御システムの実態(実際の構成や実際の設定等)は、必ずしも仕様書の内容の通りにはならずに、仕様書の内容から乖離したものになることがある。これは、仕様書の内容を変更する作業を行うシステムエンジニアと仕様書の内容に応じた作業を行う現場エンジニアとの間で、意思疎通が十分に行われない場合(或いは、意思疎通を十分に行う必要のない場合)があるからである。
例えば、フィールド機器とコントローラとがネットワークを介して接続される近年のプロセス制御システムでは、ネットワークにフィールド機器が接続されていれば動作可能であるため、ネットワークに対するフィールド機器の接続位置があまり重要ではない場合がある。かかる場合には、現場エンジニアが、仕様書の内容とは異なる位置にフィールド機器を接続したとしてもプロセス制御システムは問題なく動作するため、現場エンジニアからシステムエンジニアに対して仕様書の内容とは異なる作業を行った旨が伝えらず、これによりプロセス制御システムの仕様書の内容と実態の間に乖離が生じてしまう。
ここで、プロセス制御システムの実態が僅かに仕様書の内容から乖離していたとしても、プロセス制御システムが正常に動作しており、構成要素の変更が行われなければ問題が生ずることは殆ど無いと考えられる。しかしながら、柔軟な運用が長期に亘って行われて構成要素の変更が頻繁に行われると、プロセス制御システムの実態と仕様書の内容との乖離が徐々に大きくなって問題が顕在化する可能性が考えられる。
また、長期に亘る運用が行われるプロセス制御システムでは、保守に携わるエンジニアが交代することもあるため、プロセス制御システムの実態が仕様書の内容から把握できなくなる可能性も考えられる。プロセス制御システムの実態が仕様書の内容から把握できなくなってしまうと、実態を確認するための確認作業を行う必要があり、保守作業に多大な時間を要してしまうという問題がある。また、プロセス制御システムの改造・更新を行う場合にも、事態と仕様書の内容とが異なることが考えられるため、改造・更新に先立って上記の確認作業を行う必要があるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、プロセス制御システムの実態と仕様との差異点を提示することにより、プロセス制御システムの保守を支援することが可能な保守支援システム及び方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の保守支援システムは、プラントで実現される工業プロセスの制御を行うプロセス制御システム(60)の保守を支援する保守支援システム(1,2)であって、前記プロセス制御システムの仕様を示す仕様情報を格納する第1格納手段(20)と、前記プロセス制御システムの実態を示す実態情報を抽出する抽出手段(10)と、前記第1格納手段の仕様情報と前記抽出手段で抽出された実態情報とを比較し、比較結果を示す第1情報を出力する第1比較手段(32)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、プロセス制御システムの実態を示す実態情報が抽出手段によって抽出され、抽出された実態情報と第1格納手段の仕様情報とが第1比較手段によって比較され、その比較結果を示す第1情報が出力される。
また、本発明の保守支援システムは、前記プロセス制御システムの仕様を示す仕様情報を格納する第2格納手段(40)と、前記第2格納手段に格納された仕様情報と前記抽出手段で抽出された実態情報とを比較し、比較結果を示す第2情報を出力する第2比較手段(50)と、前記第1比較手段から出力される第1情報が、差異点が無い旨を示すものである場合に、前記第1格納手段に格納された仕様情報に対する修正の内容が前記第2格納手段に反映されるように前記第2格納手段を更新する更新手段(34)とを備えることを特徴としている。
また、本発明の保守支援システムは、前記更新手段が、前記第2格納手段を更新する際に、前記第1比較手段の比較結果に差異点が生じた時点の情報と前記第2比較手段の比較結果に差異点が生じた時点の情報との少なくとも一方の情報を履歴情報として付加することを特徴としている。
本発明の第1態様による保守支援方法は、プラントで実現される工業プロセスの制御を行うプロセス制御システム(60)の保守を支援する保守支援方法であって、前記プロセス制御システムの実態を示す実態情報を抽出する第1ステップ(S11)と、前記プロセス制御システムの仕様を示す仕様情報と前記第1ステップで抽出された実態情報とを比較し、比較結果を示す比較結果情報を出力する第2ステップ(S12、S15)とを有することを特徴としている。
本発明の第2態様による保守支援方法は、プラントで実現される工業プロセスの制御を行うプロセス制御システム(60)の保守を支援する保守支援方法であって、前記プロセス制御システムの実態を示す実態情報を抽出する第1ステップ(S21)と、前記プロセス制御システムの仕様を示す仕様情報を格納する第1,2格納手段(20、40)のうちの第2格納手段(40)に格納された仕様情報と実態情報とを比較し、比較結果を示す比較結果情報を出力する第2ステップ(S22、S25)と、前記第1格納手段の仕様情報と実態情報とを比較する第3ステップ(S27)と、前記第3ステップの比較結果が、差異点が無い旨を示すものであるときに、前記第1格納手段に格納された仕様情報に対する修正の内容が前記第2格納手段に反映されるように前記第2格納手段を更新する第4ステップ(S30)とを有することを特徴としている。
本発明の第3態様による保守支援方法は、プラントで実現される工業プロセスの制御を行うプロセス制御システム(60)の保守を支援する保守支援方法であって、前記プロセス制御システムの仕様を示す仕様情報を格納する第1,2格納手段(20、40)のうちの第1格納手段(20)の仕様情報と前記プロセス制御システムの実態を示す実態情報とを比較し、比較結果を示す比較結果情報を出力する第1ステップ(S32、S35)と、前記比較結果情報が、差異点が無い旨を示すものであるときに、前記第1格納手段に格納された仕様情報に対する修正の内容が前記第2格納手段(40)に反映されるように前記第2格納手段を更新する第2ステップ(S40)とを有することを特徴としている。
本発明によれば、プロセス制御システムの実態を示す実態情報を抽出手段によって抽出し、抽出した実態情報と第1格納手段の仕様情報とを第1比較手段によって比較し、その比較結果を示す第1情報を出力するようにしており、プロセス制御システムの実態と仕様との差異点が自動的に提示されるため、第1格納手段に格納された仕様情報とプロセス制御システムの実態情報とを容易に一致させることができるという効果がある。これにより、プロセス制御システムが長期に亘って運用され、構成要素の変更が頻繁に行われても、プロセス制御システムの保守を短時間で効率的に行うことが可能になるという効果がある。
本発明の第1実施形態による保守支援システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による保守支援システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1実施形態におけるプロセス制御システムの仕様と実態との差異点の例を示す図である。 本発明の第1実施形態による保守支援システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態において生成される仕様差異点情報の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態における実態情報と仕様情報との変遷の例を示す図である。 本発明の第2実施形態による保守支援システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態による保守支援システムの動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による保守支援システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における実態情報、仕様情報、及びマスタ情報の変遷の例を示す図である。 本発明の第2実施形態による保守支援システムの他の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態による保守支援システム及び方法について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態による保守支援システムの要部構成を示すブロック図である。図1に示す通り、本実施形態の本実施形態の保守支援システム1は、プロセス制御システム60に付随して設けられており、プロセス制御システム60の保守を支援するシステムである。尚、以下では、まず保守支援システム1の支援対象であるプロセス制御システム60を説明し、次いで保守支援システム1の詳細を説明する。
〈プロセス制御システム〉
図1に示す通り、プロセス制御システム60は、複数のフィールド機器61、コントローラ62、操作監視装置63、エンジニアリング装置64、及びゲートウェイ65a,65bを備える。かかる構成のプロセス制御システム60は、操作監視装置63の監視の下でコントローラ62が複数のフィールド機器61を制御することによって、プラント(図示省略)で実現される工業プロセスの制御を行う。
ここで、保守支援システム1及びプロセス制御システム60が構築されるプラントには、フィールドネットワークN1、制御ネットワークN2、及び情報ネットワークN3が設けられている。フィールドネットワークN1は、例えばプラントの現場に敷設されたネットワークであり、制御ネットワークN2は、例えばプラントの現場と監視室との間を接続するネットワークであり、情報ネットワークN3は、例えばプラントの監視室内に敷設されたネットワークである。
尚、図1では、フィールドネットワークN1、制御ネットワークN2、及び情報ネットワークN3を簡略化して図示しているが、これらのネットワークは、実際にはネットワークスイッチ等によって構成される。これらフィールドネットワークN1、制御ネットワークN2、及び情報ネットワークN3は、有線のネットワークであっても良く、無線のネットワークであっても良く、有線と無線とが混在するネットワークであっても良い。
フィールド機器61は、例えば流量計や温度センサ等のセンサ機器、流量制御弁や開閉弁等のバルブ機器、ファンやモータ等のアクチュエータ機器、その他のプラントの現場に設置される機器であり、フィールドネットワークN1に接続されている。尚、本実施形態では、理解を容易にするために、制御すべき工業プロセスにおける状態量が流体の流量である場合を例に挙げて説明する。このため、図1においては、プラントに設置されたフィールド機器61のうちの流体の流量を測定する1つのセンサ機器61aと流体の流量を制御(操作)する1つのバルブ機器61bとを図示している。
コントローラ62は、フィールドネットワークN1及び制御ネットワークN2に接続されており、操作監視装置63の監視の下で工業プロセスにおける状態量(流体の流量)の制御を行う。具体的に、コントローラ62は、操作監視装置63の監視の下でセンサ機器61aからの測定データを収集し、収集した測定データからバルブ機器61bの制御量を求めてバルブ機器61bを制御する。
操作監視装置63は、制御ネットワークN2に接続されており、フィールドネットワークN1に接続されているフィールド機器61及びコントローラ62の監視及び管理を行う。具体的に、操作監視装置63は、制御ネットワークN2を介してコントローラ62との間で各種パラメータの授受を行ってフィールド機器61の監視を行う。例えば、フィールド機器61に設定されているパラメータをコントローラ62から取得して現状の測定条件を把握するとともに、コントローラ62に対して新たなパラメータをフィールド機器61に設定させることによって測定条件の変更等を行う。
この操作監視装置63は、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置、液晶表示装置等の表示装置を備えている。そして、フィールド機器61及びコントローラ62の監視結果を表示装置に表示してプラントの状態を示す情報をオペレータ(プラントのオペレータ)等に提供するとともに、オペレータ等が入力装置を操作して入力した指示に応じてコントローラ62を制御する。
エンジニアリング装置64は、制御ネットワークN2に接続されており、プロセス制御システム60を保守するために用いられる機器である。このエンジニアリング装置64は、例えばプロセス制御システム60の保守を行うエンジニアによって操作され、エンジニアの指示に応じてプロセス制御システム60をなす構成要素(例えば、コントローラ62)のパラメータの設定等を行う。
ゲートウェイ65aは、フィールドネットワークN1と制御ネットワークN2との間に設けられ、フィールドネットワークN1と制御ネットワークN2とを接続する。ゲートウェイ65bは、制御ネットワークN2と情報ネットワークN3との間に設けられ、制御ネットワークN2と情報ネットワークN3とを接続する。これらゲートウェイ65a,65bを設けることで、セキュリティを維持しつつ、フィールドネットワークN1、制御ネットワークN2、及び情報ネットワークN3を相互に接続することができる。
〈保守支援システム〉
図1に示す通り、保守支援システム1は、実態情報抽出装置10(抽出手段)、仕様情報データベース20(第1格納手段)、及びアプリケーションサーバ30を備える。かかる構成の保守支援システム1は、プロセス制御システム60の仕様とプロセス制御システム60の実態(実際の構成や実際の設定等)との差異点を提示することにより、プロセス制御システム60の保守を支援する。
実態情報抽出装置10は、プロセス制御システム60の実態を示す実態情報を抽出する装置であり、フィールドネットワークN1に接続されている。この実態情報抽出装置10は、フィールドネットワークN1や制御ネットワークN2を介してフィールド機器61、コントローラ62、操作監視装置63、及びエンジニアリング装置64等と通信を行って各種情報を収集し、収集した各種情報の中からプロセス制御システム60の実態を示す実態情報を抽出する。尚、実態情報抽出装置10は、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置、液晶表示装置等の表示装置、CPU(中央処理装置)、メモリ等を備えるコンピュータ等で実現される。
具体的に、実態情報抽出装置10は、例えば以下の情報を実態情報として抽出する。
・フィールド機器61の種類や設定内容を示す情報
・フィールド機器61の設置位置を示す情報
・ネットワーク(フィールドネットワークN1や制御ネットワークN2)の経路情報
・ネットワークを構成する機器の種類や設定内容を示す情報
・コントローラ62の設定内容や使用されている制御プログラムを示す情報
・操作監視装置63の構成や使用されているプログラムを示す情報
・プロセス制御システム60で用いられている他社の機器の種類等を示す情報
ここで、プロセス制御システム60は、複数のベンダから提供される機器を組み合わせて構成されることが多く、情報の形式(フォーマット)がベンダ毎に異なる場合には、実態情報抽出装置10で抽出される実態情報の取り扱いが困難になる。このため、実態情報の形式(標準形式)を予め規定しておき、実態情報抽出装置10からは標準形式の実態情報が抽出されるようにするのが望ましい。
仕様情報データベース20は、プロセス制御システム60の仕様を示す仕様情報を格納するデータベースであり、情報ネットワークN3に接続されている。具体的に、仕様情報データベース20には、プロセス制御システム60をなす構成要素(フィールド機器61、コントローラ62、ネットワーク、及びプロセス制御システム60で用いられる各種プログラム等)についての情報が格納されている。例えば、各構成要素の物理的及び論理的な接続関係を示す情報、各構成要素の設定内容を示す情報、制御仕様を示す情報、機能仕様を示す情報、P&ID(Piping and Instrument Diagram:配管系統図)やPFD(Process Flow Diagram:プロセスフロー図)等の図面情報が格納されている。
アプリケーションサーバ30は、仕様情報抽出部31、仕様情報比較部32(第1比較手段)、及び通知部33を備えており、実態情報抽出装置10で抽出された実態情報と、仕様情報データベース20に格納された仕様情報とを用いて、プロセス制御システム60の仕様とプロセス制御システム60の実態との差異点を示す情報を通知(出力)する。尚、アプリケーションサーバ30は、仕様情報データベース20と同様に、情報ネットワークN3に接続されており、実態情報抽出装置10と同様に、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置、液晶表示装置等の表示装置、CPU(中央処理装置)、メモリ等を備えるコンピュータ等で実現される。
仕様情報抽出部31は、仕様情報データベース20に格納された仕様情報から、プロセス制御システム60の仕様上の構成や設定等に係る仕様情報を抽出する。具体的に、仕様情報抽出部31は、上述した実態情報抽出装置10が抽出する実態情報と同様の情報を仕様情報として抽出するが、例えば以下の情報を抽出する。
・フィールド機器61の種類や設定内容を示す情報
・フィールド機器61の設置位置を示す情報
・各構成要素で使用しているポートを示す情報
・各構成要素の設定内容や設置内容の変更履歴情報
・ネットワークに接続されている機器を示す情報
・ネットワークの物理的及び論理的な接続関係を示す情報
・ネットワークの媒体、速度、外部接続先等を示す情報
・コントローラ62で用いられている制御プログラムを示す情報
・制御プログラムのソースコード(必要に応じて)
・各ハードウェアで用いられているファームウェアのバージョン等を示す情報
・各ハードウェアにおけるネットワーク設定情報
・操作監視装置63の画面設定情報
・アプリケーションプログラムのバージョン、サイズ等を示す情報
・アプリケーションプログラムの使用者のアカウントやセキュリティ設定情報
・プラントの情報(P&ID、PFD等の図面情報)
・シミュレータのモデル(必要に応じて)
ここで、仕様情報データベース20に格納された仕様情報の形式(フォーマット)が統一されていないと、仕様情報の抽出に時間を要し、或いは意図したものとは異なる仕様情報が抽出される可能性が考えられる。このため、仕様情報は、UML(Unified Modeling Language:統一モデリング言語)、XML(Extensible Markup Language:拡張可能なマーク付け言語)、その他の統一された形式で仕様情報データベース20に格納されることが望ましい。
仕様情報比較部32は、実態情報抽出装置10で抽出された実態情報及び仕様情報抽出部31で抽出された仕様情報のうち、プロセス制御システム60内において予め設定された範囲内の全ての構成要素についての実態情報と仕様情報とを比較し、その比較結果を示す情報(第1情報、比較結果情報)を出力する。この仕様情報比較部32は、実態情報と仕様情報との比較に差異点が生じた場合には、差異点が生じた時刻を示す情報と差異点が生じた箇所を示す情報とを含む情報(以下、「仕様差異点情報」という)を生成する。尚、差異点が無くなった場合にも、差異点が無くなった時刻を示す情報と差異点が無くなった箇所を示す情報とを含む仕様差異点情報を生成するようにしても良い。
通知部33は、仕様情報比較部32の比較結果を示す情報を、予め指定された通知先に通知(出力)する。ここで、通知部33が仕様情報比較部32の比較結果を通知する通知先は、例えば、プロセス制御システム60をなす構成要素の各々を担当する現場エンジニア、或いは仕様情報データベース10の内容を自動的に修正することが可能な修正装置(図示省略)である。
次に、上記構成における保守支援システムの動作について説明する。図2は、本発明の第1実施形態による保守支援システムの動作を説明するための図である。図2に示す通り、本実施形態では、システムエンジニアE1,E2及び現場エンジニアE11,E12,E13がプロセス制御システム60の保守を行うものとする。
システムエンジニアE1,E2は、主として仕様情報データベース20に格納された仕様情報の修正する作業を行う。現場エンジニアE11,E12,E13は、仕様情報データベース20に格納された仕様情報に基づいて、プロセス制御システム60をなす構成要素の各々を保守する作業を行う。尚、図2に示す通り、仕様情報データベース20に格納される仕様情報は、現場エンジニアE11,E12,E13が担当する構成要素毎に区分されているものとする。
具体的に、現場エンジニアE11は、例えば仕様情報データベース20に格納された画面設定情報に基づいて、操作監視装置63の表示画面の表示内容を変更する作業を行う。現場エンジニアE12は、例えば仕様情報データベース20に格納された制御仕様を示す情報に基づいて、エンジニアリング装置64を操作してコントローラ62の設定を変更する作業を行う。現場エンジニアE13は、例えば仕様情報データベース20に格納されたネットワーク設定情報に基づいてフィールドネットワークN1を保守し、或いはフィールド機器仕様情報に基づいてフィールドエンジニアリング装置70を操作してフィールド機器61の設定を変更する作業を行う。フィールドエンジニアリング装置70は、例えば携帯端末で、フィールド機器61と赤外線、無線通信等を行い、フィールド機器61の設定を行う。
また、理解を容易にするために、プロセス制御システム60の仕様とプロセス制御システム60の実態との間には、図3に示す差異点が生じているものとする。図3は、本発明の第1実施形態におけるプロセス制御システムの仕様と実態との差異点の例を示す図であって、(a)はフィールドネットワークN1の仕様上の構成を示す図であり、(b)はフィールドネットワークN1の実態を示す図である。
図3(a)に示す通り、フィールドネットワークN1の仕様上の構成は、3つのネットワークスイッチSW1〜SW3が互いに接続されたものであり、ネットワークスイッチSW1のポートP1にセンサ機器61aが接続され、ネットワークスイッチSW3のポートP4にバルブ機器61bが接続され、ネットワークスイッチSW2のポートP4にコントローラ62が接続される。これに対し、図3(b)に示す通り、フィールドネットワークN1の実態は、図3(a)に示す構成からネットワークスイッチSW1が取り外され、センサ機器61aがネットワークスイッチSW3のポートP2に接続されている。フィールドネットワークN1は、ディジタル化(バス化)されているため、仕様と実態との間に以上の差異点があったとしても、フィールドネットワークN1を介した通信は正常に行われる。
図4は、本発明の第1実施形態による保守支援システムの動作を示すフローチャートである。尚、図4に示すフローチャートは、例えば一定の周期で実行される。図3に示す差異点がある状況下において、図4に示すフローチャートの処理が開始されたとすると、まずプロセス制御システム60の実態を示す実態情報を抽出する処理が実態情報抽出装置10で行われる(ステップS11)。実態情報抽出装置10で抽出された実態情報は、図2に示す通り、アプリケーションサーバ30に向けて送信されて受信される。
実態情報抽出装置10からの実態情報がアプリケーションサーバ30で受信されると、実態情報と仕様情報抽出部31で抽出された仕様情報とを比較する処理が仕様情報比較部32で行われる(ステップS12)。尚、仕様情報抽出部31の処理(仕様情報データベース20から仕様情報を抽出する処理)は、例えば上記の一定の周期で行われ、或いは仕様情報データベース20の内容が変更されたときに行われる。
実態情報と仕様情報との比較を行うと、仕様情報比較部32は、これらの情報の間に差異点があるか否かを判断する(ステップS13)。ここでは、図3を用いて説明した通り、フィールドネットワークN1の仕様と実態との差異点がある場合を考えているため、ステップS13の判断結果は「YES」になり、差異点が生じた時刻を示す情報と差異点が生じた箇所を示す情報とを含む仕様差異点情報を生成する処理が仕様情報比較部32で行われる(ステップS14)。尚、差異点が無いと判断した場合(ステップS13の判断結果が「NO」の場合)には、ステップS14の処理は省略される。
図5は、本発明の第1実施形態において生成される仕様差異点情報の一例を示す図である。図5に示す通り、仕様差異点情報は、差異点が生じた時刻を示す情報(検出時刻)と、差異点が生じた箇所を示す情報(実態情報、仕様情報)とを含む。差異点が生じた時刻を示す情報は、仕様情報比較部32で実態情報と仕様情報との差異点が検出された実際の時刻を示す情報である。また、差異点が生じた箇所を示す情報は、差異がある実態情報と仕様情報とを対応付けた情報である。
具体的に、図5に示す仕様差異点情報は、以下の(1),(2)に示す2つの差異点が生じている旨を示すものである。
(1)ネットワークスイッチSW1のポートP4とネットワークスイッチSW2のポートP1との接続が実際にはなされていない
(2)ネットワークスイッチSW1のポートP1に接続されるべきセンサ機器61aが、実際にはネットワークスイッチSW3のポートP2に接続されている
以上の処理が終了すると、仕様情報比較部32の比較結果を示す情報が通知部33に出力され、予め指定された通知先に保守情報Q1(図2参照)として通知(出力)される(ステップS15)。ここで、ステップS14の処理が行われて仕様情報比較部32で仕様差異点情報が生成された場合には、生成された仕様差異点情報が比較結果を示す情報とともに通知部33に出力され、予め指定された通知先に保守情報Q1として通知(出力)される。ここでは、フィールドネットワークN1の仕様と実態とに差異点があるため、例えば図2に示すシステムエンジニアE1,E2及び現場エンジニアE13に保守情報Q1が通知される。
以上の通知がなされると、例えばシステムエンジニアE1,E2によって、通知された保守情報Q1に基づいて仕様情報データベース20の内容を修正する作業が行われる。尚、プロセス制御システム60の複雑化によって、一部の構成要素の変更による影響が多岐に亘る場合があるため、予め設定された範囲内については、差異点の発生した構成要素以外の構成要素についても仕様の確認を行い、必要であれば修正を行うのが望ましい。また、プロセス制御システム60の実態を修正する必要が生じた場合には、現場エンジニアE11〜E13に通知して、実態の修正を行う。
システムエンジニアE1,E2或いは現場エンジニアE11〜E13が修正内容に問題がないことを確認すると、仕様情報データベース20に格納された仕様情報を更新する。このとき、履歴管理のため、更新される仕様情報の全てに対して、アプリケーションサーバ30からの保守情報(仕様差異点情報)を紐付けて更新する。かかる紐付けを行うことによって、仕様情報データベース20の仕様情報を更新することになった原因の特定を容易に行うことができる。尚、仕様情報データベース20に格納された仕様情報の更新は、必要に応じて管理者等の承認を得た上で行うようにしても良い。また、仕様情報データベース20を更新する場合には、それまでの履歴情報も含め、バックアップを取っておくことが望ましい。
図6は、本発明の第1実施形態における実態情報と仕様情報との変遷の例を示す図であって、(a)は初期状態におけるフィールドネットワークN1の実態情報及び仕様情報を示す図であり、(b)は図3に示す差異点が生じたときの実態情報及び仕様情報を示す図であり、(c)は図3に示す差異点が解消された後の実態情報及び仕様情報を示す図である。尚、図6においては、説明を簡単にするために、フィールドネットワークN1をなすネットワークスイッチSW1〜SW3と、センサ機器61a、バルブ機器61b、及びコントローラ62との接続関係を示す情報のみを図示している。
初期状態においては、プロセス制御システム60が構築された直後であり、構成要素の変更が行われていないため、プロセス制御システム60が仕様通りに構築されていれば、図6(a)に示す通り、フィールドネットワークN1の実態情報と仕様情報とは一致する。これに対し、例えば現場エンジニアE13の作業によって、図3(a)に示す構成からネットワークスイッチSW1が取り外され、センサ機器61aがネットワークスイッチSW3のポートP2に接続されると、図6(b)に示す通り、実態情報と仕様情報との間に差異点Dが生ずる。
図6(b)に示す差異点Dが生ずると、その差異点Dを示す情報(図5に示す仕様差異点情報が含まれる保守情報Q1)が保守支援システム1から通知される。この保守情報Q1に含まれる仕様差異点情報に基づいて、例えばシステムエンジニアE1,E2が、仕様情報データベース20に格納された仕様情報を修正して実態情報に合わせる作業を行うと、図6(c)に示す通り、実態情報と仕様情報との差異点Dは解消される。
以上の通り、本実施形態では、プロセス制御システム60の仕様を示す仕様情報を格納する仕様情報データベース20と、プロセス制御システム60の実態を示す実態情報を抽出する実態情報抽出装置10とを設け、アプリケーションサーバ30が仕様情報と実態情報抽出装置10で抽出された実態情報とを比較し、比較結果を示す保守情報Q1を出力するようにしている。このように、プロセス制御システム60の仕様と実態との間に差異点がある場合には、その差異点が保守情報Q1として保守支援システム1から自動的に提示されるため、仕様情報データベース20に格納された仕様情報と実態情報とを容易に一致させることができる。これにより、プロセス制御システム60が長期に亘って運用され、構成要素の変更が頻繁に行われても、プロセス制御システム60の保守を短時間で効率的に行うことが可能になる。
〔第2実施形態〕
図7は、本発明の第2実施形態による保守支援システムの要部構成を示すブロック図である。図7に示す通り、本実施形態の本実施形態の保守支援システム2は、図1に示す保守支援システム1が備えるアプリケーションサーバ30に代えてアプリケーションサーバ30aを設け、マスタ情報データベース40(第2格納手段)及びマスタ情報比較装置50(第2比較手段)を新たに追加した構成である。
マスタ情報データベース40は、仕様情報データベース30と同様にプロセス制御システム60の仕様を示す仕様情報を格納するデータベースであり、制御ネットワークN2に接続されている。但し、マスタ情報データベース40は、仕様情報データベース30に格納された仕様情報と全く同じものを格納する訳ではなく、アプリケーションサーバ30aが備える仕様情報抽出部31で抽出された形式のものを格納する。例えば、仕様情報データベース30は、エンジニア等がコンピュータを用いて内容を容易に確認し得るファイル形式の仕様情報を格納し、マスタ情報データベース40は、コンピュータで比較が容易なデータ形式の仕様情報を格納する。以下、マスタ情報データベース40に格納される仕様情報を「マスタ情報」という。
マスタ情報比較装置50は、制御ネットワークN2に接続されており、実態情報抽出装置10で抽出された実態情報及びマスタ情報データベース40に格納されているマスタ情報のうち、プロセス制御システム60内において予め設定された範囲内の全ての構成要素についての実態情報とマスタ情報とを比較し、その比較結果を示す情報(第2情報、第1比較結果情報)を出力する。尚、マスタ情報比較装置50は、実態情報抽出装置10と同様に、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置、液晶表示装置等の表示装置、CPU(中央処理装置)、メモリ等を備えるコンピュータ等で実現される。
このマスタ情報比較装置50は、アプリケーションサーバ30aに設けられる仕様情報比較部32と同様に、実態情報とマスタ情報との比較に差異点が生じた場合には、差異点が生じた時刻を示す情報と差異点が生じた箇所を示す情報とを含む情報(以下、「マスタ差異点情報」という)を生成する。このマスタ差異点情報は、図5に示す仕様差異点情報と同様のものである。尚、差異点が無くなった場合にも、差異点が無くなった時刻を示す情報と差異点が無くなった箇所を示す情報とを含むマスタ差異点情報を生成するようにしても良い。
アプリケーションサーバ30aは、図1に示すアプリケーションサーバ30に設けられた仕様情報抽出部31、仕様情報比較部32、及び通知部33に、マスタ情報更新部34(更新手段)を新たに追加した構成である。マスタ情報更新部34は、仕様情報比較部32の比較結果(通知部33から通知される保守情報Q1)が、差異点が無い旨を示すものである場合に、仕様情報データベース20に格納された仕様情報に対する修正の内容がマスタ情報データベース40に反映されるようにマスタ情報データベース40を更新する。
また、マスタ情報更新部34は、マスタ情報データベース40を更新する際に、仕様情報比較部32の比較結果に差異点が生じた時点の情報とマスタ情報比較装置50の比較結果に差異点が生じた時点の情報との少なくとも一方の情報を履歴情報として付加する。具体的には、更新されるマスタ情報の全てに対して、仕様情報比較部32で生成された仕様差異点情報と、マスタ情報比較装置50で生成されたマスタ差異点情報との少なくとも一方を紐付けて更新する。かかる紐付けを行うことによって、マスタ情報データベース40のマスタ情報を更新することになった原因の特定を容易に行うことができる。尚、マスタ情報データベース50に格納されたマスタ情報の更新は、必要に応じて管理者等の承認を得た上で行うようにしても良い。また、マスタ情報データベース40を更新する場合には、それまでの履歴情報も含め、バックアップを取っておくことが望ましい。
次に、上記構成における保守支援システムの動作について説明する。図8は、本発明の第2実施形態による保守支援システムの動作を説明するための図である。本実施形態においても、第1実施形態と同様に、システムエンジニアE1,E2及び現場エンジニアE11,E12,E13がプロセス制御システム60の保守を行うものとする。また、理解を容易にするために、本実施形態においてもプロセス制御システム60の仕様とプロセス制御システム60の実態との間には、図3に示す差異点が生じているものとする。
図9は、本発明の第2実施形態による保守支援システムの動作を示すフローチャートである。図3に示す差異点がある状況下において、図9に示すフローチャートの処理が開始されたとすると、まずプロセス制御システム60の実態を示す実態情報を抽出する処理が実態情報抽出装置10で行われる(ステップS21)。実態情報抽出装置10で抽出された実態情報は、図8に示す通り、マスタ情報比較装置50及びアプリケーションサーバ30aに向けて送信されてそれぞれ受信される。
実態情報抽出装置10からの実態情報がマスタ情報比較装置50で受信されると、実態情報とマスタ情報データベース40に格納されたマスタ情報とを比較する処理が行われる(ステップS22)。実態情報とマスタ情報との比較を行うと、マスタ情報比較装置50は、これらの情報の間に差異点があるか否かを判断する(ステップS23)。ここでは、図3を用いて説明した通り、フィールドネットワークN1の仕様と実態との差異点がある場合を考えているため、ステップS23の判断結果は「YES」になり、差異点が生じた時刻を示す情報と差異点が生じた箇所を示す情報とを含むマスタ差異点情報を生成する処理がマスタ情報比較装置50で行われる(ステップS24)。マスタ情報比較装置50で生成されるマスタ差異点情報は、図5に示す仕様差異点情報と同様のものである。尚、差異点が無いと判断した場合(ステップS23の判断結果が「NO」の場合)には、ステップS24以降の処理は省略される。
以上の処理が終了すると、マスタ情報比較装置50の比較結果を示す情報がアプリケーションサーバ30aの通知部33に送信され、予め指定された通知先に保守情報Q1(図8参照)として通知(出力)される(ステップS25)。ここで、ステップS24の処理が行われてマスタ情報比較部50でマスタ差異点情報が生成された場合には、生成されたマスタ差異点情報が比較結果を示す情報とともに通知部33に送信され、予め指定された通知先に保守情報Q1として通知(出力)される。ここでは、フィールドネットワークN1の仕様と実態とに差異点があるため、例えば図8に示すシステムエンジニアE1,E2及び現場エンジニアE13に保守情報Q1が通知される。以上の通知がなされると、例えばシステムエンジニアE1,E2によって、通知された保守情報Q1に基づいて仕様情報データベース20の内容を修正する作業が行われる。
修正作業が終了すると、仕様情報データベース20から仕様情報を抽出する処理がアプリケーションサーバ30aの仕様情報抽出部31によって行われる(ステップS26)。かかる処理が行われることによって、システムエンジニアE1,E2によって修正された仕様情報も抽出されることになる。仕様情報抽出部31によって仕様情報が抽出されると、抽出された仕様情報と実態情報とを比較する処理がアプリケーションサーバ30aの仕様情報比較部32によって行われる(ステップS27)。尚、仕様情報と比較する実態情報は、ステップS21で抽出された実態情報であっても良く、新たに抽出された実態情報であっても良い。
実態情報と仕様情報との比較を行うと、仕様情報比較部32は、これらの情報の間に差異点があるか否かを判断する(ステップS28)。尚、プロセス制御システム60の複雑化によって、一部の構成要素の変更による影響が多岐に亘る場合があるため、予め設定された範囲内については、仕様情報の修正が行われた構成要素以外の構成要素の仕様情報についても実態情報との比較を行うのが望ましい。
実態情報と仕様情報との間に差異点があると判断した場合(ステップS28の判断結果が「YES」の場合)には、差異点が生じた時刻を示す情報と差異点が生じた箇所を示す情報とを含む仕様差異点情報を生成する処理が仕様情報比較部32で行われる(ステップS29)。尚、仕様差異点情報が生成されると、仕様情報データベース20から仕様情報を抽出する処理が行われ(ステップS26)、再び抽出された仕様情報と実態情報とを比較する処理が行われる(ステップS27)。
これに対し、実態情報と仕様情報との間に差異点が無いと判断した場合(ステップS28の判断結果が「NO」の場合)には、マスタ情報データベース40を更新する処理がマスタ情報更新部34によって行われる(ステップS30)。具体的には、仕様情報データベース20に格納された仕様情報に対する修正の内容がマスタ情報データベース40に反映されるように、マスタ情報データベース40の更新が行われる。このとき、マスタ情報更新部34は、更新されるマスタ情報の全てに対して、仕様情報比較部32で生成された仕様差異点情報と、マスタ情報比較装置50で生成されたマスタ差異点情報とを紐付けて更新する。
図10は、本発明の第2実施形態における実態情報、仕様情報、及びマスタ情報の変遷の例を示す図であって、(a)は図3に示す差異点が生じたときの実態情報、仕様情報、及びマスタ情報を示す図であり、(b)は図3に示す差異点が解消された後の実態情報、仕様情報、及びマスタ情報を示す図であり、(c)はマスタ情報が更新された後の実態情報、仕様情報、及びマスタ情報を示す図である。尚、図10においては、図6と同様に、フィールドネットワークN1をなすネットワークスイッチSW1〜SW3と、センサ機器61a、バルブ機器61b、及びコントローラ62との接続関係を示す情報のみを図示している。
図3に示す差異点が生じている場合には、図10(a)に示す通り、実態情報と仕様情報との間に差異点Dが生ずる。図10(a)に示す差異点Dが生ずると、その差異点Dを示す情報(図8に示す仕様差異点情報が含まれる保守情報Q1)が保守支援システム2から通知される。この保守情報Q1に含まれる仕様差異点情報に基づいて、例えばシステムエンジニアE1,E2が、仕様情報データベース20に格納された仕様情報を修正して実態情報に合わせる作業を行うと、図10(b)に示す通り、実態情報と仕様情報との差異点Dは解消される。更に、アプリケーションサーバ30aのマスタ情報更新部34によってマスタ情報データベース40が更新されると、図10(c)に示す通り、実態情報、仕様情報、及びマスタ情報の内容が一致する。
図11は、本発明の第2実施形態による保守支援システムの他の動作を示すフローチャートである。図9に示すフローチャートは、プロセス制御システム60の実態の変化が生じた場合に、実態の変化に合わせて仕様情報データベース20に格納された仕様情報を修正する場合の動作を示すものであった。これに対し、図11に示すフローチャートは、仕様情報データベース20に格納された仕様情報に変化が生じた場合に、仕様情報の変化に合わせてプロセス制御システム60の実態を修正する場合の動作を示すものである。
システムエンジニアE1,E2によって仕様情報データベース20に格納された仕様情報が修正された状況下において、図11に示すフローチャートの処理が開始されたとすると、まず仕様情報データベース20から仕様情報を抽出する処理がアプリケーションサーバ30aの仕様情報抽出部31によって行われる(ステップS31)。かかる処理が行われることによって、システムエンジニアE1,E2によって修正された仕様情報が抽出されることになる。
仕様情報抽出部31によって仕様情報が抽出されると、抽出された仕様情報と実態情報とを比較する処理がアプリケーションサーバ30aの仕様情報比較部32によって行われる(ステップS32)。尚、ここでは、説明を簡単にするため、仕様情報と比較される実態情報が、実態情報抽出装置10によって予め抽出されているものとする。実態情報と仕様情報との比較を行うと、仕様情報比較部32は、これらの情報の間に差異点があるか否かを判断する(ステップS33)。実態情報と仕様情報との間に差異点があると判断した場合(ステップS33の判断結果が「YES」の場合)には、仕様差異点情報を生成する処理が仕様情報比較部32で行われる(ステップS34)。これに対し、実態情報と仕様情報との間に差異点が無いと判断した場合(ステップS33の判断結果が「NO」の場合)には、ステップS34以降の処理は省略される。
以上の処理が終了すると、仕様情報比較部32の比較結果を示す情報が通知部33に出力され、予め指定された通知先に保守情報Q1として通知(出力)される(ステップS35)。ここで、ステップS34の処理が行われて仕様情報比較部32で仕様差異点情報が生成された場合には、生成された仕様差異点情報が比較結果を示す情報とともに通知部33に出力され、予め指定された通知先に保守情報Q1として通知(出力)される。以上の通知がなされると、例えば現場エンジニアE11〜E13によって、通知された保守情報Q1に基づいてプロセス制御システム60の実態を変更する作業が行われる。
修正作業が終了すると、プロセス制御システム60の実態情報を抽出する処理が実態情報抽出装置10によって行われる(ステップS36)。かかる処理が行われることによって、現場エンジニアE11〜E13によって修正された実態情報が抽出されることになる。実態情報抽出装置10によって実態情報が抽出されると、抽出された実態情報と仕様情報とを比較する処理がアプリケーションサーバ30aの仕様情報比較部32によって行われる(ステップS37)。尚、実態情報と比較する仕様情報は、ステップS31で抽出された仕様情報であっても良く、新たに抽出された仕様情報であっても良い。
実態情報と仕様情報との比較を行うと、仕様情報比較部32は、これらの情報の間に差異点があるか否かを判断する(ステップS38)。実態情報と仕様情報との間に差異点があると判断した場合(ステップS38の判断結果が「YES」の場合)には、差異点が生じた時刻を示す情報と差異点が生じた箇所を示す情報とを含む仕様差異点情報を生成する処理が仕様情報比較部32で行われる(ステップS39)。尚、仕様差異点情報が生成されると、プロセス制御システム60の実態情報を抽出する処理が行われ(ステップS36)、再び抽出された実態情報と仕様情報とを比較する処理が行われる(ステップS37)。
これに対し、実態情報と仕様情報との間に差異点が無いと判断した場合(ステップS38の判断結果が「NO」の場合)には、マスタ情報データベース40を更新する処理がマスタ情報更新部34によって行われる(ステップS40)。具体的には、仕様情報データベース20に格納された仕様情報に対する修正の内容がマスタ情報データベース40に反映されるように、マスタ情報データベース40の更新が行われる。このとき、マスタ情報更新部34は、更新されるマスタ情報の全てに対して、仕様情報比較部32で生成された仕様差異点情報を紐付けて更新する。以上の処理が行われることによって、図10を用いて説明した例と同様に、実態情報、仕様情報、及びマスタ情報の内容が一致する。
以上の通り、本実施形態では、マスタ情報を格納するマスタ情報データベース40と、マスタ情報とプロセス制御システム60の実態情報とを比較するマスタ情報比較装置50とを設け、その比較結果を示す保守情報Q1を出力するようにしている。このように、プロセス制御システム60の仕様と実態との間に差異点がある場合には、その差異点が保守情報Q1として保守支援システム2から自動的に提示されるため、第1実施形態と同様に、仕様情報データベース20に格納された仕様情報と実態情報とを容易に一致させることができる。これにより、プロセス制御システム60が長期に亘って運用され、構成要素の変更が頻繁に行われても、プロセス制御システム60の保守を短時間で効率的に行うことが可能になる。
また、本実施形態では、仕様情報データベース20に格納された仕様情報の修正が、マスタ情報比較装置50の比較結果(マスタ情報と実態情報との比較結果)とは別の仕様情報比較部32の比較結果(仕様情報データベース20の仕様情報と実態情報との比較結果)を参照しつつ行われている。このため、仕様と実態との差異点が生じた原因の切り分けを行うことができ、前述した第1実施形態よりも実態変化の確認を容易に行うことができる。
例えば、仕様情報データベース20の仕様情報が修正されている最中に、故障や経年変化その他の理由でプロセス制御システム60の実態に変化が発生した場合を考える。前述した第1実施形態では、仕様情報データベース20の仕様情報と実態情報との比較のみを行っていたため、仕様情報と実態情報との差異点が生じた原因が、仕様情報データベース20の仕様情報が修正されたことによるものであるのか、故障や経年変化その他の理由でプロセス制御システム60の実態に変化が発生したことによるものであるのかを切り分けることが困難である。
これに対し、本実施形態では、マスタ情報と実態情報とを比較するとともに、仕様情報データベース20の仕様情報と実態情報とを比較しているため、仕様情報データベース20の仕様情報が修正された場合には、後者の比較結果のみに差異点が生じ、故障や経年変化その他の理由でプロセス制御システム60の実態に変化が発生した場合には、前者及び後者の双方の比較結果に差異点が生ずることになる。このように、本実施形態では、仕様と実態との差異点が生じた原因の切り分けを行うことができ、前述した第1実施形態よりも実態変化の確認を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施形態による保守支援システム及び方法について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、保守支援システム1,2をなす実態情報抽出装置10がフィールドネットワークN1に接続され、マスタ情報データベース40及びマスタ情報比較装置50が制御ネットワークN2に接続され、仕様情報データベース20及びアプリケーションサーバ30,30aが情報ネットワークN3に接続されている例について説明した。しかしながら、これらはフィールドネットワークN1、制御ネットワークN2、及び情報ネットワークN3の何れのネットワークに接続されていても良い。また、保守支援システム1,2は、プロセス制御システム60に付随して設けられている必要は必ずしも無く、プロセス制御システム60をなす構成要素と通信が可能であれば遠隔地に設けられていても良い。
また、保守支援システム1,2をなす実態情報抽出装置10、仕様情報データベース20、アプリケーションサーバ30,30a、マスタ情報データベース40、及びマスタ情報比較装置50は、図1,図7に示す通り、別々の装置として実装されていても良く、1つの装置として実装されていても良い。また、保守支援システム1,2をなす実態情報抽出装置10、仕様情報データベース20、アプリケーションサーバ30,30a、マスタ情報データベース40、及びマスタ情報比較装置50の機能をソフトウェアで実現し、プロセス制御システム60を構成する機器や装置(例えば、コントローラ62や操作監視装置63)に保守支援システム1,2を実装するようにしても良い。
また、信頼性を高めるために、保守支援システム1,2をなす仕様情報データベース20及びマスタ情報データベース40を冗長化しても良い。また、保守支援システム1,2には、実態情報を抽出することができないフィールド機器やネットワーク機器が設けられる場合がある。このような場合を考慮して、現場エンジニアが機器を直接確認してその機器についての実態情報を入力する端末装置を予め用意しても良い。
また、変更作業中において、履歴情報(差異検出情報)に、作業の進捗/経過情報等のの作業ステータスを含めることもできる。また、これら情報を外部アプリケーションであるプロジェクト管理ツールと情報連携させても良い。更に、変更作業時におけるセキュリティを高めるため、作業者のID情報等に基づいて、変更修正及び参照可能範囲にアクセス権を付与しても良い。
1,2 保守支援システム
10 実態情報抽出装置
20 仕様情報データベース
32 仕様情報比較部
34 マスタ情報更新部
40 マスタ情報データベース
50 マスタ情報比較装置
60 プロセス制御システム

Claims (6)

  1. プラントで実現される工業プロセスの制御を行うプロセス制御システムの保守を支援する保守支援システムであって、
    前記プロセス制御システムの仕様を示す仕様情報を格納する第1格納手段と、
    前記プロセス制御システムの実態を示す実態情報を抽出する抽出手段と、
    前記第1格納手段の仕様情報と前記抽出手段で抽出された実態情報とを比較し、比較結果を示す第1情報を出力する第1比較手段と
    を備えることを特徴とする保守支援システム。
  2. 前記プロセス制御システムの仕様を示す仕様情報を格納する第2格納手段と、
    前記第2格納手段に格納された仕様情報と前記抽出手段で抽出された実態情報とを比較し、比較結果を示す第2情報を出力する第2比較手段と、
    前記第1比較手段から出力される第1情報が、差異点が無い旨を示すものである場合に、前記第1格納手段に格納された仕様情報に対する修正の内容が前記第2格納手段に反映されるように前記第2格納手段を更新する更新手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の保守支援システム。
  3. 前記更新手段は、前記第2格納手段を更新する際に、前記第1比較手段の比較結果に差異点が生じた時点の情報と前記第2比較手段の比較結果に差異点が生じた時点の情報との少なくとも一方の情報を履歴情報として付加することを特徴とする請求項2記載の保守支援システム。
  4. プラントで実現される工業プロセスの制御を行うプロセス制御システムの保守を支援する保守支援方法であって、
    前記プロセス制御システムの実態を示す実態情報を抽出する第1ステップと、
    前記プロセス制御システムの仕様を示す仕様情報と前記第1ステップで抽出された実態情報とを比較し、比較結果を示す比較結果情報を出力する第2ステップと
    を有することを特徴とする保守支援方法。
  5. プラントで実現される工業プロセスの制御を行うプロセス制御システムの保守を支援する保守支援方法であって、
    前記プロセス制御システムの実態を示す実態情報を抽出する第1ステップと、
    前記プロセス制御システムの仕様を示す仕様情報を格納する第1,2格納手段のうちの第2格納手段に格納された仕様情報と実態情報とを比較し、比較結果を示す比較結果情報を出力する第2ステップと、
    前記第1格納手段の仕様情報と実態情報とを比較する第3ステップと、
    前記第3ステップの比較結果が、差異点が無い旨を示すものであるときに、前記第1格納手段に格納された仕様情報に対する修正の内容が前記第2格納手段に反映されるように前記第2格納手段を更新する第4ステップと
    を有することを特徴とする保守支援方法。
  6. プラントで実現される工業プロセスの制御を行うプロセス制御システムの保守を支援する保守支援方法であって、
    前記プロセス制御システムの仕様を示す仕様情報を格納する第1,2格納手段のうちの第1格納手段の仕様情報と前記プロセス制御システムの実態を示す実態情報とを比較し、比較結果を示す比較結果情報を出力する第1ステップと、
    前記比較結果情報が、差異点が無い旨を示すものであるときに、前記第1格納手段に格納された仕様情報に対する修正の内容が前記第2格納手段に反映されるように前記第2格納手段を更新する第2ステップと
    を有することを特徴とする保守支援方法。
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