JP2004274201A - 通信データ収集装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】設定したデータパターンのデータ抜けを検出できないとか,データ抜けの回数をカウントすることができないなどの問題を解消する。
【解決手段】データ収集機能とリングバッファと要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルを持つデータ収集部を有し,データ収集機能が受信したデータのデータタイプと送信元/送信先アドレスから,要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルを更新し,マスタの要求フレーム抜けは要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルの更新結果から検出し,スレーブからの応答フレーム抜けはマスタからの要求フレームが連続することで検出する。
【選択図】 図1
【解決手段】データ収集機能とリングバッファと要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルを持つデータ収集部を有し,データ収集機能が受信したデータのデータタイプと送信元/送信先アドレスから,要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルを更新し,マスタの要求フレーム抜けは要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルの更新結果から検出し,スレーブからの応答フレーム抜けはマスタからの要求フレームが連続することで検出する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,マスタ/スレーブ通信システムにおいて,伝送路上のデータ抜けを検出し,その時の状態を表示するデータ収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6はデータ収集装置の従来例の構成図である(例えば非特許文献1)。このデータ収集装置1は,データ収集部2とデータ表示/設定部3で構成されている。
【0003】
データ表示/設定部3のパターン設定機能14にてデータパターンを設定する。データ収集機能4は受信データをリングバッファ5に格納しておく。この時,データ比較機能15は,データ収集機能4が収集したデータと,前記設定したデータパターンが同じかどうか比較する。データが一致した場合,リングバッファのデータをデータ表示機能8に表示する。
【0004】
【非特許文献1】
技報 安川電機 VOL.64、No.1
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したデータ収集装置では,設定したデータパターンのデータ抜けを検出できない,データ抜けの回数をカウントすることができない,などの問題点があった。
【0006】
本発明の目的は,伝送路を流れるデータのデータ抜けを検出し,データ抜け回数やその時の伝送路の状態を観測/表示することのできる通信データ収集装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため,本発明は,マスタ局と複数のスレーブ局が同一伝送路に接続され,マスタは,スレーブに要求フレームを送信し,スレーブは,その要求に対する応答フレームを返信し,マスタは,伝送路上の全てのスレーブに対して,前記シーケンス(要求−応答)を,スレーブアドレスの昇順に繰り返すマスタ/スレーブ通信システムの伝送路上のデータを収集する通信データ収集装置に関し,伝送路上の全データを収集するデータ収集機能と,収集したデータを格納するリングバッファと,前回伝送路に流れた要求フレームの送信先を保存した要求送信前局アドレスと,収集したデータをスレーブ毎に,データタイプ(要求フレーム,応答フレーム,その他)別にカウントする受信カウンタテーブルを持つデータ収集部を有し,データ収集機能が受信したデータの,データタイプと送信元/送信先アドレスから,前記,要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルを更新し,マスタの要求フレーム抜けは,前記,要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルの更新結果から検出し,スレーブからの応答フレーム抜けは,マスタからの要求フレームが連続することで検出することを特徴とし,また,データ抜け時の伝送路の状態や,スレーブ毎のデータ抜け回数を表示することを特徴とした,マスタ/スレーブ通信システムの伝送路上のデータを収集する通信データ収集装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に,本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】
図1を参照すると,本発明の一実施形態のデータ収集装置1は,データ収集部2とデータ表示/設定部3から構成されている。
【0010】
データ収集部2は,伝送路上の全データを収集するデータ収集機能4とそのデータを格納するリングバッファ5と,データタイプ別に,スレーブ毎に用意された受信カウンタテーブル6と,前回伝送路に流れた要求フレームの送信先を保存した要求送信前局アドレス7から構成されている。
データ収集機能4は,データを受信する度にリングバッファ5にデータと受信タイムスタンプを格納し,受信データの送信元/送信先,データタイプを見て,受信カウンタテーブル6を更新する。この時,データタイプが要求フレームであれば,要求送信前局アドレスに,どのスレーブ宛の要求フレームか保存しておく。
【0011】
データ表示/設定部3は,データ表示機能8と,モード選択機能9,データ抜け回数表示機能10,操作機能,11,12から構成されており,データ収集の開始/停止,モード選択,収集データの表示を行なう。
データ表示機能8は,データタイプとデータ,収集された時間が表示される。モード選択機能9は,データ抜けを検出したらデータ収集を“停止”するか“継続”するか選択する。“停止”を選択した場合は,リングバッファに空きがなくなるまでデータを収集し停止する。“継続”を選択した場合は,手動で停止操作を行なうまでデータ収集を継続する(リングバッファに空きがなくなれば,データは上書きされる)。データ収集開始/停止機能11,12は,データ収集を開始/停止する場合に使用する。
【0012】
図2に正常時,図3にマスタからの要求フレーム抜け,図4にスレーブからの応答フレーム抜けの場合について図を用いて説明する。図中の“C”は要求フレームを,“R”は応答フレームを示す。また,説明は,図中の“*”,“**”を参照のこと。
【0013】
図2は,正常時の要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルの更新の様子を示した図である。正常時は,スレーブアドレスの昇順に,マスタから要求フレームが送信され,スレーブから応答フレームが返信されている。最大スレーブアドレス(この図では“3”)の後は,最小スレーブアドレス(この図では“1”)に戻り,上記シーケンスを繰り返している。
【0014】
データを受信したら,データタイプと送信元,送信先から,受信カウンタテーブルの該当位置をインクリメントする。データタイプが要求フレームの場合は,送信要求前局アドレスに格納されたスレーブアドレス(図中の*印の場合はNo.2)と,今回受信した送信先(図中の**印の場合はNo.3)アドレスに間がなければ(No.3からNo.1となっていれば),データ抜けがないことになる。その後,送信要求前局アドレスに,今回受信した送信先アドレス(この場合No.3)を格納する。データタイプが応答フレームの場合は,特に処理しない(受信カウンタテーブルのみ更新)。
【0015】
図3は,マスタからの要求フレーム抜け時の要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルの更新の様子を示した図である。正常時は,スレーブ番号1→2→3→1→と送信されるが,マスタからの要求フレーム抜け時は,1→2→(3が抜け)→1→2→3→というように送信されている。
正常時と同様に,データを受信したら受信カウンタテーブルを更新する。データタイプが要求フレームの場合は,送信要求前局アドレスに格納されたスレーブアドレス(図中の*印の場合はNo.2)と,今回受信した送信先(図中の**印の場合はNo.1)アドレスを比較して間があれば(No.2からNo.1),該当スレーブ番号(この場合はNo.3)の受信カウンタテーブルを検索する。この値が前回から更新されていなければ(図中の網掛け部),データ抜けが発生したことを示す。データ抜けを検出したら,データ抜け回数表示機能の該当部を更新する。データタイプが応答フレームの場合は,特に処理しない(受信カウンタテーブルのみ更新)。
【0016】
図4は,スレーブからの応答フレーム抜けを示した図である。正常時と同様に,データを受信したら受信カウンタテーブルを更新する。データタイプが要求フレームの場合は(図中の**),前回の受信データが要求フレームかどうかを調べる。もし,前回も要求データであれば,スレーブからの応答データ(この場合は“R3”)抜けが発生したことになる。データ抜けを検出したら,データ抜け回数表示機能の該当部を更新する。
【0017】
図5は,データ収集処理手順を示すフローチャートである。処理手順は,データを受信したら,リングバッファ保存処理を実行する。その後,受信データのデータタイプと送信先アドレスより該当する受信カウンタテーブルを更新する。次にデータタイプのチェックを行う。データタイプが,応答フレームであればデータ抜けなしとなる。データタイプが,要求フレームであれば,前回受信したデータのデータタイプをチェックする。前回のタイプが要求フレームの場合は,2回連続して要求を受信したため,応答フレーム抜けとなり,データ抜けカウンタの該当位置を更新する。応答フレームの場合は,送信先アドレスと,前局保存機能の値を比較し,空きあれば要求フレーム抜けとなる。空きがなければデータ抜けなしとなる。上記チェックにてデータ抜けを検出した場合は,エラーフラグをONしておく。
【0018】
次に,リングバッファ保存処理についてフローを用いて説明する。データ保存時に,データ抜けが発生しているかチェックする。エラーフラグがONであればデータ抜け発生。OFFであればデータ抜けがないことになる。データ抜けが発生していなければ,現在の受信データをリングバッファに保存して,データ収集処理に戻る。データ抜けが発生していれば,モード選択をチェックし,継続モードであれば,データを保存して,データ収集処理に戻る。停止モードであれば,リングバッファの空きをチェックし,空きがあればデータ保存後,データ収集処理に戻る。空きがなければ,データ収集を停止する。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,ロジックアナライザなどの外付け測定装置や外部出力信号(トリガ)を必要とせずに,伝送路を流れるデータのデータ抜けを検出し,スレーブ毎のデータ抜け回数やその時の伝送路の状態を観測/表示することができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のデータ収集装置の構成図である。
【図2】正常時の処理を示した図である。
【図3】マスタからの要求フレーム抜け時の処理を示した図である。
【図4】スレーブからの応答フレーム抜け時の処理を示した図である。
【図5】データ収集処理のフロー図である。
【図6】データ収集装置の従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 データ収集装置
2 データ収集部
3 データ表示/設定部
4 データ収集機能
5 リングバッファ
6 受信カウンタテーブル
7 要求送信前局アドレス
8 データ表示機能
9 モード選択機能
10 データ抜け回数表示機能
11 操作機能(開始)
12 操作機能(停止)
13 操作機能(設定)
14 パターン設定機能
15 データ比較機能
20 マスタ局
211,212 スレーブ局
22 伝送路
【発明の属する技術分野】
本発明は,マスタ/スレーブ通信システムにおいて,伝送路上のデータ抜けを検出し,その時の状態を表示するデータ収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6はデータ収集装置の従来例の構成図である(例えば非特許文献1)。このデータ収集装置1は,データ収集部2とデータ表示/設定部3で構成されている。
【0003】
データ表示/設定部3のパターン設定機能14にてデータパターンを設定する。データ収集機能4は受信データをリングバッファ5に格納しておく。この時,データ比較機能15は,データ収集機能4が収集したデータと,前記設定したデータパターンが同じかどうか比較する。データが一致した場合,リングバッファのデータをデータ表示機能8に表示する。
【0004】
【非特許文献1】
技報 安川電機 VOL.64、No.1
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したデータ収集装置では,設定したデータパターンのデータ抜けを検出できない,データ抜けの回数をカウントすることができない,などの問題点があった。
【0006】
本発明の目的は,伝送路を流れるデータのデータ抜けを検出し,データ抜け回数やその時の伝送路の状態を観測/表示することのできる通信データ収集装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため,本発明は,マスタ局と複数のスレーブ局が同一伝送路に接続され,マスタは,スレーブに要求フレームを送信し,スレーブは,その要求に対する応答フレームを返信し,マスタは,伝送路上の全てのスレーブに対して,前記シーケンス(要求−応答)を,スレーブアドレスの昇順に繰り返すマスタ/スレーブ通信システムの伝送路上のデータを収集する通信データ収集装置に関し,伝送路上の全データを収集するデータ収集機能と,収集したデータを格納するリングバッファと,前回伝送路に流れた要求フレームの送信先を保存した要求送信前局アドレスと,収集したデータをスレーブ毎に,データタイプ(要求フレーム,応答フレーム,その他)別にカウントする受信カウンタテーブルを持つデータ収集部を有し,データ収集機能が受信したデータの,データタイプと送信元/送信先アドレスから,前記,要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルを更新し,マスタの要求フレーム抜けは,前記,要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルの更新結果から検出し,スレーブからの応答フレーム抜けは,マスタからの要求フレームが連続することで検出することを特徴とし,また,データ抜け時の伝送路の状態や,スレーブ毎のデータ抜け回数を表示することを特徴とした,マスタ/スレーブ通信システムの伝送路上のデータを収集する通信データ収集装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に,本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】
図1を参照すると,本発明の一実施形態のデータ収集装置1は,データ収集部2とデータ表示/設定部3から構成されている。
【0010】
データ収集部2は,伝送路上の全データを収集するデータ収集機能4とそのデータを格納するリングバッファ5と,データタイプ別に,スレーブ毎に用意された受信カウンタテーブル6と,前回伝送路に流れた要求フレームの送信先を保存した要求送信前局アドレス7から構成されている。
データ収集機能4は,データを受信する度にリングバッファ5にデータと受信タイムスタンプを格納し,受信データの送信元/送信先,データタイプを見て,受信カウンタテーブル6を更新する。この時,データタイプが要求フレームであれば,要求送信前局アドレスに,どのスレーブ宛の要求フレームか保存しておく。
【0011】
データ表示/設定部3は,データ表示機能8と,モード選択機能9,データ抜け回数表示機能10,操作機能,11,12から構成されており,データ収集の開始/停止,モード選択,収集データの表示を行なう。
データ表示機能8は,データタイプとデータ,収集された時間が表示される。モード選択機能9は,データ抜けを検出したらデータ収集を“停止”するか“継続”するか選択する。“停止”を選択した場合は,リングバッファに空きがなくなるまでデータを収集し停止する。“継続”を選択した場合は,手動で停止操作を行なうまでデータ収集を継続する(リングバッファに空きがなくなれば,データは上書きされる)。データ収集開始/停止機能11,12は,データ収集を開始/停止する場合に使用する。
【0012】
図2に正常時,図3にマスタからの要求フレーム抜け,図4にスレーブからの応答フレーム抜けの場合について図を用いて説明する。図中の“C”は要求フレームを,“R”は応答フレームを示す。また,説明は,図中の“*”,“**”を参照のこと。
【0013】
図2は,正常時の要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルの更新の様子を示した図である。正常時は,スレーブアドレスの昇順に,マスタから要求フレームが送信され,スレーブから応答フレームが返信されている。最大スレーブアドレス(この図では“3”)の後は,最小スレーブアドレス(この図では“1”)に戻り,上記シーケンスを繰り返している。
【0014】
データを受信したら,データタイプと送信元,送信先から,受信カウンタテーブルの該当位置をインクリメントする。データタイプが要求フレームの場合は,送信要求前局アドレスに格納されたスレーブアドレス(図中の*印の場合はNo.2)と,今回受信した送信先(図中の**印の場合はNo.3)アドレスに間がなければ(No.3からNo.1となっていれば),データ抜けがないことになる。その後,送信要求前局アドレスに,今回受信した送信先アドレス(この場合No.3)を格納する。データタイプが応答フレームの場合は,特に処理しない(受信カウンタテーブルのみ更新)。
【0015】
図3は,マスタからの要求フレーム抜け時の要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルの更新の様子を示した図である。正常時は,スレーブ番号1→2→3→1→と送信されるが,マスタからの要求フレーム抜け時は,1→2→(3が抜け)→1→2→3→というように送信されている。
正常時と同様に,データを受信したら受信カウンタテーブルを更新する。データタイプが要求フレームの場合は,送信要求前局アドレスに格納されたスレーブアドレス(図中の*印の場合はNo.2)と,今回受信した送信先(図中の**印の場合はNo.1)アドレスを比較して間があれば(No.2からNo.1),該当スレーブ番号(この場合はNo.3)の受信カウンタテーブルを検索する。この値が前回から更新されていなければ(図中の網掛け部),データ抜けが発生したことを示す。データ抜けを検出したら,データ抜け回数表示機能の該当部を更新する。データタイプが応答フレームの場合は,特に処理しない(受信カウンタテーブルのみ更新)。
【0016】
図4は,スレーブからの応答フレーム抜けを示した図である。正常時と同様に,データを受信したら受信カウンタテーブルを更新する。データタイプが要求フレームの場合は(図中の**),前回の受信データが要求フレームかどうかを調べる。もし,前回も要求データであれば,スレーブからの応答データ(この場合は“R3”)抜けが発生したことになる。データ抜けを検出したら,データ抜け回数表示機能の該当部を更新する。
【0017】
図5は,データ収集処理手順を示すフローチャートである。処理手順は,データを受信したら,リングバッファ保存処理を実行する。その後,受信データのデータタイプと送信先アドレスより該当する受信カウンタテーブルを更新する。次にデータタイプのチェックを行う。データタイプが,応答フレームであればデータ抜けなしとなる。データタイプが,要求フレームであれば,前回受信したデータのデータタイプをチェックする。前回のタイプが要求フレームの場合は,2回連続して要求を受信したため,応答フレーム抜けとなり,データ抜けカウンタの該当位置を更新する。応答フレームの場合は,送信先アドレスと,前局保存機能の値を比較し,空きあれば要求フレーム抜けとなる。空きがなければデータ抜けなしとなる。上記チェックにてデータ抜けを検出した場合は,エラーフラグをONしておく。
【0018】
次に,リングバッファ保存処理についてフローを用いて説明する。データ保存時に,データ抜けが発生しているかチェックする。エラーフラグがONであればデータ抜け発生。OFFであればデータ抜けがないことになる。データ抜けが発生していなければ,現在の受信データをリングバッファに保存して,データ収集処理に戻る。データ抜けが発生していれば,モード選択をチェックし,継続モードであれば,データを保存して,データ収集処理に戻る。停止モードであれば,リングバッファの空きをチェックし,空きがあればデータ保存後,データ収集処理に戻る。空きがなければ,データ収集を停止する。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,ロジックアナライザなどの外付け測定装置や外部出力信号(トリガ)を必要とせずに,伝送路を流れるデータのデータ抜けを検出し,スレーブ毎のデータ抜け回数やその時の伝送路の状態を観測/表示することができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のデータ収集装置の構成図である。
【図2】正常時の処理を示した図である。
【図3】マスタからの要求フレーム抜け時の処理を示した図である。
【図4】スレーブからの応答フレーム抜け時の処理を示した図である。
【図5】データ収集処理のフロー図である。
【図6】データ収集装置の従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 データ収集装置
2 データ収集部
3 データ表示/設定部
4 データ収集機能
5 リングバッファ
6 受信カウンタテーブル
7 要求送信前局アドレス
8 データ表示機能
9 モード選択機能
10 データ抜け回数表示機能
11 操作機能(開始)
12 操作機能(停止)
13 操作機能(設定)
14 パターン設定機能
15 データ比較機能
20 マスタ局
211,212 スレーブ局
22 伝送路
Claims (1)
- マスタ局と複数のスレーブ局が同一伝送路に接続され,マスタは,スレーブに要求フレームを送信し,スレーブは,その要求に対する応答フレームを返信し,マスタは,伝送路上の全てのスレーブに対して,前記シーケンス(要求−応答)を,スレーブアドレスの昇順に繰り返すマスタ/スレーブ通信システムの伝送路上のデータを収集する通信データ収集装置に関し,
伝送路上の全データを収集するデータ収集機能と,収集したデータを格納するリングバッファと,前回伝送路に流れた要求フレームの送信先を保存した要求送信前局アドレスと,収集したデータをスレーブ毎に,データタイプ(要求フレーム,応答フレーム,その他)別にカウントする受信カウンタテーブルを持つデータ収集部を有し,
データ収集機能が受信したデータの,データタイプと送信元/送信先アドレスから,前記,要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルを更新し,
マスタの要求フレーム抜けは,前記,要求送信前局アドレスと受信カウンタテーブルの更新結果から検出し,
スレーブからの応答フレーム抜けは,マスタからの要求フレームが連続することで検出することを特徴とし,
また,データ抜け時の伝送路の状態や,スレーブ毎のデータ抜け回数を表示してマスタ/スレーブ通信システムの伝送路上のデータを収集することを特徴とする通信データ収集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003059622A JP2004274201A (ja) | 2003-03-06 | 2003-03-06 | 通信データ収集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003059622A JP2004274201A (ja) | 2003-03-06 | 2003-03-06 | 通信データ収集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004274201A true JP2004274201A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33122385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003059622A Pending JP2004274201A (ja) | 2003-03-06 | 2003-03-06 | 通信データ収集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004274201A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014002179A1 (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-03 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | データ収集システム、及びデータ収集システムプログラム |
CN103676825A (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-26 | 横河电机株式会社 | 维护辅助系统、维护辅助装置及维护辅助方法 |
US9460133B2 (en) | 2012-06-26 | 2016-10-04 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation | Data management apparatus, data management method and data management program |
KR20180073258A (ko) * | 2016-12-22 | 2018-07-02 | 주식회사 포스코 | 철강공정 데이터 수집 시스템 |
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-
2003
- 2003-03-06 JP JP2003059622A patent/JP2004274201A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5687394B2 (ja) * | 2012-06-26 | 2015-03-18 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | データ収集システム、及びデータ収集プログラム |
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JPWO2014002179A1 (ja) * | 2012-06-26 | 2016-05-26 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | データ収集システム、及びデータ収集プログラム |
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KR20180073258A (ko) * | 2016-12-22 | 2018-07-02 | 주식회사 포스코 | 철강공정 데이터 수집 시스템 |
KR101940878B1 (ko) | 2016-12-22 | 2019-04-10 | 주식회사 포스코 | 철강공정 데이터 수집 시스템 |
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