JP2014048395A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置内温度が上昇しすぎるのを抑制しつつ、当該温度上昇を抑制するための制御を行う頻度を低減する。
【解決手段】プリンタ10は、シートSを搬送経路Lに沿って搬送する搬送部30と、前記搬送部30を駆動する駆動部としてのモータ37と、搬送されるシートに画像を印刷する印刷部40と、制御部としてのコントローラ80を備える。前記コントローラ80は、前記印刷部40により印刷処理が実行されるごとにカウントされるカウンタ87のカウント値が閾値に達することを条件に、装置内の温度 が上昇するのを抑制する昇温抑制処理と、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数以上の場合、前記昇温抑制処理の実行頻度を低減する実行頻度低減処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置に関する。
下記特許文献1には、1枚印刷する毎に累積印刷枚数を加算していき、累積印刷枚数が許容印刷枚数を超えたときに間欠印刷を行い、検出温度が所定温度以下まで低下したときに、累積印刷枚数をリセットし、通常の印刷動作を再開する技術が開示されている。
特開2009−031580公報
単位時間当たりの印刷枚数が増えると、モータを駆動する頻度が多くなって機内温度が上昇しやすくなる。そのため、印刷枚数が許容印刷枚数を超えた時点で、間欠印刷を行って機内温度を下げるようにすることが好ましい。しかしながら、単位時間当たりのシートへの印刷枚数が所定数に達した以降は、モータが常に駆動する状態になる。そのため、印刷枚数が所定数を超えた場合、印刷枚数が所定数の場合と同じ程度しか、機内温度は上昇しない。そのため、単位時間当たりのシートへの印刷枚数が所定数より多い場合に、一律同じ条件を適用して間欠印刷を行うと、機内温度がそれほど上昇していないにも拘わらず、間欠印刷の頻度だけが多くなる。
本発明は、装置内温度が上昇しすぎるのを抑制しつつ、当該温度上昇を抑制するための制御を行う頻度を低減する術を提供するものである。
本明細書によって開示される印刷装置は、シートを搬送経路に沿って搬送する搬送部と、前記搬送部を駆動する駆動部と、搬送されるシートに画像を印刷する印刷部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記印刷部により印刷処理が実行されるごとにカウントされるカウンタのカウント値が閾値に達することを条件に、装置内の温度 が上昇するのを抑制する昇温抑制処理と、単位時間当たりのシートへの印刷枚数が基準枚数以上の場合、前記昇温抑制処理の実行頻度を低減する実行頻度低減処理を行う。この構成では、単位時間当たりのシートへの印刷枚数が基準枚数以上の場合に、昇温抑制処理の実行頻度を低減することが出来る。
上記印刷装置の実施態様として以下が好ましい。
・前記基準枚数は、前記シートの搬送間隔が前記搬送経路の長さより短くなる枚数である。シートの搬送間隔が搬送経路の長さより短くなると、シートを連続して搬送する必要があり、駆動部が駆動し続ける状態になる。そのため、基準枚数を上記のように設定にしておけば、駆動部が駆動をし続ける状態になった時に、昇温抑制処理の実行頻度を低減することが出来る。
・前記実行頻度低減処理は、単位時間当たりのシートへの印刷枚数が前記基準枚数未満の場合のシート1枚あたりのカウント量より、前記単位時間当たりのシートへの印刷枚数が前記基準枚数以上の場合のシート1枚あたりのカウント量を小さくする処理である。この構成では、単位時間当たりのシートへの印刷枚数が基準枚数以上の場合、シート1枚当たりのカウント量が小さい。そのため、カウンタのカウント値が閾値に達するまでの印刷枚数が多くなる。
・前記制御部は、単位時間当たりのシートへの印刷枚数が前記基準枚数に達するまでは、シートが1枚印刷されるごとに前記カウンタを1ずつカウントし、シートの印刷枚数が前記基準枚数を超えたら、前記カウンタをそれ以上、カウントしない。この構成では、単位時間当たりのシートへの印刷枚数が基準枚数を超えたら、カウンタをそれ以上、カウントしない。そのため、カウンタのカウント値が閾値に達するまでの印刷枚数が多くなる。
・前記制御部は、シートが前記搬送経路から排出された時点で、次のシートが給紙されていない場合には、前記駆動部を停止させる。この構成では、駆動部の停止頻度が増える。そのため、装置の温度上昇を抑えることが可能となる。
・前記制御部は、印刷枚数に関係なくシート搬送速度が等速度になるように前記搬送部を制御する。シート搬送速度が等速度の場合、単位時間当たりのシート印刷枚数増やすには、シートの搬送間隔を短くする必要がある。印刷枚数を増やそうとして、シートの搬送間隔を短くしてゆくと、シートの搬送間隔が搬送経路の長さより短くなって、駆動部が常に駆動し続ける状態になる。このような印刷装置に、本発明を適用すると、駆動部が常に駆動し続ける場合に昇温抑制処理の実行頻度を低減することが出来、好適である。
本発明によれば、装置内温度が上昇しすぎるのを抑制しつつ、昇温抑制処理の実行頻度を低減することが出来る。
一実施形態に係るプリンタの電気的構成を示すブロック図 プリンタの要部側断面図 モータのON/OFFと感光体ドラムのドラム温度の関係を示す図 モータのON/OFFと感光体ドラムのドラム温度の関係を示す図 1枚目のシートが排紙される前に次のシートが給紙された状態を示す図 モータのON/OFFと感光体ドラムの温度上昇の関係を示す図 昇温抑制シーケンスの流れを示すフローチャート図 印刷枚数ごとに、減算の有無とカウント値をまとめた図表
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図8によって説明する。
1.プリンタの構成
図1および図2を参照してプリンタ10の構成を説明する。プリンタ10は、搬送部30、印刷部40、定着器50、定着サーミスタ55、操作部60、表示部65、ネットワークインターフェース70、コントローラ80、電源スイッチ91、電源OFFボタン95を備える。尚、コントローラ80が本発明の「制御部」の一例である。
搬送部30は、プリンタ10の下部に設けられたトレイTから記録媒体であるシートSを1枚ずつ取り出しつつ、取り出したシートSを搬送経路Lに沿って搬送するものである。搬送部30は給紙ローラ31、搬送ローラ33、排紙ローラ35などの各種ローラと、各種ローラを回転させるモータ37とを含む構成となっている。搬送部30はコントローラ80により、単位時間あたりの印刷枚数に関係なくシートSを等速で搬送するように制御される。尚、モータ37が本発明の「駆動部」の一例である。
印刷部40は搬送経路Lに沿って搬送されるシートSに対して画像(トナー像)を印刷する機能を果たすものである。印刷部40は、感光体ドラム41、帯電器(図略)、現像ローラ(図略)、転写ローラ43等を含み、電子写真方式でシートSに画像を印刷する。
定着器50は印刷部40の下流側に配置されていて、ヒートローラ51、押圧ローラ53などを備えている。ヒートローラ51は、ハロゲンランプ等からなるヒータ51Aを内蔵しており、通電に応じて発熱する。定着器50は、シートSが両ローラ51、53の間を通過する間に、シートS上に形成された画像(トナー像)を熱定着させる機能を果たす。そして、トナーが熱定着されたシートSは排紙ローラ35を介して、装置上部の排紙トレイ38上に排紙される。尚、ヒートローラ51近傍には定着サーミスタ55が設けられていて、ヒートローラ51の温度を検出する構成となっている。そして、検出された温度に基づいて、ヒートローラ51が温度制御される構成になっている。
操作部60は、複数のボタンを備え、ユーザによるシートSへの印刷指示などの各種の入力操作が可能である。表示部65は、液晶ディスプレイやランプ等を備えており、各種の設定画面や動作状態等を表示することが可能である。また、ネットワークインターフェース70は、通信回線NTを介してPCやFAX等の情報端末装置100に接続されており、相互のデータ通信が可能である。電源スイッチ91は、プリンタ10の電源を投入するスイッチである。また、電源OFFボタン95は、プリンタ10を電源OFFするボタンである。
コントローラ80は、プリンタ10を制御する機能を果たすものであり、CPU81と、ROM83、不揮発性のNVRAM85、カウンタ87とを備える。ROMは、プリンタ10を制御するための各種プログラムが記録されており、NVRAM85には、カウンタ87のカウント値等、各種のデータを記憶することが出来る。情報端末装置100から印刷ジョブの受信があると、コントローラ80のCPU81が印刷処理を実行し、印刷データに基づく画像をシートSに印刷する。
2.昇温抑制処理と実行頻度の低減
図3に示すように、モータ37はシートSを1枚印刷するごとに駆動して発熱する。そのため、印刷枚数の増加に伴って、モータ37の駆動頻度が増えることから、プリンタ10は温度上昇する。温度が上昇すると、それに追従して感光体ドラム41のドラム温度やトナー温度が上昇するので、画品質に影響を及ぼす。そのため、プリンタ10の温度上昇を抑制することが好ましく、本プリンタ10では、シートSの印刷枚数をカウンタ87によりカウントし、カウント値が閾値に達することを条件に、プリンタ10の装置内の温度 が上昇するのを抑制する昇温抑制処理を実行する。具体的には、シートSを所定枚数(この例では5枚)印刷するごとに所定時間(この例では30秒)、印刷を休止する間欠印刷(図7のS300〜S340)を実行する。このようにすることで、モータ37の駆動頻度が減るので、プリンタ10の温度上昇を抑制することが出来る。
本プリンタ10では、搬送経路Lを送られるシートSの有無を公知の検出手段、例えば給紙センサや排紙センサ等を用いて検出しており、1枚目のシートSが排紙ローラ35により排紙された時点で、次のシートSが給紙されていなければ、モータ37を停止させるようにコントローラ80がモータ制御を行っている。
ところが、図4に示すように、単位時間(一例として1分)当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数(この例では、10枚)になると、モータ37は単位時間、常に駆動し続ける状態になる。これは、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数の場合、シートSの搬送間隔Dが搬送経路Lの全長(給紙ローラ31から排紙ローラ35までの搬送経路Lに沿った距離)よりも短くなり、図5に示すように、1枚目のシートS1が排紙される前に、2枚目のシートS2が給紙される状態になるからである。言い方を変えれば、基準枚数は、シートSの搬送間隔Dが搬送経路Lの全長より短くなる枚数に設定されている。そのため、図4、図6に示すように、プリンタ10の温度上昇率は、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数(この例では、10枚)である場合が最大であり、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数以上になっても、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が10枚の場合と同程度の温度上昇率でしか上昇しない。すなわち、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が10枚になったところで、温度上昇率は頭うちとなる。
従って、カウンタ87を、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数である場合に1枚印刷するごとにカウントする量と同じ量だけ、基準枚数を超えている場合にも一律で1枚印刷するごとにカウントすると、プリンタ10の温度が、基準枚数の場合と同程度しか上昇しないにも拘わらず、カウントだけが進むことになり、昇温抑制処理の頻度が必要以上に多くなってしまう。そこで、本プリンタ10では、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数以上の場合、昇温抑制処理の実行頻度を低減する実行頻度低減処理(図7のS70〜S90)を行う。
尚、本プリンタ10では、以下に説明する昇温抑制シーケンスで詳しく説明するように、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数以上の場合、その単位時間、基準枚数を超えた以降についてカウンタ87をカウントしないようにすることにより、昇温抑制処理の実行頻度を低減する。
3.昇温抑制シーケンス
次に、コントローラ80により実行される昇温抑制シーケンスについて、図7、図8を参照して説明する。尚、カウンタ87は「0」〜「150」までの数値をとる。また、カウンタ87はカウントダウン方式を採用していて、原則、シートSが1枚印刷されるごとに「1」カウントダウンする。そして、カウンタ87の閾値は「0」に設定されていて、カウンタ87のカウンタ値が閾値である「0」になることを条件に、通常印刷から間欠印刷モードに移行するようになっている。また、モードには、間欠印刷モードの他に、スリープモードが設けられている。スリープモードは、ネットワークインターフェース70やコントローラ80に対してのみ電力を供給し、それ以外の各機器に対する電力の供給をストップすることで、消費電力を低減するモードである。
図7に示す昇温抑制シーケンスは、電源スイッチ91の投入によりスタートする。そして、S10では、開始カウント値を決定する処理が、コントローラ80により実行される。ここでは、開始カウント値が初期値「150」に設定されたものとして説明を続ける。
続く、S20では、印刷部40のウォーミングアップ動作が実行される。具体的には、感光体ドラム41を回転させたり、トナーを撹拌させたりする処理が実行される。また、S20では、定着器50のヒートローラ51に内蔵されたヒータ51AがONされる。これにより、定着器50は昇温する。
その後、S30では、ユーザにより電源OFFボタン95が押されたか、判定する処理がコントローラ80により実行される。電源OFFボタン95が押されていない場合には、S30にてNO判定され、その後、処理はS40に移行する。S40では、コントローラ80により、過去1分以内に印刷ジョブを受信したかどうかを判定する処理が実行される。過去1分以内に印刷ジョブを受信していない場合には、S40にてNO判定され、処理はS200に移行する。一方、過去1分以内に印刷ジョブを受信した場合には、S40にてYES判定され、その後、処理はS50に移行する。ここでは、過去1分以内に印刷ジョブを受信したものとして説明を続ける。
S50では、カウンタ87のカウント値が、「1」以上かどうか判定する処理が、コントローラ80により実行される。電源スイッチ91の投入後に初めて印刷ジョブを受信した段階では、カウンタ87のカウント値は「150」であるため、S50ではYES判定される。
S50でYES判定された場合、S60に移行して印刷処理が実行開始される。これにより、トレイTから1枚目のシートSが取り出され、搬送経路Lに沿って下流へと送られる。その後、送り出された1枚目のシートSは、印刷部40、定着器50を順に通過し、印刷データに基づく画像が印刷される。その後、1枚目のシートSは排紙ローラ35を介して排紙トレイ38上に排紙される。
また、コントローラ80は上記した印刷処理と並行して以下の処理を行う。具体的には、S70にて、過去1分以内のカウンタ87の減算が基準値未満か判定される。カウンタ87の基準値は、単位時間当たりの基準枚数(モータ37が1分間常に回転し続ける状態となる単位時間当たりの印刷枚数の最小値)が「10枚」であることに対応して、「10」に設定されている。電源スイッチ91の投入後に初めて印刷ジョブを受信した段階では、カウンタ87のカウント値は、当初の「150」のままであり、過去1分以内のカウントの減算は「0」なので、S70ではYES判定されることになる。
S70でYES判定された場合、S80に移行する。S80では、コントローラ80により、カウンタ87のカウント値を「1」減算する処理が実行される。これにより、カウンタ87のカウント値は「150」から「149」になる。
その後、処理はS100に移行する。S100では、印刷ジョブに残り、すなわち2枚目以降のシートSに対応する印刷データがあるか判定される。2枚目以降のシートSに対応する印刷データがあれば、S100でYES判定される。
この場合、処理はS50に移行して、カウンタ87のカウント値が、「1」以上かどうか判定する処理が実行される。電源スイッチ91の投入後に1枚だけ印刷された段階では、カウンタ87は、「1」しか減算されておらず、カウンタ87のカウント値は「149」であるので、S50ではYES判定されることになる。S50でYES判定された場合、S60に移行して、2枚目のシートSに対する印刷処理が実行開始される。その後、処理は、S70に移行して、過去1分以内のカウンタ87の減算が基準値(この例では「10」)未満か判定する処理が実行される。本プリンタ10の印刷能力は1分間で最大で20枚であることから、1印刷ジョブにおいて複数のシートSを連続する場合には、1分間に最大20枚までシートSを印刷できる。電源スイッチ91の投入後に2枚目のシートSに対する印刷処理が実行開始された段階では、カウンタ87は、過去1分以内に「1」しか減算されていないので、S70ではYES判定されることになる。
S70でYES判定された場合、S80に移行する。S80では、コントローラ80により、カウンタ87のカウント値を「1」減算する処理が実行される。これにより、カウンタ87のカウント値は「149」から「148」になる。
その後、処理はS100に移行する。S100では、印刷ジョブに残り、すなわち3枚目以降のシートSに対応する印刷データがあるかどうかが判定される。3枚目以降のシートSに対応する印刷データがあれば、S100でYES判定される。その後、S50でYES判定された場合、S60に移行して、3枚目のシートSに対する印刷処理が実行開始される。その後、処理は、S70に移行して、過去1分以内のカウンタ87の減算が基準値(この例では「10」)未満か判定する処理が実行される。電源スイッチ91の投入後に3枚目のシートSに対する印刷処理が実行開始された段階では、カウンタ87は、過去1分以内に「2」しか減算されていないので、S70ではYES判定されることになる。
S70でYES判定された場合、S80に移行する。S80では、コントローラにより、カウンタ87のカウント値を「1」減算する処理が実行される。これにより、カウンタ87のカウント値は「148」から「147」になる。
このように、本プリンタ1は、過去1分以内のカウンタ87の減算が基準値(この例では「10」)未満の場合には、シートSを1枚印刷するごとに、カウンタ87のカウント値が「1」ずつ減算される。
一方、過去1分以内のカウンタ87の減算が基準値(この例では「10」)未満でない、すなわち基準値に達すると、S70でNO判定されS90に移行する。S90では、カウント値を減算する処理が実行されない。従って、過去1分以内のカウンタ87の減算が基準値である10になると、カウンタ87のカウント値は維持される。すなわち、図8に示すように1分間に20枚のシートSを印刷する能力で1つの印刷ジョブによって40枚のシートSに連続して印刷するケースでは、1枚目から10枚目まではシートSが1枚印刷されるごとに、カウンタ87が「1」減算され、11枚目から20枚目までは、印刷が行われても、カウント値は減算されない。そして、21枚目のシートSの印刷が開始され、過去1分以内のカウンタ87の減算が基準値(この例では「10」)未満か判定する処理が実行される時点では、1枚目のシートSの印刷が開始されたことによりカウンタ87が「1」減算された処理は既に過去1分以上前の処理とみなされるので、過去1分以内のカウンタ87の減算は「9」で基準値未満であるので、S80でカウンタ87のカウント値が「1」減算され、カウンタ87のカウント値は「140」から「139」になる。同様に、22枚目のシートSの印刷が開始され、過去1分以内のカウンタ87の減算が基準値(この例では「10」)未満か判定する処理が実行される時点では、2枚目のシートSの印刷が開始されたことによりカウンタ87が「1」減算された処理は既に過去1分以上前の処理とみなされるので、過去1分以内のカウンタ87の減算は「9」で基準値未満であるので、S80でカウンタ87のカウント値が「1」減算され、カウンタ87のカウント値は「139」から「138」になる。このように、21枚目から30枚目までのシートSの印刷が実行されたときは、1枚目から10枚目までのシートSの印刷が実行されたときと同様に、シートSが1枚印刷されるごとに、カウンタ87が「1」減算され、カウンタ87のカウント値は30枚目のシートSの印刷の時点で「130」になる。そして、31枚目から40枚目までのシートSの印刷が実行されたときは、11枚目から20枚目までのシートSの印刷が実行されたときと同様に、印刷が行われても、カウント値は減算されず、カウンタ87のカウント値は30枚目のシートSの印刷の時点と変わらず「130」のままで保持される。
以上、説明したように、1分間に20枚のシートSを印刷する能力で1つの印刷ジョブによってシートSに連続して印刷するケースでは、シートSが1枚印刷されるごとにカウンタ87が「1」減算される処理と、印刷が行われてもカウント値が減算されない処理とが、10枚単位で繰り返されることになる。そのため、このケースでは、290枚連続して印刷するとカウンタ87のカウント値は「0」となり、間欠印刷モードへ移行する。逆に言えば、290枚までは間欠印刷モードへ移行せずに連続して印刷できる。
印刷ジョブの全印刷データについて印刷処理が完了すると、S100の処理を行った時に、NO判定される。S100の処理にてNO判定されると、処理は再び、S30に戻り、電源OFFボタン95が押されたか判定する処理が行われる。
電源OFFボタン95が押されていない場合には、その後、S40に移行して過去1分以内に印刷ジョブがあるか判定され、印刷ジョブがあれば、S50以降の処理が実行され印刷処理が進められる。そして、画像データの頁数の多い印刷ジョブによる印刷処理や、前回の印刷ジョブから1分以内に次の印刷ジョブが投入されることが繰り返されることによる印刷処理が行われると、カウンタ87のカウントダウンが進むため、やがて、カウント値は「0」になる。この場合、S50の判定処理を行った時にNO判定され、プリンタ10は間欠印刷モードに移行する。
間欠印刷モードはシートSの印刷を間欠的に行うモードであり、この例ではシートSを5枚印刷するごとに30秒モータ37を停止させる休止時間を設けるようにしている。具体的に説明すると、間欠印刷モードはS310〜S340の処理から構成されている。まず、S310では、前回の印刷終了から30秒以上経過したかコントローラ80にて判定される。前回の印刷終了から30秒以上経過している場合にはS320へ以降し、30秒以上経過していない場合には、30秒以上経過するのを待ってS320へ移行する。
S320に移行すると、印刷ジョブの残りの印刷データ(残り印刷枚数)が5枚以内か判定する処理がコントローラ80により実行される。残りの印刷データが5枚より多い場合には、S320でNO判定となり、S340に移行してモータ37の回転が再開され、シートSを5枚だけ印刷して再びモータ37が停止される。その後、処理は、S310に移行して、前回の印刷終了から30秒以上経過したかどうかが判定される。前回の印刷処理終了から30秒以上が経過するまでは、S310でNO判定され、時間の経過を待つ状態となる。そして、前回の印刷処理終了から30秒以上経過すると、S310でYES判定され、S320に移行する。S320では、印刷ジョブの残り印刷データが5枚以内か判定する処理が実行される。残り印刷データが5枚より多い場合には、再びS340に移行してモータ37の回転が再開され、シートSを5枚だけ印刷して再びモータ37が停止される。このような処理がくり返されることにより、モータ37は、シートを5枚印刷するごとに30秒間休止する状態となる。
そして、印刷ジョブの残りの印刷データが5枚以下になると、S320でYES判定され、S330に移行する。S330では、モータ37の回転が再開され、残る印刷データをすべて印刷する処理が実行される。これにて、印刷ジョブの全印刷データについて印刷が終了する。その後、S30に戻る。
以上説明したように、本プリンタ10では、カウンタ87のカウント値が閾値である「0」になると、印刷を間欠的に行う間欠印刷モードに移行する。そのため、熱源となるモータ37が停止する時間が出来ることから、装置内の温度 が上昇するのを抑制することが可能となる。尚、コントローラ80により実行されるS300〜S340の処理により、本発明の昇温抑制処理(この例では、間欠印刷処理)が実現されている。
また、本プリンタ10は、過去1分以内のカウンタ87の減算が基準値である「10」未満の場合には、1枚ごとにカウンタ87が減算されるのに対し、基準値を超える場合、その1分間について、10枚目以降分は、カウンタ87を減算しない。このようにすることで、カウンタ87のカウント値が「0」になるまでの印刷枚数が多くなる。例えば、1分間に10枚ずつ印刷する処理が連続して行われる場合には、150枚印刷した時点で、カウンタ87が「0」になり、間欠印刷モードへ移行する。一方、1分間に20枚ずつ印刷する処理が連続して行われる場合には、そのうちの半分ほどしか、カウンタ87が減算されないので、290枚印刷した時点でカウンタ87が、始めて「0」になり、間欠印刷モードへ移行する。以上のことから、プリンタ10の温度上昇を抑制するため必要な間欠印刷を行いつつも、間欠印刷モードに移行するまでの印刷可能枚数を増やすことが可能となる。
次に印刷ジョブの全印刷データについて印刷が終了してから、次の1分間で印刷ジョブを受信しなかった場合について説明を行う。次の1分間で印刷ジョブを受信しなかた場合には、S40を実行した時にNO判定され、S200に移行する。
S200に移行すると、プリンタ10は、スリープモードに移行し、ネットワークインターフェース70やコントローラ80に対してのみ電力が供給され、それ以外の電装器、例えばモータ37やヒータ51Aに対する電力の供給がストップされる。
その後、S210では、ユーザにより電源OFFボタン95が押されたか、判定する処理がコントローラ80により実行される。電源OFFボタン95が押されていない場合には、その後、処理はS220に移行する。S220では、コントローラ80により、スリープモードへの移行後、過去5分以内に印刷ジョブを受信したかどうかを判定する処理が実行される。過去5分以内に印刷ジョブを受信していない場合には、S220にてNO判定される。S220でNO判定されると、S230に移行する。S230では、コントローラ80により、カウンタ87のカウント値を「5」加算する処理が実行される。
これにより、カウンタ87のカウント値が例えば「140」の場合には、カウント値が「5」加算されて、カウント値は「145」になる。また、カウント値が「130」の場合には、カウント値が「5」加算されて「135」になる。尚、この加算処理は、カウンタ87の上限値「150」を超えない範囲で行われる。つまり、カウント値が「147」の場合には、カウント値が「3」加算されて「150」になる。
このようにカウント値を加算するのは、スリープモードへの移行後、過去5分以内に印刷ジョブを受信していなければ、モータ37やヒータ51Aは、停止状態が5分以上続いている。そのため、スリープモードへの移行前に印刷に伴ってプリンタ10が温度上昇していたとしても、スリープモードへの移行後に、プリンタ10の温度が低下していると推測できるからである。
S230にて、カウント値を「5」加算する処理が行われると、その後、S210に処理は戻る。そのため、電源OFFボタン95が押されてS210でYES判定されるか、印刷ジョブを受信してS220でYES判定される場合を除き、S210、S220、S230の処理を繰り返す状態(図7のループ処理R)となり、スリープモードへの移行後、5分が経過するごとに、カウンタ87のカウント値が上限値「150」の範囲内にて「5」ずつ加算されてゆく。
そして、プリンタ10が情報端末装置100から送信された印刷ジョブを受信すると、スリープモードは終了し、印刷処理に移る。処理の流れとしては、S220でYES判定されることから、図7に示すループ処理Rを抜け、S240に移行する。S240では、S20と同様、印刷部40のウォーミングアップ動作が実行される。その後、S50以降の処理が実行される。また、ユーザにより電源OFFボタン95が押された場合、S30又はS210の処理を実行した時にYES判定され、その後、処理はS410に移行する。S410ではコントローラ80により電源をOFFする処理が実行され、昇温抑制シーケンスは終了する。
なお、本実施形態では、カウンタ87のカウント値をNVRAM85に記憶して、プリンタ10が次に起動した時に、カウント値を引き継ぐ構成にしている。
以上説明したように本実施形態では、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数以上の場合、その単位時間(この例では1分間)、基準枚数を超えた以降についてカウンタ87をカウントダウンしない。そのため、カウンタ87が「0」になるまでの印刷枚数、すなわち間欠印刷処理が実行されるまでの印刷枚数を増やすことが可能となる。
また、本プリンタ10では、印刷枚数に関係なくシートSは等速度で搬送される。シートSの搬送速度が等速度の場合、単位時間当たりのシート印刷枚数増やすには、シートSの搬送間隔Dを短くする必要がある。印刷枚数を増やそうとして、シートSの搬送間隔Dを短くしてゆくと、シートSの搬送間隔Dが搬送経路Lの長さより短くなって、駆動部であるモータ37が常に駆動し続ける状態になり易い。このようなプリンタ10に、本実施形態で開示する昇温抑制シーケンスを適用すると、間欠印刷処理が実行されるまでの印刷枚数を効果的に増やすことが可能となる。
また、本プリンタ10では、シートSが搬送経路Lから排出された時点で、次のシートSが給紙されていない場合には、前記駆動部であるモータ37を停止させる。そのため、モータ37の停止頻度が増えるため、装置の温度が上昇し難くなる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、昇温抑制処理の一例に間欠印刷を例示したが、間欠印刷以外にも昇温を抑制する処理であればよく、例えば、冷却ファンが設けられている場合には、間欠印刷を行う代わりに冷却ファンを駆動させるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、過去1分以内のカウンタ87の減算が基準値である「10」を超える場合、その1分間について10枚目以降分は、カウンタ87を減算しないことにより、昇温抑制処理(間欠印刷処理)の実行頻度を低減した。すなわち、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数を超えているかどうかによって、カウントの仕方を変えることで、昇温抑制処理の実行頻度を低減させるようにした。本発明は、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数以上の場合に、昇温抑制処理の実行頻度が低減されるものであればよく、例えば、カウンタ87の閾値を変更することにより、昇温抑制処理の実行頻度を低減させるようにしてもよい。すなわち、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数以上の場合に、昇温抑制処理の実行頻度が下がる方向にカウンタ87の閾値を変更するようにしてもよい。例えば、印刷処理に伴ってカウンタ87をカウントダウンする場合、閾値を当初「X」に設定しておき、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数以上になった場合に、閾値を「X」より小さな数値に変更すればよい。
(3)上記実施形態では、単位時間当たりのシートSへの印刷枚数が基準枚数に達するまでは、シートが1枚印刷されるごとにカウンタ87を1ずつカウントダウンした。そして、シートSの印刷枚数が基準枚数を超えたら、カウンタ87をそれ以上、カウントダウンしないようした。カウンタ87のカウント方法は、単位時間当たりの印刷枚数が基準枚数未満の場合のシート1枚あたりのカウント量より、単位時間当たりの印刷枚数が基準枚数以上の場合のカウント量を小さくするものであればよく、実施形態の例のように、印刷枚数が基準枚数を超えたらカウントをしないようにすることで、シート1枚あたりのカウント量(カウント量の平均値)を小さくする方法以外にも、例えば、単位時間当たりの印刷枚数が基準枚数未満の場合、シート1枚あたりのカウント量を「1」とし、単位時間当たりの印刷枚数が基準枚数以上の場合、シート1枚あたりのカウント量を「0.5」とするなど、カウント量自体に差を付けるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、コントローラ80を1つのCPU81、ROM83、RAM85等により構成する例を示したが、CPU81は複数であってもよい。また、CPU81とASIC等のハード回路を組み合わせた構成や、ハード回路のみから構成するようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、カウンタ87の閾値を「0」に設定し、S50でカウント値が1以上か判定し、S70で過去1分以内のカウントの減算が基準値未満か判定した。そして、S80でカウント値を減算する処理を行い、S230でカウント値を加算する処理を行った。カウント値のカウントの仕方は、実施形態の方法に限定されるものではなく、加算と減算が逆であってもよい。すなわち、カウンタ87の閾値を「151」に設定して、S50でカウント値が「151」未満か判定し、S70で過去1分以内のカウントの加算が基準値以内か判定する。そして、S80では、カウント値を加算する処理を行い、S230では、カウント値を減算する。
10...プリンタ
30...搬送部
37...モータ
40...印刷部
50...定着器
51...ヒートローラ
55...定着サーミスタ
80...コントローラ(本発明の「制御部」の一例)
81...CPU
85...NVRAM
87...カウンタ

Claims (6)

  1. シートを搬送経路に沿って搬送する搬送部と、
    前記搬送部を駆動する駆動部と、
    搬送されるシートに画像を印刷する印刷部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記印刷部により印刷処理が実行されるごとにカウントされるカウンタのカウント値が閾値に達することを条件に、装置内の温度 が上昇するのを抑制する昇温抑制処理と、
    単位時間当たりのシートへの印刷枚数が基準枚数以上の場合、前記昇温抑制処理の実行頻度を低減する実行頻度低減処理を行う印刷装置。
  2. 前記基準枚数は、前記シートの搬送間隔が前記搬送経路の長さより短くなる枚数である請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記実行頻度低減処理は、
    単位時間当たりのシートへの印刷枚数が前記基準枚数未満の場合のシート1枚あたりのカウント量より、単位時間当たりのシートへの印刷枚数が前記基準枚数以上の場合のシート1枚あたりのカウント量を小さくする処理である請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記制御部は、
    単位時間当たりのシートへの印刷枚数が前記基準枚数に達するまでは、シートが1枚印刷されるごとに前記カウンタを1ずつカウントし、シートの印刷枚数が前記基準枚数を超えたら、前記カウンタをそれ以上、カウントしない請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記制御部は、シートが前記搬送経路から排出された時点で、次のシートが給紙されていない場合には、前記駆動部を停止させる請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置。
  6. 前記制御部は、印刷枚数に関係なくシート搬送速度が等速度になるように前記搬送部を制御する請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の印刷装置。
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