JP2011053400A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主電源のON、OFFを問わず、割込信号が無くなっても定着部の過昇温発生を確実に防ぐとともに、主電源OFF後、直ぐには制御部の駆動が停止しないために、不要な動作が行われることを防ぐ。
【解決手段】画像形成装置は、ヒータする定着部、ヒータへの通電のON/OFFを制御する制御部、ヒータに電力を供給するとともに、制御部駆動用の電圧を生成する電源部、電源部への外部からの電力供給のON/OFFを行うためのメインスイッチ、周期的な割込信号を発生させる割込信号発生部、を備え、制御部は、割込信号に基づき、ヒータへの通電のON/OFFを制御し、割込信号が無くなってから所定時間経過時に、ヒータへの電力供給をOFFし、割込信号が無くなってから、メインスイッチのOFFから制御部の駆動が停止するまでの駆動停止時間経過後、駆動していれば、エラー発生と判断する。
【選択図】図6

Description

本発明は、通電により発熱するヒータを備え、トナー像を加熱して定着させる定着部を備えた複合機、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置(プリンタ、複合機等)は、シート上に形成されたトナー像を加熱・加圧して定着させる定着部を備える。又、定着部はトナー像の加熱のため、通電で発熱するヒータを備える。画像形成装置内の制御部やコントロールユニットは、ヒータへの通電のON/OFFを行い、定着部の温度を適切に保つ。ここで、ヒータへの通電を精密にコントロールするため、例えば、ヒータに印加する交流電圧のゼロクロス信号等、周期的な割込信号を発生する回路を設け、割込信号に基づき、制御部等にヒータへの通電のON/OFF制御を行わせることがある。例えば、制御部等は、割込信号の立ち上がりや立ち下がりをトリガとして、ヒータのON/OFFを行う。
このような割込信号として、ゼロクロス信号等の信号を発生させる画像形成装置の一例が特許文献1に記載されている。具体的に特許文献1には、交流入力に基づき直流電圧を出力する電源ユニット、交流入力により駆動される電気的負荷、直流電圧により駆動されるエラー検出手段と、交流入力断を検出する交流入力断検出手段と、エラーが検出されたとき、交流入力断検出手段により交流入力断状態にあるか否かを調べ、交流入力断状態にあれば当該エラーを無視するエラー処理手段とを備え、交流入力断検出手段は、交流入力のゼロクロス信号を発生するゼロクロス信号発生手段、ゼロクロス信号を周期的にカウントする手段、ゼロクロス信号のカウント値がゼロクリアされてからの時間を計測する手段、ゼロクロス信号のカウント値が予め定められた値に達する前に計測された時間が所定値より大きくなったことを判定する手段を有する画像形成装置が記載されている。この構成により、予期しない交流入力断時に伴うエラー誤検知の発生を未然に防止しようとする(特許文献1:請求項1、請求項2、段落[0025]等参照)。
特開2000−122477
例えば、ゼロクロス信号のような割込信号を利用し、定着部のヒータのON/OFF制御を行う場合、割込信号を発生させる回路の故障や暴走等により、割込信号が停止する(無くなる)場合がある。ここで、制御部等は、割込信号の立ち上がりや立ち下がりをトリガとして、ヒータのON/OFFの切替を行うので、ヒータへの通電がONされた状態で、割込信号が停止すると、ヒータへの通電がONの状態で維持されてしまう。そうすると、ヒータは発熱し続け、定着部内の部材の溶融等が生ずる過昇温状態となる。そこで、割込信号が無くなってから一定時間経過すると、制御部等はエラー発生と判断し、ヒータへの通電をOFFさせることがある。
一方、画像形成装置には、商用電源等から電力の供給を受け、整流や降圧等を行って、複数種の電圧(例えば、制御部駆動用の直流電圧)を生成する電源部が設けられることがある。この電源部は、平滑用のコンデンサ等、エネルギーを蓄える素子を含むので、画像形成装置の主電源をOFFしても、コンデンサからの放電等により、制御部は、ある程度の間(例えば、数秒)、駆動し続ける場合がある。又、主電源OFFで、ゼロクロス信号等の割込信号も発生しなくなるが、割込信号が発生しなくなってから、制御部等がエラーと判断する時点で未だ制御部等が駆動していると、制御部は割込信号停止のエラーが生じたと誤検知する。これにより、例えば、表示部へのエラー表示や、又、エラー検知の履歴の記憶部への記憶等、不要な動作が行われるという問題がある。
ここで、特許文献1記載の画像形成装置は、交流入力断を検出すれば、エラーを無視するエラー処理手段を有するので、一見、上記の問題は生じないように思える。しかし、特許文献1記載の画像形成装置は、ゼロクロス信号と時間をカウントし、ゼロクロス信号のカウント値が予め定められた値に達する前に、所定値よりも計測時間が大きくなれば、交流入力断と判断する(特許文献1:請求項2、段落[0019]等参照)。従って、ゼロクロス信号発生手段での故障や断線等があり、交流入力は入力され続けても、交流入力断と判断される。即ち、主電源ONの状態で、ゼロクロス信号発生回路の故障が生じゼロクロス信号が停止しても、エラーは無視される。そうすると、ヒータへの通電はON状態が続き、定着部での過昇温が生ずる場合があり、安全性の点で、不要な動作が行われる以上の弊害があるという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、主電源のON、OFFを問わず、割込信号が無くなって所定時間経過すれば、ヒータへの通電をOFFして、定着部の過昇温発生を確実に防ぐとともに、主電源OFF後、直ぐには制御部の駆動が停止しないために、不要な動作が行われることを防ぐことを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る画像形成装置は、通電により発熱するヒータを内蔵し、トナー像が転写された用紙を加熱する加熱体と、前記加熱体に圧接し、トナー像が転写された用紙を加圧する加圧体を含む定着部と、前記ヒータへの通電のON/OFFを制御する制御部と、外部からの電力供給を受けて、前記ヒータに電力を供給するとともに、前記制御部駆動用の電圧を生成する電源部と、前記電源部への外部からの電力供給のON/OFFを行うためのメインスイッチと、外部から供給される電力に基づき、周期的な割込信号を発生させる割込信号発生部と、を備え、前記制御部は、前記割込信号発生部からの前記割込信号に基づき、前記ヒータへの通電のON/OFFを制御するとともに、前記割込信号発生部からの前記割込信号が無くなってから予め定められた所定時間経過時に、前記ヒータへの電力供給をOFFし、前記割込信号発生部からの前記割込信号が無くなってから、前記所定時間よりも長い時間であって前記メインスイッチのOFFから前記制御部の駆動が停止するまでの駆動停止時間経過後、駆動していれば、エラー発生と判断することとした。
この構成によれば、割込信号が無くなってから所定時間経過時にヒータへの通電がOFFされる。これにより、外部からの電力供給の有無を問わず、ヒータへの通電は確実にOFFされる。例えば、外部からの電力供給が続けられていて、割込信号発生部の故障や、割込信号発生部から制御部への信号線に断線等が発生しても、確実にヒータへの通電は確実にOFFされる。従って、割込信号発生部の故障等に起因する定着部での過昇温発生を防ぐことができる。
更に、この構成によれば、割込信号が無くなってから、制御部の駆動停止時間経過後、制御部は、駆動していれば、エラー発生と判断する。これにより、主電源OFFしても、制御部がある程度の間、駆動し続けることによって、不要な動作が行われることを防ぐことができる。このように、主電源のON、OFFを問わず、割込信号発生部の異常にかかわらず、定着部の過昇温が防がれ、割込信号停止のエラー誤検知による不要な動作が行われない。又、特別な構成を必要とせず、制御部によるソフトウェア的な制御のみでこれらの効果を得ることができ、製造コスト面でも有利である。
尚、省電力モードを除き、定着部の加熱体は、定着に適切な温度(定着制御温度)で維持されるところ、「所定時間」は、ヒータへの通電が行われると、定着制御温度から、加熱体や、加圧体や、加熱体等を支持する部材等で溶融等が発生し、過昇温と認める温度に到達するまでの時間よりも短い範囲内で定めることができる。又、「駆動停止時間」は、制御部の消費電力や電源部の構成の相違等、画像形成装置の機種によって異なるので、予め、主電源ONの状態で、主電源OFFしたときから制御部が駆動を停止するまでの時間を、実験等により把握しておくことにより定めることができる。
又、請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、表示を行う表示部を有し、前記制御部は、エラー発生と判断した場合であって、駆動していれば、前記表示部にエラー発生を表示させることとした。
この構成によれば、割込信号が無くなってから、制御部の駆動停止時間経過後、制御部は、駆動していれば、表示部にエラー発生の旨を表示させる。これにより、主電源OFF時、ある程度、制御部が駆動し続けることによって、エラー表示がなされることを防ぐことができる。従って、主電源OFF時に、誤検知に基づくエラー発生の旨が表示されることによって、故障発生等の誤認を使用者に招くことがない。
又、請求項3に係る発明は、請求項1又は2の発明において、エラーが発生した際に、エラーの発生を履歴として記憶する記憶部を有し、前記制御部は、エラー発生と判断した場合であって、駆動していれば前記記憶部にエラー発生の履歴を記憶させることとした。
この構成によれば、割込信号が無くなってから、制御部の駆動停止時間経過後、制御部は、駆動していれば、記憶部にエラー発生の履歴を記憶させる。これにより、主電源OFF時、ある程度、制御部が駆動し続けることによって、エラー発生の履歴が記憶されることを防ぐことができる。従って、主電源OFF時に、誤検知に基づくエラー発生の履歴が記憶部に蓄積されていくことがない。即ち、不要なエラー発生の履歴が残ることを防ぐことができる。
又、請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の発明において、前記電源部は、コンデンサを有し、外部からの供給された電力に基づき、整流、降圧して前記制御部駆動用の電圧を生成することとした。
この構成によれば、制御部は、電源部から直流電圧を受けて駆動する場合、主電源OFFされたとき、コンデンサからの放電によって、制御部が駆動し続けても、エラー表示やエラー発生履歴の記憶等、不要な動作が行われることを防ぐことができる。
又、請求項5に係る発明は、請求項1乃至4の発明において、前記電源部は、商用電源から電力の供給を受け、前記割込信号発生部は、商用電源の電圧に基づき、ゼロクロス信号を前記割込信号として発生することとした。
この構成は、制御部への周期的な割込信号を発生させる割込信号発生部の好適例であって、割込信号発生部がゼロクロス信号を発生させる場合でも、割込信号発生部の故障や、制御部に割込信号を伝達する信号線等の断線等の異常があっても、確実にヒータへの通電は確実にOFFされる。又、主電源OFFされたとき、制御部が駆動し続けても、不要な動作が行われることを防ぐことができる。
上述したように、本発明によれば、主電源のON、OFFを問わず、割込信号が無くなって所定時間経過すれば、ヒータへの通電はOFFされ、定着部の過昇温発生が確実に防がれる。しかも、主電源OFF後、直ぐには制御部の駆動が停止しないために、不要な動作が行われることも防がれる。従って、使用者の故障等の誤認が無くなる。又、エラー誤検知による不要な履歴が記憶されなくなり、エラーの履歴を確認しやすくなる。制御部によるソフトウェア的な制御のみでこれらの効果を得ることができ、製造コスト面でも有利である。
実施形態に係る複合機の一例を示す模型的正面断面図である。 実施形態に係る複合機のハードウェア構成の一例のブロック図である。 (a)は、実施形態に係る複合機での電源部の構成と電力供給関係の一例を示すブロック図である。(b)は、制御部に供給する電圧を生成する2次電源部Bの一例を示す回路図である。 実施形態に係る複合機のヒータの通電制御の一例を示すタイミングチャートである。 実施形態に係る複合機の主電源OFF時のヒータの通電と制御部の駆動の関係の一例を示すタイミングチャートである。 実施形態に係る複合機での主電源OFF時のゼロクロス信号停止のエラー誤検知を考慮した制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図1〜図6を用いて説明する。但し、各実施の形態に記載される構成、配置等の各要素は発明の範囲を限定せず、単なる説明例にすぎない。
(複合機100の概略構成)
まず、図1を用いて、本発明の実施形態における電子写真方式でデジタル式の複合機100(画像形成装置に相当)の概略を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る複合機100の一例を示す模型的正面断面図である。
図1に示すように、本実施形態の複合機100には、指示、設定のための入力を行う部分として、正面上方に操作パネル1(表示部に相当)を有する。図1に示すように(図1では、破線で図示)、操作パネル1は、設定用の各種キーが示される設定画面や複合機100の状態やエラーメッセージ等の表示を行うタッチパネル式の液晶表示部10や、数字入力用のテンキー部11などを備える。
又、本実施形態の複合機100には、最上部に原稿搬送装置2が備えられ、その下部の複合機100本体内に、画像読取部3、給紙部4、搬送路5、画像形成部6、定着部7等が設けられる。
まず、原稿搬送装置2は、画像の読み取りを行う原稿を画像読取部3の上面の送り読取用コンタクトガラス31(読み取り位置)にむけて、自動かつ連続的に原稿を搬送する。原稿搬送装置2の下方の画像読取部3の内部には、露光ランプ、ミラー、レンズ、イメージセンサ等の光学系部材が設けられる(不図示)。
画像読取部3の上面のコンタクトガラスは、本実施形態では、二つに大別でき、図1において、左側に送り読取用コンタクトガラス31が、右側に載置読取用コンタクトガラス32が配される。そして、送り読取用コンタクトガラス31を通過する原稿や、載置読取用コンタクトガラス32に載置された原稿に対し、露光ランプが光を照射し、原稿の反射光をミラー、レンズでイメージセンサに導く。そして、イメージセンサは、各画素について光信号を電気信号に変換し、原稿の画像データが得られる。例えば、複合機100では画像読取部3で得られた画像データに基づき、印刷が行われる(コピー機能)。
給紙部4は、複合機100の最下部に設けられ、各サイズ(A4等のA型用紙、B4等のB型用紙)、各種(例えば、コピー用紙、再生紙、コート紙等)の用紙を積載して収容する。そして、給紙部4は印刷時に用紙を供給する。又、給紙部4は、複数設けることができる(図1上方のものを給紙部4A、下方のものを給紙部4Bとする)。
そして、各給紙部4には、給紙ローラ41が設けられる(図1上方のものを給紙ローラ41A、下方のものを給紙ローラ41Bとする)。そして、各給紙ローラ41は、最上位の用紙と接し、モータ(不図示)により所定の方向(図1では時計方向)に回転駆動し、1枚ずつ用紙を搬送路5に送り出す。
搬送路5は、給紙部4から供給された用紙を、排出トレイ51まで搬送する通路である。装置内部での搬送を行うため、搬送路5には、上流側から順に、捌き部52、捌き部53、搬送ローラ対54、レジストローラ対55が設けられる。レジストローラ対55の下流には、画像形成部6、転写部6b、定着部7等が設けられ、転写部6bと定着部7の間に搬送ローラ対56が、定着部7の下流側に排出ローラ対57が設けられる。又、搬送路5には、用紙を案内するガイドが多数設けられる。尚、各捌き部は、上方のローラが順方向に回転し、下方のローラが逆方向に回転し、用紙の重送を防ぐ。搬送ローラ対54や搬送ローラ対56は、用紙を搬送する一対のローラである。各搬送ローラ対は、回転駆動し、用紙搬送を行う。そして、レジストローラ対55は、画像形成部6で形成されたトナー像にタイミングをあわせて用紙を送り出す。
画像形成部6は、画像読取部3で得られた画像データや外部のコンピュータ200から送信される画像データに基づきトナー像を形成する。具体的に、画像形成部6は、感光体ドラム61と、感光体ドラム61の周囲に配設された帯電装置62、露光装置63、現像装置64、クリーニング装置65等を備える。
感光体ドラム61は、画像形成部6の略中心に設けられ、同図中に示す矢印方向に回転可能に支持される。帯電装置62は、感光体ドラム61の上方に設けられ、感光体ドラム61の表面を所定電位に帯電させる。露光装置63は、例えば、レーザ走査ユニット等で構成され、画像データに基づき、光を感光体ドラム61表面に照射し、走査露光を行い、静電潜像を形成する。現像装置64は、感光体ドラム61の右方に設けられ、トナーを帯電させ、感光体ドラム61上の静電潜像にトナーを供給して現像する。
そして、感光体ドラム61の下方に設けられる転写ローラ66は、感光体ドラム61に圧接しニップが形成される。このニップでトナー像の用紙への転写が行われるので、このニップが、トナー像を用紙に転写する転写部6bとなる。印刷時等には、感光体ドラム61と転写ローラ66は回転し、用紙を搬送する。又、レジストローラ対55から送り出された用紙のニップ通過の際に、転写ローラ66に所定の電圧が印加される。これにより、感光体ドラム61上のトナー像が、用紙に転写される。クリーニング装置65は、転写終了後、感光体ドラム61の表面に残留するトナー等を清掃する。
定着部7は、画像形成部6及び転写部6bよりも用紙搬送方向下流側に設けられる。定着部7は、通電により発熱するヒータHを内蔵し、トナー像が転写された用紙を加熱する加熱ローラ71(加熱体に相当)と、加熱ローラ71に圧接してニップを形成し、トナー像が転写された用紙を加圧する加圧ローラ72(加圧体に相当)を含む。尚、ヒータHには、ハロゲンヒータや電熱線やIHヒータ等を用いることができる。この構成により、定着部7は、加熱、加圧により用紙へのトナー像の定着を行う。そして、加熱ローラ71と加圧ローラ72は回転し、ニップに進入した用紙を搬送する。用紙は、ニップ通過時に、加熱・加圧され、トナーが溶融・加熱され、トナー像が用紙に定着する。尚、定着後の用紙は、排出トレイ51に排出され画像形成処理(印刷)が完了する。
(複合機100のハードウェア構成)
次に、図2に基づき、本発明の実施形態に係る複合機100のハードウェア構成の一例を説明する。図2は、本発明の実施形態に係る複合機100のハードウェア構成の一例のブロック図である。
まず、図2に示すように、本実施形態の複合機100には、複合機100の動作全体を制御し、例えば、ヒータHへの通電のON/OFFを制御する制御部8が設けられる。制御部8の中央演算処理装置として、CPU81が設けられる。制御部8には、RAM(Random Access Memory)や、ROM(Read Only Memory)や、フラッシュROMや、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、エラーが発生した際に、エラーの発生を履歴として記憶する記憶部82を有する。
例えば、記憶部82のROM、フラッシュROM、HDDは、制御部8が各種制御を行うために必要なプログラム、データを記憶する。RAMは、例えば、制御用のプログラムやデータや、画像データ等を一時的に展開する。又、本発明に関し、記憶部82には、定着部7(加熱ローラ71)を適温で維持するためのヒータHへの通電制御や加熱ローラ71の過昇温防止に関するプログラムやデータも記憶される。又、制御部8がエラーの発生を検知した場合、記憶部82には、検知したエラーの内容、日時等を示す履歴(履歴データ)が記憶される。又、制御部8には、各種制御上で必要な時間を計時するための計時部83を設けることができる。
そして、制御部8は、バス等により操作パネル1、原稿搬送装置2、画像読取部3、給紙部4、搬送路5、画像形成部6、定着部7、電源部9等と接続され、接続された各部の動作制御を行う。
又、制御部8には、I/F部84(インターフェイス部)が装着又は接続される。このI/F部84を利用し、ネットワーク等で、外部のコンピュータ200(例えば、パーソナルコンピュータ)と複合機100が通信可能に接続される。これにより、本実施形態の複合機100は、外部のコンピュータ200から画像データや印刷設定データの送信を受け、印刷を行える(プリンタ機能)。又、画像読取部3で読み取って得られた原稿の画像データを外部のコンピュータ200に送信することもできる(スキャン機能)。又、I/F部84にモデム等を備えることで、公衆回線やネットワークを介して、相手方FAX装置300と、画像データ等の各種データの送受信を行える(FAX機能)。尚、複合機100には、複数の外部のコンピュータ200とFAX装置300を接続できるが、図2では、便宜上、1台ずつのみ図示している。
又、本実施形態の複合機100には、例えば、加熱ローラ71、感光体ドラム61、給紙ローラ41、搬送路5での搬送ローラ対等、各種回転体を回転させるモータMが1又は複数設けられる(図2では便宜上1つのみ図示)。そして、制御部8は、印刷時に1又は複数のモータMを駆動させ、給紙、用紙搬送、トナー像形成、転写、定着等を行う。
又、図2に示すように、本実施形態の複合機100の制御部8は、定着部7の制御も行う。本実施形態の複合機100の定着部7には、例えば、加熱ローラ71に内蔵されるヒータHに通電を行うための加熱回路73を有する。そして、加熱回路73にはヒータHへの通電のONとOFFを切り換えるスイッチ部74が接続される。スイッチ部74には、CPU81からのヒータ制御用信号線HSが接続される。CPU81は、このヒータ制御用信号線HSでヒータHへの通電のON/OFF制御を指示する信号(ヒータ駆動制御信号)をスイッチ部74に入力する。これにより、ヒータHへの通電のON/OFFがなされる。
又、複合機100内には、定着部7内に配され加熱ローラ71の温度を測定するための温度センサ75が設けられる。温度センサ75の出力電圧は、制御部8に入力される。例えば、温度センサ75は、加熱ローラ71に接触する(非接触でも良い)サーミスタを含む。サーミスタは、温度によって抵抗値が変わるので、加熱ローラ71の温度によって、温度センサ75の出力電圧は変わる。制御部8は、温度センサ75の出力電圧をA/D変換し(別途A/D変換器を設けても良い)、出力電圧の大小によって加熱ローラ71(定着部7)の温度を認識する。
例えば、記憶部82に、温度センサ75の出力電圧の大きさと加熱ローラ71の温度との対応関係を示すデータテーブルを記憶させておく。そして、制御部8は、記憶部82のデータテーブルを参照して、温度センサ75の出力電圧に基づき、加熱ローラ71の温度を認識できる。
そして、制御部8は、定着部7(加熱ローラ71)の現在温度を認識し、主電源の投入後、省電力モード(例えば、スリープモード)等に移行して定着部7の温度を低く保つ場合を除き、ヒータ駆動制御信号でヒータHへの通電を制御し、加熱ローラ71の温度が定着制御温度を維持するように温度制御を行う。「定着制御温度」とは、印刷時に維持しようとする加熱ローラ71の温度で、トナー像の定着を行うのに適している温度である(例えば、180°C〜240°C程度)。尚、トナー溶融特性や加熱ローラ71、加圧ローラ72の材質等を考慮し、予め実験等により、トナー像の定着に適する温度(定着制御温度)が画像形成装置の機種ごとに設定される。
定着制御温度を維持するための制御の概要を説明する。例えば、制御部8は、主電源投入時に加熱ローラ71の温度が定着制御温度よりも低ければ、ヒータHに通電を行い、加熱ローラ71を暖める。その後、温度センサ75の出力電圧から、加熱ローラ71の温度が定着制御温度よりも高くなったと認識すると、制御部8は、ヒータHへの通電のOFFを指示する。その後、加熱ローラ71の温度が定着制御温度よりも低くなったと認識すると、制御部8は、ヒータHへの通電をONする指示をスイッチ部74に送信する。このように、定着制御温度を維持するように、制御部8は、スイッチ部74によりヒータHへの通電のON/OFFを繰り返す。
又、本実施形態の複合機100には、電源部9への外部からの電力供給のON/OFFを行うためのメインスイッチMSが設けられる。言い換えると、使用者は、メインスイッチMSにより複合機100の主電源の投入、遮断を行える。メインスイッチMSによって主電源が投入されれば、図2の破線で示すように、電源部9に商用電源からの電力が供給される。電源部9は、外部からの電力供給を受けて(商用電源の供給を受けて)、ヒータHに電力を供給するとともに、制御部駆動用の電圧を生成する。又、電源部9は、例えば、モータ駆動用の電圧を生成することもできる(詳細は後述)。又、電源部9は定着部7のスイッチ部74と接続される。そして、スイッチ部74がON状態の時、定着部7のヒータHには、電源部9を経つつ、商用電源が接続されることになり、ヒータHに電力が供給される(詳細は後述)。
(電源部9の詳細)
次に、図3に基き、本発明の実施形態に係る複合機100の電源部9の一例を説明する。図3(a)は、本発明の実施形態に係る複合機100での電源部9の構成と電力供給関係の一例を示すブロック図である。図3(b)は、制御部8に供給する電圧を生成する2次電源部92Bの一例を示す回路図である。
まず、図3(a)に基づき、電源部9の内部の構成の一例を説明する。電源部9には、メインスイッチMSがONのとき、商用電源から電力が供給される。そして、電源部9内には、1次電源部91が設けられる。
1次電源部91は、例えば、商用電源から供給される交流を直流に整流する整流回路である。例えば、1次電源部91は、ダイオードのブリッジを有し、平滑回路としてコイルやコンデンサを有する全波整流回路で構成できる。尚、上記の構成に限らず、1次電源部91は、整流できればよい。
1次電源部91が出力する直流電圧は、2次電源部92Aと2次電源部92Bに入力される。各2次電源部92は、例えば、DC−DCコンバータで構成できる。2次電源部92Aは、例えば、モータ駆動用の直流電圧(例えば、DC24V)を生成し、モータMに供給する。一方、2次電源部92Bは、1次電源部91から入力された電圧の降圧を行って、制御部8のCPU81や記憶部82の駆動用の直流電圧(例えば、DC5VやDC3.3V等)を生成し、制御部8、操作パネル1等に供給する。このように、1次電源部91、2次電源部92A、2次電源部92Bはいずれも電力変換回路である。
尚、図3(b)に基づき、制御部8等に供給する電圧を生成する2次電源部92Bの回路の一例を説明する。図3(b)に示す2次電源部92Bの回路は、チョッパ式のDC−DCコンバータである。2次電源部92Bは、例えば、スイッチング素子としてのトランジスタ93、ダイオード94、チョークコイル95、コンデンサ96を組み合わせてなる。即ち、電源部9は、コンデンサ96を有し、外部からの供給された電力に基づき、整流、降圧して制御部駆動用の電圧を生成する。そして、例えば、2次電源部92Bの出力に制御部8や操作パネル1が接続される。
トランジスタ93がONすると、電流が流れ、チョークコイル95やコンデンサ96はエネルギーを蓄える。そして、トランジスタ93がOFFすると、チョークコイル95やコンデンサ96は、蓄えたエネルギーを放出する。そして、トランジスタ93のベースはスイッチング制御部97と接続される。スイッチング制御部97は、2次電源部92Bの出力電圧Voが制御部8等に供給する電圧の大きさとなるように、トランジスタ93のON/OFFスイッチングを行う。言い換えると、スイッチング制御部97は、トランジスタ93のデューティファクタを制御する。尚、スイッチング制御部97を設けず、制御部8のCPU81と、トランジスタ93のベースを接続し、制御部8のCPU81がトランジスタ93のスイッチングを行ってもよい。
又、図3(a)に示すように、電源部9内(電源部9外でも良い)でメインスイッチMSよりも後段に、割込信号発生部98が設けられる。割込信号発生部98は、外部から供給される電力(例えば、商用電源)に基づき、周期的な割込信号を発生させる。そして、割込信号発生部98は、制御部8に周期的な割込信号を入力する。具体的に、割込信号発生部98は、商用電源の交流電圧のゼロクロス信号を生成する。即ち、電源部9は、商用電源から電力の供給を受け、割込信号発生部98は、商用電源の電圧に基づき、ゼロクロス信号を割込信号として発生する。例えば、交流電圧がゼロとなったとき、ゼロクロス信号は、立ち上がる(Highとなる)。このように、商用電源の交流電圧から割込信号を生成するので、制御部8の処理速度低下等に関係なく、周期的な割込信号を制御部8に入力することができる。尚、割込信号発生部98は、商用電源の交流と関係なく、一定の周期でクロックを発するものでも良くゼロクロス信号をどのように用いるかは、後述する。又、スイッチ部74には、交流電圧が入力され、制御部8のスイッチ部74のON/OFFにより、ヒータHへの通電と遮断が行われる。
(ヒータHの通電制御)
次に、図4に基づき、本発明の実施形態に係る複合機100のヒータHの通電制御の一例を説明する。図4は、本発明の実施形態に係る複合機100のヒータHの通電制御の一例を示すタイミングチャートである。
まず、図4の上方の正常時のゼロクロス信号を利用したヒータHへの通電制御の一例を説明する。上述したように、制御部8は、スイッチ部74のON/OFFでヒータHへの通電を制御する。近年、複合機100や複写機、プリンタ等の画像形成装置では、印刷速度を高速にすることが望まれている。印刷速度の高速化を図ると、単位時間あたり(例えば、1分)に定着部7を通過する用紙の枚数が増加する。定着部7を用紙が通過すれば、用紙に加熱ローラ71等の熱が奪われ、加熱ローラ71の温度は低下しやすくなる。一方で、加熱ローラ71の温度を上げやすくするため、加熱ローラ71の薄肉化やヒータHによる加熱の効率化等によって、ヒータH通電時の単位時間当たりの加熱ローラ71の温度上昇率を大きくする工夫などがなされる。このような背景から、印刷速度を高速化すれば、その分、定着部7を定着制御温度で維持することが難しくなる。従って、ヒータHへの通電のON/OFFを精密に行う必要が出てくる。
そこで、制御部8は、定着部7のヒータHへの通電のON/OFFをゼロクロス信号の立ち上がり時にヒータHへの通電のON/OFFを切り替える。尚、ゼロクロス信号の立ち下がり時にヒータHへの通電のON/OFFを切り替えても良いが、以下の説明では立ち上がり時に切り替える例を説明する
具体的に、制御部8は、温度センサ75の出力に基づき、定着部7(加熱ローラ71)の温度が定着制御温度以下となったことを検知すれば、制御部8は、ゼロクロス信号の立ち上がり時にヒータHへの通電をONする。一方、制御部8は、定着部7(加熱ローラ71)の温度が定着制御温度を超えたことを検知すれば、制御部8は、ゼロクロス信号の立ち上がり時にヒータHへの通電をONする。
商用電源は、正弦波交流なので、1周期中、電圧が2回ゼロとなる。例えば、50Hzの場合、ゼロクロス信号は、1秒間に100回、立ち上がる。即ち、ゼロクロス信号は、10ms(1秒÷100)ごとに立ち上がる周期的な割込信号である。尚、60Hzの場合、ゼロクロス信号は、約8.3msごとに立ち上がる周期的な割込信号となる。この割込信号を元に、制御部8は、ヒータHへの通電のON/OFFを精密に制御する。
例えば、図4の正常時のタイミングチャートでは、1回目〜4回目のゼロクロス信号の立ち上がりでヒータHへの通電のON/OFFが繰り返された後、5回目〜8回目のゼロクロス信号の立ち上がりではヒータHへの通電OFFが継続され、9回目のゼロクロス信号の立ち上がりで再び、ヒータHへの通電がONされる例を示している。
(割込信号発生部98での異常)
次に、図4を利用して、本発明の実施形態に係る割込信号発生部98での異常発生時のヒータHへの通電制御を説明する。
例えば、割込信号発生部98に故障が発生した場合等、図4の異常時のタイミングチャートで示すように、ゼロクロス信号が停止する(無くなる)場合がある。尚、図4の異常時のタイミングチャートでは、破線で、ゼロクロス信号の本来立ち上がるべき波形の一例を示している。しかし、本実施形態の複合機100では、ゼロクロス信号の立ち上がり時にヒータHへの通電のON/OFFが切り替えられる。従って、ヒータHへの通電がONの時に、割込信号発生部98が停止し、ゼロクロス信号が生じなくなると、ヒータHへの通電がONのままとなる。
ヒータHへの通電がONのまま保たれると、加熱ローラ71や加圧ローラ72を支持する部材やモータMからの駆動を伝えるギア等、定着部7の部材で溶融等が生じる可能性がある。溶融が生ずると、定着部7のユニット交換等が必要となり、又、複合機100も使用できない状態となる。
そこで、割込信号としてのゼロクロス信号の入力を受ける制御部8は、ゼロクロス信号の立ち上がりが入力されるべきであるのに無くなった(停止したと認められる)時点(図4の異常時のタイミングチャートに示す時点T1。例えば、先の立ち上がりから計時部83が計時)から、所定時間TA経過時(図4の異常時のタイミングチャートに示す時点T2)に、割込信号発生部98でエラーが発生したと検知、判断する。そして、制御部8は割込信号発生部98でエラーが発生したと判断したとき、ヒータHへの通電を強制的にOFFする。言い換えると、制御部8は、スイッチ部74にヒータHへの通電をOFFさせる。これにより、定着部7(加熱ローラ71)の過昇温発生を防ぐことができる。
ここで、「所定時間TA」は、適宜設定することができる。例えば、定着制御温度が240°Cであり、定着制御温度で、2.5秒続けてヒータHに通電すると、定着部7内の部材で溶融が始まる温度となるならば(過昇温状態、例えば、280°C程度)、2.5秒未満(例えば、2秒程度)の時間とすることができる。言い換えると、省電力モードを除き、定着部7の加熱ローラ71は、定着に適切な温度(定着制御温度)で維持されるところ、「所定時間TA」は、ヒータHへの通電が行われると、定着制御温度から、加熱ローラ71や、加圧ローラ72や、加熱ローラ71等を支持する部材等で溶融等が発生し、過昇温と認める温度に到達するまでの時間よりも短い範囲内で定めることができる。
(主電源OFF時の問題点)
次に、図5に基づき、主電源OFFの際に生じ得る問題点について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る複合機100の主電源OFF時のヒータHの通電と制御部8の駆動の関係の一例を示すタイミングチャートである。
まず、本実施形態の複合機100では、メインスイッチMSにより、主電源を切ることが可能である。そして、メインスイッチMSにより、主電源がOFFされると、複合機100と商用電源との接続が切断される(図5で時点T3として図示)。
主電源が切られると、図5に示すように、割込信号発生部98は、ゼロクロス信号の発信を停止する。言い換えると、主電源がOFFされると、割込信号発生部98から制御部8への信号線の状態はLowを保つ。又、主電源がOFFされると、図5に示すように、ヒータHへの通電もOFFされることになる。
しかし、制御部8は、メインスイッチMSが切られ、主電源がOFFされても、ある程度、一定時間(例えば、数秒)駆動を続ける場合がある。これは、図3(b)で説明したように、2次電源部92Bには、直流電圧の平滑化等のため、コンデンサ96等、エネルギーを蓄える素子が配される。このコンデンサ96等からの放電(エネルギーの解放)により、主電源がOFFされると、制御部8に印加される電圧は、時間をかけて小さくなる。そして、2次電源部92Bから制御部8に印加される電圧が、CPU81等を駆動させられないほど小さくなったとき、制御部8の駆動は停止する。特に、大容量のコンデンサ96が用いられると、主電源OFFした際の制御部8に印加される電圧の降下時間は長くなり、制御部8が駆動を停止するまでの時間は長くなる。
ここで、制御部8は、割込信号発生部98からゼロクロス信号を受け、ゼロクロス信号が無くなってから所定時間TA経過すると、エラーと検知する。一方、主電源をOFFした際にもゼロクロス信号はなくなる。そして、主電源OFFにより、ゼロクロス信号が無くなってから所定時間TA経過した時点でも、制御部8が駆動している状態である場合がある。即ち、主電源OFFによって、ゼロクロス信号が無くなってから所定時間TA経過した時点T4(ゼロクロス信号のエラー検知時)よりも、主電源OFFによって、ゼロクロス信号が無くなってから、制御部8が駆動を停止するまでの駆動停止時間TS(時点T5)の方が長くなる場合がある。
尚、「駆動停止時間TS」は、制御部8の消費電力や電源部9の構成の相違等、画像形成装置の機種によって異なるので、予め、主電源ONの状態で、主電源OFFしたときから制御部8が駆動を停止するまでの時間を、実験等により把握しておくことにより定めることができる。
又、本実施形態の複合機100は、主電源OFFによって、ゼロクロス信号が無くなってから所定時間TA経過した時点T4よりも、主電源OFFによって、ゼロクロス信号が無くなってから、制御部8が駆動を停止するまでの駆動停止時間TS(時点T5)の方が長い。
そうすると、何ら対策を施さなければ、本実施形態の複合機100では、主電源OFFでゼロクロス信号なくなったため、所定時間TA経過したときのゼロクロス信号停止のエラー誤検知によって、エラーは発生していないのに、エラー発生の履歴が残されるという問題が生じ得る。又、何ら対策を施さなければ、制御部8が駆動していると、主電源OFFでゼロクロス信号なくなったため、所定時間TA経過したときのゼロクロス信号停止のエラー誤検知によって、エラーは発生していないのに、エラーが発生したと操作パネル1に表示される場合がある。この誤表示は、故障である等の誤認を招く畏れがある。そこで、本実施形態の複合機100では主電源OFF時のゼロクロス信号停止のエラー誤検知を考慮した制御を行う点に特徴がある。そこで、以下に説明する。
(ゼロクロス信号停止のエラー誤検知を考慮した制御)
次に、図6に基づき、本発明の実施形態に係る複合機100での主電源OFF時のゼロクロス信号停止のエラー誤検知を考慮した制御の一例を説明する。図6は、本発明の実施形態に係る複合機100での主電源OFF時のゼロクロス信号停止のエラー誤検知を考慮した制御の一例を示すフローチャートである。
まず、図6におけるスタートは、メインスイッチMSによる主電源投入後、制御部8が駆動を開始した時点である。そして、制御部8は、割込信号発生部98からゼロクロス信号の入力を確認する(ステップ♯1)。
次に、制御部8は、割込信号発生部98からのゼロクロス信号が無くなったか(停止したか)を確認する(ステップ♯2)。例えば、制御部8は、直前のゼロクロス信号の立ち上がりから、ゼロクロス信号の周期を経過しても(例えば、計時部83が計時)、ゼロクロス信号の立ち上がりがないことを確認する。もし、ゼロクロス信号が停止していなければ(ステップ♯2のNo)、ステップ♯1に戻る。
一方、ゼロクロス信号が停止していれば(ステップ♯2のYes)、制御部8は、ゼロクロス信号が無くなってから(停止してから)、所定時間TAが経過したかを確認する(ステップ♯3。例えば、所定時間TAを計時部83が計時)。もし、所定時間TAが経過していなければ(ステップ♯3のNo)、例えば、制御部8は、所定時間TAが経過するまで確認を続ける(ステップ♯3のループ)。
所定時間TAが経過していれば(ステップ♯3のYes)、制御部8は、ヒータHへの通電をOFFする(ステップ♯4)。その後、制御部8は、ゼロクロス信号が無くなってから(停止してから)、駆動停止時間TSが経過したかを確認する(ステップ♯5)。もし、駆動停止時間TSが経過していなければ(ステップ♯5のNo)、駆動停止時間TSが経過するまで、制御部8は確認を続ける(ステップ♯5のループ)。
一方、駆動停止時間TSが経過しており(ステップ♯5のYes)、メインスイッチMSにより主電源がOFFされていれば(ステップ♯6のYes)、物理的に、複合機100への外部からの電力の供給は遮断された状態なので、制御部8は駆動を停止する(ステップ♯7)。これにより、ゼロクロス信号のエラーについて、操作パネル1への表示や、エラー検知の履歴が記憶部82に記憶されることなく終了する。尚、駆動停止時間TSが経過で制御部8は駆動が停止するから、メインスイッチMSにより主電源がOFFされているか否かの検知は不要である。
一方、主電源がOFFされていなければ(ステップ♯6のNo)、制御部8は、ゼロクロス信号停止のエラー発生と判断、検知する(ステップ♯8)。即ち、制御部8は、割込信号発生部98からの割込信号(ゼロクロス信号)に基づき、ヒータHへの通電のON/OFFを制御するとともに、割込信号発生部98からの割込信号(ゼロクロス信号)が無くなってから予め定められた所定時間TA経過時に、ヒータHへの電力供給をOFFし、割込信号発生部98からの割込信号(ゼロクロス信号)が無くなってから、所定時間TAよりも長い時間であってメインスイッチMSのOFFから制御部8の駆動が停止するまでの駆動停止時間TS経過後、駆動していれば、エラー発生と判断する。
そして、制御部8は、操作パネル1にエラーが発生した旨を表示させる(ステップ♯9)。即ち、制御部8は、エラー発生と判断した場合であって、駆動していれば、操作パネル1にエラー発生を表示させる。又、制御部8は、記憶部82にゼロクロス信号停止のエラーが検知された旨の履歴を記憶させる(ステップ♯10)。即ち、制御部8は、エラー発生と判断した場合であって、駆動していれば、記憶部82にエラー発生の履歴を記憶させる。そして、ゼロクロス信号がなければ、ヒータHへの通電のON/OFFを制御できないので、制御を終了する(エンド)。
このようにして、本実施形態の複合機100では、割込信号(例えば、ゼロクロス信号)が無くなってから所定時間TA経過時にヒータHへの通電がOFFされる。これにより外部からの電力供給の有無を問わず、ヒータHへの通電は確実にOFFされる。例えば、外部からの電力供給が続けられ、割込信号発生部98の故障や、割込信号発生部98から制御部8への信号線に断線等が発生しても、確実にヒータHへの通電は確実にOFFされる。従って、割込信号発生部98の故障等に起因する定着部7での過昇温発生を防ぐことができる。
更に、割込信号が無くなってから、制御部8の駆動停止時間TS経過後、制御部8は、駆動していれば、エラー発生と判断する。これにより、主電源OFFしても、制御部8がある程度の間、駆動し続けることによって、不要な動作が行われることを防ぐことができる。このように、主電源のON、OFFを問わず、割込信号発生部98の異常にかかわらず、定着部7の過昇温が防がれ、割込信号停止のエラー誤検知による不要な動作が行われない。又、特別な構成を必要とせず、制御部8によるソフトウェア的な制御のみでこれらの効果を得ることができ、製造コスト面でも有利である。
又、割込信号が無くなってから、制御部8の駆動停止時間TS経過後、制御部8は、駆動していれば、表示部(操作パネル1)にエラー発生の旨を表示させる。これにより、主電源OFF時、ある程度、制御部8が駆動し続けることによって、エラー表示がなされることを防ぐことができる。従って、主電源OFF時に、誤検知に基づくエラー発生の旨が表示されることによって、故障発生等の誤認を使用者に招くことがない。
又、割込信号が無くなってから、制御部8の駆動停止時間TS経過後、制御部8は、駆動していれば、記憶部82にエラー発生の履歴を記憶させる。これにより、主電源OFF時、ある程度、制御部8が駆動し続けることによって、エラー発生の履歴が記憶されることを防ぐことができる。従って、主電源OFF時に、誤検知に基づくエラー発生の履歴が記憶部82に蓄積されていくことがない。即ち、不要なエラー発生の履歴が残ることを防ぐことができる。又、制御部8は、電源部9から直流電圧を受けて駆動する場合、主電源OFFされたとき、コンデンサ96からの放電によって、制御部8が駆動し続けても、エラー表示やエラー発生履歴の記憶等、不要な動作が行われることを防ぐことができる。又、割込信号発生部98がゼロクロス信号を発生させる場合でも、割込信号発生部98の故障や、制御部8に割込信号を伝達する信号線等の断線等の異常があっても、確実にヒータHへの通電は確実にOFFされる。又、主電源OFFされたとき、制御部8が駆動し続けても、不要な動作が行われることを防ぐことができる。
尚、上記実施形態では、加熱ローラ71と加圧ローラ72を備えた定着部7を例に挙げて説明したが、ベルトやフィルムを用いてヒータHを内蔵してトナー像の加熱、加圧を行う定着部7を備えた画像形成装置にも適用することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、トナー像定着を行うためのヒータを備えた画像形成装置に利用可能である。
1 操作パネル(表示部) 7 定着部
71 加熱ローラ(加熱体) 72 加圧ローラ(加圧体)
8 制御部 82 記憶部
9 電源部 96 コンデンサ
98 割込信号発生部 100 複合機(画像形成装置)
H ヒータ MS メインスイッチ
TA 所定時間 TS 駆動停止時間

Claims (5)

  1. 通電により発熱するヒータを内蔵し、トナー像が転写された用紙を加熱する加熱体と、前記加熱体に圧接し、トナー像が転写された用紙を加圧する加圧体を含む定着部と、
    前記ヒータへの通電のON/OFFを制御する制御部と、
    外部からの電力供給を受けて、前記ヒータに電力を供給するとともに、前記制御部駆動用の電圧を生成する電源部と、
    前記電源部への外部からの電力供給のON/OFFを行うためのメインスイッチと、
    外部から供給される電力に基づき、周期的な割込信号を発生させる割込信号発生部と、を備え、
    前記制御部は、前記割込信号発生部からの前記割込信号に基づき、前記ヒータへの通電のON/OFFを制御するとともに、前記割込信号発生部からの前記割込信号が無くなってから予め定められた所定時間経過時に、前記ヒータへの電力供給をOFFし、前記割込信号発生部からの前記割込信号が無くなってから、前記所定時間よりも長い時間であって前記メインスイッチのOFFから前記制御部の駆動が停止するまでの駆動停止時間経過後、駆動していれば、エラー発生と判断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 表示を行う表示部を有し、
    前記制御部は、エラー発生と判断した場合であって、駆動していれば、前記表示部にエラー発生を表示させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. エラーが発生した際に、エラーの発生を履歴として記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、エラー発生と判断した場合であって、駆動していれば、前記記憶部にエラー発生の履歴を記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記電源部は、コンデンサを有し、外部からの供給された電力に基づき、整流、降圧して前記制御部駆動用の電圧を生成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記電源部は、商用電源から電力の供給を受け、
    前記割込信号発生部は、商用電源の電圧に基づき、ゼロクロス信号を前記割込信号として発生することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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