JP2014047576A - 杭打機 - Google Patents

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Abstract

【課題】定格リーダより長い長尺リーダにも対応できるとともに、作業装置の昇降速度を幅広く設定することが可能な杭打機を提供する。
【解決手段】ベースマシン14に立設したリーダ(長尺リーダ15a)に沿って昇降可能に設けた作業装置(オーガ17)を吊持して昇降させるワイヤーロープ(昇降用長尺ワイヤーロープ18a)の一端を第1ウインチに連結するとともに、該ワイヤーロープの他端を第2ウインチに連結し、両ウインチを作動させて作業装置をリーダに沿って昇降させる。両ウインチを同方向に作動させることにより、作業装置を高速で昇降させることができ、両ウインチを逆方向に作動させることにより、作業装置を超低速で昇降させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、杭打機に関し、詳しくは、リーダに沿って昇降可能に設けた作業装置を、ベースマシンに設置したウインチからのワイヤーロープで吊持した杭打機に関する。
大型の杭打機では、一般的に、ベースマシンの前部に立設したリーダに各種作業装置をリーダに沿って昇降可能に設けるとともに、ベースマシンに設置されている複数のウインチの中の昇降用のウインチから繰り出したワイヤーロープで前記作業装置を吊持し、前記ウインチを操作することによって作業装置を昇降させるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。このような杭打機では、作業効率を高めるために定格リーダより長い長尺リーダが要求されることがあり、さらに、作業内容によって作業装置の昇降速度を低速から高速まで幅広く設定できることが要求されている。
特開2010−13814号公報
しかし、ベースマシンに設置するウインチは、定格リーダの長さに対応したドラム容量を有するものが選択されているため、定格リーダより長い長尺リーダを使用するとワイヤーロープの長さが不足することになる。また、ウインチを駆動する油圧モータは、一般的に低速での制御性に難点があり、高速側は、該油圧モータの仕様やベースマシンに搭載されている油圧ユニットの仕様によって制限される。
そこで本発明は、定格リーダより長い長尺リーダにも対応できるとともに、作業装置の昇降速度を幅広く設定することが可能な杭打機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の杭打機は、ベースマシンに立設したリーダに沿って昇降可能に設けた作業装置を、前記ベースマシンに設置したウインチからのワイヤーロープにて吊持し、前記ウインチを操作して前記作業装置を昇降させる杭打機において、前記作業装置を吊持して昇降させるワイヤーロープの一端を第1ウインチに連結するとともに、該ワイヤーロープの他端を第2ウインチに連結したことを特徴としている。
さらに、本発明の杭打機は、前記作業装置と前記第1ウインチとの間に、第1ウインチに連結したワイヤーロープの速度を検出する第1速度検出器が設けられるとともに、前記作業装置と前記第2ウインチとの間に、第2ウインチに連結したワイヤーロープの速度を検出する第2速度検出器が設けられていること、前記第1ウインチ及び前記第2ウインチは、ドラムのワイヤーロープ巻回量を検出する巻回量検出器がそれぞれ設けられていることを特徴としている。
また、前記第1ウインチ及び前記第2ウインチが同一仕様のウインチであること、あるいは、前記第1ウインチと前記第2ウインチとが異なる仕様のウインチであること、前記リーダが定格リーダより長い長尺リーダであることを特徴としている。
本発明の杭打機によれば、第1ウインチ及び第2ウインチを同方向に作動させることにより、各ウインチのドラム容量の合計長さのワイヤーロープで作業装置を吊持することができ、定格リーダより長い長尺リーダにも対応することが可能となる。さらに、第1ウインチ及び第2ウインチを同方向に作動させた場合は、作業装置を高速で昇降させることができ、第1ウインチ及び第2ウインチを逆方向かつ異なる速度で作動させた場合は、作業装置を低速で昇降させることができる。
また、第1速度検出器及び第2速度検出器を設けることにより、作業装置の昇降速度を確実に検出して速度制御を行うことができ、巻回量検出器をそれぞれ設けることにより、ドラムにおけるワイヤーロープの巻き過ぎや出し過ぎによるトラブルの発生を防止できる。さらに、両ウインチを同一仕様にすることによって操作性の向上を図ることができ、両ウインチを異なる仕様、例えば、高速仕様と低速仕様とを組み合わせることにより、作業内容に応じて使い分けることが可能となる。
本発明の杭打機におけるワイヤーロープ掛け回し状態の一形態例を示す説明図である。 本発明の杭打機におけるウインチの油圧回路の一形態例を示す回路図である。 長尺リーダを装着した杭打機の一例を示す側面図である。 定格リーダを装着した杭打機の一例を示す側面図である。
図4は、定格仕様の杭打機を示すもので、この定格仕様の杭打機11は、走行用クローラを備えた下部走行体12と、該下部走行体12の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体13とでベースマシン14を形成し、上部旋回体13の前部に定格長さのリーダ(定格リーダ)15を立設するとともに、該定格リーダ15をベースマシン14の後部側からバックステー16により支持している。定格リーダ15の前面には、作業装置の一つであるオーガ17が定格リーダ15に沿って昇降可能に設けられており、オーガ17は、上部旋回体13に設けられた複数のウインチの一つから繰り出された昇降用ワイヤーロープ18によって吊持されている。また、オーガ17には、該オーガ17の昇降範囲に対応した長さの地盤改良用ロッド19が装着されており、定格リーダ15の下部及び中間部には、地盤改良用ロッド19をガイドするガイド部材20,21が定格リーダ15に沿って昇降可能な状態でそれぞれ設けられている。
前記昇降用ワイヤーロープ18は、上部旋回体13に設置されている複数のウインチの中の昇降用ウインチのドラムから繰り出され、上部旋回体13の前部に設けられた下部ガイドシーブ22、バックステー16の上端部に設けられたホルダガイドシーブ23、リーダ15の上端に設けられたトップシーブブロック24の複数のシーブを経てオーガ17に設けられた昇降シーブブロック25の複数のシーブに掛け回されている。この昇降用ワイヤーロープ18の先端は、トップシーブブロック24に連結されており、トップシーブブロック24と昇降シーブブロック25とには、複数のシーブがそれぞれ設けられており、例えば、各6個ずつシーブを設けることにより、12本掛けでオーガ17を吊持するようにしている。
図3は、定格リーダに延長リーダ部材を挿入して長さを長くした長尺リーダを使用する際の本発明の杭打機の一形態例を示している。なお、以下の説明において、前記図4に示した定格状態の杭打機における構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して説明する。この杭打機11aは、長尺リーダ15aを使用したときの安定性を確保するための大型下部走行体12aと、該下部走行体12aの上部に旋回可能に設けられた上部旋回体13と、上部旋回体13の前部に立設した長尺リーダ15aと、該長尺リーダ15aをベースマシン14の後部側から支持する長尺バックステー16aとを備えており、上部旋回体14は、定格仕様と同じものが用いられている。
長尺リーダ15aの前面に昇降可能に設けられたオーガ17には、長尺リーダ15aに対応した地盤改良用長尺ロッド19aが装着されており、長尺リーダ15aの下部及び中間部には、地盤改良用長尺ロッド19aをガイドするガイド部材20,21が長尺リーダ15aに沿って昇降可能な状態でそれぞれ前記同様に設けられている。
このオーガ17は、図1に示すように、上部旋回体13に設けられた複数のウインチの中の第1ウインチ31と第2ウインチ32とから繰り出された昇降用長尺ワイヤーロープ18aによって吊持されている。この昇降用長尺ワイヤーロープ18aは、一端が第1ウインチ31のドラム31aに連結されており、第1ウインチ31のドラム31aから下部第1ガイドシーブ22a、第1ホルダガイドシーブ23a、トップシーブブロック24の上部第1ガイドシーブ24a及び吊持用シーブブロック24cを経てオーガ17の昇降シーブブロック25に掛け回され、さらに、昇降シーブブロック25から吊持用シーブブロック24cに戻って上部第2ガイドシーブ24b、第2ホルダガイドシーブ23b、下部第2ガイドシーブ22bを経て他端が第2ウインチ32のドラム32aに連結されている。
また、下部第1ガイドシーブ22aには、第1ウインチ31のドラムに連結された一端側の昇降用長尺ワイヤーロープ18aの速度を検出する第1速度検出器S1が設けられ、下部第2ガイドシーブ22bには、第2ウインチ32に連結された他端側の昇降用長尺ワイヤーロープ18aの速度を検出する第2速度検出器S2が設けられている。さらに、第1ウインチ31のドラム31aには、該ドラム31aにおける昇降用長尺ワイヤーロープ18aの巻回量を検出するための第1巻回量検出器D1が設けられるとともに、第2ウインチ32のドラム32aには、該ドラム32aにおける昇降用長尺ワイヤーロープ18aの巻回量を検出するための第2巻回量検出器D2が設けられている。
なお、図3での図示は省略するが、図1に示すように、上部旋回体13に設置されている複数のウインチの中の第3ウインチ33のドラム33aからは、ガントリーシーブ33b、下部第3ガイドシーブ33c、トップシーブブロック24に設けられた上部第3ガイドシーブ33dを経てリーダ下部のガイド部材20を昇降させるための下部ガイド部材昇降用ワイヤーロープ33eが繰り出されており、第4ウインチ34のドラム34aからは、ガントリーシーブ34b、下部第4ガイドシーブ34c、トップシーブブロック24に設けられた上部第4ガイドシーブ34dを経てリーダ中間部のガイド部材21を昇降させるための中間部ガイド部材昇降用ワイヤーロープ34eが繰り出されている。さらに、第5ウインチ35のドラム35aからは、ガントリーシーブ35bを経て起伏用シーブブロック35cに掛け回されており、ペンダントロープ35dを介してリーダ背面に連結されたリーダ起伏用ワイヤーロープ35eが繰り出されている。
オーガ17を昇降させる昇降用長尺ワイヤーロープ18aの一端を連結した第1ウインチ31及び昇降用長尺ワイヤーロープ18aの他端を連結した第2ウインチ32は、図2に示す油圧回路51によって作動し、前記速度検出器S1,S2及び巻回量検出器D1,D2の各検出データを制御装置52に取り込むことにより、高速昇降から超低速昇降までの幅広い速度範囲でオーガ17を昇降させることができるように形成されている。
前記油圧回路51は、第1ウインチ31の油圧モータ31bを作動させる第1ウインチ側油圧回路61と、第2ウインチ32の油圧モータ32bを作動する第2ウインチ側油圧回路71とを備えており、両ウインチ31,32が同一仕様のウインチの場合には、両油圧回路61,71も 同一仕様で形成されている。第1ウインチ側油圧回路61及び第2ウインチ側油圧回路71は、両者ともに、エンジン53によって駆動される可変容量ポンプ62,72と、ウインチ31,32の作動方向を切り替える方向切替弁63,73と、リリーフ弁64,74と、ロードホールディング弁65,75と、安全弁66,76とを備えている。
可変容量ポンプ62,72及び方向切替弁63,73は、操作員からの指令に基づいて、前記制御装置52によって制御される。例えば、高速昇降を行う場合は、可変容量ポンプ62,72を同時に作動させるとともに、方向切替弁63,73を同一方向に切り替えることにより、所定圧力、所定流量の圧油が第1ウインチ31の油圧モータ31b及び第2ウインチ32の油圧モータ32bに供給され、両油圧モータ31b,32bにより各ドラム31a,32aを同一方向、上昇なら巻上方向、下降なら巻下方向に回転させる。オーガ17の昇降速度は、速度検出器S1,S2で検出した昇降用長尺ワイヤーロープ18aの速度の和から求めることができる。また、各ドラム31a,32aにおける巻回量検出器D1,D2のいずれか一方が、あらかじめ設定された巻回量の上限又は下限を検出したときには、該一方のウインチを停止させて他方のウインチの回転数を2倍に上昇させることにより、オーガ17の昇降を継続することができる。さらに、両ウインチ31,32を同時に同方向に回転させることにより、1台のウインチで昇降させたときに比べて2倍の速度でオーガ17を昇降させることができる。
また、昇降用長尺ワイヤーロープ18aの両端を2台のウインチ31,32のドラム31a,32aに巻回しているので、昇降用長尺ワイヤーロープ18aの長さをドラム31a,32aの巻容量の和に相当する長さにすることができる。これにより、ウインチを巻き容量が大きな大型ウインチに交換することなく、定格状態で設置されているウインチで長尺リーダ15aに対応することが可能となる。
そして、オーガ17を低速で昇降させる場合には、第1ウインチ31と第2ウインチ32とを逆方向に作動させる。すなわち、操作員から低速昇降の指令を受けた制御装置52は、一方のウインチ、例えば、図1の矢印で示すように、第1ウインチ31を巻下方向に作動させるとともに、他方の第2ウインチ32を巻上方向に作動させる。このとき、第1ウインチ31側の速度検出器S1で検出した昇降用長尺ワイヤーロープ18aの速度と、第2ウインチ32側の速度検出器S2で検出した昇降用長尺ワイヤーロープ18aの速度との差からオーガ17の昇降速度を求めることができ、速度検出器S1で検出した巻下速度が速度検出器S2で検出した巻上速度より高ければオーガ17が下降していることになる。
例えば、速度検出器S1で検出した速度をV1(巻き上げ方向を正とする)、速度検出器S2で検出した速度をV2(巻き上げ方向を正とする)、昇降シーブブロック25の掛け本数をnとすると、オーガ17の昇降速度は、(V1+V2)/nで求めることができる。また、巻下方向の速度V1が巻上方向の速度V2より大きい場合は(V1>V2)、求めた昇降速度がプラスの数値になって下降速度を表し、逆の場合は(V1<V2)、求めた昇降速度がマイナスの数値になって上昇速度を表すことになる。両速度V1,V2は、各ウインチ31,32の使用の範囲で任意に設定することができるので、エンジン53、可変容量ポンプ62,72及び油圧モータ31b,32aを効率のよい範囲で作動させることができ、制御性の向上などを図ることができる。
また、ウインチ31,32を逆方向に作動させているときに、いずれか一方の巻回量検出器D1,D2が巻回量の上限又は下限を検出したときには、巻上方向に作動していたウインチを巻下方向に、巻下方向に作動していたウインチを巻上方向に切り替えることにより、オーガ17の低速昇降を継続することができる。
このように、オーガ昇降用ワイヤーロープを2台のウインチに連結し、2台のウインチの作動方向を同方向にしたり、逆方向にしたりすることにより、高速から低速までの幅広い範囲でオーガを昇降させることができる。また、オーガ昇降用ワイヤーロープを長くすることができるので、定格より長いリーダを使用することが可能となる。特に、地盤改良作業では、パイルの吊り込みが不要であるから、定格状態でパイルの吊り上げに使用しているウインチを第2ウインチとして有効に利用することができる。また、両ウインチのワイヤーロープの速度をそれぞれ検出して演算することにより、オーガの昇降速度を容易に求めることができる。さらに、各ウインチのドラムに巻回量検出器をそれぞれ設けておき、巻回量検出器の検出結果に応じてウインチの作動を停止させたり、作動方向を逆方向にしたりすることにより、ワイヤーロープの巻き過ぎや出し過ぎによるトラブルの発生を防止しながらオーガの昇降を継続することができる。
オーガ昇降用に使用する2台のウインチは、上部旋回体に設置されている複数のウインチの中から適当に選択することが可能であり、同一仕様のウインチを選択することによってウインチの操作性、制御性を向上させることができる。また、異なる仕様のウインチを組み合わせることにより、作業内容に応じていずれか一方を選択して使用することが可能となる。
なお、上記形態例では、定格リーダより長い長尺リーダを使用する例を挙げて説明したが、定格リーダを使用するときに2台のウインチをオーガ昇降用に用いてもよく、あらかじめ2台のウインチでオーガの昇降を行うように設計しておくこともできる。これにより、定格リーダを使用した場合でも超低速から高速までの幅広い速度範囲でオーガを昇降させることができる。
11,11a…杭打機、12…下部走行体、12a…大型下部走行体、13…上部旋回体、14…ベースマシン、15…定格リーダ、15a…長尺リーダ、16…バックステー、16a…長尺バックステー、17…オーガ、18…昇降用ワイヤーロープ、18a…昇降用長尺ワイヤーロープ、19…地盤改良用ロッド、19a…地盤改良用長尺ロッド、20,21…ガイド部材、22…下部ガイドシーブ、22a…下部第1ガイドシーブ、22b…下部第2ガイドシーブ、23…ホルダガイドシーブ、23a…第1ホルダガイドシーブ、23b…第2ホルダガイドシーブ、24…トップシーブブロック、24a…上部第1ガイドシーブ、24b…上部第2ガイドシーブ、24c…吊持用シーブブロック、25…昇降シーブブロック、31…第1ウインチ、31a…ドラム、31b…油圧モータ、32…第2ウインチ、32a…ドラム、32b…油圧モータ、33…第3ウインチ、33a…ドラム、33b…ガントリーシーブ、33c…下部第3ガイドシーブ、33d…上部第3ガイドシーブ、33e…下部ガイド部材昇降用ワイヤーロープ、34…第4ウインチ、34a…ドラム、34b…ガントリーシーブ、34c…下部第4ガイドシーブ、34d…上部第4ガイドシーブ、34e…中間部ガイド部材昇降用ワイヤーロープ、35…第5ウインチ、35a…ドラム、35b…ガントリーシーブ、35c…起伏用シーブブロック、35d…ペンダントロープ、35e…リーダ起伏用ワイヤーロープ、51…油圧回路、52…制御装置、53…エンジン、61…第1ウインチ側油圧回路、71…第2ウインチ側油圧回路、62,72…可変容量ポンプ、63,73…方向切替弁、64,74…リリーフ弁、65,75…ロードホールディング弁、66,76…安全弁、D1…第1巻回量検出器、D2…第2巻回量検出器、S1…第1速度検出器、S2…第2速度検出器

Claims (6)

  1. ベースマシンに立設したリーダに沿って昇降可能に設けた作業装置を、前記ベースマシンに設置したウインチからのワイヤーロープにて吊持し、前記ウインチを操作して前記作業装置を昇降させる杭打機において、前記作業装置を吊持して昇降させるワイヤーロープの一端を第1ウインチに連結するとともに、該ワイヤーロープの他端を第2ウインチに連結したことを特徴とする杭打機。
  2. 前記作業装置と前記第1ウインチとの間に、第1ウインチに連結したワイヤーロープの速度を検出する第1速度検出器が設けられるとともに、前記作業装置と前記第2ウインチとの間に、第2ウインチに連結したワイヤーロープの速度を検出する第2速度検出器が設けられていることを特徴とする請求項1記載の杭打機。
  3. 前記第1ウインチ及び前記第2ウインチは、ドラムのワイヤーロープ巻回量を検出する巻回量検出器がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の杭打機。
  4. 前記第1ウインチ及び前記第2ウインチは、同一仕様のウインチであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の杭打機。
  5. 前記第1ウインチと前記第2ウインチとは、異なる仕様のウインチであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の杭打機。
  6. 前記リーダは、定格リーダより長い長尺リーダであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の杭打機。
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