JP2014046873A - 履帯用リンクおよび履帯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】履帯用リンクの幅を小さく維持しながら、ブシュ孔上方の踏面の摩耗を抑制可能な履帯用リンクおよび履帯装置を提供する。
【解決手段】履帯用リンク1は、中央部1Aと、その中央部1Aの一方端側に位置する一方端部1Bと、中央部1Aの他方端側に位置する他方端部1Cとを有している。第2の面3において中央部1Aは踏面3aの第1の部分3bを有し、一方端部1Bは踏面3aの第2の部分3cを有し、他方端部1Cは踏面3aの第3の部分3dを有している。踏面3aの第2の部分3cに達する第1の外周部1B2がブシュ孔周囲部1B1よりも第2の側部5側に位置している。
【選択図】図4

Description

本発明は、履帯用リンクおよび履帯装置に関するものである。
油圧ショベルなどの装軌式作業車両は、下部走行体と、上部旋回体と、この上部旋回体に連設される作業機とを有している。上記下部走行体は、スプロケット、アイドラ、転輪、履帯装置などを有している。
履帯装置は、一般には、複数の履帯用リンクをピンとブシュにより無端状(環状)に連結するとともに、複数の履帯用リンクに履板を取り付けることにより構成されている。履帯装置は、アイドラおよびスプロケットの周囲に巻装されており、上記ブシュにスプロケットの歯を噛み合わせてスプロケットを回転させることにより回転駆動可能に構成されている。
上記履帯用リンクは、履板の取付面と反対側の面に転輪、遊動輪が転動するための踏面を有している。このような履帯用リンクは、たとえば特開2006−89023号公報(特許文献1参照)、WO2009/101836号公報(特許文献2参照)などに開示されている。
特開2006−89023号公報には、転輪の転動によって踏面に磨耗による段差が発生することを低減するために、履帯用リンクの踏面の硬さを部分的に変えることが開示されている。またWO2009/101836号公報には、履帯用リンクの踏面の偏摩耗を低減するために、転輪を軸方向に分割することが開示されている。
特開2006−89023号公報 WO2009/101836号公報
しかしながら上記2つの公報のいずれの履帯用リンクにおいても、ブシュを挿入するためのブシュ孔上方の踏面の幅(ブシュまたはピンの軸方向の寸法)が、ピンを挿入するためのピン孔上方の踏面の幅よりも狭くなっている。このため踏面に転輪などが当接して転動した場合、上記ブシュ孔上方の踏面において履帯用リンクと転輪との接触面圧が大きくなり、ブシュ孔上方の踏面が摩耗しやすくなる。
上記のブシュ孔上方の踏面の摩耗を抑制するために、上記2つの公報の履帯用リンクの構成で単純にブシュ孔上方の踏面の幅を大きくすると、履帯用リンクの幅が大きくなる。この場合、幅方向の1対の転輪ガード(ローラガイド)の幅が大きくなって装置が大型化するか、または履帯用リンクがアイドラまたはスプロケットと干渉するという問題がある。
また履帯用リンクの幅を大きくすることなく、単純にブシュ孔上方の踏面の幅を大きくすると、ピン孔上方の踏面の幅が小さくなる。この場合、上記2つの公報の履帯用リンクの構成では、ピン孔上方の踏面の幅の縮小に伴ってピン圧入部分の寸法も縮小し、履帯用リンクがピンを保持する力が小さくなるという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、履帯用リンクの幅を小さく維持しながら、ブシュ孔上方の踏面の摩耗を抑制可能な履帯用リンクおよび履帯装置を提供することである。
本発明の履帯用リンクは、履板取付部を有する第1の面と、第1の面に対向しかつ踏面を有する第2の面と、第1および第2の面に交差する方向に延在しかつ互いに対向する第1および第2の側部とを有する履帯用リンクであって、中央部と、一方端部と、他方端部とを備えている。中央部は、履板取付部を有し、踏面の第1の部分を有している。一方端部は、中央部の一方端側に位置し、踏面の第2の部分を有し、かつ中央部に対して第1の側部側に片寄って配置されている。他方端部は、中央部の他方端側に位置し、踏面の第3の部分を有し、かつ中央部に対して第2の側部側に片寄って配置されている。一方端部には、第1の側部側から第2の側部側に一方端部を貫通した第1の貫通孔が形成されている。他方端部には、第1の側部側から第2の側部側に他方端部を貫通し、かつ第1の貫通孔よりも小さい径の部分を有する第2の貫通孔が形成されている。一方端部は、第2の側部において第1の貫通孔の周囲を取り囲む第1の貫通孔周囲部と、第1の貫通孔周囲部の外周から踏面の第2の部分に達する第1の外周部とを含んでいる。第1の外周部は、第1の貫通孔周囲部よりも第2の側部側に位置している。
本発明の履帯用リンクによれば、踏面の第2の部分に達する第1の外周部が第1の貫通孔周囲部よりも第2の側部側に位置している。このため、履帯用リンクの第1および第2の側部間の幅を維持しながら、踏面の第2の部分を第2の側部側に広げることが可能となる。これにより、踏面に転輪が当接して転動する際の踏面の第2の部分における接触面圧を低減することが可能となり、踏面の第2の部分の摩耗を抑制することが可能となる。
上記の履帯用リンクにおいては、他方端部は、第1の側部において第2の貫通孔の周囲を取り囲む第2の貫通孔周囲部と、第2の貫通孔周囲部の外周から踏面の第3の部分に達する第2の外周部とを含んでいる。第2の貫通孔周囲部は、第2の外周部よりも第1の側部側に位置している。
これにより第2の貫通孔周囲部の幅方向の厚みを第1の側部側に広げることが可能となる。このため、第2の貫通孔に挿入する部材の挿入長さを大きくすることが可能となり、履帯用リンクが上記挿入する部材の保持する力を大きくすることが可能となる。
また第2の貫通孔周囲部は第2の外周部よりも第1の側部側に位置することにより第2の外周部に対して凸状となり、かつ第1の貫通孔周囲部は第1の外周部よりも第1の側部側に位置することにより第1の外周部に対して凹状となっている。このため、履帯用リンク同士を連結させるために一方端部の第2の側部と他方端部の第1の側部とを合わせた際に、凸状の第2の貫通孔周囲部を凹状の第1の貫通孔周囲部に嵌め合わせることができる。
上記の履帯用リンクにおいては、踏面の第2の部分が形成された第2の面の第1および第2の側部間の幅は、第1の貫通孔の第2の面の最も近くに位置する部分における第1の貫通孔周囲部の第1および第2の側部間の幅よりも大きい。
これにより第2の面の幅を大きく確保することができ、踏面の第2の部分の幅も大きく確保することが可能となる。
上記の履帯用リンクにおいては、踏面の第2の部分が形成された第2の面の第1および第2の側部間の幅と、踏面の第3の部分が形成された第2の面の第1および第2の側部間の幅とは互いに同じ寸法を有している。
これにより踏面の第2および第3の部分を互いに同じ幅にすることができる。このため、踏面に転輪が当接して転動する際の踏面の第2および第3の部分の各々における接触面圧を低減することが可能となり、この第2および第3の部分の摩耗を抑制することが可能となる。
本発明の履帯装置は、上記のいずれかの複数の履帯用リンクと、円筒形状のブシュと、連結用ピンと、複数の履板とを備えている。円筒形状のブシュは、複数の履帯用リンクに含まれる一方および他方の履帯用リンクのうち一方の履帯用リンクの第1の貫通孔内に挿入されることで一方の履帯用リンクに固定されている。連結用ピンは、ブシュ内に挿通されることで一方の履帯用リンクの第1の貫通孔内に挿通され、かつ他方の履帯用リンクの第2の貫通孔内に挿入されることで他方の履帯用リンクに固定されている。複数の履板は、それぞれが複数の履帯用リンクの各々の履板取付部に取り付けられている。
本発明の履帯装置によれば、履帯用リンクの第1および第2の側部間の幅を維持しながら踏面の第2の部分の摩耗を抑制することが可能となるため、踏面の摩耗を抑制するためにブシュ、連結用ピン、履板などの他の部品の設計を変更する必要がない。
以上説明したように本発明によれば、踏面の第2の部分に達する第1の外周部が第1の貫通孔周囲部よりも第2の側部側に位置しているため、履帯用リンクの第1および第2の側部間の幅を維持しながら、踏面の第2の部分を第2の側部側に広げることが可能となり、踏面の第2の部分の摩耗を抑制することが可能となる。
本発明の一実施の形態における履帯用リンクまたは履帯装置を用いた装軌式作業車両の例として油圧ショベルの構成を示す概略斜視図である。 図1の装軌式作業車両における履帯式走行装置の構成を概略的に示す側面図である。 図2の履帯式走行装置に含まれる履帯装置の構成を概略的に示す部分分解斜視図である。 図3の履帯装置に用いられる履帯用リンクの構成を概略的に示す平面図(A)、一方側面図(B)、他方側面図(C)、正面図(D)、および背面図(E)である。 履帯装置の履帯用リンクに下転輪が当接して転動する様子を示す概略斜視図である。 図5のVI−VI線に沿う概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
まず本発明の思想を適用可能な装軌式作業車両の一例として油圧ショベルの構成について説明する。なお本発明は以下の油圧ショベル以外のブルドーザなどの装軌式作業車両にも適用可能である。
図1を参照して、装軌式作業車両(たとえば油圧ショベル)30は、下部走行体20と、上部旋回体31と、作業機32とを主に有している。下部走行体20と上部旋回体31とにより作業車両本体が構成されている。
下部走行体20は左右一対の履帯装置10を有している。この左右一対の履帯装置10が回転駆動することにより装軌式作業車両30が自走可能なように構成されている。この下部走行体20の構成については後で詳細に説明する。
上部旋回体31は下部走行体20に対して旋回自在に設置されている。この上部旋回体31は、前方左側(車両前側)にキャブ31aを有し、後方側(車両後側)にエンジンを収納するエンジンルーム31bや、カウンタウェイト31cを有している。ここで、車両の前後・左右は、キャブ31a内に着座するオペレータを基準としている。
作業機32は上部旋回体31の前方側に軸支されており、たとえばブーム、アーム、バケット、油圧シリンダなどを有している。
図2を参照して、下部走行体20は、履帯装置10と、駆動輪(スプロケット)21と、遊動輪(アイドラ)22と、下転輪23と、上転輪24と、トラックフレーム25と、旋回装置26とを主に有している。
トラックフレーム25の上部に旋回装置26が取り付けられている。この旋回装置26はトラックフレーム25に対して旋回可能に構成されている。旋回装置26上には上記の上部旋回体31が設置されており、これにより上部旋回体31が下部走行体20に対して旋回可能に構成されている。
トラックフレーム25の両側部の各々には、駆動輪21、遊動輪22、複数の下転輪23および複数の上転輪24の各々が取り付けられている。駆動輪21はトラックフレーム25のたとえば後端部に回転駆動可能に設けられており、遊動輪22はトラックフレーム25のたとえば前端部に回転可能に設けられている。複数の下転輪23はトラックフレーム25の下面側に回転可能に設けられており、複数の上転輪24はトラックフレーム25の上面側に回転可能に設けられている。
履帯装置10は、無端状(環状)に構成されており、駆動輪21および遊動輪22に巻きかけられている。また履帯装置10は駆動輪21と遊動輪22との間に配置された複数の下転輪23および複数の上転輪24により支持されている。
履帯装置10は駆動輪21に噛み合わされており、この駆動輪21の回転駆動により回転駆動可能に構成されている。この履帯装置10の回転駆動時において、遊動輪22、複数の下転輪23および複数の上転輪24の各々は履帯装置10に当接して従動回転可能である。
図3を参照して、上記の履帯装置10は、履帯用リンク1と、ブシュ11と、連結用ピン12と、履板(シュープレート)13と、履板取付部材14a、14bと、シール部材15とを主に有している。履帯装置10は、履板13が取り付けられた複数の履帯用リンク1が無端状に連結されることにより環状に構成されている。
履板13は履板取付部材14a、14bとなるボルト部材14aとナット部材14bとにより履帯用リンク1に取り付けられている。具体的には、ボルト部材14aが履板13側から履板13の貫通孔13aと履帯用リンク1の貫通孔2aとに挿通されて、履帯用リンク1側でナット部材14bに螺合されることにより、履帯用リンク1に履板13が取り付けられている。
1つの履帯装置10において、複数の履帯用リンク1が2列に配置されている。同じ列において互いに隣り合う一方および他方の履帯用リンク1は、一方の履帯用リンク1のブシュ孔6と他方の履帯用リンク1のピン孔7とが互いに連通するように配置されている。
円筒状のブシュ11は一方の履帯用リンク1のブシュ孔6内に圧入されている。連結用ピン12はブシュ11内に挿通され、かつ他方の履帯用リンク1のピン孔7に圧入されている。このようにして列方向に並んだ一方および他方の履帯用リンク1同士が連結されている。
また1つのブシュ11および連結用ピン12の一方端側に上記のように1列目の履帯用リンク1が設置され、かつ他方端側に2列目の履帯用リンク1が設置されることにより、一方の列と他方の列との各履帯用リンク1が互いに連結されている。なおブシュ11および連結用ピン12を用いた履帯用リンク1同士の連結の構成については、後に図6を用いて詳細に説明する。
次に、上記の履帯装置10に用いられる履帯用リンク1の構成について図4(A)〜(E)を用いて説明する。
図4(A)〜(E)を参照して、履帯用リンク1は、貫通孔(履板取付部)2aを有する第1の面2と、第1の面2に対向しかつ踏面3aを有する第2の面3と有している。また履帯用リンク1は、第1および第2の面2、3に交差する方向に延在しかつ互いに対向する第1および第2の側部4、5を有している。
主に図4(A)、(B)、(C)を参照して、履帯用リンク1は、中央部1Aと、その中央部1Aの一方端側に位置する一方端部1Bと、中央部1Aの他方端側に位置する他方端部1Cとを有している。
中央部1Aの第1の面2には、第1の面2から履帯用リンク1の中央貫通孔8に達するようにたとえば2つの貫通孔2aが形成されている。中央部1Aは第2の面3において踏面3aの第1の部分3bを有している。この第1の部分3bは、踏面3aの主たる部分であって、いわゆる主踏面である。
主に図4(A)を参照して、一方端部1Bは、平面視において中央部1Aに対して第1の側部4側に片寄って配置されている。つまり平面視において、一方端部1Bの第2の側部5は中央部1Aの第2の側部5よりも第1の側部4側に位置している。このため平面視において、一方端部1Bの第2の面3の第2の側部5は中央部1Aの第2の面3の第2の側部5よりも第1の側部4側に位置しており、かつ一方端部1Bの第2の面3の第1の側部4は中央部1Aの第2の面3の第1の側部4と同じ直線上に位置している。この一方端部1Bは、第2の面3において踏面3aの第2の部分3cを有している。
他方端部1Cは、平面視において中央部1Aに対して第2の側部5側に片寄って配置されている。つまり図4(A)に示すように平面視において、他方端部1Cの第1の側部4は中央部1Aの第1の側部4よりも第2の側部5側に位置している。このため平面視において、他方端部1Cの第2の面3の第1の側部4は中央部1Aの第2の面3の第1の側部4よりも第2の側部5側に位置しており、かつ他方端部1Cの第2の面3の第2の側部5は中央部1Aの第2の面3の第2の側部5と同じ直線上に位置している。この他方端部1Cは、第2の面3において踏面3aの第3の部分3dを有している。
主に図4(B)、(C)を参照して、一方端部1Bには、第1の側部4側から第2の側部5側に一方端部1Bを貫通したブシュ孔(第1の貫通孔)6が形成されている。このブシュ孔6はブシュ11を圧入するための孔である。
他方端部1Cには、第1の側部4側から第2の側部5側に他方端部1Cを貫通したピン孔(第2の貫通孔)7が形成されている。このピン孔7は、第1の側部4側に位置する大径部7aと、大径部7aに連通するように第2の側部5側に位置する小径部7bとを有している。
大径部7aはブシュ11の端部およびシール部材15を挿入するための部分である。小径部7bは連結用ピン12を圧入し、固定するための部分である。大径部7aはブシュ孔6の径D1とほぼ同じもしくは少し大きい大きさの径を有し、小径部7bはブシュ孔6の径D1よりも小さい径D2を有している。
主に図4(B)を参照して、一方端部1Bは、第2の側部5においてブシュ孔周囲部(第1の貫通孔周囲部)1B1と、第1の外周部1B2とを有している。ブシュ孔周囲部1B1は、一方端部1Bの第2の側部5においてブシュ孔6の周囲を取り囲む部分であり、図4(B)中において左肩上がりのハッチング部を付した部分である。第1の外周部1B2は、一方端部1Bの第2の側部5においてブシュ孔周囲部1B1の外周から踏面3aの第2の部分3cに達する部分であり、図4(B)中において右肩上がりのハッチング部を付した部分である。
主に図4(D)を参照して、第1の外周部1B2は、正面視においてブシュ孔周囲部1B1よりも第2の側部5側に位置している。これにより、踏面3aの第2の部分3cが形成された第2の面3の部分の第1および第2の側部4、5間の幅W1aは、ブシュ孔6の第2の面3の最も近くに位置する部分P1におけるブシュ孔周囲部1B1の第1および第2の側部4、5間の幅W1bよりも大きくなっている。
主に図4(C)を参照して、他方端部1Cは、第1の側部4においてピン孔周囲部(第2の貫通孔周囲部)1C1と、第2の外周部1C2とを有している。ピン孔周囲部(第2の貫通孔周囲部)1C1は、他方端部1Cの第1の側部4においてピン孔7の周囲を取り囲む部分であり、図4(C)中において左肩上がりのハッチング部を付された部分である。第2の外周部1C2は、他方端部1Cの第1の側部4においてピン孔周囲部1C1の外周から踏面3aの第3の部分3dに達する部分であり、右肩上がりのハッチング部を付された部分である。
主に図4(E)を参照して、ピン孔周囲部1C1は、背面視において第2の外周部1C2よりも第1の側部4側に位置している。これにより、ピン孔7の第2の面3の最も近くに位置する部分P2におけるピン孔周囲部1C1の第1および第2の側部4、5間の幅W2bは、踏面3aの第3の部分3dが形成された第2の面3の部分の第1および第2の側部4、5間の幅W2aよりも大きくなっている。
主に図4(A)を参照して、踏面3aの第2の部分3cが形成された第2の面3の幅W1aと、踏面3aの第3の部分3dが形成された第2の面3の幅W2aとは互いに同じ寸法を有している。
上記において踏面3aとは、履帯用リンク1の表面のうち、転輪(下転輪23、上転輪24)、遊動輪22が当接して転動する面のことである。図5には、たとえば下転輪23が履帯用リンク1の踏面3aに転動する様子を示している。この図5を参照して、たとえば下転輪23は、履帯用リンク1の踏面3aに当接することでシャフト23aを中心に回転して踏面3aにて転動可能である。遊動輪22および上転輪24も下転輪23と同様に履帯用リンク1の踏面3aに当接して転動可能である。
この図5および図4(A)においては第2の面3の平坦面の部分のみが踏面3aとしてハッチング(第1の部分3bには右肩上がりのハッチング、第2および第3の部分3c、3dには左肩上がりのハッチング)を付されている。しかし、踏面3aはその平坦面の部分だけでなく、その平坦面の周囲の曲面を含んでいてもよい。また踏面3aとしてハッチングを付された部分は平坦面でなくてもよく、わずかにラウンドした曲面であってもよい。
次に、ブシュ11および連結用ピン12を用いた履帯用リンク1同士の連結の構成について図6を用いて詳細に説明する。
図6は図5のVI−VI線に沿う概略断面図である。図6を参照して、1列に並んだ複数の履帯用リンク1においては、一方の履帯用リンク1の一方端部1Bと他方の履帯用リンク1の他方端部1Cとが互いに対面するように配置されている。具体的には、一方の履帯用リンク1の一方端部1Bの第2の側部5側と他方の履帯用リンク1の他方端部1Cの第1の側部4側とが対面するように一方および他方の履帯用リンク1が互いに重ね合わされている。つまり一方端部1Bの第2の側部5と他方端部1Cの第1の側部4とは互いに対面させる合わせ面を構成している。
この状態において、一方の履帯用リンク1のブシュ孔6と他方の履帯用リンク1のピン孔7とが互いに同心となるように連通している。また一方端部1Bが2列の履帯用リンク1の内側(図6中矢印B側)に配置され、かつ他方端部1Cが2列の履帯用リンク1の外側(図6中矢印A側)に配置されている。
ブシュ孔6とピン孔7とが連通した状態で、一方の履帯用リンク1のブシュ孔6内に円筒状のブシュ11が圧入されている。また他方の履帯用リンク1のピン孔7の大径部7aにはそのブシュ11の端部とシール部材15とが挿入されている。連結用ピン12はそのブシュ11内に挿通されることで一方の履帯用リンク1のブシュ孔6内に挿通されるとともに、他方の履帯用リンク1のピン孔7に固定されている。これにより1つの列において互いに隣り合う一方および他方の履帯用リンク1同士が連結されている。
このように各列の履帯用リンク1同士が連結されている。そして1つのブシュ11および連結用ピン12の一方端側に1列目の履帯用リンク1が設置され、他方端側に2列目の履帯用リンク1が設置されることにより、2列をなす複数の履帯用リンク1のそれぞれが互いに連結されている。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態の履帯用リンク1によれば、図4(D)に示すように第1の外周部1B2がブシュ孔周囲部1B1よりも第2の側部5側に位置している。このため、履帯用リンク1の第1および第2の側部4、5間の幅を維持しながら、踏面3aの第2の部分3cを第2の側部5側に広げることが可能となる。これにより、踏面3aに転輪など(下転輪23、上転輪24、遊動輪22)が当接して転動する際の踏面3aの第2の部分3cにおける接触面圧を低減することが可能となり、この第2の部分3cの摩耗を抑制することが可能となる。このため、履帯用リンク1の高寿命化を図ることができるとともに、踏面3aのへたりや、欠けを抑制することができる。
なお履帯用リンク1の第1および第2の側部4、5間の幅が大きくなった場合、図6に示すように2列の履帯用リンク1の外側(図6中矢印A側)か内側(図6中矢印B側)のいずれかもしくは双方に履帯用リンク1の幅を広げる必要がある。仮に外側(矢印A側)に履帯用リンク1の幅を広げた場合には、1対の転輪ガード(図示せず)の幅が大きくなって装置が大型化するという問題がある。また仮に内側(矢印B側)に履帯用リンク1の幅を広げた場合には、履帯用リンク1が遊動輪22または駆動輪21と干渉するという問題がある。これに対して本実施の形態においては、上述のように履帯用リンク1の第1および第2の側部4、5間の幅を維持しながら、踏面3aの第2の部分3cの幅を広げることが可能となるため、上記の問題は生じない。
また本実施の形態の履帯用リンク1によれば、図4(E)に示すように、ピン孔周囲部1C1は、第2の外周部1C2よりも第1の側部4側に位置している。これによりピン孔周囲部1C1の幅方向の厚みW2bを第1の側部4側に広げることが可能となる。このため、ピン孔7に圧入する連結用ピン12の圧入長さを大きくすることが可能となり、履帯用リンク1が連結用ピン12を保持する力を大きくすることが可能となる。
また本実施の形態の履帯用リンク1によれば、図4(E)に示すように、ピン孔周囲部1C1は第2の外周部1C2よりも第1の側部4側に位置することにより第2の外周部1C2に対して凸状となっている。また図4(D)に示すように、ブシュ孔周囲部1B1は第1の外周部1B2よりも第1の側部4側に位置することにより第1の外周部1B2に対して凹状となっている。このため図6に示すように、一方の履帯用リンク1の一方端部1Bの第2の側部5と他方の履帯用リンク1の他方端部1Cの第1の側部4とを互いに対面させた場合、凸状のピン孔周囲部1C1を凹状のブシュ孔周囲部1B1に嵌め合わせることができる。
また本実施の形態の履帯用リンク1によれば、図4(D)に示すように、踏面3aの第2の部分3cが形成された第2の面3の幅W1aは、ブシュ孔6の第2の面3の最も近くに位置する部分P1におけるブシュ孔周囲部1B1の幅W1bよりも大きい。これにより第2の面3の幅W1aを大きく確保することができ、踏面3aの第2の部分3cの幅も大きく確保することが可能となる。
また本実施の形態の履帯用リンク1によれば、図4(A)に示すように、踏面3aの第2の部分3cが形成された第2の面3の幅W1aと、踏面3aの第3の部分3dが形成された第2の面3の幅W2aとは互いに同じ寸法を有している。これにより踏面3aの第2および第3の部分3c、3dを互いに同じ幅にすることができる。このため、踏面3aに転輪などが当接して転動する際の踏面3aの第2の部分3cにおける接触面圧を低減することが可能となり、この第2の部分3cの摩耗を抑制することが可能となる。
また上記の履帯用リンク1を有する履帯装置10によれば、履帯用リンク1の第1および第2の側部4、5間の幅を維持しながら踏面3aの第2の部分3cの摩耗を抑制することが可能となるため、踏面3aの摩耗を抑制するためにブシュ、ピン、履板などの他の部品の設計を変更する必要がない。
なお上記においては履帯用リンク1の履板取付部としてボルト部材14aを挿通するための貫通孔2aについて説明したが、履板取付部はこの貫通孔2aに限定されるものではなく、履板13を取り付け可能な構成を有するものであればよい。また履板取付部材としてボルト部材14aとナット部材14bとについて説明したが、履板取付部材はこれらに限定されるものではなく、履板13と履帯用リンク1に取り付け可能な構成を有するものであればよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 履帯用リンク、1A 中央部、1B 一方端部、1B1 ブシュ孔周囲部、1B2 第1の外周部、1C 他方端部、1C1 ピン孔周囲部、1C2 第2の外周部、2 第1の面、2a 貫通孔、3 第2の面、3a 踏面、3b 第1の部分、3c 第2の部分、3d 第3の部分、4 第1の側部、5 第2の側部、6 ブシュ孔、7 ピン孔、7a 大径部、7b 小径部、8 中央貫通孔、10 履帯装置、11 ブシュ、12 連結用ピン、13 履板、14a ボルト部材、14b ナット部材、15 シール部材、20 下部走行体、21 駆動輪、22 遊動輪、23 下転輪、24 上転輪、25 トラックフレーム、26 旋回装置、30 装軌式作業車両、31 上部旋回体、31a キャブ、31b エンジンルーム、31c カウンタウェイト、32 作業機。

Claims (5)

  1. 履板取付部を有する第1の面と、前記第1の面に対向しかつ踏面を有する第2の面と、前記第1および第2の面に交差する方向に延在しかつ互いに対向する第1および第2の側部とを有する履帯用リンクであって、
    前記履板取付部を有し、前記踏面の第1の部分を有する中央部と、
    前記中央部の一方端側に位置し、前記踏面の第2の部分を有し、かつ前記中央部に対して前記第1の側部側に片寄って配置された一方端部と、
    前記中央部の他方端側に位置し、前記踏面の第3の部分を有し、かつ前記中央部に対して前記第2の側部側に片寄って配置された他方端部とを備え、
    前記一方端部には、前記第1の側部側から前記第2の側部側に前記一方端部を貫通した第1の貫通孔が形成されており、
    前記他方端部には、前記第1の側部側から前記第2の側部側に前記他方端部を貫通し、かつ前記第1の貫通孔よりも小さい径の部分を有する第2の貫通孔が形成されており、
    前記一方端部は、前記第2の側部において前記第1の貫通孔の周囲を取り囲む第1の貫通孔周囲部と、前記第1の貫通孔周囲部の外周から前記踏面の前記第2の部分に達する第1の外周部とを含み、
    前記第1の外周部は、前記第1の貫通孔周囲部よりも前記第2の側部側に位置している、履帯用リンク。
  2. 前記他方端部は、前記第1の側部において前記第2の貫通孔の周囲を取り囲む第2の貫通孔周囲部と、前記第2の貫通孔周囲部の外周から前記踏面の前記第3の部分に達する第2の外周部とを含み、
    前記第2の貫通孔周囲部は、前記第2の外周部よりも前記第1の側部側に位置している、請求項1に記載の履帯用リンク。
  3. 前記踏面の前記第2の部分が形成された前記第2の面の前記第1および第2の側部間の幅は、前記第1の貫通孔の前記第2の面の最も近くに位置する部分における前記第1の貫通孔周囲部の前記第1および第2の側部間の幅よりも大きい、請求項1または2に記載の履帯用リンク。
  4. 前記踏面の前記第2の部分が形成された前記第2の面の前記第1および第2の側部間の幅と、前記踏面の前記第3の部分が形成された前記第2の面の前記第1および第2の側部間の幅とは互いに同じ寸法を有している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の履帯用リンク。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の複数の前記履帯用リンクと、
    前記複数の履帯用リンクに含まれる一方および他方の履帯用リンクのうち前記一方の履帯用リンクの前記第1の貫通孔内に挿入されることで前記一方の履帯用リンクに固定された円筒形状のブッシュと、
    前記ブッシュ内に挿通されることで前記一方の履帯用リンクの前記第1の貫通孔内に挿通され、かつ前記他方の履帯用リンクの前記第2の貫通孔内に挿入されることで前記他方の履帯用リンクに固定された連結用ピンと、
    それぞれが前記複数の履帯用リンクの各々の前記履板取付部に取り付けられた複数の履板とを備えた、履帯装置。
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