JP2014045589A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ電流の立ち上がりが早く、定電流制御の移行後において一定周期のモータ駆動制御が可能なモータ制御装置を提供する。
【解決手段】モータ110に流れる電流Imをオンオフ制御するHブリッジ回路100と、所定の駆動周波数、デューティを有するパルス信号であって駆動指示信号Vsを発生する駆動指示信号発生部300と、モータ電流Imの電流検知信号Viと目標値信号Vaとの比較により比較出力信号Vcを出力する電流検知回路400と、駆動指示信号Vsのオン信号と比較出力信号Vcとに基づいて電流検知結果を保持するラッチ回路500と、オン信号とラッチ回路からのラッチ出力信号Vrとに基づいてドライブ回路200を駆動するゲート回路600と、ラッチ回路の電流検知結果に基づいて、駆動指示信号発生部300における駆動指示信号Vsのデューティを変化させる制御を行なう制御部800と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ制御装置に関する。
モータ制御装置として、例えば、モータの回転を制御することで車両の電子スロットル制御を行なうものがある(例えば、特許文献1参照)。
このモータ制御装置は、電子スロットルのバルブ制御において、バルブの開度制御を安価なマイコンを用いたデジタル制御で行い、高応答,高精度が要求される開度制御のマイナーループに設けたモータの電流制御をアナログ制御で行い、かつ電流制御のPWM制御を可変周波形PWM制御で行う構成とされている。
特開2000−18069号公報
しかし、電流制御のPWM制御を可変周波形PWM制御で行う構成とすると、モータ駆動制御時に駆動周波数の変化が発生して耳障りなうなり音等が発生する場合がある等の問題があった。
従って、本発明の目的は、モータ電流の立ち上がりが早く、定電流制御の移行後において一定周期のモータ駆動制御が可能なモータ制御装置を提供することにある。
[1]本発明は、上記目的を達成するために、モータに流れる電流をオンオフ制御するHブリッジ回路と、前記Hブリッジ回路を駆動するドライブ回路と、所定の駆動周波数、デューティを有するパルス信号で、前記モータの駆動指示を行なう駆動指示信号を発生する駆動指示信号発生部と、前記モータに直列接続された電流検出用抵抗と比較器により構成され、モータ電流の電流検知信号と目標値信号との比較により比較出力信号を出力する電流検知回路と、前記駆動指示信号のオン信号と前記比較出力信号とに基づいて電流検知結果を保持するラッチ回路と、前記オン信号と前記ラッチ回路からのラッチ出力信号とに基づいて前記ドライブ回路を駆動するゲート回路と、前記ラッチ回路の前記電流検知結果に基づいて、前記駆動指示信号発生部における前記駆動指示信号の前記デューティを変化させる制御を行なう制御部と、を有することを特徴とするモータ制御装置を提供する。
[2]前記制御部は、前記デューティを動作開始時に100%とし、前記ラッチ回路における最初の反転信号により100%未満の所定のデューティに変化させることを特徴とする上記[1]に記載のモータ制御装置であってもよい。
[3]また、前記ラッチ回路は、前記電流検知回路から出力されるラッチオン信号及び前記駆動指示信号のラッチクリア信号に基づいて駆動又は非駆動レベルにレベルが切り替わることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のモータ制御装置であってもよい。
[4]また、前記ゲート回路は、前記駆動指示信号のオン信号と前記ラッチ回路のラッチ出力信号を入力とするAND回路であることを特徴とする上記[1]から[3]のいずれか1に記載のモータ制御装置であってもよい。
本発明によれば、モータ電流の立ち上がりが早く、定電流制御の移行後において一定周期のモータ駆動制御が可能なモータ制御装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の全体ブロック構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の回路構成図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の電流上昇フェーズ及び定電流フェーズにおける主要ポイントの波形図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の動作フローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の定電流フェーズにおける定電流動作時の主要ポイントの波形図である。
(モータ制御装置1の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の全体ブロック構成図である。図2は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の回路構成図である。
本発明の実施の形態に係るモータ制御装置1は、モータ110に流れる電流Imをオンオフ制御するHブリッジ回路100と、Hブリッジ回路100を駆動するドライブ回路200と、所定の駆動周波数、デューティを有するパルス信号であってモータ110の駆動指示を行なう駆動指示信号Vsを発生する駆動指示信号発生部300と、モータ110に直列接続された電流検知抵抗410と比較器420により構成され、モータ電流Imの電流検知信号Viと目標値信号Vaとの比較により比較出力信号Vcを出力する電流検知回路400と、駆動指示信号Vsのオン信号Vonと比較出力信号Vcとに基づいて電流検知結果を保持するラッチ回路500と、オン信号Vonとラッチ回路500からのラッチ出力信号Vrとに基づいてドライブ回路200を駆動するゲート回路600と、ラッチ回路500の電流検知結果に基づいて、駆動指示信号発生部300における駆動指示信号Vsのデューティを変化させる制御を行なう制御部800と、を有して概略構成されている。
Hブリッジ回路100は、4つのMOSFETで構成され、FET1とFET3の間、及び、FET2とFET4の間にモータ110が接続されるブリッジとされている。FET1とFET4がON、FET2とFET3がOFFとされることにより、モータ110が正回転し、逆に、FET1とFET4がOFF、FET2とFET3がONとされることにより、モータ110が逆回転し、これらのMOSFETのON、OFFの組合せ、タイミングによりモータ110の回転制御が行なわれる。なお、上記のMOSFETのON、OFFの組合せ、タイミングは、ドライブ回路200、及び、論理信号入力端子122、123、124に所定のオンオフ信号が入力される。
ドライブ回路200は、入力側がゲート回路600に接続され、出力側がHブリッジ回路100に接続されている。ゲート回路600から出力される駆動信号Vdに基づいてFETがスイッチング制御されて、Hブリッジ回路100を駆動する。
駆動指示信号発生部300は、PWM(Pulse Width Modulation)信号としてのモータ110の駆動指示を行なう駆動指示信号Vsを発生する。例えば、マイコンのPWM機能等を使用して、HiレベルからLoレベルの出力を一定間隔で反転出力する駆動指示信号Vsを発生させることができる。この出力である駆動指示信号Vsは、ラッチ回路500及びゲート回路600に接続される。
ここで、駆動指示信号発生部300は、制御部800(マイコン)の指令により、駆動指示信号Vsを、動作開始時から電流検知信号Viが目標値信号Vaに達するまでの電流上昇フェーズではデューティ100%とし、ラッチ回路500における反転信号を検知した以降の定電流フェーズでは100%未満の所定のデューティ(例えば、デューティ85%)とする。
電流検知回路400は、モータ110に直列接続された電流検知抵抗410と比較器(コンパレータ)420により構成され、モータ電流Imの電流検知信号Viと目標値信号Vaとの比較により比較出力信号Vcを出力する。この電流検知回路400の出力は、比較出力信号Vcとしてラッチ回路500の入力側に接続される。例えば、ドライブ回路200のONによりHブリッジ回路100が駆動されて、モータ110に電流が流れると、モータ110に接続された電流検知抵抗410にもモータ110に流れる電流と同じ電流(Im)が流れる。電流検知抵抗410の抵抗Raに流れるモータ電流Imにより、電流検知抵抗410の両端には、電流検知信号Vi=Ra×Imが発生する。電流検知信号Viと目標値信号発生部700により生成する目標値信号Vaとを比較器420にて比較し、目標値信号Va<電流検知信号Viになった時に比較器420の出力がLoレベルとなった比較出力信号Vcを生成し、この比較出力信号Vcを反転させたラッチオン信号Vronをラッチ回路500へ出力する。なお、電流検知抵抗410から比較器420への間にLPFを入れておけば、モータ110への突入電流などにより発生するノイズの除去が期待できる。
ラッチ回路500は、駆動指示信号Vsと比較出力信号Vcとに基づいて、電流検知結果をラッチ(保持)する。このラッチ回路500は、電流検知回路400の出力である比較出力信号Vcを反転させて入力されるラッチオン信号Vronに基づいてHiレベルとされ、駆動指示信号Vsのラッチクリア信号Vclrに基づいてLoレベルとされる。ラッチ回路500は、比較器420の出力を保持し、ラッチ出力信号Vrを反転させてオフ信号Voffとして、ゲート回路600側へ出力する。なお、オフ信号Voffの初期値はHiレベル出力とする。また、ラッチ回路500は比較器420のラッチオン信号VronのLoレベルからHiレベルのエッジトリガにより保持状態となり、Hiレベルを出力する。ラッチ回路の出力は、NOT回路を介して、オフ信号Voffとしてゲート回路600に入力される(ラッチ回路:Hiレベル出力=“オフ信号“Loレベル)。また、保持状態時に駆動指示信号VsがLoレベルに切り替わると、ラッチクリア信号Vclrとして、ラッチ回路500の保持状態が解除されて、Loレベルを出力する。すなわち、ラッチ回路500は、電流検知回路400から出力されるラッチオン信号Vron及び駆動指示信号Vsのラッチクリア信号Vclrに基づいて駆動又は非駆動レベルにレベルが切り替わる。ラッチ回路500のラッチ出力信号Vrは、NOT回路を介してオフ信号Voffとしてゲート回路600に入力される(ラッチ回路:Loレベル出力=“オフ信号” Hiレベル)。
ゲート回路600は、駆動指示信号Vsとラッチ回路500からのラッチ出力信号Vrとに基づいて、ドライブ回路200を駆動する。このゲート回路600は、駆動指示信号Vsのオン信号Von及びラッチ回路500のラッチ出力信号Vrを反転させたオフ信号Voffを入力とするAND回路である。ゲート回路600に入力されるオン信号Von及びオフ信号VoffがHiレベルの時、ゲート回路600からはHiレベルが出力され、ドライブ回路200を経由して、Hブリッジ回路100のFET1(FET2)をONすることができる。
目標値信号発生部700は、電流検知回路400への目標電流値を指示する目標値信号Vaを発生させる。この目標値信号発生部700から出力される目標値信号Vaは、DC電圧として電流検知回路400の比較器420に入力される。目標値信号Vaは、例えば、マイコンのPWM機能を使用して、LPFを経由してDC電圧に変換した信号を使用するが、マイコンのD/Aコンバータ出力を使用してもよい。
制御部800は、ラッチ回路500の出力から駆動指示信号発生部300へのフィードバック経路に設けられ、マイコン等により駆動指示信号発生部300で発生させるPWM信号である駆動指示信号Vsのデューティを変化させる。動作開始時から電流検知信号Viが目標値信号Vaに達するまでを電流上昇フェーズとして、駆動指示信号Vsのデューティを100%とする。一方、ラッチ回路500における反転信号を検知した以降を定電流フェーズとして、駆動指示信号Vsのデューティを100%未満とする。この100%未満のデューティは、例えばデューティ85%であるが、定電流フェーズにおけるオンオフ動作を規定するものとして適宜任意に設定することができる。
図3は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の電流上昇フェーズ及び定電流フェーズにおける主要ポイントの波形図である。
駆動指示信号Vsは、駆動周波数が例えば20kHzであって、1周期がオン信号部分(Hiレベル)とラッチクリア信号部分(Loレベル)から構成されるPWM(Pulse Width Modulation)信号である。この駆動指示信号Vsは、上記のオン信号部分とラッチクリア信号部分から規定される所定のデューティ比を持つパルス波形とされている。なお、駆動指示信号Vsは、制御部800(マイコン)の指令により、動作開始時から電流検知信号Viが目標値信号Vaに達するまでの電流上昇フェーズではデューティ100%とされ、ラッチ回路500における反転信号を検知した以降の定電流フェーズでは100%未満の所定のデューティ(例えば、デューティ85%)とされる。
ここで、駆動指示信号Vsは、図3等に示すように、オン信号Vonとラッチクリア信号Vclrから1周期が形成されている。オン信号Vonは、駆動指示信号VsのHiレベル出力期間である。ラッチクリア信号Vclrは、駆動指示信号VsのLoレベル出力期間である。
駆動信号Vdは、ゲート回路600からドライブ回路200に入力されて、ドライブ回路200をオンオフ制御する信号である。駆動信号Vdは、駆動指示信号Vsとオフ信号VoffとのAND出力により生成される。したがって、駆動指示信号VsのHiレベル入力時、かつ、ラッチ出力信号Vrを反転したオフ信号VoffのHiレベル出力時に、ゲート回路600はHiレベル出力を行い、ドライブ回路200を駆動することができる。
目標値信号Vaは、電流検知回路400への目標電流値を指示するDC電圧の信号であり、比較器420の基準電圧(閾値)となるものである。この目標値信号Vaを調整することにより、モータ電流Imを制御してモータの定常回転速度を調節することができる。
電流検知信号Viは、前述のように、電流検知抵抗410の両端に発生する電流検知信号Viであり、Vi=Ra×Imである。図3に示すように、駆動信号VdがHiレベルの期間でモータ電流Imが増加することから、この期間で目標値信号VaをMax値として増加する波形となる。
モータ電流Imは、駆動信号VdがHiレベルの期間でドライブ回路200により駆動されるモータ110に流れる電流である。
比較出力信号Vcは、モータ電流Imの電流検知信号Viと目標値信号Vaとの比較により生成される。比較器420において、目標値信号Va<電流検知信号Viになった時に比較器420の出力がLoレベルとなった比較出力信号Vcが生成される。なお、ラッチ回路500には、この比較出力信号Vcを反転させたラッチオン信号Vronが入力される。
ラッチ出力信号Vrは、前述のラッチ回路500で説明したように、電流検知回路400から入力されるラッチオン信号Vronに基づいてHiレベルとされ、駆動指示信号Vsのラッチクリア信号Vclrに基づいてLoレベルとされる。図3に示すように、ラッチオン信号Vronのtにおける立上がりでエッジトリガされてHiレベルとなり、ラッチクリア信号Vclr(駆動指示信号Vsのtの立下りエッジ)でトリガされてLoレベルとなる。以降、同様の論理により、ラッチ出力信号Vrが生成される。
(モータ制御装置1の動作)
モータ制御装置1の動作は、図3に示した電流上昇フェーズ及び定電流フェーズから構成される。以下において、電流上昇フェーズでの動作、定電流フェーズでの動作に分けて説明する。
(電流上昇フェーズでの動作)
図4は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の動作フローチャートである。
モータ制御装置の動作がスタートすると、まず電流上昇フェーズで動作する。制御部800は、駆動指示信号発生部300からデューティ100%の駆動指示信号Vsを出力する(ステップ1(S1))。
図3に示すように、駆動指示信号VsがHiレベルの状態では、駆動信号Vdがオン状態となるのでドライブ回路200はHブリッジ回路100を駆動してモータ110に通電される。この通電によるモータ電流Im、また、電流検知抵抗410で検知した電流検知信号Vi=Ra×Imは、電流上昇フェーズにおいては、駆動指示信号Vsのデューティ100%が継続されているので上昇を続ける。
時間tにおいて、電流検知信号Viが目標値信号Vaに達すると比較出力信号VcがLoレベル、ラッチ出力信号VrがHiレベルとなる。図1,2に示すように、ラッチ回路500にはラッチ出力信号Vrを反転させてオフ信号Voffが入力されるので、駆動信号VdはLoレベルとなって、モータ110への通電が停止される。
制御部800は、目標電流値に達したかどうかを判断する(ステップ2(S2))。目標電流値に達しない場合はS2へ戻って判断を繰り返す。目標電流値に達したと判断した場合は、ステップ3へ進む。
制御部800は、目標電流値に達した場合、すなわち、上記説明したように、ラッチ回路500の電流検知結果に基づいて目標電流値に達したと判断した場合は、駆動指示信号Vsをデューティ100%未満のPWM信号に変化させる(ステップ3(S3))。
以降は、デューティ100%未満のPWM信号による定電流駆動である定電流フェーズでの動作に移行する。
(定電流フェーズでの動作)
図5は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の定電流フェーズにおける定電流動作時の主要ポイントの波形図である。以下、この図5に示す動作時の主要ポイントにおける波形図に付した番号(1)〜(12)に沿って定電流フェーズにおけるモータ制御装置1の動作を説明する。
(1)駆動指示信号VsがHiレベル出力となる。
(2)駆動信号VdがHiレベル出力(オン信号Von期間)となり、FET1(FET2)がONとなる。
(3)モータ電流Imにより電流検知信号Viが発生する。
(4)電流検知信号Viが目標値信号Vaを上回った時に、ラッチオン信号VronがHiレベル出力される。
(5)ラッチ回路500から反転出力されるオフ信号VoffがLoレベル出力となる。
(6)オフ信号VoffのLoレベル出力により、駆動信号VdはLoレベルに切替り、FET1(FET2)をOFFさせる。
(7)FET1(FET2)のOFFにより、電流検知信号Viが0Vになるため、ラッチオン信号VronがLoレベル出力に切り替る。
(8)ラッチオン信号VronがLoレベル出力に切り替っても、ラッチ回路500によりオフ信号VoffのLoレベル出力は継続される。
(9)一定期間経過後、駆動指示信号VsはLoレベルに切り替る。(オン信号Vonからラッチクリア信号Vclrとなる。)
(10)駆動指示信号VsのHiレベルからLoレベルの切替りエッジ(ラッチクリア信号Vclr)でラッチ回路500の保持状態が解除される(ラッチ回路からのオフ信号VoffがLoレベルからHiレベルとなる)。
(11)駆動指示信号VsのLoレベル期間中(ラッチクリア信号Vclr期間)は、駆動信号VdのLoレベルが継続される。
(12)一定期間経過後、駆動指示信号VsがHiレベルに切り替る(オン信号Vonとなる)。
以降(1)〜(12)の動作が繰り返され、電流検知回路400で指定した目標値信号Vaに対応した電流値にてモータ110が定電流駆動される。
上記の動作の(4)において、駆動指示信号Vsのオン信号Von期間中に電流検知信号Viが目標値信号Vaに到達しなかった場合でも、駆動指示信号VsのHiレベルからLoレベルの切替りエッジに同期して、駆動信号Vdは必ずLoレベルとなる。これにより、駆動指示信号Vsの駆動周波数に完全に同期してモータ110の駆動、非駆動が繰り返される。
これは、駆動指示信号VsがHiレベル(オン信号Von)の期間だけ、ラッチ回路500がON継続することができることに起因し、図1、2に示すように、駆動指示信号Vsをラッチ回路500の電源として使用している構成による効果である。
(本発明の実施の形態の効果)
上記のように構成されたモータ制御装置1によると、以下のような効果を有する。
(1)電流上昇フェーズでの動作において、制御部800が駆動指示信号発生部300からデューティ100%の駆動指示信号Vsを出力させ、このデューティ100%の状態は、電流検知信号Viが目標値信号Vaに達するまで維持される。これにより、モータ電流Imは上昇を続けることができるので、モータ電流の立ち上がりが早いモータ制御装置が可能となる。
(2)定電流フェーズでの動作において、駆動指示信号Vsのオン信号Von期間中に電流検知信号Viが目標値信号Vaに到達しない場合でも、駆動指示信号VsのHiレベルからLoレベルの切替りエッジに同期して、駆動信号Vdは必ずLoレベルとなる。これにより、駆動指示信号Vsの駆動周波数に完全に同期してモータ110の駆動、非駆動が繰り返される。これにより、駆動周波数の変化が抑制され、定電流制御の移行後において一定周期のモータ駆動制御が可能なモータ制御装置が可能となる。また、例えば、駆動指示信号Vsが20kHzの場合でも、低域側への周波数シフトが発生せず、可聴域となる駆動周波数が発生しないので、耳障りなうなり音等の発生を抑制することができる。
(3)駆動指示信号Vsをラッチ回路500の電源として使用している構成により、駆動指示信号VsがHiレベル(オン信号Von)の期間だけ、ラッチ回路500がON継続して駆動指示信号Vsの駆動周波数に完全に同期してモータ110の駆動、非駆動が繰り返される。これにより、モータ電流の立ち上がり時間によらず、一定周期のモータ駆動制御が可能なモータ制御装置を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態およびその変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態およびその変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…モータ制御装置
100…ブリッジ回路
110…モータ
122、123、124…論理信号入力端子
200…Hドライブ回路
300…駆動指示信号発生部
400…電流検知回路
410…電流検知抵抗
420…比較器
500…ラッチ回路
600…ゲート回路
700…目標値信号発生部
800…制御部
Im…モータ電流
Va…目標値信号
Vc…比較出力信号
Vclr…ラッチクリア信号
Vd…駆動信号
Vi…電流検知信号
Voff…オフ信号
Von…オン信号
Vr…ラッチ出力信号
Vron…ラッチオン信号
Vs…駆動指示信号

Claims (4)

  1. モータに流れる電流をオンオフ制御するHブリッジ回路と、
    前記Hブリッジ回路を駆動するドライブ回路と、
    所定の駆動周波数、デューティを有するパルス信号で、前記モータの駆動指示を行なう駆動指示信号を発生する駆動指示信号発生部と、
    前記モータに直列接続された電流検出用抵抗と比較器により構成され、モータ電流の電流検知信号と目標値信号との比較により比較出力信号を出力する電流検知回路と、
    前記駆動指示信号のオン信号と前記比較出力信号とに基づいて電流検知結果を保持するラッチ回路と、
    前記オン信号と前記ラッチ回路からのラッチ出力信号とに基づいて前記ドライブ回路を駆動するゲート回路と、
    前記ラッチ回路の前記電流検知結果に基づいて、前記駆動指示信号発生部における前記駆動指示信号の前記デューティを変化させる制御を行なう制御部と、
    を有することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記制御部は、前記デューティを動作開始時に100%とし、前記ラッチ回路における最初の反転信号により100%未満の所定のデューティに変化させることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記ラッチ回路は、前記電流検知回路から出力されるラッチオン信号及び前記駆動指示信号のラッチクリア信号に基づいて駆動又は非駆動レベルにレベルが切り替わることを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記ゲート回路は、前記駆動指示信号のオン信号と前記ラッチ回路のラッチ出力信号を入力とするAND回路であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
JP2012186827A 2012-08-27 2012-08-27 モータ制御装置 Active JP5653976B2 (ja)

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