JP2011055608A5 - Pwmインバータ装置 - Google Patents

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本発明は、モータを駆動制御するPWMインバータ装置に係わり、特にそのデッドタイム
を補償する機能を備えたPWMインバータ装置に関するものである。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、PWMパルスがオンからオフに変化する区間とオフからオンに変化する区間の判別信号と、電流検出値または電流指令値とを用いて、デッドタイム補償を行うことで、相電圧をPWMパルスがオンからオフに変化する区間と、オフからオンに変化する区間で対称となるように制御し、キャリアと同じ周期の電流リップルを減らすことができ、電流リップルによるモータ騒音を減少させることができるPWMインバータ装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のような構成としたものである。
請求項1に記載の発明は、電圧指令をPWMパルスに変換するPWM信号発生部と、前記
PWMパルスによってスイッチング素子をオンオフ制御しモータに電圧を印加するパワー
部とを備えたPWMインバータ装置において、前記PWMパルスがオンからオフに変化す
る区間と、オフからオンに変化する区間とを判別して、区間判別信号を出力する区間判別
部と、前記区間判別信号と前記モータの電流検出値または電流指令値に基づき相電圧をPWMパルスがオンからオフに変化する区間と、オフからオンに変化する区間の相電圧波形を対称となるようにデッドタイム補償を行うデッドタイム補償部とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のPWMインバータ装置において、前記デッドタイム補償部は、PWMパルスがオンからオフに変化する区間で、電流の極性が正である相電圧指令にはデッドタイム補償をせず、前記PWMパルスがオフからオンに変化する区間で、電流の極性が負である相電圧指令にはデッドタイム補償はしないことを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載のPWMインバータ装置において、前記相電圧指令を保持する電圧指令保持部を備え、前記電圧指令の絶対値が所定値以下の場合には、前記相電圧指令が搬送波と同期した電流制御処理の直後に前記PWM信号発生部に与えられ、前記PWMパルスを生成し、
前記電圧指令の絶対値が所定値を超える場合には、該所定値を超えたことを検知した直後に、前記相電圧指令の前回値が前記PWM信号発生部に与えられ、前記PWMパルスを生成することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のPWMインバータ装置において、前記PWM信号発生部は、前記相電圧指令と三角波搬送波との比較によって、または、インバータ出力部のスイッチの状態を組み合わせた空間ベクトル方式によって前記PWMパルスを生成することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のPWMインバータ装置において、前記デッドタイム補償部はデッドタイム補償電圧をVd、デッドタイムをTd、前記PWMパルスのスイッチング周期をTs、直流電源の電圧をVdcとしたときに、Vd=Vdc×(Td/Ts)なる式で算出することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のPWMインバータ装置において、前記デッドタイム補償部は、前記デッドタイム補償電圧前記電流検出値の電流極性の判別が困難となる低電流領域では、前記電流検出値に比例した直線関数で算出し、前記低電流領域以外の領域では一定値としたことを特徴とするものである。
請求項1乃至に記載に発明によると、PWMパルスがオンからオフに変化する区間
と、オフからオンに変化する区間でモータに印加される相電圧の波形を対称にすることが
でき、電流リップル周波数を搬送波の周波数の2倍とすることができる。その結果、従来
の搬送波の周期に同期した電流リップルと比較して、そのリップル振幅を小さくすること
ができると共に、磁気騒音を低減することができる。
また、請求項3に記載の発明によると、キャリアに同期した電流制御処理において、電圧指令の絶対値が小さい場合は、電流制御応答を速くすることができ、大きい場合でも、PWMパルスがオンからオフに変化する区間と、オフからオンに変化する区間でモータに印加される相電圧の波形を対称に制御することができるので、上記と同様の効果
を奏することができる。


Claims (6)

  1. 電圧指令をPWMパルスに変換するPWM信号発生部と、前記PWMパルスによってスイッチング素子をオンオフ制御しモータに電圧を印加するパワー部とを備えたPWMインバータ装置において、
    前記PWMパルスがオンからオフに変化する区間と、オフからオンに変化する区間とを
    判別して、区間判別信号を出力する区間判別部と、
    前記区間判別信号と前記モータの電流検出値または電流指令値に基づき相電圧をPWMパルスがオンからオフに変化する区間と、オフからオンに変化する区間の相電圧波形を対称となるようにデッドタイム補償を行うデッドタイム補償部とを備えたことを特徴とするPWMインバータ装置。
  2. 前記デッドタイム補償部は、PWMパルスがオンからオフに変化する区間で、電流の極性が正である相電圧指令にはデッドタイム補償をせず、前記PWMパルスがオフからオンに変化する区間で、電流の極性が負である相電圧指令にはデッドタイム補償はしないことを特徴とする請求項1に記載のPWMインバータ装置。
  3. 前記相電圧指令を保持する電圧指令保持部を備え、前記電圧指令の絶対値が所定値以下の場合には、前記相電圧指令が搬送波と同期した電流制御処理の直後に前記PWM信号発生部に与えられ、前記PWMパルスを生成し、
    前記電圧指令の絶対値が所定値を超える場合には、該所定値を超えたことを検知した直後に、前記相電圧指令の前回値が前記PWM信号発生部に与えられ、前記PWMパルスを生成することを特徴とする請求項1または2に記載のPWMインバータ装置。
  4. 前記PWM信号発生部は、前記相電圧指令と三角波搬送波との比較によって、または、インバータ出力部のスイッチの状態を組み合わせた空間ベクトル方式によって前記PWMパルスを生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のPWMインバータ装置。
  5. 前記デッドタイム補償部はデッドタイム補償電圧をVd、デッドタイムをTd、前記PWMパルスのスイッチング周期をTs、直流電源の電圧をVdcとしたときに、Vd=Vdc×(Td/Ts)なる式で算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のPWMインバータ装置。
  6. 前記デッドタイム補償部は、前記デッドタイム補償電圧前記電流検出値の電流極性の判別が困難となる低電流領域では、前記電流検出値に比例した直線関数で算出し、前記低電流領域以外の領域では一定値としたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のPWMインバータ装置。
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