JP2014035514A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの傾きを検出すること。
【解決手段】シートMを搬送する搬送ベルト35を有する搬送部と、搬送部によって搬送されているシートMに画像を印刷する印刷部と、搬送ベルト35の搬送方向に直交する主走査方向に互いに離間して配置され、搬送ベルト35の外周面上の互いに異なる検出領域に対して発光し、搬送ベルト35に反射された光を受光する複数のセンサ70a及び70bと、制御部と、を備え、制御部は、印刷部を制御して、各検出領域を通過する位置にシートMの搬送方向の端部と搬送ベルト35の外周面とに跨って傾き検出用マーク90を印刷させる傾き検出用マーク印刷処理を実行する、印刷装置。
【選択図】図3

Description

シートを搬送する技術に関する。
従来、像担持体上に画像パターンの一部が転写材に転写される画像パターンを形成し、画像パターンの一部が転写材に転写された後の画像パターンを、トナー像検出手段にて検知し、その検知結果に応じて、画像の書き出しタイミングを調整する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−003484号公報
しかしながら、上述した従来の画像形成装置は画像の書き出しタイミングを調整するものであり、シートの傾きを検出することは考慮されていなかった。
本明細書では、シートの傾きを検出する技術を開示する。
本明細書によって開示される印刷装置は、シートを搬送する搬送ベルトを有する搬送部と、前記搬送部によって搬送されている前記シートに画像を印刷する印刷部と、前記搬送ベルトの搬送方向に直交する主走査方向に互いに離間して配置され、前記搬送ベルトの外周面上の互いに異なる検出領域に対して発光し、前記搬送ベルトに反射された光を受光する複数のセンサと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記印刷部を制御して、各前記検出領域を通過する位置に前記シートの前記搬送方向の端部と前記搬送ベルトの外周面とに跨って傾き検出用マークを印刷させる傾き検出用マーク印刷処理を実行する。
上記印刷装置によると、シートの傾きを検出することができる傾き検出用マークを印刷できる。
また、上記印刷装置はカラー画像を印刷するものであり、前記搬送部は、前記搬送ベルトよりも前記シートの搬送経路の上流側に設けられ、搬送されるシートの斜行を補正する斜行補正ローラを有し、前記印刷部は、着色剤を用いて画像を印刷する複数のプロセス部を有し、前記制御部は、前記傾き検出用マーク印刷処理において、前記斜行補正ローラに最も近い前記プロセス部に前記傾き検出用マークを印刷させてもよい。
上記印刷装置によると、搬送ベルトによって搬送されている間のシートの回転の影響を低減できるので、シートが傾いている場合は、その原因が主に斜行補正ローラによる不十分な斜行補正であると特定することができる。
また、前記傾き検出用マークは、前記主走査方向に互いに離間して印刷される複数の部分傾き検出用マークからなってもよい。
上記印刷装置によると、主走査方向に長い傾き検出用マークを一つだけ印刷する場合に比べて傾き検出用マークの印刷に用いる着色剤を節約できる。
また、上記印刷装置はカラー画像を印刷するものであり、前記印刷部は、着色剤を用いて画像を印刷する複数のプロセス部を有し、前記制御部は、前記傾き検出用マークを構成する前記複数の部分傾き検出用マークを、互いに異なる前記プロセス部に印刷させてもよい。
上記印刷装置によると、特定の色の着色剤だけ消費量が多くなることを抑制することができる。
また、上記印刷装置はカラー画像を印刷するものであり、前記印刷部は、着色剤を用いて画像を印刷する複数のプロセス部を有し、前記制御部は、前記印刷部を制御して、前記搬送ベルトの外周面に位置ずれ補正用マークを印刷させる位置ずれ補正用マーク印刷処理と、前記位置ずれ補正用マーク印刷処理によって印刷された各前記位置ずれ補正用マークを前記センサによって検出し、前記位置ずれ補正用マークのうち予め設定されている基準色で印刷されている前記位置ずれ補正用マークに対する他の色の前記位置ずれ補正用マークの相対的な位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出処理と、前記基準色で印刷される画像に対する前記他の色で印刷される画像の印刷位置を前記位置ずれ量検出処理によって検出された位置ずれ量に基づいて補正することにより、各色の画像の相対的な位置ずれを補正する位置ずれ補正処理と、を実行し、前記傾き検出用マーク印刷処理において、前記傾き検出用マークを前記基準色で印刷させてもよい。
上記印刷装置によると、各色の画像の相対的な位置ずれを補正する位置ずれ補正を実行しても基準色の画像のシートに対する搬送方向の位置は移動しないので、シートに対する画像の搬送方向の位置がずれてしまわないようにすることができる。また、基準色の画像に対して傾き検出用マークを印刷した色の画像の相対的な印刷位置がずれてしまわないようにすることができる。
また、前記制御部は、前記複数のセンサから出力された検出信号を比較して前記シートの傾き角度を検出する傾き角度検出処理と、前記傾き角度検出処理によって検出された傾き角度に基づいて、前記シートと前記シートに印刷する画像との相対的な傾きを補正する傾き補正処理と、を実行してもよい。
上記印刷装置によると、シートに対する画像の相対的な傾きを抑制することができる。
また、前記制御部は、前記傾き検出用マーク印刷処理において、一つ目の前記傾き検出用マークを前記シートの先端部と前記搬送ベルトの外周面とに跨って印刷させ、二つ目の前記傾き検出用マークを前記シートの後端部と前記搬送ベルトの外周面とに跨って印刷させてもよい。
上記印刷装置によると、先端部に印刷した傾き検出用マークによって検出されるシートの傾きと、後端部に印刷した傾き検出用マークによって検出されるシートの傾きとから、搬送ベルトによって搬送されている間のシートの回転角度を検出することができる。
また、上記印刷装置はカラー画像を印刷するものであり、前記印刷部は、着色剤を用いて画像を印刷する複数のプロセス部を有し、前記制御部は、前記傾き検出用マーク印刷処理において、前記シートの先端部と前記搬送ベルトの外周面とに跨って印刷される一つ目の前記傾き検出用マークと、前記シートの後端部と前記搬送ベルトの外周面とに跨って印刷される二つ目の前記傾き検出用マークとを、同じ前記プロセス部に印刷させてもよい。
上記印刷装置によると、先端部に印刷する傾き検出用マークと後端部に印刷する傾き検出用マークとを同一のプロセス部によって印刷するので、シートが回転していないにもかかわらずシートが回転したと誤判断してしまうことを低減することができる。
また、前記制御部は、一つ目の前記傾き検出用マークを前記複数のセンサによって検出し、各前記センサから出力された検出信号を比較して前記シートの傾き角度を検出する第1の傾き角度検出処理と、二つ目の前記傾き検出用マークを前記複数のセンサによって検出し、各前記センサから出力された検出信号を比較して前記シートの傾き角度を検出する第2の傾き角度検出処理と、前記第1の傾き角度検出処理によって検出された傾き角度と前記第2の傾き角度検出処理によって検出された傾き角度との差を、前記搬送部によってシートを搬送している間のシートの回転角度として算出し、算出した回転角度に応じて画像を回転させながら印刷させる印刷制御処理と、を実行してもよい。
上記印刷装置によると、シートに対する画像の相対的な傾きを抑制することができる。
また、前記制御部は、前記印刷部を制御して、前記搬送ベルトの外周面の各前記検出領域を通過する位置に前記センサの検出信号を補正するための補正情報取得用マークを印刷させる補正情報取得用マーク印刷処理を実行してもよい。
上記印刷装置によると、補正情報取得用マークをセンサによって検出し、センサの検出信号から判断される当該マークの搬送方向の幅と本来検出されるべき基準幅とを比較することにより、センサの検出信号を補正するための補正情報を得ることができる。
また、前記補正情報取得用マークの搬送方向の幅は、前記シートが傾いていないと仮定し、且つ、前記傾き検出用マークと前記シートとの前記搬送方向の相対的な位置ずれがないと仮定した場合の前記傾き検出用マークの前記搬送ベルト上に印刷される部分の前記搬送方向の幅と同じであってもよい。
上記印刷装置によると、補正情報取得用マークの搬送方向の幅と傾き検出用マークの搬送ベルト上に印刷されている部分の搬送方向の幅とを比較し、補正情報取得用マークの搬送方向の幅と傾き検出用マークの搬送ベルト上に印刷されている部分の搬送方向の幅との差分がある場合には、上述した補正情報を傾き検出用マークに直接適用することができる。これにより、センサの検出信号から判断される傾き検出用マークの搬送方向の幅を補正する際に、補正が複雑になることを回避できる。
また、前記制御部は、前記補正情報を取得するか否かを所定の判断基準に基づいて判断する判断処理を実行し、前記判断処理によって前記補正情報を取得しないと判断された場合は、前記補正情報取得用マーク印刷処理を実行しないようにしてもよい。
上記印刷装置によると、センサの検出信号を補正するための補正情報を取得しない場合は補正情報取得用マークを印刷しないので、シートへの画像の印刷が開始されるまでの時間を短縮できる。
また、前記制御部は、ユーザから指定された画像を前記シートに印刷するために前記搬送ベルトを回転させているときとは別のタイミングで前記搬送ベルトを回転させて前記補正情報取得用マークを印刷させてもよい。
上記印刷装置によると、例えばユーザから画像の印刷が指示されていない待機状態のときに搬送ベルトを回転させて補正情報取得用マークを印刷させておくことにより、ユーザから画像の印刷が指示されてから補正情報取得用マークを印刷し、その後に当該画像を印刷する場合に比べて、ユーザによって画像の印刷が指示されたときからその画像の印刷が開始されるまでの時間を短縮できる。
また、上記印刷装置はカラー画像を印刷するものであり、前記印刷部は、着色剤を用いて画像を印刷する複数のプロセス部を有し、前記傾き検出用マークは前記主走査方向に互いに離間して印刷される複数の部分傾き検出用マークからなり、前記補正情報取得用マークは前記主走査方向に互いに離間して印刷される複数の部分補正情報取得用マークからなり、前記制御部は、前記複数の部分傾き検出用マークを互いに異なる前記プロセス部を用いて印刷するとともに、前記部分傾き検出用マークと、その前記部分傾き検出用マークが通過する前記検出位置と同じ検出位置を通過する前記部分補正情報取得用マークとを同一の前記プロセス部に印刷させてもよい。
着色剤の劣化状況、各プロセス部の転写条件、現像条件、露光強度などさまざまな理由で、同じパターンを観測しているつもりでも検出される幅は異なることがある。このため、部分傾き検出用マークと、その部分傾き検出用マークが通過する前記検出位置と同じ検出位置を通過する部分補正情報取得用マークとを同一の前記プロセス部に印刷させることで、上記理由で、検出される幅が異なることを低減させることができる。
なお、この発明は、印刷システム、印刷方法、印刷制御プログラム、印刷制御プログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
実施形態1に係るプリンタの構成を簡略化して示す断面図。 プリンタの電気的構成を簡略化して示す断面図。 傾き検出用マーク及び補正情報取得用マークを示す模式図。 傾いているシートを示す模式図。 シートが傾いている場合に搬送ベルト上に残された傾き検出用マークを示す模式図。 シートの回転を示す模式図。 位置ずれ補正用マークが直接印刷された搬送ベルトを示す模式図。 印刷制御処理の流れを示すフローチャート。 傾き補正・通常印刷処理の流れを示すフローチャート。 露光タイミング・傾き・回転補正処理の流れを示すフローチャート。 実施形態2に係る補正情報取得用マークを示す模式図。 実施形態4に係る傾き検出用マークを示す模式図。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図10によって説明する。
(1)プリンタの機械的構成
先ず、図1を参照して、実施形態1に係る印刷装置としてのプリンタ1の構成について説明する。プリンタ1はC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の4色のトナーを用いて印刷用紙などのシートにカラー画像を印刷する直接転写タンデム方式のカラーレーザプリンタである。
プリンタ1は、本体ケーシング10、用紙収容部20、搬送部30、印刷部40、クリーニングユニット50、光学センサ70などを備えて構成されている。
本体ケーシング10は上方に向かって開口する開口13を有する略箱状に形成されており、開口13を開閉する開閉カバー11が連結されている。
用紙収容部20は、シートMが積載される用紙トレイ21を有している。用紙トレイ21は図示しないバネによって上方に付勢されており、用紙トレイ21の最も上に積載されているシートMはピックアップローラ31に圧接している。
搬送部30は、ピックアップローラ31、レジストレーションローラ36、ベルトユニット32、レジ後センサ37、及び、その他の搬送ローラを備えて構成されている。搬送部30は用紙収容部20に収容されているシートMを1枚ずつ搬送経路Tに沿って搬送する。
レジストレーションローラ36は駆動ローラ36aと従動ローラ36bとで構成されている。シートMはレジストレーションローラ36の回転が停止している状態でピックアップローラ31により搬送経路Tに送り出され、先端がレジストレーションローラ36に突き当たる。その状態でピックアップローラ31が更にシートMを送り出すことにより、シートMの傾き(いわゆる斜行)が補正される。その後にレジストレーションローラ36が回転することにより、斜行が補正された状態でシートMが送り出される。レジストレーションローラ36は斜行補正ローラの一例である。
ただし、レジストレーションローラ36の摩耗などにより、プリンタ1を使用しているうちに斜行が十分に補正されないままシートMがレジストレーションローラ36から送り出されてしまうことも起こり得る。
ベルトユニット32は、駆動ローラ33、従動ローラ34、これらのローラ33及び34に掛け回された無端状の搬送ベルト35、駆動ローラ33を回転駆動する図示しない駆動モータなどを有している。搬送ベルト35がシートMを搬送する方向、すなわち搬送方向は図1において左から右である。以降の説明ではシートMの搬送方向を副走査方向という。また、図1において紙面垂直方向は搬送方向に直交する主走査方向である。
レジ後センサ37はレジストレーションローラ36と搬送ベルト35との間に配置されている。レジ後センサ37は検出範囲内にシートMがあるときは制御部80にオン信号を出力し、シートMがないときはオフ信号を出力する。レジ後センサ37としては例えば発光部と受光部とからなるセンサを用いることができる。
印刷部40は、複数の露光部41、プロセスカートリッジ42、複数の転写ローラ43、及び、定着器44を備えている。印刷部40は搬送部30によって搬送されているシートMに画像を印刷する。また、印刷部40は搬送ベルト35の外周面に後述する傾き検出用マーク90などの画像を印刷する。
露光部41は、複数のLEDが主走査方向に直線状に配列されたLEDヘッドを有している。露光部41は制御部80(図2参照)から出力された画像信号に従ってそれらのLEDを発光させることにより、感光体ドラム42cの外周面を露光する。
なお、露光部41は光源、光源から出射された光を偏光するポリゴンミラー、ポリゴンミラーによって偏光された光を感光体ドラム42cの表面に結像させる光学系などによって構成されてもよい。
プロセスカートリッジ42は、カートリッジフレーム42a、帯電器42b、及び、感光体ドラム42cを備えている。
カートリッジフレーム42aはプリンタ1に着脱可能に装着されている。カートリッジフレーム42aには、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の4色のトナーカートリッジ60(60C、60M、60Y、60K)が着脱可能に装着される。
帯電器42bは例えばスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム42cの外周面を一様に正に帯電させる。帯電器42bによって感光体ドラム42cの外周面が帯電された後、露光部41から出射された光によって感光体ドラム42cの外周面が露光されることにより、感光体ドラム42cの外周面に静電潜像が形成される。感光体ドラム42cの外周面に形成された静電潜像はトナーカートリッジ60から供給されるトナーによって現像され、感光体ドラム42cの表面にトナー像が担持される。
複数の転写ローラ43は、各感光体ドラム42cと搬送ベルト35を挟んで対向する位置にそれぞれ設けられている。ベルトユニット32によって搬送されるシートMが感光体ドラム42cと転写ローラ43との間の各転写位置を通る間に、各感光体ドラム42cの表面に担持されたトナー像が、転写ローラ43に印加される負極性の転写バイアスによってシートMに順次転写される。
ここで、一つの色に対応する露光部41、帯電器42b、感光体ドラム42c、及び、転写ローラ43は一つのプロセス部を構成している。すなわち、印刷部40はCMYKの4色に対応する4つのプロセス部を有している。
定着器44は内部にハロゲンランプなどの加熱源が収容されている加熱ローラ44aと、加熱ローラ44aに圧接して回転する従動ローラ44bとを有しており、シートMに転写されたトナー像をシートMに熱定着させる。
トナー像が熱定着されたシートMは、開閉カバー11によって構成されている排紙トレイ上に排出される。
クリーニングユニット50はベルトユニット32の下方に配されている。クリーニングユニット50は、搬送ベルト35に接触して、搬送ベルト35上に残ったトナーや紙粉を回収するクリーニングローラ51を含む複数のローラを備えている。
光学センサ70は主走査方向に互いに離間して二つ配置されている(図3参照)。これらの光学センサ70は搬送ベルト35の外周面上の互いに異なる検出領域に対して発光し、搬送ベルト35によって反射された光を受光してその受光した光の明るさに応じた検出信号を制御部80(図2参照)に出力する。光学センサ70はセンサの一例である。
(2)プリンタの電気的構成
次に、図2を参照して、プリンタ1の電気的構成について説明する。プリンタ1は、制御部80、搬送部30、印刷部40、操作部81、光学センサ70などを備えて構成されている。
制御部80はCPU80a、ROM80b、及び、RAM80cを備えて構成されている。CPU80aはROM80bに記憶されている各種のプログラムを実行することによってプリンタ1の各部を制御する。ROM80bにはCPU80aによって実行される制御プログラムや各種のデータなどが記憶されている。RAM80cはCPU80aが各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。
操作部81は、液晶ディスプレイやボタンなどを備えている。ユーザは操作部81を操作することによって各種の設定などを行うことができる。
(3)制御部によって実行される印刷制御処理
次に、制御部80によって実行される印刷制御処理について説明する。印刷制御処理はユーザによって指示された画像をシートMに印刷させる処理である。
この印刷制御処理において、制御部80は、搬送ベルト35によって搬送されているシートMの傾きを検出する処理、搬送ベルト35によって搬送されている間のシートMの回転を検出する処理、シートMに対する画像の副走査方向の位置ずれを検出する処理、光学センサ70の補正情報を取得する処理、及び、各色の画像の相対的な位置ずれによって生じる色ずれを補正する色ずれ補正処理を実行する。
以下、上述した各処理について個別に説明し、その後に印刷制御処理のフローチャートについて説明する。
(3−1)シートの傾きを検出する処理
図3〜図5を参照して、搬送ベルト35によって搬送されているシートMの傾きを検出する処理について説明する。制御部80は図3に示す傾き検出用マーク90をシートMの端部と搬送ベルト35の外周面とに跨って印刷させ、印刷された傾き検出用マーク90を用いてシートMの傾きを検出する。ここでは先ず傾き検出用マーク90について説明し、その後にシートの傾きの検出について説明する。
(3−1−1)傾き検出用マーク
図3に示すように、実施形態1に係る制御部80はシートMの先端部と搬送ベルト35の外周面とに跨って傾き検出用マーク90を印刷させる。傾き検出用マーク90は主走査方向に互いに離間して印刷される二つの部分傾き検出用マーク90a及び90bからなる。二つの部分傾き検出用マーク90a及び90bは、光学センサ70によって検出される搬送ベルト35上の検出領域であって互いに異なる光学センサ70の検出領域を通過する位置に印刷される。より具体的には、部分傾き検出用マーク90aは光学センサ70aによって検出される位置に印刷され、部分傾き検出用マーク90bは光学センサ70bによって検出される位置に印刷される。
ここで、傾き検出用マーク90はいずれも黒で印刷されるものとする。傾き検出用マーク90を黒で印刷する理由については後述する。
(3−1−2)シートの傾きの検出
図4に示すようにシートMが傾いていたとすると、傾き検出用マーク90のうち搬送ベルト35上に残されている部分の形状は図5に示す形状となる。この場合、シートMの傾き角度θは例えば以下の式1によって求めることができる。
tanθ=(L1−L2)/W ・・・ 式1
ここで、L1は光学センサ70aによって検出される部分傾き検出用マーク90aの副走査方向の幅、L2は光学センサ70bによって検出される部分傾き検出用マーク90bの副走査方向の幅、Wは部分傾き検出用マーク90aの主走査方向の中心と部分傾き検出用マーク90bの主走査方向の中心との距離である。Wは予めROM80bに記憶されているものとする。
シートMが傾いている場合は、制御部80は傾きの検出に用いたシートMより後のシートMについて、当該後のシートMと当該後のシートMに印刷する画像との相対的な傾きの補正を行う。この補正は種々の方法で行うことができる。
例えば、シートMの傾きを補正することによってシートMと画像との相対的な傾きを補正してもよい。具体的には、シートMが傾く主な原因は、レジストレーションローラ36を停止させている時間が短かったことにより、シートMの斜行が完全に補正される前にシートMが搬送ベルト35上に送り出されてしまったことにある。そのため、シートMが傾いている場合はレジストレーションローラ36を停止させている時間を長くすることによってシートMの傾きをより確実に補正するようにしてもよい。
また、例えば、シートMの傾きの補正は行わず、検出した傾き角度θに応じて画像を傾けて印刷することによってシートMと画像との相対的な傾きを補正してもよい。なお、シートMと当該シートMに印刷される画像との相対的な傾きを補正する方法は上述した方法に限られるものではなく、適宜の方法で行うことができる。
なお、シートの傾きの検出は後述する二つ目の傾き検出用マーク91を用いて行ってもよい。
(3−2)搬送ベルトによって搬送されている間のシートの回転の検出
次に、図3及び図6を参照して、搬送ベルト35によって搬送されている間のシートの回転を検出する処理について説明する。
図3に示すように、実施形態1に係る制御部80は1枚のシートMに傾き検出用マークを2つ印刷させるものであって、前述した傾き検出用マーク90(一つ目の傾き検出用マーク90という)をシートMの先端部と搬送ベルト35の外周面とに跨って印刷させる一方、二つ目の傾き検出用マーク91をシートMの後端部と搬送ベルト35の外周面とに跨って印刷させる。
二つ目の傾き検出用マーク91の形状は一つ目の傾き検出用マーク90の形状と同じである。また、二つ目の傾き検出用マーク91も黒で印刷される。
図6に示すように、搬送ベルト35によってシートMを搬送している間にシートMが回転してしまう場合がある。シートMが回転した場合は、その回転角度は、一つ目の傾き検出用マーク90から検出されるシートMの傾き角度と二つ目の傾き検出用マーク91から検出されるシートMの傾き角度との差として算出することができる。
制御部80は、シートMが回転している場合はそのシートMより後のシートMも同様に回転するものと仮定し、後のシートMに対する画像の角度を例えば1ラインずつ変化させながら印刷する。ここでいう1ラインとは主走査方向に延びるラインのことをいう。1ライン当たりに傾ける角度は例えば上述した回転角度を1シート当たりのライン数で除算することによって求めることができる。
(3−3)シートに対する画像の副走査方向の位置ずれの検出
シートMに対する画像の副走査方向の位置ずれが生じていないとき、一つ目の傾き検出用マーク90の搬送ベルト35上に残されている部分の副走査方向の幅は、予めROM80bに記憶されている基準幅と一致する。そこで、制御部80は、一つ目の傾き検出用マーク90の搬送ベルト35上に残されている部分の副走査方向の幅を光学センサ70によって検出し、検出した幅と上述した基準幅とを比較することにより、シートMに対する画像の副走査方向の位置ずれ量を判断する。
先ず、シートMが傾いていないものとして説明する。例えば、光学センサ70によって検出された一つ目の傾き検出用マーク90の部分傾き検出用マーク90a及び90bの搬送ベルト35上に残されている部分の副走査方向の幅がいずれも5mmであり、基準幅が6mmであったとする。この場合、制御部80はシートMに対する画像の副走査方向の位置ずれ量は、副走査方向の下流側に+1mm(=6−5)であると判断する。
この場合、制御部80は、シートMの先端がレジ後センサ37によって検出されたときを基準として、露光部41による露光を開始する副走査方向のタイミングを1mm分早くする。これによりシートMに対する画像の副走査方向の位置ずれが補正される。
次に、シートMが傾いている場合について説明する。例えば、一つ目の傾き検出用マーク90の部分傾き検出用マーク90aから検出された位置ずれ量が+1mmであり、部分傾き検出用マーク90bから検出された位置ずれ量が−1mmである場合、それらを平均すると0mmとなる。平均した値が0mmである場合はシートMの傾きを補正することによってシートMに対する画像の副走査方向の位置ずれもなくなるとして、シートMに対する画像の副走査方向の位置ずれ量は0mmであるとしてもよい。
これに対し、例えば、部分傾き検出用マーク90aから検出された位置ずれ量が−1mmであり、部分傾き検出用マーク90bから検出された位置ずれ量が−3mmである場合、それらを平均すると−2mmとなる。平均した値が−2mmである場合はシートMの傾きを補正した上で露光部41による露光を開始する副走査方向のタイミングを2mm分遅くすればよい。
なお、部分傾き検出用マーク90aから検出された位置ずれ量と、部分傾き検出用マーク90bから検出された位置ずれ量と、シートMの傾きを補正した後のシートMに対する画像の副走査方向の位置ずれ量との関係を実験などにより予め求めておき、それを参照してシートMに対する画像の副走査方向の位置ずれ量を判断してもよい。
また、シートに対する画像の副走査方向の位置ずれの検出は前述した二つ目の傾き検出用マーク91を用いて行ってもよい。
(3−4)補正情報取得用マークを用いた光学センサの補正情報の取得
次に、図3を参照して、補正情報取得用マーク95を用いた光学センサ70の補正情報の取得について説明する。
例えば、光学センサ70によって傾き検出用マーク90の副走査方向の幅を検出した場合に、その傾き検出用マーク90の副走査方向の幅が6mmであるにもかかわらず、光学センサ70の個体差による検出精度のばらつきや光学センサ70と搬送ベルト35との距離のずれなどにより、光学センサ70から5mm相当の検出信号が出力されてしまうようなこともある。
そこで、制御部80は、図3に示すように、一つ目の傾き検出用マーク90を印刷する前に、搬送ベルト35の外周面上に補正情報取得用マーク95を印刷する。実施形態1に係る補正情報取得用マーク95の形状は傾き検出用マーク90、91の形状と同じである。また、実施形態1では補正情報取得用マーク95も黒で印刷されるものとする。
そして、制御部80は光学センサ70を用いて補正情報取得用マーク95の副走査方向の幅を検出し、検出した幅と補正情報取得用マーク95の本来検出されるべき副走査方向の幅との差を補正情報として取得する。補正情報取得用マーク95の本来検出されるべき副走査方向の幅は予めROM80bに記憶されているものとする。
そして、制御部80は、光学センサ70から出力される検出信号をその補正情報に基づいて補正する。例えば以下の例を考える。
光学センサ70によって検出された補正情報取得用マーク95の副走査方向の幅=9mm
補正情報取得用マーク95の本来検出されるべき副走査方向の幅=10mm
光学センサ70によって検出された傾き検出用マーク90の搬送ベルト35上に残されている部分の副走査方向の幅=5mm
上述した例の場合、補正情報は1mm(=10−9)となる。補正情報が+の値である場合は本来検出されるべき幅よりせまく検出されているということであるので、制御部80は、光学センサ70によって検出された傾き検出用マーク90の搬送ベルト35上に残されている部分の副走査方向の幅である5mmに1mmを加算する。従って、傾き検出用マークの搬送ベルト35上に残されている部分の副走査方向の幅は6mmに補正されることになる。
なお、検出された幅5mmに10/9を乗算することによって補正してもよい。ただし、光学センサ70によっては傾き検出用マーク90の搬送ベルト35上に残されている部分の幅が異なっても誤差はほぼ一定であることがある。実施形態1において用いられている光学センサ70はそのような誤差がほぼ一定であるセンサであるとし、検出された幅によらず同じ値を補正値として加算するものとする。
なお、図3では一つ目の傾き検出用マーク90より先に補正情報取得用マーク95を印刷しているが、二つ目の傾き検出用マーク91の後に補正情報取得用マーク95を印刷してもよい。
(3−5)色ずれ補正処理
次に、図7を参照して、色ずれ補正処理について説明する。各色の画像の相対的な位置がずれると所謂色ずれが生じる。そこで、制御部80は、一定枚数印刷する毎に、色ずれを抑制するための色ずれ補正処理を実行する。
色ずれ補正処理では、制御部80は図7に示すように主走査方向に対して傾いた形状の位置ずれ補正用マーク97を搬送ベルト35の外周面に色毎に直接印刷する。位置ずれ補正用マーク97を印刷する処理は位置ずれ補正用マーク印刷処理の一例である。
そして、制御部80は搬送部30を制御して搬送ベルト35を回転駆動させ、その状態で光学センサ70から出力される検出信号に基づいて各位置ずれ補正用マーク97の位置を判断する。
そして、制御部80は、各位置ずれ補正用マーク97の位置に基づいて、基準色として設定されている色の位置ずれ補正用マーク97に対する他の色の位置ずれ補正用マーク97の主走査方向及び副走査方向の位置ずれ量を検出する。基準色は適宜に設定することができるが、ここでは黒が基準色であるとする。他の色の位置ずれ補正用マーク97の主走査方向及び副走査方向の位置ずれ量を検出する処理は位置ずれ量検出処理の一例である。
そして、制御部80は、例えば基準色のプロセス部が露光を開始する主走査方向のタイミング(以下、水平同期タイミングという)や基準色のプロセス部が露光を開始する副走査方向のタイミング(以下、垂直同期タイミングという)を基準にして他の色のプロセス部の水平同期タイミングや垂直同期タイミングを調整することにより、基準色の画像が印刷される位置に合わせて他の色の画像の印刷位置を調整する。これにより、各色の画像間の相対的な位置ずれが補正される。各色の画像の相対的な位置ずれを補正する処理は位置ずれ補正処理の一例である。
(3−6)傾き検出用マークを黒で印刷する理由
前述したように実施形態1では一つ目の傾き検出用マーク90を黒で印刷する。傾き検出用マーク90を黒で印刷する理由を以下に説明する。
一つ目の理由は、シートMの傾きの原因がレジストレーションローラ36によるものであるか否かを精度よく判断するためである。前述したようにシートMは搬送ベルト35によって搬送されている間に回転してしまう場合がある。その回転角度は搬送ベルト35によって搬送されている距離が長くなるほど大きくなる。そのため、レジストレーションローラ36から遠いプロセス部によって傾き検出用マークを印刷すると、シートMが傾いているとき、その原因がレジストレーションローラ36による不十分な傾きの補正によるものであるのか、又は、搬送ベルト35によって搬送されている間の回転によるものであるのかを切り分けできなくなる。
これに対し、レジストレーションローラ36に最も近いプロセス部によって傾き検出用マーク90を印刷すると、搬送ベルト35によるシートMの回転がほぼない状態で傾き検出用マーク90が印刷されるので、シートMが傾いている場合に、その原因がレジストレーションローラ36による不十分な傾きの補正であると判断することができる。実施形態1ではレジストレーションローラ36に最も近いプロセス部は黒であるので、制御部80は傾き検出用マーク90を黒で印刷する。
二つ目の理由は、前述した色ずれ補正処理で基準色として用いられる色が黒であるからである。前述したように傾き検出用マーク90はシートMに対する画像の副走査方向の位置ずれの検出にも用いることもできる。この場合、基準色とは異なる色で傾き検出用マーク90を印刷すると、傾き検出用マーク90を用いてシートMに対する画像の副走査方向の位置ずれを補正しても、基準色を用いて色ずれ補正処理が行われることにより、シートMに対する画像の副走査方向の位置が再びずれてしまうことが起こり得る。
例えば、傾き検出用マーク90を基準色以外の色で印刷してシートMに対する画像の副走査方向の位置ずれを補正し、その後に色ずれ補正処理を実行したとする。その場合、傾き検出用マーク90を印刷した色の画像も基準色に合わせて位置が補正されることにより、シートMに対する画像の副走査方向の位置がずれてしまう。
これに対し、傾き検出用マーク90を基準色で印刷すると、色ずれ補正処理を実行しても基準色の画像のシートMに対する副走査方向の位置は移動しないので、シートMに対する画像の副走査方向の位置がずれてしまわないようにすることができる。
また、例えば色ずれ補正処理を実行し、その後に傾き検出用マーク90を基準色以外の色で印刷してシートMに対する画像の副走査方向の位置ずれを補正したとする。その場合、傾き検出用マーク90を印刷した色の画像のシートMに対する副走査方向の位置が補正され、基準色の画像に対して傾き検出用マーク90を印刷した色の画像の相対的な印刷位置がずれてしまう。これにより色ずれが生じてしまう。
これに対し、傾き検出用マーク90を基準色で印刷すると、シートMに対する画像の副走査方向の位置ずれを補正し、それにより基準色の画像の位置が補正されたとしても、他の色の画像の印刷位置が基準色の画像の印刷位置に合わせて補正されることにより、色ずれが生じないようにすることができる。
(3−7)印刷制御処理
次に、図8を参照して、制御部80によって実行される印刷制御処理のフローチャートについて説明する。本処理はユーザによって画像の印刷が指示されると開始される。
ここでは前回シートMの傾きを検出したときからの印刷枚数が基準枚数N1以上である場合は傾き検出用マーク90及び補正情報取得用マーク95を印刷し、N1未満である場合は傾き検出用マーク90及び補正情報取得用マーク95を印刷しないものとする。これは、基準枚数N1未満である場合はシートMの傾きなどは大きく変化していないと推測されるからである。なお、N1は実験などにより適宜に決定することができる。
また、ここではユーザによって印刷が指示された画像が印刷されるシートMと同じシートMに傾き検出用マーク90を印刷する場合を例に説明する。同じシートMに傾き検出用マーク90を印刷する理由は、ユーザによって印刷が指示された画像が印刷されるシートMとは別のシートMに傾き検出用マーク90を印刷するとその分シートMが必要となるので、同じシートMに傾き検出用マーク90を印刷することによってシートMを節約するためである。
ただし、ユーザは印刷を指示した画像が印刷されるシートMに傾き検出用マーク90が印刷されることを望まない場合もある。そこで、ユーザは印刷を指示するとき、傾き検出用マーク90を印刷するか否かを設定できるものとする。印刷条件の設定はプリンタ1と通信可能に接続されているパーソナルコンピュータ(PCと記す)上で行ってもよいし、プリンタ1の操作部81によって行ってもよい。
制御部80は、傾き検出用マーク90を印刷しない設定がされている場合は傾き検出用マーク90を印刷させない。従って傾き検出用マーク90を印刷しない設定がされている場合はシートMの傾きの検出などは行われない。
また、ここでは複数の画像の印刷が指示されたものとする。各画像はそれぞれ別々のシートMに印刷される。
S101では、制御部80は前回シートMの傾きを検出したときからの印刷枚数が基準枚数N1以上であるか否かを判断し、N1以上である場合はS102に進み、N1未満である場合はS104に進む。
S102では、制御部80は傾き検出用マーク90を印刷する設定がされているか否かを判断し、印刷する設定がされている場合はS103に進み、印刷しない設定がされている場合はS104に進む。
S103では、制御部80は傾き補正・通常印刷処理を実行する。
S104では、制御部80は通常印刷処理を実行する。
(3−7−1)傾き補正・通常印刷処理
次に、図9を参照して、上述したS103で実行される傾き補正・通常印刷処理について説明する。
S201では、制御部80は前回色ずれ補正処理を実行したときからの印刷枚数が予め設定されている基準枚数N2以上であるか否かを判断し、N2以上である場合は色ずれ量が基準量に達していると推定してS202に進み、N2未満である場合は色ずれ量が基準量に達していないと推定してS203に進む。
S202では、制御部80は前述した色ずれ補正処理を実行する。
S203では、制御部80は搬送部30を制御してシートMの搬送を開始させる。
S204では、制御部80はシートMの先端がレジ後センサ37を通過するまで待機し、レジ後センサ37を通過するとS205に進む。
S205では、制御部80は印刷部40を制御して搬送ベルト35上に補正情報取得用マーク95を印刷させる。S205は補正情報取得用マーク印刷処理の一例である。
S206では、制御部80は印刷部40を制御してシートMの先端部と搬送ベルト35の外周面とに跨って一つ目の傾き検出用マーク90を印刷させる。S206は傾き検出用マーク印刷処理の一例である。
S207では、制御部80は印刷部40を制御してユーザによって指定された画像のうち最初の画像をシートMに印刷させる。
S208では、制御部80は搬送ベルト35上に残された補正情報取得用マーク95、及び、一つ目の傾き検出用マーク90を光学センサ70によって検出する。
S209では、制御部80はシートMの後端がレジ後センサ37を通過するまで待機し、シートMの後端がレジ後センサ37を通過するとS210に進む。
S210では、制御部80は印刷部40を制御してシートMの後端部と搬送ベルト35の外周面とに跨って二つ目の傾き検出用マーク91を印刷する。S206は傾き検出用マーク印刷処理の一例である。
S211では、制御部80は搬送ベルト35上に残された二つ目の傾き検出用マーク91を光学センサ70によって検出する。
S212では、制御部80は光学センサ70によって補正情報取得用マーク95を検出して出力された検出信号から部分補正情報取得用マーク95aの副走査方向の幅、及び、部分補正情報取得用マーク95bの副走査方向の幅をそれぞれ算出し、光学センサ70毎に補正情報を取得する。
S213では、制御部80は光学センサ70から出力された検出信号に基づいて、一つ目の傾き検出用マーク90の部分傾き検出用マーク90a及び部分傾き検出用マーク90bの副走査方向の幅をそれぞれ算出し、算出した幅を補正情報によって補正する。具体的には、制御部80は、部分傾き検出用マーク90aについては光学センサ70aの補正情報を用いて補正し、部分傾き検出用マーク90bについては光学センサ70bの補正情報を用いて補正する。
S214では、制御部80は光学センサ70から出力された検出信号に基づいて、二つ目の傾き検出用マーク91の部分傾き検出用マーク91a及び部分傾き検出用マーク91bの副走査方向の幅をそれぞれ算出し、算出した幅をS213と同様に補正情報を用いて補正する。
S215では、制御部80は露光タイミング・傾き・回転補正処理を実行する。露光タイミング・傾き・回転補正処理は、露光部41による露光を開始する副走査方向のタイミング、シートMと画像との相対的な傾き、及び、搬送ベルト35によって搬送されている間のシートMの回転によるシートMと画像との相対的な傾きを補正するための処理である。露光タイミング・傾き・回転補正処理の詳細については後述する。
S216では、制御部80は次の画像があるか否かを判断し、次の画像がある場合はS217に進み、ない場合は本処理を終了して印刷制御処理に戻る。
S217では、制御部80は印刷部40を制御して次の画像をシートMに印刷させる。
次の画像を含むそれ以降の画像の印刷では、S215で露光タイミング・傾き・回転補正処理が実行されていることにより、レジストレーションローラ36から送り出される時点でシートMの傾きが補正されており、露光を開始する副走査方向のタイミングが補正されていることによりシートMに対して画像が副走査方向に位置ずれすることなく印刷され、且つ、搬送ベルト35によって搬送されている間にシートMが回転しても露光タイミング・傾き・回転補正処理によって設定された角度で1ライン毎に画像が傾けられながら印刷されることによってシートMとそのシートMに印刷される画像とが相対的に傾くことなく印刷される。S217は印刷制御処理の一例である。
(3−7−2)露光タイミング・傾き・回転補正処理
次に、図10を参照して、S215で実行される露光タイミング・傾き・回転補正処理について説明する。前述したようにシートMが傾いている場合はレジストレーションローラ36を停止させている時間を調整することによって補正してもよいし、傾いているシートMに対して画像を傾けて印刷することによって補正してもよい。ここではレジストレーションローラ36を停止させている時間を調整する場合を例に説明する。
S301では、制御部80はS213で補正した一つ目の傾き検出用マーク90を構成している部分傾き検出用マーク90aの副走査方向の幅と部分傾き検出用マーク90bの副走査方向の幅との差を算出する。
S302では、制御部80はS301で算出した幅の差からシートMの傾き角度を検出する。S302は傾き角度検出処理、及び、第1の傾き角度検出処理の一例である。
S303では、制御部80はS302で検出した傾き角度が基準角度以上であるか否かを判断し、基準角度以上である場合はS304に進み、基準角度未満である場合はS305に進む。
S304では、制御部80はレジストレーションローラ36を停止させる時間であって、S302で検出した傾き角度を補正するために必要な時間を決定する。そして、制御部80は、現在のレジストレーションローラ36を停止させる時間に、その決定した時間を加算し、その時間を、次以降の画像を印刷するときのレジストレーションローラ36を停止させる時間として設定する。S304は傾き補正処理の一例である。
S305では、制御部80はS214で補正した二つ目の傾き検出用マーク91の部分傾き検出用マーク91aの副走査方向の幅と部分傾き検出用マーク91bの副走査方向の幅との差を算出する。
S306では、制御部80はS305で求めた幅の差からシートMの傾き角度を検出する。S306は第2の傾き角度検出処理の一例である。
S307では、制御部80はS302で検出した傾き角度とS306で検出した傾き角度との差を、搬送ベルト35によってシートMを搬送している間のシートMの回転角度として算出し、算出した回転角度を1シート当たりのライン数で除算することにより、1ライン当たりの画像を傾ける角度を算出する。そして、制御部80は、その算出した角度を、次以降の画像を印刷するときの1ライン当たりの画像を傾ける角度として設定する。
S308では、制御部80は一つ目の傾き検出用マーク90の部分傾き検出用マーク90aの副走査方向の幅と部分傾き検出用マーク90bの副走査方向の幅とからシートMに対する画像の副走査方向の位置ずれ量を算出し、算出した位置ずれ量に基づいて、次以降の画像を印刷するときにシートMに対する画像の副走査方向の位置がずれないよう、露光部41が露光を開始する副走査方向のタイミングを調整する。
(3−7−3)通常印刷処理
前述したS104で実行される通常印刷処理は、図9に示すフローチャートにおいてS205、S206、S208、及び、S210〜S215が実行されないことを除いて傾き補正・通常印刷処理と実質的に同じであるので説明は省略する。
(4)実施形態の効果
以上説明した実施形態1に係るプリンタ1によると、二つの光学センサ70の互いに異なる検出領域を通過する位置にシートMの副走査方向の端部と搬送ベルト35の外周面とに跨って傾き検出用マーク90を印刷させるので、シートMの傾きを検出することができる傾き検出用マークを印刷できる。
更に、プリンタ1によると、レジストレーションローラ36に最も近いプロセス部に傾き検出用マーク90を印刷させるので、シートMが傾いている場合はその原因が主にレジストレーションローラ36による不十分な斜行補正であると特定することができる。
更に、プリンタ1によると、一つの傾き検出用マーク90は主走査方向に互いに離間して印刷される複数の部分傾き検出用マーク90a及び90bからなるので、主走査方向に長い傾き検出用マークを一つだけ印刷する場合に比べて傾き検出用マークの印刷に用いる着色剤を節約できる。
更に、プリンタ1によると、傾き検出用マーク90を基準色で印刷するので、基準色の画像に対して傾き検出用マーク90を印刷した色の画像の相対的な印刷位置がずれてしまわないようにすることができる。
更に、プリンタ1によると、二つの光学センサ70の検出信号を比較してシートMの傾き角度を検出し、検出した傾き角度に基づいて、シートMと当該シートMに印刷する画像との相対的な傾きを補正するので、シートMに対する画像の相対的な傾きを抑制することができる。
更に、プリンタ1によると、一つ目の傾き検出用マーク90によって検出されるシートMの傾きと、二つ目の傾き検出用マーク91によって検出されるシートMの傾きとから、搬送ベルト35によって搬送されている間のシートMの回転角度を検出することができる。
更に、プリンタ1によると、一つ目の傾き検出用マーク90と二つ目の傾き検出用マーク91とを一つのプロセス部に印刷させる。一つ目の傾き検出用マーク90と二つ目の傾き検出用マーク91とを異なるプロセス部によって印刷すると、搬送ベルト35によって搬送されている間にシートMが回転していなくても、それらのプロセス部が相対的に傾いていることにより、シートMが回転したと誤判断してしまう可能性がある。プリンタ1によると、一つ目の傾き検出用マーク90と二つ目の傾き検出用マーク91とを一つのプロセス部に印刷させるので、シートMが回転していないにもかかわらずシートMが回転したと誤判断してしまうことを低減することができる。
更に、プリンタ1によると、一つ目の傾き検出用マーク90によって検出された傾き角度と二つ目の傾き検出用マーク91によって検出された傾き角度との差を、搬送部30によってシートMを搬送している間のシートMの回転角度として算出し、算出した回転角度に応じて画像を回転させながら印刷させるので、シートMが回転してもシートMに対する画像の相対的な傾きを抑制することができる。
更に、プリンタ1によると、補正情報取得用マーク95を光学センサ70によって検出し、光学センサ70の検出信号から判断される当該マークの副走査方向の幅と本来検出されるべき基準幅とを比較することにより、光学センサ70の検出信号を補正するための補正情報を得ることができる。
更に、プリンタ1によると、前回シートMの傾きを検出したときからの印刷枚数が基準枚数N1未満(S101でNo)である場合は補正情報取得用マーク95を印刷しないので、シートMへの画像の印刷が開始されるまでの時間を短縮できる。S101は判断処理の一例である。また、「印刷枚数が基準枚数N1以上である場合に補正情報取得用マーク95を印刷すること」は、所定の判断基準の一例である。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図11によって説明する。
実施形態2に係る制御部80は、補正情報取得用マーク95の副走査方向の幅を、シートMが傾いていないと仮定し、且つ、傾き検出用マーク90、91とシートMとの副走査方向の相対的な位置ずれがないと仮定した場合の傾き検出用マークの搬送ベルト35上に印刷される部分の副走査方向の幅と同じにする。
以下、図11を参照して具体的に説明する。図11ではシートMは傾いておらず、且つ、傾き検出用マーク90、91とシートMとの副走査方向の相対的な位置ずれがない場合を示している。この場合の傾き検出用マーク90、91の搬送ベルト35上に印刷される部分の副走査方向の幅をT1とすると、補正情報取得用マーク95も副走査方向の幅がT1となる。
実施形態2では、制御部80は、傾き補正・通常印刷処理のS213において、一つ目の傾き検出用マーク90の部分傾き検出用マーク90a及び部分傾き検出用マーク90bの副走査方向の幅をそれぞれ算出し、算出した幅に補正情報を加算することによって幅を補正する。S214においても同様である。
以上説明した実施形態2に係るプリンタ1によると、補正情報取得用マーク95の副走査方向の幅と、傾き検出用マークの搬送ベルト35上に印刷される部分の副走査方向の幅と同じにするので処理を簡素にできる。以下、具体的に説明する。
補正情報取得用マーク95の副走査方向の幅と、傾き検出用マーク、91の搬送ベルト35上に印刷される部分の副走査方向の幅とが異なると、傾き検出用マーク、91の搬送ベルト35上に印刷される部分の副走査方向の幅を補正するとき、補正情報取得用マーク95によって取得された補正情報を単純に加算するのではなく、傾き検出用マークの搬送ベルト35上に印刷される部分の副走査方向の幅と補正情報取得用マーク95の副走査方向の幅との比に応じて補正情報を調整してから加算すべき場合もある。しかしながら、そのようにすると補正情報を調整する処理が必要となるので処理量が増加する。
これに対し、補正情報取得用マーク95の副走査方向の幅と、傾き検出用マークの搬送ベルト35上に印刷される部分の副走査方向の幅と同じにすると、傾き検出用マークの搬送ベルト35上に印刷される部分の副走査方向の幅が変動しても副走査方向の幅との差は極端に違わないので、補正情報を加算するだけで補正を行うことができる。これにより、光学センサ70の検出信号から判断される傾き検出用マーク90、91の副走査方向の幅を補正する際に、補正が複雑になることを回避できる。
<実施形態3>
次に、実施形態3を説明する。
前述した実施形態1ではユーザから指定された画像をシートMに印刷するために搬送ベルト35を回転させているときに補正情報取得用マーク95を印刷する場合を例に説明した。これに対し、実施形態3に係る制御部80は、ユーザから指定された画像をシートMに印刷するために搬送ベルト35を回転させているときとは別のタイミングで搬送ベルト35を回転させて補正情報取得用マーク95を印刷させる。
具体的には例えば、制御部80は、ユーザから画像の印刷が指示されていない待機状態のときに、搬送ベルト35を回転させて補正情報取得用マーク95を印刷させ、各光学センサ70の補正情報を取得する。そして、制御部80は取得した補正情報をRAM80cに記憶させておき、ユーザによって画像の印刷が指示されたとき、その記憶している補正情報を用いて光学センサ70の検出信号を補正する。
上述したように実施形態3ではユーザから画像の印刷が指示されていない待機状態のときに補正情報取得用マーク95を印刷させるので、図9に示す傾き補正・通常印刷処理においてS205は実行されない。実施形態3に係る傾き補正・通常印刷処理の流れはその他の点において図9に示す傾き補正・通常印刷処理の流れと同じである。
なお、補正情報取得用マーク95を印刷して補正情報を取得する処理は、例えばユーザによって印刷が指示された画像の印刷が終了して待機状態に遷移したときに毎回行ってもよいし、プリンタ1の電源がオンにされたときに行ってもよいし、前回補正情報を取得したときから一定時間以上経過しているときであってプリンタ1が待機状態にあるときに行ってもよいし、前回補正情報を取得したときから基準枚数以上印刷されたときであってプリンタ1が待機状態にあるときに行ってもよい。
以上説明した実施形態3に係るプリンタ1によると、ユーザから指定された画像をシートMに印刷するために搬送ベルト35を回転させているときとは別のタイミングで搬送ベルト35を回転させて補正情報取得用マーク95を印刷させるので、ユーザから画像の印刷が指示されてから補正情報取得用マーク95を印刷し、その後に当該指定された画像を印刷する場合に比べて、ユーザによって画像の印刷が指示されたときからその画像の印刷が開始されるまでの時間を短縮できる。
<実施形態4>
次に、実施形態4を図12によって説明する。
前述した実施形態1では部分傾き検出用マーク90a及び90bを黒で印刷する場合を例に説明した。これに対し、実施形態5に係る制御部80は、一つの傾き検出用マーク90を構成している二つの部分傾き検出用マーク90a及び90bを互いに異なるプロセス部に印刷させる。
更に、実施形態4に係る制御部80は、部分傾き検出用マーク90aと、その部分傾き検出用マーク90aが通過する検出位置と同じ検出位置を通過する部分補正情報取得用マーク95aとを同一のプロセス部に印刷させる。また、制御部80は、部分傾き検出用マーク90bと、その部分傾き検出用マーク90bが通過する検出位置と同じ検出位置を通過する部分補正情報取得用マーク95bとを同一のプロセス部に印刷させる。
図12を参照してより具体的に説明する。図示する例では一つ目の傾き検出用マーク90について、その傾き検出用マーク90を構成している二つの部分傾き検出用マークのうち一方が黒であり、他方がY(イエロー)である。二つ目の傾き検出用マーク91についても同様である。
また、図示するように、補正情報取得用マーク95を構成している二つの部分補正情報取得用マーク95a及び95bのうち、部分補正情報取得用マーク95aは黒であり、部分補正情報取得用マーク95bはY(イエロー)である。
図示するように、光学センサ70aによって検出される部分傾き検出用マーク90aと部分補正情報取得用マーク95aとは同じK(黒)である。同様に、光学センサ70bによって検出される部分傾き検出用マーク90bと部分補正情報取得用マーク95bとは同じY(イエロー)である。
実施形態4に係る制御部80は、傾き補正・通常印刷処理のS206において一つ目の傾き検出用マーク90を印刷させるとき、上述したように一方の傾き検出用マーク90aをK(黒)で印刷させ、他方の傾き検出用マーク90bをY(イエロー)で印刷させる。S210において二つ目の傾き検出用マーク91を印刷させるときも同様である。また、制御部80は、S205において補正情報取得用マーク95を印刷させるとき、上述したように一方の部分補正情報取得用マーク95aをK(黒)で印刷させ、他方の部分補正情報取得用マーク95bをY(イエロー)で印刷させる。
以上説明した実施形態4に係るプリンタ1によると、一つの傾き検出用マーク90を構成する複数の部分傾き検出用マーク90a及び95bを互いに異なるプロセス部を用いて印刷するので、特定の色のトナーだけ消費量が多くなることを抑制することができる。
更に、プリンタ1によると、検出される幅が異なることを低減させることができる。具体的には、トナーの劣化状況、各プロセス部の転写条件、現像条件、露光強度などさまざまな理由で、同じマークを検出しているつもりでも検出される幅は異なることがある。このため、部分傾き検出用マーク90aと、その部分傾き検出用マーク90aが通過する検出位置と同じ検出位置を通過する部分補正情報取得用マーク95aとを同一のプロセス部に印刷させることで、上記理由で、検出される幅が異なることを低減させることができる。
<他の実施形態>
上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではシートの先端部及び後端部の両方に傾き検出用マーク90を印刷する場合を例に説明した。これに対し、先端部及び後端部のいずれか一方にのみ傾き検出用マーク90を印刷してもよい。
(2)上記実施形態では傾き検出用マーク90をユーザによって指定された画像が印刷されるシートに印刷する場合を例に説明した。これに対し、ユーザによって指定された画像が印刷されるシートとは別のシートに傾き検出用マーク90を印刷してもよい。
(3)上記実施形態では光学センサ70が二つである場合を例に説明した。これに対し、光学センサ70は3つ以上であってもよい。
(4)上記実施形態ではカラー画像を印刷するプリンタ1を例に説明した。これに対し、プリンタはモノクロ画像を印刷するモノクロプリンタであってもよい。
(5)上記実施形態では一つの傾き検出用マーク90が複数の部分傾き検出用マーク90a及び90bからなる場合を例に説明した。これに対し、傾き検出用マーク90は主走査方向に延びる一つのマークとして印刷されてもよい。
(6)上記実施形態では制御部80が一つのCPU80aを備える場合を例に説明した。これに対し、制御部80は複数のCPU80aによって構成されてもよいし、ASICによって構成されてもよいし、一以上のCPUとASICとの組み合わせによって構成されてもよい。
(7)上記実施形態では印刷装置としてプリンタを例に説明した。これに対し、印刷装置は、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、コピー機能などを備える所謂複合機として構成されてもよい。
1・・・プリンタ、30・・・搬送部、35・・・搬送ベルト、36・・・レジストレーションローラ、40・・・印刷部、70・・・光学センサ、80・・・制御部、90・・・傾き検出用マーク、90a・・・部分傾き検出用マーク、90b・・・部分傾き検出用マーク、95・・・補正情報取得用マーク、95a・・・部分補正情報取得用マーク、95b・・・部分補正情報取得用マーク、97・・・位置ずれ補正用マーク、M・・・シート

Claims (14)

  1. シートを搬送する搬送ベルトを有する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送されている前記シートに画像を印刷する印刷部と、
    前記搬送ベルトの搬送方向に直交する主走査方向に互いに離間して配置され、前記搬送ベルトの外周面上の互いに異なる検出領域に対して発光し、前記搬送ベルトに反射された光を受光する複数のセンサと、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記印刷部を制御して、各前記検出領域を通過する位置に前記シートの前記搬送方向の端部と前記搬送ベルトの外周面とに跨って傾き検出用マークを印刷させる傾き検出用マーク印刷処理を実行する、印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    当該印刷装置はカラー画像を印刷するものであり、
    前記搬送部は、前記搬送ベルトよりも前記シートの搬送経路の上流側に設けられ、搬送されるシートの斜行を補正する斜行補正ローラを有し、
    前記印刷部は、着色剤を用いて画像を印刷する複数のプロセス部を有し、
    前記制御部は、前記傾き検出用マーク印刷処理において、前記斜行補正ローラに最も近い前記プロセス部に前記傾き検出用マークを印刷させる、印刷装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の印刷装置であって、
    前記傾き検出用マークは、前記主走査方向に互いに離間して印刷される複数の部分傾き検出用マークからなる、印刷装置。
  4. 請求項3に記載の印刷装置であって、
    当該印刷装置はカラー画像を印刷するものであり、
    前記印刷部は、着色剤を用いて画像を印刷する複数のプロセス部を有し、
    前記制御部は、前記傾き検出用マークを構成する前記複数の部分傾き検出用マークを、互いに異なる前記プロセス部に印刷させる、印刷装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    当該印刷装置はカラー画像を印刷するものであり、
    前記印刷部は、着色剤を用いて画像を印刷する複数のプロセス部を有し、
    前記制御部は、
    前記印刷部を制御して、前記搬送ベルトの外周面に位置ずれ補正用マークを印刷させる位置ずれ補正用マーク印刷処理と、
    前記位置ずれ補正用マーク印刷処理によって印刷された各前記位置ずれ補正用マークを前記センサによって検出し、前記位置ずれ補正用マークのうち予め設定されている基準色で印刷されている前記位置ずれ補正用マークに対する他の色の前記位置ずれ補正用マークの相対的な位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出処理と、
    前記基準色で印刷される画像に対する前記他の色で印刷される画像の印刷位置を前記位置ずれ量検出処理によって検出された位置ずれ量に基づいて補正することにより、各色の画像の相対的な位置ずれを補正する位置ずれ補正処理と、
    を実行し、
    前記傾き検出用マーク印刷処理において、前記傾き検出用マークを前記基準色で印刷させる、印刷装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、
    前記複数のセンサから出力された検出信号を比較して前記シートの傾き角度を検出する傾き角度検出処理と、
    前記傾き角度検出処理によって検出された傾き角度に基づいて、前記シートと前記シートに印刷する画像との相対的な傾きを補正する傾き補正処理と、
    を実行する、印刷装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、前記傾き検出用マーク印刷処理において、一つ目の前記傾き検出用マークを前記シートの先端部と前記搬送ベルトの外周面とに跨って印刷させ、二つ目の前記傾き検出用マークを前記シートの後端部と前記搬送ベルトの外周面とに跨って印刷させる、印刷装置。
  8. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    当該印刷装置はカラー画像を印刷するものであり、
    前記印刷部は、着色剤を用いて画像を印刷する複数のプロセス部を有し、
    前記制御部は、
    前記傾き検出用マーク印刷処理において、前記シートの先端部と前記搬送ベルトの外周面とに跨って印刷される一つ目の前記傾き検出用マークと、前記シートの後端部と前記搬送ベルトの外周面とに跨って印刷される二つ目の前記傾き検出用マークとを、同じ前記プロセス部に印刷させる、印刷装置。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、
    一つ目の前記傾き検出用マークを前記複数のセンサによって検出し、各前記センサから出力された検出信号を比較して前記シートの傾き角度を検出する第1の傾き角度検出処理と、
    二つ目の前記傾き検出用マークを前記複数のセンサによって検出し、各前記センサから出力された検出信号を比較して前記シートの傾き角度を検出する第2の傾き角度検出処理と、
    前記第1の傾き角度検出処理によって検出された傾き角度と前記第2の傾き角度検出処理によって検出された傾き角度との差を、前記搬送部によってシートを搬送している間のシートの回転角度として算出し、算出した回転角度に応じて画像を回転させながら印刷させる印刷制御処理と、
    を実行する、印刷装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、前記印刷部を制御して、前記搬送ベルトの外周面の各前記検出領域を通過する位置に前記センサの検出信号を補正するための補正情報取得用マークを印刷させる補正情報取得用マーク印刷処理を実行する、印刷装置。
  11. 請求項10に記載の印刷装置であって、
    前記補正情報取得用マークの搬送方向の幅は、前記シートが傾いていないと仮定し、且つ、前記傾き検出用マークと前記シートとの前記搬送方向の相対的な位置ずれがないと仮定した場合の前記傾き検出用マークの前記搬送ベルト上に印刷される部分の前記搬送方向の幅と同じである、印刷装置。
  12. 請求項10又は請求項11に記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、
    前記補正情報を取得するか否かを所定の判断基準に基づいて判断する判断処理を実行し、
    前記判断処理によって前記補正情報を取得しないと判断された場合は、前記補正情報取得用マーク印刷処理を実行しない、印刷装置。
  13. 請求項10乃至請求項12のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、ユーザから指定された画像を前記シートに印刷するために前記搬送ベルトを回転させているときとは別のタイミングで前記搬送ベルトを回転させて前記補正情報取得用マークを印刷させる、印刷装置。
  14. 請求項10乃至請求項13のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    当該印刷装置はカラー画像を印刷するものであり、
    前記印刷部は、着色剤を用いて画像を印刷する複数のプロセス部を有し、
    前記傾き検出用マークは前記主走査方向に互いに離間して印刷される複数の部分傾き検出用マークからなり、
    前記補正情報取得用マークは前記主走査方向に互いに離間して印刷される複数の部分補正情報取得用マークからなり、
    前記制御部は、前記複数の部分傾き検出用マークを互いに異なる前記プロセス部を用いて印刷するとともに、前記部分傾き検出用マークと、その前記部分傾き検出用マークが通過する前記検出位置と同じ検出位置を通過する前記部分補正情報取得用マークとを同一の前記プロセス部に印刷させる、印刷装置。
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