JP7056044B2 - 用紙処理装置、画像形成システム及びプログラム - Google Patents

用紙処理装置、画像形成システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、用紙処理装置、画像形成システム及びプログラムに関する。
従来、画像形成装置によって画像形成された用紙に対して、綴じ処理や用紙の端部の断裁等の各種の用紙処理を行う用紙処理装置が知られている。
画像形成装置による画像形成は、用紙の外形に対して真っ直ぐに画像が載るように行われるが、実際には用紙の外形に対して画像が曲がった状態で排紙される場合がある。
このような場合には、用紙に対する画像の曲がりを考慮して、ユーザーの求める状態で処理を行うことが望まれる。特に、用紙の端部の断裁には、搬送方向に対する用紙の曲がり具合を適正に検知し、用紙の外形に対して画像が真っ直ぐに載った状態となるように、斜行補正を実施したうえで断裁処理を実施することが好ましい。
斜行補正の一例として、例えば特許文献1には、画像形成装置において画像形成前の用紙をレジストローラーに突き当てて用紙の斜行補正を行う技術が開示されている。この時、用紙の先端又は後端が斜めに断裁されている場合には斜行補正を行わないように制御することで、ユーザーの意図に反して画像が傾いた状態で処理を行うことを防止している。
特開2014-151987号公報
しかしながら、用紙の端部を基準に斜行補正を行う場合、特許文献1に記載の発明のように、レジストローラーに用紙の先端を突き当てる場合や、その他の基準部材に用紙側面を突き当てる場合などがある。
画像形成前の斜行補正がレジストローラー突き当てによる先端基準で、後処理前の斜行補正が用紙側面を奥側基準板突き当てによる側端基準である場合、斜行補正の基準となる端部が異なるため、もともとの用紙の外形精度に依存してしまい、結果的に用紙の外形に対して画像が曲がった状態で排紙される場合がある。
また、用紙に形成された画像自体が用紙の外形に対して曲がっている場合には、用紙の端部を基準に斜行補正してもその後の用紙処理(例えば、断裁処理)を適正に行うことができない。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、用紙の外形に対する画像の曲がりを考慮して適正に用紙処理を行うことが可能な用紙処理装置、画像形成システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る用紙処理装置は、
用紙に形成された画像の用紙に対する曲がりの程度を表す画像曲がり量を取得する画像曲がり量取得部と、
用紙を搬送する平面上で用紙を回転させる回転部と、
前記画像曲がり量取得部によって取得された画像曲がり量を用いて、前記回転部による用紙の回転量を決定する決定部と、
前記決定部により決定された回転量分、前記回転部により用紙を回転させる制御部と、
前記回転部により回転された用紙に所定の用紙処理を行う用紙処理部と、
用紙の搬送方向に対する用紙の曲がりの程度を表す用紙曲がり量を取得する用紙曲がり量取得部と、
を備え、
前記決定部は、
記用紙処理部によって施される用紙処理の種類に応じて、前記回転部による用紙の回転量を、前記画像曲がり量取得部によって取得された前記画像曲がり量若しくは前記用紙曲がり量取得部によって取得された前記用紙曲がり量のいずれか一方又は両方に基づいて決定することを特徴とする。
また、本発明の他の態様に係る画像形成システムは、
用紙に画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置の下流に配置され、用紙に所定の用紙処理を施す用紙処理装置と、を備え、
前記用紙処理装置は、
用紙に形成された画像の用紙に対する曲がりの程度を表す画像曲がり量を取得する画像曲がり量取得部と、用紙を搬送する平面上で用紙を回転させる回転部と、前記画像曲がり量取得部によって取得された画像曲がり量を用いて、前記回転部による用紙の回転量を決定する決定部と、前記決定部により決定された回転量分、前記回転部により用紙を回転させる制御部と、前記回転部により回転された用紙に所定の用紙処理を行う用紙処理部と、用紙の搬送方向に対する用紙の曲がりの程度を表す用紙曲がり量を取得する用紙曲がり量取得部と、を備え、
前記決定部は、
記用紙処理部によって施される用紙処理の種類に応じて、前記回転部による用紙の回転量を、前記画像曲がり量取得部によって取得された前記画像曲がり量若しくは前記用紙曲がり量取得部によって取得された前記用紙曲がり量のいずれか一方又は両方に基づいて決定することを特徴とする。
また、本発明の他の態様に係るプログラムは、
用紙に形成された画像の用紙に対する曲がりの程度を表す画像曲がり量を取得する画像曲がり量取得部と、用紙を搬送する平面上で用紙を回転させる回転部と、前記回転部により回転された用紙に所定の用紙処理を行う用紙処理部と、用紙の搬送方向に対する用紙の曲がりの程度を表す用紙曲がり量を取得する用紙曲がり量取得部と、を備える用紙処理装置のコンピューターを、
前記画像曲がり量取得部によって取得された画像曲がり量を用いて、前記回転部による用紙の回転量を決定する決定部、
前記決定部により決定された回転量分、前記回転部により用紙を回転させる制御部、
として機能させ、
前記決定部は、
記用紙処理部によって施される用紙処理の種類に応じて、前記回転部による用紙の回転量を、前記画像曲がり量取得部によって取得された前記画像曲がり量若しくは前記用紙曲がり量取得部によって取得された前記用紙曲がり量のいずれか一方又は両方に基づいて決定する。
本発明によれば、用紙の外形に対する画像の曲がりを考慮して適正に用紙処理を行うことが可能な用紙処理装置、画像形成システム及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。 第1実施形態に係る画像形成システムの機能的構成を示すブロック図である。 本発明に係る曲がり補正処理を説明する図である。 第1実施形態に係る画像形成システムの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。 第2実施形態に係る画像形成システムの機能的構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る画像形成システムの動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る断裁装置の概略構成を示す図である。 第3実施形態に係る断裁装置の機能的構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る断裁装置の動作を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、第1実施形態に係る画像形成システム1の概略構成を示している。
画像形成システム1は、図1に示すように、給紙装置100、画像形成装置200、画像読取装置300、断裁装置400a(用紙処理装置)、後処理装置500(用紙処理装置)等を備えて構成されている。
画像形成システム1は、給紙装置100から給紙した用紙上に、画像形成装置200により画像を形成した後、断裁装置400aによって用紙の四辺に断裁処理を施し、また後処理装置500においてパンチ穴を空ける、冊子を作成する等の各種後処理を施すことができる。
〔給紙装置〕
給紙装置100は、図1に示すように複数の給紙トレイT1を備え、各給紙トレイT1に収容した用紙を画像形成装置200へ搬送して給紙する。
〔画像形成装置〕
画像形成装置200は、図1に示すように画像形成部20を備え、この画像形成部20により用紙上に画像を形成する。使用する用紙は、給紙装置100の給紙トレイT1及び画像形成装置200の内部に備える給紙トレイT2のいずれからも給紙することができる。
図2は、画像形成装置200の主な構成を機能ごとに示したブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置200は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、画像読取部17、画像メモリー18、画像処理部19、画像形成部20、曲がり補正部30等を備えて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成され、記憶部12から各種プログラムを読み出して実行することにより、各部を制御する。
例えば、制御部11は、画像生成部16又は画像読取部17により生成された後、画像メモリー18に保持された画像データを、画像処理部19により画像処理させて、画像処理後の画像データに基づいて、画像形成部20により用紙上に画像を形成させる。
また、制御部11は、給紙装置100による給紙、画像読取装置300による読み取り、断裁装置400aによる用紙の断裁、後処理装置500による後処理等を制御する。
記憶部12は、制御部11等により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるファイル等を記憶している。記憶部12としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。
操作部13及び表示部14は、図1に示すように、画像形成装置200の上部に設けられたユーザーインターフェイスである。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
通信部15は、ネットワーク上の外部装置、例えばユーザー端末、サーバー、他の画像形成装置等と通信する。
通信部15は、ネットワークを介してユーザー端末等から、画像を形成する指示内容がページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたデータ(以下、PDLデータという)を受信する。
画像生成部16は、通信部15により受信したPDLデータをラスタライズ処理し、ビットマップ形式の画像データを生成する。
画像読取部17は、原稿面を読み取って、ビットマップ形式の画像データを生成する。画像読取部17としては、図1に示すようにプラテンガラス173の下に設けられたスキャナー171を使用することができ、自動原稿読取装置(ADF:Auto Document Feeder)172を備えてスキャナー171へ原稿を自動送りすることもできる。
画像生成部16及び画像読取部17により生成した画像データが、R(赤)、G(緑)及びB(青)の3色の画素値を有する場合、制御部11や専用の色変換部等により色変換処理し、C(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の4色の画素値を有する画像データに変換した後、画像メモリー18により保持する。画素値は画像の濃淡を表すデータ値であり、例えば8ビットのデータ値は0~255階調の濃淡を表す。
画像メモリー18は、画像生成部16又は画像読取部17により生成された画像データを一時的に保持するバッファーメモリーである。画像メモリー18としては、DRAM(Dynamic RAM)等を用いることができる。
画像処理部19は、画像メモリー18から画像データを読み出して、濃度補正処理、中間調処理等の各種画像処理を施す。濃度補正処理は、用紙上の画像の濃度特性が目的の濃度特性となるように、画像データの各画素値を変換する処理である。中間調処理は、ディザ処理や誤差拡散処理等のように、疑似的に中間調を再現する処理である。
画像形成部20は、画像処理部19により画像処理した画像データの各画素のC、M、Y及びKの4色の画素値に応じて、4色からなる画像を用紙上に形成する。
画像形成部20は、図1に示すように、4つの書込みユニット21、中間転写ベルト22、2次転写ローラー23、定着装置24、複数の給紙トレイT2等を備えている。
4つの書込みユニット21は、中間転写ベルト22のベルト面に沿って直列(タンデム)に配置され、C、M、Y及びKの各色の画像を形成する。各書込みユニット21は形成する画像の色が異なるだけで構成は同じであり、図1に示すように、露光部2a、感光体2b、現像部2c、帯電部2d、クリーニング部2e及び1次転写ローラー2fを備えている。
各書込みユニット21では、帯電部2dにより感光体2bを帯電させた後、露光部2aにおいて画像データに基づいて変調したレーザービームを出射し、回転する感光体2b上を走査して静電潜像を形成する。現像部2cは感光体2b上にトナーを供給して、感光体2b上の静電潜像を現像する。このようにして、4つの書込みユニット21の感光体2b上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー2fにより、中間転写ベルト22上に順次重ねて転写(1次転写)すると、中間転写ベルト22上には各色からなる画像が形成される。1次転写後、クリーニング部2eにより感光体2b上に残留するトナーを除去する。
給紙トレイT1又はT2から用紙が給紙されると、2次転写ローラー23により中間転写ベルト22から用紙上に画像を転写(2次転写)し、定着装置24において用紙を加熱及び加圧し、定着処理する。用紙の両面に画像を形成する場合は、搬送経路に用紙を搬送して用紙面を反転した後、再度2次転写ローラー23へ用紙を搬送すればよい。
曲がり補正部30は、レジストローラー31及びループローラー32を備える。搬送される用紙の先端がレジストローラー31へと近づくと、回転停止状態のレジストローラー31に突き当てられ、所定時間経過すると、レジストローラー31の上流側に配置されたループローラー32によって挟持された用紙の後端側との間でループが形成される。このループ形成の作用により、用紙の先端の曲がりが強制される。次に、所定のタイミングでレジストローラー31が回転を開始することで、用紙が画像形成部20へと搬送される。
〔画像読取装置〕
画像読取装置300は、図1に示すように、用紙の搬送経路上に2つの画像読取部301及び302を備え、画像読取部301及び302により用紙の両面を読み取る。各画像読取部301及び302と、用紙を介して対向する位置には、用紙の背景部材303及び304がそれぞれ配置されている。
画像読取部301及び302は、背景部材303及び304と、用紙に形成された画像及び用紙の表面とを撮像して二次元撮像データを出力する。画像読取部301及び302は、用紙の幅方向に延びる図示しないラインセンサーと、同じく用紙の幅方向に延び、用紙に対して光を照射する図示しない光源とを備える。
ラインセンサーの撮像素子としては、例えば光電変換素子としてフォトダイオードを備えるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Devise)センサー等を用いることができる。ラインセンサーは、撮像素子の受光部が画像読取部301及び302の背景部材303及び304に対向する面に露出した状態で配置されている。
〔断裁装置〕
断裁装置400aは、断裁部410等を備え、用紙処理装置として機能する。図1に示すように、断裁部410は、用紙の搬送経路上に用紙を挟持する曲がり補正ローラー対401、曲がり検知センサー402、CDカッター403、天地スリッター404を備えて構成される。断裁装置400aは、画像読取装置300から搬送された用紙の先後端及び側端を断裁する。
曲がり補正ローラー対401は、用紙の搬送方向に直交する幅方向に沿って2つ設けられており、用紙を挟持して搬送する。各々の曲がり補正ローラー対401は、個別に回転駆動することができ(図3参照)、それぞれが制御部11の制御下で異なる速度で回転可能となっている。即ち、後述するように、両者の回転速度差によって用紙の搬送方向に対する傾きを変更することができる。
曲がり検知センサー402は、用紙のCD方向に所定間隔を空けて設けられた2つの光学センサーにより構成され、用紙の搬送方向の先端の通過タイミングを検出し、検出タイミングの時間差で用紙の曲がりを検知する。
CDカッター403は、用紙幅方向に延在し、用紙の搬送方向の先後端を断裁する。CDカッター403は、刃が互いに対向するように配置された断裁刃403a及び403bを有し、それぞれ、断裁刃403a及び403bは長手方向が用紙幅方向に沿う板状の部材である。断裁刃403a及び403bは、図示しない駆動部によって互いに近づく方向に揺動することにより両者の間に挟まれた用紙の端部に切り落とす。用紙の搬送方向への移動に伴って、CDカッター403は、用紙の先端部及び後端部を断裁することができる。
天地スリッター404は、鉛直方向に一対の丸刃を有するスリッターである。天地スリッター404は、用紙の幅方向の両端を断裁可能に配置され、用紙の搬送に伴ってそれぞれ上下の刃が回転することによって、両者に挟まれた用紙の幅方向の端部を断裁する。
その他、断裁装置400aには用紙を挟持して搬送するための複数の搬送ローラー対を有しており、これらは制御部11の制御下で圧接離間可能に設けられている。
〔後処理装置〕
後処理装置500は、用紙処理装置として機能し、図1に示すように、パンチ部501、スタッカー502、整合部503、綴じ部504、折り部505等を備え、画像読取装置300から搬送された用紙に各種後処理を施して、排紙トレイT3又はT4に排紙する。なお、給紙トレイT5から、後処理する用紙を手差しで給紙することができる。
パンチ部501は、用紙をパンチ処理してパンチ穴を形成する。
スタッカー502は、複数枚の用紙をスタックする。複数枚の用紙を綴じるか、折るときは、順次用紙をスタッカー502に搬送し、スタックすればよい。
整合部503は、スタッカー502にスタックした複数枚の用紙の幅方向の端部に整合部材を当接させて、幅方向の端部の位置を整合する。
綴じ部504は、ステープラー等によりスタッカー502にスタックした複数枚の用紙を綴じる。
折り部505は、スタッカー502にスタックした複数枚の用紙を折りたたむ。
〔用紙の曲がり補正処理〕
以下、第1実施形態における用紙の曲がり補正処理について説明する。
画像を形成した用紙の四辺を断裁する場合、断裁前に搬送方向に対する用紙の曲がりを補正してから断裁処理を実行するが、用紙の先端や側端を基準部材に突き当てて用紙の曲がり補正を行う場合には、画像形成前の曲がり補正と断裁処理前の曲がり補正が一致していないおそれがある。例えば、画像形成前に画像形成装置200において曲がり補正部30によって用紙の先端の位置が矯正されるが、その用紙処理装置400aに搬送されるまでに再び用紙の曲がりが発生する可能性があるため、断裁処理前に再度用紙の曲がりを補正することが望ましい。
また、用紙の四方断裁において求められるのは、画像が用紙外形に対して曲がっていないことである。したがって、本実施形態においては、用紙に対する画像の曲がりを検知し、当該検知結果に基づいて用紙の曲がり補正処理を行い、用紙の四辺を断裁することで、用紙に対する画像の曲がりを解消する。
図3は、用紙の曲がり補正処理を説明する図である。
画像形成装置200から画像読取装置300へと搬送された用紙Pは、画像読取部301及び302により用紙の片面又は両面の画像が読み取られる。ここで、画像読取部301及び302は、用紙に形成されたトンボを読み取るものとする。
図3(A)は、画像読取部302から見た用紙Pを示す。用紙Pの先端側において、用紙Pの幅方向CD(搬送方向FDに直交する方向)の両端には、トンボt1及びt2が形成されており、画像読取部302は、トンボt1及びt2の位置を検知すると、当該検知結果を取得部としての制御部11へ送信する。
制御部11は、画像曲がり量算出部として、トンボt1及びt2と用紙Pの側端との距離a1及びa2と、トンボt1及びt2と用紙Pの先端との距離b1及びb2を測定し、これに基づいて用紙Pの先端に対する画像曲がり量を算出する。ここで、画像曲がり量とは、図3(A)のθ1で示される、画像の軸方向AD1と搬送方向FDとの間の角度を指す。
次いで、用紙Pは断裁装置400aへ搬送され、曲がり検知センサー402によって先端位置が検知される。曲がり検知センサー402は、当該検知結果を制御部11へと送信する。制御部11は、用紙曲がり量取得部として、これに基づいて用紙Pの搬送方向FDに対する用紙曲がり量を算出する。ここで、用紙曲がり量とは、図3(B)のθ2で示される、用紙の軸方向AD2と搬送方向FDとの間の角度を指す。
次に、制御部11は、決定部として、算出した画像曲がり量及び用紙曲がり量に基づいて、用紙回転量を決定する。例えば、図3(A)に示すように、画像曲がり量θ1が+2°であるとし、図3(B)に示すように、用紙曲がり量θ2が+1°とする。この場合、これらを合算し、図3(C)に示すように用紙Pを-3°(図3(C)において矢印Aで示す方向に3°)回転させることにより、画像の軸方向ADと搬送方向FDとが一致することとなる。
ここで、用紙Pの回転は、回転部としての曲がり補正ローラー対401によって実行される。この時、他の搬送ローラー(例えば、図3における、曲がり補正ローラー対401の下流に配置された搬送ローラー405等)は回転を停止し、互いに離間して用紙Pを挟持しない状態となる。曲がり補正ローラー対401a及び曲がり補正ローラー対401bとの間で回転速度差をつけることによって、用紙Pを回転させる。即ち、図3(C)に示すように-3°回転させる場合には、曲がり補正ローラー対401bに対して曲がり補正ローラー対401aの回転速度を速くする。
以上のようにして用紙Pを回転させた後、曲がり補正ローラー対401を幅方向CDに揺動させることで用紙Pをセンターリングし、天地スリッター404によって正確に断裁させるため、再び他の搬送ローラー対を圧接状態にして回転を再開させ、用紙Pを下流側へと搬送させる。なお、用紙Pのセンターリングの代わりに、天地スリッター404の刃を幅方向CDに移動させてもよい。
次いで、回転後の用紙Pに対して、CDカッターによってその先端及び後端を、天地スリッター404によって天地を断裁する。続いて、下流の後処理装置へと搬送する。
以上の曲がり補正処理によって、画像が用紙Pの外形に対して真っ直ぐに載った印刷物が提供される。
続いて、図4のフローチャートを用いて、第1実施形態における画像形成システム1の動作を説明する。
まず、制御部11は、印刷指示を受信すると、給紙装置100を制御して給紙トレイT1またはT2から用紙Pの給紙を開始する(ステップS401)。
次いで、制御部11は用紙Pを画像形成装置200に搬送し、用紙Pに対して画像形成を実行する(ステップS402)。
次に、制御部11は用紙Pを画像読取装置300に搬送し、画像読取部301及び302を制御して画像位置を読み取る(ステップS403)。ここでは、画像位置の読み取りとして、用紙P上に形成されたトンボの読み取りを実行するものとする。続いて、制御部11は、ステップS403で読み取った画像位置に基づいて、画像曲がり量を算出する(ステップS404)。
次に、制御部11は、用紙Pを断裁装置400aに搬送し、曲がり検知センサー402を制御して用紙Pの先端位置を検知する(ステップS405)。続いて、制御部11は、ステップS405で検知した用紙Pの先端位置に基づいて、用紙曲がり量を算出する(ステップS406)。
次に、制御部11は、用紙Pに対する断裁の実行が指示されているか否かを判断する(ステップS407)。制御部11は、断裁の実行が指示されていないと判断すると(ステップS407:No)、ステップS408へと移行するが、指示されていると判断すると(ステップS407:Yes)、ステップS409へと移行する。
ステップS408では、制御部11は、用紙Pに対する後処理が画像基準であるか否かを判断する。
ここで、用紙Pに対する後処理は、用紙基準又は画像基準のいずれかで行うことができる。例えば、後処理として折り部505によって、スタッカー502にスタックした複数枚の用紙を折りたたむ場合、用紙Pの外形に対して画像が曲がっていると、画像を基準としてスジ入れをすると、用紙Pの端部同士が重なり合わないため不恰好となる。このような場合には画像を基準にするのではなく、用紙Pの中心線を基準として折りたたむ方が好ましい。このように後処理によって用紙基準又は画像基準の何れで実行するのが良いかは異なり、後処理のモードによって設定されていてもよいし、ユーザーによって選択されてもよい。
ステップS408において、制御部11は、後処理が画像基準であると判断すると(ステップS408:Yes)、ステップS409へと移行するが、画像基準ではないと判断すると(ステップS408:No)、ステップS410へと移行する。
ステップS409では、制御部11は、ステップS404で算出した画像曲がり量とステップS406で算出した用紙曲がり量をもとに用紙Pの回転量を算出し、ステップS411へと移行する。即ち、この処理によって、画像の軸方向AD1が搬送方向FDと一致することとなる。
ステップS410では、制御部11は、ステップS406で算出した用紙曲がり量をもとに用紙Pの回転量を算出し、ステップS411へと移行する。即ち、この場合はステップS411における用紙Pの回転によって、用紙の軸方向AD2と搬送方向FDが一致することとなり、画像の搬送方向に対する曲がりについては矯正されない。
ステップS411では、制御部11は、断裁装置400a内の搬送ローラーを離間させ、曲がり補正ローラー対401の回転を制御して用紙Pの回転を実行する。
続いて、制御部11は用紙Pを後処理装置500に搬送して指定された後処理を実行し(ステップS412)、用紙Pを排紙トレイT3又はT4に排紙し(ステップS413)、制御を終了する。
以上説明したように、第1実施形態に係る画像形成システム1は、画像曲がり量取得部(制御部11)と、用紙を回転させる回転部(曲がり補正ローラー対401)と、用紙の回転量を決定する決定部(制御部11)と、決定部により決定された回転量分、回転部により用紙を回転させる制御部11と、回転部により回転された用紙に所定の用紙処理を行う用紙処理部(CDカッター403、天地スリッター404)と、を備える。したがって、画像の曲がり量を検出し、用紙を回転させてから用紙処理を実行することが可能となり、用紙に対して画像が真っ直ぐに載った状態のアウトプットを得ることができる。
また、第1実施形態に係る画像形成システム1は、用紙曲がり量を取得する用紙曲がり量取得部(制御部11)を備え、決定部は、画像曲がり量と用紙曲がり量を用いて、回転部による用紙の回転量を決定する。したがって、用紙の先端の曲がり量と、用紙の先端に対する画像の曲がり量の両方を考慮して用紙処理を実行するため、正確に用紙の回転量を調整することができる。
また、第1実施形態に係る画像形成システム1は、画像読取装置から画像位置情報を取得する取得部(制御部11)と、画像位置情報と予め設定された画像の用紙上の位置を表す情報との比較に基づいて画像曲がり量を算出する画像曲がり量算出部(制御部11)と、を備える。したがって、断裁装置に搬入される直前に検出された画像位置に基づいて精度よく画像曲がり量を算出することができる。
また、第1実施形態に係る画像形成システム1においては、決定部は、用紙処理の種類に応じて、用紙の回転量を、画像曲がり量若しくは用紙曲がり量のいずれか一方又は両方に基づいて決定する。したがって、綴じ処理のように用紙基準での処理が望ましい場合には用紙曲がり量のみに基づいて、断裁処理のように画像基準が望ましい場合には画像曲がり量のみ又は両方に基づいて処理を実行するなど、処理内容に最適な方法を選択することができる。
また、第1実施形態に係る画像形成システム1においては、回転部は、用紙の搬送方向と直交する方向に個別に駆動可能な一対の曲がり補正ローラーであり、一対の曲がり補正ローラーの各々回転速度の違いによって用紙を回転させる。したがって、用紙を基準板等に突き当てる方法とは異なり、用紙の外形精度に依存することなく斜行補正を達成することができる。
なお、上記実施形態においては画像読取装置によってトンボの位置を検知するものとしたが、用紙に形成された画像の枠線、罫線又は文字列を用いて比較することも可能である。
また、用紙曲がり量が所定量よりも大きい場合には、用紙処理を実行しないものとしてもよい。これは、用紙の曲がりが大きい場合には、用紙上の画像も大きく曲がった状態で形成されている蓋然性が高いため、このような用紙には用紙処理を行うことなく排紙してユーザーに確認を促すことが適切であると考えられるためである。
また、上記実施形態においては、曲がり補正ローラー対の回転速度によって用紙を回転させるものとしたが、これに限定されず、曲がり補正ローラー対の回転軸を回転させることによっても用紙を回転させることが可能である。
この場合、断裁装置には一対の曲がり補正ローラー対を、その幅方向両端が搬送方向FDに個別に移動可能となるように配置する。この時、曲がりローラー対の軸方向が用紙の幅方向CDと一致するように配置することで、搬送方向FDに沿って用紙を搬送することができるが、軸方向を幅方向CDに対してずらすことで、用紙を搬送方向FDに対して傾いた状態で搬送することができる。即ち、このように曲がり補正ローラー対の軸方向を変更することで、用紙を回転させることができる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について、図面を参照して説明する。
第2実施形態における画像形成システム1は、第1実施形態とは異なり、画像読取装置を有しない。なお、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5は、第1実施形態に係る画像形成システム1の概略構成を示している。
画像形成システム1は、図5に示すように、給紙装置100、画像形成装置200、断裁装置400a、後処理装置500等を備えて構成されている。
画像形成装置200は、図5に示すように、用紙位置検知センサー40を備える。用紙位置検知センサー40は、2次転写ローラー23の下流に配置され、2次転写ローラー23を通過直後の用紙Pの先端位置を検知する。用紙位置検知センサー40は、用紙の幅方向に所定間隔を空けて設けられた2つの光学センサーにより構成され、用紙の搬送方向の先端の通過タイミングを検出し、通過タイミングの時間差で用紙の曲がりを検知することができる。
ここで、感光体2bと中間転写ベルト22との相対位置は固定されているため、画像は中間転写ベルト22の回転方向に対して真っ直ぐに載った状態で形成され、2次転写位置においては、用紙の搬送方向に対して真っ直ぐに転写される。したがって、用紙位置検知センサー40によって用紙Pの搬送方向に対する曲がりが検知された場合、用紙の曲がりを画像のズレとみなすことができる。即ち、本実施形態における画像位置情報は、用紙位置検知センサー40によって検知された用紙の先端位置を指す。
図6は、画像形成装置200の主な構成を機能ごとに示したブロック図である。
図6に示すように、画像形成装置200は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、画像読取部17、画像メモリー18、画像処理部19、画像形成部20、曲がり補正部30、用紙位置検知センサー40等を備えて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成され、記憶部12から各種プログラムを読み出して実行することにより、各部を制御する。
例えば、制御部11は、画像生成部16又は画像読取部17により生成され、画像メモリー18に保持された画像データを、画像処理部19により画像処理させて、画像処理後の画像データに基づいて、画像形成部20により用紙上に画像を形成させる。
また、制御部11は、給紙装置100による給紙、断裁装置400aによる用紙の断裁、後処理装置500による後処理等を制御する。
〔用紙の曲がり補正処理〕
以下、第2実施形態における用紙の曲がり補正処理について説明する。
第2実施形態における画像形成システム1は、第1実施形態と異なり画像読取装置300を有しないため、画像読取結果に基づく画像曲がり量の算出を行わず、用紙位置検知センサー40による用紙位置の測定結果に基づいて画像曲がり量を算出する。
画像形成装置200は、上記したように用紙位置検知センサー40を備え、画像位置情報を検知する。
制御部41は、用紙位置検知センサー40によって検知された画像位置情報を取得し、取得された画像位置情報をもとに、第1実施形態と同様に画像曲がり量を算出する。
第2実施形態における用紙曲がり量の算出や用紙の回転量の算出等の処理は、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略する。
次に、図7のフローチャートを用いて、第3実施形態における画像形成システム1の動作について説明する。
まず、制御部11は、印刷指示を受信すると、給紙装置100を制御して給紙トレイT1またはT2から用紙Pの給紙を開始する(ステップS701)。
次いで、制御部11は用紙Pを画像形成装置200に搬送し、用紙Pに対して画像形成を実行する(ステップS702)。
次に、制御部11は、用紙位置検知センサー40を制御して中間転写ベルト22上に形成された画像位置を検知する(ステップS703)。ここで、画像位置の検知とは、用紙P上に形成されたトンボの中間転写ベルト22に対する位置の検知であってもよいし、画像全体の中間転写ベルト22に対する位置の検知であってもよい。続いて、制御部11は、ステップS703で検知した画像位置に基づいて、画像曲がり量を算出する(ステップS704)。
次に、制御部11は、用紙Pを断裁装置400aに搬送し、曲がり検知センサー402を制御して用紙Pの先端位置を検知する(ステップS705)。続いて、制御部11は、ステップS705で検知した用紙Pの先端位置に基づいて、用紙曲がり量を算出する(ステップS706)。
次に、制御部11は、用紙Pに対する断裁の実行が指示されているか否かを判断する(ステップS707)。制御部11は、断裁の実行が指示されていないと判断すると(ステップS707:No)、ステップS708へと移行するが、指示されていると判断すると(ステップS707:Yes)、ステップS709へと移行する。
ステップS708では、制御部11は、用紙Pに対する後処理が画像基準であるか否かを判断する。制御部11は、後処理が画像基準であると判断すると(ステップS708:Yes)、ステップS709へと移行するが、画像基準ではないと判断すると(ステップS708:No)、ステップS710へと移行する。
ステップS709では、制御部11は、ステップS704で算出した画像曲がり量とステップS706で算出した用紙曲がり量をもとに用紙Pの回転量を算出し、ステップS711へと移行する。
ステップS710では、制御部11は、ステップS706で算出した用紙曲がり量をもとに用紙Pの回転量を算出し、ステップS711へと移行する。
ステップS711では、制御部11は、断裁装置400a内の搬送ローラーを離間させ、曲がり補正ローラー対401の回転を制御して用紙Pの回転を実行する。
続いて、制御部11は用紙Pを後処理装置500に搬送して指定された後処理を実行し(ステップS712)、用紙Pを排紙トレイT3又はT4に排紙し(ステップS713)、制御を終了する。
以上説明したように、第3実施形態に係る画像形成システム1は、画像位置情報を画像形成装置から取得する取得部(制御部)と、画像位置情報に基づいて、用紙に対する画像の曲がりの程度を表す画像曲がり量を算出する画像曲がり量算出部(制御部)と、を備える。したがって、読取装置を有しない画像形成システム1においても、画像形成装置における読取結果に基づいて用紙曲がり量を算出することができる。
なお、上記実施形態においては、用紙位置検知センサー40を中間転写ベルト22上の感光体2bの下流に配置するものとしたが、用紙位置検知センサー40の配置はこれに限定されるものではない。例えば、定着装置24の下流など、画像形成部20の下流の搬送経路上に配置して、用紙Pに形成された画像を直接読み取るものとしてもよい。この場合、第1実施形態と同様に用紙Pに対する画像の位置を検知し、第1実施形態と同様の制御を行うことで曲がり補正処理を実現することができる。
<第3実施形態>
以下、本発明の第3実施形態について、図面を参照して説明する。
第3実施形態は、画像形成システムではなく、断裁装置400bのみによって用紙の断裁処理を実行する点で、第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図8は、断裁装置400bの概略構成を示す図である。断裁装置400bは、給紙トレイT6から搬送された用紙の先後端及び側端を断裁し、排紙トレイT7に排紙する。
図9は、断裁装置400bの主な構成を機能ごとに示したブロック図である。
図9に示すように、断裁装置400bは、制御部41、記憶部42、通信部43、断裁部410等を備えて構成されている。
制御部41は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成され、記憶部42から各種プログラムを読み出して実行することにより、断裁部410等の断裁装置400bの各部を制御する。
記憶部42は、制御部41等により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるファイル等を記憶している。記憶部42としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。
通信部15は、ネットワーク上の外部装置、例えばユーザー端末、サーバー、他の画像形成装置等と通信する。
通信部15は、ネットワークを介してユーザー端末等から、画像を形成する指示内容がページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたデータ(以下、PDLデータという)を受信する。
断裁部410は、用紙の搬送経路上に曲がり補正ローラー対401、曲がり検知センサー402、CDカッター403、天地スリッター404を備えて構成される。断裁装置400bは、給紙トレイT6から搬送された用紙の先後端及び側端を断裁する。
なお、断裁装置400bは、上記の構成の他に操作部や表示部等を備え、ユーザーによる操作入力が可能な構成を有するものとしてもよい。
〔用紙の曲がり補正処理〕
以下、第3実施形態における用紙の曲がり補正処理について説明する。
第3実施形態においては、第1実施形態と異なり画像読取装置を有しないため、画像読取結果に基づく画像曲がり量の算出を行わず、予め入力された画像位置情報をもとに画像曲がり量を算出する。ここで、画像位置情報とは、用紙に形成された画像の用紙上の位置を表す情報であり、例えばスキャナー等によって読み取られた画像データ等を用いることができる。画像位置情報は、取得部としての通信部43を介して、予め断裁装置400bに入力されている。あるいは、断裁装置400bが操作部等を有する場合は、取得部としての操作部を介したユーザーの手入力によって、トンボと用紙端部との距離等の画像位置情報を入力するものとしてもよい。
制御部41は、入力された画像位置情報をもとに、第1実施形態と同様に画像曲がり量を算出する。
第3実施形態における用紙曲がり量の算出や用紙の回転量の算出等の処理は、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略する。
次に、図10のフローチャートを用いて、第2実施形態における断裁装置400bの動作について説明する。
まず、制御部11は、用紙の断裁の指示を受信すると、取得部としての通信部43を介して画像位置情報を取得する(ステップS1001)。続いて、制御部11は、給紙トレイT6から用紙Pの給紙を開始する(ステップS1002)。
次に、制御部11は、曲がり検知センサー402を制御して用紙Pの先端位置を検知する(ステップS1003)。続いて、制御部11は、ステップS1003で検知した用紙Pの先端位置に基づいて、用紙曲がり量を算出する(ステップS1004)。
ステップS1005では、制御部11は、用紙Pに対する後処理が入力画像基準であるか否かを判断する。ステップS1005における判断は、第1実施形態と同様に、用紙Pに形成されている画像を基準に後処理を行うか、用紙Pの外形を基準に後処理を行うか否かの判断を指す。
ステップS1005において、制御部11は、後処理が入力画像基準であると判断すると(ステップS1005:Yes)、ステップS1006へと移行するが、入力画像基準ではないと判断すると(ステップS1005:No)、ステップS1008へと移行する。
ステップS1006では、制御部11は、画像位置情報をもとに画像曲がり量を算出する。次いで、ステップS1007では、制御部11は、ステップS1004で算出した用紙曲がり量とステップS1006で算出した画像曲がり量をもとに用紙Pの回転量を算出し、ステップS1009へと移行する。即ち、この処理によって、画像の軸方向が搬送方向と一致することとなる。
ステップS1008では、制御部11は、ステップS1004で算出した用紙曲がり量をもとに用紙Pの回転量を算出し、ステップS1009へと移行する。即ち、この処理によって、用紙の軸方向と搬送方向が一致することとなり、画像の搬送方向に対する曲がりについては矯正されない。
ステップS1009では、制御部11は、断裁装置400b内の搬送ローラーを離間させ、曲がり補正ローラー対401の回転を制御して用紙Pの回転を実行する。
続いて、制御部11は用紙Pを後処理装置500に搬送して指定された後処理を実行し(ステップS1010)、用紙Pを排紙トレイT7に排紙し(ステップS1011)、制御を終了する。
以上説明したように、第3実施形態に係る断裁装置400bは、画像位置情報をユーザーが入力するための入力部(通信部)から取得する取得部(制御部)と、画像位置情報に基づいて画像曲がり量を算出する画像曲がり量算出部(制御部)と、を備える。したがって、断裁装置400bが画像読取機能を有しない場合であっても、ユーザーの入力に基づいて画像曲がり量を算出することができる。
〔他の実施形態〕
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、上記の実施形態は本発明の好適な例であり、これに限定されない。
例えば、上記実施形態では、感光体ドラムに形成された画像を中間転写ローラーに一次転写し、中間転写ローラーから二次転写ローラーにより用紙に画像を転写するカラーの画像形成装置を例にとり説明したが、本発明は、感光体ドラムから転写ローラーにより直接用紙に画像を転写するモノクロの画像形成装置においても適用可能である。
また、上記実施形態では、電子写真方式の画像形成装置を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、ノズルから記録媒体に対してインクを吐出して所望のパターンで着弾させていくことで記録媒体に画像を記録するインクジェット方式の画像形成装置(例えば、インクジェット記録装置には、所定のエネルギー線により硬化するインクをノズルから吐出し、吐出された記録媒体上のインクに対して上記所定のエネルギー線を照射して硬化させることでインクを記録媒体上に定着させるもの)に本発明を適用することも可能である。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体として、不揮発性メモリー、ハードディスク等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の主旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成システム
11 制御部(画像曲がり量取得部、取得部、決定部、用紙曲がり量取得部、画像曲がり量算出部)
12 記憶部
13 操作部
14 表示部
15 通信部
20 画像形成部
30 曲がり補正部
40 用紙位置検知センサー
41 制御部
42 記憶部
43 通信部(入力部)
100 給紙装置
200 画像形成装置
300 画像読取装置
400a,400b 断裁装置(用紙処理装置)
410 断裁部
401 曲がり補正ローラー対(回転部)
402 曲がり検知センサー
403 CDカッター(用紙処理部)
404 天地スリッター(用紙処理部)
500 後処理装置(用紙処理装置)

Claims (14)

  1. 用紙に形成された画像の用紙に対する曲がりの程度を表す画像曲がり量を取得する画像曲がり量取得部と、
    用紙を搬送する平面上で用紙を回転させる回転部と、
    前記画像曲がり量取得部によって取得された画像曲がり量を用いて、前記回転部による用紙の回転量を決定する決定部と、
    前記決定部により決定された回転量分、前記回転部により用紙を回転させる制御部と、
    前記回転部により回転された用紙に所定の用紙処理を行う用紙処理部と、
    用紙の搬送方向に対する用紙の曲がりの程度を表す用紙曲がり量を取得する用紙曲がり量取得部と、
    を備え、
    前記決定部は、
    記用紙処理部によって施される用紙処理の種類に応じて、前記回転部による用紙の回転量を、前記画像曲がり量取得部によって取得された前記画像曲がり量若しくは前記用紙曲がり量取得部によって取得された前記用紙曲がり量のいずれか一方又は両方に基づいて決定することを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記画像曲がり量取得部は、ユーザーによって入力された、用紙に形成された画像の用紙上の位置を表す画像位置情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された画像位置情報に基づいて、用紙に対する画像の曲がりの程度を表す画像曲がり量を算出する画像曲がり量算出部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。
  3. 前記画像曲がり量取得部は、用紙に画像を形成する際の位置を表す画像位置情報を画像形成装置から取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された画像位置情報に基づいて、用紙に対する画像の曲がりの程度を表す画像曲がり量を算出する画像曲がり量算出部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。
  4. 前記画像曲がり量取得部は、用紙に形成された画像の用紙上の位置を表す画像位置情報を用紙から読み取る画像読取装置から取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された画像位置情報に基づいて、用紙に対する画像の曲がりの程度を表す画像曲がり量を算出する画像曲がり量算出部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。
  5. 前記画像曲がり量算出部は、前記画像読取装置によって読み取られた前記画像位置情報と、予め設定された画像の用紙上の位置を表す情報との比較に基づいて、前記画像曲がり量を算出することを特徴とする請求項4に記載の用紙処理装置。
  6. 前記画像曲がり量算出部は、用紙に形成された画像の枠線、罫線又は文字列を用いて比較することを特徴とする請求項5に記載の用紙処理装置。
  7. 前記画像曲がり量算出部は、用紙に形成されたトンボと、用紙の外形との比較に基づいて、前記画像曲がり量を算出することを特徴とする請求項4に記載の用紙処理装置。
  8. 前記用紙処理部は、用紙の端部を断裁する断裁処理を実行し、
    前記決定部は、前記用紙処理部によって断裁処理を実行する場合に、前記回転部による用紙の回転量を、前記画像曲がり量及び前記用紙曲がり量の両方に基づいて決定することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の用紙処理装置。
  9. 用紙の搬送方向に対する用紙の曲がりの程度を表す用紙曲がり量を取得する用紙曲がり量取得部を備え、
    前記制御部は、前記用紙曲がり量が所定量よりも大きい場合には、前記用紙処理部による用紙処理を実行しないことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の用紙処理装置。
  10. 前記回転部は、用紙を挟持する一対の曲がり補正ローラーを備え、前記一対の曲がり補正ローラーは、用紙の搬送方向と直交する方向に沿って二つ備えられ、各々が個別に回転駆動可能に構成され、
    二つの前記一対の曲がり補正ローラーの回転速度の違いによって用紙を回転させることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の用紙処理装置。
  11. 前記回転部は、用紙を挟持する一対の曲がり補正ローラーを備え、前記一対の曲がり補正ローラーの回転軸を、用紙を搬送する平面上で回転させることによって用紙を回転させることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の用紙処理装置。
  12. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置の下流に配置され、用紙に所定の用紙処理を施す用紙処理装置と、を備え、
    前記用紙処理装置は、
    用紙に形成された画像の用紙に対する曲がりの程度を表す画像曲がり量を取得する画像曲がり量取得部と、用紙を搬送する平面上で用紙を回転させる回転部と、前記画像曲がり量取得部によって取得された画像曲がり量を用いて、前記回転部による用紙の回転量を決定する決定部と、前記決定部により決定された回転量分、前記回転部により用紙を回転させる制御部と、前記回転部により回転された用紙に所定の用紙処理を行う用紙処理部と、用紙の搬送方向に対する用紙の曲がりの程度を表す用紙曲がり量を取得する用紙曲がり量取得部と、を備え、
    前記決定部は、
    記用紙処理部によって施される用紙処理の種類に応じて、前記回転部による用紙の回転量を、前記画像曲がり量取得部によって取得された前記画像曲がり量若しくは前記用紙曲がり量取得部によって取得された前記用紙曲がり量のいずれか一方又は両方に基づいて決定することを特徴とする画像形成システム。
  13. 前記画像形成装置の下流かつ前記用紙処理装置の上流に配置され、前記画像形成装置によって形成された画像を読み取る画像読取装置を備え、
    前記用紙処理装置は、
    前記画像曲がり量取得部は、用紙に形成された画像の用紙上の位置を表す画像位置情報を用紙から読み取る画像読取装置から取得する取得部と、前記取得部によって取得された画像位置情報に基づいて、用紙に対する画像の曲がりの程度を表す画像曲がり量を算出する画像曲がり量算出部と、を備える
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成システム。
  14. 用紙に形成された画像の用紙に対する曲がりの程度を表す画像曲がり量を取得する画像曲がり量取得部と、用紙を搬送する平面上で用紙を回転させる回転部と、前記回転部により回転された用紙に所定の用紙処理を行う用紙処理部と、用紙の搬送方向に対する用紙の曲がりの程度を表す用紙曲がり量を取得する用紙曲がり量取得部と、を備える用紙処理装置のコンピューターを、
    前記画像曲がり量取得部によって取得された画像曲がり量を用いて、前記回転部による用紙の回転量を決定する決定部、
    前記決定部により決定された回転量分、前記回転部により用紙を回転させる制御部、
    として機能させ、
    前記決定部は、
    記用紙処理部によって施される用紙処理の種類に応じて、前記回転部による用紙の回転量を、前記画像曲がり量取得部によって取得された前記画像曲がり量若しくは前記用紙曲がり量取得部によって取得された前記用紙曲がり量のいずれか一方又は両方に基づいて決定するためのプログラム。
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