JP7392361B2 - 後処理装置及び画像形成システム - Google Patents
後処理装置及び画像形成システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7392361B2 JP7392361B2 JP2019180021A JP2019180021A JP7392361B2 JP 7392361 B2 JP7392361 B2 JP 7392361B2 JP 2019180021 A JP2019180021 A JP 2019180021A JP 2019180021 A JP2019180021 A JP 2019180021A JP 7392361 B2 JP7392361 B2 JP 7392361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- tilt
- detection
- paper
- side edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 title claims description 58
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 181
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 142
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 137
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 105
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 claims description 51
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 27
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 15
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 19
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 10
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00567—Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
- H04N1/00649—Control or synchronising different handling operations
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00567—Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
- H04N1/0066—Aligning or positioning related to handling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
このような後処理装置は、画像の四辺に対して、シートの切断方向に傾きが生じると、カット処理の成果物の品質の低下を生じるため、画像形成装置により画像が形成されたシートに対し、画像を読み取り、シートに対する画像の傾きを求め、シートの向きを補正してから画像の周囲の切断が行われていた(特許文献1参照)。
シートの搬送方向のカットと搬送直交方向のカットのいずれか一方又は両方のカットを行うカット装置と、
前記シートの搬送方向の前端部を搬送直交方向の複数個所で検出する傾き検出手段と、
前記シートの傾きを補正する傾き補正手段と、
前記傾き検出手段の検出に基づく前記シートの傾き量に応じて、前記傾き補正手段により前記シートの傾き補正動作を行ってから前記カット装置によりカットを行うように制御する制御装置と、を備え、
前記傾き検出手段は、第一検出位置で検出を行う第一検出部と、前記第一検出位置よりも搬送方向下流側の第二検出位置で検出を行う第二検出部とを備え、
前記制御装置は、前記第一検出部の検出に基づいて一回目の傾き補正動作を行い、前記第一検出部の検出と前記第二検出部の検出とに基づいて二回目の傾き補正動作を行うように前記傾き補正手段を制御することを特徴とする。
シートの搬送方向のカットと搬送直交方向のカットのいずれか一方又は両方のカットを行うカット装置と、
搬送直交方向について前記シートの側端部の位置を検出する側端検出手段と、
前記シートの傾きを補正する傾き補正手段と、
前記側端検出手段の検出に基づく前記シートの傾き量に応じて、前記傾き補正手段により前記シートの傾き補正動作を行ってから前記カット装置によりカットを行うように制御する制御装置と、
を備えることを特徴とする
シートの搬送方向のカットと搬送直交方向のカットのいずれか一方又は両方のカットを行うカット装置と、
前記シートの傾きを補正する傾き補正手段と、
前記傾き補正手段により前記シートの傾き補正動作を行ってから前記カット装置によりカットを行うように制御する制御装置と、
を備え、
前記傾き補正手段は、前記シートの搬送方向の上流側の一対のローラと下流側の一対のローラとを備え、
前記制御装置は、前記上流側の一対のローラが停止した前記下流側の一対のローラのニップ部に前記シートの先端部を突き当てるまで搬送し、前記下流側の一対のローラによる前記シートの搬送を開始してから前記上流側の一対のローラが前記シートを一旦解放し、それから前記上流側の一対のローラの搬送を再開する前記シートの傾き補正動作を行うように前記傾き補正手段を制御することを特徴とする。
シートの搬送方向のカットと搬送直交方向のカットのいずれか一方又は両方のカットを行うカット装置と、
前記シートの傾きを補正する傾き補正手段と、
前記傾き補正手段により前記シートの傾き補正動作を行ってから前記カット装置によりカットを行うように制御する制御装置と、
を備え、
前記傾き補正手段は、前記シートの搬送経路内を塞ぐシャッターと、前記シャッターの開閉動作を行う駆動部と、前記シャッターに対して前記シートを搬送する一対のローラとを備え、
前記制御装置は、閉鎖状態の前記シャッターに前記シートの先端部を突き当てるまで搬送し、前記一対のローラが前記シートを一旦解放してから前記シャッターを開放すると共に前記一対のローラにより搬送を行う前記シートの傾き補正動作を行うように前記傾き補正手段を制御することを特徴とする。
シートに画像を形成する画像形成装置と、
前述の後処理装置と、
を備えることを特徴とする。
図1は本発明の第1の実施の形態における画像形成システム100の構成図である。画像形成システム100は、シートとしての用紙Pに画像を形成する画像形成装置10と、画像形成装置10により画像Gが形成された用紙Pに断裁処理(カット処理)を施す後処理装置20と、を備えて構成されている。
画像形成装置10は、給紙部15、画像読取部16、画像形成部17、操作表示部18等を備える。
後処理装置20は、用紙Pに対して断裁処理を施す断裁機である。後処理装置20は、画像形成装置10から搬入された用紙Pに対して必要に応じて断裁処理を施し、断裁処理により作成された成果物を排紙トレイT11,T12又はカードトレイT13に排出する。
後処理装置20は、搬送路D1、カット装置30、センサー27、屑箱29等を備える。
また、搬送路D1、D2には、各々の経路に沿って規定の間隔で用紙Pを表裏に挟むように設けられた一対のローラ351,352の回転により用紙Pの搬送を行う搬送ローラ35が設けられている。
FD断裁部31,32は、用紙Pを搬送方向(Feed Direction)Fに沿って断裁するスリッターである。FD断裁部31は、用紙Pの平面に平行であって搬送方向Fと直交する方向(「搬送直交方向」とする)Cにおける端部(奥側・手前側)を断裁する天地スリッターである。FD断裁部32は、用紙Pの搬送直交方向Cに隣接する成果物同士の間の余白を搬送方向Fに沿って断裁するドブ断ちスリッターである。
FD断裁部31,32は、例えば、図示しないモーター等のアクチュエーターを備え、搬送直交方向Cにおける切断位置を任意に調節することができる。これにより、用紙Pの側端部Sから搬送直交方向Cについて規定距離となる位置で搬送方向Fに沿ってカットを行うことができる。
CD断裁部33は、用紙Pを搬送直交方向Cに沿って断裁するギロチンカッターである。CD断裁部33は、用紙Pの搬送方向Fにおける切断位置を搬送ローラ35との協働によって任意に調節することができる。
ミシン目断裁部34は、用紙Pの搬送直交方向Cに沿ってミシン目状に断裁するカッターであるが、搬送方向Fに沿ってミシン目状に裁断するカッターを備える構成としても良い。
図2(A)は、四方断裁モードにおける断裁例である。四方断裁モードは、用紙Pの四方の端部をそれぞれ断裁し、1枚の用紙Pから1枚の成果物を作成するモードである。具体的には、用紙Pの搬送直交方向Cにおける両端部(奥側端部、手前側端部)は、FD断裁部31により断裁される。また、用紙Pの搬送方向Fにおける前端側端部(下流側端部)及び後端側端部(上流側端部)は、CD断裁部33により断裁される。
図2(B)に示すA4サイズの用紙Pを搬送方向Fについて2つに分割する複数断裁モードでは、用紙Pの搬送直交方向Cにおける両端部(奥側端部、手前側端部)は、FD断裁部31により断裁される。また、用紙Pの搬送方向Fにおける前端側端部及び後端側端部と、搬送方向Fに隣接する成果物同士の間の余白は、CD断裁部33により断裁される。
また、後処理装置20は、図1に示すように、搬送路D1におけるカット装置30の搬送方向上流側に用紙Pの傾きを補正する傾き補正区間Rが設定されている。
傾き補正区間Rは、カット装置30の直前で正規の向きである基準方向に対する用紙Pの傾きを検出し、基準方向に補正するための各種の構成が設けられている。この傾き補正区間Rにて直前で正規の向きである基準方向に用紙Pの向きを補正することにより、適正な用紙カットを行うことを可能としている。
用紙Pは、図3に示すように、全体的に厚さ均一であって、搬送ローラ35の一対のローラ351,352が適正な加工精度及び適正な組み立て精度で製造されている場合には、用紙Pは、適正な搬送方向Fに沿って平行に搬送することが可能である。
これに対して、図4に示すように、一対のローラ351,352の加工精度が低いため或いは摩耗が生じたためにローラ351,352が中心軸方向に均一の外径を有していない場合や組立誤差によりローラ351,352の中心軸が非平行である場合等に、用紙Pが紙面垂直軸回りに旋回して適正な搬送方向Fに対して傾きが発生する。また、図5に示すように、用紙Pの厚さが搬送直交方向Cについて不均一な場合にも用紙Pに方向きが発生する。
例えば、図6は画像形成を行う基準が用紙Pにおける搬送方向前端部Kである場合を示している。画像形成を行う基準となる用紙Pにおける搬送方向Fの前端部Kを太線で示している。
画像形成を行う基準が用紙Pにおける搬送方向Fの前端部Kである場合、図7に示すように、画像Gは前端部Kに沿って形成される。
このような前提で、例えば、用紙Pの前端部Kと搬送方向Fに沿った側端部Sとが直交していなかった場合、図8に示すように、画像Gの縁に合わせてその周囲Eを適正にカットするには、用紙Pが側端部Sに沿って搬送されている場合には、用紙Pの前端部Kが適正な搬送方向Fに対して垂直となるように(搬送直交方向Cに平行になるように)傾きを補正する必要がある。
用紙Pの前端部Kと搬送方向Fに沿った側端部Sとが直交している場合でも、カット装置30の手前において、用紙Pの前端部Kが適正な搬送直交方向Cに対して傾斜して搬送されている場合にも、傾きを補正する必要がある。
画像形成を行う基準が用紙Pの側端部Sである場合、例えば、図10に示すように、カット装置30の手前において、用紙Pの側端部Sが搬送方向Fに対して非平行状態で傾斜して搬送されている場合、図11に示すように、画像Gの縁に合わせてその周囲Eを適正にカットするには、用紙Pの側端部Sが搬送方向Fに対して平行になるように傾きを補正する必要がある。
上述した用紙Pの傾き補正の要請に対応するために、図12~図14に示すように、傾き補正区間Rには、搬送方向Fの上流から、側端検出手段36、傾き補正手段37、傾き検出手段40が順番に配置されている。
傾き補正手段37は、図12に示すように、搬送直交方向Cに並んだ二対のローラ371~374の回転量の差により用紙Pを回転させる回転補正手段である。
傾き補正手段37は、搬送直交方向Cにおける奥側において用紙Pを表裏に挟むように設けられた一対のローラ371,372と、搬送直交方向Cにおける手前側において用紙Pを表裏に挟むように設けられた一対のローラ373,374とを備えている。そして、奥側の一対のローラ371,372と手前側の一対のローラ373,374とは、それぞれ個別に回転駆動源を備えており、各回転駆動源の回転速度は、後処理装置20が備える制御装置としてのCPU21(図16参照)によって制御される。
そして、傾き補正手段37は、手前側の一対のローラ371,372と奥側の一対のローラ373,374の回転速度差が生じるようにCPU21に制御されることにより、用紙Pをその平面に対して垂直となる軸回りに旋回させて傾きを補正することができる。
側端検出手段36は、搬送直交方向Cにおける用紙Pの側端部Sの位置検出を行うラインセンサーであり、搬送直交方向C方向に沿った光源と搬送直交方向Cに並んで設けられた複数の受光素子を有する。側端検出手段36は、受光素子の分解能に応じて、その下方を通過する用紙Pの側端部Sと搬送面との境界位置を検出することができる。
図示のように、用紙Pが既値の搬送速度で搬送方向Fに沿って搬送されていることを前提とする場合に、CPU21は、用紙Pの搬送方向Fの全長よりも十分に短く設定された測定距離dの搬送に要する経過時間を既値の搬送速度から算出し、当該経過時間の間の用紙Pの側端部Sの搬送直交方向Cにおける位置の変化量を側端検出手段36から取得する。CPU21は、用紙Pの側端部Sの搬送直交方向Cにおける位置の変化量を測定距離dで除算し、搬送方向Fに対する用紙Pの側端部Sの傾き角度の正接値を求めることができる。
これにより、一回目の傾き補正動作で用紙Pの傾きが十分に解消されなかった場合に、再度の傾き補正動作を行うことができ、用紙Pの傾きを十分に低減することができる。
傾き検出手段40は、用紙Pの前端部Kの搬送直交方向Cに対する傾き角度を検出するための検出手段である。
図12に示すように、傾き検出手段40は、第一検出位置L1で検出を行う第一検出部41と、第一検出位置L1よりも搬送方向下流側の第二検出位置L2で検出を行う第二検出部42とを備えている。
そして、光学センサー411,412は、搬送直交方向Cの離隔距離が既知であり、用紙Pの搬送速度も既知であることから、CPU21は、各光学センサー411,412からの用紙Pの前端部Kのセンサー位置の通過検出が入力されると、二つの光学センサー411,412における用紙Pの前端部Kの検出タイミングの時間差から、搬送直交方向Cに対する用紙Pの前端部Kの傾きを算出することができる。
そして、CPU21は、第一検出位置L1における第一検出部41と第二検出位置L2における第二検出部42の二回の用紙Pの前端部Kの傾きの検出により、用紙Pの二回の傾き補正動作を行うことができる。
図16は、画像形成システム100の機能的構成を示すブロック図である。
画像形成装置10は、CPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(RandomAccess Unit)13、記憶部14、給紙部15、画像読取部16、画像形成部17、操作表示部18、通信I/F(InterFace)19等を備える。既に説明した機能部については、説明を省略する。
ROM12は、不揮発性の半導体メモリー等により構成され、システムプログラム及びシステムプログラム上で実行可能な各種処理プログラムや、各種データ等を記憶する。
RAM13は、揮発性の半導体メモリー等により構成され、CPU11により実行される各種処理において、ROM12から読み出されたプログラム、入力若しくは出力データ、及び、パラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
通信I/F19は、NIC(Network Interface Card)やモデム等で構成され、後処理装置20やPCとの間でデータの送受信を行う。
前述したように、後処理装置20では、CPU21が、側端検出手段36の検出に基づいた用紙Pの側端部Sの搬送方向Fに対する傾き角度の取得と、傾き検出手段40の検出に基づいた用紙Pの前端部Kの搬送直交方向Cに対する傾き角度の取得とを実行するが、これらはいずれか一方を選択して実行される。
通信I/F28は、傾き検出手段40に基づく傾き角度の取得と側端検出手段36に基づく傾き角度の取得のいずれか一方を選択するための情報又は選択指令が外部から入力される。具体的には、画像形成装置10からの傾き検出手段40又は側端検出手段36の選択指令が入力される。
また、或いは、通信I/F28は、画像形成装置10から、用紙Pの画像Gが前端部K基準(図7参照)か、側端部S基準(図10参照)かを示す情報が入力される。この場合、CPU21は、前端部K基準の情報入力を受信した場合には傾き検出手段40に基づく傾き角度の取得を選択し、側端部S基準の情報入力を受信した場合には側端検出手段36に基づく傾き角度の取得を選択する。
なお、設定入力部26から入力された設定情報と通信I/F28から入力された情報又は選択指令とが存在する場合、いずれを優先適用すべきかが予め設定されており、CPU21は、優先適用の設定に従って、用紙Pの傾き角度の取得を実行する。
また、この設定入力部26により、側端検出手段36における測定距離dを任意に設定することができる。
以下、CPU21による傾き補正区間Rにおける傾き補正動作制御について図17及び図18のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
まず、CPU21は、傾き補正区間Rに対して用紙Pが搬送されている状態において、設定入力部26から入力された設定情報又は通信I/F28から入力された情報若しくは選択指令により、傾き検出手段40に基づく傾き角度の取得と側端検出手段36に基づく傾き角度の取得のいずれを選択すべきかを判定する(ステップS1)。
上記判定は、用紙Pの前端部Kが検出されるまで繰り返され、前端部Kが検出されると、CPU21は、二つの光学センサー411,412による用紙Pの前端部Kの検出タイミングの時間差を計測する。さらに、その時間差から、用紙Pの前端部Kの搬送直交方向Cに対する傾き角度を算出する(ステップS5:図12~図13参照)。
図18は傾き判定の処理を示すフローチャートである。
CPU21は、算出した用紙Pの傾き角度が予め定められた第一の閾値を超えるか否かを判定する(ステップS41)。
図19に示すように、最大90°までの範囲で用紙Pに傾きが生じると、その搬送直交方向Cの幅Iが大きくなる。この搬送直交方向Cの幅Iが大きすぎると、搬送経路に詰まりを生じて搬送することができなくなる。従って、搬送経路に詰まりを生じ得る傾き角度に傾き補正手段37が可能とする最大補正角度を加えた角度(或いは、この角度に余裕を持たせるために余裕分を減じた値としても良い)を第一の閾値として定めている。
算出した用紙Pの傾き角度が第一の閾値を超えなければ、補正手段37の傾き補正により、搬送直交方向Cの幅Iが搬送経路を通過可能な範囲に収まるので、そのまま、用紙Pの搬送を継続することが可能である。
そして、CPU21は、用紙Pの搬送が出来ないことを示すエラー報知を行う(ステップS45)。即ち、CPU21は、後処理装置20が備える、図示しない表示手段や警告音発生手段により、ユーザーに用紙Pの搬送が出来ないことを示すエラー報知を行う。また、画像形成装置10側にエラー報知の通知を行い、操作表示部18で報知を行っても良い。
そして、傾き判定の処理を終了する。なお、この場合には、傾き補正動作制御も中止状態となる。
前述したように、傾き補正手段37は能力的に最大補正角度が決まっている。従って、これを超える傾き角度で用紙Pに傾きが生じている場合には、図20に示すように、画像Gの四辺の縁に合わせてその周囲Eを適正にカットすることができない。従って、傾き補正手段37の能力に基づく最大補正角度(或いは、この角度に余裕を持たせるために余裕分を減じた値としても良い)を第二の閾値として定めている。
算出した用紙Pの傾き角度が第二の閾値を超えなければ、補正手段37の傾き補正により、用紙Pの前端部Kを搬送直交方向Cに平行となるように補正することができ、画像Gの四辺の縁に合わせてその周囲Eを適正にカットすることが可能である。
つまり、算出した用紙Pの傾き角度に応じた回転数差で傾き補正手段37の対をなすローラ371,372と対をなすローラ373,374の回転駆動を行い、用紙Pをその平面に垂直となる軸回りに旋回させる。
上記判定は、用紙Pの前端部Kが検出されるまで繰り返され、前端部Kが検出されると、CPU21は、二つの光学センサー421,422による用紙Pの前端部Kの検出タイミングの時間差を計測する。さらに、その時間差から、用紙Pの前端部Kの搬送直交方向Cに対する傾き角度を算出する(ステップS13:図14参照)。
この制御を図21の例により説明する。図21に示すように、第一検出部41による一回目の検出に基づく傾き角度が5°であった場合、一回目の傾き補正では、テーブルデータを参照して、5°の傾き補正が行われる回転数差で傾き補正手段37の対をなすローラ371,372と対をなすローラ373,374の回転駆動を行い、用紙Pの傾き補正が行われる。
そのように傾き補正が行われた用紙Pに対して、第二検出部42による二回目の検出に基づく傾き角度が0.5°であった場合、一回目の傾き補正では、実際には、4.5°しか補正しなかったことが分かる。
つまり、用紙Pに対して傾き補正手段37は、目標とする5°の角度補正値に対して実際には4.5°しか補正できないので、二回目の傾き補正では、これを考慮して、0.5°×5/4.5=0.56°が目標値となるように修正する。テーブルデータを参照して、0.56°の傾き補正が行われる回転数差で傾き補正手段37の対をなすローラ371,372と対をなすローラ373,374の回転駆動を行い、用紙Pの傾き補正が行われる。
これにより、用紙Pは、実際は0.5°の傾き補正が行われ、傾き角度をほぼ0°とすることができる。
上記判定は、用紙Pの側端部Sが検出されるまで繰り返され、側端部Sが検出されると、CPU21は、一回目の傾き検出として、測定距離dの間、側端検出手段36による用紙Pの側端部Sの検出を継続する(ステップS19)。
そして、CPU21は、測定距離dにおける側端部Sの位置変化から、搬送方向Fに対する側端部Sの傾き角度を算出する(ステップS21)。
傾き判定において、算出された用紙Pの傾き角度が第一の閾値及び第二の閾値を超えないと判定された場合には、CPU21は、傾き補正手段37による一回目の傾き補正動作を実行する(ステップS25)。
そして、CPU21は、二回目の傾き検出の測定距離dにおける側端部Sの位置変化から、搬送方向Fに対する側端部Sの傾き角度を算出する(ステップS29)。
この場合も、二回目の傾き補正動作は、二回目の傾き検出に基づく傾き角度のみに基づいて傾き補正手段37による補正を行っても良いが、一回目の傾き検出と二回目の傾き検出の双方を考慮して傾き補正手段37による補正を行っても良い。
その場合も、図21の例と同様にして二回目の傾き補正が行われる。
さらに、この状態において、側端検出手段36により、用紙Pの側端部Sの搬送直交方向Cにおける位置を改めて検出する(ステップS33)。即ち、用紙Pの側端部Sが搬送方向Fに平行な状態である場合に、用紙Pの側端部Sの搬送直交方向Cにおける位置を正確に検出することが可能となるからである。
この際に、検出された用紙Pの側端部Sの搬送直交方向Cにおける位置は、RAM23又は記憶部24に記憶され、断裁モードに応じたカット装置30による断裁動作制御において、用紙Pの側端部Sから搬送直交方向Cについて規定距離となる位置で搬送方向Fに沿ってカットを行う場合に利用される。
なお、CPU21は、傾き補正動作制御完了後は、断裁モードに応じたカット装置30による断裁動作制御を実行する。
上述した画像形成システム100の後処理装置20は、CPU21が、傾き検出手段40の検出に基づく用紙Pの傾き量に応じて、傾き補正手段37により用紙Pの傾き補正動作を行ってからカット装置30によりカットを行うように制御する。
このため、用紙Pの前端部Kの搬送直交方向Cに対する傾きを十分低減することが可能となる。これにより、画像形成装置10において、用紙Pの前端部Kを基準として画像形成が行われた場合に、画像Gの周囲Eに沿ってカットを行うことができ、カットの成果物の品質の向上を図ることが可能となる。また、後処理装置20に画像読取装置及び画像を解析するための画像データメモリ、演算素子等が不要となり、装置コストを大幅に低減することが可能となる。
このため、用紙Pの側端部Sの搬送方向Fに対する傾きを十分低減することが可能となる。これにより、画像形成装置10において、用紙Pの側端部Sを基準として画像形成が行われた場合に、画像Gの周囲Eに沿ってカットを行うことができ、カットの成果物の品質の向上を図ることが可能となる。また、この場合も、装置コストを大幅に低減することが可能となる。
このため、画像形成装置10において、用紙Pの前端部Kを基準として画像形成が行われた場合と用紙Pの側端部Sを基準として画像形成が行われた場合のそれぞれに対応して用紙Pの傾き補正を行うことが可能となる。
また、後処理装置20は、通信I/F28を備えるので、画像形成装置10等の外部から入力される情報又は選択指令に基づいて、傾き検出手段40と側端検出手段36とを選択することができる。このため、画像形成装置10等の外部装置との連携を図って、適正な選択を行うことが可能となる。
さらに、これに伴って、CPU21は、第一検出部41の検出に基づいて一回目の傾き補正動作を行い、第二検出部42の検出に基づいて二回目の傾き補正動作を行うため、一回目の傾き補正動作で十分な補正が行われなかった場合でも、二回目の補正でこれを解消することができ、より効果的に用紙Pの傾きを低減することが可能となる。
このため、一回目の傾き補正において生じる補正誤差を解消するように二回目の傾き補正を行うことが可能となり、より効果的に用紙Pの傾きを低減することが可能となる。
特に、測定距離dは、設定入力部26により、任意に設定することができるので、適正な範囲でより短い値に設定することにより、さらなる装置の小型化を実現することが可能となる。
このため、用紙Pの側端部Sが搬送方向Fに平行となる状態で用紙Pの側端部Sの位置を検出するので、当該側端部Sの位置をより正確に取得することができ、搬送方向Fに沿ってカットを行う場合に、搬送直交方向Cについてより正確な位置でカットを行うことが可能となる。
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施形態では、前述した傾き補正手段37とは異なる構成からなる傾き補正手段37Aを例示する。なお、この傾き補正手段37Aは、傾き補正手段37と同じ配置で後処理装置20に適用することが可能である。
図示のように、傾き補正手段37Aは、用紙Pの搬送方向Fの上流側の一対のローラ371A,372Aと下流側の一対のローラ373A,374Aとを備えている。一対のローラ371A,372Aは、搬送される用紙Pを表裏で挟むように配置されている。また、一対のローラ373A,374Aも同様である。
また、上流側の一対のローラ371A,372Aは、ローラ間を互いに離隔させる図示しないアクチュエーターを備えており、CPU21は、当該アクチュエーターも制御することができる。
この下流側の一対のローラ373A,374Aのニップ部Nに用紙Pの前端部Kを突き当てるように上流側の一対のローラ371A,372Aが搬送すると、用紙Pが傾いている場合に、搬送直交方向Cにおける奥側と手前側とで異なる大きさで撓みを生じ、その前端部Kは、ニップ部Nに突き当てられて搬送直交方向Cに平行な状態となる。
そして、この状態で下流側の一対のローラ373A,374Aによる用紙Pの搬送を開始すると、用紙Pの前端部Kが搬送直交方向Cに平行な状態で送られる。また、仮にニップ部Nまで前端部Kが完全に到達していない場合でも、下流側の一対のローラ373A,374Aの搬送を開始することで前端部Kがニップ部Nに入り込み、搬送直交方向Cに平行な状態となって搬送される。
この状態で、上流側の一対のローラ371A,372Aが離隔して用紙Pを解放すると、前端部Kが搬送直交方向Cに平行な状態を維持して用紙Pの撓みが解消される。
従って、用紙Pの前端部Kを搬送直交方向Cに平行な状態に補正して搬送を再開することができる。
なお、上流側の一対のローラ371A,372Aの離隔による用紙Pの解放動作は、必須ではなく、解放しないでそのまま搬送しても、用紙Pの前端部Kは搬送直交方向Cと平行な状態を維持して搬送させることは可能である。従って、傾き補正手段37Aにおいて、上流側の一対のローラ371A,372Aのローラ間を互いに離隔させるアクチュエーターを有することが好ましいが、必須ではない。
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。この第3の実施形態では、前述した傾き補正手段37とは異なる構成からなる傾き補正手段37Bを例示する。なお、この傾き補正手段37Bは、傾き補正手段37と同じ配置で後処理装置20に適用することが可能である。
図示のように、傾き補正手段37Bは、用紙Pの搬送方向Fの上流側の一対のローラ371B,372Bと、下流側の一対のローラ373B,374Bと、これらのローラ371B~374Bが形成する用紙Pの搬送経路内を塞ぐシャッター375Bと、シャッター375Bの開閉動作を行う駆動部とを備えている。
一対のローラ371B,372Bは、搬送される用紙Pを表裏で挟むように配置されている。また、一対のローラ373B,374Bも同様である。
また、上流側の一対のローラ371B,372Bは、ローラ間を互いに離隔させる図示しないアクチュエーターを備えており、CPU21は、当該アクチュエーターも制御することができる。
また、シャッター375Bの駆動部は、例えば、シャッター375Bを搬送経路から外れるように移動させるモーター或いはソレノイド等のアクチュエーターからなり、CPU21によりその動作が制御される。
さらに、シャッター375Bを搬送経路から外れるように駆動部を制御してからローラ間を閉じて上流側の一対のローラ371B,372Bと下流側の一対のローラ373B,374Bとにより搬送を行うように各モーターを制御することにより、用紙Pの傾き補正動作を行う。
そして、シャッター375Bの当接面は搬送直交方向Cに平行に配置されているので、当該当接面に用紙Pの前端部Kを突き当てるように上流側の一対のローラ371B,372Bが搬送すると、用紙Pが傾いている場合、搬送直交方向Cにおける奥側と手前側とで異なる大きさで撓みを生じ、その前端部Kは、当接面に突き当てられて搬送直交方向Cに平行な状態となる。
この状態で、上流側の一対のローラ371B,372Bが離隔して用紙Pを解放すると、前端部Kが搬送直交方向Cに平行な状態を維持して用紙Pの撓みが解消される。
従って、シャッター375Bを搬送経路から外れるように退避されれば、用紙Pの前端部Kを搬送直交方向Cに平行な状態に補正して搬送を再開することができる。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る後処理装置及び画像形成システムの例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
20 後処理装置
21 CPU(制御装置)
25 用紙搬送部
26 設定入力部(選択入力部)
30 カット装置
31 FD断裁部
32 FD断裁部
33 CD断裁部
34 ミシン目断裁部
35 搬送ローラ
36 側端検出手段
37,37A,37B 傾き補正手段
40 傾き検出手段
41 第一検出部
42 第二検出部
100 画像形成システム
351,352 ローラ
371~374 ローラ
371B~374B ローラ
375B シャッター
411,412 光学センサー
421,422 光学センサー
C 搬送直交方向
D1 搬送路
E 周囲
F 搬送方向
G 画像
I 幅
28 通信I/F(通信部)
K 前端部
L1 第一検出位置
L2 第二検出位置
N ニップ部
P 用紙(シート)
R 傾き補正区間
S 側端部
d 測定距離
Claims (15)
- シートの搬送方向のカットと搬送直交方向のカットのいずれか一方又は両方のカットを行うカット装置と、
前記シートの搬送方向の前端部を搬送直交方向の複数個所で検出する傾き検出手段と、
前記シートの傾きを補正する傾き補正手段と、
前記傾き検出手段の検出に基づく前記シートの傾き量に応じて、前記傾き補正手段により前記シートの傾き補正動作を行ってから前記カット装置によりカットを行うように制御する制御装置と、を備え、
前記傾き検出手段は、第一検出位置で検出を行う第一検出部と、前記第一検出位置よりも搬送方向下流側の第二検出位置で検出を行う第二検出部とを備え、
前記制御装置は、前記第一検出部の検出に基づいて一回目の傾き補正動作を行い、前記第一検出部の検出と前記第二検出部の検出とに基づいて二回目の傾き補正動作を行うように前記傾き補正手段を制御することを特徴とする後処理装置。 - 搬送直交方向について前記シートの側端部の位置を検出する側端検出手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
- 前記制御装置は、前記傾き検出手段と前記側端検出手段のいずれか一方を選択して、その検出に基づく前記シートの傾き量を求め、前記傾き補正手段により前記シートの傾き補正動作を行うことを特徴とする請求項2に記載の後処理装置。
- 前記傾き検出手段と前記側端検出手段のいずれか一方をユーザーが選択する選択入力部を備え、
前記制御装置は、前記選択入力部の選択に基づいて前記傾き検出手段と前記側端検出手段のいずれか一方を選択して、その検出に基づく前記シートの傾き量を求めることを特徴とする請求項3に記載の後処理装置。 - 前記傾き検出手段と前記側端検出手段のいずれか一方を選択するための情報又は選択指令が外部から入力される通信部を備え、
前記制御装置は、前記通信部に入力される前記情報又は前記選択指令に基づいて前記傾き検出手段と前記側端検出手段のいずれか一方を選択して、その検出に基づく前記シートの傾き量を求めることを特徴とする請求項3に記載の後処理装置。 - 搬送方向上流から、前記側端検出手段、前記傾き補正手段、前記傾き検出手段の順で配置したことを特徴とする請求項2から5までのいずれか一項に記載の後処理装置。
- シートの搬送方向のカットと搬送直交方向のカットのいずれか一方又は両方のカットを行うカット装置と、
搬送直交方向について前記シートの側端部の位置を検出する側端検出手段と、
前記シートの傾きを補正する傾き補正手段と、
前記側端検出手段の検出に基づく前記シートの傾き量に応じて、前記傾き補正手段により前記シートの傾き補正動作を行ってから前記カット装置によりカットを行うように制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、搬送される前記シートに対して、前記側端検出手段の検出と前記傾き補正手段による前記シートの傾き補正動作とを二回行い、一回目の前記側端検出手段の検出に基づいて一回目の傾き補正動作を行い、一回目の前記側端検出手段の検出と二回目の前記側端検出手段の検出とに基づいて二回目の傾き補正動作を行うように前記傾き補正手段を制御することを特徴とする後処理装置。 - 前記制御装置は、前記側端検出手段による規定の搬送距離の搬送における前記シートの側端部の位置検出により前記シートの傾き量を取得することを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の後処理装置。
- 前記カット装置は、前記シートの側端部から搬送直交方向について規定距離となる位置で搬送方向に沿ってカットを行い、
前記制御装置は、前記シートの傾き補正動作後に前記側端検出手段により前記シートの側端部の位置を検出し、前記カット装置によって前記搬送方向に沿ってカットを行うように制御することを特徴とする請求項2から8のいずれか一項に記載の後処理装置。 - 前記側端検出手段はラインセンサーであることを特徴とする請求項2から9のいずれか一項に記載の後処理装置。
- 前記制御装置は、前記シートの傾き量が予め定められた上限値を超える場合に、前記カット装置によるカットを行わないように制御することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の後処理装置。
- 前記制御装置は、前記シートの傾き量が予め定められた上限値を超える場合に、前記傾き補正手段による前記シートの傾き補正動作を行わないように制御することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の後処理装置。
- 前記傾き補正手段は、
搬送直交方向に並んだ二対のローラの回転量の差によりシートを回転させる回転補正手段であることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の後処理装置。 - シートの搬送方向のカットと搬送直交方向のカットのいずれか一方又は両方のカットを行うカット装置と、
前記シートの傾きを補正する傾き補正手段と、
前記傾き補正手段により前記シートの傾き補正動作を行ってから前記カット装置によりカットを行うように制御する制御装置と、
を備え、
前記傾き補正手段は、前記シートの搬送経路内を塞ぐシャッターと、前記シャッターの開閉動作を行う駆動部と、前記シャッターに対して前記シートを搬送する一対のローラとを備え、
前記制御装置は、閉鎖状態の前記シャッターに前記シートの先端部を突き当てるまで搬送し、前記一対のローラが前記シートを一旦解放してから前記シャッターを開放すると共に前記一対のローラにより搬送を行う前記シートの傾き補正動作を行うように前記傾き補正手段を制御することを特徴とする後処理装置。 - シートに画像を形成する画像形成装置と、
請求項1から14のいずれか一項に記載の後処理装置と、
を備える画像形成システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019180021A JP7392361B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | 後処理装置及び画像形成システム |
US17/009,229 US11070692B2 (en) | 2019-09-30 | 2020-09-01 | Post-processing apparatus and image forming system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019180021A JP7392361B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | 後処理装置及び画像形成システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021054608A JP2021054608A (ja) | 2021-04-08 |
JP7392361B2 true JP7392361B2 (ja) | 2023-12-06 |
Family
ID=75162346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019180021A Active JP7392361B2 (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | 後処理装置及び画像形成システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11070692B2 (ja) |
JP (1) | JP7392361B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005104640A (ja) | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Canon Electronics Inc | シート給送装置及画像読取装置及び画像形成装置 |
JP2011051686A (ja) | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2014019576A (ja) | 2012-07-24 | 2014-02-03 | Riso Kagaku Corp | 給紙装置 |
JP2016183039A (ja) | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 後処理装置及び画像形成システム |
JP2018090404A (ja) | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 株式会社リコー | 搬送装置、画像形成装置 |
JP2019048692A (ja) | 2017-09-11 | 2019-03-28 | コニカミノルタ株式会社 | 用紙処理装置、画像形成システム及びプログラム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3323758B2 (ja) * | 1996-10-15 | 2002-09-09 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及びそれを備えた画像読取装置及び画像形成装置 |
US20100110506A1 (en) * | 2008-11-06 | 2010-05-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image reading apparatus, image forming apparatus and method for image reading |
JP5721461B2 (ja) * | 2010-02-15 | 2015-05-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及びその制御方法 |
JP5595366B2 (ja) * | 2010-12-15 | 2014-09-24 | キヤノン株式会社 | 斜行補正装置及び画像形成装置 |
JP5691785B2 (ja) * | 2011-04-19 | 2015-04-01 | 株式会社リコー | スキュー補正装置、用紙処理装置及び画像形成システム |
-
2019
- 2019-09-30 JP JP2019180021A patent/JP7392361B2/ja active Active
-
2020
- 2020-09-01 US US17/009,229 patent/US11070692B2/en active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005104640A (ja) | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Canon Electronics Inc | シート給送装置及画像読取装置及び画像形成装置 |
JP2011051686A (ja) | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2014019576A (ja) | 2012-07-24 | 2014-02-03 | Riso Kagaku Corp | 給紙装置 |
JP2016183039A (ja) | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 後処理装置及び画像形成システム |
JP2018090404A (ja) | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 株式会社リコー | 搬送装置、画像形成装置 |
JP2019048692A (ja) | 2017-09-11 | 2019-03-28 | コニカミノルタ株式会社 | 用紙処理装置、画像形成システム及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021054608A (ja) | 2021-04-08 |
US11070692B2 (en) | 2021-07-20 |
US20210099595A1 (en) | 2021-04-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7583927B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5404323B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006335516A (ja) | シート斜行修正搬送装置と画像形成装置 | |
JP6106915B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム | |
US20070127964A1 (en) | Image forming apparatus | |
US8480079B2 (en) | Sheet reversing apparatus, image forming apparatus and sheet reversing method | |
JP7392361B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP6525938B2 (ja) | シート位置補正装置 | |
JP4424103B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2020088534A (ja) | 画像検査装置および画像形成システム | |
JP7415504B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP2010114817A (ja) | 画像読取装置、及び、画像読取装置の制御方法 | |
JP6319240B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム | |
JP7400420B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP6776542B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP7423950B2 (ja) | 読取装置及び画像形成システム | |
JP2012254875A (ja) | 記録材搬送装置および画像形成装置 | |
JP7435223B2 (ja) | 印刷装置ならびに印刷装置の制御方法および制御プログラム | |
CN111665696B (zh) | 图像形成装置及图像形成方法 | |
JP7234789B2 (ja) | 画像形成システム | |
JP6880819B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP6790538B2 (ja) | 用紙傾き矯正装置および画像形成装置 | |
JP2006126326A (ja) | 画像形成装置 | |
US20200174716A1 (en) | Image forming apparatus, image forming system, and image position correction method | |
JP6766588B2 (ja) | 画像読取装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220819 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230530 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230815 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231013 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231024 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7392361 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |