JP2014031826A - シフト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフトポジションを運転者が直感的に把握することができるシフト装置を提供する。
【解決手段】シフト装置10は、複数方向に操作可能なシフトレバー11を各操作位置に操作して、シフトポジションを切り替える。シフト装置10は、シフトレバー11が駆動系の操作位置(「D」、「R」)に操作されると、シフトレバー11を駆動系の操作位置(「D」、「R」)に保持するとともに、シフトレバー11が非駆動系の操作位置(「N」)に操作されると、シフトレバー11を非駆動系の操作位置(「N」)からホーム「H」位置に復帰させる節度機構20を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、シフトポジションを切り替える際に操作されるシフト装置に関する。
従来、車両には、シフトポジションを切り替える際に操作されるシフト装置が搭載されている。そして、装置の小型化や操作性の向上を目的として、シフトバイワイヤが採用されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシフトバイワイヤでは、シフトレバーが各操作位置に操作されると、シフトレバーの操作位置に対応する電気信号を駆動装置に出力して、シフトポジションを切り替えることで駆動モードを変更する。シフトバイワイヤは、シフトレバーが各操作位置に操作された後、シフトレバーから手を離すと、シフトレバーが中立位置に自動で復帰するモーメンタリ式であるものが多い。
特開2006−349016号公報
ところで、上記のモーメンタリ式のシフトバイワイヤでは、シフトレバーが各操作位置に操作された後に中立位置(ホーム「H」)に復帰するので、シフトレバーの位置からシフトポジションを把握することはできない。すなわち、シフトレバーは、シフトポジションが前進を意味するドライブ「D」や後進を意味するリバース「R」であってもシフトレバーの操作後にはシフトレバーは中立位置に位置する。そこで、シフトポジションを運転者が直感的に把握することができるシフト装置が求められている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シフトポジションを運転者が直感的に把握することができるシフト装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、複数方向に操作可能なシフトレバーを各操作位置に操作して、シフトポジションを切り替えるシフト装置において、前記シフトレバーが駆動系の操作位置に操作されると、前記シフトレバーを当該駆動系の操作位置に保持するとともに、前記シフトレバーが非駆動系の操作位置に操作されると、前記シフトレバーを当該非駆動系の操作位置から中立位置に復帰させる保持手段を備えることをその要旨としている。
同構成によれば、シフトレバーが駆動系の操作位置に操作された際に駆動系の操作位置に保持手段がシフトレバーを保持することで、シフトレバーが中立位置に戻らないので、シフトポジションを運転者が直感的に把握することができる。一方で、シフトレバーが非駆動系の操作位置に操作された際に非駆動系の操作位置から中立位置に保持手段がシフトレバーを復帰することで、駆動系のシフトポジションではないことを運転者が把握することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシフト装置において、前記非駆動系の操作位置への操作は、前記中立位置から1操作であって、前記駆動系の操作位置への操作は、前記中立位置から2操作以上であることをその要旨としている。
同構成によれば、駆動系の操作位置への操作が中立位置から2操作以上であるので、シフトレバーを誤って触ってしまったとしても簡単には駆動系の操作位置に操作されることを抑制することができる。また、非駆動系の操作位置への操作が中立位置から1操作であるので、シフトレバーの非駆動系の操作位置への操作とシフトレバーの駆動系の操作位置への操作とを運転者が区別することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のシフト装置において、前記駆動系の操作位置は、前記非駆動系の操作位置を経由した位置であることをその要旨としている。
同構成によれば、シフトレバーを駆動系の操作位置に操作する際には非駆動系の操作位置を経由する。このため、駆動系の操作位置への操作が誤って触る等によって中途半端であれば、非駆動系の操作位置への操作となり、駆動系の操作位置への操作と非駆動系の操作位置への操作とを運転者が区別することができる。また、駆動系の操作位置への操作後にはシフトレバーが当該操作位置に保持され、非駆動系の操作位置への操作後にはシフトレバーが当該操作位置から中立位置に復帰するので、シフトレバーの操作を更に把握することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシフト装置において、車両の起動時に、前記シフトレバーが中立位置に位置しているか否かを判定し、前記シフトレバーが中立位置に位置していない場合には前記シフトレバーの位置が異なることを報知することをその要旨としている。
同構成によれば、車両の起動時にシフトレバーが中立位置に位置していない場合にはシフトレバーの位置が異なることを報知するので、シフトレバーを運転者が中立位置に操作して、シフトレバーを意図して操作させることができる。なお、車両の起動時とは、エンジンが始動された、又は駆動モータが起動された状態である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシフト装置において、前記保持手段によって保持された前記シフトレバーを前記中立位置に復帰させる復帰手段を備えることをその要旨としている。
同構成によれば、シフトレバーを駆動系の操作位置に操作すると、保持手段によってシフトレバーが保持されるが、復帰手段によってシフトレバーが中立位置に復帰する。このため、シフトレバーを中立位置に復帰したい、例えば駐車した場合等に、シフトレバーを中立位置に復帰して、次回運転時にシフトレバーを駆動系の操作位置から中立位置に戻して操作する必要がなくなり、運転者の操作性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシフト装置において、駆動可能状態でない場合には、前記シフトレバーの前記駆動系の操作位置への操作を規制する規制手段を備えることをその要旨としている。
同構成によれば、駆動可能状態でない場合には、シフトレバーの駆動系の操作位置への操作を規制手段が規制する。このため、駆動可能状態でない場合にシフトレバーが駆動系の操作位置に操作されて駆動系の操作位置に保持されることを防止できる。
本発明によれば、シフト装置において、シフトポジションを運転者が直感的に把握することができる。
シフト装置のシフトパターンを示す図。 シフト装置の構造を示す斜視図。 シフト装置の保持機構を示す側面図。 シフト装置の規制機構を示す斜視図。 シフト装置の規制機構によるシフトレバーの操作解除状態を示す断面図。 シフト装置の規制機構によるシフトレバーの操作規制状態を示す断面図。 シフト装置の規制機構によるシフトレバーの操作規制状態を示す断面図。 シフト装置の復帰機構を示す斜視図。 シフト装置の復帰機構によるシフトレバーの保持解除を示す図。 シフト装置に掛かる制御装置の概略構成を示すブロック図。 シフト装置の制御装置による制御を示すフローチャート。 別例のシフト装置の復帰機構を示す斜視図。 別例のシフト装置の復帰機構によるシフトレバーの保持解除を示す図。 別例のシフト装置の復帰機構を示す図。 別例のシフト装置の復帰機構によるシフトレバーの保持解除を示す図。 別例のシフト装置の規制機構を示す図。 別例のシフト装置のシフトパターンを示す図。 別例のシフト装置のシフトパターンを示す図。 別例のシフト装置のシフトパターンを示す図。
以下、本発明に掛かるシフト装置を電気自動車に具体化したシフト装置の一実施形態について図1〜図11を参照して説明する。
図1に示されるように、シフト装置10は、車両の前後直線方向にシフトレバー11が操作されるストレート型であって、シフトレバー11が中立位置(ホーム「H」位置)から各操作位置に操作される。シフト装置10は、駐車時にパーキング「P」にシフトポジションを変更するパーキングスイッチ12がシフトレバー11とは別に設けられたシフトレイアウトとなっている。パーキングスイッチ12は、シフトレバー11の操作範囲の車両前側に設けられている。
シフト装置10のケース13の上面パネル14には、シフトレバー11が貫通する直線状のシフト孔15が形成されている。シフトレイアウトは、車両を前進させるシフトポジションに変更させるドライブ「D」位置がホーム「H」位置に対して車両後側に設けられている。また、車両を後進させるシフトポジションに変更させるリバース「R」位置がホーム「H」位置に対して車両前側に設けられている。そして、ホーム「H」位置とドライブ「D」位置との間と、リバース「R」位置とホーム「H」位置との間とには、動力が伝わらないシフトポジションに変更させるニュートラル「N」位置が設けられている。ホーム「H」位置からニュートラル「N」位置への操作は1操作である。一方、ホーム「H」位置からドライブ「D」位置への操作はニュートラル「N」位置を経由する2操作である。また、ホーム「H」位置からリバース「R」位置への操作はニュートラル「N」位置を経由する2操作である。ここで、ドライブ「D」位置とリバース「R」位置とが駆動系の操作位置に相当し、ニュートラル「N」位置が非駆動系の操作位置に相当する。
シフト装置10は、ドライブ「D」位置にシフトレバー11が操作された際には、シフトレバー11をドライブ「D」位置に保持する。また、シフト装置10は、リバース「R」位置にシフトレバー11が操作された際には、シフトレバー11をリバース「R」位置に保持する。一方、シフト装置10は、ニュートラル「N」位置にシフトレバー11が操作された際には、シフトレバー11をホーム「H」位置に復帰するモーメンタリ式である。
なお、ニュートラル「N」のシフトポジション及びパーキング「P」のシフトポジションへの選択は次のように行う。
シフトレバー11がホーム「H」位置にある場合には、シフトレバー11をニュートラル「N」位置に操作して一定時間保持することでニュートラル「N」のシフトポジションが選択される。また、シフトレバー11がドライブ「D」位置やリバース「R」位置にある場合には、シフトレバー11をホーム「H」位置に操作する、すなわちニュートラル「N」位置を通過することでニュートラル「N」のシフトポジションが選択される。
所定条件下でパーキングスイッチ12が操作することでパーキング「P」のシフトポジションが選択される。また、車両が起動状態において、図示しないパワースイッチを操作して電源ポジションをOFFにすることでパーキング「P」のシフトポジションが選択される。
図2に示されるように、シフト装置10には、シフトレバー11の軸方向中央に設けられた回転軸Pによって車両の前後方向にシフトレバー11が操作可能に設けられている。シフトレバー11の先端には、シフトノブ16が取り付けられている。運転者は、シフトノブ16を図中の矢印方向に操作することで、シフトレバー11を回転軸Pに対して回動操作する。また、シフトレバー11の基端と回転軸Pとの間の回転軸P方向の側面には、磁石18が設けられている。そして、この磁石18と対向する位置にホール素子等のシフト位置センサ19aが配置された基板19が設置されている。シフト位置センサ19aは、シフトレバー11の各操作位置と同じ個数である5個あり、各操作位置に対応した位置に配置されている。シフトレバー11の基端には、節度機構20を構成する節度ピン21が設けられている。シフト装置10の節度ピン21の対向する部分には、節度機構20を構成し、節度を付与する節度面を持つ節度部24が形成されている。なお、節度機構20が保持手段として機能する。
シフト装置10には、ドライブ「D」位置とリバース「R」位置とに保持されたシフトレバー11をホーム「H」位置に復帰させる復帰手段としての復帰機構30が設けられている。復帰機構30は、モータ31によって駆動される。
シフト装置10には、駐車時にブレーキペダルを踏んでいない状態において、シフトレバー11のドライブ「D」位置と、リバース「R」位置とへの操作を規制する規制手段としての規制機構40が設けられている。すなわち、シフト装置10は、駆動系の操作位置へシフトレバー11が操作されることを防止する。また、所定の車速以上で走行中に進行方向と逆方向となる操作が実施されることを防止する。
図3に示されるように、節度機構20は、シフトレバー11の先端に設けられたピン支持部22に付勢ばね23が挿入されるとともに、節度ピン21が挿入されている。節度ピン21は、付勢ばね23によってシフトレバー11から突出する方向に付勢されている。そして、節度ピン21が当接する節度部24の節度面25には、シフトレバー11がニュートラル「N」位置に操作された際にはホーム「H」位置に付勢ばね23の付勢力によって自動復帰する第1節度山25aがニュートラル「N」位置とホーム「H」位置との間に形成されている。また、節度面25には、シフトレバー11がドライブ「D」位置とリバース「R」位置とに操作された際にはドライブ「D」位置とリバース「R」位置とにそれぞれ保持する第2節度山25bがドライブ「D」位置とホーム「H」位置との間と、ホーム「H」位置とリバース「R」との間とに形成されている。そして、シフトレバー11をホーム「H」位置から各操作位置に操作した際に、これらの節度山25a,25bによって節度が付与される。
図4及び図5に示されるように、復帰機構30は、復帰機構30を駆動するモータ31と、モータ31の駆動力を伝達するギヤ32,33と、ギヤ32,33によって回動する回動軸部34と、回動軸部34に設けられる一対の当接腕35とを備える。モータ31の回転軸と、ギヤ32,33の回転軸と、回動軸部34の回転軸との軸方向は同一方向であって、シフトレバー11の回転軸Pと交差する方向である。シフトレバー11の基端側の回転軸Pと直交する両面には、当接腕35が当接することでシフトレバー11をホーム「H」位置に復帰させる当接部36が対向して突出している。当接部36は、当接腕35が当接した際にシフトレバー11を回動させるために下方へ傾斜して設けられている。当接部36は、シフトレバー11がドライブ「D」位置とリバース「R」位置とに位置した際に回動した当接腕35が当接する大きさに設定されている。例えば、図5に示されるように、シフトレバー11が節度機構20によってリバース「R」位置に保持された状態において、復帰機構30のモータ31が駆動すると、ギヤ32,33が回転して回動軸部34が回動される。そして、回動軸部34の回動によって回動した当接腕35がシフトレバー11の当接部36に当接して当接部36を下方へ押圧することで節度ピン21が第2節度山25bを乗り越えてシフトレバー11がホーム「H」位置へ回動する。
図6に示されるように、規制機構40は、シフトレバー11の回動軸方向の側面に対してロックユニット41が近接と離間とを行う。ロックユニット41は図示しないソレノイドによって移動される。ロックユニット41には、一対のプランジャ43を収容する収容部42が一対形成されている(図7、図8、図9参照)。収容部42には、付勢ばね44が収容され、付勢ばね44に付勢された状態で一対のプランジャ43がシフトレバー11側に突出して収容されている。一対のプランジャ43は、ロックユニット41がシフトレバー11に近接した際にシフトレバー11の回動方向において当接して、ドライブ「D」位置とリバース「R」位置とへのシフトレバー11の移動を規制する。一方、一対のプランジャ43は、ロックユニット41がシフトレバー11から離間した際にはシフトレバー11に当接せず、シフトレバー11の移動を規制しない。
図7に示されるように、規制機構40は、シフトレバー11の移動を規制しない場合には、ロックユニット41をシフトレバー11から離間した離間位置にソレノイドによって変位させ、一対のプランジャ43がシフトレバー11に当接しない状態とする。この規制解除状態では、シフトレバー11の各操作位置への移動が規制されない。
一方、図8に示されるように、規制機構40は、シフトレバー11の移動を規制する場合には、ロックユニット41をシフトレバー11に近接した近接位置にソレノイドによって変位させ、シフトレバー11がドライブ「D」位置とリバース「R」位置とに移動した際に一対のプランジャ43がシフトレバー11の回動方向の側面に当接する状態とする。この規制状態では、シフトレバー11のドライブ「D」位置とリバース「R」位置とへの移動が規制される。
また、図9に示されるように、規制機構40は、シフトレバー11がドライブ「D」位置又はリバース「R」位置に位置する状態で、ロックユニット41をシフトレバー11に近接した近接位置にソレノイドによって変位させると、プランジャ43がシフトレバー11の回転軸P方向の側面に当接する。すると、プランジャ43が付勢ばね44によってロックユニット41内に収容される。そして、シフトレバー11がニュートラル「N」位置又はホーム「H」位置に移動した際には、付勢ばね44の付勢力によってプランジャ43がロックユニット41から突出してシフトレバー11のドライブ「D」位置とリバース「R」位置とへの移動が規制される。よって、シフトレバー11とロックユニット41との衝突による破損を防止しながら、シフトレバー11の移動を規制することができる。
次に、シフト装置10による制御について図10及び図11を参照して説明する。
図11に示されるように、シフト装置10は、シフト位置を検出するシフト位置センサ19aと、パーキングスイッチの操作を検出するパーキングセンサ12aと、復帰機構30のモータ31と、規制機構40のソレノイド45とを備えている。シフト位置センサ19aとパーキングセンサ12aとは、シフトECU51に接続されている。シフト位置センサ19aは、シフトレバー11の操作位置を検出して、操作位置を出力する。パーキングセンサ12aは、パーキングスイッチ12が操作されたか否かを検出して、パーキングスイッチ12の操作有無を出力する。
シフトECU51は、シフト位置センサ19aの出力とパーキングセンサ12aの出力に基づいて駆動ECU52や制動ECU53等の各ECUに制御信号を出力する。シフトECU51は、車内LAN55を介して駆動ECU52と制動ECU53と車両ECU54との間で情報を入出力する。駆動ECU52は、図示しない駆動モータ等の駆動装置を制御する。制動ECU53は、図示しないパーキングブレーキ等の制動装置を制御する。車両ECU54は、車両の各種情報を取得し、各ECUに出力する。車両ECU54には、起動リレー56が接続されている。
電気自動車は、図示しないスタートスイッチが操作されることで、起動モードに変わりシフトポジションがドライブ「D」やリバース「R」になっている状態で、図示しないアクセルが踏み込まれると、駆動モータが駆動して車両を走らせることができる。
次に、前述のように構成されたシフトECU51によるシフト装置10の制御について図11を合わせて参照して説明する。
図11に示されるように、シフトECU51は、車両が起動されると、シフト装置10の制御を開始する。まず、シフトECU51は、規制機構40によるシフトレバー11の規制状態を解除する。すなわち、シフトECU51は、規制機構40のソレノイド45を駆動させる。このとき、ソレノイド45は、ロックユニット41がシフトレバー11から離間する方向に駆動される。そして、シフトECU51は、シフトレバー11がホーム「H」位置に位置しているはずであるが、シフトレバー11が操作されたおそれがあるので、シフトレバー11の操作位置を確認する。
シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置が「中立位置」以外であるか否かを判断する(ステップS1)。すなわち、シフトECU51は、シフト位置センサ19aから入力されるシフトレバー11の操作位置に基づいてシフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置以外であるか否かを判断する。シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置であると判断した場合(ステップS1:NO)には、シフトレバー11があるべき操作位置にあると判断してステップS4に移行する。
一方、シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置以外であるドライブ「D」位置やリバース「R」位置であると判断した場合(ステップS1:YES)には、シフトレバー11があるべき操作位置にないと判断して、シフトレバー11を「中立位置」に復帰させる(ステップS2)。すなわち、シフトECU51は、復帰機構30のモータ31を駆動させて当接腕35をシフトレバー11の当接部36に当接させる。当接腕35がシフトレバー11の当接部36に当接すると、シフトレバー11がホーム「H」位置に移動される。シフトECU51は、復帰機構30のモータ31を駆動させて当接腕35を当接部36に当接しない位置に戻す。
そして、シフトECU51は、上記の復帰動作によってシフトレバー11がホーム「H」位置に復帰したか否かを確認する。シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置が「中立位置」であるか否かを判断する(ステップS3)。すなわち、シフトECU51は、シフト位置センサ19aから入力されるシフトレバー11の操作位置に基づいてシフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置であるか否かを判断する。シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置以外であると判断した場合(ステップS3:NO)には、シフトレバー11があるべき操作位置にないと判断してステップS2に移行してシフトレバー11の復帰動作を再度行う。
一方、シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置であると判断した場合(ステップS3:YES)には、シフトレバー11があるべき操作位置にあると判断して、シフトレバー11の操作位置によるシフトポジションを有効とする(ステップS4)。すなわち、シフトレバー11の操作によってシフトポジションを変更できる。運転者は、シフトレバー11を操作してシフトポジションを走行可能なドライブ「D」やリバース「R」に変更する。
そして、シフトレバー11の操作位置が「中立位置」以外であるか否かを判断する(ステップS5)。すなわち、シフトECU51は、シフト位置センサ19aから入力されるシフトレバー11の操作位置に基づいてシフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置以外であるか否かを判断する。シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置以外であると判断した場合(ステップS5:YES)には、シフトレバー11が操作されたとして、シフトポジションを変更する(ステップS6)。シフトECU51は、シフトポジションに従って駆動ECU52に前進又は後進の制御信号を出力する。すなわち、シフトECU51は、シフトレバー11がドライブ「D」位置に操作されたと判断した場合には、シフトポジションをドライブ「D」に変更して、駆動ECU52に前進の制御信号を出力する。また、シフトECU51は、シフトレバー11がリバース「R」位置に操作されたと判断した場合には、シフトポジションをリバース「R」に変更して、駆動ECU52に後進の制御信号を出力する。
続いて、車両を走行後に停車させる際には、運転者はパーキングスイッチ12を操作して、シフトポジションをパーキング「P」に変更する。シフトECU51は、パーキングスイッチ12が操作されたか否かを判断する(ステップS7)。すなわち、シフトECU51は、パーキングセンサ12aから入力されるパーキングスイッチ12を操作した旨の操作信号の有無によって判断する。シフトECU51は、パーキングセンサ12aから操作信号がない場合(ステップS7:NO)には、パーキングセンサ12aから操作信号があるまで待機する。
一方、シフトECU51は、パーキングセンサ12aから操作信号がある場合(ステップS7:YES)には、シフトポジションをパーキング「P」に変更する。すなわち、シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置に限らず、シフトポジションをパーキング「P」に変更する。運転者が図示しないパーキングブレーキスイッチを操作すると、シフトECU51は、制動ECU53にパーキングブレーキを作動させる作動信号を出力して、パーキングブレーキを作動させる。
そして、シフトECU51は、シフトポジションがパーキング「P」に変更されたので、シフトレバー11がホーム「H」位置に戻されたか否かを確認する。シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置が「中立位置」以外であるか否かを判断する(ステップS8)。すなわち、シフトECU51は、シフト位置センサ19aから入力されるシフトレバー11の操作位置に基づいてシフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置以外であるか否かを判断する。シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置であると判断した場合(ステップS8:NO)には、シフトレバー11があるべき操作位置にあると判断してステップS11に移行する。
一方、シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置以外であるドライブ「D」位置やリバース「R」位置であると判断した場合(ステップS8:YES)には、シフトレバー11があるべき操作位置にないと判断して、シフトレバー11を「中立位置」に復帰させる(ステップS9)。すなわち、シフトECU51は、復帰機構30のモータ31を駆動させて当接腕35をシフトレバー11の当接部36に当接させる。当接腕35がシフトレバー11の当接部36に当接すると、シフトレバー11がホーム「H」位置に移動される。シフトECU51は、復帰機構30のモータ31を駆動させて当接腕35を当接部36に当接しない位置に戻す。
そして、シフトECU51は、上記の復帰動作によってシフトレバー11がホーム「H」位置に復帰したか否かを確認する。シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置が「中立位置」であるか否かを判断する(ステップS10)。すなわち、シフトECU51は、シフト位置センサ19aから入力されるシフトレバー11の操作位置に基づいてシフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置であるか否かを判断する。シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置以外であると判断した場合(ステップS10:NO)には、シフトレバー11があるべき操作位置にないと判断してステップS9に移行してシフトレバー11の復帰動作を再度行う。
一方、シフトECU51は、シフトレバー11の操作位置がホーム「H」位置であると判断した場合(ステップS10:YES)には、車両停止の操作があるか否かを判断する(ステップS11)。すなわち、シフトECU51は、運転者が停車させるつもりであるか、それとも走行させるつもりであるかを判断する。シフトECU51は、車両ECU54から起動リレー56のON信号があるか否かを判断する。シフトECU51は、起動リレー56のON信号がある場合には、車両停止の操作がないと判断して(ステップS11:NO)、シフトレバー11が再度操作されたか否かを確認するためにステップS5に移行する。
一方、シフトECU51は、起動リレー56のON信号がない場合には、車両停止の操作があると判断して(ステップS11:YES)、シフトレバー11の操作が必要ないので、規制機構40によってシフトレバー11を規制状態として処理を終了する。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)シフトレバー11が駆動系の操作位置(「D」、「R」)に操作された際に駆動系の操作位置(「D」、「R」)に節度機構20がシフトレバー11を保持することで、シフトレバー11がホーム「H」位置に戻らないので、シフトポジションを運転者が直感的に把握することができる。一方で、シフトレバー11が非駆動系の操作位置(「N」)に操作された際に非駆動系の操作位置(「N」)からホーム「H」位置に節度機構20がシフトレバー11を復帰することで、駆動系のシフトポジションではないことを運転者が把握することができる。
(2)駆動系の操作位置(「D」、「R」)への操作がホーム「H」位置から2操作であるので、シフトレバー11を誤って触ってしまったとしても簡単には駆動系の操作位置(「D」、「R」)に操作されることを抑制することができる。また、非駆動系の操作位置(「N」)への操作がホーム「H」位置から1操作であるので、シフトレバー11の非駆動系の操作位置(「N」)への操作とシフトレバー11の駆動系の操作位置(「D」、「R」)への操作とを運転者が区別することができる。
(3)シフトレバー11を駆動系の操作位置(「D」、「R」)に操作する際には非駆動系の操作位置(「N」)を経由する。このため、駆動系の操作位置(「D」、「R」)への操作が誤って触る等によって中途半端であれば、非駆動系の操作位置(「N」)への操作となり、駆動系の操作位置(「D」、「R」)への操作と非駆動系の操作位置(「N」)への操作とを運転者が区別することができる。また、駆動系の操作位置(「D」、「R」)への操作後にはシフトレバー11が当該操作位置に保持され、非駆動系の操作位置(「N」)への操作後にはシフトレバー11が当該操作位置からホーム「H」位置に復帰するので、シフトレバー11の操作を更に把握することができる。
(4)シフトレバー11を駆動系の操作位置(「D」、「R」)に操作すると、節度機構20によってシフトレバー11が保持されるが、復帰機構30によってシフトレバー11がホーム「H」位置に復帰する。このため、シフトレバー11をホーム「H」位置に復帰したい、例えば駐車した場合等に、シフトレバー11をホーム「H」位置に復帰して、次回運転時にシフトレバー11を駆動系の操作位置(「D」、「R」)からホーム「H」位置に戻して操作する必要がなくなり、運転者の操作性を向上させることができる。
(5)駆動可能状態でない場合には、シフトレバー11の駆動系の操作位置(「D」、「R」)への操作を規制機構40が規制する。このため、駆動可能状態でない場合にシフトレバー11が駆動系の操作位置(「D」、「R」)に操作されて駆動系の操作位置(「D」、「R」)に保持されることを防止できる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態では、復帰機構30のモータ31の回転軸と同じ方向に回転する回動軸部34に当接腕35を設けて、シフトレバー11の当接部36に当接させたが、モータ31の回転軸と異なる方向に回動軸部を設けた復帰機構を採用してもよい。
例えば、図12及び図13に示されるように、復帰機構60は、モータ31の回転軸と交差する方向に回転する一対の回動軸部63を備える。モータ31の回転軸には、一対のウォームギヤ61が設けられている。一対の回動軸部63は、シフトレバー11の回動方向においてシフトレバー11を挟むように設けられている。これら回動軸部63には、ウォームギヤ61と噛合するギヤ62が取り付けられている。一対のウォームギヤ61は、一対の回動軸部63のギヤ62を互いに異なる回転方向に回転させるようにねじ溝が形成されている。モータ31が駆動すると、ウォームギヤ61が回転してギヤ62とともに回動軸部63が回転することで回動軸部63の当接腕64が回転してシフトレバー11に設けられた当接部36に当接する。図13に示されるように、シフトレバー11が節度機構20によってリバース「R」位置に保持された状態において、復帰機構60のモータ31が駆動すると、ウォームギヤ61が回転して回動軸部63がシフトレバー11の回動方向において回動される。そして、回動軸部63の回動によって回動した当接腕64がシフトレバー11の当接部36に当接して当接部36を下方へ押圧することで節度ピン21が第2節度山25bを乗り越えてシフトレバー11がホーム「H」位置へ回動する。
例えば、図14及び図15に示されるように、復帰機構70は、モータ31の回転軸に固定されたウォームギヤ71と、ウォームギヤ71と直交して噛合する回転部72と、回転部72とともに回転する第1ギヤ73と、第1ギヤ73と噛合する第2ギヤ74とを備えている。第1ギヤ73には、第1ギヤ73と同方向に軸を持つ一対の第2ギヤ74が噛合されている。第2ギヤ74の回転軸には、カム75が取り付けられている。シフトレバー11の回動方向の側面には、回転したカム75が当接する一対の半球状の当接部76が設けられている。図15に示されるように、シフトレバー11が節度機構20によってリバース「R」位置に保持された状態において、復帰機構70のモータ31が駆動すると、ウォームギヤ71が回転して第1ギヤ73が回転して第2ギヤ74が回動される。そして、第2ギヤ74の回動によって回動したカム75がシフトレバー11の当接部76に当接して当接部76をホーム「H」側へ押圧することで節度ピン21が第2節度山25bを乗り越えてシフトレバー11がホーム「H」位置へ回動する。
・上記実施形態の規制機構40では、ソレノイドによってロックユニット41を移動させることでシフトレバー11を規制状態としたが、別の機構によってシフトレバー11を規制状態としてもよい。例えば、図16に示されるように、規制機構80は、モータ31の回転軸に取り付けられた第1ギヤ81と、この第1ギヤ81に噛合して回転する第2ギヤ82と、第2ギヤ82の回転軸方向に延出して設けられ、ウォームギヤ83が形成された回転軸部84と、回転軸部84に取り付けられてシフトレバー11の回動を規制するロック部材85とを備える。モータ31を駆動することで、ロック部材85がシフトレバー11に対して近接するとシフトレバー11の回動が規制され、ロック部材85がシフトレバー11に対して離間するとシフトレバー11の回動が規制されない。
・上記構成において、規制機構40,80を省略した構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、パーキングスイッチの操作があった場合(ステップS7:YES)に、シフトレバー11をホーム「H」位置に復帰させたが、シフトポジションをパーキングに設定しているので、シフトレバー11をホーム「H」位置に復帰させないでもよい。この場合、車両起動時にシフトレバー11をホーム「H」位置に復帰させる。
・上記構成において、車両の起動時にシフトレバー11がホーム「H」位置にない場合に運転者にシフトレバー11の位置が異なる旨を報知する報知手段、例えばスピーカや表示装置を設けてもよい。このようにすれば、シフトレバー11を運転者がホーム「H」位置に操作して、シフトレバー11を意図して操作させることができる。
・上記構成において、復帰機構30,60,70を省略した構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、シフトレバー11の操作位置を磁石18とシフト位置センサ19aとによって検出したが、回転軸Pの回転角等によって操作位置を検出してもよい。
・上記実施形態では、リバース「R」位置を車両前側に配置し、ドライブ「D」位置を車両後側に配置したが、ドライブ「D」位置を車両前側に配置し、リバース「R」位置を車両後側に配置してもよい。
・上記実施形態では、シフトレバー11を車両の前後方向に操作するストレート型としたが、シフトレバー11を車両の上下方向に操作するストレート型としてもよい。
・上記実施形態では、シフトレイアウトをストレート型としたが、異なるシフトレイアウトを適宜採用してもよい。なお、パーキングスイッチ12は上面パネル14の図中上側に位置する。例えば、図17に示されるように、ホーム「H」位置から図中の上下方向にニュートラル「N」位置が配置され、図中上側のニュートラル「N」位置から図中右側にドライブ「D」位置が配置され、図中下側のニュートラル「N」位置から図中左側にリバース「R」位置が配置される。なお、このシフトレイアウトは、車両の前後方向や上下方向に配置することが可能である。また、図18に示されるように、ホーム「H」位置から図中の左右方向にニュートラル「N」位置が配置され、図中右側のニュートラル「N」位置から図中下側にドライブ「D」位置が配置され、図中左側のニュートラル「N」位置から図中上側にリバース「R」位置が配置される。なお、このシフトレイアウトは、車両の前後方向や上下方向に配置することが可能である。さらに、図19に示されるように、ホーム「H」位置から図中の左側にニュートラル「N」位置が配置され、ニュートラル「N」位置から図中下側にドライブ「D」位置が配置され、ニュートラル「N」位置から図中上側にリバース「R」位置が配置される。なお、このシフトレイアウトは、車両の前後方向や上下方向に配置することが可能である。
・上記実施形態では、パーキングスイッチ12をシフトレバー11の操作範囲の車両の前側に設けたが、パーキングスイッチ12をシフトノブ16の上面等に設けてもよい。このようにすれば、シフトレバー11から手を離さず、シフトレバー11を操作することで、パーキング「P」のシフトポジションに変更することができる。
・上記実施形態では、ホーム「H」位置からドライブ「D」位置とリバース「R」位置とにシフトレバー11を操作する際に2操作としたが、1操作や3操作以上としてもよい。
・上記実施形態では、ホーム「H」位置からドライブ「D」位置とリバース「R」位置とにシフトレバー11を操作する際に、ニュートラル「N」位置を経由するシフトレイアウトを採用したが、ニュートラル「N」を経由しないシフトレイアウトを採用してもよい。
・上記実施形態では、パーキング「P」をパーキングスイッチ12に割り当てたが、シフトレバー11の操作位置としてパーキング「P」位置を設定してもよい。
・上記実施形態では、本発明を電気自動車に適用したが、ハイブリッド車やエンジン車等の他の自動車に適用してもよい。
10…シフト装置、11…シフトレバー、12…パーキングスイッチ、12a…パーキングセンサ、13…ケース、14…上面パネル、15…シフト孔、16…シフトノブ、17…ガイド部、18…磁石、19…基板、19a…シフト位置センサ、20…節度機構、21…節度ピン、22…ピン支持部、23…付勢ばね、24…節度部、25…節度面、25a…第1節度山、25b…第2節度山、30…復帰機構、31…モータ、32…ギヤ、33…ギヤ、34…回動軸部、35…当接腕、36…当接部、40…規制機構、41…ロックユニット、42…収容部、43…プランジャ、44…付勢ばね、45…ソレノイド、51…シフトECU、52…駆動ECU、53…制動ECU、54…車両ECU、55…車内LAN、56…起動リレー、P…回動軸。

Claims (6)

  1. 複数方向に操作可能なシフトレバーを各操作位置に操作して、シフトポジションを切り替えるシフト装置において、
    前記シフトレバーが駆動系の操作位置に操作されると、前記シフトレバーを当該駆動系の操作位置に保持するとともに、前記シフトレバーが非駆動系の操作位置に操作されると、前記シフトレバーを当該非駆動系の操作位置から中立位置に復帰させる保持手段を備える
    ことを特徴とするシフト装置。
  2. 請求項1に記載のシフト装置において、
    前記非駆動系の操作位置への操作は、前記中立位置から1操作であって、
    前記駆動系の操作位置への操作は、前記中立位置から2操作以上である
    ことを特徴とするシフト装置。
  3. 請求項1又は2に記載のシフト装置において、
    前記駆動系の操作位置は、前記非駆動系の操作位置を経由した位置である
    ことを特徴とするシフト装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のシフト装置において、
    車両の起動時に、前記シフトレバーが中立位置に位置しているか否かを判定し、前記シフトレバーが中立位置に位置していない場合には前記シフトレバーの位置が異なることを報知する
    ことを特徴とするシフト装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のシフト装置において、
    前記保持手段によって保持された前記シフトレバーを前記中立位置に復帰させる復帰手段を備える
    ことを特徴とするシフト装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のシフト装置において、
    駆動可能状態でない場合には、前記シフトレバーの前記駆動系の操作位置への操作を規制する規制手段を備える
    ことを特徴とするシフト装置。
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